JP2003249843A - フリップフロップおよび動作方法 - Google Patents

フリップフロップおよび動作方法

Info

Publication number
JP2003249843A
JP2003249843A JP2003020135A JP2003020135A JP2003249843A JP 2003249843 A JP2003249843 A JP 2003249843A JP 2003020135 A JP2003020135 A JP 2003020135A JP 2003020135 A JP2003020135 A JP 2003020135A JP 2003249843 A JP2003249843 A JP 2003249843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flip
flop
output
transistors
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003020135A
Other languages
English (en)
Inventor
Donald E Steiss
イー、ステイス ドナルド
Clive Bittlestone
ビトルストーン クライブ
Peter Cumming
カミング ピーター
Christopher Barr
バー クリストファー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texas Instruments Inc filed Critical Texas Instruments Inc
Publication of JP2003249843A publication Critical patent/JP2003249843A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/012Modifications of generator to improve response time or to decrease power consumption
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/3562Bistable circuits of the master-slave type
    • H03K3/35625Bistable circuits of the master-slave type using complementary field-effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/687Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
    • H03K17/693Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリップフロップの漏洩電流を低減する。 【解決手段】 第1の複数のトランジスタ54,56を
含むマスターステージ34を含むフリップフロップ30
であって、第1の複数のトランジスタの各々がソースお
よびドレイン間に選択的導電性パスを含んでおり、フリ
ップフロップは第2の複数のトランジスタ60,62,
64,66を含むスレーブステージ42も含んでおり、
第2の複数のトランジスタの各々がソースおよびドレイ
ン間に選択的導電性パスを含んでいる。低電力モードに
おいて、フリップフロップは第1の複数のトランジスタ
の各々について選択的導電性パスに接続された第1の電
圧V DDを受電するように動作し、第2の複数のトランジ
スタの各々について選択的導電性パスに接続された第2
の電圧VDDLを受電するように動作する。低電力モード
において第2の電圧は第1の電圧よりも大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子回路に関し、特
に、漏洩電流が低減されたフリップフロップに向けられ
ている。
【0002】
【従来の技術】クロックドフリップフロップは逐次論理
を利用して2つの2進状態、論理“0”または“1”、
の一方を選択的にラッチする。Dフリップフロップは2
進データ入力Dを入力しそのクロック遷移に応答して2
進データ出力DにおいてDを出力する。この種の典型的
なフリップフロップはマスターおよびスレーブ部を使用
しマスター部は最初にクロック信号の1つのレベルにク
ロックオンして入力Dからの論理状態をマスターノード
に記憶し、次に、クロックの次のレベルでこの論理状態
をスレーブノードに転送して記憶し、かつそれをQ出力
で出力する。このようにして、次のクロックサイクルで
は、スレーブノードに影響を与えることなくもう一つの
論理状態をマスターノードに記憶することができる。
【0003】さらなる背景として、1993年10月5日に発
行された米国特許第5,250,852号(以後、‘852特許)
“Circuitry And Method For Latching A Logic Stat
e”があり、本開示の一部としてここに組み入れられて
いる。‘852特許は2つの代替フリップフロップを例示し
ており(その図1および2参照)、本出願の図1は‘85
2特許の図1のインプリメンテーションを導入して従来
技術および以下に説明する好ましい実施例の両方をさら
に理解できるようにしている。図1には従来技術のフリ
ップフロップ10の電気ブロック図が例示されている。
フリップフロップ10はマスター回路14のデータ入力
12においてデータDを受信し、マスター回路14はク
ロック入力16においてクロック信号CLK(バー)も
受信する。その補数(すなわち、CLK)ではなくCL
K(バー)を使用するのは、単に‘852特許との一貫性
を維持するためであり、当業者ならばフリップフロップ
10内の適切な接続および回路を使用して相補クロック
信号に基づいて匹敵する動作を達成できることがお判り
であろう。マスター回路14の出力はマスター出力ノー
ド18に接続され、マスター出力ノード18はスレーブ
回路22のデータ入力19に接続されている。スレーブ
回路22はクロック入力24においてクロック信号CL
K(バー)も受信する。マスター出力ノード18に戻っ
て、それはマルチプレクサ20の第1の入力201にも
接続されている。マルチプレクサ20の第2の入力20
2はスレーブ出力ノード26に接続されている。以下の
動作説明からよく判るように、マルチプレクサ20の出
力はフリップフロップ10のQ出力を与える。
【0004】図2は図1の従来技術のフリップフロップ
10に関連するさまざまな信号のタイミング図を示し、
次に、これらの信号に関してフリップフロップ10の動
作が説明される。一般的に、入力12からのデータDは
フリップフロップ10を介してクロックされQ出力に与
えられる。この動作を説明するために、時間t1におけ
るデータDはD1で表わされものと仮定し、以下の検討
はフリップフロップ10を通るD1の経路を追跡する。
1において、CLK(バー)はローからハイへ遷移
し、この遷移によりマスター回路14が閉じる、すなわ
ち、マスター回路14を通って入力12からマスター出
力ノード18にデータD1を通す導電性パスが閉じる。
ここで、マスター回路14この機能を実施する転送ゲー
トを含んでおり、それはしばしばパスゲート等の他の専
門用語で引用される。したがって、マスター回路14を
通る導電性パスのデバイスに関連するある遅延後、した
がって時間t1.1において、D1はマスター出力ノード1
8に生じるように図2に示されている。典型的にはマス
ター回路14内のラッチ回路により、D1の状態はマス
ター出力ノード18に保持される。t2において、CL
K(バー)はハイからローに遷移し、この遷移によりス
レーブ回路22が閉じる、すなわち、スレーブ回路22
を通ってその入力20からスレーブ出力ノード26にデ
ータD1を通す導電性パスが閉じ、マスター回路14と
同様に、スレーブ回路22は典型的にこの機能を達成す
るための転送ゲートを含んでいる。したがって、スレー
ブ回路22を通る導電性パスのデバイスに関連するある
遅延後、したがって時間t2.2において、D1はスレーブ
出力ノード26に生じるように図2に示されており、D
1は典型的にスレーブ回路22内に含まれるラッチ回路
により保持される。スレーブ回路22を閉じるだけでな
く、t2におけるCLK(バー)の遷移に続くローレベ
