JP2003534690A - レベルシフタ - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/20—Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
- H03F3/21—Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
- H03F3/217—Class D power amplifiers; Switching amplifiers
- H03F3/2171—Class D power amplifiers; Switching amplifiers with field-effect devices
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/26—Push-pull amplifiers; Phase-splitters therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2200/00—Indexing scheme relating to amplifiers
- H03F2200/513—Indexing scheme relating to amplifiers the amplifier being made for low supply voltages
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Switches With Compound Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
この発明は、スイッチのドライバに対して複数の異なる制御信号を生成するレベルシフト回路を有するプッシュ・プル増幅器に関する。この増幅器は、装置の電圧の限界に対応していなければならない。待機電力を低減させるために、レベルシフタが用いられる。この発明による解決は、遷移期間のみ電流が流れるであろうという大きな長所の1つを有している。
Description
【0001】
この発明は、請求項1の前提部分(プリアンブル)に述べられているようなプ
ッシュ・プル増幅器に関する。
ッシュ・プル増幅器に関する。
【0002】
この発明はさらに、このようなプッシュ・プル増幅器に用いられるレベルシフ
ト回路に関する。
ト回路に関する。
【0003】
この発明はさらに、レベルシフティング信号方法に関する。
【0004】
プッシュ・プル増幅器は“1995年5月1〜4日、IEEE,1995年カ
スタム集積回路会議の議事録”から公知である。D級増幅器の項目の1つは、D
級増幅器が装置の電圧の限界への対応策を有していることである。レベルシフタ
における待機電力の浪費を低減することが提案されている。
スタム集積回路会議の議事録”から公知である。D級増幅器の項目の1つは、D
級増幅器が装置の電圧の限界への対応策を有していることである。レベルシフタ
における待機電力の浪費を低減することが提案されている。
【0005】
この公知のプッシュ・プル増幅器およびレベルシフト回路の短所は、ここで提
案されている解決が相補的な電力トランジスタについてのみ用いられ得ることで
ある。
案されている解決が相補的な電力トランジスタについてのみ用いられ得ることで
ある。
【0006】
この発明は、このような公知の短所を有していないプッシュ・プル増幅器およ
びレベルシフト回路を提案することを目的としている。この目的を達成するため
に、この発明に係るD級増幅器は請求項1の特徴を備えている。この発明に係る
プッシュ・プル増幅器の大きな長所の1つは、このプッシュ・プル増幅器が非常
に低い電流しか消費しないことである。これは、遷移の期間のみ電流が流れてい
るであろうからである。
びレベルシフト回路を提案することを目的としている。この目的を達成するため
に、この発明に係るD級増幅器は請求項1の特徴を備えている。この発明に係る
プッシュ・プル増幅器の大きな長所の1つは、このプッシュ・プル増幅器が非常
に低い電流しか消費しないことである。これは、遷移の期間のみ電流が流れてい
るであろうからである。
【0007】
この発明の実施の態様は、従属請求項に説明されている。
【0008】
同一出願人により同日に出願された以下の同時係属出願は、この出願と相互参
