JP2004015765A - 通信方法、行動観察情報管理方法、端末装置、仲介接続サーバ装置、行動観察情報サーバ装置、画像取得装置、課金情報サーバ装置、通信システム、行動観察情報管理システム、及び課金システム - Google Patents

通信方法、行動観察情報管理方法、端末装置、仲介接続サーバ装置、行動観察情報サーバ装置、画像取得装置、課金情報サーバ装置、通信システム、行動観察情報管理システム、及び課金システム Download PDF

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JP2004015765A JP2002170658A JP2002170658A JP2004015765A JP 2004015765 A JP2004015765 A JP 2004015765A JP 2002170658 A JP2002170658 A JP 2002170658A JP 2002170658 A JP2002170658 A JP 2002170658A JP 2004015765 A JP2004015765 A JP 2004015765A
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Masao Ikezaki
池▲崎▼ 雅夫
Yoichi Araida
新井田 洋一
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Abstract

【課題】子供からも簡単に親と接続することを可能にするとともに、常に親の顔等を画面に出力するようにし、子供に安心感を与える。
【解決手段】呼出先一覧を呼出元端末装置1に出力するとともに、呼出元端末装置1が呼出先情報の入力を受け付けて呼出先情報が示す呼出先を呼び出すようにし、応答受諾時に仲介接続サーバ装置2により呼出元端末装置1と呼出先端末装置3とを仲介接続するとともに、応答拒否時に定型情報を仲介接続サーバ装置2又は呼出先端末装置3から呼出元端末装置1に送信するようにした。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に幼児と親との連絡に好適に用いられる通信方法、行動観察情報管理方法、端末装置、仲介接続サーバ装置、行動観察情報サーバ装置、画像取得装置、課金情報サーバ装置、通信システム、行動観察情報管理システム、及び課金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、親の側から、保育所や託児所等の託児施設内部を監視する方法として、例えば、託児所内にカメラなどを設置するとともに、親の側に備えた端末にこのカメラを接続してカメラの画像を配信する方法が考えられてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような方法は、単にカメラから親に、一方的に画像を配信するのみであり、逆に子供側に親の画像を送って安心感を与える等の要望に応えられるものではない。
【0004】
本発明は、このような画像通信に双方向性を与えてより一層の安心感を与えるよう構成したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本実施形態に係る通信方法は、呼出先一覧を呼出元の端末装置に出力する呼出先一覧出力ステップと、呼出元の端末装置が呼出先情報の入力を受け付ける呼出先情報入力ステップと、呼出先情報が示す呼出先を呼び出す呼出ステップと、応答受諾時に呼出元の端末装置と呼出先の端末装置とを接続する接続ステップと、応答拒否時に定型情報をこの定型情報を格納したサーバ装置又は呼出先の端末装置から呼出元の端末装置に送信する定型情報送信ステップとを具備する。
【0006】
このような方法であれば、呼出元の端末装置を託児施設に備えておくことにより、呼出先の端末装置を介して直接親の画像を呼出元の端末装置に送信でき、しかも親が端末装置を使用できない状況であっても、定型情報として親の画像等を用意すればこの定型情報を呼出元の端末装置に送信するようにしているので、子供に安心感を与えることができるようになる。しかも、呼出先一覧を画像により表示し、画像に基いて呼出先の入力を受け付けるようにしているので、幼児でも簡単に呼出先を入力して接続することができるようになる。ここで、「応答拒否時」とは、一定時間内待機したが応答がない場合及び応答を拒否する信号が発せられた場合を含む概念である。
【0007】
呼出元の状態を示す呼出元状態情報の入力を受け付ける呼出元状態入力ステップと、呼出元状態情報を送信する呼出元状態送信ステップと、呼出元状態情報に応じて定型情報を選択する応答選択ステップとをさらに具備するものであれば、子供の機嫌など、呼出元の状態を送信し、送信された呼出元状態情報に応じてふさわしい応答を定型情報として保存しておくことにより、コミュニケーションが成立しているように見せかけることができるようになり、子供に安心感を与えることができる。
【0008】
呼び出しを行う時点での時刻である現在日時情報を取得する現在日時情報取得ステップと、予め設定された特定の日時を示す情報である特定日時情報と前記現在日時情報とを照合する特定日時情報照合ステップと、前記特定日時情報と前記現在日時情報との照合の結果に応じて定型情報を選択する定型情報選択ステップとをさらに具備するものであっても、子供の誕生日等、特定の日時にふさわしい応答を定型情報として保存しておくことにより、コミュニケーションが成立しているように見せかけることができるようになり、子供に安心感を与えることができる。
【0009】
現在地情報を付した読取装置により所定位置において呼出先情報を読み取る呼出先情報読取ステップと、呼出先情報と現在地情報とを対にしてこれらを管理する仲介接続サーバ装置に送信する呼出先所在地情報送信ステップと、送信された呼出先情報と現在地情報とを含む呼出先所在地情報を格納する呼出先所在地情報格納ステップとをさらに具備するものであれば、呼出先所在地情報に対応する端末装置を呼び出すようにできるので、より確実に呼出先とのコミュニケーションを図るようにできる。
【0010】
一方、行動観察情報を管理する対象である行動観察対象に具備させる対象識別情報を取得する対象識別情報取得ステップと、取得した対象識別情報と行動種別情報とを含む行動観察情報を行動観察情報サーバ装置に送信する対象情報送信ステップと、送信された行動観察情報を格納する行動観察情報格納ステップとを具備する行動観察情報管理方法を、前記呼出先情報と対象識別情報とを対にして格納する対象識別情報格納ステップを予め実施しておくとともに、前記呼出先情報と対をなす対象識別情報を含む行動観察情報を送信する行動観察情報送信ステップをさらに具備する通信方法とともに用いれば、前記行動情報管理方法により呼出元の行動の記録を保存でき、この行動の記録を呼出先に送信することにより、親が子供の行動を把握することができる。
【0011】
また、画像を取得する画像取得ステップと、取得した画像及び画像を取得した時刻を示す情報である画像取得時刻情報を含む画像情報を画像管理サーバ装置に送信する画像送信ステップと、送信された画像情報を格納する画像格納ステップとを予め実施しておくとともに、画像を指定する画像指定情報を受け付ける画像指定ステップと、受け付けた画像指定情報に該当する画像情報を有する画像を送信する画像再送信ステップとをさらに具備する通信方法を用いると、必要な日時の画像を取り出すことができ、子供の行動を任意の時間に確認できる。
【0012】
現在日時情報を取得する現在日時情報取得ステップと、現在日時情報に基き画像指定情報を作成する画像指定情報作成ステップとをさらに具備するものであれば、現在日時からある程度前から現在までの情報を連続して確認するようにできる。
【0013】
さらに、前記行動情報管理方法とともに用いられるものであって、行動種別情報に対応付けられた画像取得手段に画像を取得するよう指示する画像取得先指定ステップをさらに具備する通信方法を用いれば、前記行動情報管理方法により子供の所在を確認して、所在先のビデオカメラ等の画像取得装置を指定して子供の画像を確実に取得するようにできる。
【0014】
加えて、呼び出しを行うとともに呼出回数を計数する呼出回数計算ステップと、呼出回数が予め設定した所定呼出回数を上回ったことの判定を行う呼出回数超過判定ステップと、呼出回数と所定呼出回数との差に超過料金率を積算して呼出回数超過追加料金を計算する呼出回数超過追加料金計算ステップとを具備する課金方法を用いれば、呼出回数を計算して所定呼出回数を上回ったことの判定を行えるとともに、所定呼出回数を上回った分だけの超過料金を確実に計算するようにできる。
