JP2003529907A - チャネル分離シールド - Google Patents
チャネル分離シールドInfo
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- H01R13/6585—Shielding material individually surrounding or interposed between mutually spaced contacts
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
Description
の差動信号線と端子とを含む複数の別個の信号チャネルを有するケーブルを接続
するためのコネクタに関する。
は複数の導電端子を支持するために絶縁性のコネクタハウジングが設けられてい
る。ハウジングは、コネクタのため及び信号アイソレーションのための追加の接
地を提供するために金属接地シールドを有している。外側のシールドが存在して
いるのにもかかわらず、コネクタハウジング内に別個の接地ピンが設けられる場
合が多い。外側の金属シールドでは、それを一緒に保持するためにかしめ又は突
き合わせ接触が用いられる。そのようなシールド構造は機械的に頑丈ではない。
また、このタイプのシールド部材は、シールド部材の両端部にスタンピング加工
によって形成されたインターロック部材を用いる。その様な場所でこれらのイン
ターロック部材を使用すると、シールドの両端部をシールドの目的のために使用
することの有用性が減少する。
の嵌合面に沿って横並びに配置される。これらの信号端子は、相互に隔離されて
おらず、信号線と信号線の間で起こるクロストークの原因となる可能性があり、
これによりコネクタの電気的性能を悪化させる。
の金属シールドに対して、即ちシールドの底面壁と垂直側壁の両者に対して特別
な電気的関係を有していた。これら最も外側の導電端子は、最も内側の導電端子
よりも、シールドに対する電気的親和性(electrical affinity)が高い。これ
は、最内端子が、シールドの垂直側壁から比較的遠く離れており、最内端子の近
くに垂直シールド壁がないからである。従って、最内端子は、シールドに対して
ではなく、相互の間で電気的親和性を示し、それにより、最内端子間のクロスト
ークが発生し、特に高速電気伝送線において、端子を通しての信号伝送を劣化さ
せる干渉を引き起こす可能性がある。従って、これら既知のシールドコネクタに
おいては、信号端子とコネクタの外側シールドとの間の電気的関係がアンバラン
スになる可能性が高い。
れたマルチチャネルコネクタに関する。
の間の電界関係をバランスさせたマルチチャネルコネクタを提供することである
。
中に延びる部分によって互いに電気的に分離された、少なくとも二つの信号チャ
ネルを有するシールドコネクタを提供することである。
での使用に特に適しているコネクタを提供することである。このコネクタでは、
最も内側の信号端子と外部接地シールドとの間の距離を最も外側の信号端子と外
部接地シールドとの間の距離と一致させることにより、これらの信号端子と接地
シールドとの間にほぼ一様な静電容量を提供する。
クタを提供することである。このコネクタでは、コネクタの外面に金属接地シー
ルドが取り付けられ、該シールドは、コネクタハウジングを取り囲み、差動信号
端子対の間に延び、それにより二対の差動信号端子間に電気的分離を提供するた
めに差動信号端子間に置かれる中央信号分離障壁を形成する。
る。このコネクタでは、シールドによって形成された信号分離障壁が、コネクタ
ハウジングの一部の中に実質的に包まれており、それにより関連した信号端子対
間で確保すべき距離を減少させる。
れたレセプタクルコネクタを提供することである。該コネクタは、少なくとも二
つの別個の差動信号端子対を支持するレセプタクル部を備えた絶縁ハウジング及
びコネクタのレセプタクル部を取り囲むためにハウジングの外面の周囲に延びる
金属シールドを有し、該シールドは、ハウジングの周りに曲げられ、当接関係で
互いに位置合わせされた二つの自由端を有し、該シールド自由端は、コネクタハ
ウジングの外面から立ち上がり、コネクタハウジングのレセプタクル部に入り、
それによりレセプタクル部内で延在する付加的な内部シールド壁を画定し、該シ
ールド自由端は、ハウジング内に包み込まれ、対向するプラグコネクタをレセプ
タクルコネクタと位置合わせするためのキー部分を形成する。
。本発明の一つの重要な様相においては、その一実施形態によって例示されてい
るように、シールドコネクタが回路基板アプリケーションのために提供される。
コネクタは、絶縁コネクタハウジングの内面に沿って横方向に支持される複数の
導電信号端子対を含む。金属シールドが、コネクタハウジングの外面上に位置決
めされ、コネクタハウジング及びそれに関連する信号端子が置かれる中空のシェ
ルを形成する。このシールドは、信号チャネル相互をより良好に電気的に分離し
て信号チャネル間の干渉を減らすのに役立つ信号チャネル分離手段を含む。
