JPH0440894B2 - - Google Patents

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JPH0440894B2
JPH0440894B2 JP55501463A JP50146380A JPH0440894B2 JP H0440894 B2 JPH0440894 B2 JP H0440894B2 JP 55501463 A JP55501463 A JP 55501463A JP 50146380 A JP50146380 A JP 50146380A JP H0440894 B2 JPH0440894 B2 JP H0440894B2
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JP
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transistor
logic
node
clock phase
clock
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JP55501463A
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JPS56501903A (ja
Inventor
Ian Ei Yangu
Chaaruzu Bii Jiansun
Deiuido Bii Hirudoburando
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CTU of Delaware Inc
Original Assignee
Mostek Corp
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Publication date
Application filed by Mostek Corp filed Critical Mostek Corp
Publication of JPS56501903A publication Critical patent/JPS56501903A/ja
Publication of JPH0440894B2 publication Critical patent/JPH0440894B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K23/00Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
    • H03K23/40Gating or clocking signals applied to all stages, i.e. synchronous counters
    • H03K23/42Out-of-phase gating or clocking signals applied to counter stages
    • H03K23/425Out-of-phase gating or clocking signals applied to counter stages using bistables
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018507Interface arrangements
    • H03K19/01855Interface arrangements synchronous, i.e. using clock signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • H03K19/08Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
    • H03K19/094Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors
    • H03K19/096Synchronous circuits, i.e. using clock signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356069Bistable circuits using additional transistors in the feedback circuit
    • H03K3/356078Bistable circuits using additional transistors in the feedback circuit with synchronous operation

Description

請求の範囲 1 入力信号を受け取り、この入力信号から1ビ
ツト遅れ、2クロツク位相周期内で2回反転して
出力信号を発生し、第1及び第2の非重複クロツ
ク位相を受け取る1ビツト遅延論理デバイスにお
いて、 (イ) 電圧供給手段と、 (ロ) この電圧供給手段に相互接続され、前記第1
のクロツク位相によりクロツクされる第1のプ
リチヤージ・トランジスタ手段30と、 (ハ) この第1のプリチヤージ・トランジスタ手段
に相互接続されることにより、第1の接続点A
を形成し、前記第2のクロツク位相によりクロ
ツクされて前記第1の接続点を条件付きで放電
するようにした第1のデイスチヤージ・トラン
ジスタ手段32と、 (ニ) この第1のデイスチヤージ・トランジスタ手
段に相互接続され、前記第1の接続点から地電
位への放電径路を形成するようにし、前記入力
信号を受け取るように接続された第1の入力ト
ランジスタ手段34と、 (ホ) 前記第1の接続点に相互接続され、前記第2
のクロツク位相中に半ビツト遅延反転出力信号
を発生し、前記第2のクロツク位相によりクロ
ツクされる第1の出力トランジスタ手段36
と、 (ヘ) 前記第1の接続点と、前記第1の出力トラン
ジスタ手段とに相互接続され、前記第2のクロ
ツク位相によりクロツクされ、前記第1の接続
点を所定の電圧レベルに保つための第1のコン
デンサ手段38と、 (ト) 前記電圧供給手段に相互接続され、前記第2
のクロツク位相によりクロツクされる第2のプ
リチヤージ・トランジスタ手段30′と、 (チ) 前記第2のプリチヤージ・トランジスタ手段
に相互接続されることにより第2の接続点
A′を形成し、前記第1のクロツク位相により
クロツクされ前記第2の接続点を条件付きで放
電するようにした第2のデイスチヤージ・トラ
ンジスタ手段32′と、 (リ) この第2のデイスチヤージ・トランジスタ手
段に相互接続され、前記第2の接続点から地電
位への放電径路を形成するようにし、前記第1
の出力トランジスタ手段から前記半ビツト遅延
出力信号を受け取るように接続された第2の入
力トランジスタ手段34′と、 (ヌ) 前記第2の接続点に相互接続され、前記第1
のクロツク位相中に前記半ビツト遅延反転出力
信号をさらに半ビツト遅延反転した1ビツト遅
延出力信号を発生し、前記第1のクロツク位相
によりクロツクされる第2の出力トランジスタ
手段36′と、 (ル) 前記第2の接続点と、前記第2の出力トラ
ンジスタ手段とに相互接続され、前記第1のク
ロツク位相によりクロツクされ、前記第2の接
