JP2003536089A - 回転ラベルシステム及び方法 - Google Patents

回転ラベルシステム及び方法

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JP2003536089A JP2000562269A JP2000562269A JP2003536089A JP 2003536089 A JP2003536089 A JP 2003536089A JP 2000562269 A JP2000562269 A JP 2000562269A JP 2000562269 A JP2000562269 A JP 2000562269A JP 2003536089 A JP2003536089 A JP 2003536089A
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スティーヴン キー デザイン エルエルシー
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Abstract

(57)【要約】 システム及び方法は、回転可能なラベルを構成し、回転可能なラベルを容器に取り付けるために開示される。回転可能なラベルは、外側ラベル（１００）に分離可能に取り付けられるリリースタブ（１０６）を含む。リリースタブは、外側ラベルを容器に固定する一方で外側ラベルを容器の回りで巻くために容器（１４０）又は容器に密着される内側ラベル（１７０）に密着される。リリースタブは、外側ラベルが容器の回りで回転されることを可能にするために外側ラベルから離されてもよい。容器に対する外側ラベルの長手軸方向の動きは、容器上に形成される上部と底部ラベルパネル（１４８，１５０）の間に外側ラベルを配置することで制限されてもよい。外側ラベルは、透明部分又は窓（１１２）に適合されることが好ましく、その下にある記載事項を見ることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 ［本発明の属する技術分野］ 本発明は、一般的に回転可能なラベル、より特定的には回転可能なラベル装置
を構成するシステム及び方法に関する。
【０００２】 ［従来技術の説明］ 多くの消費者製品容器は、製品の使用説明書、注意事項、一回分の量、材料、
広告、アートワーク等のような様々なタイプの情報でラベル付けされている。こ
の情報は、通常容器の周りに巻かれるラベル上に表示される記載事項の形態にあ
る。しかしながら、多くの場合、単一のラベル上で利用できる空き部分は、製品
の製造者が表示することを望む全ての情報を表示するには不十分である。
【０００３】 所与の容器上に情報の表示するための追加の空き部分を設けるために、内側ラ
ベルの周りに位置決めされる外側ラベルが使用されてもよいことが提案される。
外側ラベルは、典型的に透明部分を有し、容器に取り付けられる内側ラベルに対
して外側ラベルを回転させることで内側ラベル上の情報が透明部分を通して見ら
れ得る。このような構成は、外側及び内側ラベル夫々の上に情報が表示されるこ
とを可能にし、それにより、情報が表示されてもよい利用できる空き部分が実質
的に増加される。
【０００４】 容器上に回転するラベルを有するといった利点があるが、多くの場合、このよ
うな回転ラベルを容器に適用することは費用が掛かり困難であるため回転ラベル
を使用することは実際的でないとされる。一つの顕著な困難は、製品の容器に対
して回転ラベルを正確な位置に保持することである。外側ラベルは、典型的には
容器又は内側ラベルのいずれにも密着していないため、これら外側ラベルが製品
の容器に対して長手軸方向に摺動し容器から部分的又は完全に離れる傾向がある
。
【０００５】 従来の回転ラベルシステムの別の制限は、回転ラベルを容器に適用する費用（
大量生産規模において）が多くの適用法において非常に高いことである。従来で
は、ラベルは、ラベル又は容器のいずれかに接着剤を塗布し、ラベルを容器に密
着させるために容器の周りにラベルを巻くことで容器に適用される。この適用方
法により、容器に対して固定され回転可能でないラベルが得られる。これまで、
この適用方法は、回転ラベルが容器の周りで恒久的に貼り付けられるのでなく回
転される必要があるため、回転可能なラベルを容器に取り付けることにおいて便
利でない。
【０００６】 結果として、ラベルが容器に対して回転可能となることを防止すること無く回
転可能なラベルが容器上に費用効果的に取り付けられてもよい回転可能なラベル
システム及び方法を提供する必要がある。追加的に、従来のラベル適用機械を利
用して回転ラベルを容器に取り付ける効果的な方法を提供する必要がある。更に
、容器上で長手軸方向に保持されてもよい回転可能なラベルを提供する必要があ
る。
【０００７】 ［本発明の要約］ 本発明は、回転可能なラベルを提供することに関連する従来の問題を克服又は
略緩和する。一般に、ラベルの容器への取付けを容易化するためにリリースタブ
が回転可能なラベルに除去可能に取り付けられる。リリースタブは、ラベルを容
器に固定させる一方でラベルを容器の周りに巻くために容器又は容器に貼り付け
られるラベルに密着される。リリースタブは、ラベルを容器の回りで回転させる
ために、一旦ラベルが容器の周りに巻かれるとラベルから離される。ラベルは、
容器に対する長手軸方向の動きを制限するために容器上に形成されるラベルパネ
ルの間で有利的に位置決めされる。
【０００８】 一実施例では、回転ラベルシステムは外側ラベルを有し、この外側ラベルは、
穿孔されたエッジによって外側ラベルに除去可能に取り付けられるリリースタブ
を含む。外側ラベル及びリリースタブには夫々接着剤が塗布される。この構造で
はリリースタブは、容器又は内側ラベルに貼り付けられてもよい一方で外側ラベ
ルは容器の周りに巻かれる。一旦外側ラベルが容器の回りで固定されると、リリ
ースタブは穿孔されたエッジの方向に外側ラベルから離され外側ラベルが容器の
回りで回転されることが可能になる。
【０００９】 更に、回転する外側ラベルは、第１及び第２の端を有する外側ラベルと第１の
端に分離可能に取り付けられるリリースタブとを設けることで本発明によって容
器の回りで固定されてもよい。次にリリースタブは、外側ラベルを容器に除去可
能に付けるために容器又は容器に貼り付けられる内側ラベルに密着される。外側
ラベルは容器の周りに巻かれ、容器の回りで外側ラベルを固定するために外側ラ
ベルの第２の端は外側ラベルの表面に密着される。最後に、外側ラベルは、にリ
リースタブから離され、外側ラベルを容器の回りで回転させることを可能にする
。
【００１０】 回転可能なラベルを容器の回りで固定する本発明によるシステム及び方法は、
回転可能なラベル、又は、シェルが従来のラベル適用機械を使用して容器に費用
効果的に取り付けられることを可能にする。追加的に、回転可能なラベルを上部
ラベルパネルと底部ラベルパネルの間で固定することにより、容器上のラベルの
長手軸方向の動きが制限され、ラベルを容器上で保持する。本発明の他の利点及
び特徴は、添付の図面及び以下の詳細な説明から明らかである。
【００１１】 ［好ましい実施例の詳細な説明］ 図１は、本発明による外側ラベル又はシェル１００を示す図である。図示する
