JP2004009757A - 車両後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体重量の増大を抑制しつつ、車体剛性を向上させることが出来る車両後部構造を提供する。
【解決手段】リヤフロアパネル24の上面部24bには、セカンドクロスメンバ29が、車幅方向略全域に渡って、長手方向を沿わせて延設されている。
上側フロアパネル30は、セカンドクロスメンバ29とシートクロスメンバ21との間に架け渡されて、リアフロアパネル24との間に、大閉断面部33が、車幅方向略全域に渡り形成されている。
更に、この上側フロアパネル30の水平面部30cの上面側には、断面略ハット状を呈して、上側フロアパネル30との間に小閉断面部34を形成する上側メンバ35が車幅方向に沿って延設されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、所望の車体剛性を重量を増大させることなく得られて、開口部の形状及び大きさの設計自由度を向上させることができる車両後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両後部構造としては、図7乃至図9に示すようなものが知られている。
【0003】
図7に示すセダン系車両1では、乗員室2の後方に設けられたトランクルーム3の上部に、トランクルーム開口部3aが開口形成されている。
【0004】
このトランクルーム開口部3aの前側縁には、トランクリッド3bが、このトランクルーム開口部3aを開閉可能とするように回動自在に軸支されている。
【0005】
また、前記乗員室2内と、前記トランクルーム3との間に設けられたシートバックパネル4には、トランクスルー開口部5が形成されている。
【0006】
そして、前記乗員室2内のリヤシート2aのシートバック部2bを車両前方へ向けて倒すことにより、このトランクスルー開口部5を介して、前記トランクルーム3内が、前記乗員室2内に連通されるように構成されている。
【0007】
また、図8に示すハッチバック系車両6では、バックドア開口部7が、車体後部上面側に開口形成されている。
【0008】
このバックドア開口部7のルーフ側側縁7aには、バックドア8が、このバックドア開口部7を開閉可能とするように回動自在に軸支されている。
【0009】
更に、図9に示すようなコンバーチブル系車両9では、乗員室10の後方にトランクルーム11が設けられていて、トランクルーム開口部11aが開口形成されている。
【0010】
更に、このコンバーチブル系車両9では、前記乗員室10の上部屋根部が、開閉又は取外し可能となるように構成されている。
【0011】
このため、このコンバーチブル系車両9では、車体上面が、大面積で開口するので、車幅方向に沿ってロールバー12等の補強部材が設けられて、車体剛性の低下が回避されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記ハッチバック系車両6或いは、前記コンバーチブル系車両9では、車体上部開口面積が比較的大きいので、車体剛性の低下を回避するため車幅方向に沿って肉厚のパイプ材等で形成されたロールバー12等の補強部材を設けなければならず、車体重量の増加を招いてしまうといった問題があった。
【0013】
そこで、本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、車体重量の増大を抑制しつつ、車体剛性を向上させることが出来る車両後部構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の車両後部構造では、車両後部で、車室内床部近傍に車幅方向に沿って延設されるシートクロスメンバから車両後方に向けてリアフロアパネルを延設した車両後部構造であって、前記リアフロアパネルの上面部には、前記シートクロスメンバから車両後方に離間されて車幅方向に沿って延設されるセカンドシートクロスメンバを設けると共に、該セカンドクロスメンバと前記シートクロスメンバとの間に架け渡されて前記リアフロアパネルとの間に、大閉断面部を形成する上側フロアパネルを設け、しかも、該上側フロアパネルの上面側には、断面略ハット状を呈して、前記上側フロアパネルとの間に小閉断面部を形成する上側メンバを車幅方向に沿って延設した車両後部構造を特徴としている。
【0015】
