JP2003530377A - トリメチルヒドロキノン二酢酸およびトリメチルヒドロキノンの製法 - Google Patents

トリメチルヒドロキノン二酢酸およびトリメチルヒドロキノンの製法

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JP2003530377A JP2001575538A JP2001575538A JP2003530377A JP 2003530377 A JP2003530377 A JP 2003530377A JP 2001575538 A JP2001575538 A JP 2001575538A JP 2001575538 A JP2001575538 A JP 2001575538A JP 2003530377 A JP2003530377 A JP 2003530377A
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Abstract

(57)【要約】 2,2,6−トリメチルシクロヘキサン−1,4−ジオンをアシル化剤の存在において、スルホン化剤および強酸の存在下で酸化条件下に反応させることによる、トリメチルヒドロキノン二酢酸の製造および引き続くトリメチルヒドロキノンへの加水分解の方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、アシル化剤および溶解した形でまたはその他の不均一系固体触媒と
して反応中に存在していてよい酸触媒の存在下での、スルホン化剤との反応によ
る、2,6,6−トリメチルシクロヘキサン−1,4−ジオン(ジヒドロ−ケトイ
ソホロン=DH−KIP)の酸化的芳香化による2,3,5−トリメチルヒドロキ
ノンジエステル(TMHQ−DA)の製法に関する。得られたトリメチルヒドロ
キノンジエステルはフィトール誘導体、特にイソフィトール(IP)と反応させ
ることにより直接ビタミンEアセテートに変換することもできるし、または先ず
好適な触媒の存在下に加水分解して、トリメチルヒドロキノン(TMHQ)とし
て、次いでこれをイソフィトール誘導体と縮合させることによりビタミンEとし
、引き続きこれをアシル化によりビタミンEアセテートにすることもできる。
【0002】
【化5】
【0003】 2,3,5−トリメチルヒドロキノンおよび2,3,5−トリメチルヒドロキノン
ジエステルはビタミンEおよび他の薬学的に活性な物質であり、特に抗酸化剤と
して使用されるクロマン化合物の合成に非常に重要な中間体である。
【0004】 ビタミンEアセテートはヒトの分野においての適用と共に動物飼料添加物とし
て特別な組成物の形で使用される。
【0005】 2,3,5−トリメチルヒドロキノンジエステルを製造するために、4−オキソ
イソホロン(KIP)は通常、強酸触媒およびアシル化剤、例えば無水カルボン
酸またはハロゲン化アシルの存在下に、転位することのできる開始反応成分であ
る。ケトイソホロン(KIP)の転位はUS4247720中に記載されている
:水素化条件下での気相中での転位は、最大変換率30%で、僅かに50%のT
MHQが生じる選択性で達せられた。
【0006】 Bull. Korean Chem. Soc. 1991, 12, p 253以下参照:無水酢酸中の5%濃度
のKIPの濃硫酸5当量の添加での転位。TMHQ−DA収率は僅かに30%で
ある。
【0007】 DE−OS2149159:無水酢酸の存在においてKIPを転位させること
は、プロトン酸またはルイス酸により触媒される転位反応において、トリメチル
ヒドロキノン二酢酸を生じ、これを鹸化することによりTMHQが得られる。完
全な変換を達成するために、酸の大過剰が使用され、その際単離収率は(最大6
6%、使用されたケトイソホロンに対して)不十分である、それというのも二次
的な生成物の存在により費用の高い再結晶工程が使用されなければならないため
である。
【0008】 DE−OS19627977:化学量論量の無水酢酸および触媒量の種々の酸
(トリフルオロメタンスルホン酸、クロロスルホン酸、種々の濃度の発煙硫酸)
の存在下での、KIPの転位。
【0009】 ケトイソホロンの無水酢酸または酢酸とのプロトン酸の存在下でトリメチルヒ
ドロキノン二酢酸を生じる反応である、基本的には同じ工程を記載する他の方法
は、EP0850912およびEP0916642A1および特開平11−49