続点を所定の電圧レベルに保つための第2のコ
ンデンサ手段38′と を包含する1ビツト遅延論理デバイス。
2 第1及び第2の非重複クロツク位相によりク
ロツクされ、デイバイドされた第1及び第2のク
ロツク位相を発生するための論理回路クロツク・
デイバイダにおいて、 (イ) 電圧供給手段と、 (ロ) この電圧供給手段に相互接続され、前記第1
のクロツク位相によりクロツクされる第1のプ
リチヤージ・トランジスタ手段30と、 (ハ) この第1のプリチヤージ・トランジスタ手段
に相互接続されることにより、第1の接続点を
形成し、前記第2のクロツク位相によりクロツ
クされて前記第1の接続点を条件付きで放電す
るようにした第1のデイスチヤージ・トランジ
スタ手段32と、 (ニ) この第1のデイスチヤージ・トランジスタ手
段に相互接続され、前記第1の接続点から地電
位への放電径路を形成するようにした第1の入
力トランジスタ手段34と、 (ホ) 前記第1の接続点に相互接続され、前記第2
のクロツク位相中に半ビツト遅延反転出力信号
を発生し、前記第2のクロツク位相によりクロ
ツクされる第1の出力トランジスタ手段36
と、 (ヘ) 前記第1の接続点と、前記第1の出力トラン
ジスタ手段とに相互接続され、前記第2のクロ
ツク位相によりクロツクされ、前記第1の接続
点を所定の電圧レベルに保つための第1のコン
デンサ手段38と、 (ト) 前記電圧供給手段に相互接続され、前記第2
のクロツク位相によりクロツクされる第2のプ
リチヤージ・トランジスタ手段30′と、 (チ) 前記第2のプリチヤージ・トランジスタ手段
に相互接続されることにより第2の接続点を形
成し、前記第1のクロツク位相によりクロツク
され前記第2の接続点を条件付きで放電するよ
うにした第2のデイスチヤージ・トランジスタ
手段32′と、 (リ) この第2のデイスチヤージ・トランジスタ手
段に相互接続され、前記第2の接続点から地電
位への放電径路を形成するようにし、前記第1
の出力トランジスタ手段から前記半ビツト遅延
出力信号を受け取るように接続された第2の入
力トランジスタ手段34′と、 (ヌ) 前記第2の接続点に相互接続され、前記第1
のクロツク位相中に前記半ビツト遅延反転出力
信号をさらに半ビツト遅延反転した1ビツト遅
延出力信号を発生し、前記第1のクロツク位相
によりクロツクされる第2の出力トランジスタ
手段36′と (ル) 前記第2の接続点と、前記第2の出力トラ
ンジスタ手段とに相互接続され、前記第1のク
ロツク位相によりクロツクされ、前記第2の接
続点を所定の電圧レベルに保つための第2のコ
ンデンサ手段38′と、 (ヲ) 前記電圧供給手段に相互接続され、前記第
1のクロツク位相によりクロツクされる第3の
プリチヤージ・トランジスタ手段30と、 (ワ) この第3のプリチヤージ・トランジスタ手
段に相互接続されることにより、第3の接続点
を形成し、前記第2のクロツク位相によりクロ
ツクされて前記第3の接続点を条件付きで放電
するようにした第3のデイスチヤージ・トラン
ジスタ手段32と、 (カ) この第3のデイスチヤージ・トランジスタ手
段に相互接続された抵抗器手段92と、 (ヨ) この抵抗器手段に相互接続されることによ
り、前記第1の入力トランジスタ手段への帰還
径路を形成するように相互接続された第4の接
続点を形成し、前記第3の接続点から上記抵抗
器手段を介して地電位への放電径路を形成し、
前記第2の出力トランジスタ手段の出力を受け
取るように接続された第3の入力トランジスタ
手段34と、 (タ) 前記第3の接続点に相互接続され、前記第
2のクロツク位相中に半ビツト遅延反転出力信
号を発生し、前記第2のクロツク位相によりク
ロツクされる第3の出力トランジスタ手段36
と、 (レ) 前記第3の接続点と前記第3の出力トラン
ジスタ手段とに相互接続され、前記第2のクロ
ツク位相によりクロツクされて前記第3の接続
点を所定の電圧レベルに保つための第3のコン
デンサ手段38と、 (ソ) 前記第3の出力トランジスタ手段の出力信
号と、前記第1のクロツク位相とを受け取る第
4の入力トランジスタ手段134と、 (ツ) この第4の入力トランジスタ手段に相互接
続されることにより、第5の接続点を形成し、
前記第2のクロツク位相を受け取るように接続
され、前記第2のクロツク位相を受け取るとき
に、前記第5の接続点において後続の論理ブロ
ツクにデイバイドされた出力クロツク信号を供
給し、前記第5の接続点に所定の電荷を保つよ
うにしたトランジスタ手段136と、 を備えた論理回路クロツク・デイバイダ。
技術分野 本発明は、デイジタル論理回路、ことにMOS
技術を使つて作られる低電力、低電圧、ランダム
論理回路適用のための動的レイシヨレス・サーキ
ツトリーに関する。
背景技術 デイジタル論理回路のデザインにおいては、低
電力性能及び寸法最小化が必要である。モス
(MOS)技術の開発に伴い、低電力性能が実現さ
れている。デイジタル論理MOS回路における低
電力性能は、2つの研究方法によつて得られてい
る。第1の研究方法によれば、CMOSデザイン
を利用している。CMOSデザインは、静電流漏
れを零にできたが固有の大きい型面積と多数の処
理工程とを必要とする。デイジタル論理MOS回
路の低電力性能を得るための第2の研究方法によ
れば、エンハンスメント・ドライバーデプレツシ
ヨン・ロード・インバータにおいて利用されてい
るように各抵抗の比率に論理回路が依存しない信
号チヤネル「レイシヨレス(ratioless)」デザイ
ンを使用する。よく知られているように、レイシ
ヨレス・デザインは論理回路における地電位への
DC径路を許容しない。レイシヨレス論理設計に
よれば、電力損失が低く又デバイス寸法が小さい
利点がありデバイス配置が一層小さく単一チヤネ
ル製造工程が簡単になる。
レイシヨレス論理で単一チヤネルの製法は、若
干のレイシヨレス論理構成に利用されている。1
つのMOS大規模集積(LSI)回路機能は、デイ
ジタル遅延線又はシフトレジスタである。MOS
シフトレジスタ設計は、MOSデバイスゲートの
高いインピーダンスにより寄生キヤパシタンス内
に電荷の形で一時的なデータ記憶のできる点で有
利なことが分つている。MOS技術により、デバ
イス両端間の電圧オフセツトを零にして二方向伝
送ができ、そして所望により多重クロツクにより
負荷デバイスをターンオフして電力損失を減らす
ことができる。MOSシフトレジスタはチツプ寸
法が一層小さくなる付加的利点がある。MOSシ
フトレジスタは、計算機表示端末装置と電子計算
機と記憶回路のような計算機周辺装置とに応用さ
れている。このような用途は、入力が特定の時間
にロードされなければならなくて出力が妥当であ
り所定の時限に出力を受け取ることのできるよう
に、クロツク論理回路を利用する動的なものであ
る。動的シフトレジスタに組込んだデイジタル論
理MOS回路の用途は、ウイリアム・エヌ・カー
(William N.Carr)及びジヤツク・ピー・マイズ
(Jack P.Mize)を著者とする出版物〓MOS/
LSIの設計及び応用〓(版権1972年マグロー・ヒ
ル・ブツク・カムパニ)の第150ないし167頁と、
ウイリアム・エム・ペニー(William M.Penny)
及びリリアン・ロウ(Lillian Lau)を著者とす
