JP2004013576A - 広域ネットワークを利用したデータ入力システム - Google Patents

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Abstract

【課題】文字や記号を含む画像データおよび音声データによる情報をコンピュータで利用できるデータ形式に変換する作業において、データ入力のための効率的かつ確実、柔軟なシステムの実現を提供することにある。
【解決手段】本発明によるデータ入力システムでは、画像データ、音声データなどのデータ化対象の蓄積サーバと、データ入力装置及びオペレータを、インターネット等の広域コンピュータネットワークにオープンに接続配置し、さらにそれらの接続を統括管理する接続装置・オペレータ管理サーバを導入することで、それぞれの装置が存在する物理的な位置関係や固定的な接続関係に制限されることなく、需要と供給の状況にしたがって、あるいは障害発生に対応して柔軟に再接続することを可能とし、さらにこの多対多の接続を世界的に拡大していくことでオペレータの確保を用意にし、極めて効率的なシステムの運用を可能とする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、広域ネットワークを利用したデータ入力システムに関し、特に、文字や記号を含む画像データ、音声データ等による情報を、テキストコード等のコンピュータで利用できるデータ形式に変換する作業において、たとえ光学的文字認識装置(以下、OCRとする)や音声認識装置を導入したシステムにおいても最終的に避けることのできない、人間によるデータ入力作業を効率的に実現するための広域ネットワークを利用したデータ入力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に「文字や記号を含む画像データ」や「音声データ」による情報を、テキストコード等のコンピュータで利用できるデータ形式に変換する作業(データ化)は、人間によって読み取りあるいは聞き取った結果をキーボード等の入力手段を用いてデータ化する方法が取られている。
【0003】
一方で、コンピュータ技術の発達により、OCRや音声認識装置などの技術を利用した入力手段もかなり利用されるようになってはいるが、これらの認識性能は未だ人間の能力には遠く及ばない。その結果として「誤認識」「認識不能」が発生し、たとえOCR、音声認識装置を利用したとしても、ほとんどの場合においては最終的には人間が認識して再入力または訂正入力作業が行われてデータ化が完了するシステムとなっている。
【0004】
この人間によるデータ化作業は「データ入力」「データ起こし」等の名称で呼ばれ、原稿、帳票、画像データ、録音テープ、音声データなどの形で個別に契約したデータ入力作業者(オペレータ)に渡され、問屋制家内工業的にデータ化を実現しているのが通常である。
【0005】
また、例えば銀行や病院などのように大量に発生する伝票のデータ化を行うような場合には、通常、OCR等を用いて半自動化処理を実現しているが、前述の通り人間による再入力・訂正入力作業が必須である。それを実現するために専用のデータ入力端末とオペレータを多数用意し、場合によってはデータ入力作業専用の部屋や建物を用意し、処理すべきデータ化対象の量に応じた労働集約型の作業環境を構築して対応している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のシステムでは、次のような問題がある。
【0007】
問屋制家内工業的な手法でデータ入力を実現した場合、特に大量のデータ化対象を多数のオペレータを使用して短時間でデータ化したい場合など、そのためのオペレータの確保とデータ授受を迅速かつ確実に行うことは難しい。
【0008】
また、オペレータの確保についてもそれを発注側の依頼者が独自に行うためにはそれ相応の手配コストや人脈等のノウハウが必要なため、特に単発でデータ化作業を発注したい依頼者などにとっては、その確保すら難しくなっている。
【0009】
さらに、問屋制家内工業的な手段で実現した場合には、依頼者側の手の届かない場所で作業が進められるため、納期についての管理が極めて困難であり、納期を確実にするためには定期的に中間報告を求めたり、同一作業を複数のオペレータに依頼するなどの安全策をとる必要がある。
【0010】
さらに、セキュリティ管理、プライバシー保護の観点からも、そのデータ化対象やデータ化された結果は細切れに分割し、たとえ少量ずつになったとしても複数オペレータに作業分配、納品を受けるなど、できるだけ情報としての価値をなくした形で授受することが求められるが、問屋制家内工業的な手段では物理的時間的にもオペレータ確保の上でも難しい。
【0011】
一方、労働集約型のデータ入力センターなどを構築してデータ入力を実現した場合、納期の管理、セキュリティ・プライバシーの問題については管理が可能となるが、良質で安価なオペレータの確保という課題については、地理的に通える範囲の中でという制限が加えられる。もちろん「夜間」「休日」においては、そのためのコストも考える必要がある。
【0012】
また、データ入力センターには、データ入力装置と、それを並べるスペースが必要であり、作業効率の向上のためには快適な労働環境も整備する必要があり、設備投資と運用コストは作業量に比例して大きくなる。
【0013】
しかも、通常このような設備は「常時100%稼働」とできるわけではなく、データ化対象の発生とデータ化期限により設定される最大瞬間作業量に応じた設備が準備されるため、それ以外の時期・時間帯には余剰設備となってしまうことは避けられない。
【0014】
この問題はオペレータの確保についても同様であり、物理的に集めているオペレータ数をデータ化対象の増減に追従してリアルタイムで増減させることは不可能であり、このような余剰人員に対するコスト発生をなくすことはできない。これは入力対象データの平準化そのものが実現できない限り、根本的な解決は不可能である。
【0015】
さらにこのような労働集約型のシステムは、その入力作業に専用かつ独立した形で実現されていることが多く、障害発生時の代替手段の確保が困難であり、必然的に耐障害性を向上させるためのコストも極めて大きくなる。
【0016】
本発明の目的は、文字や記号を含む画像データおよび音声データによる情報をコンピュータで利用できるデータ形式に変換する作業において、データ入力のための効率的かつ確実、柔軟なシステムの実現を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の広域ネットワークを利用したデータ入力システムは、文字や記号を含む画像データ及び音声データによる情報をコンピュータで利用できるようにデータ化を行う広域ネットワークを利用したデータ入力システムであって、1台以上のデータ化対象蓄積サーバと、1台以上のデータ入力装置と、1台以上の管理サーバと、前記データ入力装置とデータ化対象蓄積サーバと管理サーバとを結ぶネットワークとを、備え、前記データ化対象蓄積サーバは、データ化の作業に必要な情報を保存する保存手段と、1種類以上かつ1個以上のデータ化対象を蓄積管理する蓄積管理手段と、データ化の作業要求を前記管理サーバに対して行う作業要求手段と、を有し、前記データ入力装置は、データ化の作業紹介要求を前記管理サーバに対して行う作業紹介要求手段と、前記作業紹介要求に基づいてデータ入力作業者に前記データ化対象蓄積サーバから獲得した前記データ化対象のデータ入力の作業を行わせるデータ入力手段と、を有し、前記管理サーバは、前記作業要求と前記作業紹介要求とに基づいて前記データ化対象蓄積サーバと前記データ入力装置の作業上の管理を行う管理手段を有することを特徴としている。
【0018】
また、本発明の第2の広域ネットワークを利用したデータ入力システムは、文字や記号を含む画像データ及び音声データによる情報をコンピュータで利用できるようにデータ化を行う広域ネットワークを利用したデータ入力システムであって、1台以上のデータ化対象蓄積サーバと、1台以上のデータ入力装置と、1台以上の管理サーバと、前記データ入力装置とデータ化対象蓄積サーバと管理サーバとを結ぶネットワークとを、備え、前記データ化対象蓄積サーバは、データ化の作業に必要な情報を保存する保存手段と、1種類以上かつ1個以上のデータ化対象を蓄積管理する蓄積管理手段と、前記データ化対象のデータ化の作業要求を前記管理サーバに対して行う作業要求手段と、前記データ入力装置に対して前記データ化対象を送信する送信手段と、を有し、前記データ入力装置は、データ化の作業紹介要求を前記管理サーバに対して行う作業紹介要求手段と、前記作業紹介要求により前記データ化蓄積サーバから獲得した前記データ化対象を画面に表示再生する表示再生手段と、前記表示再生された前記データ化対象の内容に基づいてデータ化の入力作業をデータ入力作業者に行わせるデータ化手段と、を有し、前記管理サーバは、前記データ化対象蓄積サーバのネットワーク接続情報と前記データ入力装置のネットワーク接続情報とを接続装置管理情報として保管し管理する第1の管理手段と、前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者の個人情報をオペレータ管理情報として保管し管理する第2の管理手段と、前記データ対象蓄積サーバから前記作業要求があると前記作業要求時に受信する前記データ化対象の入力関連情報を基に前記データ対象蓄積サーバからの前記データ化対象の要求に応じた情報を作成してオペレータ用入力関連情報として保管し管理する第3の管理手段と、前記データ入力装置から前記作業紹介要求があると前記オペレータ管理情報と前記オペレータ用入力関連情報とを基にデータ化対象一覧を抽出して前記データ入力装置に対して送信しその送信した前記データ化対象一覧から作業すべき前記データ化対象を選択させる選択手段と、を有することを特徴としている。