内へ延びる内部シールド部材を形成するためのシールド部材の変形することを含
む。この内部シールド壁は、好ましくはコネクタの中心線に沿って二つの信号チ
ャネルの間に位置決めされ、これにより各信号端子対の両方の信号端子がシール
ド部材の底壁及び信号端子に近接しているシールド部材の側壁の両方から等距離
に位置決めされる。
はかしめ加工(crimp)され、コネクタのレセプタクル内へ延び、それによって
少なくとも一対の内部シールド“角部”をコネクタ内に画定する少なくとも一つ
の内部シールド壁を形成する。本発明の内部シールド壁は、シールド部材の一枚
分又は二枚分の厚さを有する。内部シールド壁は、コネクタレセプタクル内へ延
在している範囲で互いに当接していてもよい、また、内部シールド壁は、互いに
絡み合わされていてもよく、また、内部シールド壁は、所定の距離だけ離され且
つコネクタハウジング材料で満たされていてもよい。
と同一の材料中に包み込まれてもよく、その結果内部壁は、コネクタハウジング
のキーの中に組込まれる。また、既にコネクタに設けられている既存のキーを利
用できるため、信号チャネル間の距離を減らすことができる。
ルド部材の内部にモールディングによって直接形成してもよく、また、内部壁の
両端部は、コネクタのレセプタクルを画定する、シールド内に挿入される成形用
精密金型の支持を提供するために形成され位置決めされてもよい。
ことにより明確に理解されるであろう。
的に示す。コネクタ20は、絶縁ハウジング21を有し、このハウジング21の
下側内面23に沿って配置された四つの導電信号端子22が備えられている。金
属シェル、即ちシールド25が、ハウジング21の外側の周囲にハウジング21
を取り囲むように取り付けられている。通常、このシールド25は、一枚の金属
板によって形成され、その自由端26どうしが、当接する、即ち縁と縁が当たる
ような関係で合わさるようにコネクタハウジング21の周囲で折り曲げられてい
る。
+が他方の差動信号対となるように、差動信号対に対応させて配置される。これ
らの端子22の全ては、シールド25の底面壁35からほぼ同じ距離D1離れて
いる。しかしながら、シールド25の他の壁から各チャネルの端子までの距離は
異なっている。例えば、最も外側の端子TA−、TB−は、シールド25のそれ
ぞれの側壁33、34からほぼ等しい距離D2離れているが、最も内側の端子T
A+、TB+は、シールド側壁33、34から異なる距離D3離れている。この
距離D3は、これら二つの端子間の離間距離より大きく、その結果チャネルAを
形成する信号端子TA+及びTA−は、コネクタのチャネルBを形成する端子、
即ち、TB+及びTB−から電気的に分離されていない。最も外側の信号端子T
A−及びTB−は、最も内側の信号端子、TB+、TA+に比べて、それに近接
している側壁33、34に対しての電気的親和性が高い。
間の距離、端子の接地部材からの距離、及び、最も近い接地部材又は端子のプレ
ート寸法(plate size)である。三つの端子が互いに異なる距離で離れている場
合、第三の端子より第二の端子により接近している第一の端子は、第三の端子に
対してではなく第二の端子に対して電気的親和性を示すであろう。同様に、三つ
の端子が等しく離れているが、第三の端子が、第一の端子よりも大きなプレート
寸法を有している場合、第二の端子は、第一の端子よりも第三の端子に対してよ
り大きな電気的親和性を示すであろう。
ルド25の二つの外側“角部”38、39を画定していることが分かる。これら
の角部38、39は、コネクタハウジングの内側ではなくコネクタハウジングの
外側面上に形成されているので、“外側”という言葉が選ばれている。これら二
つの角部38、39は、二つの異なる平面内に延びる二つの接地板を有するもの
として考えることができる。即ち、図10に示されるように、外側角は、側壁3
3、34及び底部シールド壁35から成る。コネクタの最も外側の端子TA−及
びTB−は、これらの角の近くに位置し、従って、これらの最も外側の端子TA
−及びTB−と接地シールド壁33、34及び35との間に容量結合が起こるで
あろう。しかしながら、二つの最も内側の端子TA+及びTB+は、結合相手と
なるそのような角部又は付加的なアース板を有していない。従って、これら最も
内側の端子にについてのインピーダンスは、最も外側の端子のインピーダンスよ
り高くなり、それにより電気的にアンバランスなシステムを生み出す可能性が高
い。
とともに、信号端子によって発生される電界をバランスさせる。又、本発明は、
最も内側の信号端子に対する容量結合を増大し、これによりインピーダンスを減
少させる。これは、コネクタ内に信号チャネル分離手段を組み込むことによって
達成される。図示の複数の実施形態は、レセプタクルコネクタ上での信号チャネ
ル分離手段を示しているが、それに限られるものではなく、信号チャネル分離手
段をプラグコネクタに組み入れてもよい。
00は、回路基板101に取り付けるための基板コネクタとして示されている。
コネクタ100は、金属シールド104内に保持された絶縁ハウジング102を
