JP7252462B2 - 画像振分装置、画像振分プログラム及び画像振分方法 - Google Patents

画像振分装置、画像振分プログラム及び画像振分方法 Download PDF

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本発明は、画像振分装置、画像振分プログラム及び画像振分方法に関する。
従来、複数のユーザが情報を共有できる名刺情報のデータベースを設け、いずれかのユーザから入力された名刺の更新情報は全てのユーザ間で共有される技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、名刺画像と名刺識別子とを有する名刺情報が格納される名刺情報格納部101と、各名刺画像に対して、名刺画像のうちの一部のみを認識可能とした画像である2以上のピースが格納されるピース格納部102と、一の名刺画像に対応する2以上のピースの各ピースと、名刺識別子とを有する2以上の各ピース情報を、1以上の入力端末20に送信するピース送信部104と、名刺識別子と、ピースに対応する名刺部分文字列とを有する部分名刺情報を、入力端末20から受信する部分名刺情報受信部105と、受信した名刺識別子と対応付けて、名刺部分文字列を名刺情報格納部101に蓄積する名刺部分文字列蓄積部110とを備えた名刺管理サーバが開示されている(例えば、特許文献2)。
特開平11-66082号公報 特許第5312701号公報
特許文献1に記載のように、名刺情報のデータベースを、複数のユーザで共有する場合には、名刺情報をデータベースに登録する必要がある。この登録作業を、名刺を受け取った者以外の第三者に行わせる場合、名刺情報の取り扱いが問題になる。
名刺には、会社名、役職、氏名等の個人情報が記載されている。そして、名刺交換では、個人情報が記載された自身の名刺を、例えば、取引先等の相手である受け側に渡す。その時点で、渡した名刺は、名刺情報と、受け側の取引先名とが関連付けられたものになる。名刺が自身から取引先等の受け側に渡った段階で有する情報を、以降の説明において、相手付加名刺情報という。
また、名刺は、特段の事情がない限り、限られた環境の下において記載内容を広く告知するためのものである。例外的に、名刺情報の開示を、名刺を渡した人のみとし、第三者への情報開示を禁止する場合には、当該名刺に、例えば、「第三者への情報開示禁止」等を記載しておくべきである。
上記の内容を整理すると、名刺に関連する情報としては、名刺に記載された内容である名刺情報と、相手情報が関連付けられた相手付加名刺情報とがある。
特許文献2は、名刺画像をパーツに分けた上で、パーツの内容を第三者に入力させることで、名刺情報のセキュリティ性を確保するためのものであった。しかし、パーツは、一部の画像データであるため、不明瞭なものである場合があった。そのような場合、当該パーツの情報しか分からず、他の項目を参照して入力を補うことができなかった。この欠点を補うべく、名刺画像の全体を確認する者が必要となり、名刺画像を参照可能な特権オペレータによって、名刺情報を確認していた。
しかし、特許文献2は、名刺の受け側に関する考慮がされていないものであった。
ここで、上述したように、名刺は、限られた環境の下において、記載内容を広く告知するためのものである。そのため、多くの相手に渡された名刺について、名刺情報のセキュリティ性は、理論的にはゼロである。同様に、複数の取引先等、異なる相手に渡された場合には、相手付加名刺情報についてのセキュリティ性は、低いと考えられる。
また、少ない相手に渡された名刺については、特段の事情がある場合を除いて名刺情報についてのセキュリティ性は、名刺そのものの性質から低い。しかし、ある取引先のみに渡された名刺の場合には、名刺を渡す側が、名刺情報を開示した名刺の受け側を特定できてしまうため、相手付加名刺情報についてのセキュリティ性は、高いと考えられる。
従って、本発明は、情報のセキュリティ性に応じて効率的に作業が可能な画像振分装置、画像振分プログラム及び画像振分方法を提供することを目的とする。
本発明は、オペレータの使用権限が高い第1端末と、前記第1端末よりもオペレータの使用権限が低い第2端末との各々に対する通信が可能な通信部と、複数の依頼業者から個人情報が記載された媒体の画像データを受け付ける画像受付手段と、前記画像受付手段が受け付けた前記画像データのリスクを判定する判定手段と、前記判定手段により前記リスクがあると判定された場合には、前記画像データの送信先を前記第1端末に決定し、前記リスクがないと判定された場合に、前記画像データの送信先を前記第2端末に決定する振分決定手段と、を備える、画像振分装置に関する。
