JP2003530273A - ふすまから生物分解性成形品を作るための物質および方法 - Google Patents

ふすまから生物分解性成形品を作るための物質および方法

Info

Publication number
JP2003530273A
JP2003530273A JP2001541353A JP2001541353A JP2003530273A JP 2003530273 A JP2003530273 A JP 2003530273A JP 2001541353 A JP2001541353 A JP 2001541353A JP 2001541353 A JP2001541353 A JP 2001541353A JP 2003530273 A JP2003530273 A JP 2003530273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bran
mold
weight
pressure
substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001541353A
Other languages
English (en)
Inventor
ジェルジー ウィソッキ,
Original Assignee
ジェルジー ウィソッキ,
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from PL336969A external-priority patent/PL195129B1/pl
Priority claimed from PL340816A external-priority patent/PL195130B1/pl
Application filed by ジェルジー ウィソッキ, filed Critical ジェルジー ウィソッキ,
Publication of JP2003530273A publication Critical patent/JP2003530273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/115Cereal fibre products, e.g. bran, husk
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21CMACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
    • A21C11/00Other machines for forming the dough into its final shape before cooking or baking
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D13/00Finished or partly finished bakery products
    • A21D13/30Filled, to be filled or stuffed products
    • A21D13/32Filled, to be filled or stuffed products filled or to be filled after baking, e.g. sandwiches
    • A21D13/33Edible containers, e.g. cups or cones
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D2/00Treatment of flour or dough by adding materials thereto before or during baking
    • A21D2/08Treatment of flour or dough by adding materials thereto before or during baking by adding organic substances
    • A21D2/36Vegetable material
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D8/00Methods for preparing or baking dough
    • A21D8/06Baking processes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23PSHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
    • A23P20/00Coating of foodstuffs; Coatings therefor; Making laminated, multi-layered, stuffed or hollow foodstuffs
    • A23P20/20Making of laminated, multi-layered, stuffed or hollow foodstuffs, e.g. by wrapping in preformed edible dough sheets or in edible food containers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L3/00Compositions of starch, amylose or amylopectin or of their derivatives or degradation products