ルによりマルチプレクサ20はその入力201において
データを選択する、すなわち、マルチプレクサ20はマ
スター出力ノード18からデータを選択する。その結
果、マルチプレクサ遅延に続く時間t2.1において、フ
リップフロップ10のQ出力はD1を与える。この従来
技術の方法の顕著な利点として、t2およびt2.1間のマ
ルチプレクサ遅延はD1がスレーブ回路22を通過する
のに要するt 2およびt2.2間の遅延時間よりも短い。す
なわち、マルチプレクサ20を使用するためにスレーブ
回路だけからの出力としてQ出力を与える他の従来技術
の方法に比べてフリップフロップ10の出力はより早く
有効となる。これを説明するもう一つの方法は、フリッ
プフロップ技術においてフリップフロップに対するcloc
k-to-Q時間と呼ばれるもの、すなわち、スレーブクロー
ジングクロック遷移(例えば、t2)とQ出力が有効で
ある時間(例えば、t2.1)間の所要時間に関してであ
る。フリップフロップ10について、このclock-to-Qパ
ラメータは‘852特許以前の技術に比べて短く、したが
って、改善されている。
【0005】図2の全クロック周期の検討を完了する前
に、時間t3においてCLK(バー)のもう一つのロー
からハイへの遷移があることに注目されたい。それに応
答して、マスター回路14が再び閉じて次のデータD2
をマスター出力ノード18に転送する、しかしながら、
CLK(バー)の遷移後のハイレベルに応答してマルチ
プレクサ20がスイッチングしてその入力202を選択
してQ出力に与える。したがって、マスター回路14が
2を転送するのと同じ時間に、スレーブ出力ノード2
6においてまだD1が得られ、このノードはマルチプレ
クサ20の入力202に接続されているためその時間に
それはQ出力に接続されている。すなわち、t3におけ
るCLK(バー)のローからハイへの遷移により再びマ
スター回路14は閉じるが、その出力はt3CLK(バ
ー)遷移に応答して変化しないスレーブ出力ノード26
から取り出されるため、これはフリップフロップ10の
出力に影響を及ぼさない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】‘852特許の方法によ
り改善されたフリップフロップデバイスが提供される
が、本発明の発明者はこのような方法は消費電力に関し
てさらに改善できることに気付いていた。特に、エレク
トロニクス産業は次第に電子回路内の消費電力の低減に
焦点を絞ってきている。一般的に、電力はアクティブ動
作中の回路および漏洩により消費され、後者は所与の時
間に完全にはイネーブルされないがそれでも電流を漏洩
してエネルギを消費するさまざまな導電性パスに関連し
ている。漏洩電力は現在はまだ有効電力よりも小さい
が、バッテリ給電装置の重要性が高まるにつれ漏洩電力
は比較に値する問題となってきている。その結果、漏洩
電力損失を含めて、両方のタイプの消費電力を低減する
ことに産業の興味の焦点がある。例えば、一般的に回路
のエリア内で、一つの方法は動作が不要な時間を識別し
てその時間中にデバイスのアクティブ状態を低減するこ
とである。この修正された状態はしばしばあるモードと
呼ばれ、電力低減モード、スリープモード等のさまざま
な名称を含み、他のさまざまな用語が従来技術で使用さ
れている。このような状態におけるフリップフロップに
関して、一つの方法はフリップフロップ内に記憶された
データをメモリ内にシフトし、次に電力低減モードが不
要となるまでフリップフロップ全体の電力を落とすこと
である。不要となったら、フリップフロップ全体に電力
が回復され次にメモリからフリップフロップにデータが
シフトし戻される。このような方法は有用であることが
証明されているが、データをフリップフロップに回復さ
せるのに著しい量の時間を要するしいう欠点がある。し
たがって、本発明の発明者は以下に説明する好ましい実
施例により匹敵するデバイスだけでなくフリップフロッ
プ10に関する代替方法を提供し、従来技術に比べてそ
のデバイスに対する漏洩消費電力量の低減を達成すべく
努力している。当業者ならば他の利点も確かめられるで
あろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】好ましい実施例にはフリ
ップフロップがある。フリップフロップは第1の複数の
トランジスタを含むマスターステージを含み、第1の複
数のトランジスタの各々がソースおよびドレイン間に選
択導電性パスを含んでいる。フリップフロップは第2の
複数のトランジスタを含むスレーブステージも含んでお
り、第2の複数のトランジスタの各々がソースおよびド
レイン間に選択導電性パスを含んでいる。低電力モード
ではフリップフロップは第1の複数のトランジスタの各
々について選択導電性パスに接続された第1の電圧を受
電するように動作することができる。やはり低電力モー
ドにおいて、フリップフロップは第2の複数のトランジ
スタの各々について選択導電性パスに接続された第2の
電圧を受電するように動作することができる。最後に、
低電力モードにおいて第2の電圧は第1の電圧よりも大
きい。他の回路、システム、および方法も検討され特許
請求される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および2は従来技術に関して
本明細書の(従来の技術)の章で前に検討しており、読
者はこの検討の原理に精通しているものと仮定する。
【0009】図3は好ましい実施例のフリップフロップ
30の電気ブロック図を示す。フリップフロップ30は
マスター回路34へのデータ入力32においてデータD
を受信し、マスター回路34はクロック入力36におい
てクロック信号CLK(バー)も受信する。CLK(バ
ー)を使用するのは単なる例にすぎず、当業者ならばフ
リップフロップ30内の適切な接続およびデバイスを使
用して相補クロック信号(すなわち、CLK)に基づい
て匹敵する動作を達成できることがお判りであろう。マ
スター回路34の出力はマスター出力ノード38に接続
されており、マスター出力ノード38はスレーブ回路4
2のデータ入力39に接続されている。スレーブ回路4
2はクロック入力44においてクロック信号CLK(バ
ー)も受信する。マスター出力ノード38に戻って、そ
れは後述するインバータを介してマルチプレクサ40の
第1の入力401にも接続されている。マルチプレクサ
40の第2の入力402は、やはり後述するインバータ
を介して、スレーブ出力ノード46に接続されている。
マルチプレクサ40の出力はフリップフロップ30のQ
出力を与える。前記したことから、当業者ならばフリッ
プフロップ30はある点で前記したフリップフロップ1
0に似ていることがお判りであろう。しかしながら、後
述するように、電力問題およびインプリメンテーション
に関しては2つのフリップフロップは著しく異なってい
る。
【0010】次に、好ましい実施例のフリップフロップ
30内で使用される電力信号を参照する。特に、第1の
電力信号VDDがマスター回路34に加えられ第2の異な
る電力信号VDDLがスレーブ回路42に加えられる。V
DDに比べてVDDLの下付き添字に“L”が付加されるの
は、後述するように、以下スタンバイモードと呼ばれる
節電すなわち低電力モード中のVDDLはアクティブモー
ド中のVDDよりも小さいことを示すためである。この相
違をさらに示すために、図3にはVDDが第1の電圧源V
1により供給され、VDDLが第2の電圧源VS2により
供給されるように示されている。当業者ならばこれらの
別々の電圧源を実現するさまざまな方法を確認できるで
あろう。いずれの場合にも、2つの電力信号VDDおよび
DDLは簡単にするために図示しないが、典型的にはV
SSと呼ばれかつ典型的には接地である、ある共通低電位
に対するものである。しかしながら、好ましい実施例は
低電圧VSSが接地以外の電位であるように実現すること
もできる。
【0011】次に、フリップフロップ30の動作を説明
し、それはVDDおよびVDDLに対して使用される異なる
値に基づいて少なくとも一つの点で異なる2つの好まし
い代替実施例を説明するものである。いずれの好ましい
実施例でも、フリップフロップ30の動作はアクティブ
モードとスタンバイモードの両方を特徴としている。以
下に、これらのモードを別々に説明する。
【0012】アクティブ動作モードはフリップフロップ
30の外部機構がフリップフロップ30はデータを受信
しそのデータをその入力からQ出力にクロッキングする
典型的な感覚で動作しなければならないと決定するよう
