JP2004010270A - 後処理装置 - Google Patents

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山川 幹彦
Toshio Shida
志田 寿夫
Masahiro Kaneko
金子 昌浩
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Abstract

【目的】本発明は、安定した折り処理が可能な後処理装置を提供することを目的とする。
【構成】画像形成装置Aから排出された転写紙を折る折り部23を有する後処理装置Bにおいて、前記折り部は互いに圧接された2つの折りローラ231,232と、それぞれの折りローラに圧接した従動ローラ235,236を有し、前記従動ローラ235,236の中心が前記折りローラ231、232の中心位置よりも前記折りローラ231,232同士のニップ点に近い位置に配置し、前記従動ローラ235が折りローラ231と接離可能に取り付けられており、前記従動ローラ235,236の軸受にボールベアリング239を使用している構成とした。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの諸機能を有する複合機等の画像形成装置によって画像が形成された転写紙に対して、中折り処理、三つ折り処理、Z折り処理等の処理を行う、後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置によって画像が形成された転写紙に対して、中折り、三つ折り、Z折り等の折り処理を行う後処理装置として図10に示すようなものがあった。
【0003】
図10は、従来の後処理装置の構成図である。後処理装置60は、画像が形成された転写紙Sを排出する排出ローラ61と、排出ローラ61から後処理装置60の入口62へ転写紙Sを導く入口案内板621とが接するように設置されることによって、図示しない画像形成装置と接続される。
【0004】
入口62を入るとすぐに、転写紙Sの先端及び後端を検知するセンサPS1と穿孔手段63がある。穿孔手段63の下流には、転写紙Sの曲がりを補正するためのレジストローラ64が設けてある。その先には転写紙Sの搬送経路を切り替える切替部材69がソレノイドSD1によって揺動するように取り付けられている。
【0005】
切替部材69の上方には、折りローラ651,652,653が取り付けられており、折りローラ651と652、及び折りローラ652と653がそれぞれ圧接している。折りローラ651,652及び653の上方には、第1停止手段66が設けられている。第1停止手段66は、2つのローラに無端ベルトを取り付けたものであり、ローラの一方に取り付けられたモータM1によって駆動される。無端ベルトには突き当て部661が取り付けてあり、転写紙Sが突き当て部661より先に行かないようにしている。
【0006】
折りローラ653の下方には、第2停止手段67がある。第2停止手段67は、大きさの違う2つのローラに無端ベルトを取り付けてあり、小さいローラに取り付けられたモータM2によって駆動する。第2停止手段67の無端ベルトにも突き当て部671が取り付けられている。第2停止手段67の下流には、転写紙Sを後処理装置60の外部へ排出する排出ローラ68がある。
【0007】
図11は後処理装置60を用いてZ折り処理を行う手順を示した図である。(a)において、画像形成装置から搬送されてきた転写紙Sは、レジストローラ64によって曲がりを補正されたあと、切替部材69によって第1停止手段66に向けて搬送される。転写紙Sの先端は突き当て部661に突き当たって停止するが、レジストローラ64はそのまま搬送を続けるため、折りローラ651,652の付近でたわみが発生する。さらに、転写紙Sの後端部を搬送しつづけると、折りローラ651,652のニップ点N4に転写紙Sが巻き込まれ、折り目eが形成される。
【0008】
折りローラ651,652がそのまま図11(a)の矢印方向に回転しつづけることによって、転写紙Sの折り目eは、図11(b)で示すように第2停止手段67の突き当て部671に突き当たって停止する。折りローラ651,652がそのまま回転しつづけ転写紙Sがたわむと、今度は折りローラ652,653のニップ点N5に巻き込まれて、折り目fを形成し、Z折り処理が完了する。
【0009】
