JP2003529224A - 安定化放射ソース - Google Patents

安定化放射ソース

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JP2003529224A JP2001571518A JP2001571518A JP2003529224A JP 2003529224 A JP2003529224 A JP 2003529224A JP 2001571518 A JP2001571518 A JP 2001571518A JP 2001571518 A JP2001571518 A JP 2001571518A JP 2003529224 A JP2003529224 A JP 2003529224A
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ピーター ジェイムズ リヴァーモア
マイケル ジョン リーチ
グラハム バトラー
ダレン ヴァス
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マルコニ コミュニケイションズ リミテッド
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/068Stabilisation of laser output parameters
    • H01S5/0683Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
    • H01S5/0687Stabilising the frequency of the laser

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Abstract

(57)【要約】 安定化放射ソース(300)は、(a)分散型フィードバック(DFB)レーザ(310)と、(b)出力放射の一部分を第1及び第2の光学経路に結合するための後方レンズ(340)と、(c)上記第1及び第2の経路を経て伝達された放射を検出し、そしてその放射電力を表す第1及び第2の信号(J1,J2)を発生するための光学検出器(370,380)と、(d)上記信号に応答して上記レーザ(310)を制御し、安定化を図るための制御手段(390)とを備えている。本発明は、上記第1及び第2の放射経路が、それら経路を経て上記検出手段(370,380)へ実質的にフィルタされない及び波長従属のフィルタされた放射伝達を与えるように動作できることを特徴とする。第1経路を経て伝達されて第1信号(J1)に変換される上記フィルタされない放射は、出力放射波長と独立したレーザ出力放射電力安定化を実施するのに特に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、安定化放射ソースに係る。又、本発明は、安定化放射ソースからの
出力放射の電力及び波長を安定化するための方法にも係る。
【0002】
【背景技術】
従来の光通信システムでは、光学的放射を保持する通信トラフィックが多数の
個別の波帯域に区分化され、各波帯域は、対応システム通信チャンネルに関連付
けされる。各波帯域内の放射は、通信トラフィックの関連部分を搬送する。波帯
域内における通信トラフィックのこのような分布は、波長分割マルチプレクシン
グ(WDM)として知られている。
【0003】 多くの通信システムでは、光学放射が約1.5μmの公称波長を有する場合に
0.8nmの相互波長間隔でチャンネルが生じ、このような間隔は、約100G
Hzの相互チャンネル周波数間隔に等しい。各チャンネルは、それに関連した潜
在的帯域巾が100GHzであるが、この帯域巾は、実際には完全に使用するこ
とができない。というのは、各チャンネルの光学放射を変調するのに使用される
電気的変調器に関連した帯域巾制約があるためである。従って、通信システムの
通信容量を高めるには、相互チャンネル間隔を100GHz未満に減少するのが
望ましい。しかしながら、相互チャンネル間隔を減少すると、各チャンネルの放
射を発生すると共に、特定チャンネルに関連したトラフィックを検出する目的で
受信時に放射を分離するために通信システムに使用される光学要素の安定性に高
度な要求が課せられる。
【0004】 通信システムでは、同調可能なレーザを使用して、関連チャンネルに対応する
放射を発生することが現在のやり方である。相互チャンネル間隔が100GHz
未満に減少されるときには、このようなレーザの周波数安定性が重大な問題とな
る。更に、従来の通信システムは、中継ノードに光学増幅器を使用して、それを
