JP2003535751A - プリテンショナドライブ装置 - Google Patents

プリテンショナドライブ装置

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    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
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Abstract

(57)【要約】 シートベルト12用のプリテンショナ10は、プーリー34の回りに固定され、かつ他端がハウジング18に固定されたストラップ30を使用する。プリテンショナの起動時、アクチュエータ20が、長方形通路72の端から端まで駆動されて、通路72を横断して延びるストラップ30の一部31を推進する。ストラップ30がプーリー34の回りに加えるトルクによって、ギア付きクラッチ37と係合するギア付きプーリー34が回転前進する。ギア付きクラッチ37は、シートベルトリトラクタのスプール46と同軸に回転連動し、シートベルトリトラクタのスプールシャフト40は、クラッチ37とスプール46を貫通して軸方向に延びる。したがって、プリテンショナ10を起動すると、アクチュエータ20を駆動するのに十分なガス圧を生成する、ガス発生剤16が点火されることによって、プーリー34、クラッチ37、シャフト40およびスプール46が回転運動する。これによって、スプール46に巻回されたシートベルト12に予張力が加えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連特許の相互参照 本願は、2000年6月5日付申請の米国予備出願第60/209,376号の優先権を
主張するものである。本願はまた、2001年2月5日に出願の米国特許出願第
09/777,388の一部継続出願である。
【0002】発明の背景 本発明はシートベルト用プリテンショナに関し、より詳細には、複数の簡略化
したモーション倍率器を組み込むことにより、アクチュエータのストローク要件
を緩和するシートベルト用プリテンショナに関する。
【0003】 シートベルト用プリテンショナは、乗員の前方への移動を最小化するために、
衝突発生時にシートベルトの緩みを除去する。火薬式ガス発生装置を使用して、
衝突時にシートベルトの緩みを巻き上げるか、または引き込む機構を作動させる
ことは知られているが、このような公知の火薬式ガス発生装置は、一般にシート
ベルトリトラクタ内に配置されている。したがって、作動後はリトラクタの劣化
が防止できないために、プリテンショナとリトラクタの全体を取り替えなくては
ならず、車両オーナにとっては大きなコスト負担となる。また高温ガスは内部金
属表面を摩減(abrade)すると共に、灰や燃滓を発生させてリトラクタ機構を動
かなくさせる。
【0004】 公知のプリテンショナのもう一つの問題は、プリテンショナが、例えば車両エ
アバッグを起動させるのに十分な「G」力が発生する、重大事故時にのみ起動す
るように設計されていることである。安全システムの設計者は、起動後に、シー
トベルト用リトラクタとプリテンショナの全アセンブリを取り替える費用が高い
ために、そのような比較的高い閾値を選んでいる。この結果、シートベルト用プ
リテンショナは、軽度の衝突においては乗員を保護しない。
【0005】 公知のプリテンショナに関連する問題の1つに、重大事故においてのみプリテ
ンショナが起動されるとき、衝突場面において比較的遅い段階で、起動が起こる
ことである。したがって、プリテンショナはシートベルトの緩みを迅速に除去し
なくてはならず、時には乗員に傷害を与えることがある。
【0006】 本願に参照として組み入れる、米国特許第5,967,440号には、安全ベルトシス
テム用のプリテンショナおよび従来型リトラクタが記載されている。シートベル
ト用リトラクタと比較すると、プリテンショナは比較的複雑かつ大型であり、シ
ートベルトアセンブリの重量および空間要件を増大させる。 本願に参照として組み入れる、米国特許第5,899,399号には、最新技術のプリ
テンショナが記載されている。このプリテンショナは、比較的複雑であり、この
ために製造プロセスが複雑化する。 本願に参照として組み入れる、米国特許第5,944,350号には、最新技術のプリ
