JP2004020891A - 学習用教材 - Google Patents
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Abstract
【課題】手軽で、コストがかからず、また有る程度進んだ学習内容にも対処可能で、使用者自身の工夫を施す余地を設けることが出来る、ジグソーパズルを利用した学習用教材を提供することを提供すること。
【解決手段】列車を模した絵13内に日本語の単語を印刷した印刷欄11或いは単語を書き込むための記入欄12を有する複数枚のカード片の図形14と、収容袋を展開した図形15とを印刷した比較的薄い紙からなるシート10に、複数枚のカード片の図形14を互いに切り離してシート30を複数枚のカード片16に分割出来るように該図形14間に切り離し線17が設けられる。シート10を複数枚のカード片16に分割したとき、同時にカード片16の一側縁とこれと反対側の他側縁に連結凸部18、連結凹部19が形成される。
【選択図】 図1
【解決手段】列車を模した絵13内に日本語の単語を印刷した印刷欄11或いは単語を書き込むための記入欄12を有する複数枚のカード片の図形14と、収容袋を展開した図形15とを印刷した比較的薄い紙からなるシート10に、複数枚のカード片の図形14を互いに切り離してシート30を複数枚のカード片16に分割出来るように該図形14間に切り離し線17が設けられる。シート10を複数枚のカード片16に分割したとき、同時にカード片16の一側縁とこれと反対側の他側縁に連結凸部18、連結凹部19が形成される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジグソーパズル等のパズルを利用して学習が出来るように構成した学習用教材に関するもので、遊びを通して学習効果を高めることが期待可能な学習用教材に関する。
【0002】
【従来の技術】
小学校低学年の児童を対象とする学習用教材では、いかに飽きさせないように学習を継続させることが出来るか否かが重要となっている。すなわち、無理強いすることなく、遊びを通して自発的に学習をさせるようにし向けること(ゲーム感覚で学習をさせるようにし向けること)が重要で、これまでにも種々の工夫が施されている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】
最近では、特にコンピュータゲーム等を利用して学習効果を上げるようにした学習用教材が種々提案されているが、目を酷使する等の健康上の問題があると指摘されている。
【0004】
このような問題を解決するものとして、遊びを通して学習効果を高めることが期待出来る、教材用のジグソーパズルが提案されている(特開平7−328226号公報)。
【0005】
このジグソーパズルによれば、複数個のピースと、これらピースが載置される台紙とを有し、ピースの裏面と該ピースを載置する台紙上面の正規位置とに、表示が同一ではないが互いに関連する内容を印刷した学習用印刷面を備えた構成となっており、例えばピース裏面の学習用印刷面には一つの文字(例えば“あ”)が、また台紙上面の正規位置にある学習用印刷面には関連する別の文字(例えば“ア”)が印刷してあり、台紙側の文字を判読してからこれに関連する文字のあるピースを探すようにしてあり、コンピュータゲーム等を利用する場合に比して目を酷使する等の健康上の問題も少なく、また手軽で、何処でも学習することが出来る。
【0006】
しかし、ピースと台紙とが一体不可分の関係にあり、教材の簡素化、コストダウンを図る等のために台紙を省略することが出来ない問題が有る。また、ピースと台紙の学習用印刷面には同一ではないが互いに関連する内容を印刷し、ピースの学習用印刷面と台紙の学習用印刷面とを対比するようにしており、このため学習内容がひらがなとカタカナとの対比、それらの五十音の配列、九九、数の加減乗除、漢字の読み方、アルファベット、動植物の組み合わせ、地図、星座等の学習に限定されてしまう問題が有る。例えば、助詞の使い方を学習するような、ひらがなとカタカナとの対比等から進んだ学習用には適用することが困難である。さらに、ピースと台紙の学習用印刷面には既にひらがな、カタカナ等が印刷してあり、使用者自身、親、友人の名前等を書き込むことが出来るようになっておらず、使用者自身の工夫を施す余地がない問題も有る。
【0007】
従って、本発明の目的は、手軽で、コストがかからず、また有る程度進んだ学習内容にも対処可能で、使用者自身の工夫を施す余地を設けることが出来る、ジグソーパズルを利用した学習用教材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の学習用教材の発明によれば、複数枚のカード片を有し、各カード片に日本語等の単語、数字、学術記号等を印刷した印刷欄或いはこれら日本語等の単語、数字、学術記号等を書き込むための記入欄のいずれかを設け、また前記各カード片に互いに着脱可能に連結するための連結凸部、凹部を設けてなり、前記複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせ、連結凸部、凹部を介して互いに連結することにより、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなることを特徴とする。
【0009】
請求項1に記載の学習用教材の発明において、例えば、前記各カード片にそれぞれ背景の構成要素となる絵、図形等を設け、これら絵等によって背景が完成するように前記カード片を組み合わせたときに、前記カード片が正しく組み合わされて、前記連結凸部、凹部を介して前記カード片が互いに連結されるように構成するか、或いは、正しく組み合わせたときにのみ、前記各カード片が前記連結凸部、凹部を介して互いに連結されるように、前記各カード片に設けられる連結凸部、凹部の形状、形成位置等を互いに異ならせるようにする。
【0010】
また、請求項1に記載の学習用教材を助詞学習のための教材にするため、例えば、複数枚のカード片のうち、助詞に相当する単語を表現する助詞カード片に、その両面に印刷欄或いは記入欄を設け、助詞以外の単語を表現するその他の単語カード片に、その一方の面にのみ印刷欄或いは記入欄を設ける。この場合、例えば、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「は」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「わ」が印刷或いは記入され、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「を」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「お」が印刷或いは記入され、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「へ」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「え」が印刷或いは記入される。また、助詞カード片に、その両面に印刷欄、記入欄の他に絵、図形等を印刷し、助詞カード片以外の他の単語カード片に、印刷欄或いは記入欄が設けられた一方の面に前記絵、図形等を印刷することが出来る。
【0011】
また、複数枚のカード片を組み合わせる際の参考となる絵を印刷した参考シートを更に具備することが出来る。
