JP2004002028A - 糸撚り継ぎ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は綾巻ボビンを製造するための繊維機械のための糸撚り継ぎ装置であって、糸端を準備するための装置と、準備された糸端を結合するために空気力で負荷される撚り継ぎ通路と、撚り継ぎ通路へ準備された糸端を供給する糸供給器とを有しており、前記糸供給器が、繊維機械の中央制御装置によって、準備された糸端が撚り継ぎ通路にて規定された位置に位置決め可能に制御可能であり、糸撚り継ぎ装置が駆動可能なカムディスクパッケージを有しており、該カムディスクパッケージが引っ張りレバーを介し糸供給器を負荷可能である形式のものを改良し、遠隔操作でき、製作費用が著しく低減されるようにすること。
【解決手段】前記糸供給器を駆動するカムディスクのカムディスク形状によってあらかじめ設定されている前記糸供給器の旋回距離を変更するために、当該繊維機械の中央制御装置を介し制御可能な装置が設けられていること。
【選択図】 図3
【解決手段】前記糸供給器を駆動するカムディスクのカムディスク形状によってあらかじめ設定されている前記糸供給器の旋回距離を変更するために、当該繊維機械の中央制御装置を介し制御可能な装置が設けられていること。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は請求項1の上位概念として記述した糸撚り継ぎ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような空気力式に働く糸撚り継ぎ装置は繊維機械工業にて、特に自動綾巻き機と関連して以前から公知であり、例えばDE4240728A1号又は出願人のハンドブック「Autoconer 338」に比較的に詳細に記述されている。
【0003】
このような糸撚り継ぎ装置では2つの糸端が空気力式に結節のない結合に撚り継ぎされる。この撚り継ぎはほぼ糸と同じ強度を有し、理想的な場合にはほぼ糸と同様の外観を呈する。
【0004】
つまり、自動綾巻き機の巻取り部の1つにおいて巻取りプロセスの間に糸切れが発生するか又は規定されたクリーニングカットが行なわれると、まず、分離した糸の糸端は特別な空気力式の装置によって糸撚り継ぎ領域に呼び戻される。その際、吸込みノズルはいわゆる上糸を綾巻きボビンから回収し、該上糸を糸撚り継ぎ装置の撚り継ぎヘッドの撚り継ぎ通路に供給する。さらに糸は吸込みノズルによって撚り継ぎ通路の上側に配置された糸クランプ装置と撚り継ぎ通路の下側に位置せしめられた糸切断装置に通される。
【0005】
相応して、巻取り個所に配置された粗糸ボビンから発するいわゆる下糸も、負圧で負荷されたグリッパ管を用いて撚り継ぎ通路内へもたらされる。その際、下糸は撚り継ぎ通路の下側に配置された糸クランプ装置並びに撚り継ぎ通路の上側に配置された糸切断装置へ通される。
【0006】
次いで糸端は糸切断装置で適当な長さに切断され、いわゆる保持兼解繊管に吸込まれ、そこで次の撚り継ぎプロセスのために準備される。これによって保持兼解繊管にてまず糸端の糸撚りがほとんど除かれ、次いで糸端が糸供給器により撚り継ぎ通路内へ引戻される。糸端は糸撚り継ぎ装置内で互いに平行に位置し、そこで最終的に空気力で撚り継ぎされることができる。
【0007】
それ自体評価されている前記公知の糸撚り継ぎ装置においては、糸撚り継ぎ装置、特に糸切断装置、糸クランプ装置、撚り継ぎ器カバー並びに糸供給器の種々の機能部材の駆動は例えばカムディスク駆動装置を介して行なわれる。つまり、撚り継ぎ器駆動ケーシングにおいてはカムディスクパッケージが支承されている。このカムディスクパッケージは例えば差込み継手を介して、巻取り個所固有の駆動装置に接続されている。この場合、個々のカムディスク自体はレバー連桿を介して糸撚り継ぎ装置の先きに述べた機能エレメントと結合されている。
【0008】
空気力式に形成された糸継ぎの強度と外観にとっては、保持兼解繊管における糸端のきちんとした準備と撚り継ぎ通路内での糸端の十分な搦めの他に、撚り継ぎ通路内での両方の糸端のオーバラップ長さも重要である。
【0009】
繊維機械、特に自動綾巻き機においては、きわめて異なる特性を、特に糸番手及び/又は糸材料に関して、有している糸が加工されるので、加工ロットを変える場合には、きちんとした撚り継ぎにとって重要なパラメータをそのつど新しい糸に適合させることが有利である。
【0010】
その際、保持兼解繊管における糸端の空気力式の準備及び撚り継ぎ通路における糸端の搦め度は、適当な電磁式の空気弁の開放時間を介して比較的に簡単に調節でき、特にロットを変換する場合には例えば繊維機械のセントラル制御ユニットを介し容易に遠隔制御されて変えられることができる。
【0011】
もちろん、撚り継ぎ通路における両方の糸端のオーバラップ長さの変化は比較的に実施が困難でかつ先きに述べた糸撚り継ぎ装置においてそれぞれマニアル操作を必要とする。つまり、自動綾巻き機の数多くの作業個所の各々においては個々に手で各糸撚り継ぎ装置の糸供給器のためのストッパが新たに調整されなければならない。
【0012】
糸供給器ストッパのマニュアルによる調節は面倒でかつ時間がかかるので過去においてはすでに、糸供給器の旋回距離、ひいては撚り継ぎしようとする糸端のオーバラップの遠隔制御された調節を可能にする糸撚り継ぎ装置が開発されている。
【0013】
DE19610817A1号及びDE19921855A1号には例えば、糸供給器の旋回距離を繊維機械のセントラル制御ユニットにより調節することが可能である糸撚り継ぎ装置が記載されている。
【0014】
この公知の糸撚り継ぎ装置は、溝付きドラムを有する撚り継ぎ器駆動ケーシングを備えている。溝付きドラムは異なって構成された複数の溝路を有している。この場合、溝付きドラムは逆転可能なステップモータにより駆動される。このステップモータは制御導線を介して巻取り機のセントラル制御ユニットに接続されている。個々の溝路内では制御突起が走行し、該制御突起は適当な連桿装置を介して糸撚り継ぎ装置の機能エレメント、例えば撚り継ぎ器カバー、糸切断装置、糸クランプ装置を作動する。