    • C08L3/02Starch; Degradation products thereof, e.g. dextrin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L99/00Compositions of natural macromolecular compounds or of derivatives thereof not provided for in groups C08L89/00 - C08L97/00

Abstract

(57)【要約】 本発明に従う、生物分解性成形品、特に食卓用品および包装容器を製造するための物質は、7%〜45%の構造的に結合された水を水分の形態で含む、0.01〜2.80mmの粒径の選択されたふすま画分を構成する95〜100重量%のばらのふすま、特に小麦のばらのふすま、および必要に応じ5重量%までの、含浸物質および/または、芳香および/または香りを付与する添加剤および/または非繊維状フィラーおよび/または保湿剤および/または着色用添加剤の混合物を含む。上記の生物分解性成形品を製造するための方法は、上記のばらのふすまが、5重量%までの量の上記混合物と乾式混合され、得られた成形物質の計量された量が、複数の部分に分かれた、好ましくは2つの部分に分かれた型の一部に入れられ、その型が閉じられ、そこに置かれた成形物質が、20〜450℃の範囲の温度および1〜10MPaの範囲の圧力および/または、型を閉じるピストンに作用する320MPaまでの圧力で100MT/cm2までの圧縮力に同時に数十秒間暴露されることから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生物分解性成形品、特に食卓用品および包装容器を製造するための
物質、並びにそのような生物分解性成形品、特に器および包装容器の製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】
長年、包装業界は、プラスチック物質の使用を放棄することのできる代替解決
法を見出す試みを行っている。この問題は、プラスチック製の包装容器および使
い捨ての食卓用品の場合には特に鮮明になってきている。使い捨ての食卓用品お
よび包装容器は、製造工程が簡単で賃貸可能であることによる疑いのない利点に
もかかわらず、今日では、廃棄物として処分することに関連して非常に重大な問
題である。廃棄用プラスチック物質および、使い捨てのプラスチック製食卓用品
を使用することの大規模性に関する有効なリサイクル法の欠如のため、全世界で
生じる、非生物分解性でありかつ環境を汚染するプラスチック廃棄物の量が、な
だれのように増加している。
【0003】 生物分解性物質の包装容器や使い捨て食卓用品の製造における関心がますます高
まるにつれ、この分野においてプラスチックの使用を徐々に放棄することが望ま
れる。
【0004】 包装容器および使い捨て容器の製造で使用される一般に公知の物質としての紙は
、ある程度環境にやさしいと考えられ得る。紙の廃棄物は環境上有害ではないが
、包装容器および食卓用品のための材料としての使用は、ごみの問題を解決しな
い。そして、紙の製造工程そのものが、自然環境のかなりの破壊および汚染を引
き起こしている。
【0005】 生物分解性包装容器は、包装の別個の群を構成する。生物分解性包装容器および
使い捨て食卓用品を得ることを可能にする種々の方法および物質がすでに公知で
ある。そのようにして得られた製品は、種々の環境因子、例えば酸素、水、光お
よび微生物の影響下で自然分解を受ける。その種の包装容器は、いくつかの欧州
国において実施され、かつ慣用の包装容器の製造に関して直接の制約を課しまた
はそれらの製造に関して特別の課税を負わせる環境規制故に、徐々により頻繁に
使用されている。しかし、それらの製造コストは、慣用の包装容器よりも依然と
して約15%高いままである。
【0006】 それらの成分としてデンプンおよびセルロースを含む公知の生物分解性包装物質
がある。6〜11%のコーンスターチを含む、ポリエチレンに基づく包装物質は
、細菌およびデンプン分解酵素によって引き起こされる生物分解を容易に受ける
。分解工程の速度を高めるために、ポリエチレンの酸化を促進する特別の添加剤
が使用されている。しかし、この解決法はなおも、生物分解を助ける系の使用を
必要とし、種々の補助的手段、例えば廃棄物の分離、の実施を必要とする。
【0007】 デンプンに基づく熱可塑性物質は、水を含有するデンプンを、その中に含まれる
可塑化添加剤の存在下で、加圧下で加熱することにより得られる。これらの物質
で作られる物品は、プラスチック製の押出成形物品の製造で使用されるものと同
様の慣用の用具を使用して押出法により製造される。例えばドイツの2つの会社
「Biopack」および「Sandoz」は、デンプンに基づく包装物質を導入した。この
物質は、種々の成形性改善添加剤およびセルロースをデンプン粉末に添加するこ
とにより得られる。そのようにして得られた混合物を使用すると、要求される製
品が、加圧下、190℃で押出により成形される。そのようなプロセス条件下で
行なわれる押出法では、形状の正確な反復性を達成することができない。これは
、圧力および周囲の温度の突然の変化故に、押出ダイを出たあとの成形された物
質が膨張する傾向を有するという事実による。得られた製品は、溶融されたタン
パク質のモノフィラメントの束によって形成される蜂の巣様構造を有する。押出
機内で生じるプロセスの結果として、高い温度および圧力の組み合わされた効果
故に、重要な物理化学変化が、制御できない方法で生じ、従って、物質の特性の
反復性に影響を及ぼす。さらに、押出法は連続的であり、その進行を完全に制御
することはできない。
【0008】 デンプンおよび、石油から得られた水溶性ポリマーを含むものも、公知の従来物
質に属する。その物質に含まれるデンプンの量は10〜70%である。その物質
のありうる用途の1つは、動物飼料を包装するためにそれを使用することである