712号明細書(スヤマ等、99年2月23日;不均一系酸性固体触媒の存在下
での気相中でのKIPの転位)中に記載されている。
【0010】 これら全ての方法の共通の特徴は、トリメチルヒドロキノンエステルおよび加
水分解によりそれから得られるトリメチルヒドロキノンを非芳香族出発化合物、
すなわち2,6,6−トリメチル−シクロヘキセ−2−エン−1,4−ジオン、か
ら出発して製造する。この反応において、開始反応成分(KIP)はすでに、生
成物、TMHQ−DAと同じ酸化段階であり、このことは反応を単純なワーグナ
ー−メヤヴァイン転位により説明することができるということを意味する。下記
の化学式はTMHQ−DAを製造するために通常使用される反応を示す:
【0011】
【化6】
【0012】 KIPエノールエステルは反応の経過をガスクロマトグラフィーを用いて追跡
する時に検出することができ、このことからエノールエステルが反応の中間生成
物であるということが想定される。
【0013】 しかしながら、合成のために使用されるケトイソホロンは開始物質として比較
的高価である。これはβ−イソホロンの酸素による酸化により公知法を用いて得
られ、得られた混合物を次いで蒸留により処理する。
【0014】 TMHQ−DAを製造するために、β−イソホロンから出発し、酸化によりβ
−イソホロンエポキシドおよび4−ヒドロキシイソホロンを介して得ることので
きる2,2,6−トリメチルシクロヘキサン−1,4−ジオン(DH−KIP=ジ
ヒドロ−KIP)は特に興味深い。脂肪族1,4−ジケトン(DH−KIP)ま
たはその前駆物質4−ヒドロキシ−イソホロン(HIP)の製造は、例えば次の
文献中に記載されている。
【0015】 Journal Mol. Cat. 172, 427-435, (1997):不均一系触媒(SiO−TiO 触媒)の存在下に酸化剤としてt−ブチル−ヒドロペルオキシドを用いるβ−
イソホロンのエポキシド化、β−イソホロンエポキシド(β−IPO)および4
−ヒドロキシイソホロン(HIP)が得られる。
【0016】 Tetrahedron Lett., Suppl. 8, Part I, 1-7:β−イソホロンのメタ−塩化安
息香酸でのβ−IPへの酸化、引き続く塩基性媒体中でのHIPを獲得するため
の異性化、このHIPは無極性溶剤の存在および触媒量のp−トルエンスルホン
酸の存在で転位してDH−KIPが生じる(収率:78%)。
【0017】 Helv. Chim. Acta 39, 2041 (1956):β−IPの酸化剤としての過酢酸での酸
化、引き続きNaOHでの反応生成物の処理、および収率57%でのHIPの形
成。
【0018】 DP3806835:α−イソホロンへのβ−IPの同時のバック−異性化を
伴う、蟻酸の存在下でのβ−IPの水性過酸化水素での反応によるHIPへの酸
化。
【0019】 本発明の課題は、すでに獲得可能であるTMHQ−DA合成のための代わりの
脂肪族開始成分を見いだすことであり、この代わりの開始反応成分からTMHQ
ジエステルを獲得するための効果的な反応のための方法を見いだすことである。
【0020】 本発明は、特にTMHQ−DAの合成のための代わりの開始反応成分としての
ジヒドロ−ケトイソホロン(DH−KIP)の使用およびこの反応に関する経済
的な実行可能な方法を提供することからなる。必須の酸化反応および芳香化を含
む転位反応の両方を一工程で実施することができることを目指している。
【0021】 こうして、本発明は一般式(1)
【0022】
【化7】
【0023】 の2,2,6−トリメチル−シクロヘキサン−1,4−ジオンをアシル化剤と反応
させることにより、一般式(2)
【0024】
【化8】
【0025】 [式中、Rは場合により置換された脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素基を表
す]のトリメチルヒドロキノンジエステルおよび式(3)
【0026】
【化9】
【0027】 の2,3,5−トリメチルヒドロキノンを製造する方法であって、その際反応を酸
化条件下にスルホン化剤で、かつプロトン酸および/またはルイス酸の存在で、
−50℃〜200℃の温度で、かつアシル化剤と2,2,6−トリメチルシクロヘ
キサン−1,4−ジオンとの比を少なくとも1で実施する、トリメチルヒドロキ
ノンジエステルおよびトリメチルヒドロキノンの製法である。
