JP2004021438A - 情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構、ユーザ操作履歴収集プログラムおよびユーザ支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザがパーソナルコンピュータに対して操作を行ったことをトリガにして、オペレーティングシステムは、画面データをキャプチャして、操作履歴データとして画面データを操作履歴記録部204に記録する。その結果、操作履歴記録部204には、時系列的な操作履歴データとしての画面データが順次記録される。ユーザは、パーソナルコンピュータにおいて障害が発生した場合、または、パーソナルコンピュータの操作に関して疑問が生じた場合等に、ユーザサポートセンタの要請に応じて、操作履歴記録部204に記録されている画面データをユーザサポートセンタに送る。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータなどのユーザが操作可能な情報処理装置に対するユーザによる操作履歴を取得するユーザ操作履歴収集機構およびユーザ操作履歴収集プログラム、ならびに、取得されたユーザ操作履歴を利用してユーザを支援するユーザ支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置のユーザを支援するためにユーザサポートセンタが設けられている。ユーザサポートセンタには、ユーザからの電話による問い合わせに対応する支援者が存在する。そして、例えば、支援者が、ユーザがどのような操作を行ったときに情報処理装置において障害が生じたのかを電話によって尋ね、障害が生じたときの情報処理装置の状態やユーザの操作状況を知る。支援者は、ユーザから聞いた情報にもとづいて障害の分析を行い、解析結果にもとづく回答をユーザに供給する。
【0003】
しかし、電話によってユーザから情報を収集するようなシステムでは、支援者は、ユーザが認識できる情報しか得ることができない。また、ユーザは、障害が生じたときの情報処理装置の状態やユーザの操作状況を覚えていないこともある。従って、電話によってユーザから情報を収集するようなシステムでは、支援者は、的確な分析を実行することができない場合がある。
【0004】
そこで、例えば特開平8−292986号公報に記載されているように、ユーザが情報処理装置に対する操作を行うと、操作に関するログ情報と操作時点における情報処理装置の内部状態を示す情報とをメモリに記憶する情報処理装置が提案されている。そして、ユーザは、情報処理装置において障害が発生したことを認識すると、情報処理装置内のメモリに記憶されている操作に関するログ情報と操作時点における情報処理装置の内部状態を示す情報とをユーザサポートセンタに送信する。ユーザサポートセンタの支援者は、送信されてきた情報にもとづいて障害の分析を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、支援者が、操作に関するログ情報と操作時点における情報処理装置の内部状態を示す情報とを入手しても、障害の原因を特定するには、操作に関する時系列的なログ情報を順次検討していかなくてはならない。その場合、支援者は、操作に関するログ情報と、各ログ情報に対応する情報処理装置の内部状態を示す情報とから、ユーザの操作状況を頭の中で再現して、再現結果にもとづいて障害の分析を行う必要がある。そのような分析作業は、支援者にとって負担が大きいので、支援者は効率的な障害分析作業をしづらいという課題がある。
【0006】
そこで、本発明は、ユーザが操作する情報処理装置で発生した障害の分析を、ユーザサポートセンタの支援者がより容易に行うことができる環境を提供できる情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構、ユーザ操作履歴収集プログラムおよびユーザ支援システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構は、ユーザ操作があったか否かを認識するユーザ操作認識手段と、ユーザ操作認識手段がユーザ操作があったことを認識した場合に、情報処理装置の表示部に表示されている画面を形成する画面データを記録手段に操作履歴データとして記録する履歴データ管理手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明による他の態様の情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構は、ユーザ操作があったか否かを認識するユーザ操作認識手段と、ユーザ操作認識手段がユーザ操作があったことを認識した場合に、ユーザ操作を示すデータを、ユーザ操作の対象のウィンドウを示すデータとともに記録手段に操作履歴データとして記録する履歴データ管理手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