【0015】
呼び出しを行った時間帯が指定時間帯であることを判定する指定時間帯検索ステップをさらに具備するものであれば、判定の結果が真である場合には呼出回数計算ステップを省略することにより、指定時間内に何回呼び出しても料金加算対象の呼出回数にカウントしないようにする、いわゆるタイムサービスを提供できるようになる。
【0016】
指定時間内にすでに呼び出しを行っていることを判定する指定時間内既呼出判定ステップをさらに具備するものであれば、前記指定時間帯検索ステップとこの指定時間内呼出判定ステップとを続けて実行することにより指定時間内の2回目以降の呼び出しであることを判定し、判定の結果がいずれも真である場合には呼出回数計算ステップを省略することにより、指定時間内に何回呼び出しても1回だけ呼び出したものとみなすタイプのタイムサービスを提供できるようになる。
【0017】
画像取得識別ステップと、画像取得追加料金計算ステップとをさらに具備するものであれば、呼出サービスに加えて定時的に子供の画像を記録するサービスを行うことができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して示す。
【0019】
本実施形態に係る通信システムSは、概略全体図を図1に示すように、呼出元たる子供と呼出先たる親とが実際に、又は擬似的にコミュニケーションをとるものであり、呼出元端末装置1、仲介接続サーバ装置2、呼出先端末装置3、現在地情報を付した読取装置たる区画入退出ゲート4、行動観察対象情報を読み取る装置である所内位置確認装置5、行動観察情報サーバ装置6、及び課金情報サーバ装置7を具備する。これら呼出元端末装置1、仲介接続サーバ装置2、呼出先端末装置3、区画入退出ゲート4、所内位置確認装置5、行動観察情報サーバ装置6、及び課金情報サーバ装置7は、図51に示すような区画Aが寄り集まって形成されている閉域AA内に設けられている。区画Aには、内部にさらに小区画Aaを設けているものも存在する。特に、呼出元端末装置1、所内位置確認装置5、及び行動観察情報サーバ装置6は図2に示す保育所A1内に設けてある。保育所A1内は、同図に示すように、さまざまな設備Bが設けられているとともに、各設備Bごとに前記所内位置確認装置5が設けられている。
【0020】
呼出元端末装置1、仲介接続サーバ装置2、呼出先端末装置3、区画入退出ゲート4、及び行動観察情報サーバ装置6は、図1に示すように、電気通信回線手段Nを介して互いに接続されている。また、所内位置確認装置5は、行動観察情報サーバ装置6に接続されている。さらに、課金情報サーバ装置7は、仲介接続サーバ装置2に接続されている。
【0021】
そして、各区画Aの出入口に設けられ、仲介接続サーバ装置2に接続された前記区画入退出ゲート4を介して親の所在地及び連絡先を示す呼出先所在地情報を作成するようにしている。この呼出先所在地情報は、図3に示すように、個人を識別する情報である個人識別情報と、個人の連絡先を示す情報である連絡先情報とを含む。連絡先情報は、同図に示すように、さらに前記個人識別情報で識別される個人の所在地を示す現在地情報と、前記個人識別情報で識別される個人の自宅所在地を示す呼出先自宅情報と、前記個人識別情報で識別される個人の在宅を示す在宅識別子と、前記個人識別情報で識別される個人の自宅に備えた端末装置を示す電話番号等の情報である呼出先自宅端末情報と、前記個人識別情報で識別される個人が所持する携帯型端末装置を示す電話番号等の情報である呼出先携帯端末情報とを含む。ここで、前記現在地情報は、区画入退出ゲート4に格納してある。具体的には、入口ゲートには区画名、出口ゲートには外出中であることをそれぞれ示す情報を格納している。なお、前記個人識別情報は、請求項中における呼出先情報としての機能を有し、呼出先である親個人を識別可能な単独の情報又は情報の組み合わせである。
【0022】
また、所内位置確認装置5及び行動観察情報サーバ装置6を介して、子供の行動の記録である行動観察情報を作成するとともに、必要に応じて子供の画像である行動観察画像を含む索引付画像情報を仲介接続サーバ装置2に送信するようにしている。ここで、行動観察情報は、図4に示すように、行動を観察する対象、すなわち本実施形態では子供、を識別する情報である対象識別情報と、子供の行動を示す行動情報とを含む。前記行動情報は、さらに前記所内位置確認装置5の所在地を示す行動種別情報と、行動種別情報を取得した時刻を示す行動時刻情報とを含む。また、索引付画像情報は、図5に示すように、前記対象識別情報と、画像情報とを含む。画像情報は、さらに、行動観察画像と、この行動観察画像を取得した時刻を示す取得時刻情報とを含む。
【0023】
さらに、呼出元端末装置1から仲介接続サーバ装置2を介して前記呼出先所在地情報に対応する呼出先端末装置3を呼び出して、仲介接続サーバ装置2から呼出先端末装置3に行動観察情報を送信しつつ呼出元端末装置1と呼出先端末装置3との間で双方向に通信したり、又は仲介接続サーバ装置2から呼出元端末装置1に予め親の画像や音声など、予め仲介接続サーバ装置2に登録された定型情報を送信したりするようにしている。ここで、定型情報は、図6に示すように、前記個人識別情報及び条件情報と組になった索引付定型情報として仲介接続サーバ装置2に格納されている。前記条件情報は、子供の機嫌などを示す情報である呼出元状態情報、及び子供の誕生日等、特別な日時を示す特定日時情報を含む。そして、呼出元状態情報をサーバ装置に送信するとともに、送信された呼出元状態情報を含む索引付定型情報中の定型情報、又は現在日時が特定日時情報に該当するならばその特定日時情報を含む索引付定型情報中の定型情報を呼出元端末装置1に送信するようにしている。
【0024】
加えて、必要に応じて画像指定情報を呼出先端末装置3から仲介接続サーバ装置2に送信して、仲介接続サーバ装置2から呼出先端末装置3に画像指定情報に該当する画像を送信するようにしている。ここで、画像指定情報は、図7に示すように、前記個人識別情報と、希望する画像が取得された時間帯を示す希望画像取得時間帯情報とを含む。
【0025】
さらに、課金情報サーバ装置7は、契約情報に基き超過料金を計算する。ここで、契約情報は、図8に示すように、前記個人識別情報と、契約内容情報とを含む。前記契約内容情報は、呼出回数を示す呼出回数情報と、定額料金による呼出回数の上限を示す所定呼出回数情報と、指定時間帯内の呼び出しを全て1回とみなす場合の指定時間帯を示す指定時間帯情報と、指定時間帯内に既に呼び出しを行っていることを示す指定時間帯内既呼出識別子と、前記所定呼出回数情報が示す定額料金による呼出回数の上限を前記呼出回数情報が示す呼出回数が上回っていることを示す所定呼出回数超過識別子とを含む。
【0026】
以下に各装置の構成を示す。
【0027】
呼出元端末装置1は、図9に示すように、CPU101、内部メモリ102、画像入力手段103、音声入力手段104、文字入力手段105、画像出力手段106、音声出力手段107、通信インタフェース108等を具備するものである。
【0028】
仲介接続サーバ装置2は、図10に示すように、CPU201、内部メモリ202、外部記憶装置203、入力装置204、表示装置205、モデム等の通信インタフェース206等を具備し、一般的なサーバコンピュータとしての機能を有するものである。
【0029】
呼出先端末装置3は、図11に示すように、CPU301、内部メモリ302、画像入力手段303、音声入力手段304、文字入力手段305、画像出力手段306、音声出力手段307、通信インタフェース308を具備するものである。そして、この呼出先端末装置3は、親の自宅等に固定して設置される固定型のものと携帯可能な携帯型のものとが存在する。
【0030】
区画入退出ゲート4は、図12に示すように、電磁波を発信する発信器401と、前記発信先識別手段から発信された電磁波を受信するアンテナ402と、受信した信号を出力する出力端子403と、これらを制御する制御チップ404とを備えている。
【0031】
所内位置確認装置5は、図13に示すように、電磁波を発信する発信器501と、前記発信先識別手段から発信された電磁波を受信するアンテナ502と、受信した信号を出力する出力端子503と、これらを制御する制御チップ504とを備えているものであり、前記出力端子503を介して前記行動観察情報サーバ装置6に接続して用いられる。
【0032】
行動観察情報サーバ装置6は、図14に示すように、CPU601、内部メモリ602、外部記憶装置603、文字入力装置604、画像入力装置605、表示装置606、モデム等の通信インタフェース607等を具備し、一般的なパーソナルコンピュータないしサーバコンピュータとしての機能を有するものであるまた、この行動観察情報サーバ装置6は、請求項中の画像取得装置としての機能も有する。
