JP2003535752A - 自動車の窓ガラスのためのワイパー - Google Patents

自動車の窓ガラスのためのワイパー

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JP2003535752A
JP2003535752A JP2002501700A JP2002501700A JP2003535752A JP 2003535752 A JP2003535752 A JP 2003535752A JP 2002501700 A JP2002501700 A JP 2002501700A JP 2002501700 A JP2002501700 A JP 2002501700A JP 2003535752 A JP2003535752 A JP 2003535752A
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Abstract

(57)【要約】 自動車の窓ガラスのためのワイパーであって、自動車に取り付けられたワイパアームとの結合のための支持ヨーク(1)を備えており、この場合、支持ヨーク(1)が実質的にU字形の横断面及び、少なくとも1つの支持ヨーク・係止切欠(7)を有しており、ブレードゴムとの結合のための少なくとも1つの下位ヨーク(2)を備えており、この場合、下位ヨーク(2)が実質的にU字形の横断面及び、少なくとも1つの下位ヨーク・係止切欠(11)を有しかつ、支持ヨーク(1)によって少なくとも部分的に取り囲まれており、下位ヨーク(2)と支持ヨーク(1)との枢着のためのヒンジ(3)を備えており、この場合、ヒンジ(3)が、下位ヨーク(2)によって少なくとも部分的に取り囲まれたヒンジ・基体(12)、ヒンジ・基体(12)に結合されていてかつ下位ヨーク・係止切欠(11)との係止のための少なくとも1つの下位ヨーク係止体(13)並びに、下位ヨーク係止体(13)に設けられていてかつ支持ヨーク・係止切欠(7)との係止のための少なくとも1つの支持ヨーク係止体(16)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は自動車の窓ガラスのためのワイパーに関する。
【0002】 従来技術として、窓ガラスのためのワイパーにおいて、ワイパアームに取り付
けられた支持ヨークをワイパブレードのための下位ヨークに結合するための多数
の可能性が公知である。下位ヨークと支持ヨークとを結合するための多くのヒン
ジは、煩雑な構造であり、自動的な組立のために適していない。
【0003】 本発明の課題は、前記形式のワイパーを改善して、支持ヨークと下位ヨークと
の間のできるだけ簡単に組立可能なかつ耐久性のあるヒンジ結合を達成すること
である。
【0004】 前記課題が請求項1の特徴によって解決される。本発明の重要な点は、ヒンジ
がヒンジ・基体を備えており、ヒンジ・基体が下位ヨーク内に下側からはめ込ま
れるようになっていることである。ヒンジ・基体が、下位ヨークとの係止のため
の下位ヨーク係止体に結合されている。下位ヨーク係止体がさらに、支持ヨーク
との係止のための支持ヨーク係止体を有している。
【0005】 請求項2に基づき、2つの下位ヨーク係止体が設けられている。これによって
、ヒンジを下位ヨークに対して固定することが可能である。
【0006】 請求項3に基づき、両方の下位ヨーク係止体が弾性的にかつ互いに相対的に旋
回可能である。これによって、組立が容易になる。
【0007】 請求項5に基づき、ヒンジ・基体が楕円形の横断面を有している。これによっ
て、ヒンジ・基体が特に簡単に製造可能な幾何学的な構造を成している。
【0008】 請求項7に基づき、ヒンジ・基体が円柱形に形成されている。これによって、
ヒンジ・基体が製作技術的に極めて容易に成形できる基本形状を成している。
【0009】 請求項8に基づき、下位ヨーク係止体がばねスリットを有している。ばねスリ