通して伝播する放射を増幅することが多い。このような光学増幅器は、本来、非
直線的な装置であり、従って、そこに供給される放射は、増幅器が最適に機能す
る限定された放射電力範囲内に入らねばならない。このような放射が、複数のチ
ャンネルに対応する放射成分を含む場合に、本発明者は、それらの成分が名目上
同様の放射電力であるのが望ましく、さもなければ、光学増幅器があるチャンネ
ルの放射成分を他のチャンネルに対して強調することが分かった。従って、各チ
ャンネルの放射に関連した放射電力を制御することが望ましい。このような制御
は、従来、各チャンネルに関連した可変光学減衰器を使用して行うことができる
。しかしながら、本発明者は、更に、このような減衰器に放射を供給するレーザ
は、それらの放射電力出力に関しても制御できるのが望ましいことが分かった。
【0005】 以上のことから、将来の通信システムでは、放射出力周波数及び放射出力電力
に関して非常に安定したレーザ放射ソースが要望されることが明らかである。 レーザの周りに負のフィードバックループを適用してそれらの周波数安定性を
高めることが知られている。少なくとも1つの商業的な会社は、現在、同調可能
なDFBレーザと、それに関連した2つの相互に離調した光学フィルタと、それ
に関連した光学検出器と、負のフィードバック制御電子回路の全部が単一パッケ
ージ内に収容されたものより成る一形式の周波数安定化レーザソースを製造して
いる。このソースでは、光学フィルタを透過する放射が名目上同様の電力である
ときに正しい周波数動作が達成され、この正しい周波数は、フィルタの通過帯域
特性が相互に重畳するところを中心とする。このような動作モードの結果として
、本発明者は、ソースがその周波数フィードバックループにより周波数を安定化
するまで、検出器からの検出信号を出力振幅制御の目的に使用できないことが分
かった。従って、ソースは、周波数及び振幅の両安定性を達成することに関して
、特に、ソースの初期始動特性に関して、固有の問題を示す。 本発明者は、別の安定化放射ソースを案出することにより上記の固有の問題に
対処した。
【0006】
【発明の開示】 本発明の第1の特徴によれば、出力放射を発生するための放射発生手段と、そ
の出力放射の一部分を第1及び第2の光学経路に結合するための放射結合手段と
、上記第1及び第2の経路を経て伝達された放射を検出し、そしてその第1及び
第2の経路を経て伝達された放射における放射電力を各々表す第1及び第2信号
を発生するための検出手段と、上記信号に応答して上記発生手段を制御して、上
記出力放射の波長及び電力を安定化するための制御手段とを備え、上記第1の経
路は、実質的にフィルタされない放射を上記検出手段へ与えるように動作し、そ
して上記第2の経路は、波長従属フィルタされた放射を上記検出手段へ与えるよ
うにフィルタを備えている安定化放射ソースにおいて、上記フィルタは、上記ソ
ースが動作し得る波長の範囲にわたり放射波長と共に実質的に直線的に減少する
伝達度・対・波長特性を有し、そして上記制御手段は、上記第1信号及び第2信
号の比を使用して出力放射の波長を制御すると共に、第1信号を使用して出力放
射の放射電力を制御するよう動作することを特徴とする安定化放射ソースが提供
される。
【0007】 ほぼ直線的な伝達特性を有するフィルタの使用は、特性における局所的な最小
値を回避して、ソースの予想し得ない初期安定性を与えることができるようにす
る。信号の比を使用して波長を制御すると、出力放射の波長を安定化するための
負のフィードバックループを簡単に実施できるという効果が与えられる。 制御手段は、信号の大きさが実質的に等しくなるように発生手段を駆動するよ
う動作できるのが好都合であり、このように等しいことは、アナログ又はデジタ
ルのいずれかの形態で実施される従来の増幅器又は比較器を使用して検出するこ
とが単純である。
【0008】 フィルタは、光学エタロンフィルタであるのが便利である。このようなエタロ
ンは、ある範囲の波長従属の伝達特性を与えるように容易にカスタマイズするこ
とができる。 特に、出力放射の電力安定化に関しては、第1経路に波長従属のフィルタリン
グ成分がないのが便利である。このような成分がないことは、第1信号が、出力
放射の波長に関わりなく出力放射の電力の直接的な指示であることを意味する。
【0009】 実際に、制御手段は、発生手段の温度を変更して出力放射の波長を制御するよ
うに動作できるのが有利であることが分かった。温度上昇に伴う発生手段の熱膨
張は、発生手段の直線的な膨張を生じさせ、ひいては、出力放射の波長の増加を
生じさせるように作用する。このような熱制御は、実施が簡単であるために好ま
