JP2004017437A - 書類綴じ込み用ファイル - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に製作できて、美観の向上及びコストの削減を図ることができる書類綴じ込み用ファイルを提供する。
【解決手段】本発明は、背表紙30の両側縁に前後表紙10、20が設けられた表紙部材1と、背表紙内面に沿って配置されるバインダー40とを備え、バインダー40の綴じ込み用リング45を開放し、その開放部から書類60の綴じ込み孔65にリング45を挿通することにより、書類60を前後表紙10、20間に綴じ込むようにしたファイルを対象とする。表紙部材1の両表紙内面に見返し部材11、21が貼り付けられる。見返し部材11、21の背表紙側の縁部が、バインダー位置まで延設されて支持領域12、22として構成される。支持領域12、22に支持孔15、25が設けられ、支持孔15、25にリング45が挿通支持されることにより、バインダー40が表紙部材1に保持される。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、背表紙30の両側縁に前後表紙10、20が設けられた表紙部材1と、背表紙内面に沿って配置されるバインダー40とを備え、バインダー40の綴じ込み用リング45を開放し、その開放部から書類60の綴じ込み孔65にリング45を挿通することにより、書類60を前後表紙10、20間に綴じ込むようにしたファイルを対象とする。表紙部材1の両表紙内面に見返し部材11、21が貼り付けられる。見返し部材11、21の背表紙側の縁部が、バインダー位置まで延設されて支持領域12、22として構成される。支持領域12、22に支持孔15、25が設けられ、支持孔15、25にリング45が挿通支持されることにより、バインダー40が表紙部材1に保持される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、開閉自在な綴じ込み用リングによって、書類を表紙部材に綴じ込むようにした書類綴じ込み用ファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(パソコン)の普及に伴い、パソコンを利用して、写真、文字、図形、模様等を適宜加工して印刷することにより、各個人特有の書類を作製し、更にその書類を、表紙付きの綴じ込み用ファイル等に綴じ込んで、オリジナル性が豊富な書籍類等を作製するようなことが多く行われている。
【0003】
このような書類整理用の綴じ込み用ファイルとして、表紙付きのものは、背表紙の両側縁に前表紙及び後表紙が折曲自在に設けられ、背表紙の裏面に、綴じ込みリング式のバインダーが固定されたものが周知である。このファイルにおいては、書類における綴じ込み側の縁部に、パンチ等によって綴じ込み孔が形成されており、バインダーの綴じ込み用リングを開放して、その開放部を介して書類の綴じ込み孔にリングを挿通した後、リングを閉塞することによって、書類を前表紙及び後表紙間に綴じ込むようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の綴じ込み用ファイルは、リベット等の固着具により、バインダーを表紙部材の背表紙裏面側に固定するのが一般的であるが、このリベットは背表紙を貫通するものであるため、背表紙の表面側にリベット端部が突出状に配置され、美観が損なわれるという問題を抱えている。
【0005】
また、ファイル製作に際して、リベット等の固着具を用いる分、部品点数が増加して、ファイル製作作業が困難になるとともに、コストの増大を来すという問題もあった。更にリベット止め等の面倒な作業を必要するため、ファイル製作作業が、より一層困難になるという問題があった。
【0006】
この発明は、上記従来技術の問題を解消し、良好な美観を得ることができる上、簡単に製作できて、コストの削減を図ることができる書類綴じ込み用ファイルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の書類綴じ込み用ファイルは、所定の幅を有する背表紙の両側縁に折曲自在に前表紙及び後表紙が設けられた表紙部材と、前記表紙部材における前記背表紙の内面に沿って配置され、かつ開閉自在な綴じ込み用リングを有するバインダーとを備え、前記綴じ込み用リングを開放した状態でその開放部から書類の綴じ込み孔に前記綴じ込み用リングを挿通することにより、書類を前記前表紙及び後表紙間に綴じ込むようにした書類綴じ込み用ファイルであって、前記表紙部材における前表紙の内面及び後表紙の内面に前見返し部材及び後見返し部材がそれぞれ貼り付けられ、前記両見返し部材における前記背表紙側の縁部が、前記バインダーの設置位置まで延設されて、バインダー支持領域としてそれぞれ構成されるとともに、各バインダー支持領域にバインダー支持孔がそれぞれ設けられ、前記バインダー支持孔に前記綴じ込み用リングが挿通支持されることにより、前記バインダーが前記両見返し部材を介して前記表紙部材に保持されてなるものを要旨としている。
【0008】