ように、外側ラベル１００は、第１の端１０２及び第２の端１０４を含む。リリ
ースタブ１０６は、第１の端１０２において穿孔されたエッジ１０２及び１１０
を有する穿孔された付け部によってラベル１００に除去可能に取り付けられる。
この構造では、ラベル１００は、以下に説明するように容器の周りに巻かれた後
穿孔されたエッジ１０８及び１１０の方向にリリースタブ１０６から離されても
よい。
【００１２】 外側ラベル１００は、透明部分１１２も含む。透明部分１１２は、エッジ１１
４、１１６、１１８、及び、１２０によって画成されて示される。透明部分１１
２は、エッジ１１４乃至１２０の間に材料が全く配置されない開いた窓を含んで
もよい。選択的に、透明部分１１２は、そこを通して見ることを可能にするため
に透明なフィルム又は同等なものを有してもよい。以下により詳細に説明するよ
うに、透明部分１１２は、下にある容器又は下にあるラベルの外面が外側ラベル
１００を通して見られることを可能にする。
【００１３】 接着剤の細片１２２は、ラベルの第２の端１０４に隣接して外側ラベル１００
の裏表面１２４上に配置され更にエッジ１２８によって画成されて示される。有
利には、接着剤の細片１２２を除いては外側ラベル１００の裏表面１２４は実質
的に非接着性である。以下により詳細に説明するように、接着剤の細片１２２は
、ラベルの第２の端１０４を外側ラベルの表面１８０に固定させ、外側ラベル１
００が容器のような物体の回りで巻かれるとき回転可能なラベルを形成する。
【００１４】 上述の通り、リリースタブ１０６は、外側ラベル１００に分離可能に取り付け
られる。特に、リリースタブ１０６は、接着剤が上に塗布される裏表面１２６を
有する。リリースタブ１０６は、外側ラベル１００を容器に付ける一方で外側ラ
ベル１００を物体の周りに巻くために使用される。本実施例では、リリースタブ
１０６は、有利には略三角形の方法で成形され、リリースタブの後エッジ１２７
はリリースタブの頂点１２９に対向する側に位置決めされる。図示するように、
リリースタブの頂点１２９は、穿孔されたエッジ１０８と１１０の交点にある。
【００１５】 図２は、外側ラベル１００を容器のような物体に適用する直前まで接着剤の細
片１２２及びリリースタブの接着剤付き裏表面１２６を保護するためにライン１
３０に固定される外側ラベル１００を示す。図示するように、接着剤の細片１２
２及びリリースタブの接着剤付き裏表面１２６は、ライナ１３０の表面１３２に
密着される。本構造では、接着剤の細片１２２及び接着剤付き面１２６は、外側
ラベル１００が容器のような物体に適用される準備ができるまでライナの表面１
３２以外のものに誤って密着されない。以下に説明するように、ラベルを容器に
適用する直前にライナ１３０はラベル１００及びリリースタブ１０６から剥離さ
れる。
【００１６】 図３乃至図８は、外側ラベル１００の容器１４０への適用を示す。図３は、本
体１４４に着脱可能に固定されるキャップ１４２を有するとして容器１４０を示
す。ベース部１４４は、上部ラベルパネル１４８、底部ラベルパネル１５０、及
び、上部ラベルパネルと底部ラベルパネルの間に介在する窪み面１５２含む外表
面１４６を有する。以下に説明するように、外側ラベル１００は、上部ラベルパ
ネル１４８と底部ラベルパネル１５０の間で容器１４０に適用される。外側ラベ
ル１００が容器１４０の回りで固定された後、上部及び底部ラベルパネル１４８
及び１５０は容器１４０に対する外側ラベル１００の長手軸方向の移動を制限す
る。容器１４０上の外側ラベル１００の長手軸方向の移動を制限することは、外
側ラベル１００が容器１４０から滑り落ちることを防止する。
【００１７】 図３に示すように、上部ラベルパネル１４８は、環状のコーナ１５６の方向に
窪み面１５２を交差する横方向の環状のエッジ１５４を有する。同様にして底部
ラベルパネル１５０は、環状のコーナ１６０の方向に窪み面１５２を交差する横
方向の環状のエッジ１５８を有する。本構造では、以下に説明するように、ラベ
ルパネル１４８及び１５０は、容器１４０の長手軸方向に外側ラベル１００の長
手軸方向の動きを制限する。特に、外側ラベル１００は、ラベルパネル１４８と
１５０の横方向のエッジ１５４と１５８の間で保持される。
【００１８】 図４は、ラベルパネル１４８と１５０夫々の横方向のエッジ１４８と１５０の
間の窪み面１５２に貼り付けられるベースラベル１７０を有する容器１４０を示
す。ベースラベル１７０は、記載事項１７４が上にあるベースラベルの表面１７
２を有するして示される。記載事項１７４は、テキスト、グラフィックス、アー
トワーク等を含んでもよい。更に、記載事項１７４によって伝えられる情報は、
製品の使用説明書、注意事項、一回分の量、指示、材料、栄養データ、広告、ア
ートワーク等を含んでもよい。
【００１９】 図５は、固定されたラベル１７０を介して容器１４０に付ける図１及び図２の
外側ラベル１００を示す。特定的には、リリースタブの接着剤付き裏表面１２６
（図１）は、ラベルパネル１４８と１５０の間のラベル１７０の表面１７２に密
着される。有利には、リリースタブ１０６は、ラベルの表面１７２上にある記載
事項１７４を覆わないよう注意深くラベルの表面１７２上に位置決めされる。こ
の方法では、以下に詳細に説明するようにラベルの第１の端１０２が容器１４０
に付ける一方で外側ラベル１００が容器１４０の周りに巻かれ固定される。
【００２０】 図６は、容器１４０の周りに部分的に巻かれた外側ラベル１００を示す。図示
するように、リリースタブ１０６は、ラベルパネル１４８と１５０の間のラベル
１７０の表面１７２に密着される。好ましくは、外側ラベル１００の裏表面１２
４は、ラベル１７０の表面１７２に対してぴったり合うよう配置される。ラベル
１７０に対して回転させる外側ラベル１００の能力を高めるために、シリコン−
ベースの滑り剤のような滑り剤（図示せず）がラベル表面１２４と１７２の間に
配置されてもよい。
【００２１】 図７は、外側ラベル１００の第２の端１０４が外側ラベル１００の表面１８０
に密着された、容器１４０の回りで固定される外側ラベル１００を示す。図示す
るように、接着剤の細片１２２は、リリースタブ１０６の頂点１２９（隠れ線に
よって示す）に隣接する表面１８０に密着される。図７に示す構造では、外側ラ
ベル１００はリリースタブ１０６によってラベル１７０に除去可能に取り付けら
れる。特定的には、リリースタブ１０６は、外側ラベル１００に分離可能に取り
付けられ、内側ラベル１７０に密着される。それにより、本実施例では、外側ラ
ベル１００を内側ラベル１７０に対して回転可能にするためにリリースタブ１０
６は外側ラベル１００から離されなくてはならない。
【００２２】 図８は、ラベル１７０に対して外側ラベル１００を容器１４０の回りで回転さ
せることを可能にするために外側ラベル１００から離されるリリースタブ１０６
を示す図である。図示するように、リリースタブ１０６は、外側ラベル１００を
ラベル１７０に対して回転させ、従って、穿孔されたエッジ１０８及び１１０に
引張応力を加えることで外側ラベル１００から離される。図８は、上から見るよ
うに、外側ラベル１００を僅かに時計回りに回転させることで穿孔されたエッジ
１０８及び１１０が破られることを示す。穿孔されたエッジ１０８及び１１０に
