JP2004001030A - はんだペーストおよび半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとを含むフラックスおよびはんだ粉末を含む金属粉を含有するはんだペーストを回路基板上の電極上に印刷して、半導体素子上のはんだ製電極とリフロー接合する。
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、はんだバンプに代表されるはんだ製電極をリフロー接合するためのはんだペーストとこれを使用する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体素子、電子部品の電気的、機械的接合には、融点183℃の37重量%のPbを含有するSn−Pb共晶はんだ(Sn−37Pbと略称される)が一般的に用いられてきた。
【0003】
たとえば、FCBGA(フリップチップボールグリッドアレー:flip chip ball grid array)では、半導体素子が回路基板にはんだバンプによって実装されており、実装の際には、フラックスを用いて接合している。
【0004】
一方、現在主流となっている樹脂基板は、表層にソルダーレジストというカバー膜を形成しており、回路基板上の電極の表面がソルダーレジスト表面より低く凹んだ形態をしている。
【0005】
このため、使用されるはんだバンプの高さがバラツクと、リフロー接合前の状態として、電極と接触するところと接触しないところが出てくることになる。このことにより、リフロー接合時に、半導体素子の接続端子と回路基板上の電極との接続不良を発生させ得るという問題点を生じていた。
【0006】
そこで、これを防止するために、上記のようにフラックスを用いるだけではなく、基板側電極に予備はんだをあらかじめ形成し、フラックスを用いて仮固定を行いリフロー接合する方法や、はんだペーストを印刷しておいて、半導体素子を搭載しリフロー接合する方法がある。どちらも、フラックスを使用することが必須であるが、そのフラックスには、ロジン、ハロゲン系活性剤を溶媒に溶解させたものが用いられている。
【0007】
しかしながら、このような方法を採用しても、フリップチップ実装の場合には、最近の半導体素子の高集積化や小型化に伴って、はんだ付け部位である電極、接続端子が微細化していることから、素子と基板との間隙も小さくなり、はんだによるリフロー接合後の洗浄が難しくなってきているという問題が存在する。
【0008】
すなわち、洗浄しきれなかったフラックス残渣は、はんだ付け性を向上する機能(フラックス活性)を付与するはんだ活性剤のハロゲンに起因するイオン性の物質が吸湿などによって形成されることにより、電極間の電気的絶縁性を低下させたり、あとから充填するアンダーフィル材の密着強度を低下させ、接合部の信頼性を低下させる要因となってきている。また、完全に洗浄するためには、長時間の洗浄工程または特殊な洗浄装置の導入が必要となりコストアップの原因となってきている。
【0009】
このため、はんだリフロー接合後におけるフラックスの洗浄除去を不要とする、無洗浄タイプのフラックスが要求されており、ロジンに替えて、熱硬化性樹脂を用いたフラックスの適用が検討され始めている。
【0010】
この熱硬化性樹脂としてはエポキシ樹脂が使用されることが多く、なかでも、ビスフェノールA型エポキシ樹脂等がよく用いられている。
【0011】
この熱硬化性樹脂には、酸化膜等を除去することにより接合面を活性化し、はんだの結合強度を充分に発揮させるためのフラックス活性を付与するため、有機酸が用いられており、通常、カルボン酸およびカルボン酸無水物よりなる群から選ばれた1種もしくは2種以上が使用されている。
【0012】
カルボン酸やカルボン酸無水物はフラックス活性の付与とともにエポキシ硬化剤としても機能するため、残渣として残った場合でも、エポキシ樹脂と反応し、失活し安定となるのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂を配合したはんだ付け用フラックスとはんだとよりなるはんだペーストも最近開発され始めている。このようなはんだペーストは、はんだ付け後に部品表面に残ったフラックス残渣が部品の接着強度を高めるように作用するために、エポキシ樹脂を20〜50重量%を配合したものである。なお、従来のロジンを用いたはんだペーストでは、はんだ粉末とフラックス成分の混合比(重量比)は85:15〜90:10程度である。
