JP2003532511A - ヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル - Google Patents

ヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル

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JP2003532511A
JP2003532511A JP2001502988A JP2001502988A JP2003532511A JP 2003532511 A JP2003532511 A JP 2003532511A JP 2001502988 A JP2001502988 A JP 2001502988A JP 2001502988 A JP2001502988 A JP 2001502988A JP 2003532511 A JP2003532511 A JP 2003532511A
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イー ホルト ドナルド
イー ランドバーグ チェスター
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コマーシャル ビーグル システムズ，インク
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    • B60S1/48—Liquid supply therefor
    • B60S1/52—Arrangement of nozzles; Liquid spreading means

Abstract

(57)【要約】 液体及び空気ノズルアセンブリは洗浄液体及び空気の混合物の流れを乗物のヘッドライトの表面に噴出することができる。これらのノズルアセンブリは、ヘッドライトに隣接し、ノズルから噴出した液体・空気のジェットがヘッドライトの表面に到達する前に交差してヘッドライトを洗浄するスプレー混合物を形成できる位置に設置される。これらのノズルアセンブリは液体・空気スプレーがヘッドライトのレンズへ噴出できるように調節する特徴を有する。ノズルアセンブリは乗物の加圧空気システム及びフロントガラスワイパー用の加圧洗浄機システムと連結可能で、また乗物の洗浄機システムと乗物上の加圧空気を液体及び空気ノズルの方へ自動的に向けることのできる制御弁と関連があり、乗物のフロントガラス洗浄機システムを手動で作動させるとヘッドライト洗浄機能を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 （発明の背景） この発明はヘッドライト洗浄装置、より詳細には、普通、商用輸送トラックや
特定の自動車が備えているような、加圧空気システムとフロントガラス洗浄加圧
液体システムを装備した車両に使用する液体及び空気ノズルに関する。
【０００２】 商用自動車は一旦洗浄すると次の洗浄までの間に極めて長い距離を走行し、そ
のために、輸送トラックのヘッドライトの表面は汚れたり、雪や氷で覆われた状
態になる。これまでヘッドライト洗浄装置が使用されてきており米国特許第３，
４６９，０８８号が示した加圧空気と加圧液体を洗浄目的として、ヘッドライト
に吹き付ける方法は周知である。米国特許第４，０２６，４６８号は、車両のヘ
ッドライトを洗浄するヘッドライト洗浄用アセンブリに関するものであり、この
アセンブリは空気及び／又は液体の混合物をヘッドライト面に噴出するための第
１のノズルと第２のノズルを使用してヘッドライトの表面を洗浄する。米国特許
第５，０８３，３３９号はアームの往復運動でレンズを洗浄するノズルを使用し
たレンズ洗浄装置である。
【０００３】 従来技術の問題点は、大抵のヘッドライト洗浄ノズルが特注で車両のヘッドラ
イト付近に取り付けられており、調節ができないということである。従って、こ
れらのノズルは、工場で取り付けたものも、市場で取り付けた後のものも、他の
車両に容易には取り付けられない。
【０００４】 （発明の概要） 本発明によれば、フロントガラスワイパー用の加圧空気システムと加圧洗浄シ
ステムを具備する車両に使用されるヘッドライト洗浄システム用の液体及び空気
ノズルを提供する。本発明はヘッドライト付近の車両外板に直接取り付けること
のできるシングルハウジングに含まれる液体出口ノズル及び空気出口ノズルとか