また、画像振分装置において、前記画像受付手段により受け付けた前記画像データに、受け付けた前記依頼業者を識別する依頼業者識別情報を関連付けて画像記憶部に記憶させる画像登録手段と、前記画像受付手段により受け付けた前記画像データと、前記画像データを除く前記画像記憶部に記憶された他の画像データとを照合する画像照合手段と、を備え、前記判定手段は、前記画像照合手段によって照合した結果、前記画像データと同一である前記他の画像データが存在すると判定された場合であって、かつ、前記画像データに関連付けられた依頼業者と前記他の画像データに関連付けられた依頼業者とが異なる場合に、前記画像データの前記リスクがないと判定してもよい。
また、画像振分装置において、前記判定手段は、前記画像照合手段によって照合した結果、前記画像データと同一である前記他の画像データが存在しないと判定された場合に、前記画像データの前記リスクがあると判定してもよい。
また、画像振分装置において、前記判定手段は、前記画像照合手段によって照合した結果、前記画像データと同一である前記他の画像データが存在すると判定された場合であって、かつ、前記画像データに関連付けられた依頼業者と前記他の画像データに関連付けられた依頼業者とが同一の場合に、前記画像データの前記リスクがあると判定してもよい。
また、画像振分装置において、前記画像照合手段は、前記画像データの所定領域と、前記他の画像データの前記所定領域とが同一であるか否かを判定し、同一である場合に、前記画像データと同一である前記他の画像データが存在すると判定してもよい。
また、画像振分装置において、前記画像受付手段が受け付けた前記画像データのうち少なくとも一部の領域に対して文字認識処理を行ってテキストデータを取得するテキスト取得手段と、前記振分決定手段によって決定した送信先の端末に、前記画像データと、前記テキスト取得手段によって取得した前記テキストデータとを含む確認対象データを送信するデータ送信手段と、を備えてもよい。
また、画像振分装置において、前記第1端末の使用が許可された受取機密管理オペレータを識別するオペレータ識別情報を記憶する権限記憶部と、前記権限記憶部を参照して、端末にログインしたオペレータが受取機密管理オペレータであると確認できた場合には、前記端末が前記第1端末であると確認し、確認できなかった場合には、前記端末が前記第2端末であると確認する端末権限確認手段と、を備えてもよい。
また、本発明は、コンピュータを、複数の依頼業者から個人情報が記載された媒体の画像データを受け付ける画像受付手段と、前記画像受付手段が受け付けた前記画像データのリスクを判定する判定手段と、前記判定手段により前記リスクがあると判定された場合には、前記画像データの送信先をオペレータの使用権限が高い第1端末に決定し、前記リスクがないと判定された場合に、前記画像データの送信先を前記第1端末よりもオペレータの使用権限が低い第2端末に決定する振分決定手段と、して機能させるための画像振分プログラムに関する。
また、本発明は、オペレータの使用権限が高い第1端末と、前記第1端末よりもオペレータの使用権限が低い第2端末との各々に対して通信接続された画像振分装置を用いて行われる画像振分方法であって、複数の依頼業者から個人情報が記載された媒体の画像データを受け付ける画像受付ステップと、受け付けた前記画像データのリスクを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより前記リスクがあると判定された場合には、前記画像データの送信先を前記第1端末に決定し、前記リスクがないと判定された場合に、前記画像データの送信先を前記第2端末に決定する振分決定ステップと、を含む、画像振分方法に関する。
本発明によれば、情報のセキュリティ性に応じて効率的に作業が可能な画像振分装置、画像振分プログラム及び画像振分方法を提供することができる。
本実施形態に係る個人情報登録管理システムの全体構成図である。 本実施形態に係る個人情報登録管理サーバの機能ブロック図である。 本実施形態に係る個人情報登録管理システムの個人情報登録処理を示すフローチャートである。 図3の続きである。 本実施形態に係る個人情報登録管理サーバの振分処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(実施形態)
〔個人情報登録管理システム100の全体構成〕
図1は、本実施形態に係る個人情報登録管理システム100の全体構成図である。
図2は、本実施形態に係る個人情報登録管理サーバ1の機能ブロックを示す図である。
図1に示す個人情報登録管理システム100は、個人情報登録管理サーバ1(画像振分装置)が依頼業者の端末8から名刺(個人情報が記載された媒体)の画像データ(以下、名刺画像データという。)を受信する。そして、個人情報登録管理システム100は、個人情報登録管理サーバ1が、名刺画像データを含む確認対象データを、確認作業のために受取機密管理オペレータ(後述する)の端末5(第1端末)又は一般オペレータの端末6(第2端末)に振り分けて送信するシステムである。
ここで、個人情報登録管理システム100が提供するサービス(以下、名刺管理サービスという。)について説明する。名刺管理サービスは、依頼業者が依頼した名刺画像データからテキストデータを取得して、オペレータによる確認作業を経た正確性が担保されたテキストデータを、この名刺管理サービスの利用者が参照可能なデータベースに登録するサービスである。ここで、依頼業者は、名刺の受け側の企業等である。
