JPH08183487A - 前2輪の前輪駆動3輪自転車及び差動歯車装置 - Google Patents

前2輪の前輪駆動3輪自転車及び差動歯車装置

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JPH08183487A
JPH08183487A JP7028561A JP2856195A JPH08183487A JP H08183487 A JPH08183487 A JP H08183487A JP 7028561 A JP7028561 A JP 7028561A JP 2856195 A JP2856195 A JP 2856195A JP H08183487 A JPH08183487 A JP H08183487A
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spur gear
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善次郎 有田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】カーブ及び走行を安定させ、軽量安価で安全走
行可能な前2輪の前輪駆動3輪自転車を提供する。 【構成】出力軸10に差動歯車装置本体11を設け、左
右に祖巻きのコイル状バネを外側と内側にバネの巻き方
向を逆巻き方向に形成した二重構造のユニバーサルジョ
イント13を介して車輪2を設けている。また、対向す
る一対の連結保持部24、24の軸芯の左右に出力軸1
0、10を設けると共に少なくとも一方側にスプロケッ
ト12を設け、該左右の各先部に平歯車27、28を固
着し、対向する連結保持部24、24の間に支軸29,
29を橋架状に等間隔位置に夫々架設し、小径と大径の
平歯車よりなる中間歯車30、31を回動自在に夫々設
け、平歯車27と該中間歯車30の小径の平歯車30a
が噛合され、平歯車28と該中間歯車31の小径の平歯
車31aが噛合され、夫々大径の平歯車31a、31b
同志が噛合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前2輪の前輪駆動3輪
自転車及び左右の車輪の回転数の差などに対応させる差
動歯車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の3輪自転車は、前1輪、後2輪の
ものが多く提供され、また前2輪、後1輪のものは、後
輪駆動で方向転換などハンドル操作によって、前2輪の
車軸と共に前輪全体が動くように装置されたものが提供
されていた。また、差動歯車装置は、平歯車とベベルギ
アなどを組合せたものが一般に提供されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の前1輪、
後2輪の3輪自転車は、カーブを曲がるとき、曲がる方
向に若干倒すことによって曲がりやすくなり、走行スピ
ードに合った倒れ角度によって安定して曲がれるが、し
かし、このタイプの自転車は、お年寄りが特に多く使用
していることから、走行スピードも遅く、走行バランス
感覚もあまり良くないので、カーブなど曲がる時の操作
が不安定となり、転倒などの危険性があった。そこで、
ゆっくりした走行時でカーブなど曲がる時、比較的安定
して安全に走行できるものが求められていた。
【0004】また、従来の前2輪、後1輪の3輪自転車
は、前輪側に人及び荷物などを乗せて使用されており、
その時、重心が前輪側にあり、また、前2輪の車軸と共
に前輪全体が方向転換などハンドル操作で動くようにな
っており、カーブなど曲がる時、走行バランスが悪くな
り、転倒などの危険性があった。そこで、ハンドルを小
さく切って大回りすることで、カーブを曲がっており、
このタイプの自転車では、小さく曲がって走行すること
ができなかった。そしてまた、上述の如く重心が前輪側
で、かつ、後輪駆動であるためにカーブなど曲がる時の
走行バランスが悪く、転倒などの危険性があった。
【0005】さらに、従来の差動歯車装置は、平歯車と
ベベルギアなどを組合せたものであり、ベベルギアその
ものが平歯車と比べて高価であり、重量も大きく、特に
