JP2004015266A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部端末からの送信要求に従ってファクシミリ送信等の通信を行なうことが可能な通信装置において、外部端末から受け取った送信要求信号に基づいて相手先情報を取得し、それを自動的にワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等に登録できるようにすることにより、使用者が相手先情報をそれぞれの相手先毎に登録する作業を簡略化する。
【解決手段】外部端末2に接続するための接続手段3と、通信を行なう相手先の情報を登録する相手先登録手段19と、外部端末2から送信要求信号を受け取った場合には、当該送信要求信号に基づいて相手先情報5を取得するとともに、相手先登録手段19における当該取得した相手先情報5の登録の有無を検索し、相手先登録手段19に当該取得した相手先情報5が登録されていない場合には、当該取得した相手先情報5を相手先登録手段19に登録する制御を行なう制御手段16と、を備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、及びスキャナ機能を有する複合機や、ファクシミリ装置等の通信装置に関し、特に、パーソナルコンピュータ(PC)等の外部端末に接続され、この外部端末からの送信要求に従ってファクシミリ送信等の通信を行なうことが可能な通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、及びスキャナ機能を有する複合機や、ファクシミリ装置等の通信装置においては、LAN等の通信手段を介してパーソナルコンピュータ(PC)等の外部端末に接続され、この外部端末からの送信要求に従ってファクシミリ送信や電子メール送信等の通信を行なうことができるものが知られている。このような通信装置においては、外部端末から送信する相手先のダイヤル番号やメールアドレス等の情報を含む送信要求信号を通信装置が受け取り、それに従ってファクシミリ送信や電子メール送信等の通信が行なわれる。
【0003】
そして、このような通信装置に関して、例えば、特開平9−224100号公報には、以下のような技術が開示されている。すなわち、通信装置は、ファクシミリ装置であって、パーソナルコンピュータ等の外部端末からの送信要求があった場合には、その送信要求信号に含まれる相手先のダイヤル番号を取り出すとともに、その相手先のダイヤル番号と同じ番号がワンタッチダイヤル又は短縮ダイヤルに登録されているか否かを検索する。そして、相手先のダイヤル番号と同じ番号がワンタッチダイヤル又は短縮ダイヤルに登録されている場合には、当該ワンタッチダイヤル又は短縮ダイヤルに登録されている圧縮モードやモデムレート等の当該相手先に個別の属性パラメータを使用してファクシミリ送信を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の通信装置においては、使用者は、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等に、圧縮モードやモデムレート等の属性パラメータ、あるいはダイヤル番号や相手先名称等を含む相手先情報を登録する作業を予め行っておく必要がある。しかしながら、このような相手先情報をワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等に登録する作業は、操作パネルの各種キーを操作してそれぞれの相手先毎に各情報を入力する必要があり、非常に手間のかかる面倒な作業である。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、外部端末からの送信要求に従ってファクシミリ送信等の通信を行なうことが可能な通信装置において、外部端末から受け取った送信要求信号に基づいて相手先情報を取得し、それを自動的にワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等に登録できるようにすることにより、使用者が相手先情報をそれぞれの相手先毎に登録する作業を簡略化することを技術課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記技術課題を解決するための具体的手段は、次のようなものである。すなわち、請求項1に記載する通信装置は、外部端末に接続するための接続手段と、通信を行なう相手先の情報を登録する相手先登録手段と、前記外部端末から送信要求信号を受け取った場合には、当該送信要求信号に基づいて相手先情報を取得するとともに、前記相手先登録手段における当該取得した相手先情報の登録の有無を検索し、前記相手先登録手段に当該取得した相手先情報が登録されていない場合には、当該取得した相手先情報を前記相手先登録手段に登録する制御を行なう制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2に記載する通信装置は、請求項1に記載する構成において、前記制御手段が、前記送信要求信号に基づいて取得した相手先情報を前記相手先登録手段に登録した場合には、当該登録した旨を報知する制御を行なうことを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載する通信装置は、請求項1又は2に記載する構成において、前記制御手段は、前記送信要求信号に基づいて取得した相手先情報が、前記相手先登録手段に登録されていない場合であって、なおかつ、未登録の相手先情報を自動的に登録する設定となっている場合に、当該取得した相手先情報を前記相手先登録手段に登録する制御を行なうことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る通信装置1をコピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、及びスキャナ機能を有する複合機に適用した場合の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る通信装置1の電気的構成を示すブロック図である。