テキストデータは、名刺の記載内容であり、会社名、役職、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス等の個人情報を含む。上述したように、個人情報を含む名刺を画像化した名刺画像データのセキュリティ性は、特殊なものを除いて低いか、又は、ゼロである。しかし、名刺情報に名刺情報を開示した名刺の受け側が関連付けられた相手付加名刺情報については、例えば、名刺の所有者が属する企業と、受け側の企業との取引関係等を特定する情報になり得るので、セキュリティ性が高くなるものがある。そのため、セキュリティ性が高いと考えられる名刺画像データを確認するオペレータは、特別の権限を有する信頼できる者が行うことが望ましい。このような特別の権限を有する信頼できるオペレータを、ここでは、受取機密管理オペレータという。受取機密管理オペレータは、例えば、個人情報等を保護するため知識や資格をもつオペレータや、この名刺管理サービスを運営する運営会社に対して個人情報等の保護に関する正規の契約を交わしたオペレータ、過去の契約年数が閾値以上であるオペレータ等である。
他方、ビジネス等において第三者に広く配布がされた名刺を画像化した名刺画像データは、名刺情報に名刺情報を開示した名刺の受け側が関連付けられた相手付加名刺情報についてもセキュリティ性が低いものとして取り扱ってもよい。そのため、広く配布された名刺の名刺画像データを確認するオペレータは、上記の受取機密管理オペレータより権限の低いオペレータである一般オペレータであってもよい。
個人情報登録管理システム100は、個人情報登録管理サーバ1と、端末5と、端末6と、端末8とを備える。そして、個人情報登録管理システム100は、データ通信網Nによって、個人情報登録管理サーバ1と、端末5、端末6及び端末8との間でデータ通信を行う。
〔個人情報登録管理サーバ1〕
個人情報登録管理サーバ1は、例えば、名刺管理サービスを運営する運営会社が有するサーバである。
図2に示すように、個人情報登録管理サーバ1は、制御部10と、記憶部30と、通信部39とを備える。
制御部10は、個人情報登録管理サーバ1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、画像振分部11と、確認結果処理部20とを備える。
画像振分部11は、名刺画像データの確認作業を行うオペレータの権限を決定し、名刺画像データを含む確認対象データを振り分ける処理を行う。
画像振分部11は、画像受付部12(画像受付手段)と、テキスト取得部13(テキスト取得手段)と、画像登録部14(画像登録手段)と、画像照合部15(画像照合手段)と、リスク判定部16(判定手段)と、振分決定部17(振分決定手段)と、データ送信部18(データ送信手段)と、端末権限確認部19(端末権限確認手段)とを備える。
画像受付部12は、複数の依頼業者が各々の端末8から送信した名刺画像データを受け付ける。
依頼業者は、名刺管理サービスを利用する者であり、予め業者ID(IDentification)が付与されている。業者IDは、依頼業者を識別する識別情報(依頼業者識別情報)である。そして、依頼業者は、業者IDを用いて端末8から、例えば、名刺管理サービスのサイトにログインした後、名刺画像データを指定する操作をすることで、端末8の制御部は、指定された名刺画像データを送信する。
なお、依頼業者は、例えば、携帯端末等のカメラ機能を備えた端末8を用いて名刺を撮影することで、名刺画像データを取得してもよい。また、端末8とは異なるカメラにより名刺を撮影して名刺画像データを取得してもよいし、名刺をスキャナに読み取らせることで、名刺画像データを取得してもよく、その場合には、取得した名刺画像データを端末8に記憶させればよい。
テキスト取得部13は、画像受付部12が受け付けた名刺画像データに対して文字認識処理を行って、テキストデータを取得する。文字認識処理は、例えば、光学文字認識(Optical character recognition)機能を用いて、画像内の文字画像をテキストデータにする処理を行うものである。
画像登録部14は、画像受付部12が受け付けた名刺画像データを、業者IDに対応付けて、画像記憶部32に記憶させる。その際、制御部10は、名刺画像データに背景が含まれている場合には、その部分を削除して名刺画像だけの状態にしたり、斜め方向から撮影されて台形形状になっている名刺画像の歪みを直したりする補正処理をしてもよい。そして、補正処理後の名刺画像データを、画像記憶部32に記憶させてもよいし、補正処理前の名刺画像データと共に補正処理後の名刺画像データを、画像記憶部32に記憶させてもよい。また、画像登録部14は、名刺画像データを識別する画像IDを付与してもよい。
画像照合部15は、画像受付部12が受け付けた名刺画像データを除く、画像記憶部32に記憶された他の名刺画像データと、画像受付部12が受け付けた名刺画像データとを照合する。ここで、名刺画像データの照合は、様々な公知の画像照合技術を用いて行うことができる。
