JPH06183828A - 鋳造用耐火物の製造方法 - Google Patents
鋳造用耐火物の製造方法Info
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- JPH06183828A JPH06183828A JP43A JP35458392A JPH06183828A JP H06183828 A JPH06183828 A JP H06183828A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 35458392 A JP35458392 A JP 35458392A JP H06183828 A JPH06183828 A JP H06183828A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐食性及び耐スポーリング性を維持しつつ、
耐酸化性に優れ、なおかつ長時間使用後に酸化現象が発
生した場合にも組織脆弱化による強度低下を起こさない
ようにする。 【構成】 アルミナ原料に、アルミナ、シリカ及びジル
コニアのうち少なくとも2種を含む2〜3成分系原料5
〜25重量%を加え上記アルミナ原料と共に主要骨材と
し、更に何れも100メッシュ以下のメソフェーズピッ
チ及び/又は黒鉛2〜10重量%、金属Si2〜5重量
%、金属Fe1〜5重量%を加えて100重量%とし、
これを適量のフェノールレジン液と共に混練、成形した
後、還元雰囲気で焼成することにより、金属Feがカー
ボン共存下でセメンタイトを形成する一方、セメンタイ
トが稼動に伴って徐々にFeとCに解離し、酸化が進行
すると共に解離したFeが骨材アルミナと反応してヘル
シナイトを生成する。
耐酸化性に優れ、なおかつ長時間使用後に酸化現象が発
生した場合にも組織脆弱化による強度低下を起こさない
ようにする。 【構成】 アルミナ原料に、アルミナ、シリカ及びジル
コニアのうち少なくとも2種を含む2〜3成分系原料5
〜25重量%を加え上記アルミナ原料と共に主要骨材と
し、更に何れも100メッシュ以下のメソフェーズピッ
チ及び/又は黒鉛2〜10重量%、金属Si2〜5重量
%、金属Fe1〜5重量%を加えて100重量%とし、
これを適量のフェノールレジン液と共に混練、成形した
後、還元雰囲気で焼成することにより、金属Feがカー
ボン共存下でセメンタイトを形成する一方、セメンタイ
トが稼動に伴って徐々にFeとCに解離し、酸化が進行
すると共に解離したFeが骨材アルミナと反応してヘル
シナイトを生成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として鋼の連続鋳造
に使用されるスライドゲート用プレート、上ノズル、下
ノズル、あるいはタンディッシュの内張り耐火物等の鋳
造用耐火物の製造方法に関する。
に使用されるスライドゲート用プレート、上ノズル、下
ノズル、あるいはタンディッシュの内張り耐火物等の鋳
造用耐火物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の鋳造用耐火物としては、
高アルミナ質、マグネシア質、ジルコン質等の酸化物系
材質のものが使用されてきたが、近年、耐用性を高める
ため、アルミナ−カーボン質、あるいはこれにムライト
やムライト・ジルコニア等の原料を加えたアルミナ−ム
ライト−カーボン質、アルミナ−ムライト−ジルコニア
−カーボン質等のように、原料骨材をカーボンを介して
結合した、いわゆるカーボンボンドによって強度を高め
たカーボン含有耐火物が主流を占めるに至っている(特
公昭64−11589号公報参照)。
高アルミナ質、マグネシア質、ジルコン質等の酸化物系
材質のものが使用されてきたが、近年、耐用性を高める
ため、アルミナ−カーボン質、あるいはこれにムライト
やムライト・ジルコニア等の原料を加えたアルミナ−ム
ライト−カーボン質、アルミナ−ムライト−ジルコニア
−カーボン質等のように、原料骨材をカーボンを介して
結合した、いわゆるカーボンボンドによって強度を高め
たカーボン含有耐火物が主流を占めるに至っている(特
公昭64−11589号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカーボン含有耐火物においては、鋳造用耐火物とし
てその稼動面が大気中又は溶融金属中の酸素と触れるた
め、酸化による劣化が避けられない。そして、一旦酸化
現象が起きると、強度劣化、組織弛緩が発生し寿命が低
下する。このため、耐酸化性に優れ、かつ例え酸化が起
きても強度低下を来さないカーボンボンドの鋳造用耐火
