JP2004002918A - 鋼帯の連続溶融めっき装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続溶融めっきライン内で連続的にエンボス加工できて生産性の向上、生産コストの低減を図れ、また鮮明、明瞭な凹凸模様付けを可能にする鋼帯の連続溶融めっき装置を提供する。
【解決手段】板厚0.25mm以上の鋼帯1を対象とし、溶融めっきされた鋼帯1を冷却後、表面外観の向上、材質の改善、エンボス加工、形状の矯正を行うバックアップロール16を備えたスキンパス兼エンボス装置33及びレベラー装置34を配置したセクション13を備える。スキンパス兼エンボス装置33はスキンパス用ワークロール35とエンボス用ロール36を取替え可能にしている。エンボス用ロール36は一方が凸部最高部の高さが15μm以上の凹凸を形成した凹凸ロール37で他方がフラットロール38であって、凹凸ロール37の凸部40で鋼帯1の片面を押圧し凹部40は鋼帯1の片面に対し非押圧状態にすることにより鋼帯1の片面に最深部の深さ10μm以上で平均深さ100μm以下のエンボス42を加工できるようにしてある。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は鋼帯の連続溶融めっき装置に係り、より詳しくは鋼帯に溶融めっきを施しながらエンボス加工も可能にする連続溶融めっき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鋼帯の連続溶融めっき装置ではエンボス加工は採用されていない。その理由は、鋼帯の連続溶融めっき装置には焼鈍炉設備やめっき装置が直列に並んでいるので、エンボス加工のためにラインスピードを調節することができないこと、またエンボス加工は、通常、薄い金属材料を、凹凸が互いに逆になるように1対の凹凸ロールの間で成形されるが(例えば、特開平11−241450号公報)、これではかなり強い圧下圧力となるため鋼板が蛇行したり、鋼板に絞りや局部伸び等が発生したりするなどの問題が生じるからである。したがって、鋼帯の連続溶融めっき装置では、例えば、特開平8−325689号公報に開示されているように低圧下による鋼帯の調質(材質調整)のためのスキンパス装置が備えられている程度である。またスキンパス工程で鋼帯の表面粗度を荒くしてぼんやり見える粗め模様を現出するダル加工が行なわれているに過ぎない。
このようなわけではっきり見える鮮明、明瞭なエンボス模様付きの溶融めっき鋼板を製造するには、連続溶融めっき製造ラインで溶融めっきを施し、次いで別ラインのエンボス加工ラインでエンボス加工して製造する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、エンボス模様付き溶融めっき鋼板の製造にあたって連続溶融めっき製造ラインとは別のラインでエンボス加工するとなれば、設備費、生産コスト、製造日数等が余分にかかる、という問題が生じる。
【0004】
本発明の目的は、上記のような問題を解消するためになされたものであり、連続溶融めっきライン内で連続的にエンボス加工できて生産性の向上、生産コストの低減を図れ、また鮮明、明瞭な凹凸模様付けを可能にする、鋼帯の連続溶融めっき装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、板厚0.25mm以上の鋼帯コイルを巻き戻し、鋼帯をラインに供給する入側セクションと、鋼帯表面に付着する圧延油等をクリーニングし、さらに、鋼帯の加工性改善のための焼鈍を行う焼鈍炉設備を備えたセクションと、焼鈍した鋼帯に溶融めっきを施し、めっき付着量、表面スパングルを調整するめっきセクションと、溶融めっきされた鋼帯を冷却後、表面外観の向上、材質の改善、エンボス加工、形状の矯正を行うバックアップロールを備えたスキンパス兼エンボス装置及びレベラー装置を配置したセクションと、耐食性、塗装性を付与する化成処理セクションと、化成処理された鋼帯をコイル状に巻き取る出側セクションと、を順に備えた鋼帯の連続溶融めっき装置であって、
前記スキンパス兼エンボス装置は、スキンパス用ワークロールとエンボス用ロールが取替え可能になっており、前記エンボス用ロールは一方が凸部最高部の高さが15μm以上の凹凸部を形成した凹凸ロールで他方がフラットロールであって、前記凹凸ロールの凸部で鋼帯の片面を押圧し凹部は鋼帯の片面に対し非押圧状態にすることにより鋼帯の片面に最深部の深さ10μm以上で平均深さ100μm以下のエンボスを加工できるようにしてあることに特徴を有するものである。