このように構成された請求項1記載のものでは、前記上側フロアパネルを設けることにより、セカンドクロスメンバと前記シートクロスメンバとの間に大閉断面部が形成されると共に、前記上側メンバを設けることにより、該上側メンバと前記上側フロアパネルとの間に小閉断面部が形成されて、上下に2段の閉断面部が形成されることとなる。
【0016】
このため、車両上下方向に作用するフロアパネル曲げ方向の荷重入力に対して高剛性を有すると共に、車両側方から作用する荷重入力に対しても高剛性を有する。
【0017】
また、前記大閉断面部は、前記リアフロアパネルを用いて構成されると共に、小閉断面部を構成する上側フロアパネルを、該大,小両閉断面部で共用出来る。
【0018】
このため、部材効率が良好で車体重量の増大を抑制しつつ、車体剛性を向上させることが出来る。
【0019】
また、請求項2に記載されたものでは、前記上側フロアパネルの前端部には、車両前方に向けて下方に傾斜して、下端縁を前記シートクロスメンバに接続する前側縦壁部を設けると共に、該前側壁部には、車室内空間と、前記大閉断面部内空間とを連通するフロアパネル開口部を形成した請求項1記載の車両後部構造を特徴としている。
【0020】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記フロアパネル開口部を介して、前記車室内空間側から前記フロアパネルの溶接作業等を行えるので、作業性を良好なものとすることができる。
【0021】
また、前記大閉断面部内空間を収納部として使用する場合、前記車室内空間側から該フロアパネル開口部を介して、該大閉断面部内の収納物の出し入れを行うことが出来て、使用利便性が良好である。
【0022】
しかも、該フロアパネル開口部を、前記上側フロアパネルの前側壁部に、開口形成するので、開口面積分、更に軽量化することが出来る。
【0023】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記上側メンバの前側縦壁部には、前記小断面部内空間と、車室内空間とを連通するメンバ開口部を形成した請求項1又は2記載の車両後部構造を特徴としている。
【0024】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記小閉断面部内空間を収納部として使用する場合、前記車室内空間側から該メンバ開口部を介して、該小閉断面部内の収納物の出し入れを行うことが出来て、使用利便性が良好である。
【0025】
しかも、該メンバ開口部を、上側メンバの前側縦壁部に開口形成するので、開口面積分、更に軽量化することが出来る。
【0026】
また、該メンバ開口部は、比較的高剛性を有する上側メンバの前側縦壁部に開口形成されているので、該メンバ開口部周縁を用いて、カーオーディオのスピーカーを装着することにより、該スピーカーを高剛性部分に取り付けることとなり、良好な音響効果が得られる。
【0027】
更に、請求項4に記載されたものでは、リアフロアパネルの左,右側部に、リアホイールハウス部が形成されると共に、該リアフロアパネル上面から上方に離間されて、前記左,右のリアホイールハウス部を連結するパーセルメンバを設けた車両後部構造を特徴としている。
【0028】
このように構成された請求項4記載のものでは、前記パーセルメンバが、前記リアフロアパネル上面から上方に離間されて、前記左,右のリアホイールハウス部を連結するように設けられているので、前記リアホイールハウス部に加わるサスペンション等の荷重入力に対して必要とされる剛性を容易に確保できる。
【0029】
例えば、左,右何れか一方の前記リアホイールハウスに作用する車両上下方向に沿った突き上げ荷重は、該パーセルメンバを介して、反対側のリアホイールハウスに伝達されて荷重を分散させることが出来る。
【0030】
従って、荷重入力に対する吸収効率が良好で、車体重量の増大を抑制しつつ、車体剛性を向上させることが出来る。
【0031】
また、前記パーセルメンバが、前記リアフロアパネル上面から上方に離間されているので、該パーセルメンバと、前記リアフロアパネル上面との間の空間をラゲッジスペースとして用いることができる。
【0032】
このため、長尺物等、比較的大きな荷物も収納可能である。
【0033】
また、請求項5に記載されたものでは、前記パーセルメンバは、前,後に設けられた縦壁部を上壁部で連結して、車両前後方向断面形状を門型とすると共に、前記縦壁部の延設角度を前記リアホイールハウス部への荷重入力方向と一致させるアッパパーセルメンバ部材を有する請求項4記載の車両後部構造を特徴としている。