物が要求されている。そこで、本発明は、耐食性及び耐
スポーリング性を維持しつつ、耐酸化性に優れ、なおか
つ長時間使用後に酸化現象が発生した場合にも組織脆弱
化による強度低下を起こさない鋳造用耐火物の提供を目
的とする。
来のカーボン含有耐火物においては、鋳造用耐火物とし
てその稼動面が大気中又は溶融金属中の酸素と触れるた
め、酸化による劣化が避けられない。そして、一旦酸化
現象が起きると、強度劣化、組織弛緩が発生し寿命が低
下する。このため、耐酸化性に優れ、かつ例え酸化が起
きても強度低下を来さないカーボンボンドの鋳造用耐火
物が要求されている。そこで、本発明は、耐食性及び耐
スポーリング性を維持しつつ、耐酸化性に優れ、なおか
つ長時間使用後に酸化現象が発生した場合にも組織脆弱
化による強度低下を起こさない鋳造用耐火物の提供を目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の鋳造用耐火物の製造方法は、アルミナ原料
に、アルミナ、シリカ及びジルコニアのうち少なくとも
2種を含む2〜3成分系原料5〜25重量%を加え上記
アルミナ原料と共に主要骨材とし、更に何れも100メ
ッシュ以下のメソフェーズピッチ及び/又は黒鉛2〜1
0重量%、金属Si2〜5重量%、金属Fe1〜5重量
%を加えて100重量%とし、これを適量のフェノール
レジン液と共に混練、成形した後、還元雰囲気で焼成す
る方法である。
め、本発明の鋳造用耐火物の製造方法は、アルミナ原料
に、アルミナ、シリカ及びジルコニアのうち少なくとも
2種を含む2〜3成分系原料5〜25重量%を加え上記
アルミナ原料と共に主要骨材とし、更に何れも100メ
ッシュ以下のメソフェーズピッチ及び/又は黒鉛2〜1
0重量%、金属Si2〜5重量%、金属Fe1〜5重量
%を加えて100重量%とし、これを適量のフェノール
レジン液と共に混練、成形した後、還元雰囲気で焼成す
る方法である。
【0005】
【作用】上記手段においては、添加物としての金属Fe
が、カーボン共存下での焼成中にセメンタイト(Fe3
C)を形成する一方、このセメンタイトが稼動に伴って
徐々にFeとCに解離し、かつ酸化が進行すると共に解
離したFeが骨材アルミナと反応してヘルシナイト(F
eO・Al2 O3 )を生成する。アルミナ原料は、粗
粒、中粒及び微粉の全粒度域に亘って使用され、他原料
と共に最密充填となるように各粒度の添加量が決定され
る。アルミナ原料としては、焼結アルミナ、電融アルミ
ナの何れも使用可能であり、微粉には仮焼アルミナの使
用も可能である。又、アルミナ原料は、鋳造用耐火物と
して必要な耐食性を確保するために、60重量%以上添
加することが好ましい。2〜3成分系原料としては、ジ
ルコニア(ZrO2 )−ムライト(3Al2 O3 ・2S
iO2 )系(ZRM)、アルミナ(Al2 O3 )−ジル
コニア系(AZ)、ムライト又はジルコン(ZrSiO
4 )が用いられる。この2〜3成分系原料は、何れもア
ルミナ原料よりも低膨張であるか、あるいは単斜晶系ジ
ルコニアに起因する異常膨張性により、鋳造用耐火物と
して必要な耐スポーリング性を付与する。2〜3成分系
原料の添加量が5重量%未満であると耐スポーリング性
付与に不十分であり、かつ25重量%を超えると耐食性
が低下するか、あるいは逆に耐スポーリング性が低下す
る。
が、カーボン共存下での焼成中にセメンタイト(Fe3
C)を形成する一方、このセメンタイトが稼動に伴って
徐々にFeとCに解離し、かつ酸化が進行すると共に解
離したFeが骨材アルミナと反応してヘルシナイト(F
eO・Al2 O3 )を生成する。アルミナ原料は、粗
粒、中粒及び微粉の全粒度域に亘って使用され、他原料
と共に最密充填となるように各粒度の添加量が決定され
る。アルミナ原料としては、焼結アルミナ、電融アルミ
ナの何れも使用可能であり、微粉には仮焼アルミナの使
用も可能である。又、アルミナ原料は、鋳造用耐火物と
して必要な耐食性を確保するために、60重量%以上添
加することが好ましい。2〜3成分系原料としては、ジ
ルコニア(ZrO2 )−ムライト(3Al2 O3 ・2S
iO2 )系(ZRM)、アルミナ(Al2 O3 )−ジル
コニア系(AZ)、ムライト又はジルコン(ZrSiO
4 )が用いられる。この2〜3成分系原料は、何れもア
ルミナ原料よりも低膨張であるか、あるいは単斜晶系ジ
ルコニアに起因する異常膨張性により、鋳造用耐火物と
して必要な耐スポーリング性を付与する。2〜3成分系
原料の添加量が5重量%未満であると耐スポーリング性
付与に不十分であり、かつ25重量%を超えると耐食性
が低下するか、あるいは逆に耐スポーリング性が低下す