テンショナが記載されている。このプリテンショナも、比較的大型であり、この
ためにシートベルトアセンブリの重量および空間要件を増大させている。
【0007】 本願に参照として組み入れる、ドイツ特許第DE10010379A1では、ウェビングリ
ールのハブの回りに巻いたスチールコードを駆動するマルチピース(複数シリン
ダ)アクチェータ用の弓形パスを有し、これによって連結されたシートベルトに
予張力を加える、プリテンショナが記載されている。このプリテンショナは、マ
ルチピースとすること、またはアクチュエータが横切る弓形チャネル溝としなく
てはならないことを考えると、その製造がより複雑となる。弓形チャネルを使用
すると、チャネル幅の均一性と有効なシーリングが困難となる。第2には、通常
の車両運転中のガタガタ音を防止するために騒音低減手段を使用するために、製
造コストが増大する。さらに、スチールコードとマルチピースアクチュエータの
共用は、摩擦損失を生み、アクチュエータの最前端シリンダからスチールコード
に作用する荷重が減少する。その結果、マルチピースアクチュエータを駆動する
ことおよび、シートベルトに予張力(プリテンション)を加えることに、より大
きな力を必要とする。記載されている1つの解決策では、弓形チャネルに沿って
回転要素が円滑に移動しやすくするために、中間要素「43」が使用される。結
果的に、中間要素「43」を使用しなければ、顧客の要求に応じたシートベルト
の予張力に必要と思われる比較的大きな燃焼圧力(より多量の推進薬によって生
じる)に耐えるのに、おそらくより頑強なハウジングを必要とする。
【0008】 その他のプリテンショナの設計においては、連結されたシートベルトリトラク
タアクスルをクラッチ結合するために、比較的複雑なクラッチアセンブリが使用
される。公知のプリテンショナ駆動システムの多くも、比較的複雑である。米国
特許第6,042,041号、5,842,344号、5,794,876号、5,699,976号(参照として本願
に組み入れる)では、公知のプリテンショナの複雑さが説明されている。したが
って、製造要件が簡略化されることを考えると、公知の設計の簡略化が望ましい
【0009】発明の概要 本発明の好適に構成された実施態様によれば、上記の問題は、本質的に密封さ
れたハウジング内でモーション倍率器を使用し、これによってリトラクタが燃焼
ガスや燃滓に曝されるのを防止することにより、解決される。より具体的には、
本発明では、ギア付きクラッチスリーブと噛合または係合する駆動ギアを使用す
る。1対のクラッチセグメントが、プリテンショナ起動時にシャフトを把持する
ために、クラッチスリーブの半径方向内側で、かつシートベルトリトラクタのウ
ェビングリールシャフトの半径方向外側に取り付けられる。ウェビングリールシ
ャフトは、円周上で対向するクラッチセグメント間を貫通して軸方向に伸び、か
つ車両の通常運転中は自由に回転する。
【0010】 ウェビングリールシャフトはまた、ハウジングを貫通し、かつシートベルトリト
ラクタのウェビングリールの軸上を貫通して延びており、これによって、起動さ
れたクラッチと、ウェビングリールとの間の同軸接続が成立する。クラッチ(ク
ラッチスリーブおよびクラッチセグメント)をプリテンショナ内に含めることに
よって、リトラクタ内で起動可能なクラッチは不要になる。本発明の設計はまた
、プリテンショナ内に収納されている火薬混合物の燃焼時に生成されるガスや固
体に乗員が曝されるのを防止する。
【0011】 本発明の好ましい実施例においては、プリテンショナは、ハウジングと、ギア
付きクラッチスリーブと係合するギア付きプーリーまたは駆動ギアと、ギア付き
クラッチ内に同軸で長手方向に配置されたリトラクタシャフトと、プリテンショ
ナの起動時に駆動ギアを回転させるストラップと、プリテンショナの起動時にス
トラップに張力を加え、かつ推進するピストンと、ピストンを推進するガス発生
剤または火薬と、例えば加速度計からの信号を受けてガス発生剤に点火するイニ
シエータとを備える。ガス生成火薬に点火すると、ピストンは略直線の経路で前
方に駆動され、これによって、ストラップを引き締め、駆動ギアを回転させ、同
時にギア付きクラッチを回転させて、ウェビングリールシャフト回りのトルクを
発生させる。こうしてウェビングリールシャフトの第1端部上に取り付けられた
ギア付きクラッチスリーブの回転により、ウェビングリールに巻回されたシート