【0034】
このように構成された請求項5記載のものでは、前記アッパパーセルメンバ部材の縦壁部が、前記上壁部の前,後で連結されて、車両前後方向断面形状が門型を呈するように構成されているので、前記リアホイールハウス部への荷重入力が、これらの各縦壁部に均等に負担される。
【0035】
該各縦壁部の延設角度は、前記荷重入力方向と一致しているので、該各縦壁部の面内外方向への変形が抑制される。
【0036】
このため、該パーセルメンバによって、前記反対側のリアホイールハウスに有効に該荷重を伝達させることが出来る。
【0037】
更に、請求項6に記載されたものでは、前記パーセルメンバは、前記アッパパーセルメンバ部材の前,後縦壁部内側壁に当接する溶接フランジ部を前,後に設けて、該アッパパーセルメンバ部材の下側開口を閉塞するロアパーセルメンバ部材を有する請求項5記載の車両後部構造を特徴としている。
【0038】
このように構成された請求項6記載のものでは、前記ロアパーセルメンバ部材が、溶接フランジ部を前記アッパパーセルメンバ部材の前,後縦壁部内側壁に当接させて溶接される。
【0039】
このため、前記入力荷重が、該溶接フランジ部と、前記アッパパーセルメンバ部材との間の溶接方向に対して剪断方向に加わり、剥離方向に加わる場合に比して高剛性を得られる。
【0040】
従って、更に、該パーセルメンバによって、前記反対側のリアホイールハウスに有効に該荷重を伝達させることが出来る。
【0041】
【発明の実施の形態1】
図1乃至図6は、この発明の車両後部構造を示すものである。
【0042】
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0043】
まず、構成から説明すると、この実施の形態1の車両16の後部では、乗員室2の後方に設けられたラゲッジスペース17の上部に、ラゲッジ開口部18が開口形成されている。
【0044】
このラゲッジ開口部18の前側縁18aには、図示省略のバックドアが、ヒンジ部を介して、上下方向に回動自在に軸支されて、このラゲッジ開口部18が開閉塞されるように構成されている。
【0045】
前記乗員室2の床部には、フロントフロアパネル19が設けられている。
【0046】
このフロントフロアパネル19には、車両前後方向に延設されて、センタシャフト等を、このフロントフロアパネル19下面側に挿通するトンネル部20が上方に向けて膨出形成されている。
【0047】
そして、このトンネル部20の後端縁20a及び前記フロントフロアパネル19の後端縁19aには、車室内床部近傍で車幅方向に沿って延設されるシートクロスメンバ21が接続されている。
【0048】
このシートクロスメンバ21は、主に、アッパシートクロスメンバ22及びロアシートクロスメンバ23によって構成されている。
【0049】
このうち、前記アッパシートクロスメンバ22には、前記各後端縁19a,20aが接続される前側フランジ部22a及び、このシートクロスメンバ21から、更に、車両後方に向けて延設されるリアフロアパネル24の前端縁24aが接続される後側フランジ部22bを一体に設けて、前壁部22cが後壁部22dよりもやや上下方向に長く設定された略ハット状を呈している。
【0050】
また、前記ロアシートクロスメンバ23には、図3に示すように、前記前壁部22cに当接されて接続される左,右前側フランジ部23a及び、図2に示すように前記トンネル部20内で前記前側フランジ部22aと共に三枚打ち接合される中央前側フランジ部23bとを一体に設けている。
【0051】
更に、このロアシートクロスメンバ23には、前記後側フランジ部22bと共に、前記前端縁24aに三枚打ち接合される後側フランジ部23cが一体に設けられている。
【0052】
そして、このロアシートクロスメンバ23は、図2に示されるように、前記トンネル部20が設けられた部分では、後縦壁部が前縦壁部よりもやや長く形成された略逆ハット状の断面形状を呈すると共に、図2に示すような前壁部22cに前側フランジ部22cに、左,右前側フランジ部23aが接合される部分では、逆W字状の断面形状を呈するように形成されていて、前記アッパシートクロスメンバ22と接合されることによって形成される閉断面部25が、車幅方向略全域に渡って連続形成されている。
【0053】
