JP2668611B2 - ランダム論理適用のための動的レイショレス・サーキットリー - Google Patents

ランダム論理適用のための動的レイショレス・サーキットリー

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JP2668611B2
JP2668611B2 JP4085099A JP8509992A JP2668611B2 JP 2668611 B2 JP2668611 B2 JP 2668611B2 JP 4085099 A JP4085099 A JP 4085099A JP 8509992 A JP8509992 A JP 8509992A JP 2668611 B2 JP2668611 B2 JP 2668611B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル論理回路、
ことにMOS技術を使って作られる低電力、低電圧、ラ
ンダム論理回路適用のための動的レイショレス・サーキ
ットリーに関する。 【0002】 【従来の技術とその問題点】ディジタル論理回路のデザ
インにおいては、低電力性能及び寸法最小化が必要であ
る。モス(MOS)技術の開発に伴ない、低電力性能が
実現されている。ディジタル論理MOS回路における低
電力性能は、2つの研究方法によつて得られている。第
1の研究方法によれば、CMOSデザインを利用してい
る。CMOSデザインは、静電流漏れを零にできたが固
有の大きい型面積と多数の処理工程とを必要とする。デ
ィジタル論理MOS回路の低電力性能を得るための第2
の研究方法によれば、エンハンスメント・ドライバーデ
プレッション・ロード・インバータにおいて利用されて
いるように各抵抗の比率に論理回路が依存しない信号チ
ャネル「レイショレス(ratioless)」デザイ
ンを使用する。よく知られているように、レイショレス
・デザインは論理回路における地電位へのDC径路を許
容しない。レイショレスは論理設計によれば、電力損失
が低く又デバイス寸法が小さい利点がありデバイス配置
が一層小さく単一チャネル製造工程が簡単になる。 【0003】レイショレス論理で単一チャネルの製法
は、若干のレイショレス論理構成に利用されている。1
つのMOS大規模集積(LSI)回路機能は、ディジタ
ル遅延線又はシフトレジスタである。MOSシフトレジ
スタ設計は、MOSデバイスゲートの高いインピーダン
スにより寄生キャパシタンス内に電荷の形で一時的なデ
ータ記憶のできる点で有利なことが分っている。MOS
技術により、デバイス両端間の電圧オフセットを零にし
た二方向伝送ができ、そして所望により多重クロックに
より負荷デバイスをターンオフして電力損失を減らすこ
とができる。MOSシフトレジスタはチップ寸法が一層
小さくなる付加的利点がある。MOSシフトレジスタ
は、計算機表示端末装置と電子計算機と記憶回路のよう
な計算機周辺装置とに応用されている。このような用途
は、入力が特定の時間にロードされなければならなくて
出力が妥当であり所定の時限に出力を受け取ることので
きるように、クロック論理回路を利用した動的なもので
ある。動的シフトレジスタに組込んだディジタル論理M
OS回路の用途は、ウイリアム・エヌ・カー(Will
iam N.Carr)及びジャック・ピー・マイズ
(Jack P.Mize)を著者とする出版物『MO
S/LSIの設計及び応用』(版権1972年マグロー
・ヒル・ブック・カムパニ)の第150ないし167頁
と、ウイリアム・エム・ペニー(William M.
Penny)及びリリアン・ロウ(Lillian L
au)を著者とする出版物『MOS集積回路』(版権1
972年バン・ノスランド・リインホールド・カムパ
ニ)の第260ないし288頁とに記載してある。 【0004】レイショレス論理回路及び単一チャネルの
製法は、動的レジスタ用に広い用途をもつことが分った
が、このような用途は、ランダム論理回路の設計では制
限を受ける。この制限は主として、多くのレイショレス
論理設計計画に伴う多くの問題から明らかである。既存
のレイショレス論理計画の1つの欠点は、論理出力キャ
パシタンスと、駆動しようとする段の入力キャパシタン
スとの間の電荷分割により出力論理レベルの低下するこ
とである。この低下した出力論理レベルにより、デバイ
スの雑音余裕が減り低電圧の操作がむずかしくなる。従
来開発されたレイショレス論理回路の他の欠点は、電荷
分割だけでなく又ゲート対ソース及びゲート対ドレイン
の重複キャパシタンスにも基づく論理レベルの低下であ
る。論理レベルの低下は、クロック信号伝送線路及び論
理節点間の望ましくない結合によつて生ずる。従来開発
されているレイショレス論理回路の付加的な欠点は、2
相クロックパルスによる手法を利用しなければ、多くの
互いに異なるクロック位相を生ずることである。しかし
多くの2相クロックパルスによる手法では、奇数の反転
段を持つ帰還ループを利用できない。このような帰還ル
ープは、トグル・フリップ・フロップのような最も簡単
なランダム論理回路を構成するのにも必要である。さら
に従来開発されたレイショレス論理装置は、電荷分割の
作用により生ずる前記した欠点は無視してもしきい値電
圧損失によつて論理出力から十分な供給電圧を受けるこ
とができない。この欠点により回路の1つの論理ブロッ
クを後続の論理ブロックのクロックパルス源として使用
する上で問題が生ずる。なお従来開発されたレイショレ
ス論理装置は、クロックローディングが、クロック伝送
線路に結合した多数のゲート、ドレイン及びソースによ
つて望ましくないほど高くなる。 【0005】このようにして、レイショレス論理装置に
従来認められる利点、すなわち電力損失が低くデバイス
寸法の小さい利点があると共にランダム論理用に従来伴
う問題をなくしたレイショレス動的論理デバイスが必要
になつている。1つの段の論理出力キャパシタンス及び
論理入力キャパシタンス間の電荷分割の影響を最少にし
て、もとの全論理レベル電圧を保つ論理デバイスが必要
である。さらにクロックパルス発生を簡単にするのに2
相クロックパルス手法を利用する帰還ループに奇数の位
相反転段を協働させることのできる論理デバイスが必要
である。なお論理出力により全供給電圧クロックパルス
をゲートし、多重クロック位相方式の使用を最少にする
論理回路が必要である。さらにクロック・ローディング