。そのような包装は、空にされた後、砕解され、完全に消化可能なものとして動
物飼料に添加され得る。
【0009】 生物起源の、環境に優しい物質として、ウェハースドーが周知であり、一般に使
用される。主な用途は、アイスクリームを入れるための使い捨てカップを作るこ
とに見出される。そのようなカップの製造は、小麦粉および水から作られる薄い
スラリー様ドーから、特別の型の中で焼成することから成る。しかし、そのよう
なウェハースカップは、水を容易に吸収し、柔らかくなり、ばらばらになる。こ
れは、それらの用途の可能性を大きく制限する。
【0010】 ポーランド国特許明細書第171872号から、30〜85重量%のポリサッカ
ライドに基づく生物分解性合成物質、および生物分解性添加剤としての15〜7
0重量%のデンプンまたは非変性セルロースならびに少量の補助成分を含む物質
が公知である。この物質は、そのポリサッカライドベースを溶融し、それにデン
プンまたはセルロースを添加することにより得られる。この混合物は最初に、ポ
リサッカライドベース中の、25%以下の水分量を有するデンプン、またはセル
ロースの分散物の形態を有する。次いで、この混合物はペレット化され、ペレッ
トが所望の製品の成形に使用される。この方法は相対的に複雑であり、多くの工
程を包含する。
【0011】 欧州特許出願第051589号から、馬鈴薯デンプン、少量のシリアルデンプン
、植物油、安定剤、乳化剤および水を含むドーから単一工程で包装容器が得られ
る方法も公知である。その包装容器は、適する型中でプレス成形し、型を65〜
105℃で60〜120秒間維持することにより得られる。その後、型をゆっく
り冷却し、得られた成形品を型から取り出す。得られた包装容器は、液体に対す
る耐性が高く、冷たいおよび熱い食品の貯蔵に適する。
【0012】 ポーランド国特許明細書第167213号から、薄肉の分解性成形品の製造法が
公知である。この方法は、30〜63重量%の水、27〜69重量%のデンプン
ベース、抗付着剤、増粘剤、16重量%までのセルロースに富む原料、10重量
%までの非繊維状フィラー、保湿剤、着色剤、構造硬化剤、保存剤および酸化防
止剤を含む混合物を145〜230℃で25〜230秒間、型中で焼成し、次い
で、得られた成形品中に6〜22重量%の水分量が達成されるようにコンディシ
ョニングすることから成る。この方法は、使い捨てカップ、プレート、ファース
トフード用/包装箱、食品包装インサート、ならびに紙または厚紙様のシートま
たはウェブの製造に使用され得る。この方法で得られる製品は、一方では、使用
のための所定の傾向を認めながら、破壊および亀裂に対して必要な耐性を確実に
するのに十分な厚さを有し、他方では、通常の自動ウェハース焼成機において使
用される慣用の型の2つの半部分の間での効率的な焼成を可能にするのに十分薄
い厚みを有する。
【0013】 別のポーランド国特許明細書第174592号には、使い捨ての食卓用品および
包装容器を製造するための環境に優しい物質および方法が開示されている。その
物質の乾燥混合物は、50〜95重量%の乾燥物質量の穀物粉砕生成物、0〜9
0重量%の乾燥物質量の馬鈴薯、大豆および他の植物の粉砕生成物、ならびに3
0重量%までの乾燥物質量のバインダーとしての動物性タンパク質を、芳香およ
び香りを付与する添加剤、保存剤および着色剤とともに含む。上記の成分を水と
共に混合し、均一なドーが得られるまで混練する。次いで、そのドーを押出し、
慣用の方法で数分間焼成する。焼成工程中、ドーに含まれる水が蒸発して、成形
品の不均一な繊維状構造の破壊を生じる。従って、最終製品は多数の亀裂を示し
、同じ寸法にされる。これは、この物質および方法を薄肉包装容器の製造に適し
ないものにする。なぜならば、非常に厳しい規格要件が、かかる物品によって満
足されなければならないからである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した従来の生物分解性物質の上記欠点を回避することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この目的は、生物分解性成形品、特に食卓用品および包装容器を製造するための
物質、およびそのような生物分解性成形品を本発明に従って製造する方法によっ
て達成された。
【0016】 そのような生物分解性成形品を製造する本発明方法は、乾燥したふすまから、0
.01〜2.80mmの大きさの画分を公知の分離法によって選択し、選択され
たふすま画分を互いに、および必要に応じて乾燥添加剤と混合し、その混合物の
計量された必要量を、適する予熱された型に入れ、型に入れられた、計量された
混合物を次いで、各々5秒までの持続時間の連続サイクルにおいて、20〜45
0℃の範囲の温度および5〜450kg/m2の範囲の圧力に1〜25秒間暴露
することからなる。ここで、圧力は、互いに続く2つのサイクル間の合間に緩め
られる。好ましくは、乾燥混合物を、調製の後でかつ型に入れる前に、20〜4
50℃の範囲の温度および5〜450kg/m2の範囲の圧力に暴露し、その後
、加圧下でそれを維持しながら、予熱された型に混合物を入れる。
【0017】
【発明の実施の形態】
生物分解性成形品、特に使い捨ての食卓用品および包装容器を製造するための本
発明に従う物質は、95〜100重量%のばらの(loose)ふすま、特に小麦の
ばらのふすま、および必要に応じ5重量%の、混合物含浸物質および/または、
芳香および/または香りを付与する添加剤および/または非繊維状フィラーおよ
び/または保湿剤および/または着色用添加剤から成る。本発明に従う物質にお
いて使用されるばらのふすまは、穀物を挽いて粉にするプロセスの副生物を構成
する。通常、公知の製粉プロセスでは、穀物からふすまを分離するために、最後
の工程が水で湿らされる。ふすまは繊維状構造を有するので、そのばらの形態を