【0033】
課金情報サーバ装置7は、図15に示すように、CPU701、内部メモリ702、外部記憶装置703、入力装置704、表示装置705、モデム等の通信インタフェース706等を具備し、一般的なパーソナルコンピュータないしサーバコンピュータとしての機能を有するものである。
【0034】
次に、呼出元端末装置1、仲介接続サーバ装置2、呼出先端末装置3、区画入退出ゲート4、所内位置確認装置5、行動観察情報サーバ装置6、及び課金情報サーバ装置7の動作機能について説明する。
【0035】
まず、呼出元端末装置1は、機能ブロック図を図16に示すように、内部メモリ102等の所定領域に格納されたプログラムによりCPU101等が作動し、呼出先情報格納部11、呼出先一覧出力部12、呼出先入力部13、呼出先情報検索部14、呼出元状態情報入力部15、受信部16、送信部17、画像音声出力部18、及び画像音声入力部19として働く。
【0036】
呼出先情報格納部11には、呼出先である親を識別する情報であり、親の氏名、生年月日等を含む図23に示すような個人識別情報と、呼出先に固有の画像である呼出先識別画像とを対にして、図24に示すように索引付呼出先識別画像として格納している。なお、呼出先識別画像としては、親の写真や似顔絵、又は親や子供自身の名前を自筆したものの画像等が考えられる。また、個人識別情報は、親を識別可能な情報又は情報の組み合わせであれば、図23に示す氏名と生年月日の組み合わせ以外にも、各個人に付した固有番号等さまざまなものが利用できる。
【0037】
呼出先一覧出力部12は、画像出力手段106等を含んで構成されるもので、前記呼出先情報格納部11から呼出先識別画像を受け取り、図25に示すように呼出先識別画像を並べて画像出力装置に出力する。
【0038】
一方、呼出先入力部13は、例えば呼出先一覧出力部12を構成する画像出力手段106に構成したタッチパネル等を用い、呼出先に対応する呼出先識別画像の選択による入力を受け付けるようにしている。
【0039】
呼出先情報検索部14は、選択された呼出先識別画像に対応する個人識別情報を、呼出先情報格納部11から検索して、検索結果である個人識別情報を送信部16に渡す。
【0040】
呼出元状態情報入力部15は、文字入力手段105等を含んで構成されるもので、呼出元の状態を示す情報である呼出元状態情報の入力を受け付けるものであり、本実施形態では保育士等が子供の表情に応じてその表情に対応する呼出元状態情報の入力を受け付けるように構成している。
【0041】
送信部16は、前記呼出先情報検索部14から個人識別情報を受け取るとともに、呼出元状態情報入力部15から呼出元状態情報を受け取り、仲介接続サーバ装置2にこの個人識別情報及び呼出元状態情報を送信する。ここで送信される電文の一例を図26に示す。すなわち、この送信部16は、個人識別情報を送信する個人識別情報送信部、すなわち請求項中の呼出先情報送信部としての機能、及び呼出元状態情報を送信する呼出元状態情報送信部としての機能を有する。
【0042】
受信部17は、仲介接続サーバ装置2又は呼出先端末装置3から画像情報及び音声情報を受信し、後述する画像音声出力部18にこれらを渡す。
【0043】
画像音声出力部18は、画像出力手段106及び音声出力手段107等を含み、前記受信部17から画像情報及び音声情報をそれぞれ受け取り、出力装置を用いて出力するように構成している。
【0044】
画像音声入力部19は、画像入力手段103及び音声入力手段104等を含み、これら画像入力手段及び音声入力手段から画像情報及び音声情報を受け取り、これら画像情報及び音声情報を送信部16に渡すようにしている。
【0045】
仲介接続サーバ装置2は、機能ブロック図を図17に示すように、内部メモリ202や外部記憶装置203等の所定領域に格納されたプログラムによりCPU201等が作動し、受信部21、呼出先所在地情報格納部22、呼出先所在地情報検索部23a、呼出先在宅照合部23b、呼出部24、第1仲介接続部25a、第2仲介接続部25b、定型情報格納部26、現在日時情報取得部27a、定型情報検索部27b、送信部28、行動観察画像格納部29a、行動観察画像検索部29b、行動観察情報格納部29x、及び行動観察情報検索部29yとして働く。そして、この仲介接続サーバ装置2は、請求項中の画像管理サーバ装置としての機能も有する。
【0046】
受信部21は、前記呼出元端末装置1、前記呼出先端末装置3、前記区画入退出ゲート4、及び前記行動観察情報サーバ装置6から各種情報を受け取り、少なくとも請求項中の呼出先情報受信部、呼出元状態情報受信部、画像受信部、及び画像指定情報受信部としての機能を有する。
【0047】
呼出先所在地情報格納部22は、前記呼出先所在地情報を図27に示すように格納する。
【0048】
呼出先所在地情報検索部23aは、受信した個人識別情報を含む呼出先所在地情報を検索し、この呼出先所在地情報に含まれる呼出先自宅情報、呼出先自宅端末情報、及び呼出先携帯端末情報を取得する。
【0049】
呼出先在宅照合部23bは、受信した個人識別情報を含む呼出先所在地情報が示す現在地情報と呼出先自宅情報との一致を照合し、在宅識別子を生成する。ここで、在宅識別子は、現在地情報と呼出先自宅情報との一致を示すものであり、これらが一致する場合は「1」、それ以外の場合は「0」を示す2値のものである。
【0050】
呼出部24は、在宅識別子が「1」である場合には呼出先自宅端末情報に対応する呼出先端末装置3に、在宅識別子が「0」である場合には呼出先携帯端末情報に対応する呼出先端末装置3に呼出信号を送信するとともに、応答受諾信号又は応答拒否信号を受け付ける。
【0051】
第1仲介接続部25aは、在宅識別子が「1」である場合に応答受諾信号を呼出部24から受け取り、呼出元端末装置1と呼出先端末装置3とをスルー接続する。
【0052】
第2仲介接続部25bは、在宅識別子が「0」である場合に応答受諾信号を呼出部24から受け取り、呼出元端末装置1と呼出先端末装置3との間に介在して画像音声情報の形式を変換しつつ接続する。
【0053】
定型情報格納部26は、呼出先端末装置3から前記受信部21を経て前記索引付定型情報を受け取り、図28に示すように格納する。ここで、前記特定日時情報とは、特定の定型情報を予め登録しておいて、この特定の定型情報を特定の日時にのみ送信する場合の前記特定の日時を示す情報であり、子供の誕生日等の日付や、昼食時間等の時間帯等が考えられる。
【0054】
現在日時情報取得部27aは、現在の日時を示す情報である現在日時情報を取得する。
【0055】
定型情報検索部27bは、現在日時情報が該当する特定日時情報又は受信した呼出元状態情報を含む索引付定型情報を定型情報格納部26から検索し、この索引付定型情報に含まれる定型情報を取得する。
【0056】
送信部28は、呼出元端末装置1及び呼出先端末装置3に各種情報を送信する機能を有し、特に、少なくとも請求項中の定型情報送信部及び画像送信部としての機能を有する。
【0057】
行動観察画像格納部29aは、受信部21から索引付画像情報を受け取り、これらを関連付けて図29に示すように格納する。
【0058】
行動観察画像検索部29bは、画像指定情報に対応する行動観察画像を行動観察画像格納部29aから検索する。
【0059】
行動観察情報格納部29xは、受信部21から前記行動観察情報と個人識別情報とを受け取り、これらを対にして図30に示すように格納する。
【0060】
行動観察画像検索部29yは、個人識別情報と対にして格納された行動観察情報を行動観察情報格納部29xから検索する。
【0061】
呼出先端末装置3は、機能ブロック図を図18に示すように、内部メモリ302等の所定領域に格納されたプログラムによりCPU301等が作動し、端末識別情報格納部31、画像音声入力部32、条件情報入力部33、応答受諾情報入力部34、送信部35、受信部36、画像音声出力部37として働く。
【0062】
端末識別情報格納部31は、この呼出先端末装置3に固有に付されたID番号等の端末識別情報を格納している。
【0063】
画像音声入力部32は、呼出元端末装置1又は仲介接続サーバ装置2に送信する画像情報及び音声情報の入力を受け付けて前記送信部35に渡す。また、定型情報、より具体的には定型情報を構成する画像情報及び音声情報の入力も受け付ける。すなわち、定型情報入力部としても働く。
【0064】
条件情報入力部33は、定型情報に対応する条件情報、すなわち呼出元状態情報又は特定日時情報の入力を受け付けて前記送信部35に渡す。
【0065】
応答受諾情報入力部34は、応答受諾情報を受け付けて前記送信部35に渡す。