ユーザ操作履歴収集機構は、履歴データ管理手段が、所定の条件に従って、記録手段に記録する操作履歴データを選別するように構成されていてもよい。また、ユーザ操作履歴収集機構は、記録手段に記録されている操作履歴データをサポートセンタ等の外部の機関に送信する送信手段を備えていてもよい。また、ユーザ操作履歴収集機構は、送信手段が、所定の条件に従って、送信する操作履歴データを選別するように構成されていてもよい。履歴データ管理手段または送信手段が選別処理を実行するように構成されている場合には、記録手段の容量を節減できたり、外部に機関に送信するデータ量を節減することができる。
【0010】
また、操作履歴データには、少なくとも、ユーザ操作にもとづくオペレーティングシステムの設定に関するデータと、ユーザ操作にもとづくアプリケーションプログラムの状態に関するデータとが含まれることが好ましい。それらのデータは、特に、障害の分析に役立つと考えられるからである。
【0011】
本発明によるユーザ操作履歴収集プログラムは、情報処理装置に、ユーザ操作があったか否かを認識する処理と、ユーザ操作があったことを認識した場合に、情報処理装置の表示部に表示されている画面を形成する画面データを記録手段に操作履歴データとして記録する処理とを実行させることを特徴とする。
【0012】
本発明による他の態様のユーザ操作履歴収集プログラムは、情報処理装置に、ユーザ操作があったか否かを認識する処理と、ユーザ操作があったことを認識した場合に、ユーザ操作を示すデータを、ユーザ操作の対象のウィンドウを示すデータとともに記録手段に操作履歴データとして記録する処理とを実行させることを特徴とする。
【0013】
本発明によるユーザ支援システムは、情報処理装置が、ユーザ操作があったか否かを認識するユーザ操作認識手段と、ユーザ操作認識手段がユーザ操作があったことを認識した場合に、情報処理装置の表示部に表示されている画面を形成する画面データを記録手段に操作履歴データとして記録する履歴データ管理手段と、記録手段に記録されている操作履歴データを、ユーザ操作の履歴情報をインターネットなどの通信ネットワークを介して収集する機関に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
本発明による他の態様のユーザ支援システムは、情報処理装置が、複数のウィンドウを同時に表示部に表示可能なオペレーティングシステムと、ユーザ操作があったか否かを認識するユーザ操作認識手段と、ユーザ操作認識手段がユーザ操作があったことを認識した場合に、ユーザ操作を示すデータを、ユーザ操作の対象のウィンドウを示すデータとともに記録手段に操作履歴データとして記録する履歴データ管理手段と、記録手段に記録されている操作履歴データを、ユーザ操作の履歴情報を通信ネットワークを介して収集する機関に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
情報処理装置における履歴データ管理手段が、所定の条件に従って、記録手段に記録する操作履歴データを選別するように構成されていてもよい。また、情報処理装置における送信手段が、所定の条件に従って、送信する操作履歴データを選別するように構成されていてもよい。
【0016】
サポートセンタには支援者が操作可能なオペレータ端末が設置され、オペレータ端末が、ユーザ操作の履歴情報を通信ネットワークを介して受信し、所定の条件に応じて、受信したユーザ操作の履歴情報を他の装置(センタ内のコンピュータ等や他のサポートセンタ)に転送するように構成されていてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるユーザ操作履歴収集機構を有する情報処理装置を含むユーザ支援システムの一例を示すシステム構成図である。図1に示すシステムでは、ユーザ101が操作する情報処理装置の一例であるパーソナルコンピュータ(ユーザ端末)201は、インターネット402に接続可能である。
【0018】
パーソナルコンピュータ201は、メモリに格納されたオペレーティングシステム(OS)、アプリケーションに従って動作するCPUおよび周辺装置等を含むが、図1では、ユーザ101が操作入力を行うためのキーボードやマウス等の入力装置202、OS203および操作履歴記録部204のみが示されている。OS203は、入力装置202に対してユーザ操作があった場合に、表示部(図示せず)に表示される表示画面の履歴をユーザ操作履歴に関する情報として操作履歴記録部204に記録する処理も実行する。
【0019】
すなわち、この実施の形態では、ユーザ操作があったか否かを認識するユーザ操作認識手段と、情報処理装置の表示部に表示されている画面を形成する画面データを記録手段(操作履歴記録部204)に操作履歴データとして記録する履歴データ管理手段とは、OS203で実現されている。また、記録手段に記録されている操作履歴データを外部の機関に送信する送信手段は、OS203の機能と、図1には示されていない通信のための周辺装置(モデム等)とで実現される。
【0020】
外部の機関の一例であるユーザサポートセンタ(以下、サポートセンタという。)301には、支援者(オペレータ)302が存在し、オペレータ302が操作するオペレータ端末303は、インターネット402に接続可能である。オペレータ302は、電話網又はインターネット401を介してユーザ101と通話を行う。また、オペレータ端末303は、パーソナルコンピュータ等で構成され、オペレータ302が操作する操作部および表示部を含み、パーソナルコンピュータ201から送信された表示画面の履歴およびユーザ操作履歴に関する情報を表示部に表示する機能を有する。なお、図1に示すシステムにおいて、電話網又はインターネット401におけるインターネットと、インターネット402とは同一のものである。
