JP2010280418A - 仕分型収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、複数の仕分収納部のそれぞれに収容した粉ミルク等の被収容物の収容量を容易に認識することを可能とする。
【解決手段】複数個にわたって並設された各仕分収納部1に、内部に収納された被収容物の量を互いに独立して変更表示可能とする環状移動体(移動ベルト体)3b及び表示列3aを有する内容量表示手段3を設け、各仕分収納部1のそれぞれに粉ミルク等の被収容物を互いに異なる量ずつ入れた場合に、その互いに異なる量に対応した数字を表示列3aからそれぞれ選択して指示部(窓状部)3cで指定するようにセットすることにより、各仕分収納部1のそれぞれに入れた被収容物の量を常に把握することが可能とし、移動ベルト体3bを回すという簡易な作業によって数字のセットを容易かつ確実に行われるように構成したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部に適宜の被収容物を貯留する中空状容器部を複数備えた仕分型収容容器に関する。
一般に、複数個にわたって連結された仕分収納部の内部に液体や粉体を区分けして貯留することができるようにした仕分型収容容器が、携帯容器等において種々使用されている。例えば、乳幼児に与える粉ミルクを携帯する場合には、乳幼児の状況等に応じて与えるべきミルクの量が異なるために、異なる量の粉ミルクを予め分別して収容しておくことが望ましい。そのため、縦方向又は円周方向に嵌合された複数個の中空状容器部を有する携帯用の連結型ミルク容器が一般に用いられており、それらの各中空状容器部の内部に、互いに異なる量の粉ミルクを収容することができるようになっている。
実用新案登録第3011203号 特表2001−504418号公報
しかしながら、上述した連結型ミルク容器などのような従来の仕分型収容容器では、上述したように複数の中空状容器部のそれぞれに互いに異なる量で粉ミルク等の被収容物を貯留させることができるという利点を有するものではあるが、中空状容器部のそれぞれに入れた被収容物の量を忘れたり混同したりすることがあり、実際に必要とする量を正確に得ることができない場合がある。
そこで本発明は、簡易な構成で、複数の中空状容器部のそれぞれに入れた粉ミルク等の被収容物の貯留量を容易かつ正確に認識することができるようにした仕分型収容容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、粉体又は液体からなる適宜の被収容物を内部に貯留可能とする中空状の仕分収納部が、複数個にわたって並設された仕分型収容容器において、前記各仕分収納部には、内部に収納された被収容物の量を表示する内容量表示手段がそれぞれ設けられ、それらの内容量表示手段は、互いに独立して表示量を変更可能とするように構成されたものであって、当該内容量表示手段は、前記各仕分収納部の外周壁部に沿って移動可能となるように取り付けられた環状移動体を有し、その環状移動体及び前記各仕分収納部の一方の周壁部には、前記各仕分収納部の内部に貯留される前記被収容物の量に相当する複数の量表示体からなる表示列が環状をなして並列するように記載されているとともに、前記環状移動体及び前記各仕分収納部の他方の周壁部には、前記表示列を構成する複数の量表示体のうちの一つを選択的に指定して表示する指示部が設けられた構成になされている。
このような構成を有する本願発明によれば、各仕分収納部のそれぞれに被収容物を互いに異なる量ずつ入れて使用する際に、内容量表示手段の環状移動体をそれぞれ移動させ、各仕分収納部毎に互いに異なる被収容物量に対応した量表示体に指示部を位置合わせし、その指示部により表示列の中から貯留量に対応した量表示体をそれぞれ選択・指定した状態にセットしておけば、各仕分収納部のそれぞれに入れた被収容物の量を使用者が常に容易かつ確実に把握することが可能となり、環状移動体を移動させるという簡易な作業によって量表示体のセットが円滑かつ確実に行われる。