【0066】
送信部35は、前記画像音声入力部32から受け取った画像情報及び音声情報をサーバ2を介して受信元端末装置1に送信する。また、前記画像音声入力部32から受け取った定型情報及び条件情報入力部33から受け取った条件情報から索引付定型情報を生成し、仲介接続サーバ装置2に送信する。さらに、前記応答受諾情報入力部34から受け取った応答受諾情報を仲介接続サーバ装置2に送信する。すなわち、この送信部35は、定型情報送信部、及び応答受諾情報送信部としての機能を有する。
【0067】
受信部36は、仲介接続サーバ装置2から呼出信号を受信して前記応答受諾情報入力部34に渡すとともに、呼出元端末装置1から画像情報及び音声情報を受信して前記画像音声出力部37に渡す。
【0068】
画像音声出力部37は、前記受信部36から画像情報及び音声情報を受け取り、この画像情報及び音声情報を出力する。
【0069】
区画入退出ゲート4は、機能ブロック図を図19に示すように、制御チップ404に内蔵されたプログラムにより、個人識別情報読取部41、現在地情報格納部42、情報取得部43、及び送信部44として働く。
【0070】
個人識別情報読取部41は、発信器401、アンテナ402等を含んで構成され、呼出先、すなわち本実施形態では親が所持するICカード等の個人識別手段4xから個人識別情報を読み取る。ここで、本実施形態では個人識別手段4xは前記発信器401から発信された電磁波を動力として個人識別情報を示す信号を発信するように構成している。
【0071】
現在地情報格納部42は、この区画入退出ゲート4の所在地を示す情報である現在地情報を格納している。
【0072】
情報取得部43は、前記個人識別情報読取部41が読み取った個人識別情報と前記現在地情報格納部42に格納された現在地情報とを取得し、前記送信部44に渡す。
【0073】
送信部44は、これら個人識別情報と、現在地情報とを対にして仲介接続サーバ装置2に送信する。送信される電文の一例を図31に示す。
【0074】
所内位置確認装置5は、機能ブロック図を図20に示すように、対象識別情報読取部51、行動種別情報格納部52、情報取得部53、及び送信部54として働く。
【0075】
対象識別情報読取部51は、発信器501、アンテナ502等を含んで構成され、行動観察対象、すなわち本実施形態では子供が所持する対象識別手段5xから対象識別情報を読み取る。ここで、本実施形態では対象識別手段5xは前記発信器501から発信された電磁波を動力として個人識別情報を示す信号を発信するように構成していて、名札の裏側などに埋め込んだICチップ等を用いるようにしている。
【0076】
行動種別情報格納部52は、この所内位置確認装置5の所在地を示す情報である行動種別情報を格納している。
【0077】
情報取得部53は、前記対象識別情報読取部51が読み取った対象識別情報と、前記行動種別情報格納部52に格納された行動種別情報とを取得するとともに、さらに対象識別情報を読み取った時刻を示す行動時刻情報とを取得して行動観察情報を生成し、前記送信部54に渡す。
【0078】
送信部54は、この行動観察情報を行動観察情報サーバ装置6に送信する。
【0079】
行動観察情報サーバ装置6は、機能ブロック図を図21に示すように、内部メモリ602や外部記憶装置603等の所定領域に格納されたプログラムによりCPU601等が作動し、受信部61、行動観察対象情報格納部たる契約情報格納部62、行動観察情報格納部63、画像取得部たる行動観察画像取得部64、行動観察画像格納部65、及び送信部66として働く。
【0080】
受信部61は、少なくとも、前記所内位置確認装置5から、行動観察情報を受信する行動観察情報受信部としての機能を有する。
【0081】
契約情報格納部62は、対象識別情報と個人識別情報と行動観察画像取得識別子とを組にして図32のように格納している。ここで、行動観察画像取得識別子は、行動観察画像を取得する必要がある場合は「1」、行動観察画像を取得する必要がない場合は「0」を示す2値のものである。
【0082】
行動観察情報格納部63は、前記受信部61から行動観察情報を受け取り、行動観察情報に含まれる対象識別情報と組にして契約情報格納部62に格納された前記個人識別情報と対にして図33のように格納する。
【0083】
行動観察画像取得部64は、略所内位置確認装置に併設して設けられた画像取得手段を用いて構成され、行動観察対象の画像である行動観察画像を取得するとともに、画像を取得した時刻を示す情報である画像取得時刻情報を取得して索引付画像情報を生成し、行動観察画像格納部65に渡す。
【0084】
行動観察画像格納部65は、前記行動観察画像取得部64から索引付画像情報を受け取り、図34のように格納する。
【0085】
送信部66は、前記行動観察情報格納部63から個人識別情報と索引付行動観察情報との対を受け取り、前記仲介接続サーバ装置2に送信する。また、前記行動観察画像格納部65から個人識別情報と索引付画像情報との対を受け取り、仲介接続サーバ装置2に送信する。すなわち、この送信部66は、少なくとも請求項中の行動観察情報送信部及び画像送信部としての機能を有する。
【0086】
すなわち、この行動観察情報サーバ装置6は、請求項中の画像取得装置としても機能する。なお、この行動観察情報サーバ装置6は、前記呼出元端末装置1に一体に備えるようにしてももちろんよい。
【0087】
課金情報サーバ装置7は、機能ブロック図を図22に示すように、内部メモリ702や外部記憶装置703等の所定領域に格納されたプログラムによりCPU601等が作動し、受信部71、契約情報格納部72、指定時間帯検索部73、指定時間内呼出判定部74、呼出回数計算部75、呼出回数超過判定部76、及び呼出回数超過追加料金計算部77として働く。
【0088】
受信部71は、仲介接続サーバ装置2から前記個人識別情報を受信する。
【0089】
契約情報格納部72は、前記契約情報を図35に示すように格納する。
【0090】
指定時間帯検索部73は、前記契約情報格納部72から前記個人識別情報に対応付けて格納された指定時間帯情報を検索する。
【0091】
指定時間内呼出判定部74は、前記契約情報格納部72から前記個人識別情報に対応付けて格納された指定時間帯内既呼出判定情報を検索する。
【0092】
呼出回数計算部75は、前記契約情報格納部72から前記個人識別情報に対応付けて格納された呼出回数情報を検索して取り出した上で、この呼出回数情報が示す呼出回数に1を加えて新しい呼出回数情報を作成し、前記契約情報格納部72に戻す。
【0093】
呼出回数超過判定部76は、前記契約情報格納部72から前記個人識別情報に対応付けて格納された呼出回数情報及び所定呼出回数情報を検索して取り出した上で、呼出回数情報が示す呼出回数と所定呼出回数情報が示す所定呼出回数との大小判定を行い、所定呼出回数超過識別子を生成する。この所定呼出回数超過識別子は、呼出回数情報が示す呼出回数が所定呼出回数情報が示す所定呼出回数を上回る場合は「1」、それ以外の場合は「0」をとる2値のものである。前者が後者を超える場合は前記呼出回数超過追加料金計算部77に前記呼出回数及び前記所定呼出回数を対応付けて渡す。
【0094】
呼出回数超過追加料金計算部77は、前記呼出回数超過判定部76から所定呼出回数超過識別子を受け取り、この所定呼出回数超過識別子が「1」であればさらに前記個人識別情報に対応付けられた前記呼出回数及び前記所定呼出回数を受け取る。そして、前記呼出回数と前記所定呼出回数との間の差と、予め設定しておいた超過料金率情報が示す超過料金率との積を超過料金とし、この超過料金を超過料金情報として前記契約情報格納部72に前記個人識別情報と対にして格納する。
【0095】
次に、これら通信システムSが行う処理の流れを説明する。
【0096】
まず、呼出先所在地情報を作成して仲介接続サーバ装置2に格納する流れを図36及び図37を用いて説明する。まず、区画入退出ゲート4の行う処理を図36を用いて説明する。各区画Aの出入口に設置されている区画入退出ゲート4は、個人識別情報読取部41により呼出先たる親が所持する前記個人識別手段4xから個人識別情報を読み取る(S101)。次に、前記個人識別情報と、予め現在地情報格納部42に格納した現在地情報とを情報取得部43に取得しておく(S102)。そして、取得した前記個人識別情報と前記現在地情報とを対にして情報取得部43から送信部44に渡し、送信部44から仲介接続サーバ装置2に送信する(S103)。仲介接続サーバ装置2の行う処理を図37を用いて説明する。この仲介接続サーバ装置2は、前記区画入退出ゲート4から送信された個人識別情報と現在地情報とを受信部により受け付け(S104)、受け付けた個人識別情報を含む呼出先所在地情報を呼出先所在地情報格納部22から取り出し、呼出先所在地情報中の現在地情報を、前記区画入退出ゲート4から受信した現在地情報に更新する(S105)。さらに、前記呼出先所在地情報に含まれる呼出先自宅情報を取得し(S106)、この呼出先自宅情報と前記現在地情報とを照合する(S107)。これらが一致する場合は、前記呼出先所在地情報中の在宅識別子を「1」とし(S108)、一致しない場合は、前記在宅識別子を「0」とする(S109)。