な時間に適用され開始される。フリップフロップ30の
アクティブ動作モード中に、第1および第2の両方の好
ましい実施例について、VDDは公称値であり、このよう
な値は典型的な現代の回路では1.2V程度である。第
1の好ましい実施例では、アクティブモード中にVDDL
はVDDに等しい。しかしながら、アクティブモード中の
第2の好ましい実施例では、VDDLはVDDのアクティブ
モード値のほぼ1/2に等しい(すなわち、1/2*
1.2V=0.6V)、また、1/2以外の因子を使用
することもできそこではいずれの場合にもVDDLは好ま
しくはそれが電力を供給するスレーブ回路42内のトラ
ンジスタの閾値電圧よりも大きい。第2の実施例におい
ても、スレーブ出力ノード46は論理的ハイ値の電圧の
大きさをVDDLに等しい電圧からVDDに等しい電圧まで
高めるレベル変換器回路に接続されている。図3が一般
的に第1および第2の好ましい実施例の両方を示すこと
ができるように、このようなレベル変換器は図3には図
示されないが、変換器は後に詳しく図示され説明され
る。第1および第2の実施例の両方について、アクティ
ブモード中に、フリップフロップ30の出力ノードを介
したデータの送信および記憶に関するフリップフロップ
30の動作はさまざまな点においてフリップフロップ1
0に関して図2で説明したものに匹敵する。この点につ
いて、第1のクロック遷移(例えば、CLK(バー)の
ハイレベル)に応答して、データDが入力32からマス
ター出力ノード38に接続される。第2の反対方向クロ
ック遷移(例えば、CLK(バー)のローレベル)に応
答して、データDがマスター出力ノード38からスレー
ブ出力ノード46に接続され、同時にデータDはマルチ
プレクサ40によりマスター記憶ノード38から選択さ
れQにおいて出力される。したがって、CLK(バー)
のこの後者の遷移において、マルチプレクサ40のスイ
ッチング速度によりフリップフロップ30のclock-to-Q
速度が決定され、それはデータがスレーブ回路42を通
ってスレーブ出力ノード46に達するのを待つのに比べ
て改善される。
【0013】フリップフロップ30に対するスタンバイ
動作モードは所与の時間量に対するデータがフリップフ
ロップ30中を伝播する必要がないとフリップフロップ
30の外部の機構が決定する時間に適用されて開始さ
れ、当業者ならば電子装置がそのユーザによる非使用期
間を検出していてスリープモード等のモードに入る等の
このような場合の夥しい例を確認することができる。特
定の動作詳細に関して、フリップフロップ30の両方の
好ましい実施例に対するスタンバイ動作モード中に、V
DDはVDDLよりも低いレベルまで低減され、VDDの低減
されたレベルは好ましくはVSSに等しく、それは本発明
では接地である。対照的にかつやはりフリップフロップ
30の両方の好ましい実施例に対するスタンバイ動作モ
ード中に、VDDLはVDDに対するアクティブモード値の
ほぼ半分に等しく、VDDLのスタンバイモード値がVDDL
が給電するスレーブ回路42内のトランジスタの閾値電
圧よりも大きい限り、やはり1/2以外の因子を使用す
ることができる。したがって、第1の好ましい実施例に
おいてアクティブモード中はVDDLはVDDに等しいこと
を思い出すと、その実施例に対するスタンバイモードに
おいてVDDはVSS(接地)まで低減されVDDLはアクテ
ィブモードVDDL電圧の半分まで低減される。また、第
2の好ましい実施例においてアクティブモード中はV
DDLはアクティブモードVDD電圧の半分に等しいことを
思い出すと、第2の好ましい実施例のスタンバイモード
においてVDDLはアクティブモード中と同じままであ
り、VDDはVSS(接地)まで低減される。したがって、
両方の実施例がスタンバイモード中にV DDLはアクティ
ブモードVDDL電圧の半分に等しくVDDはVSSに等しい
という属性を共通に有する。スタンバイモードにおける
DDへの(および、第2の好ましい実施例ではVDDL
の)変化について説明してきたので、さらに、好ましく
はこのモード中にクロック信号もマスター回路34およ
びスレーブ回路42に対してディセーブルされることに
注目されたい。その結果、CLK(バー)はハイ状態に
残され、マルチプレクサ40はその入力402を選択
し、それに応答してスレーブ出力ノード46における状
態をQ出力において出力するようにされる。さらに、や
はりスタンバイモード中に、好ましくはマスター回路3
4内の全トランジスタがその各々のソース/ドレイン導
電性パスの両端間に電圧が供給されず、したがって、マ
スター出力ノード18における状態は不確定でるが、V
DDLはスレーブ回路42内でそれが接続されるトランジ
スタの閾値電圧よりも高いままであるため、予めスレー
ブ出力ノード46に記憶されているデータは有効状態に
維持され、この有効状態はマルチプレクサ40によりQ
出力において出力され続ける。スタンバイモード中のV
DDの低減によりVDDが非活動期間中にそのアクティブモ
ードの大きさのままとされる場合に生じる漏洩電流量を
低減することを注目されたい。すなわち、スタンバイモ
ードではフリップフロップ30は比較的低い漏洩電流で
その論理出力値を無限に維持する。最後に、フリップフ
ロップ30の外部の機構がアクティブ回路モードが必要
であると決定すると、VDDはそのアクティブモードレベ
ルまで高められ、VDDLも第1の好ましい実施例に対し
て高められるかあるいは第2の好ましい実施例に対して
放置される。その後、クロック遷移が開始され正規動作
に戻る。その結果、回路の活動は先行するスタンバイモ
ードに入った時に存在したのと同じ論理状態から再開す
ることができる。
【0014】図4は前記した第2の好ましい実施例の1
つのインプリメンテーションの回路図を示す。一般的
に、回路図内に破線ブロックが図示されておりそれらは
マスター回路34、スレーブ回路42、およびマルチプ
レクサ40を表わす。いくつかの付加インバータも含ま
れている。これらのデバイスの各々について以下に説明
する。
【0015】図4のマスター回路34内の回路図を調べ
ると、各ソース/ドレインパスに並列接続されたp−チ
ャネルトランジスタ50pおよびn−チャネルトランジ
スタ50nを含む転送ゲート50に接続される入力32
にデータDが与えられ、各トランジスタ50pおよび5
0nの第1のソース/ドレインは入力32に接続され各
トランジスタ50pおよび50nの第2のソース/ドレ
インはノード52に接続される。ノード52はインバー
タ54への入力として接続される。図4に示す残りのイ
ンバータだけでなく、インバータ54はp−チャネルト
ランジスタのソースをハイ電圧源に接続し、p−チャネ
ルトランジスタのドレインをn−チャネルトランジスタ
のドレインに接続し、n−チャネルトランジスタのソー
スをロー電圧源に接続する等の、当業者ならば確かめら
れるさまざまな技術を使用して行うことができる。さら
に、インバータのp−チャネルおよびn−チャネルトラ
ンジスタのゲートは一緒に接続されてインバータの入力
を形成し、これらのトランジスタの接続されたドレイン
はインバータの出力を形成する。また、特にインバータ
54に関して、マスター回路34の一部としてそれはV
DDをそのハイ電圧源として受電し、簡単にするためにそ
の好ましいロー電圧源は図示されておらずV SS(例え
ば、接地)に接続されるものと理解される。インバータ
54の出力はマスター出力ノード38に接続され、また
マスター回路34内のインバータ56の入力にも接続さ
れ、したがって、やはりVDDにより給電される。インバ
ータ56の出力はノード57に接続されそれはさらに転
送ゲート58に接続される。転送ゲート58は各ソース
/ドレインパスに並列接続されたp−チャネルトランジ
スタ58pおよびn−チャネルトランジスタ58nを含
み、各トランジスタ58pおよび58nの第1のソース
/ドレインはノード57に接続され各トランジスタ58
pおよび58nの第2のソース/ドレインはノード52
に接続されている。最後に、マスター回路34内のさま
ざまなデバイスのクロッキングを参照する。特に、CL
Kはp−チャネルトランジスタ50pのゲートおよびn
−チャネルトランジスタ58nのゲートに接続され、C
LK(バー)はn−チャネルトランジスタ50nのゲー
トおよびp−チャネルトランジスタ58pのゲートに接
続される。
【0016】図4のスレーブ回路42内の回路図を調べ
ると、それは4つの2入力NANDゲート60,62,