リスク判定部16は、画像受付部12が受け付けた名刺画像データのリスクの有無を判定する。具体的には、リスク判定部16は、画像照合部15による照合の結果、画像受付部12が受け付けた名刺画像データと同一の他の名刺画像データが存在したか否かによって、リスクの有無を判定する。また、リスク判定部16は、画像受付部12が受け付けた名刺画像データと同一の他の名刺画像データが存在した場合に、両者の業者IDが同一であるか否かによって、リスクの有無を判定する。
振分決定部17は、リスク判定部16による判定の結果、リスクがあると判定された場合に、画像受付部12が受け付けた名刺画像データの送信先を、受取機密管理オペレータが使用する端末である端末5に決定する。また、振分決定部17は、リスク判定部16による判定の結果、リスクがないと判定された場合に、画像受付部12が受け付けた名刺画像データの送信先を、一般オペレータが使用する端末である端末6に決定する。
データ送信部18は、振分決定部17により決定された送信先の端末に、名刺画像データと、テキストデータとを含む確認対象データを送信する。
端末権限確認部19は、権限記憶部33を参照し、端末にログインしたオペレータが受取機密管理オペレータの権限を有する場合には、当該端末が受取機密管理オペレータの端末5であると確認する。また、端末権限確認部19は、端末にログインしたオペレータが受取機密管理オペレータの権限を有していない場合には、当該端末が一般オペレータの端末6であると確認する。
確認結果処理部20は、確認対象データに対するオペレータによる確認結果データを受信する。そして、確認結果処理部20は、確認結果データに基づく正確性が担保されたテキストデータを、名刺画像データに対応付けて画像記憶部32に記憶させる。
記憶部30は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部30は、プログラム記憶部31と、画像記憶部32と、権限記憶部33と、更新履歴記憶部34とを備える。
プログラム記憶部31は、上述した制御部10が行う各種機能を実行するためのアプリケーションプログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部31には、例えば、制御部10の画像振分部11の機能を実行する画像振分プログラムと、確認結果処理部20の機能を実行する結果処理プログラムとを記憶する。なお、画像振分プログラムと、結果処理プログラムとは、1つのプログラムによるものであってもよいし、機能ごとに複数のプログラムによるものであってもよい。
画像記憶部32は、業者IDと、名刺画像データと、テキストデータとを対応付けて記憶する記憶領域である。
権限記憶部33は、オペレータの権限を記憶する記憶領域である。権限記憶部33は、少なくとも受取機密管理オペレータのオペレータID(オペレータ識別情報)を記憶する。なお、権限記憶部33は、一般オペレータのオペレータIDを含め、確認作業を行う全てのオペレータのオペレータIDを記憶してもよい。
更新履歴記憶部34は、画像記憶部32にデータを更新した場合の更新履歴を記憶する記憶領域である。
通信部39は、データ通信網Nとの間のインタフェースである。
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、個人情報登録管理サーバ1は、制御部10、記憶部30等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
また、個人情報登録管理サーバ1を構成するハードウェアの数に制限はない。必要に応じて、1又は複数で構成してもよい。そして、個人情報登録管理サーバ1のハードウェアは、必要に応じてWebサーバ、DBサーバ、アプリケーションサーバ等の各種サーバを含んで構成してもよく、1台のサーバで構成しても、それぞれ別のサーバで構成してもよい。
〔端末5、6〕
端末5及び端末6は、確認作業を行うオペレータが使用する一般的なコンピュータの機能を有した端末であり、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等であってよい。
端末5と、端末6とは、オペレータの権限が異なるが、ハードウェアは同じであってよい。
端末5及び端末6は、図示しないが、制御部と、記憶部と、入力部と、表示部と、通信部等とを備える。
〔端末8〕
端末8は、依頼業者が使用する端末であり、例えば、PC等であってよい。
端末8は、例えば、カメラや、スキャナから名刺画像データを取得するために、カメラやスキャナに直接接続するための接続部を備えていてもよい。また、カメラやスキャナで取得した名刺画像データを、USB(universal serial bus)メモリ等の記憶媒体を介して受け付けるための媒体挿入部を備えてもよい。さらに、端末8は、カメラ機能を備えた、例えば、携帯端末等であってもよい。