スラスト荷重に対する構成を取り入れる対策が必要であ
り、それによりいっそう構成が複雑となり、高価で簡易
的に使用出来なかった。
【0006】そこで本発明は上記のような欠点を解消
し、カーブなど曲がる時、前輪の駆動輪はそのままで車
輪を方向転換させることで安定化を図り、安定して曲が
れると共にバランス良く安全に走行でき、荷物などで重
心がさらに前輪側に移っても比較的走行バランスが良い
前2輪の前輪駆動3輪自転車を提供し、また該前2輪の
前輪駆動3輪自転車の差動歯車装置にベベルギアを使わ
ず、スラスト荷重の掛らない平歯車を使用して差動歯車
装置を形成することによって、簡易な構成で軽量、安価
で簡易に使用できる差動歯車装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解消するため
に、第1に、前輪を2輪、後輪を1輪とし、ペダル、ス
プロケット及びチェーン等を介して前輪を駆動する3輪
自転車に於いて、前輪の出力軸は差動歯車装置を介して
その左右に設け、該出力軸の左右端部にユニバーサルジ
ョイントを設けると共に該各ユニバーサルジョイントに
より揺動自在に連結駆動される車輪軸及び車輪を設け、
また前輪が方向転換できるようにハンドルより連結操作
するリンク装置を左右の各車輪軸に連結させている。
【0008】第2に、ユニバーサルジョイントを、祖巻
きのコイル状バネを外側と内側に二重に設けると共に該
コイル状バネの外側と内側とのバネの巻き方向を逆巻き
方向に形成している。
【0009】第3に、差動歯車装置本体の連結保持部を
夫々所定間隔で対向させ、該一対の連結保持部の軸芯に
左右の出力軸が同芯軸上に所定間隔で回動自在に保持さ
れると共に該対向する連結保持部の少なくとも一方側に
駆動部を設け、該左右の出力軸の各先部に平歯車を設
け、対向する連結保持部の間に支軸を橋架状に、かつ、
該各出力軸の径方向に対して等間隔位置に夫々架設し、
該支軸に小径と大径の平歯車よりなる中間歯車を回動自
在に夫々設け、右側出力軸の平歯車と該中間歯車の小径
の平歯車が噛合されている側を右側中間歯車とし、左側
出力軸の平歯車と該中間歯車の小径の平歯車が噛合され
ている側を左側中間歯車として設け、かつ、その右側中
間歯車と左側中間歯車の大径の平歯車とが噛合されてい
る差動歯車装置。
【0010】第4に、上記第3の差動歯車装置を前2輪
の前輪駆動3輪自転車の差動歯車装置としている。
【0011】
【作用】上述の如く構成されているから、第1に、前2
輪の前輪駆動3輪自転車のペダル及びチェーン、スプロ
ケット等より差動歯車装置を介して前輪の出力軸を回転
させると、出力軸より左右のユニバーサルジョイントを
介してそれぞれの車輪軸及び車輪を回転させ、前2輪駆
動3輪自転車が走行する。そして、ハンドルを左右に操
作することによって、該ハンドルに連結されるリンク装
置を介して、該左右の各車輪軸が連動し、且つユニバー
サルジョイントを軸に車輪軸と前輪が揺動して方向転換
させている。
【0012】第2に、左右のユニバーサルジョイントの
二重構造のコイル状バネが、柔軟に変形して該ユニバー
サルジョイントを軸に車輪軸と前輪が揺動して方向転換
させると共に回転駆動力も、出力軸より若干緩衝して車
輪軸に連動される。
【0013】第3に、一方の連結保持部に設けられた駆
動部に回転力が加わったとき、左右の各出力軸の夫れ夫
れの回転抵抗が同じときは、左右の各出力軸と左右の中
間歯車のそれぞれの小径の歯車とが、夫々噛み合うと共
に左右の中間歯車のそれぞれの大径の歯車も夫々噛み合
い、各歯車が夫々噛み合って固定されたような状態にな
っており、上記駆動部の回転によって、該差動歯車装置
本体と共に左右の各出力軸が同時に自転(そのもの自体
が回動することと定義し、また、後述する公転は、所定
のものの回りを転動することと定義して以後、自転及び
公転と記載する)する。そして、例えば左側の出力軸の
抵抗が増し回転数が少なくなると、その少なくなった回
転数分、左側中間歯車の小径の歯車が左側の出力軸の平
歯車の外周を噛合しながら差動歯車装置本体と共に公転
し、その左右の各出力軸が夫々対応する回転数で回転す
る。また、左側の出力軸の回転が止まると、左側中間歯
車の小径の歯車が、左側の出力軸の平歯車の外周を噛合
