JP3119471U - 文字、数字、記号、図形付きオセロ駒 - Google Patents

Abstract

【課題】オセロ駒の両面又は、片面にいろんな情報を入れることによりオセロをしながら、又は本案の駒単独で独自のゲームを楽しみながらいろんな知識、力をつけることができるオセロ駒を提供する。
【解決手段】オセロ駒の両面又は、片面に文字、数字、記号、図形を記載した駒６４枚又はそれ以上の駒を作り、両面に記載される文字、数字、記号、図形は表面側と裏面側とを相関させる事により、オセロゲームを楽しみながら、文字、数字、その他の知識を吸収でき、又、棋盤を使わずに駒単独で独自のゲームを考案して遊べる駒にした事により、オセロゲームとしてだけではなく、創造力、観察力、知識を身につける道具として役立つ。
【選択図】図１

Description

本考案はオセロ駒の両面又は、片面に文字、数字、記号、図形を記載しオセロをしながら、又は、本案の駒のみを使って文字、数字、国旗その他を学べる他、チェス、神経衰弱ゲームなど異種のゲームとしても楽しめるオセロ駒である。

従来のオセロの駒は白、黒の表裏無地の２色であり、駒自体に何の表示もないため、駒を挟んで自分の裏返した駒の枚数を競うのみのゲームであった。

子供にオセロの他にも、多種多様なゲームで考える力を付けさせたい、いろんな教材で知識を身に付けさせたいという人には経済的負担も大きく、オセロ駒で知識を身に付けたり、独自のゲームを創って楽しむという事はできなかった。従って、オセロ駒に教育に関する文字、数字、記号、図形を記載した駒を棋盤のマス目６４に制限されることなく必要数付ける事により、オセロをしながら、又、駒単独でもゲームを楽しみ、知識を身に付けることができ前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、円板状の両面又は片面に文字、数字、記号、図形を記載し、両面に記載される文字、数字、記号、図形は表面側と裏面側とを相関させる事により、オセロゲームを楽しみながら、文字、数字、その他の知識を吸収できる他に、駒単独でも独自のゲームを創って楽しむ事ができる。又、表面にチェスの駒のシンボルマーク、進み方、名称等を記載し、裏面を無地にすれば初心者でもオセロ、神経衰弱ゲームの他にチェスとしても楽しめる。その他、駒に得点を記載すれば、よりゲーム性の高い駒として楽しめる。

上述の様に、本考案の駒は、オセロゲームをしながら又は、駒単独で遊びながら色々な知識、観察力等を身に付けられる教材として、又、自分たちで遊び方を考案する事により創造力もつき右脳、左脳双方の発育に役立つ。

最初はオセロを覚えながら、慣れてくるに従って駒に記載された内容をクイズ形式でお互いに当てっこし、最後に自分たちでお互いに駒独自の遊び方を考案して自由な発想で遊ぶ。例えば親子で本考案の駒でオセロを楽しみながら駒を裏返す都度文字の読み方等を親が子に教えていく。又、子供同士で本駒を使って独自のゲームを創って遊ぶ。

以下、添付図に従って１１種類の実施例を説明する。先ず両面に文字、数字、記号、図形を記載した図１〜図５の駒１〜６、５種類から説明する。図１〜図５の１ａ、１ａ’の様に数字にａ又はａ’の付いた駒を表面とし、同じく図１〜図５の数字にｂの付いた駒を裏面とした駒を作る。（Ａ１）１ａはアルファベットの大文字、その裏面の（Ａ２）１ｂはアルファベットの小文字にした駒。１ａを（Ａ３）１ａ’の様にアルファベットの大文字の頭文字で始まる単語とその図形を同一面に記載しても良い。

図２の（Ｂ１）２ａは平仮名、その裏面の（Ｂ２）２ｂをカタカナにした駒。
図３の（Ｃ１）３ａは国旗の絵柄その裏面（Ｃ２）３ｂは国名を記載した駒。
図４の（Ｄ１）４ａ，（Ｄ３）５ａは数字をもじった絵柄、４ａは（Ｄ２）裏面４ｂの１に対しイチゴの絵柄を１個、５ａは（Ｄ４）裏面５ｂの５に対してゴリラの絵柄を５頭記載した駒。
図５の（Ｅ１）６ａは物体を上から見た図、その裏面である（Ｅ２）６ｂは、その物体を裏側からみた図を記載した駒。又、駒の表面に物体を正面から見た図、その裏面に後側、又は側面から見た図を記載しても良い。

次に図６〜図８は駒の表面に文字、数字、記号、図形を記載し、その裏面は全て図９の（Ｌ１３）４３ｂの無地又は、模様にした駒６種類について説明する。
図６の駒の表面７ａ〜１１ａは１円、５円、１０円、５０円、１００円等のコインの絵柄を記載した駒。この他にコインは５００円を追加しても、外国のものでも良い。

図６の（Ｇ１）１２ａ、（Ｇ２）１３ａは数字を表面に記載した駒。
（Ｈ１）１４ａ〜（Ｈ２）１５ａは記号を表面に記載した駒。
（Ｊ１）１６ａ〜（Ｊ３）１８ａは表面にキャラクター、生物、植物等を記載し得点を入れた駒。例えば図の様な動物の絵柄に動物なら強さ、希少価値で得点１６ｎ，１７ｎ，１８ｎを記載した駒。得点は入れても入れなくても良い。