【0014】
しかしながらこの方法には、はんだバンプとのリフロー接合性が不十分で電気的接続に充分な信頼性が得られない場合があるといった問題が存在する。特に、装置の小型化に伴う、小直径、狭間隔の電極に適用した場合には、この問題が顕著である。
【0015】
本発明は、はんだバンプに代表されるはんだ製電極をリフロー接合するための新規な無洗浄はんだペースト、特に、小直径、狭間隔の電極についてはんだ製電極をリフロー接合する場合に適用でき、信頼性の高い半導体素子を製造できる技術を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様によれば、はんだ製電極とリフロー接合するためのはんだペーストであって、熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとを含むフラックスおよびはんだ粉末を含む金属粉を含有するはんだペーストが提供される。
【0017】
前記多価アルコールが、分子量100〜250の2価のアルコールおよび/または分子量100〜150の3価のアルコールを含むことや、前記金属粉の平均粒径が20μm以下であることや、前記フラックス中における熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計含有率が80〜100重量%、熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計中における熱硬化性樹脂の含有率が15〜50重量%、有機酸と多価アルコールとの合計中における多価アルコールの含有率が10〜90重量%であり、前記はんだペースト中のフラックス濃度が5〜30重量%であることが好ましい。
【0018】
本発明の他の一態様によれば、上記のはんだペーストを回路基板上の電極上に印刷して、半導体素子上のはんだ製電極とリフロー接合する半導体装置の製造方法であって、前記回路基板上の電極の間隔が150μm以下であり、前記回路基板上の電極の直径が100μm以下である半導体装置の製造方法が提供される。
【0019】
なお、以下に説明する発明の実施の形態や図面の中で、本発明の更なる特徴が明らかにされる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図、表等を使用して説明する。なお、これらの図、表等および説明は本発明を例示するものであり、本発明の範囲を制限するものではない。本発明の趣旨に合致する限り他の実施の形態も本発明の範疇に属し得ることは言うまでもない。なお、これらの図において、同一の要素については同一の符号を付すものとする。
【0021】
樹脂基板等に搭載する際には、バンプ高さのバラツキにも拘わらず確実な接合を行うためには、はんだペーストの印刷量の制御が重要となる。
【0022】
図1は、フラックスとはんだとよりなるはんだペーストを回路基板上の電極上に印刷して、半導体素子上のはんだバンプとリフロー接合する半導体装置の製造方法を例示するものである。図1Aは、基板1上の電極2の間隔Lが広い場合を例示する。電極2の表面はソルダーレジスト3表面より低く凹んでおり、Dで示された印刷用のマスクの開口径に従ったはんだペースト4が、この凹みを埋めて電極2上に印刷される(図1A「印刷後」を参照)。このはんだペースト4はチップを実装せずに加熱処理すると、はんだ5と硬化したフラックス6とに分かれる(図1A「はんだ付けのみ」を参照)。このため、チップを実装すると、半導体素子8のはんだバンプ7とはんだ5とが一体化し、それを硬化したフラックス6が覆うようになる(図1A「チップ実装時」を参照)。
【0023】
すなわち、はんだバンプ7との接合を確保するためのはんだ量は、はんだペースト4中のはんだ含有量とDで示された印刷用のマスクの開口径とはんだペースト4の高さとによって決まるはんだペースト中のはんだの量によって定まることとなる。
【0024】