ら成る。空気出口ノズルは空気ジェットと液体出口ノズルから噴出する洗浄液の
ジェットとが混ざるように位置を定め、噴霧を形成してヘッドライトのレンズに
激しく突き当たってヘッドライトを洗浄する。
【０００５】 好ましい実施例では、このノズルは空気とヘッドライト洗浄液とが混合したス
プレー流れの軌道調節を提供するのに適している。
【０００６】 従って本発明の目的は、乗物のヘッドライト洗浄に使用する改良した液体・空
気システムを提供することにある。
【０００７】 本発明の別の目的は、加圧空気システムを具備し更にフロントガラスワイパー
とフロントガラスワイパーとを併用した手動の加圧フロントガラス洗浄システム
とを具備する型の乗物用の液体・空気ヘッドライト洗浄システムを提供すること
にある。この洗浄システムは、ヘッドライトに隣接して取り付けることのできる
ノズル出口を備え、更にフロントガラス洗浄システムが作動すると自動的にヘッ
ドライト洗浄システムを作動させる弁手段を具備する。
【０００８】 本発明の別の目的は、乗物のフロントガラス洗浄システムと分離し独立した乗
物用の改良したヘッドライト洗浄システムを提供することにある。
【０００９】 本発明の更なる目的は、ヘッドライトのレンズに突き当たる液体・空気スプレ
ー流れの軌道を調節することができる乗物の車両ヘッドライト洗浄システム用の
液体・空気ノズルを提供することにある。
【００１０】 更に本発明の別の目的は、ヘッドライトの最適洗浄を行うために乗物に装着す
るノズルの位置をヘッドライト付近に設置し得る乗物のヘッドライト洗浄システ
ム用の液体・空気ノズルを提供することにある。
【００１１】 本発明の主題は、この明細書の結論部に詳細に指摘し、明確に主張してある。
しかし、操作の機構も方法も、その更なる利点と目的と共に、参照符号が付され
た添付図面に関連して次の説明を参照して完全に理解することができる。
【００１２】 （詳細な説明） 本発明によれば、ヘッドライト洗浄ノズルの３つの実施例が示され、その中で
各実施例は重量トラック及び特定の自動車に付属品目的で通常利用できる加圧空
気と、重量トラック及び特定の自動車にフロントガラスの洗浄を目的として通常
使用され瞬時に加圧されるフロントガラス洗浄液を使用している。前記空気及び
洗浄液はヘッドライト洗浄ノズルから別々のオリフィスから噴出されそれらは各
オリフィスから少し離れたところで混じり合いヘッドライト面上へ推進する。
【００１３】 図１について説明する。同図は本発明の第１実施例における液体・空気ノズル
の、第１実施例の断面図であり、ノズル本体１２は空気通路２及び液体通路４と
から成る構成である。液体通路４は液体入口取付具１０及び液体出口オリフィス
１４におけるノズル本体１２の開口から成る。空気通路２は空気入口取付具１１
及び空気出口１８におけるノズル本体１２の開口から成る。空気通路２はノズル
本体１２の空気出口１８に円筒形で回転可能な空気スプール１５を収容する。肩
５は空気スプール１５の長手方向軸に沿って形成される。空気出口オリフィス１
６は通常肩５の内部で中心に置かれて、空気スプール１５を貫通して形成される
。取付け孔６は空気入口取付具１１及び液体入口取付具１０との間のノズル本体
１２に形成される。図示の実施例において入口と出口とは互いに直角である。
【００１４】 空気スプール１５は使用者が調節を行わないときノズル本体１２内部の空気ス
プール１５のアラインメントを維持するために、及び空気の流れすべてを強制的
に空気出口オリフィス１６を介して流れるようシール材として機能するために空
気通路２で摩擦係合している。空気スプール１５の肩５に力を加えると（すなわ
ち、指からの方が最も起こりそうだが）空気通路２内部にある長手方向の軸の周
りを空気スプール１５が回転し、それによってそこを通過する空気ジェットの軌
道が変わる。空気スプール１５が利用できる回転量は空気出口１８の近くにある
ノズル本体１２に対する肩５の取付け部によって限定される。空気スプール１５
の回転位置を変化させるとヘッドライト上への混合液体・空気流れの軌道方向が
変化する。
【００１５】 液体入口取付具１０及び空気入口取付具１１はヘッドライト洗浄システムから
ノズル本体１２への液体及び空気の移送に適したたわみ管を接続し保持すること
を目的とする外部バーブを備えている。ノズル本体１２は取付け孔６に摩擦係合
するスクリューのような締付け手段によってヘッドライトに隣接した車両外板上
に適切に締め付けられる。代替の取付け方法としては、クランプかプッシュオン