64および66を含んでいる。NANDゲート60はマ
スター回路34からのノード52に接続された1つの入
力を有し、それは一度転送ゲート50を通過するとデー
タDの値であり、NANDゲート60のもう1つの入力
はCLKを受信するように接続されている。NANDゲ
ート60の出力はNANDゲート64への1入力として
接続されている。NANDゲート62はマスター出力ノ
ード38に接続された1つの入力を有し、それは一度転
送ゲート50およびインバータ54を通過すると(すな
わち、D(バー))データD(バー)の値であり、NA
NDゲート62のもう1つの入力はCLKを受信するよ
うに接続されている。NANDゲート62の出力はNA
NDゲート66への1入力として接続されている。さら
にNANDゲート64および66を調べると、それらは
各NANDゲートの出力が他方のNANDゲートへの入
力を与える点において交差接続されており、したがっ
て、NANDゲート64の出力はNANDゲート66の
入力として接続されるノード68に接続され、NAND
ゲート66の出力はNANDゲート64の入力として接
続されるノード70に接続される。後述するように、ノ
ード68および70上の信号は相補的であり、したがっ
て、いずれかのノードがスレーブ回路出力を与えるもの
と考えられる。
【0017】第2の好ましい実施例におけるスレーブ回
路42のNANDゲート60,62,64および66に
ついて説明してきたので、図5にこのような各NAND
ゲートを構成するための好ましい実施例の回路図を示
し、例として図5にNANDゲート62を示す。ノード
38はp−チャネルトランジスタ62p1のゲートおよ
びn−チャネルトランジスタ62nのゲートに接続され
ている。p−チャネルトランジスタ62p1のソースお
よびバックゲートはVDDLに接続されp−チャネルトラ
ンジスタ62p1のドレインはn−チャネルトランジス
タ62nのドレインに接続されている。NANDゲート
62はVDDLに接続されたソースおよびバックゲートを
有するもう一つのp−チャネルトランジスタ62p2
含んでおり、そのゲートはCLK信号を受信するように
接続され、そのドレインはp−チャネルトランジスタ6
2p1のドレインおよびn−チャネルトランジスタ62
nのドレインに接続されている。p−チャネルトランジ
スタ62p1,62p2およびn−チャネルトランジスタ
62nの共通ドレインはNANDゲート62の出力を与
える。n−チャネルトランジスタ62nのソースはn−
チャネルトランジスタ62nclkのドレインに接続さ
れ、それはn−チャネルトランジスタがそのゲートにC
LK信号を受信するためにそのように示される。n−チ
ャネルトランジスタ62nclkのソースはVSSに接続
される。
【0018】しばらく図3に戻って、前にフリップフロ
ップ30の第2の実施例では、スレーブ出力ノード46
がレベル変換器回路に接続されそれはアクティブモード
において論理ハイ値をVDDLに等しい電圧からVDDに等
しい電圧まで高めると述べたことを思い出していただき
たい。図4の特定の回路図では、このようなレベル変換
器を一般的に72に例示している。レベル変換器72は
ソースがVDDに接続されたp−チャネルトランジスタ7
4pを含んでおり、やはりソースがVDDに接続されたp
−チャネルトランジスタ76pを含んでいる。p−チャ
ネルトランジスタ74pおよび76pのドレインは対向
するトランジスタゲートに交差接続されている、すなわ
ち、p−チャネルトランジスタ74pのドレインはp−
チャネルトランジスタ76pのゲートに接続され、p−
チャネルトランジスタ76pのドレインはp−チャネル
トランジスタ74pのゲートに接続されている。さら
に、p−チャネルトランジスタ74pおよび76pのド
レインは各n−チャネルトランジスタに直列接続され、
p−チャネルトランジスタ74pのドレインがn−チャ
ネルトランジスタ74nのドレインに接続され、p−チ
ャネルトランジスタ76pのドレインがn−チャネルト
ランジスタ76nのドレインに接続されるようにされて
いる。n−チャネルトランジスタ74nおよび76nの
ソースはVSSに接続されている。n−チャネルトランジ
スタ74nのゲートはノード70に接続されn−チャネ
ルトランジスタ76nのゲートはノード68に接続され
ている。
【0019】図4を続けて、そこにはマルチプレクサ4
0の回路図も図示されており、それは2入力401およ
び402を有する。第1の入力401はインバータ80の
出力に接続されている。インバータ80の入力はマスタ
ー出力ノード38に接続されており、インバータ80は
DDにより給電される。第2の入力402はインバータ
82の出力に接続されインバータ82はVDDにより給電
される。インバータ82の入力はレベル変換器72の出
力に接続され、その出力はp−チャネルトランジスタ7
6pのドレインおよびn−チャネルトランジスタ76n
のドレインにより供給される。これらの接続から、当業
者ならばインバータ82の出力は図3においてスレーブ
出力ノード46として識別されるものに対応し、したが
って、図5は第2の好ましい実施例に対してその出力を
与えるのにレベル変換器回路72が包含されることを必
然的に示すことがお判りと思われ、また当業者ならばさ
らに、前記した第1の好ましい実施例を実現する時に、
レベル変換器回路無しにスレーブ回路42からの匹敵す
る出力を認識できるであろう。入力401は転送ゲート
84に接続される。転送ゲート84は各ソース/ドレイ
ンパスに並列接続されたp−チャネルトランジスタ84
pおよびn−チャネルトランジスタ84nを含み、各ト
ランジスタ84pおよび84nの第1のソース/ドレイ
ンは入力40 1に接続され各トランジスタ84pおよび
84nの第2のソース/ドレインはQ出力に接続されて
いる。同様に、入力402が転送ゲート86に接続され
ている。転送ゲート86は各ソース/ドレインパスに並
列接続されたp−チャネルトランジスタ86pおよびn
−チャネルトランジスタ86nを含み、各トランジスタ
86pおよび86nの第1のソース/ドレインは入力4
2に接続され各トランジスタ86pおよび86nの第
2のソース/ドレインはQ出力に接続されている。
【0020】前にフリップフロップ30のアクティブモ
ードについて説明したので、その動作は図4の回路図に
関しても理解できるものと思われ、それは最初にマスタ
ー回路34に関して考慮される。CLK(バー)がハイ
である時は、転送ゲート50がイネーブルされDは入力
32からノード52に通され、それからインバータ54
により反転されしたがってD(バー)としてマスター出
力ノード38に出力される。次に、CLK(バー)がロ
ーである時は、転送ゲート58がイネーブルされる。し
たがって、出力ノード38にあるD(バー)はインバー
タ56により反転され転送ゲート58を通過してCLK
(バー)がローである間ノード52に維持されるように
される。この後者の動作により、当業者ならばインバー
タ54,56、および転送ゲート58の付加動作をラッ
チング回路として参照することができ、それは転送ゲー
ト50がイネーブルされなくなると(すなわち、CLK
(バー)ローに応答して)それらはノード38および5
2においてデータをラッチするように動作するためであ
る。
【0021】次に、CLK(バー)がハイからローに遷
移する時の図4のマルチプレクサ40の動作を調べる
と、マルチプレクサ40の転送ゲート84がイネーブル
される(かつ転送ゲート86がディセーブルされる)た
め、マルチプレクサ40はその入力401を選択する。
したがって、マスター出力ノード38のD(バー)はイ
ンバータ80により反転されてDとなり、次に転送ゲー
ト84を通過しCLK(バー)のロー遷移に応答してQ
出力にDを与える。
【0022】次に、やはりCLK(バー)がハイからロ
ーに遷移する時の図4のスレーブ回路38の動作を調べ
ると、より大きい遅延で、マルチプレクサ40が前記し
たようにその入力401の選択を行うのと同じ時間中
に、D(バー)およびDはスレーブ回路38を通過す
る。特に、D(バー)はNANDゲート62に接続さ
れ、それはCLKのハイ値(すなわち、ローCLK(バ
ー)の補数)も受信し、DはNANDゲート60に接続
され、それはCLKのハイ値も受信する。その結果、D
およびD(バー)の状態に基づいて、これらの信号の各
補数がNANDゲート60および62により出力され、
これらの補数はそれぞれNANDゲート64および66
に接続される。したがって、さらに応答して、NAND