また、上記目的を達成するため、請求項8に記載の別の学習用教材の発明によれば、シートに、日本語等の単語、数字、学術記号等を印刷した印刷欄或いはこれら日本語等の単語、数字、学術記号等を書き込むための記入欄のいずれかを有する複数枚のカード片の図形を印刷し、また複数枚のカード片の図形を互いに切り離すことが出来るように該図形間に切り離し線を設けて構成され、この切り離し線に沿って前記シートを分割することにより、前記印刷欄或いは記入欄を有する複数枚のカード片を形成し、また該複数枚のカード片どうしを互いに着脱自在に組み合わせるための連結凸部、凹部を各カード片に形成し、前記複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせ、前記連結凸部、凹部を介して互いに連結することにより、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなることを特徴とする。
【0012】
請求項8に記載の学習用教材の発明において、例えば、前記シートに、互いに分離された前記複数枚のカード片を収容する収容袋を構成する図形部分を、切り離し線を介して設けることが出来る。
【0013】
また、請求項8に記載の学習用教材を助詞学習のための教材にするため、例えば、前記シートに印刷された複数枚のカード片の図形部分のうち、助詞に相当する単語を表現する助詞カード片の図形部分に、該図形部分に相当するシートの両面の箇所に印刷欄或いは記入欄を設け、その他の単語カード片の図形部分に、該図形部分に相当するシートの一方の面の箇所にのみ印刷欄或いは記入欄を設ける。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す平面図、図2は複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせて文章を完成させた状態を示す平面図、図3はカード片どうしを連結するときの状態を説明する斜視図、図4は助詞カード片の表側“は”を上にした平面図、図5は図4の助詞カードを裏側“わ”が上になるように裏返した状態の平面図、図6、図7は図1の学習用教材と共に使用される参考シートの一例を示す部分平面図、図8はカード片を収容するための収容袋を示す斜視図で、展開状態から折り畳んで組み立てる状態を示している。
【0015】
図1乃至図5は、請求項8に記載の本発明の学習用教材を助詞学習用教材に適用した一実施例を示す。本実施例では、列車を模した絵13内に日本語の単語を印刷した印刷欄11或いは単語を書き込むための記入欄12を有する複数枚のカード片の図形14と、収容袋を展開した図形15とを印刷した比較的薄い紙からなるシート10を備える。
【0016】
シート10には、複数枚のカード片の図形14を互いに切り離してシート10を複数枚(図1では30枚)のカード片16に分割出来るように該図形14間に切り離し線17が設けられる。切り離し線17は、複数枚のカード片の図形14が印刷された領域に略格子状に設けられており、シート10の縦方向に延びる切り離し線17は、シート10を複数枚のカード片16に分割したとき、同時にカード片16の一側縁とこれと反対側の他側縁に連結凸部18、連結凹部19(図3参照)が形成されるように部分的に屈曲している。
【0017】
また、シート10の、カード片の図形14と収容袋を展開した図形15との間には、収容袋の図形15部分をカード片の図形14部分から切り離すための切り離し線20が設けられる。
【0018】
切り離し線17、切り離し線20に沿ってシート10を分割することにより、複数枚のカード片16と、展開した状態の収容袋21(図8参照。同図では展開した状態から折り畳んで組み立てる状態を図示してある。)とを形成する。
【0019】
複数枚のカード片16のうち、“は”、“を”、“へ”等の助詞に相当する単語を表現する助詞カード片16aは、略正方形状で、助詞以外の単語を表現する略長方形状の他の単語カード片16bよりもその左右幅が短く形成されていて、言葉と言葉をつなぐという助詞の働きを暗示させるようにしてある。
【0020】
助詞カード片16aは、その表面および裏面の列車を模した絵13(例えば赤色に着色されている)内に“は”、“を”、“へ”等の助詞を印刷した印刷欄11或いは“は”、“を”、“へ”等の助詞を自由に書き込むことが出来る記入欄12が設けられる。
【0021】
また、助詞以外の単語を表現する他の単語カード片16bは、その表面の列車を模した絵13(例えば青色に着色されている)内に“キッズ”、“はなび”、“みる”等の単語を印刷した印刷欄11或いはひとの名前を自由に書き込むことが出来る記入欄12が設けられる。
【0022】
助詞カード片16aの表面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“は”を印刷、記入した場合には、裏面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“わ”を印刷、記入する。また、助詞カード片16aの表面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“を”を印刷、記入した場合には、裏面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“お”を印刷、記入する。また、助詞カード片16aの表面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“へ”を印刷、記入した場合には、裏面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“え”を印刷、記入する。
【0023】
展開した状態の収容袋21には、糊代部分22と折れ線23とが設けられ(図8参照)、糊代部分22にのりを塗り、折れ線23を介して折り畳むことにより収容袋21を組み立てることが出来る。この収容袋21は、使用後、複数枚のカード片16(助詞カード片16aとその他の単語カード片16b)を紛失しないように収容するものである。
【0024】
複数枚のカード片16のなかから所望のカード片16を選択して文章となるように正しく組み合わせることは、低学年の児童にとって難しい場合があるので、本実施例では、シート10の他に、カード片16(助詞カード片16aとその他の単語カード片16b)を組み合わせる際の参考となる絵24を印刷した参考シート25(図6、図7参照)を備える。参考シート25には、この絵24の他に問題練習欄27が設けられる。この問題練習欄27には、空白欄26を有する助詞カード片16aに相当する図形部分を除いて、印刷欄11に相当する部分に、例えば、単語“キッズ”、“はなび”、“みる。”を既に印刷して正しい順序に並べた単語カード片16bの図形が印刷されており、空白欄26に助詞“は”、“を”記入するようになっている。
【0025】
次に本実施例の学習用教材の使用方法を説明する。
まず、シート10を切り離し線17、切り離し線20に沿って分割し、複数枚のカード片16と展開した状態の収容袋21とを形成する。そして、糊代部分22にのりを塗り、折れ線23を介して折り畳むことにより収容袋21を組み立てておく。
【0026】
参考シート25の絵24を参照しながら、複数枚のカード片16のなかから絵24の内容を表現するのにふさわしい単語カード片16bと、助詞カード片16aを選択し、これらを正しい順序に並べて組み合わせると、各カード片16の連結凸部18、連結凹部19を互いにはめ込むことが出来て、あたかも車両どうしが互いに連結されて列車を構成するようにパズルが完成すると共に正しい助詞を使った文章が完成する。