照される: “回転トレーの初期手順(Carrousel handshake)”、出願人整理番号ID6
03908、出願番号0201818.2、 “静穏起動(Silent start)”、出願人整理番号ID604681、出願番号
0201827.3、 “PWMリミッタ(PWM limiter)”、出願人整理番号ID604682、出
願番号0201828.1、 “復調フィルタ(Demodulation filter)”、出願人整理番号ID60468
3、出願番号0201829.9。
照される: “回転トレーの初期手順(Carrousel handshake)”、出願人整理番号ID6
03908、出願番号0201818.2、 “静穏起動(Silent start)”、出願人整理番号ID604681、出願番号
0201827.3、 “PWMリミッタ(PWM limiter)”、出願人整理番号ID604682、出
願番号0201828.1、 “復調フィルタ(Demodulation filter)”、出願人整理番号ID60468
3、出願番号0201829.9。
【0009】
この発明のこれらおよび他のアスペクトは、以下に説明される実施例から視覚
的に明白になるであろうし、文章的にも説明されるであろう。
的に明白になるであろうし、文章的にも説明されるであろう。
【0010】
図1は、この発明に係るプッシュ・プル増幅器PPAの実施例を示すブロック
概略図である。増幅器は、入力ユニットIUを介して入力信号を受信する。入力
ユニットは、パルス幅変調器PWMに接続されており、この(PWM)出力は切
換ユニットSUに接続されている。切換ユニットは、復調フィルタDFを介して
増幅器の出力Oに出力信号を供給している。パルス幅変調器は、フィードバック
要素RFを備えるフィードバックループ内に接続されており、要素RFは切換ユ
ニットSUの出力の一方側に接続されると共に、パルス幅変調器の入力の他方側
に接続されている。パルス幅変調器は、さらに、第1の積分器FIと、第2の積
分器SIと、比較器COMとを備えており、第1の積分器の入力が入力ユニット
IUの出力に接続されると共に、第2の積分器の入力が第1の積分器FIの出力
に接続され、さらにこの第2の積分器の入力はまた発振器OSCにも接続されて
いる。
概略図である。増幅器は、入力ユニットIUを介して入力信号を受信する。入力
ユニットは、パルス幅変調器PWMに接続されており、この(PWM)出力は切
換ユニットSUに接続されている。切換ユニットは、復調フィルタDFを介して
増幅器の出力Oに出力信号を供給している。パルス幅変調器は、フィードバック
要素RFを備えるフィードバックループ内に接続されており、要素RFは切換ユ
ニットSUの出力の一方側に接続されると共に、パルス幅変調器の入力の他方側
に接続されている。パルス幅変調器は、さらに、第1の積分器FIと、第2の積
分器SIと、比較器COMとを備えており、第1の積分器の入力が入力ユニット
IUの出力に接続されると共に、第2の積分器の入力が第1の積分器FIの出力
に接続され、さらにこの第2の積分器の入力はまた発振器OSCにも接続されて
いる。
【0011】
2つの積分器の代わりに、1つの積分器のみを用いることもまた可能である。
例えば、比較器の入力を反転させる際に、鋸歯状信号を供給するようにしても良
い。
例えば、比較器の入力を反転させる際に、鋸歯状信号を供給するようにしても良
い。
【0012】
切換ユニットSUは、切換制御ユニットSCUと、それぞれ第1および第2の
スイッチSW1,SW2を有している。復調フィルタは、この実施例においては
インダクタンスLとして示されており、キャパシタンスCが第2順位の低域通過
復調フィルタ、またはより高順位の復調フィルタであっても良い。
スイッチSW1,SW2を有している。復調フィルタは、この実施例においては
インダクタンスLとして示されており、キャパシタンスCが第2順位の低域通過
復調フィルタ、またはより高順位の復調フィルタであっても良い。
【0013】
プロセス変動および温度変化に対してロバスト(頑強)にするために、切換え
動作のタイミングをチップ上の時定数により決定させることは好ましいことでは
ない。それゆえに、切換タイミングを制御するためにハンドシェイク手順を用い
ることが決定されていた。もしも対応するスイッチがオフにされるならば、回路
はレディ(迅速な)信号を生成するために低部側および高部側の両方のスイッチ