応力を加えることで、穿孔された付け部が破られリリースタブ１０６を外側ラベ
ル１００から離す。リリースタブ１０６は内側ラベル１７０に密着されたままで
ある。
【００２３】 図８に示す構造において、外側ラベル１００はラベル１７０又は容器に密着さ
れてなく、リリースタブ１０６が取り付けられてなく、そのようにして、外側ラ
ベル１００はラベル１７０に対して回転することが可能である。更に、外側ラベ
ル１００はラベルパネル１４８と１５０によって容器１４０上に長手軸方向に保
持される。結果として、下にあるラベルの表面１７２上の記載事項１７４が容器
１４０の回りで外側ラベル１００を回転させることで透明窓１１２を通して見ら
れ得る。
【００２４】 図９乃至図１４は、本発明の別の実施例を示す。本実施例では、内側ラベル又
はシェル２００は、容器１４０に適用される前に外側ラベル又はシェル１００に
密着される。この方法では、内側ラベル２００及び外側ラベル１００夫々が本質
的に同じときに容器に取り付けられてもよい。
【００２５】 特に、図９、図１０、及び、図１１に示すように、内側ラベル２００は接着剤
付き裏表面２０２及び表面２０４（図１１）を有する一般に長方形のラベルであ
る。内側ラベル２００は、更に、第１の端２０６、第２の端２０８、上部エッジ
２１０、及び、底部エッジ２１２によって画成される。図１１に示すように、記
載事項２２２は、ラベルの表面２０４上にある。
【００２６】 本実施例では、内側ラベルの表面２０４（図１１）をリリースタブ１０６の接
着剤付き裏表面１２６に密着させることで２層ラベル２２０が構成される。この
ようにして、２層ラベル２２０は、リリースタブ１０６によって外側ラベル１０
０に取り付けられる内側ラベル２００を含む。
【００２７】 図１１は、容器１４０の窪み面１５２に密着された２層ラベル２２０を示す。
特定的には、内側ラベル２００の接着剤付き裏表面２０２（図１０）は、２層ラ
ベル２２０を容器１４０に固定するために容器の窪み面１５２に密着される。図
１１に示すように、２層ラベル２２０の一端を容器１４０に密着させることは、
図１２及び図１３に示すように２層ラベル２２０を容器１４０の回りで巻きつけ
ることを容易化する。追加的に、図１１は、内側ラベルの表面２０４上にある記
載事項２２２が外側ラベル１００の透明部分１１２を通して見られてもよいこと
を示す。記載事項２２４は、外側ラベル１００の表面１８０上にもある。
【００２８】 図１２は、容器１４０の回りに部分的に巻かれる２層ラベル２２０を示す。特
定的には、内側ラベル２００の接着剤付き裏表面２０２は容器１４０のラベルパ
ネル１４８と１５０の間の窪み面１５２に密着される。外側ラベル１００がリリ
ースタブ１０６を介して内側ラベル２００に密着されていることにより、２層ラ
ベル２２０は、単一の部分として容器１４０の周りに巻かれてもよい。
【００２９】 図１３は、外側ラベルの第２の端１０４が外側ラベル１００の表面１８０に密
着される容器１４０の回りで固定される２層ラベル２２０を示す。特に、外側ラ
ベルの裏表面１２４上におかれる接着剤の細片１２２（図１２）は、外側ラベル
の表面１８０に密着される。穿孔されたエッジ１０８及び１１０は、外側ラベル
の下にあるとして隠れ線によって示される。
【００３０】 内側ラベル２００と外側ラベル１００を離すために、図１４に示すように外側
ラベル１００は、内側ラベル２００に対して回転される。内側ラベル２００に対
して外側ラベル１００を回転することは、穿孔されたエッジ１０８及び１１０の
方向に外側ラベル１００からリリースタブ１０６を破り、外側ラベルが容器１４
０の回りで回転されることを可能にする。図１４では、リリースタブ１０６は、
外側ラベル１００から分離され内側ラベルの表面２０４に密着されるとして窓１
１２を通して示される。従って、図１４に示す構造では、外側ラベル１００は、
容器１４０のラベルパネル１４８と１５０の間で内側ラベル２００に対して回転
されてもよい。
【００３１】 図１５乃至図１９は、本発明の別の実施例を示す。特に、図１５は、外側ラベ
ル３０２及び内側ラベル３０４を有する２層ラベル３００を示す。図示するよう
に、外側ラベル３０２及び内側ラベル３０４は、略等しい長さ及び幅を有する。
外側ラベル３０２及び内側ラベル３０４が略等しい長さを有するため、本実施例
は、ラベルが本質的に同じときに切られ接着される「カット・アンド・スタック
（cut and stack）」及び「ロール・フェッド（roll fed）」適用法において
特に便利である。「カット・アンド・スタック及び「ロール・フェッド」適用法
では、ラベルはしばしば長いロールの状態で直列に配置され、従って、内側及び
外側ラベルが略等しい長さを有することが有利である。「カット・アンド・スタ
ック及び「ロール・フェッド」ラベル適用法は、従来技術であり、当業者に周知
である。
【００３２】 図１５では、外側ラベル３０２は第１の端３０６及び第２の端３０８を含んで
示される。接着剤の細片３１２が、外側ラベルの裏表面３１４上におかれ第２の
端３０８に隣接して位置決めされる。接着剤の細片３１２は、更にエッジ３１６
によって画成される。透明窓３２０は、外側ラベル３０２中に形成されこの透明
窓３２０を通して内側ラベル３０４が見られる得る。透明窓３２０は、外側ラベ
ル３０２中の開口部又は選択的に外側ラベル３０２の透明部分でもよい。窓３２
０は、更にエッジ３２２、３２４、３２６、及び、３２８によって画成されて示
される。
【００３３】 追加的に、リリースタブ３３０は外側ラベル３０２に分離可能に取り付けられ
る。リリースタブ３３０は、外側ラベル３０２が内側ラベル３０４に付けられる
一方で２層ラベル３００が容器に適用されることを可能にする。リリースタブ３
３０は、外側ラベル３０２が内側ラベル３０４に対して回転できるよう外側ラベ
ル３０２を内側ラベル３０４から離すことを可能にする。特に、図１５中、リリ
ースタブ３３０は、前エッジ３３２及び穿孔されたエッジ３３４並びに３３６を
有する略三角形の部材を有すして示される。有利的には、穿孔されたエッジは頂
点３３８において交差する。
【００３４】 内側ラベル３０４も図１５に示される。内側ラベル３０４は、主要ラベル部分
３４０と穿孔されたエッジ３４４によって主要ラベル部分３４０に除去可能に取
り付けられるリリースタブ３４２とを有する。図示するように、リリースタブ３
４２は、穿孔されたエッジ３４４の反対側に位置決めされる後エッジ３４６を有
する。接着剤の細片３４８は、後エッジ３４６と接着剤の細片３５２の間でリリ
−スタブの裏表面３５０上におかれる。
【００３５】 主要ラベル部分３４０は、接着剤の細片３５６及び３５８を両端に含む裏表面
３５４を有して示される。特定的には、接着剤の細片３５６は、穿孔されたエッ
ジ３４４に隣接して位置決めされて示され、接着剤の細片のエッジ３６０によっ
て更に画成される。接着剤の細片３５８は、内側ラベルの第１の端３６２と接着
剤の細片のエッジ３６４の間で裏表面３５４上に位置決めされる。
【００３６】 図示するように、２層ラベル３００は、外側ラベル３０２を内側ラベル３０４
に密着させることで構成される。外側ラベル３０２は、リリースタブの接着剤付