図11(c)において、折り目fをつけられた転写紙Sは折りローラ653の周囲を回り再び第2停止手段67へ搬送される。このとき、突き当て部671は図10のモータM2によって、排出ローラ68へ向かう搬送経路を開放する位置に移動している。Z折りされた転写紙Sは排出ローラ68によって外部に排出される。
【0010】
突き当て部661,671は無端ベルトによって位置を自由に変えることができるので、転写紙SのサイズやZ折り処理以外の三つ折り処理や中折り処理も可能である。
【0011】
しかし、このような後処理装置60では、転写紙Sのサイズによっては突き当て部661,671から、折りローラ651,652,及び653のニップ点N4,N5までの距離が長くなることによって折り位置が安定しないという問題点がある。
【0012】
そのような問題点を解決する物として、折りローラとそれに圧接している従動ローラの対が2つあり、2つの折りローラ同士が圧接している折り部が考えられた。この折り部は、ニップ点を近い位置に配置できることで、折り位置が正確で、安定した折り処理が可能となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、折り処理では、一度に複数枚の転写紙を折ることがあり、枚数が多くなると従動ローラの駆動負荷が増加し、それが原因で転写紙1枚ごとに折り位置が違ってしまう折りずれや、一度の折処理で複数の折り目が形成されてしまう多重折り等が発生してしまう。
【0014】
そこで、本発明は、従動ローラの駆動負荷を低減し、複数枚の転写紙を一度に折った場合にも、折り位置が正確で安定した折り処理が可能な後処理装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の後処理装置は、画像形成装置から排出された転写紙を折る折り部を有する後処理装置において、前記折り部は互いに圧接された2つの折りローラと、それぞれの折りローラに圧接した従動ローラを有し、前記一方の折りローラに圧接した従動ローラが折りローラと接離可能に取り付けられており、前記従動ローラの軸受に転がり軸受を使用する構成とした。
【0016】
さらに、前記従動ローラの中心が前記折りローラの中心位置よりも前記折りローラ同士のニップ点に近い位置に配置した構成とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を、図面を基に説明する。図1は、画像形成装置Aに本発明の後処理装置Bを接続した状態を表す構造図である。
【0018】
画像形成装置Aは、回転する像担持体1の周囲に、帯電装置2、像露光装置(画像書込部)3、現像装置4、転写装置5a、除電装置5b、及びクリーニング装置6を配置した画像形成部を有する。画像形成部は、帯電装置2によって像担持体1の表面に一様に帯電を行った後に、像露光装置3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像装置4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。
【0019】
一方、画像形成装置Aの中段に配置された給紙カセット7a,7b,下段に配置された大容量給紙トレイ7c,7d、側方に配置された手差し給紙トレイ7e等から給紙された転写紙Sは、レジストローラ7fを経由して転写位置へ送られる。
【0020】
転写位置において転写装置5aにより前記トナー像が転写紙S上に転写される。その後に、転写紙Sは除電装置5bにより裏面の電荷が消去されて像担持体1から分離され、搬送部5dにより搬送され、引き続き定着装置8により加熱定着され、排紙ローラ9aにより排出される。
【0021】
転写紙Sの両面に画像形成を行う場合には、定着装置8により加熱定着された転写紙Sを搬送路切替板9bにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送部9cにおいてスイッチバックして表裏反転した後、再び画像形成部を通過し、転写紙Sの裏面に画像を形成し、定着装置8を経て、排紙ローラ9aにより装置外に排出される。
【0022】
一方、像担持体1の画像処理後の表面は、クリーニング装置6により表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備える。
【0023】
図2は本発明の後処理装置Bの構成図である。図1で示した画像形成装置Aの排紙ローラ9aから排出された転写紙Sは、入口21に送られる。後処理が必要ない場合は、切替器211によって搬送経路212へ導かれサブトレイ213に排出される。後処理を行う場合は、切替器211が搬送経路214を開放する位置に移動し、転写紙Sは搬送経路214を通って、穿孔装置22へ送られる。