を追加される。このスイッチの状態は、DMOSトランジスタのゲート・ソース
電圧を測定することにより容易に検出することができる。もしもこれがしきい値
電圧よりも低ければスイッチはオフとなり、もしもこれがしきい値電圧よりも高
ければスイッチはオンとなる。実際には、正確な決定レベルは非常に重要である
というわけではない。ドライバ内でのラッチに依存して、ゲート・ソース電圧は
0Vかまたは12Vの何れかであり、これら2つのレベル間の遷移は非常に高速
である。
動作のタイミングをチップ上の時定数により決定させることは好ましいことでは
ない。それゆえに、切換タイミングを制御するためにハンドシェイク手順を用い
ることが決定されていた。もしも対応するスイッチがオフにされるならば、回路
はレディ(迅速な)信号を生成するために低部側および高部側の両方のスイッチ
を追加される。このスイッチの状態は、DMOSトランジスタのゲート・ソース
電圧を測定することにより容易に検出することができる。もしもこれがしきい値
電圧よりも低ければスイッチはオフとなり、もしもこれがしきい値電圧よりも高
ければスイッチはオンとなる。実際には、正確な決定レベルは非常に重要である
というわけではない。ドライバ内でのラッチに依存して、ゲート・ソース電圧は
0Vかまたは12Vの何れかであり、これら2つのレベル間の遷移は非常に高速
である。
【0014】
ハンドシェイク手順は、セットおよびリセット信号が生成される特定のシーケ
ンス(手順)を強制する。これを表示するため、切換ユニットの出力が低い位置
にある状況、すなわち低い側のスイッチがオンで高い側のスイッチがオフの場合
について考察する。この状況の場合、レディロー信号、リセットロー信号、およ
びセットハイ信号がローレベルであり、これに対して、レディハイ信号およびリ
セットハイ信号がハイ(I)である。セットロー信号の値は、低い側のスイッチ
が既にセットされておりこれによりローであるものと仮定されるので、重要では
ない。この状況の場合、ハンドシェイク論理は、入力における入力の遷移を待っ
ている。ここで、イベント(事象・動作)の次の手順(シーケンス)が実行され
る。まず、リセットロー信号がハイとなり(II)、リセットハイ信号がローと
なる(III)。これらのイベントはまた、同時に動作を行なっても良いが、安
全のためにリセット信号の重複が好ましい。リセットロー信号に続いて、低い側
のスイッチがオフに切換わり、高い側のドライバは既にリセットされており、リ
セットハイ信号を除去することは高い側に対して影響を与えない。低い側のスイ
ッチがオフにされたときに、レディロー信号はハイとなるであろう。このことが
生じるや否や、セットハイ信号はハイとなる(IV)。セットハイ信号に引き続
いて、高い側のスイッチがオンされる。高い側のスイッチがオンに切換わる。高
い側のスイッチがオンになったときに、レディハイ信号がローとなるであろう。
このことが生じるや否や、セットハイ信号は再びローに設定可能である(V)。
ここで、切換ユニットの出力は、高い位置にある。低い位置へと復帰する遷移は
、同様のやり方により実行される。
ンス(手順)を強制する。これを表示するため、切換ユニットの出力が低い位置
にある状況、すなわち低い側のスイッチがオンで高い側のスイッチがオフの場合
について考察する。この状況の場合、レディロー信号、リセットロー信号、およ
びセットハイ信号がローレベルであり、これに対して、レディハイ信号およびリ
セットハイ信号がハイ(I)である。セットロー信号の値は、低い側のスイッチ
が既にセットされておりこれによりローであるものと仮定されるので、重要では
ない。この状況の場合、ハンドシェイク論理は、入力における入力の遷移を待っ
ている。ここで、イベント(事象・動作)の次の手順(シーケンス)が実行され
る。まず、リセットロー信号がハイとなり(II)、リセットハイ信号がローと
なる(III)。これらのイベントはまた、同時に動作を行なっても良いが、安
全のためにリセット信号の重複が好ましい。リセットロー信号に続いて、低い側
のスイッチがオフに切換わり、高い側のドライバは既にリセットされており、リ
セットハイ信号を除去することは高い側に対して影響を与えない。低い側のスイ
ッチがオフにされたときに、レディロー信号はハイとなるであろう。このことが
生じるや否や、セットハイ信号はハイとなる(IV)。セットハイ信号に引き続
いて、高い側のスイッチがオンされる。高い側のスイッチがオンに切換わる。高