また、前記リアフロアパネル24の前側縁近傍には、左,右一対のインスペクションホール26,26が開口形成されている。このうち、運転席側のインスペクションホール26には、ウーハースピーカ27が装着されると共に、助手席側のインスペクションホール26には、点検用蓋体28が、開閉塞自在に設けられていて、開放によってリアフロアパネル24下側のメンテナンス等を行えるように構成されている。
【0054】
このリヤフロアパネル24の上面部24bには、前記シートクロスメンバ21から車両後方に所定距離L1離間されてセカンドクロスメンバ29が、車幅方向略全域に渡って、長手方向を沿わせて延設されている。
【0055】
このセカンドクロスメンバ29は、図2,図3に示すように、前,後脚部29b,29cの下端に各々前記上面部24bに接続される前,後接続フランジ部29d,29eを一体に設けることにより断面略ハット状を呈していて、内側に第2閉断面部125が形成されている。
【0056】
そして、前記前,後脚部29b,29cの上端間を連結するようにパネル固定面部29aが設けられていて、このパネル固定面部29aに、上側フロアパネル30の後端部30aが載置されて、ボルト31及びナット32等を用いて固定されるように構成されている。
【0057】
この上側フロアパネル30は、略平面板状の水平面部30cが設けられると共に、前端部には、車両前方に向けて下方に傾斜して、下端縁30dを前記シートクロスメンバ21に接続する前側縦壁部30bが一体に設けられている。
【0058】
すなわち、この前側壁部30bの下端縁30dは、前記シートクロスメンバ21を構成するアッパシートクロスメンバ22の前壁部22cに接続されることにより、前記上側フロアパネル30は、前記セカンドクロスメンバ29と前記シートクロスメンバ21との間に架け渡されて、図2及び図3に示すように、前記リアフロアパネル24との間に、大閉断面部33が、車幅方向略全域に渡り形成されている。
【0059】
また、この前側壁部30bには、乗員室2内空間と、前記大閉断面部33内空間とを連通するフロアパネル開口部30e,30eが形成されている。このうち、助手席側のフロアパネル開口部30には、図3に示すように物入れボックス部材36が着脱可能に装着されている。
【0060】
更に、この上側フロアパネル30の水平面部30cの上面側には、断面略ハット状を呈して、前記上側フロアパネル30との間に小閉断面部34を形成する上側メンバ35が車幅方向に沿って延設されている。
【0061】
この上側メンバ35は、上面部35aの前縁から、前側縦壁部としての前脚部35bが,また、後縁から後脚部35cが下方に向けて延設されて、下端に各々前記水平面部30cに接続される前,後接続フランジ部35d,35eが一体に設けられることにより断面略ハット状を呈している。
【0062】
この上側メンバ35の前記前脚部35bには、前記小断面部34内空間と、乗員室2内空間とを連通する大,小のメンバ開口部35f,35f及び35g,35gが形成されている。
【0063】
このうち、運転席側の大メンバ開口部35fには、中型スピーカ37が、助手席側の大メンバ開口部35fには、ナビコントローラ本体38が各々装着されている。
【0064】
また、前記小メンバ開口部35g,35gには、小型スピーカ39,39が各々装着されている。
【0065】
更に、この実施の形態1では、前記リアフロアパネル24の左,右側部に、リアホイールハウス部40,40が一体に形成されている。
【0066】
このリアホイールハウス部40,40の上面部40a,40aには、前記リアフロアパネル24の上面部24bから上方に所定距離h1離間されて、前記左,右のリアホイールハウス部40,40間を連結するパーセルメンバ41が設けられている。
【0067】
このパーセルメンバ41は、主に、アッパパーセルメンバ部材42と、ロアパーセルメンバ部材43とによって構成されている。
【0068】
このうち、前記アッパパーセルメンバ部材42は、前,後に設けられた縦壁部44,44を上壁部45で連結して、車両前後方向断面形状を門型とすると共に、図5に前記縦壁部44,44の延設角度(図中一点鎖線方向)を前記リアホイールハウス部への荷重入力方向(図中二点鎖線で示し、白抜き矢印の方向)と一致させるように構成されている。
【0069】
また、前記ロアパーセルメンバ部材43には、板状の水平板部47が設けられている。
【0070】