含む。このハウジングは、複数の導電端子を支持し、端子は、差動信号端子、関
連する接地端子及び他の端子であることが好適である。信号端子は、信号データ
の二つのチャネルを収容できるように配置されており、そのことは、一方の端子
対105a、106aが、伝送ケーブルの一方のチャネルのための正と負の電圧
を運ぶ差動信号端子として働き、他方の端子対105b、106bが、伝送ケー
ブルの他方のチャネルのための正と負の電圧を運ぶことを意味する。コネクタが
用いられるアプリケーションによっては、そのような差動信号チャネルの各々は
、それに関連する導電性接地端子107a、107bを有していてもよい。
を有し、それによってコネクタ100が、回路基板上に支持される。図3と図7
に最もよく示されているように、一組の水平の出っ張り、即ち壁120、122
が、後部本体部分150から片持ち支持された状態で延出している。これら二つ
の壁120、122は、側壁123によって結合されており(図16)、そのよ
うな壁の全てが協同してコネクタハウジング102のレセプタクル、即ち空洞1
09を画定する。
123の任意のものを含む部分が、シールド部材104によって包囲されるか又
は取り囲まれ、これによってシールドコネクタアッセンブリが形成され、この組
み合わされたアッセンブリは、回路基板101に取り付けられたシェルの形状の
更なる外側シールド110内に位置決めされる。この外側の更なるシールド部材
110は、コネクタシールド部材104と協同して、例えば図2に示されている
プラグコネクタ200のような、対向するコネクタの一部を収容する中空空洞1
11を画定する。
ネクタ200を示し、伝送線への接続は、図2に示されていないプラグコネクタ
200の背面でなされる。コネクタ200は、プラグコネクタの形態をしており
、したがってコネクタハウジング202の一部として形成される中央延出部20
1を有している。このコネクタは、コネクタ100の端子と対応する数及び機能
の導電端子を含む。この点に関し、コネクタ200は、図示の延出部201の下
部面に沿って配置された信号端子対205a、205b及び206a、206b
を含む。信号端子205a、206aは、ケーブル(示されていない)の一方の
チャネルの差動信号線に接続されるのが好適であり、又信号端子205b、20
6bは、ケーブルの他方のチャネルの差動信号線に接続されるのが好適である。
従って、本明細書において用いられる参照番号の添え字“a”又は“b”は、コ
ネクタシステムの“A”又は“B”チャネルに関連する素子を表わす。
れているレセプタクルコネクタ100の信号端子105b、106bと対応し且
つ嵌合される。同様に、図2の右側に示されている信号端子205a、206a
は、図1の左側に示されている信号端子105a、106aと対応し且つ嵌合さ
れる。又、プラグコネクタ200は、レセプタクルコネクタ100のアース端子
107a、107bと対応し且つそれぞれ嵌合されるアース端子207a、20
7bを含む。残る端子208は、レセプタクルコネクタ100の対向する端子1
08と対応し且つ嵌合される。これら他の端子は、システムに対する電力の入出
力を行うために用いてもよいし、他の関連する目的のために用いてもよい。
り明瞭に示されている。コネクタハウジング102が、シールド部材104によ
って画定された内部空間の一部を占有している。図示のように、ハウジング10
2は、上部出っ張り部、即ち壁120及び下部出っ張り部、即ち張出し部122
を含んでもよい。これら二つの壁120、122は、ハウジング102の後部本
体部分150に結合されるのが好適であり、そのような張出し部各々が、図示さ
れているように複数の端子を支持する。極性及び位置を合わせる機能をコネクタ
に持たせるために、ハウジング102は、直立した壁即ち突出部114として示
されている中央キー113を含んでいる。この突出部114は、コネクタ内部レ
セプタクル109の深さ全体にわたって延びているのが好ましい。このキー11
3は、図2のプラグコネクタ内に形成された対応するキー溝、即ちスロット21
3によって受け入れられる。そして、これら二つの素子は、二つのコネクタ10
0と200の位置及び極性を合わせるのに役立ち、コネクタ間の不注意な誤接続
を防止する。
07a、107bだけをコネクタシールド部材104内の所定位置に設けた状態
を示す。この図は、コネクタハウジング102がシールド部材104内の所定位
置に成形される前に、コネクタ100がどのように見えるかを示している。図4
からほぼ分かるように、シールド部材104は、単一の金属板140から形成さ
れる。この板は、図4に示される矢印の方向に巻いて形成され、複数のシールド
壁を画定する。これらの壁は、上部壁141、左右の側壁142、143、二つ
の下部壁144及び二つの当接内部壁145を含む。従来技術では、シールドの
両方の自由端の縁どおしが、コネクタハウジングの一つの壁の外面に沿って当た
るように、同様の方法でシールドを成形していたが、本発明においては、図示の
ようにブランクの自由端146の側面どおしが当接するように金属ブランク14