ベルトに、予張力が加えられる。
【0012】 使用後には、プリテンショナまたはその中の部品だけを交換すればよく、リト
ラクタまたはシートベルトリトラクタ機構の他の構成部品も取り替える費用が不
要になる。一般に、リトラクタは再使用のために保存される。 プリテンショナの起動によってかかる費用が大幅に低減されるために、軽度の
事故においても、シートベルトの予張力により乗員を保護することができる。さ
らに、軽度の衝突において起動するプリテンショナはまた、重大な衝突場面にお
いて早い段階で起動する。プリテンショナが早期に起動することによって、プリ
テンショナの起動時の衝撃性を低減でき、これによってシートベルトプレテンシ
ョナ自体によって引き起こされる障害の可能性が低下する。
【0013】好ましい態様の説明 図を参照すると、本発明の好ましい実施態様によるプリテンショナ10は、従
来型シートベルトリトラクタ14のシートベルト12に予張力を加えるように構
成されたガス発生混合物16を備える。本発明のプリテンショナを応用できる、
典型的なシートベルトリトラクタは、参照として本願に組み入れる、米国特許第
5,743,480号、5,553,803号、5,667,161号、5,451,008号、4,558,832号および4,5
97,546号に教示されている。しかし、多くの公知のリトラクタではプリテンショ
ナ起動時にクラッチ機構を利用しているが、本発明ではシートベルトに予張力を
加えるためのクラッチアセンブリが不要になることが強調されるべきである。本
発明のプリテンショナは、他の公知プリテンショナと比較して、プリテンショナ
駆動を改善かつ簡略化するクラッチアセンブリを含む。したがって本発明による
プリテンショナに対応するリトラクタの製造は簡略化される。
【0014】 ハウジング18は、ガス発生剤16を収容する。ガス発生剤16は、燃焼時に
ピストン20を駆動する。ピストン20は、鋼、真鍮、アルミニウム、プラスチ
ック、その他の十分に剛性のある材料で製作される。望ましい場合には、ガス発
生器22をハウジング18内に収納して、点火時にガスを生成するために火薬材
料16を利用してもよい。ガス発生混合物16は、現在プリテンショナに使用さ
れている公知または最新技術の、任意の推進剤でもよく、あるいはその代わりに
例えばエアバッグに使用できる公知のガス発生剤でもよい。説明のために、参照
として組み入れる米国特許第5,035,757号を参照されたい。さらに、図1に示す
ように、ガス発生剤16は、ピストン20内に収納してもよく、これによって独
立の発生器22が不要となる。
【0015】 イニシエータ(起爆装置)26上の電気接点24は、車両衝突時にプリテンシ
ョナ10の起動信号を出す、衝突センサ(図示せず)と接続する。イニシエータ
26は、例えば加速度計から信号を受けると、火薬式ガス発生剤16に点火する
。イニシエータ容器28は、ねじ式またはその他の方法でハウジング18内に受
け入れられると共に、イニシエータ26を収容している。換言すると、衝突発生
時にプリテンショナ10を起動させ、アクチュエータ20を駆動する手段には、
ピストン20内に収納された(または独立のガス発生器22で供給される)ガス
発生剤16、電気接点24およびイニシエータ26が含まれる。
【0016】 火薬式ガス発生剤16の燃焼で生成されたガスは、次いでピストン20をスト
ラップ30の平坦部分31に放出する。ストラップ30は、駆動ギアまたはギア
付きプーリー34の回りに巻回され、第1端部で固定されている。ストラップ3
0の第2端部36は、好ましくはピストン20に隣接または近傍位置で、ハウジ
ング18の外部に固定される。駆動ギア30は、車両の通常運転中はギア付きク
ラッチスリーブ38と係合している。プリテンショナが起動されると、張力を受
けたストラップ30が及ぼすトルクによって、ギア34とそれに係合するギア付
きクラッチスリーブが回転する。ウェビングリールシャフト40の第1端部は、
クラッチアセンブリ中に軸に沿って配置され、プリテンショナ10の起動前には
、クラッチアセンブリ37とは無関係に回転する。リトラクタアクスル40の第
2端部44は、ハウジング18を貫通してリトラクタ14中に延びている。クラ
ッチアセンブリ37と同軸連結する、ウェビングスプールすなわちリール46は
、第2端部44の回りに回転して、シートベルト12を巻き取り、および巻き出
