JP2004011911A - 流体チェーン締め具 - Google Patents
流体チェーン締め具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004011911A JP2004011911A JP2003159148A JP2003159148A JP2004011911A JP 2004011911 A JP2004011911 A JP 2004011911A JP 2003159148 A JP2003159148 A JP 2003159148A JP 2003159148 A JP2003159148 A JP 2003159148A JP 2004011911 A JP2004011911 A JP 2004011911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- fluid
- branch
- pistons
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0829—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means
- F16H7/0836—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means of the fluid and restriction type, e.g. dashpot
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0806—Compression coil springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0812—Fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0863—Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
- F16H2007/0872—Sliding members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0863—Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
- F16H2007/0874—Two or more finally actuated members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
【解決手段】チェーンの一方のブランチ(12)に衝接する第1支持面(11)と、該チェーンの他方のブランチ(14)に衝接する第2支持面(13)と、それぞれ対応する第1支持面(11)と第2支持面(13)に連結され、対応するブランチを締め付ける方向のスラストを与えるために流体を供給される駆動ピストン(19,20,119,120)とから成り、該2つのピストンの液圧回路は、一方のピストン(19,119又は20,120)がその対応するチェーンブランチを締め付ける方向とは反対の方向に押圧されると、その流体を他方のピストン(20,120又は19,119)内へ送り込んで他方のピストンを押圧し、対応する弛んだ方のチェーンブランチを締め付けるように、互いに連結されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規なチェーン締め具に関する。
【0002】
【従来の技術】
2つのスプロケットホイールの間に掛け渡されたチェーン伝動においては、常にチェーンの一方のブランチ(走行部)がぴんと張った状態にあり、他方のブランチはたるんだ状態にある。チェーンの過度のフラッピング(羽ばたき又は波打ち振動)及び騒音と、その結果として生じる早期摩耗並びに効率の低下を回避するために、ゆるんだ方のブランチの振動を制御することが重要である。これを達成するために、一般に、必要に応じて位置を調節することができる固定ランナーから成る弛緩チェーンブランチ締め付け装置、又は、弛緩チェーンブランチに圧接するランナースラストから成る自動締め具が用いられている。
【0003】
特定の作動条件下で、2つのチェーンブランチの緊張と弛緩が逆転することがあり、それまでゆるんでいたブランチがぴんと張ったブランチになり、ぴんと張っていたブランチがゆるむことがある。そのような引張りの逆転を受けるチェーン伝動機構の一例は、ある種のオートバイや自動車に用いられる。モーターと歯車箱との間の伝動機構である。
伝動機構にかかる負荷が、例えば急激な減速の際に逆転すると、それまでぴんと張っていたブランチがゆるみ、それまでゆるんでいたブランチがぴんと張った状態になる。その場合、チェーン締め具のランナーがチェーンのスラスト力を受けて逆行(後ずさり)したとすると、それまでぴんと張っていたブランチが制御を失ってゆるんだブランチになる。チェーン締め具のランナーが逆行しなければ、ぴんと張っていたブランチも、ゆるんだブランチも、まずまず制御された状態に保たれるが、ランナーも、締め具も、強いスラスト力に耐えなければならず、その結果、チェーンの経時変化による伸長によって惹起される遊びを修復するために通常設けられている戻り止め機構が疲労することによりランナーの摩耗及びチェーンのたるみを加速することになる。
【0004】
各ブランチに1つづつ単純なばねによって駆動される2つの進退自在のランナーを用いる方法は、たとえチェーンの2つのブランチに追従して移動したとしても、ばねが有害な振動を引き起こしてしまうので問題の解決にはならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、チェーンのどちらのブランチがたるんだとしても、そのブランチに満足な態様で作用し、しかも、チェーンの遊びを補償し、有害な応力を回避することができるチェーン締め具を提供することによって上記の欠点を克服することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、チェーンの一方のブランチに衝接する第1支持面と、該チェーンの他方のブランチに衝接する第2支持面と、それぞれ対応する第1支持面と第2支持面に連結され、対応するブランチを締め付ける方向のスラストを与えるために流体を供給される駆動ピストンとから成り、該2つのピストンの液圧回路は、一方のピストンがその対応するチェーンブランチを締め付ける方向とは反対の方向に押圧(スラスト)されると、その流体を他方のピストン内へ送り込んで他方のピストンを押圧(スラスト)し、対応するたるんだ方のチェーンブランチを締め付けるように、互いに連結されていることを特徴とするチェーン締め具を提供する。