緩めることなく、構造的に結合された水分の形態で45重量%までの量の水を吸
収することができる。同時に、本発明に従う物質は、7%未満の構造的に結合さ
れた水分を含むべきでない。その水分量が不充分であるならば、ふすまは、その
水分量を7〜45%に保持するように、さらに湿らされるべきである。残りの添
加剤は任意的な成分を構成し、それは、最終製品の実際の要求および意図される
用途に応じて添加されてもされなくてもよい。本発明に従う物質の主構成要素と
して使用されるふすま、特に小麦のふすまは、0.01〜2.80mmの大きさ
を有する、ふすまの特定の選択された画分を構成する。本発明に従う物質は、長
時間焼成することを必要にするであろう添加剤(例えば小麦)を何ら含まない。
【0018】 本発明に従う方法の変形では、7〜45%の構造的に結合した水を水分の形態で
含む96〜100重量%の量の、0.01〜2.80mmの粒径のばらのふすま
、特に小麦のばらのふすまを、5重量%までの量の、混合物含浸物質および/ま
たは、芳香および/または香りを付与する添加剤および/または非繊維状フィラ
ーおよび/または保湿剤および/または着色用添加剤と乾式混合させる。得られ
た成形物質の計量された量を、複数の部分に分かれた、好ましくは2つの部分に
分かれた型の一部分に入れ、その型を閉じ、そこに置かれた成形物質を、20〜
450℃の範囲の温度および1〜10MPaの範囲の圧力および/または、型を
閉じるピストンに作用する320MPaまでの圧力で100MT/cm2までの
圧縮力に同時に数十秒までの間暴露させる。1〜10MPaの圧力が使用される
べきであるならば、これは、型を完全に閉じる前にシールし、その後、型を完全
に閉じてその中に圧力を引き起こす。圧縮力の施与は好ましくは、液圧プレス、
機械的プレス、液圧ハンマーまたはその目的のために特に設計された専用の系の
使用によって達成される。好ましくは、調製の後であるが型に入れる前の物質混
合物を、20〜450℃の範囲の温度および1〜10MPaの圧力に暴露させる
。型の全ての部分が予熱されるべきであり、好ましくは、発生する蒸気流の方向
を制御することができるように、型の上方部分と下方部分との温度が異なる。こ
れは、かかる成形品のどちらかの表面(上部または下部表面)があまり多孔性で
ないように選択することをも可能にする。数十秒間まで続く、温度および圧力ま
たは圧縮力への物質の暴露は、1サイクルでまたは数サイクルで行われ得る。各
サイクルは数秒の長さであり、2つの連続するサイクル間の合間に圧力が緩めら
れる。本発明に従う方法を実施する1サイクル様式は、高温にさらしている間に
発生する蒸気を排出することを可能にする小さいスリット、オリフィスまたは開
いた孔がかかる型に備えられているならば可能である。好ましくは、最終の製品
は、膜形成性物質が公知方法でコーティングされる。物質を型に入れる前にペレ
ット化し、またはブリケット化(briquetting)に付すことも望ましい。ブリケ
ット化が選択された場合、各ブリケットの重量が、所定の成形品の製造に必要な
1つ分の物質の重量またはそれを整数で割ることにより得られるその分の断片に
等しいことが望ましく、これは、製造プロセスを非常に容易にする。プロセス変
数、例えば温度、圧力、圧縮力、ふすまの水分量、およびふすまの粒径の実際の
数字は、最終製品の成形サイズ、肉厚および形状に応じて、各々の特定された範
囲内で選択される。
【0019】 構造上の水を水分の形態で含むふすま、特に小麦穀粒を構成するふすまは、本発
明に従う方法によって処理されると、水と混合されたふすまからドーの形態で調
製され、次いで慣用の方法で焼成された物質を使用して得られたものとは全く異
なる物質構造の成形品を得ることを可能にする。構造上の水分の突然の蒸発は、
ふすまを含みかつ結合水を含まない同様の物質の場合に見られるものとは全く異
なる機構の最終製品構造形成を生じる。最後に述べておくべきことは、本発明の
方法は、それによって得られる成形品の全く新規な天然材料を得ることを可能に
するということである。
【0020】 本発明による方法は、寸法および強度パラメーターに関する限り、最終製品の非
常に高い反復性の達成を可能にする。それによって得られる最終製品は、高くか
つ均一な機械的強度を有し、亀裂がなく、製造不合格品の割合が非常に少なく、
水の浸漬に対して耐性であり、熱い料理を載せるために使用されるとき、非常に
良好な断熱を付与する。同時に、粒状物のための包装容器として使用されるとき
、最終製品の特定の構造故に、従来の包装物質と比較して、容器の中身の通風性
が非常に良好である。
【0021】 従来の慣用のプラスチック製包装容器または部分的に生物分解性プラスチックで
作られた包装容器と比較して、本発明に従う成形品は、30日以下の非常に高い
生物分解速度を特徴とする。他方、全体が生物分解性の従来の成形品と比較して
、本発明に従う物質から本発明に従う方法を使用して作られる成形品は、はるか
に良好な機械的特性、有用性、および美的特性を有する。本発明に従う方法は、
製造廃棄物の生成を生じないし、完全に天然の材料の使用を可能にする。さらに
、本発明に従う物質および方法は、どんな使い捨ての成形品でも実際に得ること
を可能にする。これらの成形品の適用分野は、従来公知の種類の最終製品の典型
的な適用をはるかに超えて広げられ得る。本発明に従う物質および方法は、包装
容器の全体の寸法および目的に事実上関係なく、広範囲の日用品およびこの世界
の最も広い意味における使い捨て器具を構成するもの、すなわち例えば医療容器
などのための包装用成形品を作るために良好に使用され得る。
【0022】
【実施例】
実施例I 小麦穀粒を挽いて粉にするプロセスから得られた、構造的に結合した水分量が
17%であるばらのふすまから、ふるいにかけることにより、以下の顆粒画分が
以下の量で選択された。すなわち、0.1/0.2−33重量%;0.2/0.