この発明の書類綴じ込み用ファイルにおいては、前後表紙内面の見返し部材における背表紙側にバインダー支持孔を形成し、その支持孔に、バインダーの綴じ込み用リングを挿通支持させることにより、バインダーを表紙部材に保持するものであるため、バインダーを、例えばリベット止めするものと異なり、リベット端部が背表紙表面に突出状に配置されることがなく、背表紙の表面を凹凸等のない平滑面に仕上げることができる。
【0009】
更にバインダーを、そのリングを見返し部材の支持孔に挿通するだけで表紙部材に支持することができるため、リベット止め作業等の面倒な作業を必要とせず、バインダーの取付作業を簡単に行うことができる。しかも、リベット等の固着具を用いないので、その分、部品点数を削減することができる。
【0010】
本発明においては、前記綴じ込み用リングが前記バインダーに沿って所定の間隔おきに複数設けられるとともに、各綴じ込み用リングに対応して、前記バインダー支持孔が前記バインダー支持領域に複数設けられ、前記複数の綴じ込み用リングが、対応する前記複数のバインダー支持孔にそれぞれ挿通支持されてなる構成を採用するのが好ましい。
【0011】
すなわちこの構成を採用する場合、バインダー全域を、見返し部材に確実に支持することができ、バインダーを、より安定状態に保持することができる。
【0012】
また本発明においては、前記表紙部材における背表紙の両側部が内面側に折曲されて両側折曲部が設けられ、その両側折曲部間に前記背表紙に沿ってコ字溝が形成され、前記バインダーが前記コ字溝内に収容配置されてなる構成を採用するのが良い。
【0013】
すなわちこの構成を採用する場合、バインダーが収まり良く配置されて、綴じ込み用リングが、前表紙及び後表紙に対し必要以上内方に突出するような不具合を防止することができる。
【0014】
また本発明においては、リンターによって所望の表示パターンを印刷可能な装飾用表皮材を具備し、その装飾用表皮材が前記表紙部材の表面に貼り付けられるよう構成されてなるものを採用するのが望ましい。
【0015】
すなわちこの場合には、装飾用表皮材に所望の表示パターンを印刷した後、その装飾用表皮材を表紙部材の表面に貼り付けることにより、ファイル表面に使用者の好みに応じた装飾を施すことができ、個性豊かなファイルを作製することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の実施形態である書類綴じ込み用ファイル(F)を示す斜視図、図2はそのファイル(F)を示す断面図、図3は分解断面図である。
【0017】
これらの図に示すように、本実施形態のファイル(F)は、表紙部材(1)と、バインダー(40)と、前見返し部材(11)及び後見返し部材(21)とを基本的な構成として備えている。
【0018】
表紙部材(1)は、例えば厚紙等の複数枚の芯板を化粧紙等の保護フィルム材によって被覆一体化した所定の硬さを有するものにより構成されており、所定の幅を有する背表紙(30)と、背表紙(30)の一側縁に連設され、その連設部において折返し自在な前表紙(10)と、背表紙(30)の他側縁に連設され、その連設部において折返し自在な後表紙(20)とを有している。
【0019】
背表紙(30)における前後両表紙(10)(20)との連接部は、内側に折曲されて両側折曲部(31)(32)として構成され、背表紙(30)の内面側における両側折曲部(31)(32)間に、背表紙(30)の長さ方向に沿って延びるコ字溝(35)が形成されている。
【0020】
バインダー(40)は、所定の長さを有する支持部材(41)と、支持部材(41)に支持された合成樹脂製の多数の綴じ込み用リング(45)とを具備している。各リング(45)は、接離自在な一対の半円リング片からなり、一対の半円リング片が当接することにより、リング(45)が閉環状に閉塞されるとともに、離脱することにより開環状に開放されるよう構成されている。なお、このバインダー(40)においては、支持部材(41)の両端部に、操作レバー(42)が設けられており、このレバー(42)を操作することによって、多数の綴じ込み用リング(45)が連動して開閉されるよう構成されている。
【0021】
このバインダー(40)の支持部材(41)が、上記表紙部材(1)におけるコ字溝(35)内に収容配置されて、綴じ込み用リング(45)が前表紙(10)及び後表紙(20)間に沿って配置される。
【0022】
一方、表紙部材(1)における前表紙(10)の内面及び後表紙(20)の内面に設けられる紙製の見返し部材(11)(21)は、その背表紙側の縁部に沿ってバインダー支持領域(12)(22)が設けられるとともに、各支持領域(12)(22)には、上記バインダー(40)の綴じ込み用リング(45)に対応して、多数のバインダー支持孔(15)(25)が形成されている。
【0023】
この見返し部材(11)(21)のバインダー支持領域(12)(22)を除く領域の周縁部が、両表紙(10)(20)の内面に貼り付けられるとともに、バインダー支持領域(12)(22)が、表紙部材(1)に対し非接着状態で、コ字溝(35)の両側部上方に沿って配置される。
【0024】
