JPS62274144A - 油圧式オ−トテンシヨナ - Google Patents

油圧式オ−トテンシヨナ

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JPS62274144A
JPS62274144A JP11566986A JP11566986A JPS62274144A JP S62274144 A JPS62274144 A JP S62274144A JP 11566986 A JP11566986 A JP 11566986A JP 11566986 A JP11566986 A JP 11566986A JP S62274144 A JPS62274144 A JP S62274144A
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JP
Japan
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plunger
cylinder body
reservoir
hydraulic
tensioner
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JP11566986A
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English (en)
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Nobuaki Furuta
古田 信昭
Haruo Echigo
越後 治夫
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Honda Motor Co Ltd
Tanaka Seimitsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Tanaka Seimitsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
    • F16H2007/0859Check valves

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、駆動輪と被動輪との間に無端状に掛け渡され
るベルトあるいはチェーン等の無端+i7に所定の”X
i力を付グーするテンショナに関するもので、特に、無
端帯から加えられる荷重を油圧によって支持するように
した。油圧式オートテンショナに関するものである。
(従来の技術) 例えば自動11鳳川エンジンにおいては、カムシャフト
をクランクシャフトに連動して回転させる必要があるの
で、カムシャフト及びクランクシャフトにそれぞれカム
プーリ及びクランクブーりを取り付け、それらのブーり
にタイミングベルトを無端状に掛け渡して、クランクシ
ャフトからカムシャフトへの回転伝達を行わせるように
することが多い、その場合、オーバヘッドカム式エンジ
ンではタイミングベルトの長さがかなり長いものとなる
ので、温度変化や経時変化等によってそのベルトに伸び
が生じることがある。そのようにタイミングベルトが伸
びると、タイミング位相がずれたり異音が発生したりし
てしまう。
そこで、通常、このようなベルトあるいはチェーン等の
無端帯による巻掛伝動機構には、無端帯に一定の張力を
付与し得るテンショナが設けられている。
一般に、そのようなテンショナは、無端帯のゆるみ側を
背面側から押圧することにより、内側に湾曲させてゆる
みを除去するようになっている。
ところで、二のような巻掛伝動機構においては、無端イ
;?の長さの誤差やトルク変動等により、無端帯のゆる
み側が強く緊張されることがある。その場合には、無端
帯からテンショナに大きな荷重が加えられることになる
。したがって、タイミングベルトのように特に正確な回
転伝達が求められるものでは、そのテンショナは大荷重
に酎え得るものとしなければならない。
そのように大荷重に耐え得るテンショナとしては、特公
昭58−17891号公報に示されているような油圧式
オートテンショナがある。この油圧式オートテンショナ
は、ベルトあるいはチェーン等の無端帯を押圧するプラ
ンジャを、シリンダボディ内に摺動自在に嵌合させ、そ
のプランジャによって区画される圧力室内にリザーバか
ら作動油を導入するようにしたものである。リザーバと
圧力室とを結ぶ連通路には逆比弁が設けられている。
このような油圧式オートテンショナにおいては、ベルト