ここにおいて、上記「凹凸ロールの凹部は鋼帯の片面に対し非押圧状態にする」とは、凹部は鋼帯の片面に接触しない場合と、接触しても極めて軽く接触して押圧しない場合の双方を含む意である。
【0006】
【作用】
上記構成の鋼帯の連続溶融めっき装置によれば、鋼帯はエンボス用ロールの凹凸ロールとフラットロール間に通して凹凸ロールの凸部で鋼帯の片面を押圧し凹部は鋼帯の片面に対し非押圧状態にすることにより鋼帯の片面と凹凸ロールとの接触面積を小さくしてあるので、低い圧下荷重でも凹凸ロールの凸部に圧下荷重が集中してかかる。したがって、連続溶融めっきライン内で鋼板の蛇行、絞り、局部伸び等の問題なく連続的にエンボス加工できる。
【0007】
鋼帯の片面に最深部の深さ10μm以上のエンボスを加工するものとしてあるので、ダル加工による粗め模様のようにぼんやり見えるものとは違って、はっきりと見える鮮明、明瞭な凹凸模様を付けることができる。このように鋼帯の片面に最深部の深さ10μm以上のエンボス加工をするために、凹凸ロールの凸部最高部の高さを15μm以上に設定してある。また鋼帯の片面のエンボス平均深さが100μmを超えると、鋼帯の破断や強度低下の問題が生じて安定した製品が得られなくなるため、鋼帯の片面のエンボス平均深さは100μm以下に設定するとともに、鋼帯の板厚は0.25mm以上に設定する。
【0008】
エンボス装置はバックアップロールを備えたスキンパス装置を兼用するのでバックアップロールを共用でき、エンボス加工時にはスキンパス用ワークロールをエンボス用ロールに取り替えるのみで容易にかつ低設備コストでエンボス加工できることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態を図面に基づき説明する。図1は鋼帯の連続溶融めっき装置の概略図、図2はスキンパス兼エンボス装置の概略拡大図、図3はエンボス加工状態の展開断面図、図4は他の実施例を図2に相応して示す概略拡大図である。
【0010】
図1に示すように、本発明の鋼帯の連続溶融めっき装置は、板厚0.25mm以上の鋼帯コイルを巻き戻し、鋼帯1をラインへ供給する入側セクション10と、鋼帯1表面に付着する圧延油等をクリーニングし、さらに、鋼帯1の加工性改善のための焼鈍を行う焼鈍炉設備20を備えたセクション11と、焼鈍後の鋼帯1に亜鉛や亜鉛・アルミニウム合金等の溶融めっきを施し、めっき付着量、表面スパングルを調整するためのめっきセクション12と、鋼帯1を冷却後、表面外観の向上、材質の改善、エンボス加工、形状の矯正を行うためのバックアップロール16を備えたスキンパス兼エンボス装置33及びレベラー装置34を直列に配置したセクション13と、クロム酸又は有機液を塗布することにより耐食性、塗装性を付与する化成処理セクション14と、化成処理された鋼帯1をコイル状に巻き取る出側セクション15と、を順に備えてある。
【0011】
対象の鋼帯1は、板厚0.25mm以上、より好ましくは0.27〜1.2mm、幅600〜1270mmとする。ライン速度は、20〜180m/minとする。
【0012】
以下、上記セクション10〜15順に詳述する。まず、入側セクション10は、ペイオフリール2、溶接機3、入側ルーパー4、入側洗浄装置5を備えている。
【0013】
焼鈍炉設備20を備えたセクション11において、焼鈍炉設備20は焼鈍炉を備え、この焼鈍炉は無酸化加熱帯21、均一加熱帯22、第1冷却帯23、低温保持帯24、および最終冷却帯25等からなる。無酸化加熱帯21は直火式酸化炉で、ガスを燃焼させることにより鋼帯1を急速に加熱して鋼帯1の表面に付着した油脂類を揮発、分解し除去する。炉内は弱酸性なので鋼帯1の表面は軽微に酸化される。
【0014】
次いで、均一加熱帯22であるラジアントチューブ式加熱炉に導き、鋼帯1表面の酸化鉄の還元を行い、鋼帯1表面を活性化するために水素・窒素混合ガスを流し、炉内で還元と同時に焼鈍し、焼きならしを行う。
【0015】
次いで、第1冷却帯23であるジェット式急速冷却帯に導いて所定の温度に急冷し、低温保持帯24に導いて過時効処理を行い製品の時効硬化を改善する。さらに、最終冷却帯25であるガスジェット冷却帯に導き、鋼帯1がめっきに最適な温度になるようにコントロールする。
【0016】
めっきセクション12ではめっき槽26、ガスワイピング27、スパングル調整装置28、及びガルバニ−ル装置29を含む。前工程の焼鈍炉設備20で表面を正常、活性化した鋼帯1は、めっき槽26の中に浸漬され、めっき槽26中のシンクロール30により進行方向が変えられて上方へ引き上げられる。ガスワイピング27は、引き上げられた鋼帯1のめっき付着量を、気体を吹き付けて絞り取ることにより制御する。次いで、スパングル調整装置28で鋼帯1のスパングル(華模様)の大きさを調整し、ガルバニ−ル装置29で鋼帯1のめっき層の合金化処理を行う。鋼帯1のめっき層17(図3参照)は、例えば、3〜25μm厚とする。