そして、コ字溝(35)内に収容配置された上記バインダー(40)のリング(45)が、バインダー支持領域(12)(22)の対応するバインダー支持孔(15)(25)内に挿通されて支持されることにより、バインダー(40)がコ字溝(35)内に収納された状態で保持される。
【0025】
なお本実施形態において、見返し部材(11)(21)は、その支持孔(15)(25)にバインダー(40)のリング(45)を挿通配置しておいて、その状態で表紙部材(1)に貼り付けることにより、バインダー(50)の収容作業と見返し部材(11)(21)の貼付作業とを同時に行うものである。
【0026】
本実施形態のファイル(F)は、以上の基本構成を有する上更に、図4に示すように表紙部材(1)における前表紙(10)の表面から背表紙(30)の表面にかけて、装飾用表皮材(50)が貼り付けられている。
【0027】
この装飾用表皮材(50)は、パソコンによって制御されるプリンター、特に各家庭内に広く普及しているインクジェットプリンターによって印刷可能ないわゆるインクジェット用紙等の印刷紙により構成されている。そして本実施形態においては、この装飾用表皮材(50)が、その裏面にあらかじめ粘着材等の接着剤が塗布された状態で、上記綴じ込み用ファイル(F)に添付されて、市販品として市場に供給されるものである。
【0028】
従って、ファイル使用者は、装飾用表皮材(50)に、文字、図形、写真、模様等の所望の表示パターンを印刷した後、その印刷済の表皮材(50)を、表紙部材(1)の表面に貼り付けることにより、表面が個性豊かに装飾された綴じ込み用ファイル(F)を確実に作製することができる。
【0029】
一方図2に示すように、ファイル(F)に綴じ込まれる各種書類(60)等の綴じ込み用紙は、その片側(綴じ込み側)に、バインダー(40)のリング(45)に対応して多数の綴じ込み孔(65)が形成されている。
【0030】
従って、ファイル使用者は、書類(60)に、所望の表示パターンを印刷したり、文字、図形等を加筆した後、その書類(60)をファイル(F)に綴じ込むものである。
【0031】
また言うまでもなく、書類(60)をファイル(F)に綴じ込む際には、バインダー(40)の綴じ込み用リング(45)を開いて、その開放部を介して書類(60)の綴じ込み孔(65)にリング(45)を挿通した後、リング(45)を閉じることにより、各種書類(60)を両表紙(10)(20)間に綴じ込むものである。
【0032】
なお、本発明において、綴じ込み用ファイル(F)は、書類(60)等の綴じ込み用紙や、装飾用表皮材(50)を添付した状態で、市販品として市場に供給するようにしても良く、添付せずに、それぞれを個別にして市場に供給するようにしても良い。
【0033】
以上のように、本実施形態の綴じ込み用ファイル(F)によれば、前後表紙(10)(20)の内面に貼り付けられる前後見返し部材(11)(21)の綴じ込み側の縁部にバインダー支持孔(15)(25)を形成し、その支持孔(15)(25)に、バインダー(40)のリング(45)を挿通支持させることにより、バインダー(40)を表紙部材(1)に保持するものであるため、バインダー(40)を、例えばリベット止めするものと異なり、リベット端部が背表紙表面に突出状に配置されることがなく、背表紙(30)の表面を凹凸等のない平滑面に仕上げることができ、良好な美観を得ることができる。
【0034】
更にバインダー(40)のリング(45)を、見返し部材(11)(21)の支持孔(15)(25)に挿通するだけで、バインダー(40)を表紙部材(1)に取り付けることができるため、面倒なリベット止め作業を必要とせず、バインダー(40)の取付作業、ひいてはファイル(F)の製作作業を簡単に行うことができる。
【0035】
しかも、リベットを用いないので、その分、部品点数を削減できて、ファイル製作作業を、より一層簡単に行えるとともに、コストを削減することができる。
【0036】
また本実施形態においては、バインダー(40)として、その長さ方向に沿って多数の綴じ込み用リング(45)を有するものを用い、そのリング(45)を見返し部材(11)(21)の多数の支持孔(15)(25)に挿通支持するものであるため、バインダー(40)の長さ方向全域を、見返し部材(11)(21)に確実に支持することができるので、バインダー(40)を、より安定状態に保持することができる。
【0037】
更に綴じ込まれる書類(60)は、多数の綴じ込み用リング(45)によって確実に綴じ込むことができるので、書類(60)も、より安定した状態に綴じ込むことができる。
【0038】
また本実施形態においては、背表紙(30)の裏面側にコ字溝(35)を形成し、そのコ字溝(35)内にバインダー(40)の支持部材(41)を収容するものであるため、バインダー(40)が収まり良く配置されて、綴じ込み用リング(45)が、前表紙(10)及び後表紙(20)に対し、必要以上内方に突出することがないので、より一層、良好な美観を得ることができる。更にバインダー(40)の綴じ込み用リング(45)が、過度に内方に突出しないので、ファイル(F)の開閉操作や、頁めくり操作をスムーズに行うことができる。