【0021】
次に、ユーザ操作履歴収集方法およびユーザサポート方法を、図2および図3のフローチャートと図4の説明図とを参照して説明する。図2は、ユーザサポート方法の全体的な処理の流れを示すフローチャートである。図3は、ユーザ操作履歴収集方法の一例を示すフローチャートである。図4は、操作履歴記録部204に記録されるデータの例を示す説明図である。
【0022】
ユーザ101がパーソナルコンピュータ201を起動すると、OS203が立ち上がる。OS203は、メモリ管理、入出力管理および画面表示管理を行うとともに、例えばユーザ101が入力装置202を介して入力した操作にもとづいてアプリケーションを起動する処理を行ったりするのであるが、この実施の形態で使用されるOS203は、さらに、入出力管理機能を介してユーザ操作を認識すると、そのときに表示部に表示されている画面を形成する画面データを取り込んで、操作履歴記録部204に記録する(ステップS1)。
【0023】
なお、操作履歴記録部204に記録される画面データは、ユーザ操作にもとづく画面変更がなされる前の画面についての画面データでもよいし、画面変更がなされた後の画面についての画面データでもよい。また、操作履歴記録部204は多数の画面データを記憶可能な容量を有するメモリであるが、新たに画面データを記録する領域が残されていない場合には、最新の画面データは、最旧の画面データに上書きされる。
【0024】
また、OS203は、ユーザ操作があったことを認識した場合に、その都度画面データを操作履歴記録部204に記録してもよいが、記録する画面データを選別してもよい。例えば、現在の状況に関連するユーザ操作に対応した画面データのみを記録する。具体例として、既に終了したアプリケーションに関する記録を消去し、現在動作しているアプリケーションに関するユーザ操作に対応した画面データのみを操作履歴記録部204に残す。
【0025】
図3は、ユーザ操作履歴収集方法の一例を示すフローチャートである。図3のフローチャートは、図2に示すステップS1の具体例でもある。図3に示す例では、OS203は、ユーザ操作がアプリケーション起動のための操作であることを認識すると、そのときの画面データを取り込んで、操作履歴記録部204に記録する(ステップS11,S15)。また、ユーザ操作がOS203またはパーソナルコンピュータ101自体の設定変更に関わる操作であることを認識すると、そのときの画面データを取り込んで、操作履歴記録部204に記録する(ステップS12,S15)。さらに、アプリケーション起動のための操作および設定変更に関わる操作以外の操作(例えばアプリケーション動作中におけるキー入力やマウス操作)を認識した場合にも(ステップS13,S14)、そのときの画面データを取り込んで、操作履歴記録部204に記録する(ステップS15)。
【0026】
一般的なパーソナルコンピュータは、例えば主記憶の一部に割り付けられているビデオメモリを有するので、OS203は、ステップS15において、ビデオメモリに格納されている画像データを読み出して操作履歴記録部204に記録する。
【0027】
すなわち、図4に示すように、ユーザがパーソナルコンピュータ201に対して操作を行ったことをトリガにして、OS203は、画面データをキャプチャして、操作履歴データとして画面データを操作履歴記録部204に記録する。その結果、操作履歴記録部204には、時系列的な操作履歴データとしての画面データが順次記録される。なお、図4には明示されていないが、各画面データは、記録されたときの時刻を示す時刻データとともに操作履歴記録部204に記録される。
【0028】
ユーザは、パーソナルコンピュータ201において障害が発生した場合、または、パーソナルコンピュータ201の操作に関して疑問が生じた場合等に(ステップS2)、電話網又はインターネット401を介してサポートセンタ301のオペレータ302に問い合わせる。オペレータ302は、例えば、ユーザ101から電話によって状況を把握する。そして、把握した状況にもとづいて、障害の原因を特定することを試みる。すなわち、初期分析を試みる(ステップS3)。初期分析では障害の原因の特定が困難な場合には、操作履歴データの送信をユーザに依頼する。
【0029】
ユーザは、依頼に応じて、パーソナルコンピュータ201を操作し、OS203に、操作履歴データを送信すべきことを伝える。すると、OS203は、操作履歴記録部204に記録されている操作履歴データとしての画面データを読み出して、画面データをインターネット402を介してサポートセンタ301のオペレータ端末303に送信する(ステップS4)。ここで、OS203は、操作履歴記録部204に記録されているすべての画面データを送信してもよいが、最新データを基準として所定時間前(例えば5分前)の画面データから最新の画面データまでを送信するようにしてもよい。
【0030】