ットが、下位ヨーク係止体の圧縮を可能にする。
【0010】 次に、本発明を図示の3つの実施例に基づき詳細に説明する。図1には、本発
明の第1の実施例が示してある。
【0011】 自動車の窓ガラスためのワイパーが、ワイパーアームの自由な端部に枢着され
ており、ワイパーアームが自動車に結合されている。ワイパーは、ワイパーアー
ムに結合された中央の支持ヨーク1を有しており、該支持ヨークは中間ヨークと
も呼ばれる。支持ヨーク1の両方の自由な端部の領域内に、爪ヨーク(Krallenbu
egel)とも呼ばれるそれぞれ1つの下位ヨーク2がヒンジ3を介して枢着されて
おり、ヒンジ(継ぎ手[Gelenk])が、POM若しくはその他の適切なプラスチッ
クから製造されている。両方の下位ヨーク2の自由な端部に、ブレードゴム若し
くはさらに別の下位ヨークが取り付けられている。
【0012】 金属製の支持ヨーク1は下向きに開いたU字形の横断面を有していて、1つの
支持ヨーク・底部4と、該底部の縁部から垂直に下方へ延びる2つの支持ヨーク
・脚部5,6とによって形成されており、この場合、底部4と脚部5,6とは互
いに一体的に形成されている。脚部5,6にそれぞれ、支持ヨーク・係止切欠と
して形成された係止孔7が設けられており、この場合、両方の係止孔7は互いに
相対している。
【0013】 金属製の下位ヨーク2も同じく、下向きに開いたU字形の横断面を有していて
、1つの下位ヨーク・底部8と、該底部の縁部から垂直に下方へ延びる2つの下
位ヨーク・脚部9,10とによって形成されており、この場合、底部8と脚部9
,10とが互いに一体に形成されている。脚部9,10にそれぞれ、下位ヨーク
・係止切欠として形成されたほぼ横断面方形の長穴11が設けられており、該長
穴(溝穴若しくは短冊穴)の長手方向(長軸)は下位ヨーク2の長手方向(縦軸
線)に対してほぼ平行に延びている。脚部9,10に設けられた長穴11は、互
いに相対して位置している。支持ヨーク1は下位ヨーク2を、遊びを置いて部分
的に取り囲むような寸法に規定されている。
【0014】 プラスチックから成るヒンジ3は実質的にU字形の横断面(U-foermiger Quers
chnitt)を有しており、この場合、U字形の底部がヒンジ・基体12を成してい
る。ヒンジ・基体12が、下位ヨーク・係止部として形成された2つの係止アー
ム13,14と一体に結合されており、係止アームが互いにほぼ平行に延びてい
る。係止アーム13,14は互いに相対的に弾性的に旋回可能である。係止アー
ム13,14はそれぞれ、該係止アームの自由端からヒンジ・基体12に向かっ
て延びていて外側へ突出した係止突出部15を有しており、該係止突出部が係止
アーム13,14の残りの部分よりも厚肉に形成されており、係止突出部の輪郭
が長穴(Langloch)11の形状に相応している。係止アーム13,14の自由端の
近傍に、係止突出部15に対して外側へ突出していて支持ヨーク・係止部として
形成された円柱形(シリンダー状)の係止ピン16が設けられており、該係止ピ
ンの直径が係止孔7の直径よりも小さい。係止ピン16とヒンジ・基体12との
間で係止ピン16よりに、縦溝17を設けてあり、縦溝(Laengsnut)が係止アー
ム13,14の長手方向に対してほぼ垂直に延びている。縦溝17とヒンジ・基
体12との間で係止突出部15に、該係止突出部から突出する案内ウエブ18が
設けられている。係止アーム13,14の内側19に、互いに相対して配置され
たそれぞれ2つのばねエレメント20,21を設けてあり、該ばねエレメント2
0,21は、係止アーム13若しくは14に一体的に形成されて内側19から鋭
角に突出するそれぞれ1つの底部条片(Grundleiste)22と、係止アーム13若
しくは14に一体的に形成されて内側19から同じく鋭角に突出するそれぞれ1
つのカバー条片(Deckleiste)23とから成っており、カバー条片23が底部条片