る。
【0006】主要骨材以外のメソフェーズピッチ及び/
又は黒鉛、金属Si及び金属Feの粒度が100メッシ
ュ(mesh)を超えると、耐火物組織のマトリックス
部分に均一に分散させることが困難となる。カーボン源
原料としては、耐酸化性に優れていることが不可欠であ
るが、メソフェーズピッチと黒鉛が、カーボンブラック
等の他のカーボン源原料よりも酸化減量特性に優れてお
り、素材としての耐酸化特性が良好である。メソフェー
ズピッチ及び/又は黒鉛の添加量が2重量%未満である
とカーボンボンドの形成が困難で、還元焼成後の強度発
現が低位で好ましくなく、かつ10重量%を超えると万
一酸化が起きた時に一挙に組織が弛緩し、強度低下、耐
食性低下を引き起こす。金属Siは、酸化防止剤あるい
は強度発現原料として極めて有効である。一般にカーボ
ン共存下において1000℃以上の温度で還元焼成する
と炭化けい素(SiC)となり、カーボンボンドを助長
すると共に、それ自体が酸化防止機能を持つことにな
る。金属Siの添加量が2重量%未満であると効果が不
十分であり、かつ5重量%を超すと耐食性の低下をもた
らす。
又は黒鉛、金属Si及び金属Feの粒度が100メッシ
ュ(mesh)を超えると、耐火物組織のマトリックス
部分に均一に分散させることが困難となる。カーボン源
原料としては、耐酸化性に優れていることが不可欠であ
るが、メソフェーズピッチと黒鉛が、カーボンブラック
等の他のカーボン源原料よりも酸化減量特性に優れてお
り、素材としての耐酸化特性が良好である。メソフェー
ズピッチ及び/又は黒鉛の添加量が2重量%未満である
とカーボンボンドの形成が困難で、還元焼成後の強度発
現が低位で好ましくなく、かつ10重量%を超えると万
一酸化が起きた時に一挙に組織が弛緩し、強度低下、耐
食性低下を引き起こす。金属Siは、酸化防止剤あるい
は強度発現原料として極めて有効である。一般にカーボ
ン共存下において1000℃以上の温度で還元焼成する
と炭化けい素(SiC)となり、カーボンボンドを助長
すると共に、それ自体が酸化防止機能を持つことにな
る。金属Siの添加量が2重量%未満であると効果が不
十分であり、かつ5重量%を超すと耐食性の低下をもた
らす。
【0007】金属Feは、カーボン共存下における還元
焼成中にセメンタイトを形成する。セメンタイトは、硬
い材料として知られており、耐摩耗性に優れているた
め、鋳造用耐火物、就中スライドゲート用プレート耐火
物の面荒れ防止に有効である。一方、セメンタイトは、
稼動面において徐々にFeとCに解離するため、酸化防
止剤としての役割も果たす。更に、長時間使用されて酸
化が進行すると、従来のカーボン含有鋳造用耐火物では
カーボン部だけが抜けるためにスケルトン構造となって
通気性が高まり、深部まで順次酸化されるのに対し、F
eが酸化すると共に骨材アルミナと反応してヘルシナイ
トを生成し、これが保護層となってO2の耐火物深部へ
の侵入を阻止する。又、従前のカーボン含有鋳造用耐火
物では、酸化層の強度が当初の1/3〜1/5に低下す
るため、プレート耐火物の摺動面の面荒れに繋がるが、
上記ヘルシナイトが焼結剤として機能するので、組織強
度が低下せず、酸化層の強度が維持される。金属Feの
添加量が1重量%未満であると所期の効果が得られず、
かつ5重量%を超えると酸化層の耐食性が低下する。
焼成中にセメンタイトを形成する。セメンタイトは、硬
い材料として知られており、耐摩耗性に優れているた
め、鋳造用耐火物、就中スライドゲート用プレート耐火
物の面荒れ防止に有効である。一方、セメンタイトは、
稼動面において徐々にFeとCに解離するため、酸化防
止剤としての役割も果たす。更に、長時間使用されて酸
化が進行すると、従来のカーボン含有鋳造用耐火物では
カーボン部だけが抜けるためにスケルトン構造となって
通気性が高まり、深部まで順次酸化されるのに対し、F
eが酸化すると共に骨材アルミナと反応してヘルシナイ
トを生成し、これが保護層となってO2の耐火物深部へ
の侵入を阻止する。又、従前のカーボン含有鋳造用耐火
物では、酸化層の強度が当初の1/3〜1/5に低下す
るため、プレート耐火物の摺動面の面荒れに繋がるが、
上記ヘルシナイトが焼結剤として機能するので、組織強
度が低下せず、酸化層の強度が維持される。金属Feの
添加量が1重量%未満であると所期の効果が得られず、
かつ5重量%を超えると酸化層の耐食性が低下する。
【0008】なお、主要骨材への添加物としては、上記
メソフェーズピッチ及び/又は黒鉛、金属Si、金属F
eの他に、酸化防止剤として機能する100メッシュ以
下のB4 C(炭化ほう素)を添加することが好ましい。