【0007】
本発明の原理及び従来技術に対する利点を説明するために、以下に添付図を参照して本発明の実施形態を例として説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】
添付図を参照して説明すると、図1は、本発明に従って構成されたチェーン33のためのガイド締め具(チェーンを案内するガイドの役目もする締め具)10を総体的に示す。ガイド締め具(以下、単に「締め具」とも称する)10は、チェーン33の一方のブランチ12に衝接する第1支持面即ちスラスト面11と、チェーン33の他方のブランチ14に衝接する第2支持面即ちスラスト面13を有する。
各スラスト面11,13は、それぞれ対応するベルクランク即ちスラストレバー15,16の一方のアームに形成することが好ましい。レバー15,16は、ピボット軸17,18で枢動自在に取り付けられており、レバーの他方のアーム21,22を支持しそれに作用するそれぞれのスラストピストン19,20によって、ピボット軸17,18の周りに回動するように押圧(スラスト)され、対応するチェーンブランチを締め付ける。図から明らかなように、ピストン19,20は、加圧流体を供給されると、対応するレバーを押圧し、それぞれのチェーンブランチ12,14を締め付ける。
【0009】
各ピストン19,20は、それぞれ、比較的弱い外向きスラスト(推力又は押圧力)を有する内部ばね29,30を備えている。図示の実施形態では、これらのピストンは、互いにほぼ平行に配置され、チェーン33が掛け渡されている1対のスプロケット31,32の、それぞれ対応するスプロケットに向けられるように互いに反対向きに配向されている。
2つのピストン19,20の液圧回路は、ダクト23によって連通されており、一方のピストンがその対応するチェーンブランチを締め付ける方向とは反対の方向に押圧(スラスト)されると、その流体を他方のピストン内へ送り込んで他方のピストンを押圧し、そのときたるみつつある対応する他方のチェーンブランチを締め付けるようになされている。換言すれば、たるんだ方のブランチの締め付けスラストは、ぴんと張った方のブランチによって与えられる。液圧回路の流体は、油又は流体グリースであってよい。
【0010】
2つのピストン19,20の液圧回路は、チェーンの振動やピストン工程の終了時に激しい衝撃を起こすおそれのあるピストンの急激な移動を回避するために、一方のピストンから他方のピストンへの流体の流れを調整するように適当に寸法決めされた少くとも1つのチョーク24を介して互いに連結されている。チョーク24のサイズは、過度現象の応答速度及び減衰速度の特定の要件に応じて定めるべきである。
当業者には容易に想到しうるように、ピストン19,20及びベルクランクのアイドラーアームのサイズを適切に定めることによって、一方のブランチ(図1ではブランチ12)が完全にぴんと張った状態にあるとき、反対側のたるんだ状態のブランチ(図1ではブランチ14)も、締め具10によって適切な所定のスラスト力でもって完全に緊張状態に保持される。張った方のブランチとたるんだ方のブランチが逆になると、ガイド締め具10は、チェーンの振動を回避するように徐々にチェーンの両ブランチを案内する。
【0011】
例えば経時変化によるチェーンの伸長によって生じた遊びを修復するために、ピストン19,20の液圧回路は、該回路内の流体をチェーンのゆるんだ状態のブランチを所定の量だけ締め付けるのに対応する所定の最大限と最少限の圧力の範囲内に保持するように調節された流体源25と流体ドレーン26に制御された態様で連結することが好ましい。チェーンの伸びが生じると、対応するピストンがたるんだ方のブランチを押圧して十分に緊張した状態にする前に、ピンの張った方のブランチがその対応するピストンをその停止位置にまで押し込んで(引っ込めて)しまう。その結果として、たるんだ方のブランチが対応する締め具のレバーを介して対応するピストンに及ぼすスラスト面力は、設定されている値より小さい。従って、流体源25は、液圧回路内に追加の流体を入力し、たるんだ方のブランチが所定の締め付け状態に達するまで対応するピストンの移動を継続してその移動行程を完了させる。
【0012】
反対に、何らかの理由で流体が過剰になり、たるんだ方のブランチを過度に緊張させた場合、その結果として生じた流体回路内の過剰圧力が自動的に過剰流体をドレーン26を介して排出させる。図1の実施例では、流体源25は、循環ポンプの供給側であってよい。そのような循環ポンプは、このチェーン伝動機構が搭載されている機械の他の部分へ圧油を送るのにも用いられ、この液圧回路の圧力を設定する当業者には周知のタイプのものであるからここには図示されていない。循環ポンプから液圧回路への流体入力は、周知の一方向弁27を介して行うことができ、流体のドレーンは、適切に校正された周知の過圧逃し弁28を介して行うことができる。これによって、圧力を最大値と最小値の間に保持することができ、従って、チェーンのたるんだ方のブランチの緊張度を所定の最大値と最小値の間の最適に保持する。
【0013】
図2は、本発明の締め具の変型実施形態を示す。説明の便宜上、図2の締め具の各構成部材は、図1の締め具の対応する構成部材の参照番号に100を加えた番号で示されている。この実施形態の締め具110は、チェーン(図示せず)の対応するブランチに係合するスラストレバー(図示せず)のアーム121,122に作用するピストン119,120を備えている。ピストン119,120は、内部ばね129,130も備えている。