リテーナのような空気入口取付具１１及び液体入口取付具１０の軸部の上に取り
付けた適切な締付け手段を使用する。
【００１６】 重量トラック及び特定の別の乗物はフロントガラスワイパーと直接に関連して
いる加圧洗浄システムと同様に乗物の機能部品に加圧空気を供給する空気システ
ムを持っている。フロントガラスワイパー用のこの洗浄システムは乗物の運転台
に置かれている作動スイッチを使用する。このスイッチを作動させるとフロント
ガラス洗浄システムとヘッドライト洗浄システムに洗浄液を供給しているポンプ
とワイパー用往復運動駆動手段とが同時に回転する。ヘッドライト洗浄システム
内部の液体圧力によってインライン液体パイロット空気リレー弁が空気弁を開か
せる。そのとき、洗浄液及び空気は分離した空気及び液体流れ(ジェット)が交差
するようにノズルから噴出するヘッドライト洗浄ノズルに適切な管で移送される
。圧縮空気膨張から生じるパワーは液体流れを消散させそれによってヘッドライ
トレンズの上へ混合した液体及び空気流れが推進すると同時にスプレーパターン
や軌道を決定する。また分離したヘッドライト洗浄専用システムはフロントガラ
ス洗浄システムとは独立して操作するように設けることができる。
【００１７】 図２及び図３を参照すると、同図は本発明の第２実施例を示すそれぞれ断面図
及び斜視側面図であり、中に略円筒形の回転可能なスプール２７を有する本体が
備えられている。回転可能なスプール２７の一端は液体フローチャネル２８を含
む。このチャネル２８はスプール２７の長手方向軸に略平行に向けられておりス
プール２７の略中点にある液体出口オリフィス２６で終わる。スプール２７の他
端は空気流れチャネル２９を含む。このチャネル２９はスプール２７の長手方向
軸に略平行に向けられており空気出口オリフィス２５で終わる。このオリフィス
２５は実質的に液体出口オリフィス２６の上方に位置しておりスプール２７の中
点に位置決めされている。スプール２７の両外面端部は液体エンドキャップ２３
と空気エンドキャップ２２とスプール２７とが摩擦接続している円周方向スプー
ルシーリングプロファイル２４を具備している。
【００１８】 スプール２７は空気エンドキャップ２２と液体エンドキャップ２３との間の締
り嵌めに対応する２つの円周方向スプールシーリングプロファイル２４から成る
。両エンドキャップは長手方向に中ぐりされ、空気及び液体に適した移送ホース
に対応している外部バーブを有している。締り嵌めは気密と液体密封とを有し、
スプール２７上方の液体エンドキャップ２３と空気エンドキャップ２２とを保持
する。スプール２７は２つのフローチャネル、すなわち液体フローチャネル２８
と空気フローチャネル２９とを有するように各々一方の端部から中ぐりされてい
る。液体フローチャネル２８は液体流れ５０が液体エンドキャップ２３の液体入
口２１からスプール２７の中央にある液体出口オリフィス２６まで移送すること
を可能にし、空気フローチャネル２９は空気流れ５２が空気エンドキャップ２２
の空気入口２０からスプール２７の中央にある空気出口オリフィス２５への移送
を可能にする。空気出口オリフィス２５と液体出口オリフィス２６は隣接した位
置に有り、スプール２７の中点に位置するように設けられている。
【００１９】 スプールシーリングプロファイル２４は、スプール２７が液体及び空気流れの
軌道を調節する目的のためにエンドキャップに対して回転している間でも液体及
び空気のシールを維持することができるような液体エンドキャップ２３と空気エ
ンドキャップ２２に嵌合している。従って、このノズルの実施例で液体流れ５０
及び空気流れ５２の軌道はスプール２７の軸を回転して同時に調節できるのであ
る。
【００２０】 液体出口オリフィス２６は液体流れに空気流れと並行した軌道を提供する。空
気出口オリフィス２５はヘッドライト面に空気の向きを合せ、流出し膨張してい
る空気流れがヘッドライトの最大可能面積を洗浄するために若干広い、そして平
坦化した形状に変形するように形成されている。調節タブ１９はスプール２７を
手動で回転させるためにスプール２７から突出し、それによって液体及び空気流
れの軌道の調節を可能にする。
【００２１】 ヘッドライト洗浄ノズルのこの実施例では乗物の外板に空けられた孔を介し、
空気エンドキャップ２２と液体エンドキャップ２３の挿入によって、また各エン
ドキャップのボス６０の上へ適切な締付け具の位置によって乗物に適切に取付け