B4 Cの添加量は、2重量%以下が好ましく、2重量%
を超えると耐食性が低下する。ここで、前述したよう
に、金属Si、金属Feも酸化防止剤として機能する
が、主として有効である温度域が下記のようにそれぞれ
異なる。 添加原料 焼成後 酸化防止剤として有効な温度域 金属Fe Fe3 C 400〜800℃ B4 C B4 C 700〜1200℃ 金属Si SiC 1000〜1500℃ 従って、この3種の添加原料により、低、中、高温の全
温度域に対して耐酸化性を付与できることになる。な
お、耐食性を優先する場合には、B4 Cの添加を行わな
い。
メソフェーズピッチ及び/又は黒鉛、金属Si、金属F
eの他に、酸化防止剤として機能する100メッシュ以
下のB4 C(炭化ほう素)を添加することが好ましい。
B4 Cの添加量は、2重量%以下が好ましく、2重量%
を超えると耐食性が低下する。ここで、前述したよう
に、金属Si、金属Feも酸化防止剤として機能する
が、主として有効である温度域が下記のようにそれぞれ
異なる。 添加原料 焼成後 酸化防止剤として有効な温度域 金属Fe Fe3 C 400〜800℃ B4 C B4 C 700〜1200℃ 金属Si SiC 1000〜1500℃ 従って、この3種の添加原料により、低、中、高温の全
温度域に対して耐酸化性を付与できることになる。な
お、耐食性を優先する場合には、B4 Cの添加を行わな
い。
【0009】焼成は、カーボン含有系であるため還元雰
囲気で行うことが必要であり、具体的には、耐火物性マ
ッフル内に詰粉として黒鉛、ブリーズ(コークスブリー
ズ)、クリプトル等を使用して成形体と共に詰めて焼成
する。又、焼成は、1000〜1400℃の温度で行う
ことが好ましい。焼成温度が1000℃未満であると鋳
造用耐火物に必要な強度を発現することが困難であり、
かつ1400℃を超えると焼成体が多孔質となって耐食
性が低下する。そして、焼成後は、タール・ピッチ類を
含浸して300〜800℃の温度で熱処理することが好
ましい。
囲気で行うことが必要であり、具体的には、耐火物性マ
ッフル内に詰粉として黒鉛、ブリーズ(コークスブリー
ズ)、クリプトル等を使用して成形体と共に詰めて焼成
する。又、焼成は、1000〜1400℃の温度で行う
ことが好ましい。焼成温度が1000℃未満であると鋳
造用耐火物に必要な強度を発現することが困難であり、
かつ1400℃を超えると焼成体が多孔質となって耐食
性が低下する。そして、焼成後は、タール・ピッチ類を
含浸して300〜800℃の温度で熱処理することが好
ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について従来例及び比
較例と共に説明する。 実施例1〜3、従来例、比較例1〜3 アルミナ原料として3〜0.5mm、0.5mm以下及
び325メッシュ以下の粒度の焼結アルミナをそれぞれ
表1に示す割合で配合し、これに2〜3成分系原料とし
て3〜0.5mmの粒度のアルミナ−ジルコニア成分系
原料(ZrO250重量%)を20重量%加え上記アル
ミナ原料と共に主要骨材とし、更に200メッシュ以下
の粒度の金属Si3重量%、200メッシュ以下の粒度
のメソフェーズピッチ6重量%、200メッシュ以下の
粒度のB4 C1重量%、32メッシュ以下、100メッ
シュ以下及び200メッシュ以下の粒度の金属Feをそ
れぞれ表1に示すように加えて100重量%とし、この
原料に外率で4重量%のフェノールレジン液を加えたも
のを50kgのミキサーで混練後、2.5ton/cm
2 の圧力で加圧し、幅200mm×長さ488mm×厚
さ40mmのスライドゲート用プレート形状の各成形体
を得た。得られた各成形体を140℃の温度で乾燥後、
コークスブリーズと共に詰め、トンネルキルン炉を用い
て1300℃の温度で焼成した。各焼成体の見掛気孔
率、かさ比重、常温及び1400℃での曲げ強さは、そ
れぞれ表1に示すようになった。又、25×25×11
0mmの各試料を電気炉に入れ、300℃/hの昇温速
度で1400℃まで昇温した後、この温度で3時間保持
し、自然放冷後半切して25×25mmの切断面から脱
炭厚み(各辺から中心部までの4ヶ所の平均)を測定す
る酸化試験Iを行ったところ、表1に示すようになっ
た。更に、25×25×110mmの各試料を同様に電
気炉に入れ、1400℃の温度で12時間保持した後自
然放冷し、曲げ試験を施す酸化試験IIを行ったところ、
酸化後の曲げ強度は、それぞれ表1に示すようになっ
た。更に又、高周波誘導炉でSS41を溶解し、155
0℃の温度に保持した後、25×25×110mmの各