して差動歯車装置本体と共に公転する。このように、左
右の各出力軸がそれぞれ違った二つの回転数で回転し、
それぞれに対応した回転駆動を伝える。
【0014】第4に、平歯車のみを使用した差動歯車装
置を装着して前2輪の前輪駆動3輪自転車で走行すると
き、平歯車は駆動力におけるスラスト荷重が各軸に作用
せず、またカーブを曲がるとき、左右の車輪の内輪差に
よる回転数の違いに対応して左右の車輪が、それぞれの
回転数で回転してカーブが曲がれる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1において、1は前2輪の前輪駆動3輪自転車で、前
2輪の車輪2、2及び後1輪の車輪2をフレーム3に夫
々配設し、フレーム3の前部にハンドル4及び中央部近
傍にサドル5を立設し、その下部近傍にペダル6、クラ
ンク7、スプロケット8及びチェーン9などを夫々配設
して構成している。
【0016】そして図2に示すように、出力軸10の略
中央に差動歯車装置本体11を設けると共に該差動歯車
装置本体11の側部近傍にスプロケット12を設けてい
る。また該出力軸10の左右端にユニバーサルジョイン
ト13、13が設けられると共に車輪軸14、14が揺
動自在に駆動されるように連結され、該車輪軸14、1
4に車輪2、2が回動自在に設けられている。
【0017】そこで、図3及び図4に示すように、該出
力軸10の両端と車輪軸14、14を連結するユニバー
サルジョイント13.13は、出力軸10の両端及び車
輪軸14、14の端面部を夫れ夫れ段付き状に形成し、
該各段付き部に小径のコイル状バネ15、15を橋架状
に外嵌して出力軸10及び車輪軸14、14を連結し、
そのコイル状バネ15、15の外側をさらに外嵌するよ
うに大径のコイル状バネ16、16を出力軸10の両端
及び車輪軸14、14の夫れ夫れ軸端部近傍に外嵌して
いる。そして、そのコイル状バネ16、16を軸端部近
傍に保持するため、外嵌した部分にパイプ状の保持体1
7、17をさらに外嵌している。
【0018】また、図5及び図6に示すリンク装置18
は、ハンドル支軸19に連結される操作連結扞20と、
該操作連結扞20に連結されるT型連結扞21と、該T
型連結扞21の左右に作動扞22、22が連結され、該
作動扞22、22は、車輪軸14、14を支持する車輪
軸支持体23、23に連結固定されている。そして、該
操作連結扞20は、板状で一方をハンドル支軸19に固
着され、他方をT型連結扞21に支軸によって揺動自在
に枢着されている。また、該T型連結扞21は、英字の
T字状で、左右直線の両端部近傍に支軸によって作動扞
22、22の夫れ夫れの一方端近傍に揺動自在に枢着さ
れ、該作動扞22、22の夫れ夫れの他方端は、夫々車
輪軸支持体23、23に連結固定されている。
【0019】さらに、図7に示す差動歯車装置本体11
は、円板状の連結保持部24、24を夫々所定間隔で対
向させ、外周を閉鎖状にして差動歯車装置本体11と
し、該一対の連結保持部24、24の夫れ夫れ外側の軸
芯に左右に突出するように駆動軸部25、25を形成す
る。また、連結保持部24、24の駆動軸部25、25
にベアリング26、26を介して左右の出力軸10、1
0同志が、当接しないように所定間隔で回動自在に保持
されている。そして、上述したスプロケット12を左側
の駆動軸部25に設け、チェーン9を介して駆動される
該スプロケット12と共に該駆動軸部25が回転する。
【0020】加えて,該左側の出力軸10の先部に左側
平歯車27を、右側の出力軸10の先部に右側平歯車2
8を夫々設け、対向する連結保持部24、24の間で、
且つ上記各出力軸10、10の径方向に対して等間隔位
置で夫々橋架状に支軸29、29を架設し、該支軸2
9、29に左側中間歯車30と右側中間歯車31を回動
自在に夫々支持している。そして、該左側中間歯車30
は、小径平歯車30aと大径平歯車30bよりなり、ま
た右側中間歯車31は、小径平歯車31aと大径平歯車
31bよりなり、該左側中間歯車30の小径平歯車30
aと左側平歯車27とが噛合し、右側中間歯車31の小
径平歯車31aと右側平歯車28とが、夫々噛合すると
共に左右中間歯車30、31の夫れ夫れの大径平歯車3
0bと大径平歯車31bとが噛合している。