【0019】
また、本発明の第3の広域ネットワークを利用したデータ入力システムは、文字や記号を含む画像データ及び音声データによる情報をコンピュータで利用できるようにデータ化を行う広域ネットワークを利用したデータ入力システムであって、1台以上のデータ化対象蓄積サーバと、1台以上のデータ入力装置と、1台以上の管理サーバと、前記データ入力装置とデータ化対象蓄積サーバと管理サーバとを結ぶネットワークとを、備え、前記データ化対象蓄積サーバは、データ化の作業に必要な情報を保存する保存手段と、1種類以上かつ1個以上のデータ化対象を蓄積管理する蓄積管理手段と、前記データ化対象のデータ化の作業要求を前記管理サーバに対して行う作業要求手段と、前記データ入力装置に対して前記データ化対象を送信する送信手段と、を有し、前記データ入力装置は、データ化の作業紹介要求を前記管理サーバに対して行う作業紹介要求手段と、前記作業紹介要求により前記データ化蓄積サーバから獲得した前記データ化対象を画面に表示再生する表示再生手段と、前記表示再生された前記データ化対象の内容に基づいてデータ化の入力作業を行わせるデータ化手段と、を有し、前記管理サーバは、前記データ化対象蓄積サーバのネットワーク接続情報と前記データ入力装置のネットワーク接続情報とを接続装置管理情報として保管し管理する第1の管理手段と、前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者の個人情報をオペレータ管理情報として保管し管理する第2の管理手段と、前記データ対象蓄積サーバから前記作業要求があると前記作業要求時に受信する前記データ化対象の入力関連情報を基に前記データ対象蓄積サーバからの前記データ化対象の要求に応じた情報を作成してオペレータ用入力関連情報として保管し管理する第3の管理手段と、すでに前記データ入力装置から前記作業紹介要求があった場合には前記オペレータ管理情報と前記オペレータ用入力関連情報とを基に、前記データ化対象蓄積サーバが前記データデータ入力装置を操作するデータ入力作業者に要求する入力スキルレベルを含むデータ入力作業者への要求情報を満たすデータ入力作業者の操作する前記データ入力装置を前記データ化対象の作業要求先として抽出する抽出手段と、前記オペレータ用入力関連情報からデータ化対象一覧を抽出して前記抽出した前記データ入力装置に対して送信しその送信した前記データ化対象一覧から作業すべき前記データ化対象を選択させる選択手段と、を有することを特徴としている。
【0020】
さらに、上記の第1及び第2の広域ネットワークを利用したデータ入力システムにおいて、前記データ化対象は、文字と数字と記号とを含むデータ化すべき情報を含んだ画像データと、会議と講演とを含むデータ化すべき情報を含んだ音声データと、を含み、前記入力関連情報は、前記データ化対象蓄積サーバに蓄積された前記データ化対象ごとに、文字か音声かを示す情報と、数字か漢字か記号かを示す情報と、日本語か英語かを示す情報と、講演か会議かを示す情報と、データ化する数量を示す情報と、データ化期限を示す情報と、ベリファイ入力などによる精度向上が必要かどうかを示す情報と、前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者に要求する入力スキルレベルの情報と、前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者に要求する得意分野または特定分野の専門知識を示す情報と、前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者に要求するネイティブの言語を示す情報と、を含み、前記オペレータ用入力関連情報は、前記データ化対象ごとに、前記データ化対象ごとの前記入力関連情報と、前記データ化対象を保管する前記データ化対象蓄積サーバの識別情報と、前記データ化対象の作業要求先として振り分けた前記データ入力装置の管理情報とを含み、前記オペレータ管理情報は、前記入力装置を操作するデータ入力作業者ごとに、入力スキルレベルの情報と、得意分野または特定分野の専門知識を示す情報と、ネイティブの言語を示す情報と、データ入力作業者が保有する前記データ入力装置の識別情報と、を含むことを特徴としている。
【0021】
さらに、上記の第1及び第2の広域ネットワークを利用したデータ入力システムにおいて、前記管理サーバは、前記選択手段により前記選択されたデータ化対象の情報を前記データ入力装置から受信すると、接続装置管理情報から前記選択されたデータ化対象を保管する前記データ化対象蓄積サーバのネットワーク情報と前記データ入力装置のネットワーク接続情報とを抽出しそれぞれのネットワーク情報を基に前記データ化対象蓄積サーバと前記データ入力装置との間で直接接続する通信パスを確立させる確立手段と、前記確立手段により前記選択されたデータ化対象の授受を行わせる授受手段と、を有することを特徴としている。
【0022】
さらに、上記の第1及び第2の広域ネットワークを利用したデータ入力システムにおいて、前記データ入力装置は、前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者がデータ入力した入力結果を前記管理サーバに送信する送信手段と、前記管理サーバは、受信した前記入力結果に基づいて計算したデータ入力作業者のデータ入力速度と、複数のデータ入力作業者による同一の前記データ化対象のベリファイ入力により確認される各データ入力作業者の入力精度とを含む情報を入力スキルレベルの情報として前記オペレータ管理情報にフィードバックするフィードバック手段とを有することを特徴としている。
【0023】
さらに、上記の第1及び第2の広域ネットワークを利用したデータ入力システムにおいて、前記管理サーバは、前記オペレータ用入力関連情報と各データ入力作業者による前記入力結果とを対応させて集中管理する第4の管理手段と、前記データ入力装置から作業の終了通知があると、前記管理手段により管理する情報を基に各データ入力作業者によるデータ入力作業の実績とそれに対応する前記データ化対象蓄積サーバのデータ化完了実績とを計算し、それぞれに対する報酬及び課金を計算し一括管理する第5の管理手段と、を有することを特徴としている。
【0024】
さらに、上記の第1及び第2の広域ネットワークを利用したデータ入力システムにおいて、前記管理サーバは、前記オペレータ入力関連情報と前記オペレータ管理情報とを基に、前記データ化対象蓄積サーバが前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者に要求する入力スキルレベルを含むデータ入力作業者への要求情報を満たすデータ入力作業者の操作する前記データ入力装置を抽出することで、どの前記データ化対象蓄積サーバのどの前記データ化対象をどの前記データ入力装置に処理させるのが適当かを決定する決定手段を有することを特徴としている。
【0025】
さらに、上記の第1及び第2の広域ネットワークを利用したデータ入力システムにおいて、前記管理サーバは、特定の前記データ化対象に対する必要な知識や能力を持つデータ入力作業者の情報を専門知識を示す情報として前記オペレータ管理情報に登録する登録手段と、前記データ化対象蓄積装置からの前記特定のデータ化対象の作業依頼があると前記オペレータ管理情報の前記専門知識を示す情報を基に前記必要な知識や能力を持つデータ入力作業者の操作する前記データ入力装置を優先的に選択してその選択した前記データ入力装置に前記特定のデータ化対象を振り分ける優先振分手段と、を有することを特徴としている。
【0026】
さらに、上記の第1及び第2の広域ネットワークを利用したデータ入力システムにおいて、前記データ化対象蓄積サーバは、セキュリティレベルまたはプライバシー保護レベルに応じて前記データ化対象を複数の分割データ化対象に分割する分割手段と、前記分割データ化対象がデータ化された後に統合することで元の前記データ対象に対するデータ化を行う統合手段と、前記データ入力装置にその統合のための情報が漏れないようにするための前記分割データ化対象同士の紐付けを示す情報を前記分割データ対象毎に前記入力関連情報に含ませて保存し管理する第6の管理手段と、前記作業要求時に前記管理サーバに対して前記紐付けを示す情報を通知する通知手段と、を有し、前記管理サーバは、前記紐付けを示す情報を基に前記分割データ化対象に対して同一の前記データ入力装置には処理させないようにする分割処理手段、を有することを特徴としている。
【0027】
さらに、上記の第1及び第2の広域ネットワークを利用したデータ入力システムにおいて、前記データ入力装置は、汎用パーソナルコンピュータまたは携帯電話とPDAとを含む汎用携帯端末のいずれかの装置と、前記装置上で実行されるWWWブラウザを含む汎用クライアントソフトウェアまたは簡易HTMLブラウザ機能とJAVA(登録商標)アプリケーションとを含むソフトウェアで実現される専用クライアントソフトウェアのいずれかのプログラムとを有することを特徴としている。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0029】
