JP2004011497A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】オリフィス8を経由してのカム室5への燃料供給が阻害されることを防止できる燃料噴射ポンプ1を提供する。
【解決手段】オリフィス入り口8aを吐出燃料室7壁面と同一平面上に形成した。これにより、エンジン運転中において燃料流れによりオリフィス入り口8a付近に運ばれて滞留した異物を、エンジン停止時において、重力の作用により吐出燃料室7の下方、つまりオリフィス入り口8aから離れた場所へ落下させ、従来の燃料噴射ポンプの場合のように常時オリフィス入り口近傍に異物が滞留し続けることがないようにした。すなわち、エンジンを停止する度にオリフィス入り口8a近傍に付着滞留した異物を除去ができるので、運転時間の経過と共にオリフィス入り口8a近傍に付着滞留する異物が増加することを抑制して、カム室5への燃料供給が阻害されることを防止できる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関(以下、エンジンと書く)に使用される燃料噴射ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料噴射ポンプは、駆動軸を回動自在に保持するハウジングと、ハウジングに形成され駆動軸により駆動されて外部から燃料を吸入し燃料加圧室へ吐出するフィードポンプと、ハウジングに形成されたカム室内に収容され且つ駆動軸と共に回転するカムと、カムの外周側に配置されカムの回転に伴い往復移動することにより燃料加圧室に吸入した燃料を加圧するプランジャと、ハウジングに形成されカム室とフィードポンプの吐出燃料室を連通するオリフィスとを備え、このオリフィスを介して吐出燃料室からカム室へ燃料を供給し、この燃料によりカムおよびプランジャの接触部を潤滑している。また、オリフィス直径を適切に設定することによりカム室へ供給される燃料流量を必要最少限度に制限している。
【0003】
オリフィス直径は通常1mm以下と小さく、オリフィス長さが長いと加工が困難となる。そこで、オリフィス加工性向上のために、先ず、直径がオリフィス直径より大きい止り孔(貫通しない孔)を開け、次に、止り孔の先端にオリフィスを貫通させている。
【0004】
従来の燃料噴射ポンプにおいては、オリフィス加工時に吐出燃料室側から止り孔を開けている。すなわち、オリフィスの上流側に止り孔が形成されている。燃料噴射ポンプの作動中において、燃料は、吐出燃料室から止り孔内に流入しオリフィスを経てカム室へ流れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このため、燃料中に混入している異物が燃料と共に止り孔に流入すると、この異物は、止り孔の底部付近に集まり、オリフィスの吐出燃料室側開口部、つまりオリフィス入り口近傍に滞留する。エンジンの運転時間が経過するにつれて、オリフィス入り口近傍に滞留する異物量が増加すると、異物の一部がオリフィス入り口に引っかかる可能性もある。
【0006】
ところで、エンジンが停止し吐出燃料室からカム室への燃料流れが停止すると、オリフィス入り口に引っかかった異物は、重力の作用によりオリフィス入り口から外れて止り孔の底部側内周壁面へ落下するものの、止り孔から吐出燃料室へ排出されることなく滞留し続ける。エンジンの運転が再開されて吐出燃料室からカム室への燃料流れが発生すると、止り孔の底部側内周壁面に堆積していた異物は燃料流れと共に再びオリフィス入り口付近に移動する。
【0007】
このように、従来の燃料噴射ポンプにおいては、燃料中の異物が常時オリフィス入り口付近に滞留し且つ運転時間の経過と共に滞留する異物量が増加するので、異物の一部がオリフィス入り口に引っかかりオリフィスの断面積が減少して、カム室へ潤滑に必要な燃料が十分供給できなくなる、という問題がある。
【0008】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、運転時間の経過と共にオリフィス入り口に滞留する異物が増加することを抑制して、カム室への燃料供給が阻害されることを防止できる燃料噴射ポンプを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
【0010】