別の言い方をすれば、はんだバンプ7との接合を確保するためのはんだ量は、はんだペースト4中のはんだ含有量の増大によっても、印刷用のマスクの開口径Dの増大によっても、はんだペースト4の高さを上げることによっても増大させることができる。
【0025】
しかしながら、図1Bに示すように、電極相互の距離(間隔)が短いときには、印刷用のマスクの開口径Dを大きく取ることができなくなる。
【0026】
そのため、必要なバンプ高さを確保するためには、印刷量を多くしてはんだペースト4の高さを上げるか、はんだペースト4中のはんだ含有量をなるべく高くする必要がでてきている。しかしながら、そのいずれの方策も欠点を有している。
【0027】
図1Bは、印刷量を多くしてはんだペースト4の高さを高く保った例である。このようにすると、印刷後に、ペースト4の高さを上げた分だけはんだペーストのダレ、滲みが発生し易くなる。そしてそれははんだ付けのみの場合に示されているように電極相互のブリッジ9を引き起こし、チップ実装時には、ショート部分10を生じる原因となる。
【0028】
たとえば、エポキシ樹脂を20重量%以上で混合したペーストを用いた場合には、図1Bに示すように電極相互のブリッジ9を引き起こしやすくなる。
【0029】
一方、この対策として、はんだペースト4の高さを下げると、図1Cのチップ実装時の拡大図である図3に示すように、はんだバンプ7と電極上のはんだ5とが接触できない場合を生じ得る。
【0030】
そこで、はんだペースト4の高さを上げずに、はんだペースト中のはんだ含有量を上げると、図1Dに示すように、はんだペーストの粘度が高くなり、良好な印刷が困難になる。つまり、電極のくぼみにはんだペーストが充分に行き渡らなくなる場合が生じる。また、はんだペースト4がデラミネーションを起こすこともあり得る。
【0031】
さらに、はんだ含有量の上昇に伴い、はんだ活性剤であるフラックスの濃度が低下するため、はんだ粒子表面の活性化が不十分となり、はんだ5がはんだバンプ7と溶け合わず、はんだ粒子が一体化せず、個々に分離した状態(図1Dの「はんだ付けのみ」の場合)として残り、図1Dの「チップ実装時」の場合の拡大図である図4に示すように接合が不良となり得る。
【0032】
この接合不良は、微細な電極にはんだペーストを良好に印刷するために微細なはんだ粉末を使用した場合には更に深刻となる。
【0033】
すなわち、現状では粒径が32μm〜40μm程度のはんだ粉末が使用されているが、Delで示す直径の小さい、微細な電極に印刷するためには、より微細なものが必要となってくる。100μm以下の直径の電極に印刷するためには、粒径が20μm以下の粉末が必要であると考えられる。
【0034】
ところが、はんだ粉末は、粒径が細かくなると、表面積が増加するため、単位体積あたりの酸化膜の量も増加することから、酸化膜除去作用の向上が必要となる。
【0035】
従って、はんだペーストのはんだ含有量を上げ、フラックス含有量を減らすと、酸化膜除去作用の低下の影響がより顕著になり、はんだ粉末の酸化膜を除去しきれず、濡れ不良によりはんだ粉末が一体化せず接合が難くなる傾向がより明確になる。
【0036】
たとえば、フラックスであるエポキシ樹脂と平均粒径20μm以下の3.5重量%Ag含有Sn−Agはんだ(Sn−3.5Agはんだ)粉末とを、エポキシ樹脂10重量%の割合で混合し、電極上に印刷し、250℃のリフローではんだ付けを行ったが、図1Dのように、濡れ不良のためはんだ粉末が一体化しない事態を生じることが判明した。
【0037】
このような条件下必要なはんだ量を確保するためには、印刷用のマスクの開口径を増大させるか、はんだペースト4の高さを上げるかして、供給印刷量を増加させる必要がある。しかしながら、そのいずれについても前述のような問題がある。
【0038】
このため、電極間隔が150μm以下の場合や、電極径が100μm以下の場合には、従来の技術では解決しがたい障害が生じる。
【0039】
本発明は、はんだバンプをリフロー接合するための新規な無洗浄はんだペーストにより、この障害を乗り越え、たとえば、微細なはんだ粉末、特に平均直径が20μm以下のはんだ粉末を高濃度で使用可能とし、通常の電極はもちろん、小直径、狭間隔の電極にも適用できる技術を創りあげたものである。本発明は、たとえば現在主流となりつつあるビルドアップ樹脂基板へのフリップチップ実装において、接合不良を低減できる。