22に接触して、該底部条片を被うように延びている。カバー条片23はそれぞ
れフィルムヒンジ24によって係止アーム13,14に結合されている。ヒンジ
3は、ヒンジ・基体12を通って延びる対称平面に関して鏡面対称的に形成され
ている。
【0015】 次に、第1実施例のワイパーの組立について述べる。組立のために、両方の係
止アーム13,14が矢印R,R′の方向で、係止アーム13,14の弾性及び
ばねエレメント20,21間の圧着によって生ぜしめられる応力に抗して押し合
わされる。次いで、支持ヨーク1が下位ヨーク2に被せ嵌められて、係止孔7が
長穴11の図1で左側に示す端部とほぼ合致させられる。支持ヨーク1と下位ヨ
ーク2とから成る該ユニットが、矢印Vに沿ってヒンジ3に被せ嵌められて、ヒ
ンジが支持ヨーク1及び下位ヨーク2に係止される。この場合、係止突出部15
が長穴11に係合し、かつ係止ピン16が係止孔7に係合する。これによって、
下位ヨーク2が支持ヨーク1に枢着されて、係止ピン16を中心として旋回可能
であり、この場合に、可能な旋回領域が、自動車のフロントウインドーガラス若
しくはリアウインドーガラスの拭取りの際の曲率変化に適合するように選ばれて
いる。この場合、脚部5,6の内側25が案内ウエブ18上を滑動し、これによ
って脚部5,6が直接的に脚部9,10に接触して滑動するようなことは防止さ
れ、その結果、金属的な摩擦騒音の発生が避けられる。該ヒンジ3の利点として
、両方とも金属から成る下位ヨーク2と支持ヨーク1との組立が簡単に、迅速に
かつ自動的に行われ、それというのは構成部分を互いに係止させるだけでよいか
らである。特に有利には、ヒンジ3が鏡面対称的に形成されている。これによっ
て、自動的な組立に際してヒンジの面倒な方向付けを必要とせず、その結果、自
動的な組立が著しく加速ができる。
【0016】 次に、図2及び図3に示す本発明の第2実施例について述べる。同じ構成部分
には第1実施例と同じ符号が付けてある。構造的に異なるものの、機能的に同じ
である構成部分には、同じ符号にダッシュを付けて用いてある。その他の点につ
いては、第1実施例の説明が参照されるものである。支持ヨーク1が、円形の横
断面及び所定の直径Dの互いに相対する2つの係止孔7を有している。下位ヨ
ーク2が、円形の横断面及び所定の直径Dの互いに相対する2つの受容孔26
を有しており、この場合、D>Dである。
【0017】 プラスチックから成るヒンジ3′が、ほぼ楕円形横断面の中空成形体として形
成されている。該ヒンジは互いに平行な相対する2つの側壁27,28を有して
おり、該側壁が互いに、湾曲した結合壁29,30を介して結合されている。壁
27,28,29,30が互いに一体的に形成されている。壁27,28が弾性
的に押し合わせ可能である。壁27,28の外側で該壁の中央に、下位ヨーク用
係止体として形成されたディスク31が設けられており、該ディスク(プレート
[Scheibe])の、旋回軸線32に対して垂直な方向の直径が直径Dよりもわず
かに小さくなっている。ディスク31の厚さは、脚部9若しくは10の厚さより
もわずかに大きく選ばれている。円形でない横断面、例えば方形の横断面のディ
スク31を設けることも可能であり、この場合、受容孔26の内側輪郭も相応に
形成されている。非円形の横断面においては利点として、ヒンジ3′が下位ヨー
ク2に対して、旋回軸線32を中心とした旋回に関し固定(ロック)されている
。ディスク31上に、支持ヨーク用係止体として形成された円柱形の係止ピン1
6が設けられており、該係止ピンの直径が直径Dよりもわずかに小さくなって
いる。ヒンジ3′が、旋回軸線32に対して垂直に延びる対称平面33に関して
鏡面対称的に形成されている。さらにヒンジ3′は、旋回軸線32を中心とした
180°の回転に関して対称的である。
【0018】 組立のために、両方の側壁27,28が矢印R,R′に沿って押し合わされる
。次いで、支持ヨーク1が下位ヨーク2に被せ嵌められて、係止孔7と受容孔2
