JP2004010306A - ベルト式バケットエレベータのベルト蛇行検知装置 - Google Patents

ベルト式バケットエレベータのベルト蛇行検知装置 Download PDF

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Hisao Okumura
奥村 久夫
Takeshi Yoshimura
吉村 岳
Satoru Matsumiya
松宮 哲
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Tsubakimoto Bulk Systems Corp
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Abstract

【課題】ベルト式バケットエレベータのベルトが蛇行又は片寄り走行をした場合のみ、ベルト側方に設けられたローラがベルト側縁に接触して回転されるようにして、このローラの回転を検知することにより、ベルトの蛇行、片寄り走行を検知できるベルト蛇行検知装置を提供すること。
【解決手段】ベルト蛇行検知装置11は、ベルト4側方に隙間を空けて設けられたローラ12と、このローラの回転を検知する近接スイッチ13とからなる。ローラ12の中心軸12aには近接スイッチ13で検知される検出片14が取り付けられる。ベルト4が蛇行又は片寄り走行した時に、ベルト4が接触するとローラ12が回転し、このローラ12の回転を近接スイッチ13で検知することにより、ベルト4の蛇行、片寄り走行を検知する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベルト式バケットエレベータのベルト蛇行検知装置に関し、特に、ベルト式バケットエレベータのベルトが蛇行したり、片寄り走行したとき、ベルトの側方に設けられたローラがベルト側縁に接触して回転したことを非接触センサで検知することにより、ベルトの蛇行、片寄り走行を検知するようにしたベルト蛇行検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベルト式バケットエレベータ1は、図3に示すように、一方が駆動側となっている一対のプーリ2間に、複数のバケット3を有する無端状のベルト4が掛け渡されて形成され、穀物、ばら物、粉体等の搬送物を下方の投入口5から投入し、ベルト4に取り付けたバケット3ですくい込んで上方に搬送し、搬出口6から放出するようになっている(特開平7−172536号公報)。尚、図3における8はバケットエレベータのケーシングである。
【0003】
ベルト式バケットエレベータは、輸送物が片寄って投入口5から投入された場合、ベルト4が蛇行したり、片寄って走行するので、このような場合、ベルト4の蛇行、片寄り走行を検知してエレベータを停止したり、ベルトを調芯修正したりする必要がある。
【0004】
従来、上記のようにベルト式バケットエレベータのベルトが蛇行、片寄り走行をした場合、これを検知する手段として、バケットが金属製の場合は、バケットの側板をベルトの側方に設置した近接スイッチで検知することが考えられ、また、バケットがプラスチックの場合は、図4に示すように、バケット3の側板3aに金属製のプレート3bを取り付け、所定距離ベルト4から離して隙間Lを空けて設置した近接スイッチ7で検知することが考えられている。図4における7aは近接スイッチ7のヘッドである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように、ベルトの蛇行、片寄り走行を金属製バケットの側板、あるいはプラスチックバケットの側板に取り付けた金属板を近接スイッチで検知するようにすると、設置時における試運転中にベルトが蛇行してバケットが近接スイッチに衝突して破損することがあるという問題がある。また、稼動運転中にベルト4が所定距離以上に蛇行してバケット3が近接スイッチ7に衝突して破損することがあるという問題があり、さらに、稼動運転中にバケット3からこぼれた輸送物が近接スイッチ7のヘッド7aに当たって摩耗することにより、破損したり、正確な距離で検知できなくなるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題点を解消し、ベルト式バケットエレベータのベルトが蛇行、片寄り走行をした場合のみ、ベルト側方に設けられたローラがベルト側縁に接触して回転されるようにして、このローラの回転を検知することにより、バケットと近接センサなどが衝突しないようにして、ベルトの蛇行、片寄り走行を安全に、しかも確実に検知できるベルト式バケットエレベータのベルト蛇行検知装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、上記問題点の解決手段として、一対のプーリ間に複数のバケットを有する無端状のベルトが掛け渡されてなるベルト式バケットエレベータのベルト蛇行検知装置を、ベルトが蛇行又は片寄り走行した時に、ベルト側縁が接触して回転するようにベルト側方に隙間を空けて設けられたローラと、該ローラの回転を検知する非接触センサとで構成したものである。また、このローラの回転を検知する非接触センサを、ローラの中心軸に取り付けられた検出片を検知する近接スイッチとしたものである。
【0008】
【作用】
ベルト式バケットエレベータのベルトが蛇行又は片寄り走行すると、ベルトの側縁がローラに接触して回転されるので、このローラが回転していることを非接触センサで検知することにより、ベルトが蛇行又は片寄り走行していることを検知する。この場合、非接触センサが、ローラの中心軸に取り付けられた検出片を検知する近接スイッチである場合、ローラの回転に伴って間欠的に接近する検出片を近接スイッチで検知することにより、ローラが回転していることを検知し、その結果、ベルトが蛇行又は片寄り走行していることが容易に検知できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図1、図2に基づき、従来のベルト式バケットエレベータと共通する部材には同一符号を付して以下説明する。図1にベルト蛇行検知装置近傍の正面図、図2にベルト蛇行検知装置近傍の側面図を示し、ここではベルトに設けられているバケットの図示は省略してある。この実施例のベルト式バケットエレベータ(図3参照)は、前記従来のものと同じ構成である。すなわち、ベルト式バケットエレベータは、一方が駆動側となっている一対のプーリ2間に、複数のバケット3を有する無端状のベルト4が掛け渡されて形成される。