により操作に必要な電荷をクロック位相自体でなくて給
電圧源から直接加えることのできる論理デバイスが必要
である。 【0006】 【発明の概要】本発明によれば、ランダム論理適用のた
めのレイショレス論理設計に従来伴う問題を実質的にな
くすと共に低電力低電圧で寸法の小さいデバイスの得ら
れるようにMOS技術を使いランダム論理適用のための
動的レイショレス回路が得られる。 【0007】本発明によれば入力信号を受け第1及び第
2の非重複クロック位相によりクロックされる遅延出力
信号を生ずる論理回路が得られる。この論理回路は電圧
供給源を備えている。この電圧供給源にプリチャージ・
トランジスタを接続し、この供給源を第1のクロック位
相によりクロックする。プリチャージ・トランジスタに
ディスチャージ・トランジスタを接続することにより第
1の接続点を形成し、又このディスチャージ・トランジ
スタは、第2のクロック位相によりクロックされ、第1
の接続点を条件付きで放電する。プリチャージ・トラン
ジスタは、第1の接続点をプリチャージする。入力論理
デバイスは、ディスチャージ・トランジスタに接続する
ことにより第2の接続点を形成し、第1の接続点から地
電位ヘの放電径路を形成する。入力論理デバイスは、入
力信号を受け取るように接続される。出力トランジスタ
は、第1の接続点に接続され、遅延出力信号を生ずる。
この出力トランジスタは、第2クロック位相によりクロ
ックされる。第1の接続点及び出力トランジスタにコン
デンサを接続してある。このコンデンサは、第2クロッ
ク位相によりクロックされ、第1の接続点をブートスト
ラップ作用により所定の電圧レベルに保つ。 【0008】なお本発明によれば、入力信号を受け取
り、この入力信号から1ビットだけ遅れ2クロック位相
時限内で2回位相反転する出力信号を生ずる1ビット遅
延論理デバイスガ得られる。この1ビット遅延デバイス
は、第1及び第2の非重複クロック位相を受ける。この
1ビット遅延デバイスは、電圧供給源を備えている。第
1のプリチャージ・トランジスタは、電圧供給源に接続
され、第1クロック位相によりクロックされる。第1の
ディスチャージ・トランジスタは、第1のプリチャージ
・トランジスタに接続されることにより、第1の接続点
を形成し、第2クロック位相によりクロックされ、第1
の接続点を条件付きで放電する。第1の入力トランジス
タは、第1のディスチャージ・トランジスタに接続さ
れ、第1の接続点から地電位ヘの放電径路を形成する。
第1の入力トランジスタは、入力信号を受け取るように
接続してある。第1出力トランジスタは、第1の接続点
に接続され、第2のクロック位相中に半ビット遅延し位
相反転した出力信号を生ずる。第1のコンデンサは、第
1の接続点及び第1の出力トランジスタに接続され、第
2のクロック位相によりクロックされ、第1の接続点を
所定の電圧レベルに保つ。第2プリチャージ・トランジ
スタは、電圧供給源に接続され、第2クロック位相によ
りクロックされる。第2のディスチャージ・トランジス
タは、第2のプリチャージ・トランジスタに接続するこ
とにより第2の接続点を形成し、第1のクロック位相に
よりクロックされ第2の接続点を条件付きで放電する。
第2の入力トランジスタは第2のディスチャージ・トラ
ンジスタに接続され、第2の接続点から地電位への放電
径路を形成する。第2の入力トランジスタは第1の出力
トランジスタから半ビット遅延出力信号を受けるように
接続してある。第2の出力トランジスタは、第2の接続
点に接続され第1のクロック位相中に1ビット遅延出力
信号を生じ、半ビット遅延反転出力信号により反転さ
れ、第1のクロック位相によりクロックされる。第2の
コンデンサは、第2の接続点及び第2の出力トランジス
タに接続され、第1のクロック位相によりクロックされ
て第2の接続点を所定の電圧レベルに保つ。 【0009】なお本発明によれば、入力信号を受け取
り、この入力信号から半ビットだけ遅延し、1つのクロ
ック位相時限内で2回反転される出力信号を生ずる半ビ
ット遅延論理デバイスが得られる。この半ビット遅延論
理デバイスは、第1及び第2の非重複クロック位相を受
け、電圧供給源を備えている。第1のプリチャージ・ト
ランジスタは、電圧供給源に接続され、第1クロック位
相によりクロックされる。第1のディスチャージ・トラ
ンジスタは、第1のプリチャージ・トランジスタに接続
されることにより、第1の接続点を形成し、第2のクロ
ック位相によりクロックされ、第1の接続点を条件付き
で放電する。第1のディスチャージ・トランジスタに
は、抵抗体を接続してある、。第1の入力トランジスタ
は、この抵抗体に接続されることにより第2の接続点を
形成し、第1の接続点から地電位への放電径路を形成す
る。第1の入力トランジスタは、入力信号を受け取るよ
うに接続してある。第1の出力トランジスタは、第1の
接続点に接続され、第2クロック位相中に半ビット遅延
し、反転された出力信号を生じ、第2クロック位相によ
りクロックされる。第1コンデンサは、第1の接続点及
び第1の出力トランジスタに接続され第2クロック位相
によりクロックされ、第1の接続点を所定の電圧レベル
に保つ。第2のディスチャージ・トランジスタは、第2
のプリチャージ・トランジスタに接続されることにより
第3の接続点を形成し、第2クロック位相によりクロッ
クされて第3の接続点を条件付きで放電する。 【0010】第2の入力トランジスタは、第2のディス
チャージ・トランジスタに接続され、第3の接続点から
地電位ヘの放電径路を形成する。第2の入力トランジス
タは第2の接続点に接続してある。第2の出力トランジ
スタは、第3の接続点に接続され、第2のクロック位相
中に半ビット遅延し、反転された出力信号を生じ、第2
のクロック位相によりクロックされる。第2のコンデン
サは、第3の接続点及び第2の出力トランジスタに接続
され、第2のクロック位相によりクロックされて第3の
接続点を所定の電圧レベルに保つ。 【0011】なお本発明によれば複数個の論理デバイス
を逐次の論理ブロック内に接続した論理回路において、
先行論理ブロックの出力に応答して後続の論理ブロック
に使うクロック信号を生ずるクロック信号発生回路を設
けてある。このクロック信号発生回路は、入力信号を受
け取り、又第1及び第2の非重複クロック位相を受け取
り、そして入力信号及び第1クロック位相を受け取る第
1のトランジスタを備えている。この第1トランジスタ