【0028】 TMHQ−DAの製造における開始反応成分としてのDH−KIPの反応は従
来使用されていない、それというのも飽和1,4−ジケトンはTMHQ−DAへ
の簡単な転位において好結果の反応を確実にするために好適な酸化状態を有して
いないためである。
【0029】 本発明による方法を用いて、今やトリメチルヒドロキノンジエステルの合成の
ための開始反応成分としてDH−KIPを使用することが可能になった。本発明
による反応を以下のダイヤグラム中に示す:
【0030】
【化10】
【0031】 この反応スキーム中に示されているように、反応はトリメチルヒドロキノン二
酢酸に加えて、反応条件によりトリメチルピロカテコール二酢酸(TMBC−D
A)に、および3,4,5−トリメチルフェノール酢酸(TMP−Ac)にも導く
【0032】 本発明は、pK値3以下の酸プロトン含有触媒および/またはルイス酸の存
在下に酸化条件下で、アシル化剤との反応において2,2,6−トリメチルシクロ
ヘキサン−1,4−ジオン(ジヒドロケトイソホロン=DH−KIP)の転位に
よる、2,3,5−トリメチルヒドロキノンジエステルおよびトリメチルヒドロキ
ノンを製造するための新規方法を提供する。本発明による方法の最も簡単な場合
は転位のために使用する触媒酸が同様に酸化剤、特に硫酸または発煙硫酸である
。しかしながらその他の変法によればアシル化剤の存在でのDH−KIPの酸化
的転位は非酸化性ブレンステッド酸またはルイス酸により触媒されてもよく、こ
の場合にはスルホン化剤、例えば硫酸/発煙硫酸も存在しなければならない。
【0033】 この反応は、温度−50〜200℃で行われ、その際アシル化剤対DH−KI
Pの比は少なくとも1:1である。この反応は有利に−20〜120℃の範囲の
温度で実施される。より高温においては、TMHQジエステル生成の選択性が減
少し、酢酸トリメチルフェノールおよびトリメチルピロカテコールジエステルの
ような副次的な生成物の生成に有利である。より低温ではより高い生成物選択性
が達せられるが、反応速度が減少する。
【0034】 反応の最後に得られるTMHQジエステルは直接イソフィトールと反応するこ
とができ、単離後および好適な条件下に、ビタミンEアセテートが得られる。こ
の方法に選択的な方法として、中間生成物として得られたジエステルを反応混合
物に水を添加して加水分解して、トリメチルヒドロキノンを生成する。
【0035】 この方法で使用するアシル化剤は有利にはカルボン酸無水物、カルボン酸ハロ
ゲン化物、エノールエステル、ケテンまたはその他の当業者に公知のアシル化剤
である。下記の一般式(4)を有するカルボン酸無水物:
【0036】
【化11】
【0037】 [式中、RおよびR′は同一または異なる置換基であり、場合により置換された
炭素原子1〜10個を有する脂肪族、脂環式または芳香族基を表し、これは場合
によりハロゲン化されていてよい]は特に有利に使用される。
【0038】 本発明においては、酢酸無水物がアシル化剤として最も有利に使用される。酢
酸無水物を使用するその他の利点は反応の間に酢酸が生産されるということであ
り、この酢酸は引き続き行われるTMHQを生成する水との加水分解反応のため
の好適な位相プロモータ(phase promoter)である。その他の好適な酸無水物は
プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、シクロヘキサン酸、安息香酸の無水物、または
モノハロゲン化またはポリハロゲン化カルボン酸の無水物である。クロロ酢酸お
よびトリフルオロ酢酸を、例えばこの点で挙げることができる。環状無水物、例
えばマレイン酸無水物またはコハク酸無水物は同様に反応におけるアシル化剤と
して有利である。同様に、カルボン酸ハロゲン化物の使用に関しても全く制限は
なく、良好な結果は特に前記のカルボン酸の塩化物で得られる。酢酸クロリドの
アシル化剤としての使用は特に有利である。
【0039】 アシル化剤は使用するDH−KIPに対して少なくとも1:1のモル比で有利
に存在し、有利には1:1〜1:10のモル比である。アシル化剤の高濃度の使
用は反応を妨害しないが、この高い希釈において反応における更なる改善はない
。この場合、過剰のアシル化剤は溶剤として使用され、これは目的生成物として
必要とされるTMHQジエステルの製造の後に蒸留により、簡単な方法で生成物