4−25重量%;0.4/0.8mm−40重量%である。生物分解性成形品を
作るための成形物質は、そのように選択された99重量%のふすまを、0.3重
量%のソルバイト、0.4重量%のローストシュガーおよび0.3重量%の公認
された着色剤と混合することにより調製された。
【0023】 実施例II 小麦のふすまにおける水分量が7%であるという違いを除いて、実施例Iと同
様の成形物質が調製された。ふすまを残りの成分と混合する前に、さらに湿らせ
て、ふすまの破砕性に影響を与えることなく28%の最終含量まで湿気を増加さ
せた。
【0024】 実施例III 小麦穀粒を挽いて粉にするプロセスから得られた、構造的に結合した水分が1
7%であるばらのふすまから、ふるいにかけることにより、以下の顆粒画分が以
下の量で選択された。すなわち、0.1/0.2−35重量%;0.2/0.4
−25重量%;0.4/0.8mm−40重量%である。生物分解性成形品を作
るための成形物質は、そのように選択された96.6重量%のふすまを、0.3
重量%のグリセリン、0.4重量%の粉末状の鶏卵白、0.7重量%のココアパ
ウダーおよび2重量%の含浸物質と混合することにより調製された。
【0025】 実施例IV 小麦穀粒を挽いて粉にするプロセスから得られた、構造的に結合した水分が1
2%であるばらのふすまから、ふるいにかけることにより、以下の顆粒画分が以
下の量で選択された。すなわち、0.1/0.2−40重量%;0.2/0.4
−40重量%;0.4/0.8mm−20重量%である。生物分解性成形品を作
るための成形物質は、ふすまの破砕性に影響を与えることなく18%の最終含量
までその湿気が増加するように、上記ふすまをさらに湿らせることにより調製さ
れた。
【0026】 実施例V 実施例Iで得られた物質の計量された分を、液圧プレス上に取りつけられた型
の下方半部分に入れた。入れる前に、型の両方の半部分を430℃まで予熱した
。物質を入れた後、その温度および、型を閉じるピストンに及ぼされる240M
Paの圧力で75MT/cm2の圧縮力に15秒間暴露した。成形プロセスは、
各々5秒間持続する3圧縮サイクルで行われた。ここで、圧力はサイクル間の合
間に緩められた。そのようにして得られたトレイ形状の成形品に、次いで、カゼ
インをコーティングした。
【0027】 実施例VI 実施例Iで得られた物質を、200℃の温度および4MPaの圧力に20秒間
暴露することにより、バルクでの前処理に付した。そのように前処理された物質
から、計量された分を取り、予め350℃まで予熱された、型の下方半部分に入
れた。型の上方半部分は380℃まで予熱された。型に入れられた物質を、上記
温度および、型を閉じるピストンに及ぼされる60MPaの圧力で50MT/c
2の圧縮力に1サイクルで15秒間暴露した。得られた成形品は、直径350
mmの使い捨てプレートであった。
【0028】 実施例VII 実施例IIIと同様に調製された物質を、カップ形状の型のキャビティを有する
型の下方半部分に入れた。その型の両方の半部分は、400℃の同じ温度まで予
熱され、その温度で維持された。型を完全に閉じる前にその内部をカラーによっ
てシールし、そして上方半部分を下方半部分に対して押し付け、型の内部に7M
Paの圧力をもたらすことにより型を閉じた。得られた使い捨てカップは、内部
がアルブミンでコーティングされた。
【0029】 実施例VIII 実施例で得られた物質を、典型的な押出成形機を使用して押出すことにより、
ブリケット化した。直径235nmのプレートを成形するために必要な物質重量
の1/3を構成する各25gのブリケットが得られた。更なる処理は実施例VI
と同じであった。ただし、成形の前に3つのブリケットが型の下方半部分に入れ
られた。
【0030】 実施例IX 手順全体は実施例VIIと本質的に同じであったが、物質を型に入れる前に、典
型的なペレット化機を使用してペレット化した。
【0031】 実施例X 実施例Iで得られた物質の計量された分を、液圧プレス上に取りつけられた型
の下方半部分に入れた。入れる前に、型の両方の半部分を430℃まで予熱した
。物質を型に入れた後、その温度および、型を閉じるピストンに及ぼされる24
0MPaの圧力で75MT/cm2の圧縮力に20秒間暴露した。成形プロセス
は、各々5秒間持続する4圧縮サイクルで行われ、ここで圧力はサイクル間の合
間に緩められた。
【0032】 実施例XI 本発明に従う物質から本発明に従う方法を使用して作られた直径235mmの
丸いトレイを、the Central Research and Development Institute of the Pack
aging Industryで試験した。この試験は、水および油の吸収性試験、軸方向の圧
縮強度試験および官能評価を包含した。
【0033】 水および油の吸収性試験は、研究所所有の方法体系(Institutes proprietary
methodology)にしたがって行われた。両方の試験は下記方法で行われた。吸い
取り紙上に置かれたトレイに、20±2℃および80±2℃の温度の水並びに2
0±2℃の温度の食用油を個々に200ml満たした。次いで、吸い取り紙上に
トレイを置いた瞬間と吸い取り紙上に液体の漏出が認められた瞬間との間の時間
を測定した。試験前に、ポーランド国規格仕様PN−92/P−50067「紙
、厚紙および繊維状物質;標準化されたコンディショニング条件」にしたがって
、トレイを23±1℃の温度および50±2%の周囲空気の相対湿度で48時間
保持することによりコンディショニングした。
【0034】 軸方向の圧縮強度の測定は、ポーランド国規格仕様PN−75/O−7917
2「プラスチック単位包装;軸方向の圧縮強度の測定」に基づいて開発された上
記R&D Institute No. PBn/DOJ/03.11「軸方向の圧縮強度の測定」の国内試験
手順にしたがって行われた。試験は、上記で得られた4つのトレイに関して、強
度試験機INSTRON、モデルTM−Mを使用して行われた。各試験の間、荷
重対変形のダイヤグラムが、試験された物質の破壊が生じるまで記録された。
【0035】 官能評価は、ポーランド国規格仕様PN−87/O−79114「直接接触に
おける匂いおよび風味の移動の測定」に基づいて開発された上記R&D Institu
te No. PBn/DOJ/04.05「直接接触における匂いおよび風味の移動の測定」の国内
試験手順にしたがって行われた。官能評価は、基準物質として粉糖および小麦粉
を使用してトライアングル法によって行われた。
【0036】 水および油の吸収性試験の結果を表1にまとめ、軸方向の圧縮強度試験および
官能評価に関する結果を表2にまとめた。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】 トレイの軸方向の圧縮強度試験の際に得られた、圧縮力対変形の関係のダイヤ
グラムを示す。
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月23日(2002.7.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ふすまを必要に応じて適切な添加剤と混合することにより成形物
    質をふすまから調製し、該混合物を高められた温度に暴露することを含む、主原