端末8は、図示しないが、上述したものの他、制御部と、記憶部と、入力部と、表示部と、通信部等とを備える。
〔処理の説明〕
次に、依頼業者から受信した名刺画像データに関する個人情報登録管理サーバ1での処理について説明する。
図3及び図4は、本実施形態に係る個人情報登録管理システム100の個人情報登録処理を示すフローチャートである。
図5は、本実施形態に係る個人情報登録管理サーバ1の振分処理を示すフローチャートである。
依頼業者は、端末8を用いて、例えば、名刺画像データの送信操作をする。そうすることで、図3のステップS(以下、単に「S」という。)11において、端末8の制御部は、個人情報登録管理サーバ1に対して名刺画像データを送信し、名刺管理サービスへのデータ登録を依頼する。
S12において、個人情報登録管理サーバ1の制御部10(画像受付部12)は、名刺画像データを受信する。
S13において、制御部10(テキスト取得部13)は、名刺画像データに対してOCRを行って、テキストデータを取得するテキスト化処理を行う。ここで、制御部10は、名刺画像データに含まれる全ての文字画像について、テキストデータを取得してもよい。また、名刺画像データに手書き文字等を含む場合には、制御部10は、手書き文字を含まないように所定領域を設定した上で、所定領域に含まれる文字画像についてテキストデータを取得してもよい。
S14において、制御部10(画像登録部14)は、名刺画像データを、業者IDに対応付けて画像記憶部32に記憶させる。その際、制御部10は、画像記憶部32への更新履歴情報を、更新履歴記憶部34に記憶させる。更新履歴情報は、例えば、登録日、登録内容、画像ID等を含むものであってよい。
S15において、制御部10は、振分処理を行う。ここで、振分処理について、図5に基づき説明する。
図5のS31において、個人情報登録管理サーバ1の制御部10(画像照合部15)は、画像受付部12が受け付けた名刺画像データを除く、画像記憶部32に記憶された他の名刺画像データと、画像受付部12が受け付けた名刺画像データとを照合する。ここで、制御部10は、名刺画像データに手書き文字等を含む場合に、手書き文字を含まないように所定領域を設定し、設定した所定領域内において照合を行ってもよい。
S32において、制御部10(リスク判定部16)は、照合の結果、画像受付部12が受け付けた名刺画像データに同一の他の名刺画像データが存在するか否かを判定する。ここで、画像受付部12が受け付けた名刺画像データと、比較対象の他の名刺画像データとが同一か否かは、例えば、照合処理で算出された両者の名刺画像データの一致率に基づいて行うことができる。算出した一致率が所定値以上である場合に、制御部10は、同一であると判定してもよい。画像受付部12が受け付けた名刺画像データに同一の他の名刺画像データが存在すると判定された場合(S32:YES)には、制御部10は、処理をS33に移す。他方、画像受付部12が受け付けた名刺画像データに同一の他の名刺画像データが存在しないと判定された場合(S32:NO)には、制御部10は、処理をS35に移す。
S33において、制御部10(リスク判定部16)は、画像受付部12が受け付けた名刺画像データの依頼業者と、同一であると判定した他の名刺画像データの依頼業者とが同じか否かを判定する。依頼業者の同一判定は、業者IDによって行うことができ、同一の依頼業者であれば、業者IDが同じである。依頼業者が同じである場合(S33:YES)には、制御部10は、処理をS35に移す。他方、依頼業者が異なる場合(S33:NO)には、制御部10は、処理をS34に移す。
S34において、制御部10は、画像受付部12が受け付けた名刺画像データのリスクがないと判定する。その後、制御部10は、処理を図3のS16に移す。
他方、S35において、制御部10は、画像受付部12が受け付けた名刺画像データのリスクがあると判定する。その後、制御部10は、処理を図3のS16に移す。
図3のS16において、制御部10(振分決定部17)は、画像受付部12が受け付けた名刺画像データに関し、リスクがあると判定されたか否かを判断する。リスクがあると判定された場合(S16:YES)には、制御部10は、処理を図4のS20に移す。他方、リスクがあると判定されなかった場合、つまり、リスクがないと判定された場合(S16:NO)には、制御部10は、処理をS17に移す。
S17において、制御部10(データ送信部18、端末権限確認部19)は、権限記憶部33を参照し、一般オペレータが使用する端末6に対して、確認対象データを送信する。確認対象データは、画像受付部12が受け付けた名刺画像データと、テキスト化処理によって名刺画像データに含まれる文字画像をテキストにしたテキストデータとを含む。その後、制御部10は、処理を図4のS23に移す。
S18において、端末6の制御部は、確認対象データを受信し、図示しない表示部に確認対象データを表示させる。ここで、表示部に表示する確認対象データは、名刺画像とテキストとを比較して見ることができるように、例えば、名刺画像とテキストとを左右に配置させるものであってよい。そして、一般オペレータは、名刺画像を見ながら、テキストが正しいか否かの確認を行う。