そして、本実施形態においては、この通信装置1は、ファクシミリ送受信を行なうものとし、ファクシミリ送信の方法としては、使用者が通信装置1を直接操作することによる方法と、外部端末2からの送信要求信号に従って行なう方法の2通りがあるものとする。以下、この図1に基づいて、本実施形態に係る通信装置1の具体的構成について説明する。
【0010】
LANインターフェース3は、通信装置1をLAN(Local Area Network)4に接続するためのインターフェースであり、このLANインターフェース3により、通信装置1はLAN4を介して1又は2以上の外部端末2に接続されている。本実施形態では、このLANインターフェース3が本発明における接続手段を構成している。ここで、外部端末2は、通信装置1に対してファクシミリ送信を行なわせるための送信要求信号及び送信データを出力する端末であって、具体的には、パーソナルコンピュータやワークステーション等の汎用のコンピュータ端末等が該当する。なお、本実施形態においては、通信装置1は、接続手段としてLANインターフェース3を備え、LAN4により外部端末2に接続することとしているが、この構成は接続手段の1つの実施形態であって、外部端末2から通信装置1に対して送信要求信号及び送信データを出力できる構成であれば、例えば、パラレルインターフェースやシリアルインターフェース等のように接続手段をこれ以外の構成とすることも可能である。
【0011】
このように外部端末2が通信装置1に対してファクシミリ送信を行なわせる際に、この外部端末2からLANインターフェース3を介して通信装置1に対して出力される送信要求信号は、外部端末2が通信装置1に対してファクシミリ送信の要求を行う際に出力する信号であって、通信装置1にファクシミリ送信を行なわせるための命令信号のほか、送信する相手先のダイヤル番号や、相手先の名称等のファクシミリ送信に必要な相手先情報5が含まれる。この送信要求信号は、ここでは、プリンタジョブ言語(PJL:Printer Job Language)により外部端末2から出力される。また、送信データは、ファクシミリ送信を行なう内容を構成する文書や図面等の画像データであって、送信要求信号に続いて通信装置1に対して出力される。この送信データは、ここでは、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)により外部端末2から出力される。
【0012】
網制御装置(NCU)6及びモデム7は、ファクシミリ送受信のために通信装置1を公衆電話交換網(PSTN)8と接続するための装置であって、網制御装置(NCU)6は、公衆電話交換網(PSTN)8に対する接続制御を行なう装置であり、モデム7は、ファクシミリ送受信される送受信データの変調及び復調を行なう装置である。コーデック(CODEC:Coder and Decoder)9は、ファクシミリ送受信のために送信データの符号化及び受信データの復号を行なう回路である。また、本実施形態においては、通信装置1は複合機であるので、コピー等の際に原稿読取部10において読み取られた画像データも、画像メモリ11に格納される際にコーデック9により符号化される。ここで用いられる符号化の方式としては、例えば、MMR(モディファイド・モディファイド・リード)方式、MR(モディファイド・リード)方式、あるいはMH(モディファイド・ハフマン)方式等がある。
【0013】
原稿読取部10は、コピー、スキャン又はファクシミリ送信等のために、原稿の画像を走査して画像データとして読み取るための部分であって、図示しないが、CCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサや光源等の光学系、フラットベッドスキャナ(FBS:FlatBed Scanner)や原稿自動供給装置(ADF:Automatic Document Feeder)等の原稿供給機構等を有して構成されている。なお、この原稿読取部10の構成としては、コピー機、ファクシミリ装置、あるいはスキャナ等の分野において公知の各種機構を用いることが可能である。
【0014】
記録部12は、網制御装置(NCU)6及びモデム7を介してファクシミリ受信した画像データや、コピー又はスキャンのために原稿読取部10において読み取った画像データ等の内容を用紙へ記録するための部分である。この記録部12における記録方式としては、例えば、電子写真方式、感熱記録方式、あるいはインクジェット記録方式等のこの分野で公知の各種の記録方式を用いることができる。そして、この記録部12の具体的構成としては、前記のような各記録方式を実現するための公知の各種構成を用いることができる。
【0015】
画像メモリ11は、網制御装置(NCU)6及びモデム7を介してファクシミリ受信した画像データや、コピー又はスキャンのために原稿読取部10において読み取った画像データ等を一時的に格納するためのメモリである。この画像メモリ11においては、画像データは符号化された状態で格納されている。すなわち、ファクシミリ受信した画像データのように受信時に既に符号化された状態の画像データ以外は、前述のコーデック9により所定の方式で符号化されてから画像メモリ11に格納される。
