JP2004001700A - 分離可能型自転車 - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】分離可能型自転車において、ハンドル操作を容易にする。
【解決手段】前フレーム13と後フレーム6とを接合離脱自在に備え、前記後フレーム6に乗車部2と回転駆動される後輪3とを備え、前記前フレーム13に、左右方向の同軸心X回りに回転自在に設けられた左右一対の前輪4と、この前輪4の回転軸心Xを操舵軸20を中心として前後に揺動させるハンドル5とを備え、前後のフレーム13,6を接合した状態で前記操舵軸20の軸心Yを鉛直方向Nに対して前傾状に設ける。
【選択図】   図13

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分離可能型自転車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一般的な自転車として使用したり、必要に応じて前輪と後輪との間を分離して前輪側だけを買い物カートや乳母車等として使用したりできる自転車が、下記特許文献1,2等により提案されている。
このうち特許文献1記載の分離可能型自転車は、乗車部と、この乗車部に乗った運転者による人的動力で回転駆動される後輪と、乗車部より前部に設けられる左右一対の前輪と、これら両前輪に対する操舵用のハンドルとを有した三輪車である。
【0003】
そして、乗車部と後輪とが後フレームに設けられていると共に、両前輪とハンドルとが前フレームに設けられており、これら前後のフレームが接合離脱自在となっている。
ここにおいて、図20に示すように左右の前輪100は、上下鉛直方向に沿って配設された操舵軸P(即ち、ハンドルを操作するときの中心位置)に対し、それより斜め前方へ突き出させた位置で保持させるようにしてあり、このように突き出すことによって買い物籠や乳母車の車体を載せるスペースSを確保させるようになっていた。
【0004】
【特許文献1】
実開昭62−141591号公報
【特許文献2】
実開昭49−137246号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の分離可能型自転車を自転車として使用する場合、図20に関して説明したように、操舵軸Pの斜め前方に前輪100が設けられていたので、ハンドルを操作したときの前輪100の動き(白抜き矢符参照)は、操舵軸Pの下端からその斜め前方に位置する各前輪100までの距離rを半径とした揺動(円弧移動)となる。
すなわち、このとき各前輪100の外周下端が接地している部分には、前輪100の回転(転動)方向とは明らかに異なる水平横滑り摩擦が作用していることになる。このような水平横滑り摩擦は、相当に過大なものであることは言うまでもない。
【0006】
結果として、これら従来の分離可能型自転車は、操舵軸Pが直立であることも重なってハンドルが切りにくく、運転が困難であるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、運転中におけるハンドルの操作(操舵)が簡素な構造により容易に行え、乗りやすい分離可能型自転車を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
本発明にかかる分離可能型自転車は、前フレーム13と後フレーム6とが接合離脱自在に備えられ、前記後フレームに乗車部2と回転駆動される後輪3とが備えられ、前記前フレーム13に、左右方向の同一軸心X回りに回転自在に設けられた左右一対の前輪4と、この前輪4の回転軸心Xを操舵軸20を中心として前後に揺動させるハンドル5とが備えられ、前記操舵軸20の軸心Yが、前後のフレーム13,6を接合した状態で鉛直方向Nに対して前傾状に設けられていることを特徴とする。
【0008】
このように操舵軸20の軸心Yを前傾状とすると、ハンドル5を右にきったとき(操舵したとき)には、後フレーム6が右に傾くようになり、反対にハンドル5を左にきったとき(操舵したとき)には、後フレーム6が左に傾くようになる。そのため、この後フレーム6の左右への傾きに伴って乗車部2と共にこの乗車部2に乗った運転者の重心が偏心するようになり、結果として操舵がしやすくなる。また、積極的に運転者が重心を左右に移動し、後フレーム6を傾けることによってもハンドル5の操作が行いやすくなる。
【0009】