る出版物〓MOS集積回路〓(版権1972年バン・ノ
スランド・リインホールド・カンパニ)の第260
ないし288頁とに記載してある。
レイシヨレス論理回路及び単一チヤネルの製法
は、動的レジスタ用に広い用途をもつことが分つ
たが、このような用途は、ランダム論理回路の設
計では制限を受ける。この制限は主として、多く
のレイシヨレス論理設計計画に伴う多くの問題か
ら明らかである。既存のレイシヨレス論理計画の
1つの欠点は、論理出力キヤパシタンスと、駆動
しようとする段の入力キヤパシタンスとの間の電
荷分割により出力論理レベルの低下することであ
る。この低下した出力論理レベルにより、デバイ
スの雑音余裕が減り低電圧の操作がむずかしくな
る。従来開発されたレイシヨレス論理回路の他の
欠点は、電荷分割だけでなく又ゲート対ソース及
びゲート対ドレインの重複キヤパシタンスにも基
づく論理レベルの低下である。論理レベルの低下
は、クロツク信号伝送線路及び論理節点間の望ま
しくない結合によつて生ずる。従来開発されてい
るレイシヨレス論理回路の付加的な欠点は、2相
クロツクパルスによる手法を利用しなければ、多
くの互に異るクロツク位相を生ずることである。
しかし多くの2相クロツクパルスによる手法は、
奇数の反転段を持つ帰還ループを利用できない。
このような帰還ループは、トグル・フリツプ・フ
ロツプのような最も簡単なランダム論理回路を構
成するのにも必要である。さらに従来開発された
レイシヨレス論理装置は、電荷分割の作用により
生ずる前記した欠点は無視してもしきい値電圧損
失によつて論理出力から十分な給電電圧を受ける
ことができない。この欠点により回路の1つの論
理ブロツクを後続の論理ブロツクのクロツクパル
ス源として使用する上で問題が生ずる。なお従来
開発されたレイシヨレス論理装置は、クロツクロ
ーデイングが、クロツク伝送線路に結合した多数
のゲート、ドレイン及びソースによつて望ましく
ないほど高くなる。
このようにして、レイシヨレス論理装置に従来
認められる利点、すなわち電力損失が低くデバイ
ス寸法の小さい利点があると共にランダム論理用
に従来伴う問題をなくしたレイシヨレス動的論理
デザインが必要になつている。1つの段の論理出
力キヤパシタンス及び論理入力キヤパシタンス間
の電荷分割の影響を最少にして、もとの全論理レ
ベル電圧を保つ論理デバイスが必要である。さら
にクロツクパルス発生を簡単にするのに2相クロ
ツクパルス手法を利用する帰還ループに奇数の位
相反転段を協働させることのできる論理デバイス
が必要である。なお論理出力により全供給電圧ク
ロツクパルスをゲートし、多重クロツク位相方式
の使用を最少にする論理回路が必要である。さら
にクロツク・ローデイングにより操作に必要な電
荷をクロツク位相自体でなくて給電圧源から直接
加えることのできる論理デバイスが必要である。
発明の開示 本発明によれば、ランダム論理適用のためのレ
イシヨレス論理設計に従来伴う問題を実質的にな
くすと共に低電力低電圧で寸法の小さいデバイス
の得られるようにMOS技術を使いランダム論理
適用のための動的レイシヨレス回路が得られる。
本発明によれば入力信号を受け第1及び第2の
非重複クロツク位相によりクロツクされる遅延出
力信号を生ずる論理回路が得られる。この論理回
路は電圧供給源を備えている。この電圧供給源に
プリチヤージ・トランジスタを接続し、この供給
源を第1のクロツク位相によりクロツクする。プ
リチヤージ・トランジスタにデイスチヤージ・ト
ランジスタを接続することにより第1の接続点を
形成し、又このデイスチヤージ・トランジスタ
は、第2のクロツク位相によりクロツクされ、第
1の接続点を条件づきで放電する。プリチヤー
ジ・トランジスタは、第1の接続点をプリチヤー
ジする。入力論理デバイスは、デイスチヤージ・
トランジスタに接続することにより第2の接続点
を形成し、第1の接続点から地電位への放電径路
を形成する。入力論理デバイスは、入力信号を受
け取るように接続される。出力トランジスタは、
第1の接続点に接続され、遅延出力信号を生ず
る。この出力トランジスタは、第2クロツク位相
によりクロツクされる。第1の接続点及び出力ト
ランジスタにコンデンサを接続してある。このコ
ンデンサは、第2クロツク位相によりクロツクさ
れ、第1の接続点をブートストラツプ作用により
所定の電圧レベルに保つ。
なお本発明によれば、入力信号を受け取り、こ
の入力信号から1ビツトだけ遅れ2クロツク位相
時限内で2回位相反転する出力信号を生ずる1ビ
ツト遅延論理デバイスが得られる。この1ビツト
遅延デバイスは、第1及び第2の非重複クロツク
位相を受ける。この1ビツト遅延デバイスは、電
圧供給源を備えている。第1のプリチヤージ・ト
ランジスタは、電圧供給源に接続され、第1クロ
ツク位相によりクロツクされる。第1のデイスチ
ヤージ・トランジスタは、第1のプリチヤージ・
トランジスタに接続されることにより、第1の接
続点を形成し、第2クロツク位相によりクロツク
され、第1の接続点を条件づきで放電する。第1
の入力トランジスタは、第1のデイスチヤージ・
トランジスタに接続され、第1の接続点から地電
位への放電径路を形成する。第1の入力トランジ
スタは、入力信号を受け取るように接続してあ
る。第1出力トランジスタは、第1の接続点に接
続され、第2のクロツク位相中に半ビツト遅延し
位相反転した出力信号を生ずる。第1のコンデン
サは、第1の接続点及び第1の出力トランジスタ
に接続され、第2のクロツク位相によりクロツク
され、第1の接続点を所定の電圧レベルに保つ。
第2プリチヤージ・トランジスタは、電圧供給源
に接続され、第2クロツク位相によりクロツクさ
れる。第2のデイスチヤージ・トランジスタは、
第2のプリチヤージ・トランジスタに接続するこ
とにより第2の接続点を形成し、第1のクロツク
位相によりクロツクされ第2の接続点を条件づき
で放電する。第第2の入力トランジスタは第2の
デイスチヤージ・トランジスタに接続され、第2
の接続点から地電位への放電径路を形成する。第
2の入力トランジスタは第1の出力トランジスタ
から半ビツト遅延出力信号を受けるように接続し
てある。第2の出力トランジスタは、第2の接続
点に接続され第1のクロツク位相中に1ビツト遅
延出力信号を生じ、半ビツト遅延反転出力信号に
より反転され、第1のクロツク位相によりクロツ
クされる。第2のコンデンサは、2の接続点及び
第2の出力トランジスタに接続され、第1のクロ
ツク位相によりクロツクされて第2の接続点を所
定の電圧レベルに保つ。
なお本発明によれば、入力信号を受け取り、こ
の入力信号から半ビツトだけ遅延し、1つのクロ
ツク位相時限内で2回反転される出力信号を生ず
る半ビツト遅延論理デバイスが得られる。この半
ビツト遅延論理デバイスは、第1及び第2の非重
複クロツク位相を受け、電圧供給源を備えてい
る。第1のプリチヤージ・トランジスタは、電圧
供給源に接続され、第1のクロツク位相によりク
ロツクされる。第1のデイスチヤージ・トランジ
スタは、第1のプリチヤージ・トランジスタに接
続されることにより、第1の接続点を形成し、第
2クロツク位相によりクロツクされ、第1の接続
点を条件づきで放電する。第1のデイスチヤー
ジ・トランジスタには、抵抗体を接続してある。
第1の入力トランジスタは、この抵抗体に接続さ
