JP2003529450A - スライディングゲートプレートのためのリング状のインサート、ならびにそれに対応するスライディングゲートプレート - Google Patents

スライディングゲートプレートのためのリング状のインサート、ならびにそれに対応するスライディングゲートプレート

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JP2003529450A
JP2003529450A JP2001559817A JP2001559817A JP2003529450A JP 2003529450 A JP2003529450 A JP 2003529450A JP 2001559817 A JP2001559817 A JP 2001559817A JP 2001559817 A JP2001559817 A JP 2001559817A JP 2003529450 A JP2003529450 A JP 2003529450A
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アンドレアス・シューラー
ニコラス・ベゲル
ロベルト・シェリフ
マルティン・ヴィーゼル
パトリック・ヴァッサー
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ディディエル−ヴェルケ・アーゲー
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    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
    • B22D41/28Plates therefor
    • B22D41/30Manufacturing or repairing thereof
    • B22D41/32Manufacturing or repairing thereof characterised by the materials used therefor

Abstract

(57)【要約】 本発明は、スライディングゲートプレートのためのMgO―Cをベースとするリング状インサートに関するものである。このインサートは、次の特徴:MgO焼結体、MgOスピネル、カセイMgOのグループのうち少なくとも一つの物質からなる、粒度7mm未満の耐火性マトリックス材料を75〜90質量%、粒度0.1〜5mmのジルコン・ムライトを2〜15質量%、炭素を1〜5質量%、炭素の酸化を防止する添加剤を1〜5質量%、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スライディングゲートプレートのためのリング状インサート、なら
びにそれに対応するスライディングゲートプレートに関する。
【0002】
【従来の技術】
スライディングゲートプレート(Schieberplatte)といえば、リニアタイプの
ゲートのみならずロータリータイプのゲートにおけるプレートのことでもあるが
、これらは何十年来、冶金学的な溶解炉で排出口の制御に用いられている。
【0003】 この種のスライディングゲートプレートには数多くの耐火性材料や耐火性材料
の組み合わせ、たとえばムライト−コランダムまたはマグネサイトをベースにし
た材料が提案されている。同様に、アルミナセメントを用いた水硬性の結合を持
つ耐火コンクリートからなるプレートも公知となっている。
【0004】 溶融金属用の流路領域において特に磨耗のおそれのあるスライディングゲート
プレートの部分を改善するために、スライディングゲートプレートの本体を耐火
コンクリートで形成し、その中に酸化物セラミックス製のインサート(Einsatz
)を鋳ぐるむことが、すでに20年以上前に提案されている(西独国特許第27
19105明細書)。この酸化物セラミックス製インサートには、MgO、Cr23、Al23および/またはZrO2が提案され、この酸化物セラミックスは
、少なくともその99%がこれらの酸化物またはその混合物からなるものとされ
る。
【0005】 これに関連して、スライディングゲートプレートを用途に応じて溶融金属のた
めの開口部領域に穴をあけ、続いてその中にリング状インサートを埋め込むこと
も、以前から知られている。このリング状インサートは外周側を段付きの形状と
することができる。リングの内径は当然一定であるが、リングの外径は段付きで
あって、使用されるスライディングゲートプレートの穴の開けられた部分の段付
き部分に対応している。このような方法で、リングは、挿入される際に対応する
カラーに確実に密着し、溶融金属の流れの方向に外れることがないようになって
いる。
【0006】 上記のスライディングゲートプレートは、基本的には信頼性が保証されている
。しかし、「組み合わせ型スライディングゲートプレート」、すなわちマトリッ
クス材料(Matrixmaterial)とインサートされたリングからなるスライディング