しする。
【0017】 クラッチ37は、1対の固定クラッチセグメント52、58に対して圧縮付勢
されたギア付きクラッチスリーブ38を有し、プリテンショナ10の起動時に、
クラッチスリーブが、シャフト40を把持すると、クラッチスリーブ38に作用
する回転トルクが、セグメント52および58に、圧縮方向および回転方向のト
ルクを加える。図には好ましいクラッチを示すが、当業者であれば、本発明によ
る他のクラッチの設計を使用する可能性を容易に理解するであろう。例示したク
ラッチは、参照として組み入れる、米国特許第5,451,008号および第5,743,480号
に記載されている。
【0018】 図からわかるように、第1のせん断ピン50は、対応する第1のクラッチセグ
メント52をハウジング18とカバー56に固定している。第2のせん断ピン5
4は、対応する第2のクラッチセグメント58を、ハウジング18およびカバー
56に固定している。ギア付きクラッチセグメント52および58は、互いに距
離をおき、かつリトラクタアクスル40の半径方向外側に取り付けられ、各セグ
メントは、円周方向に、シャフト40の円周に対して、互いに対向している。言
い換えると、弓形セグメント52の内表面53は弓形セグメント58の内表面5
5と対向しており、円筒形シャフト40がその間にある。逆に、クラッチセグメ
ント52および58は、ギア付きクラッチスリーブ38の内表面39の半径方向
内側に、外周面を同一面にして固定されている。
【0019】 プーリー34の軸円筒すなわち円筒部分60には、その上に固定したストラッ
プ30を巻きつけ、すなわち円周方向に配置されている。プリテンショナの起動
およびピストン20の起動時に、張力を加えられたストラップ30は、プーリー
34の円筒60の回りにトルクを加える。このトルクが、アクチュエータ20の
直線移動に応じて増大し、ギア付きプーリー34は、ギア連結しているギア付き
クラッチスリーブ38に回転トルクを加える。ギア付きクラッチスリーブ38は
、初期にはセグメント52および58に、圧縮方向のトルクを加える。トルクが
増大するにつれて、クラッチスリーブ38は、それぞれのせん断ピン50および
54を破壊し、これによって同時に回転および圧縮トルクをセグメントに伝え、
かつシャフト40回りにクラッチセグメント52および58を、回転可能に駆動
する。シャフト40が回転するにつれて、ウェビングリール46が、対応して回
転し、これによってリール46回りに巻回されたシートベルト12に予張力が加
えられる。
【0020】 本発明の別の態様においては、第1の長方形チャネル72が、第1の端部74
と第2の端部76を有し、ハウジング18の長手方向に略同じ長さに形成されて
いる。アクチュエータ20は、推進剤22の点火およびプリテンショナ10の起
動以前は、第1端部74内に収容されている。スプリング76を用いて、アクチ
ュエータ20の前端を、通路72を横断するストラップ30の平坦部分31に対
して付勢してもよい。これによって振動による騒音を抑止できる。ストラップ3
0の第1端部は、部分31から延びており、プーリー34の円筒部分60の回り
に巻かれている。ストラップ30の第2端部36は、ピストン20に隣接して、
ハウジング18の外部に固定されている。このように構成すると、ストラップ3
4は、遊星歯車などのギア式モーション倍率器を使用したときに匹敵する、モー
ション倍率効果を提供するが、コストははるかに少なくてすむ。要約すると、ア
クチュエータ20の直線運動は、駆動ギア34の直線および回転運動、ギア付き
ハブの回転運動、およびハブ38と同軸関係のスプール46の回転運動に変わる
。このようにしてシートベルト12が引き締められる。
【0021】 要するに本発明には、いくつかのモーション倍率特性が組み込まれる。それは
、1)ピストン20/ストラップ30構成、2)2つの直径を有するギア付きプ
ーリー34(小径の円筒60の入力直径に対する、スリーブ38と噛合する大径
のギア付き部分の相対出力直径の比。ここで入力直径すなわち円筒60は、それ
に巻きつけ、かつ固定したストラップ30を有する)、および3)大径の駆動ギ
ア34の出力直径に対して、比較的小径のクラッチスリーブ38直径の比、であ
る。さらに、本発明はクラッチ機構を組み込む公知のモーション倍率器の設計と
製造を簡略化する。本発明によると、クラッチはまったく必要ではない。最後に
