JP2004013252A - 車両レンタルシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両レンタルシステムにおいて、複数の拠点間の回送手配が煩雑である。
【解決手段】センタ装置8は各営業所の端末装置6から入力される車両のステータスをレンタル情報22として保持する。またセンタ装置8は回送員から携帯電話10により通知される自分の位置及び稼働状況を回送員情報24として保持する。センタ装置8は、営業所での予約に応じて、車両を割り当てる。この際、自営業所内での割り当てが不可能な場合は、レンタル情報22に基づいて他営業所の車両を割り当てると共に、回送員情報24に基づいて回送員を割り当て、携帯電話10に回送指示を送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】センタ装置8は各営業所の端末装置6から入力される車両のステータスをレンタル情報22として保持する。またセンタ装置8は回送員から携帯電話10により通知される自分の位置及び稼働状況を回送員情報24として保持する。センタ装置8は、営業所での予約に応じて、車両を割り当てる。この際、自営業所内での割り当てが不可能な場合は、レンタル情報22に基づいて他営業所の車両を割り当てると共に、回送員情報24に基づいて回送員を割り当て、携帯電話10に回送指示を送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の営業所等の拠点から利用者に対して車両を貸し渡す車両レンタルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より行われている自動車等の車両をレンタルする事業は、各営業所が所有する車両に対して予約を受け付け当該車両を利用者に貸し渡しする。ここで、ある営業所にて、レンタル要求台数がその所有台数を越えたり、レンタル可能な車種が利用者の希望に添わないということが起こると、当該営業所は他の営業所から余っている車両を借りて利用者の要求に応える。この場合、車両を営業所間で移動させる回送という作業が必要となり、その作業要員として回送員が必要となる。
【0003】
営業所は、所有する車両に不足が生じる場合には、他の営業所に連絡して借用できる車両を見つけ出し、回送の手配をする。回送員は、各営業所とは別の部門にて一括して手配され管理されており、営業所はこの回送員管理部門に電話やファクシミリによって回送の依頼を行う。回送員管理部門は、回送員の稼働状況等を把握し、回送予定や回送状況を営業所に通知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来は回送の必要が生じた場合、上述のように各営業所は回送員管理部門に回送の手配を依頼したり、回送予定等を確認する手間を必要としている。この作業は繁雑であり不便であった。さらに、所望の車両を利用者が指定した時間まで、回送により手配できるかどうかや、また依頼した回送がどのような状況にあるのかの確認に時間を要するという問題があった。また、利用者から早く返却された車両を充当することにより回送が不要となるといった状況の変化に迅速に対応できないため、無駄な回送が行われてしまう場合がある。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、回送手配が簡単・迅速に行われ、また効率的な回送が可能となり、ひいては車両の稼働効率が向上する車両レンタルシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る車両レンタルシステムは、利用者に車両を貸し渡す複数の拠点間での車両の回送に関する回送計画を作成するセンタ装置と、前記各拠点に配置され、当該拠点に配車される車両それぞれのレンタル状況に関するレンタル情報及び当該拠点への回送を求める回送要求情報を、前記センタ装置へ入力する複数の端末装置と、前記車両を前記拠点間で回送する回送員の位置及びその稼働状況に関する回送員情報を、前記センタ装置へ入力する回送員情報入力手段と、前記回送計画に基づいて前記回送員に回送指示を伝達する回送指示手段とを有し、前記センタ装置は、前記端末装置からの入力及び前記回送計画の実行に伴い随時更新される前記レンタル情報を格納するレンタル情報記憶部と、前記回送員情報入力手段からの入力及び前記回送計画の実行に伴い随時更新される前記回送員情報を格納する回送員情報記憶部と、前記レンタル情報、前記回送要求情報、及び前記回送員情報に基づいて前記回送計画を作成する回送計画部とを有する。
【0007】