に第2トランジスタを接続することにより、第1の接続
点を形成する。第2のトランジスタは第2のクロック位
相を受け取るように接続され、第2のクロック位相を受
け取ると後続の論理ブロックに出力クロック信号を送
る。第2のトランジスタは第1の接続点の所定の電荷を
保持する。 【0012】さらに本発明によれば、入力信号を受け取
り、遅延出力信号を生じ、後続の相互に接続した論理回
路に送る緩衝インバータ論理回路が得られる。この緩衝
インバータ論理回路は、第1及び第2の非重複クロック
位相によりクロックされ、電圧供給源を備えている。プ
リチャージ・トランジスタは、電圧供給源に接続され、
第1のクロック位相によりクロックされる。第1のディ
スチャージ・トランジスタは、プリチャージ・トランジ
スタに接続されることにより、第1の接続点を形成し、
第2のクロック位相によりクロックされて第1の接続点
を条件付きで放電する。入力トランジスタを、ディスチ
ャージ・トランジスタに接続し、第1の接続点から地電
位への放電径路を形成する。入力トランジスタは入力信
号を受け取るように接続してある。第1の接続点にトラ
ンジスタを接続し、第1の接続点を緩衝インバータ論理
回路の出力から有効に隔離する。このトランジスタは第
2のクロック位相によりクロックされる。出力トランジ
スタは、前記トランジスタに接続され、遅延出力信号を
生じ、第2のクロック位相によりクロックされる。 【0013】 【実施例】本発明による論理デバイスが、ランダム論理
回路に使うのに広範な用途があるのはもちろんである。
このような用途にはたとえば、電気通信CODECデバ
イス、クロック・ディバイダ、プログラマブル・クロッ
ク・ディバイダ、ランダム論理回路、逐次比較回路、入
出力レジスタ、シフトレジスタ、保持レジスタ及び2進
係数器等がある。本発明の各実施例はこの論理デバイス
の使用例を示すが決してこれに限定するものではない。 【0014】図1には本発明の1ビット信号遅延論理デ
バイス20を例示してある。1ビット信号遅延デバイス
20は互いに同じ半ビット信号遅延論理デバイス24,
26から成っている。各半ビット信号遅延デバイス2
4,26は、入力信号の反転を行い、入力信号が論理1
すなわち高レベルの場合に半ビット信号遅延デバイス2
6の出力が高くなるようにする。同様に半ビット信号遅
延デバイス24への入力が論理0すなわち低レベルの場
合には半ビット信号遅延デバイス26の出力は低くな
る。 【0015】半ビット信号遅延論理デバイス24は、端
子30a,30b及び制御端子30cを持つトランジス
タ30を備えている。この説明で使う場合にとくに断わ
らなければ各トランジスタ・デバイスは、エンハンスメ
ント・モード・トランジスタであり、トランジスタの参
照数字の次に添字a又はbを付けた2個の端子とトラン
ジスタの参照数字の次に添字cを付けた制御端子とを持
つものとして表わしてある。トランジスタ30はトラン
ジスタ32に接続され、トランジスタ32の端子32a
によりトランジスタ30の端子30bとの接続部に接続
点Aを形成する。トランジスタ34は、その端子34a
をトランジスタ30の端子32bに接続し、接続点Bを
形成する。トランジスタ34の端子34bは地電位に接
続してある。 【0016】半ビット信号遅延デバイス24の出力は、
接続点Aに接続した端子36aと、接続点Cで半ビット
信号遅延デバイス26の入力端子に接続した端子36b
とを持つ出力トランジスタ36を経て加える。本発明に
よる1ビット信号遅延デバイス20の重要な部分は、各
端子30b,32a,36aの接合部として形成した接
続点Aと端子36cとの間に接続したコンデンサ38と
である。 【0017】1ビット信号遅延デバイス20ヘの入力
は、非重複クロック位相C1,C2から成る。クロック
位相C1は、トランジスタ30の制御端子30cに加え
られる。クロック位相C2は、トランジスタ32の端子
32cとトランジスタ36の端子36cとに加えられ
る。1ビット信号遅延デバイス20の入力は、C1クロ
ック位相によりクロックされる1ビット信号遅延デバイ
ス20の外部のトランジスタ40を経てトランジスタ3
4に加える。入力正電圧源は、1ビット信号遅延デバイ
ス20に、トランジスタ30の端子30aにおいて入力
を加える。或は正電圧源は、C1クロック位相自体とし
て給電されるようにしてもよい。この説明で使う際にク
ロック位相は、半ビット時間として定義され、2つのク
ロック位相が1ビット時間を表わす。 【0018】半ビット信号遅延デバイス26の各構成部
品は、半ビット信号遅延デバイス24の各部品を表わす
のに使った参照数字に対応する参照数字で表わしてある
が、これ等の部品に対してはプライム符号を使う。クロ
ック位相C2は、トランジスタ30′に加えられ、クロ
ック位相C1は、トランジスタ32′,36′に加えら
れるのは明らかである。半ビット信号遅延デバイス24
の出力は、半ビット信号遅延デバイス26への入力とし
てトランジスタ34′に加えられる。半ビット信号遅延
デバイス26の出力は、トランジスタ36′により生ず
る。給電源は、トランジスタ30′に給電する。或はク
ロック位相C2は、半ビット信号遅延デバイス26に対
する電圧源になる。 【0019】各トランジスタ30,30′を駆動するの
に正電圧源の代りにクロック位相C1,C2を使うと、
クロック位相が接続点A,A′のキャパシタンスに給電
するのに電荷を生じなければならないので、付加的なク
ロック・ローディングを生ずる。しかし給電源としてク
ロック位相を利用する利点は、本発明デバイスを作るの
に必要な面積を保持するのに1ビット信号遅延デバイス
20を通じて正の供給電圧信号線の必要がなくなること
である。 【0020】1ビット信号遅延デバイス20は、シフト
レジスタ又はその他のランダム論理デバイスを形成する
のに、出力端子C′を入力端子34cに接続することに
より、カスケード形にすることができる。次の説明では
部品について述べるときにプライム符号を付けた参照数
字により表わした対応部品は同様に機能する。 【0021】動作時にトランジスタ30は、供給電圧か
らトランジスタの1しきい値電圧を差引いた値に等しい
電圧に、接続点Aにプリチャージするプリチャージ・デ
バイスとして機能する。トランジスタ30は、接続点A
における分路キャパシタンスを含み、接続点Aに存在す
る全部のキャパシタンスを地電位に充電し又コンデンサ