あるいはチェーン等の無端帯から加えられる荷重は、圧
力室内の油圧によって支持される。
ところで、このような油圧式オートテンショナにおいて
は、無端帯に過大な張力が加えられることのないように
するために、そのリザーバ内の作動油は低圧で保持され
る必要がある。そのために、上記公報に示されたもので
は、そのリザーバは大気に開放されている。
しかしながら、そのようにリザーバが開放された油圧式
オートテンショナでは、無端?t′Iの駆動時の振動等
のために、リザーバ内の作動油が飛散し、無端帯に付着
することがある。そのように無端帯に作動油が付着する
と、特にベルト伝動機構の場合には、ベルトとプーリと
の間の摩擦力が低下してしまい、確実な回転伝達が行わ
れなくなってしまう。
このようなことから、実開昭57−155350号公報
に示されているように、リザーバをダイヤプラムで密封
するようにした油圧式オートテンショナが考えられてい
る。この密封型油圧式オートテンショナにおいては、リ
ザーバはプランジャの内部に設けられている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、そのようにリザーバをプランジャ内に設
けるようにしたものでは、そのリザーバの容積は限られ
てしまう。したがって、リザーバ内に貯えられる作動油
量を多くすることはできない、しかも、プランジャの受
圧面積、すなわち圧力室の断面積は、リザーバの断面積
より大きくなる。そのために、このようなものでは、プ
ランジャのストロ−クラ大きくすることができない、そ
の結果、上記公tgに示されているように、そのストロ
ークをレバーによって拡大することが必要となり、テン
ショナ全体が大形のものとなってしまう。
本発明者は、プランジャの先端部とシリンダボディの先
端部との間をダイヤフラムによって密封し、プランジャ
先端部の外周にリザーバを形成するようにすれば、この
ような問題は解消されることを見出した。
ところで、このような油圧式才一トテンショすにおいて
は、無端帯の取り付けが容易になされるとともに、その
初期張力の設定が正確になされるようにする等のために
、シリンダボディの軸方向位置を調整し得るようにする
ことが求められる。そこで、上述の公報に示された密封
型油圧式オートアジャスタでは、シリンダボディの外周
面にねじが形成され、固定壁面に取り付けられるブラケ
ットに、そのねじによって螺合されている。したがって
、シリンダボディを回転させることによって、そのブラ
ケットからの突出贋が調整されるようになっている。
しかしながら、上述のようにダイヤフラムによってプラ
ンジャ先端部の外周にリザーバを形成するようにした油
圧式オートテンショナに、このような調整機構を採用す
ることは難しい。
すなわち、そのような油圧式オートテンショナでは、プ
ランジャとシリンダボディとの間にダイヤプラムが取り
付けられるので、プランジャを固定したままシリンダボ
ディを回転させると、そのダイヤフラムが破損してしま
う、したかって、プランジャとシリンダボディとが一体
回転するように形成する必要があるが、そのためには、
複雑な加工や特殊なシール機構等を要することになり、
コストの高いものとなってしまう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その[1的は、プランジャ先端部の外周にリザーバ
を設けるようにすることにより、プランジャのストロー
クを十分に大きくすることができるようにしながら、そ
のプランジャが嵌合されるシリンダボディを、筒中な構
造によって軸方向に位ご調整できるようにすることであ
る。
(問題点を解決するための−L段) この目的を達成するために、本発明では、その先端部と
プランジャの先端部との間がダイヤフラムによって密封
されたシリンダボディを、固定壁面に固定されるハウジ
ングによって軸方向に移動可tEに支持するとともに、
そのハウジングの後端壁に、シリンダボディの後端面に
当接させ得る調整ボルトを螺合するようにしている。そ
して、そのシリン・ダボディは、ハウジングに対しては
回転不能となるようにされている。
(作用) このように構成することにより、調整ボルトを工具によ
って回転させるだけで、シリンダボディ及びプランジャ
全体がハウジングから押し出され、その軸方向の位置が
31されるようになる。このとき、シリンダボディが回
転することはない、したがって、シリンダボディとプラ
ンジャとの間に相対回転が生じることもない。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