【0016】
操作部13は、使用者が通信装置1に対する動作指示や設定等の入力を行なうための部分であって、図示しないが、コピー、ファクシミリ送信、スキャン等の処理の開始命令等の指示を入力するためのスタートキー、送信先のダイヤル番号やコピー部数等を入力するためのテンキー、あるいは設定操作を行なうためのファンクションキー等の各種操作キーを有して構成されている。表示部14は、通信装置1の動作状態や設定状態等を表示するための部分であって、図示しないが、液晶表示画面やLEDランプ等の表示装置を有して構成されている。ブザー15は、通信装置1の動作状態等に応じて音を発するための装置である。
【0017】
MPU(Microprocessing Unit)16は、バス17を介して通信装置1を構成する各部と接続されており、これらの各部の動作制御を行なう演算処理回路である。本実施形態では、このMPU16が、本発明における制御手段を構成している。RAM(Random Access Memory)18は、MPU16による通信装置1の動作処理の実行に伴って取得された各種データや設定情報等を格納するメモリである。そして、このRAM18には、相手先登録テーブル19が設けられている。また、RAM18には、自動登録設定情報20も格納されている。
【0018】
このRAM18に設けられている相手先登録テーブル19は、ファクシミリ通信を行なう相手先の情報を登録するテーブルであり、本実施形態では、この相手先登録テーブル19が本発明における相手先登録手段を構成している。ここでは、相手先登録テーブル19には、ファクシミリ送信を行なう相手先のダイヤル番号と相手先名称とを含む相手先情報5が登録されることとする。また、この相手先登録テーブル19に登録される相手先情報5としては、相手先の通信装置の性能がわかっている場合には、当該相手先の通信装置の性能に関する情報、例えば、受信可能な最高解像度や最大用紙サイズ等の情報も含めることが可能である。そして、この相手先登録テーブル19においては、これらの相手先情報5を構成する各情報がテーブル形式で対応付けられて記憶されている。このような相手先登録テーブル19に登録された相手先情報5は、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等に関連付けられて登録され、使用者が操作部13を操作して、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等を選択することにより容易に呼び出すことができる。この相手先登録テーブル19への相手先情報5の登録は、使用者が操作部13のファンクションキーやテンキー等の各種操作キーを操作してそれぞれの相手先毎に各情報を入力することにより行なう方法と、後述するROM21に格納された登録処理プログラム22に従って外部端末2からの送信要求信号を受け取った際に自動的に登録する方法とがある。
【0019】
また、RAM18に格納されている自動登録設定情報20は、外部端末2から送信要求信号を受信した場合であって、当該送信要求信号に係る相手先情報5が相手先登録テーブル19に登録されていない場合に、当該相手先情報5を自動的に相手先登録テーブル19に登録する処理を行なうか否かの設定情報である。この自動登録設定情報20に関して、自動登録を行なう設定を有効とするか無効とするかについては、使用者が操作部13を操作することにより、予め設定することができる。この自動登録設定情報20が、自動登録を行なう設定である場合の動作処理については、後にフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0020】
ROM21は、MPU16の動作処理に必要な各種の動作プログラム等を格納するメモリである。このROM21に格納される動作プログラムとしては、ここでは、登録判定プログラム23と、登録処理プログラム22と、登録報知プログラム24とが含まれる。
【0021】
登録判定プログラム23は、外部端末2から送信要求信号を受け取った場合に、当該送信要求信号に基づいて相手先情報5を取得するとともに、相手先登録テーブル19における当該取得した相手先情報5の登録の有無を検索し、相手先登録テーブル19に当該取得した相手先情報5が登録されているか否かを判定する処理をMPU16に実行させるプログラムである。登録処理プログラム22は、登録判定プログラム23により相手先登録テーブル19に、送信要求信号に基づいて取得した相手先情報5が登録されていない場合には、当該取得した相手先情報5を相手先登録テーブル19に登録する処理をMPU16に実行させるプログラムである。登録報知プログラム24は、送信要求信号に基づいて取得した相手先情報5を相手先登録テーブル19に登録した場合には、当該登録した旨を報知する処理をMPU16に実行させるプログラムである。なお、これらの各動作プログラムに従って動作するMPU16による通信装置1の動作処理については、以下にフローチャートを用いて具体的に説明する。
【0022】
次に、本発明の実施形態に係る通信装置1において、外部端末2からの送信要求信号に基づいてファクシミリ送信を行なう際の動作処理について、図2及び図3に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、これらの図において、丸で囲まれた「A」の記号は、それぞれの図における同じ記号と連続するものとする。また、このフローチャートに示す通信装置1の各部の動作は、ROM21に格納されている登録判定プログラム23、登録処理プログラム22、及び登録報知プログラム24を含む各動作プログラムに従って動作するMPU16の制御の下に行なわれる。