ゲート64および66はそれぞれNANDゲート60お
よび62から受信した信号を反転し、これらの信号はレ
ベル変換器72に与えられる。したがって、前記したこ
とから、NANDゲート62および66または60およ
び64の各対はマスター回路34からの値を2度相補
し、したがって、NANDゲート66の出力はマスター
出力ノード38から与えられるD(バー)に等しく、N
ANDゲート64の出力はノード52から与えられるD
に等しい。
【0023】レベル変換器72はNANDゲート66の
D(バー)出力により与えられるのと同じ論理状態を出
力するように動作するが、状態がハイであればその値の
大きさがVDDLからVDDまで高められるように調節され
る(さもなくば、VSSにおいてローに留まる)。特に、
NANDゲート66のD(バー)出力がハイであれば、
n−チャネルトランジスタ74nがイネーブルされ、そ
のn−チャネルトランジスタ74nのドレインをVSS
接続しそれはさらにp−チャネルトランジスタ76pの
ゲートをVSSに接続し、したがって、p−チャネルトラ
ンジスタ76pをイネーブルする。その結果、イネーブ
ルされたp−チャネルトランジスタ76pのソースに接
続されたVDDの大きさがレベル変換器72により出力さ
れる。また、この時間中に、NANDゲート68により
出力されたDのロー相補値はn−チャネルトランジスタ
76nをイネーブルしない。逆に、NANDゲート66
のD(バー)出力がローであれば、NANDゲート64
の出力は必然的にハイである(それはNANDゲート6
6のロー出力の補数であるため)。したがって、NAN
Dゲート64のハイ出力はn−チャネルトランジスタ7
6nをイネーブルし、n−チャネルトランジスタ76n
のドレインをVSSに接続する。その結果、イネーブルさ
れたn−チャネルトランジスタ76nのドレインに接続
されたVSS電位がレベル変換器72により出力される。
この時間中に、NANDゲート66により出力されたハ
イ値はn−チャネルトランジスタ74nをイネーブルし
ない。
【0024】最後に、CLK(バー)がもう一度、すな
わち、ローからハイに遷移する時の図4のマルチプレク
サ40の動作について考える。その結果、転送ゲート8
4がディセーブルされる間マルチプレクサ40の転送ゲ
ート86はイネーブルされるため、マルチプレクサ40
はその入力402を選択する。したがって、レベル変換
器72の出力におけるD(バー)がインバータ82によ
り反転されてDとなり次に転送ゲート86を通過し、C
LK(バー)のハイ遷移に応答してQ出力にDを与え
る。インバータ82はレベル変換器がソースまたはシン
クすることができる比較的弱い電流をバァッファする働
きもする。
【0025】フリップフロップ30のスタンバイ動作モ
ードについてまえに説明してきたので、その動作は図4
の回路図に関しても理解することができアクティブ動作
モードに関する前の検討に比べてより少ない詳細で済
む。スタンバイモード中に、V DDはVSS(例えば、接
地)に等しく、VDDLはアクティブモードVDD電圧の半
分に等しく、CLK(バー)はハイ状態のままとされる
(すなわち、CLKオフしたがってロー状態)。VDD
SSに等しいため、マスター回路34、レベル変換器7
2、またはインバータ80および82内のトランジスタ
のソース/ドレイン導電性パスに電力は加えられない。
DDLはNANDゲート60,62,64および66内
のトランジスタの閾値電圧よりも高いため、これらのデ
バイスはスタンバイモード中は動作可能なままである。
例えば、図5に戻って、VDDLはNANDゲート62の
4つのトランジスタに給電し続けることが判る。しかし
ながら、CLKはローであるため、p−チャネルトラン
ジスタ62p2がイネーブルされる間n−チャネルトラ
ンジスタ62nclkはディセーブルされる。したがっ
て、NANDゲート62の出力はp−チャネルトランジ
スタ62p2を介してVD DLに接続され、出力はスタンバ
イモード中はハイとなる。同様に、図4に戻って、NA
NDゲート60の出力もローCLK信号により強制的に
ハイとされる。これらのハイ出力はNANDゲート66
および64に、それぞれ、1入力として与えられる。し
かしながら、各NANDゲート66および64は第2の
入力として他方のNANDゲートの予め存在する相補出
力も受信する、すなわち、NANDゲート66はその第
2の入力としてNANDゲート64からの出力を受信
し、NANDゲート64はその第2の入力としてNAN
Dゲート66からの出力を受信する。その結果、各NA
NDゲート66および64はスタンバイ動作モード中は
その現在の出力を維持する。さらに、フリップフロップ
30が次にアクティブモードに戻される時にVDDが回復
され、レベル変換器72は動作可能となってスタンバイ
モード中に保存された状態が移転されインバータ82、
したがって、その後マルチプレクサ40で利用すること
ができる。さらに、CLKがローに留まりVDDが回復さ
れる間にマルチプレクサ40はその入力402を選択
し、したがって、スタンバイ動作モード中に保存された
論理状態をQ出力において出力する。したがって、当業
者ならばスタンバイモードにおいて漏洩電流低減の利点
が実現されしかもアクティブモードに戻る時にフリップ
フロップ30に対して受け入れられるclock-to-Q時間を
与えることがお判りであろう。
【0026】前記したことから、当業者ならばフリップ
フロップ30がそのアクティブモード中はフリップフロ
ップ動作を行い、スタンバイモード中はその記憶したデ
ータ状態をスレーブ回路42内に維持することがお判り
であろう。さらに、スタンバイモード中にフリップフロ
ップ30は従来技術のフリップフロップに比べて漏洩電
流を低減している。漏洩電流の低減は少なくとも2つの
技術を使用して達成される。第1に、フリップフロップ
30内の選択されたトランジスタへの電圧が選択的にデ
ィセーブルされ、好ましい実施例ではこれらの部分はマ
スター回路34を含み、さらにレベル変換器72および
マルチプレクサ40に接続されたインバータ80および
82を含んでいる。第2に、アクティブモードVDDより
も低い電圧がスレーブ回路42に供給される。第3に、
好ましい実施例におけるスレーブ回路42は送信ゲート
を有する典型的なCMOSとして構成はされず、NAN
Dゲートにより実現されることに注目されたい。NAN
Dゲートは典型的なCMOSラッチ内に存在するインバ
ータおよび送信ゲートによる方法よりも著しく漏洩を低
減する。このような結果のさらなる情報は、本開示の一
部としてここに組み入れられている、IEEE Transaction
on Computer-Aided Design of IntegratedCircuits an
d Systems, Vol. 18, No.6のジョンソン等の論文Models
in Algorithms for Bounds on Leakage in CMOS Circu
itsに記載されている。最後に、好ましくはNANDゲ
ートを使用して実現されるスレーブ回路42は、さら
に、回路の低電圧範囲にロバストさを与える。
【0027】好ましい実施例は回路内の各トランジスタ
の長さおよび幅に対する適切なサイズを選択することに
よりさらに漏洩電流の少ない実施例を作り出すようにさ
らに改善することができ、例として図4の回路図に関し
て検討する。特に、漏洩電流を低減することが望ましい
トランジスタの長さを長くすることにより1つのトラン
ジスタの漏洩電流を他に比べて低減することができる。
しかしながら、トランジスタの長さを長くすると性能が
低下するためトレードオフが実現される。したがって、
これらの考慮すべき事柄をバランスさせるために、表1
は図4の各トランジスタを識別しこのような各トランジ
スタについて幅/長さの好ましい寸法を指定する。図4
の各インバータに関して、前記したように、このような
各インバータはp−チャネルトランジスタおよびn−チ
ャネルトランジスタにより構成され、各インバータに対
するこれら2つのトランジスタのサイズも表1に示され
ていることを理解されたい。最後に、図4の各NAND
ゲートに関して、このような各NANDゲートは図5に
示すNANDゲート62と同様に構成され、したがっ
て、表1はこのようなサイズがNANDゲート60,6
4および66内の匹敵するトランジスタにも適用される
ことを理解してNANDゲート62内のトランジスタサ
イズを指定していることを理解されたい。
【表1】 表1から、好ましい実施例では、スレーブ回路42内の