0が成形される。
要である。これらのシールド自由端146は、複数の図に示されている配置にお
いて上方に延びるが、コネクタレセプタクル109内に延びているか、又は少な
くともコネクタレセプタクル109に向って延びていることが重要である。この
方向に延ばすことにより、内部の“角部”が、最も内側の信号端子106a、1
06bに近接して形成される。コネクタの最も内側の端子106a、106bの
接地シールドとして機能するそのような内部角部は、外部角部と同様に、二つの
異なる平面内において板として延びるが、内部角部はコネクタハウジングそれ自
身の中で延びている。この高さHは、図16に示されている、端子105a、1
05b、106a及び106bの底面“X”とほぼ等しい高さから、図12に仮
想線で示されているようにシールドの上側壁141の底面まで延ばしてもよい。
高さHは、コネクタハウジング下部壁122の厚さ(信号端子の底部の間から下
側シールド壁144までの寸法)の約50%に等しい最低高さまで下げてもよい
。
に対して確立される。なお、シールド内部壁145は、レセプタクルコネクタの
信号端子間に位置するようにレセプタクルの下側面上に配置されたように示され
ているが、内部シールド壁の位置は、信号端子の場所に依存する。従って、コネ
クタ100の信号端子と接地端子の場所が図示の位置と逆にされた場合、即ち、
信号端子がレセプタクルコネクタの上側面上に位置している場合には、シールド
内部壁は、コネクタの上部に位置するであろう。
106a、106bと内部シールド145との間の容量結合が増大する。これは
、付加的な垂直な接地板、即ち、自由端146が形成されていることに一部起因
する。最も内側の端子へのこの付加的結合は、これらの端子の内部シールド壁1
45に対するコモンモードインピーダンスの低下をもたらすであろう。又、この
付加的結合は、最も内側の端子間ではなく、最も内側の端子と内部シールド壁1
45との間の電気的親和性を増すため、最も内側の端子間の分離を向上させる。
その結果よりバランスのとれた電気システムをもたらす。内部シールド壁145
による結合の増大は、最も内側の端子106a、106bのコモンモードインピ
ーダンスを低下させて最も外側の端子105a、105bのコモンモードインピ
ーダンスに近づけるであろう。信号端子に関して折り曲げられ、上方に延ばされ
たこの垂直な内部シールド壁145は、システムのチャネルAを形成する信号端
子105a、106aとシステムのチャネルBを形成する信号端子105b、1
06bとの間の有効な導電性分離障壁を提供するであろう。
部材104との間に存在する複数の距離に関するものとして部分的には理解され
る。図10の従来技術のコネクタにおいては、各信号端子に関連する電界が存在
する。この電界の強度は、接地シールドの存在及びシールドの各端子への接近の
程度に依存する。従来技術においては、最も内側の端子によって発生させられる
電界については、電界と電気的親和性を有する垂直シールドが設けられていなか
った。従って、これらの電界は、互いに接触して干渉する可能性が高い。このこ
とは、クロストーク及び他の形態の干渉を引き起こす。
ルド側壁142、143によって画定されるコネクタの“角部”に存在すると考
えられ、最も外側の端子は、G2(図4)で表わされているように、垂直シール
ド側壁142、143及びシールド下部壁144からほぼ等しい距離で離れてい
る。接近して存在する二つのシールド壁が、角部を形成し、この角部において信
号端子105a、105bが延びる。従って、これら二つのシールド壁は、これ
らの端子に沿って発生される電界に影響を与える。
壁145との間の複数の距離G3が等しいことが好ましい。又、システム内にお
いて所望の容量を得るために、場合によっては、最も外側の端子105a、10
5bとシールド部材104の側壁142、143との間の距離であるG2と等し
いか非常に近い値にG3が設定される。この距離関係は、コネクタハウジング材
料の誘電率及び端子とシールドとの間に空気ギャップが存在するか否かによって
変更されるであろう。物理的距離G1、G2及びG3は同一でなくてもよいが、
システム構成要素の容量が所望のレベル又はその近傍に維持され、これにより同
一で且つより一貫した電気的特性が得られるようにこれらの距離を選ぶのが好ま
しい。最も内側の信号端子106a、106bは、従来技術におけるような、端
子同士及びシールド部材の下部壁144に対する電気的親和性でなく、シールド
部材の内部シールド壁145及び下部壁144に対する電気的親和性を示すであ
ろう。従って、コネクタのコネクタレセプタクル部内への内部シールド壁145
の侵入により、一対の内側“角部”が、最も内側の信号端子に対して確立され、
場合によっては、前述の外側“角部”に存在するのと同様の距離に確立される。
この対称性を維持するために、二つの壁145の間のインターフェースを基準線
に維持するのが望ましく、この基準線は、コネクタ100(図3)の中心線Cに
一致しているのが好ましい。この内部シールド壁145は、図12に最もよく示