図は、末完IJ+による油圧式オートテンショナをエン
ジンのカムシャフト駆動装置に適用した一実施例を示す
もので、第1図はそのカムシャフト駆動装置の正面図で
あり、第2図はその要部の拡大図である。また、第3図
及び第4図はそのオートテンショナの断面図及び下面図
であり、第5図は油圧アジャスタの縦断面図である。
第1図から明らかなように、このエンジン1はダブルオ
ーバヘッドカム式エンジノであり、エンジン本体2の一
端面には、一対のカムシャフト3.3をクランクシャフ
ト4によって駆動するカムシャフト駆動装215が設け
られている。このカムシャフト駆動装置5は、クランク
シャフト4に取り伺けられた駆動輪であるクランクプー
リ6とカムシャフト3.3に取り付けられた被動輪であ
るカムプーリ7.7との間にタイミングベルト8を無端
状に掛け渡したもので、クランクシャフト4の回転によ
ってタイミングベルト8が図で左回りに回転駆動される
ようになっている。タイミングベルト8の張り側、すな
わち図で左側のカムブー97とクランクブー96との間
の部分の背面には、他の被動プーリ9が圧接されており
、この被動プーリ9によってつす一タポンプ等の補機が
駆動されるようになっている。この被動プーリ9は、エ
ンジン本体2のシリンダブロック2aによって支持され
ている。
タイミングベルト8のゆるみ側、すなわち図で右側のカ
ムプーリ7とクランクプーリ6との間には、油圧式オー
トテンショナ10が設けられている。このオートテンシ
ョナ10は、テンショナプーリ11.油圧アジャスタ1
2、及びスプリングアジャスタ13を有するもので、こ
れらはエンジン本体2のシリンダヘッド2bによって支
持されている。
第1〜3図から明らかなように、テンショナプーリ11
は、タイミングベルト8の背面に圧接される円環状の外
筒14と、この外筒14をベアリング15を介して回転
自在に支持する内筒16とによって構成されている。内
筒16は、外筒14の回転中心から偏心した位置にベア
リング17を介して挿通され、固定壁面であるシリンダ
ヘッド2bの端面にねじ18aによって固着される偏心
軸18により、回転自在に支持されている。こうして、
テンショナプーリ11は、偏心軸18を中心として、第
1図で左右方向に揺動させ得るようにされている。
テンショナプーリ11とシリンダヘッド2bとの間には
、中央部を偏心軸18が回転自在に貫通する長円形状の
駆動板19が取り付けられている。この駆動板19には
、テンショナプーリ11の内筒16側に向けて突出する
複数個のボス20.20が一体に設けられており、この
ボス20.20に内筒16側からボルト21゜21が締
め付けられ、それによって内筒16と駆動板19とが−
・体的に結合されている。
駆動板19の長手方向両端部には、シリンダヘッド2b
側の面に、それぞれベアリング22゜23がボルト24
.24によって取り付けられている。下方のベアリング
22は、偏心軸18に対してテンショナプーリ11の外
筒14の回転中心とは反対側に位置するようにされてい
る。また、上方のベアリング23は、偏心軸18に対し
て外筒14の回転中心側に位置するようにされている。
そして、上方のベアリング23と偏心軸18との間の距
離は、下方のベアリング22と偏心軸18との間の距離
より大きくされている。
第2図から明らかなように、下方のベアリング22の外
周面には、油圧アジャスタ12の先端がち接するように
なっている。また、−h方のベアリング23の外周には
、スプリングアジャスタ13の先端部が係止されるよう
になっている。すなわち、油圧アジャスタ12は、偏心
軸18に対してテンショナプーリitの外筒14の回転
中心とは反対側でテンショナプーリllと係合し、スプ
リングアジャスタ13は、偏心軸18に対して外筒14
の回転中心側でテンショナプーリ11と係合するように
されている。そして、これら油圧アジャスタ12及びス
プリングアジャスタ13は、第3,4図に示されている
ように、テンショナプーリ11を含む平面、すなわちタ
イミングベルト8が掛け渡される(1面と、シリンダヘ
ッド2bの端面との間において、タイミングベルト8に
よって囲まれる内側に向かってほぼ平行に延びるように
配置没されている。
油圧アジャスタ12は、固定壁面であるシリンダへラド
2bのボス25にポルト26によって固定されるハウジ
ング27を有している。第5図に示されているように、
このハウジング27は、先端側が開放された中空円筒状
のもので、その後端壁27aにはねじ孔27bが設けら
れている。このハウジング27内には、後端面28aが