また、本発明は、前後のフレーム13、6を接合した状態で前記ハンドル5のハンドルポスト15が鉛直方向に対して後傾状に設けられていることを特徴とし、これによって、乗車部2からのハンドル操作が容易となる。また、前記操舵軸20は、前フレーム13に対して設けられていることが好ましい。さらに、前記ハンドル5は、ハンドルポスト15に対して前後位置調整自在に取り付けられていることが好ましく、これによって、前フレーム13を後フレーム6に対して接合したときと離脱したときとのそれぞれで、適正にハンドルを位置づけることができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態にかかる分離可能型自転車を説明する前に、その基本的構造を同一とした分離可能型自転車の形態(比較発明)についてを図8〜図19を用いて説明し、そのあと、これとの相違点に注目して本発明の主要部についてを図1〜図7に示した実施形態をもとに説明する。
図8乃至図10に示す分離可能型自転車1は、サドル等によって構成される乗車部2と、この乗車部2に乗った運転者(図示略)による人的動力で回転駆動される後輪3と、乗車部2より前部に設けられる左右一対の前輪4と、これら両前輪4に対する操舵用のハンドル5とを有している。乗車部2及び後輪3は、後フレーム6に対して設けられている。
【0011】
この後フレーム6は、乗車部2を高さ調節可能に保持するセンターポスト7と、このセンターポスト7の後部側で二股の三角形状フレームを構成して後輪3を回転自在に保持するバックフォーク部8とを有している。またこの後フレーム6には、乗車部2に腰掛けた運転者の足位置に届くようにペダル装置9が取付けられていると共に、このペダル装置9を漕いだ力を後輪3へ伝えるチェーン等の伝動手段10が取付けられている。
これに対し、両前輪4及びハンドル5は、前フレーム13に設けられている。この前フレーム13は、左右の前輪4をそれらの回転中心部相互間で繋ぐ軸支持杆14と、この軸支持杆14の長手方向中間部から上方へ立ち上がってハンドル5を保持する一対のハンドルポスト15とを有したものとなっている。なお、前輪4は軸支持杆14の両端部においてそれぞれ左右方向の軸心X回りに回転自在に保持されている。そして、これら前フレーム13と後フレーム6とが、互いに接合離脱自在とされている。
【0012】
この接合部分は、前フレーム13に設けられた後フレーム受け17と、後フレーム6に設けられた前フレーム係合部18とにより構成されている。
図11に示すように、前フレーム13の後フレーム受け17は、上方へ鉛直線に沿って突出する断面円形の軸として形成し、これを操舵軸20にすることができる。そして、このとき後フレーム6の前フレーム係合部18は、この操舵軸20を下から上へ刺し通しした状態で且つ回転自在に外嵌する筒形の軸受け部21として形成することができる。
【0013】
なお、この場合の前フレーム13と後フレーム6との組み立て手順としては、前フレーム13の後フレーム受け17(操舵軸20)に対し、その上から後フレーム6の前フレーム係合部18(軸受け部21)を被せるようにするものである。
また、これとは別構造として、図12に示すように、後フレーム6の前フレーム係合部18は、下方へ突出する断面円形の軸として形成し、これを操舵軸20にすることも可能である。このとき前フレーム13の後フレーム受け17は、この操舵軸20を上から下へ刺し通しした状態で且つ回転自在に外嵌する筒形の軸受け部21として形成することになる。
【0014】
このように、前フレーム係合部18と後フレーム受け17との嵌合関係を「軸」と「軸受け」に関して相対逆にしたところで、その組み立て手順は、やはり前フレーム13の後フレーム受け17(軸受け部21)に対し、その上から後フレーム6の前フレーム係合部18(操舵軸20)を被せるようにするものである。これは、乗車部2に対して乗車する運転者の体重が後フレーム6に対して負荷したときに、前フレーム係合部18と後フレーム受け17とが離脱する方向への力がかからないようにするためである。
【0015】
図9及び図10から明らかなように、前フレーム13の後フレーム受け17は、両前輪4の左右方向中心位置に設けられている。すなわち、左右の前輪4と後フレーム受け17との三者は、左右前輪の回転軸心X上に一直線に並ぶ位置関係となっている。そして、この後フレーム受け17は上記したように操舵軸20又は軸受け部21としての作用(操舵時の中心位置(操舵軸心Y)としての作用)を兼備し、この操舵軸心Yと左右前輪4の回転軸心Xとは交差した関係となっている。
【0016】
そのため、ハンドル5を操作したときに各前輪4は、図13に示すように、後フレーム受け17の中心を軸心Yとする軸支持杆14の揺動として操舵されることになる。従って、この操舵時における各前輪4の動きは、後フレーム受け17からその左右方向に位置する各前輪4までの距離Rを半径とする円弧移動となるが、この円弧移動は前輪4の回転(転動)方向に沿ったものである。そのため、従来技術で示した分離型可能型自転車(図20参照)とは異なり、水平横滑り摩擦はほとんど作用しないので、ハンドル操作は至極容易となる。また、構造も非常に簡素となる。