【0040】
この様子を図2Aに示す。図2Aは、本発明に係るはんだペースト(金属粉としてはんだのみを含有率90重量%で使用)を使用したものである。
【0041】
図2Aを図1Dと比較すると、「印刷後」は同様であるが、「はんだ付けのみ」の場合には、前者でははんだ5中ではんだが一体化しているのに対し、後者では一体化していない様子が示されている。この差異は、本発明に係るフラックスのフラックス活性が大きく、10重量%と言う低濃度でも充分にはんだを活性化させ得ることによるものである。
【0042】
この結果、図2Aの「チップ接合時」に示されるように、リフロー接合時にははんだ5とはんだバンプ7とが一体化し、良好な電気的接続が実現できる。
【0043】
本発明において、はんだ粉末としては、公知のどのようなものを使用することも可能である。たとえばSn−37PbやSn−3Ag−0.5Cu(3重量%のAgと0.5重量%のCuとを含有Sn系はんだ)をその例として挙げることができる。
【0044】
また本発明においては、はんだ粉末に代えてはんだ粉末と他の金属粉との混合物の使用も可能である。すなわち、本発明においてはんだ粉末を含む金属粉と言うのは、はんだ粉末のみの場合のみならず、はんだ粉末とともに他の金属粉も含有しうることを意味する。
【0045】
はんだ粉末以外の金属粉としては、Cu,Ni等の単金属粉末、Cu−Sn,Cu−Ni,Cu−Zn,Sn−Ni等の合金粉末、単金属や合金粉末の表面に、Sn,Bi,Sn−Bi等をめっきした粉末など公知の各種の金属粉を使用することができる。
【0046】
なお、本願明細書において「金属粉」と言うときは、別途解釈すべきと明示的に記載しない限り、はんだ粉末のみの場合とはんだ粉末と他の金属粉との混合物である場合との両方を意味し得る。たとえば、上記において、はんだ含有量の多寡の影響について説明したが、他の金属粉を含む場合は、このはんだ含有量を金属粉濃度と置き換えて考えることができる。
【0047】
また、はんだ粉末は、表面の酸化膜等を除去し、はんだ接合に際し、フラックス活性を上げることが重要であるが、他の金属についても、はんだとの接合性を向上させ、ひいては電気的接続性を向上させる意味から表面の酸化膜等を除去することが重要である。従って、本願明細書において「フラックス活性」というときは、はんだ粉末のみならず他の金属粉の表面の活性化をも意味しうるものとする。
【0048】
本発明に係るフラックスは、熱硬化性樹脂中に、有機酸と多価アルコールを含む。
【0049】
熱硬化性樹脂としては、本発明の趣旨に反しない限り、公知のどのようなものを使用することも可能であるが、特にエポキシ樹脂が、品質の安定性、粘度等の物性の多様さ等の点で有利である。
【0050】
有機酸は、酸無水物であってもよい。いずれであってもはんだ付け活性を有するとともに、熱硬化性樹脂の硬化剤としても機能するため、熱硬化性樹脂の硬化後は熱硬化性樹脂中に取り込まれ、腐食などの問題を低減し、硬化後の洗浄を不要とすることができる。
【0051】
このような有機酸またはその酸無水物としては、セバシン酸やコハク酸を例示することができる。
【0052】
多価アルコールを使用する理由は多様である。
【0053】
第一に、はんだペーストにする際、熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂と硬化剤とだけでは、一般的に粘度の調整が難しい。そのため、一般的には溶媒で調整する必要がある。
【0054】
この際アルコールを溶媒として使用できる。ただし、水酸基が一つでは、溶媒の粘度が低いため、フラックスの粘度が低下し、ペースト化した場合の粘度も低下し、印刷時にブリッジを起こす原因となる可能性が大きくなる。また、水酸基が一つではエポキシ樹脂の硬化剤としては不適当であり、かえって、末端封鎖や有機酸との結合による硬化の阻害を引き起こす可能性が生じる。
【0055】
これに対し、多価アルコールであれば、粘度の調整が容易になり、フラックス中の他の成分との相溶性もよく、また、水酸基(−OH)を2つ以上有することで、有機酸と同様に、はんだ付け活性を有するとともに、熱硬化性樹脂の硬化剤としても機能するため、熱硬化性樹脂の硬化後は熱硬化性樹脂中に取り込まれ、さらには、有機酸またはその酸無水物とも化合物を形成するため、腐食などの問題を低減し、硬化後の洗浄を不要とすることができる。