38を充電する。トランジスタ32は、放電デバイスと
して機能しトランジスタ34により地電位への選択的放
電径路を形成し、接続点Aのキャパシタンスを放電する
ことができる。トランジスタ32は、クロック位相C2
の存在するときに、接続点Aのキャパシタンスを条件つ
きで放電する。各トランジスタ30,32,34は、各
トランジスタ30,32,34がクロックパルスC1,
C2の非重複クロックパルス構成によつて決して同時に
は導通しないから、電圧供給源から接地することがない
のは明らかである。従って地電位への直流径路が生じな
い。このことは本発明のレイショレス論理構成に必要な
ことである。トランジスタ36は出力デバイスとして機
能し、接続点Aにおける論理出力をトランジスタ34′
の入力端子における接続点Cのような別の段の入力端子
に結合する目的を果す。 【0022】本発明の重要な点は、ブートストラップ作
用により1ビット信号遅延デバイス20内のチャージ・
シェアリング(charge sharing)処理の
影響に打勝つことのできるコンデンサ38,38′の動
作である。この説明で使うブートストラップ作用とは、
或る接続点に存在する電圧が供給電圧以上に上昇する作
用のことである。チャージ・シェアリングは、第1のプ
リチャージされたコンデンサが、第2の充電されてない
コンデンサに放電するときに、2個のコンデンサ内に貯
えられた電圧の均等化することを指している。動作時に
クロック位相C1中に接続点Aは、供給電圧の+V以下
のしきい値電圧にプリチャージされる。クロック位相C
2中にクロック位相C2が上昇し、接続点Aに正の供給
電圧以上にブートストラップ作用を行う。次いで接続点
Aは、入力電圧が低いレベルにある場合に接続点Cとチ
ャージ・シェアリングを行なう。コンデンサ38が、接
続点Cに存在する分路キャパシタンスとほぼ同じか、又
はこれより大きい場合には、接続点Cは正の供給電圧以
下の全しきい値電圧に上昇し、本発明のコンデンサ38
を利用しない従来開発された回路に存在するような伝送
電圧の損失がなくなる。コンデンサ38を設けてない
と、接続点A,C間にチャージ・シェアリングが生じ
て、両接続点A,Cは正の供給電圧マイナスしきい値よ
り低い電圧に低下する。 【0023】図1及び図2について本発明による1ビッ
ト信号遅延デバイス20の動作のさらに詳しい説明を述
べる。図2a及び図2bはクロック位相C1,C2を示
す。各クロック位相C1,C2が非重複であり、+Vの
電圧レベルを持つパルスであるのは明らかである。C1
クロック位相50で入力は低くなり、C1クロック位相
50(図2a)に先だつて或る不定の値になるものとす
る。C1クロック位相50(図2a)中に接続点Aにお
ける電圧は、1しきい値電圧だけ低い供給電圧値にプリ
チャージされる(図2c)。接続点C(図2d)、接続
点C′(図2e)及び接続点A′(図2g)における電
圧は、クロック位相50の間には不定である。C2クロ
ック位相52(図2b)ではクロック位相52が上昇す
ると、接続点Aにおける電圧(図2c)は放電しなく
て、図2cに点54で示した正の給電圧以上にブートス
トラップ作用を生ずるだけであり、次いで接続点Cに存
在するキャパシタンスにより点56でチャージ・シェア
リングが行なわれる。接続点Aにおける電圧が幾分低下
すると、接続点Cの電圧が上昇する。図2dに示すよう
に接続点Cはこの場合論理1である。接続点Cは図2e
に破線により示した前回のデータをなお表わす。次のC
1クロック位相58で半ビット信号遅延デバイス26
は、その反転機能を果し、接続点C′の電圧(図2e)
が降下する。従って0すなわち低レベル(図2f)であ
るトランジスタ34(図1)に加わる入力に対し、接続
点Cにおける電圧は論理1に等しく、接続点C′は0に
なる。図2gに示すようにクロック位相52では接続点
A′はしきい値だけ低い供給電圧に充電する。 【0024】入力電圧(図2f)がクロック位相58中
に低い値から高い値に変るものとする。次に続くC2ク
ロック位相60で接続点A(図2c)は放電する。接続
点Aは、これがクロック位相58の初めに高かったので
高い状態を続けることを意味するクロック位相58中に
プリチャージされる。C2クロック位相60では接続点
Aの電圧は、入力(図2f)がこの場合1であるから降
下し、C2クロック位相60が上昇するときにトランジ
スタ32がターン・オンし、接続点Aのチャージはトラ
ンジスタ32,34を通り接続点Aを地電位に放電す
る。接続点Aの電圧(図2c)が降下すると、接続点C
の電圧(図2d)も又、トランジスタ36が導通してい
るので降下する。次に続くC1クロック位相62中に
は、接続点Cが低いから、接続点C′,A′が地電位に
放電する放電径路がなくて、接続点C′(図2e)及び
接続点A′(図2g)が高くなる。接続点A′は、クロ
ック位相60中にプリチャージし、C1クロック位相6
2の立上がり縁の点64でブートストラップ作用を生
じ、点66にチャージ・シェアリングを行なう。1すな
わち高レベルである入力に対し接続点C(図2d)が低
くなり、接続点C′(図2e)が高くなり、半ビット信
号遅延デバイス24,26の動作によつて2回の反転が
起ることを示すのは明らかである。これ等の2回の反転
を生ずるのに全1ビット時間が必要である。第1の反転
は、C2クロック時間中に起るが、第2の反転はC1ク
ロック時間中に起る。図2d及び図2eに示すように接
続点C,C′は、これ等が正の供給電圧以下のしきい値
に達すると、すぐにトランジスタ36(図1)が非導通
になり、出力がもはや上昇できないから正の供給電圧以
下のしきい値以上にはならない。しかしコンデンサ38
のブートストラップコンデンサ作用が生ずる間は、接続
点A,A′はブートストラップ作用により高い値になり
出力C,C′を供給電圧以下のしきい値に引上げ本発明
の利点が得られる。 【0025】図3、図4及び図5には、一層複雑なゲー
ト機能を果す半ビット信号遅延デバイス24を示してあ
る。この場合前記した同様な対応部品に対し同様な参照
数字を使ってある。地電位への放電デバイスとして作用
するトランジスタ34の代りにトランジスタ70,72
(図3)を使ってある。トランジスタ70,72はNA
NDゲートとして作用するように直列に位置させてあ
る。図4はNORゲートとして作用するようにトランジ
スタ34(図1)とは異なって並列に接続したトランジ