れることにより第2の接続点を形成し、第1の接
続点から地電位への放電径路を形成する。第1の
入力トランジスタは、入力信号を受け取るように
接続してある。第1の出力トランジスタは、第1
の接続点に接続され、第2クロツク位相中に半ビ
ツト遅延し、反転された出力信号を生じ、第2ク
ロツク位相によりクロツクされる。第1コンデン
サは、第1の接続点及び第1の出力トランジスタ
に接続され第2クロツク位相によりクロツクさ
れ、第1の接続点を所定の電圧レベルに保つ。第
2のデイスチヤージ・トランジスタは、第2のプ
リチヤージ・トランジスタに接続することにより
第3の接続点を形成し、第2クロツク位相により
クロツクされ第3の接続点を条件づきで放電す
る。
第2の入力トランジスタは、第2のデイスチヤ
ージ・トランジスタに接続され、第3の接続点か
ら地電位への放電径路を形成する。第2の入力ト
ランジスタは第2の接続点に接続してある。第2
の出力トランジスタは、第3の接続点に接続さ
れ、第2のクロツク位相中半ビツト遅延し、反転
された出力信号を生じ、第2のクロツク位相によ
りクロツクされる。第2のコンデンサは、第3の
接続点及び第2の出力トランジスタに接続され、
第2のクロツク位相によりクロツクされて第3の
接続点を所定の電圧レベルに保つ。
なお本発明によれば複数個の論理デバイスを逐
次の論理ブロツク内に接続し論理回路において、
先行論理ブロツクの出力に応答して後続の論理ブ
ロツクに使うクロツク信号を生ずるクロツク信号
発生回路を設けてある。このクロツク信号発生回
路は、入力信号を受け取り、又第1及び第2の非
重複クロツク位相を受け取り、そして入力信号及
び第1クロツク位相を受け取る第1のトランジス
タを備えている。この第1トランジスタに第2ト
ランジスタを接続することにより、第1の接続点
を形成する。第2のトランジスタは第2のクロツ
ク位相を受け取るように接続され、第2のクロツ
ク位相を受け取ると後続の論理ブロツクに出力ク
ロツク信号を送る。第2トランジスタは第1の接
続点の所定の電荷を保持する。
さらに本発明によれば、入力信号を受け取り、
遅延出力信号を生じ、後続の相互に接続した論理
回路に送る緩衝インバータ論理回路が得られる。
この緩衝インバータ論理回路は、第1及び第2の
非重複クロツク位相によりクロツクされ、電圧供
給源を備えている。プリチヤージ・トランジスタ
は、電圧供給源に接続され、第1のクロツク位相
によりクロツクされる。第1デイスチヤージ・ト
ランジスタは、プリチヤージ・トランジスタに接
続されることにより、第1の接続点を形成し、第
2のクロツク位相によりクロツクされて第1の接
続点を条件づきで放電する。入力トランジスタ
を、デイスチヤージ・トランジスタに接続し、1
の接続点から地電位への放電径路を形成する。入
力トランジスタは、入力信号を受け取るように接
続してある。第1の接続点にトランジスタを接続
し、第1の接続点を緩衝インバータ論理回路の出
力から有効に隔離する。このトランジスタは第2
のクロツク位相によりクロツクされる。出力トラ
ンジスタは、前記トランジスタに接続され、遅延
出力信号を生じ、第2のクロツク位相によりクロ
ツクされる。
【図面の簡単な説明】
本発明とその別の目的及び利点とをさらに十分
に理解するように添付図面について詳細に説明す
る。
第1図は本発明の1ビツト信号遅延論理デバイ
スを示す論理回路図である。
第2図は第1図に示した1ビツト信号遅延論理
デバイスの動作を示す信号波形である。
第3図は第1図に示した第1の半ビツトの信号
遅延を利用するNANDゲート論理デバイスを示
す論理回路図である。
第4図は第1図に示した第1の半ビツト信号遅
延を利用するNORゲート論理デバイスを示す論
理回路図である。
第5図は第1図に示した第1の半ビツト信号遅
延を利用する複合型ゲート論理デバイスを示す論
理回路図である。
第6図は本発明の半ビツト信号遅延論理デバイ
スを示す論理回路図である。
第7図は第6図に示した本発明の半ビツト信号
遅延論理デバイスの動作を示す信号波形である。
第8図は本発明のゲートクロツク論理装置を示
す論理回路図である。
第9図は第8図のゲートクロツク論理デバイス
を利用する本発明の緩衝インバータ論理デバイス
を示す論理回路図である。
第10図は本発明の1ビツト信号遅延、半ビツ
ト信号遅延及びゲートクロツクの各論理デバイス
を利用する2分周(デイバイド−バイ−2)論理
デバイスを示す論理回路図である。
第11図は本発明論理デバイスを利用する2進
(デイバイド−バイ−8)論理デバイスを示す論
理回路図である。
第12図は本発明論理デバイスを利用するプロ
グラマブル・クロツク・デイバイダのブロツク線
図である。
詳細な説明 本発明による論理デバイスが、ランダム論理回
路に使うのに広範な用途あるのはもちろんであ
る。このような用途にはたとえば、電気通信
CODECデバイス、クロツク・デイバイダ、プロ
グラマブル・クロツク・デイバイダ、ランダム論
理回路、逐次比較回路、入出力レジスタ、シフト
レジスタ、保持レジスタ及び2進計数器等があ
る。本発明の各実施例はこの論理デバイスの使用
例を示すが決してこれに限定するものではない。
第1図には本発明の1ビツト信号遅延論理デバ
イス20を例示してある。1ビツト信号遅延デバ
イス20は互に同じ半ビツト信号遅延論理デバイ
ス24,26から成つている。各半ビツト信号遅
延デバイス24,26は、入力信号の反転を行
い、入力信号が論理1すなわち高レベルの場合に
半ビツト信号遅延デバイス26の出力が高くなる
ようにする。同様に半ビツト信号遅延デバイス2
4への入力が論理0すなわち低レベルの場合には
半ビツト信号遅延デバイス26の出力は低くな
る。
半ビツト信号遅延論理デバイス24は、端子3
0a,30b及び制御端子30cを持つトランジ
スタ30を備えている。この説明で使う場合にと
くに断らなければ各トランジスタ・デバイスは、
エンハンスメント・モード・トランジスタであ
り、トランジスタの参照数字の次に添字a又はb
を付けた2個の端子とトランジスタの参照数字の
次に添字cを付けた制御端子とを持つものとして
表わしてある。トランジスタ30はトランジスタ
32に接続され、トランジスタ32の端子32a
によりトランジスタ30の端子30bとの接続部
に接続点Aを形成する。トランジスタ34は、そ
の端子34aをトランジスタ30の端子32bに
接続し、接続点Bを形成する。トランジスタ34
の端子34bは地電位に接続してある。
半ビツト信号遅延デバイス24の出力は、接続
点Aに接続した端子36aと、接続点Cで半ビツ
ト信号遅延デバイス26の入力端子に接続した端
子36bとを持つ出力トランジスタ36を経て加
える。本発明による1ビツト信号遅延デバイス2
0の重要な部分は、各端子30b,32a,36
aの接合部として形成した接続点Aと端子36c
との間に接続したコンデンサ38とである。
1ビツト信号遅延デバイス20への入力は、非
重複クロツク位相C1,C2から成る。クロツク位
相C1は、トランジスタ30の制御端子30cに
加えられる。クロツク位相C2は、トランジスタ
32の端子32cとトランジスタ36の端子36
cとに加えられる。1ビツト信号遅延デバイス2
0の入力は、C1クロツク位相によりクロツクさ
れる1ビツト信号遅延デバイス20の外部のトラ