図2の実施形態では、流体源と流体ドレーンは、加圧流体溜めを有する同じタンク150で構成されている。タンク150は、液圧回路内の上述した最大圧力条件と最小圧力条件に応じてタンクからの流体の流出入(供給とドレーン)を可能にする制御通路151を介してスラストピストンの液圧回路に接続されている。
【0014】
液圧回路全体が密封されているので、外部シールを設ける必要はない。
制御通路151は、タンク150内の流体の圧力が液圧回路の流体圧力より高いときはタンクから液圧回路へ流体を送給するための一方向弁127と、タンク内の流体の圧力が液圧回路の流体圧力より低いときは液圧回路からタンクへ流体を戻すための絞り通路又は過圧逃し弁128とで構成することが好ましい。
又、溜め流体は、タンクの底部に設置され、キャップ154によって所定位置に保持された校正ばね153を介して溜め流体に弾性スラストを及ぼすピストン152によって加圧状態に維持することが好ましい。
【0015】
スラストピストン119と120の間に、タンクと各ピストンの間の経路内に配置された流体通路制御のための流体通路制御手段124a,124bが設けられている。かくして、流体通路制御手段124a,124bは、両ピストン間の流体の移動速度を調整することに加えて、タンクと各ピストンの間の流体の受け渡しをも制御する。詳述すれば、流体通路制御手段124a,124bは、チョーク155,156と、該チョークと並列に設けられた、タンクから各ピストン方向への一方向弁157,158とから成る。かくして、ピストンの液圧回路からタンクへの流体の流れより、両ピストン間の流体通路を通しての一方のピストンから他方のピストンへの流体の流れの方が容易にされる。
【0016】
タンクに向かっての流体の流れは、液圧回路の圧力がタンク150内に配置された校正されたばね153によって設定された値を実際に超えたときにのみチョーク128によって定められた流れ速度で流れる。これによって、望ましくない振動を回避する。
反対に、反対方向の流体の流れ(タンクから液圧回路に向かっての流れ)は、開放した一方向弁157,158によって可能にされる。
ここに開示した本発明のシステムは、オートバイの主チェーン駆動機構に用いるのに特に有利であることが認められた。
【0017】
本発明の発明原理を適用した実施形態の上述の説明は、例として述べられたものであり、請求項に記載された本発明の権利範囲を制限するためのものではない。例えば、流体通路制御手段は、ここに例示されたものとは異なるものとすることができる。具体的にいえば、チョークと並列に設けられる一方向弁は、必要がないと考えられる場合は、なくてもよい。あるいは、対にされたチョークと一方向弁に代えて、一方向には即座に開放するが、反対方向には校正された所定圧力を受けたときに開放する適当な周知の弁を設けることもできる。この締め具とチェーンの組立体全体を油浴に浸漬させることもできる。更に、例えばポンプで加圧流体を供給する構成の場合、必要ならば、ピストンの液圧回路内にガスが蓄積するのを回避するために液圧回路に周知のガス排出手段を設けることもできる。最後に、ばね153は、例えばキャップ154を螺進又は螺退することによって外部から校正自在とすることができる。
【0018】
この発明は「課題を解決するための手段」の項に述べた通りであるが、この発明の実施の形態としては、この項に述べた発明を形態1とすると、下記の通りである。
形態2は形態1において、前記2つのピストンの液圧回路は、一方のピストンから他方のピストンへの流体の流れを調整するように適当に寸法決めされた少くとも1つのチョーク(24,124)を介して互いに連結されている。
形態3は形態1において、前記ピストンの液圧回路は、該回路内の流体をチェーンのゆるんだ状態のブランチを所定の量だけ締め付けるのに対応する所定の最大限と最少限の圧力の範囲内に保持するように調節された流体源(25,150)と流体ドレーン(26,150)に制御された態様で連結されている。
【0019】
形態4は形態3において、各ピストンの液圧回路への流体入力は、一方向弁(27)を介して行われ、流体のドレーンは、過圧逃し弁(28)を介して行われる。
形態5は形態3において、前記流体源(25)は、流体ポンプの供給側である。
形態6は形態3において、前記流体源と流体ドレーンは、加圧流体溜めを有するタンク(150)で構成され、該タンクは、制御通路手段(127,128)を介して前記液圧回路に接続されている。
【0020】
形態7は形態6において、前記溜め流体は、前記タンク内に設置され、該溜め流体に弾性スラストを及ぼすピストン(152)によって加圧状態に維持されている。
形態8は形態1において、前記弾性スラストは、校正されたばね(153)によって得られる。
形態9は形態6において、前記制御通路手段は、前記タンク内の流体圧力が前記液圧回路内の圧力より高いときは該タンクから液圧回路へ流体を送るための一方向弁(127)と、該タンク内の流体の圧力が前記液圧回路の流体圧力より低いときは該液圧回路からタンクへ流体を戻すための絞り通路(128)とから成る。
【0021】
形態10は形態1において、前記各ピストンとタンクとの間の前記液圧回路内に、流体通路制御手段(124a,124b)が設けられている。
形態11は形態10において、前記流体通路制御手段(124a,124b)は、チョーク(155,156)を含む。
形態12は形態11において、前記流体通路制御手段(124a,124b)は、前記チョーク(155,156)と並列に設けられた、前記タンクから前記各スラストピストン方向への一方向弁(157,158)を含む。
形態13は形態1において、前記各支持面(11,12)は、それぞれの対応するスラストピストンによって枢動されるレバー(15,16)の第1アームに形成されている。
【0022】
形態14は形態13において、前記レバー(15,16)は、端部を対応するチェーンブランチの外面に衝接した第1アームと、前記チェーンの両ブランチの間でそれぞれの対応するスラストピストン1に当接するように向けられた第2アーム(21,22,121,122)を有するベルクランクである。
形態15は形態14において、前記2つのスラストピストンは、前記チェーンが掛け渡されている1対のホイールの、それぞれ対応するホイールに向けられるように互いに反対向きに配向されている。