【0017】
ところで、従来技術で示した分離可能型自転車では、前後のフレームを接合させたときに、これらが不意に離反してしまうのを防止するための措置として、特許文献1では連結管に連結部(軸)を差し込んだ状態でこの連結部に抜け止め用のピンを止め付けるという構造が採用されていたが、これは、扱いが面倒であると共に抜け止め用ピンが走行中にガタついてうるさいという欠点があった。一方、特許文献2では何ら措置が講じられておらず、安全性に問題があった。
そこで、本例の分離可能型自転車では、図14乃至図16に示すように、前フレーム13の後フレーム受け17が操舵軸20とされ、後フレーム6の前フレーム係合部18が軸受け部21とされる場合(図11で示した場合)、つまり、後フレーム受け17が上方へ突出する操舵軸20とされ、これに対して前フレーム係合部18が上記操舵軸20が下から上へ刺し通し可能な軸受け部21とされる場合にあって、操舵軸20に対して抜け止め機構24を設けたものとしている。
【0018】
なお、このうち図14に示したように、操舵軸20には、その外周面に、軸受け部21を所定高さに保持させるためのストッパ部22が周設されたものとしてある。また軸受け部21には、操舵軸20を回転自在に保持するうえでその回転を軽快に行わせるために、ボールベアリング23が内蔵されたものとしてある。このベアリング23は、操舵軸20との着脱を容易とさせるうえで、やや緩い嵌め合い関係を持たせるものとし、また、このようにすることで軸受け部21と操舵軸20との接合部における応力集中を緩和できる。
【0019】
上記した抜け止め機構24は、操舵軸20を軸受け部21から上方へ突き抜けた部分で折曲可能とし、この操舵軸20自体によって軸受け部21の上面に係合させ、もって抜け止めさせるためのものである。本例では、操作性を良好且つ確実にするために、つまり、意欲をもった操作は軽快に行える反面外力などが加わったときの抜け止め作用には確実なものが得られるようにするために、トグル機構を採用したものとしている。
すなわち、操舵軸20はその軸心に直交する枢軸25を介して根本側軸26と先端折れ軸27とに分離され、これによって先端折れ軸27が180°程度の角度範囲を折曲自在とされている。そして、先端折れ軸27には、枢軸25のまわりをその折曲動作方向に取り囲むようにして係合凹部30とカム山31とが交互に設けられている。係合凹部30は全部で3箇所設けられており、先端折れ軸27が直立したときと、真横へ折曲動作されたときに、各係合凹部30が真下を向くように位置付けられている。
【0020】
これに対し、根本側軸26には、枢軸25の下方側からこの枢軸25へ向けて突出するストッパ軸32が設けられており、このストッパ軸32がバネ33によって上方付勢されている。このストッパ軸32は、係合凹部30に対して係合可能とされたものである。
従って、前フレーム13と後フレーム6とを接合させるに際して、予め操舵軸20の先端折れ軸27を直立させておき、この操舵軸20に軸受け部21を嵌め込んだ後、操舵軸20の先端折れ軸27を折り曲げて横向きにさせる。
【0021】
この折り曲げ時において、ストッパ軸32は、一旦はカム山31を乗り越えるためにバネ33に抗しながら下方へ押し下げられるが、カム山31を乗り越えた後に隣の係合凹部30と合致するようになったときには、バネ33による押し上げ付勢力によって上方へ突出し、結果、この合致した係合凹部30(先端折れ軸27が横向きになった状態で真下を向いている係合凹部30)と係合することになる。
このようになると、横向きとなった先端折れ軸27(二点鎖線で示した)が軸受け部21に対してその上面に係合する状態となり、抜け止め作用が得られることになる。このとき得られる抜け止め作用は、例えば後フレーム6だけが持ち上げられたような場合の外力付与時にも、強力な抜け止め作用を奏するものとなる。
【0022】
図8等に示したように、前フレーム13には、ハンドルポスト15の前部であって且つ左右の前輪4の相互間にできるスペースに対し、バッグ40を積載可能なように構成できる。このバッグ40は前フレーム13に対してその前方へ突出させるように前部荷台41を設けておいて、この前部荷台41に載せる構造とすればよい。このようにすることで、前フレーム13と後フレーム6とを分離させた場合に、前フレーム13をそのままショッピングカートや簡易運搬車などとして使用することができることになる。
【0023】