    料として使用されるふすま、特に小麦のふすまの生物分解性成形品、特に食卓用
    品および包装容器を製造する方法において、乾燥したふすまから、0.01〜2
    .80mmの大きさの画分が公知の分離法によって選択され、選択されたふすま
    画分が互いに、および必要に応じて乾燥添加剤と混合され、その混合物の計量さ
    れた必要量が、適する予熱された型に入れられ、型に入れられた、計量された混
    合物が次いで、各々5秒までの持続時間の連続サイクルにおいて、20〜450
    ℃の範囲の温度および5〜450kg/m2の範囲の圧力に1〜25秒間暴露さ
    れ、ここで、圧力は、互いに続く2つのサイクル間の合間に緩められることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 成形物質混合物が、調製の後でかつ型に入れられる前に、20〜
    450℃の範囲の高められた温度および5〜450kg/m2の範囲の圧力に1
    〜20秒間暴露され、その後、なおも加圧下で維持されながら、予熱された型に
    該物質が入れられることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 穀物を挽いて得られる生成物および必要に応じ5重量%までの、
    混合物含浸物質および/または、芳香および/または香りを付与する添加剤およ
    び/または非繊維状フィラーおよび/または保湿剤および/または着色用添加剤
    を含む、生物分解性成形品、特に食卓用品および包装容器を製造するための物質
    において、該物質が、7%〜45%の構造的に結合された水を水分の形態で含む
    、0.01〜2.80mmの粒径の選択されたふすま画分を構成するばらのふす
    ま、特に小麦のばらのふすまを95〜100重量%含むことを特徴とする物質。
  4. 【請求項4】 生物分解性成形品、特に食卓用品および包装容器を製造する方法
    において、7%〜45%の構造的に結合された水を水分の形態で含む、96〜1
    00重量%の量の、0.01〜2.80mmの粒径のばらのふすま、特に小麦の
    ばらのふすまが、5重量%までの量の、混合物含浸物質および/または、芳香お
    よび/または香りを付与する添加剤および/または非繊維状フィラーおよび/ま
    たは保湿剤および/または着色用添加剤と乾式混合され、得られた成形物質の計
    量された量が、複数の部分に分かれた、好ましくは2つの部分に分かれた型の一
    部分に入れられ、その型が閉じられ、そこに置かれた成形物質が、20〜450
    ℃の範囲の温度および1〜10MPaの範囲の圧力および/または、型を閉じる
    ピストンに作用する320MPaまでの圧力で100MT/cm2までの圧縮力
    に同時に数十秒間暴露されることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 成形物質の混合物が、高められた温度よび圧力および/または圧
    縮力に5〜25秒間、同時に暴露されることを特徴とする、請求項4記載の方法
  6. 【請求項6】 型が、完全に閉じられる前にシールされ、その後、その2つの半
    部分が互いに接近されて、型のキャビティ内に適切な圧力がもたらされることを
    特徴とする、請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 型の上方および下方の半部分が異なる温度に予熱されることを特
    徴とする、請求項4記載の方法。
  8. 【請求項8】 型に入れられた物質が、1サイクルまたは各々数秒間の数連続サ
    イクルで、高められた温度および圧力および/または圧縮力に暴露され、ここで
    圧力は該サイクル間の合間に緩められることを特徴とする、請求項4記載の方法
  9. 【請求項9】 最終の生成物が、任意の公知の方法で膜形成性物質によってコー
    ティングされることを特徴とする、請求項4記載の方法。
  10. 【請求項10】 成形物質混合物が、調製の後でかつ型に入れられる前に、20
    〜450℃の範囲の高められた温度および1〜10MPaの範囲の圧力に数十秒
    間暴露されることを特徴とする、請求項4記載の方法。
  11. 【請求項11】 成形物質混合物が、型に入れられる前にペレット化されること
    を特徴とする、請求項4記載の方法。
  12. 【請求項12】 成形物質混合物が、型に入れられる前にブリケット化されるこ
    とを特徴とする、請求項4記載の方法。
  13. 【請求項13】 ブリケットが、1個の成形品を成形するのに必要な物質の量ま
    たは該物質量の整数分の1の量に等しい重量を有することを特徴とする、請求項
    12記載の方法。
JP2001541353A 1999-12-06 2000-11-23 ふすまから生物分解性成形品を作るための物質および方法 Pending JP2003530273A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PL336969A PL195129B1 (pl) 1999-12-06 1999-12-06 Sposób wytwarzania biodegradowalnych kształtek naczyń i opakowań z otrąb, zwłaszcza pszennych
PL336969 1999-12-06
PL340816A PL195130B1 (pl) 2000-06-16 2000-06-16 Materiał do wytwarzania biodegradowalnych kształtek, zwłaszcza naczyń i opakowań oraz sposób wytwarzania biodegradowalnych kształtek, zwłaszcza naczyń i opakowań
PL340816 2000-06-16
PCT/PL2000/000084 WO2001039612A1 (en) 1999-12-06 2000-11-23 Material for making biodegradable mouldings from bran and method thereof

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003530273A true JP2003530273A (ja) 2003-10-14

Family

ID=26653343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001541353A Pending JP2003530273A (ja) 1999-12-06 2000-11-23 ふすまから生物分解性成形品を作るための物質および方法

Country Status (12)

Country Link
US (1) US20030068427A1 (ja)
EP (1) EP1246540A1 (ja)
JP (1) JP2003530273A (ja)
KR (1) KR20020091053A (ja)
CN (1) CN1407858A (ja)
AU (1) AU1423001A (ja)
