JP2004013765A - 商取引システムおよび商取引端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザ端末と、ホスト装置とがネットワークを介して接続されて設けられている商品購入システムにおいて、ユーザ端末は、読取部及びユーザ端末制御部を具え、ホスト装置は、ホスト装置制御部、顧客別データベース、及び表示ページ構成部を具え、読取部は、ユーザ自身を認証するための情報としてID情報が格納されている情報記憶媒体からID情報を読取り、ホスト装置制御部は、ID情報に基づいて、顧客別データベースに予め格納されている顧客情報の中からID情報に対応した顧客情報を抽出し、表示ページ構成部は、顧客情報に対応する表示ページを作成し、この表示ページをユーザ端末に送信し、ユーザ端末制御部は、表示ページを表示する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、商取引システムおよび商取引端末装置に関する。この発明は、例えば、チケット販売等に利用されるオンライン自動販売機や金融機関のATM(Automatic Tellers Machine) 等およびこれらの端末装置を用いたシステムに適用される。
【0002】
【従来の技術】
商取引端末装置としては、例えば、オンライン自動販売機やATM等が知られている。オンライン自動販売機は、コンビニエンスストアに設置されるキオスク端末機等であり、チケットなどの商品購入に利用される。また、ATMは、金融機関に設置される金融取引端末であり、入出金、振り込み、残高照会などに利用される。これらの商取引端末装置では、画面表示にしたがって操作を行うことにより、所望の取引を行うことができる。
【0003】
これらの商取引端末装置は、多彩な取引メニューに対応している。したがって、すべての取引メニューを一つの画面に表示することは、操作性悪化等の理由から困難である。このため、従来の商取引端末装置では、画面の表示メニューを階層化することによって、操作性の悪化を防いでいた。すなわち、従来の商取引端末装置では、ユーザが、トップ画面に表示された操作ボタンから、所望の取引に対応するものを指定すると、端末装置は、表示画面を、指定された操作ボタンに対応するものに切り換える。さらに、ユーザは、新たな表示画面の操作ボタンから、所望の取引に対応するものを指定する。このような操作を複数回繰り返すことによって、ユーザが望む取引を行うための画面に到達することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
取引メニューが多階層である場合、所望の取引メニューに到達するまでの所要時間が長くなってしまう。このため、従来の商取引端末装置には、一回の取引に要する時間が長いという欠点があった。かかる欠点は、商取引端末装置が扱う取引メニューの多様化が進むほど、顕著となる。
【0005】
例えば、銀行等の金融機関に設置されているATMでは、給料日に家賃振込やローン返済等で個人顧客の来客が集中する。このため、ATMの取引メニュー画面が多階層であると、金融機関の窓口は、混雑するという結果になる。このような混雑を緩和するには、ATMの設置台数を増やす必要があり、コストが増大する。
【0006】
このような理由から、短時間で所望の取引メニューを表示することができる商取引システムおよび商取引端末装置が嘱望されていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)第1の発明に係る商取引システムは、操作ボタンを画面に表示する表示手段と、画面に表示された操作ボタンをユーザに指定させることによって該ユーザの操作を受け付ける操作手段と、ユーザ端末を利用するユーザを特定するためのID情報を取得するID取得手段と、商取引に関する情報を顧客情報としてユーザ毎に保存する顧客データベースと、ID情報に対応する顧客情報を用いて所定条件を満たす操作ボタンを決定し、該操作ボタンを表示させるための表示データを作成するページ構成手段と、表示データに応じた画面を表示手段に表示させる制御手段とを備える。
【0008】
第1の発明に係る商取引システムによれば、画面に表示される操作ボタンをユーザ毎に変更することができるので、所望の取引メニューに到達するまでの所要時間を短縮することが可能になる。
【0009】
(2)第2の発明に係る商取引端末装置は、操作ボタンを画面に表示する表示手段と、画面に表示された操作ボタンをユーザに指定させることによって該ユーザの操作を受け付ける操作手段と、ユーザ端末を利用するユーザを特定するためのID情報を取得するID取得手段と、ID情報に対応する顧客情報に基づいて決定された操作ボタンを表示手段に表示させる制御手段とを備える。
【0010】
第2の発明に係る商取引端末装置によれば、画面に表示される操作ボタンをユーザ毎に変更することができるので、所望の取引メニューに到達するまでの所要時間を短縮することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について、説明する。なお、各構成成分の関係を、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、したがって、この発明は、図示例に限定されるものではない。
【0012】
[構成の概要説明]
図1は、この発明に係る商品購入システムの概略的構成を説明する図である。この図1を参照して、商品購入システムの構成を概略的に説明する。
【0013】
図1に、ユーザが操作して使用するユーザ端末100を示す。このユーザ端末100は、一般に一台のみで構成されずにn台(nは正の整数)で構成される。ここでは、便宜上、全て100の番号を付している。そして、これらユーザ端末100は、ネットワーク例えばインターネット網10に接続されている。そして、このインターネット網10に接続されてホスト装置200が設けられている。