【0097】
次に、行動観察情報を生成するとともに、画像を取得して保存する流れを図38〜図40を用いて説明する。本実施形態では、子供が移動するごとに行動観察情報を生成するとともに、所定時刻又は呼出先端末装置から請求があった時点ごとに行動観察情報に基き子供の画像を取得するようにしている。まず、予め、観察行動対象である子供に、前記対象識別手段5xを付しておく。次に、所内位置確認装置5が行う処理の流れを図38を用いて説明する。まず、行動観察対象である子供が保育園内の各設備Bに設置した行動観察対象情報読取部付近を通過するたびに、対象識別情報を読み取る(S201)。次に、読み取った対象識別情報と、予め行動種別情報格納部に格納してある行動種別情報とを取得し(S202)、行動観察情報を生成して行動観察情報サーバ装置6に送信する(S203)。以下に、行動観察情報サーバ装置6が行う処理の流れを図39を用いて説明する。行動観察情報サーバ装置6は、受信部61で行動観察情報を受信する(S204)。次に、契約情報格納部から受信した行動観察情報に含まれる対象識別情報に対応付けて格納された行動観察画像取得識別子を取得し(S205)、この画像取得識別子が「1」であるかどうかを確認する(S206)。画像取得識別子が「1」であれば画像取得部64により行動観察画像を取得する(S207)。そして、行動観察情報を行動観察情報格納部63に格納する(S208)。また、行動観察画像取得識別子が「1」であるかどうかを確認し(S209)、行動観察画像取得識別子が「1」であれば前記行動観察画像と前記取得時刻情報と前記対象識別情報とから索引付画像情報を生成し、行動観察画像格納部65に格納する(S210)。そして、対象識別情報に対応する個人識別情報を検索して取得し(S211)、行動観察情報、及び索引付画像情報を前記個人識別情報に対応付けて仲介接続サーバ装置2に送信する(S212)。仲介接続サーバ装置2は、図40に示すように、個人識別情報と行動観察情報とを受信して(S213)行動観察情報格納部29xに格納する(S214)とともに、索引付画像情報を受信したかどうかを確認し(S215)、索引付画像情報を受信した場合は索引付画像情報を個人識別情報と対応付けて行動観察画像格納部29aに格納する(S216)。
【0098】
次に、定型情報を呼出先端末装置3に入力し、仲介接続サーバ装置2に登録する流れを図41、図42を用いて説明する。まず、呼出先端末装置3が行う処理を図41を用いて説明する。画像音声入力部32により、定型情報の入力を受け付ける(S301)。ついで、条件情報入力部33により、入力した定型情報に対応する呼出元状態情報又は特定日時情報の入力を受け付ける(S302)。そして、これら定型情報と呼出元状態情報又は特定日時情報と個人識別情報とから索引付定型情報を生成して仲介接続サーバ装置2に送信する(S303)。次に、仲介接続サーバ装置2が行う処理を図42を用いて説明する。仲介接続サーバ装置2は、受信部21により前記索引付定型情報を受信する(S304)。そして、定型情報格納部26にこの索引付定型情報を格納する(S305)。
【0099】
次に、呼出元たる子供から呼出先たる親を呼び出し、呼出元端末装置1に呼出先端末装置3からの親のリアルタイム情報又は仲介接続サーバ装置2からの定型情報を出力させる流れを図43〜図48を用いて説明する。
【0100】
まず、呼出元端末装置1が行う処理の流れを図43を用いて説明する。呼出元端末装置1は、呼出先識別画像格納部から呼出先識別画像を読み出し、呼出先一覧出力部に出力して呼出先一覧を表示する(S401)。次に、呼出先入力部により呼出先識別画像の選択に基く入力を受け付ける(S402)。さらに、子供の状態を示す呼出元状態情報の入力を受け付ける(S403)。それから、選択された呼出先識別画像に対応する個人識別情報を検索する(S404)。そして、呼出先格納部から送信部に検索結果である個人識別情報を受け渡し、仲介接続サーバ装置2に個人識別情報、及び呼出元状態情報を送信する(S405)。
【0101】
次に、仲介接続サーバ装置2が行う処理の流れを図44〜図46を用いて説明する。仲介接続サーバ装置2は、受信部21により個人識別情報を受信する(S406)。それから、受信した個人識別情報を含む呼出先所在地情報が示す在宅識別子を呼出先所在地情報検索部23aにより検索し(S407)、この在宅識別子の値が「1」であるか否かを照合する(S408)。前記在宅識別子が「1」である場合には、前記呼出先所在地情報が示す呼出先自宅端末情報を検索する(S409)。一方、前記呼出先所在地情報と前記呼出先自宅情報とが一致しない場合には、前記呼出先所在地情報が示す呼出先携帯端末情報を検索する(S410)。そして、検索結果に基き、呼出先自宅端末情報又は呼出先携帯端末情報が示す呼出先端末装置3に呼出部24から呼出信号を発する(S411)。ここまでの流れを図44に示す。それから、図45に示すように、呼出先端末装置3からの応答受諾信号を受け付ける(S412)。応答受諾信号を受信した場合は、この応答受諾信号を受けて、まず行動観察情報検索部29yにより、個人識別情報と対にして格納された行動観察情報を検索し(S413)、呼出先端末装置3に送信する(S414)。次いで、個人識別情報に対応して格納された在宅識別子を再び検索し、この在宅識別子が「1」であるか否かを照合する(S415)。前記在宅識別子が「1」である場合には、呼出元端末装置1と呼出先端末装置3とを第1仲介接続部25aを介して接続する(S416)。一方、前記在宅識別子が「0」である場合には、呼出元端末装置1と呼出先端末装置3と間に第2仲介接続部25bを介在させて、映像音声信号を第2仲介接続部25bにより変換しつつ接続する(S417)。一方、応答受諾信号を受信しなかった場合、呼出信号を発した呼出開始時刻から一定時間経過したか否かを調べ(S418)、呼出開始時刻から一定時間経過していない場合は引き続き応答受諾信号を受け付ける。呼出開始時刻から一定時間経過した場合は、図46に示すように、まず現在日時取得部27aにより現在日時情報を取得し(S418)、次いで受信した個人識別情報を含む索引付定型情報を定型情報格納部26から検索する(S419)。それから、現在日時情報が特定日時情報の示す条件に該当する索引付定型情報が存在するか照合を行い(S420)、照合の結果が真である場合は、定型情報検索部27bにより前記個人識別情報及び前記特定日時情報を含む索引付定型情報を検索し、この索引付定型情報に含まれる定型情報を取得する(S421)。一方、照合の結果が偽である場合は、呼出元状態情報を受信し(S422)、定型情報検索部27bにより前記個人識別情報及び前記呼出元状態情報を含む索引付定型情報を検索し、この索引付定型情報に含まれる定型情報を取得する(S423)。そして、取得した定型情報を、呼出元端末装置1に送信する(S424)。
【0102】
そして、呼出先端末装置3が行う処理の流れを図47を用いて説明する。呼出先端末装置3は、呼出信号を受信し(S425)、応答受諾信号の入力を受信部36で受け付ける(S426)。そして、応答受諾信号入力部34に応答受諾信号が入力された時点で応答受諾信号を仲介接続サーバ装置2に送信する(S427)。一方、応答受諾信号が入力をされなかった場合は、呼出信号の受信から所定時間が経過したか否かを判定し(S428)、所定時間が経過した場合はそのまま応答受諾信号の入力の受け付けを中止する(S429)。一方、まだ所定時間が経過していない場合は応答受諾信号の入力を受け付けるステップに戻る。
【0103】