き裏表面３７０を内側ラベルの表面３７２（図１６）に密着させることで内側ラ
ベル３０４に密着される。外側ラベル３０２は、接着剤の細片３１２を内側ラベ
ルのリリースタブ３４２の表面（図示せず）に密着させることで内側ラベル３４
０に更に固定される。本構造では、外側ラベル３０２及び内側ラベル３０４は、
互いに両端で密着される。
【００３７】 図１６は、本発明に従って容器１４０に付ける２層ラベル３００を示す。特定
的には、内側ラベルの接着剤の細片３５８（図１５）は上部パネル１４８と底部
パネル１５０の間にある容器１４０の窪み面１５２に密着される。２層ラベル３
００を容器１４０の回りで巻く前に２層ラベル３００を容器１４０に密着させる
ことは、容器１４０にラベル３００を固定し、容器１４０の回りでラベル３００
を巻くことを容易化する。
【００３８】 追加的に、図１６に示すように、内側ラベルの表面３７２は上に記載事項３７
４を有して示される。同様にして、外側ラベルの表面３７６も記載事項３７８を
上に有する。内側ラベルの記載事項３７４は、透明窓３２０を通して見られても
よい。
【００３９】 図１７は、ラベルパネル１４８と１５０の間において容器１４０の回りで部分
的に巻かれる２層ラベル３００を示す。２層ラベル３００は、図１６に示す位置
から図１７に示す位置へラベル３００を巻くことによって容器１４０の回りで部
分的に巻かれる。
【００４０】 ２層ラベル３００は、接着剤の細片３５６（図１７）を図１８に示すように外
側ラベルの表面３７６に密着させることで容器１４０の回りで固定される。接着
剤の細片３５６は、窪み面１５２（図１７）に密着される。図１８では、リリー
スタブの前エッジ３３２及びリリースタブの穿孔されたエッジ３３４並びに３３
６が隠れ線によって示され、リリースタブ３３０は外側ラベル３０２にまだ分離
可能に取り付けられる。同様にして、内側ラベルの穿孔されたエッジ３４４も隠
れ線によって示され、主要ラベル部分３４０がリリースタブ３４２に除去可能に
取り付けられる。
【００４１】 内側ラベル３０４と外側ラベル３０２を分離するために、穿孔されたエッジ３
３４、３３６、及び、３４４の方向に外側ラベル３０２を内側ラベル３０４から
破るために外側ラベル３０２は図１８に示す位置から図１９に示す位置まで回転
される。より特定的には、リリースタブ３３０は、穿孔されたエッジ３３４及び
３３６の方向に外側ラベル３０２から離される。同様にして、リリースタブ３４
２は穿孔されたエッジ３４４の方向に内側ラベル３０４の主要ラベル部分３４０
から離される。リリースタブ３４２は外側ラベルの裏表面３１４に密着されたま
まであり、リリースタブ３３０は内側ラベルの表面３７２に密着されたままであ
る。それにより、図１９に示すように、外側ラベル３０４は内側ラベル３０２及
び容器１４０に対して回転可能である。
【００４２】 図２０乃至図２６は、本発明の別の実施例を示す。これらの図は、外側ラベル
又はシェル４０２及び内側ラベル又はシェル４０４を含む２層ラベル４００を示
す。図２０乃至図２５に示すように、外側ラベル４０２及び内側ラベル４０４は
、穿孔されたエッジ４０６の方向に除去可能に取り付けられる。本実施例では、
外側及び内側ラベル４０２及び４０４は、２層ラベル４００を容器１４０の回り
で二回巻くことによって容器１４０に適用される（図２２−図２６）。一旦容器
１４０の回りで固定されると、外側ラベル及び内側ラベル４０２及び４０４は、
外側ラベル４０２を内側ラベル４０４に対して回転させ２層ラベルを形成させる
ことを可能にするために離される。
【００４３】 例示するように、内側ラベル４０４は、第１のエッジ４１０、表面４１２、及
び、裏表面４１４を含む。以下に説明するように内側ラベル４０４を容器１４０
に密着させるために接着剤が裏表面４１４に塗布される。更に、図２０乃至図２
５に示すように、内側ラベル４０４は、穿孔されたエッジ４０６の方向に外側ラ
ベル４０２に分離可能に取り付けられる。
【００４４】 外側ラベル４０２は、表面４２０（図２１）、裏表面４２２（図２０）、及び
、穿孔されたエッジ４０６の反対の側にあるエッジ４２４を含む。接着剤の細片
４２６は、裏表面４２２上にエッジ４２４に隣接して配置され、エッジ４２８に
よって更に画成される。更に、上述の実施例と同様の方法で透明窓４３０が外側
ラベル４０２中に形成される。図２５及び図２６に示すように、内側ラベルの表
面４１２が窓４３０を通して見られてもよいよう透明窓４３０は、外側ラベル４
０２内に開口部或いは透明フィルムを有してもよい。
【００４５】 記載事項４３２は、内側ラベルの表面４１２上にある。同様にして、記載事項
４３４は外側ラベルの表面４２０上にある。内側ラベル及び外側ラベル夫々に記
載事項をおくことにより、所与の容器上に記載事項を表示する有効な表面積は、
単に単一の回転可能でないラベル上に記載事項を有するよりも著しく大きい。
【００４６】 図２２乃至図２６に示すように、２層ラベル４００は、容器１４０の回りで固
定される。特定的には、図２２は、ラベルパネル１４８と１５０の間で容器１４
０に密着される内側ラベル４０４を示す。特に、内側ラベルの裏表面４１４は、
容器の窪み面１５２に密着される。
【００４７】 図２２に示す位置から図２３に示す位置へ２層ラベル４００を巻くことにより
、２層ラベル４００は容器１４０の周りに巻かれる。図２３は、容器１４０のか
なりの部分の周りに巻かれ、且つ、密着される内側ラベル４０４を示す。
【００４８】 次に、内側ラベル４０４全体は、２層ラベル４００を図２３に示す位置から図
２４に示す位置まで巻くことによって容器１４０に密着される。図２３に例示す
る構造では、内側ラベル４０４は容器１４０の回りで密着される。外側ラベル４
０２を容器１４０の回りで巻くためには、ラベルシステム４００は図２４に示す
位置から図２５に示す位置まで巻かれる。
【００４９】 図２５は、容器１４０の回りで固定される２層ラベル４００を示す。ラベルシ
ステム４００を容器１４０の回りで固定するためには、接着剤の細片４２６（図
２３）が外側ラベルの表面４２０に密着される。図２５に示す構造において、図
２６と関連して以下に説明するように外側ラベル及び内側ラベル４０２及び４０
４が離されることを可能にするために接着剤の細片４２６が穿孔されたエッジ４
０６（隠れ線によって示す）に密着されないことが好ましい。
【００５０】 図２６は、内側ラベル４０４から離される外側ラベル４０２を示す。外側及び
内側ラベル４０２及び４０４は、外側及び内側ラベル４０２及び４０４を分離可
能に取り付ける穿孔されたエッジ４０６を破ることによって離される。例示する
ように、穿孔されたエッジ４０６は、内側ラベル４０４に対して外側ラベル４０
２を回転させることで破られてもよい。内側ラベル４０４が容器１４０に密着さ
れていることにより内側ラベル４０２に対して外側ラベル４０４を回転させるこ
とは、穿孔されたエッジに引張応力の実質的な増加を加え、これは、穿孔された
エッジ４０６をきらせる。穿孔されたエッジが破られる、又は、きられるとき、
外側ラベル４０２が内側ラベル４０４から離され、ラベルパネル１４８と１５０
の間で容器１４０の回りで且つ内側ラベル４０４に対して回転されることが可能
となる。
【００５１】 図２７乃至図３１は、本発明による回転可能なラベルの別の実施例を示す。特