オペレータ端末303は、送信されてきた操作履歴データとしての画面データを記憶部に格納する。そして、オペレータ302は、各画面データを順次オペレータ端末303の表示部に表示させる。オペレータ302は、表示部に表示されてる各画面データ、すなわちユーザ101がパーソナルコンピュータ201において操作を行ったときの画面データの遷移にもとづいて、パーソナルコンピュータ201の状況や障害の原因を分析する(ステップS5)。その後、ユーザに対して分析結果にもとづく対応策を伝える。ユーザは、オペレータ302から提供された対応策にもとづいて障害の解消や疑問の解消を図ることができる。
【0031】
以上に説明したように、この実施の形態では、パーソナルコンピュータ201は、ユーザ操作を認識すると、そのときに表示部に表示されている画面を形成する画面データを取り込んで操作履歴記録部204に記録する。なお、OS203には、パーソナルコンピュータ201に、ユーザ操作があったか否かを認識する処理と、ユーザ操作があったことを認識した場合にパーソナルコンピュータ201の表示部に表示されている画面を形成する画面データを操作履歴記録部204に操作履歴データとして記録する処理とを実行させる操作履歴収集プログラムが含まれている。
【0032】
従って、ユーザ101は、電話でパーソナルコンピュータ201の状況をオペレータ302に説明したり、単なるテキストでの操作履歴データをサポートセンタ301に送信する場合に比べて、パーソナルコンピュータ201の状況をより詳しくオペレータ302に伝達することができる。
【0033】
また、サポートセンタ301のオペレータ302は、操作履歴データとして、目視可能な画面データを入手することができる。従って、単なるテキストでの操作履歴データを入手する場合に比べて、ユーザが操作するパーソナルコンピュータ201の状況をより的確に把握することができる。よって、オペレータ302はユーザ101が操作するパーソナルコンピュータ201で発生した障害の解析をより容易に行うことができ、ユーザ101が遭遇している障害が解消されるまでの時間が短縮される。また、その結果、サポートコストの低減や、サポートセンタ301のサポート可能件数が増大するという効果が生ずる。
【0034】
なお、この実施の形態では、オペレータ302の要求に応じて、ユーザ101が操作履歴データの送信をパーソナルコンピュータ201に対して要求したが、パーソナルコンピュータ201が自動的に操作履歴データをサポートセンタ301に送信するようにしてもよい。例えば、ユーザ101が、OS203が提供するトラブル解決画面における所定のボタンをマウスで選択すると、OS203が、選択に応じて、サポートセンタ301のオペレータ端末303をインターネット402を介して接続し、操作履歴記録部204に記録されている操作履歴データを自動的に送信する。
【0035】
実施の形態2.
第1の実施の形態では、ユーザ操作に応じた画面データが操作履歴データとして記録されるので、操作履歴記録部204の容量が膨大になるおそれがある。そこで、操作履歴データとして、画面データではなく、ユーザ操作を示すデータ(テキストデータ)を操作履歴記録部204に記録するようにしてもよい。図5は、ユーザ操作を示すデータを操作履歴記録部204に記録する第2の実施の形態を説明するための説明図である。図6は、パーソナルコンピュータ201の表示部に複数のウィンドウが表示されている場合の各ウィンドウにおける操作例を示す説明図である。図7は、操作履歴記録部204に記録される操作履歴データの例を示す説明図である。なお、ユーザ支援システムの全体の構成は、図1に示された構成と同じである。
【0036】
図5および図6に示す例では、OS203は、まず、ユーザ操作に応じてアプリケーション1を起動し、アプリケーション1のウィンドウを開いた。そして、ユーザ101は、アプリケーション1に関して幾つかの文字入力操作を行った。図7に示すように、それらのユーザ操作に応じて、OS203は、通し番号およびアプリケーション1(ウィンドウ1)を示すアプリケーションID(ウィンドウID)とともに、ユーザ操作にもとづいてアプリケーション1が起動されたことおよびユーザ操作の内容を操作履歴記録部204に記録した。なお、アプリケーションIDは、OS203が適宜採番するコードであってもよいし、あらかじめ決められているコードであってもよい。
【0037】
次いで、OS203は、ユーザ操作に応じてアプリケーション2を起動し、アプリケーション2(ウィンドウ2)のウィンドウを開いた。図7に示すように、OS203は、通し番号およびアプリケーション2を示すアプリケーションIDとともに、アプリケーション2が起動されたことを操作履歴記録部204に記録した。
【0038】
さらに、OS203は、ユーザ操作に応じてアプリケーション1に関する機能Aのウィンドウを開き、ユーザ操作に応じて機能Aの設定をXXに変更し、ユーザ操作に応じて機能Aのウィンドウを閉じた。そして、図7に示すように、それらのユーザ操作に応じて、OS203は、通し番号およびアプリケーション1を示すアプリケーションIDとともに、ユーザ操作の内容を操作履歴記録部204に記録した。
【0039】