しい。 発生手段は、出力放射を発生するためのレーザと、このレーザを冷却又は加熱
して出力放射の波長を変更するように動作できる熱電気素子とを備え、この素子
は、制御手段から駆動できるのが便利である。
【0010】 或いは又、出力放射の波長は、撓み素子により制御することもできる。1つの
このような構成では、発生手段は、出力放射を発生するためのレーザと、このレ
ーザの波長を変更するよう動作できる撓み素子とを備え、この撓み素子は、制御
手段から駆動できる。このような撓み素子の使用は、潜在的にソースの応答性を
良くする。 周囲温度に伴うソースの共通モード除去特性を改善するために、検出手段は、
信号を発生するための複数の放射検出器を備え、それら検出器が、相互に整合さ
れた検出特性を有するのが好ましい。
【0011】 本発明の第2の特徴においては、本発明の上記第1の特徴によるソースからの
出力放射の電力及び波長を安定化する方法であって、上記発生手段に電力を供給
して出力放射を発生し、上記出力放射の一部分を第1及び第2の経路へ接続し、
上記第2経路に沿って伝播する放射を波長従属フィルタリングし、実質的にフィ
ルタされない放射を第1経路に沿って伝播し、上記第1及び第2経路を経て伝送
される放射に対応する信号を検出手段において発生し、そして上記信号を使用し
て上記発生手段を制御して出力放射の電力及び波長を安定化するという段階を備
えた方法が提供される。
【0012】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を一例として詳細に説明する。 図1には、公知の周波数安定化レーザソースが10で全体的に示されている。
このソース10は、同調可能なDFBレーザ20と、前方ファセットレンズ30
と、後方ファセットレンズ40と、2つの相互に離調した光学フィルタ50、6
0と、ステンシルマスク65と、2つの整合された光学検出器70、80と、負
のフィードバック周波数制御回路90とを備えている。 前方レンズ30は、ソース10の出力ポートと、レーザ20の第1端との間に
配置される。後方レンズ40は、レーザ20の第2端と、2つのフィルタ50、
60との間に配置される。マスク65は、レーザ20から更に離れてフィルタ5
0、60の後方に配置される。マスク65の後方には、レーザ20から更に離れ
て、2つの検出器70、80が配置されている。
【0013】 ソース10が動作中であるときに、レンズ30は、レーザ20から前方に放射
された光学放射を、例えば、光学ポートに接続された光ファイバ導波管95の端
で受け取るように収束する。後方レンズ40は、前方レンズ30に比して、レー
ザ20内で発生された放射の比較的僅かな割合を受け取る。レンズ40は、同じ
量の放射を各フィルタ50、60に向けて転向する。フィルタ50、60は、受
け取った放射をフィルタし、そしてそれに関連したフィルタされた放射をステン
シルマスク65の孔を経て検出器70、80へ各々伝達する。検出器70、80
は、受け取ったフィルタされた光学放射をそれに対応する電気信号I1、I2に各
々変換する。負のフィードバック回路90は、レーザ20に接続され、そして信
号I1、I2が同様の大きさになるようにレーザ20の動作周波数を制御する。信
号I1、I2の大きさが同様であるときには、レーザ20の周波数が安定化される
【0014】 フィルタ50、60が、相互に離調される以外は同様の構造であり、そして検
出器70、80が整合されることにより、フィルタ50、60及び検出器70、
80は、通常、温度の変化に追従する。 ソース10の周波数安定性は、主として、フィルタ50、60の光伝達特性の
波長安定性と、検出器70、80の時間的及び熱的感度整合と、フィードバック
制御回路90の制御精度及び安定性とによって決定される。
【0015】 公知ソース10の更なる動作を説明するために、図2は、ソース10に含まれ
たフィルタ50、60の伝達特性を示すグラフである。このグラフでは、放射波
長が横軸200に沿って示され、そしてフィルタ50、60を通過する放射の伝
達度が縦軸210に沿って示されている。フィルタの伝達特性は、ガウス状曲線
220、230によって各々示される。上述したように、両フィルタ50、60
は、ソース20からほぼ同様の放射を受け取る。曲線220、230は、相互に
離調されていて、各々周波数λ1、λ2にピーク共振を有する。しかしながら、曲
線220、230の一部分が重畳し、波長λ0において名目上同様の伝達特性を
与える。レーザ20が波長λ0の放射を出力するように同調されたときには、フ
ィルタ50、60は、名目上同量の放射を伝達し、信号I1、I2は、相互に同様