【0015】
この場合、溝付きドラムは円周の1部に亘って前進と後進とのために別個の溝路区分を備えた1つの溝路を有している。このきわめて費用のかかる溝路を介して、準備管に空気を供給する弁が制御される。
【0016】
さらに溝付きドラムは部分的に段階的な経過を有し、特別なレバー連桿と関連して糸供給器の旋回距離の規定された調節を可能にする。つまり糸供給器を調節するためには溝付きドラムはステップモータによってまず前方へ回転させられる。次いで逆転可能な駆動装置は、糸供給器があらためて前方へ回転させられる溝付きドラムによって規定されて位置決めされる前に、溝付きドラムを再び数度の角度だけ後方へ回転させる。
【0017】
先きに記述した前記糸撚り継ぎ装置はもちろん、構造が複雑で、その比較的に費用のかかる溝付きドラムに基づき製作費用がきわめて高い。
【0018】
【特許文献1】
DE4240728A1号
【特許文献2】
DE19610817A1号
【特許文献3】
DE19921855A1号
【非特許文献1】
ハンドブック「Autoconer 338」
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は先きに述べた公知技術から出発して、一方では例えば繊維機械のセントラル制御ユニットを介して遠隔操作されて個別に調節可能で、他方では製作費用に関し、公知の遠隔制御可能な糸撚り継ぎ装置の製作費用よりもはっきりと下である糸供給器を有する糸撚り継ぎ装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は請求項1に記載した糸撚り継ぎ装置によって解決された。
【0021】
本発明の有利な構成は従属請求項の対象である。
【0022】
糸撚り継ぎ装置の本発明による構成は、それ自体評価されている、費用的に好ましい構造が、比較的にわずかな変更によって、きちんとした撚り継ぎに関係するすべてのパラメータが繊維機械のセントラル制御ユニットにより調節可能で、場合によっては随時容易に修正されるように改善されるという利点を有している。つまり、糸供給器の旋回距離を変化させることによって簡単な形式で、撚り継ぎ通路内で位置決めされる必要のある糸端のオーバラップ長さの調節が可能である。
【0023】
この場合、糸供給器の旋回距離の変更は請求項2に記載されているように、有利な実施例では、規定されて調節可能なストッパを用いて、つまり角度位置に関連して糸供給器の旋回距離を制限するストッパを用いて行なわれる。
【0024】
請求項3及び4に示されている前記形式のストッパはステップモータ又は回転磁石として構成された駆動装置によって規定されて旋回軸を中心として調節可能で、糸供給器の最大旋回距離をあらかじめ規定する。つまり、ストッパのそのつどの角度位置を介して、撚り継ぎしようとする糸端のオーバラップ長さに直接的に影響が及ぼされる。
【0025】
この場合、有利な実施例ではストッパは請求項5に記載されているように、種々異なる長さの複数の個別のストッパ突起を有しているか又はストッパは請求項6に記載したように偏心体として構成されている。この場合、偏心体ストッパは問題なく製作できかつ無段階に調節可能であるという利点を有している。つまり、1つの偏心体ストッパで2つの限界値の間で、互いに異なる多数のオーバラップ長さの調節が可能である。
【0026】
有利な実施例においてはストッパの旋回軸は請求項7に記載されているように糸供給器の旋回軸に対し直角に配置されている。このような配置は、糸撚り継ぎ装置の作用を妨げることなく、簡単で、コンパクトな構成をもたらす。
【0027】
別の択一的な実施例は請求項8に記載されている。
【0028】
この場合には糸供給器の旋回距離の変化は長さ調節可能な引っ張り棒を介して行なわれる。
【0029】
この場合には有利な形式でカムディスクを糸供給器に結合する伝動トレーン内に、規定されて制御可能な調節駆動装置が接続されている(請求項9)。この調節駆動装置は請求項10に示すように、ねじスピンドルを負荷する。この場合、調節駆動装置としては有利には電磁的な駆動装置、例えばステップモータが使用される。この場合、駆動装置は有利には当該作業個所の作業個所計算機を介し繊維機械のセントラル制御ユニットに接続され、必要に応じてセントラル制御ユニットから規定されて制御される。
【0030】
しかし、電磁式の駆動装置の代りに押動ピストン伝動装置の使用も可能である。請求項11に記載したようにカムディスクと糸供給器との間を延びる伝動トレーンに例えば空気力シリンダが接続されていることができる。この空気力シリンダの走出長さを介して糸供給器の旋回領域は調節されることができる。この場合、空気力シリンダの走出長さは例えばシリンダに導入された空気の圧力によって調節されることができる。
【0031】
以下、本発明を図面に示された実施例に基づき詳細に説明する。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1においては、全体として符号1で示された綾巻きボビンを製造する繊維機械、実施例では自動綾巻機が側面図で概略的に示されている。
【0033】
周知のようにこのような自動綾巻機は図示されていない端部フレームの間に、複数の同じ形式の作業個所、本実施例では巻取り個所2を有している。この巻取り個所2では図示されていないリング紡績機で生産された紡績コップ9が容積の大きな綾巻きボビン15に巻返される。この綾巻きボビン15は生産後、自動的に働く、同様に図示されていないサービス装置を用いて機械長さの綾巻きボビン搬送装置21に引渡される。
【0034】