例えば上記自転車1に乗ってスーパー等へ買い物へ行った場合、店の駐輪場で前フレーム13と後フレーム6とを分離させ、後フレーム6側だけをその場に駐輪させ、前フレーム13についてはそのまま店内へ持ち込むといったことが可能になる。そして、店内では店側に備え付けのカートを用いることなく、この前フレーム13の前部荷台41又はバッグ40に対して購入品を詰め込んでゆけばよいことになる。
従ってレジでは、カートから一旦取り出された購入品を再び前フレーム13の前部荷台41又はバッグ40に詰め込んでゆけばよいことになるし、店を出た後は、この前フレーム13をまた後フレーム6と接合させて、そのまま自転車1として乗って帰ればよいものとなる。そのため、従来とは異なって、店側の提供する形状が安定しない持ち帰り用の袋に対し、いちいち購入品の形状や硬軟性、温度の高低差等に吟味しつつ、詰め代えるといった面倒がなくなるし、この袋を従来一般型の自転車に安定のいいように載せるといった工夫も必要なくなる。更に、このように持ち帰り用の袋が不要になるために、店側として経費節減が図れ、それだけ商品価格への反映(低価格化)が可能になると共に、ゴミ問題の軽減にも繋がるといった各種の利点が得られることになる。
【0024】
のみならず、駐輪場へ後フレーム6を駐輪する場合にあって、前フレーム13がないということは、駐輪スペースの浪費に繋がるハンドル5が無いことを意味しているために、それだけ駐輪スペースの有効活用ができるという利点にも繋がるものである。
なお、図8に示したように、後フレーム6には、前フレーム13と分離した後の駐輪を容易且つ安定的に行わせるために、スタンド60を設けるのが好適である。このスタンド60は、自転車1としての走行に邪魔とならないように、跳ね上げ式にしたり着脱自在にしたりすればよい。
【0025】
前フレーム13には、上記のようなショッピングカートや簡易運搬車などとしての使い方を一層便利にさせるため、前部荷台41の前端側にキャスター43を設けておけばよい。このキャスター43は首振り自在なものとするのが好適であり、また必要に応じてブレーキ44をかけれるタイプとするのが好適である。このキャスター43は、前フレーム13と後フレーム6とを接合させたときには、図8に示したように浮き上がるようにしておく必要がある。この際、ハンドルポスト15は鉛直線Nに対して後傾状態となり、ハンドル5の操作を行いやすくなっている。
【0026】
なお、前部荷台41はカゴ構造として、バッグ40の底部を支えるだけでなくその外周を取り囲むことができるようにするのが好適である。またバッグ40は、前部荷台41に対して着脱可能にしておくのが好適であると共に、載せた状態をロックできるような適宜ロック機構(図示略)を装備させておき、ひったくり防止を図るのが好適である。
図17はバッグ40の一例を示しており、図18はこのバッグ40の仕様を代えて使う状況を示している。
【0027】
このバッグ40は、ジッパー、ホック、ボタン、面ファスナー等(図示略)によって開閉できる蓋部47を備えており、この蓋部47を開くと、深さ方向の中途部に中底48が設けられている。この中底48も、ジッパー、ホック、ボタン、面ファスナー等(図示略)によって一端部が着脱自在になっており、収納品(購入品等)の形状や硬軟性、温度の高低差等に応じて中底48を使用するか否かを選択できるようになっている。
また、この中底48上の奥側には、段作り用の仕切材49が設けられており、この仕切材49の前端部も、中底48上に対してジッパー、ホック、ボタン、面ファスナー等(図示略)によって着脱自在になっている。従って、この仕切材49によって囲まれた内部に卵などの破損しやすいもの、或いは熱いものや冷たいもの等、他の収納品と分けて収納したいものを収納することができるようになっている。なお、図17は側断面図を示しているが、正面から見たときに同図と同様の態様となるように中底48や仕切材49を設けてもよい。
【0028】
図19は、上記した前フレーム13の操舵軸20に対し、サスペンション52を設けた例を示している。このサスペンション52は、上側が大径で下側が小径となるスプリングを用いており、後フレーム6の軸受け部21に対し、その下面側にバネ取付輪53を介して固定されている。またこのサスペンション52の下端部には、前フレーム13の軸支持杆14上面に係合する座金54が取り付けられている。この座金54には、操舵軸20を挿通可能とするセンター孔が形成されているので、前フレーム13と後フレーム6との接合離脱時には何ら問題はない。
【0029】
なお、このサスペンション52を設けるために、図14に示す場合とは異なって前フレーム13の操舵軸20にストッパ部22は設けられてないものとした。また、上記サスペンション52は前フレーム13の操舵軸20側に固定してもよいし、上下に均等な巻き径のスプリングを用いてもよい。