となる。フィードバック回路90は、信号I1、I2が同様となるようにレーザ2
0を同調するよう設計され、このような同調は、レーザが波長λ0の放射を出力
するよう確保する。
【0016】 図2から明らかなように、初期の始動時に、レーザ20は、ほとんどの場合、
波長λ0から離調される。レーザ20が同調周期中にその同調された波長λ0に向
かって駆動されるときには、波長λ0における動作が得られるまで両信号I1、I2 が変化される。従って、同調周期中には、信号I1、I2を使用してレーザ20
からの放射出力電力を制御することはできない。レーザ20が著しく離調される
場合には、信号I1、I2を、検出器50、60に受け取られる無視できる程度の
放射に名目上対応させることもできる。通信システムでは、レーザ20からの放
射出力電力を同調周期中に調整して、システム内、例えば、そこに含まれたエル
ビウムドープされたファイバ増幅器に発生する過負荷を回避することが望まれる
【0017】 本発明者は、高密度のDWDMを使用し、例えば、チャンネルの間隔が100
GHzより著しく小さい通信システムでは、そこに組み込まれたレーザソースの
波長を比較的高い精度で制御する一方、ソースからの光学出力電力を所定のレベ
ルに維持することが必要であると分かった。この所定のレベルは、ある環境では
、ソースの波長安定性を維持しながら稼動中に調整することを必要とする。従っ
て、本発明者は、波長及び電力制御の上記問題に対処する別の放射ソースを案出
した。 図3は、本発明による安定化放射ソースの主たる光学要素を示す回路図であり
、ソースは、300で全体的に示され、そして単一のパッケージに収容される。
このソースは、熱電気素子320が関連された分散型フィードバック(DFB)
レーザ310を備えている。素子320は、レーザ310と熱的に連通し、そし
てレーザ310を加熱又は冷却して、そこからの光学放射出力の波長を変更する
ように動作し得る。
【0018】 ソース300は、更に、上記レンズ30と同様の設計の前方ファセットレンズ
330と、上記レンズ40と同様の設計の後方ファセットレンズ340と、光学
フィルタエタロン350と、ステンシルマスク360と、上記検出器70、80
と各々同様の設計の第1及び第2の相互に整合された光学放射検出器370、3
80と、負のフィードバック制御回路390とを備えている。ソース300は、
レーザ310からレンズ330を経てファイバ395へ出力される放射を受け取
るように取り付けられた光ファイバ395へ放射を出力するように動作し得る。
【0019】 ソース300の構成部品の相互接続について以下に説明する。前方レンズ33
0は、レーザ310の第1放射出力端からファイバ395の入口孔へ至る第1の
光学経路に沿って配置される。後方レンズ340は、レーザ310の第2出力端
からの第2光学放射経路に配置される。この後方レンズ340は、第2経路に沿
って伝播する放射を第3及び第4の放射経路に接続するように動作し得る。第3
の放射経路は、後方レンズ340からマスク360の第1孔を経て第1検出器3
70へ延びる。第4の放射経路は、後方レンズ340からフィルタエタロン35
0を経そしてマスク360の第2孔を経て第2検出器380へ延びる。第3及び
第4経路は、一致しないが、互いにある角度を抱いている。検出器370、38
0からの電気出力信号J1、J2は、制御回路390に各々接続される。この制御
回路390からの電気出力JO、JKは、熱電気素子320及びレーザ310に各
々接続される。
【0020】 図3を参照してソース300の動作を概略的に説明する。レーザ310は、そ
の第1端から放射を出力し、この放射は、第1経路に沿って前方レンズ330へ
伝播し、このレンズは、ファイバ395の入口穴へ放射を収束する。又、レーザ
310は、その第2端からも放射を出力し、この放射は、第2経路に沿って後方
レンズ340へ伝播し、このレンズは、第3及び第4経路に沿って伝播する放射
成分に放射を結合する。第3経路に沿って伝播する放射は、第1の孔を経て第1
検出器370へ通過し、この検出器は、放射を受け取って、それに対応する電気
信号J1を発生する。又、後方レンズ340から第4経路に沿って伝播する放射
は、エタロンフィルタ350を通過し、ここでフィルタされて第2の孔を経て第
2検出器380へ進む。第2検出器380は、放射を受け取り、そしてそれに対
応する電気信号J2を発生する。これら信号J1、J2は、制御回路390へ通過
し、この回路は、信号J1、J2を監視し、そしてそれに対応する信号JO、JK
発生して、レーザ310を制御する。この回路390は、熱電気素子320へ供