本発明の請求項1に記載の燃料噴射ポンプは、駆動軸を回動自在に保持するハウジングと、ハウジングに形成され駆動軸により駆動されて外部から燃料を吸入し燃料加圧室へ吐出するフィードポンプと、ハウジングに形成されたカム室内に収容され且つ駆動軸と共に回転するカムと、カムの外周側に配置されカムの回転に伴い往復移動することにより燃料加圧室に吸入した燃料を加圧するプランジャと、ハウジングに形成されカム室とフィードポンプの吐出燃料室を連通するオリフィスとを備え、オリフィスを介して吐出燃料室からカム室へ燃料を供給する燃料噴射ポンプにおいて、オリフィスの吐出燃料室側開口部は吐出燃料室壁面と同一平面上に形成される構成とした。これにより、エンジン運転中において燃料流れによりオリフィス入り口付近に運ばれて滞留した異物は、エンジン停止時において、重力の作用により吐出燃料室の下部へ落下する。吐出燃料室壁面は従来の燃料噴射ポンプにおける止り孔底部より格段に広いため、従来の燃料噴射ポンプの場合のようにエンジン停止中においてオリフィス入り口近傍に異物が滞留し続けることがない。言い換えると、エンジンを停止する度にオリフィス入り口近傍の異物を除去することができる。したがって、運転時間の経過と共にオリフィス入り口に滞留する異物が増加することを抑制して、カム室への燃料供給が阻害されることを防止できる。
【0011】
この場合、本発明の請求項2に記載の燃料噴射ポンプのように、オリフィスの吐出燃料室側開口部は吐出燃料室壁面より吐出燃料室内へ突出する平面上に形成される構成とすれば、上述の、本発明の請求項1に記載の燃料噴射ポンプの場合と同様に、オリフィス入り口付近に運ばれて滞留した異物をエンジン停止時において重力の作用により吐出燃料室の下部へ落下させることができる。さらに、オリフィスを、燃料の流速が小さい吐出燃料室壁面上ではなく、壁面から離れた燃料の流速が大きい部分に開口させたことにより、エンジン運転中において、オリフィス入り口へ接近した異物、あるいはオリフィス入り口にひっかかった異物を、流速の高い燃料流によりオリフィス入り口から引き離すことができる。したがって、運転時間の経過と共にオリフィス入り口に滞留する異物が増加することを抑制して、カム室への燃料供給が阻害されることを防止できる。
【0012】
本発明の請求項3に記載の燃料噴射ポンプは、オリフィスはハウジングと異なる部材に形成され、この部材がハウジングに固定される構成としている。これにより、ハウジングより小さい部材にオリフィス加工を施すため、オリフィスを形成する加工が容易に実施でき且つオリフィスの形状精度を高めることができる。また、燃料噴射ポンプの仕様変更等によりオリフィス径の変更が必要な場合、ハウジングは変更せずに安価な部材を変更するという容易な手段で対応することができる。
【0013】
本発明の請求項4に記載の燃料噴射ポンプは、部材は円柱状のピンであり、オリフィスはピンの軸方向に設けられた貫通孔である構成としている。これにより、オリフィスを容易に精度良く形成できる。
【0014】
本発明の請求項5に記載の燃料噴射ポンプは、駆動軸を回動自在に保持するハウジングと、ハウジングに形成され駆動軸により駆動されて外部から燃料を吸入し燃料加圧室へ吐出するフィードポンプと、ハウジングに形成されたカム室内に収容され且つ駆動軸と共に回転するカムと、カムの外周側に配置されカムの回転に伴い往復移動することにより燃料加圧室に吸入した燃料を加圧するプランジャと、ハウジングに形成されカム室とフィードポンプの吐出燃料室を連通するオリフィスと、カム室内にカムの軸方向端面に当接可能に配設される摺動部材と、先端部がカム室内に突出するようにハウジングに圧入固定される位置決めピンとを備え、摺動部材に設けられた孔部に位置決めピンの先端部が嵌合されるとともに、オリフィスを介して吐出燃料室からカム室へ燃料を供給する燃料噴射ポンプにおいて、オリフィスは位置決めピンの軸方向に貫通孔を設けて形成され、且つオリフィスの吐出燃料室側開口部は吐出燃料室壁面と同一平面上に形成される構成としている。これにより、エンジン運転中において燃料流れによりオリフィス入り口付近に運ばれて滞留した異物は、エンジン停止時において、重力の作用により吐出燃料室の下部へ落下する。吐出燃料室壁面は従来の燃料噴射ポンプにおける止り孔底部より格段に広いため、従来の燃料噴射ポンプの場合のようにエンジン停止中においてオリフィス入り口近傍に異物が滞留し続けることがない。言い換えると、エンジンを停止する度にオリフィス入り口近傍の異物を除去することができる。したがって、運転時間の経過と共にオリフィス入り口に滞留する異物が増加することを抑制して、カム室への燃料供給が阻害されることを防止できる。