【0014】
図2は、ユーザ端末100の内部の機能要素を示す図であり、図3は、ホスト装置200の内部の構成要素を示す図である。これら図2及び図3を参照して、ユーザ端末100及びホスト装置200の内部構成要素をそれぞれ説明する。
【0015】
まず、図2において、ユーザ端末100は、情報記憶媒体例えばカード110を具えている。そして、ユーザ端末100は、当該カード110が挿入されカード110に記憶されているID情報を読み取るための読取部例えばカード読取部120を具えている。さらにユーザ端末100は、ユーザに取引メニュー等を選択させるための画像音声出力部130、ユーザ端末100全体の制御を行うためのユーザ端末制御部140、及びホスト装置200と情報を交信するためのユーザ端末送受信部150を具えている。さらにユーザ端末100は、これら構成要素を接続するためのバス回路160を具えている。
【0016】
次に、図3において、ホスト装置200は、商品例えば取引先等が格納されている商品データベース(以下DBと称す)210、上述したID情報に対応する顧客情報が格納されている顧客別DB220、ユーザ端末100に送信する表示ページを作成する表示ページ構成部すなわち端末表示ページ構成部230、ホスト装置200全体の制御を行うためのホスト装置制御部240及びユーザ端末100と情報を交信するためのホスト装置送受信部250を具えている。さらにホスト装置200は、これら構成要素を接続するためのバス回路260を具えている。
【0017】
尚、これらユーザ端末100及びホスト装置200は、いわゆるコンピュータを用いて構成されるが、周知の通り、これらコンピュータの外部から入力されたり或いはコンピュータ内で生成された情報を一時的に読み出し自在に格納する記憶部(メモリ)を具えているが、その図示は省略してある。また、コンピュータの動作のための制御部は周知であるので、その図示及び説明を省略する。
【0018】
[動作の概要説明]
図4は、上述した構成に伴う動作を概略的に示すフローチャートである。図2乃至図4を参照して、この発明に係る商品購入システムの動作を概略的に説明する。
【0019】
S401:カード挿入ステップ
ここでは、ユーザは、ユーザ自身が所有しており、当該ユーザの認証を行うためのID情報が格納されているカード110を、カード読取部120に挿入する。
【0020】
S402:ID情報読取ステップ
カード読取部120は、カード110に予め格納されているユーザを認証するためのID情報を読み取る。
【0021】
S403:ID情報送信ステップ
ここでは、ユーザ端末制御部140は、ユーザ端末送受信部150を介してこの読み取ったID情報をホスト装置200に送信する。
【0022】
S404:ID情報受信ステップ
ホスト装置制御部240は、このID情報を受信する。
【0023】
S405:顧客別DB検索ステップ
ホスト装置制御部240は、このID情報に基づいて、このID情報に対応する顧客情報を顧客別DB220内を検索して読み出す。詳細については後述するが、このID情報は少なくともユーザに対応する氏名がコンテンツとして含まれており、顧客情報には、当該ユーザがユーザ端末100及びホスト装置200を用いて取引又は商品購入を行った取引履歴がコンテンツとして少なくとも含まれる。
【0024】
S406:商品DB検索ステップ
ホスト装置制御部240は、上述した顧客情報に基づいて、商品DB210から予め格納されている商品又は取引名及び取引先を検索し取り出す。
【0025】
S407:表示ページ作成ステップ
端末表示ページ構成部230は、これら顧客情報並びに商品若しくは取引名及び取引先に基づいてユーザ端末100に表示するための表示ページを作成する。
【0026】
S408:表示ページ送信ステップ
ホスト装置制御部240は、作成された当該表示ページをユーザ端末100に送信する。
【0027】
S409:表示ページ受信ステップ
ユーザ端末制御部140は、送信されてきた当該表示ページを顧客メニュー画像の情報として画像音声出力部130に出力する。この画像音声出力部130は、この顧客メニュー画像を表示画面として表示する。
【0028】
以上のステップで一連の商品購入システムの動作は終了する。
【0029】
このような顧客情報を用いた構成並びに動作によって、ユーザは、効率的かつ的確に表示ページの内容すなわち取引メニューを選択することができる。
【0030】
[実施の形態]
上述した発明の実施の形態の概要に基づいて、この実施の形態では詳細にこの発明に係る商品購入システムについて説明する。尚、上述した概要の説明と重複する構成並びに動作については詳細な説明を省略することもある。
【0031】
[構成]
図5及び図6は、この実施の形態に係る構成を具体的に示す図である。これら図5及び図6を参照して商品購入システムの構成を説明する。
【0032】
まず図5は、ユーザ端末100を示している。このユーザ端末100は、カード110、カード読取部120、画像音声出力部130、ユーザ端末制御部140、ユーザ端末送受信部150、バス回路160、操作系入力部170、及び明細書印刷部180を具えている。以下、順次これらの構成要素を説明する。
【0033】
▲1▼ まず、カード110は、一般に磁気カード又はセキュリティ性が高いICカードで構成される。このカード110には、予めこれを所有しているユーザ自身を特定し認証するためのID情報が格納されている。
【0034】
また、このユーザ自身を特定し認証する、という技術的思想から例えばこのID情報をユーザ端末100又はホスト装置200に予め格納しておき、ユーザの指紋や虹彩若しくはパスワード照合からこのID情報を読み出すとしても良い。