この水平板部47の前,後側縁には、前記アッパパーセルメンバ部材42の前,後縦壁部44,44の内側壁44a,44aに当接して、溶接によって接合される溶接フランジ部46,46が一体に設けられていて、前記アッパパーセルメンバ部材42の断面門型形状の内側壁44a,44aと同様に、車両下方に向けて延設されることにより、前記内側壁44a,44aよりも縦方向長さが短い略門型形状を呈している。
【0071】
そして、このアッパパーセルメンバ部材42の下側開口が、前記水平板部47によって、略閉塞されて、内部に閉断面部が形成されるように構成されている。
【0072】
次に、この実施の形態1の車両後部構造の作用について説明する。
【0073】
この実施の形態1の車両後部構造では、前記上側フロアパネル30を、前記セカンドクロスメンバ29と前記シートクロスメンバ21との間に架け渡して設けることにより、車両前後方向で、このセカンドクロスメンバ29と前記シートクロスメンバ21との間に大閉断面部33が形成される。
【0074】
また、前記上側メンバ35を設けることにより、この上側メンバ35と前記上側フロアパネル30との間に小閉断面部34が形成されて、上下に2段の大,小閉断面部33,34が形成されることとなる。
【0075】
このため、車両上下方向に作用するフロントフロアパネル19及びリアフロアパネル24の曲げ方向の荷重入力に対して高剛性を有すると共に、車両側方から作用する荷重入力に対しても高剛性を有する。
【0076】
また、前記大閉断面部33は、前記リアフロアパネル24を用いて構成されると共に、小閉断面部34を構成する上側フロアパネル30を、これらの大,小両閉断面部33,34で共用出来る。
【0077】
このため、部材効率が良好で車体重量の増大を抑制しつつ、車体剛性を向上させることが出来る。
【0078】
また、上側フロアパネル30の水平面部30c前端部から、車両前方に向けて下方に傾斜して、下端縁30dを前記シートクロスメンバ21に接続する前側縦壁部30bに、前記フロアパネル開口部30eが形成されている。
【0079】
この前側縦壁部30bは、前記下端縁30dが前記シートクロスメンバ21に接続されていると共に、前記上側メンバ35によって、上下に2段の大,小閉断面部33,34が形成されているので、一枚の板状の前側縦壁部30bに前記フロアパネル開口部30e,30eを大面積で、開口形成しても充分な車体剛性を得られる。
【0080】
このため、このフロアパネル開口部30eを介して、前乗員室2内空間側から前記リアフロアパネル24等の溶接作業等が行えるので、作業性を良好なものとすることができる。
【0081】
更に、前記大閉断面部33内空間を収納部として使用する場合、前記乗員室2内空間側から、このフロアパネル開口部30eを介して、大閉断面部33内の収納物の出し入れを行うことが出来て、使用利便性が良好である。
【0082】
しかも、このフロアパネル開口部30eは、前記上側フロアパネル30の前側縦壁部30bに、開口形成されるので、開口面積に相当する前側縦壁部30bを構成する板材の重量分が不要となり、更に軽量化することが出来る。
【0083】
そして、前記小閉断面部34内空間を収納部として使用する場合、前記乗員室2内空間側から、前記前脚部35bに形成されたメンバ開口部35f等を介して、この小閉断面部34内の収納物、例えば、この実施の形態1では、ナビコントローラ本体38等の出し入れを行うことが出来て、使用利便性が良好である。
【0084】
しかも、これらのメンバ開口部35f,35g等が、上側メンバ35の前脚部35bに開口形成されているので、開口面積に相当する前脚部35bの板材の重量分が不要となり、更に軽量化することが出来る。
【0085】
また、これらのメンバ開口部35f,35gは、断面略ハット状を呈して、前記上側フロアパネル30と共に小断面部34を形成する比較的高剛性を有する上側メンバ35の前脚部35bに開口形成されているので、このメンバ開口部35f,35gに、カーオーディオ等の前記中,小型スピーカー37,39等を挿通して、これらのメンバ開口部35f,35g周縁を取付部として用いて、各中,小型スピーカー37,39を固定することが出来る。
【0086】
このように、比較的高剛性を有する上側メンバ35に装着することにより、中,小型スピーカー37,39が高剛性部分に取り付けられることとなり、良好な音響効果が得られる。
【0087】
更に、前記パーセルメンバ41が、前記リアフロアパネル24の上面部24bから上方に離間されて、前記左,右のリアホイールハウス部40,40の上面部40a,40aを連結するように設けられているので、前記各リアホイールハウス部40に加わるサスペンション等の荷重入力に対して必要とされる剛性を容易に確保できる。