形態16は形態1において、前記各スラストピストンは、それぞれの内部ばね(29,30,129,130)によって外方へ付勢されている。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、チェーンのどちらのブランチがぴんと張っていようと、あるいはたるんでいようと、チェーンを適正に締め付けることができ、しかも、チェーンに有害な振動、過度の応力、異常な摩耗をもたらすことなく、かつ、チェーンの経時変化による許容範囲の伸長を自動的に補償することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による締め具の一実施形態の一部断面による概略側面図である。
【図2】図2は、図1の締め具の変型例の断面図である。
Claims (1)
- チェーンの一方のブランチ(12)に衝接する第1支持面(11)と、該チェーンの他方のブランチ(14)に衝接する第2支持面(13)と、それぞれ対応する第1支持面(11)と第2支持面(13)に連結され、対応するブランチを締め付ける方向のスラストを与えるために流体を供給される駆動ピストン(19,20,119,120)とから成り、該2つのピストンの液圧回路は、一方のピストン(19,119又は20,120)がその対応するチェーンブランチを締め付ける方向とは反対の方向に押圧されると、その流体を他方のピストン(20,120又は19,119)内へ送り込んで他方のピストンを押圧し、対応するたるんだ方のチェーンブランチを締め付けるように、互いに連結されていることを特徴とするチェーン締め具。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT2002MI001243A ITMI20021243A1 (it) | 2002-06-07 | 2002-06-07 | Tenditore a fluido per catena |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004011911A true JP2004011911A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=29434442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003159148A Pending JP2004011911A (ja) | 2002-06-07 | 2003-06-04 | 流体チェーン締め具 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7033295B2 (ja) |
EP (1) | EP1369621A3 (ja) |
JP (1) | JP2004011911A (ja) |
IT (1) | ITMI20021243A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004028017A1 (de) * | 2004-06-08 | 2005-12-29 | Bayerische Motoren Werke Ag | Zugmittelanordnung |
DE102005004186A1 (de) * | 2005-01-29 | 2006-08-03 | Schaeffler Kg | Zugmitteltrieb für eine elektromotorisch unterstützte Lenkeinrichtung |
US20060270502A1 (en) * | 2005-05-27 | 2006-11-30 | Borgwarner Inc. | Tensioner for simultaneously tensioning multiple strands |
DE102005033322A1 (de) * | 2005-07-16 | 2007-01-25 | Schaeffler Kg | Umschlingungstrieb |
DE202006012966U1 (de) * | 2006-08-23 | 2007-12-27 | JOH. WINKLHOFER & SÖHNE GMBH & Co. KG | Spannschiene für einen Kettentrieb mit einem überbrückenden Führungskanalabschnitt als Aufdrückbereich |
US7815533B2 (en) * | 2006-09-18 | 2010-10-19 | Ford Global Technologies | Camshaft drive system for internal combustion engine |
DE102007018961A1 (de) * | 2007-04-21 | 2008-10-23 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Hydraulische Spanneinrichtung für ein Zugmittelgetriebe |
US20090186726A1 (en) * | 2008-01-22 | 2009-07-23 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Belted alternator starter accessory drive tensioning system |
JP5469326B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2014-04-16 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | テンショニング装置 |
JP5143200B2 (ja) * | 2009-09-09 | 2013-02-13 | 本田技研工業株式会社 | チェーンテンショナ装置 |
KR101583703B1 (ko) * | 2014-08-08 | 2016-01-08 | 주식회사 해성굿쓰리 | 감속기 내구성 시험장치 |