【0015】
また、従来の燃料噴射ポンプにおいて、摺動部材の回動防止用としてハウジングに複数個圧入されているの位置決めピンのうちの1本をオリフィスとして兼用して、部品点数を増やさずにオリフィスを容易に精度良く形成できると共に、ハウジングの加工工数を低減することができる。
【0016】
この場合、請求項6に記載の燃料噴射ポンプのように、オリフィスの吐出燃料室側開口部は吐出燃料室壁面より吐出燃料室内へ突出する平面上に形成される構成とすれば、上述の、本発明の請求項5に記載の燃料噴射ポンプの場合と同様に、オリフィス入り口付近に運ばれて滞留した異物をエンジン停止時において重力の作用により吐出燃料室の下部へ落下させることができる。さらに、オリフィスを、燃料の流速が小さい吐出燃料室壁面上ではなく、壁面から離れた燃料の流速が大きい部分に開口させたことにより、エンジン運転中において、オリフィス入り口へ接近した異物、あるいはオリフィス入り口にひっかかった異物を、流速の高い燃料流によりオリフィス入り口から引き離すことができる。したがって、運転時間の経過と共にオリフィス入り口に滞留する異物が増加することを抑制して、カム室への燃料供給が阻害されることを防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による燃料噴射ポンプについて図面に基づいて説明する。
【0018】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による燃料噴射ポンプ1の断面図である。
【0019】
図2は、本発明の第1の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図であり、図1のII部拡大図である。
【0020】
燃料噴射ポンプ1は、車両(図示せず)のエンジン(図示せず)に搭載されている。燃料噴射ポンプ1は、図1に示すように、カム4を備える駆動軸3を回動自在に保持するハウジング2に、カム4の回転により往復運動するプランジャ12を摺動自在に保持するシリンダ16が、ボルト22を介して固定されて構成されている。そして、燃料タンク(図示せず)内の燃料を、ハウジング2に形成されて駆動軸3により駆動されるフィードポンプ6により吸入し、さらに、ハウジング2に設けられた第1燃料通路10およびシリンダ16に設けられた第2燃料通路13を経てシリンダ16内に供給しプランジャ12の移動により高圧化して、シリンダ16内に設けられた燃料吐出通路14、吐出コネクタ17を介して燃料噴射弁(図示せず)に送出している。
【0021】
ハウジング2は、金属材料、たとえばアルミニウム等から形成され、ハウジング2に固定されるベアリングカバー2aを介して駆動軸3を回動自在に保持している。ベアリングカバー2aには、駆動軸3を回動自在に支持するベアリング23、および燃料噴射ポンプ1内の気密を維持するオイルシール24が装着されている。駆動軸3は、エンジン(図示せず)のクランクシャフト(図示せず)によってその回転に同期して駆動されている。駆動軸3は、カム4を備えており、カム4は、ハウジング2に形成されるカム室5内に収容されて、駆動軸3と一体的に回動する。駆動軸3のエンジン側(図1の左側)と反対側(図1の右側)端部には、フィードポンプ6が取付けられている。フィードポンプ6は、ベーン式、トロコイド式あるいはギヤ式等のポンプから構成されている。フィードポンプ6は、駆動軸3により駆動され、燃料タンク(図示せず)から燃料をコネクタ20、吸入通路19、吸入燃料室18を介して吸入、加圧し、吐出燃料室7に吐出し、そこからハウジング2に設けられた第1燃料通路10へ送出している。第1燃料通路10は、図1に示すように、ハウジング2と後述するシリンダ16との接合面において、シリンダ16に形成された第2燃料通路13と連通している。また、フィードポンプ6は、カバー25により気密が確保されている。
【0022】