から分離し、再循環させることができる。
【0040】 カルボン酸ハロゲン化物を用いるとき、モル比に関しては、無水物を使用する
場合に記載されていると同じデータを使用することができる。カルボン酸クロリ
ドとしての使用に関しては、例として酢酸クロリド、プロピオン酸クロリドおよ
び酪酸クロリドの使用を記載することができる。エノールエステルの使用の例と
しては、イソプロペニルアセテートおよび構造的に関連する次の一般式(5)の
化合物をここでは挙げることができる:
【0041】
【化12】
【0042】 [式中、R〜Rは水素原子および炭素原子1〜10個の炭化水素基、または
5または6員の脂環式炭化水素を表し、かつRは場合により置換されていても
よい炭素原子1〜10個の脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素基を表す]。
【0043】 本発明による方法においては、1、4−ジオンの転位は酸化条件下に行うべき
である。最も簡単な方法においては使用する触媒酸が同様に酸化剤の機能をも有
する。本発明においては、pK値3以下である酸化性の酸はDH−KIPのT
MHQジエステルへの転位のために好適であり、特に硫酸および種々のSO
度の発煙硫酸が好適である。
【0044】 本発明による方法のために特に好適であるのは、スルホン化剤、例えば硫酸お
よび種々のSO濃度の発煙硫酸であるが、硫酸とホウ酸および発煙硫酸とホウ
酸との混合物も好適である。この試薬を使用する場合、この反応はその場で生じ
るスルホン化と共に生じ、ここではSOは次の工程で放出する。
【0045】 硫酸、発煙硫酸および類似のスルホン化試薬を使用する場合、付加的に非酸化
性酸触媒を反応の促進のために添加することもできる。原則的には、プロトン酸
およびルイス酸は好適である。使用することのできるブレンステッド酸の例はp
値3以下である鉱酸または有機酸であり、脂肪族または芳香族スルホン酸、
例えば、パラトルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸、エ
タンスルホン酸、ハロゲン化水素酸(HX;X=F、Cl、Br、I)、リン酸
および脂肪族および芳香族ホスホン酸、ハロゲン化酢酸(XCHCOH;X
=F、Cl、Br)または相応するポリハロゲン化誘導体、例えばトリクロロ酢
酸またはトリフルオロ酢酸、ニトロテレフタル酸または電子吸引性基により活性
化されている相応するアリールカルボン酸を包含する。
【0046】 スルホン化剤に加えて使用することのできる特に有利なプロトン酸は、一つに
はホウ酸およびもう一つにはカルボン酸またはその他のキレート化リガンドを含
有する触媒系である。これらの触媒系の作用は、一方ではホウ素含有化合物およ
び他方では使用するカルボン酸からその場で生成する触媒種をベースとし、この
種のpK値はホウ酸のpK値より低い。この関連において特に好適であるの
はホウ酸または好適なホウ酸誘導体、およびシュウ酸の混合物であり、その際触
媒成分の比は1:10〜10:1である。
【0047】 その他の変法においては、この方法はハメット定数H<−11.9を有する
プロトン酸の存在で実施する。この分類で包含される酸はいわゆる超酸、例えば
過塩素酸、ハロスルホン酸(クロロスルホン酸、フルオロスルホン酸等)、ペル
ハロアルカンスルホン酸、例えば一般式(6) C2n+1SOH [式中、nが1〜8であってよい]のペルクロロアルカンスルホン酸を含む。
【0048】 反応の終了後に容易に分離することができるために、方法を実施する間均一に
溶解するプロトン酸を越える利点を有する固体触媒は、酸としても使用すること
ができる。この固体触媒は強酸性および超酸性イオン交換体、種々の酸性混合酸
化物、ゼオライト(Y、X、Aまたはβ型)、およびヘテロポリ酸(特に、元素
P、Mo、V、WおよびSiからなるヘテロポリ酸)を包含する。酸性イオン交
換体は、特に酸性が好適な支持体上の−SOH基により生成される通常のイオ
ン交換体である(例えばAmberlyst catalysts、またはDeloxane ; Degussa AG)
。スルホン酸基は結合していてもよく、特に、有機または無機支持材料に共有結
合により結合していてよい。超酸性固体酸は同様に使用することができ(例えば
、Nafion型、例えばAldrichからのNafion NR50またはDupontからのNafion H)、