ゲートプレートを用いる限り、次のような問題が再三生じる。すなわち熱膨張率
が異なるため、インサートと本体の耐火性マトリックス材料との間の移行領域に
亀裂が形成されるという問題である。それだけでなく、モルタル継ぎ目を経由し
て流路領域に、意図せずに、酸素が比較的容易に侵入する可能性がある。基本的
に、大きな長所として、特に磨耗するおそれのある溶融金属流路領域にだけ高価
な材料を用いればよいという点、そして、プレートのその他の部分は耐火コンク
リートのような安価に得られる品質のものから製造できるという点は挙げられる
けれども、これによって上述したような欠点が生じるため、大部分のスライディ
ングゲートプレートは、今日では再び一体かつ同じ材料から製造されるようにな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の課題は、品質および寿命に対する今日の高い要求を満足し
、とくにCaSiが中に添加される場合といったような、スラグや溶融金属が腐
食性である場合にも特に使用できるような、リング状インサートを提供すること
にある。しかも、本体プレートとインサートとの間で熱膨張の振る舞いを一致さ
せることが望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】
ここで本発明は、リング状インサートがMgO―炭素をベースにしているもの
に関するものである。このようなMgO―炭素材料は優れた材料ではあるが、酸
化に非常に弱いという問題がある。酸素がスライディングゲートプレート間の領
域において、及び/又はリング状インサートの領域のモルタル継ぎ目を経由して
吸引される限り、炭素が酸化され、それに伴ってスライディングゲートプレート
の寿命が著しく短くなる。さらに、MgO―Cをベースとするインサートは、そ
の熱膨張が大きいため、不利な機械的特性(亀裂形成)を示す。
【0009】 驚くべきことに、これらの問題は、上記リング状インサートに以下の内訳に従
う材料、 − MgO焼結体(MgO-Sinter)、MgOスピネル(MgO-Spinell)、カセイ
MgO(MgO-Kauster)のグループのうち少なくとも一つの物質からなる、粒度
7mm未満の耐火性マトリックス材料(feuerfestes Matrixmaterial)を75〜
90質量%、 − 粒度0.1〜5.0mmのジルコン・ムライト(Zirkonmullit)を2〜1
5質量%、 − 炭素を1〜5質量%、 − 炭素の酸化を防止する添加剤を1〜5質量% を用いる場合、概ね防止されることが今回判明した。
【0010】
【発明の実施の形態】
このようなインサートは、すぐれた耐酸化性を示すだけでなく、溶融金属に対
しても優れた耐侵食性および耐腐食性を示し、さらにこのとき、例えばCaSi
溶融物といった特に反応性の高い腐食性の溶融物に対しても優れた耐侵食性およ
び耐腐食性を示す。従来のインサートと比較して、耐磨耗性が40%まで改善さ
れたことが試験で確認された。
【0011】 これは、一つ目にはMgOマトリックス材料とジルコン・ムライトとの組み合
わせ、そして二つ目には炭素の酸化を防止する添加剤を材料混合物に加えたこと
によるものである。ジルコン・ムライトの添加によって、熱膨張の振る舞いを特
徴的に改善(減少)できる。こうして、インサートの機械的特性が改善される。
【0012】 もう一つの視点は、上記の仕様によるリング状インサートを、スライディング
ゲートプレート本体の耐火性マトリックス材料でカバーのようにして包むことで
保護することである。これによっても炭素の酸化が持続的に防止される。
【0013】 この点で上記のリング状インサートは、ロータリータイプのスライディングゲ
ートプレートの部品に特に適しており、このプレートの場合とくに、インサート
は、リニアタイプのスライディングゲートプレートと比較してプレートのさらに
中央に配置され、そしてスライディングゲートプレート本体のさらに広い部分に
よって囲まれる。
【0014】 一実施形態では、耐火性マトリックス材料の粒度上限は、5mmに定められる
【0015】 試験により、耐火性マトリックス材料の微細分級物(10μm未満)の割合を
1〜30質量%とすると、課された要求を特に良く満たすことが示された。
【0016】 選択されたマトリックス材料、とくにMgO焼結体/カセイMgOの微細粒子
状の分級物が微細であればあるほど、インサートの品質と寿命が向上する。その
ため、一実施形態において提案されるのは、微粒状の分級物の質量上の割合は、
限界粒度5μm未満に関するものとすること、その際、限界粒度として3μmも
選択できるものとすることである。微細な分級物の質量上の割合は、それぞれ混
合物全体を基準として、たとえば3〜30%または3〜15%とする。
【0017】 この材料混合物にはバインダー樹脂、たとえばフェノール樹脂を添加できる。
この場合バインダー樹脂の割合は、前記の成分構成を100質量%とし(混合物