【0088】
例えば、左,右何れか一方の前記リアホイールハウス40に作用する車両上下方向に沿った突き上げ荷重は、前記パーセルメンバ41を介して、反対側のリアホイールハウス40に伝達されて荷重を分散させることが出来る。
【0089】
従って、荷重入力に対する吸収効率が良好で、車体重量の増大を抑制しつつ、車体剛性を向上させることが出来る。
【0090】
また、前記パーセルメンバ41が、前記リアフロアパネル24の上面部24bから上方に離間されているので、このパーセルメンバ41と、前記リアフロアパネル24の上面部24bとの間の空間をラゲッジスペースとして用いることができる。
【0091】
このため、長尺物等、比較的大きな荷物もラゲッジスペース17内に収納可能である。
【0092】
また、前記アッパパーセルメンバ部材42の縦壁部44,44が、前記上壁部45の前,後辺に連結されて、車両前後方向断面形状が門型を呈するように構成されているので、前記リアホイールハウス部40への荷重入力が、これらの各縦壁部44,44に均等に負担される。
【0093】
これらの各縦壁部44,44の延設角度(図5中一点鎖線方向)を前記リアホイールハウス部への荷重入力方向(図5中二点鎖線で示し、白抜き矢印の方向)と一致しているので、該各縦壁部44,44の面内外方向への変形が抑制される。
【0094】
このため、図5中二点鎖線で示すように各縦壁部44,44が、外側に向けて膨出する等の変形量が小さくなり、このパーセルメンバ41によって、前記反対側のリアホイールハウス40に有効に、荷重を伝達させることが出来る。
【0095】
例えば、比較例として図6に示すものでは、一般的なアッパメンバ141及びロアメンバ143が、ロアメンバ143の接合フランジ部143a,143aによって接合されて、略菱形の閉断面部145を内側に形成するメンバ構造が知られている。
【0096】
このような図6に示すものでは、前記アッパメンバ141の前壁部141aが一枚で、しかも、所定角度αの傾斜角度を有している。
【0097】
このため、図中白抜き矢印のように、入力した荷重が、前記接合フランジ部143aでは、前壁部141a面方向に沿った分力Fhと、面に垂直な分力Fvとになり、図6中二点鎖線で示すように、略菱形の前記アッパメンバ141及びロアメンバ143を上下に押しつぶすように変形させてしまう。
【0098】
従って、このような一般的な断面略菱形のメンバ構造では、前記反対側のリアホイールハウス40に有効に、荷重を伝達させることが出来ないといった問題があった。
【0099】
これに対して、本実施の形態1の断面門型形状の前記アッパパーセルメンバ部材42を有するパーセルメンバ41では、変形によって吸収されてしまうエネルギが、比較的少ないので、前記反対側のリアホイールハウス40に有効に、荷重が伝達される。
【0100】
従って、剛性感が向上して、操安性を更に良好なものとすることが出来る。
【0101】
更に、この実施の形態1では、前記ロアパーセルメンバ部材43が、溶接フランジ部46,46を前記アッパパーセルメンバ部材43の前,後縦壁部44,44の内側壁44a,44aに当接させて溶接される。
【0102】
このため、更に、前記アッパパーセルメンバ部材42の縦壁部44,44間が拡開する様な面内外方向の変形が、抑制される。
【0103】
また、前記入力荷重が、図5中白抜き矢印で示すように、先ず前記ロアパーセルメンバ部材43に加わるように構成することにより、入力荷重は、これらの各溶接フランジ部46,46と、前記アッパパーセルメンバ部材42との間の溶接方向に対して剪断方向に加わり、剥離方向に加わる場合に比して高剛性を得られる。
【0104】
従って、更に、このパーセルメンバ41によって、前記反対側のリアホイールハウス部40に有効に、サスペンション等からの入力荷重を伝達させることが出来る。
【0105】
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態1の車両後部構造を詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施の形態1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
【0106】