スタ74,76を示す。図5には別の複合ゲートを例示
してある。この場合トランジスタ70,72は直列に接
続され、そして複合ゲートを形成するようにトランジス
タ76に並列に接続してある。トランジスタ34の代り
にトランジスタ70,72,74,76を設けると半ビ
ット信号遅延デバイス24の反転機能を変え、これ等の
トランジスタへの入力の論理組合わせに従って論理機能
を果す。トランジスタ70,72,74,76はその各
入力の組合わせに従って接続点Aにおけるキャパシタン
スに対し、地電位への放電径路を形成するから、その放
電は半ビット信号遅延デバイス24のトランジスタ34
(図1)により生ずる反転放電よりむしろ論理的に従属
的である。図3、図4及び図5の一層複雑なゲートは、
半ビット信号遅延デバイス24(図1)について例示し
ただけであるが、又トランジスタ34′の代りに一層高
度の複合ゲートデバイスを形成するように付加的なトラ
ンジスタを設けることができる。 【0026】前記したように1ビット信号遅延論理デバ
イス20は、2つのクロック位相又は1ビット時間の間
に入力信号に2段の反転を行つた。ランダム論理回路用
では、又1クロック位相すなわち半ビット時間で2段の
反転を行うことが望ましい。図6は本発明による半ビッ
ト信号遅延論理デバイス90を示す。半ビット信号遅延
論理デバイス90の各部品を表わすのに図1に使ったの
と同様な対応する部品に同様な参照数字を使ってある。 【0027】C1クロック位相は、トランジスタ30,
30′に加えられ、C2クロック位相はトランジスタ3
2,32′,36,36′及びコンデンサ38,38′
に加えられる。各出力トランジスタ36,36′は、接
続点C,C′に出力を生ずる。前記したようにトランジ
スタ30は接続点Aに存在するキャパシタンスに正の供
給電圧以下のしきい値にプリチャージする作用をする。
トランジスタ32は又、接続点Aをトランジスタ34を
経て論理放電径路を選択的に接地することのできる放電
機能を果す。単一のデバイスであるトランジスタ34
は、半ビット信号遅延論理デバイス90を、図3、図4
及び図5について述べたように放電径路を接地するよう
に接続した付加的な論理デバイスの使用とは異なって、
インバータ・ペアにする。コンデンサ38は、クロック
位相C2の上昇に伴って接続点Aの電圧に対しブートス
トラップ作用をする容量性デバイスである。トランジス
タ36は、接続点Aを半ビット信号遅延論理デバイス9
0の次の段又は各後続段に接続する出力デバイスであ
る。各トランジスタ32,34間にはデプレッション・
トランジスタ92を接続して、端子92aをトランジス
タ32に接続し、端子92b及び制御端子92cを接続
点Bに接続するようにしてある。接続点Bは又トランジ
スタ34′の制御端子34c′に接続してある。デプレ
ッション・トランジスタ92は、クロック位相C2の上
昇の際に生ずる電流を制限するために抵抗器として作用
するように接続してある。 【0028】半ビット信号遅延論理デバイス90は、ク
ロック位相C2の上昇の際に接続点Aがブートストラッ
プ作用を受け高レベルになるように動作する。トランジ
スタ34が導通していると、そのトランジスタ40によ
る入力が高いレベルになるので、接続点Aからの電流は
コンデンサ38からトランジスタ32,92,34を経
て地中に流れる。この電流は、デプレッション・トラン
ジスタ92により、接続点Bの電圧が地電位以上に著し
くは上昇しないように制限しなければならない。半ビッ
ト信号遅延論理デバイス90の動作では、クロック位相
C2の立上がり縁で電流スパイクが生ずるときに、トラ
ンジスタ34が導通するので、接続点Bの電圧は、地電
位以上に著しくは上昇しないことが必要である。接続点
Aのキャパシタンスの放電によるトランジスタ34′の
導通は、このようにしてトランジスタ34′の導通が入
力論理信号によりこの導通が制御されないでクロック位
相C2により制御されるから、望ましくない。要するに
デプレッション・トランジスタ92はクロック位相C2
の立上がり縁に協働する電流を接続点Bがトランジスタ
34′のしきい値電圧以上に上昇することができないよ
うに制限して、半ビット信号遅延論理デバイス90の第
2のインバータ段が適正に動作し接続点A′がトランジ
スタ34′を実際に導通させる前に放電しないようにす
る。従って半ビット信号遅延論理デバイス90の段90
aが段90bを駆動し、単一の半ビット時間内に2段の
反転を行うが、1ビット信号遅延論理デバイス20は、
2つのクロック位相の全1ビット時間内に2回の反転を
行う。 【0029】次に図6及び図7について半ビット信号遅
延論理デバイス90の動作をさらに詳しく述べる。図7
gに示すように、第1に半ビット信号遅延論理デバイス
90の入力電圧が低いものとする。C1クロック位相1
00が上昇すると、接続点A,A′は、図7c及び図7
dに示すように、正の供給電圧Vのしきい値内でプリチ
ャージされる。図7e、図7f及び図7hの接続点C,
C′,Bは破線で示した前回の未知のデータを持つ。次
いでC2クロック位相102が上昇し、ブートストラッ
プ作用により両接続点A,A′に点104,106(図
7c及び図7d)により示した正の供給電圧以上になる
ようにする。入力電圧が低いと(図7g)、接続点Aが
ブートストラップ作用で正の給電圧以上にならないよう
にすることができない。そしてコンデンサ38(図6)
は、図7e及び図7hに示すようにチャージ・シェアリ
ングを行なつて接続点C,Bの電圧を上昇させる。接続
点Bの電圧が高くなると、トランジスタ34′が導通す
る。C2クロック位相102は、この時間で高く、トラ
ンジスタ34′,32′は導通しているから、接続点
A′は、点108(図7d)で放電し、接続点C′は1
10(図7f)で放電する。その理由はトランジスタ3
6′も又C2クロック位相102(図7b)中に導通し
ているからである。従って低入力(図7g)に対して接
続点B,Cは高いレベルになり1回の反転を表わし接続
点C′は低いレベルになり入力信号の第2の反転を示
す。これ等の2つの反転は、単一のC2クロック位相又
は半ビット時間内に生じた。 【0030】入力論理信号(図7g)が高いものとする
と、接続点Bは地電位になる。C1クロック位相112
(図7a)中に接続点A,A′(図7c及び図7d)
は、前記したように正の供給電圧以下のしきい値にプリ
チャージされる。C2クロック位相114(図7b)が