全体の構成:MgO焼結物および/またはMgOスピネルおよび/またはカセイ
MgO、ジルコン・ムライト、炭素、添加剤)、これに対して2〜8質量%とす
るべきであろう。
【0018】 上記の添加剤は、炭素を酸化から護るという使命を担うが(酸化防止剤ともい
う)、この添加剤は、たとえば珪素またはその合金からなるものとすることがで
きる。温度がもっと高くて酸素供給が少ない場合には、大量の酸化物が生じ、こ
れにより、細孔による空間の少なくとも一部が封鎖される。
【0019】 この効果は、上記の微粒状のMgO焼結体/カセイMgOを用いることによっ
て、補われることになる。
【0020】 同時にインサートの強度特性が、例えばカーバイドの形成によって最適化され
る。このカーバイド形成は、透水係数(Permeabilitaet)の低下にもつながる。
【0021】 上記インサートは、たとえば鋳込みとりべのゲート(Giesspfannenschieber)
に使用するために、外径を通常80〜300mm、対応する内径を約20〜15
0mmとし、これを還元性の雰囲気の下でベーキングすることができる。タール
塗布ないしピッチ含浸も好ましい。なぜならば、これによりさらに細孔が閉鎖さ
れ、それにともなってさらに酸化が防止されるからである。そのほか耐熱衝撃性
が改善される。
【0022】 このリング状インサートは、好適には、酸化アルミニウム―炭素(Al23
C)をベースとする耐火性マトリックス材料からなるスライディングゲートプレ
ートに用いることができる。このマトリックス材料の炭素もリング状インサート
の炭素も、たとえば黒鉛、カーボンブラックまたはコークスからなるものとする
ことができる。
【0023】 このマトリックス材料は、炭化ホウ素も含むことができる。
【0024】 このようなスライディングゲートプレート、たとえばロータリータイプのスラ
イディングゲートプレートを製造するには、予め製造された、例えばプレスされ
たインサートを、予め製造された、例えばやはりプレスされた本体の中にモルタ
ルで埋め込むことができる。この他に、例えば転炉やタンデッシュに用いられる
【0025】 インサートや本体のための上記の材料選択に特に長所があり、リング状インサ
ートは、それを包む本体の材料よりも大きな熱膨張を示す。このようにして、イ
ンサートは、(使用時の)温度負荷の下で膨張し、このためそれに対応して自動
的な心合わせが行われるだけでなく、同時に本体とインサートの間に密なはめ合
いが得られることになる。これにより、この領域で酸素が吸引される危険が減少
する。その他、リングにおける亀裂形成が防止される。ジルコン・ムライトの量
と粒度とにより、意図的に熱膨張を限定することができる。熱膨張をたとえば1
500℃で約1%とし、これによって、周囲のスライディングゲートプレートの
Al23―C基材の熱膨張に相当するものにする。
【0026】 この他、インサートとそれを囲むマトリックス材料を、共通の工程でプレスし
、モルタル継ぎ目のないものとすることも可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 35/443 C04B 35/04 E F27D 3/14 35/44 101 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 マルティン・ヴィーゼル ドイツ・65189・ヴィースバデン・ビール シュタッテル・シュトラーセ・28 (72)発明者 パトリック・ヴァッサー フランス・F−91650・ブルイエ・ルー ト・ダルパジョン・33 Fターム(参考) 4E014 MA03 MA04 MA11 MA12 4G030 AA07 AA17 AA36 AA37 AA60 AA64 BA29 CA04 GA11 GA14 HA04 HA07 HA12 4G031 AA03 AA12 AA29 AA30 AA39 AA40 BA25 CA04 GA03 GA04 4K055 JA07 JA11 JA13

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライディングゲートプレートのためのMgO―Cをベース
    とするリング状のインサートであって、 − MgO焼結体、MgOスピネル、カセイMgOのグループのうち少なくと
    も一つの物質からなる、粒度7mm未満の耐火性マトリックス材料を75〜90
    質量%、 − 粒度0.1〜5mmのジルコン・ムライトを2〜15質量%、 − 炭素を1〜5質量%、 − 炭素の酸化を防止する添加剤を1〜5質量%、 を含むことを特徴とするインサート。
  2. 【請求項2】 MgO焼結体、MgOスピネル、カセイMgOのグループの
    うち少なくとも一つの物質からなる、粒度5mm未満の耐火性マトリックス材料
    を75〜90質量%含むことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  3. 【請求項3】 MgO焼結体、MgOスピネル、カセイMgOのグループの