シリンダ16は、金属材料、たとえば合金鋼等から形成され、プランジャ12を摺動自在に保持している。シリンダ16は、ハウジング2にボルト22を締付けることにより固定されている。プランジャ12は、金属材料、たとえば合金鋼等から形成されている。プランジャ12は、その駆動軸3側の端部に当接するプランジャスプリング21により駆動軸3に向けて付勢されており、常にカム4に当接している。これにより、プランジャ12は、カム4の回転に対応してシリンダ16内において往復運動する。また、プランジャ12の駆動軸3と反対側の端部とシリンダ16とにより燃料加圧室11が形成されている。また、燃料加圧室11には、吐出通路14が開口しており、吐出通路14の下流側には逆止弁15が配置され、さらにその下流には吐出コネクタ17が固定されている。吐出コネクタ17には高圧管(図示せず)が接続され、燃料噴射弁(図示せず)に高圧燃料が供給される。
【0023】
ところで、燃料噴射ポンプ1においては、カム4とプランジャ12の接触部は燃料により潤滑されている。ハウジング2には、図1に示すように、カム室5と吐出燃料室7を連通するオリフィス8が形成され、このオリフィス8を介して、吐出燃料室7からカム室へ潤滑用の燃料が供給されている。オリフィス8の吐出燃料室8側開口部であるオリフィス入り口8aは、図2に示すように、吐出燃料室7の壁面と同一平面上に形成されている。また、オリフィス8の直径は、吐出燃料室7からカム室5へ供給される燃料流量が適正量、すなわち必要且つ十分な量となるように設定されている。オリフィス8のカム室5側開口部は、カム室5の壁面に開口し直径がオリフィス8より大きい有底孔9の底面に臨んでいる。
【0024】
ここで、ハウジング2へオリフィス8を形成する加工について簡単に説明する。
【0025】
オリフィス8は、ハウジング2単体の機械加工工程において形成される。オリフィス8の直径は、通常1mm以下であり、このような細い孔を長い距離開けることは多大な工数を要する。一方、燃料流量を適正量に制限する、というオリフィス8の機能の点からは、オリフィス8の長さは短くても問題ない。そこで、先ず、カム室5側(図2の左側)から直径がオリフィス8の直径より大きい有底孔9を加工して形成する。すなわち、有底孔9を吐出燃料室7側に貫通させずに止り孔とする。次に、有底孔9の底部から所定の直径の細孔を加工して吐出燃料室7側に貫通させ、オリフィス8を形成する。
【0026】
従来の燃料噴射ポンプにおいては、有底孔を吐出燃料室7側から加工し、続いてオリフィスを加工しているので、オリフィスの上流側(吐出燃料室7側)に有底孔が形成されている。つまり、エンジン運転中において、カム室5を潤滑するための燃料は、吐出燃料室7から先ず有底孔9へ流入しオリフィス8を経てカム室5へ供給されている。このため、燃料中に混入している異物が燃料と共に有底孔に流入すると、この異物は、有底孔の底部付近に集まり、オリフィス入り口近傍に滞留する。エンジンの運転時間の経過に伴いオリフィス入り口近傍に滞留する異物量は増加する。このため、異物の一部がオリフィス入り口に引っかかる可能性もある。一方、エンジンが停止し吐出燃料室7からカム室5への燃料流れが停止すると、オリフィス入り口に引っかかった異物は、重力の作用によりオリフィス入り口から外れて有底孔の底部側内周壁面へ落下する。しかし、この異物は、有底孔から吐出燃料室7へ排出されることなく有底孔内部に滞留し続ける。エンジンの運転が再開されて吐出燃料室からカム室への燃料流れが発生すると、有底孔の底部側内周壁面に堆積していた異物は燃料流れと共に再びオリフィス入り口付近に移動する。
【0027】
このように、従来の燃料噴射ポンプにおいては、燃料中の異物が常時オリフィス入り口付近に滞留し且つ運転時間の経過と共に滞留する異物量が増加するので、異物の一部がオリフィス入り口に引っかかりオリフィスの断面積が減少して、カム室へ潤滑に必要な燃料が十分供給できなくなる、という問題がある。
【0028】
以上説明した、本発明の第1実施形態による燃料噴射ポンプにおいては、オリフィス8の吐出燃料室7側開口部であるオリフィス入り口8aを吐出燃料室7の壁面と同一平面上に形成している。このため、エンジン運転中において、燃料流れにより運ばれてオリフィス入り口8a付近の吐出燃料室7の壁面に付着滞留した異物は、エンジンが停止されると、重力の作用により吐出燃料室の下方へ落下する。吐出燃料室7の壁面は、従来の燃料噴射ポンプにおける有底孔の断面積と比べて格段に広いため、オリフィス入り口8a付近の吐出燃料室7の壁面に付着滞留した異物は、エンジン停止中において、従来の燃料噴射ポンプの場合と比べると格段に遠い部位に存在している。したがって、エンジンの運転が再開されても、落下した異物がオリフィス入り口8aへ向かって移動することはない。言い換えると、エンジンを停止する度にオリフィス入り口8a近傍に滞留した異物を除去することができる。したがって、運転時間の経過と共にオリフィス入り口8aに滞留する異物が増加することを抑制して、カム室5への燃料供給が阻害されることを防止できる。