、本質的に密封されたハウジング18は、比較的大量のガス、騒音および火焔の
発生を防止する。
【0022】 プリテンショナ起動に基づくリトラクタの応答を説明するには、本願に参照と
して組み入れたブラウン(Brown)らの米国特許第5,899,399号を参照されたい。
「プリテンショニング」とは、一般にシートベルトの緩みを除去する意味と定義
される。本発明によると、ガス発生剤により生成されたガスが、ピストン20を
ストラップ30に推し込むことによって、ハブ38を回転前進させて、シートベ
ルト12の緩みを引き締める。
【0023】 最後に、本発明のさらに別の態様においては、図8に示すように好ましいアク
チュエータを使用すると、プリテンショナの起動中のストラップの完全性が大幅
に向上する。公知のアクチュエータの中には、例えば棒材などの円筒形スラグ(
塊)の一端に形成された、丸みをつけた先端を有する一体型スラグを使用するも
のもある。この種のアクチュエータがストラップ30を推進すると、ストラップ
30は丸みをつけた端部に沿って変形するために、変形を生じる様々な箇所にお
いてストラップの強度が低下する。これによってストラップが破損し、プリテン
ショナが故障する可能性がある。一方、図8に示すアクチュエータは、第2の構
成要素23と相互に結合された第1の円筒形構成要素21を含み、この第2構成
要素が、アクチュエータ20の先端である丸形端部29を形成し、かつ第1平坦
側部25および第2平坦側部27を有し、この両側部は丸形端部29によりつな
がれ、丸形端部29がストラップ30と同一面で連続している。プリテンショナ
10の起動時に、平坦側部25および27によって、ストラップ30と接触する
先端部29の表面積が増加し、ストラップ30の変形と破損が最小限に抑えられ
ることがわかった。
【0024】 ハウジング18、ピストン20、駆動ギア34、ギア付きクラッチスリーブ3
8、クラッチセングメント52、58およびイニシエータ容器28は、好ましく
は、プラスチック、複合材料、および/または鋼、合金鋼、亜鉛またはアルミニ
ウムなどの1種または2種以上の金属から、射出成型、ダイキャスト、嵌入、お
よび/または削り出しする。ガス発生混合物16、ガス発生器22、イニシエー
タ26およびストラップ30はすべて、当業者に公知の方法によって、製造また
は入手する。例えばストラップ34は、鋼またはアルミニウム帯板、鋼またはア
ルミニウム線材、あるいは繊維(布またはゴム)帯板などから形成することがで
きる。例えば、日本のTakata Incなどの会社がガス発生器22を供給することが
できる。イニシエータ26は、前記相手先ブランド供給業者(OEM)またはスペ
シャルデバイスインコーポレーテッド(Special Devices Incorporated)のよう
な企業が供給することができる。上記出典は、参照として組み入れ、例として引
用した。
【0025】 得られる利点としては、製造の簡略化と、リトラクタの保存も含まれる。例え
ば、ブラウン(Brown)らの米国特許第5,899,399号を参照されたい。また、本願
に参照として組み入れた、ベール(Behr)の米国特許第5,397,075号を参照すれ
ば、そのリトラクタアクスルを起動させるのに用いられる複雑なギア駆動機構が
、本発明によって置換することができることがわかる。最後に、引用した文献に
記載されているガス換気口は不要であり(望ましい場合には設けてもよい)、製
造はさらに簡略化される。
【0026】 上記は本発明の使用について示し、説明したが、本願で開示した特定の好まし
い実施態様に、本発明を限定しようとするものではない。したがって、上記の教
示、および関連技術のスキルおよび/または知識に見合う変形形態や修正形態は
、本願で説明し、添付の特許請求の範囲に述べた本発明の範囲内である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による交換可能なシートベルトプリテンショナの、起動前の状態におけ
る概略立面図である。
【図2】 本発明による交換可能なシートベルトプリテンショナの、起動後における概略
立面図である。
【図3】 カバーを含む実施例の立面図である。
【図4】 本発明のプリテンショナクラッチと、従来技術のシートベルトリトラクタとの
機械的協働を説明するための、図3の実施例のA−A切断線に沿った断面図であ