されているように、コネクタレセプタクル109の深さ全体に沿って延びていて
もよい。又は、図14に示されているように、この内部シールド壁145は、レ
セプタクル109内において部分的に延びていてもよい。この例ではギャップ1
53が、この内部シールド壁145の長さ、即ち深さ方向に沿って形成されてい
る。
104内において、シールドの自由端、即ち内部壁145を機械的に固定する必
要性がなくなる。なぜならば、コネクタハウジングを成形する間、ハウジング1
02及びそのキー113を形成するプラスチック又は他の絶縁材料がシールドの
二つの自由端146を保持し固定するためである。図3及び図7に示されるよう
に、ハウジング材料がシールド内部壁145を有効に“包囲する”ことがわかる
。コネクタハウジング102の成形においてコネクタハウジングの側壁123が
形成されてもよく、又は図3に示されるように、ハウジング102のコネクタレ
セプタクル109部分は、そのような側壁なしで形成されてもよい。内部壁14
5は、支持縁147が設けられてもよく、これらの支持縁147は協力して一以
上の支持面148を画定する。この支持面148は、オーバーモールディング工
程の間、シールド部材104を支持するために、成形用精密金型に接触するため
に設けられる。
ので、本発明の内部シールド壁145は、これらのキー内で包囲される。従って
、密な端子接触構造を有するコネクタにおいて、信号端子間隔を増加させること
なしに用いることができる。また、本発明の垂直な内部壁は、従来技術の構造に
おいてシールドに適用されていた慣用の接地ガードピンと効果的に置換えること
ができる。本発明の一体的に折り曲げられた内部シールド構造は、この接地ガー
ドピンと等価物を提供し、それをコネクタのA及びBチャネルを形成する端子間
に位置決めする。
で、本発明の内部シールド壁は、コネクタの二つの異なるチャネルの信号端子間
に大きな導電面を提供する。この大きな導電面は、容量結合によってAC電流を
流すことができる。対称な機械的関係が、対称的な電界関係と共にコネクタ上で
確立される。
を省いた状態で示す。コネクタ100のハウジング102がはっきりと見ること
ができ、種々のコネクタ端子の尾部130がハウジング102から突出している
のが分かる。図示のように、シールド部材104を回路基板101上の特定の回
路に接続するために、二つの接地タブ132がコネクタハウジング102の背面
においてシールドの後端から延びている。
図である。この図は、金属シールド内部壁145が絶縁ハウジング材料でどのよ
うに包まれているか、又、コネクタレセプタクル109の深さ方向に関して金属
シールドの延びを示す。
ブ132が、シールド部材104の一部としてどのように形成されているかを最
も良く描いている。これらのタブ132は、コネクタハウジング102の後端部
近傍から突出するであろう。タブ133等の効果的な成形を確実に行うための付
加的手段がシールドの後面に沿って設けられてもよい。これらのタブ133は、
ハウジング材料中に埋め込まれてもよい。又、プラグコネクタへの係合を補助す
るために内部係合アーム134をシールドの一部としてスタンピング加工により
形成してもよい。
本発明の原理の他の適用例を示す。図12においては、内部シールド壁145は
、コネクタレセプタクル内でその延び(又は深さ)方向に連続している。図13
においては、内部シールド壁145の二つの自由端146は、離れており、且つ
その間のギャップ160によって隔てられている。このギャップ160は、空気
、絶縁体、プラスッチク、又は、ハウジング102を成形するのに用いる任意の
材料で満たされるであろう。二つの自由端146の分離は、最も内側の端子10
6a、106bの内部シールド壁145への電気的親和性に大して悪影響を与え
ない。なぜなら、各内側の端子は、シールド壁145の自由端146に沿って設
けられているからである。
心ギャップ153を有する不連続な内部シールド壁145が示されている。図1
5においては、厚さが一枚分の内部シールド壁145が示されている(図17に
おいても同様)。図15のシールド壁は、一つのシェル140の一方の自由端の
二つのポスト163の間にスロット162をスタンピングによって形成し、且つ
スロット162内に受け入れられる対応する大きさのポスト164を形成するこ
とによって形成される。
延びる部分的な接地シールドの使用を示す。図17は、一方の自由端146が上
に曲げられコネクタレセプタクル109に入り、厚さ一枚分の内部シールドを形
成する別の実施形態を示す。しかしながら、この実施形態においては、他方の自
由端146’が外側に曲げられ、少なくともその一部が、アース回路との直接接
続のために回路基板166中のスルーホール165に受け入れられる接点として
働く。この実施の方法では、必要であれば、接地タブ132を除去できる。
する接地シールド180、190を示す。、図11(a)及び(b)においては
、シールド190は二つの部分から形成される。即ち、外側の覆い191及び挿