CA (1) CA2392130A1 (ja)
CZ (1) CZ20021917A3 (ja)
HU (1) HUP0203580A2 (ja)
RU (1) RU2002118143A (ja)
SK (1) SK7772002A3 (ja)
WO (1) WO2001039612A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1500683A1 (en) * 2003-07-21 2005-01-26 Via Management Spolka z o.o. Method for making a biodegradable moulding
US8178146B2 (en) 2004-05-06 2012-05-15 Graceland Fruit, Inc. Process for producing refrigerated produce
US20100233327A1 (en) * 2009-03-11 2010-09-16 Hersh Seth J System and method for formulating compositions of concentrated liquid sweeteners for individual servings in recyclable and compostable packaging
US20100248424A1 (en) * 2009-03-27 2010-09-30 Intellectual Business Machines Corporation Self-Aligned Chip Stacking
KR101336098B1 (ko) * 2012-02-29 2013-12-03 연세대학교 산학협력단 셀룰로오스계 천연재료를 이용한 생분해성 제품 성형방법 및 그 성형방법에 의해 제조된 생분해성 제품
PL221219B1 (pl) * 2012-09-28 2016-03-31 Anna Wysocka Sposób wytwarzania biodegradowalnych kształtek, zwłaszcza naczyń i opakowań
CN102876066B (zh) * 2012-10-12 2015-07-22 山西百顺科技有限公司 一种麸皮制作的餐具
CN102993761A (zh) * 2012-12-05 2013-03-27 山西百顺科技有限公司 一种利用麦秆和麸皮制作的餐具
US10789557B2 (en) 2016-08-04 2020-09-29 Conduent Business Services, Llc Method and system for auto-allocation of tasks to resources of an organization
KR20190128185A (ko) * 2017-02-27 2019-11-15 지콩 콩 식용 및 생분해성 기구
WO2020035833A1 (en) * 2018-08-17 2020-02-20 Dutta Puneet A synergistic composition, an eco-friendly and biodegradable edible utensils and a process for making the same
BR102018070326A2 (pt) * 2018-10-02 2020-04-14 Terra White Marcelo processo de obtenção de canudos biodegradáveis e produtos obtidos
CZ2019352A3 (cs) * 2019-06-06 2021-01-27 Mlýny J. Voženílek, Spol. S R.O. Výlisek z biologicky odbouratelného materiálu s obsahem obilných otrub a způsob jeho výroby
DE102020103185A1 (de) 2020-02-07 2021-08-12 Alfred-Wegener-Institut Helmholtz-Zentrum für Polar- und Meeresforschung Material auf Basis von Makroalgen
US20210259443A1 (en) * 2020-02-25 2021-08-26 Incredible Eats Inc. Edible cutlery and a method of manufacture thereof
FR3115040A1 (fr) * 2020-10-13 2022-04-15 Bruno Cozanet Conseil Composition pour la fabrication de produits biodegradables a partir de son, procede de mise en forme
SK9416Y1 (sk) * 2021-04-08 2022-01-26 Titan Construct engineering s.r.o. Biodegradovateľný jednorazový obal, najmä na potraviny, spôsob jeho výroby a forma na výrobu biodegradovateľného jednorazového obalu
RU2770926C1 (ru) * 2021-07-01 2022-04-25 Иван Васильевич Захаров Способ производства биоразлагаемой тары на основе волокнистого полуфабриката и биомодифицированного глютена
EP4144221A1 (de) * 2021-09-02 2023-03-08 ELIAS Natural Packaging AG Essbares behältnis
WO2023115127A1 (en) * 2021-12-21 2023-06-29 Protactinium Pty Ltd Biodegradable disposable articles
CN114231047B (zh) * 2021-12-29 2023-04-11 厦门糠宝瑞新材料科技有限公司 一种可降解材料及其制备方法和应用

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1507867A (en) * 1976-10-11 1978-04-19 Norgine Ltd Edible bran and to a solid edible bran-containing composition and to a process for producing the composition
DE2729917A1 (de) * 1977-07-02 1979-01-04 Basf Ag Verfahren zur herstellung von presslingen aus mehlfoermigen futtermitteln
SE420343B (sv) 1980-01-21 1981-09-28 Pulsomatic Goran Rhodin Med Fi Panna med pumpverkan