【0039】
また本実施形態においては、裏面に接着剤が塗布されたインクジェット用紙等からなる装飾用表皮材(50)を具備するものであるため、ファイル使用者は、パソコンを利用して、装飾用表皮材(50)に所望の表示パターンを印刷して、表紙部材(1)の表面に貼り付けることにより、ファイル表面に、各使用者の好みに応じた表示パターンを自在に表示することができ、オリジナル性に富んだファイル(F)を作製することができ、使用者にとって高い付加価値を得ることができる。
【0040】
なお本発明においては、バインダー(40)の綴じ込み用リング(45)の数や、見返し部材(11)(21)の支持孔(15)(25)の数、更には書類(60)の綴じ込み孔(65)の数は、上記実施形態のものに限定されるものではない。
【0041】
また、本発明においては、上記実施形態のように、見返し部材(11)(21)を両表紙(10)(20)に対し、外周縁部等の所要領域のみを接着するようにしても良く、全域を接着するようにしても良い。
【0042】
また、上記実施形態においては、表紙部材、見返し部材、書類等として、紙製のものを用いているが、本発明において、これらの材質は、特に限定されるものではなく、例えば合成樹脂及び天然樹脂製のもの、合繊繊維及び天然繊維の編織布及び不織布製のもの、あるいはこれら(紙も含む)のうちいずれか2種以上の複合製品からなるものを用いても良い。
【0043】
更にバインダーとしても、合成樹脂製のものだけに限られず、金属製等、他の材質からなるものを用いても良い。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、この発明の書類綴じ込み用ファイルによれば、前後表紙の内面に貼り付けられる前後見返し部材の綴じ込み側の縁部にバインダー支持孔を形成し、その支持孔に、バインダーの綴じ込み用リングを挿通支持させることにより、バインダーを表紙部材に保持するものであるため、バインダーを、例えばリベット止めするものと異なり、リベット端部が背表紙表面に突出状に配置されることがなく、背表紙の表面を凹凸等のない平滑面に仕上げることができ、良好な美観を得ることができる。更にバインダーを、そのリングを見返し部材の支持孔に挿通するだけで表紙部材に支持することができるため、リベット止め作業等の面倒な作業を必要とせず、バインダーの取付作業、ひいてはファイルの製作作業を簡単に行うことができる。しかも、リベット等の固着具を用いないので、その分、部品点数を削減できて、ファイル製作作業を、より一層簡単に行えるとともに、コストを削減することができるという効果がある。
【0045】
本発明において、バインダーとして、その長さ方向に沿って複数の綴じ込み用リングを有し、そのリングを見返し部材の複数の支持孔に挿通支持する場合には、バインダー全域を、見返し部材に確実に支持することができ、バインダーを、より安定状態に保持することができるという利点がある。
【0046】
また本発明において、背表紙の裏面側に形成されたコ字溝内にバインダーを収容配置する場合には、バインダーが収まり良く配置されて、綴じ込み用リングが、前表紙及び後表紙に対し、大きく内方に突出しないので、より一層、良好な美観を得ることができるとともに、ファイル開閉操作や、頁めくり操作をスムーズに行うことができるという利点がある。
【0047】
また本発明において、プリンターによって所望の表示パターンを印刷可能な装飾用表皮材を具備する場合には、その表皮材に所望の表示パターンを印刷した後、表紙部材の表面に貼り付けることにより、ファイル表面に使用者の好みに応じた装飾を施すことができ、個性豊かなファイルを作製することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である書類綴じ込み用ファイルを示す斜視図である。
【図2】実施形態のファイルを示す断面図である。
【図3】実施形態のファイルを分解して示す断面図である。
【図4】実施形態のファイルをその装飾用表皮材を分離した状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
1…表紙部材
10…前表紙
11…前見返し部材
12…バインダー支持領域
15…支持孔
20…後表紙
21…後見返し部材
22…バインダー支持領域
25…バインダー支持孔
30…背表紙
40…バインダー
45…綴じ込み用リング
50…装飾用表皮材
60…書類
65…綴じ込み孔
F…ファイル
【発明の属する技術分野】
この発明は、開閉自在な綴じ込み用リングによって、書類を表紙部材に綴じ込むようにした書類綴じ込み用ファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(パソコン)の普及に伴い、パソコンを利用して、写真、文字、図形、模様等を適宜加工して印刷することにより、各個人特有の書類を作製し、更にその書類を、表紙付きの綴じ込み用ファイル等に綴じ込んで、オリジナル性が豊富な書籍類等を作製するようなことが多く行われている。
【0003】