可能である。このヘッドライト洗浄ノズルはまた受け台ブラケット６４の上方へ
取り付けることができる。（図８と関連して後述する）。
【００２２】 さて、図４〜６を参照すると、本発明の第３実施例に関する断面図から成る。
回転可能なスプール３３は回転可能なスプール３３上に円周方向に配置されたス
プールシーリングプロファイル３４によってノズルハウジング３２のスプールリ
セス５４内部に摩擦固定されている。ノズルハウジング３２はスプール３３の長
手方向軸に直角で、長手方向に中ぐりされた空気入口取付け具３０と長手方向に
中ぐりされた液体入口取付け具３１と一体化している。スプール３３は空気移送
チャネル５６と空気出口オリフィス４１に直交する軸方向に中ぐりされた空気フ
ローチャネル３６を含む。スプール３３はまた液体移送チャネル５８と液体出口
オリフィス４０と直交する軸方向に中ぐりされた液体フローチャネル３５を含む
。
【００２３】 ヘッドライト洗浄ノズルの第３実施例の機能は空気及び液体のそれぞれの入口
取付け具からそれぞれの出口オリフィスへ空気及び液体を移送する回転が可能な
スプール３３をこれらの実施例の各々が持っているという点で第２実施例の機能
に対応することが分かる。
【００２４】 調節可能なノズルのこの実施例は空気入口取付け金具３０と液体入口取付け金
具３１の両方を組み込んでいるシングルピースのハウジング３２を使用する。こ
のノズルハウジング３２はスプール３３を接する程度の収容する中ぐりしたスプ
ールリセス５４を持っている。スプール３３はスプール３３がスプールリセス５
４に取り付けられるとき圧縮空気と圧縮液体に対して密封を作り出すように与圧
する３つの円周方向スプールシーリングプロファイル３４を具備する。このシー
ルプロファイル３４はまたスプール３３がノズルハウジング３２内部で回転する
滑り面としての役割を果たしている。このシールプロファイル３４の与圧は、ス
プールの回転を可能とする一方、機械的振動によってノズルハウジング３２の内
部でスプール３３がアラインメントのずれが生じないよう摩擦的に防止する。
【００２５】 ノズルハウジング３２はスプール３３の軸に垂直で、長手方向に中ぐりした空
気入口取付け具３０と長手方向に中ぐりした液体入口取付け具３１とを一体化し
ている。スプール３３は空気移送チャネル５６と空気出口オリフィス４１と直交
する長手方向に中ぐりした空気フローチャネル３６を有する。このため空気入口
取付け具３０からスプール３３上の中点に置かれた空気出口オリフィス４１まで
空気の移送がスプール３３の利用可能回転範囲でくまなく可能になる。
【００２６】 スプール３３はまた垂直な液体移送チャネル５８と垂直な液体出口オリフィス
４０とが交差する長手方向に中ぐりした液体フローチャネル３５を持っている。
このため液体入口取付け具３１からスプール３３上の中点に置かれた液体出口オ
リフィス４０まで液体の移送がスプール３３の利用可能回転範囲でくまなく可能
になる。液体出口オリフィス４０は空気出口オリフィス４１に隣接して配置され
る。液体フローと空気フローはノズルハウジング３２内部で隔離しスプール３３
内のそれぞれの出口オリフィスから噴出する際に混合される。
【００２７】 液体出口オリフィス４０はヘッドライトレンズの方向に液体のジェットを向け
る。空気出口オリフィス４１はヘッドライトの方向に空気を向け噴出し、膨張す
る空気流れがヘッドライトの最大可能面積を洗浄のために広く平坦化した形状に
変形するように形成される。スプール３３は液体及び空気流れの軌道が広く多彩
な乗物の用途のために効果的な洗浄を提供するような方法でヘッドライト面に突
き当たるようにノズルオリフィスを調節する目的でノズルハウジング３２内部で
回転可能である。スプール３３はスクリュードライバースロット３７を経由して
回転する。このスロット３７は出口オリフィス４０と４１と直線上に並んでおり
、それによって液体及び空気流れの方向を視覚的に示す手段を提供する。
【００２８】 スプール３３はスプール３３の面に中心的に配置され空気出口オリフィス４１
と液体出口オリフィス４０が伸張する一段高くした肩７０によってハウジング３
２に保持されている。肩７０はスプールリセス５４へのスプール３３の締り嵌め
に貢献しスプール３３が取り外されるのを防止する。肩７０はノズルハウジング
の回転範囲の最大限の部分でノズルハウジング３２と接触し、それによって回転
運動を停止する。
【００２９】 これらの回転停止はハウジングの出口ウィンドウ７１内にノズルオリフィスを