い側のスイッチがオンになったときに、レディハイ信号がローとなるであろう。
このことが生じるや否や、セットハイ信号は再びローに設定可能である(V)。
ここで、切換ユニットの出力は、高い位置にある。低い位置へと復帰する遷移は
、同様のやり方により実行される。
【0015】
一般的に、プル・ダウントランジスタは、より高いレベルにおけるノードをほ
とんど瞬間的に引き下げることができる。再びバックアップされるこのノードを
引き下げることは、図2に示された“プル・アップ”トランジスタを用いて間接
的に素早く行なうことのみが可能である。
とんど瞬間的に引き下げることができる。再びバックアップされるこのノードを
引き下げることは、図2に示された“プル・アップ”トランジスタを用いて間接
的に素早く行なうことのみが可能である。
【0016】
これら2つの状況において、電流源は最初の状況へと正常に回復するように求
められている。
められている。
【0017】
急速な回復は大きな電流を必要とする。連続する電流源の使用は好ましくはな
く、それはこれらの(大きな)電流が連続して設けられたプル・ダウントランジ
スタおよびシャッタトランジスタを流れるからである。回路を交差させて接続す
ることにより電流源を切換えることは、再生成ループを結果しており、これは上
述した好ましくない遅延を提示している。この再生成ループは、第3の信号を付
加することにより遮断することができる。図3に示された状況を考察する。3つ
の信号Φ1,Φ2,Φ3は連続的してハイである。もしもΦ1がハイならば、シ
ャッタM2を直接介してノードN1を引き下げ、プルアップM9を間接的に介し
てノードN3を引き上げる。これは、プルアップM6をオフに切り換えると共に
、ノードN2を浮遊(ハイ)させたままにする。次に、Φ2がハイになり、ノー
ドN2を引き下げ、ノードN1を引き上げ、プルアップM9をオフに切り換える
。次に、Φ3がハイになり、同様にして、この回路における各プル・アップトラ
ンジスタは、対応するプル・ダウントランジスタがオンに切り換えられる前にオ
フに切り換えられると共にその逆の動作も同様である。
く、それはこれらの(大きな)電流が連続して設けられたプル・ダウントランジ
スタおよびシャッタトランジスタを流れるからである。回路を交差させて接続す
ることにより電流源を切換えることは、再生成ループを結果しており、これは上
述した好ましくない遅延を提示している。この再生成ループは、第3の信号を付
加することにより遮断することができる。図3に示された状況を考察する。3つ
の信号Φ1,Φ2,Φ3は連続的してハイである。もしもΦ1がハイならば、シ
ャッタM2を直接介してノードN1を引き下げ、プルアップM9を間接的に介し
てノードN3を引き上げる。これは、プルアップM6をオフに切り換えると共に
、ノードN2を浮遊(ハイ)させたままにする。次に、Φ2がハイになり、ノー
ドN2を引き下げ、ノードN1を引き上げ、プルアップM9をオフに切り換える
。次に、Φ3がハイになり、同様にして、この回路における各プル・アップトラ
ンジスタは、対応するプル・ダウントランジスタがオンに切り換えられる前にオ
フに切り換えられると共にその逆の動作も同様である。
【0018】
図3の回路はまた、4位相バージョンによっても実現可能である。これは非実
用的なように見えるかも知れないが、ラッチ用のリセット信号が上述したカルー
セル(回転木馬状の接続)により生成されているもの考えられるときに、意味を
成し始める。
用的なように見えるかも知れないが、ラッチ用のリセット信号が上述したカルー
セル(回転木馬状の接続)により生成されているもの考えられるときに、意味を
成し始める。
【0019】
セットおよびリセット信号は、ステートマシーンにより予め定義されたシーケ
ンス内で生成される。図4の状態遷移図に示されたように、4位相のレベルシフ
トを駆動するために、幾つかの追加的信号を復号することを容易にしている。
ンス内で生成される。図4の状態遷移図に示されたように、4位相のレベルシフ
トを駆動するために、幾つかの追加的信号を復号することを容易にしている。
【0020】
これらの追加的信号は、セットまたはリセット信号のためのドライバラッチを
準備するための役目を本質的に果たしている。実際の事項は、プル・アップトラ
ンジスタを用いて行なうことができる。
準備するための役目を本質的に果たしている。実際の事項は、プル・アップトラ