入シールド部材192からである。これらの部品は、シールド部材の外面からコ
ネクタレセプタクル109の中に延びるかまたは中に向かって延びる自由端14
6を有する。他の複数の図に示されているように、これらの自由端146を組合
せて複数の内部シールド壁145を形成してもよく、二つのそのような壁を有す
るものが図11(a)に示されている。この実施形態においては、最も内側の端
子106a、106b及び内部端子198、199の両方が、内部シールド壁1
45から容量結合を引き出すように位置決めされている。図18は、類似の概念
を示すが、シールド180の上部壁183と下部壁184に沿って形成される複
数の内部シールド壁182を示す。これらの壁102はアコーディオン状に作ら
れている。即ち、シェル181自体にひだをつけるか又は折り込み部を形成する
ことを意味する。内部壁の一つは、前述された方法で二つの自由端146から形
成されてもよい。
なく変更及び変形が可能であることは当業者に明らかであろう。本発明の範囲は
、添付の特許請求の範囲によって定義される。
クタの斜視図である。
図である。
ネルの信号端子とアース端子を有するシールド部材の斜視図である。
て、コネクタの後端面、端子取り付け部分及びコネクタ基板係合ポストを示す。
た本発明のコネクタの別の実施形態の正面端面図である。 (b)図11(a)のコネクタで用いられる二つの構成要素から成る接地シー
ルドの斜視図であって、二つの接地シールド構成要素の間の関係を示す。
あり、コネクタレセプタクルの深さ方向全体にわたって延びる内部シールド壁を
示す。
ルド端子アッセンブリの別の実施形態の斜視図である。
延びていない接地シールド端子アッセンブリの別の実施形態の斜視図である。
シールド端子アッセンブリの更に別の実施形態の斜視図である。
グの三つの側面だけに沿って延びるコネクタの別の実施形態の正面端面図である
。
路に接続するための端部として用いるようにした本発明のコネクタの別の実施形
態の正面端面図である。
Claims (32)
- 【請求項1】 チャネル間の電気的干渉を減少させたマルチチャネルコネク
タであって、 対向するプラグコネクタのための差込口を画定する絶縁性のコネクタ本体であ
って、該コネクタ本体が複数の導電性ターミナルを支持し、該ターミナルの少な
くとも何対かが前記コネクタの個々のチャネルに結合し、前記コネクタ本体が該
コネクタ本体の幅方向に広がる第1の壁部を備え、前記ターミナルの少なくとも
第1及び第2対が前記コネクタ本体の第1壁上に配設されて前記コネクタ本体の
長さ方向に間隔を空けて離され、前記ターミナルの第1対が少なくとも前記コネ
クタの第1のチャネルの一部を形成し、前記ターミナルの第2対が少なくとも前
記コネクタの第2のチャネルの一部を形成するコネクタ本体と、 導電性のシールド部材であって、該シールド部材が2つの自由端を備えるシェ
ルを含み、該シェルは自由端同士が互いに突き合わされるように少なくとも部分
的にコネクタ本体の周囲に延伸し、少なくとも1つの前記自由端が前記コネクタ
本体内において第1及び第2対の前記ターミナル間のコネクタ差込口に向けて延
伸して前記コネクタ差込口の内部シールド壁を画定し、該内部シールド壁が前記
第1対及び第2対のターミナルに隣接するターミナル間の干渉を低減する導電性
のシールド部材とを有するコネクタ。 - 【請求項2】 前記自由端の両方は前記第1及び第2対のターミナル間の前
記コネクタ差込口内に延伸する請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項3】 前記信号ターミナルは共通平面内に存在する底部を備え、前
記シェルの両方の自由端は前記コネクタ本体内において少なくとも前記共通平面
にまで延伸する請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項4】 前記シェルは共同で前記コネクタ本体を取り囲むシールドの
天井壁、2つの側壁及び2つの底壁を形成し、前記シェルの両方の自由端は前記
シールドの2つの底壁から前記コネクタ差込口内において上方向に延伸する請求
項1に記載のコネクタ。 - 【請求項5】 前記シールドの2つの底壁は共通平面内に存在する請求項4
に記載のコネクタ。 - 【請求項6】 前記内部シールド壁は前記コネクタ本体の一部分内において
少なくとも部分的に閉じている請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項7】 前記シェルは導電性材料の単一の板材から形成される請求項
4に記載のコネクタ。 - 【請求項8】 前記コネクタ本体は対向するプラグコネクタを前記コネクタ
差込口と整列させるキーを含み、前記内部シールド壁は前記キーの内部に配設さ
れる請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項9】 前記内部シールド壁は前記コネクタ本体の一部分内において
少なくとも部分的に閉じている請求項4に記載のコネクタ。 - 【請求項10】 前記コネクタ本体は対向するプラグコネクタを前記コネク