【0035】
▲2▼ カード読取部120は、上述したカード110を挿入する挿入口が設けられており、当該挿入口に挿入されるカード110からそれぞれのユーザに対応するID情報を読み取る。このカード読取部120は、従来周知の構成からなっている。
【0036】
▲3▼ 画像音声出力部130は、ユーザに商品若しくは取引先等の内容を認知させるためにホスト装置200で作成した表示ページを出力する機能部である。この画像音声出力部130は、表示ページを出力するディスプレイ或いは案内する音声を出力するスピーカ等から構成される。
【0037】
▲4▼ ユーザ端末制御部140は、ユーザ端末100の各構成要素間の情報又は命令を制御するための機能部である。
【0038】
▲5▼ ユーザ端末送受信部150は、ユーザ端末100とホスト装置200間の情報の交信を行うための機能部すなわち入出力ポートである。この発明の目的を損なわなければ、有線であっても良いし、無線であっても良い。
【0039】
▲6▼ バス回路160は、各機能構成要素を接続している回路である。
【0040】
▲7▼ 操作系入力部170は、ユーザがユーザ端末100を実際に操作するための機能部であり、ボタンやタッチパネル又はキーボード或いはマウス等から構成される。
【0041】
▲8▼ 明細書印刷部180は、ユーザが利用した取引に関する明細書を印刷する機能部である。この明細書印刷部180は、例えばプリンタ等で構成される。
【0042】
図6は、ホスト装置200を示している。このホスト装置200は、商品DB210、顧客別DB220、端末表示ページ構成部230、ホスト装置制御部240、ホスト装置送受信部250、バス回路260、メニューページDB270及び明細書書面作成部280を具えている。以下、これらの構成要素を説明する。
【0043】
▲1▼ 商品DB210は、ユーザに供給する商品として、取引者名、取引先及びそれらの付帯情報がリストされ更新自在にかつ読み出し自在に格納されている。尚、この詳細については、後述する実施例の項目で具体的に説明する。
【0044】
▲2▼ 顧客別DB220は、各々のユーザに対応する顧客情報として、顧客名、暗証番号、口座番号、及び該顧客名(ユーザ)がこれらユーザ端末100及びホスト装置200を用いて取引を行った履歴が取引履歴として更新自在にかつ読み出し自在に格納されている。尚、この詳細については、上述の商品DB210と同様に後述する実施例の項目で具体的に説明する。
【0045】
▲3▼ 端末表示ページ構成部230は、ユーザに認知させるためにユーザ端末100において表示する表示ページを作成する機能部である。
【0046】
▲4▼ ホスト装置制御部240は、各構成要素の制御を行う機能部である。
【0047】
▲5▼ ホスト装置送受信部250は、ユーザ端末100と情報の交信を行う機能部である。
【0048】
▲6▼ バス回路260は、上述した機能構成要素を接続している回路である。
【0049】
▲7▼ メニューページDB270は、ページ名及び実質的な掲載内容がリストされて更新自在にかつ読み出し自在に格納されているDBである。尚、この詳細については、上述の商品DB210若しくは顧客別DB220と同様に後述する実施例の項目で具体的に説明する。
【0050】
▲8▼ 明細書書面作成部280は、ユーザに提供する明細書を作成する機能部である。
【0051】
[動作]
図7は、この実施の形態に係る動作を具体的に説明するフローチャートである。上述した図5及び図6とこの図7を参照して商品購入システムの動作を説明する。尚、上述した[動作の概要]の項目で既に説明した内容については、同じ番号を付し同種の説明を省略することもある。
【0052】
S701:カード挿入ステップ
ユーザは、自分の所有しているカード110、例えばICカードをユーザ端末100のカード読取部120に挿入する。このカード読取部120は、当該ICカードに格納されているこのユーザを認識するためのID情報例えばユーザ氏名等を読み出す。
【0053】
S702:暗証番号入力ステップ
次に、ユーザは、挿入したカード110に対応する暗証番号を操作系入力部170例えばタッチパネル又はテンキーパッド(ten−key pad)から入力する。
【0054】
S703:ID情報及び暗証番号送信ステップ
ユーザ端末制御部140は、カード読取部120で読取ったID情報と、ユーザが入力した暗証番号の入力済み(例えば所定桁数の入力が終了したこと)とを確認した後、これらID情報及び暗証番号をユーザ端末送受信部150を経てホスト装置200に送信する。
【0055】
S704:ID情報及び暗証番号受信ステップ
ホスト装置制御部240は、ID情報及び暗証番号を受信する。尚、発明の実施の形態の概要で説明したとおり、ユーザ端末100及びホスト装置200間は、ネットワーク例えばインターネット網10を介して、一般にTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)でこれら情報の送受信が行われる。
【0056】
S705:暗証番号照合ステップ
ここでは、ホスト装置制御部240は、ID情報及び暗証番号の受信に応答して顧客別DB220に予め格納されている、ID情報に対応する顧客情報の暗証番号を抽出すなわち取り出す。尚、この照合並びに顧客情報抽出に関しては、フローチャートを用いて詳細な説明を後述する。
【0057】
S706:照合ステップ
ホスト装置制御部240が、当該ID情報に対応する暗証番号を取り出し且つその暗証番号が一致していると判断する場合(Y)は、次のS708:商品検索ステップに進む。一方、ホスト装置制御部240が、当該暗証番号に対応する顧客情報を格納していない、何らかのトラブル等で顧客情報を取り出せれない、又は暗証番号が一致しないと判断する場合(N)は、S707:暗証番号不一致表示ステップに進む。