密閉され、先端側が開放された中空円筒状のシリンダボ
ディ28が嵌合されている。したがって、このシリンダ
ボディ28は、ハウジング27に対して軸方向に移動可
能となっている。また、ハウジング27の周壁には、シ
リンダボディ28の外周面と係合する回り市め川のポル
ト29が取り付けられており、それによってシリンダボ
ディ28のハウジング27に対する相対回転が防ILさ
れるようになっている。
ハウジング27の後端壁27aのねじ孔27bには、調
整ボルト30が螺合されている。この調整ボルト30は
、シリンダボディ28の後端面28aに当接してそのシ
リンダボディ28を押し出すもので、それによってシリ
ンダボディ28の軸方向の位置が調整されるようになっ
ている。そして、ロックナラ)30aを締め付けること
によって、その2gI整位置で固定されるようになって
いる。
シリンダボディ28内には、先端部が小径とされたプラ
ンジャ31が摺動自在に嵌合され、そのプランジャ31
によって圧力室32が区画形成されている。この圧力室
32内には、プランジャ31を突出させる方向に付勢す
るスプリング33が圧縮状態で収容されている。プラン
ジャ31内には、軸方向に貫通する油路34が設けられ
ている。その油路34の先端側は、プランジャ31の先
端に固着されるプランジャキャップ31aによって油密
に密封されている。また、油路34の後端開口34aは
、プランジャ31の後端面に取り付けられた逆止弁35
によって開閉されるようになっている。この逆止弁35
は、油路34内の圧力より圧力室32内の圧力の方が高
いときには、その後端間[+ 34 aを閉じるものと
されている。
シリンダボディ28の先端部とプランジャ31の先端部
との間は、ゴ1、等の柔軟な材料からなるダイヤプラム
36によって、油密に密封されている。こうして、プラ
ンジャ31の先端側の小径部の外周にリザーバ37が形
成されている。このリザー/へ37は、給油孔38を介
してプランジャ31内の油路34に連通ずるようにされ
ている。すなわち、リザーバ37と圧力室32とは、給
油孔38及び油路34からなる連通路によって連通し、
その連通路が逆止弁35によって開閉されるようになっ
ている。また、プランジャ31内には、その大径部の外
周面、すなわちシリンダボディ28との摺合面に開口し
、油路34に連通する排油孔39が設けられている。
このように構成された油圧アジャスタ12の圧力室32
、リザーバ37、油路34、給油孔38及び排油孔39
内には、プランジャキャップ31aを外して油路34か
ら作動油を充填することにより、作動油が充満するよう
にされている。そして、そのプランジャ31のキャップ
31aが、駆動板19に取り付けられたベアリング22
の外周面に接触した状態で保持されるようになっている
。プランジャ31の最大突出量は、シリンダボディ28
の先端部内周面に取り付けられたストッパリング40に
よって制限されるようになっている。
一方、スプリングアジャスタ13は、第2図に示されて
いるように、アイポルト41とコイルスプリング42と
によって構成されている。
アイポルト41は、その先端部が、駆動板19に取り付
けられたベアリング23の外周に嵌合されている。そし
て、そのアイポルト41は、シリンダヘッド2bに設け
られたブラケット43に十分な遊びをもって挿通されて
いる。アイポルト41の後端側にはスプリングリテーナ
44が取り付けられており、そのリテーナ44とブラケ
ット43との間に、コイルスプリング42が圧縮状態で
装着されている。リテーナ44の位置は、:A整ナツト
45によって:Aヤされるようになっている。
こうして、スプリングアジャスタ13によって、テンシ
ョナプーリ11が第1図で左方向、すなわちタイミング
ベルト8を緊張させる方向に駆動するように付勢されて
いる。
次に、このように構成されたオートテンショナ10の作
用について説明する。
エンジンlの作動時には、クランクシャフト4の回転に
よってクランクプーリ6が回転し、その回転がタイミン
グベルト8を介してカムプーリ7.7に伝えられるので
、カムシャフト3.3が回転駆動される。その間におい
て、タイミングベルト8には、その背面側から被動ブー
99及びテンショナプーリ11が圧接されているので、
そのタイミングベルト8は緊張状態に保持される。そし
て、テンショナプーリ11には、タイミングベルト8か
ら、偏心軸18を中心として第1図で右方向に揺動させ
ようとする力が加えられる。その力は、油圧アジャスタ
12及びスプリングアジャスタ13によって支持される