トランジスタに対するトランジスタサイズはフリップフ
ロップ30内の残りのトランジスタに対する長さよりも
大きい長さを有することが判る。その結果、このような
実施例において漏洩電流はさらに低減される。
【0028】前記したことから、前記実施例は従来技術
に比べて夥しい利点を有するフリップフロップのさまざ
まなインプリメンテーションを提供することが判る。全
ての実施例において、アクティブモード中もフリップフ
ロップがそのスタンバイモードからそのアクティブモー
ドに戻る時も有益なclock-to-Q時間により漏洩電流が低
減される。このような結果は回路のさまざまな異なる側
面を介して達成され、このような側面は1つの実施例と
して結合されるか、またはこれらの側面のサブセットを
選択することによりさまざまな異なる代替策を作り出す
ことができる。事実、異なる実施例を詳細に例示してき
たが、発明の範囲を逸脱することなく前記した記述にさ
まざまな置換、修正または変更を加えることができる。
例えば、clock-to-Q時間を改善するためにマルチプレク
サを含むことが好ましいが、本発明の他の教示をマスタ
ーおよびスレーブステージを有するフリップフロップ内
に実現し、フリップフロップの出力はスレーブステージ
からしか供給されないようにしてさらにもう1つの実施
例を作り出すことができる。もう1つの例として、図1
は‘852特許の図1のフリップフロップを示し本教示を
使用してそのフリップフロップを改善することができる
が、本教示は従来技術の他のフリップフロップだけでな
く‘852特許の図2に示すのフリップフロップにも適用
することができる。さらに、もう1つの例として、図3
に示すVDDおよびVDDLの使用と組み合わせて他の漏洩
電流低減技術を実現することができる。例えば、より高
い閾値電圧を有するトランジスタ前記したトランジスタ
に直列接続することができ、高閾値電圧トランジスタは
スタンバイモード中にディセーブルされて高閾値電圧ト
ランジスタが無い場合に供給されるものよりも大きい漏
洩電流量の限界として作用する。もう1つの例として、
バックゲート制御を使用してフリップフロップ内のある
トランジスタの漏洩電流を低減することができる。当業
者ならば、さらに他の代替策を確かめられるであろう。
したがって、前記した実施例およびそのさまざまなバリ
エーションは、さらに、基本的に特許請求の範囲により
明記される発明の範囲を例示するものである。以上の説
明に関して更に以下の項を開示する。
【0029】(1)第1の複数のトランジスタを含むマ
スターステージであって、第1の複数のトランジスタの
各々がソースおよびドレイン間に選択的導電性パスを含
むマスターステージと、第2の複数のトランジスタを含
むスレーブステージであって、第2の複数のトランジス
タの各々がソースおよびドレイン間に選択的導電性パス
を含むスレーブステージと、を含むフリップフロップで
あって、低電力モードにおいて、フリップフロップは第
1の複数のトランジスタの各々について選択的導電性パ
スに接続された第1の電圧を受電するように動作するこ
とができ、低電力モードにおいて、フリップフロップは
第2の複数のトランジスタの各々について選択的導電性
パスに接続された第2の電圧を受電するように動作する
ことができ、低電力モードにおいて、第2の電圧は第1
の電圧よりも大きいフリップフロップ。
【0030】(2)フリップフロップの動作方法であっ
て、フリップフロップは第1の複数のトランジスタを含
むマスターステージを含み、第1の複数のトランジスタ
の各々がソースおよびドレイン間に選択的導電性パスを
含み、フリップフロップはさらに第2の複数のトランジ
スタを含むスレーブステージを含み、第2の複数のトラ
ンジスタの各々がソースおよびドレイン間に選択的導電
性パスを含み、前記方法は、フリップフロップの低電力
モードにおいて、第1の複数のトランジスタの各々につ
いて選択的導電性パスに接続された第1の電圧を接続す
るステップと、フリップフロップの低電力モードにおい
て、第2の複数のトランジスタの各々について選択的導
電性パスに接続された第2の電圧を接続するステップ
と、を含み、第2の電圧は第1の電圧よりも大きいフリ
ップフロップの動作方法。
【0031】(3)第1項または2項記載のフリップフ
ロップであって、第2の複数のトランジスタの各々につ
いて第2の電圧は閾値電圧を越えるフリップフロップ。
【0032】(4)第1,2または3項記載のフリップ
フロップであって、アクティブモードにおいて、スレー
ブステージはスレーブ出力ノードにおいてデジタル状態
を出力するように動作することができ、第2の電圧は低
電力モード中にスレーブ出力ノードにおいてデジタル状
態を維持するのに十分であるフリップフロップ。
【0033】(5)第1−4項のいずれかに記載のフリ
ップフロップであって、アクティブモードにおいて第1
の電圧は第2の電圧以上であるフリップフロップ。
【0034】(6)第5項記載のフリップフロップであ
って、アクティブモードにおいてスレーブステージはス
レーブ出力ノードにおいてデジタル状態を記憶するよう
に動作することができ、デジタル状態は論理ローまたは
論理ハイのいずれかを含み、さらに、スレーブ出力ノー
ドに接続されてその第1の電圧の論理ハイを受電し第2
の電圧の対応する論理ハイをレベル変換された出力ノー
ドに与えるレベル変換器を含むフリップフロップ。
【0035】(7)第1−6項のいずれかに記載のフリ
ップフロップであって、アクティブモードにおいて、マ
スターステージは第1のクロック遷移に応答してマスタ
ー出力ノードにデジタル状態を記憶するように動作する
ことができ、アクティブモードにおいて、スレーブステ
ージは第2のクロック遷移に応答してスレーブ出力ノー
ドにデジタル状態を記憶するように動作することがで
き、さらに、マスター出力ノードに接続された第1の入
力およびスレーブ出力ノードに接続された第2の入力を
有するマルチプレクサを含み、マルチプレクサは第1の
クロック遷移に応答してマスター出力ノードに記憶され
たデジタル状態を出力するように動作することができ、
マルチプレクサは第2のクロック遷移に応答してスレー
ブ出力ノードに記憶されたデジタル状態を出力するよう
に動作することができる、フリップフロップ。
【0036】(8)第1−7項のいずれかに記載のフリ
ップフロップであって、スレーブステージは複数のNA
NDゲートを含み、複数のNANDゲートは第2の複数
のトランジスタを含み、第2の複数のトランジスタの各
々の長さが第1の複数のトランジスタの各々の長さより
も大きいフリップフロップ。
【0037】(9)第1−8項のいずれかに記載のフリ
ップフロップであって、マスターステージは、転送ゲー
トに接続された入力であって、転送ゲートは入力に受信
したデータを第1のマスターノードに出力する入力と、
第1のマスターノードに接続されたラッチング回路であ
って、第1のマスターノードで受信したデータをマスタ
ー出力ノードに出力するラッチング回路と、を含み、複
数のNANDゲートは、マスター出力ノードに接続され
た第1の入力およびクロック信号を受信するように接続
された第2の入力を有する第1のNANDゲートと、第
1のマスターノードに接続された第1の入力およびクロ
ック信号を受信するように接続された第2の入力を有す
る第2のNANDゲートと、第1のNANDゲートの出
力に接続された第1の入力を有する第3のNANDゲー
トと、第2のNANDゲートの出力に接続された第1の
入力、第3のNANDゲートの出力に接続された第2の
入力、および第3のNANDゲートの第2の入力に接続
された出力を有する第4のNANDゲートと、を含むフ
リップフロップ。
【0038】(10)第1−9項のいずれかに記載のフ
リップフロップであって、第2の複数のトランジスタの
少なくともいくつかは低電力モード中に漏洩電流を低減
するバックゲート制御電圧を含むフリップフロップ。
【0039】(11)第1の複数のトランジスタ(5
4,56)を含むマスターステージ(34)を含むフリ
ップフロップ(30)であって、第1の複数のトランジ
スタの各々がソースおよびドレイン間に選択的導電性パ
スを含んでいる。フリップフロップは第2の複数のトラ
ンジスタ(60,62,64,66)を含むスレーブス
テージ(42)も含んでおり、第2の複数のトランジス
タの各々がソースおよびドレイン間に選択的導電性パス
を含んでいる。低電力モードにおいて、フリップフロッ
プは第1の複数のトランジスタの各々について選択的導