【0024】
搬送経路214を通ってきた転写紙Sは、無端ベルト221に複数取り付けられたグリッパー222に挟持されて無端ベルト221の下部を通過する。転写紙Sの後端部は、穿孔装置22の入口を通過すると自由になり用紙載置台224に落下する。その後、用紙の先端が先端ストッパー223に当接すると、グリッパー222の把持が解除され、転写紙Sの先端部分も用紙載置台224に落下する。この時、整合版225によって転写紙Sの幅方向が揃えられる。用紙載置台224に落下した転写紙Sは、先端ストッパー223に押圧されて、後端ストッパー226に当接して停止し、パンチ227によって転写紙Sに図3(a)に示すようにファイル用の孔hが穿孔される。穿孔処理が必要ない場合は、用紙載置台224に落下した時点で、搬送経路228、又は排出ローラ229へ向けて搬送される。穿孔処理後、折り処理が必要ない場合は、排出ローラ229へ搬送され、外部へ排出される。
【0025】
折り処理が必要な場合は搬送経路228を通り、第1折り部23へ搬送され、綴じ処理のみが必要な場合は、搬送経路251を通って綴じ処理装置25へ搬送される。
【0026】
第1折り部23の下流側には、第2折り部24がある。第1折り部23と第2折り部24は同一のものを使用しているため、ここでは、第1折り部23について説明する。
【0027】
図4は、第1折り部23の構成図である。第1折り部23には、折りローラ231,232がある。折りローラ231は図示しない駆動モータによって搬送方向及びその逆方向へ回転可能となっている。折りローラ232は、ブラケット233に回転自在に取り付けられて、バネ234によって折りローラ231に圧接されている。折りローラ231,232の下には従動ローラ235,236が取り付けられている。従動ローラ235,236は折りローラ231,232よりも径の小さなローラである。また、従動ローラ235,236と軸238,238との間には転がり軸受であるボールベアリング239,239が取り付けられている。
【0028】
従動ローラ235,236の中心点は、搬送方向aに対して、折りローラ231の中心点から折りローラ232の中心点までより内側になるように配置されている。すなわち、従動ローラ235の中心点は、折りローラ231の中心点よりαだけ搬送方向の下流側にあり、従動ローラ236の中心点は、折りローラ232の中心点よりβだけ搬送方向の上流側にある。
【0029】
第1折り部23にはこの他にも、転写紙Sを折りローラ231と従動ローラ235との間に導く、弾性体で構成された搬送ガイドシート237を有する。また、折りローラ232の左側に転写紙Sの先端位置検知手段としてのセンサSEを有している。センサSEとしては、投光器と受光器を用いることができるが、突起など機械的なアクチュエータを用いてもよい。
【0030】
図5は、図4の折りローラ231と従動ローラ235を下から見た図である。折りローラ231は、転写紙Sの幅以上の長さがある一本のローラであり、そこに紙幅よりも短い従動ローラ235が複数取り付けられており、従動ローラ235の両端付近には支持部30がある。これらの従動ローラ235及び支持部30に、軸238が挿通している。図5では、一本の軸238が全ての従動ローラ235に挿通しているが、従動ローラ235にそれぞれ別の軸を挿通してもよい。その場合、それぞれの軸の中心は直線状に並ぶ必要がある。
【0031】
図6は、図5で示した従動ローラ235のA−A断面図である。従動ローラ235は円筒形をしており、その両端にボールベアリング239が取り付けられており、これによって従動ローラ235は軸238に回動自在に取り付けられる。軸238は支持部30に固定されている。図6では、従動ローラ235にボールベアリング239が取り付けられているが、支持部30にボールベアリング239を取り付けた形にしてもよい。その場合、従動ローラ235は軸238に固定されており、軸238と従動ローラ235が一緒に回転することとなる。圧着解除は軸238と従動ローラ235とボールベアリング239と支持部30の全てが折りローラ231から離れる。
【0032】