【0029】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態による燃料噴射ポンプ1について説明する。
【0030】
図3は、本発明の第2の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図である。
【0031】
本発明の第2の実施形態による燃料噴射ポンプ1においては、図3に示すように、オリフィス8の吐出燃料室7側の開口部であるオリフィス入り口8aを、吐出燃料室7内へ長さhだけ突出した平面上に形成している。エンジン運転中において、吐出燃料室7内の燃料流速は壁面において小さく、壁面から離れるに連れて大きくなると共に速度変動も大きくなる。このため、本発明の第2の実施形態による燃料噴射ポンプ1では、上述の、本発明の第1の実施形態による燃料噴射ポンプの場合と同様の効果が得られる、すなわち、エンジンを停止する度にオリフィス入り口8a近傍に滞留した異物を除去できると共に、エンジン運転中において、オリフィス入り口8aへ接近した異物、あるいはオリフィス入り口8aにひっかかった異物を、流速の高い燃料流によりオリフィス入り口8aから引き離すことができる。したがって、運転時間の経過と共にオリフィス入り口8aに滞留する異物が増加することを抑制して、カム室5への燃料供給が阻害されることを防止できる。
【0032】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態による燃料噴射ポンプ1について説明する。
【0033】
図4は、本発明の第3の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図である。
【0034】
本発明の第3の実施形態による燃料噴射ポンプ1においては、オリフィス8を、ハウジング2とは異なる部材であり円柱状のピンであるオリフィスピン26に軸方向の貫通孔を設けて形成している。オリフィスピン26は、オリフィス入り口8aが吐出燃料室7の壁面と面一状となるようにして、ハウジング2に圧入固定されている。これにより、ハウジング2よりも遥かに小さい部品であるオリフィスピン26に貫通孔を加工するという容易な工程によりオリフィス8を形成ことができると共に、オリフィス8の形状精度を高めることができる。また、燃料噴射ポンプ1の仕様変更に伴い、カム室5へ供給する燃料流量が変更になると、オリフィス8の直径を変更する必要がある。この場合、本発明の第3の実施形態による燃料噴射ポンプ1においては、ハウジング2の種類を増やさずに、オリフィスピン26に開ける貫通孔の直径を変更するという、容易且つ安価な手段で対応することができる。
【0035】
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態による燃料噴射ポンプ1について説明する。
【0036】
図5は、本発明の第4の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図である。
【0037】
本発明の第4の実施形態による燃料噴射ポンプ1においては、第3の実施形態におけるオリフィスピン26の形状を変更したものである。すなわち、オリフィスピン26のオリフィス入り口8aから長さhの位置に段部26aを設けて、オリフィスピン26を吐出燃料室7内に突出させることにより、オリフィス入り口8aを、吐出燃料室7の壁面より吐出燃料室7内へ長さhだけ突出した面上に形成している。これにより、本発明の第2および第3の実施形態による燃料噴射ポンプ1の場合と同様の効果が得られる。また、オリフィスピン26をハウジング2に圧入する際、段部26aを吐出燃料室7壁面に当接させることで、オリフィスピン26の吐出燃料室7内への突出し長さhを容易且つ正確に設定することができる。
【0038】