【0058】
S707:暗証番号不一致表示ステップ
ここでは、ホスト装置制御部240は、この暗証番号の不一致結果に応答してユーザ端末100に暗証番号不一致情報を送信する。そして、ユーザ端末制御部140は、この不一致情報の受信を確認した後、この不一致情報を画像音声出力部130に送る。画像音声出力部130は、この不一致情報に応答して、不一致を表示する画像情報と音声情報を作成して、画面表示及び/又は音声案内を行い、ユーザにこの不一致結果を認識させる。この動作が終了後、S718:明細書プリントアウトステップに進む。
【0059】
S708:商品検索ステップ
照合ステップで一致していると判断された場合(Y)には、ホスト装置制御部240は、一致情報に応答して顧客別DB220に格納されている顧客情報の中から上述したID情報及びその暗証番号に対応する顧客情報を取り出す。そしてこの顧客情報に基づいて商品DB210から商品情報として取引者名、取引先及びその付帯情報を読み出す。これらの顧客情報は、ホスト装置制御部240から端末表示ページ構成部230へ送られる。この商品検索ステップに係る作用動作の詳細はフローチャートを用いて後述する。
【0060】
S709:顧客別表示ページ作成ステップ
端末表示ページ構成部230は、上述の顧客情報に基づいて、ユーザの商品の選択性を簡便にするために表示ページを作成し、表示ページを作成したことをホスト装置制御部240へ送る。この表示ページに表示される操作ボタンは、顧客別DB220から読み出された顧客情報を用いて決定される。表示する操作ボタンを決定する条件は、任意に選択することが可能である。例えば、過去の利用回数が多い取り引きから操作ボタンを決定してもよいし、直近の取り引きにから操作ボタンを決定してもよい。さらには、予めユーザが希望した操作ボタンを顧客情報の一部として登録しておき、かかる登録に応じて操作ボタンを決定することにしてもよい。尚、この端末表示ページ構成部230の機能についてはフローチャートを用いて詳細に後述する。
【0061】
S710:表示ページ送信ステップ
ホスト装置制御部240は、端末表示ページ構成部230が表示ページを作成したことを確認した後、表示ページを端末表示ページ構成部230からユーザ端末100に送信させる。
【0062】
S711:表示ページ受信ステップ
ユーザ端末制御部140は、当該表示ページを受信する。
【0063】
S712:表示ページ提示(表示)ステップ
ユーザ端末制御部140は、ユーザに表示ページを提示するために画像音声出力部130に送る。画像音声出力部130は、受信した表示ページから画像情報と音声情報とを読み出して画像音声出力部130の表示部で該表示ページを画像及び音声表示させる。この表示ページには、ユーザがユーザ端末100及びホスト装置200を用いて取引(商品購入)を行った履歴例えば該システムの利用頻度に基づいて、ユーザが、該取引(商品購入)を直接選択できる内容が含まれている。
【0064】
S713:取引(商品)選択ステップ
ユーザは、操作系入力部170を操作してこの提示された表示ページからユーザが所望する取引(商品)を選択して入力する。そして、ユーザ端末制御部140は、この選択した商品の例えば商品番号等の情報を確認した後、これら情報をホスト装置200に送信する。
【0065】
S714:代金引落ステップ
ここでは、ホスト装置制御部240は、上記商品番号等の情報を受信したことを確認した後、該商品代金の引落を行う。
【0066】
具体的に説明すると、▲1▼商品購入を想定した場合、ホスト装置制御部240は、送信されてきた商品番号から商品代金の金額を演算、算出し、顧客別DB220に格納されているこのユーザに対応する顧客情報から口座番号を取得し、商品購入代金の引落を行う。▲2▼取引を想定した場合、ホスト装置制御部240は、送信されてきた商品番号から取引代金の金額を演算、算出し、顧客別DB220に格納されているこのユーザに対応する顧客情報から口座番号を取得し、取引代金の引落(振り替え)を行う。
【0067】
尚、ここでの動作の詳細に関してはフローチャートを用いて具体的に後述する。
【0068】
S715:引落終了ステップ
ホスト装置制御部240は、この引落が終了したか否かを判定する。終了した場合(Y)は、S716:明細書データ作成ステップに進み、終了していない場合(N)には、S717:代金引落不可ステップに進む。
【0069】
S716:明細書データ作成ステップ
上述の判定結果は、明細書書面作成部280及びホスト装置制御部240に送られる。ホスト装置制御部240は、判定結果に応答して引落済みの顧客別DB220にアクセスして、明細書書面作成部280に、これらコンテンツの明細書を作成させる。この明細書は、この引落に係る振込先名及び振込金額等並びに口座残高がコンテンツとしてリストされている。ホスト装置制御部240は、これらコンテンツを読み出して明細書書面作成部280に送る。作成後、ホスト装置制御部240は、明細書書面作成部280から該明細書の内容を明細書情報として読み出してユーザ端末100に送信する。以下S718:明細書プリントアウトステップ参照。
【0070】
S717:代金引落不可ステップ
引落が終了していない場合には、ホスト装置制御部240は、代金引落不可情報をユーザ端末100に送信する。ユーザ端末制御部140は、この代金引落不可情報を受信し、この受信の確認後、この情報をユーザに認知させるために画像音声出力部130に送る。画像音声出力部130は、この代金引落不可情報に応答してその旨を表示する画像情報と音声情報とを生成し、この内容を画面表示又は音声案内する。