試料を60mmの長さに亘って浸漬して10rpmの速
度で回転し、1時間後の被食量を、従来例を100とし
指数表示する耐食性を測定したところ、表1に示すよう
になった。数値の小さいものほど耐食性に優れ、110
以下であれば鋳造用耐火物として使用が可能である。
較例と共に説明する。 実施例1〜3、従来例、比較例1〜3 アルミナ原料として3〜0.5mm、0.5mm以下及
び325メッシュ以下の粒度の焼結アルミナをそれぞれ
表1に示す割合で配合し、これに2〜3成分系原料とし
て3〜0.5mmの粒度のアルミナ−ジルコニア成分系
原料(ZrO250重量%)を20重量%加え上記アル
ミナ原料と共に主要骨材とし、更に200メッシュ以下
の粒度の金属Si3重量%、200メッシュ以下の粒度
のメソフェーズピッチ6重量%、200メッシュ以下の
粒度のB4 C1重量%、32メッシュ以下、100メッ
シュ以下及び200メッシュ以下の粒度の金属Feをそ
れぞれ表1に示すように加えて100重量%とし、この
原料に外率で4重量%のフェノールレジン液を加えたも
のを50kgのミキサーで混練後、2.5ton/cm
2 の圧力で加圧し、幅200mm×長さ488mm×厚
さ40mmのスライドゲート用プレート形状の各成形体
を得た。得られた各成形体を140℃の温度で乾燥後、
コークスブリーズと共に詰め、トンネルキルン炉を用い
て1300℃の温度で焼成した。各焼成体の見掛気孔
率、かさ比重、常温及び1400℃での曲げ強さは、そ
れぞれ表1に示すようになった。又、25×25×11
0mmの各試料を電気炉に入れ、300℃/hの昇温速
度で1400℃まで昇温した後、この温度で3時間保持
し、自然放冷後半切して25×25mmの切断面から脱
炭厚み(各辺から中心部までの4ヶ所の平均)を測定す
る酸化試験Iを行ったところ、表1に示すようになっ
た。更に、25×25×110mmの各試料を同様に電
気炉に入れ、1400℃の温度で12時間保持した後自
然放冷し、曲げ試験を施す酸化試験IIを行ったところ、
酸化後の曲げ強度は、それぞれ表1に示すようになっ
た。更に又、高周波誘導炉でSS41を溶解し、155
0℃の温度に保持した後、25×25×110mmの各
試料を60mmの長さに亘って浸漬して10rpmの速
度で回転し、1時間後の被食量を、従来例を100とし
指数表示する耐食性を測定したところ、表1に示すよう
になった。数値の小さいものほど耐食性に優れ、110
以下であれば鋳造用耐火物として使用が可能である。
【0011】
【表1】
【0012】表1からわかるように、200メッシュ以
下の金属Feの添加量が多くなるにつれ、無添加の従来
例に比較し、常温での曲げ強さは高くなるが、1400
℃の熱間曲げ強さは異なった挙動を示し、8重量%添加
した比較例1では、金属Fe添加の効果は顕著ではな
い。従って、金属Feの添加量としては、100メッシ
ュ以下の粒度のもの1〜5重量%が適当であることがわ
かる。なお、金属Feを添加したものでは、耐食性が従
来例に比較して低下する傾向にあるが、指数値で110
を超えない限り、実機使用においてライフの差が出ない
ことが経験的に知られている。
下の金属Feの添加量が多くなるにつれ、無添加の従来
例に比較し、常温での曲げ強さは高くなるが、1400
℃の熱間曲げ強さは異なった挙動を示し、8重量%添加
した比較例1では、金属Fe添加の効果は顕著ではな
い。従って、金属Feの添加量としては、100メッシ
ュ以下の粒度のもの1〜5重量%が適当であることがわ
かる。なお、金属Feを添加したものでは、耐食性が従
来例に比較して低下する傾向にあるが、指数値で110
を超えない限り、実機使用においてライフの差が出ない
ことが経験的に知られている。
【0013】実施例4〜6、比較例4〜11 アルミナ原料として3〜0.5mm、0.5mm以下及
び325メッシュ以下の粒度の焼結アルミナをそれぞれ
表2(表2には実施例1も併記した)に示す割合で配合
し、これに2〜3成分系原料としてそれぞれ3〜0.5
mmの粒度のアルミナ−ジルコニア系原料(ZrO2 5
0重量%)、ジルコニア−ムライト系原料、焼結ムライ
ト及びジルコン粗角を表2に示すように加え上記アルミ
ナ原料と共に主要骨材とし、更にそれぞれ200メッシ
ュ以下の粒度の金属Si、金属Fe、メソフェーズピッ
チ及びB4 Cを実施例1と同量ずつ加えて100重量%
とし、この原料に実施例1〜3と同様に外率で4重量%
のフェノールレジン液を加えたものを50kgのミキサ
ーで混練後、実施例1と同様に加圧成形して同寸法のス
ライドゲート用プレート形状の各成形体を得、しかる後
実施例1〜3と同様の工程を施して各焼成体を得た。各