給される電力を調整するように動作し、信号J1、J2が名目上同様の大きさとな
るようにし、信号J1、J2が同様であるときには、レーザ310がその正しい安
定化周波数で動作すると考えられる。更に、回路390は、レーザ310に供給
されるレーザ作用電流を調整するように動作して、信号J1が、回路390に供
給される基準レベル信号と同様であるようにし、信号J1が基準信号と同様の大
きさであるときには、レーザ310は、その正しい安定化電力で動作すると考え
られ、光学フィルタを含まない第3経路の結果として、信号J1は、レーザ31
0の同調によって実質的に影響を受けない。
【0021】 図4は、信号J1、J2で表わされる第3及び第4光学経路の伝達特性を示すグ
ラフである。このグラフは、波長を示す横軸400と、検出信号を示す縦軸41
0とを含む。エタロンフィルタ350は、光学共振空洞(エタロン)及びそれに
関連した光学格子を備えていて、当該波長範囲にわたり波長の増加に対して減少
する第4経路に沿った放射伝達特性を与え、このような特性が図4に曲線430
で示されている。第3経路にはフィルタが含まれないことにより、検出器370
は、曲線420で示すように、波長と共に実質的に一定の応答を与える。波長λ0 では、検出器370、380からの信号J1、J2は、各々同様であり、制御回
路390は、熱電気素子320への電力入力を調整して、信号J1、J2を相互に
同様に維持し、これにより、波長λ0に対してレーザ310を安定化する。信号
1は、レーザ310の同調に関わりなく出力放射電力の直接的な尺度であり、
従って、レーザ310に供給されるレーザ作用電流を制御することによる電力制
御は、ソース300の初期の始動時に迅速に実施することができる。
【0022】 図4から明らかなように、曲線430は、ガウス形態ではなく、ほぼ直線形態
である。このような直線形態は、制御回路390がレーザ310の安定化を迅速
に繰り返すように助成する。これに対して、図1に示された公知のソース10の
制御回路90は、レーザ20が、λ2より大きく且つλ1より小さい波長に最初に
離調される場合には、レーザ20の安定化が困難であることを経験し、このよう
な困難さは、局所的な最小値が存在するために生じる。従って、曲線420、4
30で示された特性は、制御回路390がレーザ310を正しく安定化すること
に向かって明確に繰り返すよう助成する。
【0023】 当業者にとって、ソース300の第3の経路に光学フィルタを含まないという
概念は、ソース10に対してソース300内の対象性が失われるので、逆行する
開発であるように思われる。更に、曲線430で示されたような広いほぼ直線的
な応答を与えるエタロンフィルタ350の使用は、ソース30に対して曲線22
0、230で示されたピークのあるガウス応答に比して、波長感度が失われると
思われる。実際に、本発明者は、ソース300に単一のフィルタ350しか使用
しないと、公知のソース30に対してその時間及び温度安定性を低下しないとい
う意外な結果を見出した。
【0024】 本発明を更に明らかにするために、図5を参照して、ソース300の制御回路
390を詳細に説明する。制御回路390は、比の計算器500と、第1増幅器
510と、第2増幅器520とを備えている。更に、回路390は、信号J1
2入力を含むと共に、波長設定基準信号Pw及び電力設定基準信号Psに対する
2つの付加的な入力も含む。又、回路390は、熱電気素子320及びレーザ3
10を各々駆動するための2つの信号出力JO及びJKも含む。回路390は、ア
ナログ電子部品を使用して実施することができ、この場合、増幅器510、52
0は、演算増幅器であり、そして比の計算器500は、例えば、アナログ・デバ
イス・インクにより製造された専門のアナログデバイスである。或いは又、回路
390は、デジタルで実施することもでき、この場合、比の計算器500及び増
幅器510、520は、ソフトウェアで実施され、即ち回路390は、例えば、
現場でプログラム可能なゲートアレー(FPGA)、或いは関連ソフトウェア及
びアナログ/デジタル入力−出力インターフェイス部品を伴うマイクロプロセッ
サである。
【0025】 回路390内の相互接続は、アナログ部品を使用して実施した場合について説
明する。入力信号J1、J2は、計算器500の第1及び第2入力に各々接続され
る。更に、入力信号J1は、増幅器520の反転入力に接続される。電力設定基
準信号Psは、増幅器520の非反転入力に接続される。増幅器520の出力は
、レーザ310のレーザ作用電流を制御するためのJK信号出力を与えるように
接続される。計算器500は、比J2/J1に対応する信号が与えられる出力J3