JP6256505B2 (ja) * | 2016-03-17 | 2018-01-10 | マツダ株式会社 | エンジンの補機駆動装置 |
US20180106346A1 (en) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | Deere And Company | Belt tension control system and method |
WO2021250459A1 (en) * | 2020-06-09 | 2021-12-16 | Antony, Ashlyn | An apparatus for eliminating slack and vibrations in the chain of a chain drive |
US11796040B2 (en) * | 2021-01-22 | 2023-10-24 | Borgwarner Inc. | Method(s) to apply tension to increase drivetrain jump torque capacity |
US12078245B2 (en) | 2022-05-31 | 2024-09-03 | Borgwarner Inc. | Face of tensioner guide or arm with pattern to influence chain system NVH performance |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2210276A (en) * | 1938-07-12 | 1940-08-06 | Morse Chain Co | Chain adjuster |
GB861741A (en) * | 1958-08-12 | 1961-02-22 | Perry Chain Company Ltd | Improvements relating to chain and belt-tensioning means |
US3463022A (en) * | 1967-10-24 | 1969-08-26 | Caterpillar Tractor Co | Chain adjuster |
GB1513722A (en) * | 1974-06-26 | 1978-06-07 | Renold Ltd | Damper apparatus for applying a tensioning force to a member |
US4283182A (en) * | 1979-08-03 | 1981-08-11 | Dyneer Corporation | Hydraulic belt tensioner construction |
JPS59208250A (ja) * | 1983-05-10 | 1984-11-26 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関における巻掛伝動部材自動緊張装置 |
DE3326319A1 (de) * | 1983-07-21 | 1985-01-31 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart | Kettentrieb einer hubkolben-brennkraftmaschine |
DE4041785A1 (de) * | 1990-12-24 | 1992-06-25 | Opel Adam Ag | Nockenwellensteller |
DE4213038C1 (ja) * | 1992-04-21 | 1993-07-15 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart, De | |
DE4337827A1 (de) * | 1993-11-05 | 1995-05-11 | Hydraulik Ring Gmbh | Vorrichtung zum Spannen eines Nockenwellenantriebes |
DE4429071C2 (de) * | 1994-08-17 | 1997-07-31 | Porsche Ag | Vorrichtung zum Spannen und Verstellen eines als Kette ausgebildeten Umschlingungstriebes |
US5776024A (en) * | 1996-04-03 | 1998-07-07 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Tensioner with integral body and arm |
US5700216A (en) * | 1996-12-05 | 1997-12-23 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Hydraulic tensioner for dual chain system |
US5951423A (en) * | 1997-10-08 | 1999-09-14 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Mechanical friction tensioner |
JP3113224B2 (ja) * | 1997-10-14 | 2000-11-27 | 株式会社椿本チエイン | テンショナガイド |
DE19820534C2 (de) * | 1998-05-08 | 2002-03-28 | Porsche Ag | Vorrichtung zum Verstellen der relativen Drehlage von Nockenwellen |
JP4392930B2 (ja) * | 2000-01-12 | 2010-01-06 | 株式会社椿本チエイン | 油密封式テンショナ |
US6322470B1 (en) * | 2000-05-17 | 2001-11-27 | Borgwarner Inc. | Pivoting dual arm chain tensioner system for contacting multiple chain strands |