S19において、端末6の制御部は、確認結果データを、個人情報登録管理サーバ1に対して送信する。ここで、一般オペレータは、テキストデータが正しいと確認した場合には、一般オペレータの操作により、端末6の制御部は、正しいことを確認済である旨を確認結果データとして、個人情報登録管理サーバ1に送信する。また、テキストデータに誤りがある場合には、一般オペレータにより誤りを修正したテキストデータを確認結果データとして、個人情報登録管理サーバ1に送信する。その後、端末6は、本処理を終了する。
図4のS20において、個人情報登録管理サーバ1の制御部10(データ送信部18、端末権限確認部19)は、権限記憶部33を参照し、受取機密管理オペレータが使用する端末5に対して、確認対象データを送信する。その後、制御部10は、処理をS23に移す。
端末5によるS21及びS22の処理は、受取機密管理オペレータによる処理であることを除き、図3のS18及びS19に示す端末6による処理と同様である。
S23において、個人情報登録管理サーバ1の制御部10(確認結果処理部20)は、端末5又は端末6から受信した確認結果データに基づいて画像記憶部32を更新する。
ここで、確認結果データが正しいことを確認済である旨のデータである場合には、制御部10は、図3のS13の処理によるテキストデータを、該当の名刺画像データに対応付けて、画像記憶部32に記憶させる。
また、確認結果データに修正したテキストデータを含む場合には、制御部10は、受信したテキストデータを、該当の名刺画像データに対応付けて、画像記憶部32に記憶させる。
その際、確認結果データの内容にかかわらず、制御部10は、画像記憶部32への更新履歴情報を、更新履歴記憶部34に記憶させる。その後、制御部10は、本処理を終了する。
このように、本実施形態の個人情報登録管理サーバ1によれば、以下のような効果がある。
(1)依頼業者から名刺画像データを受け付け、受け付けた名刺画像データのリスクの有無を判定する。そして、リスクがあると判定された場合には、名刺画像データの送信先を、受取機密管理オペレータが使用する端末5に決定する。他方、リスクがないと判定された場合には、名刺画像データの送信先を、受取機密管理オペレータより権限が低い一般オペレータが使用する端末6に決定する。
このような仕組みにより、名刺画像データに係るリスクの有無に応じて、名刺画像データの送信先の端末を決定する。各端末は、オペレータの使用権限が異なるものであり、リスクの有無に応じた端末に、名刺画像データを送信することで、適切な権限を有するオペレータによる名刺画像データの参照を可能にできる。
(2)受け付けた名刺画像データに業者IDを関連付けて画像記憶部32に記憶させ、受け付けた名刺画像データと、この名刺画像データを除く画像記憶部32に記憶された他の名刺画像データとを照合する。そして、照合した結果、受け付けた名刺画像データと同一である他の名刺画像データが存在すると判定された場合であって、かつ、受け付けた名刺画像データに関連付けられた依頼業者と他の名刺画像データに関連付けられた依頼業者とが異なる場合に、当該名刺画像データのリスクがないと判定する。
よって、既に同一の名刺画像データが画像記憶部32に登録されており、依頼業者が異なる場合には、当該名刺画像データの元である名刺が第三者により広く配布されているものであるとして、リスクがないと判定できる。
(3)また、照合した結果、受け付けた名刺画像データと同一である他の名刺画像データが存在しないと判定された場合に、当該名刺画像データのリスクがあると判定する。
よって、個人情報登録管理サーバ1が初めて受け付けた名刺画像データである場合には、当該名刺画像データの元である名刺が特定の業者にのみに配布されたものであって、第三者に広く配布されておらず、名刺の受け側を特定できてしまうものであるとして、リスクがあると判定できる。
(4)また、照合した結果、受け付けた名刺画像データと同一である他の名刺画像データが存在すると判定された場合であって、かつ、受け付けた名刺画像データに関連付けられた依頼業者と他の名刺画像データに関連付けられた依頼業者とが同一の場合に、当該名刺画像データのリスクがあると判定する。
よって、既に同一の名刺画像データが画像記憶部32に登録されており、依頼業者が同一である場合には、当該名刺画像データの元である名刺が特定の業者のみに配布され、第三者に広く配布されておらず、名刺の受け側を特定できてしまうものであるとして、リスクがあると判定できる。
(5)受け付けた名刺画像データの所定領域と、他の名刺画像データの所定領域とが同一であるか否かを判定し、同一である場合に、受け付けた名刺画像データと同一である他の名刺画像データが存在すると判定する。
よって、名刺画像データの同一を、所定領域で行うことができる。そのため、各名刺画像データの特徴に応じて所定領域を設定して、名刺画像データの同一性を判定できる。