この公知の自動綾巻き機1は通常、ボビン及び巻管搬送システム3の形をしたロジスティック装置を有している。図1においては、コップ供給区間4、可逆駆動可能な貯え区間5、巻取り個所2に通じる横方向搬送区間6並びに巻管戻し区間7しか示されていないボビン及び巻管搬送システム3においては、搬送皿8に垂直に配置された状態で、紡績コップ9もしくは空の巻管が循環させられる。この場合、送られてきた紡績コップ9はそれぞれ横方向搬送区間6の領域で巻取り個所に存在する巻解個所ASにて体積の大きい綾巻きボビン15に巻返される。
【0035】
個々の巻取り個所はこのために、周知であるために略示した種々の装置を有し、これらの装置がこの作業個所のきちんとした運転を保証している。これらの装置は特に、吸込みノズル12、グリッパ管25並びに糸撚り継ぎ装置10である。この糸撚り継ぎ装置10は有利には空気力式のスプライサとして構成されている。
【0036】
さらにこのような自動綾巻き機1はセントラル制御ユニット49を有している。このセントラル制御ユニット49は機械バス50を介し、個々の巻取り個所2の作業個所計算機29と接続されている。
【0037】
空気力式の糸撚り継ぎ装置10はレギュラな糸道に対しいくらか後退させられて、特に図2に示されているように上方の糸クランプ兼切断装置17、糸供給器30並びに(図2には図示されていない)旋回可能に支承された撚り継ぎ器カバー23を有している。
【0038】
綾巻きボビン15は巻取りプロセスの間、自由に回転可能に巻取り装置24のボビンフレーム28に保持されており、その際、その表面で溝付きドラム14の上に支えられている。溝付きドラム14は綾巻きボビン15を摩擦接続で連行する。
【0039】
すでに先きに述べたように各巻取り個所2は負圧で負荷可能な吸込みノズル12並びに負圧で負荷可能なグリッパ管25を有している。この場合、吸込みノズル12は回転軸16を中心としてかつグリッパ管25は回転軸26を中心として制限されて回転可能に支承されている。
【0040】
図2においては斜視図で、糸撚り継ぎ装置10、糸供給位置にある吸込みノズル12並びに比較可能な糸供給位置に配置されたグリッパ管25が示されている。この場合、吸込みノズル12はいわゆる上糸31を綾巻きボビン15から回収し、撚り継ぎヘッド19の撚り継ぎ通路20内へもたらしている一方、コントロールされたクリーニングカットのあとで糸キャッチャに固定されている、紡績ヘッド9と結合された下糸32はグリッパ管25によって回収され、同様に撚り継ぎ通路20内へもたらされている。
【0041】
この場合、図2に示されているように、上糸31は上側の糸クランプ兼切断装置のクランプエレメント11′と下方に配置された糸クランプ兼切断装置17の切断エレメント17′に通されている。下糸32は相応して下側の糸切断兼クランプ装置17のクランプエレメント17′と上側の糸切断兼クランプ装置11の切断エレメント11′内に配置されている。
【0042】
さらに図2に示されているように、撚り継ぎヘッド19は例えばねじ結合27を介して基体22に接続されている。この基体22は、複数の空気力式に負荷可能な保持及び解繊管18が挿入される複数の接続部を有している。
【0043】
図3には平面図で、部分的に断面して、本発明による糸撚り継ぎ装置10の第1実施例が示されている。この場合、糸供給器30の旋回距離Sは回転可能に支承されたストッパ41を介して調節可能である。すなわち、ストッパ41は旋回軸43を中心として回転可能に支承されているか又はストッパ41の旋回軸が直接、規定されて制御可能な駆動装置42の駆動軸43によって形成されている。この場合、ストッパ41は前記駆動装置42により、規定されて種々の作業位置に位置決め可能である。図示のようにストッパ41は長さの異なる複数のストッパ突起51を有し、これらのストッパ突起51はそれぞれ、旋回軸40を中心として制限されて回転可能に支承された糸供給器30の旋回角を規定している。
【0044】
有利にはステップモータとして又は回転磁石として構成されたストッパ41の駆動装置42は、制御導線58を介して該当する巻取り個所2の作業個所計算機29に接続されている。この作業個所計算機29自体は機械バス50を介して巻取り機1のセントラル制御ユニット49に接続されている。
【0045】
さらに図3から判るように、撚り継ぎ器駆動装置ケーシング34には支承軸35が配置されており、この支承軸35は差込み継手39を介して巻取り個所個有の駆動装置(図示せず)と結合されている。支承軸35はその際、カムディスク36と53が相対回動不能に配置されている。
【0046】
カムディスク36は適宜のカムディスクレバー37並びに引っ張り棒38を介して、図2に示された糸クランプ兼切断装置11,17並びに撚り継ぎ器カバー23を負荷する。糸クランプ兼切断装置11,17並びに撚り継ぎ器カバー23を適時制御するために引っ張り棒38によって負荷される作動メカニズムの正確な構成は以前から公知であり、例えば冒頭に述べた本件出願人のハンドブックに記載されている。
【0047】
カムディスク53は引っ張り棒55を介し糸供給器30と結合されたカムディスクレバー54と協働する。この場合、カムディスクレバーは緩衝されて支承されている。つまり、例えばストッパ突起51の種々異なる長さに基づくストッパ41の個々の位置にて発生する。作動装置53,54,55における状態の変化は、例えばカムディスクレバー54のばね弾性的な支承により補償される。
【0048】
図4に示された糸撚り継ぎ装置は図3に示された糸撚り継ぎ装置の実施例とほぼ同じである。
【0049】
両方の糸撚り継ぎ装置10はストッパヘッドの形だけしか異なっていない。つまり、種々の作業位置に位置決め可能な、種々の長さのストッパ突起51を有するストッパヘッドの代りに、ストッパ44は糸供給器30の旋回距離を制限するためにこの場合には無段階に調節可能な偏心体ヘッドを有している。
【0050】