図1を参照すると、本発明の一実施の形態であるデータ入力システムであって、広域ネットワークであるネットワーク14と、データ化の作業に必要な情報を保存しデータ化の作業の要求を行う複数のデータ化対象蓄積サーバ11と、データ化の作業紹介の要求を行うことでデータ化対象を入手(獲得)してデータ入力の作業を行わせる複数のデータ入力装置12と、各データ化対象蓄積サーバ11からの作業要求とデータ入力装置12からの作業紹介要求とに基づいてデータ化対象蓄積サーバ11と入力データ装置12との作業上の管理を行う複数の接続装置・オペレータ管理サーバ13とから構成され、入力用クライアントソフト121を有するデータ入力装置12ごとにオペレータID151とパスワード152とをもつデータ入力作業者であるオペレータ15が存在している。
【0030】
すなわち、このデータ入力システムでは、作業の要求を行う1台以上のデータ化対象蓄積サーバ11と、作業の紹介の要求を行う1台以上のデータ入力装置12及びデータ入力装置12のデータ入力作業者であるオペレータ15が、ネットワーク14に接続される形をとり、どの装置も主体的にネットワーク14への接続、切断が可能であるものとする。さらに、これらデータ化対象蓄積サーバ11とデータ入力装置12を管理するための装置として接続装置・オペレータ管理サーバ13が同ネットワーク14に接続されている。従って、各装置間のデータのやり取りは、ネットワーク14を介して行われる。
【0031】
本発明によるデータ入力システムでは、この接続装置・オペレータ管理サーバ13が複数存在してもよく、今回の発明の実施の形態例もその前提で進めるが、その実現方法は一般的なコンピュータのクラスタリング手法(例えば、複数の接続装置・オペレータ管理サーバ13にデータ対象111の作業依頼を振り分ける手法)に相当するため今回の実施例では特に発明の対象とはしない。
【0032】
以下に、各装置の機能を個別に説明しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0033】
まず図1のデータ化対象蓄積装置11について説明する。
【0034】
データ化対象蓄積サーバ11は、プロセッサ(CPU)によりプログラム制御で動作する装置であって、1種類以上かつ1個以上のデータ化対象111をデータ化対象名毎(またはデータ化対象IDとも言う)に図示していない記録媒体装置(例えば、磁気ディスク)に保存し、蓄積管理する。データ化対象111の形式については、文字・記号情報などを含む画像の場合は画像データとして、音声としての言語情報等を含む場合は音声データとして蓄積されているものとする。
【0035】
さらにデータ化対象蓄積サーバ11は、データ化対象に対してデータ入力するにあたっての関連情報である入力関連情報112を図示していない記録媒体装置(例えば、磁気ディスク)にデータ化対象名毎に保存し、管理している。そのデータ対象111毎に割り当てられた入力関連情報112は、蓄積されている各データ化対象111に紐付け管理された入力情報(この場合の入力情報とは、例えば、データ化対象が文字を含んだ画像データであれば、その画像中の各データ化項目の位置座標情報を示す情報とを含み、音声データであれば、その言語を示す情報と、会議か講演かを示す情報とを含み、さらに、文字か音声かを示す情報と、アラビア数字、漢字、アルファベット、記号等といった入力対象文字の種類を示す情報と、桁数が決まっていれば桁数等を示す情報と、データ化する際のフォーマット指定の有無を示す情報及びそのフォーマットと、データ化する数量を示す情報と、を含む)と、データ入力を完了すべき時期を示す情報と、データ化精度の要求水準情報(ベリファイ入力などによる精度向上が必要かどうかを示す情報)と、作業するに当たってオペレータ15の要求水準情報(入力スキルレベルを示す情報と、得意分野または特定分野の専門知識を示す情報と、オペレータのネイティブの言語を示す情報と、を含む)とを、データ化対象111に合わせて蓄積管理する。すなわち、入力関連情報112は、データ化対象111のデータ化対象名ごとに存在し、そのデータ化対象111の入力関連情報が割り当てられている。
【0036】
ここでデータ化対象111としては、全くデータ化されていない場合と、OCRや音声認識装置によって一部がデータ化されている場合と、一度データ化されたものに対してベリファイ入力を必要としている場合があり、その情報もすべて入力関連情報112に含まれる。
【0037】
各データ化対象蓄積サーバ11の入力関連情報112は、作業の要求時に、接続装置・オペレータ管理サーバ13に送信され、接続装置・オペレータ管理サーバ13で集中管理される。
【0038】
この入力関連情報112を接続装置・オペレータ管理サーバ13に送信することで、データ化対象蓄積サーバ11は、各データ化対象111が入力作業待ち状態であることを接続装置・オペレータ管理サーバ13に通知し、データ入力装置12及びオペレータ15のアサインを要求(オペレータ15への作業の要求)することになる。
【0039】
次に図1のデータ入力装置12及びオペレータ15について説明する。
【0040】
データ入力装置12は、オペレータ15がデータ化の入力作業を行う端末装置であって、汎用パーソナルコンピュータ、汎用携帯端末(携帯電話、PDA等)等の図示していないプロセッサ(CPU)によりプログラム制御で動作する情報処理装置である。
【0041】
データ入力装置12としては、専用端末装置と専用クライアントソフト(入力用アプリケーションプログラム:入力用クライアントソフト121に該当)とを準備してもよいが、機能性能的には汎用コンピュータとWWWブラウザなどの汎用クライアントソフトとを準備しても十分である。
【0042】
さらに、データ入力装置12で使用するクライアントソフトが小規模のプログラムサイズであれば、入力作業を開始する前に接続装置・オペレータ管理サーバ13から入力用アプリケーションプログラム(入力用クライアントソフト121に該当)を送信して使用させてもよい。この場合使用するプログラムについてもJAVA(登録商標)等の技術による汎用化が可能であることは言うまでもない。
【0043】
本発明の実施の形態でも汎用PC(パーソナルコンピュータ)上の汎用クライアントソフトとJAVA(登録商標)等のプログラム言語とを用いた非ハードウェア依存のプログラム技術の採用を、オペレータ15がデータ入力装置12を提供するシステムを実現するための手段として推奨する。
【0044】
オペレータ15は、データ入力装置12からネットワーク14を介して接続装置・オペレータ管理サーバ13にログインし、接続装置・オペレータ管理サーバ13に対してデータ化対象111とそれに対応するデータ化対象蓄積サーバ11の紹介を求める。
【0045】
データ入力装置12の画面上でデータ化対象111の紹介を受け、オペレータ15がデータ入力を行う(作業すべき)データ化対象111を決定(選択)すると、データ入力装置12は、データ化対象蓄積サーバ11に関する接続情報を接続装置・オペレータ管理サーバ13から受け取り、データ化対象蓄積サーバ11との間に直接通信パスを確立し、選択されたデータ化対象111とそれに対応する入力関連情報112を受信する。
【0046】
データ入力作業は、前述の通り前記専用クライアントソフトもしくはWWWブラウザを用いてデータ化対象を再生表示、入力を行う。
【0047】
これらの入力用クライアントソフトは、入力関連情報112の内容に応じて、受信したデータ化対象111から入力項目のみを抽出、強調する機能や、音声であればリピート再生機能などデータ入力を効率化するための表示、再生機能も具備する。
【0048】
なお、データ入力装置12にOCRや音声認識機能を持たせることで、データ入力装置12側でデータ化の半自動化を実現してもよい。
【0049】
データ入力結果は、データ化作業の接続装置・オペレータ管理サーバ13による集中管理を可能とするため、まず接続装置・オペレータ管理サーバ13に対して送信し、それを介してデータ化対象蓄積サーバ11に送信される手順を踏む。
【0050】
続いて図1の接続装置・オペレータ管理サーバ13について説明する。
【0051】
接続装置・オペレータ管理サーバ13は、図示していないプロセッサ(CPU)によりプログラム制御で動作する装置であって、接続装置管理情報131を図示していない記録媒体装置(例えば、磁気ディスク)に保存し、その接続装置管理情報131を基にネットワーク14に接続されている1台以上のデータ化対象蓄積サーバ11と1台以上のデータ入力装置12との接続管理情報を集中管理する。
【0052】
また、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、オペレータ管理情報132を図示していない記録媒体装置(例えば、磁気ディスク)に保存し、そのオペレータ管理情報を基に各オペレータの能力などを管理する機能を有する。
【0053】
データ入力作業を行うオペレータ15は、予め、住所氏名などの個人情報、文字/音声/アラビア数字/漢字/アルファベット等の入力内容によるそれぞれの作業可否、自己申告による入力スキルレベル、報酬の受取方法などのオペレータに関する情報を接続装置・オペレータ管理サーバ13のオペレータ管理情報132へデータ入力装置12から登録し、オペレータID151とパスワード152の発行を受けておく。すなわち、オペレータ管理情報132には、オペレータID151ごとに上記のオペレータ15の個人情報が割り当てられており、パスワードと、住所と、氏名と、入力内容によるそれぞれの作業可否を示す情報と、報酬の受取方法などのオペレータに関する情報と、入力スキルレベルを示す情報と、得意分野または特定分野の専門知識を示す情報と、ネイティブの言語(オペレータの母国語)を示す情報と、オペレータが使用するデータ入力装置12の識別情報とを含む。さらに、オペレータ管理情報132には、データ化対象111への作業紹介待ち状態を示す情報を含み、オペレータ15による入力装置12の作業紹介要求時に該当するデータ化対象111がなければ、「ON」に設定され、「ON」後にデータ化対象111が割り当てられたら「OFF」に設定される。