【0027】
単語カード片16b、助詞カード片16aが正しく組み合わないと、連結凸部18、連結凹部19を介して単語カード片16b、助詞カード片16aを互いに連結することが出来ず、これにより助詞の使い方が誤っていることを知ることが出来、助詞カード片16aを裏返して、単語カード片16b、助詞カード片16aを再度組み合わせて連結凸部18、連結凹部19を介して単語カード片16b、助詞カード片16aが互いに連結出来るように繰り返す過程で、正しい助詞の使い方を学ぶことが出来、学習効果を高めることが可能となる。
【0028】
例えば、単語“キッズ”の単語カード片16bと単語“はなび”の単語カード片16bとの間には助詞“は”の助詞カード片16aが入るが、この位置にこの助詞カード片16aを裏返して助詞“わ”を入れようとしても、助詞カード片16aと単語カード片16bの連結凸部18、連結凹部19が互いに噛み合わず、つなげることが出来ず、パズルを完成させることが出来ない。また、単語“はなび”の単語カード片16bと単語“みる。”の単語カード片16bとの間には助詞“を”の助詞カード片16aが入るが、この位置にこの助詞カード片16aを裏返して助詞“お”を入れようとしても、助詞カード片16aと単語カード片16bの連結凸部18、連結凹部19が互いに噛み合わず、つなげることが出来ず、パズルを完成させることが出来ない。また、単語“うみ”の単語カード片16bと単語“いく。”の単語カード片16bとの間には助詞“へ”の助詞カード片16aが入るが、この位置にこの助詞カード片16aを裏返して助詞“え”を入れようとしても、助詞カード片16aと単語カード片16bの連結凸部18、連結凹部19が互いに噛み合わず、つなげることが出来ず、パズルを完成させることが出来ない。
【0029】
単語カード片16b、助詞カード片16aを正しく組み合わせると、連結凸部18、連結凹部19を介して単語カード片16b、助詞カード片16aを互いに連結することが出来るので、これにより助詞の使い方が正しいことを知ることが出来る。すなわち、助詞「は」と「わ」、「を」と「お」、「へ」と「え」の使い分けを学ぶことが出来る。
【0030】
さらに、参考シート25中の練習問題欄27の空白欄26に助詞を書き込むことにより、助詞の反復練習が行え、学習効果を更に高めることが可能となる。
助詞カード片16a、単語カード片16bには、助詞、言葉(単語)が印刷されていない、記入欄12のみを設けたものがあるが、例えば、助詞カード16aの場合、印刷欄11を設けた助詞カード16aを紛失したときに、記入欄12を設けた助詞カード16aに助詞を書き込んで、紛失した助詞カード片16aの代用として使用し、また単語カード片16bの場合、記入欄12にひとの名前(使用者自身、両親、友人の名前等)を記入して、使用者自身の工夫を施した独自の単語カード片16bとして使用する。
【0031】
上記実施例の学習用教材では、使用前はシート10、参考シート25のみであり、嵩張らず、また使用に際してはシート10を切り離し線17、切り離し線20に沿って分割することにより、簡単に複数枚のカード片16(助詞カード片16a、単語カード片16b)と展開した状態の収容袋21とを形成することが出来る。使用時には、台紙等を全く必要とせず、参考シート25の絵24を参考としながらカード片16(助詞カード片16a、単語カード片16b)を正しく組み合わせると、カード片16どうしを連結凸部18、連結凹部19を介して互いにつなげることが出来ると共に、文章を完成させることが出来て、助詞の使い方を、パズルを通して自然に学習することが可能となる。使用後は、カード片16(助詞カード片16a、単語カード片16b)を収容袋21に収容することにより、カード片16の紛失を防ぐことが可能となる。
【0032】
本発明の学習用教材は、上記実施例に示したものに限定されるものではない。上記実施例では、助詞カード片16aの全てに赤色に着色した列車の絵13を設ける一方、単語カード片16bの全てに青色に着色した列車の絵13を設けてある場合を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、各カード片16にそれぞれ背景の構成要素となる絵、図形等を設け、これら絵等によって背景が完成するように前記カード片16を組み合わせたときに、カード片16が正しく組み合わされて、連結凸部18、連結凹部19を介してカード片16が互いに連結されるように構成してもよい。また、上記実施例では、各カード片16に設けられる連結凸部18、連結凹部19の形状、寸法、形成位置を同じにした場合を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、各カード片16に設けられる連結凸部18、連結凹部19の形状、寸法、形成位置等を互いに異ならせるようにしてもよい。
【0033】
ただ、上記実施例のように、助詞カード片16aの全てに赤色に着色した列車の絵13を設ける一方、単語カード片16bの全てに青色に着色した列車の絵13を設け、また各カード片16の連結凸部18、連結凹部19の形状、寸法、形成位置を同じにした場合、間違った組み合わせでも連結凸部18、連結凹部19を介してカード片16どうしを互いに連結することが可能となることがあるものの、これを回避するためには、印刷欄11中の単語の内容を理解してカード片16をつなげ、文章を完成させることが要求されるので、背景等のみでカード片16を組み合わせる場合に比して学習効果は大きいと考えられる。また、印刷欄11中の単語の内容を理解してカード片16を組み合わせることが困難なとき、例えば参考シート25の絵24の助けを借りればよく、途中で学習を投げ出すようなおそれを可及的に少なくすることが可能である。
【0034】
また、上記実施例では、助詞学習用教材に本発明を適用した場合を示したが、これに限定されず、例えば、英語の五文型(S+V、S+V+C等)の学習用教材、算数(9+1=10等)の学習用教材等、ひらがな、カタカナの五十音、九九等の学習に比して更に進んだ学習内容に対応することが可能である。
【0035】
また、“+”、“−”、“×”、“÷”、“=”等の記号は、例えば連結器のような図形中に描くようにしてもよい。
また、シート10に比較的薄い紙を使用した場合を示したが、これに限定されず、例えば厚紙を使用したり、紙以外の例えばプラスチックを使用してもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の本発明によれば、複数枚のカード片を有し、各カード片に印刷欄或いは記入欄のいずれかを設け、また前記各カード片に互いに着脱可能に連結するための連結凸部、凹部を設けて、複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせ、連結凸部、凹部を介して互いに連結することにより、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなるので、カード片(ピース)の他に台紙等を必要とせず、手軽で、コストがかからず、また有る程度進んだ学習内容にも対処可能で、使用者自身の工夫を施す余地を設けることが出来る。
【0037】
また、請求項2に記載の発明によれば、各カード片にそれぞれ背景の構成要素となる絵、図形等を設け、これら絵等によって背景が完成するようにカード片を組み合わせたときに、カード片が正しく組み合わされて、連結凸部、凹部を介して前記カード片が互いに連結されるように構成してあり、また請求項3に記載の発明によれば、正しく組み合わせたときにのみ、各カード片が連結凸部、凹部を介して互いに連結されるように、各カード片に設けられる連結凸部、凹部の形状、形成位置等を互いに異ならせるようにしてあるので、参考の絵の助けを借りずに、使用者(学習者)自身でカード片を正しく組み合わせることが可能となる。