後フレーム6において、前輪4と後輪3との前後間を繋ぐように設けられる主骨部分61には、左右軸による枢結部やゴム等の干渉材を介設するなどして上下方向の折曲を所定範囲で許容させるような屈折又は弾性のジョイント部(図示略)を設けて、後フレーム受け17と前フレーム係合部18との接合部の応力集中を緩和したり、乗り心地や運転性の向上を図るようにしてもよい。
【0030】
前輪4の前部に前部荷台41を設けることや、この前部荷台41に対してバッグ40を載せることは限定されるものではない。従って、前部荷台41無しでバッグ40を積載可能とさせたり、バッグ40を設けずに前部荷台41だけを設けておくようにすることも可能である。また、この前部荷台41として、特定の物品等を載せるための構造(スーパーのかご、乳母車等)を持たせるようにしてもよい。
以上が比較発明にかかる形態であり、次に、本発明にかかる分離可能型自転車の第1の実施形態を上記形態との相違点に注目しつつ説明する。なお、この相違点以外の部分は、図8〜図19で示したものと同様の構成が採用され、同様な作用効果が得られるため、詳細な説明は省略するものとする。
【0031】
図1乃至図3に示すように、本発明の本実施形態の分離可能型自転車では、乗車部2と、後輪3と、左右一対の前輪4と、操舵用のハンドル5とを有し、乗車部2及び後輪3は後フレーム6に対して設けられ、この後フレーム6はセンターポスト7とバックフォーク部8とを有し、後フレーム6には、ペダル装置9,伝動手段10が取り付けられている。左右両前輪4及びハンドル5は前フレーム13に設けられ、この前フレーム13は軸支持杆14とハンドルポスト15とを有し、左右の前輪4は軸支持杆14の両端部においてそれぞれ同じ左右方向の軸心X回りに回転自在に保持されている。そして、これら前フレーム13と後フレーム6とが、互いに接合離脱自在とされている。前フレーム13の前部には、前部荷台41やバッグ40が設けられ、後フレーム6にはスタンド60が設けられる。また、図示していないが、前部荷台41の下部には先に説明した分離可能型自転車と同様にキャスター44を設けることができる。これらの構成は、図8〜図19に示したものと同様である。
【0032】
本発明の実施形態では、前フレーム13と後フレーム6との接合部分に設けられる操舵軸20の軸心Yが鉛直線Nに対して前傾状態とされたものとなっており、この点が比較発明にかかる分離可能型自転車とは異なるものとなっている。
図2から明らかなように、鉛直線Nに対して操舵軸20の操舵軸心Yが成す角度Q(キャスター角)は、鉛直線Nを基準とする自転車1の前方側(図2中において鉛直線Nの左側)へ現れたものとなっている。参考までに言うと、一般型自転車(図示略)であればキャスター角は全て、図2中にハンドルポスト15の傾きとして示した側(鉛直線Nの右側)へ現れている。
【0033】
換言すれば、一般型自転車のキャスター角が鉛直線Nを基準としてプラス方向に生じているものとおくと、本実施形態において上記角度Q(キャスター角)は、マイナス方向に生じていると言うことができる。
なお、本実施形態において、操舵軸20は前フレーム13の後フレーム受け17として形成されており、従って後フレーム6の前フレーム係合部18が軸受け部21とされる場合(図11に示した構造パターン)を採用してあるが、前フレーム係合部18と後フレーム受け17との嵌合関係を「軸」と「軸受け」に関して相対逆にする(図12に示した構造パターン)ことも可能である。
【0034】
このような構成を具備した本実施形態の自転車1では、左右の前輪4は、それらを結ぶ回転軸心X(軸支持杆14)がハンドル5を切ることによって前傾した操舵軸心Yを中心としつつ傾斜した平面内を揺動することになる。
従ってこのとき、例えば図2においてハンドル5を左に切ったものとして説明すると、左側の前輪4Aは斜め後上方へ移動しようとし、右側の前輪4Bは斜め前下方へ移動しようとする状態となる。
勿論、図3に示すように、実際には左右の前輪4(4A,4B)とも接地した状態を維持しようとするので、上記のような左側前輪4Aの斜め上方への移動作用及び右側前輪4Bの斜め下方への移動作用は、両前輪4(4A,4B)の上下動としてではなく、操舵軸20の左側への振れ(α)に伴う後フレーム6の左側(図3中では右側)への傾きとして現れる。そのため、この後フレーム6の左側への傾きに伴って乗車部2も同じ向きに傾くものとなる。
【0035】