また、本発明においては、前記内容量表示手段の環状移動体が、リング形状の帯状部材からなる移動ベルト体から構成されているとともに、前記内容量表示手段の指示部が、前記移動ベルト体に貫通形成された窓状部からなり、当該窓状部を通して、前記仕分収納部の周壁部に記載された前記表示列を構成する複数の量表示体が外方に向かって露出されるように構成されていることが望ましく、そのときの前記表示列を構成する複数の量表示体が、前記仕分収納部の周壁部に刻設された数字からなるように構成することが可能である。
このような構成を有する本願発明によれば、内容量表示手段の環状移動体及び指示部が簡易な構成で安価に製造される。
また、本発明における環状移動体及び各仕分収納部の外周壁部には、前記表示列を構成する複数の量表示体の位置毎に前記移動ベルト体を仮保持する仮嵌合手段が設けられた構成することが好ましい。
このような構成を有する本願発明によれば、表示列のなかの特定の量表示体(数字)に対して環状移動体を移動させてセットする際に、その量表示体の位置に対して移動ベルト体が仮嵌合手段により仮保持されるため、移動環状移動体セットが正確な位置でかつ容易に行われる。
また、本発明における被収容物は、例えば粉ミルクであることが可能である。
また、本発明における仕分収納部が、直線状又は円環状に複数配列されていることが可能である。
このような構成を有する本願発明によれば、特に本実施形態にかかる円形状の仕分型収容容器を構成する携帯用ミルク容器4においても、上述した実施形態と同様な作用・効果を奏するものであるが、特に本実施形態では、円形状を有していることから、携帯に便利であるとともに、各仕分収納部41ごとからの粉ミルク移送を可能とするように設けられた注入口41fが全体形状の中で邪魔にならない形状及びデザイン性を有するという効果が得られる。
以上述べたように本発明にかかる仕分型収容容器は、複数個にわたって並設された各仕分収納部に、内部に収納された被収容物の量を互いに独立して変更表示可能とする環状移動体及び表示列を有する内容量表示手段を設け、各仕分収納部のそれぞれに粉ミルク等の被収容物を互いに異なる量ずつ入れた場合に、その互いに異なる量に対応した量表示体(数字)を表示列からそれぞれ選択して指示部で指定するようにセットすることにより、各仕分収納部のそれぞれに入れた被収容物の量を常に把握することが可能とし、環状移動体を移動させるという簡易な作業によって数字のセットを容易かつ確実に行われるように構成したものであるから、簡易な構成で、複数の仕分収納部のそれぞれに収容した粉ミルク等の被収容物の収容量を容易に認識することができ、仕分型収容容器の使用性等の信頼性を安価かつ大幅に高めることができる。
本発明の一実施形態にかかる縦長状の仕分型収容容器の全体構成を表した外観斜視説明図である。 図1に表された縦長状の仕分型収容容器の要部を拡大して表した側面説明図である。 図2中のIII−III 線に沿った部分縦断面図である。 本発明の他の実施形態にかかる円形状の仕分型収容容器の全体構成を表した外観斜視説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示された実施形態にかかる仕分型収容容器は、被収容物としての粉ミルクを内部に貯留可能とする縦長状の仕分型収容容器を構成する携帯用ミルク容器に関するものであって、複数個(3個)の仕分収納部1,1,1が、鉛直方向に沿って縦方向に略直線状をなすように並設されている。前記各仕分収納部1は、略円筒形状をなす中空状の透明樹脂体から形成されており、上下方向に互いに連結・離間可能となるように構成されて、使用者の好みに応じて連結段数が調整されるようになっている。