ンジスタを用いて行なうことができる。
【0021】
上述したシステム(プッシュ・プル増幅器)を実施する際の主要な問題は、カ
ルーセルと高い側のドライバとの間の信号の転送である。カルーセル内のバイナ
リー(2値の)信号は、VssレールとVstabiレールとの間にあり、これ
に対して高い側のバイナリー信号は、VoutレールとVbootレールとの間
にあり、ここでVoutはVssまたはVddに等しいか、または、これら2つ
のレベルの間の急勾配の短い時間内にある。明らかに、カルーセルから高い側の
ドライバへのセットおよびリセット信号の転送および高い側のドライバからカル
ーセルへのレディ信号の転送は、切換ユニットの出力における電圧期間に対する
感度はむしろ鈍くするべきである。
ルーセルと高い側のドライバとの間の信号の転送である。カルーセル内のバイナ
リー(2値の)信号は、VssレールとVstabiレールとの間にあり、これ
に対して高い側のバイナリー信号は、VoutレールとVbootレールとの間
にあり、ここでVoutはVssまたはVddに等しいか、または、これら2つ
のレベルの間の急勾配の短い時間内にある。明らかに、カルーセルから高い側の
ドライバへのセットおよびリセット信号の転送および高い側のドライバからカル
ーセルへのレディ信号の転送は、切換ユニットの出力における電圧期間に対する
感度はむしろ鈍くするべきである。
【0022】
連続的な電流源の使用は、これらの(大きな)電流がプルダウントランジスタ
およびシャッタトランジスタを介して連続的に流れるので、好ましくない。回路
を交差させて接続することによって電流源を切り換えることは、上述した好まし
くない遅延を提示する再生成ループを結果している。再生成ループは第3の信号
を付加することにより容易に遮断することができる。3つの信号Φ1,Φ2,Φ3 は連続的してハイである。もしもΦ1がハイならば、シャッタM2を直接介し
てノードN1を引き下げ、プルアップM9を間接的に介してノードN3を引き上
げる。これは、プルアップM6をオフに切り換えると共に、ノードN2を浮遊(
ハイ)させたままにする。次に、Φ2がハイになり、ノードN2を引き下げ、ノ
ードN1を引き上げ、プルアップM9をオフに切り換える。次に、Φ3がハイに
なり、同様にして、この回路における各プル・アップトランジスタは、対応する
プル・ダウントランジスタがオンに切り換えられる前にオフに切り換えられると
共にその逆の動作も同様である。
およびシャッタトランジスタを介して連続的に流れるので、好ましくない。回路
を交差させて接続することによって電流源を切り換えることは、上述した好まし
くない遅延を提示する再生成ループを結果している。再生成ループは第3の信号
を付加することにより容易に遮断することができる。3つの信号Φ1,Φ2,Φ3 は連続的してハイである。もしもΦ1がハイならば、シャッタM2を直接介し
てノードN1を引き下げ、プルアップM9を間接的に介してノードN3を引き上
げる。これは、プルアップM6をオフに切り換えると共に、ノードN2を浮遊(
ハイ)させたままにする。次に、Φ2がハイになり、ノードN2を引き下げ、ノ
ードN1を引き上げ、プルアップM9をオフに切り換える。次に、Φ3がハイに
なり、同様にして、この回路における各プル・アップトランジスタは、対応する
プル・ダウントランジスタがオンに切り換えられる前にオフに切り換えられると
共にその逆の動作も同様である。
【0023】
明らかに、図3に示される回路はまた、4位相バージョンでも実現することが
できる。これは非実用的に見えるかもしれないが、ラッチ用のセット信号および
リセット信号が従前の段落で説明したカルーセルにより生成されるものと考えら
れるときには意味を成し始める。このセット信号およびリセット信号は、従前の
段落で説明されたカルーセルにより生成されている。セット信号およびリセット
信号は、ステートマシーンにより予め定義されたシーケンス内で生成される。図
4の状態遷移図に示された4位相のレベルシフトを駆動するために、幾つかの追
加的信号を復号することは非常に容易である。
できる。これは非実用的に見えるかもしれないが、ラッチ用のセット信号および
リセット信号が従前の段落で説明したカルーセルにより生成されるものと考えら
れるときには意味を成し始める。このセット信号およびリセット信号は、従前の
段落で説明されたカルーセルにより生成されている。セット信号およびリセット