定的には、図２７及び図２８は外側ラベル又はシェル５００が裏表面５０２、表
面５０４、及び、透明窓５０６を有すして示される。図示するように、記載事項
５２０は、外側ラベルの表面５０４上にある。接着剤の小滴又はグルードット５
１０は、以下に説明するように外側ラベル５００を内側ラベル１７０に一時的に
密着させるためにラベルの裏表面５０２上にラベルの第１の端５１２に隣接して
配置される。接着剤５１４も外側ラベルの裏表面５０２上に外側ラベルの第２の
端５１６に隣接して配置され、更にエッジ５１８によって画成される。グルード
ット５１０及び接着剤５１４を除いてはラベルの裏表面５０２は略非接着性であ
る。
【００５２】 図２８に示すように、外側ラベル５００を容器１４０に一時的に固定するため
に外側ラベル５００は、固定された内側ラベル１７０の表面１７２にグルードッ
ト５１０によって一時的に密着される。特定的には、グルードット５１０を用い
てだけ外側ラベル５００を内側ラベル１７に密着させることにより、グルードッ
ト５１０は、外側ラベル５００を容器１４０に一時的に固定する機能を果たす一
方で外側ラベル５００を容器１４０の回りで巻き固定する。グルードット５１０
は、以下に説明するように外側ラベル５００が内側ラベル１７０及び容器１４０
に対して回転されてもよいように一旦外側ラベル５００が容器５１０に固定され
ると、外側ラベル５００を内側ラベル１７０から離すことを可能にするように構
成される。図２７は外側ラベルの裏表面５０２上に３つのグルードット５１０を
示すが、異なる数、寸法、及び、形状のグルードットも有効に使用されてもよい
ことが理解されるべきである。
【００５３】 グルードット５１０は、間外側ラベル５００を内側ラベル１７０に一時的に密
着する一方で外側ラベル５００が容器１４０の回りで巻かれるのに充分な数、寸
法、及び、幾何学であることが好ましい。グルードット５１０は、以下に説明す
るように外側ラベル５００を内側ラベル１７０に対して回転させることで破かれ
るべきドット５１０の方向において外側ラベル５００及び内側ラベル１７０の密
着された結合を可能にしなくはならない。この結果を実現するためには、タイム
・リリース・グルーのような時間を経て接着力が減少されるグルーが使用されて
もよい。
【００５４】 図２９は、容器１４０の回りで部分的に巻かれる外側ラベル５００を示す。図
示するように、グルードット５１０（隠れ線によって示す）は、内側ラベル１７
０に一時的に密着されそれにより容器１４０に一時的に固定された外側ラベル５
００を保持する。外側ラベル５００を容器１４０の回りで固定するために、外側
ラベル５００は、図２９に示す位置から図３０に示す位置まで移動される。特に
、外側ラベル５００を容器１４０の回りで固定するために外側ラベルの裏表面５
０２は、外側ラベルの裏表面５０２上に配置される接着剤５１４によって外側ラ
ベルの表面５０４に密着される。
【００５５】 図３０に示すように、外側ラベル５００が容器１４０の回りで固定されるとし
て、外側ラベル５００を容器１４０の回りで回転することを可能にするために外
側ラベル５００を内側ラベル１７０から離すよう外側ラベル５００は内側ラベル
１７０に対して回転される。特定的には、図３０に示す位置から図３１に示す位
置まで外側ラベル５００を回転することは、グルーの小滴５１０にせん断応力を
受けさせる。これらせん断応力は、外側ラベル５００への内側ラベル１７０の密
着された結合をグルードット５１０の方向にきらせ外側ラベル５００を内側ラベ
ル１７０に対して回転させることを可能にする。外側ラベル５００を内側ラベル
１７０に対して回転させることにより、内側ラベルの表面１７２上にある記載事
項１７４が透明窓５０６を通して見られてもよい。
【００５６】 上述の実施例が容器の回りで固定されてもよい方法を添付の図面を参照して以
下に説明する。第１の実施例に関して、外側ラベル１００は図４乃至図８に示す
ように容器１４０に取り付けられる。最初に、図４に例示するように、内側又は
ベースラベル１７０が容器の窪み面１５２に密着される。図５に示すように、内
側ラベルを介して外側ラベルを容器４０に付けるためにリリースタブ１０６の接
着剤付き裏表面１２６が内側ラベルの表面１７２に密着される。本実施例では、
外側ラベル１００は、その第１の端１０２が内側ラベル１７０に対して滑ること
無く容器１４０の回りで巻かれてもよい。
【００５７】 次に、図６及び図７に例示するように、外側ラベル１００は容器１４０の周り
に巻かれる。一旦外側ラベル１００が容器１４０の周りに巻かれると、外側ラベ
ルの第２の端１０４を外側ラベルの表面１８０に接着剤によって取り付けるため
に接着剤の細片１２２が外側ラベルの表面１８０に対して押し付けられる。最後
に、穿孔されたエッジ１０８及び１１０の方向にリリースタブ１０６を外側ラベ
ル１００から離すために外側ラベル１００が図７に示す位置から図８に示す位置
まで回転される。
【００５８】 一旦外側ラベル１００がリリースタブ１０６から離されると、外側ラベルはラ
ベルパネル１４８と１５０の間で容器１４０の回りで回転してもよい。ラベルパ
ネル１４８及び１５０は、外側の層１００の長手軸方向の動きを制限し、外側ラ
ベル１００を容器１４０上で保持する。
【００５９】 図９乃至図１４に示す実施例は、以下に説明するように構成され容器の回りで
固定される。第１に、図９及び図１０に示すように外側ラベル１００は、２層ラ
ベル２２０を構成するためにリリースタブ１０６を内側ラベル２００に密着させ
ることで内側ラベル２００に密着される。次に、２層ラベル２２０は図１１に示
すように容器１４０に付けられる。特定的には、接着剤付き裏表面２０２（図１
０）は容器１４０の窪み面１５２に密着される。２層ラベル２２０を容器の回り
で巻く前に２層ラベル２００の端を容器１４０に密着させることは、２層ラベル
２２０を容器１４０の回りで巻くことを容易化する。
【００６０】 図１１に示すように、２層ラベル２２０の一端が容器１４０に密着れ、図１２
に示すように２層ラベル２２０が容器の回りで巻かれる。特に、内側ラベル２０
０の接着剤付き裏表面２０２が窪み面１５２の回りで巻かれ密着される。外側ラ
ベル１００が内側ラベル２００に密着されていることにより、外側ラベル１００
は内側ラベル２００が容器１４０の回りで巻かれると容器１４０の回りで巻かれ
る。
【００６１】 次に、外側ラベルの第２の端１０４は、外側ラベル１００を容器１４０の回り
で固定するために外側ラベルの表面１８０に密着される。特定的には、外側ラベ
ルの接着剤の細片１２２が外側ラベルの表面１８０に密着される。本構造では、
外側ラベルは容器１４０の回りで固定される。
【００６２】 最後に、外側ラベル１００を内側ラベル２００から分離するために外側ラベル
１００は内側ラベル２００に対して回転される。外側ラベル１００を内側ラベル
２００に対して回転させることにより穿孔されたエッジ１０８及び１１０に比較
的高い応力が加えられる。反対に、穿孔されたエッジ１０８及び１１０の方向に
おけるこの高い応力は、図１４に示すように穿孔されたエッジ１０８及び１１０
に沿ってリリースタブ１０６を外側ラベル１００から破らせる。本構造では、外
側ラベル１００を内側ラベル２００に対して回転され得、外側ラベル１００を内