【0054】
接続装置・オペレータ管理サーバ13は、オペレータ15が操作するデータ入力装置12に対してデータ入力スキルのテストを行ったり、実際の入力作業実績を確認することによってオペレータ15のスキルランク(入力スキルレベル)を逐次最新の状況に再設定し、オペレータ管理情報132の更新管理を実施する。
【0055】
さらに、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、データ入力装置12の装置仕様情報もデータ入力装置12からオペレータ15に入力させ、入力させた装置仕様を接続装置・オペレータ管理サーバ13内の図示していない記録媒体装置(例えば、磁気ディスク)に登録させ、オペレータ管理情報132に合わせて集中管理を行う。
【0056】
また一方で、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、ネットワーク14に接続された各データ化対象蓄積サーバ11に蓄積されているデータ化対象111の入力関連情報112を受信し、データ化対象蓄積サーバ11ごとになっている入力関連情報を統合し、さらにオペレータ管理情報132と対応しやすい形にしたオペレータ用入力関連情報133として集中管理することで、ネットワーク14上の全てのデータ化待ちとなっているデータ化対象111の情報を管理する機能をも合わせ持つ。この場合のオペレータ用入力関連情報は、データ対象名毎に、各データ化対象蓄積サーバ11から受信した入力関連情報に、作業依頼のあったデータ化対象111の保管するデータ化対象蓄積サーバ11の識別情報、作業要求先としてのデータ入力装置12への振り分け情報を管理する振分管理情報(複数の設定が可能で、振り分けたデータ入力装置12の識別情報と作業の完了の有無が設定される)等、をあわせた情報になっている。従って、データ化対象111がオペレータ用入力関連情報133に登録されていて、オペレータ用入力関連情報133の振分管理情報にデータ入力装置12が設定されていないと、このデータ化対象111は作業要求の待ち状態(入力作業待ち状態)となる。
【0057】
ここで、接続装置・オペレータ管理サーバ13により管理されるデータ化対象111は、必ずしも単独のデータ化対象として独立している必要はなく、同一形式あるいは入力項目のデータ化対象が多数まとまった形で連続データ化対象として扱われることを可能とする。
【0058】
少量のデータ化対象の繰り返し入力ではそのような機能が必須であり、本発明のシステムでも機能として具備する。
【0059】
そして、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、データ入力の作業紹介要求のためにオペレータ管理情報132とオペレータ用入力関連情報133とを基に、ログインしてきたオペレータ15のデータ入力装置12に対して、そのオペレータ15のスキル等に適当な(該当する)データ化対象111とそのデータ化対象111に対応するデータ化対象蓄積サーバ11をデータ化対象一覧(個別オペレータ用入力関連)として、リストアップし、オペレータ15が操作するデータ入力装置12に送付してデータ入力装置12の画面に提示(表示)する機能と、オペレータ15の選択したデータ化対象蓄積サーバ11及びデータ入力装置12のそれぞれの接続装置管理情報131をお互いの装置へ送信する機能を持ち、データ化対象蓄積サーバ11とデータ入力装置12との間での直接接続、通信を可能とする。
【0060】
また、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、ベリファイ入力すなわち2人以上の異なるオペレータによる同一対象のデータ化で入力精度を上げる手段を用いる場合(オペレータ用入力関連情報133のデータ化情報の要求水準を示す情報がオンの場合)には、ベリファイ入力のためのデータ化対象111選択配信のコントロールと、それぞれの入力結果のベリファイを行って、ベリファイ後の最終結果のみをデータ化対象蓄積サーバ11に戻すのと同時に、各オペレータの入力精度をオペレータ管理情報132のスキルランク付けに使用する機能も持つ。
【0061】
さらに、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、データ化対象蓄積サーバ11の作業要求に従って、要求されるスキルを持つ、あるいは身につけることができるオペレータ15を固定的にアサインし、データ化対象蓄積サーバ11とそのオペレータ15の使用するデータ入力装置12との間に固定的な接続を実現する機能も持つ。
【0062】
これは専用の特殊なコード置換をデータ化と同時に実現する場合や、専門用語が多く含まれる場合などの高度な要求に対応するため、あるいはオペレータを限定することでセキュリティやプライバシー保護について一定の水準を確保するための機能である。
【0063】
次に、図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態におけるシステムによるデータ入力実現の処理手順の動作について説明する。
【0064】
まず、作業要求元のデータ化対象蓄積サーバ11は、入力関連情報112を接続装置・オペレータ管理サーバ13に送信することで、入力作業待ちのデータ化対象111の有無を接続装置・オペレータ管理サーバ13に通知することになる。接続装置・オペレータ管理サーバ13は、受信した入力関連情報112をオペレータ管理情報132と対応の取り易い形にして、オペレータ用入力関連情報133に登録する(図2のシーケンスS1)。
【0065】
やがて、オペレータ15がデータ入力の作業紹介要求のためにデータ入力装置12から接続装置・オペレータ管理サーバ13に対してオペレータID151とパスワード152とを用いてログインすると、データ入力装置12は、接続装置・オペレータ管理サーバ13に対して、オペレータID151とパスワード152とを送信する。すなわち、オペレータ15は、データ化対象111の紹介を希望していることを示す。
【0066】
オペレータID151とパスワード152とを受信した接続装置・オペレータ管理サーバ13は、オペレータID151とパスワード152とがオペレータ管理情報132に登録していることを確認し、オペレータ管理情報132に登録されたオペレータID151に該当する個別情報を基に、オペレータ用入力関連情報133を検索する。接続装置・オペレータ管理サーバ13は、検索して抽出した複数のデータ化対象の情報を一覧にして個別オペレータ用入力関連情報(データ化対象一覧)をデータ入力装置12に送信し、データ入力装置12の画面上に表示させる(シーケンスS2,S3)。すなわち、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、作業要求元の複数のデータ化対象蓄積サーバ11から送信されるそれぞれの入力関連情報112を統合し、オペレータ管理情報132と対応しやすい形にしたオペレータ用入力関連情報133として集中管理しており、さらにログインすることで作業の紹介を要求してきたオペレータ15のオペレータ管理情報132を複合的に考慮した上で適当なデータ化対象111の候補をリストアップし、オペレータ15の操作するデータ入力装置12に対して送信することでオペレータ15の個別オペレータ用入力関連情報として提示することになる。なお、上記の複合的に考慮した上で適当なデータ化対象111の公報を選ぶ方法としては、例えば、お互いの要求事項に対し、全ての条件に合うものを第1優先に選び、該当するものがなければ、条件に近いオペレータ15を選ぶやり方である。なお、データ化対象蓄積サーバ11が特定のデータ化対象111に対する必要な知識や能力をもつオペレータを必要とする場合には、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、オペレータ管理情報132の専門知識を示す情報とオペレータ用入力関連情報133の専門知識を示す情報とが一致した場合を最優先して、特定のデータ化対象111の作業の振分先として専門知識を持つオペレータ15の操作するデータ入力装置12を選択する。
【0067】
オペレータ15がデータ入力装置12の画面上に表示(提示)された個別オペレータ用入力関連情報の中から希望するデータ化対象111を選択すると、データ入力装置12は、データ化対象選択情報として接続装置・オペレータ管理サーバ13へ送信する(シーケンスS4)。この場合、該当するデータ化対象がない場合には、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、オペレータ管理情報132内の該当するオペレータID151に該当する作業紹介待ち状態を示す情報を「ON」にする。その旨をデータ入力装置12に対して通知する。
【0068】
受信したデータ化対象選択情報に対応して接続装置・オペレータ管理サーバ13は、オペレータ15の使用するデータ入力装置12にあわせて、選択されたデータ化対象111に必要な表示再生機能・入力フォーマット等を持つ専用の入力用クライアントソフト121を送信する(シーケンスS5)。
【0069】
なお、この専用の入力用クライアントソフト121は、データ入力装置12の図示していない記録媒体装置(例えば、磁気ディスク)にあらかじめインストールされている専用あるいは汎用のクライアントソフトを使用できる場合は送信の必要はない。