【0038】
また、請求項4に記載の発明によれば、複数枚のカード片のうち、助詞に相当する単語を表現する助詞カード片に、その両面に印刷欄或いは記入欄を設け、助詞以外の単語を表現するその他の単語カード片に、その一方の面にのみ印刷欄或いは記入欄を設けるようにしてあるので、助詞の使い方を比較的容易に正しく学べる助詞学習用教材を提供することが可能となる。
【0039】
また、請求項5に記載の発明によれば、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「は」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「わ」が印刷或いは記入され、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「を」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「お」が印刷或いは記入され、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「へ」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「え」が印刷或いは記入されるので、正しい助詞を使用しないとカード片を互いにつなげることが出来ず(パズルが完成せず)、助詞「は」と「わ」、「を」と「お」、「へ」と「え」の使い分けを学ぶことが出来るようになる。
【0040】
また、請求項6に記載の発明によれば、助詞カード片に、その両面に印刷欄、記入欄の他に絵、図形等を印刷し、助詞カード片以外の他の単語カード片に、印刷欄或いは記入欄が設けられた一方の面に前記絵、図形等を印刷してあるので、参考の絵の助けを借りずに、使用者(学習者)自身で正しい助詞カード片を単語カード片間に配置して組み合わせることが可能となる。
【0041】
また、請求項7に記載の発明によれば、複数枚のカード片を組み合わせる際の参考となる絵を印刷した参考シートを更に具備するので、印刷欄中の単語の内容を理解してカード片を組み合わせることが困難なときでも、途中で学習を投げ出すようなおそれを可及的に少なくすることが可能である。
【0042】
また、請求項8に記載の本発明によれば、シートに、印刷欄或いは記入欄のいずれかを有する複数枚のカード片の図形を印刷し、また複数枚のカード片の図形を互いに切り離すことが出来るように該図形間に切り離し線を設けて構成され、この切り離し線に沿ってシートを分割することにより、印刷欄或いは記入欄を有する複数枚のカード片を形成し、また該複数枚のカード片どうしを互いに着脱自在に組み合わせるための連結凸部、凹部を各カード片に形成し、複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせ、連結凸部、凹部を介して互いに連結することにより、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなるので、上述した請求項1に記載の発明と同様の効果を奏する他に、使用前は1枚のシートであり、取り扱いが容易である。
【0043】
また、請求項9に記載の発明によれば、シートに、互いに分離された複数枚のカード片を収容する収容袋を構成する図形部分を、切り離し線を介して設けるので、収容袋を構成する図形部分を切り離して収容袋を組み立てておけば、カード片の紛失を防ぎ、後片づけが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせて文章を完成させた状態を示す平面図である。
【図3】カード片どうしを連結するときの状態を説明する斜視図である。
【図4】助詞カード片の表側“は”を上にした平面図である。
【図5】図4の助詞カードを裏側“わ”が上になるように裏返した状態の平面図である。
【図6】図1の学習用教材と共に使用される参考シートの一例を示す部分平面図である。
【図7】図1の学習用教材と共に使用される参考シートの一例を示す部分平面図である。
【図8】カード片を収容するための収容袋を示す斜視図で、展開状態から折り畳んで組み立てる状態を示している。
【符号の説明】
10 シート 11 印刷欄
12 記入欄 13 絵
14 カード片の図形 15 収容袋を展開した図形
16 カード片 16a 助詞カード片
16b 単語カード片 17 切り離し線
18 連結凸部 19 連結凹部
20 切り離し線 21 収容袋
22 糊代部分 23 折れ線
24 絵 25 参考シート
26 空白欄 27 問題練習欄
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジグソーパズル等のパズルを利用して学習が出来るように構成した学習用教材に関するもので、遊びを通して学習効果を高めることが期待可能な学習用教材に関する。
【0002】
【従来の技術】
小学校低学年の児童を対象とする学習用教材では、いかに飽きさせないように学習を継続させることが出来るか否かが重要となっている。すなわち、無理強いすることなく、遊びを通して自発的に学習をさせるようにし向けること(ゲーム感覚で学習をさせるようにし向けること)が重要で、これまでにも種々の工夫が施されている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】
最近では、特にコンピュータゲーム等を利用して学習効果を上げるようにした学習用教材が種々提案されているが、目を酷使する等の健康上の問題があると指摘されている。
【0004】
このような問題を解決するものとして、遊びを通して学習効果を高めることが期待出来る、教材用のジグソーパズルが提案されている(特開平7−328226号公報)。
【0005】
このジグソーパズルによれば、複数個のピースと、これらピースが載置される台紙とを有し、ピースの裏面と該ピースを載置する台紙上面の正規位置とに、表示が同一ではないが互いに関連する内容を印刷した学習用印刷面を備えた構成となっており、例えばピース裏面の学習用印刷面には一つの文字(例えば“あ”)が、また台紙上面の正規位置にある学習用印刷面には関連する別の文字(例えば“ア”)が印刷してあり、台紙側の文字を判読してからこれに関連する文字のあるピースを探すようにしてあり、コンピュータゲーム等を利用する場合に比して目を酷使する等の健康上の問題も少なく、また手軽で、何処でも学習することが出来る。
【0006】
しかし、ピースと台紙とが一体不可分の関係にあり、教材の簡素化、コストダウンを図る等のために台紙を省略することが出来ない問題が有る。また、ピースと台紙の学習用印刷面には同一ではないが互いに関連する内容を印刷し、ピースの学習用印刷面と台紙の学習用印刷面とを対比するようにしており、このため学習内容がひらがなとカタカナとの対比、それらの五十音の配列、九九、数の加減乗除、漢字の読み方、アルファベット、動植物の組み合わせ、地図、星座等の学習に限定されてしまう問題が有る。例えば、助詞の使い方を学習するような、ひらがなとカタカナとの対比等から進んだ学習用には適用することが困難である。さらに、ピースと台紙の学習用印刷面には既にひらがな、カタカナ等が印刷してあり、使用者自身、親、友人の名前等を書き込むことが出来るようになっておらず、使用者自身の工夫を施す余地がない問題も有る。