る。
【図5】 本発明のストラップと、プリテンショナのギア付きプーリーとの機械的協働を
説明するための、図3の実施例のB−B切断線に沿った断面図である。
【図6】 プリテンショナ起動前における、リトラクタシャフトの半径方向外向きに間隔
を空けて配置されたクラッチアセンブリの平面図である。
【図7】 プリテンショナ起動時に、リトラクタシャフトに回りに半径方向内向きに圧縮
されたクラッチアセンブリの平面図である。
【図8a】 好ましいアクチュエータの立面図である。
【図8b】 好ましいアクチュエータの立面図である。
【図9】 ガス発生器を含む実施例の立面図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトリトラクタのウェビングリールから軸方向に延
    びるウェビングリールシャフトと協働し、起動時にリールに巻回されたシートベ
    ルト用ウェビングに予張力を加える、プリテンショナであって、 長手方向に延びる長方形の第1通路をその内部に収容するハウジングであって
    、前記通路が第1の端部と第2の端部を有し、前記ハウジングがウェビングリー
    ルシャフトの第1端部をさらに収容する、前記ハウジングと、 プリテンショナ起動前には、前記リトラクタシャフトの前記第1端部の半径方
    向外側に間隔をあけて配置、かつ取り付けられ、各セグメントが他方のセグメン
    トと円周上で対向する、第1のクラッチセングメントと第2のクラッチセングメ
    ントであって、プリテンショナ起動前には、前記シャフトが前記セグメントと無
    関係に回転し、プリテンショナ起動時に前記セグメントが前記シャフトを把持す
    る、前記第1クラッチセグメントと前記第2クラッチセグメントと、 セグメントの半径方向外側に取り付けられたギア付きクラッチスリーブであっ
    て、前記スリーブは、前記第1および第2セグメントの外周面と同一面で連続す
    る内表面を有し、プリテンショナ起動時に、前記クラッチスリーブがセグメント
    に圧縮方向および回転方向のトルクを加える、前記ギア付きクラッチスリーブと
    、 前記クラッチスリーブとギアで係合するギア付きプーリーであって、プリテン
    ショナ起動時に、前記クラッチスリーブに、回転トルクを加える、前記ギア付き
    プーリーと、 前記ハウジングに固定された第1の端部と、前記第1端部から前記第1通路を
    横断して延びる中間部分と、前記中間部分から延びて、前記プーリーに固定かつ
    巻回されている第2端部とを有するストラップであって、プリテンショナの起動
    時に、前記プーリーに回転トルクを加える、前記ストラップと、 前記通路の第1端部内に配置されており、プリテンショナ起動時に、前記スト
    ラップに予張力を加えることによってプーリーにトルクを加えるための、アクチ
    ュエータと、 点火可能であって、プリテンショナを起動し、アクチュエータを前記第2通路
    中に放出するのに十分な力を発生する、ガス発生混合物と、 前記ハウジング内に収容され、前記ガス発生混合物を点火させるために、前記
    ガス発生混合物と点火可能に接続する、イニシエータとを備え、 前記ガス発生剤の点火時、およびアクチュエータの直線移動時に、ストラップ
    に張力が加わり、この結果、プーリー、クラッチスリーブ、セグメント、ウェビ
    ングリールシャフト、ウェビングリールが回転前進することによって、リールが
    巻かれ、リール上のシートベルトウェビングに予張力を加える、前記プリテンシ
    ョナ。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータが、点火時にアクチュエータを推進する
    、ガス発生混合物を格納する、請求項1に記載のプリテンショナ。
  3. 【請求項3】 ガス発生混合物を収容するためのガス発生器をさらに備え、
    プリテンショナ起動時に、前記ガス発生器が、前記アクチュエータに流体的に作
    動する、請求項1に記載のプリテンショナ。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータが、第1の構成要素と、前記第1要素と
    結合された第2の構成要素とを備え、第2構成要素が、アクチュエータの先端部