すなわち、上下方向において連結された一対の仕分収納部1,1どうしの連結関係を取り上げて説明すると、まず下方側に配置された仕分収納部1の上端側開口部の周縁部に沿って段差状をなすようにして開放フランジ部1aが設けられているとともに、上方側に配置された仕分収納部1の下端側閉塞部の周縁部に沿って前記開放フランジ部1aと凹凸嵌合形状をなすようにして閉塞フランジ部1bが設けられている。そして、特に図3に示されているように、下方側の仕分収納部1の開放フランジ部1aの外周側に、上方側の仕分収納部1の閉塞フランジ部1bが装着されることによって前記両仕分収納部1,1どうしの連結が行われる。一方、下方側の仕分収納部1の開放フランジ部1aから上方側の仕分収納部1の閉塞フランジ部1bを離脱させることによって前記両仕分収納部1,1どうしは互いに離間されるようになっている。
また、最上位置に配置された仕分収納部1の上端側開口部には、略円錐形状をなすガイド上蓋2が着脱自在に装着されており、携帯用ミルク容器全体の頂部が尖塔状をなすように形成されている。このガイド上蓋2の頂部に設けられた注入口2aにはキャップ2bが着脱自在に装着されており、そのキャップ2bを取り外したときに露出される注入口2aを通して、最上段に装着された仕分収納部1内の粉ミルクが、例えば図示を省略した哺乳瓶等に対して移送されるようになっている。なお、最上段の仕分収納部1は、下方側のものと適宜に入れ替えられるように構成されている。
さらに、前記各仕分収納部1における外周壁面に沿って、当該各仕分収納部1の内部に収納された粉ミルク(被収容物)の量を表示する内容量表示手段3がそれぞれ設けられている。それらの各内容量表示手段3は、互いに独立して表示量を変更可能とするように構成されており、より具体的には、前記各仕分収納部1の周壁部には、周方向に沿って一定の間隔で配置された複数の量表示体としての数字からなる表示列3aが記載されているとともに、その表示列3aを外方側から覆うようにして環状移動体としての移動ベルト体3bが、前記各仕分収納部1の外周壁部に沿って環状に移動可能となるように取り付けられている。
上述したように、本実施形態にかかる表示列3aを構成する量表示体は、前記各仕分収納部1の内部に貯留される前記被収容物としての粉ミルクの量(ml)に相当する複数の数字(・・・,20,40,・・・)からなり、前記各仕分収納部1の周壁部に直接的に印刷又は刻設され、或いはそれらの数字を印刷又は刻設されたシール状部材が、前記各仕分収納部1の周壁部に対して貼着された構成になされている。なお、このときの量表示体としては、数字以外の絵やキャラクター等を採用することも可能である。
さらに、上述した移動ベルト体(環状移動体)3bは、半透明の細幅帯状部材を平面リング形状をなすように形成したものであって、前記表示列3aを構成している複数の数字(・・・,20,40,・・・)を外方側から覆って視覚的に隠すことを可能とする程度の幅寸法(図示上下方向寸法)を有している。
さらにまた、それらの各移動ベルト体3bの周壁部には、前記表示列3aを構成する複数の数字(・・・,20,40,・・・)のうちの一つを選択的に指定して表示する指示部としての窓状部3cが設けられている。本実施形態における窓状部3cは、前記移動ベルト体3bに正面略矩形状をなすように貫通形成されており、当該指示部としての窓状部3cを、上述した仕分収納部1側の表示列3aにかかる複数の数字のうちの一つに位置合わせするように移動ベルト体3b回すと、その窓状部3cを位置合わせした数字が、当該窓状部3cを通して外方に向かって露出され、使用者によって視覚的に認識される構成になされている。
なお、窓状部3cが位置合わせされた数字以外の他の数字も、半透明な移動ベルト体3bを透かすようにして僅かに視認されるが、上述したように窓状部3cが位置合わせされて外方露出された数字に比して、認識の明瞭さにおいて劣る状態となるように設定されている。
ここで、上述したように仕分収納部1の表示列3aを構成している複数の数字(・・・,20,40,・・・)に対する位置合わせを容易かつ確実に行わせるための仮嵌合手段が設けられている。この仮嵌合手段は、前記移動ベルト体3bに設けられた係合突起3dと、その移動ベルト体3b側の係合突起3dを周方向の両側から挟持するように前記仕分収納部1の周壁部に設けられた係止突起1cとを有している。