一方の従動ローラ236は折りローラ232にバネ等の弾性部材で常時圧接されており、他方の従動ローラ235は、バネ等により折りローラ231に圧接されているが、ソレノイドによって折りローラ231に切離可能となっている。図7は、従動ローラ235を支持する支持部30の構造を模式的に表した図である。従動ローラ235は、支持部30を支えるバネ31とソレノイド32によって折りローラ231に圧接しており、ソレノイド32はフレーム33に固定されている。バネ31は、フレーム33に取り付けられている。ソレノイド32に通電されると、ロッド321が図の下方向へ移動し、それに伴って支持部30及び従動ローラ235も下方向へ移動し折りローラ231から切り離される。ソレノイド32への通電を止めると、ロッド321はバネの力で元の位置に復帰するため、従動ローラ235は再び折りローラ231に圧接する。なお、図7ではソレノイドを使用したが、ソレノイドの代わりにカム又はリニアモータ等を使用することも可能である。また、折りローラ232に常時圧接されている従動ローラ236の場合には、ソレノイドは必要無く、フレーム33に直接取り付けられたバネ等によって折りローラ232に圧接される構成となる。
【0033】
図8は、第1折り部23による折り処理の手順を示した図である。(a)において、従動ローラ235は図7で示したソレノイド32に通電されることによって折りローラ231から離れた位置に退避しており、折りローラ231は図示しないモータによって左回りに回転している。図8(a)の右端から、矢印で示した向きに転写紙Sが搬送されてきて、搬送ガイドシート237によって折りローラ231と従動ローラ235との隙間を通り、折りローラ232と従動ローラ236とのニップ点N3に達する。折りローラ232は折りローラ231に圧接しているので右回りに回転し、転写紙Sを下流に向けて送り出す。
【0034】
下流側にあるセンサSEによって転写紙Sの先端を検知したら、その信号を基に転写紙Sを所定の位置に停止させる。これによって、転写紙Sの折り位置を、折りローラ231,232のニップ点N1の下に正確に位置決めすることができる。
【0035】
折り位置がニップ点N1の下に来たら、図8(b)に示すように、従動ローラ235を折りローラ231に圧接させ、折りローラ231を今までとは逆の右回りに回転させる。転写紙Sは先方を折りローラ232と従動ローラ236でニップされ、後方を折りローラ231と従動ローラ235とでニップされ、互いに近づく方向に送り込まれる。これによって、転写紙Sは座屈してたわんでいく。折りローラ231と従動ローラ235とのニップ点N2と、折りローラ232と従動ローラ236とのニップ点N3は、折りローラ231,232の中心点よりも内側にあるため、転写紙Sのたわみは必ず折りローラ231,232のニップ点N1に向かって進んでいく。
【0036】
折りローラ231をさらに右回りに回転させると、転写紙Sのたわみが折りローラ231,232のニップ点N1に巻き込まれ、図8(c)のように折り目が形成される。
【0037】
図9は第1折り部23で複数枚の転写紙Sを折る時の手順を示した図である。図9では、説明の為に第1折り部23を簡略化してある。搬送経路228を搬送されてきた複数枚の転写紙Sは、図8(a)で示した手順と同じ手順によって、折り位置がニップ点N1の下にきたところで停止する。そして図9(a)で示すように、折りローラ231を図示しないモータによって矢印方向である右回りに回転させると、折りローラ232及び従動ローラ235,236もそれぞれ矢印方向へ回転する。このとき、従動ローラ235,236は、ボールベアリング239によって駆動負荷が軽減しているため、複数ある転写紙Sを同時にニップ点N1方向へたわませることができる。さらに、回転を続けると図9(b)のように、複数ある転写紙Sはニップ点N1を通過して折り目を形成する。
【0038】
上記のような手順で折り目を形成された転写紙Sは、図2で示した搬送経路を通って、第2折り部24で同様の手順によって、2つ目の折り目を形成される。
【0039】
このような折り部23,24を用いて、中折りを行う場合は、第1折り部23又は第2折り部24のいずれか一方で、転写紙Sの搬送方向の真中で折り目を形成すれば、図3(b)のような形に折ることができる。
【0040】
上記実施例では、ボールベアリング239を用いたが、ローラベアリング等他の転がり軸受を使用することも可能である。
【0041】
Z折りを行うには、第1の折り部23で転写紙Sの搬送方向の4分の1に折り目を形成し、第2折り部24で転写紙Sの、もとの長さの中間位置に折り目を形成すればよい。このようにして形成されたのが、図3(c)で示したものである。折り目aが第1折り部23で形成された折り目で、折り目bが第2折り部24で形成された折り目となっている。
【0042】