【0070】
受信した専用の入力用クライアントソフト121を記録媒体装置(例えば、磁気ディスク)に記憶し、図示していないメモリに展開し、その専用の入力クライアントソフト121を読み出して実行することでデータ入力の準備が完了したデータ入力装置12は、データ入力準備完了通知を、接続装置・オペレータ管理サーバ13へ送信する(シーケンスS6)。
【0071】
次にデータ入力準備完了通知を受信した接続装置・オペレータ管理サーバ13は、選択されたデータ化対象111を保存するデータ化対象蓄積サーバ11とデータ入力装置12とが直接接続し通信するために必要なネットワーク接続情報等を接続装置管理情報131から抽出し、データ化対象蓄積サーバ情報としてデータ入力装置12に、データ入力装置情報としてデータ化対象蓄積サーバ11に、それぞれ送信する(シーケンスS7,S8)。さらに、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、振り分けたデータ入力装置12の識別情報をオペレータ用入力関連情報133の振分管理情報に設定する。
【0072】
データ入力装置12は、受信したデータ化対象蓄積サーバ11のネットワーク接続情報を基にデータ化対象蓄積サーバ11に直接接続依頼することで、データ入力装置12のネットワーク接続情報を持つデータ化対象蓄積サーバ11との間で直接通信パスが張られる。データ入力装置12がデータ化対象蓄積サーバ11に対してシーケンスS3で受信した個別オペレータ用入力関連情報を基に選択したデータ化対象111の送信要求を行うと、データ化対象蓄積サーバ11は、送信要求に対応したデータ化対象111を直接送信する(シーケンスS9)。
【0073】
データ入力装置12では、受信したデータ化対象111を入力クライアントソフト121により再生し、画面上に表示する(シーケンスS10)。従って、オペレータ15は、データ入力装置12の画面に表示されたデータ化対象111の内容を基に、要望した作業を行うことになる。
【0074】
データ入力装置12の画面上に表示された内容に従ってオペレータ15がデータ入力をし終えると、データ入力装置12は、その入力したデータ入力結果(例えば、納品として予め決められたフォーマットにデータ入力し、ファイルを作成)を接続装置・オペレータ管理サーバ13へ送信する(シーケンスS11,S12)。
【0075】
接続装置・オペレータ管理サーバ13は、データ入力結果を受信したら折り返しデータ入力結果受信確認通知をデータ入力装置12に送信する(シーケンスS13)。
【0076】
データ入力装置12側すなわちオペレータ15が、前述の接続装置・オペレータ管理サーバ13の機能説明で説明したような同一形式あるいは入力項目の連続データ化対象を選択している場合は、続けて繰り返しデータ化対象を要求、データ入力の作業を繰り返す(シーケンスS9〜S13)。
【0077】
一方、データ入力装置12からデータ入力結果を受信した接続装置・オペレータ管理サーバ13は、データ入力結果を逐次、あるいは一定量まとめてデータ化対象蓄積サーバ11へ送信する(シーケンスS14)。
【0078】
データ化対象蓄積サーバ11は、データ入力結果を受信したら折り返しデータ入力結果受信確認通知を接続装置・オペレータ管理サーバ13に送信する(シーケンスS15)。
【0079】
入力結果受信確認通知を受信した接続装置・オペレータ管理サーバ13は、受信したデータ入力結果及び入力結果受信確認通知に基づいて作業状況(作業の種別、納入物の出来等の情報)、実績(作業回数、作業時間等)を収集し、図示していない記録媒体装置(例えば、磁気ディスク)にオペレータID、データ化対象名毎にデータ入力実績集計情報として保存する。さらに、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、実績(作業回数、作業時間、入力文字数等)を基に、データ入力速度を計算し、オペレータ管理情報132において該当するオペレータIDの入力スキルレベルとして、フィードバックすることにより更新する。
【0080】
やがて、オペレータ15が作業を終えることでデータ入力装置12が接続装置・オペレータ管理サーバ13に対して作業の終了通知を送信すると、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、データ入力装置12が作業開始から終了通知するまでの間に収集した記録媒体装置に保存されているデータ入力実績集計情報を読み出し、その読み出したデータ入力実績集計情報の総和であるデータ化完了実績を計算し、オペレータID、データ化対象名毎にデータ化完了実績情報として保存する。さらに、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、データ化完了実績情報を基に、オペレータ15への報酬額の計算およびデータ化対象蓄積サーバ11側への課金額(仲介料)を計算し、図示していない記録媒体装置(例えば、磁気ディスク)に、データ入力装置12で作業したオペレータ15への報酬、及び接続装置・オペレータ管理サーバ13の管理業者(または管理者)への請求額として保存する。さらに、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、該当するデータ化対象111のオペレータ用入力関連情報133の振分管理情報内に、該当するデータ入力装置12の作業終了を「有」に設定する。保存したデータ入力実績集計情報からデータ入力を行ったオペレータ15のオペレータIDおよび今回行った全てのデータ化対象名に該当するデータ入力実績集計情報を抽出し、データ入力実績集計通知としてデータ入力装置12に対して送信する(シーケンスS17)。
【0081】
さらに、オペレータ15がデータ入力装置12からログアウトすると、データ化対象蓄積サーバ11及び接続装置・オペレータ管理サーバ13との通信パスが解除される(シーケンスS18)。
【0082】
このように、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、データ入力結果を一旦中継することで、オペレータ15の作業状況、実績を把握し、オペレータ15への報酬額の支払い及びデータ化対象蓄積サーバ11側への課金額の要求の管理を行い、さらにオペレータ15の入力速度などをオペレータ管理情報132のスキルランク付けに使用することができる。
【0083】
なお、上記説明において、シーケンスS1におけるデータ対象蓄積サーバ11の作業要求によるベリファイ入力の要望の場合、すなわち2人以上の異なるオペレータによる同一対象のデータ化で入力精度を上げる手段を用いる場合には、接続装置・オペレータ管理サーバ13でベリファイ入力のためのデータ化対象111選択配信のコントロール(この場合、2人以上の複数のオペレータ15を操作するデータ入力装置12を選択する)とデータ入力結果のベリファイ(この場合、図2のシーケンスS12より複数のデータ入力装置12から受信したデータ入力結果を照合する)を行って、ベリファイ後の最終結果のみをデータ化対象蓄積サーバ11に戻すのと同時に、各オペレータの入力精度をオペレータ管理情報132のスキルランクの更新を行う。この場合、それぞれ分割されたデータ化対象111である分割データ化対象を、元のデータ化対象111の紐付けを示す情報としては、例えば、それぞれの分割データ化対象名の前には、共通の「元のデータ化対象名」を付け、その後に、付加コードである「−1」、「−2」・・・と付与すれば容易に達成できる。従って、上記のシーケンスS2の後のデータ化対象一覧を作成する処理で、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、後ろに付与された付加コードを検索することで同じデータ入力装置12に対して振り分けることを防止できる。
【0084】
また、上記説明において、複数のオペレータ15が繰返しデータ入力を行う一方で、データ化対象蓄積サーバ13はデータ化の進行と新規データ化対象の発生などに伴って入力関連情報112を更新、接続装置・オペレータ管理サーバ13に送信する。但し、これは、データ化対象111の追加や未処理分の削除があった場合にのみ必要で、単発で発生したデータ化対象をデータ化したい場合などでは「データ化完了」という接続装置・オペレータ管理サーバ13で管理可能な範囲の更新であり、この限りでは入力関連情報112の更新は必須ではない。
【0085】
上記の図2の説明では、接続装置・オペレータ管理サーバ13において、データ化対象蓄積サーバ11からのデータ化の作業要求時には、データ入力装置12からの作業紹介要求が来ていないという前提で説明したが、すでに、複数のデータ入力装置12からデータ化の作業紹介依頼が来ている場合の動作について、図1及び図2を参照して説明する。
【0086】
まず、作業要求元のデータ化対象蓄積サーバ11は、入力関連情報112を接続装置・オペレータ管理サーバ13に送信することで、入力作業待ちのデータ化対象111の有無を接続装置・オペレータ管理サーバ13に通知することになる。接続装置・オペレータ管理サーバ13は、受信した入力関連情報112をオペレータ管理情報132と対応の取り易い形にして、オペレータ用入力関連情報133に登録する(図2のシーケンスS1)。
【0087】