(6)受け付けた名刺画像データのうち少なくとも一部の領域に対して文字認識処理を行ってテキストデータを取得し、送信先の端末に、名刺画像データと、取得したテキストデータとを含む確認対象データを送信する。
よって、名刺画像データをテキスト化したテキストデータと、名刺画像データとを、決定したリスクの有無に対応する端末に送信する。その結果、送信先の端末では、オペレータが名刺画像データと、テキストデータとを見ながら、テキストデータが名刺画像データの内容になっているか否かを確認でき、確認の正確さが向上できる。
(7)端末5の使用が許可された受取機密管理オペレータのオペレータIDを記憶する権限記憶部33を参照して、端末にログインしたオペレータが受取機密管理オペレータであると確認できた場合には、当該端末が端末5であると確認し、確認できなかった場合には、当該端末が端末6であると確認する。
よって、予め登録された受取機密管理オペレータが端末5を使用している場合に限り、リスクがあると判定された名刺画像データを送信する。よって、受取機密管理オペレータが使用する端末5を確認してからリスクがあると判定された名刺画像データを送信することができ、セキュリティ性の高い仕組みにできる。
(8)受取機密管理オペレータは、上記したように、一般オペレータよりも能力が高いオペレータである。そのため、受取機密管理オペレータは、一般オペレータより賃金が高く、この名刺管理サービスを運営する運営会社にとっては、なるべく一般オペレータによる確認作業を行わせるのが好ましい。そこで、名刺画像データのリスクの有無を判定し、判定結果に応じてオペレータを振り分けることで、セキュリティ性を確保しつつ、効率的な業務を行うことができる仕組みを構築できる。特に、画像記憶部に多くの名刺画像データが蓄積されている場合には、一般オペレータよる確認作業で足りるものがあり、有効である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、依頼業者の端末から受信した名刺画像データを画像記憶部に記憶させた後に、画像記憶部を用いた名刺画像データの照合を行うものを例に説明したが、これに限定されない。画像記憶部を用いた名刺画像データの照合を行ってから、依頼業者の端末から受信した名刺画像データを画像記憶部に記憶してもよい。
また、テキストデータを、端末での確認作業の後に、画像記憶部に登録するものを例に説明したが、これに限定されない。テキストデータを取得した時点で画像記憶部に登録してもよい。
(2)本実施形態では、画像記憶部に、名刺画像データと、テキストデータとを対応付けて記憶するものを例に説明したが、これに限定されない。名刺画像データとテキストデータとに関連付けがされていれば、別々に記憶されてもよい。
(3)本実施形態では、名刺を画像化した名刺画像データについて説明したが、これに限定されない。個人情報を含む画像データであって、名刺のように第三者に配布されるものであれば、名刺以外のものでもこの個人情報登録管理システムを使用できる。
1 個人情報登録管理サーバ
5、6、8 端末
10 制御部
11 画像振分部
12 画像受付部
13 テキスト取得部
14 画像登録部
15 画像照合部
16 リスク判定部
17 振分決定部
18 データ送信部
19 端末権限確認部
20 確認結果処理部
30 記憶部
31 プログラム記憶部
32 画像記憶部
33 権限記憶部
34 更新履歴記憶部
39 通信部
100 個人情報登録管理システム
N データ通信網

Claims (8)

  1. オペレータの使用権限が高い第1端末と、前記第1端末よりもオペレータの使用権限が低い第2端末との各々に対する通信が可能な通信部と、
    複数の依頼業者から個人情報が記載された媒体の画像データを受け付ける画像受付手段と、
    前記画像受付手段により受け付けた前記画像データに、受け付けた前記依頼業者を識別する依頼業者識別情報を関連付けて画像記憶部に記憶させる画像登録手段と、
    前記画像受付手段により受け付けた前記画像データと、前記画像データを除く前記画像記憶部に記憶された他の画像データとを照合する画像照合手段と、
    前記画像受付手段が受け付けた前記画像データのリスクを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記リスクがあると判定された場合には、前記画像データの送信先を前記第1端末に決定し、前記リスクがないと判定された場合に、前記画像データの送信先を前記第2端末に決定する振分決定手段と、
    を備え
    前記判定手段は、前記画像照合手段によって照合した結果、前記画像データと同一である前記他の画像データが存在すると判定された場合であって、かつ、前記画像データに関連付けられた依頼業者と前記他の画像データに関連付けられた依頼業者とが異なる場合に、前記画像データの前記リスクがないと判定する、画像振分装置。
  2. 請求項1に記載の画像振分装置において、