【0056】
このため、本発明に係るはんだペーストはいわゆる無洗浄はんだペーストとして機能することができる。ただし、半導体実装後に洗浄を加える用途に使用することは差し支えない。
【0057】
上記多価アルコールとしては、2価のアルコールや3価のアルコールが好ましい。4価以上になると反応性が低下し、未反応物として残存する可能性が生じる。
【0058】
2価のアルコールの場合は、分子量が100〜250であることが好ましい。100未満のものであると、粘度が低くなってはんだペーストの粘度調節が困難になり、250を超えると、添加する量に対して、水酸基の量が少ないことによりフラックス活性が低下する。
【0059】
3価のアルコールの場合は、分子量が100〜150であることが好ましい。100未満では粘度が低くなってはんだペーストの粘度調節が困難になり、150を超えると、固体となるものもあり、添加する場合には、他の溶媒に溶解させて添加する等取り扱いが複雑になりやすい。
【0060】
特に、3価のアルコールは、電極およびはんだバンプ、金属粉の表面に存在する金属酸化物の除去により効果的である。
【0061】
多価アルコールは、特に、平均粒径が20ミクロン以下の微細なはんだ粉末を使用する際に有用であることが判明した。
【0062】
このような多価アルコールとしては、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコールを例示することができる。2価のアルコールとしては、特にトリエチレングリコール、テトラエチレングリコールが好ましい。また、3価のアルコールとしては、特にブタントリオールや、ヘキサントリオールが好ましい。
【0063】
金属粉の平均粒径が20μm以下であると印刷性が向上し、特に直径100μm以下の電極のある場合に良好にはんだペーストが印刷できることが分かった。金属粉の平均粒径の下限について制限は特になく、公知のどのような粒径のものも、本発明の趣旨に反しない限り、使用することができる。
【0064】
一方、フラックスの必要量は金属粉の粒径の影響を受ける。金属粉は、粒径が小さくなると、表面積が増加するため、単位体積あたりの酸化膜の量も増加するからである。
【0065】
本発明に係るフラックスは高いフラックス活性を有するため、このような小粒径の金属粉を使用する場合でも充分なフラックス活性を与えることが判明した。
【0066】
具体的には、従来のフラックス濃度ではカバーし難い範囲である、20重量%を切るフラックス濃度でも平均粒径が20μm以下の金属粉を充分活性化できる。
【0067】
従って、従来と同様、電極直径の大きい場合や、電極間隔の広い場合はもちろん、電極直径の小さい場合や、電極間隔の狭い場合にも本発明に係るはんだペーストを好適に使用することができる。
【0068】
本発明に係るはんだペーストにおいては、フラックス中における熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計含有率が80〜100重量%であること、熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計中における熱硬化性樹脂の含有率が15〜50重量%であること、有機酸と多価アルコールとの合計中における多価アルコールの含有率が10〜90重量%であること、はんだペースト中のフラックス濃度が5〜30重量%であることが好ましい。
【0069】
フラックス中には、本発明の趣旨に反しない限り、熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコール以外の成分、たとえば、他の種類のはんだ活性剤、粘度調節剤、架橋反応促進剤、他の樹脂等を共存させてもよいが、フラックス中における熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計含有率が80%を切ると、フラックス活性に不足を生じる場合が出てくる。
【0070】
熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計中における熱硬化性樹脂の含有率が15重量%未満であると、補強材として機能が不十分になり、50重量%を超えるとフラックス活性が不足する場合がある。
【0071】
また、有機酸と多価アルコールとの合計中における多価アルコールの含有率が10重量%未満であると、特に金属粉量の多い場合にはんだペーストの粘度が高くなり、90重量%を超えると、硬化しなくなる。
【0072】
また、はんだペースト中のフラックス濃度が5重量%未満であると、印刷性が不良となったり、はんだ粒子が一体化しなくなったりする。また、30重量%を超えると、粘度が低く、ブリッジの原因となることが多い。
【0073】
本発明に係る新規なはんだペーストを使用すると、このはんだペーストを回路基板上の電極上に印刷し、半導体素子上のはんだバンプとリフロー接合することにより、容易に半導体装置を製造できる。
【0074】
また、この際新たな工程を付与することなく、さらには、洗浄工程を省いても、あとから充填するアンダーフィル材の密着強度を低下させたり、接合部の信頼性を低下させる要因を生じない。
【0075】
【実施例】
次に本発明の実施例および比較例を詳述する。なお、物性や特性は次のようにして求めた。
【0076】
(平均粒径)
マイクロトラック(株)製のFRAを使用して、マイクロトラック法により求めた。
【0077】
(濡れ広がり率)
ASTM−B−545の濡れ広がり率法によって評価した。
【0078】
(はんだ粒子一体化状態)
リフロー条件で処理した後、はんだ断面を観察し、はんだ粒子が一体化している場合を◎(優秀)、多少一体化していないものが残る場合を○(良好)、一体化していない粒子がはっきりと存在する場合を△(やや不良)、粒子が実質的に一体化していない場合を×(不良)と評価した。
【0079】
(印刷性)
それぞれ10サンプルについて印刷を行い、ダレ、滲み、カスレの問題の生じたサンプルが3以上の場合を△(やや不良)、5サンプル以上の場合を×(不良)、それ以外を良好(○)として評価した。
【0080】
なお、滲みとは印刷後のはんだペーストの端部がシャープさを失った状態であり、ダレとは、この状態が更に進んで、部分的に変形を生じた状態を意味する。
【0081】
また、カスレは、印刷後のはんだペーストの高さが、デラミネーション等により不足している状態を意味する。
【0082】
[例1]
表1に示す組成のはんだペーストを試作し、その濡れ性、印刷性についてそれぞれ調べた。エポキシ樹脂としては、ビスフェノールA系エポキシ樹脂(油化シェル(株)製エピコート828)とナフタレン系エポキシ樹脂(大日本インキ化学(株)製HP4032D)の混合系を使用し、はんだ粉末としてはSn−3.5Ag,平均粒径20μm以下のものを使用した。
【0083】
平均粒径20μm以下のSn−3.5Agはんだ粉末はガスアトマイズ法によって得た。
【0084】
フラックス活性、電極上はんだとはんだボールとの接合の良否、電極ショートの可能性等の判断は、濡れ広がり性の評価と、直径0.5mmのCu電極上に、同じ口径のメタルマスクを用いてはんだペーストを印刷し、半導体素子やはんだバンプを載置することなく、最高温度260℃の窒素リフローにより、はんだ付けを行った場合のはんだ粒子一体化状態の評価で行った。
【0085】
印刷性の評価は、図5に示す如く、開口径120μmのメタルマスクを用いて、アルミナ基板上に、はんだペーストを印刷して行った。
【0086】
(比較例1)
平均粒径20μm以下のはんだ粉末を使用すると、表1サンプル10に示すように、エポキシ樹脂だけでは、はんだ粒子が一体化せず、印刷性についても、カスレが発生した。
【0087】
(比較例2)
また、サンプル9に示すように、一価のアルコールであるジエチレングリコールモノエチルエーテルを用いたサンプルを作成し、評価を行った結果、はんだ粉末は粒子のまま残る状態であり、印刷性についても、ダレ、にじみが発生し、リフロー後には、電極同士がショートするところも発生した。
【0088】
(実施例1)
サンプル1〜8に示すように、テトラエチレングリコール、ヘキサントリオール、ブタントリオールを用いて作成したものは、全て良好に印刷でき、はんだ粉末も一体化し、リフローによりはんだ付けすることができた。