【0007】
従って、本発明の目的は、手軽で、コストがかからず、また有る程度進んだ学習内容にも対処可能で、使用者自身の工夫を施す余地を設けることが出来る、ジグソーパズルを利用した学習用教材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の学習用教材の発明によれば、複数枚のカード片を有し、各カード片に日本語等の単語、数字、学術記号等を印刷した印刷欄或いはこれら日本語等の単語、数字、学術記号等を書き込むための記入欄のいずれかを設け、また前記各カード片に互いに着脱可能に連結するための連結凸部、凹部を設けてなり、前記複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせ、連結凸部、凹部を介して互いに連結することにより、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなることを特徴とする。
【0009】
請求項1に記載の学習用教材の発明において、例えば、前記各カード片にそれぞれ背景の構成要素となる絵、図形等を設け、これら絵等によって背景が完成するように前記カード片を組み合わせたときに、前記カード片が正しく組み合わされて、前記連結凸部、凹部を介して前記カード片が互いに連結されるように構成するか、或いは、正しく組み合わせたときにのみ、前記各カード片が前記連結凸部、凹部を介して互いに連結されるように、前記各カード片に設けられる連結凸部、凹部の形状、形成位置等を互いに異ならせるようにする。
【0010】
また、請求項1に記載の学習用教材を助詞学習のための教材にするため、例えば、複数枚のカード片のうち、助詞に相当する単語を表現する助詞カード片に、その両面に印刷欄或いは記入欄を設け、助詞以外の単語を表現するその他の単語カード片に、その一方の面にのみ印刷欄或いは記入欄を設ける。この場合、例えば、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「は」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「わ」が印刷或いは記入され、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「を」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「お」が印刷或いは記入され、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「へ」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「え」が印刷或いは記入される。また、助詞カード片に、その両面に印刷欄、記入欄の他に絵、図形等を印刷し、助詞カード片以外の他の単語カード片に、印刷欄或いは記入欄が設けられた一方の面に前記絵、図形等を印刷することが出来る。
【0011】
また、複数枚のカード片を組み合わせる際の参考となる絵を印刷した参考シートを更に具備することが出来る。
また、上記目的を達成するため、請求項8に記載の別の学習用教材の発明によれば、シートに、日本語等の単語、数字、学術記号等を印刷した印刷欄或いはこれら日本語等の単語、数字、学術記号等を書き込むための記入欄のいずれかを有する複数枚のカード片の図形を印刷し、また複数枚のカード片の図形を互いに切り離すことが出来るように該図形間に切り離し線を設けて構成され、この切り離し線に沿って前記シートを分割することにより、前記印刷欄或いは記入欄を有する複数枚のカード片を形成し、また該複数枚のカード片どうしを互いに着脱自在に組み合わせるための連結凸部、凹部を各カード片に形成し、前記複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせ、前記連結凸部、凹部を介して互いに連結することにより、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなることを特徴とする。
【0012】
請求項8に記載の学習用教材の発明において、例えば、前記シートに、互いに分離された前記複数枚のカード片を収容する収容袋を構成する図形部分を、切り離し線を介して設けることが出来る。
【0013】
また、請求項8に記載の学習用教材を助詞学習のための教材にするため、例えば、前記シートに印刷された複数枚のカード片の図形部分のうち、助詞に相当する単語を表現する助詞カード片の図形部分に、該図形部分に相当するシートの両面の箇所に印刷欄或いは記入欄を設け、その他の単語カード片の図形部分に、該図形部分に相当するシートの一方の面の箇所にのみ印刷欄或いは記入欄を設ける。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す平面図、図2は複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせて文章を完成させた状態を示す平面図、図3はカード片どうしを連結するときの状態を説明する斜視図、図4は助詞カード片の表側“は”を上にした平面図、図5は図4の助詞カードを裏側“わ”が上になるように裏返した状態の平面図、図6、図7は図1の学習用教材と共に使用される参考シートの一例を示す部分平面図、図8はカード片を収容するための収容袋を示す斜視図で、展開状態から折り畳んで組み立てる状態を示している。
【0015】
図1乃至図5は、請求項8に記載の本発明の学習用教材を助詞学習用教材に適用した一実施例を示す。本実施例では、列車を模した絵13内に日本語の単語を印刷した印刷欄11或いは単語を書き込むための記入欄12を有する複数枚のカード片の図形14と、収容袋を展開した図形15とを印刷した比較的薄い紙からなるシート10を備える。
【0016】
シート10には、複数枚のカード片の図形14を互いに切り離してシート10を複数枚(図1では30枚)のカード片16に分割出来るように該図形14間に切り離し線17が設けられる。切り離し線17は、複数枚のカード片の図形14が印刷された領域に略格子状に設けられており、シート10の縦方向に延びる切り離し線17は、シート10を複数枚のカード片16に分割したとき、同時にカード片16の一側縁とこれと反対側の他側縁に連結凸部18、連結凹部19(図3参照)が形成されるように部分的に屈曲している。
【0017】
また、シート10の、カード片の図形14と収容袋を展開した図形15との間には、収容袋の図形15部分をカード片の図形14部分から切り離すための切り離し線20が設けられる。
【0018】
切り離し線17、切り離し線20に沿ってシート10を分割することにより、複数枚のカード片16と、展開した状態の収容袋21(図8参照。同図では展開した状態から折り畳んで組み立てる状態を図示してある。)とを形成する。
【0019】
複数枚のカード片16のうち、“は”、“を”、“へ”等の助詞に相当する単語を表現する助詞カード片16aは、略正方形状で、助詞以外の単語を表現する略長方形状の他の単語カード片16bよりもその左右幅が短く形成されていて、言葉と言葉をつなぐという助詞の働きを暗示させるようにしてある。
【0020】
助詞カード片16aは、その表面および裏面の列車を模した絵13(例えば赤色に着色されている)内に“は”、“を”、“へ”等の助詞を印刷した印刷欄11或いは“は”、“を”、“へ”等の助詞を自由に書き込むことが出来る記入欄12が設けられる。
【0021】