このような書類整理用の綴じ込み用ファイルとして、表紙付きのものは、背表紙の両側縁に前表紙及び後表紙が折曲自在に設けられ、背表紙の裏面に、綴じ込みリング式のバインダーが固定されたものが周知である。このファイルにおいては、書類における綴じ込み側の縁部に、パンチ等によって綴じ込み孔が形成されており、バインダーの綴じ込み用リングを開放して、その開放部を介して書類の綴じ込み孔にリングを挿通した後、リングを閉塞することによって、書類を前表紙及び後表紙間に綴じ込むようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の綴じ込み用ファイルは、リベット等の固着具により、バインダーを表紙部材の背表紙裏面側に固定するのが一般的であるが、このリベットは背表紙を貫通するものであるため、背表紙の表面側にリベット端部が突出状に配置され、美観が損なわれるという問題を抱えている。
【0005】
また、ファイル製作に際して、リベット等の固着具を用いる分、部品点数が増加して、ファイル製作作業が困難になるとともに、コストの増大を来すという問題もあった。更にリベット止め等の面倒な作業を必要するため、ファイル製作作業が、より一層困難になるという問題があった。
【0006】
この発明は、上記従来技術の問題を解消し、良好な美観を得ることができる上、簡単に製作できて、コストの削減を図ることができる書類綴じ込み用ファイルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の書類綴じ込み用ファイルは、所定の幅を有する背表紙の両側縁に折曲自在に前表紙及び後表紙が設けられた表紙部材と、前記表紙部材における前記背表紙の内面に沿って配置され、かつ開閉自在な綴じ込み用リングを有するバインダーとを備え、前記綴じ込み用リングを開放した状態でその開放部から書類の綴じ込み孔に前記綴じ込み用リングを挿通することにより、書類を前記前表紙及び後表紙間に綴じ込むようにした書類綴じ込み用ファイルであって、前記表紙部材における前表紙の内面及び後表紙の内面に前見返し部材及び後見返し部材がそれぞれ貼り付けられ、前記両見返し部材における前記背表紙側の縁部が、前記バインダーの設置位置まで延設されて、バインダー支持領域としてそれぞれ構成されるとともに、各バインダー支持領域にバインダー支持孔がそれぞれ設けられ、前記バインダー支持孔に前記綴じ込み用リングが挿通支持されることにより、前記バインダーが前記両見返し部材を介して前記表紙部材に保持されてなるものを要旨としている。
【0008】
この発明の書類綴じ込み用ファイルにおいては、前後表紙内面の見返し部材における背表紙側にバインダー支持孔を形成し、その支持孔に、バインダーの綴じ込み用リングを挿通支持させることにより、バインダーを表紙部材に保持するものであるため、バインダーを、例えばリベット止めするものと異なり、リベット端部が背表紙表面に突出状に配置されることがなく、背表紙の表面を凹凸等のない平滑面に仕上げることができる。
【0009】
更にバインダーを、そのリングを見返し部材の支持孔に挿通するだけで表紙部材に支持することができるため、リベット止め作業等の面倒な作業を必要とせず、バインダーの取付作業を簡単に行うことができる。しかも、リベット等の固着具を用いないので、その分、部品点数を削減することができる。
【0010】
本発明においては、前記綴じ込み用リングが前記バインダーに沿って所定の間隔おきに複数設けられるとともに、各綴じ込み用リングに対応して、前記バインダー支持孔が前記バインダー支持領域に複数設けられ、前記複数の綴じ込み用リングが、対応する前記複数のバインダー支持孔にそれぞれ挿通支持されてなる構成を採用するのが好ましい。
【0011】
すなわちこの構成を採用する場合、バインダー全域を、見返し部材に確実に支持することができ、バインダーを、より安定状態に保持することができる。
【0012】
また本発明においては、前記表紙部材における背表紙の両側部が内面側に折曲されて両側折曲部が設けられ、その両側折曲部間に前記背表紙に沿ってコ字溝が形成され、前記バインダーが前記コ字溝内に収容配置されてなる構成を採用するのが良い。
【0013】
すなわちこの構成を採用する場合、バインダーが収まり良く配置されて、綴じ込み用リングが、前表紙及び後表紙に対し必要以上内方に突出するような不具合を防止することができる。
【0014】
また本発明においては、リンターによって所望の表示パターンを印刷可能な装飾用表皮材を具備し、その装飾用表皮材が前記表紙部材の表面に貼り付けられるよう構成されてなるものを採用するのが望ましい。
【0015】
すなわちこの場合には、装飾用表皮材に所望の表示パターンを印刷した後、その装飾用表皮材を表紙部材の表面に貼り付けることにより、ファイル表面に使用者の好みに応じた装飾を施すことができ、個性豊かなファイルを作製することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の実施形態である書類綴じ込み用ファイル(F)を示す斜視図、図2はそのファイル(F)を示す断面図、図3は分解断面図である。
【0017】