    前記判定手段は、前記画像照合手段によって照合した結果、前記画像データと同一である前記他の画像データが存在しないと判定された場合に、前記画像データの前記リスクがあると判定する、画像振分装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像振分装置において、
    前記判定手段は、前記画像照合手段によって照合した結果、前記画像データと同一である前記他の画像データが存在すると判定された場合であって、かつ、前記画像データに関連付けられた依頼業者と前記他の画像データに関連付けられた依頼業者とが同一の場合に、前記画像データの前記リスクがあると判定する、画像振分装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の画像振分装置において、
    前記画像照合手段は、前記画像データの所定領域と、前記他の画像データの前記所定領域とが同一であるか否かを判定し、同一である場合に、前記画像データと同一である前記他の画像データが存在すると判定する、画像振分装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の画像振分装置において、
    前記画像受付手段が受け付けた前記画像データのうち少なくとも一部の領域に対して文字認識処理を行ってテキストデータを取得するテキスト取得手段と、
    前記振分決定手段によって決定した送信先の端末に、前記画像データと、前記テキスト取得手段によって取得した前記テキストデータとを含む確認対象データを送信するデータ送信手段と、
    を備える、画像振分装置。
  6. 請求項5に記載の画像振分装置において、
    前記第1端末の使用が許可された受取機密管理オペレータを識別するオペレータ識別情報を記憶する権限記憶部と、
    前記権限記憶部を参照して、端末にログインしたオペレータが受取機密管理オペレータであると確認できた場合には、前記端末が前記第1端末であると確認し、確認できなかった場合には、前記端末が前記第2端末であると確認する端末権限確認手段と、
    を備える、画像振分装置。
  7. コンピュータを、
    複数の依頼業者から個人情報が記載された媒体の画像データを受け付ける画像受付手段と、
    前記画像受付手段により受け付けた前記画像データに、受け付けた前記依頼業者を識別する依頼業者識別情報を関連付けて画像記憶部に記憶させる画像登録手段と、
    前記画像受付手段により受け付けた前記画像データと、前記画像データを除く前記画像記憶部に記憶された他の画像データとを照合する画像照合手段と、
    前記画像受付手段が受け付けた前記画像データのリスクを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記リスクがあると判定された場合には、前記画像データの送信先をオペレータの使用権限が高い第1端末に決定し、前記リスクがないと判定された場合に、前記画像データの送信先を前記第1端末よりもオペレータの使用権限が低い第2端末に決定する振分決定手段と、
    して機能させ
    前記判定手段を、前記画像照合手段によって照合した結果、前記画像データと同一である前記他の画像データが存在すると判定された場合であって、かつ、前記画像データに関連付けられた依頼業者と前記他の画像データに関連付けられた依頼業者とが異なる場合に、前記画像データの前記リスクがないと判定するように機能させる、画像振分プログラム。
  8. オペレータの使用権限が高い第1端末と、前記第1端末よりもオペレータの使用権限が低い第2端末との各々に対して通信接続された画像振分装置が実行する画像振分方法であって、
    複数の依頼業者から個人情報が記載された媒体の画像データを受け付ける画像受付ステップと、
    前記画像受付ステップにより受け付けた前記画像データに、受け付けた前記依頼業者を識別する依頼業者識別情報を関連付けて画像記憶部に記憶させる画像登録ステップと、
    前記画像受付ステップにより受け付けた前記画像データと、前記画像データを除く前記画像記憶部に記憶された他の画像データとを照合する画像照合ステップと、
    前記画像受付ステップにより受け付けた前記画像データのリスクを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記リスクがあると判定された場合には、前記画像データの送信先を前記第1端末に決定し、前記リスクがないと判定された場合に、前記画像データの送信先を前記第2端末に決定する振分決定ステップと、
    を含み、
    前記判定ステップは、前記画像照合ステップによって照合した結果、前記画像データと同一である前記他の画像データが存在すると判定された場合であって、かつ、前記画像データに関連付けられた依頼業者と前記他の画像データに関連付けられた依頼業者とが異なる場合に、前記画像データの前記リスクがないと判定する、画像振分方法。
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