本発明によれば、各拠点に配車される車両がどういうレンタル状況(例えば、予約待ち、予約済み、回送中、貸し渡し中といった状態)にあるかを示すレンタル情報が各拠点からセンタ装置へ集められる。回送員は回送員情報入力手段によって、自分の位置や回送作業を受任できる状況か等の回送員情報をセンタ装置へ送る。回送員情報入力手段は、例えば各回送員が携帯可能な端末でもよいし、回送先の拠点の端末装置とすることもできる。これらレンタル情報及び回送員情報により、センタ装置は、どの拠点のどの車両が回送可能かや、どの回送員に回送作業を依頼可能かを随時把握することができる。各拠点が、回送を必要とする場合に、回送要求情報をセンタ装置へ送って回送を要求すると、センタ装置はレンタル情報、回送員情報に基づいて回送要求情報に応じた回送計画を作成する。回送計画が実行されると、例えば、予約可能であった車両のレンタル状況が回送中となり、また、待機状態であった回送員が稼働中となるといった状態の変化が生じる。センタ装置ではレンタル情報記憶部及び回送員情報記憶部に保持されるレンタル情報及び回送員情報に、回送計画の実行により生じた変更を随時反映させ、その情報に基づいて新たな回送計画を作成する。
【0008】
他の本発明に係る車両レンタルシステムにおいては、前記端末装置が、前記センタ装置から前記回送計画及びその実行状況を取得する前記回送情報取得手段を有する。
【0009】
本発明によれば、回送情報取得手段は例えば、レンタル情報記憶部や回送員情報記憶部の随時更新されるレンタル情報や回送員情報、また回送計画部が作成した改装計画を読み出すことにより、拠点にて、回送計画及びその実行状況を把握可能とする。
【0010】
別の本発明に係る車両レンタルシステムにおいては、前記センタ装置が、前記各拠点における車両のレンタル及び回送に関する実績情報を蓄積する実績蓄積部と、前記実績情報に基づいて、前記各拠点に予め配備する車両に関する配備計画を作成する配備計画部とを有し、前記回送計画部は、前記配備計画に応じた配備を実現するための回送を含めて前記回送計画を作成する。
【0011】
本発明によれば、実績情報に基づいて、各拠点への適正な車両配備が推定され、これに基づいて予め拠点間の回送が行われる。この推定された適正配備を実現する回送は一括して行い得るので、利用者の要求に応じて各拠点で個別に発生する回送に対処する場合よりも、回送員を計画的に割り当てることができ、効率的な回送が実現される。またこの推定された適正配備を実現する回送は、回送員の空き時間を利用して随時行うこともできる。このようにして拠点間の車両配備を予め調整することにより、その後における実際の車両の不足による回送の発生低減が図られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態であるレンタカー業務支援システムの概略の機能フロー図である。営業所は複数存在し、各営業所には予めレンタル可能な車両が配備されている。営業所は利用者から自動車(以下、車両)の借用の問い合わせ、申し込みがあると、基本的には自営業所に配備されている車両の中から、利用者の希望する種類の車両で、希望する期間に貸し出すことができるものを探し、利用者に回答、予約受付を行う。一方、自営業所に利用者の希望に応じた車両がない場合には、他営業所の配備車両の中から回送することによって利用者の希望に対応することを検討する。本部はこの営業所間の車両の融通を支援する。具体的には本部は各営業所に配備された車両の利用状況を把握し、営業所からの要求に応じて、回送を計画し、回送員の手配を行う。このレンタカー業務において、本システムは、各営業所に配置された端末装置6及び、これと通信回線を介して接続され、本部に配置されたセンタ装置8を含んで構成される。端末装置6、センタ装置8はそれぞれコンピュータを用いて構成することができる。また、回送員は自分の位置や稼働状況に関する回送員情報をセンタ装置8に入力する手段として、携帯電話10やその他の携帯端末を各自携行する。この携帯端末は、本部から回送員への回送指示にも利用される。
【0014】
各営業所に配備された車両のレンタル状況に関するレンタル情報、及び回送員の位置及びその稼働状況に関する回送員情報は、センタ装置8の記憶部に格納される。また、各営業所における車両のレンタル及び回送に関する実績情報もセンタ装置8の記憶部に蓄積、保持される。また記憶部には、各車両の予約情報、各車両の仕様、各営業所間での回送所要時間、各回送員が回送可能な車種(例えば、所有する運転免許の種類)及び回送員の服務時間に関する情報も格納される。
【0015】
レンタル状況として、例えば、予約待ち、予約済み、回送待ち、回送中、貸し渡し待ち、貸し渡し中といったステータスが、車両ごとに記憶部に格納される。このレンタル状況は各営業所に対応付けて把握される。すなわち、レンタル状況には車両がどの営業所に配備されているかという車両位置情報も含まれている。ここで、車両のステータスのうち、予約待ち状態は、利用者からの予約を受け付けることができる状態である。一方、予約済み及び貸し渡し待ちはそれぞれすでに予約が入っている状態であり、ここでは特に、予約済みを貸し渡しの前日までの状態、貸し渡し待ちを貸し渡し当日の状態として区別して管理している。回送待ちは、他営業所からの予約が入り、その営業所への回送を待っている状態である。
【0016】
レンタル状況は、営業所での例えば予約受付等が端末装置6から入力されることによって変更されるだけでなく、センタ装置8にて回送計画を実行することによっても変更される。その詳細については後述する。