ストッパ44も、制御導線58を介し該当する巻取り個所2の作業個所計算機29に接続されかつ例えば機械バス50を介し巻取り機1のセントラル制御ユニット49と接続された駆動装置42を介し、角度的に正確に調節されることができる。この場合、偏心体ヘッドは糸供給器30の旋回距離の無段階の調節を可能にする。その際、旋回距離は糸供給器の最小旋回角と最大旋回角との間の領域にある。ストッパ44のための駆動装置42としてはステップモータ又は回転磁石が有利であることが証明された。
【0051】
図5の実施例ではカムディスク33はカムディスクレバー54並びに規定されて長さ変化可能な引っ張り棒55を介し糸供給器30と結合されている。つまり、引っ張り棒55には、調節モータ45、有利にはステップモータが接続され、該調節モータ45がねじスピンドル47を負荷している。同様に該当する巻取り個所2の作業個所計算機29に制御導線58を介して接続されかつ機械バス50を介して巻取り機1のセントラル制御ユニット49と接続された調節モータ45の適当な制御によって、引っ張り棒55の長さ、ひいては糸供給器30の旋回領域は規定されて調節されることができる。
【0052】
本発明による糸撚り継ぎ装置の作用:
1つの巻取り個所1にて糸切れが生じるか又はコントロールされたクリーニングカットが行なわれると、吸込みノズル12は上糸31を綾巻きボビン15から回収し、該上糸31を上側の糸クランプ装置11′、撚り継ぎヘッド19における撚り継ぎ通路20並びに下側の糸切断装置17″に供給する。同時に又はほぼ同時にグリッパ管25によって下糸32も探し出され、下側の糸クランプ装置17′、撚り継ぎ通路19並びに上側の糸切断装置11″に位置決めされる。
【0053】
図3の実施例では次いで、カムディスク36によって撚り継ぎ器カバー23が閉じられ、糸クランプ装置11′,17′が働かされ、糸切断装置11″と17″とにより所定長さの糸端が上糸31と下糸32とから切断される。
【0054】
次いで正確な長さに切断された糸端は空気力で負荷された保持兼解繊管18に吸い込まれ、そこで次いで行なわれる撚り継ぎ過程のために準備される。つまり、糸端からは保持兼解繊管18にてまずほぼ完全に糸撚りが除去される。次いでカムディスク53を介し、糸供給器30が制御され糸供給器30のアームがそれぞれ所属の保持兼解繊管18に向き合った側にて、糸ループが発生するように上糸31もしくは下糸32の糸ストランド内へもたらされる。
【0055】
これにより糸端は保持兼解繊管18から撚り継ぎ通路20の方向へ引っ張られる。この際、糸供給器30はストッパ41の適当なストッパ突起51に糸供給器30が当接するまで旋回させられる。糸供給器30のこの位置で撚り継ぎ通路20へ引き戻された糸端は所定の最適なオーバラップ度を有している。このオーバラップ度は例えばロット変換に際して巻取り機1のセントラル制御ユニット49にて調節されることができる。
【0056】
冒頭に述べたように例えば糸材料又は糸番手に関連する前記最適なオーバラップ度に糸端が達すると、撚り継ぎ空気が撚り継ぎ器カバー23によって閉鎖された撚り継ぎ通路20に供給され、糸端は撚り継ぎ通路内で空気力で撚り合わされる。
【0057】
いまや再び空気力で結合された糸は、次いで撚り継ぎ通路20を開放することで解き放たれかつ巻取り過程が新たに開始される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがって構成された糸撚り継ぎ装置を有する、自動綾巻き機の1作業個所の側面図。
【図2】本発明による糸撚り継ぎ装置を、該糸撚り継ぎ装置に所属する機能エレメントと共に示した斜視図。
【図3】本発明による糸撚り継ぎ装置の第1実施例を示した図。
【図4】本発明による糸撚り継ぎ装置の第2実施例を示した図。
【図5】本発明による糸撚り継ぎ装置の択一的な第3の実施例を示した図。
【符号の説明】
1 繊維機械(自動綾巻き機)、 2 巻取り個所、 3 ボビン及び巻管搬送システム、 4 コップ供給区間、 5 貯え区間、 6 横方向搬送区間、7 巻管戻し区間、 8 搬送皿、 9 紡績コップ、 10 糸撚り継ぎ装置、 12 吸込みノズル、 14 溝付きドラム、 15 綾巻きボビン、 17 糸クランプ兼保持装置、 18 解繊管、 19 撚り継ぎヘッド、 20 撚り継ぎ通路、 22 基体、 23 撚り継ぎ器カバー、 24 巻取り装置、 25 グリッパ管、 26 回転軸、 27 ねじ結合、 28 巻取りフレーム、 29 作業個所計算機、 30 糸供給器、 31 上糸、 32 下糸、 34 駆動装置ケーシング、 35 支承軸、 36 カムディスク、 38 引っ張り棒、 39 差込み継手、 40 旋回軸、 41 ストッパ、 42 駆動装置、 43 旋回軸、 44 ストッパ、 45 調節モータ、 47 ねじスピンドル、 49 セントラル制御ユニット、 50 機械バス、 51 ストッパ突起、 53 カムディスク、 54 カムディスクレバー、 55 引っ張り棒、 58 制御導線
【発明の属する技術分野】
本発明は請求項1の上位概念として記述した糸撚り継ぎ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような空気力式に働く糸撚り継ぎ装置は繊維機械工業にて、特に自動綾巻き機と関連して以前から公知であり、例えばDE4240728A1号又は出願人のハンドブック「Autoconer 338」に比較的に詳細に記述されている。
【0003】
このような糸撚り継ぎ装置では2つの糸端が空気力式に結節のない結合に撚り継ぎされる。この撚り継ぎはほぼ糸と同じ強度を有し、理想的な場合にはほぼ糸と同様の外観を呈する。
【0004】