図７の駒（Ｋ１）１９〜（Ｋ１３）３０はチェスの初心者向けに駒の表面１９ａ〜３０ａに駒のシンボルマーク、名称（Ｋ３）２１ｍと、動かし方を矢印（Ｋ２）２０Ｋ、塗りつぶしの丸（Ｋ３）２１Ｐ、塗りつぶしなしの丸（Ｋ３）２１ｕで記載した駒。
駒１９〜２４は白駒、駒２５〜３０が黒駒。矢印はその方向に棋盤内のどこまでも進め、どこで止まっても良い、塗りつぶしの丸は１マス進む、塗りつぶしなしの丸は１マスとばすの意。駒の名称は日本語、外国語を問わない。駒の表面にチェス棋盤のマス目を入れても良い。

図８の駒（Ｌ１）３１〜（Ｌ１２）４２はチェスの上級者向けに、駒の表面３１ａ〜４２ａにシンボルマークのみを記載したもの。駒３１〜３６は白駒、３７〜４２が黒駒。初心者向けの駒３２枚と上級者向けの駒３２枚の合計６４枚を使えば、オセロの駒としても使える。棋盤はオセロも兼用できる様に、チェスの棋盤のチェッカー模様を淡い色にしたものにし、簡単な本案及びチェスの説明書を付けると良い。

表裏夫々相関する文字、数字、記号、図形を記載した図１〜図５の駒１〜６の５種類は、表にアルファベットの大文字、裏面はその小文字、又は国旗と国名を表裏夫々に記載する等、教材、クイズとしても使える。又、図５の駒６の表面６ａと裏面６ｂの様に、駒の表面に物体を上から、又は正面から見た図を記載。その駒の裏面に裏側、後側、側面のいずれかから見た図を記載する事により、観察力を養う駒として使える。アルファベット、カタカナ等全数合わせても棋盤のマス目の６４個に満たないものは、重複して揃えるか他の種類の駒と合わせて使う。

表面のみに文字、数字、記号、図形を記載した図６の駒７〜１８駒は、駒を夫々偶数個作り、１１の１００円、１８のライオン等の価値の高いとしたものは７の１円、１６のネズミより少ない数とし、全数で６４個作れば、オセロを離れて神経衰弱ゲームとして、又瞬時に２グループに分けた数枚のコイン合計得点の大きい方を当てるゲームなどバラエティにとんだゲームとして使える。

図７〜図９の駒は、オセロの駒の表面にチェス駒のシンボルマーク、名称、進み方等を記載したことにより、初心者でも手軽にチェスを楽しめ、進み方を覚えた駒から順次、上級者向けの駒に差し替えていくことにより上達が目に見え励みになる。又、形状を円盤状にした事により、両面を使用できる様になり、全ての駒を使って、一枚のチェスの棋盤でオセロとしても、神経衰弱ゲームとしても楽しむ事ができ、又収納場所も取らない。

上述の駒は１例であり３の国旗と国名の他に花の絵柄と花の名前等、又１６〜１８の動物の他に昆虫、又は子供に人気のキャラクター等、全て楽しくて教材となる駒とする。又オセロの棋盤のマス目の６４個にとらわれることなく色々な駒と併用して楽しみながら知識、創造力を高められる駒。

本案の駒をシールとしてオセロの駒に貼れば本案の駒が安価に作れる。
又一枚のボール紙に本案の駒を両面印刷し、駒の輪郭に切り込みを入れたものにすれば安価で何かのおまけとしても使える。

本案の駒の表面に大文字のローマ字その裏面に小文字のローマ字を記載した駒である。 駒の表面に平仮名その裏面にカタカナを記載した駒である。 駒の表面に国旗その裏面に国名を記載した駒である。 駒の表面に数字をもじった絵柄を数字の数分記載、その裏面に数字を記載した駒である。 駒の表面に物体を上から見た図、その裏面に裏から見た図を記載した駒。 駒の表面にコイン、数字、記号、動物等に得点を記載した駒。 駒の表面にチェス駒のシンボルマーク、名称、進み方等を記載した駒。 駒の表面にチェス駒のシンボルマークを記載した駒。 図６〜図８に記載した駒の裏面。

符号の説明

１〜４３ オセロ駒
１ａ，１ａ’〜４２ａ オセロ駒の表面
１ｂ〜６ｂ、４３ｂ オセロ駒の裏面
１６ｎ〜１８ｎ 駒の得点
２０ｋ 矢印
２１ｐ 塗りつぶしの丸
２１ｕ 塗りつぶしなしの丸
２１ｍ チェス駒の名称

Claims (5)

1. 円板状の両面又は片面に文字、数字、記号、図形の少なくとも１つを記載したオセロ駒。
2. 前記、両面に記載される文字、数字、記号、図形等は表面側と裏面側とが相関するものである。請求項１に記載のオセロ駒。
3. 前記、文字、数字、記号、図形等に得点を記載した請求項１又は２に記載のオセロ駒。
4. 前記、片面にチェスのシンボルマーク、名称、進み方、チェス棋盤のマス目の少なくとも１つを記載した請求項１又は３のオセロ駒。
5. 前記、チェス駒としても使える請求項４に記載のオセロ駒。

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