【0017】
回送員情報は、回送員がどの営業所で待機状態にあるか、または現在、どの営業所に向けて回送作業中であるかといった回送員の位置及びステータスを表すものであり、回送員が回送作業を開始する際、及び終了した際に各自の携帯電話10から通信回線を介してセンタ装置8に入力する。
【0018】
図2は、本システムにおける処理のおおよその流れを示す処理フロー図である。以下、図1及び図2を参照しつつ、本システムの動作を説明する。
【0019】
営業所では利用者から予約可能かどうかについて問い合わせがあると、端末装置6からセンタ装置8にアクセスし、その記憶部に格納されている予約情報を検索する。その結果、予約可能であればその旨を利用者に回答する。そして営業所は利用者から予約を依頼されると、端末装置6からセンタ装置8の予約情報20にそれを登録する。また、営業所にて車両のレンタル状況が変わる事象が発生すると、端末装置6からセンタ装置8のレンタル情報22が更新される(P50,S100)。
【0020】
センタ装置8の回送員情報24には、携帯電話10から例えば電子メール等の機能を用いてセンタ装置8に送られた回送員の位置及び稼働状況に関する情報が格納される(S105)。
【0021】
センタ装置8の予約管理部は、予約情報20及びレンタル情報22が更新されるごとに、これら情報から予約の車両割り当てを行い、回送計画部は、その車両割り当て情報26に従い、回送車両の割り当てを行う(P52,S110)。また、営業所では車両割り当て情報26に基づいて、利用者への貸し渡しや精算が行われる(P54,S115)。
【0022】
車両の割り当て処理S110に関しては、営業所の端末装置6から予約登録の要求がセンタ装置8になされた場合に、自営業所に配備された車両内で予約不可能であれば、他営業所の車両が予約され得る。そして、車両割り当て情報26及び回送員情報24に基づいて、予約車両が予約時間より前に回送先の営業所に到着するように、回送員の割り当てが行われる(P56,S120)。ちなみに、ここでは営業所からの予約要求は、自営業所に予約可能な車両がない場合には、そのまま回送要求となる。
【0023】
回送車両情報28は処理P56で生成された回送員の割り当て情報を含み、この回送車両情報28に基づいて、回送指示が回送員の携帯電話10に電子メール等の機能を利用して通知される(S125)。
【0024】
なお、処理P52での予約車両及び回送車両の割り当てに伴い、予約情報20及びレンタル情報22は車両割り当て情報26を反映した内容に更新される。
【0025】
次にセンタ装置8では、レンタル情報22に基づいて、各営業所における車両のレンタル及び回送に関する実績情報を抽出し、記憶部に蓄積する。配備計画部は、この実績情報に基づいて、営業所ごとの好適な車両配置台数を含む配備計画30を作成する(P58,S130)。回送計画部は、現在の(又は各営業所の要求に伴う回送予定分を含んだ)各営業所の車両の配備状態と、配備計画30での各営業所の車両の配備計画との差分を解消するように追加の回送車両を求め、新たな回送車両情報28を生成する(P56,S130)。
【0026】
図3は、処理P52にて行われる予約に対する車両の割り当て処理及び回送車両の割り当て処理の処理フロー図である。時間Tに従って格納されている予約情報20のうち、この割り当て処理の対象とする所定時間範囲(t1≦T≦t2)の部分を取り出す(S200)。ここでt1、t2はパラメータである。例えばt1として、回送所要時間の最大値を設定可能であり、これにより、割り当てられた車両の回送が間に合わないという事態が生じることがない。逆に言えば、回送所要時間の最大値より先行して予約に対する車両の割り当てが実施される。一方、パラメータt2は任意に設定することができ、これを大きく設定すれば、次の割り当て処理の実行までの時間を長くすること可能である。次にレンタル情報22に基づいて、t1時間以降において車両のステータスが貸し渡し中ではなく、予約に指定された期間中、貸し渡し可能な車両を抽出する(S205)。その抽出された車両が複数ある場合には、それら車両のうち、当該車両が位置する営業所が、予約を受け付けた営業所に最も近いものを割り当てる。すなわち、抽出された複数の車両の位置を順番に調べ、その位置が予約を受け付けた営業所と同じものがあれば(S210)、その車両を予約に割り当てる(S215)。これにより回送の発生が抑制される。一方、同じ営業所にある車両がなかった場合には、予約を受け付けた営業所に一番近い他の営業所にある車両を検索して、当該車両を予約に割り当てる(S220)。この割り当て処理により、車両の不稼働時間となる回送時間が最短となる。
【0027】