前記移動ベルト体3b側の係合突起3dは、当該移動ベルト体3bにおける上下両環状端面のそれぞれにおいて上下方向に適宜の量だけ突出するように形成されており、上述した窓状部3cの位置に対応した位置に設けられている。また、仕分収納部1側に設けられた係止突起1cは、周方向にやや離して配置された一対のものからなり、前記移動ベルト体3b側の係合突起3dを周方向に挟持可能となるように配置されている。
すなわち、移動ベルト体3bが上述した位置合わせのために周方向に移動されている際に、その移動ベルト体3b側に設けられた係合突起3dが、一方の係止突起1cを乗り越えるようにして他方の係止突起1cとの間部分に入り込むと(図2の状態参照)、それら一対の係止突起1c,1cどうしの間部分に係合突起3dが挟持されて周方向に軽い係止状態となり、その結果、移動ベルト体3bの全体が当該位置において仮保持されるようになっている。そして、このような仮保持状態から移動ベルト体3bに対して周方向に比較的強い作用力を付与すれば、その移動ベルト体3b側の係合突起3dが前記一対の係止突起1c,1cのいずれか一方を乗り越えるようにして移動され、移動ベルト体3bの移動が継続されるようになっている。
このような構成を有する本実施形態にかかる携帯用ミルク容器は、各仕分収納部1のそれぞれに粉ミルク(被収容物)を互いに異なる量ずつ入れて使用することができるが、その場合には、各仕分収納部1の移動ベルト体3bをそれぞれ回して、各仕分収納部1毎に互いに異なるミルク貯留量に対応した数字(ml)に窓状部3cを位置合わせする。その結果、指示部3としての窓状部3cにより表示列3aの中から必要な数字であるミルク貯留量がそれぞれ選択・指定された状態にセットされる。このようにしておけば、各仕分収納部1のそれぞれに入れた粉ミルク(被収容物)の量を使用者が常に容易かつ確実に把握することが可能となる。このとき、特に本実施形態によれば、移動ベルト体3bを回すという簡易な作業によって数字のセットが円滑かつ確実に行われる。
このとき本実施形態においては、移動ベルト体3bに貫通形成された指示部3としての窓状部3cを通して、仕分収納部1の周壁部に記載された表示列3aを構成する複数の数字が外方に向かって露出されるように構成され、また表示列3aを構成する複数の数字が、仕分収納部1の周壁部に刻設された構成になされていることから、指示部3が簡易な構成で安価に製造される。
また、本実施形態における移動ベルト体3b及び各仕分収納部1の外周壁部には、前記表示列3aを構成する複数の数字の位置毎に移動ベルト体3bを仮保持する仮嵌合手段3dが設けられた構成になされていることから、表示列3aのなかの特定の数字に対して移動ベルト体3bを回してセットする際に、その数字の位置に対して移動ベルト体3bが仮嵌合手段3dにより仮保持されることとなり、移動ベルト体3bのセットが正確かつ容易に行われる。
ここで、上述した実施形態では、複数の仕分収納部を縦方向(鉛直方向)に直線状に重ねるようにして並設した縦長状の仕分型収容容器に本発明を適用したものであるが、例えば複数の仕分収納部を円環状に並設した円形状の仕分型収容容器に対しても本発明は同様に適用することができる。
すなわち、図4に示された実施形態にかかる円形状の仕分型収容容器を構成する携帯用ミルク容器は、被収容物としての粉ミルクを内部に貯留可能とする複数個(3個)の仕分収納部4,4,4が環状をなすように並設されている。各仕分収納部4は、底面部及び上面部が略扇形をなす中空柱形状を有しており、全ての仕分収納部4,4,4が環状に一体に連結された状態で成形されていることによって、全体が略円柱状の仕分型収容容器になされている。
それらの各仕分収納部4は、上端部分に略扇形の開口部が設けられており、その上端開口部に対して、同様な略扇形をなすように形成された内キャップ4aが着脱自在に装着されるようになっている。その内キャップ4aの略中央部分にはツマミ4bが上方に突出するように設けれており、当該ツマミ4bを把持して内キャップ4aの着脱が行われるようになっている。また、各仕分収納部4ごとに装着される複数(3体)の内キャップ4aの全体を覆うようにして、略円盤状をなす外キャップ4cが着脱自在に装着される構成になされている。