側ラベル２００に対して回転うることにより内側ラベルの表面２０４の長さが透
明窓１１２を通して見られることを可能にする。
【００６３】 図１５に示すように、２層ラベル３００は、リリースタブの接着剤付き面３７
０を内側ラベルの表面３７２（図１６）に密着させ、外側ラベルの裏表面３１４
を内側ラベルの表面３７２に接着剤の細片３１２によって密着させることで構成
される。本構造では、２層ラベル３００が構成され容器１４０に適用されるよう
準備される。
【００６４】 一旦構成されると、２層ラベル３００は図１６乃至図１９に示すように容器１
４０に適用される。第１に、内側ラベル３０４は、ラベルパネル１４８と１５０
の間で容器１４０の窪み面１５２に密着される。内側ラベル３０４は、内側ラベ
ルの裏表面３５４上に配置される接着剤の細片３５８によって窪み面１５２に密
着される。
【００６５】 次に、図１７及び図１８に示すように、２層ラベル３００が容器１４０の回り
で巻かれ固定される。２層ラベル３００を容器１４０の周りに巻くために、ラベ
ル３００は図１６に示す位置から図１７に示す位置まで移動される。ラベル３０
０は、図１７に示す位置から図１８に示す位置まで移動されることで容器１４０
の周りに更に巻かれる。一旦ラベル３００が図１８に示すように位置決めされる
と、接着剤の細片３５６は容器の窪み面１５２に密着される。同様にして、２層
ラベル３００を容器１４０の回りで固定するために接着剤の細片３５６が外側ラ
ベルの表面３７６に密着される。
【００６６】 最後に、外側ラベル３０２を内側ラベル３０４に対して回転させることを可能
にするために外側ラベル３０２が内側ラベル３０４から離される。図１８に例示
する構造では、外側ラベル３０２は、接着剤の細片３１２及びリリースタブ３３
０の接着剤付き裏表面３７０によって内側ラベルに付けられる。外側ラベル３０
２を内側ラベル３０４から離すために外側ラベル３０４は、図１８に示す位置か
ら図１９に示す位置まで回転される。外側ラベル３０２を内側ラベル３０４に対
して回転させることで、内側ラベルの穿孔されたエッジ３４４が破られる。同様
にして、回転は、リリースタブ３００を外側ラベル３０４から穿孔されたエッジ
３３４及び３３６に沿って離させる。結果として、図１９に示すように、外側ラ
ベル３０２が内側ラベル３０４から離されているとして、内側ラベルのリリース
タブ３４２が外側ラベル３０２に密着され、外側ラベルのリリースタブ３３０が
内側ラベル３０４に密着されて外側ラベル３０２は容器１４０の回りで回転され
る。
【００６７】 図２２乃至図２６は、本発明による回転ラベルシステムを容器に取り付ける別
の方法を例示する。図２２に示すように、２層ラベル４００は、接着性の内部ラ
ベルの裏表面４１４によって容器１４０の窪み面１５２に密着される。次に、内
側ラベル４０４を容器１４０の回りで実質的に巻くためにラベルシステム４００
が図２２に示す位置から図２３に示す位置まで巻かれる。
【００６８】 内側ラベル４０４は、２層ラベル４００を図２３に示す位置から図２４に示す
位置まで巻くことにより容器１４０の回りで完全に巻かれる。外側ラベル４０２
は、２層ラベル４００を図２４に示す位置から図２５に示す位置まで巻くことに
よって容器１４０及び内側ラベル４０４の回りで巻かれる。外側ラベル４０２の
裏表面４２２は、２層ラベル４００を容器１４０の回りで固定するために接着剤
の細片４２６によって外側ラベルの表面４２０に密着される。
【００６９】 最後に、外側ラベル４０２及び内側ラベル４０４は、穿孔されたエッジ４０６
に沿って離される。図示するように、外側ラベル４０２を内側ラベル４０４から
離すことは、穿孔されたエッジ４０６に引張応力を加えるよう外側ラベル４０２
を内側ラベル４０４に対してねじる又は回転させることで実現される。穿孔され
たエッジ４０６の穿孔された特性により、穿孔されたエッジがきる又は破りそれ
により外側及び内側ラベルを離すために比較的少量の力が要求される。外側ラベ
ル４０２が内側ラベル４０４から離されると、外側ラベル４０２は、内側ラベル
４０４に対して自在に回転され、透明窓４３０を通して内側ラベルの記載事項４
３４を見ることを可能にする。
【００７０】 図２８乃至図３０は、外側ラベル５００が本発明による容器１４０に適用され
てもよい方法を例示する。図２８に示すように、外側ラベル５００は、外側ラベ
ル５００を容器１４０に一時的に固定するために最初に内側ラベルの表面１７２
に密着される。外側ラベル５００は、外側ラベルの裏表面５０２上に配置される
グルードット５１０（隠れ線によって示す）によって内側ラベルの表面１７２に
密着される。外側ラベル５００が容器１４０に一時的に固定されると、外側ラベ
ル５００は、図２８に示す位置から図２９に示す位置まで移動されることで容器
１４０の周りに部分的に巻かれる。
【００７１】 次に、外側ラベル５００は、図２９に示す位置から図３０に示す位置まで移動
されることで容器１４０の回りで固定される。外側ラベルの裏表面５０２は、容
器１４０の回りで固定されるよう外側ラベルの表面５０４に密着される。
【００７２】 最後に、外側ラベル５００を容器１４０の回りで回転させることを可能にする
ために、グルードット５１０に沿って外側ラベル５００を内側ラベル１７０から
離すよう外側ラベル５００が内側ラベル１７０に対して回転される。特定的には
、外側ラベル５００は、グルードット５１０にせん断力を加えるよう図３０に示
す位置から図３１に示す位置まで回転される。グルードット５１０は、これらせ
ん断力を受けると、関連するせん断応力下できられ、外側ラベル５００を内側ラ
ベル１７０から離させラベルパネル１４８と１５０の間で容器１４０の回りで回
転させる。図示するように、外側ラベル５００を内側ラベル１７０に対して回転
させることは、窓５０６を通して内側ラベル１７０の長さの方向にある記載事項
１７４を見ることを可能にする。
【００７３】 本発明は、特定の実施例を参照して上記に説明した。しかしながら、添付の特
許請求の範囲に記載するような本発明のより広い精神及び範囲から逸脱すること
なく様々な変更及び変化が成されることが明らかである。従って、上述の説明及
び図面は、制限的な意味でなく例示的として考慮されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明によるラベルの側面図である。
【図２】 ライナに固定される図１のラベルの側面図である。
【図３】 本発明によるラベルパネルを有する容器を示す図である。
【図４】 固定された、回転可能でないラベルが密着された図３の容器を示す図である。
【図５】 本発明による図３の容器に付けられる図１のラベルを示す図である。
【図６】 本発明による図３の容器に部分的に巻かれる図１のラベルを示す図である。
【図７】 本発明による図３の容器の回りで固定される図１のラベルを示す図である。
【図８】 本発明による図３の容器の回りで回転式に取り付けられる図１のラベルを示す
図である。
【図９】 本発明による２層ラベルの分解図である。
【図１０】 図９の２層ラベルの側面図である。
【図１１】 本発明による図３の容器に取り付けられる図１０のラベルを示す図である。