これらの図に示すように、本実施形態のファイル(F)は、表紙部材(1)と、バインダー(40)と、前見返し部材(11)及び後見返し部材(21)とを基本的な構成として備えている。
【0018】
表紙部材(1)は、例えば厚紙等の複数枚の芯板を化粧紙等の保護フィルム材によって被覆一体化した所定の硬さを有するものにより構成されており、所定の幅を有する背表紙(30)と、背表紙(30)の一側縁に連設され、その連設部において折返し自在な前表紙(10)と、背表紙(30)の他側縁に連設され、その連設部において折返し自在な後表紙(20)とを有している。
【0019】
背表紙(30)における前後両表紙(10)(20)との連接部は、内側に折曲されて両側折曲部(31)(32)として構成され、背表紙(30)の内面側における両側折曲部(31)(32)間に、背表紙(30)の長さ方向に沿って延びるコ字溝(35)が形成されている。
【0020】
バインダー(40)は、所定の長さを有する支持部材(41)と、支持部材(41)に支持された合成樹脂製の多数の綴じ込み用リング(45)とを具備している。各リング(45)は、接離自在な一対の半円リング片からなり、一対の半円リング片が当接することにより、リング(45)が閉環状に閉塞されるとともに、離脱することにより開環状に開放されるよう構成されている。なお、このバインダー(40)においては、支持部材(41)の両端部に、操作レバー(42)が設けられており、このレバー(42)を操作することによって、多数の綴じ込み用リング(45)が連動して開閉されるよう構成されている。
【0021】
このバインダー(40)の支持部材(41)が、上記表紙部材(1)におけるコ字溝(35)内に収容配置されて、綴じ込み用リング(45)が前表紙(10)及び後表紙(20)間に沿って配置される。
【0022】
一方、表紙部材(1)における前表紙(10)の内面及び後表紙(20)の内面に設けられる紙製の見返し部材(11)(21)は、その背表紙側の縁部に沿ってバインダー支持領域(12)(22)が設けられるとともに、各支持領域(12)(22)には、上記バインダー(40)の綴じ込み用リング(45)に対応して、多数のバインダー支持孔(15)(25)が形成されている。
【0023】
この見返し部材(11)(21)のバインダー支持領域(12)(22)を除く領域の周縁部が、両表紙(10)(20)の内面に貼り付けられるとともに、バインダー支持領域(12)(22)が、表紙部材(1)に対し非接着状態で、コ字溝(35)の両側部上方に沿って配置される。
【0024】
そして、コ字溝(35)内に収容配置された上記バインダー(40)のリング(45)が、バインダー支持領域(12)(22)の対応するバインダー支持孔(15)(25)内に挿通されて支持されることにより、バインダー(40)がコ字溝(35)内に収納された状態で保持される。
【0025】
なお本実施形態において、見返し部材(11)(21)は、その支持孔(15)(25)にバインダー(40)のリング(45)を挿通配置しておいて、その状態で表紙部材(1)に貼り付けることにより、バインダー(50)の収容作業と見返し部材(11)(21)の貼付作業とを同時に行うものである。
【0026】
本実施形態のファイル(F)は、以上の基本構成を有する上更に、図4に示すように表紙部材(1)における前表紙(10)の表面から背表紙(30)の表面にかけて、装飾用表皮材(50)が貼り付けられている。
【0027】
この装飾用表皮材(50)は、パソコンによって制御されるプリンター、特に各家庭内に広く普及しているインクジェットプリンターによって印刷可能ないわゆるインクジェット用紙等の印刷紙により構成されている。そして本実施形態においては、この装飾用表皮材(50)が、その裏面にあらかじめ粘着材等の接着剤が塗布された状態で、上記綴じ込み用ファイル(F)に添付されて、市販品として市場に供給されるものである。
【0028】
従って、ファイル使用者は、装飾用表皮材(50)に、文字、図形、写真、模様等の所望の表示パターンを印刷した後、その印刷済の表皮材(50)を、表紙部材(1)の表面に貼り付けることにより、表面が個性豊かに装飾された綴じ込み用ファイル(F)を確実に作製することができる。
【0029】
一方図2に示すように、ファイル(F)に綴じ込まれる各種書類(60)等の綴じ込み用紙は、その片側(綴じ込み側)に、バインダー(40)のリング(45)に対応して多数の綴じ込み孔(65)が形成されている。
【0030】
従って、ファイル使用者は、書類(60)に、所望の表示パターンを印刷したり、文字、図形等を加筆した後、その書類(60)をファイル(F)に綴じ込むものである。
【0031】
また言うまでもなく、書類(60)をファイル(F)に綴じ込む際には、バインダー(40)の綴じ込み用リング(45)を開いて、その開放部を介して書類(60)の綴じ込み孔(65)にリング(45)を挿通した後、リング(45)を閉じることにより、各種書類(60)を両表紙(10)(20)間に綴じ込むものである。
【0032】