図4は、処理P56にて行われる回送員に対する回送車両の割り当て処理の処理フロー図である。この処理は車両割り当て情報26及び回送員情報24に基づいて行われる。車両割り当て情報26から回送車両を抽出し、貸し渡し開始までの時間が短い順にソートする(S300)。回送員の中で現在の回送がt1時間までに終了する者を抽出する(S305)。抽出された回送員が複数ある場合には、それら回送員のうち、当該回送員が位置する(又は現在の回送の回送先の)営業所が、回送車両の出発営業所に最も近い者を割り当てる。すなわち、抽出された複数の回送員の位置を順番に調べ、その位置が出発営業所と同じ者がいれば(S310)、その回送員に当該回送車両に割り当てる(S315)。これにより回送員の作業効率が向上する。一方、出発営業所に回送員がいない場合には、出発営業所に一番近い他の営業所にいる回送員を検索して、当該回送員に回送車両に割り当てる(S320)。この場合には回送員は、回送車両がある出発営業所に移動して回送を開始する。なお、以上のような回送管理をすることにより、各営業所の車両配備が適正化され、回送が減る可能性がある。
【0028】
図5は、処理P58にて行われる車両の配備計画に関する処理フロー図である。営業所ごとに必要な車両は時間と共に変化し得る。配備計画は営業所ごとの必要な車両を見直すものである。レンタル情報22の車両のステータスに基づいて、営業所ごとに、自営業所の所有車両のうちの貸し渡し車両の台数N1と、他営業所から回送されて利用者に貸し渡した車両の台数N2とをそれぞれ一定時間ごとに計数する(S400)。また、営業所ごとに、自営業所の所有車両のうちの他営業所へ回送した車両の台数N3を計数する(S405)。これら計数された車両数を営業所ごとに時間軸に沿ってグラフ表示する(S410)。図6は、このグラフ表示の一例を示す模式図である。各台数N1,N2,N3は、例えば色を異ならせて表示され、これにより他営業所への回送量や他営業所からの回送量を自営業所所有の車両の貸し渡し台数と容易に識別することができる。例えば図6に示すように、基本的に各営業所の設定台数以下の貸し渡し台数部分70は自営業所の所有車両でまかなうことができ、計数された台数N1はこの部分70として表される。一方、設定台数を超える台数部分72は他営業所から回送された車両台数N2に相当する。また、他営業所へ回送した車両台数N3は、負側の部分74として表される。このようなグラフ表示は車種別に行うことができる。このグラフに表されるような実績情報に基づいて、回送している車両の種類、営業所を確認し(S415)、回送が少なくなるように各営業所の設定台数を、例えば車種ごとに変更する。例えば、回送を受ける量が多い営業所は、設定台数を増加させ、一方、回送車両の供給量が多い営業所は、設定台数を減少させるように配備計画が調整される。このように作成された配備計画に応じて追加の回送車両が求められ、各営業所の車両配備が配備計画に沿ったものとなるように回送指示が生成される(S420)。このようにして、各営業所に必要な車両を予めその営業所に配備しておくことで、回送の発生が低減され、車両の稼働率が向上する。
【0029】
また、利用者から車両の返却を受けると、車両のステータスを予約待ちに変更する。このようなステータスの変化が発生するごとに、車両の割り当て処理をやり直す。これにより、より効率的な車両割り当てが見いだされる可能性があり、回送の減少、車両の稼働率の向上が図られる。また、この再割り当て処理では、現在からある一定時間後までに貸し渡しが予定されている車両のみについて行うことができる。貸し渡し予定が余り先の車両については、なるべく直前になってから再割り当てを行う方が、最新のステータスが反映された好適な割り当てが行われる可能性がある。よって、余り先行して再割り当て処理を行ってもそれが無駄になるので、そのような処理を省略して処理負荷を軽減する。
【0030】
【発明の効果】
本発明の車両レンタルシステムによれば、複数の拠点間の回送手配が簡単・迅速に行われ、また効率的な回送が可能となり、ひいては車両の稼働効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるレンタカー業務支援システムの概略の機能フロー図である。
【図2】本システムにおける処理のおおよその流れを示す処理フロー図である。
【図3】予約に対する車両の割り当て処理及び回送車両の割り当て処理の処理フロー図である。
【図4】回送員に対する回送車両の割り当て処理の処理フロー図である。
【図5】車両の配備計画に関する処理フロー図である。
【図6】営業所の貸し渡し車両台数の内訳に関するグラフ表示の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
6 端末装置、8 センタ装置、10 携帯電話。
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の営業所等の拠点から利用者に対して車両を貸し渡す車両レンタルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より行われている自動車等の車両をレンタルする事業は、各営業所が所有する車両に対して予約を受け付け当該車両を利用者に貸し渡しする。ここで、ある営業所にて、レンタル要求台数がその所有台数を越えたり、レンタル可能な車種が利用者の希望に添わないということが起こると、当該営業所は他の営業所から余っている車両を借りて利用者の要求に応える。この場合、車両を営業所間で移動させる回送という作業が必要となり、その作業要員として回送員が必要となる。