【図１２】 本発明による図３の容器の回りで部分的に巻かれる図１０のラベルを示す図で
ある。
【図１３】 本発明による図３の容器の回りで固定される図１０のラベルを示す図である。
【図１４】 本発明による図１３の容器の回りで回転式に取り付けられる図１０のラベルを
示す図である。
【図１５】 本発明による２層ラベルの別の実施例の分解図である。
【図１６】 本発明による容器に取り付けられる図１５の２層ラベルを示す図である。
【図１７】 本発明による容器の回りで部分的に巻かれる図１６の２層ラベルを示す図であ
る。
【図１８】 本発明による容器の回りで固定される図１６の２層ラベルを示す図である。
【図１９】 本発明による外側の層を回転させることを可能にするために外側の層が内側の
層から離される図１６の２層ラベルを示す図である。
【図２０】 本発明による別の２層ラベルの側面図である。
【図２１】 本発明による図２０の２層ラベルの側面図である。
【図２２】 本発明による容器に取り付けられる図２０の２層ラベルを示す図である。
【図２３】 本発明による容器の回りで部分的に巻かれる図２０の２層ラベルを示す図であ
る。
【図２４】 本発明による容器の回りで巻かれる図２０の２層ラベルの内側の層を示す図で
ある。
【図２５】 本発明による容器の回りで固定される図２０の２層ラベルを示す図である。
【図２６】 本発明による外側の層を回転させることを可能にするために外側の層が内側の
層から離される図２０の２層ラベルを示す図である。
【図２７】 本発明による別のラベルの側面図である。
【図２８】 本発明による図４の容器に密着される図２７のラベルを示す図である。
【図２９】 本発明による図４の容器の回りで部分的に巻かれる図２７のラベルを示す図で
ある。
【図３０】 本発明による図４の容器の回りで固定される図２７のラベルを示す図である
。
【図３１】 本発明による図４の容器上で回転式に取り付けられる図２７のラベルを示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，Ｇ Ｈ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 表面及び裏表面を有するシェルと、 裏表面を有し、上記シェルに分離可能に取り付けられるリリースタブと、 上記リリースタブを物体に付ける一方で上記シェルを物体の周りに巻く上記リ
    リースタブの上記裏表面上に配置される第１の接着剤と、 上記シェルが上記物体に固定されるよう上記シェルが上記物体の回りで巻かれ
    た後上記シェルの上記裏表面の端部分を上記シェルの上記表面の対応する端部分
    に密着させる第２の接着剤とを有する上記物体に適用するラベル。
  2. 【請求項２】 上記シェルは、透明部分を更に有する請求項１記載のラベル
    。
  3. 【請求項３】 上記リリースタブは、穿孔された付け部に分離可能に取り付
    けられる請求項１記載のラベル。
  4. 【請求項４】 上記シェルの上記表面は、記載事項を上に有する請求項１記
    載のラベル。
  5. 【請求項５】 上記シェル及び上記リリースタブに密着されるライナを更に
    有する請求項１記載のラベル。
  6. 【請求項６】 表面及び裏表面を有する第１のシェルと、 表面及び裏表面を有する第２のシェルと、 上記第１のシェルに分離可能に取り付けられ、接着剤が塗布される裏表面を有
    し、上記第１及び上記第２のシェルを分離可能に取り付けるために上記第２のシ
    ェルの上記表面に密着されるリリースタブと、 上記第２のシェルを物体に取り付けるために上記第２のシェルの上記裏表面上
    に配置される接着剤とを有する上記物体に適用する回転可能なラベル。
  7. 【請求項７】 上記第２のシェルは、上記第２のシェルの上記表面上に記載
    事項を更に有する請求項６記載の回転可能なラベル。
  8. 【請求項８】 上記第２のシェルの上記表面上にある記載事項と、 上記第１のシェル中に形成される透明部分とを有し、 上記第２のシェルの上記表面上にある上記記載事項は上記透明部分を通して見
    られてもよい請求項６記載の回転可能なラベル。
  9. 【請求項９】 上記第１のシェルが上記物体の回りで固定されるよう、上記
    第１のシェルの上記裏表面の端部分を上記第１のシェルの上記表面の対応する端
    部分に接着させるために上記第１のシェルの上記裏表面上に接着剤を更に有する
    請求項６記載の回転可能なラベル。
  10. 【請求項１０】 上記リリースラベルは、穿孔された付け部によって上記第
    １のシェルに除去可能に取り付けられる請求項６記載の回転可能なラベル。
  11. 【請求項１１】 上部ラベルパネル並びに底部ラベルパネル、及び、上記上
    部ラベルパネルと上記底部ラベルパネルの間に配置される窪み面を有する容器と
    、 表面及び裏表面を有し、上記上部ラベルパネルと上記底部ラベルパネルの間で
    上記容器の回りで固定されるよう上記表面に上記裏表面を接着させる接着剤が上
    記裏面上に配置されるシェルと、 上記シェルに分離可能に取り付けられ、上記シェルを上記容器に取り付ける一
    方で上記シェルを上記容器の周りに巻くために上記上部及び上記底部ラベルパネ
    ルの間の上記容器の上記窪み面に付けられる裏表面を有し、その後上記シェルを
    上記容器の回りで回転させることを可能にするために離されるリリースタブとを
    有する回転するラベルシステム。
  12. 【請求項１２】 上記シェルは、透明窓を更に有する請求項１１記載の回転
    するラベルシステム。
  13. 【請求項１３】 上記リリースタブは、穿孔されたエッジによって上記シェ
    ルに除去可能に取り付けられる請求項１１記載の回転するラベルシステム。
  14. 【請求項１４】 上記シェルの上記表面は記載事項を上に有する請求項１１
    記載の回転するラベルシステム。
  15. 【請求項１５】 表面並びに裏表面及び第１並びに第２の端を有する外側シ
    ェルと、 表面及び裏表面を有し、上記外側シェルの上記第１の端に隣接して上記外側シ
    ェルに分離可能に取り付けられる第１のリリースタブと、 表面並びに裏表面及び第１並びに第２の端を有し、上記第１の端において上記
    外側シェルが除去可能に付けられるよう上記表面が上記第１のリリースタブの上
    記裏表面に密着される内側シェルと、 上記内側シェルの上記第２の端に隣接して上記内側シェルに除去可能に取り付
    けられ、上記外側シェルの上記第２の端において上記内側シェルを上記外側シェ
    ルに分離可能に付けられるよう上記外側シェルに密着される第２のリリースタブ
    とを有する２層ラベル。
  16. 【請求項１６】 上記外側シェルは透明窓を更に有する請求項１５記載の２
    層ラベル。
  17. 【請求項１７】 上記内側及び上記外側シェルは、上記第１のリリースタブ
    を上記外側シェルから離し、上記第２のリリースタブを上記内側シェルから離す
    ことで互いから離されてもよい請求項１５記載の２層ラベル。
  18. 【請求項１８】 上記外側シェル及び上記内側シェルは、略等しい長さを有
    する請求項１５記載の２層ラベル。