を備えている。この信号J3は、増幅器510の反転入力に接続される。更に、
波長設定基準信号Pwは、増幅器510の非反転入力に接続される。増幅器51
0からの出力は、熱電気素子320を駆動するためのJO信号出力に接続される
【0026】 動作中に、回路390は、J1信号が電力設定Ps信号に一致するまでJK信号
を調整し、このような調整は、レーザ310からの放射出力電力を安定化する。
更に、回路390は、熱電気素子320への駆動信号JOを調整して、比J2/J1 が波長設定Pw信号に一致するようにし、即ちPw信号が1の値に設定された場
合には、レーザ310は、図4に示すように、波長λ0に安定化される。
【0027】 図6を参照してソース300の動作を更に説明する。図6は、ソース300の
初期始動特性のグラフである。電力は、時間t0に付与される。レーザ310内
のレーザ作用は、電流が供給されると直ちにスタートし、第1検出器370及び
回路390は迅速な応答を与えるので、レーザ310から発生される放射の電力
出力は、時間t0のせいぜい数ミリ秒後である時間t1までに安定化される電力で
ある。しかしながら、熱電気素子320による熱制御を使用してレーザ310の
波長を制御するので、ソース300の波長制御には非常に長い時定数が関連し、
即ち素子320及びレーザ310に関連した熱時定数が、主として、波長安定化
のための時定数を決定する。実際には、安定化には、せいぜい60秒を要するが
、時間t0に電力が最初に付与されるときにレーザ310がどれほど大きく離調
されるかに依存する。
【0028】 図6では、経過時間が横軸700に沿って示される。レーザ放射出力電力は、
縦軸710に沿って示される。更に、レーザ出力放射波長は、縦軸720に沿っ
て示される。曲線750は、ソース300の電力出力安定化特性を示す。更に、
曲線730は、レーザ310が最初に周波数が高過ぎるときのソース300の安
定化特性を示し、そして曲線740は、レーザ310が最初に周波数が低過ぎる
ときの安定化特性を示す。
【0029】 ソース300は、基準信号Ps、Pwを使用して出力電力及び出力放射波長を独
立して調整できるという有利な特性を与える。更に、フィードバック制御を使用
することにより、レーザ310内に発生するエージング及び熱ドリフト作用がソ
ース300のフィードバックループにより補償される。又、整合された検出器3
70、380を使用することにより、共通モードドリフト作用がソース300の
波長安定性に影響を及ぼすことはない。
【0030】 実際には、制御回路390は、レーザ310の温度を0.01℃の安定性エラ
ーへと調整できることが分かった。ソース300の変形態様では、レーザ310
がその校正された設定から0.5℃以上ずれた場合に作動されて特定波長の出力
放射を発生する付加的なアラーム回路を含むのが望ましく、このようなアラーム
は、ソース300の故障の発生を検出するのに使用することができ、そして破壊
が生じる前にソース300を停止することができる。
【0031】 本発明の範囲から逸脱せずにソース300を変更できることが明らかである。
例えば、信号J0は、熱電気素子320を駆動するために制御回路390により
発生されるパルス巾変調(PWM)駆動信号でよく、このようなPWM信号は、
制御回路390内の電力消費を減少する。更に、レーザ310は、ソース300
の波長に関して熱的に制御されるが、ソース300を変更して、熱電気素子32
0を、レーザ310の波長を変更するための撓み素子に置き換えることもでき、
このような撓み素子の使用は、潜在的に、ソースの応答性を良くする。
【0032】 ソース300は、2つの検出器370、380しか含まないが、もっと多くの
検出器を含ませて、その信頼性又は精度を改善することもできる。 ソース300は、通信システムに組み込んで、通信トラフィックで変調するた
めの放射を発生し、そしてその後、光ファイバ導波管を経て受信ポイントへ送信
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知の周波数安定化レーザソースの主たる光学的要素を示す回路図である。
【図2】 図1に示されたソース内に含まれる光学フィルタの伝達特性を示すグラフであ
る。
【図3】 本発明による安定化放射ソースの主たる光学的要素を示す回路図である。
【図4】 図3に示されたソース内に含まれる検出器への光学経路の伝達特性を示すグラ
フである。
【図5】 図3に示されたソースに関連した負のフィードバック電気制御ループの回路図
である。
【図6】 図3に示されたソースの初期始動特性のグラフである。