維持する。スプール３３はスナップ嵌めのような他の手段若しくはピン、スクリ
ュー又は保持リングのような適切な締付け具を付加することによってハウジング
３２に保持することができる。
【００３０】 ノズルハウジング３２は洗浄するヘッドライト周囲の領域の物理的な特性によ
り種々の方法で取り付けることができる。一つの方法はヘッドライトに隣接した
位置の乗物の外板に直接にノズルアセンブリを固定するものである。ノズルハウ
ジング３２は入口取付け具３０と３１の付け根付近に例えばプッシュオン式か自
己ねじ込み式の適切な締付け具を取り付け可能なボス３８を備えている。この締
付け具の目的は、ノズル取付け具３０と３１が乗物外板に空けられた穴を介して
挿入されるときノズルアセンブリを乗物に固定することにある。
【００３１】 空気入口取付け具３０及び液体入口取付け具３１のデザインは、ホース取付け
部であるバーブの外観については他の実施例における空気入口取付け具３０及び
液体入口取付け具３１のものと同様に実施される。乗物外板にノズルハウジング
３２を取り付ける一つの方法は実質的に前実施例で記述した付加物の方法と同様
である。
【００３２】 別の取付け方法は、図６と関連し、更に本発明と関連して使用する取付けブラ
ケットの図面である図９と、ノズルハウジングとブラケットアセンブリの断面図
である図１０とが関連し、ハウジング３２とボス３８との接合部に設けられたグ
ルーブ７２を介して達成される。グルーブ７２はブラケット７３を取り付ける際
に孔７４とスロット７５とにかみ合う。孔７６は、スクリューのような乗物へノ
ズルとブラケットアセンブリを取り付けるための締付け具用のクリアランスのた
めにブラケット７３に設けられている。更に、これらの２つのコンポーネントは
、プッシュオンリテーナの取り付けが不可能な乗物の外板にノズルアセンブルを
半ば強制的に固定する方法を提供する。また、図示のブラケット取付け構造はノ
ズルアセンブリを絶縁体に固定するために使用することができる。
【００３３】 図７及び図８について説明する。図は本発明の第２及び第３実施例で使用する
取付けブラケットの一例を示す。取付けブラケット６４はブラケットを介して２
つの先細りの孔６２及びその中に２つの取付け孔を持った軸受け台構造を備えて
いる。最適な外板取付け位置での実施が不可能な場合、ノズルハウジング３２は
最適なヘッドライト洗浄に必要な姿勢を得るために頂上ブラケット６４を取り付
けることができる。ノズルアセンブリをブラケット６４に固定する適切な手段と
共にブラケット６４とノズルアセンブリを乗物に固定する手段が提供する。ブラ
ケット６４にノズルを固定する1つの方法は圧力嵌めによる方法であり、そこで
は管を一定の大きさに制限した直径をもつブラケット６４のボア６２に強制的に
嵌め込む手法である。このことはまた適切な締付け具、例えば通常のスクリュー
あるいは保持用ピンのようなものを取り付けることである。接着剤で接着するこ
とも別の可能な締付け手段である。ブラケット６４は一つかそれより多い締付け
具、ねじなどで付加することもできる。一つの可能性は図７と図８で示すがその
中でテーパー付き孔６６が乗物の外板にブラケットをねじ締付け具で固定するた
めに提供される。別の方法は自己ねじ込み締付け具を使用してプレインホールを
組み込むことである。
【００３４】 図示したデザイン以外のバリエーションであっても本発明の機能を保持してい
る限り、実施可能である。例えば、円周上のシールによる密封機能は弾性Ｏリン
グか別の対等のシール材を付加してもできる。
【００３５】 更に先述したようにハウジング内にスプールを保持する他の方法として、スナ
ップ嵌合のもの、又はロールピン、保持リング又はスクリューのような締付け具
を付加するものを用いることができる。
【００３６】 ヘッドライト洗浄ノズルが使用される実施例に関係なく、ヘッドライト洗浄シ
ステムの機能は実質的には種々の実施例間で共通するものであり、ここで述べた
ように実施する（このヘッドライト洗浄システムと対応する中継弁は、米国特許
第５，６５７，９２９号に説明されており、この特許は１９９７年８月１９日に
公布され、本出願の譲渡人に譲渡され本出願の中に参考文献で反映されている。
）。
【００３７】 本発明の複数の実施例が提示し説明されている一方で、多くの変形と改良がよ
り幅広い側面で本発明から逸脱することなく当業者に明示される。従って追加さ
れたクレームは本発明の思想と作用範囲内に含まれるような変化と修正のすべて