【0017】
セクション13では、エアクーリングタワー31、めっき付着量計32、バックアップロール16を備えたスキンパス兼エンボス装置33、及びレベラー装置34を順に配置する。スキンパス兼エンボス装置33は、図2に示すように、スキンパス用ワークロール35とエンボス用ロール36を取り替え可能に構成してある。
【0018】
冷却された鋼帯1はスキンパス兼エンボス装置33、レベラー装置34へ導かれる。その際、溶融めっきの施された鋼帯1は降伏点伸びが大きく、加工の際ストレッチャーストレインやフルーティングが発生するので、この場合はスキンパス兼エンボス装置33にはスキンパス用ワークロール35を取り付けた状態下で、そのスキンパス用ワークロール35及びレベラー装置34で鋼帯1を軽く圧下して機械的性質を改善する。
【0019】
鋼帯1にエンボス加工する場合は、スキンパス兼エンボス装置33のスキンパス用ワークロール35をエンボス用ロール36に取り替え、バックアップロール16は共用する。エンボス用ロール36は、図3に示すように、凹凸ロール37とフラットロール38からなる。
【0020】
凹凸ロール37は凸部40の最高部の高さが15μm以上の凹凸部39,40を形成するとともに、凸部40で鋼帯1の片面を押圧し、凹部39は鋼帯1の片面に接触しないか又は接触しても極めて軽く接触して鋼帯1の片面を押圧しないように形成することにより鋼帯1の片面に凸部40により最深部の深さ10μm以上で平均深さ100μm以下のエンボス(凹部)42が形成できるようにしてある。凸部40で鋼帯1の片面を押圧し、凹部39は鋼帯1の片面に接触しないか又は接触しても極めて軽く接触して鋼帯1の片面を押圧しないように形成するためには、最低高さの凸部40とフラットロール38の表面との間の間隔aを鋼帯1の板厚tより小さくし(a<t)、凹部39とフラットロール38の表面との間の間隔bを鋼帯1の板厚tと同じか大きくする(b≧t)。
【0021】
凹凸ロール37の凸部40の最高部高さは15〜140μm、好ましくは70〜100μmに設定する。凸部40の最高部高さが15μmより小さいと、凹凸ロール37の凹凸部39,40が摩耗して使用寿命が短くなり、また鋼帯1の片面への凹凸模様がはっきり見えなくなるか、見えにくくなる。凸部40の最高部高さが140μmより大きいと、凹凸ロール37の凸部40が損傷し易くなり、まためっき層17に転写するエンボス模様に異常が発生する恐れが大きくなる。凹凸ロール37の凹凸部39,40は幾何学的なパターンを有するケミカルエッチング処理を行うことによって、例えば、レザー調、ラフマット調、木目調、砂目調、石目調、モザイク柄等のデザイン柄に形成する。
【0022】
鋼帯1のエンボス(凹部)42の最深部の深さは10〜100μm、より好ましくは20〜100μmになるように設定される。エンボス42の最深部の深さが10μmより小さいと、鋼帯1の片面への凹凸模様がはっきり見えなくなるか、見えにくくなる。また、エンボス(凹部)42の平均深さが100μmを超えると、鋼帯1の破断や強度低下の問題が生じて安定した製品が得られない。
【0023】
他の実施例として、図4に示すようにスキンパス装置41とスキンパス兼エンボス装置33とを直列に並べておくとラインを効率的に利用できる。
この場合は、スキンパス装置41のスキンパス用ワークロール35を取り外し、再研磨したいとき、スキンパス兼エンボス装置33をスキンパス装置として待機させておくことで連続的に切り替えられ、またスキンパス兼エンボス装置33をエンボス装置として待機させておくことでエンボス加工のみの切り替え、及びスキンパス加工とエンボス加工の両方に切り替えが連続的に行えるということでラインの停止を最小限に抑えられる。
【0024】
図1に示すように、化成処理セクション14では、ロールコーターによる第1化成処理装置43と第2化成処理装置44とを直列に備える。第1化成処理装置43と第2化成処理装置44との間には冷却ロール装置45を配置する。
【0025】
第1化成処理装置43は、第1化成処理ロールコータ−46と、第1化成処理オーブン47と、エアクーラーである第1冷却装置48とを順に配置している。第2化成処理装置44は、第2化成処理ロールコータ−49と、第2化成処理オーブン50と、エアクーラーである第2冷却装置51と、クロム量付着量計52とを順に配置している。