【0010】
ベルト蛇行検知装置11は、図1に示すように、ベルト4の側方に隙間Mを空けて設けられたローラ12と、非接触センサである近接スイッチ13とで構成される。この近接スイッチ13は、ローラ12の中心軸12aの端部に取り付けられた金属製の検出片14を検知するものであり、この検出片14は近接スイッチ13で検出される起立片14aを備えている。
【0011】
ベルト4の側方に設けられるローラ12は、ケーシング8に取り付けた検知装置用ケース15にベアリングユニット16を介して回転自在に設けられ、また、近接スイッチ13は検知装置用ケース15に固定される。尚、図1における13aは近接スイッチ13のヘッド、13bはケーブルである。
【0012】
上記のように構成されているベルト蛇行検知装置11の作用は次のとおりである。ベルト式バケットエレベータ1のベルト4が蛇行したり、片寄り走行してベルト4側縁にローラ12が接触して回転すると、それに伴って検出片14の起立片14aもローラ12の中心軸12aを軸心として回転する。このとき近接スイッチ13でローラ12が回転していることを検知する。
【0013】
すなわち、ベルト蛇行検知装置11は、近接スイッチ13で間欠的に接近する起立片14aを検出することにより、ローラ12が回転していることを検知し、ベルト4が蛇行したり、片寄り走行していることを検知する。
【0014】
この場合、近接スイッチとタイマーとを併用するようにすると、ベルトの蛇行又は片寄り走行状態の連続時間の大小を見極めることができるので、コンベヤの停止信号を発信させる適正な時間設定及び調整が可能になる。
【0015】
以上実施例について説明したが、ベルト蛇行検知装置11は、ベルトの両側に設けられることが好ましく、上方のプーリの近くに設けられることが好ましい。また、近接スイッチとしては、高周波形近接スイッチが好ましいが、静電容量形近接スイッチ、磁気式近接スイッチ(リードスイッチ)でもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、一対のプーリ間に複数のバケットを有する無端状のベルトが掛け渡されてなるベルト式バケットエレベータのベルト蛇行検知装置を、ベルトが蛇行又は片寄り走行した時に、ベルト側縁が接触して回転するようにベルト側方に隙間を空けて設けられたローラと、該ローラの回転を検知する非接触センサとで構成したので、ベルトが蛇行又は片寄り走行していることをローラの回転を検知するだけで検知することができる。
【0017】
ローラがベルト側方に設けられているので、ベルトが蛇行又は片寄り走行したとき、ローラに接触したベルトを押し戻す力が発生するため、僅かなベルト蛇行であれば蛇行を抑制して調芯修正することができる。その結果、僅かなベルト蛇行であれば非接触センサでの検知が連続して行われないため、バケットエレベータの停止を必要以上に行わないようにすることができる。
【0018】
ベルト側縁が接触して回転するようにローラが設けられ、このローラの回転を検出することにより、ベルトの蛇行又は片寄り走行を検知するようにしたので、バケットの材質が金属、合成樹脂など如何なるものであっても、ベルトの蛇行又は片寄り走行を検知することができ、その結果、ベルト蛇行検知装置を如何なるベルト式バケットエレベータにも適用することができる。
【0019】
ローラの回転を検知する非接触センサがローラの中心軸に取り付けられた検出片を検知する近接スイッチである場合、近接スイッチと検出片とが接触することがなくなるため、近接スイッチのヘッドの摩耗、破損を防止することができる。それと共に、近接スイッチと検出片との検知設定距離を正確に調整することができ、ベルト式バケットエレベータの運転中も検知設定距離を維持することができる。
【0020】
また、近接スイッチとタイマーとを併用するようにすると、ベルトの蛇行又は片寄り走行状態の連続時間の大小を見極めることができるので、コンベヤの停止信号を発信させる適正な時間設定及び調整が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例を示し、ベルト蛇行検知装置の正面図である。
【図2】同上、ベルト蛇行検知装置の側面図である。
【図3】ベルト式バケットエレベータの概略側面図である。
【図4】従来のベルト蛇行検知装置の要部説明図である。
【符号の説明】
1   ベルト式バケットエレベータ
2   プーリ
3   バケット
4   ベルト
8   ケーシング
11  ベルト蛇行検知装置
12  ローラ
12a 中心軸
13  近接スイッチ
13a ヘッド
13b ケーブル
14  検出片
14a 起立片
15  検知装置用ケース
16  ベアリングユニット
M   隙間

Claims (2)

  1. 一対のプーリ間に複数のバケットを有する無端状のベルトが掛け渡されてなるベルト式バケットエレベータのベルト蛇行検知装置であって、
    該ベルト蛇行検知装置は、ベルトが蛇行又は片寄り走行した時に、ベルト側縁が接触して回転するようにベルト側方に隙間を空けて設けられたローラと、該ローラの回転を検知する非接触センサとで構成されていることを特徴とするベルト式バケットエレベータのベルト蛇行検知装置。
  2. 前記ローラの回転を検知する非接触センサは、ローラの中心軸に取り付けられた検出片を検知する近接スイッチであることを特徴とする請求項1に記載のベルト式バケットエレベータのベルト蛇行検知装置。
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