6とが互いに合致される。次いで、圧縮されたヒンジ3′が下側から矢印Vに沿
って下位ヨーク2内へ差し込まれて、ディスク31がそれぞれの受容孔26に係
止されかつ係止ピン16がそれぞれの係止孔7に係止される。これによって、下
位ヨーク2が支持ヨーク1に対して旋回軸線32を中心として旋回可能である。
この場合にも、第1実施例において自動的な組立に対して述べた利点が、同じく
当てはまる。
【0019】 次に、図4に示す本発明の第3実施例について述べる。同じ構成部分には第1
実施例と同じ符号が付けてある。構造的に異なるものの、機能的に同じである構
成部分には、同じ符号にダッシュを付けて用いてある。その他の点については、
第1実施例の説明が参照されるものである。ヒンジ3″が実質的に円柱形のピン
の形を有している。ヒンジ3″は円柱形のヒンジ・基体12″及び、該ヒンジ・
基体の両方の端面に設けられた円柱形(zylinderfoermig)の係止頸部34を有し
ており、該係止頸部(係止ネック[Rasthals])が下位ヨーク用係止体として形成
されており、該係止頸部の直径がヒンジ・基体12″の直径よりも小さくなって
いる。係止頸部34の外側の端面に案内リング35が設けられており、該案内リ
ングの直径が係止頸部34の直径よりも大きくなっているものの、ヒンジ・基体
12″の直径よりも小さくなっている。案内リング35の外側の端面に、それぞ
れ円筒形の係止ピン16″が設けられており、該係止ピンの直径がほぼ係止頸部
34の直径に相応している。係止頸部34及び係止ピン16″が、係止頸部若し
くは係止ピンを中央で二分割するばねスリット36を有している。ヒンジ・基体
12″、係止頸部34、案内リング35及び、係止ピン16″は互いに一体的に
形成されている。ヒンジ3″は旋回軸線32に対して垂直に基体12″を通って
延びる対称平面に関して鏡面対称的である。さらにヒンジの外側輪郭が、旋回軸
線32を中心とした回転に対して不変である。
【0020】 支持ヨーク1が、互いに相対する支持ヨーク・係止切欠37を有しており、該
係止切欠が脚部5,6に配置されていてかつ、下向きに開いた鍵穴の形を成して
いる。下位ヨーク2が脚部9,10に、互いに相対する2つの下位ヨーク・係止
切欠38を有しており、該係止切欠が同じく下向きに開いた鍵穴の形を成してい
る。係止切欠38間で底部8に、ほぼ方形横断面の基体・切欠39が設けられて
いる。
【0021】 組立のために、下位ヨーク2がヒンジ3″に被せ嵌められて、係止頸部34が
下位ヨーク・係止切欠38に係止される。ばねスリット36に基づき、係止頸部
がある程度弾性的に圧縮され(押し合わされ)、その結果、鍵穴形の係止切欠3
8の最も狭い箇所を通した被せ嵌め(押し込み)が可能である。次いで、支持ヨ
ーク1が、下位ヨーク2を部分的に取り囲みかつ、係止ピン16″に被せ嵌めら
れ、この場合、係止ピンが係止切欠37に係合して係止される。この場合も、ば
ねスリット36が前述の同じ機能を生ぜしめる。旋回軸線32に沿ったヒンジ3
″の位置固定を達成するために、基体12″が、幅をヒンジ・基体12″の幅に
適合された基体・切欠39を部分的に通して押し込まれる。案内リング35は、
支持ヨーク1が下位ヨーク2に対して所定の間隔を置いて旋回軸線32を中心と
して旋回できるように機能しており、従って、脚部5,9若しくは6,10間の
相互摩擦が生じるようなことはない。組立の際の利点に関しては、第1実施例の
説明が参照されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のワイパーの分解斜視図。
【図2】 本発明の第2実施例のワイパーの分解斜視図。
【図3】 図2の線III−IIIに沿った断面図。
【図4】 本発明の第3実施例のワイパーの分解斜視図。
【符号の説明】
1 支持ヨーク、2 下位ヨーク、3 ヒンジ、4 支持ヨーク・底部、5,