また、助詞以外の単語を表現する他の単語カード片16bは、その表面の列車を模した絵13(例えば青色に着色されている)内に“キッズ”、“はなび”、“みる”等の単語を印刷した印刷欄11或いはひとの名前を自由に書き込むことが出来る記入欄12が設けられる。
【0022】
助詞カード片16aの表面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“は”を印刷、記入した場合には、裏面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“わ”を印刷、記入する。また、助詞カード片16aの表面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“を”を印刷、記入した場合には、裏面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“お”を印刷、記入する。また、助詞カード片16aの表面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“へ”を印刷、記入した場合には、裏面の印刷欄11或いは記入欄12に、例えば“え”を印刷、記入する。
【0023】
展開した状態の収容袋21には、糊代部分22と折れ線23とが設けられ(図8参照)、糊代部分22にのりを塗り、折れ線23を介して折り畳むことにより収容袋21を組み立てることが出来る。この収容袋21は、使用後、複数枚のカード片16(助詞カード片16aとその他の単語カード片16b)を紛失しないように収容するものである。
【0024】
複数枚のカード片16のなかから所望のカード片16を選択して文章となるように正しく組み合わせることは、低学年の児童にとって難しい場合があるので、本実施例では、シート10の他に、カード片16(助詞カード片16aとその他の単語カード片16b)を組み合わせる際の参考となる絵24を印刷した参考シート25(図6、図7参照)を備える。参考シート25には、この絵24の他に問題練習欄27が設けられる。この問題練習欄27には、空白欄26を有する助詞カード片16aに相当する図形部分を除いて、印刷欄11に相当する部分に、例えば、単語“キッズ”、“はなび”、“みる。”を既に印刷して正しい順序に並べた単語カード片16bの図形が印刷されており、空白欄26に助詞“は”、“を”記入するようになっている。
【0025】
次に本実施例の学習用教材の使用方法を説明する。
まず、シート10を切り離し線17、切り離し線20に沿って分割し、複数枚のカード片16と展開した状態の収容袋21とを形成する。そして、糊代部分22にのりを塗り、折れ線23を介して折り畳むことにより収容袋21を組み立てておく。
【0026】
参考シート25の絵24を参照しながら、複数枚のカード片16のなかから絵24の内容を表現するのにふさわしい単語カード片16bと、助詞カード片16aを選択し、これらを正しい順序に並べて組み合わせると、各カード片16の連結凸部18、連結凹部19を互いにはめ込むことが出来て、あたかも車両どうしが互いに連結されて列車を構成するようにパズルが完成すると共に正しい助詞を使った文章が完成する。
【0027】
単語カード片16b、助詞カード片16aが正しく組み合わないと、連結凸部18、連結凹部19を介して単語カード片16b、助詞カード片16aを互いに連結することが出来ず、これにより助詞の使い方が誤っていることを知ることが出来、助詞カード片16aを裏返して、単語カード片16b、助詞カード片16aを再度組み合わせて連結凸部18、連結凹部19を介して単語カード片16b、助詞カード片16aが互いに連結出来るように繰り返す過程で、正しい助詞の使い方を学ぶことが出来、学習効果を高めることが可能となる。
【0028】
例えば、単語“キッズ”の単語カード片16bと単語“はなび”の単語カード片16bとの間には助詞“は”の助詞カード片16aが入るが、この位置にこの助詞カード片16aを裏返して助詞“わ”を入れようとしても、助詞カード片16aと単語カード片16bの連結凸部18、連結凹部19が互いに噛み合わず、つなげることが出来ず、パズルを完成させることが出来ない。また、単語“はなび”の単語カード片16bと単語“みる。”の単語カード片16bとの間には助詞“を”の助詞カード片16aが入るが、この位置にこの助詞カード片16aを裏返して助詞“お”を入れようとしても、助詞カード片16aと単語カード片16bの連結凸部18、連結凹部19が互いに噛み合わず、つなげることが出来ず、パズルを完成させることが出来ない。また、単語“うみ”の単語カード片16bと単語“いく。”の単語カード片16bとの間には助詞“へ”の助詞カード片16aが入るが、この位置にこの助詞カード片16aを裏返して助詞“え”を入れようとしても、助詞カード片16aと単語カード片16bの連結凸部18、連結凹部19が互いに噛み合わず、つなげることが出来ず、パズルを完成させることが出来ない。
【0029】
単語カード片16b、助詞カード片16aを正しく組み合わせると、連結凸部18、連結凹部19を介して単語カード片16b、助詞カード片16aを互いに連結することが出来るので、これにより助詞の使い方が正しいことを知ることが出来る。すなわち、助詞「は」と「わ」、「を」と「お」、「へ」と「え」の使い分けを学ぶことが出来る。
【0030】
さらに、参考シート25中の練習問題欄27の空白欄26に助詞を書き込むことにより、助詞の反復練習が行え、学習効果を更に高めることが可能となる。
助詞カード片16a、単語カード片16bには、助詞、言葉(単語)が印刷されていない、記入欄12のみを設けたものがあるが、例えば、助詞カード16aの場合、印刷欄11を設けた助詞カード16aを紛失したときに、記入欄12を設けた助詞カード16aに助詞を書き込んで、紛失した助詞カード片16aの代用として使用し、また単語カード片16bの場合、記入欄12にひとの名前(使用者自身、両親、友人の名前等)を記入して、使用者自身の工夫を施した独自の単語カード片16bとして使用する。
【0031】
上記実施例の学習用教材では、使用前はシート10、参考シート25のみであり、嵩張らず、また使用に際してはシート10を切り離し線17、切り離し線20に沿って分割することにより、簡単に複数枚のカード片16(助詞カード片16a、単語カード片16b)と展開した状態の収容袋21とを形成することが出来る。使用時には、台紙等を全く必要とせず、参考シート25の絵24を参考としながらカード片16(助詞カード片16a、単語カード片16b)を正しく組み合わせると、カード片16どうしを連結凸部18、連結凹部19を介して互いにつなげることが出来ると共に、文章を完成させることが出来て、助詞の使い方を、パズルを通して自然に学習することが可能となる。使用後は、カード片16(助詞カード片16a、単語カード片16b)を収容袋21に収容することにより、カード片16の紛失を防ぐことが可能となる。
【0032】
本発明の学習用教材は、上記実施例に示したものに限定されるものではない。上記実施例では、助詞カード片16aの全てに赤色に着色した列車の絵13を設ける一方、単語カード片16bの全てに青色に着色した列車の絵13を設けてある場合を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、各カード片16にそれぞれ背景の構成要素となる絵、図形等を設け、これら絵等によって背景が完成するように前記カード片16を組み合わせたときに、カード片16が正しく組み合わされて、連結凸部18、連結凹部19を介してカード片16が互いに連結されるように構成してもよい。また、上記実施例では、各カード片16に設けられる連結凸部18、連結凹部19の形状、寸法、形成位置を同じにした場合を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、各カード片16に設けられる連結凸部18、連結凹部19の形状、寸法、形成位置等を互いに異ならせるようにしてもよい。