つまり、自動綾巻き機の巻取り部の1つにおいて巻取りプロセスの間に糸切れが発生するか又は規定されたクリーニングカットが行なわれると、まず、分離した糸の糸端は特別な空気力式の装置によって糸撚り継ぎ領域に呼び戻される。その際、吸込みノズルはいわゆる上糸を綾巻きボビンから回収し、該上糸を糸撚り継ぎ装置の撚り継ぎヘッドの撚り継ぎ通路に供給する。さらに糸は吸込みノズルによって撚り継ぎ通路の上側に配置された糸クランプ装置と撚り継ぎ通路の下側に位置せしめられた糸切断装置に通される。
【0005】
相応して、巻取り個所に配置された粗糸ボビンから発するいわゆる下糸も、負圧で負荷されたグリッパ管を用いて撚り継ぎ通路内へもたらされる。その際、下糸は撚り継ぎ通路の下側に配置された糸クランプ装置並びに撚り継ぎ通路の上側に配置された糸切断装置へ通される。
【0006】
次いで糸端は糸切断装置で適当な長さに切断され、いわゆる保持兼解繊管に吸込まれ、そこで次の撚り継ぎプロセスのために準備される。これによって保持兼解繊管にてまず糸端の糸撚りがほとんど除かれ、次いで糸端が糸供給器により撚り継ぎ通路内へ引戻される。糸端は糸撚り継ぎ装置内で互いに平行に位置し、そこで最終的に空気力で撚り継ぎされることができる。
【0007】
それ自体評価されている前記公知の糸撚り継ぎ装置においては、糸撚り継ぎ装置、特に糸切断装置、糸クランプ装置、撚り継ぎ器カバー並びに糸供給器の種々の機能部材の駆動は例えばカムディスク駆動装置を介して行なわれる。つまり、撚り継ぎ器駆動ケーシングにおいてはカムディスクパッケージが支承されている。このカムディスクパッケージは例えば差込み継手を介して、巻取り個所固有の駆動装置に接続されている。この場合、個々のカムディスク自体はレバー連桿を介して糸撚り継ぎ装置の先きに述べた機能エレメントと結合されている。
【0008】
空気力式に形成された糸継ぎの強度と外観にとっては、保持兼解繊管における糸端のきちんとした準備と撚り継ぎ通路内での糸端の十分な搦めの他に、撚り継ぎ通路内での両方の糸端のオーバラップ長さも重要である。
【0009】
繊維機械、特に自動綾巻き機においては、きわめて異なる特性を、特に糸番手及び/又は糸材料に関して、有している糸が加工されるので、加工ロットを変える場合には、きちんとした撚り継ぎにとって重要なパラメータをそのつど新しい糸に適合させることが有利である。
【0010】
その際、保持兼解繊管における糸端の空気力式の準備及び撚り継ぎ通路における糸端の搦め度は、適当な電磁式の空気弁の開放時間を介して比較的に簡単に調節でき、特にロットを変換する場合には例えば繊維機械のセントラル制御ユニットを介し容易に遠隔制御されて変えられることができる。
【0011】
もちろん、撚り継ぎ通路における両方の糸端のオーバラップ長さの変化は比較的に実施が困難でかつ先きに述べた糸撚り継ぎ装置においてそれぞれマニアル操作を必要とする。つまり、自動綾巻き機の数多くの作業個所の各々においては個々に手で各糸撚り継ぎ装置の糸供給器のためのストッパが新たに調整されなければならない。
【0012】
糸供給器ストッパのマニュアルによる調節は面倒でかつ時間がかかるので過去においてはすでに、糸供給器の旋回距離、ひいては撚り継ぎしようとする糸端のオーバラップの遠隔制御された調節を可能にする糸撚り継ぎ装置が開発されている。
【0013】
DE19610817A1号及びDE19921855A1号には例えば、糸供給器の旋回距離を繊維機械のセントラル制御ユニットにより調節することが可能である糸撚り継ぎ装置が記載されている。
【0014】
この公知の糸撚り継ぎ装置は、溝付きドラムを有する撚り継ぎ器駆動ケーシングを備えている。溝付きドラムは異なって構成された複数の溝路を有している。この場合、溝付きドラムは逆転可能なステップモータにより駆動される。このステップモータは制御導線を介して巻取り機のセントラル制御ユニットに接続されている。個々の溝路内では制御突起が走行し、該制御突起は適当な連桿装置を介して糸撚り継ぎ装置の機能エレメント、例えば撚り継ぎ器カバー、糸切断装置、糸クランプ装置を作動する。
【0015】
この場合、溝付きドラムは円周の1部に亘って前進と後進とのために別個の溝路区分を備えた1つの溝路を有している。このきわめて費用のかかる溝路を介して、準備管に空気を供給する弁が制御される。
【0016】
さらに溝付きドラムは部分的に段階的な経過を有し、特別なレバー連桿と関連して糸供給器の旋回距離の規定された調節を可能にする。つまり糸供給器を調節するためには溝付きドラムはステップモータによってまず前方へ回転させられる。次いで逆転可能な駆動装置は、糸供給器があらためて前方へ回転させられる溝付きドラムによって規定されて位置決めされる前に、溝付きドラムを再び数度の角度だけ後方へ回転させる。
【0017】
先きに記述した前記糸撚り継ぎ装置はもちろん、構造が複雑で、その比較的に費用のかかる溝付きドラムに基づき製作費用がきわめて高い。
【0018】
【特許文献1】
DE4240728A1号
【特許文献2】
DE19610817A1号
【特許文献3】
DE19921855A1号
【非特許文献1】
ハンドブック「Autoconer 338」
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は先きに述べた公知技術から出発して、一方では例えば繊維機械のセントラル制御ユニットを介して遠隔操作されて個別に調節可能で、他方では製作費用に関し、公知の遠隔制御可能な糸撚り継ぎ装置の製作費用よりもはっきりと下である糸供給器を有する糸撚り継ぎ装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は請求項1に記載した糸撚り継ぎ装置によって解決された。
【0021】
本発明の有利な構成は従属請求項の対象である。
【0022】
糸撚り継ぎ装置の本発明による構成は、それ自体評価されている、費用的に好ましい構造が、比較的にわずかな変更によって、きちんとした撚り継ぎに関係するすべてのパラメータが繊維機械のセントラル制御ユニットにより調節可能で、場合によっては随時容易に修正されるように改善されるという利点を有している。つまり、糸供給器の旋回距離を変化させることによって簡単な形式で、撚り継ぎ通路内で位置決めされる必要のある糸端のオーバラップ長さの調節が可能である。