このことから明らかなように、ハンドル5を左に切って進路を左へ曲がろうとすると、後フレーム6及び乗車部2が左側へ傾くのに伴って、この乗車部2に乗った運転者も同じく左側へ傾き、これによって運転者の重心が傾きの下側へと偏心するようになる。すなわち、自転車1が左カーブしようとするうえで作用する遠心力に対し、運転者がこの遠心力の作用方向とは逆向きに重心移動するかたちとなるので、結果として操舵がしやすくなるのである。また高速走行時にも、スピードを著しく落とすことなく、安定してカーブを曲がることができるようになる。また、運転者が積極的に重心を左右に移動させて後フレーム6を傾けることで、ハンドル5を容易に操作できるようになる。
【0036】
なお、当然に、ハンドル5を右にきったときには上記とは反対に後フレーム6が右に傾くようになるので、やはり同じ効果が得られることになる。
上記操舵軸20の傾斜角度(キャスター角)Qは、0°<Q≦10°とするのが好ましく、より詳しくは2°≦Q≦4°とするのが好ましい。また、操舵軸20が前傾状となっているのに対して、ハンドルポスト15は鉛直線Nに対して後傾状となっている。
操舵軸20に設けられる抜け止め機構24は図14又は図19に示した形態で本実施形態にも採用されている。また、本実施形態において、操舵軸20を上部側が先細状となる円錐型に形成し、この操舵軸20が挿入される軸受け部21をこれに対応した円錐孔状に形成することもでき、これによって両者の接合が簡単且つ確実に行えるようになる。
【0037】
図4〜図7は、本発明の第2実施形態を示すものである。
この自転車1は、上記実施形態と同様に、サドル等によって構成される乗車部2と、この乗車部2に乗った運転者(図示略)による人的動力で回転駆動される後輪3と、乗車部2より前部に設けられる左右一対の前輪4と、これら両前輪4に対する操舵用のハンドル5とを有し、乗車部2及び後輪3は後フレーム6に対して設けられている。
この後フレーム6は、乗車部2を高さ調節可能に保持するセンターポスト7と、このセンターポスト7の後部側で二股の三角形状フレームを構成して後輪3を回転自在に保持するバックフォーク部8とを有している。またこの後フレーム6には、乗車部2に腰掛けた運転者の足位置に届くようにペダル装置9が取付けられていると共に、このペダル装置9を漕いだ力を後輪3へ伝えるチェーン等の伝動手段10が取付けられている。
【0038】
これに対し、両前輪4及びハンドル5は前フレーム13に設けられている。この前フレーム13は、左右一対の前輪4を支持する支持フレーム65を備え、この支持フレーム65は、左右方向に配設された主部材66と、この主部材66の両端部から下方に延びる支持部材67とを備えており、この主部材66と支持部材67とはパイプ材等の棒材を折り曲げることによって一体に形成されている。主部材66の左右両側部であって左右支持部材67よりも左右方向内側には、左右一対のハンドルポスト15が上方に延伸して設けられており、この左右のハンドルポスト15の上端部は横杆68により接続されている。この横杆68とハンドルポスト15とは、パイプ材等の棒材を折り曲げることによって一体に形成されている。
【0039】
前記横杆68には、左右両端部にグリップ部69を有するハンドル5が連結部材70を介して連結されている。連結部材70は、横杆68に対して前後に揺動自在で所定の位置で位置決め可能として取り付けられ、これによりハンドル5の位置を前後に調整できるようになっている。
前記支持フレーム65の左右両側下部には、それぞれ前輪4が回転自在に支持されている。具体的には、支持フレーム65及びハンドルポスト15には、前部荷台41が設けられており、この荷台41を構成する枠体71と支持フレーム65との間に軸72を架設して前輪4が回転自在に支持されるようになっている。
【0040】
また、右側の前輪4(4B)と左側の前輪4(4A)とは同一の左右方向の軸心X回りに回転自在に支持されるようになっている。
なお、前部荷台41の枠体71は、支持フレーム65の主部材66の左右両側から下方に延びる左右一対の後枠材73と、左右後枠材73の下端から前方に延びる左右の下枠材74と、この左右下枠材74の前端から上方に延び且つその上端部で後方に湾曲して左右ハンドルポスト15に連結された前枠材75とを有しており、支持フレーム65の支持部材67と枠体71の後枠材73とに前輪4の軸72が架設されている。また、左右の後枠材73,下枠材74、前枠材75は適宜箇所で横枠材により相互に連結されている。
【0041】
枠体71の下部には、その外周4面と底面に網体76が設けられ、これらで荷物を収容可能な荷籠が形成されており、その上側には、例えば、スーパーの買い物かご等を載せることができる支持台77が形成されている。また、この前部荷台41に対して図17及び図18に示したようなバッグ40を設けてもよい。