さらに、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、オペレータ管理情報132内の作業紹介待ち状態を示す情報が「ON」になっていると、作業紹介待ち状態になっている複数のデータ入力装置12の中で、オペレータ管理情報132とオペレータ用入力関連情報133とを基に、オペレータ15に要求する入力スキルレベルを含むデータ入力作業者への要求情報を満たすデータ入力装置12を抽出することで作業要求元のデータ化対象サーバ11のデータ化対象111をどのデータ処理装置12に処理させるかを決定する。さらに、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、オペレータ用入力関連情報133から該当するデータ化対象111の情報を抽出して一覧化し個別オペレータ用入力関連情報(データ化対象一覧)として、抽出したデータ入力装置12に対して送信する。この場合、1つのデータ化対象111に対して、複数の指定があった場合は、複数のデータ入力装置12を選択して、同じ個別オペレータ用入力関連情報を送信することになる(シーケンスS3)。
【0088】
シーケンスS4以降の処理は、「データ化対象蓄積サーバ11からのデータ化の作業要求時に、データ入力装置12からの作業紹介要求が来ていない場合」の説明でした処理と、同じなので説明を書略する。
【0089】
次に、データ化対象蓄積サーバの機能において、ここまでの実施の形態の説明中で十分に説明できていないセキュリティ及びプライバシー保護という課題の解決に関し、本発明の実施の形態について図3を中心に説明する。
【0090】
例として文字情報を含んだ画像データをデータ化する場合のデータ化対象を図3に示す。図3のような画像データのデータ化対象は、全体で企業情報としての意味を持ち、中に含まれる個別の情報は他の情報と関連づけられて初めて企業情報として十分な意味をもつ。
【0091】
このようなデータ化対象をデータ化する際に、データ化対象蓄積サーバ11において、発注者がまず画像データへの入力作業を分割し、その分割した画像データへのデータ入力の対象物をデータ化対象111として接続装置・オペレータ管理サーバ13への作業要求をデータ化対象蓄積サーバ11内に登録する。その後、複数のデータ入力装置12が決定され、データ化対象蓄積サーバ11と複数のデータ入力装置12との間で通信パスが張られると、データ化対象蓄積サーバ11は、分割したデータ化対象111をデータ化対象蓄積サーバ11からそれぞれのデータ入力装置12へ送信することでオペレータ15への作業要求を行う。すなわち図3の画像データは、Aエリアの「管理No」、Bエリアの「住所」、Cエリアの「企業名」、Dエリアの「資本金」、及びEエリアの「社員数」のそれぞれ破線で囲まれた部分だけを切り出し、それぞれ独立したデータ化対象111として扱い、複数の異なるオペレータ15の操作するデータ入力装置12に分散してそれぞれのオペレータ15にデータ入力させることで、情報としての価値をほとんどなくした形でオペレータ15の操作するデータ入力装置12に提供する機能を実現する。
【0092】
この場合の実際のデータ化作業においては、例に上げた企業情報のようなデータ化対象が単独で扱われることは少なく、例えば複数の企業情報を同じ伝票で管理していたものをまとめてデータ化することが多い。
【0093】
このとき、例えばあるオペレータには図3の「住所」部分のみの画像データばかりをデータ化対象として配信することで、情報としては「住所」であること以外には「企業の住所」であることすら明らかにせずデータ入力を実現する。
【0094】
他の「企業名」、「資本金」、および「社員数」についても同様に、その数字、文字列だけでは情報としての意味を持たない形でデータ入力装置12へ配信し、データ入力結果を受け取ることができる。
【0095】
データ化対象蓄積サーバ11では、予め分割画像データを分割前の画像データ管理と紐付けが可能で、しかもA〜Dの各エリアの各画像データに共通しないID(データ対象名)を設定しておき、受信したデータ入力結果から情報を再構築する。
【0096】
このように、データ化対象、ここでは画像データを入力項目毎に分割してデータ入力装置で入力させることで、情報としての価値をも分割無効化してセキュリティ、プライバシー保護のレベルを向上させることができる。
【0097】
上記説明において、接続されるデータ化対象蓄積サーバ11及びデータ入力装置12が少数の場合には、接続装置・オペレータ管理サーバ13の機能をデータ化対象蓄積サーバ11またはデータ入力装置12に統合することも可能である。しかし、一般にデータ化対象である画像データや音声データは、データサイズが大きくなるため、装置負荷及びネットワーク負荷を考慮すると、データ化対象の授受に関与しない別個の接続装置・オペレータ管理サーバ13として独立させるのが適当である。
【0098】
以上説明したように、本発明によるデータ入力システムでは、従来の労働集約型のシステムで各企業・業務・処理ごとに専用システムとして構築され、固定した関係でしか運用されていなかったデータ化対象蓄積サーバ11とデータ入力装置12を、インターネット等の広域コンピュータネットワーク14に接続、分散配置するようにしているため、それぞれの物理的な位置関係や固定的な接続関係に制限されることなく、需要と供給の状況にしたがった柔軟な再接続を可能とする。
【0099】
また、本発明のデータ入力システムでは、オペレータ15が操作するデータ入力装置12をインターネット等の広域コンピュータネットワーク14に接続する環境になっているので、その物理的な場所に制限されることはほとんどなく、例えば自宅に設置したデータ入力装置からネットワーク接続してデータ入力を行うなどの構成も実現可能となる。
【0100】
さらに、データ入力装置12および入力用クライアントソフト121として、汎用パーソナルコンピュータや携帯端末などの装置とWWWブラウザなどの汎用クライアントソフトやJAVA(登録商標)アプリケーションを利用できるため、オペレータ15の個人所有コンピュータをデータ入力装置12として使用することをも可能となる。さらに、この実現により、インターネット等の広域コンピュータネットワーク14に接続しているすべての汎用コンピュータや携帯端末とその所有者をオペレータ候補として扱うことも可能となり、オペレータの確保が飛躍的に容易になる。
【0101】
このように、従来の手法ではデータ入力センターのようなシステムで実現されている環境を、インターネットのような広域ネットワークに解放接続することで、これまで労働集約型のデータ入力システムを実現してきた企業、あるいはデータ入力発注者に対して、データ入力装置及びオペレータ作業用のスペース確保が不要になるという設備投資の削減効果を提供し、さらにオペレータ個人が所有するコンピュータを用いてデータ入力が実現できるようシステムを構築すれば、データ入力装置への設備投資をも削減可能とすることができる。
【0102】
一方、問屋性家内工業的な手法において問題となっていた、データ化対象の授受、作業進捗管理などの課題についても、画像データや音声データ等のデータ化対象を、基本的に発注側においたデータ化対象蓄積サーバ内で蓄積管理したまま、そのうちの必要最小限のデータ化対象のみをネットワーク14を通じてデータ入力装置12へ逐次配信、入力結果も同様にネットワーク経由でデータ入力装置12から逐次受け取る形とすることで、ほぼリアルタイムのデータ授受や作業進捗管理を実現することが可能となる。
【0103】
さらに、コンピュータネットワークの世界的な普及により、例えばアラビア数字のようなほぼ世界共通で理解される文字や、英語やスペイン語のように世界的に広く普及した言語の入力においては、できるだけ安価で高品質なオペレータを全世界から選んで採用することも可能となり、労働コストの低減が可能となると共に、このような世界的なコンピュータネットワークによれば、時差を利用することで24時間のデータ入力システムをより安価に実現することも可能となる。
【0104】
また、データ化対象蓄積サーバ11においては、データ化作業の開始に先立ってデータ化対象111をできるだけ情報としての価値を下げる方向で分割、例えば、顧客データが文字情報として記載されているような画像データの場合であれば、住所、氏名、電話番号の各項目ごとにデータ化対象の画像を分割しておき、分割後の画像データを複数のオペレータにバラバラに配信、データ化させることで、情報としての価値を分割無効化し、従来の問屋性家内工業的なシステムで課題であったセキュリティやプライバシー保護のレベルを向上させることが可能となる。
【0105】
また、ネットワーク14でお互いに接続されたデータ化対象蓄積サーバ11とデータ入力装置12の間では、細分化されたデータ化対象とデータ入力結果を少量づつ授受することも可能であり、このようなセキュリティ向上策を実現することが可能となる。
【0106】
また、同じ入力項目でもできるだけ多数のオペレータ15に少量ずつを分散してデータ入力させることで、たとえデータ化対象を細分化していても同一オペレータ15に集中して作業させた場合に発生してしまう「オペレータに情報を推測されるリスク」を低減し、さらにセキュリティ、プライバシー保護のレベルを向上させることも可能となる。
【0107】
同時に、この手法では、このオペレータは「氏名」ばかり、このオペレータは「電話番号」ばかり、のように各オペレータに対してそれぞれ同じ項目を連続して入力させることで、各オペレータのデータ入力効率を向上させる効果も期待できる。
【0108】
すなわち、本発明によるデータ入力システムでは、従来の技術では実現できなかったデータ化対象蓄積サーバ11とデータ入力装置12との再配置再接続を実現し、しかも地理的時間的条件による制約を緩和し、世界規模で最適なオペレータ15を手配することが可能になり、さらに設備投資の抑制と、セキュリティ・プライバシー保護レベルの向上をも同時に実現することが可能となるシステムを提供する。