また、図3(d)に示すような三つ折りにするには、第1折り部23で転写紙Sの搬送方向3分の2で折り目を形成し、ついで第2折り部24でもとの長さの3分の1で折り目を形成する。図3(d)において、折り目cが第1折り部23で形成されたもので、折り目dが第2折り部24で形成されたものである。
【0043】
図2に戻り、折り処理を行った転写紙S、又は折り処理を行わずに搬送経路251を通ってきた転写紙Sは、綴じ処理装置25に搬送される。綴じ処理装置25では、複数枚を重ねた転写紙の端部に綴じ処理を行う平綴じステープラ252と、中綴じ処理を行う中綴じステープラ253のいずれかを使用して綴じ処理を行う。平綴じステープラ252を用いて平綴じ処理を行うと、図3(e)で示すようた形になる。Saは転写紙Sを複数枚重ねた転写紙束であり、その一端をステープルSPによって綴じてある。また、中綴じステープラ253で綴じ処理を行うと、図3(f)で示したように、転写紙束Saの搬送方向の中心線上をステープルSPで綴じる。但し、この中綴じの場合は、上記の折り処理は原則として、しないことになる。
【0044】
綴じ処理を行わない場合は、排出ローラ254によって外部へ排出され、中綴じ処理を行った場合は、搬送経路255を通り中綴じ折り部26へ搬送される。中綴じ折り部26は一対の折りローラ261と折りナイフ262及び折り目付けローラ263を有する。図3(f)に示す中綴じされた転写紙束Saは、搬送経路255によって折りローラ261と折りナイフ262の間に送られてきて、所定の位置で停止する。折りローラ261が回転し、折りナイフ262が折りローラ261に向かって移動することによって、転写紙束Saを折りローラ261間に押し込む。その後転写紙束Saは、折り目付けローラ263によって折り目を形成され、搬送経路264を通りトリマーへ排出される。図3(g)は中綴じ折り部26によって折り目をつけられた転写紙束Saを示した斜視図である。図3(f)の点線に示す中綴じステープラ253によるステープルSPの位置に折り目が形成されたものである。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明の後処理装置によると、画像形成装置から排出された転写紙を折る折り部を有する後処理装置において、前記折り部は互いに圧接された2つの折りローラと、それぞれの折りローラに圧接した従動ローラを有し、前記従動ローラのうち少なくとも1つが折りローラと接離可能に取り付けられており、前記従動ローラの軸受に転がり軸受を使用している構成とすることで、従動ローラの駆動負荷も軽減しているため、用紙が複数枚あっても折りずれ等の不具合の発生を防止でき、転写紙の一定の位置に安定した折り目を作ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置に本発明の後処理装置を接続した状態を表す構成図である。
【図2】本発明の後処理装置の構成図である。
【図3】後処理装置によって処理された転写紙の斜視図である。
【図4】第1折り部の構成図である。
【図5】折りローラと従動ローラを下から見た図である。
【図6】従動ローラのA−A断面図である。
【図7】従動ローラの支持部を模式的に表した図である。
【図8】第1折り部による折り処理の手順を示した図である。
【図9】第1折り部の第2実施例による折り処理の手順を示した図である。
【図10】従来の後処理装置の構成図である。
【図11】後処理装置を用いてZ折り処理を行う手順を示した図である。
【符号の説明】
A        画像形成装置
B        後処理装置
23,24    折り部
231,232  折りローラ
235,236  従動ローラ
239      ボールベアリング
S        転写紙

Claims (2)

  1. 画像形成装置から排出された転写紙を折る折り部を有する後処理装置において、前記折り部は互いに圧接された2つの折りローラと、それぞれの折りローラに圧接した従動ローラを有し、前記一方の折りローラに圧接する従動ローラが折りローラと接離可能に取り付けられており、前記従動ローラの軸受に転がり軸受を使用していることを特徴とする後処理装置。
  2. 前記従動ローラの中心が前記折りローラの中心位置よりも前記折りローラ同士のニップ点に近い位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
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