【0033】
ただ、上記実施例のように、助詞カード片16aの全てに赤色に着色した列車の絵13を設ける一方、単語カード片16bの全てに青色に着色した列車の絵13を設け、また各カード片16の連結凸部18、連結凹部19の形状、寸法、形成位置を同じにした場合、間違った組み合わせでも連結凸部18、連結凹部19を介してカード片16どうしを互いに連結することが可能となることがあるものの、これを回避するためには、印刷欄11中の単語の内容を理解してカード片16をつなげ、文章を完成させることが要求されるので、背景等のみでカード片16を組み合わせる場合に比して学習効果は大きいと考えられる。また、印刷欄11中の単語の内容を理解してカード片16を組み合わせることが困難なとき、例えば参考シート25の絵24の助けを借りればよく、途中で学習を投げ出すようなおそれを可及的に少なくすることが可能である。
【0034】
また、上記実施例では、助詞学習用教材に本発明を適用した場合を示したが、これに限定されず、例えば、英語の五文型(S+V、S+V+C等)の学習用教材、算数(9+1=10等)の学習用教材等、ひらがな、カタカナの五十音、九九等の学習に比して更に進んだ学習内容に対応することが可能である。
【0035】
また、“+”、“−”、“×”、“÷”、“=”等の記号は、例えば連結器のような図形中に描くようにしてもよい。
また、シート10に比較的薄い紙を使用した場合を示したが、これに限定されず、例えば厚紙を使用したり、紙以外の例えばプラスチックを使用してもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の本発明によれば、複数枚のカード片を有し、各カード片に印刷欄或いは記入欄のいずれかを設け、また前記各カード片に互いに着脱可能に連結するための連結凸部、凹部を設けて、複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせ、連結凸部、凹部を介して互いに連結することにより、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなるので、カード片(ピース)の他に台紙等を必要とせず、手軽で、コストがかからず、また有る程度進んだ学習内容にも対処可能で、使用者自身の工夫を施す余地を設けることが出来る。
【0037】
また、請求項2に記載の発明によれば、各カード片にそれぞれ背景の構成要素となる絵、図形等を設け、これら絵等によって背景が完成するようにカード片を組み合わせたときに、カード片が正しく組み合わされて、連結凸部、凹部を介して前記カード片が互いに連結されるように構成してあり、また請求項3に記載の発明によれば、正しく組み合わせたときにのみ、各カード片が連結凸部、凹部を介して互いに連結されるように、各カード片に設けられる連結凸部、凹部の形状、形成位置等を互いに異ならせるようにしてあるので、参考の絵の助けを借りずに、使用者(学習者)自身でカード片を正しく組み合わせることが可能となる。
【0038】
また、請求項4に記載の発明によれば、複数枚のカード片のうち、助詞に相当する単語を表現する助詞カード片に、その両面に印刷欄或いは記入欄を設け、助詞以外の単語を表現するその他の単語カード片に、その一方の面にのみ印刷欄或いは記入欄を設けるようにしてあるので、助詞の使い方を比較的容易に正しく学べる助詞学習用教材を提供することが可能となる。
【0039】
また、請求項5に記載の発明によれば、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「は」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「わ」が印刷或いは記入され、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「を」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「お」が印刷或いは記入され、助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「へ」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「え」が印刷或いは記入されるので、正しい助詞を使用しないとカード片を互いにつなげることが出来ず(パズルが完成せず)、助詞「は」と「わ」、「を」と「お」、「へ」と「え」の使い分けを学ぶことが出来るようになる。
【0040】
また、請求項6に記載の発明によれば、助詞カード片に、その両面に印刷欄、記入欄の他に絵、図形等を印刷し、助詞カード片以外の他の単語カード片に、印刷欄或いは記入欄が設けられた一方の面に前記絵、図形等を印刷してあるので、参考の絵の助けを借りずに、使用者(学習者)自身で正しい助詞カード片を単語カード片間に配置して組み合わせることが可能となる。
【0041】
また、請求項7に記載の発明によれば、複数枚のカード片を組み合わせる際の参考となる絵を印刷した参考シートを更に具備するので、印刷欄中の単語の内容を理解してカード片を組み合わせることが困難なときでも、途中で学習を投げ出すようなおそれを可及的に少なくすることが可能である。
【0042】
また、請求項8に記載の本発明によれば、シートに、印刷欄或いは記入欄のいずれかを有する複数枚のカード片の図形を印刷し、また複数枚のカード片の図形を互いに切り離すことが出来るように該図形間に切り離し線を設けて構成され、この切り離し線に沿ってシートを分割することにより、印刷欄或いは記入欄を有する複数枚のカード片を形成し、また該複数枚のカード片どうしを互いに着脱自在に組み合わせるための連結凸部、凹部を各カード片に形成し、複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせ、連結凸部、凹部を介して互いに連結することにより、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなるので、上述した請求項1に記載の発明と同様の効果を奏する他に、使用前は1枚のシートであり、取り扱いが容易である。
【0043】
また、請求項9に記載の発明によれば、シートに、互いに分離された複数枚のカード片を収容する収容袋を構成する図形部分を、切り離し線を介して設けるので、収容袋を構成する図形部分を切り離して収容袋を組み立てておけば、カード片の紛失を防ぎ、後片づけが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせて文章を完成させた状態を示す平面図である。
【図3】カード片どうしを連結するときの状態を説明する斜視図である。
【図4】助詞カード片の表側“は”を上にした平面図である。
【図5】図4の助詞カードを裏側“わ”が上になるように裏返した状態の平面図である。
【図6】図1の学習用教材と共に使用される参考シートの一例を示す部分平面図である。
【図7】図1の学習用教材と共に使用される参考シートの一例を示す部分平面図である。