ンジスタ40を経てトランジスタ34に加える。
入力正電圧源は、1ビツト信号遅延デバイス20
に、トランジスタ30の端子30aにおいて入力
を加える。或は正電圧源は、C1クロツク位相自
体として給電されるようにしてもよい。この説明
で使う際にクロツク位相は、半ビツト時間として
定義され、2つのクロツク位相が1ビツト時間を
表わす。
半ビツト信号遅延デバイス26の各構成部品
は、半ビツト信号遅延デバイス24の各部品を表
わすのに使つた参照数字に対応する参照数字で表
わしてあるが、これ等の部品に対してはプライム
符号を使う。クロツク位相C2は、トランジスタ
30′に加えられ、クロツク位相C1は、トランジ
スタ32′,36′に加えられるのは明らかであ
る。半ビツト信号遅延デバイス24の出力は、半
ビツト信号遅延デバイス26への入力としてトラ
ンジスタ34′に加えられる。半ビツト信号遅延
デバイス26の出力は、トランジスタ36′によ
り生ずる。給電源は、トランジスタ30′に給電
する。或はクロツク位相C2は、半ビツト信号遅
延デバイス26に対する電圧源になる。
各トランジスタ30,30′を駆動するのに正
電圧供給源の代りにクロツク位相C1,C2を使う
と、クロツク位相が接続点A,A′のキヤパシタ
ンスに給電するのに電荷を生じなければならない
ので、付加的なクロツク・ローデイングを生ず
る。しかし給電源としてクロツク位相を利用する
利点は、本発明デバイスを作るのに必要な面積を
保持するのに1ビツト信号遅延デバイス20を通
じて正の供給電圧信号線の必要がなくなることで
ある。
1ビツト信号遅延デバイス20は、シフトレジ
スタ又はその他のランダム論理デバイスを形成す
るのに、出力端子C′を入力端子34cに接続する
ことにより、カスケード形にすることができる。
次の説明では部品について述べるときにプライム
符号を付けた参照数字により表わした対応部品は
同様に機能する。
動作時にトランジスタ30は、供給電圧からト
ランジスタの1しきい値電圧を差引いた値に等し
い電圧に、接続点Aにプリチヤージするプリチヤ
ージ・デバイスとして機能する。トランジスタ3
0は、接続点Aにおける分路キヤパシタンスを含
み、接続点Aに存在する全部のキヤパシタンスを
地電位に充電し又コンデンサ38を充電する。ト
ランジスタ32は、放電デバイスとして機能しト
ランジスタ34により地電位への選択的放電径路
を形成し、接続点Aのキヤパシタンスを放電する
ことができる。トランジスタ32は、クロツク位
相C2の存在するときに、接続点Aのキヤパシタ
ンスを条件つきで放電する。各トランジスタ3
0,32,34は、各トランジスタ30,32,
34がクロツクパルスC1,C2の非重複クロツク
パルス構成によつて決して同時には導通しないか
ら、電圧供給源から接地することがないのは明ら
かである。従つて地電位への直流径路が生じな
い。このことは本発明のレイシヨレス論理構成に
必要なことである。トランジスタ36は出力デバ
イスとして機能し、接続点Aにおける論理出力を
トランジスタ34′の入力端子における接続点C
のような別の段の入力端子に結合する目的を果
す。
本発明の重要な点は、ブートストラツプ作用に
より1ビツト信号遅延デバイス20内のチヤー
ジ・シエアリング(charge sharing)処理の影
響に打勝つことのできるコンデンサ38,38′
の動作である。この説明で使うブートストラツプ
作用とは、或る接続点に存在する電圧が供給電圧
以上に上昇する作用のことである。チヤージ・シ
エアリングは、第1のプリチヤージされたコンデ
ンサが、第2の充電されてないコンデンサに放電
するときに、2個のコンデンサ内に貯えられた電
圧の均等化することを指している。動作時にクロ
ツク位相C1中に接続点Aは、供給電圧の+V以
下のしきい値電圧にプリチヤージされる。クロツ
ク位相C2中にクロツク位相C2が上昇し、接続点
Aに正の供給電圧以上にブートストラツプ作用を
行う。次で接続点Aは、入力電圧が低いレベルに
ある場合に接続点Cとチヤージ・シエアリングを
行なう。コンデンサ38が、接続点Cに存在する
分路キヤパシタンスとほぼ同じか、又はこれより
大きい場合には、接続点Cは正の供給電圧以下の
全しきい値電圧に上昇し、本発明のコンデンサ3
8を利用しない従来開発された回路に存在するよ
うな伝送電圧の損失がなくなる。コンデンサ38
を設けてないと、接続点A,C間にチヤージ・シ
エアリングが生じて、両接続点A,Cは正の供給
電圧マイナスのしきい値より低い電圧に低下す
る。
第1図及び第2図について本発明による1ビツ
ト信号遅延デバイス20の動作のさらに詳しい説
明を述べる。第2a図及び第2b図はクロツク位
相C1,C2を示す。各クロツク位相C1,C2が非重
複であり、+Vの電圧レベルを持つパルスである
のは明らかである。C1クロツク位相50で入力
は低くなり、C1クロツク位相50(第2a図)
に先だつて或る不定の値になるものとする。C1
クロツク位相50(第2a図)中に接続点Aにお
ける電圧は、1しきい値電圧だけ低い供給電圧値
にプリチヤージされる(第2c図)。接続点C(第
2d図)、接続点C′(第2e図)及び接続点A′(第
2g図)における電圧は、クロツク位相50の間
には不定である。C2クロツク位相52(第2b
図)ではクロツク位相52が上昇すると、接続点
Aにおける電圧(第2c図)は放電しなくて、第
2c図に点54で示した正の給電圧以上にブート
ストラツプ作用を生ずるでけであり、次で接続点
Cに存在するキヤパシタンスにより点56でチヤ
ージ・シエアリングが行なわれる。接続点Aにお
ける電圧が幾分低下すると、接続点Cの電圧が上
昇する。第2d図に示すように接続点Cはこの場
合論理1である。接続点Cは第2e図に破線によ
り示した前回のデータをなお表わす。次のC1ク
ロツク位相58で半ビツト信号遅延デバイス26
は、その反転機能を果し、接続点C′の電圧(第2
e図)が降下する。従つて0すなわち低レベル
(第2f図)であるトランジスタ34(第1図)
に加わる入力に対し、接続点Cにおける電圧は論
理1に等しく、接続点C′は0になる。第2g図に
示すようにクロツク位相52では接続点A′は1
しきい値だけ低い供給電圧に充電する。
入力電圧(第2f図)がクロツク位相58中に
低い値から高い値に変わるものとする。次に続く
C2クロツク位相60で接続点A(第2c図)は放
電する。接続点Aは、これがクロツク位相58の
初めに高かつたので高い状態を続けることを意味
するクロツク位相58中にプリチヤージされる。
C2クロツク位相60では接続点Aの電圧は、入
力(第2f図)がこの場合1であるから降下し、
C2クロツク位相60が上昇するときにトランジ
スタ32がターン・オンし、接続点Aのチヤージ
はトランジスタ32,34を通り接続点Aを地電
位に放電する。接続点Aの電圧(第2c図)が降
下すると、接続点Cの電圧(第2d図)も又、ト
ランジスタ36が導通しているので降下する。次
に続くC1クロツク位相62中には、接続点Cが
低いから、接続点C′,A′が地電位に放電する放
電径路がなくて、接続点C′(第2e図)及び接続
点A′(第2g図)が高くなる。接続点A′は、クロ
ツク位相60中にプリチヤージし、C1クロツク
位相62の立上がり縁の点64でブートストラツ
プ作用を生じ、点66にチヤージ・シエアリング
