JP2004018965A - 装身具用合金および装身具 - Google Patents

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野沢 正美智
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Abstract

【課題】本発明は、健康の増進あるいは治療・治癒機能を兼ね備えた装身具用合金に関するもので、ゲルマニウム、トルマリン、シリカの遠赤外効果、ゲルマニウム、トルマリンのマイナスイオン効果、そして、これらの効果をさらに増すために放射性鉱物を加えたことによってなるものである。
【解決手段】装身具用合金素材100重量%に対し、ゲルマニウム1〜15重量%、トルマリン0〜15重量%、シリカ0〜15重量%を配合し、これに放射性鉱物1〜15重量%加えたもので、遠赤外線の放射とマイナスイオンの発生を促した装身具用合金であって、合金素材の代表例は金、銀、チタンである。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は金、銀、チタニウムを主たる構成成分とする装身具用合金とこれを用いた装身具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゲルマニウムを一つの成分とする装身具用組成物として、特開昭53−43620号公報、特開昭62−20850号公報、特開昭63−14830号公報、特開2000−144283号公報などがある。しかるに、これらはいずれも銀合金であり、ゲルマニウムの他にインジウム、パラジウム、亜鉛、ボロンなどが配合されている。
【0003】
しかるに、これらで開示された装身具用の合金については、次のような問題がある。まず、特開昭53−43620号の銀合金については酸化しやすく、また、特開昭62−20850号の合金については物質的に不安定であり、さらに、特開昭63−14830号の合金については高価になってしまう。特開2000−144283号における合金にあっても健康増進の効果の面でなお改良が必要といわれている。
【0004】
一方、この種の装身具としては、指輪やピアスのように身体を装飾するもの、あるいは腕時計のベルトのように物品を身体に装着するものがあり、この他には、健康増進や一定の治療・治癒効果を目的とする装身具が知られているが、通常は、主成分としてはゲルマニウム鉱物がそのまま用いられており、指輪やピアスのような身体の装飾を目的として種々の形に加工することはなかなかできないものである。
【0005】
上記の従来技術の他にも、様々な検討がなされているが、特に皮膚に接触して用いられる装身具であって、健康増進等の効果が期待されるものに好適な合金は未だ提供されていないといっても過言ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は、以上の従来技術に鑑みて鋭意開発を行い、装飾に好適な機能と健康増進あるいは治療・治癒機能を兼ね備えた装身具の素材に好適な装身具用合金及びこれを用いた装身具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1は、装身具用金属素材(以下、金属素材という)100重量%に対し、ゲルマニウム1〜15重量%、トルマリン0〜15重量%、シリカ0〜15重量%が含まれていることを特徴とする装身具用合金にかかるものであり、好ましくは、装身具用金属素材100重量%に対し、放射性鉱物1〜15重量%が含まれた合金である。
【0008】
かかる金属素材の代表例は、金、銀、チタンである。
【0009】
各配合成分における好ましい範囲は、金属素材100重量%に対し、ゲルマニウム3〜10重量%、トルマリン3〜7重量%、シリカ3〜7重量%、放射性鉱物3〜10重量%の合金である。更に言えば、各成分が少ない範囲にあっては、さほど所期の目的に対して効果はなく、一方、各成分の合計量が40重量%であると合金がもろくなりひび割れの発生があり、折れやすくなって、取り扱いに不便であるばかりでなく、装身具を制作したとしてもこれらの欠点が解消されないきらいがある。このため、各成分の合計量が30重量%以下とするのがよい。
【0010】