【0023】
この場合、糸供給器の旋回距離の変更は請求項2に記載されているように、有利な実施例では、規定されて調節可能なストッパを用いて、つまり角度位置に関連して糸供給器の旋回距離を制限するストッパを用いて行なわれる。
【0024】
請求項3及び4に示されている前記形式のストッパはステップモータ又は回転磁石として構成された駆動装置によって規定されて旋回軸を中心として調節可能で、糸供給器の最大旋回距離をあらかじめ規定する。つまり、ストッパのそのつどの角度位置を介して、撚り継ぎしようとする糸端のオーバラップ長さに直接的に影響が及ぼされる。
【0025】
この場合、有利な実施例ではストッパは請求項5に記載されているように、種々異なる長さの複数の個別のストッパ突起を有しているか又はストッパは請求項6に記載したように偏心体として構成されている。この場合、偏心体ストッパは問題なく製作できかつ無段階に調節可能であるという利点を有している。つまり、1つの偏心体ストッパで2つの限界値の間で、互いに異なる多数のオーバラップ長さの調節が可能である。
【0026】
有利な実施例においてはストッパの旋回軸は請求項7に記載されているように糸供給器の旋回軸に対し直角に配置されている。このような配置は、糸撚り継ぎ装置の作用を妨げることなく、簡単で、コンパクトな構成をもたらす。
【0027】
別の択一的な実施例は請求項8に記載されている。
【0028】
この場合には糸供給器の旋回距離の変化は長さ調節可能な引っ張り棒を介して行なわれる。
【0029】
この場合には有利な形式でカムディスクを糸供給器に結合する伝動トレーン内に、規定されて制御可能な調節駆動装置が接続されている(請求項9)。この調節駆動装置は請求項10に示すように、ねじスピンドルを負荷する。この場合、調節駆動装置としては有利には電磁的な駆動装置、例えばステップモータが使用される。この場合、駆動装置は有利には当該作業個所の作業個所計算機を介し繊維機械のセントラル制御ユニットに接続され、必要に応じてセントラル制御ユニットから規定されて制御される。
【0030】
しかし、電磁式の駆動装置の代りに押動ピストン伝動装置の使用も可能である。請求項11に記載したようにカムディスクと糸供給器との間を延びる伝動トレーンに例えば空気力シリンダが接続されていることができる。この空気力シリンダの走出長さを介して糸供給器の旋回領域は調節されることができる。この場合、空気力シリンダの走出長さは例えばシリンダに導入された空気の圧力によって調節されることができる。
【0031】
以下、本発明を図面に示された実施例に基づき詳細に説明する。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1においては、全体として符号1で示された綾巻きボビンを製造する繊維機械、実施例では自動綾巻機が側面図で概略的に示されている。
【0033】
周知のようにこのような自動綾巻機は図示されていない端部フレームの間に、複数の同じ形式の作業個所、本実施例では巻取り個所2を有している。この巻取り個所2では図示されていないリング紡績機で生産された紡績コップ9が容積の大きな綾巻きボビン15に巻返される。この綾巻きボビン15は生産後、自動的に働く、同様に図示されていないサービス装置を用いて機械長さの綾巻きボビン搬送装置21に引渡される。
【0034】
この公知の自動綾巻き機1は通常、ボビン及び巻管搬送システム3の形をしたロジスティック装置を有している。図1においては、コップ供給区間4、可逆駆動可能な貯え区間5、巻取り個所2に通じる横方向搬送区間6並びに巻管戻し区間7しか示されていないボビン及び巻管搬送システム3においては、搬送皿8に垂直に配置された状態で、紡績コップ9もしくは空の巻管が循環させられる。この場合、送られてきた紡績コップ9はそれぞれ横方向搬送区間6の領域で巻取り個所に存在する巻解個所ASにて体積の大きい綾巻きボビン15に巻返される。
【0035】
個々の巻取り個所はこのために、周知であるために略示した種々の装置を有し、これらの装置がこの作業個所のきちんとした運転を保証している。これらの装置は特に、吸込みノズル12、グリッパ管25並びに糸撚り継ぎ装置10である。この糸撚り継ぎ装置10は有利には空気力式のスプライサとして構成されている。
【0036】
さらにこのような自動綾巻き機1はセントラル制御ユニット49を有している。このセントラル制御ユニット49は機械バス50を介し、個々の巻取り個所2の作業個所計算機29と接続されている。
【0037】
空気力式の糸撚り継ぎ装置10はレギュラな糸道に対しいくらか後退させられて、特に図2に示されているように上方の糸クランプ兼切断装置17、糸供給器30並びに(図2には図示されていない)旋回可能に支承された撚り継ぎ器カバー23を有している。
【0038】
綾巻きボビン15は巻取りプロセスの間、自由に回転可能に巻取り装置24のボビンフレーム28に保持されており、その際、その表面で溝付きドラム14の上に支えられている。溝付きドラム14は綾巻きボビン15を摩擦接続で連行する。
【0039】
すでに先きに述べたように各巻取り個所2は負圧で負荷可能な吸込みノズル12並びに負圧で負荷可能なグリッパ管25を有している。この場合、吸込みノズル12は回転軸16を中心としてかつグリッパ管25は回転軸26を中心として制限されて回転可能に支承されている。
【0040】
図2においては斜視図で、糸撚り継ぎ装置10、糸供給位置にある吸込みノズル12並びに比較可能な糸供給位置に配置されたグリッパ管25が示されている。この場合、吸込みノズル12はいわゆる上糸31を綾巻きボビン15から回収し、撚り継ぎヘッド19の撚り継ぎ通路20内へもたらしている一方、コントロールされたクリーニングカットのあとで糸キャッチャに固定されている、紡績ヘッド9と結合された下糸32はグリッパ管25によって回収され、同様に撚り継ぎ通路20内へもたらされている。