支持フレーム65の主部材66の左右方向中央部には、取付体78を介して操舵軸20が設けられており、この操舵軸20には、軸受等を介して連結部材79が抜け止めされた状態で軸心Y回りに回動自在に連結されている。なお、これとは逆に連結部材79側に操舵軸20を設け、この操舵軸20に取付体78側を軸受を介して回転自在に連結してもよい。
【0042】
この連結部材79は、後フレーム6に対して接合離脱自在に連結される部位であり、後フレーム6における主骨部分61の前端部と連結部材79の後端部とが連結手段80を介して接合離脱自在に連結されるようになっている。
図7には、連結手段80の一例が示されており、主骨部分61の前端部には、円柱状の連結体81が固定され、この連結体81の外周には円弧状の収容凹部82が周方向に等間隔で複数形成されている。
一方、連結部材79には、後方に突出する筒型の被連結体83が設けられ、この被連結体83の筒内に前記連結体81が挿脱自在に挿入可能となっている。被連結体83の先端側には、各収容凹部82に対して収容可能とされた複数の球体84が、被連結体83の径方向に移動自在として保持されている。
【0043】
被連結体83の外周部には筒型の操作部材85が外嵌され、前記球体84は、操作部材85の内周面に当接することによって収容凹部82から離脱しないようになっている。
被連結体83の外周には圧縮コイルバネよりなる付勢部材86が外嵌され、この付勢部材86によって前記操作部材85が後フレーム6側に付勢されており、連結体81の基部には、操作部材85の後フレーム6側への移動を規制するストッパ87が段差として形成されている。付勢部材86は、蛇腹形状の被覆部材90によって覆われている。
【0044】
操作部材85には、収容凹部82からの球体84の離脱を許容するロック解除部88が設けられており、このロック解除部88は、操作部材85の先端内周面に、後フレーム6側の内周径を拡大するような傾斜面を形成することよって構成されている。
上記操作部材85を付勢部材86に抗して前フレーム13側に移動し、ロック解除部88の傾斜面を球体84の位置に位置づけると、この球体84は収容凹部82から離脱可能な状態となり、その後、連結体81と被連結体83とを離反する方向に移動することで球体84は収容凹部82から離脱する。これによって、連結体81と被連結体83とが完全に切り離されるようになっている。
【0045】
なお、連結体81、被連結体83及び操作部材85には、これらを貫通する回り止めピン89が着脱自在に取り付けられるようになっており、この回り止めピン89によって、連結体81及び被連結体83を連結した状態でこれらの相対回動が規制されるようになっている。
連結手段80の構成としては、上記のものに限らず、主骨部分61と連結部材79とをピンやボルト等により連結する方法、主骨部分61と連結部材79とを前後に当接し(この際マグネットで接着してもよい)、クランプ金具等を介して連結する方法、主骨部分61と連結部材79の外周部分を袋ナット等によりネジ結合する方法など、従来公知の方法を採用できる。
【0046】
図4に示すように、前記操舵軸20の軸心Yは、上記第1実施形態と同様に、前後のフレーム13,6を接合した状態で(走行時の状態)で鉛直線Nに対して上部側が前方に位置するような前傾姿勢とされている。
すなわち、鉛直線Nに対して操舵軸20の操舵軸心Yが成す角度Q(キャスター角)は、鉛直線Nを基準とする自転車1の前方側(図4中において鉛直線Nの左側)へ現れたものとなっている。
このような構成を具備した本実施形態の自転車1についても図2及び図3を参照して説明した場合と同様に、ハンドル5を切ることによって左右前輪4の回転軸心Xが前傾した操舵軸心Yを中心としつつ前後に揺動し、これによって生ずる操舵軸20の左右の振れによって後フレーム6が左右へ傾くこととなる。
【0047】
したがって、ハンドル5を左又は右に切って曲がろうとすると、後フレーム6及び乗車部2が同じ方向に傾き、これに伴い、この乗車部2に乗った運転者の重心が偏心するようになる。
これによって、自転車1がカーブしようとするうえで作用する遠心力に対し、運転者がこの遠心力の作用方向とは逆向きに重心移動するかたちとなるので、結果として操舵がしやすくなる。また高速走行時にも、スピードを著しく落とすことなく、安定してカーブを曲がることができるようになる。
【0048】
また、運転者が積極的に重心を左右に移動させて後フレーム6を傾けることで、ハンドルを容易に操作できるようになる。
なお、上記操舵軸20の傾斜角度(キャスター角)は、第1実施形態と同じく、0°<Q≦10°とするのが好ましく、より詳しくは2°≦Q≦4°とするのが好ましい。また、ハンドルポスト15は鉛直線Nに対して後傾状とされている。