その際ここでは酸性は種々の支持材料に結合しているペルフルオロアルカンスル
ホン酸基により生産される。反応条件下に酸性である不溶性の硫酸塩は、例えば
CaSO、Fe(SO、CuSO、NiSO、(Al)(SO、MnSO、BaSO、CoSO、ZnSO、(NH)SO 、を使用することができる。ここで挙げることのできる酸性混合酸化物の例はS
iO−Al、SiO−TiO、TiO−ZrO、SiO−Z
rOおよび関連化合物である。同様に好適であるのはZSM−5、モルデン沸
石および酸性リン酸アルミニウム系を含むゼオライトである。支持材料に固定さ
れた、すでに前記の種々のルイス酸およびプロトン酸は同様に固体触媒として好
適である。ここに挙げることのできる例は、SbF、TaF、BF、Al
(X=Cl、Br、F)、SbF−HF、SbF−FSOH、SbF −CFSOH、SO -および同等の酸性を有する化合物である。前に
特定した化合物は同様にハメット定数H=<−11.9を有する超酸をも包含
する。
【0049】 固体触媒はスラリーとしてまたはその他の好適な形で使用することができ、固
定床反応器中に装入される。
【0050】 この方法は反応条件下には不活性の形で挙動する有機溶剤の存在下に実施する
ことができる。溶剤中の反応成分の濃度は反応のための生成物混合物にはあまり
効果を示さず、トリメチルヒドロキノンジエステルおよび相応するピロカテコー
ルジエステルの間の比にのみ効果を有する。この反応は有利に溶剤を含有せずに
実施し、こうして溶剤の蒸留および生成物からの除去は必要ない。
【0051】 もし転位を有機溶剤、特に脂肪族および環式エステル、例えば酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、γ−ブチロラクトン、エチレンカー
ボネート、その誘導体および同族体、脂肪族、脂環式および芳香族炭化水素、例
えばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンまたはその他の同族体、ベンゼン
、トルエンまたはキシレンを使用することができる。ケトンも本発明における溶
剤として好適である、例えばアセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトンま
たはイソホロンである。更に、脂肪族、芳香族または混合エーテル、例えばジエ
チルエーテル、メチル−t−ブチルエーテルを使用することができる。
【0052】 該方法の1実施態様においては、製造されているトリメチルヒドロキノンジエ
ステルは反応の間に生成されているカルボン酸から直接結晶化し、他の溶剤を加
える必要がない。しかしながら、製造された遊離カルボン酸を留去した後に、好
適な溶剤を添加することにより、生成物の単離を達成することも可能である(こ
うして副次的生成物、例えばトリメチルフェノールエステルおよびピロカテコー
ルジエステルの除去)。他の実施態様によれば、この反応を前記溶剤の1つの中
で実施し、生成物の単離は反応のための溶剤から直接結晶化により実施すること
もできる。このようにして単離したTMHQ DAの純度はビタミンEアセテー
ト合成に開始反応成分として使用するために必要な製品純度を有する。
【0053】 他の実施態様においては、生成されるTMHQ二酢酸を単離することなく、反
応からの粗混合物に水を加えて鹸化する。TMHQ−DA生成の間生成されるカ
ルボン酸、この場合は酢酸、の存在は有利である、それというのもこれは位相プ
ロモータとして働き、ジエステルの効果的な加水分解を確実にする。同じ触媒は
DH−KIPの酸化的転位のためにすでに使用されている触媒と同様に鹸化触媒
としても使用することができる。遊離のトリメチルヒドロキノンTMHQは好適
な媒体から結晶化によりすでに公知の方法により単離される。TMHQはTMH
Q−DAの中間的単離の後に合成することもでき、この際加水分解は塩基性また
は酸性触媒の存在下に場合により位相プロモータとして働く化合物、例えば、酢
酸、n−ブタノールまたは酢酸n−ブチルの存在で、実施される。TMHQ−D
AのTMHQへの変換は、触媒の存在下に加圧下に加水分解することによっても
可能である。
【0054】 次に実施例につき、本発明を更に詳細に説明する。
【0055】 実施例1 硫酸の存在下でのDH−KIPと無水酢酸/酢酸との反応 酢酸0.6g(10ミリモル)をジヒドロケトイソホロン(DH−KIP)1.