信号は、ステートマシーンにより予め定義されたシーケンス内で生成される。図
4の状態遷移図に示された4位相のレベルシフトを駆動するために、幾つかの追
加的信号を復号することは非常に容易である。
【0024】
この結果としての回路は図5に示されており、4ストロークと呼ばれている。
この名称である4ストロークは、4ストロークの内燃機関の4つの位相の動作を
備える見かけ上の類似点から引き出されたものである。もしもセット信号がハイ
であるならば、プルアップトランジスタM5のゲートが引き下ろされると共に、
ラッチがセットされる。その後、放電信号がハイになって、トランジスタM5の
ゲートは間接的に再び引き上げられる。次にリセット信号がハイになり、ラッチ
をリセットするトランジスタM6のゲートを引き下ろす。最後に、プリチャージ
信号がトランジスタM6のゲートを再び引き上げる。
この名称である4ストロークは、4ストロークの内燃機関の4つの位相の動作を
備える見かけ上の類似点から引き出されたものである。もしもセット信号がハイ
であるならば、プルアップトランジスタM5のゲートが引き下ろされると共に、
ラッチがセットされる。その後、放電信号がハイになって、トランジスタM5の
ゲートは間接的に再び引き上げられる。次にリセット信号がハイになり、ラッチ
をリセットするトランジスタM6のゲートを引き下ろす。最後に、プリチャージ
信号がトランジスタM6のゲートを再び引き上げる。
【0025】
一般的には、もしも4つのストロークを駆動する信号のうちの1つがハイであ
るならば、対応するノードが引き下ろ(プルダウン)されると共に、隣接するノ
ードは引き上げら(プルアップさ)れるが、2つの残りのノードは浮遊状態とな
り容量結合または漏れ電流に対する影響を受け易くなる。これは一般的には好ま
しくないことであるにも拘らず、これは、2つの場合にそれぞれの問題を生じさ
せている。
るならば、対応するノードが引き下ろ(プルダウン)されると共に、隣接するノ
ードは引き上げら(プルアップさ)れるが、2つの残りのノードは浮遊状態とな
り容量結合または漏れ電流に対する影響を受け易くなる。これは一般的には好ま
しくないことであるにも拘らず、これは、2つの場合にそれぞれの問題を生じさ
せている。
【0026】
第1に、スイッチングユニットが機能していない限り、高い側および低い側の
両方のドライバが無制限にリセットされたままとなる。この場合、トランジスタ
M9のゲートは浮遊状態となって何れかの電圧を引き受けることができる。した
がってトランジスタM9はオンされて、VbootとVssとの間の抵抗チャネ
ルを結果するようにしても良い。
両方のドライバが無制限にリセットされたままとなる。この場合、トランジスタ
M9のゲートは浮遊状態となって何れかの電圧を引き受けることができる。した
がってトランジスタM9はオンされて、VbootとVssとの間の抵抗チャネ
ルを結果するようにしても良い。
【0027】
第2に、以下の状況について考察する。カルーセルは、スイッチングユニット
の出力が低い側にある状態110である。カルーセルが状態111に進んだとき
に、リセットハイ信号は低い方に送られるが、プリチャージハイ信号は高い側に
送られて、トランジスタM9のゲートを引き下げて(プルダウンして)、これに
より間接的にトランジスタM6のゲートを引き上げて(プルアップして)いる。
次に、レディローの確認の後に、カルーセルは状態101に進む。したがって、
プリチャージハイ信号は低い側になるがセットハイ信号は高い側になってトラン
ジスタM5およびM8のゲートを引き下ろし、間接的にトランジスタM9のゲー
トを引き上げるがトランジスタM6のゲートは浮遊状態のままにする。ここでラ
ッチがセットされているので、スイッチングユニットの出力は高い側を高速で遷
移させるであろう。寄生容量があるので、トランジスタM6のゲートが引き下ろ
されて、M6の開放が引き下ろされて、M5の発効の設定の影響を弱めさせるM6 を開放させる。
の出力が低い側にある状態110である。カルーセルが状態111に進んだとき
に、リセットハイ信号は低い方に送られるが、プリチャージハイ信号は高い側に
送られて、トランジスタM9のゲートを引き下げて(プルダウンして)、これに
より間接的にトランジスタM6のゲートを引き上げて(プルアップして)いる。
次に、レディローの確認の後に、カルーセルは状態101に進む。したがって、
プリチャージハイ信号は低い側になるがセットハイ信号は高い側になってトラン