次に、OS203は、ユーザ操作に応じてOS設定のためのウィンドウを開き、ユーザ操作に応じてOSの設定をYYに変更した。そして、図7に示すように、それらのユーザ操作に応じて、OS203は、通し番号およびウィンドウ3を示すウィンドウIDとともに、ユーザ操作の内容を操作履歴記録部204に記録した。
【0040】
このように、この実施の形態では、操作履歴記録部204に、操作履歴データとともにウィンドウID(アプリケーションID)も併せて記録される。従って、サポートセンタ301のオペレータ302は、パーソナルコンピュータ201から操作履歴データを入手すると、ユーザ101が、どのアプリケーションに関する操作を行ったときに障害が生じたのかを認識することができる。なお、この実施の形態では、IDの付与に関して、OS203も1つのアプリケーションに分類される。
【0041】
また、この実施の形態では、OS203は、パーソナルコンピュータ201に、ユーザ操作があったか否かを認識する処理と、ユーザ操作を示すデータを、ユーザ操作の対象のウィンドウを示すデータとともに記録手段に操作履歴データとして記録する処理とを実行させるユーザ操作履歴収集プログラムを含む。
【0042】
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置のOSとして、一時に複数のアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションという。)を起動可能で、情報処理装置の表示部に、アプリケーションのそれぞれに対応した複数のウィンドウを表示できるものが普及している。そのようなOSを使用している場合に、単に操作に関するログ情報と操作時点における情報処理装置の内部状態を示す情報とを収集するだけでは、支援者は、どのアプリケーションを起動した場合に障害が生じたのか、および、どのアプリケーションに起因して障害が生じたのか等を解析しずらいという課題が残る。しかし、この実施の形態では、情報処理装置が複数のアプリケーションを同時起動できるOSを使用している場合に、テキストデータの操作履歴データを操作履歴記録部204に記録するようにしても、サポートセンタ301のオペレータ302が障害の解析を的確に行うことができる。
【0043】
なお、操作履歴データを記録するトリガとなるユーザ操作として、アプリケーションの起動操作、アプリケーションにおけ機能選択およびアプリケーションの終了操作といったアプリケーションプログラムの状態に関する操作と、アプリケーション動作中の操作(キー入力やマウス操作)と、設定情報の変更操作と、OS203の設定に関する操作とを例示したが、トリガとなるユーザ操作として、その他に、各種ドライバソフトウェアやネットワークに関する設定変更のユーザ操作などがある。また、ユーザ操作に応じて、パーソナルコンピュータ201のリソース(メモリやハードディスクドライブなど)の使用状況等も操作履歴記録部204に記録するようにしてもよい。
【0044】
また、操作履歴記録部204は多数の操作履歴データを記憶する容量を有するメモリであるが、新たに操作履歴データを記録する領域が残されていない場合には、最新の操作履歴データは、最旧の操作履歴データに上書きされる。
【0045】
また、OS203は、ユーザ操作があったことを認識した場合に、その都度操作履歴データを操作履歴記録部204に記録してもよいが、記録する操作履歴データを選別してもよい。例えば、現在の状況に関連するユーザ操作に対応した操作履歴データのみを記録する。具体例として、既に終了したアプリケーションに関する記録を消去し、現在動作しているアプリケーションに関するユーザ操作に対応した操作履歴データのみを操作履歴記録部204に残す。
【0046】
実施の形態3.
さらに、あらかじめ設定された所定の条件に従って、操作履歴記録部204に記録する操作履歴データを選別してもよい。例えば、図8に示すように、OS203に、操作履歴データを選別するためのフィルタ機能を持たせる。
【0047】
図9は、フィルタ機能のパラメータ(操作履歴データの操作履歴記録部204への記録を許可する所定の条件)をユーザ101に選択させるための画面表示例を示す説明図である。図9に例示する画面において、ユーザ101が、アプリケーションファイル名を入力し、選択ボタンを選択すると、入力されたアプリケーションファイル名が、すでに選択されたアプリケーションとして登録される。OS203は、登録されたアプリケーションに関するユーザ操作に対応する操作履歴データのみを操作履歴記録部204に記録する。すなわち、OS203は、すでに選択されたアプリケーションファイル名をパラメータとして、そのパラメータに合致する操作履歴データのみを操作履歴記録部204に記録する。
【0048】
なお、図9に例示した選択にもとづくフィルタ機能の実現は一例であって、他の手法によってフィルタ機能を実現してもよい。例えば、OS203は、フィルタ機能として、OS設定に関するユーザ操作に対応する操作履歴データのみを操作履歴記録部204に記録するように固定的に設定されていてもよい。また、アプリケーション動作中における文字入力等に対応する操作履歴データを操作履歴記録部204に記録しないように固定的に設定されていてもよい。
【0049】