54gに添加し、攪拌により懸濁液を生成する。この懸濁液に無水酢酸10.2
1g(100ミリモル)を室温で撹拌下に添加する。この無色液体に、噴射ポン
プを用いて10分間かけて96%濃硫酸(721μl;13ミリモル;DH−K
IPに130モル% w. r. t.)を添加する。SOの連続的な放出が添加時間
の間観察される。硫酸添加の終了後、この混合物を100℃に3時間加熱し、次
いで20℃に冷却し、その際結晶が析出する。完全な結晶化のために、水5ml
をこの懸濁液に添加し、結晶化は20℃で生じる。この結晶を僅かな冷酢酸で洗
浄し、無色の結晶が得られ、これは55℃で減圧下に乾燥させた後に純粋なトリ
メチルヒドロキノン二酢酸として同定される。DH−KIPの変換は定量的であ
る。
【0056】 収量: 1.95g(理論値の82.5%) 純度: 99.3%(HPLC) 実施例2 硫酸の存在下でのDH−KIPと無水酢酸との反応 DH−KIP1.54g(10ミリモル)を三頚フラスコ中に装入し、96%
濃硫酸(13ミリモル)および無水酢酸5.1g(50ミリモル)を、温度が3
0℃を越えないように、外部水浴によって冷却しながら、順次添加する。次いで
、この混合物を30℃で3時間攪拌する。反応混合物のGC定量分析の後、次の
結果が得られる: DH−KIPの変換率: 99.14% TMHQ−DAの収率: 93.6%(すなわち、選択性:94.4%) TMBC−DAの収率: 4.6%(すなわち、選択性:4.6%) 実施例3 50℃で、硫酸の存在下でのDH−KIPと無水酢酸との反応 DH−KIP1.54g(10ミリモル)および96%濃硫酸(13ミリモル
)を最初に三頚フラスコ中に50℃で装入し、無水酢酸5.1g(50ミリモル
)をこれに添加し、その際温度が50℃を保つように添加の速度を調節する。次
いで、この混合物を50℃で3時間攪拌する。反応混合物のGC定量分析の後、
次の結果が得られる: DH−KIPの変換率: 100% TMHQ−DAの収率: 91.2%(すなわち、選択性:91.2%) TMBC−DAの収率: 5.2%(すなわち、選択性:5.2%) 実施例4 硫酸の存在下でのDH−KIPと無水酢酸/酢酸とのTMHQ−DAへの反応
および次いでTMHQへの加水分解 DH−KIP15.4g(100ミリモル)を室温で酢酸20g(0.33モル
)中に室温で溶かし、この溶液を撹拌下に5℃に冷却した。次いで、10分間か
けて96%濃硫酸13.3g(130ミリモル)を添加した。次いで透明な溶液
を50℃に加熱し、無水酢酸102.1g(1モル)を噴射ポンプを介して、0.