上昇すると、両接続点A,A′は、点116,118
(図7c及び図7d)で正の供給電圧以上にブートスト
ラップ作用を受けるようになる。入力レベルが高いから
(図7g)、トランジスタ34が導通し、電流がトラン
ジスタ32,92,34を経て流れ、接続点Aでコンデ
ンサ38のキャパシタンスを地電位に放電する。従って
接続点B(図7h)、接続点A(図7c)及び接続点C
(図7e)はすべて地電位に放電する。接続点Bはトラ
ンジスタ14の高い入力レベルにより地電位に絶えずク
ランプされているから、制御端子34c′の電圧が電流
を制限するトランジスタ32の作用により、トランジス
タ34′のしきい値電圧以上に上昇できないのでトラン
ジスタ34′は非導通になる。トランジスタ34′が非
導通であるから、接続点A′は放電しなくて、点118
で正の供給電圧以上にブートストラップ作用を生じ次い
で接続点C′(図7d)により点120でチャージ・シ
ェアリングを行なう。従って2つの反転段は、高レベル
の入力で生ずるのは明らかである(図7g)。その理由
はこの場合接続点C,A,Bに低いレベルが存在し、接
続点C′に高いレベルが存在するからである。両反転は
共に単一のC2クロック位相中に行なわれる。 【0031】図8はゲートされたクロックパルスを生ず
る本発明論理デバイス130を示す。ゲートクロック論
理デバイス130は、クロック位相により駆動され、後
続の論理デバイスをクロックするのに使うゲートされた
クロック位相を生ずる。ゲートクロック論理デバイス1
30は、トランジスタ132,134,136を備えて
いる。入力論理信号は、トランジスタ132の端子13
2aに加える。トランジスタ132の端子132bは、
トランジスタ134の制御端子134cに接続され、接
続点Aを形成する。トランジスタ132の制御端子13
2cはC1クロック位相を受ける。C1クロック位相
は、又トランジスタ136の制御端子136cに加え
る。トランジスタ134の端子134aはC2クロック
位相を受け取る。トランジスタ136の端子134b,
134aは、ゲートされるC2クロック位相を生ずる接
続点Bを形成するように接続してある。トランジスタ1
36の端子136bは接地してある。 【0032】動作時には、トランジスタ132の導通し
ているC1クロック位相中に、接続点Aに入力論理信号
を送る。接続点Aの論理レベルは、正の供給電圧からト
ランジスタ132のしきい値電圧を差引いたものであ
る。クロック位相C1中にクロック位相C2は低くな
り、トランジスタ134は導通し、接続点Bは地電位に
なる。クロック位相C1が低下しクロック位相C2が上
昇すると、トランジスタ134のチャネルキャパシタン
スは、接続点Aが高い論理レベル入力を受け取るので充
電される。クロック位相C2が上昇すると、接続点Bの
電圧が上昇し、接続点Aの電圧がブートストラップ作用
により正の供給電圧以上になる。このブートストラップ
作用により接続点Bを全電力供給電圧であるC2の電圧
レベルにほぼ引上げることができる。高レベル論理入力
によりこのようにしてそのソースから接続点Bにクロッ
ク位相C2をゲートするのは明らかである。 【0033】トランジスタ132への論理入力が0であ
れば、接続点Aはプリチャージされ、すなわち0をロー
ドされる。クロック位相C2が上昇すると、トランジス
タ134は非導通になり、接続点Bは地電位のままにな
り、クロック位相C2は接続点Bにゲートされない。従
ってゲートロック論理デバイス130は、クロックパル
スが接続点Bにゲートされるかどうかを制御する。全電
力供給電圧レベルクロックC2は、全電力供給電圧以下
のしきい値である論理信号によりゲートされる。従って
ゲートC2クロックは他の論理ブロックをゲートするの
に使う。ゲートクロック論理デバイス130の用途は図
11の2進ディバイド−バイ−8回路の動作により述べ
る。 【0034】前記したようにトランジスタ134のチャ
ネルキャパシタンスは、接続点Aにブートストラップ作
用を及ぼす。バラクタ・コンデンサ・ブートストラップ
作用(varactor capacitor boo
tstrap action)として知られているこの
ブートストラップ作用は、1972年6月刊行のIEE
Eジャーナル・オブ・ソリッド−ステート・サーキッツ
(Journal of Solid・State C
ircuits)SC−7巻第3号第217ないし22
4頁のジョインスン(Joynson)等を著者とする
論文『バラクタ結合を使いブートストラップ作用により
MOS回路のしきい値損失をなくする方法』に記載され
ている。 【0035】トランジスタ136の作用は、クロック位
相C1が始まると、接続点Bを地電位に確実に全放電さ
せることである。クロック位相C1,C2間の非重複時
間が短いと、接続点Bの電圧は、クロック位相C1の始
まる際に放電するには時間が不十分である。接続点Bの
電圧は、C2クロック位相中は高いままになつているだ
けで、C1クロック位相中は低いから、トランジスタ1
36はクロック位相C1,C2間の時間が短いこのよう
な用途に必要である。 【0036】図9には半ビット信号遅延デバイス24
(図1)と同様な半ビット信号遅延デバイスを持つゲー
トクロック論理デバイス130(図8)を利用する緩衝
インバータ論理デバイス150を例示してある。緩衝イ
ンバータ論理デバイス150は、半ビット信号遅延部分
150aと、ゲートクロック部分150bとを持つ。半
ビット信号遅延部分150aは、トランジスタ152,
154,156を備えている。C1クロック位相は、ト
ランジスタ152の端子152cに加えられる。供給電
圧すなわちクロック位相C1は、トランジスタ152の
端子152aに加えられる。C2クロック位相は、各ト
ランジスタ154,158の制御端子に加えられる。入
力論理レベルは、トランジスタ156の制御端子に加え
られる。トランジスタ160の制御端子160cはトラ
ンジスタ152,154,158に接続され、接続点A
を形成する。トランジスタ160は、端子160aでC
2クロック位相を受け取る。このC2クロック位相は、
又トランジスタ162の制御端子162cに加えられ
る。トランジスタ160は、トランジスタ134(図
8)と同様に作用する。トランジスタ158,160,
162は、接続点Bを形成するように相互に接続してあ
る。トランジスタ154,156は、接続点Cを形成す