タイミングベルト8に伸びが生ずると、スプリングアジ
ャスタ13によって引1景力が加えられているテンショ
ナプーリ11が、偏心軸18を中心として第1図で左方
向に揺動する。それによって、タイミングベルト8がよ
り大5〈湾曲するようになり、その伸びが補償され、緊
張状態に保持される。
そして、テンショナプーリ11の揺動によって、油圧ア
ジャスタ12のプランジャ31に加えられていた押圧力
が除かれると、そのプランジャ31は圧力室32内のス
プリング33によって押し出され、シリンダボディ28
から更に突出する。したがって、そのプランジャ31の
先端のキャップ31aは、テンショナプーリ11の駆動
板19に取り付けられたベアリング22に接触した状態
で保持される。この間において、ダイヤフラム36はプ
ランジャ31の伸長に柔軟に追随する。そして、このと
き、シリンダボディ28内の圧力室32のf¥積が増大
するので、その圧力室32内の油圧が低下する。
その結果、逆止弁35が開き、リザーバ37内の作動油
が給油孔38及び油路34を通して圧力室32に供給さ
れる。したがって、圧力室32内は、常に作動油が充満
した状態に保たれる。
このようにして、タイミングベルト8にゆるみが生じた
ときには、スプリングアジャスタ13によって直ちにテ
ンショナプーリ11が揺動し、そのゆるみが除去される
。したがって、応答性に優れたものとなる。
タイミングベルト8の作動中、カムシャフト3あるいは
クランクシャフト4等に作用するトルクの変動によって
、タイミングベルト8のゆるみ側に大きな引張力が加わ
ると、テンショナプーリ11には第1図で右方向に揺動
させようとする力が作用することになる。その力は、ス
プリングアジャスタ13のコイルスプリング42によっ
ても対抗されるが、その力が大きいときにはコイルスプ
リング42は圧縮変形してしまう。そのようなときには
、テンショナプーリ11から駆動板19のベアリング2
2を介して、油圧アジャスタI2のプランジャ31に押
圧力が加えられる。その結果、圧力室32内の油圧が」
二昇して、逆止弁35が閉じられる。したがって、圧力
室32内に作動油が閉じ込められることになり、その油
圧によってテンショナプーリ11の右方向への打動が阻
止される。
このようにして、タイミングベルト8から大きな荷重が
加えられたときにも、テンショナプーリ11が逆方向に
揺動することは、油圧アジャスタ12によって確実に防
【ヒされるようになる。すなわち、大荷重にも1耐え得
るものとなる。
なお、タイミングヘルド8から加えられる荷重によって
プランジャ31が押圧されるとき、実際には、圧力室3
2内の作動油は、シリンダボディ28とプランジャ31
との摺合部を通して多少リークする。それによってプラ
ンジャ31が徐々に後退し、タイミングベルト8の張力
が過大となるのを防1トする。そして、そのリークした
作動油は、排油孔39を通してリヂー/(37に戻され
る。
タイミングベルト8のゆるみ側に加えられていた引張力
が除去されると、テンショナプーリ11にはスプリング
アジャスタ13によって第1図で左方向に揺動する力が
加えられ、タイミングベルト8には所定の張力が付かさ
れる。そして、油圧アジャスタ12のプランジャ31は
再び押し出され、駆動板19のベアリング22と接触し
た状ySに保たれる。
油圧アジャスタ12内の作動油が充填される部分は、シ
リンダボディ28及びプランジャ31と、それらの間を
結ぶダイヤフラム36とにより、完全に密封されている
。したがって、内部の作動油が流出することはなく、そ
の油量は常に確保される。また、その作動油が飛散して
タイミングベルト8に付置する恐れもなくなるので、上
記実施例のようにその油圧アジャスタ12をタイミング
ベルト8の内側に配置することがiif能となり、オー
トテンショナlOがエンジン本体2の側方に張り出すこ
とのないようにすることができる。それによって、それ
らを覆うベルトカバーを、:jIJ1図の仮想線Cで示
されているように小形のものとすることもできるように
なる。
そして、リザーバ37をプランジャ31の先端部外周に
設けることにより、その容積を十分に大きくすることが
可能となるので、そのリザーバ37に多吐の作動油を貯
蔵させるようにすることができる。それによって、圧力
室32内に作動油を十分に補給することができ、プラン
ジャ31のストロークを大きくすることが可能となる。
こうして、油圧アジャスタ12の支点、すなわちプラン
ジャ31の先端が当接するベアリング22をテンショナ
プーリ11の面蹟内に設けた場合にも、タイミングベル