【0021】しかして、前2輪の前輪駆動3輪自転車の
ペダル6及びチェーン9等を介して前輪のスプロケット
12及び駆動軸部25を回転させると、該差動歯車装置
本体11より左右の出力軸10、10及び左右のユニバ
ーサルジョイント13、13介してそれぞれの車輪軸1
4、14及び車輪2、2を回転させ、前2輪駆動3輪自
転車が走行する。
【0022】その時の差動歯車装置本体11に於いて、
一方の連結保持部24に設けられた駆動軸部25に回転
力が加わったときで、左右の各出力軸10、10の夫れ
夫れの回転抵抗が同じときは、左右の各出力軸10、1
0の左側平歯車27及び右側平歯車28と左右の中間歯
車30、31のそれぞれの小径平歯車30a、31aと
が夫々噛合すると共に左右の中間歯車30、31のそれ
ぞれの大径平歯車30bと大径平歯車31bとが噛合し
て、各歯車が夫々噛み合って固定されたような状態にな
っており、上記駆動軸部25の回転によって、該差動歯
車装置本体11と共に左右の各出力軸10、10が同時
に自転する。この駆動時に、各平歯車の荷重がスラスト
方向に作用せず、各軸に対して回転駆動方向に作用す
る。
【0023】そして、今、左側の出力軸10の抵抗が増
し回転数が少なくなると、その少なくなった回転数分、
左側中間歯車30の小径平歯車30aが、左側の出力軸
10の左側平歯車27の外周を噛合しながら差動歯車装
置本体11と共に公転することによって、左右の各出力
軸10、10が夫々違う回転数に対応して回転する。ま
た、左側の出力軸10の回転が止まると、該左側平歯車
27が静止した状態で、該左側平歯車27の外周を小径
平歯車30aが、噛合しながら差動歯車装置本体11と
共に公転する。このように、左右の各出力軸10、10
がそれぞれ違った二つの回転数で回転し、それぞれに対
応した回転駆動を伝える。よって、カーブを曲がると
き、左右の車輪の内輪差による回転数の違いに対応して
左右の車輪2、2が、それぞれの回転数で回転してカー
ブが安定して曲がれる。
【0024】そして、ハンドル4を左右に操作すること
によって、図8に示すように、該ハンドル4のハンドル
支軸19に連結されるリンク装置18の操作連結扞20
を介してT型連結扞21が連動し、該T型連結扞21の
左右に連結される作動扞22、22及び車輪軸支持体2
3、23も追動することによって、該左右の車輪軸1
4、14の車輪2、2がユニバーサルジョイント13、
13を軸に揺動して方向転換ができる。
【0025】また、該左右のユニバーサルジョイント1
3、13の二重構造のコイル状バネが、柔軟に変形して
ユニバーサルジョイント13、13を軸に車輪軸14、
14と車輪2、2揺動して方向転換させると共に回転駆
動力も、出力軸10、10より若干緩衝して車輪軸1
4、14に駆動される。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上記構成、作用によって所期
の目的を有効に達成したもので、特に、前2輪の前輪駆
動3輪自転車の前輪の出力軸は差動歯車装置を介してそ
の左右に設け、該出力軸の左右端部にユニバーサルジョ
イントを設けると共に該各ユニバーサルジョイントによ
り揺動自在に連結駆動される車輪軸及び車輪を設け、ま
た前輪が方向転換できるようにハンドルより連結操作す
るリンク装置を左右の各車輪軸に連結させているので、
カーブなど曲がる時、左右の車輪の回転数に夫々対応し
て各車輪が回転するのでカーブ又は方向転換が容易とな
り、またそのカーブ時、前輪の駆動輪はそのままで車輪
軸のみを方向転換させることで安定して曲がれ、バラン
ス良く安全に走行でき、荷物などで重心がさらに前輪側
に移っても比較的走行バランスが良い。また、ユニバー
サルジョイントを、祖巻きのコイル状バネを外側と内側
に二重に設けると共に該コイル状バネの外側と内側との
バネの巻き方向を逆巻き方向に形成しているので、ジョ
イント部の構成が簡易であるので製作が容易、且つ安価
に提供できる。さらに、差動歯車装置本体の連結保持部
を夫々所定間隔で対向させ、該一対の連結保持部の軸芯
に左右の出力軸が同芯軸上に所定間隔で回動自在に保持
されると共に該対向する連結保持部の少なくとも一方側
に駆動部を設け、該左右の出力軸の各先部に平歯車を設
け、対向する連結保持部の間に支軸を橋架状に、かつ、