を行なう。1すなわち高レベルである入力に対し
接続点C(第2d図)が低くなり、接続点C′(第2
e図)が高くなり、半ビツト信号遅延デバイス2
4,26の動作によつて2回の反転が起ることを
示すのは明らかである。これ等の2回の反転を生
ずるのに全1ビツト時間が必要である。第1の反
転は、C2クロツク時間中に起るが、第2の反転
はC1クロツク時間中に起る。2d図及び第2e
図に示すように接続点C,C′は、これ等が正の供
給電圧以下のしきい値に達すると、すぐにトラン
ジスタ36(第1図)が非導通になり、出力がも
はや上昇できないから正の供給電圧以下のしきい
値以上にはならない。しかしコンデンサ38のブ
ートストラツプコンデンサ作用が生ずる間は、接
続点A,A′はブートストラツプ作用により高い
値になり出力C,C′を供給電圧以下のしきい値に
引上げ本発明の利点が得られる。
第3図、第4図及び第5図には、一層複雑なゲ
ート機能を果す半ビツト信号遅延デバイス24を
示してある。この場合前記した同様な対応部品に
対し同様な参照数字を使つてある。地電位への放
電デバイスとして作用するトランジスタ34の代
りにトランジスタ70,72(第3図)を使つて
ある。トランジスタ70,72はNANDゲート
として作用するように直列に位置させてある。第
4図はNORゲートとし作用するようにトランジ
スタ34(第1図)とは異つて並列に接続したト
ランジスタ74,76を示す。第5図には別の複
合ゲートを例示してある。この場合トランジスタ
70,72は直列に接続され、そし複合ゲートを
形成するようにトランジスタ76に並列に接続し
てある。トランジスタ34の代りにトランジスタ
70,72,74,76を設けると半ビツト信号
遅延デバイス24の反転機能を変え、これ等のト
ランジスタへの入力の論理組合わせに従つて論理
機能を果す。トランジスタ70,72,74,7
6はその各入力の組合わせに従つて接続点Aにお
けるキヤパシタンスに対し、地電位への放電径路
を形成するから、その放電は半ビツト信号遅延デ
バイス24のトランジスタ34(第1図)により
生ずる反転放電よりむしろ論理的に従属的であ
る。第3図、第4図及び第5図の一層複雑なゲー
トは、半ビツト信号遅延デバイス24(第1図)
につい例示しただけであるが、又トランジスタ3
4′の代りに一層高度の複合ゲートデバイスを形
成するように付加的なトランジスタを設けること
ができる。
前記したように1ビツト信号遅延論理デバイス
20は、2つのクロツク位相又は1ビツト時間の
間に入力信号に2段の反転を行つた。ランダム論
理回路用では、又1クロツク位相すなわち半ビツ
ト時間で2段の反転を行うことが望ましい。第6
図は本発明による半ビツト信号遅延論理デバイス
90を示す。半ビツト信号遅延論理デバイス90
の各部品を表わすのに第1図に使つたのと同様な
対応する部品に同様な参照数字を使つてある。
C1クロツク位相は、トランジスタ30,3
0′に加えられ、C2クロツク位相はトランジスタ
32,32′,36,36′及びコンデンサ38,
38′に加えられる。各出力トランジスタ36,
36′は、接続点C,C′に出力を生ずる。前記し
たようにトランジスタ30は接続点Aに存在する
キヤパシタンスに正の供給電圧以下のしきい値に
プリチヤージする作用をする。トランジスタ32
は又、接続点Aをトランジスタ34を経て論理放
電径路を選択的に接地することのできる放電機能
を果す。単一のデバイスであるトランジスタ34
は、半ビツト信号遅延論理デバイス90を、第3
図、第4図及び第5図について述べたように放電
径路を接地するように接続した付加的な論理デバ
イスの使用とは異つて、インバータ・ペアにす
る。コンデンサ38は、クロツク位相C2の上昇
に伴つて接続点Aの電圧に対しブートストラツプ
作用をする容量性デバイスである。トランジスタ
36は、接続点Aを半ビツト信号遅延論理デバイ
ス90の次の段又は各後続段に接続する出力デバ
イスである。各トランジスタ32,34間にはデ
プレツシヨン・トランジスタ92を接続して、端
子92aをトランジスタ32に接続し、端子92
b及び制御端子92cを接続点Bに接続するよう
にしてある。接続点Bは又トランジスタ34′の
制御端子34c′に接続してある。デプレツシヨ
ン・トランジスタ92は、クロツク位相C2の上
昇の際に生ずる電流を制限するために抵抗器とし
て作用するように接続してある。
半ビツト信号遅延論理デバイス90は、クロツ
ク位相C2の上昇の際に接続点Aがブートストラ
ツプ作用を受け高レベルになるように動作する。
トランジスタ34が導通していると、そのトラン
ジスタ40による入力が高いレベルになるので、
接続点Aからの電流はコンデンサ38からトラン
ジスタ32,92,34を経て地中に流れる。こ
の電流は、デプレツシヨン・トランジスタ92に
より、接続点Bの電圧地電位以上に著しくは上昇
しないように制限しなければならない。半ビツト
信号遅延論理デバイス90の動作では、クロツク
位相C2の立上り縁で電流スパイク生じるときに、
トランジスタ34が導通するので、接続点Bの電
圧は、地電位以上に著しくは上昇しないことが必
要である。接続点Aのキヤパシタンスの放電によ
るトランジスタ34′の導通は、このようにして
トランジスタ34′の導通が入力論理信号により
この導通が制御されないでクロツク位相C2によ
り制御されるから、望ましくない。要するにデプ
レツシヨン・トランジスタ92は、クロツク位相
C2の立上がり縁に協働する電流を接続点Bがト
ランジスタ34′のしきい値電圧以上に上昇する
ことができないように制限して、半ビツト信号遅
延論理デバイス90の第2のインバータ段が適正
に動作し、接続点A′がトランジスタ34′を実際
に導通させる前に放電しないようにする。従つて
半ビツト信号遅延論理デバイス90の段90aが
段90bを駆動し、単一の半ビツト時間内に2段
の反転を行うが、1ビツト信号遅延論理デバイス
20は、2つのクロツク位相の全1ビツト時間内
に2回の反転を行う。
次に第6図及び第7図について半ビツト信号遅
延論理デバイス90の動作をさらに詳しく述べ
る。第7g図に示すように、第1に半ビツト信号
遅延論理デバイス90の入力電圧が低いものとす
る。C1クロツク位相100が上昇すると、接続
点A,A′は、第7図c図及び第7d図に示すよ
うに、正の供給電圧Vのしきい値内でプリチヤー
ジされる。第7e図、第7f図及び第7h図の接
続点C,C′,Bは、破線で示した前回の未知のデ
ータを持つ。次いでC2クロツク位相102が上
昇し、ブートストラツプ作用により両接続点A,
A′に点104,106(第7c図及び第7d図)
により示した正の供給電圧以上になるようにす
る。入力電圧が低いと(第7g図)、接続点Aが
ブートストラツプ作用で正の給電圧以上にならな
いようにすることができない。そしてコンデンサ
38(第6図)は、第7e図及び7h図に示すよ
うにチヤージ・シエアリングを行なつて接続点
C,Bの電圧を上昇させる。接続点Bの電圧が高
くなると、トランジスタ34′が導通する。C2ク
ロツク位相102は、この時間で高く、トランジ
スタ34,32′は導通しているから、接続点
A′は、点108(第7d図)で放電し、接続点
C′は点110(第7f図)で放電する。その理由