なお、本発明において、綴じ込み用ファイル(F)は、書類(60)等の綴じ込み用紙や、装飾用表皮材(50)を添付した状態で、市販品として市場に供給するようにしても良く、添付せずに、それぞれを個別にして市場に供給するようにしても良い。
【0033】
以上のように、本実施形態の綴じ込み用ファイル(F)によれば、前後表紙(10)(20)の内面に貼り付けられる前後見返し部材(11)(21)の綴じ込み側の縁部にバインダー支持孔(15)(25)を形成し、その支持孔(15)(25)に、バインダー(40)のリング(45)を挿通支持させることにより、バインダー(40)を表紙部材(1)に保持するものであるため、バインダー(40)を、例えばリベット止めするものと異なり、リベット端部が背表紙表面に突出状に配置されることがなく、背表紙(30)の表面を凹凸等のない平滑面に仕上げることができ、良好な美観を得ることができる。
【0034】
更にバインダー(40)のリング(45)を、見返し部材(11)(21)の支持孔(15)(25)に挿通するだけで、バインダー(40)を表紙部材(1)に取り付けることができるため、面倒なリベット止め作業を必要とせず、バインダー(40)の取付作業、ひいてはファイル(F)の製作作業を簡単に行うことができる。
【0035】
しかも、リベットを用いないので、その分、部品点数を削減できて、ファイル製作作業を、より一層簡単に行えるとともに、コストを削減することができる。
【0036】
また本実施形態においては、バインダー(40)として、その長さ方向に沿って多数の綴じ込み用リング(45)を有するものを用い、そのリング(45)を見返し部材(11)(21)の多数の支持孔(15)(25)に挿通支持するものであるため、バインダー(40)の長さ方向全域を、見返し部材(11)(21)に確実に支持することができるので、バインダー(40)を、より安定状態に保持することができる。
【0037】
更に綴じ込まれる書類(60)は、多数の綴じ込み用リング(45)によって確実に綴じ込むことができるので、書類(60)も、より安定した状態に綴じ込むことができる。
【0038】
また本実施形態においては、背表紙(30)の裏面側にコ字溝(35)を形成し、そのコ字溝(35)内にバインダー(40)の支持部材(41)を収容するものであるため、バインダー(40)が収まり良く配置されて、綴じ込み用リング(45)が、前表紙(10)及び後表紙(20)に対し、必要以上内方に突出することがないので、より一層、良好な美観を得ることができる。更にバインダー(40)の綴じ込み用リング(45)が、過度に内方に突出しないので、ファイル(F)の開閉操作や、頁めくり操作をスムーズに行うことができる。
【0039】
また本実施形態においては、裏面に接着剤が塗布されたインクジェット用紙等からなる装飾用表皮材(50)を具備するものであるため、ファイル使用者は、パソコンを利用して、装飾用表皮材(50)に所望の表示パターンを印刷して、表紙部材(1)の表面に貼り付けることにより、ファイル表面に、各使用者の好みに応じた表示パターンを自在に表示することができ、オリジナル性に富んだファイル(F)を作製することができ、使用者にとって高い付加価値を得ることができる。
【0040】
なお本発明においては、バインダー(40)の綴じ込み用リング(45)の数や、見返し部材(11)(21)の支持孔(15)(25)の数、更には書類(60)の綴じ込み孔(65)の数は、上記実施形態のものに限定されるものではない。
【0041】
また、本発明においては、上記実施形態のように、見返し部材(11)(21)を両表紙(10)(20)に対し、外周縁部等の所要領域のみを接着するようにしても良く、全域を接着するようにしても良い。
【0042】
また、上記実施形態においては、表紙部材、見返し部材、書類等として、紙製のものを用いているが、本発明において、これらの材質は、特に限定されるものではなく、例えば合成樹脂及び天然樹脂製のもの、合繊繊維及び天然繊維の編織布及び不織布製のもの、あるいはこれら(紙も含む)のうちいずれか2種以上の複合製品からなるものを用いても良い。
【0043】
更にバインダーとしても、合成樹脂製のものだけに限られず、金属製等、他の材質からなるものを用いても良い。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、この発明の書類綴じ込み用ファイルによれば、前後表紙の内面に貼り付けられる前後見返し部材の綴じ込み側の縁部にバインダー支持孔を形成し、その支持孔に、バインダーの綴じ込み用リングを挿通支持させることにより、バインダーを表紙部材に保持するものであるため、バインダーを、例えばリベット止めするものと異なり、リベット端部が背表紙表面に突出状に配置されることがなく、背表紙の表面を凹凸等のない平滑面に仕上げることができ、良好な美観を得ることができる。更にバインダーを、そのリングを見返し部材の支持孔に挿通するだけで表紙部材に支持することができるため、リベット止め作業等の面倒な作業を必要とせず、バインダーの取付作業、ひいてはファイルの製作作業を簡単に行うことができる。しかも、リベット等の固着具を用いないので、その分、部品点数を削減できて、ファイル製作作業を、より一層簡単に行えるとともに、コストを削減することができるという効果がある。