DE20102748U1 (de) * | 2001-02-16 | 2001-12-20 | Joh. Winklhofer & Söhne GmbH und Co KG, 81369 München | Antriebssystem mit einem Endlostreibelement, wie Kette, Riemen etc. |
US6955621B2 (en) * | 2001-04-26 | 2005-10-18 | Borgwarner Inc. | Rotary actuating hydraulic tensioner |
-
2002
- 2002-06-07 IT IT2002MI001243A patent/ITMI20021243A1/it unknown
-
2003
- 2003-05-22 US US10/443,049 patent/US7033295B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-06-04 JP JP2003159148A patent/JP2004011911A/ja active Pending
- 2003-06-04 EP EP03012679A patent/EP1369621A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1369621A3 (en) | 2006-05-10 |
ITMI20021243A1 (it) | 2003-12-09 |
US20030228948A1 (en) | 2003-12-11 |
US7033295B2 (en) | 2006-04-25 |
EP1369621A2 (en) | 2003-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004011911A (ja) | 流体チェーン締め具 | |
JP6745946B2 (ja) | 第2の孔のばね力制御によるテンショナ | |
JP3594420B2 (ja) | 液圧テンショナ | |
US7552708B2 (en) | Damped accessory drive system including a motor/generator | |
EP1340005B1 (en) | Motor/generator and accessory belt drive system | |
AU2001296616B2 (en) | Accessory drive system including a motor/generator | |
US5117786A (en) | Chain tensioner for an internal-combustion engine | |
EP1262685A2 (en) | Rotary actuating hydraulic tensioner | |
AU2002342305B2 (en) | Damped accessory drive system including a motor/generator | |
US4283182A (en) | Hydraulic belt tensioner construction | |
US4283181A (en) | Hydraulic belt tensioner construction | |
US5021032A (en) | Tensioning device for flexible driving belts | |
JP4563544B2 (ja) | エンジンタイミングシステムのバランサーチェーン装置 | |
JP2006283912A (ja) | 補機駆動用のベルト伝動装置 | |
ITMI951736A1 (it) | Tendicatena elastico bidirezionale | |
DE102009004859A1 (de) | Riemen-Lichtmaschine-Anlasser-Nebenaggregatantriebs-Spannsystem | |
CN208295057U (zh) | 启动发电机皮带传动装置 | |
CN208221502U (zh) | 张紧装置 | |
US7220196B2 (en) | Chain drive for an internal combustion engine | |
JPS62274143A (ja) | ベルトテンシヨナ | |
JPS62274144A (ja) | 油圧式オ−トテンシヨナ | |
CA1135535A (en) | Hydraulic belt tensioner construction | |
RU2797003C1 (ru) | Механизм натяжения привода с реверсивным движением для механических передач сельскохозяйственных машин | |
JPS62271910A (ja) | ダブルオ−バヘツドカム型エンジンにおけるカムシヤフト駆動装置 | |
CA1147169A (en) | Hydraulic belt tensioner construction |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050502 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20050502 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050803 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060327 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080422 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081014 |