はトランジスタ36′も又C2クロツク位相102
(第7b図)中に導通しているからである。従つ
て低入力(第7g図)に対して接続点B,Cは高
いレベルになり1回の反転を表わし、接続点C′は
低レベルになり入力信号の第2の反転を示す。こ
れ等の2つの反転は、単一のC2クロツク位相又
は半ビツト時間内に生じた。
入力論理信号(第7g図)が高いものとする
と、接続点Bは地電位になる。C1クロツク位相
112(第7a図)中に接続点A,A′(第7c図
及び第7d図)は、前記したように正の供給電圧
以下のしきい値にプリチヤージされる。C2クロ
ツク位相114(第7b図)が上昇すると、両接
続点A,A′は、点116,118(第7c図及
び第7d図)で正の供給電圧以上にブートストラ
ツプ作用を受けるようになる。入力レベルが高い
から(第7g図)、トランジスタ34が導通し、
電流がトランジスタ32,92,34を経て流
れ、接続点Aでコンデンサ38のキヤパシタンス
を地電位に放電する。従つて接続点B(第7h
図)、接続点A(第7c図)及び接続点C(第7e
図)はすべて地電位に放電する。接続点Bはトラ
ンジスタ14の高い入力レベルにより地電位に絶
えずクランプされているから、制御端子34c′の
電圧が電流を制限するトランジスタ32の作用に
より、トランジスタ34′のしきい値電圧以上に
上昇できないのでトランジスタ34′は非導通に
なる。トランジスタ34′が非導通であるから、
接続点A′は放電しなくて、点118で正の供給
電圧以上にブートストラツプ作用を生じ次で接続
点C′(第7d図)により点120でチヤージ・シ
エアリングを行なう。従つて2つの反転段は、高
レベルの入力で生ずるのは明らかである(第7g
図)。その理由はこの場合接続点C,A,Bに低
いレベルが存在し、接続点C′に高いレベルが存在
するからである。両反転は共に単一のC2クロツ
ク位相中に行われる。
第8図はゲートされたクロツクパルスを生ずる
本発明の論理デバイス130を示す。ゲートクロ
ツク論理デバイス130は、クロツク位相により
駆動され、後続の論理デバイスをクロツクするの
に使うゲートされたクロツク位相を生ずる。ゲー
トクロツク論理デバイス130は、トランジスタ
132,134,136を備えている。入力論理
信号は、トランジスタ132の端子132aに加
える。トランジスタ132の端子132bは、ト
ランジスタ134の制御端子134cに接続さ
れ、接続点Aを形成する。トランジスタ132の
制御端子132cはC1クロツク位相を受ける。
C1クロツク位相は、又トランジスタ136の制
御端子136cに加える。トランジスタ134の
端子134aはC2クロツク位相を受け取る。ト
ランジスタ136の端子134b,134aは、
ゲートされるC2クロツク位相を生ずる接続点B
を形成するように接続してある。トランジスタ1
36の端子136bは接地してある。
動作時には、トランジスタ132の導通してい
るC1クロツク位相中に、接続点Aに入力論理信
号を送る。接続点Aの論理レベルは、正の供給電
圧からトランジスタ132のしきい値電圧を差引
いたものである。クロツク位相C1中にクロツク
位相C2は低くなり、トランジスタ134は導通
し、接続点Bは地電位になる。クロツク位相C1
が低下しクロツク位相C2が上昇すると、トラン
ジスタ134のチヤネルキヤパシタンスは、接続
点Aが高い論理レベル入力受け取るので充電され
る。クロツク位相C2が上昇すると、接続点Bの
電圧が上昇し、接続点Aの電圧がブートストラツ
プ作用により正の供給電圧以上になる。このブー
トストラツプ作用により接続点Bを全電力供給電
圧であるC2の電圧レベルにほぼ引上げることが
できる。高レベル論理入力によりこのようにして
そのソースから接続点Bにクロツク位相C2をゲ
ートするのは明らかである。
トランジスタ132への論理入力が0であれ
ば、接続点Aはプリチヤージされ、すなわち0を
ロードされる。クロツク位相C2が上昇すると、
トランジスタ134は非導通になり、接続点Bは
地電位のままになり、クロツク位相C2は接続点
Bにゲートされない。従つてゲートクロツク論理
デバイス130は、クロツクパルスが接続点Bに
ゲートされるかどうかを制御する。全電力供給電
圧レベルクロツクC2は、全電力供給電圧以下の
しきい値である論理信号によりゲートされる。従
つてゲートC2クロツクは他の論理ブロツクをゲ
ートするのに使う。ゲートクロツク論理デバイス
130の用途は第11図の2進デイバイド−バイ
−8回路の動作により述べる。
前記したようにトランジスタ134のチヤネル
キヤパシタンスは、接続点Aにブートストラツプ
作用を及ぼす。バラクタ・コンデンサ・ブートス
トラツプ作用(varactor copacitor bootstrap
action)として知られているこのブートストラツ
プ作用は、1972年6月刊行のIEEEジヤーナル・
オブ・ソリツド−ステート・サークイツツ
(Journal of Solid・State Circuits)SC−7巻
第3号第217ないし224頁のジヨインスン
(Joynson)等を著者とす論文〓バラクタ結合を
使いブートストラツプ作用によりMOS回路のし
きい値損失をなくする方法〓に記載されている。
トランジスタ136の作用は、クロツク位相
C1が始まると、接続点Bを地電位に確実に全放
電させることである。クロツク位相C1,C2間の
非重複時間が短いと、接続点Bの電圧は、クロツ
ク位相C1の始まる際に放電するには時間が不十
分である。接続点Bの電圧は、C2クロツク位相
中は高いままになつているだけで、C1クロツク
位相中は低いから、トランジスタ136はクロツ
ク位相C1,C2間の時間が短いこのような用途に
必要である。
第9図には半ビツト信号遅延デバイス24(第
1図)と同様な半ビツト信号遅延デバイスを持つ
ゲートクロツク論理デバイス130(第8図)を
利用する緩衝インバータ論理デバイス150を例
示してある。緩衝インバータ論理デバイス150
は、半ビツト信号遅延部分150aと、ゲートク
ロツク部分150bとを持つ。半ビツト信号遅延
部分150aは、トランジスタ152,154,
156を備えている。C1クロツク位相は、トラ
ンジスタ152の端子152cに加えられる。供
給電圧すなわちクロツク位相C1は、トランジス
タ152の端子152aに加えられる。C2クロ
ツク位相は、各トランジスタ154,158の制
御端子に加えられる。入力論理レベルは、トラン
ジスタ156の制御端子に加えられる。トランジ
スタ160の制御端子160cは、トランジスタ
152,154,158に接続され、接続点Aを
形成する。トランジスタ160は、端子160a
でC2クロツク位相を受け取る。このC2クロツク
位相は、又トランジスタ162の制御端子162
cに加えられる。トランジスタ160は、トラン
ジスタ134(第8図)と同様に作用する。トラ
ンジスタ158,160,162は、接続点Bを
形成するように相互に接続してある。トランジス
タ154,156は、トランジスタCを形成する
ように相互に接続してある。緩衝インバータ論理
デバイス150の出力は、トランジスタ162の
端子162bで生ずる。トランジスタ162は、
その出力をC2クロツクパルスで次の論理段に送
る。
緩衝インバータ論理デバイス150は、半ビツ