さらに、前記各仕分収納部4には、平面略円弧状をなすように湾曲状外壁部4dが設けられており、それらの各湾曲状外壁部4dには、取出案内口4eが外方に突出するように設けられている。それらの各取出案内口4eには取出キャップ4fが着脱自在に装着されており、その取出キャップ4fを取り外したときに露出される取出案内口4eを通して、各仕分収納部1内の粉ミルクが、例えば図示を省略した哺乳瓶等に対して移送されるようになっている。ここで、前述した第1の実施形態では、最上段の仕分収納部からしか粉ミルクを移送することができないが、本実施形態においては、上述したように各仕分収納部4ごとに取出案内口4eが設けられた構成によって、各仕分収納部4から粉ミルクが直ちに移送可能となっており、使用上便利である。
さらに、前記各仕分収納部4における湾曲状外壁部4dの下縁部分に沿って、当該各仕分収納部4の内部に収納された粉ミルク(被収容物)の量を表示する内容量表示手段5がそれぞれ設けられている。それらの各内容量表示手段5は、互いに独立して表示量を変更可能とするように構成されており、より具体的には、前記各仕分収納部4の湾曲状外壁部4dの下縁部分には、周方向に沿って一定の間隔で配置された複数の量表示体としての数字からなる表示列5aが記載されているとともに、その表示列5aの外方側には環状移動体としての移動駒体5bが、前記各仕分収納部4の湾曲状外壁部4dに沿って往復移動可能となるように取り付けられている。
上述したように、本実施形態にかかる表示列5aを構成する量表示体は、前記各仕分収納部1の内部に貯留される前記被収容物としての粉ミルクの量(ml)に相当する複数の数字(20,40,・・・,240)からなり、前記各仕分収納部4の湾曲状外壁部4dに直接的に印刷又は刻設され、或いはそれらの数字を印刷又は刻設されたシール状部材が、前記各仕分収納部41の湾曲状外壁部4dに対して貼着された構成になされている。なお、このときの量表示体としては、数字以外の絵やキャラクター等を採用することも可能である。
さらに、上述した移動駒体(環状移動体)5bは、有色半透明の正面ハート形状をなすように形成されたものであって、前記表示列5aを構成している複数の数字(20,40,・・・,240)の内の一つを外方側から覆って視覚的に強調させることを可能とするように構成されている。すなわち、本実施形態にかかる移動駒体5bは、前記表示列5aを構成する複数の数字(20,40,・・・,240)のうちの一つを選択的に指定して表示する指示部を兼用する構成になされたものであって、当該指示部としての移動駒体5bを、上述した仕分収納部4側の表示列5aにかかる複数の数字のうちの一つに位置合わせするように移動させると、その移動駒体5bを位置合わせした数字が、当該移動駒体5bにより強調され、使用者によって視覚的に認識される構成になされている。
ここで、前述した実施形態と同様に本実施形態においても、仕分収納部4の表示列5aを構成している複数の数字(20,40,・・・,240)に対する位置合わせを容易かつ確実に行わせるための仮嵌合手段が設けられている。この仮嵌合手段は、前述した実施形態と同様な構成であるので説明は省略することとするが、前記移動駒体5bにおける正面ハート形状の頂部3点に相当する位置に上下方向に突出するように設けられた係合突起と、前記仕分収納部4の湾曲状外壁部4d側に設けられた上下方向に突出するように設けられた係止突起とを有しており、その仕分収納部4の湾曲状外壁部4d側の係止突起によって移動駒体5b側の係合突起が周方向の両側から挟持されるようになっている。
このような構成を有する本実施形態にかかる円形状の仕分型収容容器を構成する携帯用ミルク容器4においても、上述した実施形態と同様な作用・効果を奏するものであるが、特に本実施形態では、全体が円形状を有していることから、携帯に便利であるとともに、各仕分収納部4ごとからの粉ミルク移送を可能とするように設けられた取出案内口4eが全体形状の中で邪魔にならない形状及びデザイン性を有するという効果が得られる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、被収容物として粉ミルクが用いられているが、調味料やスポーツ飲料用などの他の粉体や、飲料水などの液体を被収容物とすることも可能である。