また、課金情報サーバ装置7が行う処理の流れを図48を用いて説明する。この課金情報サーバ装置7は、呼出を行ったことを示す呼出信号をサーバ装置から受信部71で受信し(s430)、現在時刻情報を取得する(S431)。次に、指定時間帯検索部73により契約情報格納部72から指定時間帯情報を個人識別情報と対応付けて検索し(S432)、さらにこの指定時間帯検索部73により、取得した現在時刻情報が指定時間帯情報が示す条件に該当することの照合を行う(S433)。この照合の結果が偽である場合は、呼出回数計算部75により個人識別情報に対応付けて格納された呼出回数情報が示す呼出回数に1を加えたものを新たな呼出回数として契約情報格納部72に格納する(S434)。一方、前記照合の結果が真である場合には、さらに指定時間内呼出判定部74により前記契約情報格納部72から前記個人識別情報に対応付けて格納された指定時間帯内既呼出識別子を検索する(S435)。この指定時間帯内既呼出識別子が「0」を示す場合は、指定時間帯内既呼出識別子を「1」に改め(S436)、呼出回数計算部75により個人識別情報に対応付けて格納された呼出回数情報が示す呼出回数に1を加えたものを新たな呼出回数として契約情報格納部72に格納する(S437)。一方、指定時間帯内既呼出識別子が「1」である場合は、呼出回数の加算を行わずに処理を終了する。
【0104】
さらに、格納した行動観察画像を呼出先端末装置3から請求して出力する流れを以下に図49を用いて示す。
【0105】
まず、呼出先端末装置3から画像指定情報を仲介接続サーバ装置2に送信する。仲介接続サーバ装置2の行動観察画像検索部29bは、図49に示すように、画像指定情報と受信し、(S501)受信した画像指定情報が提示する条件を満たす索引付画像情報を検索してこの索引付画像情報に含まれる行動観察画像を取得し(S502)、取得した行動観察画像を送信部28から呼出先端末装置3に送信する(S503)。
【0106】
この流れの変形としては、画像指定情報のうちの指定時間帯情報として、現在日時情報が示す現在日時から所定時間だけさかのぼった時間から現在日時情報が示す現在日時までの時間帯を自動的に指定するようにしたものが考えられる。
【0107】
そして、課金情報サーバ装置7により課金額を計算する流れを以下に図50を用いて示す。
【0108】
まず、呼出回数超過判定部76により、前記契約情報格納部72から前記個人識別情報に対応付けて格納された呼出回数情報及び所定呼出回数情報を検索し(S601)、呼出回数情報により示される呼出回数が、所定呼出回数情報により示される所定呼出回数を超えるか否かを照合して所定呼出回数超過識別子を生成し(S602)、この所定呼出回数超過識別子が「1」であるか否かの判定を行う(S603)。この所定呼出回数超過識別子が「1」である場合は、呼出回数超過追加料金計算部77により、前記呼出回数と前記所定呼出回数との間の差を計算する(S604)とともに、予め設定しておいた超過料金率情報が示す超過料金率との積を超過料金とし、この超過料金を超過料金情報として前記契約情報格納部72に前記個人識別情報と対にして格納する処理を行う(S605)。一方、所定呼出回数超過識別子が「0」である場合は、超過料金が0であることを示す情報を超過料金情報として前記契約情報格納部72に前記個人識別情報と対にして格納する処理を行う(S606)。
【0109】
このように、呼出先一覧を表示して呼出先の受付を呼出先一覧からの選択入力により行うとともに、応答拒否時にも定型情報として親の顔などを画像により出力するようにしているので、簡単な操作で呼び出すことができ、確実に画像を出力することにより子供に安心感を与えることができる。
【0110】
また、呼出元状態識別子を併用することにより、子供の状態に応じた定型情報を送信することができ、子供により安心感を与えることができる。
【0111】
さらに、個人識別情報を読み取って現在地情報を含む呼出先所在地情報を格納しておくことで、呼出先自宅情報と照合して自宅の端末装置と携帯端末装置とを自動的に選択することにより、なるべく親と子供とが直接コミュニケーションするようにできる。
【0112】
加えて、行動観察情報を作成し送信するようにすることにより、親が子供の直前の行動や行動傾向等を把握しやすくできるとともに、この行動観察情報の作成ごと、及び所定時刻ごとに子供の映像を取得してサーバに送信するようにしているので、子供の直前の行動や行動傾向等を映像でも確認できる。
【0113】
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
【0114】
例えば、呼出先所在地情報及び呼出先携帯端末情報は省略して必ず親の自宅の呼出先端末装置を呼び出すようにしてもよい。この場合、さらに、定型情報を呼出先端末装置に格納しておいて、呼出先端末装置が応答受諾信号を受け付けなかった場合には、呼出先端末装置から自動的に定型情報を送信する態様が考えられる。その際、上述した実施形態における索引付定型情報を呼出先端末装置に格納しておき、上述した実施形態と同様に呼出元状態情報を受信したり特定日時情報を取得したりして、これらに対応する索引付定型情報を検索し、検索して得られた索引付定型情報に含めれる定型情報を送信するようにしてもよい。
【0115】
また、上述した実施形態において、オフィス等、呼出先である親が昼間通常いる場所や頻繁に行く場所たる別連絡先に、固定タイプ呼出先端末装置が親が使用できる状態で備えられていれば、呼出先所在地情報格納部に、別連絡先を示す別連絡先情報と、前記固定タイプ呼出先端末装置が有する電話番号等の呼出先別連絡先端末情報とを格納しておいて、親が前記別連絡先にいる場合には別連絡先に備えられた呼出先端末装置を呼び出すようにしてもよい。この場合、在宅識別子に親が前記別連絡先にいることを示す値、例えば「2」を追加するとよい。
【0116】
さらに、上述した実施形態において、指定時間帯内の呼出はすべて行わなかったものとして呼出回数を計数するようにしてもよい。この場合、指定時間帯内既呼出識別子を省略し、呼出を行った時間が指定時間帯内である場合には直ちに呼び出し回数の計数の処理を終了するようにする態様が考えられる。
【0117】
そして、上述した実施形態において、呼出先端末装置3に応答拒否信号入力部を設けて応答拒否信号の入力を受け付けるとともに、応答拒否信号の入力があった場合は呼出先端末装置3の応答受諾信号の受付を直ちに中止するように構成してもよい。また、この応答拒否信号を仲介接続サーバ装置2に送信して、仲介接続サーバ装置2における応答受諾信号の受付も直ちに中止するように構成してもよい。
【0118】
加えて、上述した実施形態において、契約情報を画像取得識別子がさらに含まれるものとして課金情報サーバ装置7の契約情報格納部に格納するとともに、画像取得識別子の値が行動観察画像を取得するものであることを判定し、画像取得識別子の値が行動観察画像を取得するものであれば追加料金を計算するようにすることも考えられる。画像取得識別子の具体的な態様としては、行動観察画像を取得する場合は「1」、そうでない場合は「0」の値をとる2値のものを採用することが考えられる。さらに、画像取得識別子の別の具体的な態様としては、取得した画像の枚数をそのまま画像取得識別子として採用することも考えられる。この場合、取得した画像の枚数と画像1枚あたりに設定した超過料金率との積を超過料金とすることも考えられる。
【0119】
さらに、通信ネットワークを閉域外とも公衆通信回線などを用いて接続し、公衆通信回線を用いる携帯電話等の端末装置を呼出先端末装置として使用するようにしてもよい。
【0120】
そして、上述した実施形態におけるような行動観察方法、及びこれも上述したような実施形態に置けるような画像取得方法は、呼出元端末装置と呼出先端末装置とを用いた通信方法とは別個に行うようにしてもよい。
【0121】
加えて、呼出元端末装置は保育所以外に設置してもよい。例えば、呼出元端末装置を自宅に設置するとともに、呼出先端末装置を携帯可能なものにして、自宅で留守番中の子供が使用する態様が考えられる。このようにしても、例えば親が自動車を運転中などで応答を受諾できない状態であっても親の画像や子供の好きな画像等を含む定型情報を呼出元端末装置に送信して子供に安心感を与えることができる。
【0122】
【発明の効果】
本発明は、以上のように、呼出先の入力を呼出先一覧からの選択入力とし、応答拒否時にも定型情報により親の顔などをサーバ装置あるいは呼出先端末装置から呼出元端末装置に送信するようにしているので、子供からも簡単に親と接続することができるとともに、常に親の顔などを画面に出力するようにでき、子供に安心感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る通信システムの概略図
【図2】同実施形態に係る通信システムが用いられる保育所を示す概略図
【図3】同実施形態で取り扱われる呼出先所在地情報の内容を示す図
【図4】同実施形態で取り扱われる行動観察情報の内容を示す図
【図5】同実施形態で取り扱われる索引付画像情報の内容を示す図
【図6】同実施形態で取り扱われる索引付定型情報の内容を示す図
【図7】同実施形態で取り扱われる画像指定情報の内容を示す図
【図8】同実施形態で取り扱われる契約情報の内容を示す図
【図9】同実施形態に係る呼出元端末装置の構成を示す概略図