【0071】
S718:明細書のプリントアウトステップ
ユーザ端末制御部140は、明細書情報の受信を確認した後、この情報を明細書印刷部180に送る。明細書印刷部180は、前述の明細書情報に基づいて明細書をプリントアウトする。また、明細書印刷部180は、前述の暗証番号不一致表示及び前述の代金引落不可情報を受けて、これら情報に対応する明細書をユーザに認知させるためにプリントアウトする。
【0072】
S719:カード排出ステップ
ユーザ端末制御部140は、上述した全てのステップの終了を確認した後、カード読取部120にカード返却指令を与える。カード読取部120は、このカード返却指令に応答して挿入されていたカード110をユーザに返却するために排出する。
【0073】
S720:顧客別DB追加記録ステップ
ホスト装置制御部240は、上述した商品購入の取引履歴を顧客別DB220に追加格納する。
【0074】
このようにしてこの実施の形態に係る一連の商品購入システムの動作は終了する。
【0075】
[暗証番号照合動作]
図8は、上述した図7におけるS705:暗証番号照合ステップの詳細動作を具体的に説明するフローチャートである。この図8を参照して、暗証番号照合の動作を具体的に説明する。
【0076】
S801:ID情報及び暗証番号送信の有無の判断ステップ
ここでは、ホスト装置制御部240は、ユーザ端末100からID情報及びユーザが入力した暗証番号が送信されてきたか判別する。既に送信されてきていたら(Y)、次のステップに進み、送信されてきていない(N)なら、もう一度このS801:ID情報及び暗証番号が送信されてきたかどうか(有無)の判断の処理を行う。
【0077】
S802:顧客別DBから送信されてきたID情報に該当する暗証番号読み出しステップ
次に、ホスト装置制御部240は、送信されてきたID情報を用いて、顧客別DB220に格納されているこのID情報に対応した暗証番号を読み出す。
【0078】
S803:暗証番号照合ステップ
続いて、ホスト装置制御部240は、この取り出した暗証番号と、ユーザ端末100から送信されてきた暗証番号とを比較、照合する。
【0079】
S804:一致?ステップ
上述した照合において、暗証番号がそれぞれ一致していれば(Y)、S805の商品検索ステップに進み、それぞれの暗証番号が一致していなければ(N)、S806の暗証番号不一致表示ステップに進む。
【0080】
S805:商品検索ステップ(図7におけるS708)
ここでは、ホスト装置制御部240は、送信されてきたID情報に応答する顧客情報を顧客別DB220から読み出し、この顧客情報に基づいて商品DB210に予め格納されている取引先等を抽出(読み出す)する。尚、この詳細は後述するのでここではこれ以上商品検索については言及しない。
【0081】
S806:暗証番号不一致表示ステップ(図7におけるS707)
上述したS803及びS804のステップより、ホスト装置制御部240は、顧客別DB220に格納されている、ID情報に対応する暗証番号とユーザが入力した暗証番号とが異なっていることを内容とする暗証番号不一致情報をユーザ端末100に送信する。ユーザ端末制御部140は、この暗証番号不一致情報を受けて画像音声出力部130に、暗証番号が異なっていたという内容の表示並びに音声案内を行う。そして、このユーザ端末制御部140は、明細書印刷部180にこの内容を含んだ明細書のプリントアウトを行わせる。
【0082】
以上の動作で暗証番号照合の動作は終了する。
【0083】
[商品検索動作]
図9は、上述した商品検索ステップの動作を具体的に示すフローチャートである。この図9を参照して、商品検索、すなわち前処理として取引先(商品)を利用頻度毎にリストする動作を説明する。
【0084】
S901:送信されてきたID情報に対応する取引先(場合によっては商品)及び付帯情報読み出しステップ
ここでは、ホスト装置制御部240は、ユーザ端末100から送信されてきたID情報に対応する取引先(商品)及び付帯情報を商品DB210から読み出す。この取引先(商品)及び付帯情報は、一つでも良いが好ましくはこの取引先(商品)及び付帯情報は、多数存在しているものとする。
【0085】
S902:ユーザの利用頻度に応じて取引先(商品)が順次リストされている?ステップ
S901のステップで既に説明したように、ホスト装置制御部240は、取引先(商品)及び付帯情報を読み出し、ユーザが使用した利用頻度順にこれら取引先(商品)及び付帯情報がリストされているか否か判断する。
【0086】
尚、この明細書中において、「利用頻度順」とは、ユーザが既に取引を行った取引先(商品)及びこれに付随する付帯情報の使用履歴に基づいて、利用すなわちアクセス頻度順ということを意味している。
【0087】
既に、利用頻度順にこれら取引先(商品)及び付帯情報がリストされていれば(Y)、このフローを終了し、これら取引先(商品)及び付帯情報がリストされていなければ(N)、次のS903:利用頻度に応じて順次リストに進む。
【0088】
S903:利用頻度に応じて順次リストステップ
ここでは、ホスト装置制御部240は、ユーザが既に取引を行った取引先(商品)及びこれに付随する付帯情報の使用履歴に基づいて、使用(利用)頻度順に取引先(商品)及びこれに付随する付帯情報を整列すなわちリストする。
【0089】
尚、この整列は、単に使用頻度に応じて整列させるのではなく、例えば、毎月の定まった日と、ユーザがID情報を送信してきた日とが一致する日のユーザの取引頻度に基づいて整列しても良い。
【0090】
このようにして、一連の商品検索動作は終了する。
【0091】
[顧客別表示ページ作成動作]
図10は、顧客別表示ページ作成ステップを詳細に示すフローチャートである。この図10を参照して、表示ページ作成の動作を説明する。