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態による燃料噴射ポンプ1について説明する。
【0039】
図6は、本発明の第5の実施形態による燃料噴射ポンプ1の断面図である。
【0040】
図7は、図6中におけるVII部拡大図である。
【0041】
本発明の第5の実施形態による燃料噴射ポンプ1においては、図6に示すように、ハウジング2は、カム室5内にカム4の軸方向端面4aに当接可能に配置される摺動部材であるスラストワッシャ27を備えている。このスラストワッシャ27は、耐磨耗性に優れる材質から形成され、駆動軸3の軸方向に設けられた2個の貫通孔27aを有している。各貫通孔27aをハウジング2に圧入固定された位置決めピンであるピン28に嵌合させることにより、スラストワッシャ27がカム4と共に回動することを防止している。また、燃料吐出室7側(図7において右側)のスラストワッシャ27位置決め用の2本のピン28の内の1本を、図7に示すように、軸方向に貫通孔を開けてオリフィス8を形成したオリフィスピン29とすると共に、ハウジング2に形成されるピン28用の孔を吐出燃料室7と連通させた。さらに、オリフィスピン29を、吐出燃料室7壁面より吐出燃料室7内へ長さhだけ突出させてハウジング2に圧入固定している。すなわち、オリフィス入り口8aが吐出燃料室7壁面より吐出燃料室7内へ長さhだけ突出した位置に開口している。これにより、第4の実施形態による燃料噴射ポンプ1の場合と同様の効果が得られると共に、スラストワッシャ27回動防止用の複数のピン28の1本をオリフィスピン29に替えオリフィス8として兼用することにより、部品点数を増やさずにオリフィス8を容易に精度良く形成できると共に、ハウジング2の加工工数を低減することができる。
【0042】
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態による燃料噴射ポンプ1について説明する。
【0043】
図8は、本発明の第6の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図である。
【0044】
本発明の第6の実施形態による燃料噴射ポンプ1においては、第5の実施形態におけるオリフィスピン29の形状を変更したものである。すなわち、オリフィスピン29のオリフィス入り口8aから長さhの位置に段部29aを設けると共に、有底孔29bを設けている。これにより、第5の実施形態による燃料噴射ポンプ1の場合と同様の効果が得られると共に、オリフィスピン29をハウジング2に圧入する際、段部29aを吐出燃料室7壁面に当接させることで、オリフィスピン29の吐出燃料室7内への突出し長さhを容易且つ正確に設定することができる。また、オリフィス8を加工する際に予めオリフィスピン29に有底孔29bを加工しておけば、オリフィス8の加工長さを必要最小限度に短くして加工工数を低減することができる。
【0045】
なお、以上説明した、本発明の第1〜第6の実施形態による燃料噴射ポンプ1においては、プランジャ12およびシリンダ16を1組備えているが、カム4の周方向に複数組配置しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による燃料噴射ポンプ1のプランジャ12が上死点にある状態における断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図であり、図1中におけるII部拡大図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図である。
【図6】本発明の第5の実施形態による燃料噴射ポンプ1の断面図である。
【図7】本発明の第5の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図であり、図6中におけるVII部拡大図である。
【図8】本発明の第6の実施形態による燃料噴射ポンプ1の部分拡大断面図である。
1  燃料噴射ポンプ
2  ハウジング
2a  ベアリングカバー
3  駆動軸
4  カム
5  カム室
6  フィードポンプ
7  吐出燃料室
8  オリフィス
8a  オリフィス入り口(吐出燃料室側開口部)
9  有底孔
10  第1燃料通路
11  燃料加圧室
12  プランジャ
13  第2燃料通路
14  吐出通路
15  逆止弁
16  シリンダ