タ差込口と整列させるキーを含み、前記内部シールド壁は前記キーの内部に配設
される請求項4に記載のコネクタ。 - 【請求項11】 前記コネクタ本体は対向するプラグコネクタを前記コネク
タ差込口と整列させるキーを含み、前記キーが前記第1対及び第2対のターミナ
ル間の前記コネクタ本体内に配設され、前記内部シールド壁が前記キーの一部分
内において少なくとも部分的に閉じている請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項12】 前記コネクタ本体は前記シェル内の適所において電気的絶
縁性材料によってモールドされ、前記内部シールド壁は前記絶縁性材料によって
少なくとも部分的に包み込まれている請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項13】 前記内部シールド壁は前記シェルの自由端の両方によって
形成され、前記シェルの自由端は前記コネクタ差込口内に延伸して互いに接合さ
れ、前記シェルの自由端の両方は前記絶縁性材料によって少なくとも部分的に包
み込まれている請求項12に記載のコネクタ。 - 【請求項14】 前記シェルの自由端は、前記コネクタ本体を前記シェルと
共にモールドする際に前記シェルを固着する支持面を含む請求項13に記載のコ
ネクタ。 - 【請求項15】 前記コネクタ差込口内は所定の深さを備え、前記内部シー
ルド壁は前記コネクタ差込口の実質的に深さ全体に亘って延伸する請求項1に記
載のコネクタ。 - 【請求項16】 前記内部シールド壁は前記コネクタ本体内の範囲において
連続的である請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項17】 前記コネクタ本体は前記第1壁から間隔を空けて離された
第2壁を含み、前記差込口が前記コネクタ本体の第1及び第2壁の間に挿入され
、前記コネクタが前記第1及び第2対のターミナルにそれぞれ結合する第1及び
第2の接地ターミナルを含み、前記第1及び第2対のターミナルが前記コネクタ
本体の第1壁に沿って配設され、前記第1及び第2の接地ターミナルが前記コネ
クタ本体の第2壁に沿って配設される請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項18】 前記第1及び第2対のターミナルは差動信号ターミナルの
組を含む請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項19】 前記シェルの自由端は前記第1及び第2対のターミナルの
最内側のターミナルから等距離を空けて離されている請求項1に記載のコネクタ
。 - 【請求項20】 前記シェルは前記コネクタ本体の外表面に沿って延伸する
一対の垂直側壁を含み、前記シェルの垂直側壁は前記第1及び第2対のターミナ
ルの最外側のターミナルから等距離を空けて離されている請求項1に記載のコネ
クタ。 - 【請求項21】 対向するプラグコネクタと嵌合するシールドされたレセプ
タクルコネクタであって、 電気的絶縁性材料によってモールドされたコネクタのハウジングであって、該
ハウジングが対向するプラグコネクタのための差込口を画定し、前記ハウジング
が複数の導電性ターミナルを支持し、前記ターミナルが前記コネクタの第1及び
第2の信号チャネルのぞれぞれを部分的に画定する第1及び第2対の信号ターミ
ナルを少なくとも含み、前記ハウジングが前方に延伸する第1及び第2の支持壁
を備え、前記第1及び第2対の信号ターミナルが前記ハウジングの第1壁上に幅
方向に間隔を空けるように配設され、前記第1及び第2対の信号ターミナルがさ
らに前記コネクタを2分する仮想基準線の反対側に配設され、前記仮想基準線が
前記第1及び第2対の信号ターミナルのそれぞれを第1及び第2の最外側及び最
内側のターミナルに分割するハウジングと、 所定の厚さの金属板で形成され第1及び第2の自由端を備える導電性のシール
ド部材であって、該シールド部材が前記ハウジングの第1及び第2の壁の回りに
延伸して実質的にコネクタ差込口を取り囲む前記所定の厚さの外側シールド壁を
形成し、前記シールド部材が少なくとも2つの側壁及び2つの底壁を備え、前記
側壁が前記コネクタのハウジングの外側に配設された前記シールド部材の2つの
外側の角を画定するように前記底壁以外の面内において延伸し、前記第1及び第
2の自由端が互いに突き合うとともに前記コネクタ差込口内に延伸して前記コネ
クタのハウジングの内側に配設された内部シールド壁を形成し、前記2つの自由
端が前記コネクタのハウジングの内側に配設された前記シールド部材の2つの内
側の角を画定するように前記シールド部材の底壁以外の面内において延伸するシ
ールド部材とを有するコネクタ。 - 【請求項22】 前記内部シールド壁は前記第1及び第2対の信号ターミナ
ルの間の前記ハウジングの第1壁から前記コネクタ差込口内を延伸する請求項2
1に記載のコネクタ。 - 【請求項23】 前記仮想基準線は前記コネクタの中心線と実質的に一致し