本発明の第2は、身体に装用した状態で、皮膚に接触する外表面の一部又は全部が、前記合金で構成されていることを特徴とする装身具である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、第1発明に基づいて説明すると、装身具に好適な機能と、健康増進あるいは治療・治癒機能を兼ね備えた装身具用合金としては、次のような特徴を備えたものが必要である。即ち、装身具として使用できる輝き、適度な硬度、延性、展性があること、耐蝕性に優れていること、身体に対して安全な材料であること、健康増進、治療効果が備わっていることなどが挙げられる。
【0012】
かかる第1発明の合金にあっては、ゲルマニウム、トルマリンおよびシリカの遠赤外効果、ゲルマニウムおよびトルマリンのマイナスイオン効果、そして、これらの効果をさらに増すために放射性鉱物を加えたことによってなるものであり、本発明の装身具用合金及び装身具は、健康増進あるいは治療・治癒機能を兼ね備え、加工性が容易であり、身体に対してアレルギ−などを引き起こさないという安全な材料であるなどの特徴がある。
【0013】
第1のゲルマニウムは、これが有する遠赤外効果、つまり、肩凝り等を治療・治癒する健康増進、治療効果は、基材中でゲルマニウムの微結晶が形成されているときに特に効果的に発揮される。ゲルマニウムの微結晶は微小ながらも結晶であることから、半導体的な性質を持つためであり、特にP型の場合にその効果は大きい。
【0014】
ゲルマニウムを加えたことによる遠赤外効果としては、身体を温め血行を良くするという効果、つまり、肩凝り等を治療・治癒する健康増進、鎮痛や消炎等の治療効果は、特にP型の場合にその効果は大きい。(P型)ゲルマニウムは単結晶、多結晶あるいはアモルファスのいずれでも良く、これらの微細粉末を樹脂で成形したものでも良い。
【0015】
本発明によれば、後述する放射性鉱物の添加と相まって、ゲルマニウム(トルマリン、シリカ)より遠赤外線を放射し、これが皮膚を通して人体に作用することにより鎮痛や消炎等のような健康促進・治療等の効果をもたらす。赤外線が生体に照射された場合には、吸収したエネルギーにより生体内で温度上昇が起り、いわゆる温熱効果が発揮される。波長が100ミクロン程度の遠赤外線の場合には、上記の熱作用に加えて、照射された微弱な電磁波が生体に直接作用し、いわゆる非熱作用が発揮されると言われている。そして、この波長帯の遠赤外線は生体内で大きな減衰を受け、遠赤外線による直接的な非熱作用が及ぶ範囲は皮膚及びその直下の細胞に限定されるが、毛細血管や細胞間の物質代謝を通して間接的に、より深い人体内に作用が及ぶので、健康促進や治療等の効果を発揮させることが可能になるものである。なお、後述する放射性鉱物によって、マイナスイオンの発生をももたらす。
【0016】
第2のトルマリンは、結晶体で電気石とも言われ、代表的化学式は、3{NaX Al(BO Si O16( OHF)}(X=Mg、Fe、Li)である。このトルマリン結晶体の特性は上記した遠赤外効果だけではなく、各種の優れた特性があり、例えば、トルマリン結晶体の電気特性によりマイナスイオンを発生する特性があり、上記した遠赤外効果などの特性を合わせて活用することによって、血行の促進・改善、細胞の活性化、活性酸素の排除、血液の浄化・弱アルカリ化、体細胞の新陳代謝の促進、免疫機能や自然治癒力の向上等々といった人体の健康増進に優れた効能が得られる。更には、マイナスイオンはプラスイオンを中和する能力をもあり、環境を緩和する力ともなる。
【0017】
尚、遠赤外効果を有する素材として、安価な第3のシリカも用いることが可能であり、得られた合金も安価になるという特徴がある。
【0018】
勿論、従来の合金を得る際に用いられる種々の副資材がそのまま配合され得ることは当然であり、装身具としての硬度を調整したり、腐食を抑えたり、加工性を高めたりすることも可能であり、例えば、銀合金に対して、銅を加えて硬度を高めたり、パラジウムを加えて腐食を抑えたり、インジウムを加えて加工性を高めたり、更には銅やパラジウムの割合を更に特定して特有の色合いを出すことも可能である。
【0019】
第4にゲルマニウム、トルマリン、シリカの遠赤外線の放射を活発にするため、更にはゲルマニウム、トルマリンのマイナスイオンの発生を促進させるため、放射線鉱物を含ませたものであり、放射性鉱物は、例えばウラン、トリウム、イットリウムなどの放射性元素を含む鉱物である。その例としては、燐灰ウラン石、ベタフォ石、カルノ−石、ユ−クセン石、フェルグソン石、ガドリン石、グリファイト石、メタ燐重土ウラン石、モナズ石、サマルスキ石、閃ウラン鉱、ウラノビライト、ウラノトリアナイト、ゼノタイムなどが挙げられる。これらから放出する放射線により特にゲルマニウムなどの遠赤外線の放射、ゲルマニウム、トルマリンからのマイナスイオンの発生は更に活発となり、優れた鎮痛や消炎等の効果をもたらすものである。