【0023】
まず、通信装置1は、外部端末2から送信要求信号を受信したか否かについて判断する(S1)。外部端末2から送信要求信号を受信していない場合には(S1:NO)、そのまま待機する。外部端末2から送信要求信号を受信した場合には(S1:YES)、その受信した送信要求信号に基づいて相手先情報5を取得する。本実施形態においては、この相手先情報5として、ファクシミリ送信を行なう相手先のダイヤル番号と、相手先の名称とを取得し、相手先登録テーブル19に登録する場合について説明する。そのため、まず、受信した送信要求信号に基づいて送信する相手先のダイヤル番号を取得する(S2)。そして、受信した送信要求信号に送信する相手先の名称が含まれているか否かについて判断する(S3)。このように、送信する相手先の名称について含まれているか否かを判断するのは、相手先のダイヤル番号とは異なり、相手先の名称はファクシミリ送信のために必ず要る情報ではないため、送信要求信号に含まれていない場合もあるからである。受信した送信要求信号に送信する相手先の名称が含まれている場合には(S3:YES)、受信した送信要求信号に基づいて送信する相手先の名称を取得する(S4)。一方、受信した送信要求信号に送信する相手先の名称が含まれていない場合には(S3:NO)、送信する相手先の名称を取得する処理は行なわず、次の処理S5に移行する。なお、ここでは説明を省略するが、送信要求信号に、相手先情報5として相手先のダイヤル番号や名称以外の情報が含まれている場合にも、同様にして、それらの情報を取得する処理を行なうことができる。
【0024】
次に、外部端末2から送信データを受信する(S5)。そして、外部端末2から送信データの全てのページを受信したか否かについて判断する(S6)。送信データの全てのページを受信していない場合には(S6:NO)、処理はS5へ戻り、引き続いて外部端末2から送信データを受信する。そして、送信データの全てのページを受信した場合には(S6:YES)、次に、処理S2において、送信要求信号に基づいて取得した送信する相手先のダイヤル番号にダイヤルし、処理S5において取得した送信データのファクシミリ送信を行なう(S7)。
【0025】
その後、RAM18の自動登録設定情報20が、自動登録を行なう設定であるか否かについて判断する(S8)。自動登録設定情報20が、自動登録を行なう設定となっていない場合には(S8:NO)、ここで処理は終了する。一方、自動登録設定情報20が、自動登録を行なう設定である場合には(S8:YES)、次に、RAM18の相手先登録テーブル19に空き領域があるか否かについて判断する(S9)。相手先登録テーブル19に空き領域がない場合には(S9:NO)、それ以上の相手先情報5を登録することができないので、ここで処理は終了する。一方、相手先登録テーブル19に空き領域がある場合には(S9:YES)、次に、送信要求信号に基づいて取得した相手先情報5の相手先登録テーブル19における登録の有無を検索する。本実施形態においては、送信要求信号に基づいて取得した相手先のダイヤル番号と同じダイヤル番号が、相手先登録テーブル19に既に登録されているか否かについて検索する(S10)。なお、ここでは、相手先情報5の中の相手先のダイヤル番号についてのみ検索することとしているが、相手先の名称等のような相手先情報5の他の情報に基づいて検索することも可能である。
【0026】
そして、送信要求信号に基づいて取得した相手先のダイヤル番号が既に相手先登録テーブル19に登録されている場合には(S10:YES)、ここで処理は終了する。一方、送信要求信号に基づいて取得した相手先のダイヤル番号が相手先登録テーブル19に登録されていない場合には(S10:NO)、処理S2において、送信要求信号に基づいて取得した送信する相手先のダイヤル番号を相手先登録テーブル19に登録する(S11)。次に、処理S4において、送信する相手先の名称を取得しているか否かについて判断する(S12)。送信する相手先の名称を取得している場合には(S12:YES)、処理S4において取得した送信する相手先の名称を相手先登録テーブル19に登録する(S13)。この際、相手先の名称は、処理S11において登録した相手先のダイヤル番号と対応付けられて登録される。一方、送信する相手先の名称を取得していない場合には(S12:NO)、送信する相手先の名称を相手先登録テーブル19に登録する処理は行なわず、次の処理S14に移行する。なお、ここでは説明を省略するが、送信要求信号に、相手先情報5として相手先のダイヤル番号や名称以外の情報が含まれている場合にも、同様にして、それらの情報を相手先登録テーブル19に登録する処理を行なうことができる。
【0027】
その後、相手先登録テーブル19に相手先情報5を登録した旨を報知する(S14)。このような相手先情報5を登録した旨の報知は、相手先登録テーブル19に登録した相手先のダイヤル番号や相手先名称等の相手先情報5と、これらに関連付けされたワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等の情報とを記録部12において用紙に記録して出力することにより行なうことができる。また、このような記録部12において記録して出力するのと同様の内容を表示部14に表示するとともに、ブザー15により音を発して使用者に知らせることも可能である。