【0089】
[例2]
表1のサンプル4のはんだペーストを用いて、半導体チップと樹脂ビルドアップ基板との接合を行った。
【0090】
半導体チップは、電極直径100μm、ピッチ(電極の中心間の距離)250μmでバンプを形成した13mm平方のチップを用いた。すなわち、電極間隔は(250−100)μm=150μmであった。バンプ数は、2401バンプであった。はんだバンプ材料は、上記と同様のSn−3.5Agである。
【0091】
樹脂ビルドアップ基板は、BTレジン製で、チップに対応する電極パターンを有し、Au電極直径110μm、ピッチ250μmであった。表層には、ソルダーレジストが形成されていた。
【0092】
まず、開口部直径120μm、厚さ30μmのメタルマスクを用いて、樹脂ビルドアップ基板のAu電極上にはんだペーストを印刷した。
【0093】
その後、半導体チップのはんだバンプをチップボンダで相対する基板の電極と位置合わせして搭載し、最高温度260℃、221℃以上1分間の条件で窒素リフローにより接合を行った。
【0094】
その後、洗浄を行わず、半導体素子と基板間に、ナミックス社製チップコートU8434よりなるアンダーフィルを充填し、150℃,2時間で硬化させて、評価サンプルを作成した。
【0095】
サンプル数は5つ作成した。評価サンプルについて、125℃〜−55℃の熱サイクル試験を行った。保持時間は各温度とも10分、昇温と降温との時間は5分間とした。
【0096】
評価は、電気抵抗を測定し、初期値から10%以上上昇したものについてNG(不良)と判定した。
【0097】
その結果を表2に示す。試験を2500サイクルまで行ったが不良は発生しなかった。
【0098】
[例3]
比較のため、ロジン系のはんだペーストを印刷したものについても上記と同様の方法で作成し、その後キシレンを洗浄剤として、洗浄温度70℃で15分間洗浄したものについて熱サイクル試験を行い評価した。
【0099】
その結果を表2に示す。初期不良が500サイクルで発生し、2000サイクルまでに5つのサンプルの全てがNGとなった。
【0100】
なお、このロジン系のはんだペーストは、フラックス組成が理化ハーキュレス(株)製商品名ポリベール(ロジン),エチレングリコールモノフェニルエーテル(溶媒),ステアリン酸アミド(チキソ性付与剤),無水コハク酸(はんだ活性剤)よりなり、はんだペースト中のフラックス濃度が10重量%、フラックス中のロジン濃度が50重量%であり、はんだとしては上記例1と同様のものを用いた。
【0101】
【表1】
【0102】
【表2】
【0103】
【発明の効果】
はんだバンプをリフロー接合するための新規な無洗浄はんだペーストが得られる。
【0104】
また、小直径、狭間隔の電極についてはんだバンプをリフロー接合する場合に適用でき、信頼性の高い半導体素子を製造できる。
【0105】
上記に開示した内容から、下記の付記に示した発明が導き出せる。なお、本明細書においては、はんだ製電極としてはんだバンプについて主に説明したが、本願発明は、本願発明の趣旨に反しない限り、一般的にはんだ製の電極とリフロー接合する目的ではんだペーストを使用する局面において適用できることは言うまでもない。
【0106】
(付記1) はんだ製電極とリフロー接合するためのはんだペーストであって、熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとを含むフラックスおよびはんだ粉末を含む金属粉を含有するはんだペースト。
【0107】
(付記2) 前記多価アルコールが2価のアルコールを含む付記1に記載のはんだペースト。
【0108】
(付記3) 前記多価アルコールが3価のアルコールを含む付記1または2に記載のはんだペースト。
【0109】
(付記4) 前記多価アルコールが、分子量100〜250の2価のアルコールおよび/または分子量100〜150の3価のアルコールを含む付記1に記載のはんだペースト。
【0110】
(付記5) 前記金属粉の平均粒径が20μm以下である付記1〜4のいずれかに記載のはんだペースト。
【0111】