また、OS203は、明らかにユーザ101のプライバシに関連する操作履歴データを操作履歴記録部204に記録しないようにしてもよい。プライバシに関連する操作履歴データとして、ユーザ101によって入力されたユーザ名、ユーザ101によって入力されたパスワード、ユーザ101によって入力されたメールアドレスリスト等がある。
【0050】
なお、ここでは、あらかじめ設定された所定の条件に従って、操作履歴記録部204に操作履歴データを記録する/しないを決定することによってフィルタ機能を実現したが、図10に示すように、OS203は、操作履歴記録部204にはすべてのユーザ操作に対応した操作履歴データを記録し、サポートセンタ301に送信するときに、あらかじめ設定された所定の条件に従って、操作履歴記録部204から操作履歴データを送信する/しないを決定することによってフィルタ機能を実現してもよい。
【0051】
また、図10に示すように送信する操作履歴データについての選別を行う場合に、操作履歴記録部204に操作履歴データを記録するか否かの選別(図8参照)も併用するようにしてもよい。その場合には、操作履歴記録部204に操作履歴データを記録する/しないを決定することによって操作履歴記録部204に記録されるデータ量を削減できるとともに、ある場合には特定の操作履歴データをサポートセンタ301に送信しないようにするといった使用方法を実現することができる。
【0052】
また、ここでは、OS203が、第2の実施の形態で用いられたテキストデータの操作履歴データに関してフィルタ機能が実現される例を説明したが、フィルタ機能は、操作履歴データとして画面データが用いられる第1の実施の形態に適用することもできる。第1の実施の形態では、操作履歴記録部204に記録されるデータ量が多いので、あらかじめ設定された所定の条件に従って、操作履歴記録部204に操作履歴データを記録する/しないを決定することによってフィルタ機能を実現することは、操作履歴記録部204に記録可能な操作履歴データの量を増やすために効果的である。
【0053】
なお、上記の各実施の形態では、操作履歴記録部204として用いられるメモリの種類に言及しなかったが、操作履歴記録部204として、マイクロコンピュータ201の主記憶を用いてもよいし、ハードディスクを用いてもよい。また、マイクロコンピュータ201に、操作履歴記録部204として専用に用いられる不揮発性メモリを搭載してもよいし、CD−Rなどの交換可能記憶媒体を操作履歴記録部204として用いてもよい。
【0054】
さらに、パーソナルコンピュータ201とは別の情報処理装置のメモリを操作履歴記録部204として用いてもよい。例えば、パーソナルコンピュータ201がLANによってサーバに接続されている場合には、サーバに操作履歴データを送信し、サーバに操作履歴データを保管させるようにしてもよい。
【0055】
また、上記の各実施の形態では、OS203が操作履歴データを操作履歴記録部204に記録したが、操作履歴データを操作履歴記録部204に記録する処理を実行するアプリケーションプログラムをパーソナルコンピュータ201に組み込み、そのアプリケーションプログラムが、上述した記録処理を実行するようにしてもよい。また、上記の各実施の形態では、情報処理装置としてパーソナルコンピュータ203を例にしたが、本発明を適用可能な装置はパーソナルコンピュータ203に限られず、ユーザ101の操作に応じて何らかの処理を実行する装置であれば、いずれの装置にも本発明を適用することができる。
【0056】
以上に説明したように、上記の各実施の形態では、操作履歴データとして画面データを操作履歴記録部204に記録したり、操作履歴データとともにアプリケーションIDまたはウィンドウIDも併せて操作履歴記録部204に記録するので、ユーザ101は、パーソナルコンピュータ201の状況をより詳しくオペレータ302に伝達することができる。また、サポートセンタ301のオペレータ302は、ユーザが操作するパーソナルコンピュータ201の状況をより的確に把握することができる。その結果、ユーザ101が操作するパーソナルコンピュータ201で発生した障害の解析をより容易に行うことができる。
【0057】
また、上記の各実施の形態によれば、操作履歴データにもとづいてアプリケーションソフトウェアの使用状況の調査を行うこともできる。例えば、操作履歴データを収集した者が、あるアプリケーションソフトウェアに対してユーザがどのような操作を行ったのかを調査することができる。例えば、ソフトウェアXに機能Aと機能Bとがある場合に、ソフトウェア開発者が機能Aの方が機能Bよりも頻繁に使われると考えて機能Aを方を呼び出しやすく設計したときに、実際にその通りになっているのか否か調査することができる。
【0058】
その他、収集した操作履歴データにもとづいて、ソフトウェアXが全体的にユーザに対して何段階の操作を要求するのかを調査したり、ソフトウェアXにおいてユーザが間違えやすい操作はどのような操作であるのかを調査することができる。例えば、ユーザがウィンドウを開いたが直ぐに目的のものではないと気付いてウィンドウを閉じたという履歴によって、間違えやすい操作はどのような操作であるのかを推測することができる。上記の各実施の形態では、操作履歴データとして画面データを操作履歴記録部204に記録したり、操作履歴データとともにアプリケーションIDまたはウィンドウIDも併せて操作履歴記録部204に記録するので、各調査を行う場合に、調査を容易に実行することができる。