をカバーするものである。
【図面の簡単な説明】
図１は本発明に係る液体・空気スプレー軌道を調節するための回転可能な空気
スプールを説明する液体・空気ノズルの第1実施例を示した断面図である。 図２は本発明に係る液体・空気スプレー流れの軌道を調節するための回転可能
な液体・空気スプールを説明する液体・空気ノズルの第２実施例を示した断面図
である。 図３は液体・空気スプレー流れの軌道を調節するための手動により回転可能な
調節スプールの部分切取図を説明する液体・空気ノズルの第２実施例を示した斜
視側面図である。 図４は本発明に係るノズルハウジング内部にある回転可能な調節スプールの概
略デザインを説明する液体・空気ノズルの第３実施例の中心点をとった断面側面
図である。 図５は図４の線５―５を通しての回転可能な調節スプールを介しての空気通路
を説明する液体・空気ノズルの第３実施例の断面正面図である。 図６は図４の線６―６を通しての回転可能な調節スプールを介しての液体通路
を説明する液体・空気ノズルの第３実施例の断面図である。 図７は液体・空気ノズルの第２実施例と第３実施例で使用する取付け用ブラケ
ットの一例を示した底面図である。 図８は図７の線８―８を通しての本発明に係る液体・空気ノズルの第３実施例
に装着した取付けブラケットの一例を示した断面図である。 図９は本発明と関連して使用する取付け用ブラケットの図面である。 図１０はノズルハウジングとブラケットアセンブリの断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＣＡ，ＪＰ，Ｍ Ｘ Ｆターム(参考） 3D025 AC02 AD12 AF07 4F033 QB02Y QB03X QB12Y QB17 QD25 QF21

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 液体・空気ヘッドライト洗浄用ノズルであって、前記ノズルは、 液体・空気ノズル本体（１２）と、 軌道調節手段を設けた空気出口オリフィス（１６）と、 液体出口オリフィス（１４）とから成り、 前記空気出口オリフィスから噴出される空気ジェットは、乗物のヘッドライト
    へ向けて噴出されるスプレー混合物を形成するために、前記液体出口オリフィス
    から噴出される洗浄用液体ジェットと交差するように設けられていることを特徴
    とする、ヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  2. 【請求項２】 液体・空気ノズル本体はさらに、乗物に取り付け可能な取付手段を備えている
    ことを特徴とする、請求項１に記載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル
    。
  3. 【請求項３】 加圧空気及びフロントガラスワイパー用の加圧洗浄システムを有する型の乗物
    のヘッドライト洗浄システムに使用することを特徴とする、請求項１に記載した
    ヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  4. 【請求項４】 液体・空気ヘッドライト洗浄用ノズルであって、前記ノズルは、 空気出口オリフィス（２５）を備えた回転可能なスプール（２７）及び液体出
    口オリフィス（２６）と、 空気エンドキャップ（２２）と、 液体エンドキャップ（２３）とから成り、 前記空気出口オリフィスから放出される空気ジェットは、乗物のヘッドライト
    へ向けて噴出されるスプレー混合物を形成するために、前記液体出口オリフィス
    から噴出される洗浄液ジェットと接触するように設けられていることを特徴とす
    る、ヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  5. 【請求項５】 スプールは、 前記空気エンドキャップと前記スプールとが摩擦係合している第１の円周方向
    シール面（２４）と、 前記液体エンドキャップと前記スプールとが摩擦係合している第２の円周方向シ
    ール面（２４）とから成り、 前記シール面が前記スプールと前記エンドキャップとの間でシール材として作
    用し、前記スプールの回転に対して表面を維持することを特徴とする、請求項４
    に記載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  6. 【請求項６】 液体・空気ノズル本体はさらに、乗物に取り付け可能な取付手段を備えている