    を形成すると共に、第1の平坦側部と第2の平坦側部を有し、側部が丸みをつけ
    た端部と連続し、丸形端部が、プリテンショナ起動中に、ストラップと同一面で
    連続するように向けられている、請求項1に記載のプリテンショナ。
  5. 【請求項5】 シートベルトリトラクタのウェビングリールから軸方向に延
    びるウェビングリールシャフトと協働し、起動時にリールに巻回されたシートベ
    ルト用ウェビングに予張力を加える、プリテンショナであって、 長手方向に延びる長方形の第1通路をその内部に収容するハウジングであって
    、前記通路が第1の端部と第2の端部を有し、前記ハウジングがウェビングリー
    ルシャフトの第1端部をさらに収容する、前記ハウジングと、 プリテンショナ起動前には、前記リトラクタシャフトの前記第1端の半径方向
    外側に間隔をあけて配置、かつ取り付けられ、各セグメントが他方のセグメント
    と円周上で対向する、第1のクラッチセングメントと第2のクラッチセングメン
    トであって、プリテンショナ起動前には、前記シャフトが前記セグメントと無関
    係に回転し、プリテンショナ起動時に前記セグメントが前記シャフトを把持する
    、前記第1クラッチセグメントと前記第2クラッチセグメントと、 セグメントの半径方向外側に取り付けられたギア付きクラッチスリーブであっ
    て、前記スリーブは、前記第1および第2セグメントの外周面と同一面で連続す
    る内表面を有し、プリテンショナ起動時に、前記クラッチスリーブがセグメント
    に圧縮方向および回転方向のトルクを加える、前記ギア付きクラッチスリーブと
    、 前記クラッチスリーブとギアで係合するギア付きプーリーであって、プリテン
    ショナ起動時に、前記クラッチスリーブに回転トルクを加える、前記ギア付きプ
    ーリーと、 前記ハウジングに固定された第1の端部と、前記第1端部から前記第1通路を
    横断して延びる中間部分と、前記中間部分から延びて、前記プーリーに固定かつ
    巻回されている第2端部とを有するストラップであって、プリテンショナの起動
    時に、回転トルクを前記プーリーに加える、前記ストラップと、 前記通路の第1端部内に配置されており、プリテンショナ起動時に、前記スト
    ラップに張力を加えることによってプーリーにトルクを加えるための、アクチュ
    エータと、 プリテンショナを起動させ、アクチュエータを通路に放出することによって、
    ストラップに張力を加える手段とを備え、 プリテンショナの起動時に、ストラップがアクチュエータの直線運動を、プー
    リー、クラッチスリーブ、クラッチセグメント、およびクラッチスリーブと同心
    で連動するスプールの回転運動に変換することによって、シートベルトに予張力
    を加える、前記プリテンショナ。
  6. 【請求項6】 シートベルトリトラクタのウェビングリールから軸方向に延
    びるウェビングリールシャフトと協働し、起動時にリールに巻回されたシートベ
    ルト用ウェビングに予張力を加える、プリテンショナであって、 長手方向に延びる長方形の第1通路をその内部に収容するハウジングであって
    、前記通路が第1の端部と第2の端部を有し、前記ハウジングがウェビングリー
    ルシャフトの第1端部をさらに収容する、前記ハウジングと、 前記シャフトの第1端部から半径方向外側に間隔をあけて配置された、プリテ
    ンショナ起動時にシャフトを把持するための、ギア付きクラッチと、 前記クラッチスリーブとギアで係合するギア付きプーリーであって、プリテン
    ショナ起動時に、前記クラッチスリーブに回転トルクを加える、前記ギア付きプ
    ーリーと、 前記ハウジングに固定された第1の端部と、前記第1端部から前記第1通路を
    横断して延びる中間部分と、前記中間部分から延びて、前記プーリーに固定かつ
    巻回されている第2端部とを有するストラップであって、プリテンショナの起動
    時に、回転トルクを前記プーリーに加える、前記ストラップと、 前記通路の第1端部内に配置されており、プリテンショナ起動時に、前記スト
    ラップに張力を加えることによってプーリーにトルクを加えるための、アクチュ
    エータと、 プリテンショナを起動させ、アクチュエータを通路に放出することによって、