るように相互に接続してある。緩衝インバータ論理デバ
イス150の出力は、トランジスタ162の端子162
bで生ずる。トランジスタ162は、その出力をC2ク
ロックパルスで次の論理段に送る。 【0037】緩衝インバータ論理デバイス150は、半
ビット信号遅延論理デバイス24(図1)とほぼ同じ機
能を持つ。しかし論理デバイス150は、出力キャパシ
タンスを充電するのに必要な電荷は、C2クロック位相
により供給されるので、クロック・パルス・ローディン
グを増しているが、半ビット信号遅延論理デバイス24
においては、トランジスタ30を正の電圧供給源に接続
すると、接続点Cの電圧を引上げるのに必要な電荷は正
の供給源自体により得られる。しかし緩衝インバータ論
理デバイス150は、クロック位相C2の駆動能力によ
り制限されるだけで、接続点A,C(図1)間のチャー
ジ・シェアリングが緩衝インバータ論理デバイス150
では行なわれないので一層大きい容量性負荷を駆動する
ことができる。 【0038】緩衝インバータ論理デバイス150の動作
時には、入力論理信号がC1クロック位相中に低いと、
接続点Aは正の供給電圧V以下のしきい値にプリチャー
ジされる。クロック位相C2中に、トランジスタ160
は、図8に例示したようなゲートクロックデバイスとし
て作用する。トランジスタ160の全チャネルキャパシ
タンスは、接続点Aのブートストラップに役立つ。接続
点Bは、高くなる際にクロック位相C2に追従し、トラ
ンジスタ162は、接続点Bの論理レベルを、その出力
端子162bを経て次に続く論理段に送る。緩衝インバ
ータ論理デバイス150では、全部の電荷が接続点A
(図1)のチャージ・シェアリングによらないでクロッ
ク位相C2から加えられる。論理入力が低い場合は、出
力はクロック位相C1と共に高いレベルに上昇すること
により、緩衝インバータ論理デバイス150の反転機能
を生ずる。又クロック位相C2中に論理入力が高いレベ
ルにあると、クロック位相C1中に前もつてプリチャー
ジした接続点Aは放電する。次いで接続点Bは、クロッ
ク位相C2中にトランジスタ158が導通するから、放
電する。又クロック位相C2中にトランジスタ162が
導通し、低い論理出力を生ずる。 【0039】要するに緩衝インバータ論理デバイス15
0は、半ビット信号遅延デバイス24(図1)の反転機
能を果すが、信号遅延論理デバイス20(図1)より大
きい容量性負荷を駆動することができる。その理由は、
論理デバイス150が、その動作のためのチャージ・シ
ェアリングに依存しないからである。緩衝インバータ論
理デバイス150は、クロック位相C2のインバータと
して示したが、クロック位相C1及びクロック位相C2
の接続を取換えることにより、クロック位相C1の動作
に対し同じ緩衝インバータを設けることができる。緩衝
インバータ論理デバイス150は又、図3、図4及び図
5に例示したような接続点C及び地電位間のトランジス
タ156の代りに付加的なトランジスタを設けて、直列
トランジスタ又は並列トランジスタを相互に接続するこ
とにより、複雑な論理機能を果すように構成することも
できる。 【0040】図10には、本発明による1ビット信号遅
延論理デバイス20(図1)、半ビット信号遅延デバイ
ス90a(図6)及びゲートロック論理デバイス130
(図8)を利用するディバイド−バイ−2論理デバイス
を例示してある。1ビット信号遅延論理デバイス20及
び半ビット信号遅延論理デバイス90aは、Dフリップ
−フロップに類似な3インバータ段帰還ループ内に接続
してある。この場合デ 【他1/】リップ−フロップのD入力としてトランジス
タ34の入力端子に加えられる。この帰還ループは、2
つのレベルの反転を、単一の半ビット時間内に生じさせ
るのに、半ビット信号遅延デバイス90aを利用する本
発明による2相レイショレス構成を使うことによつてで
きる。又ゲートクロック論理デバイス130は、3つの
インバータ段の任意の段に接続され、ディバイド−バイ
−2論理デバイス180により、他の各クロック位相を
ゲートし、引続く論理デバイスを駆動することのできる
同じ結果が得られる。 【0041】図11は3段のディバイド−バイ−2論理
デバイス180(図10)を協働させた2進ディバイド
−バイ−8論理デバイス190を示す。各ディバイド−
バイ 【他2/】ロップとして線図的に示してある。各ディバ
イド−バイ−2論理デバイス180は、ディバイド−バ
イ−8機能を果すようにカスケード型に接続してある。
各段は次に続く段に対し全電力供給レベルクロックパル
スを生ずる。クロック位相C2は、3段全部でシェアさ
れるが、クロック位相C1は逐次にゲートされる。第1
の段は、他の各クロック位相C1をゲートし、第2の段
は4番目ごとのクロック位相C1をゲートするが、最終
段は、8番目ごとのクロック位相C1をゲートする。3
つの位相は、トランジスタ192,194を使って相互
に結合され、トランジスタ196でディバイド−バイ−
8されたC1クロック位相の出力を生ずる。2進ディバ
イド−バイ−8論理デバイス190はクロック位相C
1,C2だけにより駆動する。 【0042】図12はプログラマブル・クロック・ディ
バイダを構成するように多くのディバイド論理デバイス
を組合わせる本発明の別の用例を示す。このようなプロ
グラマブル・クロック・デバイダは、パルス・コード変
調電気通信装置に利用されフィルタ回路網の操作のため
に必要なクロック信号を生ずる。図12に示すようにプ
ログラマブル・ディバイダ200は、主クロック入力に
より駆動される。プログラマブル・ディバイダ200
は、プログラマブル・ディバイダ202に出力を加える
ディバイド−バイ−2論理デバイス180を備えてい
る。プログラマブル・ディバイダ202は、ディバイド
−バイ−3又はディバイド−バイ−4又はディバイド−
バイ−5又はディバイド−バイ−8のディバイド比を生
じ多数の論理デバイス20,90,130を備えてい
る。プログラマブル・ディバイダ202の出力は、ブー
トストラップクロック緩衝装置204を使って緩衝し、
他の機能のためにクロック出力を生ずる。クロック・デ
ィバイド比を制御するように、直流入力電圧源により駆
動されるクロック周波数選択回路206は、信号線路2
08,210に沿いプログラマブル・ディバイダ20
0,202に出力を送りディバイドの比の長さを制御す
る。 【発明の効果】 【0043】従って本発明により多くのランダム論理回