  19. 【請求項１９】 上記外側シェルの上記表面が記載事項を上に有し、上記内
    側シェルの上記表面が記載事項を上に有する請求項１５記載の２層ラベル。
  20. 【請求項２０】 上記第１のリリースタブは、穿孔されたエッジによって上
    記外側シェルに除去可能に取り付けられ、上記第２のリリースタブは穿孔された
    エッジによって上記内側シェルに除去可能に取り付けられる請求項１５記載の２
    層ラベル。
  21. 【請求項２１】 容器を設ける段階と、 表面及び第１並びに第２の端を有する外側ラベルを設ける段階と、 上記外側ラベルの上記第１の端に隣接して上記外側ラベルに分離可能に取り付
    けられるリリースタブを設ける段階と、 上記リリースタブを上記容器に付ける段階と、 上記外側ラベルを上記容器の回りで巻く段階と、 上記外側ラベルを上記容器の回りで固定するために上記外側ラベルの上記第２
    の端を上記外側ラベルの上記表面に取り付ける段階とを有する、容器にラベル付
    けする方法。
  22. 【請求項２２】 上記外側ラベルを上記容器に対して回転させることを可能
    にするために上記リリースタブを上記外側ラベルから離す段階を更に有する請求
    項２１記載の方法。
  23. 【請求項２３】 上記離す段階は、上記外側ラベルを上記容器に対して回転
    させることを更に有する請求項２２記載の方法。
  24. 【請求項２４】 上記容器に取り付けられる内側ラベルを設けることを更に
    含み、上記付け段階は上記外側ラベルを上記内側ラベルに密着させることを更に
    有する請求項２１記載の方法。
  25. 【請求項２５】 上記リリースタブは、穿孔された付け部によって上記外側
    ラベルに除去可能に取り付けられる請求項２１記載の方法。
  26. 【請求項２６】 上記容器の外表面上に形成される上部ラベルパネル及び底
    部ラベルパネルを設ける段階と、 上記容器に対する上記外側ラベルの長手軸方向の動きを制限するために上記上
    部ラベルパネルと上記底部ラベルパネルの間で上記外側ラベルを位置決めする段
    階とを更に有する請求項２１記載の方法。
  27. 【請求項２７】 容器を設ける段階と、 第１及び第２の端を有する内側ラベルを設ける段階と、 表面及び第１並びに第２の端を有する外側ラベルを設ける段階と、 上記外側ラベルの上記第１の端に分離可能に取り付けられる第１のリリースタ
    ブを設ける段階と、 上記内側ラベルの上記第１の端に隣接して上記内側ラベルに上記第１のリリー
    スタブを密着する段階と、 上記内側ラベルを上記容器の回りで巻く段階と、 上記外側ラベルを上記容器の回りで固定するために上記外側ラベルの上記第２
    の端を上記外側ラベルの上記表面に取り付ける段階とを有する、容器にラベル付
    けする方法。
  28. 【請求項２８】 上記外側ラベルを上記内側ラベルに対して回転させること
    で上記外側ラベルから上記第１のリリースタブを離すことを更に有する請求項２
    ７記載の方法。
  29. 【請求項２９】 上記第１のリリースタブは、穿孔された付け部によって上
    記外側ラベルの上記第１の端に除去可能に取り付けられる請求項２７記載の方法
    。
  30. 【請求項３０】 上記容器は、上部ラベルパネル及び底部ラベルパネルを上
    に有する外表面を更に有し、上記内側ラベルは、上記上部ラベルパネルと上記底
    部ラベルパネルの間で上記容器の回りで巻かれる請求項２７記載の方法。
  31. 【請求項３１】 容器を設ける段階と、 第１及び第２の端を有する内側ラベルを設ける段階と、 表面及び第１並びに第２の端を有する外側ラベルを設ける段階と、 上記外側ラベルの上記第１の端に分離可能に取り付けられる第１のリリースタ
    ブを設ける段階と、 上記内側ラベルの上記第２の端において上記内側ラベルに分離可能に取り付け
    られる第２のリリースタブを設ける段階と、 上記内側ラベルの上記第１の端を上記外側ラベルの上記第１の端に固定するた
    めに上記内側ラベルの上記第１の端に隣接して上記内側ラベルに上記第１のリリ
    ースタブを密着する段階と、 上記内側ラベルの上記第２の端を上記外側ラベルの上記第２の端に固定するた
    めに上記外側ラベルの上記第２の端に隣接して上記外側ラベルに上記第２のリリ
    ースタブを密着する段階と、 上記内側ラベルを上記容器の回りで巻く段階と、 上記外側ラベルを上記容器の回りで固定するために上記外側ラベルの上記第２
    の端を上記外側ラベルの上記表面に密着する段階とを有する、容器にラベル付け
    する方法。
  32. 【請求項３２】 上記第１のリリースタブを上記外側ラベルから離す段階と
    、 上記外側ラベルを上記内側ラベルに対して回転させることを可能にするために
    上記第２のリリースタブを上記内側ラベルから離す段階とを更に有する請求項３
    １記載の方法。
  33. 【請求項３３】 上記外側ラベルが上記内側ラベルに対して回転されること
    を可能にするために、上記第１のリリースタブを上記外側ラベルから離し、上記
    第２のリリースタブを上記内側ラベルから離すよう上記外側ラベルを上記内側ラ
    ベルに対して回転させることを更に有する請求項３１記載の方法。
  34. 【請求項３４】 上記容器は上部ラベルパネル及び底部ラベルパネルを有し
    、上記内側ラベルを上記上部ラベルパネルと上記底部ラベルパネルの間の上記容
    器の回りで巻くことを更に含む請求項３１記載の方法。
  35. 【請求項３５】 容器を設ける手段と、 表面及び第１並びに第２の端を有する外側ラベルを設ける手段と、 上記外側ラベルの上記第１の端に隣接して上記外側ラベルに分離可能に取り付
    けられる第１のリリースタブを設ける手段と、 上記リリースタブを上記容器に付ける手段と、 上記外側ラベルを上記容器の回りで巻く手段と、 上記外側ラベルを上記容器の回りで固定するために上記外側ラベルの上記第２
    の端を上記外側ラベルの上記表面に取り付ける手段とを有する回転するラベルシ
    ステム。
  36. 【請求項３６】 物体を設ける段階と、 内側ラベルを上記物体の回りで固定する段階と、 上記外側ラベルが上記物体の回りで巻く一方で外側ラベルを上記内側ラベルに
    一時的に付ける段階と、 上記外側ラベルを上記物体の回りで固定する段階と、 上記外側ラベルを上記物体の回りで回転させることを可能にするために上記内
    側ラベルから上記外側ラベルを離す段階とを有する、物体に回転可能なラベルを
    適用する方法。
  37. 【請求項３７】 上記一時的に密着する段階は、上記外側ラベルの裏表面上
    に配置されるグルーのドットを上記内側ラベルの表面に密着することを更に有す
    る請求項３６記載の方法。
  38. 【請求項３８】 上記離す段階は、上記外側ラベルを上記内側ラベルに対し
    て回転させることを更に有する請求項３６記載の方法。
  39. 【請求項３９】 上記離す段階は、上記固定段階の後に続く請求項３６記載
    の方法。
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