焼成体の耐食性及び熱衝撃試験時の亀裂は、それぞれ表
2に示すようになった。熱衝撃試験は、25×25×1
10mmの各試料を予め1400℃の温度に加熱した電
気炉に挿入し、この温度で30分間保持した後水中に投
入し、しかる後に各試料を縦方向に切断し、亀裂の状況
を目視でチェックした。ここで、微小及び小亀裂発生品
は、鋳造用耐火物に適用可能であるが、中以上の亀裂発
生品は、上記耐火物に適用不可能である。
び325メッシュ以下の粒度の焼結アルミナをそれぞれ
表2(表2には実施例1も併記した)に示す割合で配合
し、これに2〜3成分系原料としてそれぞれ3〜0.5
mmの粒度のアルミナ−ジルコニア系原料(ZrO2 5
0重量%)、ジルコニア−ムライト系原料、焼結ムライ
ト及びジルコン粗角を表2に示すように加え上記アルミ
ナ原料と共に主要骨材とし、更にそれぞれ200メッシ
ュ以下の粒度の金属Si、金属Fe、メソフェーズピッ
チ及びB4 Cを実施例1と同量ずつ加えて100重量%
とし、この原料に実施例1〜3と同様に外率で4重量%
のフェノールレジン液を加えたものを50kgのミキサ
ーで混練後、実施例1と同様に加圧成形して同寸法のス
ライドゲート用プレート形状の各成形体を得、しかる後
実施例1〜3と同様の工程を施して各焼成体を得た。各
焼成体の耐食性及び熱衝撃試験時の亀裂は、それぞれ表
2に示すようになった。熱衝撃試験は、25×25×1
10mmの各試料を予め1400℃の温度に加熱した電
気炉に挿入し、この温度で30分間保持した後水中に投
入し、しかる後に各試料を縦方向に切断し、亀裂の状況
を目視でチェックした。ここで、微小及び小亀裂発生品
は、鋳造用耐火物に適用可能であるが、中以上の亀裂発
生品は、上記耐火物に適用不可能である。
【0014】
【表2】
【0015】表2からわかるように、2〜3成分系原料
の添加によって耐食性及び熱衝撃抵抗性の双方の効果を
奏するのは、何ずれの原料においても、添加量が5〜2
5重量%であることがわかる。
の添加によって耐食性及び熱衝撃抵抗性の双方の効果を
奏するのは、何ずれの原料においても、添加量が5〜2
5重量%であることがわかる。
【0016】実施例7〜8、比較例12〜18 アルミナ原料として3〜0.5mm、0.5mm以下及
び325メッシュ以下の粒度の焼結アルミナをそれぞれ
表3(表3には実施例1も併記した)に示す割合で配合
し、これに2〜3成分系原料として3〜0.5mmの粒
度のアルミナ−ジルコニア系原料(ZrO2 50重量
%)を20重量%を加え上記アルミナ原料と共に主要骨
材とし、更にそれぞれ200メッシュ以下の粒度の金属
Si、金属Fe、B4 C、及びカーボン源として200
メッシュ以下の粒度のメソフェーズピッチ、150メッ
シュ以下の粒度の天然黒鉛、200メッシュ以下の粒度
のカーボンブラックを表3に示すように加えて100重
量%とし、この原料に外率で4重量%のフェノールレジ
ン液を加えたものを50kgのミキサーで混練後、実施
例1〜3と同様に加圧成形して同寸法のスライドゲート
用プレート形状の各成形体を、しかる後実施例1〜3と
同様の工程を施して各焼成体を得た。各焼成体の酸化試
験Iの結果、耐食性及び熱衝撃試験の亀裂は、それぞれ
表3に示すようになった。
び325メッシュ以下の粒度の焼結アルミナをそれぞれ
表3(表3には実施例1も併記した)に示す割合で配合
し、これに2〜3成分系原料として3〜0.5mmの粒
度のアルミナ−ジルコニア系原料(ZrO2 50重量
%)を20重量%を加え上記アルミナ原料と共に主要骨
材とし、更にそれぞれ200メッシュ以下の粒度の金属
Si、金属Fe、B4 C、及びカーボン源として200
メッシュ以下の粒度のメソフェーズピッチ、150メッ
シュ以下の粒度の天然黒鉛、200メッシュ以下の粒度
のカーボンブラックを表3に示すように加えて100重
量%とし、この原料に外率で4重量%のフェノールレジ
ン液を加えたものを50kgのミキサーで混練後、実施
例1〜3と同様に加圧成形して同寸法のスライドゲート
用プレート形状の各成形体を、しかる後実施例1〜3と
同様の工程を施して各焼成体を得た。各焼成体の酸化試
験Iの結果、耐食性及び熱衝撃試験の亀裂は、それぞれ
表3に示すようになった。
【0017】
【表3】
【0018】表3からわかるように、カーボン源として
は、メソフェーズピッチ黒鉛が良好な特性を示し、カー
ボンブラックは耐酸化性、耐食性が劣る。メソフェーズ
ピッチでも添加量が12重量%になると耐酸化性が低下
し、逆に1重量%では耐食性、耐熱衝撃性が低下する。
従って、カーボン源原料としては、メソフェーズピッチ