【0092】
S1001:顧客別DBからID情報に対応する顧客情報を読み出すステップここでは、ホスト装置制御部240は、ユーザ端末100から送信されてきたID情報に対応する顧客情報を読み出す。
【0093】
S1002:該顧客情報に基づいて取引先(商品)を読み出すステップ
ホスト装置制御部240は、この顧客情報に基づいて取引先(商品)を商品DB210から読み出す。具体的には、当該顧客情報の中には少なくともユーザの氏名が格納されていて、このユーザの氏名に対応する前述した利用頻度順にリストされた取引先(商品)を読み出す(抽出する)。
【0094】
S1003:メニューページDBに顧客情報に対応する掲載内容(デザイン)格納?ステップ
ここでは、ホスト装置制御部240は、メニューページDB270に格納されている、上述した顧客情報及び取引先(商品)に対応した掲載内容(デザイン)が存在するか否かを判別する。存在していれば(Y)、次のステップに進み、存在していなければ(N)、もう一度このS1003のステップを繰り返す。
【0095】
S1004:取引先(商品)及び掲載内容に基づいて表示ページ作成ステップ次に、端末表示ページ構成部230は、読み出した取引先(商品)及び掲載内容に基づいて表示ページを作成する。
【0096】
このようにして、一連の顧客別表示ページ作成の動作を終了する。
【0097】
[代金引落動作]
図11は、上述した代金引落ステップの動作を詳細に説明するための図である。この図11を参照して、上述した代金引落ステップについて説明する。
【0098】
S1101:顧客別DBにID情報に対応する口座番号格納の有無の判定ステップ
ここでは、ホスト装置制御部240は、ユーザ端末100から送信されてきたID情報に対応する口座番号が、顧客別DB220にある顧客情報の中に格納されているか否かを判別する。予め格納されていれば(Y)、次のステップに進み、格納されていなければ(N)、もう一度このステップを繰り返す。
【0099】
S1102:ユーザ端末からの商品番号送信の有無の判定ステップ
次に、ホスト装置制御部240は、商品番号(その個数含む)がユーザ端末100から送信されてきたか否かを判別する。そして、既に商品番号が送信されていればすなわち図示していないホスト装置200のメモリに当該商品番号が格納されていれば(Y)、次のステップに進み、送信されてきていなければ(N)、このステップをもう一度繰り返す。
【0100】
S1103:商品番号に対応する金額を口座番号から引落又は振り替えステップ
ここでは、ホスト装置制御部240は、ユーザの口座番号から商品番号に対応する金額を引き落とす又は取引先(商品供給者)に係る口座番号に商品番号に対応する金額を振り替える。
【0101】
S1104:引落又は振り替えが可能か否かの判定ステップ
ホスト装置制御部240は、上述した引落又は振り替えができたか否かを判断する。できていれば(Y)、このフローを終了し、できていなければ(N)、ホスト装置制御部240は、代金引落不可情報をユーザ端末100に送信する(図7のS717ステップ参照)。そして、このフローを終了する。
【0102】
このようにして、代金引落動作は終了する。
【0103】
この実施の形態に係る構成並びに作用動作によって、ユーザがアクセスした商品若しくは取引をホスト装置に保持し、それに基づいて表示ページ(メニューページ)を作成するので、ユーザは所望するメニューページを選択するまでの手順を削減することができる。特に、実際の取引履歴例えば利用頻度からメニューページを作成するので、ユーザの嗜好のメニューを逐次効率的に表示することができる。従って、ユーザは商品選択又は取引の利便性を高めることができる。
【0104】
また、過去の情報を全てホスト装置が保持するのでカード110を紛失して、新たなカードを使用することになっても顧客情報等を容易に受け継ぐことが可能になる。
【0105】
<変形例>
上述した構成並びに動作では、顧客情報は顧客別DB220に格納されており、ユーザが所有するカード110のID情報に基づいて当該顧客情報を読み出すとしたが、当然カード110に当該顧客情報を格納していて、ユーザが常時自分の顧客情報を携帯していても良い。このように携帯することで、顧客別DB220の顧客情報のメモリを削減でき、ホスト装置200の構成の簡略化に寄与できる。
【0106】
[実施例]
上述したこの発明の実施の形態の理解を容易にするため、具体的な実施例を以下説明する。
【0107】
この実施例では、銀行等に設置されている金融取引端末(ATM)を上述したユーザ端末とした場合を想定して説明する。尚、構成は、上述した図5及び図6を用いて説明し、動作は、図7を用いて説明する。そして、図12は、顧客情報のコンテンツを示す図であり、図13は、取引(商品)情報のコンテンツを示す図であり、図14は、メニューページのコンテンツすなわち掲載内容を示す図である。図15は、表示ページの画面を具体的に示す図である。これら情報の具体的なコンテンツを図12乃至図15を用いて説明する。また、既に説明した構成並びに動作の重複する部分は、説明を省略することがある。
【0108】
構成は、ユーザ端末100を上述した例えば金融取引端末(ATM)とし、残りの構成は、上述した発明の実施の形態と同様なので説明を省略する。
【0109】
次に図7を参照して動作を説明すると、ユーザは、自分が所有している、ユーザ自身のID情報を格納しているカード110をカード読取部120に挿入する(S701)。カード読取部120は、挿入されたカード110に格納されているID情報を読み取る。そして、ユーザは、予めこのシステムから付与された暗証番号を入力する(S702)。ここでは、例えば暗証番号を「1234」とする。次にユーザ端末100すなわち金融取引端末は、ID情報及び入力された暗証番号「1234」をホスト装置200に送信する(S703)。