6 支持ヨーク・脚部、7 係止孔、8 下位ヨーク・底部、9,10 下位ヨ
ーク・脚部、11 長穴、12 ヒンジ・基体、13,14 係止アーム、15 係止突出部、16 係止ピン、17 縦溝、18 案内ウエブ、19 内側、
20,21 ばねエレメント、22 底部条片、23 カバー条片、24 フィ
ルムヒンジ、25 内側、26 受容孔、27,28 側壁、29,30 結合
壁、31 ディスク、32 旋回軸線、33 対称平面、34 係止頸部、35 案内リング、36 ばねスリット、37 係止切欠、38 下位ヨーク・係止
切欠き、39 基体・切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3D025 AA02 AB01 AC01 AD02 AD09 AE28

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の窓ガラスのためのワイパーであって、 a)自動車に取り付けられたワイパアームとの結合のための支持ヨーク(1)を
    備えており、この場合、支持ヨーク(1)が、 (i)実質的にU字形の横断面及び、 (ii)少なくとも1つの支持ヨーク・係止切欠(7;37)を有しており、 b)ブレードゴムとの結合のための少なくとも1つの下位ヨーク(2)を備えて
    おり、この場合、下位ヨーク(2)が、 (i)実質的にU字形の横断面及び、 (ii)少なくとも1つの下位ヨーク・係止切欠(11;26;38)を有し、
    かつ、 (iii)支持ヨーク(1)によって少なくとも部分的に取り囲まれており、 c)下位ヨーク(2)と支持ヨーク(1)との枢着のためのヒンジ(3;3′;
    3″)を備えており、この場合、ヒンジ(3;3′;3″)が、 (i)下位ヨーク(2)によって少なくとも部分的に取り囲まれたヒンジ・基体
    (12;12′;12″)、 (ii)ヒンジ・基体(12;12′;12″)に結合されていてかつ前記下位
    ヨーク・係止切欠(11;26;38)との係止のための少なくとも1つの下位
    ヨーク係止体(13,14;31;34)並びに、 (iii)前記下位ヨーク係止体(13,14;31;34)に設けられていて
    かつ前記支持ヨーク・係止切欠(7;37)との係止のための少なくとも1つの
    支持ヨーク係止体(16,16″)を有していることを特徴とする、自動車の窓
    ガラスのためのワイパー。
  2. 【請求項2】 2つの下位ヨーク係止体(13,14;31;34)が設け
    られている請求項1記載のワイパー。
  3. 【請求項3】 両方の下位ヨーク係止体(13,14;31;34)が、弾
    性的にかつ互いに相対的に旋回可能である請求項2記載のワイパー。
  4. 【請求項4】 ヒンジ(3)が、2つの係止アーム(13,14)、及び該
    両方の係止アームを互いに結合するヒンジ・基体(12)から成っていて、実質
    的にU字形の横断面を有している請求項1又は2記載のワイパー。
  5. 【請求項5】 ヒンジ・基体(12′)が楕円形の横断面を有している請求
    項1又は2記載のワイパー。
  6. 【請求項6】 下位ヨーク係止体(31′)が円柱形に形成されている請求
    項5記載のワイパー。
  7. 【請求項7】 ヒンジ・基体(12″)が円柱形に形成されている請求項1
    又は2記載のワイパー。
  8. 【請求項8】 下位ヨーク係止体(34)が、ばねスリット(36)を有し
    ている請求項7記載のワイパー。
  9. 【請求項9】 支持ヨーク係止体(16;16″)が実質的に円形の横断面
    を有している請求項1から8までのいずれか1項記載のワイパー。
  10. 【請求項10】 支持ヨーク係止体(16″)が、ばねスリット(36)を
    有している請求項9記載のワイパー。
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