【0003】
営業所は、所有する車両に不足が生じる場合には、他の営業所に連絡して借用できる車両を見つけ出し、回送の手配をする。回送員は、各営業所とは別の部門にて一括して手配され管理されており、営業所はこの回送員管理部門に電話やファクシミリによって回送の依頼を行う。回送員管理部門は、回送員の稼働状況等を把握し、回送予定や回送状況を営業所に通知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来は回送の必要が生じた場合、上述のように各営業所は回送員管理部門に回送の手配を依頼したり、回送予定等を確認する手間を必要としている。この作業は繁雑であり不便であった。さらに、所望の車両を利用者が指定した時間まで、回送により手配できるかどうかや、また依頼した回送がどのような状況にあるのかの確認に時間を要するという問題があった。また、利用者から早く返却された車両を充当することにより回送が不要となるといった状況の変化に迅速に対応できないため、無駄な回送が行われてしまう場合がある。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、回送手配が簡単・迅速に行われ、また効率的な回送が可能となり、ひいては車両の稼働効率が向上する車両レンタルシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る車両レンタルシステムは、利用者に車両を貸し渡す複数の拠点間での車両の回送に関する回送計画を作成するセンタ装置と、前記各拠点に配置され、当該拠点に配車される車両それぞれのレンタル状況に関するレンタル情報及び当該拠点への回送を求める回送要求情報を、前記センタ装置へ入力する複数の端末装置と、前記車両を前記拠点間で回送する回送員の位置及びその稼働状況に関する回送員情報を、前記センタ装置へ入力する回送員情報入力手段と、前記回送計画に基づいて前記回送員に回送指示を伝達する回送指示手段とを有し、前記センタ装置は、前記端末装置からの入力及び前記回送計画の実行に伴い随時更新される前記レンタル情報を格納するレンタル情報記憶部と、前記回送員情報入力手段からの入力及び前記回送計画の実行に伴い随時更新される前記回送員情報を格納する回送員情報記憶部と、前記レンタル情報、前記回送要求情報、及び前記回送員情報に基づいて前記回送計画を作成する回送計画部とを有する。
【0007】
本発明によれば、各拠点に配車される車両がどういうレンタル状況(例えば、予約待ち、予約済み、回送中、貸し渡し中といった状態)にあるかを示すレンタル情報が各拠点からセンタ装置へ集められる。回送員は回送員情報入力手段によって、自分の位置や回送作業を受任できる状況か等の回送員情報をセンタ装置へ送る。回送員情報入力手段は、例えば各回送員が携帯可能な端末でもよいし、回送先の拠点の端末装置とすることもできる。これらレンタル情報及び回送員情報により、センタ装置は、どの拠点のどの車両が回送可能かや、どの回送員に回送作業を依頼可能かを随時把握することができる。各拠点が、回送を必要とする場合に、回送要求情報をセンタ装置へ送って回送を要求すると、センタ装置はレンタル情報、回送員情報に基づいて回送要求情報に応じた回送計画を作成する。回送計画が実行されると、例えば、予約可能であった車両のレンタル状況が回送中となり、また、待機状態であった回送員が稼働中となるといった状態の変化が生じる。センタ装置ではレンタル情報記憶部及び回送員情報記憶部に保持されるレンタル情報及び回送員情報に、回送計画の実行により生じた変更を随時反映させ、その情報に基づいて新たな回送計画を作成する。
【0008】
他の本発明に係る車両レンタルシステムにおいては、前記端末装置が、前記センタ装置から前記回送計画及びその実行状況を取得する前記回送情報取得手段を有する。
【0009】
本発明によれば、回送情報取得手段は例えば、レンタル情報記憶部や回送員情報記憶部の随時更新されるレンタル情報や回送員情報、また回送計画部が作成した改装計画を読み出すことにより、拠点にて、回送計画及びその実行状況を把握可能とする。
【0010】
別の本発明に係る車両レンタルシステムにおいては、前記センタ装置が、前記各拠点における車両のレンタル及び回送に関する実績情報を蓄積する実績蓄積部と、前記実績情報に基づいて、前記各拠点に予め配備する車両に関する配備計画を作成する配備計画部とを有し、前記回送計画部は、前記配備計画に応じた配備を実現するための回送を含めて前記回送計画を作成する。
【0011】