電性パスに接続された第1の電圧(VDD)を受電するよ
うに動作することができる。また、低電力モードにおい
て、フリップフロップは第2の複数のトランジスタの各
々について選択的導電性パスに接続された第2の電圧
(VDDL)を受電するように動作することができる。最
後に、低電力モードにおいて第2の電圧は第1の電圧よ
りも大きい。
【0040】本出願は2002年1月29日に出願された欧州
特許出願第02290204.3号(TI-31098EU)について優先権を
主張する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のフリップフロップの電気ブロック図
を示す。
【図2】図1のフリップフロップに関連するさまざまな
信号のタイミング図を示す。
【図3】好ましい実施例のフリップフロップの電気ブロ
ック図を示す。
【図4】図3の好ましい実施例のフリップフロップの1
つのインプリメンテーションの回路図を示す。
【図5】図4のスレーブ回路内の各NANDを構成する
好ましい実施例の回路図を示す。
【符号の説明】
10,30 フリップフロップ 12,19,32 データ入力 14,34 マスター回路 16,24,36,44 クロック入力 18,38 マスター出力ノード 20,40 マルチプレクサ 22,42 スレーブ回路 26,46 スレーブ出力ノード 39 データ入力 50,58,84,86 転送ゲート 50p,58p,62p1,62p2,74p,76p,
84p,86p p−チャネルトランジスタ 50n,58n,62n,62nclk,74n,76
n,84n,86nn−チャネルトランジスタ 52,57,68,70 ノード 54,56,80,82 インバータ 60,62,64,66 NANDゲート 72 レベル変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クライブ ビトルストーン アメリカ合衆国 テキサス、ルーカス、 ダンバリー コート 120 (72)発明者 ピーター カミング フランス国 ラ ゴード、レ ジャルダン デ レトワール、ヴィラ 7 (72)発明者 クリストファー バー アメリカ合衆国 テキサス、プレイノー、 クリケット ドライブ 3109 Fターム(参考) 5J034 AB00 CB02 DB00 DB02 5J043 AA00 HH02 JJ02 KK00 KK01 KK06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の複数のトランジスタを含むマスタ
    ーステージであって、第1の複数のトランジスタの各々
    がソースおよびドレイン間に選択的導電性パスを含むマ
    スターステージと、 第2の複数のトランジスタを含むスレーブステージであ
    って、第2の複数のトランジスタの各々がソースおよび
    ドレイン間に選択的導電性パスを含むスレーブステージ
    と、を含むフリップフロップであって、 低電力モードにおいて、フリップフロップは第1の複数
    のトランジスタの各々について選択的導電性パスに接続
    された第1の電圧を受電するように動作することがで
    き、 低電力モードにおいて、フリップフロップは第2の複数
    のトランジスタの各々について選択的導電性パスに接続
    された第2の電圧を受電するように動作することがで
    き、 低電力モードにおいて、第2の電圧は第1の電圧よりも
    大きいフリップフロップ。
  2. 【請求項2】 フリップフロップの動作方法であって、
    フリップフロップは第1の複数のトランジスタを含むマ
    スターステージを含み、第1の複数のトランジスタの各
    々がソースおよびドレイン間に選択的導電性パスを含
    み、フリップフロップはさらに第2の複数のトランジス
    タを含むスレーブステージを含み、第2の複数のトラン
    ジスタの各々がソースおよびドレイン間に選択的導電性
    パスを含み、前記方法は、 フリップフロップの低電力モードにおいて、第1の複数
    のトランジスタの各々について選択的導電性パスに接続
    された第1の電圧を接続するステップと、 フリップフロップの低電力モードにおいて、第2の複数
    のトランジスタの各々について選択的導電性パスに接続
    された第2の電圧を接続するステップと、を含み、 第2の電圧は第1の電圧よりも大きいフリップフロップ
    の動作方法。
JP2003020135A 2002-01-29 2003-01-29 フリップフロップおよび動作方法 Pending JP2003249843A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP02290204A EP1331736A1 (en) 2002-01-29 2002-01-29 Flip-flop with reduced leakage current
EP02290204.3 2002-01-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003249843A true JP2003249843A (ja) 2003-09-05

Family

ID=8185712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003020135A Pending JP2003249843A (ja) 2002-01-29 2003-01-29 フリップフロップおよび動作方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6781411B2 (ja)
EP (1) EP1331736A1 (ja)
JP (1) JP2003249843A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135960A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Samsung Electronics Co Ltd 高速低電力クロックゲーテッドロジック回路
JP2013009310A (ja) * 2011-05-20 2013-01-10 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
JP2016031945A (ja) * 2014-07-25 2016-03-07 旭化成株式会社 フレキシブル回路デバイス

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6850105B1 (en) * 2003-09-30 2005-02-01 Starcore, Llc Method and circuitry for preserving a logic state
US7227383B2 (en) 2004-02-19 2007-06-05 Mosaid Delaware, Inc. Low leakage and data retention circuitry
EP3537607B1 (en) * 2004-02-19 2022-11-23 MOSAID Technologies Incorporated Low leakage and data retention circuitry
US6960941B2 (en) * 2004-03-18 2005-11-01 International Business Machines Corporation Latch circuit capable of ensuring race-free staging for signals in dynamic logic circuits
US7132856B2 (en) * 2004-08-25 2006-11-07 Intel Corporation Hybrid CVSL pass-gate level-converting sequential circuit for multi-Vcc microprocessors
US7145364B2 (en) * 2005-02-25 2006-12-05 Agere Systems Inc. Self-bypassing voltage level translator circuit
KR101114946B1 (ko) * 2005-08-22 2012-03-06 삼성전자주식회사 경로데이터 전달장치