【図8】カード片を収容するための収容袋を示す斜視図で、展開状態から折り畳んで組み立てる状態を示している。
【符号の説明】
10 シート 11 印刷欄
12 記入欄 13 絵
14 カード片の図形 15 収容袋を展開した図形
16 カード片 16a 助詞カード片
16b 単語カード片 17 切り離し線
18 連結凸部 19 連結凹部
20 切り離し線 21 収容袋
22 糊代部分 23 折れ線
24 絵 25 参考シート
26 空白欄 27 問題練習欄
Claims (10)
- 複数枚のカード片を有し、各カード片に日本語等の単語、数字、学術記号等を印刷した印刷欄或いはこれら日本語等の単語、数字、学術記号等を書き込むための記入欄のいずれかを設け、また前記各カード片に互いに着脱可能に連結するための連結凸部、凹部を設けてなり、前記複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせ、前記連結凸部、凹部を介して互いに連結することにより、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなることを特徴とする、学習用教材。
- 請求項1に記載の学習用教材にして、
前記各カード片にそれぞれ背景の構成要素となる絵、図形等を設け、これら絵等によって背景が完成するように前記カード片を組み合わせたときに、前記カード片が正しく組み合わされて、前記連結凸部、凹部を介して前記カード片が互いに連結され、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなることを特徴とする、学習用教材。 - 請求項1に記載の学習用教材にして、
前記各カード片は、正しく組み合わせたときにのみ、前記各カード片が連結凸部、凹部を介して互いに連結されるように、前記各カード片に設けられる連結凸部、凹部の形状、形成位置等を互いに異ならせていることを特徴とする、学習用教材。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の学習用教材にして、前記学習用教材は助詞学習のための教材で、前記複数枚のカード片のうち、助詞に相当する単語を表現する助詞カード片には、その両面に前記印刷欄或いは記入欄を設け、助詞以外の単語を表現するその他の単語カード片には、その一方の面にのみ前記印刷欄或いは記入欄を設けてなることを特徴とする、学習用教材。
- 請求項4に記載の学習用教材にして、
前記助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「は」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「わ」が印刷或いは記入され、
前記助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「を」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「お」が印刷或いは記入され、
前記助詞カード片の表面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「へ」が印刷或いは記入される場合、その裏面に設けられた印刷欄或いは記入欄に単語「え」が印刷或いは記入されることを特徴とする、学習用教材。 - 請求項4又は5に記載の学習用教材にして、
前記助詞カード片には、その両面に前記絵、図形等が印刷され、前記助詞カード片以外の他の単語カード片には、前記印刷欄或いは記入欄が設けられた一方の面に前記絵、図形等が印刷されることを特徴とする、学習用教材。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の学習用教材にして、前記複数枚のカード片を組み合わせる際の参考となる絵を印刷した参考シートを更に具備してなることを特徴とする、学習用教材。
- シートに、日本語等の単語、数字、学術記号等を印刷した印刷欄或いはこれら日本語等の単語、数字、学術記号等を書き込むための記入欄のいずれかを有する複数枚のカード片の図形を印刷し、また前記シートに、印刷した複数枚のカード片の図形を互いに切り離すことが出来るように該図形間に切り離し線を設けて構成され、
前記切り離し線に沿って前記シートを分割することにより、前記印刷欄或いは記入欄を有する複数枚のカード片を形成し、また該複数枚のカード片どうしを互いに着脱自在に組み合わせるための連結凸部、凹部を各カード片に形成し、
前記複数枚のカード片から所望のカード片を選択し、組み合わせ、前記連結凸部、凹部を介して互いに連結することにより、日本語等の文章、計算式等が完成するように構成してなることを特徴とする、学習用教材。 - 請求項8に記載の学習用教材にして、
前記シートに、互いに分離された前記複数枚のカード片を収容する収容袋を構成する図形部分を、切り離し線を介して設けてなることを特徴とする、学習用教材。 - 請求項8又は9に記載の学習用教材にして、
前記学習用教材は助詞学習のための教材で、前記シートに印刷された複数枚のカード片の図形部分のうち、助詞に相当する単語を表現する助詞カード片の図形部分には、該図形部分に相当するシートの両面の箇所に印刷欄或いは記入欄を設け、その他の単語カード片の図形部分には、該図形部分に相当するシートの一方の面の箇所にのみ印刷欄或いは記入欄を設けてなることを特徴とする、学習用教材。
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100602590B1 (ko) | 2004-12-21 | 2006-07-25 | 김관석 | 블록완구 |
JP2010022682A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Yanoman:Kk | 嵌め絵 |
JP2010072620A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Yasuzo Matsufuji | 日本語文法学習教具 |
KR101090264B1 (ko) | 2011-02-15 | 2011-12-07 | 김혜림 | 색상, 도형, 그림의 특성과 학습기기의 장점을 접목하여 언어를 익히는 G-learning 학습방법 |
JP2013039295A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Akira Tajino | 英語学習ジグソーパズル |
WO2015046646A1 (ko) * | 2013-09-27 | 2015-04-02 | 이은지 | 유아용 학습카드 |
-
2002
- 2002-06-17 JP JP2002175265A patent/JP2004020891A/ja active Pending
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TWI391883B (ja) * | 2008-09-18 | 2013-04-01 | ||
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JP2013039295A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Akira Tajino | 英語学習ジグソーパズル |
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