【0028】
なお、本実施形態においては、この通信装置1が行なう通信がファクシミリ送受信であって、外部端末2からの送信要求信号に従ってファクシミリ送信を行なう場合について説明したが、このようなファクシミリ送信以外にも、インターネットファクシミリ等のための電子メール送信を行なう場合についても同様に適用することが可能である。ただし、この場合には、相手先情報5としては、相手先のダイヤル番号に代えて電子メールアドレスが用いられることとなる。また、本願発明に係る通信装置1の具体例としては、上記のような複合機に限定されるものではなく、ファクシミリ装置等であっても、外部端末2から送信要求信号を受けてファクシミリ送信や電子メール送信等を行なうことが可能な装置であれば適用することが可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る通信装置によれば、外部端末に接続するための接続手段と、通信を行なう相手先の情報を登録する相手先登録手段と、前記外部端末から送信要求信号を受け取った場合には、当該送信要求信号に基づいて相手先情報を取得するとともに、前記相手先登録手段における当該取得した相手先情報の登録の有無を検索し、前記相手先登録手段に当該取得した相手先情報が登録されていない場合には、当該取得した相手先情報を前記相手先登録手段に登録する制御を行なう制御手段とを備えたことにより、パーソナルコンピュータ等の外部端末からの送信要求に従ってファクシミリ送信やメール送信等の送信を行なう際に、当該送信する相手先のダイヤル番号や名称等の情報を取得して、自動的にワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等に登録することが可能となる。したがって、通信装置の使用者が、操作パネルの各種キーを操作して送信する相手先毎にダイヤル番号や名称等の相手先情報を入力する手間を省くことができるので、相手先情報を登録する作業を非常に簡略化することができる。
【0030】
本発明の請求項2に係る通信装置によれば、上述の効果に加えて、前記制御手段が、前記送信要求信号に基づいて取得した相手先情報を前記相手先登録手段に登録した場合には、当該登録した旨を報知する制御を行なうことにより、使用者は、相手先情報が自動的に相手先登録手段に登録されたことと、当該相手先情報に対応付けられたワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等について容易に知ることができる。
【0031】
本発明の請求項3に係る通信装置によれば、上述の効果に加えて、前記制御手段は、前記送信要求信号に基づいて取得した相手先情報が、前記相手先登録手段に登録されていない場合であって、なおかつ、未登録の相手先情報を自動的に登録する設定となっている場合に、当該取得した相手先情報を前記相手先登録手段に登録する制御を行なうことにより、使用者の設定により、相手先情報を自動的に登録するか否かを選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る通信装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る通信装置において、外部端末からの送信要求信号に基づいてファクシミリ送信を行なう際の動作処理を示すフローチャートの前半部分である。
【図3】本発明の実施形態に係る通信装置において、外部端末からの送信要求信号に基づいてファクシミリ送信を行なう際の動作処理を示すフローチャートの後半部分である。
【符号の説明】
1 通信装置
2 外部端末
3 LANインターフェース
4 LAN
5 相手先情報
12 記録部
13 操作部
14 表示部
15 ブザー
16 MPU
18 RAM
19 相手先登録テーブル
20 自動登録設定情報
21 ROM
22 登録処理プログラム
23 登録判定プログラム
24 登録報知プログラム

Claims (3)

  1. 外部端末に接続するための接続手段と、通信を行なう相手先の情報を登録する相手先登録手段と、前記外部端末から送信要求信号を受け取った場合には、当該送信要求信号に基づいて相手先情報を取得するとともに、前記相手先登録手段における当該取得した相手先情報の登録の有無を検索し、前記相手先登録手段に当該取得した相手先情報が登録されていない場合には、当該取得した相手先情報を前記相手先登録手段に登録する制御を行なう制御手段と、を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記送信要求信号に基づいて取得した相手先情報を前記相手先登録手段に登録した場合には、当該登録した旨を報知する制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記送信要求信号に基づいて取得した相手先情報が、前記相手先登録手段に登録されていない場合であって、なおかつ、未登録の相手先情報を自動的に登録する設定となっている場合に、当該取得した相手先情報を前記相手先登録手段に登録する制御を行なうことを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8477332B2 (en) 2004-11-10 2013-07-02 Konica Minolta Business Technologies, Inc. System and method for user management

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