【図10】同実施形態に係る仲介接続サーバ装置の構成を示す概略図
【図11】同実施形態に係る呼出先端末装置の構成を示す概略図
【図12】同実施形態に係る区画入退出ゲートの構成を示す概略図
【図13】同実施形態に係る所内位置確認装置の構成を示す概略図
【図14】同実施形態に係る行動観察情報サーバ装置の構成を示す概略図
【図15】同実施形態に係る課金情報サーバ装置の構成を示す概略図
【図16】同実施形態に係る呼出元端末装置の機能ブロック図
【図17】同実施形態に係る仲介接続サーバ装置の機能ブロック図
【図18】同実施形態に係る呼出先端末装置の機能ブロック図
【図19】同実施形態に係る区画入退出ゲートの機能ブロック図
【図20】同実施形態に係る所内位置確認装置の機能ブロック図
【図21】同実施形態に係る行動観察情報サーバ装置の機能ブロック図
【図22】同実施形態に係る課金情報サーバ装置の機能ブロック図
【図23】同実施形態に係る個人識別情報を示す概略図
【図24】同実施形態に係る個人識別情報及び呼出先識別画像の格納態様を示す概略図
【図25】同実施形態に係る呼出先一覧画像の出力態様を示す概略図
【図26】同実施形態に係る個人識別情報及び呼出元状態情報を含み、呼出元端末装置からサーバ装置に送信される電文を示す概略図
【図27】同実施形態に係る呼出先所在地情報の格納態様を示す概略図
【図28】同実施形態に係る索引付定型情報の格納態様を示す概略図
【図29】同実施形態に係る索引付画像情報の格納態様を示す概略図
【図30】同実施形態に係る行動観察情報の格納態様を示す概略図
【図31】同実施形態に係る区画入退出ゲートから仲介接続サーバ装置に送信される電文を示す概略図
【図32】同実施形態に係る対象識別情報、個人識別情報、及び画像取得識別子の格納態様を示す概略図
【図33】同実施形態に係る行動観察情報の格納態様を示す概略図
【図34】同実施形態に係る索引付画像情報の格納態様を示す概略図
【図35】同実施形態に係る契約情報の格納態様を示す概略図
【図36】同実施形態に係る区画入退出ゲートが行う処理の流れを示すフローチャート
【図37】同実施形態に係る呼出先所在地情報の更新及び在宅識別子の生成の流れを示すフローチャート
【図38】同実施形態に係る所内位置確認装置が行う処理の流れを示すフローチャート
【図39】同実施形態に係る行動観察情報処理装置が行う処理の流れを示すフローチャート
【図40】同実施形態に係る行動観察情報及び行動観察画像のサーバ装置への格納の処理の流れを示すフローチャート
【図41】同実施形態に係る定型情報の入力の流れを示すフローチャート
【図42】同実施形態に係る定型情報のサーバ装置への格納の処理の流れを示すフローチャート
【図43】同実施形態に係る呼出元端末装置が行う処理の流れを示すフローチャート
【図44】同実施形態に係る仲介接続サーバ装置が呼出先端末装置を呼び出す流れを示すフローチャート
【図45】同実施形態に係る仲介接続サーバ装置が呼出元端末装置と呼出先端末装置とを仲介接続する流れを示すフローチャート
【図46】同実施形態に係る仲介接続サーバ装置が呼出元端末装置に定型情報を送信する流れを示すフローチャート
【図47】同実施形態に係る呼出先端末装置が応答受諾信号を受け付けて仲介接続サーバ装置に送信する流れを示すフローチャート
【図48】同実施形態に係る課金情報サーバ装置が呼出回数を計算する流れを示すフローチャート
【図49】同実施形態に係る仲介接続サーバ装置が行動観察画像を呼出先端末装置に送信する流れを示すフローチャート
【図50】同実施形態に係る課金情報サーバ装置が呼出回数情報に基き超過料金を計算する流れを示すフローチャート
【図51】同実施形態に係る通信システムが用いられる閉域を示す概略図
【符号の説明】
1…呼出元端末装置
2…サーバ装置
3…呼出先端末装置
4…区画入退出ゲート(現在地情報を付した読取装置)
6…行動観察情報サーバ装置
7…課金情報サーバ装置

Claims (40)

  1. 呼出先一覧を呼出元の端末装置に出力する呼出先一覧出力ステップと、呼出元の端末装置が呼出先情報の入力を受け付ける呼出先情報入力ステップと、呼出先情報が示す呼出先を呼び出す呼出ステップと、応答受諾時に呼出元の端末装置と呼出先の端末装置とを接続する接続ステップと、応答拒否時に定型情報をこの定型情報を格納した仲介接続サーバ装置又は呼出先の端末装置から呼出元の端末装置に送信する定型情報送信ステップとを具備する通信方法。
  2. 呼出元の状態を示す呼出元状態情報の入力を受け付ける呼出元状態入力ステップと、呼出元状態情報を送信する呼出元状態送信ステップと、呼出元状態情報に応じて定型情報を選択する応答選択ステップとをさらに具備する請求項1記載の通信方法。
  3. 呼び出しを行う時点での時刻である現在日時情報を取得する現在日時情報取得ステップと、予め設定された特定の日時を示す情報である特定日時情報と前記現在日時情報とを照合する特定日時情報照合ステップと、前記特定日時情報と前記現在日時情報との照合の結果に応じて定型情報を選択する定型情報選択ステップとをさらに具備する請求項1記載の通信方法。
  4. 現在地情報を付した読取装置により所定位置において呼出先情報を読み取る呼出先情報読取ステップと、呼出先情報と現在地情報とを対にしてこれらを管理する仲介接続サーバ装置に送信する呼出先所在地情報送信ステップと、送信された呼出先情報と現在地情報とを含む呼出先所在地情報を格納する呼出先所在地情報格納ステップとをさらに具備する請求項1、2、又は3記載の通信方法。
  5. 請求項1、2、3、又は4記載の通信方法に用いられるものであって、呼出先情報を格納する呼出先情報格納部と、格納された呼出先情報の一覧である呼出先一覧を出力する呼出先一覧出力部と、呼出先情報の入力を受け付ける呼出先情報入力部と、呼出先の端末装置又は定型情報を格納する仲介接続サーバ装置から受信した画像を出力する受信画像出力部とを具備する端末装置。
  6. 請求項2記載の通信方法に用いられるものであって、呼出先情報を格納する呼出先格納部と、格納された呼出先の一覧である呼出先一覧を出力する呼出先一覧出力部と、呼出先情報の入力を受け付ける呼出先情報入力部と、呼出先の端末装置又は定型情報を格納する仲介接続サーバ装置から受信した画像を出力する受信画像出力部と、呼出元状態情報の入力を受け付ける呼出元状態情報入力部と、呼出元状態情報を送信する呼出元状態情報送信部とを具備する端末装置。
  7. 入力された呼出先情報を前記仲介接続サーバ装置に送信する呼出先情報送信部をさらに有することを特徴とする請求項5又は6記載の端末装置。
  8. 呼出先情報格納部に、呼出先識別画像を呼出先情報に対応付けて格納するようにしているとともに、呼出先一覧を呼出先識別画像の一覧として表示するようにしていることを特徴とする請求項5、6、又は7記載の端末装置。
  9. 請求項1、2、3、又は4記載の通信方法に用いられるものであって、呼出先情報を受信する呼出先情報受信部と、呼出先情報と呼出先端末識別情報とを含む呼出先所在地情報を格納する呼出先所在地情報格納部と、呼出先側に備えた端末装置であり、呼出先端末識別情報により識別される呼出先端末装置を呼び出す呼出部と、呼出先端末装置からの応答受諾情報を受信して呼出元端末装置と呼出先端末装置を接続する仲介接続部と、定型情報を格納する定型情報格納部と、応答受諾情報を受信しなかった際に定型情報を送信する定型情報送信部とを具備する仲介接続サーバ装置。
  10. 請求項2記載の通信方法に用いられるものであって、呼出先情報を受信する呼出先情報受信部と、呼出元状態情報を受信する呼出元状態情報受信部と、呼出先側に備えた端末装置であり、呼出先端末識別情報により識別される呼出先端末装置を呼び出す呼出部と、呼出先端末装置からの応答受諾情報を受信して呼出元端末装置と呼出先端末装置とを接続する仲介接続部と、定型情報と呼出元状態情報とを含む情報である索引付定型情報を格納する定型情報格納部と、応答受諾情報を受信しなかった際に受信した呼出元状態情報に基き定型情報を検索する定型情報検索部と、検索結果である定型情報を送信する定型情報送信部とを具備する仲介接続サーバ装置。
  11. 請求項3記載の通信方法に用いられるものであって、呼出先情報を受信する呼出先情報受信部と、呼出先側に備えた端末装置であり、呼出先端末識別情報により識別される呼出先端末装置を呼び出す呼出部と、呼出先端末装置からの応答受諾情報を受信して呼出元端末装置と呼出先端末装置とを接続する仲介接続部と、呼出先情報を受信した時点の時刻をしめす現在日時情報を取得する現在日時情報取得部と、定型情報と前記特定日時情報とを含む情報である索引付定型情報を格納する定型情報格納部と、応答受諾情報を受信しなかった際に前記特定日時情報に基き定型情報を検索する定型情報検索部と、検索結果である定型情報を送信する定型情報送信部とを具備する仲介接続サーバ装置。