【0026】
鋼帯1の活性なめっき表面に発生しやすい錆を防止し、塗料密着性や耐食性を向上させるために、最終工程の第1化成処理装置43、第2化成処理装置44で化成処理を行う。現在、多様な品種やグレード等に対応するために、種々の化成処理液が増えてきており、これに伴い処理液の変更の必要性が多くなった。このような処理液の変更は、ラインを止めることなく、連続的に行えることが望まれる。そのために、第1化成処理装置43と第2化成処理装置44とを直列に備えている。したがって、稼動中に化成処理液を変更する事態になった場合でも、ラインを停止することなく、第1化成処理装置43又は第2化成処理装置44のいずれかを使用することによって切り替えられる。また、第1化成処理装置43と第2化成処理装置44を共に使用することにより2層の化成処理が可能である。第1化成処理装置43、第2化成処理装置44は共にロールコーターによる塗布であるので、処理液の付着量の調整が容易に行える。
【0027】
化成処理液の塗布について、例えば、鋼帯1のめっき層の上に第1化成処理装置43で、例えばCr付着量6〜100mg/mのクロメート皮膜を形成し、このクロメート皮膜の上層には第2化成処理装置44で、例えば0.3〜3.0μm膜厚の樹脂皮膜を施すことができる。
【0028】
第1化成処理装置43と第2化成処理装置44との間に配される冷却ロール装置45は4本の冷却ロールからなり、この冷却ロール装置45により処理液が第2化成処理ロールコータ−49の表面で固まることを防止できる。
【0029】
最後に、化成処理された鋼帯1をコイル状に巻き取る出側セクション15は、出側ルーパー53とカローゼルテンションリール54を備えている。
【0030】
【発明の効果】
本発明の鋼帯の連続溶融めっき装置によれば、連続溶融めっきライン内で鋼帯の蛇行、絞り、局部伸び等の問題なく連続的にエンボス加工できるので、別のエンボスラインが不要となり、設備費や製造コストの低減、製造日数の短縮化等を図り得るし、また鮮明、明瞭な凹凸模様付けを可能にし、さらにエンボス装置はバックアップロールを有するスキンパス装置を兼用することによりエンボス加工が容易にかつ低設備コストで行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋼帯の連続溶融めっき装置の概略図である。
【図2】スキンパス兼エンボス装置の概略拡大図である。
【図3】エンボス加工状態の展開断面図である。
【図4】他の実施例を図2に相応して示す概略拡大図である。
【符号の説明】
1 鋼帯
10 入側セクション
11 焼鈍炉設備を備えたセクション
12 めっきセクション
13 スキンパス兼エンボス装置及びレベラー装置を配置したセクション
14 化成処理セクション
15 出側セクション
16 バックアップロール
17 めっき層
20 焼鈍炉設備
33 スキンパス兼エンボス装置
34 レベラー装置
35 スキンパス用ワークロール
36 エンボス用ロール
37 凹凸ロール
38 フラットロール
39 エンボス用ロールの凹部
40 エンボス用ロールの凸部

Claims (1)

  1. 板厚0.25mm以上の鋼帯コイルを巻き戻し、鋼帯をラインに供給する入側セクションと、
    鋼帯表面に付着する圧延油等をクリーニングし、さらに、鋼帯の加工性改善のための焼鈍を行う焼鈍炉設備を備えたセクションと、
    焼鈍した鋼帯に溶融めっきを施し、めっき付着量、表面スパングルを調整するめっきセクションと、
    溶融めっきされた鋼帯を冷却後、表面外観の向上、材質の改善、エンボス加工、形状の矯正を行うバックアップロールを備えたスキンパス兼エンボス装置及びレベラー装置を配置したセクションと、
    耐食性、塗装性を付与する化成処理セクションと、
    化成処理された鋼帯をコイル状に巻き取る出側セクションと、
    を順に備えた鋼帯の連続溶融めっき装置であって、
    前記スキンパス兼エンボス装置は、スキンパス用ワークロールとエンボス用ロールが取替え可能になっており、
    前記エンボス用ロールは一方が凸部最高部の高さが15μm以上の凹凸部を形成した凹凸ロールで他方がフラットロールであって、前記凹凸ロールの凸部で鋼帯の片面を押圧し凹部は鋼帯の片面に対し非押圧状態にすることにより鋼帯の片面に最深部の深さ10μm以上で平均深さ100μm以下のエンボスを加工できるようにしてあることを特徴とする、鋼帯の連続溶融めっき装置。
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