本発明によれば、実績情報に基づいて、各拠点への適正な車両配備が推定され、これに基づいて予め拠点間の回送が行われる。この推定された適正配備を実現する回送は一括して行い得るので、利用者の要求に応じて各拠点で個別に発生する回送に対処する場合よりも、回送員を計画的に割り当てることができ、効率的な回送が実現される。またこの推定された適正配備を実現する回送は、回送員の空き時間を利用して随時行うこともできる。このようにして拠点間の車両配備を予め調整することにより、その後における実際の車両の不足による回送の発生低減が図られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態であるレンタカー業務支援システムの概略の機能フロー図である。営業所は複数存在し、各営業所には予めレンタル可能な車両が配備されている。営業所は利用者から自動車(以下、車両)の借用の問い合わせ、申し込みがあると、基本的には自営業所に配備されている車両の中から、利用者の希望する種類の車両で、希望する期間に貸し出すことができるものを探し、利用者に回答、予約受付を行う。一方、自営業所に利用者の希望に応じた車両がない場合には、他営業所の配備車両の中から回送することによって利用者の希望に対応することを検討する。本部はこの営業所間の車両の融通を支援する。具体的には本部は各営業所に配備された車両の利用状況を把握し、営業所からの要求に応じて、回送を計画し、回送員の手配を行う。このレンタカー業務において、本システムは、各営業所に配置された端末装置6及び、これと通信回線を介して接続され、本部に配置されたセンタ装置8を含んで構成される。端末装置6、センタ装置8はそれぞれコンピュータを用いて構成することができる。また、回送員は自分の位置や稼働状況に関する回送員情報をセンタ装置8に入力する手段として、携帯電話10やその他の携帯端末を各自携行する。この携帯端末は、本部から回送員への回送指示にも利用される。
【0014】
各営業所に配備された車両のレンタル状況に関するレンタル情報、及び回送員の位置及びその稼働状況に関する回送員情報は、センタ装置8の記憶部に格納される。また、各営業所における車両のレンタル及び回送に関する実績情報もセンタ装置8の記憶部に蓄積、保持される。また記憶部には、各車両の予約情報、各車両の仕様、各営業所間での回送所要時間、各回送員が回送可能な車種(例えば、所有する運転免許の種類)及び回送員の服務時間に関する情報も格納される。
【0015】
レンタル状況として、例えば、予約待ち、予約済み、回送待ち、回送中、貸し渡し待ち、貸し渡し中といったステータスが、車両ごとに記憶部に格納される。このレンタル状況は各営業所に対応付けて把握される。すなわち、レンタル状況には車両がどの営業所に配備されているかという車両位置情報も含まれている。ここで、車両のステータスのうち、予約待ち状態は、利用者からの予約を受け付けることができる状態である。一方、予約済み及び貸し渡し待ちはそれぞれすでに予約が入っている状態であり、ここでは特に、予約済みを貸し渡しの前日までの状態、貸し渡し待ちを貸し渡し当日の状態として区別して管理している。回送待ちは、他営業所からの予約が入り、その営業所への回送を待っている状態である。
【0016】
レンタル状況は、営業所での例えば予約受付等が端末装置6から入力されることによって変更されるだけでなく、センタ装置8にて回送計画を実行することによっても変更される。その詳細については後述する。
【0017】
回送員情報は、回送員がどの営業所で待機状態にあるか、または現在、どの営業所に向けて回送作業中であるかといった回送員の位置及びステータスを表すものであり、回送員が回送作業を開始する際、及び終了した際に各自の携帯電話10から通信回線を介してセンタ装置8に入力する。
【0018】
図2は、本システムにおける処理のおおよその流れを示す処理フロー図である。以下、図1及び図2を参照しつつ、本システムの動作を説明する。
【0019】
営業所では利用者から予約可能かどうかについて問い合わせがあると、端末装置6からセンタ装置8にアクセスし、その記憶部に格納されている予約情報を検索する。その結果、予約可能であればその旨を利用者に回答する。そして営業所は利用者から予約を依頼されると、端末装置6からセンタ装置8の予約情報20にそれを登録する。また、営業所にて車両のレンタル状況が変わる事象が発生すると、端末装置6からセンタ装置8のレンタル情報22が更新される(P50,S100)。
【0020】
センタ装置8の回送員情報24には、携帯電話10から例えば電子メール等の機能を用いてセンタ装置8に送られた回送員の位置及び稼働状況に関する情報が格納される(S105)。
【0021】
センタ装置8の予約管理部は、予約情報20及びレンタル情報22が更新されるごとに、これら情報から予約の車両割り当てを行い、回送計画部は、その車両割り当て情報26に従い、回送車両の割り当てを行う(P52,S110)。また、営業所では車両割り当て情報26に基づいて、利用者への貸し渡しや精算が行われる(P54,S115)。
【0022】
車両の割り当て処理S110に関しては、営業所の端末装置6から予約登録の要求がセンタ装置8になされた場合に、自営業所に配備された車両内で予約不可能であれば、他営業所の車両が予約され得る。そして、車両割り当て情報26及び回送員情報24に基づいて、予約車両が予約時間より前に回送先の営業所に到着するように、回送員の割り当てが行われる(P56,S120)。ちなみに、ここでは営業所からの予約要求は、自営業所に予約可能な車両がない場合には、そのまま回送要求となる。