例えば、実施の形態1では、車両16後部にバックドアが設けられていて、ラゲッジ開口部18が形成されたものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、2ドア、4ドアのハッチバック系車両に限らず、図9に示すようなコンバーチブル系車両9等、車両後部の剛性を向上させる必要が有る車両であれば、どのような形状の車両に適用されても良い。
【0107】
【発明の効果】
上述してきたように、この発明の請求項1記載のものでは、前記上側フロアパネルを設けることにより、セカンドクロスメンバと前記シートクロスメンバとの間に大閉断面部が形成されると共に、前記上側メンバを設けることにより、該上側メンバと前記上側フロアパネルとの間に小閉断面部が形成されて、上下に2段の閉断面部が形成されることとなる。
【0108】
このため、車両上下方向に作用するフロアパネル曲げ方向の荷重入力に対して高剛性を有すると共に、車両側方から作用する荷重入力に対しても高剛性を有する。
【0109】
また、前記大閉断面部は、前記リアフロアパネルを用いて構成されると共に、小閉断面部を構成する上側フロアパネルを、該大,小両閉断面部で共用出来る。
【0110】
このため、部材効率が良好で車体重量の増大を抑制しつつ、車体剛性を向上させることが出来る。
【0111】
また、請求項2に記載されたものでは、前記フロアパネル開口部を介して、前記車室内空間側から前記フロアパネルの溶接作業等を行えるので、作業性を良好なものとすることができる。
【0112】
更に、前記大閉断面部内空間を収納部として使用する場合、前記車室内空間側から該フロアパネル開口部を介して、該大閉断面部内の収納物の出し入れを行うことが出来て、使用利便性が良好である。
【0113】
しかも、該フロアパネル開口部を、前記上側フロアパネルの前側壁部に、開口形成するので、開口面積分、更に軽量化することが出来る。
【0114】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記小閉断面部内空間を収納部として使用する場合、前記車室内空間側から該メンバ開口部を介して、該小閉断面部内の収納物の出し入れを行うことが出来て、使用利便性が良好である。
【0115】
しかも、該メンバ開口部を、上側メンバの前側縦壁部に開口形成するので、開口面積分、更に軽量化することが出来る。
【0116】
また、該メンバ開口部は、比較的高剛性を有する上側メンバの前側縦壁部に開口形成されているので、該メンバ開口部周縁を用いて、カーオーディオのスピーカーを装着することにより、該スピーカーを高剛性部分に取り付けることとなり、良好な音響効果が得られる。
【0117】
更に、請求項4に記載されたものでは、前記パーセルメンバが、前記リアフロアパネル上面から上方に離間されて、前記左,右のリアホイールハウス部を連結するように設けられているので、前記リアホイールハウス部に加わるサスペンション等の荷重入力に対して必要とされる剛性を容易に確保できる。
【0118】
例えば、左,右何れか一方の前記リアホイールハウスに作用する車両上下方向に沿った突き上げ荷重は、該パーセルメンバを介して、反対側のリアホイールハウスに伝達されて荷重を分散させることが出来る。
【0119】
従って、荷重入力に対する吸収効率が良好で、車体重量の増大を抑制しつつ、車体剛性を向上させることが出来る。
【0120】
また、前記パーセルメンバが、前記リアフロアパネル上面から上方に離間されているので、該パーセルメンバと、前記リアフロアパネル上面との間の空間をラゲッジスペースとして用いることができる。
【0121】
このため、長尺物等、比較的大きな荷物も収納可能である。
【0122】
また、請求項5に記載されたものでは、前記アッパパーセルメンバ部材の縦壁部が、前記上壁部の前,後で連結されて、車両前後方向断面形状が門型を呈するように構成されているので、前記リアホイールハウス部への荷重入力が、これらの各縦壁部に均等に負担される。
【0123】
該各縦壁部の延設角度は、前記荷重入力方向と一致しているので、該各縦壁部の面内外方向への変形が抑制される。
【0124】
このため、該パーセルメンバによって、前記反対側のリアホイールハウスに有効に該荷重を伝達させることが出来る。
【0125】
更に、請求項6に記載されたものでは、前記ロアパーセルメンバ部材が、溶接フランジ部を前記アッパパーセルメンバ部材の前,後縦壁部内側壁に当接させて溶接される。
【0126】