【0020】
なお、配合割合の低い場合にはその効果は十分でなく、一方、配合割合の高い組成にあっては、合金への混入に手間取ったり、得られた装身具がもろくなったり、ひび割れが生じやすくなるという欠点があり配合割合に限界がある。
【0021】
第2発明の装身具は、皮膚に接触する外表面の一部又は全部が上記の装身具用合金で構成されていることを特徴とするもので、かかる装身具としては、例えばネックレス、ブレスレット、バングル、指輪などがあるが、ビ−ズ状の球体を多数作成し、これを適当な糸にて繋ぎ合わせた装身具も例示される。尚、装身具全体が本発明の装身具用合金で形成されていても、表面のみを本発明の装身具用合金で構成されていても良い。装身具そのものを形どる場合には、通常はモ−ルド内に溶融状態の合金を充填し、これを固化させて装身具を得たり、プレス加工などの後工程による加工手段にて装身具を構成することになる。
【0022】
以下、実施例をもって更に詳細に説明する。
(地金合金の製造)
金属素材として銀(925)を100重量%を用い、これを溶融する。この溶融された銀中にゲルマニウム5重量%、トルマリン5重量%、及び放射性鉱物(ベタフォ石)5重量%のそれぞれの溶融物を投入し、完全に攪拌し、これをインゴット型中に注入し、冷却することによって銀地金合金を得た。
【0023】
(ネックレスでのテスト)
上記銀地金をもって真珠状丸玉を作り、これにシリコン糸を通してネックレスを制作した。このネックレスを用いて遠赤外効果を試験した。試験方法は、室温(22℃)の環境で43歳の男性の首にネックレスをかけて10分間放置し、サーモグラフィ(温度分解能:0.1℃、アビオニクス社製)で正面から皮膚温度を観察した。
【0024】
合金中の配合がゲルマニウムのみであるが場合、0.7℃の温度上昇が見られた。次に、放射性好物のみを配合した場合には0.2〜0.3℃の温度上昇が見られた。最後に、本発明の合金の場合には、1℃の温度上昇が見られ、その効果が確認できた。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、合成樹脂内に配合したゲルマニウム、トルマリン、シリカによる遠赤外効果・マイナスイオンの発生によって人体における肩こりの解消や鎮痛や消炎等のような健康促進・治療等の効果が発揮でき、特に放射性好物を配合したことにより遠赤外効果が増進されることとなり、装飾機能と健康志向機能を兼ね備えた樹脂組成物及びこれを材料とした装身具が得られた。

Claims (4)

  1. 装身具用金属素材100重量%に対し、ゲルマニウム1〜15重量%、トルマリン0〜15重量%、シリカ0〜15重量%が含まれていることを特徴とする装身具用合金。
  2. 装身具用金属素材100重量%に対し、放射性鉱物1〜15重量%が含まれた請求項1記載の装身具用合金。
  3. 装身具用金属素材が、金、銀、チタンである請求項1又は2記載の装身具用合金。
  4. 身体に装用した状態で皮膚に接触する外表面の一部又は全部が、請求項1乃至3いずれか1記載の装身具用合金で構成されていることを特徴とする装身具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005240169A (ja) * 2004-01-27 2005-09-08 Sota Japan Kk チタン合金及びその製造方法、並びに装身具
JP2009035791A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Mas Material Co Ltd 装身具用地金および装身具用地金の製造方法
JP2009052092A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 J Make:Kk チタン−ゲルマニウム合金およびその製造方法、ならびに装身具、金属製日用品および金属製医療用部材

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