【0109】
そして、本発明によるデータ入力システムでは、データ化発注者側がデータ化対象蓄積サーバ11を準備し、オペレータ15が操作するデータ入力装置を準備し、その接続を管理する接続装置・オペレータ管理サーバ13を第三者が準備するというシステム構築が可能となり、それぞれが独立した運営を行うことが可能となり、さらにはデータ化発注者以外がデータ化対象蓄積サーバ11を準備することも、オペレータ15以外がデータ入力装置12を準備することも、データ化発注者またはオペレータ15が接続装置・オペレータ管理サーバ13を準備することも可能である。もちろん、接続装置・オペレータ管理サーバ13は、複数が同じネットワーク上で運用されることも可能である。
【0110】
このようなオープンな環境を広域ネットワーク上に実現することで、より効率的かつ柔軟な運用と、耐障害性に富むシステムを実現することが可能となる。
【0111】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、接続装置・オペレータ管理サーバが要求元からのデータ化作業要求とオペレータからのデータ化の作業紹介要求とを集中管理しているため、従来の問屋制家内工業的な手法で困難であった大量のデータ化対象を多数のオペレータを使用して短時間でデータ化する作業や、単発でのデータ化作業において、オペレータの確保とデータ授受を迅速かつ確実にし、しかも作業の進捗や納期管理、オペレータのスキルレベルの把握や報酬課金計算をも同時に一括管理することを可能にするシステムを提供することができるという効果がある。
【0112】
また、本発明によれば、作業要求元のデータ化対象蓄積サーバがデータ化対象を複数の分割対象データ化対象に分割してデータ化の作業要求を行うようにしているため、問屋制家内工業的な手法では物理的時間的にもオペレータ手配の上でも困難であった、データ化対象を項目ごと、あるいは少量ずつ、複数オペレータへの分割分配してセキュリティ・プライバシーを確保する手法をとることも可能になるという効果がある。
【0113】
また、労働集約型のデータ入力センターなどを構築してデータ入力を実現した場合に課題となっていた良質で安価なオペレータの確保に際しての地理的、時間的な制限についても、ネットワークに接続されている世界中のオペレータを利用することで解決することができるという効果がある。
【0114】
また、本発明によれば、汎用コンピュータとWWWブラウザのような汎用のクライアント環境を用いることで、専用のデータ入力装置を準備することなく実現することが可能となる。この実現により、広域コンピュータネットワークに接続しているすべての汎用コンピュータや携帯端末とその所有者をオペレータ候補として扱うことも可能となり、オペレータの確保が飛躍的に容易になる。
【0115】
また、本発明によれば、接続装置・オペレータ管理サーバが要求元からのデータ化作業要求とオペレータからのデータ化の作業紹介要求とを集中管理することで、データ入力装置を独自に集中して準備する必要がないシステムを実現ができるため、その設備投資はデータ化対象蓄積サーバとネットワーク程度に削減でき、さらにデータ入力装置のデータ化対象蓄積サーバとの接続も動的に再配置が可能となるため、必然的にデータ化対象蓄積サーバ側でその稼働率についてコスト管理する必要もなくなるという効果がある。
【0116】
また、本発明によれば、インターネット等の世界的なコンピュータネットワークを利用することで、地理的な制限をなくし、データ化対象に最適な、例えばアラビア数字のようなほとんど世界共通の文字ならできるだけ安価なオペレータを、あるいは英語、スペイン後、中国語などの特定言語であればそれを母国語とするオペレータを投入するなど、地理的な制約をほとんど受けることなく最適なオペレータを安価に柔軟に確保することが容易となるという効果がる。
【0117】
また、本発明によれば、接続装置・オペレータ管理サーバが要求元からのデータ化作業要求とオペレータからのデータ化の作業紹介要求とを集中管理しているため、データ化発注者側がデータ化対象蓄積サーバを準備し、オペレータがデータ入力装置を準備し、その接続を管理する接続装置・オペレータ管理サーバが第三者が準備するというシステム構築が可能となり、それぞれが独立した運営を行うことが可能となり、さらにデータ化発注者以外がデータ化対象蓄積サーバを準備することも、オペレータ以外がデータ入力装置を準備することも、データ化発注者またはオペレータが接続装置・オペレータ管理サーバを準備することも可能である。もちろん、接続装置・オペレータ管理サーバは複数が同じネットワーク上で運用されることも可能である。
【0118】
このように、本発明によれば、広域ネットワーク上にオープンなシステムを実現することで、データ化対象管理サーバ、データ入力装置、接続装置・オペレータ管理サーバの各機能をそれぞれ提供する企業、個人がネットワーク上に多数存在することが可能となり、より効率的かつ柔軟な運用と、耐障害性に富むシステムを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ入力システムのシステム構成図。
【図2】本発明のデータ入力システムを実現するための接続シーケンス図。
【図3】セキュリティ、プライバシー保護のレベルを向上させる手段。
【符号の説明】
11  データ化対象蓄積サーバ
12  データ入力装置
13  接続装置・オペレータ管理サーバ
14  ネットワーク
15  オペレータ
111  データ化対象
112  入力関連情報
121  入力用クライアントソフト
131  接続装置管理情報
132  オペレータ管理情報
133  オペレータ用入力関連情報
151  オペレータID
152  パスワード

Claims (11)

  1. 文字や記号を含む画像データ及び音声データによる情報をコンピュータで利用できるようにデータ化を行う広域ネットワークを利用したデータ入力システムであって、
    1台以上のデータ化対象蓄積サーバと、1台以上のデータ入力装置と、1台以上の管理サーバと、前記データ入力装置とデータ化対象蓄積サーバと管理サーバとを結ぶネットワークとを、備え、
    前記データ化対象蓄積サーバは、データ化の作業に必要な情報を保存する保存手段と、
    1種類以上かつ1個以上のデータ化対象を蓄積管理する蓄積管理手段と、
    データ化の作業要求を前記管理サーバに対して行う作業要求手段と、を有し、
    前記データ入力装置は、データ化の作業紹介要求を前記管理サーバに対して行う作業紹介要求手段と、
    前記作業紹介要求に基づいてデータ入力作業者に前記データ化対象蓄積サーバから獲得した前記データ化対象のデータ入力の作業を行わせるデータ入力手段と、を有し、
    前記管理サーバは、前記作業要求と前記作業紹介要求とに基づいて前記データ化対象蓄積サーバと前記データ入力装置の作業上の管理を行う管理手段を有することを特徴とする広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
  2. 文字や記号を含む画像データ及び音声データによる情報をコンピュータで利用できるようにデータ化を行う広域ネットワークを利用したデータ入力システムであって、
    1台以上のデータ化対象蓄積サーバと、1台以上のデータ入力装置と、1台以上の管理サーバと、前記データ入力装置とデータ化対象蓄積サーバと管理サーバとを結ぶネットワークとを、備え、
    前記データ化対象蓄積サーバは、データ化の作業に必要な情報を保存する保存手段と、
    1種類以上かつ1個以上のデータ化対象を蓄積管理する蓄積管理手段と、
    前記データ化対象のデータ化の作業要求を前記管理サーバに対して行う作業要求手段と、
    前記データ入力装置に対して前記データ化対象を送信する送信手段と、を有し、前記データ入力装置は、データ化の作業紹介要求を前記管理サーバに対して行う作業紹介要求手段と、
    前記作業紹介要求により前記データ化蓄積サーバから獲得した前記データ化対象を画面に表示再生する表示再生手段と、
    前記表示再生された前記データ化対象の内容に基づいてデータ化の入力作業をデータ入力作業者に行わせるデータ化手段と、を有し、
    前記管理サーバは、前記データ化対象蓄積サーバのネットワーク接続情報と前記データ入力装置のネットワーク接続情報とを接続装置管理情報として保管し管理する第1の管理手段と、
    前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者の個人情報をオペレータ管理情報として保管し管理する第2の管理手段と、
    前記データ対象蓄積サーバから前記作業要求があると前記作業要求時に受信する前記データ化対象の入力関連情報を基に前記データ対象蓄積サーバからの前記データ化対象の要求に応じた情報を作成してオペレータ用入力関連情報として保管し管理する第3の管理手段と、
    前記データ入力装置から前記作業紹介要求があると前記オペレータ管理情報と前記オペレータ用入力関連情報とを基にデータ化対象一覧を抽出して前記データ入力装置に対して送信しその送信した前記データ化対象一覧から作業すべき前記データ化対象を選択させる選択手段と、を有することを特徴とする広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
  3. 文字や記号を含む画像データ及び音声データによる情報をコンピュータで利用できるようにデータ化を行う広域ネットワークを利用したデータ入力システムであって、