【0041】
この場合、図2に示されているように、上糸31は上側の糸クランプ兼切断装置のクランプエレメント11′と下方に配置された糸クランプ兼切断装置17の切断エレメント17′に通されている。下糸32は相応して下側の糸切断兼クランプ装置17のクランプエレメント17′と上側の糸切断兼クランプ装置11の切断エレメント11′内に配置されている。
【0042】
さらに図2に示されているように、撚り継ぎヘッド19は例えばねじ結合27を介して基体22に接続されている。この基体22は、複数の空気力式に負荷可能な保持及び解繊管18が挿入される複数の接続部を有している。
【0043】
図3には平面図で、部分的に断面して、本発明による糸撚り継ぎ装置10の第1実施例が示されている。この場合、糸供給器30の旋回距離Sは回転可能に支承されたストッパ41を介して調節可能である。すなわち、ストッパ41は旋回軸43を中心として回転可能に支承されているか又はストッパ41の旋回軸が直接、規定されて制御可能な駆動装置42の駆動軸43によって形成されている。この場合、ストッパ41は前記駆動装置42により、規定されて種々の作業位置に位置決め可能である。図示のようにストッパ41は長さの異なる複数のストッパ突起51を有し、これらのストッパ突起51はそれぞれ、旋回軸40を中心として制限されて回転可能に支承された糸供給器30の旋回角を規定している。
【0044】
有利にはステップモータとして又は回転磁石として構成されたストッパ41の駆動装置42は、制御導線58を介して該当する巻取り個所2の作業個所計算機29に接続されている。この作業個所計算機29自体は機械バス50を介して巻取り機1のセントラル制御ユニット49に接続されている。
【0045】
さらに図3から判るように、撚り継ぎ器駆動装置ケーシング34には支承軸35が配置されており、この支承軸35は差込み継手39を介して巻取り個所個有の駆動装置(図示せず)と結合されている。支承軸35はその際、カムディスク36と53が相対回動不能に配置されている。
【0046】
カムディスク36は適宜のカムディスクレバー37並びに引っ張り棒38を介して、図2に示された糸クランプ兼切断装置11,17並びに撚り継ぎ器カバー23を負荷する。糸クランプ兼切断装置11,17並びに撚り継ぎ器カバー23を適時制御するために引っ張り棒38によって負荷される作動メカニズムの正確な構成は以前から公知であり、例えば冒頭に述べた本件出願人のハンドブックに記載されている。
【0047】
カムディスク53は引っ張り棒55を介し糸供給器30と結合されたカムディスクレバー54と協働する。この場合、カムディスクレバーは緩衝されて支承されている。つまり、例えばストッパ突起51の種々異なる長さに基づくストッパ41の個々の位置にて発生する。作動装置53,54,55における状態の変化は、例えばカムディスクレバー54のばね弾性的な支承により補償される。
【0048】
図4に示された糸撚り継ぎ装置は図3に示された糸撚り継ぎ装置の実施例とほぼ同じである。
【0049】
両方の糸撚り継ぎ装置10はストッパヘッドの形だけしか異なっていない。つまり、種々の作業位置に位置決め可能な、種々の長さのストッパ突起51を有するストッパヘッドの代りに、ストッパ44は糸供給器30の旋回距離を制限するためにこの場合には無段階に調節可能な偏心体ヘッドを有している。
【0050】
ストッパ44も、制御導線58を介し該当する巻取り個所2の作業個所計算機29に接続されかつ例えば機械バス50を介し巻取り機1のセントラル制御ユニット49と接続された駆動装置42を介し、角度的に正確に調節されることができる。この場合、偏心体ヘッドは糸供給器30の旋回距離の無段階の調節を可能にする。その際、旋回距離は糸供給器の最小旋回角と最大旋回角との間の領域にある。ストッパ44のための駆動装置42としてはステップモータ又は回転磁石が有利であることが証明された。
【0051】
図5の実施例ではカムディスク33はカムディスクレバー54並びに規定されて長さ変化可能な引っ張り棒55を介し糸供給器30と結合されている。つまり、引っ張り棒55には、調節モータ45、有利にはステップモータが接続され、該調節モータ45がねじスピンドル47を負荷している。同様に該当する巻取り個所2の作業個所計算機29に制御導線58を介して接続されかつ機械バス50を介して巻取り機1のセントラル制御ユニット49と接続された調節モータ45の適当な制御によって、引っ張り棒55の長さ、ひいては糸供給器30の旋回領域は規定されて調節されることができる。
【0052】
本発明による糸撚り継ぎ装置の作用:
1つの巻取り個所1にて糸切れが生じるか又はコントロールされたクリーニングカットが行なわれると、吸込みノズル12は上糸31を綾巻きボビン15から回収し、該上糸31を上側の糸クランプ装置11′、撚り継ぎヘッド19における撚り継ぎ通路20並びに下側の糸切断装置17″に供給する。同時に又はほぼ同時にグリッパ管25によって下糸32も探し出され、下側の糸クランプ装置17′、撚り継ぎ通路19並びに上側の糸切断装置11″に位置決めされる。
【0053】
図3の実施例では次いで、カムディスク36によって撚り継ぎ器カバー23が閉じられ、糸クランプ装置11′,17′が働かされ、糸切断装置11″と17″とにより所定長さの糸端が上糸31と下糸32とから切断される。
【0054】
次いで正確な長さに切断された糸端は空気力で負荷された保持兼解繊管18に吸い込まれ、そこで次いで行なわれる撚り継ぎ過程のために準備される。つまり、糸端からは保持兼解繊管18にてまずほぼ完全に糸撚りが除去される。次いでカムディスク53を介し、糸供給器30が制御され糸供給器30のアームがそれぞれ所属の保持兼解繊管18に向き合った側にて、糸ループが発生するように上糸31もしくは下糸32の糸ストランド内へもたらされる。