    うち少なくとも一つの物質からなる、粒度7mm未満の耐火性マトリックス材料
    を75〜85質量%含むことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  4. 【請求項4】 MgO焼結体、MgOスピネル、カセイMgOのグループの
    うち少なくとも一つの物質からなる、粒度5mm未満の耐火性マトリックス材料
    を75〜85質量%含むことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  5. 【請求項5】 MgO焼結体、カセイMgO、MgOスピネルのグループの
    うち少なくとも一つの物質からなる、粒度10μm未満の耐火性マトリックス材
    料を1〜30質量%含むことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  6. 【請求項6】 MgO焼結体、カセイMgO、MgOスピネルのグループの
    うち少なくとも一つの物質からなる、粒度5μm未満の耐火性マトリックス材料
    を1〜30質量%含むことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  7. 【請求項7】 MgO焼結体、カセイMgO、MgOスピネルのグループの
    うち少なくとも一つの物質からなる、粒度10μm未満の耐火性マトリックス材
    料を3〜15質量%含むことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  8. 【請求項8】 MgO焼結体、カセイMgO、MgOスピネルのグループの
    うち少なくとも一つの物質からなる、粒度5μm未満の耐火性マトリックス材料
    を3〜15質量%含むことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  9. 【請求項9】 粒度0.7〜3.2mmのジルコン・ムライトを2〜15質
    量%含むことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  10. 【請求項10】 粒度0.7〜3.2mmのジルコン・ムライトを2〜8質
    量%含むことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の材料成分を100質量%とし、それに対
    して2〜8質量%のバインダー樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載のイ
    ンサート。
  12. 【請求項12】 前記バインダー樹脂は、フェノール樹脂であることを特徴
    とする請求項11に記載のインサート。
  13. 【請求項13】 前記炭素の酸化を防止する添加剤は、金属ケイ素であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  14. 【請求項14】 外径が80〜300mm、内径が20〜150mmである
    ことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のリング状
    のインサートが少なくとも一つその中に組み込まれている、Al23−Cをベー
    スとする耐火性マトリックス材料からなるスライディングゲートプレート。
  16. 【請求項16】 前記リング状インサートがグラウトに埋め込まれているこ
    とを特徴とする請求項15に記載のスライディングゲートプレート。
  17. 【請求項17】 前記リング状インサートが耐火性マトリックス材料と共通
    のプレス工程によりプレスされていることを特徴とする請求項15に記載のスラ
    イディングゲートプレート。
  18. 【請求項18】 炭化ホウ素を含むことを特徴とする請求項15に記載のス
    ライディングゲートプレート。
  19. 【請求項19】 前記リング状インサートの耐火性材料の熱膨張係数が、こ
    のリング状インサートを囲む耐火性マトリックス材料の熱膨張係数に等しいか、
    あるいはそれより大きいことを特徴とする請求項15に記載のスライディングゲ
    ートプレート。
  20. 【請求項20】 ロータリータイプのスライディングゲートプレートの形態
    であることを特徴とする請求項15に記載のスライディングゲートプレート。
JP2001559817A 2000-02-16 2000-10-19 スライディングゲートプレートのためのリング状のインサート、ならびにそれに対応するスライディングゲートプレート Pending JP2003529450A (ja)

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