該各出力軸の径方向に対して等間隔位置に夫々架設し、
該支軸に小径と大径の平歯車よりなる中間歯車を回動自
在に夫々設け、右側出力軸の平歯車と該中間歯車の小径
の平歯車が噛合されている側を右側中間歯車とし、左側
出力軸の平歯車と該中間歯車の小径の平歯車が噛合され
ている側を左側中間歯車として設け、かつ、その右側中
間歯車と左側中間歯車の大径の平歯車とが噛合されてい
るので、各軸に対するスラスト荷重の対策が必要なく、
駆動力が効率良く回転駆動に作用し、ベベルギヤーを使
用しないので、安価に製作でき簡易な構成で軽量である
ので簡易に使用できる。加えて、上記第3実施例の差動
歯車装置を前2輪の前輪駆動3輪自転車の差動歯車装置
としているので、該3輪自転車の重量を軽くでき、走行
バランスが良く安価で簡易に提供でき、実用上著大な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】要部の正面図である。
【図3】ユニバーサルジョイント13の部分断面図であ
る。
【図4】車輪2の取付状態を示す要部の正面断面図であ
る。
【図5】リンク装置18の取付状態を示す要部の平面図
である。
【図6】リンク装置18の取付状態を示す要部の側面図
である。
【図7】差動歯車装置本体11の取付状態を示す要部の
正面断面図である。
【図8】リンク装置18の作動状態を示す要部の平面図
である。
【符号の説明】 1 前2輪の前輪駆動3輪自転車 2 車輪 6 ペダル 8 スプロケット 9 チェーン 10 出力軸 11 差動歯車装置本体 12 スプロケット 13 ユニバーサルジョイント 14 車輪軸 15 コイル状バネ 16 コイル状バネ 18 リンク装置 24 連結保持部 25 駆動軸部 27 左側平歯車 28 右側平歯車 29 支軸 30 左側中間歯車 30a 小径歯車 30b 大径歯車 31 右側中間歯車 31a 小径歯車 31b 大径歯車

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪を2輪、後輪を1輪とし、ペダル,
    スプロケット及びチェーン等を介して前輪を駆動する3
    輪自転車に於いて、前輪の出力軸は差動歯車装置を介し
    てその左右に設け,該出力軸の左右端部にユニバーサル
    ジョイントを設けると共に該各ユニバーサルジョイント
    により揺動自在に連結駆動される車輪軸及び車輪を設
    け、また前輪が方向転換できるようにハンドルより連結
    操作するリンク装置を左右の各車輪軸に連結させたこと
    を特徴とする前2輪の前輪駆動3輪自転車。
  2. 【請求項2】 請求項1のユニバーサルジョイントを、
    祖巻きのコイル状バネを外側と内側に二重に設けると共
    に該コイル状バネの外側と内側とのバネの巻き方向を逆
    巻き方向に形成したことを特徴とする前2輪の前輪駆動
    3輪自転車。
  3. 【請求項3】 差動歯車装置本体の連結保持部を夫々所
    定間隔で対向させ、該一対の連結保持部の軸芯に左右の
    出力軸が同芯軸上に所定間隔で回動自在に保持されると
    共に該対向する連結保持部の少なくとも一方側に駆動部
    を設け、該左右の出力軸の各先部に平歯車を設け、対向
    する連結保持部の間に支軸を橋架状に、かつ、該各出力
    軸の径方向に対して等間隔位置に夫々架設し、該支軸に
    小径と大径の平歯車よりなる中間歯車を回動自在に夫々
    設け、右側出力軸の平歯車と該中間歯車の小径の平歯車
    が噛合されている側を右側中間歯車とし、左側出力軸の
    平歯車と該中間歯車の小径の平歯車が噛合されている側
    を左側中間歯車として設け、かつ、その右側中間歯車と
    左側中間歯車の大径の平歯車とが噛合されたことを特徴
    とする差動歯車装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の差動歯車装置を請求項1の前
    2輪の前輪駆動3輪自転車の差動歯車装置としたことを
    特徴とする前2輪の前輪駆動3輪自転車。
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