JP2004016793A

JP2004016793A - 傘ホルダー

Info

Publication number: JP2004016793A
Application number: JP2002214525A
Authority: JP
Inventors: Itsuo Sato; 佐藤　五生
Original assignee: TOEI KOGEI KK
Current assignee: TOEI KOGEI KK
Priority date: 2002-06-20
Filing date: 2002-06-20
Publication date: 2004-01-22
Anticipated expiration: 2022-06-20
Also published as: JP4048421B2

Abstract

【課題】傘を使用する時に、身体に取り付けたバンドによって、傘を身体に装着することにより、手を添えなくとも、傘を使うことができる傘ホルダーを提供する。
【解決手段】全体を縦長の柱状に形成し、傘柄を保持するため、つまみ状にハンドルのついた、丁番に形成した本体に、前固定バンド（１４）後固定バンド（１６）及び、胴巻バンド（９）を設け、傘（１）を、丁番（４）の間に挟み、ハンドル（５）を締め、傘（１）を、本体に固定することを特徴とする。
【選択図】　　図３

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、傘を使用する時に、両手で荷物を持ったり、自転車を、操作したりするとき、または杖をついてる人、手足の不自由な人も使用可能で、雪や雨などで、滑りやすい道路などであっても、手を使わなく、身体の安全を考慮し傘を使用できる傘ホルダーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来傘を使用する時は、片手で持つか、傘の柄を紐などで体に結びつけるしか、方法がなく、安全性と不便さがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
イ、雨や雪の日に、傘を使用する時は片手で持つため、両手に荷物のある時や自転車運転、杖をついてる、身体の不自由な人にとっては、両手が使えずに、不安が多くあった。
ロ、傘を持つ時に、片手が使えないため、転倒事故なども起りやすく、特に身体の不自由な人は、雨や雪降りの時に、外出するのが億劫であった。
本発明は、以上の欠点を解決するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明の傘ホルダーは、図２のように、身体にセットする、胴巻バンド（９）と、前腰から肩・背中・後腰に、前固定バンド（１４）後固定バンド（１６）丁番（バネ付）（４）から成る傘ホルダーであることを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）この傘ホルダーの、本体（８）本体スライド板（７）は、プラスチック製で、上部に後固定バンド（１２）、上部横に前固定バンド（１１）、下部に、胴巻バンド（９）（この３種のバンドは、布・皮・プラスチック素材のいずれでも可）、上下の長さを調整できるように、前バンド調整具（１５）後バンド調整具（１７）を設け、腰まわり調整は、胴巻バンド止具（１０）を設け、前固定バンド（１４）の下に前バンド止具（１３）を設け、腰巻バンド止具（１０）と取り外しができ操作しやすいようにした。
（ロ）丁番（ネジ付）（４）は、本体（８）に、ネジで固定し、傘主柱（２）を支えるために、本体（８）の表固定部に、傘主柱受固定具（３）プラスチック成型品を取りつけ、丁番（バネ付）（４）上部の表固定部に、傘主柱押固定具（６）プラスチック成型品を取りつける。ハンドル（５）は、プラスチック製で、中芯に鉄製の、丁番ネジ棒（２０）を取りつける。
（ハ）丁番（バネ付）（４）は、傘をセットする時に、ハンドル（５）を、持ち上げると、丁番（バネ付）（４）は、９０度横に開いて丁番バネ（１８）の働きで９０度の状態で止るので、傘主柱（２）をセットし、ハンドル（５）を、元に戻すと、バネの力で、自動的に、丁番が閉る。丁番棒ネジ穴（１９）に、丁番ネジ棒（２０）が入るので、傘主柱（２）が、安定する程度にハンドル（５）で締める。
（ニ）人の身長によって、本体（８）と、本体スライド板（７）を、上下の調整ができるように、本体スライド板（７）に調整穴を、４個所設けることにより、４段階の調整ができる。調整穴（２２）には、本体スライド止具（２１）の裏面に、本体スライド止ボタン（２３）があり、自動的にロックされるため、本体スライド止具（２１）の上部を、指で手前に引くと、可撓部（２４）の部分から曲がりロックが外れ、身体に合う所の穴に合わせ、指を離すとロックされる構造である。
【０００６】
【発明の効果】
本発明を使用することによって、手で傘を持たなくとも、荷物を両手で持つ時、杖、松葉杖、手の不自由な人、雨雪、悪路、自転車に乗ってる時など、幅広く、利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の正面図
【図２】本発明の使用状態を示す正面図
【図３】本発明の丁番を開いた状態の斜視図
【図４】本発明の本体スライド板図
【図５】本発明の本体部分を背面側から見た部分拡大図
【符号の説明】
１　傘　　　　　　　　　　　　　　　１３　前バンド止具
２　傘主柱　　　　　　　　　　　　　１４　前固定バンド
３　傘主柱受固定具　　　　　　　　　１５　前バンド調整具
４　丁番（バネ付）　　　　　　　　　１６　後固定バンド
５　ハンドル　　　　　　　　　　　　１７　後バンド調整具
６　傘主柱押固定具　　　　　　　　　１８　丁番バネ
７　本体スライド板　　　　　　　　　１９　丁番棒ネジ穴
８　本体　　　　　　　　　　　　　　２０　丁番ネジ棒
９　胴巻バンド　　　　　　　　　　　２１　本体スライド止具
１０　胴巻バンド止具　　　　　　　　　２２　本体スライド固定具
１１　前固定バンド止具　　　　　　　　２３　本体スライド止ボタン
１２　後固定バンド止具　　　　　　　　２４　可撓部

Claims

縦長の柱板状に形成された本体と、この本体から身体への固定用に延設される前固定バンド、後固定バンド及び、胴巻バンドと、該本体に、傘支柱を保持するための、丁番器具であって、傘支柱を締め付け調整するためのバンドを設けた該丁番と、傘支柱保持における、高さ位置を調整するための、前記本体下部に形成される上下調整器具と、から成ることを特徴とする傘ホルダーである。