【0023】
回送車両情報28は処理P56で生成された回送員の割り当て情報を含み、この回送車両情報28に基づいて、回送指示が回送員の携帯電話10に電子メール等の機能を利用して通知される(S125)。
【0024】
なお、処理P52での予約車両及び回送車両の割り当てに伴い、予約情報20及びレンタル情報22は車両割り当て情報26を反映した内容に更新される。
【0025】
次にセンタ装置8では、レンタル情報22に基づいて、各営業所における車両のレンタル及び回送に関する実績情報を抽出し、記憶部に蓄積する。配備計画部は、この実績情報に基づいて、営業所ごとの好適な車両配置台数を含む配備計画30を作成する(P58,S130)。回送計画部は、現在の(又は各営業所の要求に伴う回送予定分を含んだ)各営業所の車両の配備状態と、配備計画30での各営業所の車両の配備計画との差分を解消するように追加の回送車両を求め、新たな回送車両情報28を生成する(P56,S130)。
【0026】
図3は、処理P52にて行われる予約に対する車両の割り当て処理及び回送車両の割り当て処理の処理フロー図である。時間Tに従って格納されている予約情報20のうち、この割り当て処理の対象とする所定時間範囲(t1≦T≦t2)の部分を取り出す(S200)。ここでt1、t2はパラメータである。例えばt1として、回送所要時間の最大値を設定可能であり、これにより、割り当てられた車両の回送が間に合わないという事態が生じることがない。逆に言えば、回送所要時間の最大値より先行して予約に対する車両の割り当てが実施される。一方、パラメータt2は任意に設定することができ、これを大きく設定すれば、次の割り当て処理の実行までの時間を長くすること可能である。次にレンタル情報22に基づいて、t1時間以降において車両のステータスが貸し渡し中ではなく、予約に指定された期間中、貸し渡し可能な車両を抽出する(S205)。その抽出された車両が複数ある場合には、それら車両のうち、当該車両が位置する営業所が、予約を受け付けた営業所に最も近いものを割り当てる。すなわち、抽出された複数の車両の位置を順番に調べ、その位置が予約を受け付けた営業所と同じものがあれば(S210)、その車両を予約に割り当てる(S215)。これにより回送の発生が抑制される。一方、同じ営業所にある車両がなかった場合には、予約を受け付けた営業所に一番近い他の営業所にある車両を検索して、当該車両を予約に割り当てる(S220)。この割り当て処理により、車両の不稼働時間となる回送時間が最短となる。
【0027】
図4は、処理P56にて行われる回送員に対する回送車両の割り当て処理の処理フロー図である。この処理は車両割り当て情報26及び回送員情報24に基づいて行われる。車両割り当て情報26から回送車両を抽出し、貸し渡し開始までの時間が短い順にソートする(S300)。回送員の中で現在の回送がt1時間までに終了する者を抽出する(S305)。抽出された回送員が複数ある場合には、それら回送員のうち、当該回送員が位置する(又は現在の回送の回送先の)営業所が、回送車両の出発営業所に最も近い者を割り当てる。すなわち、抽出された複数の回送員の位置を順番に調べ、その位置が出発営業所と同じ者がいれば(S310)、その回送員に当該回送車両に割り当てる(S315)。これにより回送員の作業効率が向上する。一方、出発営業所に回送員がいない場合には、出発営業所に一番近い他の営業所にいる回送員を検索して、当該回送員に回送車両に割り当てる(S320)。この場合には回送員は、回送車両がある出発営業所に移動して回送を開始する。なお、以上のような回送管理をすることにより、各営業所の車両配備が適正化され、回送が減る可能性がある。
【0028】
図5は、処理P58にて行われる車両の配備計画に関する処理フロー図である。営業所ごとに必要な車両は時間と共に変化し得る。配備計画は営業所ごとの必要な車両を見直すものである。レンタル情報22の車両のステータスに基づいて、営業所ごとに、自営業所の所有車両のうちの貸し渡し車両の台数N1と、他営業所から回送されて利用者に貸し渡した車両の台数N2とをそれぞれ一定時間ごとに計数する(S400)。また、営業所ごとに、自営業所の所有車両のうちの他営業所へ回送した車両の台数N3を計数する(S405)。これら計数された車両数を営業所ごとに時間軸に沿ってグラフ表示する(S410)。図6は、このグラフ表示の一例を示す模式図である。各台数N1,N2,N3は、例えば色を異ならせて表示され、これにより他営業所への回送量や他営業所からの回送量を自営業所所有の車両の貸し渡し台数と容易に識別することができる。例えば図6に示すように、基本的に各営業所の設定台数以下の貸し渡し台数部分70は自営業所の所有車両でまかなうことができ、計数された台数N1はこの部分70として表される。一方、設定台数を超える台数部分72は他営業所から回送された車両台数N2に相当する。また、他営業所へ回送した車両台数N3は、負側の部分74として表される。このようなグラフ表示は車種別に行うことができる。このグラフに表されるような実績情報に基づいて、回送している車両の種類、営業所を確認し(S415)、回送が少なくなるように各営業所の設定台数を、例えば車種ごとに変更する。例えば、回送を受ける量が多い営業所は、設定台数を増加させ、一方、回送車両の供給量が多い営業所は、設定台数を減少させるように配備計画が調整される。このように作成された配備計画に応じて追加の回送車両が求められ、各営業所の車両配備が配備計画に沿ったものとなるように回送指示が生成される(S420)。このようにして、各営業所に必要な車両を予めその営業所に配備しておくことで、回送の発生が低減され、車両の稼働率が向上する。