【0045】
本発明において、バインダーとして、その長さ方向に沿って複数の綴じ込み用リングを有し、そのリングを見返し部材の複数の支持孔に挿通支持する場合には、バインダー全域を、見返し部材に確実に支持することができ、バインダーを、より安定状態に保持することができるという利点がある。
【0046】
また本発明において、背表紙の裏面側に形成されたコ字溝内にバインダーを収容配置する場合には、バインダーが収まり良く配置されて、綴じ込み用リングが、前表紙及び後表紙に対し、大きく内方に突出しないので、より一層、良好な美観を得ることができるとともに、ファイル開閉操作や、頁めくり操作をスムーズに行うことができるという利点がある。
【0047】
また本発明において、プリンターによって所望の表示パターンを印刷可能な装飾用表皮材を具備する場合には、その表皮材に所望の表示パターンを印刷した後、表紙部材の表面に貼り付けることにより、ファイル表面に使用者の好みに応じた装飾を施すことができ、個性豊かなファイルを作製することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である書類綴じ込み用ファイルを示す斜視図である。
【図2】実施形態のファイルを示す断面図である。
【図3】実施形態のファイルを分解して示す断面図である。
【図4】実施形態のファイルをその装飾用表皮材を分離した状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
1…表紙部材
10…前表紙
11…前見返し部材
12…バインダー支持領域
15…支持孔
20…後表紙
21…後見返し部材
22…バインダー支持領域
25…バインダー支持孔
30…背表紙
40…バインダー
45…綴じ込み用リング
50…装飾用表皮材
60…書類
65…綴じ込み孔
F…ファイル
Claims (4)
- 所定の幅を有する背表紙の両側縁に折曲自在に前表紙及び後表紙が設けられた表紙部材と、前記表紙部材における前記背表紙の内面に沿って配置され、かつ開閉自在な綴じ込み用リングを有するバインダーとを備え、前記綴じ込み用リングを開放した状態でその開放部から書類の綴じ込み孔に前記綴じ込み用リングを挿通することにより、書類を前記前表紙及び後表紙間に綴じ込むようにした書類綴じ込み用ファイルであって、
前記表紙部材における前表紙の内面及び後表紙の内面に前見返し部材及び後見返し部材がそれぞれ貼り付けられ、
前記両見返し部材における前記背表紙側の縁部が、前記バインダーの設置位置まで延設されて、バインダー支持領域としてそれぞれ構成されるとともに、各バインダー支持領域にバインダー支持孔がそれぞれ設けられ、
前記バインダー支持孔に前記綴じ込み用リングが挿通支持されることにより、前記バインダーが前記両見返し部材を介して前記表紙部材に保持されてなることを特徴とする書類綴じ込み用ファイル。 - 前記綴じ込み用リングが前記バインダーに沿って所定の間隔おきに複数設けられるとともに、各綴じ込み用リングに対応して、前記バインダー支持孔が前記バインダー支持領域に複数設けられ、前記複数の綴じ込み用リングが、対応する前記複数のバインダー支持孔にそれぞれ挿通支持されてなる請求項1記載の書類綴じ込み用ファイル。
- 前記表紙部材における背表紙の両側部が内面側に折曲されて両側折曲部が設けられ、その両側折曲部間に前記背表紙に沿ってコ字溝が形成され、
前記バインダーが前記コ字溝内に収容配置されてなる請求項1又は2記載の書類綴じ込み用ファイル。 - プリンターによって所望の表示パターンを印刷可能な装飾用表皮材を具備し、その装飾用表皮材が前記表紙部材の表面に貼り付けられるよう構成されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載の書類綴じ込み用ファイル。
Priority Applications (1)
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JP2002174505A JP2004017437A (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | 書類綴じ込み用ファイル |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2004017437A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009234138A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Lihit Lab Inc | ファイル・バインダ類 |
-
2002
- 2002-06-14 JP JP2002174505A patent/JP2004017437A/ja active Pending
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