5時間にわたって添加した。最後に、この混合物を50℃で2時間攪拌した。反
応溶液のGCを用いる定量は以下の結果を示した: DH−KIPの変換率: 100% TMHQ−DAの収率: 93.2%(すなわち、選択性:93.2%) TMBC−DAの収率: 4.3%(すなわち、選択性:4.3%) この反応溶液を水100mlで加水分解し、還流下に3時間加熱し、加水分解
を完結した。次いでこの混合物を回転蒸発機中で濃縮し、水を添加して結晶化し
た。無色の結晶は20℃で得られ、GCによれば、これはTMBCを1%未満含
有する。
【0057】 TMHQ−DAの変換率:99.2% TMHQの収率: 13.5g;DH−KIPに対して理論値の88.5% GC濃度: 99.3%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4H006 AA02 AC42 AC48 AD15 AD17 BA28 BA36 BA37 BA52 BA53 BA66 BA67 BA68 BB14 BB17 BC34 BJ50 FC52 FE13 KA06 4H039 CA66 CD10 CD30 CL25

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 の2,2,6−トリメチル−シクロヘキサン−1,4−ジオンをアシル化剤と反応
    させることにより、一般式(2) 【化2】 [式中、Rは場合により置換された脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素基を表
    す]のトリメチルヒドロキノンジエステルおよび式(3) 【化3】 の2,3,5−トリメチルヒドロキノンを製造する方法において、反応を酸化条件
    下にスルホン化剤で、かつプロトン酸および/またはルイス酸の存在で、−50
    ℃〜200℃の温度で、かつアシル化剤と2,2,6−トリメチルシクロヘキサン
    −1,4−ジオンとの比を少なくとも1で実施することを特徴とする、トリメチ
    ルヒドロキノンジエステルおよびトリメチルヒドロキノンの製法。
  2. 【請求項2】 スルホン化剤として硫酸または発煙硫酸を使用する、請求項
    1記載の製法。
  3. 【請求項3】 アシル化剤が一般式(4) 【化4】 [式中、RおよびR′は同一または異なる置換基であり、場合により置換された
    炭素原子1〜10個を有する脂肪族、脂環式または芳香族基を表し、これは場合
    によりハロゲン化されていてよい]のカルボン酸無水物の群から選択される、請
    求項1記載の製法。
  4. 【請求項4】 無水酢酸をアシル化剤として使用する請求項1記載の製法。
  5. 【請求項5】 カルボン酸ハロゲン化物、エノールエステルまたはケテンを
    アシル化剤として使用する請求項1記載の製法。
  6. 【請求項6】 反応をpK値3以下のプロトン酸の存在下に実施する、請
    求項1記載の製法。
  7. 【請求項7】 反応を硝酸、過塩素酸、亜硝酸、塩酸、臭化水素酸、フッ化
    水素酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ハロスルホン酸、ペルハロアル
    カンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、リン酸、フェ
    ニルホスホン酸、ニトロテレフタル酸、ピクリン酸、トリフルオロ酢酸、クロロ
    酢酸、ホウ酸誘導体とキレート化カルボン酸との混合物、ホウ酸とシュウ酸との
    混合物、発煙硫酸、硫酸またはHB(HSO−HSOの群から選択さ
    れたプロトン酸の存在で実施する、請求項1記載の製法。
  8. 【請求項8】 ハメット定数<−11.9を有するプロトン酸(超酸)を使
    用する、請求項1記載の製法。
  9. 【請求項9】 固体酸性または超酸性触媒をルイス酸として使用し、反応を
    不均一系固体触媒の存在下に実施する、請求項1記載の製法。
  10. 【請求項10】 酸触媒を2,2,6−トリメチルシクロヘキサン−1,4−
    ジオンに対して0.01〜1000モル%の量で使用する、請求項9記載の製法
  11. 【請求項11】 ルイス酸とブレンステッド酸との混合物を使用する、請求
    項1記載の製法。
  12. 【請求項12】 製造されているトリメチルヒドロキノン二酢酸を単離する
    ことなく、場合により未反応の酢酸無水物の留去後、水および/または希酸を添
    加することにより鹸化し、製造されているトリメチルヒドロキノンを分離する、
    請求項1から11までのいずれか1項記載の製法。
  13. 【請求項13】 製造されているトリメチルヒドロキノン二酢酸を反応混合
    物から単離し、次いで位相プロモータの存在で希酸を用いて鹸化し、かつ製造さ
    れているトリメチルヒドロキノンを分離する、請求項1から12までのいずれか
    1項記載の製法。
  14. 【請求項14】 酢酸、n−ブタノールまたは酢酸n−ブチルまたはこれら
    の混合物を位相プロモータとして使用する、請求項13記載の製法。
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