このため、前記入力荷重が、該溶接フランジ部と、前記アッパパーセルメンバ部材との間の溶接方向に対して剪断方向に加わり、剥離方向に加わる場合に比して高剛性を得られる。
【0127】
従って、更に、該パーセルメンバによって、前記反対側のリアホイールハウスに有効に該荷重を伝達させることが出来る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の車両後部構造で、要部の構成を説明する車両後部の部分断面斜視図である。
【図2】実施の形態1の車両後部構造で、図1中A−A線に沿った位置での断面図である。
【図3】実施の形態1の車両後部構造で、図1中B−B線に沿った位置での断面図である。
【図4】実施の形態1の車両後部構造が適用される車体全体の主な構成を示す斜視図である。
【図5】実施の形態1の車両後部構造で、パーセルメンバの変形を説明する車両前後方向に沿った断面位置での模式図である。
【図6】比較例を示す閉断面形状略菱形の一般的なメンバ部材の変形を説明する断面位置での模式図である。
【図7】従来例の車両後部構造で、セダン系車両の後部の斜視図である。
【図8】従来例の車両後部構造で、ハッチバック系車両の後部の斜視図である。
【図9】従来例の車両後部構造で、コンバーチブル系車両の後部の斜視図である。
【符号の説明】
2       乗員室(車室)
16      車両
19      フロントフロアパネル(床部)
21      シートクロスメンバ
24      リアフロアパネル
24b     上面部
29      セカンドクロスメンバ
30      上側フロアパネル
30a     後端部
30b     前側縦壁部
30d     下端縁
30e     フロアパネル開口部
30f     上面側
33      大閉断面部
34      小閉断面部
35      上側メンバ
35b     前脚部(前側縦壁部)
35f,35g 大,小メンバ開口部(メンバ開口部)
40      リアホイールハウス部
41      パーセルメンバ
42      アッパパーセルメンバ部材
43      ロアパーセルメンバ部材
44      縦壁部
44a     内側壁
45      上壁部
46      溶接フランジ部

Claims (6)

  1. 車両後部で、車室内床部近傍に車幅方向に沿って延設されるシートクロスメンバから車両後方に向けてリアフロアパネルを延設した車両後部構造であって、
    前記リアフロアパネルの上面部には、前記シートクロスメンバから車両後方に離間されて車幅方向に沿って延設されるセカンドシートクロスメンバを設けると共に、該セカンドクロスメンバと前記シートクロスメンバとの間に架け渡されて前記リアフロアパネルとの間に、大閉断面部を形成する上側フロアパネルを設け、しかも、該上側フロアパネルの上面側には、断面略ハット状を呈して、前記上側フロアパネルとの間に小閉断面部を形成する上側メンバを車幅方向に沿って延設したことを特徴とする車両後部構造。
  2. 前記上側フロアパネルの前端部には、車両前方に向けて下方に傾斜して、下端縁を前記シートクロスメンバに接続する前側縦壁部を設けると共に、該前側壁部には、車室内空間と、前記大閉断面部内空間とを連通するフロアパネル開口部を形成したことを特徴とする請求項1記載の車両後部構造。
  3. 前記上側メンバの前側縦壁部には、前記小断面部内空間と、車室内空間とを連通するメンバ開口部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両後部構造。
  4. リアフロアパネルの左,右側部に、リアホイールハウス部が形成されると共に、該リアフロアパネル上面から上方に離間されて、前記左,右のリアホイールハウス部を連結するパーセルメンバを設けたことを特徴とする車両後部構造。
  5. 前記パーセルメンバは、前,後に設けられた縦壁部を上壁部で連結して、車両前後方向断面形状を門型とすると共に、前記縦壁部の延設角度を前記リアホイールハウス部への荷重入力方向と一致させるアッパパーセルメンバ部材を有することを特徴とする請求項4記載の車両後部構造。
  6. 前記パーセルメンバは、前記アッパパーセルメンバ部材の前,後縦壁部内側壁に当接する溶接フランジ部を前,後に設けて、該アッパパーセルメンバ部材の下側開口を閉塞するロアパーセルメンバ部材を有することを特徴とする請求項5記載の車両後部構造。
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