及び/又は黒鉛を2〜10重量%添加することが良いこ
とがわかる。又、B4 C3重量%添加したものでは、耐
酸化性は向上するが、耐食性、耐熱衝撃性が極端に低下
しており、2重量%以下が良好と判断される。従って、
耐食性を優先する場合には、B4 Cの添加を行わなくて
もよいことがわかる。更に、金属Siは、7重量%の添
加では耐食性、耐酸化性が悪く、1重量%の添加では酸
化防止効果が低く、2〜5重量%の添加が好ましいこと
がわかる。
は、メソフェーズピッチ黒鉛が良好な特性を示し、カー
ボンブラックは耐酸化性、耐食性が劣る。メソフェーズ
ピッチでも添加量が12重量%になると耐酸化性が低下
し、逆に1重量%では耐食性、耐熱衝撃性が低下する。
従って、カーボン源原料としては、メソフェーズピッチ
及び/又は黒鉛を2〜10重量%添加することが良いこ
とがわかる。又、B4 C3重量%添加したものでは、耐
酸化性は向上するが、耐食性、耐熱衝撃性が極端に低下
しており、2重量%以下が良好と判断される。従って、
耐食性を優先する場合には、B4 Cの添加を行わなくて
もよいことがわかる。更に、金属Siは、7重量%の添
加では耐食性、耐酸化性が悪く、1重量%の添加では酸
化防止効果が低く、2〜5重量%の添加が好ましいこと
がわかる。
【0019】ここで、従来例と比較するため、実施例
1,4,5,6のプレート耐火物各10セットを180
ton取鍋で実用に供した。その結果、従来例のプレー
ト耐火物は、平均4.2ch/setで、使用後の摺動
面に白色の酸化層が存在し、指頭で容易に削れる状態で
あった。これに対し、実施例1,4,5及び6のプレー
ト耐火物は、それぞれ平均6.3ch/set、6.0
ch/set、5.5ch/set及び5.3ch/s
etで同様の状態になり、従来例のものより1〜2ch
/setのライフ向上が認められた。又、使用後の摺動
面には、若干の灰褐色の酸化層が認められたが、強固な
組織を有しており、摺動中に面荒れを起こすおそれのな
いことが確認された。なお、上記実施例においては、金
属Siと金属Feを別個に添加しているが添加比率さえ
合致させれば、Fe−Si合金として添加してもよく、
ほぼ同等の特性を得ることができる。
1,4,5,6のプレート耐火物各10セットを180
ton取鍋で実用に供した。その結果、従来例のプレー
ト耐火物は、平均4.2ch/setで、使用後の摺動
面に白色の酸化層が存在し、指頭で容易に削れる状態で
あった。これに対し、実施例1,4,5及び6のプレー
ト耐火物は、それぞれ平均6.3ch/set、6.0
ch/set、5.5ch/set及び5.3ch/s
etで同様の状態になり、従来例のものより1〜2ch
/setのライフ向上が認められた。又、使用後の摺動
面には、若干の灰褐色の酸化層が認められたが、強固な
組織を有しており、摺動中に面荒れを起こすおそれのな
いことが確認された。なお、上記実施例においては、金
属Siと金属Feを別個に添加しているが添加比率さえ
合致させれば、Fe−Si合金として添加してもよく、
ほぼ同等の特性を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鋳造用耐
火物の製造方法によれば、添加物としての金属Feが、
カーボン共存下での焼成中にセメンタイトを形成するの
で、耐摩耗性を高めることができ、就中、スライドゲー
ト用プレート耐火物とした場合、面荒れ防止に有効であ
る。一方、セメンタイトは、稼動に伴って徐々にFeと
Cに解離するため、酸化防止剤としての役割も果たすこ
とができる。又、長時間使用されて酸化が進行すると、
従来のカーボン含有耐火物では、カーボン部だけが抜け
るためスケルトン構造となって通気性が高まり、深部ま
で順次酸化されるのに対し、解離したFeが骨材アルミ
ナと反応してヘルシナイトを生成し、これが保護層とな
ってO2 の耐火物深部への侵入を阻止する。更に、従来
のものでは、酸化層の強度が当初の1/3〜1/5に低
下するため、プレート耐火物とした場合、摺動面の面荒
れに繋がるが、上記ヘルシナイトが焼結剤として機能す
るので、組織強度が低下せず、酸化層の強度を維持する
ことができる。従って、耐食性及び耐スポーリング性を
維持しつつ、耐酸化性に優れ、なおかつ長時間使用後に
酸化現象が発生した場合にも組織脆弱化による強度低下
を起こさない鋳造用耐火物を得ることができる。
火物の製造方法によれば、添加物としての金属Feが、
カーボン共存下での焼成中にセメンタイトを形成するの
で、耐摩耗性を高めることができ、就中、スライドゲー
ト用プレート耐火物とした場合、面荒れ防止に有効であ
る。一方、セメンタイトは、稼動に伴って徐々にFeと