ジスタM5およびM8のゲートを引き下ろし、間接的にトランジスタM9のゲー
トを引き上げるがトランジスタM6のゲートは浮遊状態のままにする。ここでラ
ッチがセットされているので、スイッチングユニットの出力は高い側を高速で遷
移させるであろう。寄生容量があるので、トランジスタM6のゲートが引き下ろ
されて、M6の開放が引き下ろされて、M5の発効の設定の影響を弱めさせるM6 を開放させる。
【0028】
両方の問題が図6に示された追加のトランジスタにより解決可能である。図中
に見出すことができるように、セットバンド信号、リセット信号の両方は、全て
の他のノードを引き上げ(プルアップ)させている。トランジスタM14とM1 1 とがM7とM9の動作の影響をそれぞれ弱めていることは注目すべきである。
独自の問題を再生成させないために、トランジスタM14とM11とは、M7と
M9よりもずっと小さく形成されているべきである。トランジスタM13とM1 2 とは、それらが切換のために用いられずに現在の状態を維持するためのみであ
るので、切換速度に対して影響を与えることはない。
に見出すことができるように、セットバンド信号、リセット信号の両方は、全て
の他のノードを引き上げ(プルアップ)させている。トランジスタM14とM1 1 とがM7とM9の動作の影響をそれぞれ弱めていることは注目すべきである。
独自の問題を再生成させないために、トランジスタM14とM11とは、M7と
M9よりもずっと小さく形成されているべきである。トランジスタM13とM1 2 とは、それらが切換のために用いられずに現在の状態を維持するためのみであ
るので、切換速度に対して影響を与えることはない。
【図1】
プッシュプル増幅器を概略的に示すブロック図である。
【図2】
プル・ダウンおよびプル・アップトランジスタを備える回路を示す回路図であ
る。
る。
【図3】
3位相レベルシフト回路を示す回路図である。
【図4】
状態遷移を示す説明図である。
【図5】
基本的な4ストロークレベルシフトおよびレッジ(ledge ―横木掛け)回路を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図6】
第2実施例による4ストロークレベルシフト回路を示す回路図である。
PPA プッシュ・プル増幅器
FI,SI 積分器
COM 比較器
RF フィードバック要素
PWM パルス幅変調器
SU 切換ユニット
DF 復調器フィルタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5J091 AA01 AA17 AA66 CA36 FA01
HA09 HA17 HA19 HA25 HA29
HA33 HA38 KA17 KA18 KA31
KA32 KA41 KA53 KA55 MA11
TA01 TA06 UW09
5J500 AA01 AA17 AA66 AC36 AF01
AH09 AH17 AH19 AH25 AH29
AH33 AH38 AK17 AK18 AK31
AK32 AK41 AK53 AK55 AM11
AT01 AT06 WU09
Claims (4)
- 【請求項1】 入力信号を受信するための入力と出力信号を供給するための出力とを有するプ
ッシュ・プル増幅器であって、少なくとも2つの積分器,比較器,フィードバッ
ク要素を備えるパルス幅変調器と、このパルス幅変調器の出力に接続された少な
くとも2つのスイッチを有する切換ユニットと、この切換ユニットの出力に接続
された復調器フィルタとを備えるプッシュ・プル増幅器において、 切換ユニットは、少なくとも1つのスイッチの少なくとも1つのドライバに対
して4つの異なる制御信号を生成する4位相レベルシフト回路を備えることを特
徴とするプッシュ・プル増幅器。 - 【請求項2】 前記プッシュ・プル増幅器はD級増幅器であることを特徴とする請求項1に記
載のプッシュ・プル増幅器。 - 【請求項3】 請求項1に記載されたプッシュ・プル増幅器の内部で用いられるレベルシフト
回路。 - 【請求項4】 スイッチのドライバに対して4つの異なる制御信号を生成するステップを備え
るレベルシフティング方法。
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-
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