【0059】
また、上記の各実施の形態において、オペレータ302が操作履歴データにもとづく分析を実行するのではなく、例えばオペレータ端末303から操作履歴データをサポートセンタ301内のコンピュータに転送し、コンピュータが分析処理を実行するようにしてもよい。そして、オペレータ302は、コンピュータから分析結果にもとづく対応策を入手するようにしてもよい。さらに、コンピュータが対応策を直接ユーザ1010のパーソナルコンピュータ201に送信するようにしてもよい。
【0060】
また、コンピュータの記憶装置またはコンピュータに接続されるデータベース、操作履歴データを蓄積するように構成してもよい。さらに、オペレータ端末303から操作履歴データを受信するデータベースを設け、そのデータベースに操作履歴データを蓄積するように構成してもよい。そのような構成によれば、コンピュータは、次回以降にユーザ101から送信された操作履歴データと過去の操作履歴データとを照らし合わせて、より適切な対応策を見いだすことができる。
【0061】
パーソナルコンピュータ201内の各構成要素に応じた複数のサポートセンタが存在する場合には、パーソナルコンピュータ201において操作履歴データを管理する手段(上記の各実施の形態ではOS203)は、適切なサポートセンタを選択して、選択されたサポートセンタに操作履歴データを送信するようにしてもよい。例えば、パーソナルコンピュータ201の製造者がTであって、アプリケーション1の供給者がSである場合に、アプリケーション1の動作中に障害が発生した場合には、操作履歴データを管理する手段は、供給者Sのサポートセンタに操作履歴データを送信する。
【0062】
また、一のサポートセンタにおける操作履歴データの分析の結果、他のサポートセンタに分析を依頼する方が容易と判断された場合には、一のサポートセンタが他のサポートセンタに操作履歴データを転送するようにしてもよい。例えば、製造者Tがユーザ101から操作履歴データを受信し、操作履歴データの分析の結果、アプリケーション1に関する分析が必要と判断した場合に、操作履歴データを、供給者Sのサポートセンタに転送する。
【0063】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構、ユーザ操作履歴収集プログラムおよびユーザ支援システムを、ユーザ操作があったことを認識した場合に、情報処理装置の表示部に表示されている画面を形成する画面データを記録手段に操作履歴データとして記録するように構成したので、ユーザが操作する情報処理装置で発生した障害の分析を支援者がより容易に行うことができる効果がある。
【0064】
また、情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構、ユーザ操作履歴収集プログラムおよびユーザ支援システムを、ユーザ操作があったことを認識した場合に、ユーザ操作を示すデータを、ユーザ操作の対象のウィンドウを示すデータとともに記録手段に操作履歴データとして記録するように構成したので、情報処理装置において複数のウィンドウが開いている場合でも、ユーザが操作する情報処理装置で発生した障害の分析を支援者がより容易に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザ支援システムの一例を示すシステム構成図である。
【図2】ユーザサポート方法の全体的な処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】ユーザ操作履歴収集方法の一例を示すフローチャートである。
【図4】操作履歴記録部に記録されるデータの例を示す説明図である。
【図5】第2の実施の形態を説明するための説明図である。
【図6】パーソナルコンピュータの表示部に複数のウィンドウが表示されている場合の各ウィンドウにおける操作例を示す説明図である。
【図7】操作履歴記録部に記録される操作履歴データの例を示す説明図である。
【図8】フィルタ機能を説明するための説明図である。
【図9】フィルタ機能のパラメータをユーザに選択させるための画面表示例を示す説明図である。
【図10】フィルタ機能の他の例を説明するための説明図である。
【符号の説明】
101 ユーザ
201 パーソナルコンピュータ
202 入力装置
203 オペレーティングシステム(OS)
204 操作履歴記録部
301 サポートセンタ
302 オペレータ(支援者)
303 オペレータ端末
Claims (15)
- ユーザが操作する情報処理装置におけるユーザ操作の履歴情報を収集するユーザ操作履歴収集機構であって、
ユーザ操作があったか否かを認識するユーザ操作認識手段と、
前記ユーザ操作認識手段がユーザ操作があったことを認識した場合に、前記情報処理装置の表示部に表示されている画面を形成する画面データを記録手段に操作履歴データとして記録する履歴データ管理手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構。 - ユーザが操作する情報処理装置であって複数のウィンドウを同時に表示部に表示可能な情報処理装置におけるユーザ操作の履歴情報を収集するユーザ操作履歴収集機構であって、