US7649385B2 (en) * 2006-08-07 2010-01-19 Intel Corporation Logic with state retentive sleep mode
US7834663B2 (en) * 2007-04-18 2010-11-16 Oracle America, Inc. NAND/NOR registers
US8207759B2 (en) * 2009-03-12 2012-06-26 Fairchild Semiconductor Corporation MIPI analog switch for automatic selection of multiple inputs based on clock voltages
US10102889B2 (en) * 2012-09-10 2018-10-16 Texas Instruments Incorporated Processing device with nonvolatile logic array backup
US8957716B2 (en) * 2012-11-21 2015-02-17 Broadcom Corporation Multiple threshold voltage standard cells
CN106030824B (zh) * 2014-03-27 2020-07-28 英特尔公司 利用具有隧穿场效应晶体管(tfet)的电路实施的复用器逻辑功能
US9680450B2 (en) * 2015-02-19 2017-06-13 Advanced Micro Devices, Inc. Flip-flop circuit with latch bypass
EP3200192B1 (en) * 2016-01-27 2021-01-06 Karlsruher Institut für Technologie Non-volatile non-shadow flip-flop
US20180091150A1 (en) * 2016-09-27 2018-03-29 Intel Corporation Fused voltage level shifting latch

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5250852A (en) 1992-04-16 1993-10-05 Texas Instruments Incorporated Circuitry and method for latching a logic state
US5408138A (en) * 1993-10-04 1995-04-18 Motorola, Inc. Flip flop circuit and method therefor
US5612632A (en) 1994-11-29 1997-03-18 Texas Instruments Incorporated High speed flip-flop for gate array
US5656962A (en) * 1994-11-30 1997-08-12 Intel Corporation Master-slave flip-flop circuit with bypass
US5712584A (en) * 1996-01-19 1998-01-27 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Synchronous stress test control
JP3653170B2 (ja) * 1998-01-27 2005-05-25 三菱電機株式会社 ラッチ回路およびフリップフロップ回路
JP4030213B2 (ja) * 1999-02-22 2008-01-09 株式会社ルネサステクノロジ 半導体回路装置
KR20010080575A (ko) * 1999-09-28 2001-08-22 롤페스 요하네스 게라투스 알베르투스 액티브 모드와 슬립 모드에서 동작 가능한 전자 디지털 회로
US6275083B1 (en) * 2000-09-05 2001-08-14 Agilent Technologies, Inc. Low operational power, low leakage power D-type flip-flop

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135960A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Samsung Electronics Co Ltd 高速低電力クロックゲーテッドロジック回路
JP2013009310A (ja) * 2011-05-20 2013-01-10 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
JP2016031945A (ja) * 2014-07-25 2016-03-07 旭化成株式会社 フレキシブル回路デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
US20030141911A1 (en) 2003-07-31
EP1331736A1 (en) 2003-07-30
US6781411B2 (en) 2004-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7123068B1 (en) Flip-flop circuit having low power data retention
JP2003249843A (ja) フリップフロップおよび動作方法
US7514975B2 (en) Data retention in operational and sleep modes
Kao et al. MTCMOS sequential circuits
US7391250B1 (en) Data retention cell and data retention method based on clock-gating and feedback mechanism
US5250852A (en) Circuitry and method for latching a logic state
US20060152268A1 (en) Latch circuit including a data retention latch
US20070229133A1 (en) D flip-flop
JPH11289246A (ja) 半導体集積回路
JP2002158563A (ja) Cpフリップフロップ
US6864733B2 (en) Data-enabled static flip-flop circuit with no extra forward-path delay penalty
JP3921456B2 (ja) 信号経路およびパワーゲート方法ならびにフルサイクルラッチ回路
TW201140279A (en) State retention circuit and method of operation of such a circuit
JPH0440894B2 (ja)
US6836175B2 (en) Semiconductor integrated circuit with sleep memory
JP2003133931A (ja) マルチプレクサ回路
US6515528B1 (en) Flip-flop circuit
JP5627163B2 (ja) 動作モード及びスリープモードでのデータ保持方法および回路
JP2000022503A (ja) フリップフロップ回路
US6970018B2 (en) Clocked cycle latch circuit
JP3500598B2 (ja) ラッチ回路
US6407604B1 (en) Register and latch circuits
JP3033719B2 (ja) 低消費電力半導体集積回路
US20090201063A1 (en) Dynamic semiconductor device
Kumar et al. VERYLOG BASED LOW POWER, AREA AND HIGH PERFORMANCE 4 BIT SEQUENCE DIGITAL COUNTER

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081107