ト信号遅延論理デバイス24(第1図)とほぼ同
じ機能を持つ。しかし論理デバイス150は、出
力キヤパシタンスを充電するのに必要な電荷は、
C2クロツク位相により供給されるので、クロツ
ク・パルス・ローデイングを増しているが、半ビ
ツト信号遅延論理デバイス24においては、トラ
ンジスタ30を正の電圧供給源に接続すると、接
続点Cの電圧を引上げるのに必要な電荷は正の供
給源自体により得られる。しかし緩衝インバータ
論理デバイス150は、クロツク位相C2の駆動
能力により制限されるだけで、接続点A,C(第
1図)間のチヤージ・シエアリングが緩衝インバ
ータ論理デバイス150では行われないので一層
大きい容量性負荷を駆動することができる。
緩衝インバータ論理デバイス150の動作時に
は、入力論理信号がC1クロツク位相中に低いと、
接続点Aは正の供給電圧V以下のしきい値にプリ
チヤージされる。クロツク位相C2中に、トラン
ジスタ160は、第8図に例示したようなゲート
クロツクデバイスとして作用する。トランジスタ
160の全チヤネルキヤパシタンスは、接続点A
のブートストラツプに役立つ。接続点Bは、高く
なる際にクロツク位相C2に追従し、トランジス
タ162は、接続点Bの論理レベルを、その出力
端子162bを経て次に続く論理段に送る。緩衝
インバータ論理デバイス150では、全部の電荷
が接続点A(第1図)のチヤージ・シエアリング
によらないでクロツク位相C2から加えられる。
論理入力が低い場合は、出力はクロツク位相C1
と共に高いレベルに上昇することにより、緩衝イ
ンバータ論理デバイス150の反転機能を生ず
る。又クロツク位相C2中に論理入力が高いレベ
ルにあると、クロツク位相C1中に前もつてプリ
チヤージした接続点Aは放電する。次で接続点B
は、クロツク位相C2中にトランジスタ158が
導通するから、放電する。又クロツク位相C2中
にトランジスタ162が導通し、低い論理出力を
生ずる。
要するに緩衝インバータ論理デバイス150
は、半ビツト信号遅延デバイス24(第1図)の
反転機能を果すが、信号遅延論理デバイス20
(第1図)より大きい容量性負荷を駆動すること
ができる。その理由は、論理デバイス150が、
その動作のためのチヤージ・シエアリングに依存
しないからである。緩衝インバータ論理デバイス
150は、クロツク位相C2のインバータとして
示したが、クロツク位相C1及びクロツク位相C2
の接続を取換えることにより、クロツク位相C1
の動作に対し同じ緩衝インバータを設けることが
できる。緩衝インバータ論理デバイス150は
又、第3図、第4図及び第5図に例示したような
接続点C及び地電位間のトランジスタ156の代
りに付加的なトランジスタを設けて、直列トラン
ジスタ又は並列トランジスタを相互に接続するこ
とにより、複雑な論理機能を果すように構成する
こともできる。
第10図には、本発明による1ビツト信号遅延
論理デバイス20(第1図)、半ビツト信号遅延
デバイス90a(第6図)及びゲートクロツク論
理デバイス130(第8図)を利用するデイバイ
ド−バイ−2論理デバイスを例示してある。1ビ
ツト信号遅延論理デバイス20及び半ビツト信号
遅延論理デバイス90aは、Dフリツプ−フロツ
プに類似な3インバータ段帰還ループ内に接続し
てある。この場合デプレツシヨン・トランジスタ
92の接続点Bの出力はデイバイド−バイ−2
フリツプ−フロツプのD入力としてトランジスタ
34の入力端子に加えられる。この帰還ループ
は、2つのレベルの反転を、単一の半ビツト時間
内に生じさせるのに、半ビツト信号遅延デバイス
90aを利用する本発明による2相レイシヨレス
構成を使うことによつてできる。又ゲートクロツ
ク論理デバイス130は、3つのインバータ段の
任意の段に接続され、デイバイド−バイ−2論理
デバイス180により、他の各クロツク位相をゲ
ートし、引続く論理デバイスを駆動することので
きる同じ結果が得られる。
第11図は3段のデイバイド−バイ−2論理デ
バイス180(第10図)を協働させた2進デイ
バイド−バイ−8論理デバイス190を示す。各
デイバイド−バイ−2論理デバイス180は、
出力端子をD入力端子に接続したDフリツプ−フ
ロツプとして線図的に示してある。各デイバイド
−バイ−2論理デバイス180は、デイバイド−
バイ−8機能を果すようにカスケード型に接続し
てある。各段は次に続く段に対し全電力供給レベ
ルクロツクパルスを生ずる。クロツク位相C2は、
3段全部でシエアされるが、クロツク位相C1は
逐次にゲートされる。第1の段は、他の各クロツ
ク位相C1をゲートし、第2の段は4番目ごとの
クロツク位相C1をゲートするが、最終段は、8
番目ごとのクロツク位相C1をゲートする。3つ
の位相は、トランジスタ192,194を使つて
相互に結合され、トランジスタ196でデイバイ
ド−バイ−8されたC1クロツク位相の出力を生
ずる。2進デイバイド−バイ−8論理デバイス1
90はクロツク位相C1,C2だけにより駆動する。
第12図はプログラマブル・クロツク・デイバ
イダを構成するように多くのデイバイド論理デバ
イスを組合わせる本発明の別の用例を示す。この
ようなプログラマブル・クロツク・デイバイダ
は、パルス・コード変調電気通信装置に利用され
フイルタ回路網の操作のために必要なクロツク信
号を生ずる。第12図に示すようにプログラマブ
ル・デイバイダ200は、主クロツク入力により
駆動される。プログラマブル・デイバイダ200
は、プログラマブル・デイバイダ202に出力を
加えるデイバイド−バイ−2論理デバイス180
を備えている。プログラマブル・デイバイダ20
2は、デイバイド−バイ−3又はデイバイド−バ
イ−4又はデイバイド−バイ−5又はデイバイド
−バイ−8のデイバイド比を生じ多数の論理デバ
イス20,90,130を備えている。プログラ
マブル・デイバイダ202の出力は、ブートスト
ラツプクロツク緩衝装置204を使つて緩衝し、
他の機能のためにクロツク出力を生ずる。クロツ
ク・デイバイド比を制御するように、直流入力電
圧源により駆動されるクロツク周波数選択回路2
06は、信号線路208,210に沿いプログラ
マブル・デイバイダ200,202に出力を送り
デイバイド比の長さを制御する。
従つて本発明により多くのランダム論理回路用
に使う動的レイシヨレフ回路が得られるのは明ら
かである。本発明の論理デバイスは、寸法の小さ
いデバイスを利用して、しかも電力損失が低い。
論理出入力キヤパシタンス間にチヤージ・シエア
リングが存在するが、この影響は本発明により論
理レベル電圧を保持するブートストラツプ作用に
より極めてわずかである。本発明の1例ではチヤ
ージ・シエアリングがなくなる。本発明によれば
さらに、ランダム論理回路の帰還ループ内に奇数
の反転段を協働させるのに半ビツト信号遅延論理
デバイスを利用する論理回路が得られる。さらに
本発明によりブートストラツプ作用を加えたゲー
ト駆動装置を使い、全供給電圧クロツクとして論
理出力を使うことができる。
以上本発明をその特定の実施例について述べた
が当業者には明らかなように種類の変化変型を行
うことができ、このような変化変型は以下の請求
の範囲を逸脱するものでないのはもちろんであ
る。
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