17  吐出コネクタ
18  吸入燃料室
19  吸入通路
20  吸入コネクタ
21  プランジャスプリング
22  ボルト
23  ベアリング
24  オイルシール
25  カバー
26  オリフィスピン
26a  段部
27  スラストワッシャ(摺動部材)
27a  貫通孔
28  ピン(位置決めピン)
29  オリフィスピン
29a  段部
29b  有底孔
h  長さ

Claims (6)

  1. 駆動軸を回動自在に保持するハウジングと、
    前記ハウジングに形成され前記駆動軸により駆動されて外部から燃料を吸入し燃料加圧室へ吐出するフィードポンプと、
    前記ハウジングに形成されたカム室内に収容され且つ前記駆動軸と共に回転するカムと、
    前記カムの外周側に配置され前記カムの回転に伴い往復移動することにより前記燃料加圧室に吸入した燃料を加圧するプランジャと、
    前記ハウジングに形成され前記カム室と前記フィードポンプの吐出燃料室を連通するオリフィスとを備え、
    前記オリフィスを介して前記吐出燃料室から前記カム室へ燃料を供給する燃料噴射ポンプにおいて、
    前記オリフィスの前記吐出燃料室側開口部は前記吐出燃料室壁面と同一平面上に形成されることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  2. 駆動軸を回動自在に保持するハウジングと、
    前記ハウジングに形成され前記駆動軸により駆動されて外部から燃料を吸入し燃料加圧室へ吐出するフィードポンプと、
    前記ハウジングに形成されたカム室内に収容され且つ前記駆動軸と共に回転するカムと、
    前記カムの外周側に配置され前記カムの回転に伴い往復移動することにより前記燃料加圧室に吸入した燃料を加圧するプランジャと、
    前記ハウジングに形成され前記カム室と前記フィードポンプの吐出燃料室を連通するオリフィスとを備え、
    前記オリフィスを介して前記吐出燃料室から前記カム室へ燃料を供給する燃料噴射ポンプにおいて、
    前記オリフィスの前記吐出燃料室側開口部は前記吐出燃料室壁面より前記吐出燃料室内へ突出する平面上に形成されることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  3. 前記オリフィスは前記ハウジングと異なる部材に形成され、前記部材は前記ハウジングに固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料噴射ポンプ。
  4. 前記部材は円柱状のピンであり、前記オリフィスは前記ピンの軸方向に設けられた貫通孔であることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射ポンプ。
  5. 駆動軸を回動自在に保持するハウジングと、
    前記ハウジングに形成され前記駆動軸により駆動されて外部から燃料を吸入し燃料加圧室へ吐出するフィードポンプと、
    前記ハウジングに形成されたカム室内に収容され且つ前記駆動軸と共に回転するカムと、
    前記カムの外周側に配置され前記カムの回転に伴い往復移動することにより前記燃料加圧室に吸入した燃料を加圧するプランジャと、
    前記ハウジングに形成され前記カム室と前記フィードポンプの吐出燃料室を連通するオリフィスと、
    前記カム室内に前記カムの軸方向端面に当接可能に配設される摺動部材と、
    先端部が前記カム室内に突出するように前記ハウジングに圧入固定される位置決めピンとを備え、
    前記摺動部材に設けられた孔部に前記位置決めピンの先端部が嵌合され、前記オリフィスを介して前記吐出燃料室から前記カム室へ燃料を供給する燃料噴射ポンプにおいて、
    前記オリフィスは前記位置決めピンの軸方向に貫通孔を設けて形成され、且つ前記オリフィスの前記吐出燃料室側開口部は前記吐出燃料室壁面と同一平面上に形成されることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  6. 前記オリフィスの前記吐出燃料室側開口部は前記吐出燃料室壁面より前記吐出燃料室内へ突出する平面上に形成されることを特徴とする請求項5に記載の燃料噴射ポンプ。
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