Cに解離するため、酸化防止剤としての役割も果たすこ
とができる。又、長時間使用されて酸化が進行すると、
従来のカーボン含有耐火物では、カーボン部だけが抜け
るためスケルトン構造となって通気性が高まり、深部ま
で順次酸化されるのに対し、解離したFeが骨材アルミ
ナと反応してヘルシナイトを生成し、これが保護層とな
ってO2 の耐火物深部への侵入を阻止する。更に、従来
のものでは、酸化層の強度が当初の1/3〜1/5に低
下するため、プレート耐火物とした場合、摺動面の面荒
れに繋がるが、上記ヘルシナイトが焼結剤として機能す
るので、組織強度が低下せず、酸化層の強度を維持する
ことができる。従って、耐食性及び耐スポーリング性を
維持しつつ、耐酸化性に優れ、なおかつ長時間使用後に
酸化現象が発生した場合にも組織脆弱化による強度低下
を起こさない鋳造用耐火物を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 俊夫 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内
Claims (1)
- 【請求項1】 アルミナ原料に、アルミナ、シリカ及び
ジルコニアのうち少なくとも2種を含む2〜3成分系原
料5〜25重量%を加え上記アルミナ原料と共に主要骨
材とし、更に何れも100メッシュ以下のメソフェーズ
ピッチ及び/又は黒鉛2〜10重量%、金属Si2〜5
重量%、金属Fe1〜5重量%を加えて100重量%と
し、これを適量のフェノールレジン液と共に混練、成形
した後、還元雰囲気で焼成することを特徴とする鋳造用
耐火物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06183828A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 鋳造用耐火物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06183828A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 鋳造用耐火物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183828A true JPH06183828A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18438536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP43A Pending JPH06183828A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 鋳造用耐火物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06183828A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2681414A1 (fr) * | 1991-09-13 | 1993-03-19 | Electricite De France | Dispositif de regulation de temperature pour un appareil de chauffage electrique. |
JP2015189640A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 黒崎播磨株式会社 | アルミナ−炭化珪素−炭素質れんが |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP43A patent/JPH06183828A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2681414A1 (fr) * | 1991-09-13 | 1993-03-19 | Electricite De France | Dispositif de regulation de temperature pour un appareil de chauffage electrique. |
JP2015189640A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 黒崎播磨株式会社 | アルミナ−炭化珪素−炭素質れんが |
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