  12. 請求項4の通信方法に用いられるものであって、呼出先情報と現在地情報とを含む情報である呼出先所在地情報を格納する呼出先所在地情報格納部と、呼出先情報に基き呼出先所在地情報を検索する呼出先所在地情報検索部とを具備する仲介接続サーバ装置。
  13. 請求項1、2、3、又は4記載の通信方法に用いられるものであって、画像の入力を受け付ける画像入力部と、入力された画像を送信する画像送信部と、応答受諾情報の入力を受け付ける応答受諾情報入力部と、応答受諾情報をサーバ装置又は呼出元の端末装置に送信する応答受諾情報送信部とを有する端末装置。
  14. 定型情報の入力を受け付ける定型情報入力部と、定型情報に対応する呼出元状態情報の入力を受け付ける呼出元状態情報入力部と、入力された定型情報及び呼出元状態情報を含む索引付定型情報をサーバ装置に送信する定型情報送信部とをさらに具備する請求項13記載の端末装置。
  15. 定型情報の入力を受け付ける定型情報入力部と、定型情報に対応する所定日時情報の入力を受け付ける所定日時情報入力部と、入力された定型情報及び所定日時情報を含む索引付定型情報をサーバ装置に送信する定型情報送信部をさらに具備する請求項13記載の端末装置。
  16. 応答拒否情報の入力を受け付ける応答拒否情報入力部と、応答拒否情報を送信する応答拒否情報送信部とをさらに具備する請求項13、14、又は15記載の端末装置。
  17. 定型情報の入力を受け付ける定型情報入力部と、定型情報を格納する定型情報格納部と、定型情報を送信する定型情報送信部とをさらに具備する請求項13記載の端末装置。
  18. 定型情報に対応する呼出元状態情報の入力を受け付ける呼出元状態情報入力部と、呼出元状態情報を受信する呼出元状態情報受信部とを具備するとともに、前記定型情報格納部に入力された定型情報と前記呼出元状態情報とを含む索引付定型情報を格納し、さらに受信した呼出元状態情報に対応付けられて格納された定型情報を検索する定型情報検索部を具備する請求項17記載の端末装置。
  19. 定型情報に対応する特定日時情報の入力を受け付ける特定日時情報入力部と、定型情報を送信する時点での時刻を示す情報である現在日時情報を取得する現在日時情報取得部とを具備するとともに、前記定型情報格納部に入力された定型情報と特定日時情報とを含む索引付定型情報を格納し、さらに現在日時情報が該当する特定日時情報に対応付けられて格納された定型情報を検索する定型情報検索部を具備する請求項17記載の端末装置。
  20. 請求項1、2、3、又は4記載の通信方法に用いられるものであって、少なくとも請求項5記載の端末装置と、請求項9記載の仲介接続サーバ装置と、請求項14記載の端末装置とを用いて構成される通信システム。
  21. 行動観察情報を管理する対象である行動観察対象に具備させる対象識別情報を取得する対象識別情報取得ステップと、取得した対象識別情報と行動種別情報とを含む行動観察情報を行動観察情報サーバ装置に送信する対象情報送信ステップと、送信された行動観察情報を格納する行動観察情報格納ステップとを具備する行動観察情報管理方法。
  22. 請求項21記載の行動観察情報管理方法とともに用いられるものであって、前記呼出先情報と対象識別情報とを対にして格納する対象識別情報格納ステップを予め実施しておくとともに、前記呼出先情報と対をなす対象識別情報を含む行動観察情報を送信する行動観察情報送信ステップをさらに具備する請求項1、2、3、又は4記載の通信方法。
  23. 請求項21記載の行動観察情報管理方法に用いられるものであって、行動観察情報を受信する行動観察情報受信部と、前記行動観察情報を格納する行動観察情報格納部とを具備する行動観察情報サーバ装置。
  24. 請求項22記載の通信方法に用いられるものであって、対象識別情報と呼出先情報とを対応付けて格納する対象識別情報格納部と、受信した対象識別情報と対をなす呼出先情報と、前記対象識別情報を含む行動観察情報とを対にして送信する行動観察情報送信部とをさらに具備する請求項23記載の行動観察情報サーバ装置。
  25. 請求項21記載の行動観察情報管理方法に用いられるものであって、少なくとも請求項23記載の行動観察情報サーバ装置を用いて構成される行動観察情報管理システム。
  26. 画像を取得する画像取得ステップと、取得した画像及び画像を取得した時刻を示す情報である画像取得時刻情報を含む画像情報を画像管理サーバ装置に送信する画像送信ステップと、送信された画像情報を格納する画像格納ステップとを予め実施しておくとともに、画像を指定する画像指定情報を受け付ける画像指定ステップと、受け付けた画像指定情報に該当する画像情報を有する画像を送信する画像再送信ステップとをさらに具備する通信方法。
  27. 現在時刻情報を取得する現在時刻情報取得ステップと、現在時刻情報に基き画像指定情報を作成する画像指定情報作成ステップとをさらに具備する請求項26記載の通信方法。
  28. 請求項21記載の行動観察情報管理方法とともに用いられるものであって、行動種別情報に対応付けられた画像取得手段に画像を取得するよう指示する画像取得先指定ステップをさらに具備する請求項26又は27記載の通信方法。
  29. 請求項26、27、又は28記載の通信方法に用いられるものであって、画像を取得する画像取得部と、画像情報を送信する画像送信部とを具備する画像取得装置。
  30. 請求項26、27、又は28記載の通信方法とともに用いられるものであって、画像情報を受信する画像受信部と、前記画像受信部で受信した画像情報を格納する画像格納部と、画像を指定する情報である画像指定情報を受け付ける画像指定情報受信部と、画像指定情報に該当する画像を検索する画像検索部と、検索結果である画像を送信する画像送信部とを具備する画像管理サーバ装置。
  31. 請求項27記載の通信方法とともに用いられるものであって、画像情報を受信する画像受信部と、前記画像受信部で受信した画像情報を格納する画像格納部と、画像指定情報に該当する画像を検索する画像検索部と、前記画像検索部により検索された画像指定情報に該当する画像を送信する画像送信部と、現在日時情報を取得する現在日時情報取得部と、現在日時情報に基き画像指定情報を作成する画像指定情報作成部とを具備する画像管理サーバ装置。
  32. 請求項28記載の通信方法に用いられるものであって、画像を取得する画像取得部と、画像情報を送信する画像情報送信部とを具備するとともに、行動種別情報に対応付けられた画像取得部が画像を取得することを特徴とする画像取得装置。
  33. 請求項26、27、又は28記載の通信方法に用いられるものであって、少なくとも請求項29記載の画像取得装置を用いて構成される通信システム。
  34. 請求項1、2、3、又は4記載の通信方法とともに用いられるものであって、呼び出しを行うとともに呼出回数を計数する呼出回数計算ステップと、呼出回数が予め設定した所定呼出回数を上回ったことの判定を行う呼出回数超過判定ステップと、呼出回数と所定呼出回数との差に超過料金率を積算して呼出回数超過追加料金を計算する呼出回数超過追加料金計算ステップとを具備する課金方法。
  35. 呼び出しを行った時間帯が指定時間帯であることを判定する指定時間帯検索ステップをさらに具備する請求項34記載の課金方法。
  36. 前記指定時間内にすでに呼び出しを行っていることを判定する指定時間内既呼出判定ステップとをさらに具備する請求項35記載の課金方法。
  37. 画像取得識別ステップと、画像取得追加料金計算ステップとをさらに具備する請求項34記載の課金方法。
  38. 請求項34記載の課金方法に用いるものであって、呼び出しを行うとともに呼出回数を計数する呼出回数計算部と、呼出回数が指定回数を上回ったことの判定を行う呼出回数超過判定部と、呼出回数が指定回数を上回った回数に超過料金率を積算して呼出回数超過追加料金を計算する呼出回数超過追加料金計算部とを具備する課金情報サーバ装置。
  39. 呼び出しを行った時間帯が指定時間帯であることを判定する指定時間帯検索部と、指定時間内にすでに呼び出しを行っていることを判定する指定時間内呼出判定部とをさらに具備する請求項38記載の課金情報サーバ装置。
  40. 請求項34記載の課金方法に用いるものであって、少なくとも請求項39記載の課金情報サーバ装置を用いて構成される課金システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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