【0110】
ホスト装置200は、送信されてきたID情報及び暗証番号を受信する(S704)。
【0111】
ホスト装置制御部240は、ID情報からユーザの氏名を抽出(読み出す)する。そして、この氏名に対応する暗証番号を選定する。以下具体的に説明する。
【0112】
図12は、顧客別DB220に格納されている顧客情報のコンテンツを示す図であり、左から順次項目別に説明すると、一番左には顧客情報Noが示されており、順番に顧客名(ユーザ氏名対応)、暗証番号、口座番号及び取引履歴が示されている。例えばNo1を例にとって説明すると、顧客名は、「氏名1」になり、暗証番号は、「1234」、口座番号は、「1234567」、取引履歴は、「AA、BB、CC、…」となる。
【0113】
ホスト装置制御部240は、ID情報から抽出した氏名に対応する、顧客名の帰属する顧客情報を読み出し、この顧客情報の暗証番号を抽出(読み出す)する。例えば「氏名1」の名前が送信されてきたと想定すると、ホスト装置制御部240は、「No1」の顧客情報の暗証番号「1234」を読み出す。次にホスト装置制御部240は、ユーザが入力した暗証番号とこの暗証番号「1234」を比較照合する。
【0114】
続いてホスト装置制御部240は、この比較照合が一致したか否かを判定する(S706)。一致していれば次のS708:商品検索ステップに進み、一致していなければS707:暗証番号不一致表示ステップに進み、続いてS718:明細書プリントアウトステップに進んで、明細書書面作成部280は、暗証番号が異なるという内容の明細書を作成し、ホスト装置制御部240若しくはユーザ端末(金融取引端末)制御部140が、画像音声出力部130にこの内容を表示又は音声案内させる。
【0115】
以下暗証番号が一致した場合につき説明する。
【0116】
ホスト装置制御部240は、顧客情報に格納されている取引履歴例えばAA等に対応する商品情報を読み出す(取り出す)。
【0117】
図13は、商品情報のコンテンツを示す図である。左側から順番に商品情報No、取引者名、取引先及び付帯情報が格納されている。
【0118】
例えば、取引履歴AAに記載されている取引者名が「名前1」であったとすると、ホスト装置制御部240は、「No1」の「○○不動産」の商品情報を読み出す(S708)。
【0119】
そして、端末表示ページ構成部230は、顧客別表示ページを作成する(S709)。すなわち端末表示ページ構成部230は、読み出した商品情報「No1」と、メニューページDB270に格納されている掲載内容(デザインや掲載する商品)とを読み出して表示ページを作成する。
【0120】
図14は、メニューページのコンテンツを具体的に説明する図であり、左側から順にNo、ページ名及び掲載内容(デザインや掲載する商品)が格納されている。端末表示ページ構成部230は、例えば「No1」の「TOPページ」を選択し、この掲載内容(デザイン)に上述の商品情報「No1」の内容を含ませて(顧客別)表示ページを作成する。
【0121】
ホスト装置制御部240は、この作成した表示ページを金融取引端末に送信する(S710)。
【0122】
ユーザ端末(金融取引端末)の制御部140は、この送信されてきた表示ページを画像音声出力部130に表示及び/又は音声案内させる。
【0123】
画像音声出力部130をディスプレイと想定して、この表示ページを画像出力させた画面を図15に示す。図15(A)において、上部は、従来の一般メニューであり、下部は、この送信されてきた表示ページすなわち顧客別メニューである。そして、ユーザは、この顧客別メニュー、ここでは「○○不動産」及び「××ファイナンス」を参照して取引又は商品を効率的に選択する。このように、一画面に、一般メニューと顧客別メニューとを同時に表示することにより、ユーザの利便性を高めることができる。ユーザが、一般メニューからの操作を望む場合もあるからである。なお、顧客別メニューの表示は、必ずしも初期画面である必要はない。図15(B)は、初期画面を一般メニューのみとした場合の例である。この例では、ユーザがカード読取部120にカードを挿入することにより、画面が顧客別メニュー(図15(A)参照)に切り換えられる。このような方法によっても、図15(A)の場合と同等の利便性を得ることができる。
【0124】
以下のフローチャートに係る動作は発明の実施の形態で既に説明したので、以降のステップの説明を省略する。
【0125】
この構成並びに作用動作によって、ユーザがアクセスした商品若しくは取引をホスト装置に保持しているので、ユーザは所望するメニューページを選択するまでの手順を削減することで便利性を高めることができる。
【0126】
また、上述した実施例は、ユーザ端末100を金融取引端末(ATM)とした構成並びに作用を説明した。しかし、この発明の目的を損なわない範囲であれば、ユーザ端末100を交通機関券売機例えば電車の券売機(切符や定期券や回数券)に適応しても好適である。
【0127】
以上説明した実施の形態では、ホスト装置200内の端末表示ページ構成部230で表示ページを作成することとしたが、ユーザ端末100内で表示ページを作成することとしてもよい。ユーザ端末100内で表示ページを作成する場合、例えば、顧客別メニューに表示する操作ボタンの決定のみをホスト装置200が行い、この決定結果をユーザ端末100に送信することとすればよい。
【0128】
【発明の効果】
上述した説明から明らかなように、この発明の商品購入システムは、ユーザがアクセスした商品若しくは取引をホスト装置に保持しているので、ユーザは所望するメニューページを選択するまでの手順を削減することで便利性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】商品購入システムの概略的構成説明図である。