    1台以上のデータ化対象蓄積サーバと、1台以上のデータ入力装置と、1台以上の管理サーバと、前記データ入力装置とデータ化対象蓄積サーバと管理サーバとを結ぶネットワークとを、備え、
    前記データ化対象蓄積サーバは、データ化の作業に必要な情報を保存する保存手段と、
    1種類以上かつ1個以上のデータ化対象を蓄積管理する蓄積管理手段と、
    前記データ化対象のデータ化の作業要求を前記管理サーバに対して行う作業要求手段と、
    前記データ入力装置に対して前記データ化対象を送信する送信手段と、を有し、前記データ入力装置は、データ化の作業紹介要求を前記管理サーバに対して行う作業紹介要求手段と、
    前記作業紹介要求により前記データ化蓄積サーバから獲得した前記データ化対象を画面に表示再生する表示再生手段と、
    前記表示再生された前記データ化対象の内容に基づいてデータ化の入力作業を行わせるデータ化手段と、を有し、
    前記管理サーバは、前記データ化対象蓄積サーバのネットワーク接続情報と前記データ入力装置のネットワーク接続情報とを接続装置管理情報として保管し管理する第1の管理手段と、
    前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者の個人情報をオペレータ管理情報として保管し管理する第2の管理手段と、
    前記データ対象蓄積サーバから前記作業要求があると前記作業要求時に受信する前記データ化対象の入力関連情報を基に前記データ対象蓄積サーバからの前記データ化対象の要求に応じた情報を作成してオペレータ用入力関連情報として保管し管理する第3の管理手段と、
    すでに前記データ入力装置から前記作業紹介要求があった場合には前記オペレータ管理情報と前記オペレータ用入力関連情報とを基に、前記データ化対象蓄積サーバが前記データデータ入力装置を操作するデータ入力作業者に要求する入力スキルレベルを含むデータ入力作業者への要求情報を満たすデータ入力作業者の操作する前記データ入力装置を前記データ化対象の作業要求先として抽出する抽出手段と、
    前記オペレータ用入力関連情報からデータ化対象一覧を抽出して前記抽出した前記データ入力装置に対して送信しその送信した前記データ化対象一覧から作業すべき前記データ化対象を選択させる選択手段と、を有することを特徴とする広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
  4. 前記データ化対象は、文字と数字と記号とを含むデータ化すべき情報を含んだ画像データと、会議と講演とを含むデータ化すべき情報を含んだ音声データと、を含み、
    前記入力関連情報は、前記データ化対象蓄積サーバに蓄積された前記データ化対象ごとに、文字か音声かを示す情報と、数字か漢字か記号かを示す情報と、日本語か英語かを示す情報と、講演か会議かを示す情報と、データ化する数量を示す情報と、データ化期限を示す情報と、ベリファイ入力などによる精度向上が必要かどうかを示す情報と、前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者に要求する入力スキルレベルの情報と、前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者に要求する得意分野または特定分野の専門知識を示す情報と、前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者に要求するネイティブの言語を示す情報と、を含み、
    前記オペレータ用入力関連情報は、前記データ化対象ごとに、前記データ化対象ごとの前記入力関連情報と、前記データ化対象を保管する前記データ化対象蓄積サーバの識別情報と、前記データ化対象の作業要求先として振り分けた前記データ入力装置の管理情報とを含み、
    前記オペレータ管理情報は、前記入力装置を操作するデータ入力作業者ごとに、入力スキルレベルの情報と、得意分野または特定分野の専門知識を示す情報と、ネイティブの言語を示す情報と、データ入力作業者が保有する前記データ入力装置の識別情報と、を含むことを特徴とする請求項2または3記載の広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
  5. 前記管理サーバは、前記選択手段により前記選択されたデータ化対象の情報を前記データ入力装置から受信すると、接続装置管理情報から前記選択されたデータ化対象を保管する前記データ化対象蓄積サーバのネットワーク情報と前記データ入力装置のネットワーク接続情報とを抽出しそれぞれのネットワーク情報を基に前記データ化対象蓄積サーバと前記データ入力装置との間で直接接続する通信パスを確立させる確立手段と、
    前記確立手段により前記選択されたデータ化対象の授受を行わせる授受手段と、を有することを特徴とする請求項2または3に記載の広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
  6. 前記データ入力装置は、前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者がデータ入力した入力結果を前記管理サーバに送信する送信手段と、
    前記管理サーバは、受信した前記入力結果に基づいて計算したデータ入力作業者のデータ入力速度と、複数のデータ入力作業者による同一の前記データ化対象のベリファイ入力により確認される各データ入力作業者の入力精度とを含む情報を入力スキルレベルの情報として前記オペレータ管理情報にフィードバックするフィードバック手段とを有することを特徴とする請求項2,3,または5記載の広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
  7. 前記管理サーバは、前記オペレータ用入力関連情報と各データ入力作業者による前記入力結果とを対応させて集中管理する第4の管理手段と、
    前記データ入力装置から作業の終了通知があると、前記管理手段により管理する情報を基に各データ入力作業者によるデータ入力作業の実績とそれに対応する前記データ化対象蓄積サーバのデータ化完了実績とを計算し、それぞれに対する報酬及び課金を計算し一括管理する第5の管理手段と、を有することを特徴とする請求項6に記載の広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
  8. 前記管理サーバは、前記オペレータ入力関連情報と前記オペレータ管理情報とを基に、前記データ化対象蓄積サーバが前記データ入力装置を操作するデータ入力作業者に要求する入力スキルレベルを含むデータ入力作業者への要求情報を満たすデータ入力作業者の操作する前記データ入力装置を抽出することで、どの前記データ化対象蓄積サーバのどの前記データ化対象をどの前記データ入力装置に処理させるのが適当かを決定する決定手段を有することを特徴とする請求項2,5,または6記載の広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
  9. 前記管理サーバは、特定の前記データ化対象に対する必要な知識や能力を持つデータ入力作業者の情報を専門知識を示す情報として前記オペレータ管理情報に登録する登録手段と、
    前記データ化対象蓄積装置からの前記特定のデータ化対象の作業依頼があると前記オペレータ管理情報の前記専門知識を示す情報を基に前記必要な知識や能力を持つデータ入力作業者の操作する前記データ入力装置を優先的に選択してその選択した前記データ入力装置に前記特定のデータ化対象を振り分ける優先振分手段と、を有することを特徴とする請求項2,3,5,6,または8記載の広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
  10. 前記データ化対象蓄積サーバは、セキュリティレベルまたはプライバシー保護レベルに応じて前記データ化対象を複数の分割データ化対象に分割する分割手段と、
    前記分割データ化対象がデータ化された後に統合することで元の前記データ対象に対するデータ化を行う統合手段と、
    前記データ入力装置にその統合のための情報が漏れないようにするための前記分割データ化対象同士の紐付けを示す情報を前記分割データ対象毎に前記入力関連情報に含ませて保存し管理する第6の管理手段と、
    前記作業要求時に前記管理サーバに対して前記紐付けを示す情報を通知する通知手段と、を有し、
    前記管理サーバは、前記紐付けを示す情報を基に前記分割データ化対象に対して同一の前記データ入力装置には処理させないようにする分割処理手段、を有することを特徴とする請求項2,3,5,6,8,または9記載の広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
  11. 前記データ入力装置は、汎用パーソナルコンピュータまたは携帯電話とPDAとを含む汎用携帯端末のいずれかの装置と、
    前記装置上で実行されるWWWブラウザを含む汎用クライアントソフトウェアまたは簡易HTMLブラウザ機能とJAVA(登録商標)アプリケーションとを含むソフトウェアで実現される専用クライアントソフトウェアのいずれかのプログラムとを有することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,8,9,または10記載の広域ネットワークを利用したデータ入力システム。
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