    ことを特徴とする、請求項４に記載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル
    。
  7. 【請求項７】 フロントガラスワイパー用の加圧空気と加圧洗浄システムを装着している型の
    乗物のヘッドライト洗浄システムに使用することを特徴とする、請求項４に記載
    したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  8. 【請求項８】 液体・空気ヘッドライト洗浄用ノズルであって、前記ノズルは、 空気入口取付け具（３０）を備えた液体・空気ノズル本体（３２）及び液体入
    口取付け具（３１）と、 空気出口オリフィス（４１）を備えた回転可能なスプール（３３）及び液体出
    口オリフィス（４０）とから成り、 前記空気出口オリフィスから噴出される空気のジェットは、乗物のヘッドライ
    トへ向けて噴出されるスプレー混合物を形成するために、前記液体出口オリフィ
    スから噴出される洗浄液ジェットと接触するように設けられていることを特徴と
    する、ヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  9. 【請求項９】 液体・空気ノズル本体はさらに、乗物に取り付け可能な取付手段を備えている
    ことを特徴とする、請求項８に記載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル
    。
  10. 【請求項１０】 フロントガラスワイパー用の加圧空気と加圧洗浄システムを装着している型の
    乗物のヘッドライト洗浄システムに使用することを特徴とする、請求項８に記載
    したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  11. 【請求項１１】 ノズル本体内の前記スプールの心合せを維持するために前記スプールと前記ノ
    ズル本体との間にあるシールとして作用するために前記液体・空気ノズル本体に
    摩擦係合する複数の円周方向シール面（３４）を備えていることを特徴とする、
    請求項８に記載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  12. 【請求項１２】 スプールは、ノズル本体と接してスプールの回転を止め、前記ノズル本体から
    同スプールの除去を防止する肩７０を備えていることを特徴とする、請求項８に
    記載したヘッドライト洗浄用の液体及び空気ノズル。
  13. 【請求項１３】 スプールとノズル本体との間にあるシールとして作用し、前
    記ノズル本体内の心合せを維持するシール材を備えていることを特徴とする、請
    求項８に記載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  14. 【請求項１４】 シール材はエラストマーОリングから成ることを特徴とする、請求項１３に記
    載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  15. 【請求項１５】 ノズル本体からスプールの除去を防止するためのスナップ嵌めから成ることを
    特徴とする、請求項８に記載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  16. 【請求項１６】 ノズル本体からスプールの除去を防止するためのロールピンから成ることを特
    徴とする、請求項８に記載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
  17. 【請求項１７】 前記ノズル本体から前記スプールの除去を防止するための保持リングから成る
    ことを特徴とする、請求項８に記載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル
    。
  18. 【請求項１８】 前記ノズル本体から前記スプールの除去を防止するためのねじ部材から成るこ
    とを特徴とする、請求項８に記載したヘッドライト洗浄用の液体・空気ノズル。
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