、前記内部シールド壁は前記絶縁性モールド材料によって部分的に包み込まれて
いる請求項21に記載のコネクタ。 - 【請求項24】 前記ハウジングは該ハウジングの第1壁から延伸するキー
部材を含み、前記内部シールド壁は前記キー部材に埋め込まれている請求項23
に記載のコネクタ。 - 【請求項25】 前記内部シールド壁は前記第1及び第2対の信号ターミナ
ルの間の前記コネクタ差込口内に配設され、これにより、前記シールド部材の第
1側壁が前記第1信号ターミナル対の最外側ターミナルから離されているのとほ
ぼ同じ距離を空けて前記シールド部材の第1自由端が前記第1信号ターミナル対
の最内側ターミナルから離され、前記シールド部材の第2側壁が前記第2信号タ
ーミナル対の最外側ターミナルから離されているのとほぼ同じ距離を空けて前記
シールド部材の第2自由端が前記第2信号ターミナル対の最内側ターミナルから
離されている請求項21に記載のコネクタ。 - 【請求項26】 前記第1及び第2対の信号ターミナルにそれぞれ結合する
第1及び第2の接地ターミナルをさらに含み、前記第1及び第2の接地ターミナ
ルが前記ハウジングの第2壁上に配設された請求項21に記載のコネクタ。 - 【請求項27】 隣接する信号チャネル間の隔離性を改善させたマルチ信号
チャネルシステムに使用されるための絶縁されたコネクタであって、 少なくとも第1及び第2組の信号ターミナルを支持するハウジングであって、
各組の信号ターミナルが前記コネクタの別個の信号チャネルを画定し、各組の信
号ターミナルがそれぞれの第1及び第2の信号ターミナルをさらに含み、前記タ
ーミナルが前記コネクタに沿って幅方向に間隔を空けて離れるように前記ハウジ
ング内で支持されるハウジングと、少なくとも3つの別個の平面内における前記
ハウジングの少なくとも3つの外面上に延伸する金属シールドであって、第4の
平面において前記ハウジングの部分内に延在する少なくとも1つの自由端を備え
、該自由端が前記第1及び第2組の信号ターミナルの第2のターミナルによって
自身の対向する側面に接するように前記自由端が前記第1及び第2組の信号ター
ミナル間に挿入されている金属シールドとを有するコネクタ。 - 【請求項28】 前記シールドは第2の自由端を備え、該第2の自由端が前
記ハウジングから延伸して回路基板の回路に接続可能な突起部材を提供する請求
項27に記載のコネクタ。 - 【請求項29】 前記金属シールドの自由端は前記コネクタハウジングの一
部に包み込まれている請求項27に記載のコネクタ。 - 【請求項30】 前記第1及び第2組の信号ターミナルから間隔を空けて離
れた関係において前記コネクタハウジングによって支持される第2の接地ターミ
ナルをさらに含み、前記第1の接地ターミナルは前記第1組の信号ターミナルに
接続され、前記第2の接地ターミナルは前記第2組の信号ターミナルに接続され
る請求項27に記載のコネクタ。 - 【請求項31】 改善された電気的特性を備えるマルチチャネルコネクタで
あって、 対向するプラグコネクタのための差込口を画定する絶縁性のハウジングであっ
て、該ハウジングが複数の導電性ターミナルを支持し、該ターミナルの少なくと
もいくつかの対が前記コネクタの個々のチャネルに接続され、前記ハウジングが
該ハウジングの幅方向に延伸する第1壁部分を備え、前記ターミナルの少なくと
も第1及び第2組が前記ハウジングの第1壁上に前記コネクタ本体の長さ方向に
間隔を空けて配設され、前記ターミナルの第1組が前記コネクタの第1の信号チ
ャネルの少なくとも一部を形成し、前記ターミナルの第2組が前記コネクタの第
2の信号チャネルの少なくとも一部を形成するハウジングと、 導電性のシールド部材であって、該シールド部材が2つの自由端を備えるシェ
ルを含み、該シェルがハウジングの周囲に延伸し、それにより、前記シェルの自
由端同士が互いに突き合うとともに更に前記コネクタのハウジング内を前記第1
及び第2組のターミナル間のコネクタ差込口に向けて延伸して前記コネクタ差込
口の内部シールド壁を画定し、前記内部シールド壁が前記第1対及び第2組のタ
ーミナル間に少なくとも部分的に挿入され、これにより、前記第1及び第2組の
ターミナルの最外側ターミナルが前記シールド部材の2つの壁に沿って延伸し、
前記第1及び第2組のターミナルの最内側ターミナルが前記内部シールド壁に沿
って延伸するシールド部材とを有するコネクタ。 - 【請求項32】 ケーブルを通して電子部品間に信号を伝達するために使用
される少なくとも第1及び第2対の導電性ターミナルを収容する絶縁性ハウジン
グ部分を備えるコネクタの2つの信号チャネルを隔離するためのシールドであっ
て、 金属板から形成される導電性シールド部材であって、1つの天井壁及び2つの
底壁並びに前記天井壁と底壁とを相互接続する2つの側壁を備え、前記底壁から
内方に延伸して前記第1及び第2のターミナル対における選択されたターミナル
に接地基準を提供する2つの内部壁部材を更に備えるシールド部材を有するシー
ルド。
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