(付記6) 前記フラックス中における熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計含有率が80〜100重量%、熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計中における熱硬化性樹脂の含有率が15〜50重量%、有機酸と多価アルコールとの合計中における多価アルコールの含有率が10〜90重量%である付記1〜5のいずれかに記載のはんだペースト。
【0112】
(付記7) 前記フラックス中における熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計含有率が80〜100重量%、熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計中における熱硬化性樹脂の含有率が15〜50重量%、有機酸と多価アルコールとの合計中における多価アルコールの含有率が10〜90重量%であり、前記はんだペースト中のフラックス濃度が5〜30重量%である付記1〜5のいずれかに記載のはんだペースト。
【0113】
(付記8) 付記1〜7に記載のはんだペーストを回路基板上の電極上に印刷して、半導体素子上のはんだ製電極とリフロー接合する半導体装置の製造方法。
【0114】
(付記9) 付記1〜7に記載のはんだペーストを回路基板上の電極上に印刷して、半導体素子上のはんだ製電極とリフロー接合する半導体装置の製造方法であって、前記回路基板上の電極の間隔が150μm以下である半導体装置の製造方法。
【0115】
(付記10) 付記1〜7に記載のはんだペーストを回路基板上の電極上に印刷して、半導体素子上のはんだ製電極とリフロー接合する半導体装置の製造方法であって、前記回路基板上の電極の間隔が150μm以下であり、前記回路基板上の電極の直径が100μm以下である半導体装置の製造方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】はんだペーストを回路基板上の電極上に印刷してリフローさせたときの挙動および半導体素子上のはんだバンプとリフロー接合する様子を示すモデル図である。
【図2】本発明に係るはんだペーストを回路基板上の電極上に印刷してリフローさせたときの挙動および半導体素子上のはんだバンプとリフロー接合する様子を示すモデル図である。
【図3】はんだバンプと電極周りの拡大図である。
【図4】はんだバンプと電極周りの拡大図である。
【図5】印刷性の評価の様子を示すモデル図である。
【符号の説明】
1 基板
2 電極
3 ソルダーレジスト
4 はんだペースト
5 はんだ
6 フラックス
7 はんだバンプ
8 半導体素子
9 ブリッジ
10 ショート部分
Claims (5)
- はんだ製電極とリフロー接合するためのはんだペーストであって、熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとを含むフラックスおよびはんだ粉末を含む金属粉を含有するはんだペースト。
- 前記多価アルコールが、分子量100〜250の2価のアルコールおよび/または分子量100〜150の3価のアルコールを含む請求項1に記載のはんだペースト。
- 前記金属粉の平均粒径が20μm以下である請求項1または2に記載のはんだペースト。
- 前記フラックス中における熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計含有率が80〜100重量%、熱硬化性樹脂と有機酸と多価アルコールとの合計中における熱硬化性樹脂の含有率が15〜50重量%、有機酸と多価アルコールとの合計中における多価アルコールの含有率が10〜90重量%であり、前記はんだペースト中のフラックス濃度が5〜30重量%である請求項1〜3のいずれかに記載のはんだペースト。
- 請求項1〜4に記載のはんだペーストを回路基板上の電極上に印刷して、半導体素子上のはんだ製電極とリフロー接合する半導体装置の製造方法であって、前記回路基板上の電極の間隔が150μm以下であり、前記回路基板上の電極の直径が100μm以下である半導体装置の製造方法。
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