路用に使う動的レイショレス回路が得られるのは明らか
である。本発明の論理デバイスは、寸法の小さいデバイ
スを利用してしかも電力損失が低い。論理出入力キャパ
シタンス間にチャージ・シェアリングが存在するが、こ
の影響は本発明により論理レベル電圧を保持するブート
ストラップ作用により極めてわずかである。本発明の1
例ではチャージ・シェアリングがなくなる。本発明によ
ればさらに、ランダム論理回路の帰還ループ内に奇数の
反転段を協働させるのに半ビット信号遅延論理デバイス
を利用する論理回路が得られる。さらに本発明によりブ
ートストラップ作用を加えたゲート駆動装置を使い、全
供給電圧クロックとして論理出力を使うことができる。 【0044】以上本発明をその特定の実施例について述
ベたが当業者には明らかなように種種の変化変型を行な
うことができ、このような変化変型は以下の請求の範囲
を逸脱するものでないのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の1ビット信号遅延論理デバイスを示す
論理回路図である。 【図2】図1に示した1ビット信号遅延論理デバイスの
動作を示す信号波形である。 【図3】図1に示した第1の半ビットの信号遅延を利用
するNANDゲート論理デバイスを示す論理回路図であ
る。 【図4】図1に示した第1の半ビット信号遅延を利用す
るNORゲート論理デバイスを示す論理回路図である。 【図5】図1に示した第1の半ビット信号遅延を利用す
る複合型ゲート論理デバイスを示す論理回路図である。 【図6】本発明の半ビット信号遅延論理デバイスを示す
論理回路図である。 【図7】図6に示した本発明の半ビット信号遅延論理デ
バイスの動作を示す信号波形である。 【図8】本発明のゲートクロック論理装置を示す論理回
路図である。 【図9】図8のゲートクロック論理デバイスを利用する
本発明の緩衝インバータ論理デバイスを示す論理回路図
である。 【図10】本発明の1ビット信号遅延、半ビット信号遅
延及びゲートクロックの各論理デバイスを利用する2分
周(ディバイド−バイ−2)論理デバイスを示す論理回
路図である。 【図11】本発明論理デバイスを利用する2進(ディバ
イド−バイ−8)論理デバイスを示す論理回路図であ
る。 【図12】本発明論理デバイスを利用するプログラマブ
ル・クロック・ディバイダのブロック線図である。 【符号の説明】 20 1ビット信号遅延論理デバイス 24 半ビット信号遅延論理デバイス 90 半ビット信号遅延論理デバイス 130 ゲートクロック論理デバイス 150 緩衝インバータ論理デバイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒルドブランド,デイヴィド、ビー アメリカ合衆国テクサス州76021、 ベ ドフォード、グリーンウッド・コート 2604番 (56)参考文献 特開 昭49−71860(JP,A) 実開 昭53−80355(JP,U) 特公 昭52−36828(JP,B2) 特公 昭57−38996(JP,B2) 米国特許3794856(US,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.入力信号を受け取り、この入力信号から半ビット遅
    れ、1クロック位相周期内で2回反転される出力信号を
    発生し、第1及び第2の非重複クロック位相を受け取る
    半ビット遅延論理デバイスにおいて、 (イ)電圧供給手段と、(ロ)この電圧供給手段に相互
    接続され、前記第1のクロック位相によりクロックされ
    る第1のプリチャージ・トランジスタ手段(30)と、
    (ハ)この第1のプリチャージ・トランジスタ手段に相
    互接続されることにより、第1の接続点を形成し、前記
    第2のクロック位相によりクロックされて前記第1の接
    続点を条件付きで放電するようにした第1のディスチャ
    ージ・トランジスタ手段(32)と、(ニ)この第1の
    ディスチャージ・トランジスタ手段に相互接続されて前
    記第1のディスチャージ・トランジスタ手段を通る電流
    を制限する抵抗器手段(92)と、(ホ)この抵抗器手
    段に相互接続されることにより、第2の接続点を形成
    し、前記第1の接続点から地電位への放電径路を形成す
    るようにし、入力信号を受け取るように接続された第1
    の入力論理手段(34)と、(ヘ)前記第1の接続点に
    相互接続され、前記第2のクロック位相中に半ビット遅
    延反転出力信号を発生し、前記第2のクロック位相によ
    りクロックされる第1の出力トランジスタ手段(36)
    と、(ト)前記第1の接続点と、前記第1の出力トラン
    ジスタ手段とに相互接続され、前記第2のクロック位相
    によりクロックされ、前記第1の接続点を所定の電圧レ
    ベルに保つための第1のコンデンサ手段(38)と、
    (チ)前記電圧供給手段に相互接続され、前記第1のク
    ロック位相によりクロックされる第2のプリチャージ・
    トランジスタ手段(30′)と、(リ)前記第2のプリ
    チャージ・トランジスタ手段に相互接続されることによ
    り第3の接続点を形成し、前記第2のクロック位相によ
    りクロックされ前記第3の接続点を条件付きで放電する
    ようにした第2のディスチャージ・トランジスタ手段
    (32′)と、(ヌ)この第2のディスチャージ・トラ
    ンジスタ手段に相互接続され、前記第3接続点から地電
    位への放電径路を形成するようにし、前記第2の接続点
    に接続された第2の入力論理手段(34′)と、(ル)
    前記第3の接続点に相互接続され、前記第2のクロック
    位相中に半ビット遅延反転出力信号を発生し、前記第2
    のクロック位相によりクロックされる第2の出力トラン
    ジスタ手段(36′)と、(ヲ)前記第3の接続点と、
    前記第2の出力トランジスタ手段とに相互接続され、前
    記第2のクロック位相によりクロックされ、前記第3の
    接続点を所定の電圧レベルに保つための第2のコンデン
    サ手段(38′)とを包含する半ビット遅延論理デバイ
    ス。
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