また、本実施形態では、操舵軸20の軸心Yと前輪4の回転軸心Xとは交差した関係にはないが、操舵軸心Yに対して回転軸心Xが大きく前方に離れることはなく、操舵軸20と回転軸心Xとが上下にほぼ対応した位置づけとなっている。このため、ハンドル5を操作したときの前輪4の水平横滑り摩擦は、操舵軸心Yが傾斜していることも相まってハンドル操作に悪影響を及ぼさないものとなっている。
【0049】
ところで、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。例えば、後輪3も左右一対あるものとして四輪型自転車とすることが可能である。また、人力のみによる駆動のものに限らず、電動型または電動アシスト型の自転車とすることが可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る分解可能型自転車では、運転中におけるハンドルの操作(操舵)が簡素な構造により容易に行え、乗りやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る自転車を示した側面図である。
【図2】第1実施形態の自転車においてハンドルを切ったときの前輪の動きを側面から見た状態で説明した要部拡大図である。
【図3】第1実施形態の自転車においてハンドルを切ったときの前輪の動きを正面から見た状態で説明した要部拡大図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る自転車を示した側面図である。
【図5】同正面図である。
【図6】前フレームを単独で使用する場合の側面図である。
【図7】連結手段の一部断面側面図である。
【図8】比較発明に係る分離可能型自転車の形態を示した側面図である。
【図9】図8のA−A線矢視図である。
【図10】図8のB−B線矢視図である。
【図11】前フレームの後フレーム受けが操舵軸とされ後フレームの前フレーム係合部が軸受け部とされた場合の要部側面図である。
【図12】前フレームの後フレーム受けが軸受け部とされ後フレームの前フレーム係合部が操舵軸とされた場合の要部側面図である。
【図13】比較発明に係る自転車におけるハンドル操作状況を平面図によって図解したものである。
【図14】前フレームの後フレーム受けが操舵軸とされ後フレームの前フレーム係合部が軸受け部とされた場合に採用される抜け止め機構を示した側断面図である。
【図15】図14のC−C線矢視図(やや縮小してある)である。
【図16】図14のD−D線矢視図である。
【図17】バッグを示す側断面図である。
【図18】図17のバッグを仕様変更させた使用例を示す側断面図である。
【図19】操舵軸に対してサスペンションを設けた例を図14と比較しやすく描いた側断面図である。
【図20】従来公知の分離可能型自転車におけるハンドル操作状況を平面図によって図解したものである。
【符号の説明】
1   分離可能型自転車
2   乗車部
3   後輪
4   左右前輪
5   ハンドル
6   後フレーム
13   前フレーム
15   ハンドルポスト
20   操舵軸
N   鉛直線
X   回転軸心
Y   操舵軸心

Claims (4)

  1. 前フレーム(13)と後フレーム(6)とが接合離脱自在に備えられ、前記後フレーム(6)に乗車部(2)と回転駆動される後輪(3)とが備えられ、前記前フレーム(13)に、左右方向の同一軸心(X)回りに回転自在に設けられた左右一対の前輪(4)と、この前輪(4)の回転軸心(X)を操舵軸(20)を中心として前後に揺動させるハンドル(5)とが備えられ、前記操舵軸(20)の軸心(Y)が、前後のフレーム(13,6)を接合した状態で鉛直方向(N)に対して前傾状に設けられていることを特徴とする分離可能型自転車。
  2. 前後のフレーム(13、6)を接合した状態で前記ハンドル(5)のハンドルポスト(15)が鉛直方向(N)に対して後傾状に設けられていることを特徴とする請求項1記載の分離可能型自転車。
  3. 前記前フレーム(13)に対して操舵軸(20)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の分離可能型自転車。
  4. 前記ハンドル(5)が、ハンドルポスト(15)に前後位置調整自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の分離可能型自転車。
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