FR2647640B1 (fr) * 1989-06-02 1992-05-29 Ard Sa Procede de preparation de son de ble desamylace et produit obtenu
DK0513106T3 (da) 1990-02-06 1994-03-21 Haas Franz Waffelmasch Fremgangsmåde til fremstilling af nedbrydelige, tyndvæggede formede genstande på stivelsesbasis
DE4200485C1 (ja) 1992-01-10 1993-07-22 Buck Werke Gmbh & Co, 7347 Bad Ueberkingen, De
EP0556577A1 (de) * 1992-01-20 1993-08-25 Ludwig Krickl Zellulosehaltiges Pressteil und Verfahren zu seiner Herstellung
DE4203211A1 (de) * 1992-02-05 1993-08-12 Karl Rinderle Verfahren zur herstellung von biologisch abbaubaren behaeltern
JP3085554B2 (ja) * 1992-02-19 2000-09-11 日世株式会社 成形物
US5354621A (en) * 1992-07-02 1994-10-11 Beltec International Biodegradable construction material and manufacturing method
US5709827A (en) * 1992-08-11 1998-01-20 E. Khashoggi Industries Methods for manufacturing articles having a starch-bound cellular matrix
JPH11166055A (ja) * 1997-12-01 1999-06-22 Shokuhin Sangyo Kankyo Hozen Gijutsu Kenkyu Kumiai 生分解性または生崩壊性素材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20030068427A1 (en) 2003-04-10
RU2002118143A (ru) 2004-12-10
HUP0203580A2 (en) 2003-03-28
SK7772002A3 (en) 2002-11-06
CZ20021917A3 (cs) 2002-11-13
CN1407858A (zh) 2003-04-02
EP1246540A1 (en) 2002-10-09
KR20020091053A (ko) 2002-12-05
WO2001039612A1 (en) 2001-06-07
AU1423001A (en) 2001-06-12
CA2392130A1 (en) 2001-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003530273A (ja) ふすまから生物分解性成形品を作るための物質および方法
US5354621A (en) Biodegradable construction material and manufacturing method
TW308576B (ja)
JP2539125B2 (ja) 澱粉を基礎とする腐食性の肉薄成形体の製造方法
AU784862B2 (en) Biodegradable and edible feed packaging materials
KR101050886B1 (ko) 식용 코팅제를 도포한 일회용 용기
EP4025631B1 (de) Granulat aus rein natürlichen bestandteilen; granulat zur herstellung kompostierbarer produkte sowie herstellungsverfahren des granulats
US20220325078A1 (en) Biodegradable, compostable molding mass compositions, molded articles and methods of manufacture
EP3954727A1 (de) Granulat aus rein natürlichen bestandteilen; granulat zur herstellung kompostierbarer produkte sowie herstellungsverfahren des granulats und daraus zu erhaltenden produkten
EP4070929A1 (en) Biodegradable disposable food packaging, method of its production and mould for production of biodegradable disposable packaging
WO2020244685A1 (en) Moulding obtrained from cereal grain bran and oil plant pomace and method for its production
KR100334952B1 (ko) 자연분해 되는 1회용 용기의 제조방법 및 그 제조장치
JP2004276463A (ja) 器類
EP1252229A1 (de) Zusammensetzung zur herstellung von biologisch abbaubaren formkörpern sowie verfahren zur herstellung einer solchen zusammensetzung
JP3879855B2 (ja) 使い捨て容器の製造用混合物
PL195130B1 (pl) Materiał do wytwarzania biodegradowalnych kształtek, zwłaszcza naczyń i opakowań oraz sposób wytwarzania biodegradowalnych kształtek, zwłaszcza naczyń i opakowań
EP3980496A1 (en) Moulding obtrained from cereal grain bran and oil plant pomace and method for its production
CZ306063B6 (cs) Způsob výroby výlisků a výrobek tímto způsobem vyrobený
JPH05239244A (ja) 生分解材料の耐水化方法
TW411372B (en) Bio-degradable disposable food container and its production process
CN1393198A (zh) 可自然分解的食品用免洗容器及其制程