また、上述した各実施形態では、仕分収納部の周壁部に被収容物の量に相当する複数の数字からなる表示列を記載し、環状移動体(移動ベルト体3b,移動駒体5b)に表示列を構成する複数の数字を選択的に指定する指示部が設けられているが、それとは逆に、環状移動体の周壁部に被収容物の量に相当する複数の数字からなる表示列を記載し、仕分収納部1に示列としての複数の数字を選択・指定する指示部を設けることも可能である。この場合の指示部としては、例えば矢印形状の指示片を採用することが可能である。
すなわち、前述した実施形態では、内容量表示手段の環状移動体がリング形状の帯状部材からなる移動ベルト体から構成されているが、上述したように矢印形状の指示片等のような多種多様な指示部を環状に移動させることが可能なものであれば同様に採用するすることができる。
本発明にかかる仕分型収容容器は、粉ミルク等の粉体や飲料水などの液体を被収容物とする仕分型収容容器に対して広く適用することが可能である。
1 仕分型収容容器
1a 開放フランジ部
1b 閉塞フランジ部
1c 係止突起(仮嵌合手段)
2 上蓋
3 内容量表示手段
3a 表示列
3b 移動ベルト体(環状移動体)
3c 窓状部(指示部)
3d 係合突起(仮嵌合手段)
4 仕分収納部
4a 内キャップ
4b ツマミ
4c 外キャップ
4d 湾曲状外壁部
4e 取出案内口
4f 取出キャップ
5 内容量表示手段
5a 表示列
5b 移動駒体(環状移動体,指示部)

Claims (6)

  1. 粉体又は液体からなる適宜の被収容物を内部に貯留可能とする中空状の仕分収納部が、複数個にわたって並設された仕分型収容容器において、
    前記各仕分収納部には、内部に収納された被収容物の量を表示する内容量表示手段がそれぞれ設けられ、
    それらの内容量表示手段は、互いに独立して表示量を変更可能とするように構成されたものであって、
    当該内容量表示手段は、前記各仕分収納部の外周壁部に沿って移動可能となるように取り付けられた環状移動体を有し、
    その環状移動体及び前記各仕分収納部の一方の周壁部には、前記各仕分収納部の内部に貯留される前記被収容物の量に相当する複数の量表示体からなる表示列が環状をなして並列するように記載されているとともに、
    前記環状移動体及び前記各仕分収納部の他方の周壁部には、前記表示列を構成する複数の量表示体のうちの一つを選択的に指定して表示する指示部が設けられていることを特徴とする仕分型収容容器。
  2. 前記内容量表示手段の環状移動体が、リング形状の帯状部材からなる移動ベルト体から構成されているとともに、
    前記内容量表示手段の指示部が、前記移動ベルト体に貫通形成された窓状部からなり、当該窓状部を通して、前記仕分収納部の周壁部に記載された前記表示列を構成する複数の量表示体が外方に向かって露出されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の仕分型収容容器。
  3. 前記表示列を構成する複数の量表示体が、前記仕分収納部の周壁部に刻設された数字からなることを特徴とする請求項2記載の仕分型収容容器。
  4. 前記環状移動体及び前記各仕分収納部の外周壁部には、前記表示列を構成する複数の量表示体の位置毎に前記環状移動体を仮保持する仮嵌合手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の仕分型収容容器。
  5. 前記被収容物が、粉ミルクであることを特徴とする請求項1記載の仕分型収容容器。
  6. 前記仕分収納部が、直線状又は円環状に複数配列されていることを特徴とする請求項1記載の仕分型収容容器。
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