【0055】
これにより糸端は保持兼解繊管18から撚り継ぎ通路20の方向へ引っ張られる。この際、糸供給器30はストッパ41の適当なストッパ突起51に糸供給器30が当接するまで旋回させられる。糸供給器30のこの位置で撚り継ぎ通路20へ引き戻された糸端は所定の最適なオーバラップ度を有している。このオーバラップ度は例えばロット変換に際して巻取り機1のセントラル制御ユニット49にて調節されることができる。
【0056】
冒頭に述べたように例えば糸材料又は糸番手に関連する前記最適なオーバラップ度に糸端が達すると、撚り継ぎ空気が撚り継ぎ器カバー23によって閉鎖された撚り継ぎ通路20に供給され、糸端は撚り継ぎ通路内で空気力で撚り合わされる。
【0057】
いまや再び空気力で結合された糸は、次いで撚り継ぎ通路20を開放することで解き放たれかつ巻取り過程が新たに開始される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがって構成された糸撚り継ぎ装置を有する、自動綾巻き機の1作業個所の側面図。
【図2】本発明による糸撚り継ぎ装置を、該糸撚り継ぎ装置に所属する機能エレメントと共に示した斜視図。
【図3】本発明による糸撚り継ぎ装置の第1実施例を示した図。
【図4】本発明による糸撚り継ぎ装置の第2実施例を示した図。
【図5】本発明による糸撚り継ぎ装置の択一的な第3の実施例を示した図。
【符号の説明】
1 繊維機械(自動綾巻き機)、 2 巻取り個所、 3 ボビン及び巻管搬送システム、 4 コップ供給区間、 5 貯え区間、 6 横方向搬送区間、7 巻管戻し区間、 8 搬送皿、 9 紡績コップ、 10 糸撚り継ぎ装置、 12 吸込みノズル、 14 溝付きドラム、 15 綾巻きボビン、 17 糸クランプ兼保持装置、 18 解繊管、 19 撚り継ぎヘッド、 20 撚り継ぎ通路、 22 基体、 23 撚り継ぎ器カバー、 24 巻取り装置、 25 グリッパ管、 26 回転軸、 27 ねじ結合、 28 巻取りフレーム、 29 作業個所計算機、 30 糸供給器、 31 上糸、 32 下糸、 34 駆動装置ケーシング、 35 支承軸、 36 カムディスク、 38 引っ張り棒、 39 差込み継手、 40 旋回軸、 41 ストッパ、 42 駆動装置、 43 旋回軸、 44 ストッパ、 45 調節モータ、 47 ねじスピンドル、 49 セントラル制御ユニット、 50 機械バス、 51 ストッパ突起、 53 カムディスク、 54 カムディスクレバー、 55 引っ張り棒、 58 制御導線
Claims (11)
- 綾巻ボビンを製造するための繊維機械のための糸撚り継ぎ装置であって、糸端を準備するための装置と、準備された糸端を結合するために空気力で負荷される撚り継ぎ通路と、撚り継ぎ通路へ準備された糸端を供給する糸供給器とを有しており、前記糸供給器が、繊維機械の中央制御装置によって、準備された糸端が撚り継ぎ通路にて規定された位置に位置決め可能に制御可能であり、糸撚り継ぎ装置が駆動可能なカムディスクパッケージを有しており、該カムディスクパッケージが引っ張りレバーを介し糸供給器を負荷可能である形式のものにおいて、
前記糸供給器(30)を駆動するカムディスク(53)のカムディスク形状によってあらかじめ設定されている前記糸供給器(30)の旋回距離(S)を変更するために、当該繊維機械の中央制御装置(49)を介し制御可能な装置(41,44,45)が設けられていることを特徴とする、糸撚り継ぎ装置。 - 前記糸供給器(30)の旋回距離(S)を変えるための装置が規定されて調節可能なストッパ(41,44)として構成され、該ストッパ(41,44)がその角度位置に関連して前記糸供給器(30)の旋回距離(S)を制限する、規定されて調節可能であるストッパ(41,44)として構成されている、請求項1記載の糸撚り継ぎ装置。
- 前記ストッパ(41,44)の角度位置がステップモータ(42)で調節可能である、請求項2記載の糸撚り継ぎ装置。
- 前記ストッパ(41,44)の角度位置が回転磁石を用いて調節可能である、請求項2記載の糸撚り継ぎ装置。
- 前記ストッパ(41)が長さの異なる複数のストッパ突起(51)を有している、請求項2記載の糸撚り継ぎ装置。
- 前記ストッパが無段階に調節可能な偏心体(44)として構成されている、請求項2記載の糸撚り継ぎ装置。
- 前記ストッパ(41,44)の旋回軸(43)が前記糸供給器(30)の旋回軸(40)に対し直角に配置されている、請求項2記載の糸撚り継ぎ装置。
- 前記糸供給器(30)の旋回距離(S)を変更するための装置(45)が長さ調節可能な引っ張り棒(55)として構成されており、この引っ張り棒(55)を介し、駆動可能なカムディスク(53)が前記糸供給器(30)と結合されている、請求項1記載の糸撚り継ぎ装置。
- 前記引っ張り棒(55)に、規定されて制御可能な調節駆動装置(45)が間挿されている、請求項8記載の糸撚り継ぎ装置。
- 調節駆動装置(45)としてステップモータが設けられ、該ステップモータがねじスピンドル(47)を負荷する、請求項9記載の糸撚り継ぎ装置。
- 調節駆動装置として押動ピストン伝動装置が設けられている、請求項8記載の糸撚り継ぎ装置。
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ITMI20031038A0 (it) | 2003-05-23 |
DE10224081A1 (de) | 2003-12-11 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060427 |
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