ト8を十分に緊張5せることかできるようになる。
しかも、リザーバ37の外面は柔軟なダイヤフラム36
によって形成されているので、リザー/へ37内の作動
油が高圧となることもない、したがって、タイミングベ
ルト8には、最適の張力が付かされる。
このようなカムシャフト駆動装置5を組み立てるときに
は、油圧アジャスタ12のプランジャ31は、シリンダ
ボディ28に対して十分に後退したセント位置で保持し
ておく、そして、調整ボルト30をゆるめ、シリンダボ
ディ28を十分に後退させる。すると、プランジャ31
はベアリング22から離れる。また、スプリングアジャ
スタ13の調整す、ト45をゆるめる。それによってテ
ンショナプーリ11は容易に揺動し得る状態となる。
この状態で、タイミングベルト8を所定の位置に掛け渡
す、そして、スプリングアジャスタ13の調整ナツト4
5を締め付ける。すると、コイルスプリング42のばね
力によってテンショナプーリ11が第1図で左方向に揺
動し、タイミングベルト8が緊張する。
次いで、油圧アジャスタ12の調整ボルト30を締め付
ける。すると、その先端に後端面28aが当接している
シリンダボディ28が前方に押圧され、ハウジング27
に沿って軸方向に移動する。そして、それに伴ってプラ
ンジャ31も前進し、その先端のキャップ31aがベア
リング22に当接する。そこで、プランジャ31とシリ
ンダボディ28とのロックを外す。
このようにして、調整ボルト30を締め付け、シリンダ
ボディ28を軸方向に移動させることにより、タイミン
グベルト8の初期張力が調整される。このとき、シリン
ダボディ28は、回り1トめ用ポルト29によってハウ
ジング27に対する回転が阻止されているので、3I整
ポル)30の回転によってもシリンダボディ28が回転
することはない、したがって、シリンダボディ28とプ
ランジャ31との間に相対回転が生ずることはなく、そ
の間に連結されたタイヤフラム36が損傷する恐れもな
い、調整後、ロックナンド30aを締め付けることによ
って、調整ボルト30をロックする。
このような調整ボルト30や回り止め用ポルト29は、
シリンダボディ28の外面に接触するものであるので、
これらが螺合するねじ孔27b等を油密に構成する必要
はない、したがって、構造の簡単なものとすることがで
きる。また、これら調整ボルト30やロックナツト30
a等は、汎用の二[具によって容易に締め+1けること
ができる。したがって、その調整作業も容易となる。更
に、このように固定部側に設けられた調整ボルト30に
よってタイミングベルト8の初期張力が3J!lされる
ようにすることにより、テンショナプーリ11等の口f
動部側に調整機構を設ける必要はなくなるので、可動部
の軽量化を図り、応答性を向上させることが1−1f能
となる。
なお、上記実施例においては、オートテンショナ10が
油圧アジャスタ12とスプリング7ジヤスタ13との両
方を有するものとしているが、油圧アジャスタ12のみ
によって構成するようにすることもできる。そのような
場合、上記実施例のようなテンショナプーリ11を用い
ずに、プランジャ31の先端にシューを取り付け、その
シューによって直接タイミングベルト8を押圧するよう
にすることもできる。
また、ハウジング27を円筒状のものとし、ソノハウジ
ング27にシリンダボディ28が嵌合されているものと
してしているが、ハウジング27はシリンダボディ28
を軸方向移動可能に支持し得るものでありさえすればよ
く、ガイドレールのようなものとすることもできる。
以」二、エンジン1のカムシャフト駆動装m sに適用
した油圧式オートテンショナlOの実施例について説明
したが1本発明はこれに限られるものではなく、補機の
ベルト駆動装置や他のチェーン伝動装置等、種々の無端
帯による巻掛伝動機構に適用することができるものであ
ることは明らかであろう。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、シリ
ンダボディの先端部とプランジャの先端部との間をダイ
ヤフラムによって密封し、プランジャ先端部の外周にリ
ザーバを形成するようにしているので、そのリザーバの
客間を十分に大きくすることができ、プランジャのスト
ロークを大さくして、油圧式オートテンショナ全体をコ
ンパクトなものとすることがIrf能となる。
そして、そのシリンダボディをハウジングによって軸方
向移動t’r fEに支持し、その軸方同位とをハウジ
ングの後端壁に螺合された調整ボルトによって調整する
ようにしているので、簡単な構造によって無端帯の取り