    ストラップに張力を加える手段とを備え、 プリテンショナの起動時に、ストラップがアクチュエータの直線運動を、プー
    リー、クラッチ、およびクラッチと同心で連動するスプールの回転運動に変換す
    ることによって、シートベルトに予張力を加える、前記プリテンショナ。
  7. 【請求項7】 シートベルトリトラクタのウェビングリールから軸方向に延
    びるウェビングリールシャフトと協働し、起動時にリールに巻回されたシートベ
    ルト用ウェビングに予張力を加える、プリテンショナであって、 長手方向に延びる長方形の第1通路をその内部に収容するハウジングであって
    、前記通路が第1の端部と第2の端部を有し、前記ハウジングがウェビングリー
    ルシャフトの第1端部をさらに収容する、前記ハウジングと、 前記シャフトの第1端部から半径方向外側に間隔をあけて配置された、プリテ
    ンショナ起動時に、シャフトを把持するための、ギア付きクラッチと、 前記クラッチスリーブとギア係合するギア付きプーリーであって、プリテンシ
    ョナ起動時に、前記クラッチスリーブに回転トルクを加える、前記ギア付きプー
    リーと、 前記ハウジングに固定された第1の端部と、前記第1端部から前記第1通路を
    横断して延びる中間部分と、前記中間部分から延びて、前記プーリーに固定かつ
    巻回されている第2端部とを有するストラップであって、プリテンショナの起動
    時に、回転トルクを前記プーリーに加える、前記ストラップと、 前記通路の第1端部内に配置されており、プリテンショナ起動時に、前記スト
    ラップに張力を加えることによってプーリーにトルクを加えるための、アクチュ
    エータと、 点火可能であって、プリテンショナを起動し、アクチュエータを前記第2通路
    中に放出するのに十分な力を発生する、ガス発生混合物と、 前記ハウジング内に収容され、前記ガス発生混合物と点火可能に接続する、前
    記ガス発生混合物を点火させるための、イニシエータとを備え、 前記ガス発生剤の点火時、およびアクチュエータの直線移動時に、ストラップ
    に張力が加わり、この結果、プーリー、クラッチ、ウェビングリールシャフト、
    ウェビングリールが回転前進することによって、リールが巻かれ、リール上のシ
    ートベルトウェビングに予張力を加える、前記プリテンショナ。
  8. 【請求項8】 シートベルトリトラクタのウェビングリールから軸方向に延
    びるウェビングリールシャフトと協働し、起動時にリールに巻回されたシートベ
    ルト用ウェビングに予張力を加える、プリテンショナであって、 長手方向に延びる長方形の第1通路をその内部に収容するハウジングであって
    、前記通路が第1の端部と第2の端部を有し、前記ハウジングがウェビングリー
    ルシャフトの第1端部をさらに収容する、前記ハウジングと、 前記シャフトの第1端部から半径方向外側に間隔をあけて配置された、プリテ
    ンショナ起動時に、シャフトを把持するための、ギア付きクラッチ手段と、 前記クラッチスリーブとギア係合するギア付きプーリーであって、プリテンシ
    ョナ起動時に、前記クラッチスリーブに回転トルクを加える、前記ギア付きプー
    リーと、 前記ハウジングに固定された第1の端部と、前記第1端部から前記第1通路を
    横断して延びる中間部分と、前記中間部分から延びて、前記プーリーに固定かつ
    巻回されている第2端部とを有するストラップであって、プリテンショナの起動
    時に、回転トルクを前記プーリーに加える、前記ストラップと、 前記通路の第1端部内に配置されており、プリテンショナ起動時に、前記スト
    ラップに張力を加えることによってプーリーにトルクを加えるための、アクチュ
    エータと、 プリテンショナを起動させ、アクチュエータを通路に放出することによって、
    ストラップに張力を加える手段とを備え、 プリテンショナの起動時に、ストラップがアクチュエータの直線運動を、プー
    リー、クラッチ手段、およびクラッチ手段と同心で連動するスプールの回転運動
    に変換することによって、シートベルトに予張力を加える、前記プリテンショナ
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