ユーザ操作があったか否かを認識するユーザ操作認識手段と、
前記ユーザ操作認識手段がユーザ操作があったことを認識した場合に、ユーザ操作を示すデータを、ユーザ操作の対象のウィンドウを示すデータとともに記録手段に操作履歴データとして記録する履歴データ管理手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構。 - 履歴データ管理手段は、所定の条件に従って、記録手段に記録する操作履歴データを選別する
請求項1または請求項2記載の情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構。 - 記録手段に記録されている操作履歴データを外部の機関に送信する送信手段を備えた
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構。 - 送信手段は、所定の条件に従って、送信する操作履歴データを選別する
請求項4記載の情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構。 - 外部の機関は、ユーザを支援するためのサポートセンタである
請求項4または請求項5記載の情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構。 - 操作履歴データには、少なくとも、ユーザ操作にもとづくオペレーティングシステムの設定に関するデータと、ユーザ操作にもとづくアプリケーションプログラムの状態に関するデータとが含まれる
請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置のユーザ操作履歴収集機構。 - 情報処理装置にユーザ操作の履歴情報を収集させるユーザ操作履歴収集プログラムであって、
前記情報処理装置に、
ユーザ操作があったか否かを認識する処理と、
ユーザ操作があったことを認識した場合に、前記情報処理装置の表示部に表示されている画面を形成する画面データを記録手段に操作履歴データとして記録する処理とを実行させる
ことを特徴とするユーザ操作履歴収集プログラム。 - 複数のウィンドウを同時に表示部に表示可能な情報処理装置にユーザ操作の履歴情報を収集させるユーザ操作履歴収集プログラムであって、
前記情報処理装置に、
ユーザ操作があったか否かを認識する処理と、
ユーザ操作があったことを認識した場合に、ユーザ操作を示すデータを、ユーザ操作の対象のウィンドウを示すデータとともに記録手段に操作履歴データとして記録する処理とを実行させる
ことを特徴とするユーザ操作履歴収集プログラム。 - ユーザが操作する情報処理装置におけるユーザ操作の履歴情報を通信ネットワークを介して収集する機関が、収集したユーザ操作の履歴情報にもとづいてユーザの支援を行うユーザ支援システムにおいて、
前記情報処理装置は、
ユーザ操作があったか否かを認識するユーザ操作認識手段と、
前記ユーザ操作認識手段がユーザ操作があったことを認識した場合に、前記情報処理装置の表示部に表示されている画面を形成する画面データを記録手段に操作履歴データとして記録する履歴データ管理手段と、
前記記録手段に記録されている操作履歴データを前記機関に送信する送信手段とを備えた
ことを特徴とするユーザ支援システム。 - ユーザが操作する情報処理装置におけるユーザ操作の履歴情報を通信ネットワークを介して収集する機関が、収集したユーザ操作の履歴情報にもとづいてユーザの支援を行うユーザ支援システムにおいて、
前記情報処理装置は、
複数のウィンドウを同時に表示部に表示可能なオペレーティングシステムと、
ユーザ操作があったか否かを認識するユーザ操作認識手段と、
前記ユーザ操作認識手段がユーザ操作があったことを認識した場合に、ユーザ操作を示すデータを、ユーザ操作の対象のウィンドウを示すデータとともに記録手段に操作履歴データとして記録する履歴データ管理手段と、
前記記録手段に記録されている操作履歴データを前記機関に送信する送信手段とを備えた
ことを特徴とするユーザ支援システム。 - 情報処理装置における履歴データ管理手段は、所定の条件に従って、記録手段に記録する操作履歴データを選別する
請求項10または請求項11記載のユーザ支援システム。 - 情報処理装置における送信手段は、所定の条件に従って、送信する操作履歴データを選別する
請求項10から請求項12のうちのいずれか1項に記載のユーザ支援システム。 - ユーザ操作の履歴情報を通信ネットワークを介して収集する機関は、ユーザを支援するためのサポートセンタである
請求項10から請求項13のうちのいずれか1項に記載のユーザ支援システム。 - サポートセンタには支援者が操作可能なオペレータ端末が設置され、
前記オペレータ端末が、ユーザ操作の履歴情報を通信ネットワークを介して受信し、
前記オペレータ端末は、所定の条件に応じて、受信したユーザ操作の履歴情報を他の装置に転送する
請求項14記載のユーザ支援システム。
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