付けや初期張力の調整が容易になされるようになる。し
かも、そのシリンダボディはハウジングに対して回転す
ることのないようにしているので、調整ボルトの回転時
にもシリンダボディとプランジャとの相対回転が生ずる
ことはなく、その間に取り付けられたダイヤフラムが損
傷するようなことは防止されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による油圧式オートテンショナをエン
ジンのカムシャフト駆動装置に適用した一実施例を示す
正面図、 第2図は、そのオートテンショナを、テンショナプーリ
を取り除いた状態で示す拡大正面図。 第3図は、そのオートテンショナを、第1図のII[−
[r線によって切断した断面図、第4図は、そのオート
テンショナを、第1図のIV−IV線側から見た下面図
、 第5図は、そのオートテンショナに用いられている油圧
アジャスタの縦断面図である。 ■・・・エンジン     2・・・エンジン本体2a
・・・シリンダブロック 2b・・・シリンダヘッド(固定壁面)6・・・クラン
クプーリ(駆動輪) 7・・・カムプーリ (被動輪) 8・・・タイミングベルト(無端帯) 10・・・油圧式オートテンショナ 11・・・テンショナプーリ 12・・・油圧アジャスタ 13・・・スプリングアジャスタ 27・・・ハウジング     27a・・・後端壁2
7b・・・ねじ孔 28・・・シリンダボディ   28a・・・後端面2
9・・・回り止め用ボルト 30・・・調整ボルト 30a・・・ロックナツト   31・・・プランジャ
32・・・圧力室       33・・・スプリング
34・・・油路(連通路)   35・・・逆止弁36
・・・ダイヤフラム    37・・・リザーバ38・
・・給油孔(連通路) 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  駆動輪と被動輪との間に掛け渡される無端帯を緊張さ
    せるテンショナであつて; 後端面が密閉され、先端側が開放された円筒状のシリン
    ダボディと、 そのシリンダボディ内に摺動自在に嵌合さ れ、先端によって前記無端帯に押圧力を加える方向に付
    勢されたプランジャと、 そのプランジャの先端部と前記シリンダボ ディの先端部との間を密封し、そのプランジャ先端部の
    外周にリザーバを形成するダイヤフラムと、 そのリザーバと前記プランジャによって区画される前記
    シリンダボディ内の圧力室とを結ぶ連通路に設けられ、
    その圧力室内の圧力がリザーバ側の圧力より高いときに
    その連通路を閉じる逆止弁と、 を備え、 前記シリンダボディが、固定壁面に固定されるハウジン
    グによって、軸方向に移動可能で、かつ回転不能に支持
    されており、 そのハウジングの後端壁に、前記シリンダボディの後端
    面に当接させ得る調整ボルトが螺合されている、 油圧式オートテンショナ。
JP11566986A 1986-05-20 1986-05-20 油圧式オ−トテンシヨナ Pending JPS62274144A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0385743U (ja) * 1989-12-14 1991-08-29
US5632698A (en) * 1994-08-31 1997-05-27 Nsk, Ltd. Autotensioner
FR2848244A1 (fr) * 2002-12-05 2004-06-11 Renault Sa Moteur a combustion interne dont le systeme de distribution comporte un tendeur intercale entre l'organe souple de transmission et le carter

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FR2848244A1 (fr) * 2002-12-05 2004-06-11 Renault Sa Moteur a combustion interne dont le systeme de distribution comporte un tendeur intercale entre l'organe souple de transmission et le carter

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