【0029】
また、利用者から車両の返却を受けると、車両のステータスを予約待ちに変更する。このようなステータスの変化が発生するごとに、車両の割り当て処理をやり直す。これにより、より効率的な車両割り当てが見いだされる可能性があり、回送の減少、車両の稼働率の向上が図られる。また、この再割り当て処理では、現在からある一定時間後までに貸し渡しが予定されている車両のみについて行うことができる。貸し渡し予定が余り先の車両については、なるべく直前になってから再割り当てを行う方が、最新のステータスが反映された好適な割り当てが行われる可能性がある。よって、余り先行して再割り当て処理を行ってもそれが無駄になるので、そのような処理を省略して処理負荷を軽減する。
【0030】
【発明の効果】
本発明の車両レンタルシステムによれば、複数の拠点間の回送手配が簡単・迅速に行われ、また効率的な回送が可能となり、ひいては車両の稼働効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるレンタカー業務支援システムの概略の機能フロー図である。
【図2】本システムにおける処理のおおよその流れを示す処理フロー図である。
【図3】予約に対する車両の割り当て処理及び回送車両の割り当て処理の処理フロー図である。
【図4】回送員に対する回送車両の割り当て処理の処理フロー図である。
【図5】車両の配備計画に関する処理フロー図である。
【図6】営業所の貸し渡し車両台数の内訳に関するグラフ表示の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
6 端末装置、8 センタ装置、10 携帯電話。
Claims (3)
- 利用者に車両を貸し渡す複数の拠点間での車両の回送に関する回送計画を作成するセンタ装置と、
前記各拠点に配置され、当該拠点に配車される車両それぞれのレンタル状況に関するレンタル情報及び当該拠点への回送を求める回送要求情報を、前記センタ装置へ入力する複数の端末装置と、
前記車両を前記拠点間で回送する回送員の位置及びその稼働状況に関する回送員情報を、前記センタ装置へ入力する回送員情報入力手段と、
前記回送計画に基づいて前記回送員に回送指示を伝達する回送指示手段と、
を有し、
前記センタ装置は、
前記端末装置からの入力及び前記回送計画の実行に伴い随時更新される前記レンタル情報を格納するレンタル情報記憶部と、
前記回送員情報入力手段からの入力及び前記回送計画の実行に伴い随時更新される前記回送員情報を格納する回送員情報記憶部と、
前記レンタル情報、前記回送要求情報、及び前記回送員情報に基づいて前記回送計画を作成する回送計画部と、
を有することを特徴とする車両レンタルシステム。 - 請求項1記載の車両レンタルシステムにおいて、
前記端末装置は、前記センタ装置から前記回送計画及びその実行状況を取得する前記回送情報取得手段を有することを特徴とする車両レンタルシステム。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両レンタルシステムにおいて、
前記センタ装置は、
前記各拠点における車両のレンタル及び回送に関する実績情報を蓄積する実績蓄積部と、
前記実績情報に基づいて、前記各拠点に予め配備する車両に関する配備計画を作成する配備計画部と、
を有し、
前記回送計画部は、前記配備計画に応じた配備を実現するための回送を含めて前記回送計画を作成すること、
を特徴とする車両レンタルシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002162402A JP2004013252A (ja) | 2002-06-04 | 2002-06-04 | 車両レンタルシステム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011186743A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 機材運用管理システム |
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-
2002
- 2002-06-04 JP JP2002162402A patent/JP2004013252A/ja active Pending
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