【図2】ユーザ端末の構成を示す図である。
【図3】ホスト装置の構成を示す図である。
【図4】この発明の概略フローチャートを示す図である。
【図5】実施の形態の構成を示す図である。
【図6】実施の形態の構成を示す図である。
【図7】実施の形態の説明フローチャートである。
【図8】暗証番号照合動作を示す図である。
【図9】商品検索動作を示す図である。
【図10】顧客別表示ページ作成動作を示す図である。
【図11】代金引落動作を示す図である。
【図12】顧客情報のコンテンツを示す図である。
【図13】商品情報のコンテンツを示す図である。
【図14】メニューページのコンテンツを示す図である。
【図15】表示ページ画面を示す図である。
【符号の説明】
10:インターネット網
100:ユーザ端末
110:カード
120:カード読取部
130:画像音声出力部
140:ユーザ端末制御部
150:ユーザ端末送受信部
160、260:バス回路
170:操作系入力部
180:明細書印刷部
200:ホスト装置
210:商品DB
220:顧客別DB
230:端末表示ページ構成部
240:ホスト装置制御部
250:ホスト装置送受信部
270:メニューページDB
280:明細書書面作成部
Claims (8)
- 操作ボタンを画面に表示する表示手段と、
前記画面に表示された操作ボタンを前記ユーザに指定させることによって該ユーザの操作を受け付ける操作手段と、
ユーザ端末を利用する前記ユーザを特定するためのID情報を取得するID取得手段と、
商取引に関する情報を顧客情報として前記ユーザ毎に保存する顧客データベースと、
前記ID情報に対応する前記顧客情報を用いて所定条件を満たす前記操作ボタンを決定し、該操作ボタンを表示させるための表示データを作成するページ構成手段と、
前記表示データに応じた画面を前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする商取引システム。 - 前記ページ構成手段が、予め定められた標準の前記操作ボタンと、前記顧客情報を用いて決定された前記操作ボタンとが、前記表示手段の同一画面に同時に表示されるような前記表示データを作成することを特徴とする請求項1に記載の商取引システム。
- 前記ページ構成手段が、利用回数が多い商取引に対応する前記操作ボタンを1種類または複数種類表示させるための表示データを作成することを特徴とする請求項1または2に記載の商取引システム。
- 前記ページ構成手段が、直近に利用された商取引に対応する前記操作ボタンを1種類または複数種類表示させるための表示データを作成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の商取引システム。
- 操作ボタンを画面に表示する表示手段と、
前記画面に表示された操作ボタンを前記ユーザに指定させることによって該ユーザの操作を受け付ける操作手段と、
ユーザ端末を利用する前記ユーザを特定するためのID情報を取得するID取得手段と、
前記ID情報に対応する顧客情報に基づいて決定された前記操作ボタンを前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする商取引端末装置。 - 前記ID情報に対応する前記顧客情報を外部のホスト装置から入力し、該顧客情報に基づいて所定条件を満たす前記操作ボタンを決定して、該操作ボタンを表示させるための表示データを作成するページ構成手段を、さらに備えることを特徴とする請求項5に記載の商取引端末装置。
- 前記制御手段が、所定条件を満たす前記操作ボタンを表示させるための表示データを外部のホスト装置から受信し、該表示データに応じた画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項5または6に記載の商取引端末装置。
- 予め定められた標準の前記操作ボタンと、前記顧客情報を用いて決定された前記操作ボタンとが、前記表示手段の同一画面に同時に表示されることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の商取引端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002169491A JP2004013765A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 商取引システムおよび商取引端末装置 |
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JP (1) | JP2004013765A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8326921B2 (en) | 2007-11-12 | 2012-12-04 | Panasonic Corporation | Data communication device, terminal device, and data communication system using the same |
JP2017100046A (ja) * | 2017-03-14 | 2017-06-08 | オムロン株式会社 | 情報処理システム、制御方法 |
-
2002
- 2002-06-11 JP JP2002169491A patent/JP2004013765A/ja active Pending
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