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月4日(2002.10.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 リーチ マイケル ジョン イギリス アースウォース エヌジー16 2キューエフ ザ レーン マノー ハウ ス (番地なし) (72)発明者 バトラー グラハム イギリス ノッティンガム エヌジー9 5ディーエイ チルウェル ファーム ロ ード 53 (72)発明者 ヴァス ダレン イギリス ダービーシャー エヌジー10 2ディーアール ロンゲートン フレデリ ック ストリート 26 Fターム(参考) 5F073 AA64 AB27 AB28 BA02 EA03 EA15 FA02 FA25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)出力放射を発生する放射発生手段(310,320)と、 (b)出力放射の一部分を第1及び第2の光学経路に結合するための放射結合
    手段(340)と、 (c)上記第1及び第2の経路を経て伝達された放射を検出し、そしてその第
    1及び第2の経路を経て伝達された放射における放射電力を各々表す第1及び第
    2の信号(J1,J2)を発生するための検出手段(370,380)と、 (d)上記信号に応答して上記発生手段(310,320)を制御し、上記出力放射の
    波長及び電力の少なくとも1つを安定化するための制御手段(390)と、 を備えた安定化放射ソース(300)において、 上記第1及び第2の放射経路は、それら経路を経て上記検出手段(370,380)へ
    実質的にフィルタされない及び波長従属のフィルタされた放射伝達を与えるよう
    に動作できることを特徴とする安定化放射ソース。
  2. 【請求項2】 上記制御手段(390)は、上記第1(J1)及び第2(J2)信号の比
    を決定するための信号処理手段(500)を備え、そして上記制御手段(390)は、この
    比を使用して出力放射の波長を制御するように動作できる請求項1に記載の放射
    ソース。
  3. 【請求項3】 上記制御手段(390)は、上記信号(J1,J2)の大きさがほぼ等し
    くなるように上記発生手段(310,320)を駆動する請求項2に記載の放射ソース。
  4. 【請求項4】 上記制御手段(390)は、上記第1信号(J1)を使用して、出力
    放射の放射電力を制御するように動作できる請求項1、2又は3に記載の放射ソ
    ース。
  5. 【請求項5】 上記第2経路は、その第2経路に沿って伝播する放射の波長
    依存放射フィルタリングを与えるための光学フィルタエタロン(350)を含む請求
    項1、2、3又は4に記載の放射ソース。
  6. 【請求項6】 上記エタロン(350)は、それを通過する放射の伝達度が、放
    射ソースが動作し得る波長の範囲にわたり(図4)放射波長と共にほぼ直線的に
    変化するようにする請求項5に記載の放射ソース。
  7. 【請求項7】 上記第1経路は、波長従属フィルタ成分がない請求項1ない
    し6のいずれかに記載の放射ソース。
  8. 【請求項8】 上記制御手段(390)は、上記発生手段(310,320)の温度を変更
    して上記出力放射の波長を制御するように動作できる請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の放射ソース。
  9. 【請求項9】 上記発生手段(310,320)は、上記出力放射を発生するための
    レーザ(310)と、このレーザ(310)を冷却又は加熱して上記出力放射の波長を変更
    するよう動作できる熱電気素子(320)とを備え、該素子(320)は、上記制御手段(3
    90)から駆動できる請求項8に記載の放射ソース。
  10. 【請求項10】 上記検出手段(370,380)は、信号(J1,J2)を発生するための
    複数の放射検出器(370,380)を備え、これら検出器(370,380)は、相互に整合され
    た検出特性を有する請求項1ないし9のいずれかに記載の放射ソース。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のソース(300)からの出力放射の電力及び
    波長を安定化する方法において、 (a)上記発生手段(310)に電力を供給して出力放射を発生し、 (b)上記出力放射の一部分を第1及び第2の経路へ接続し、 (c)上記第2経路に沿って伝播する放射を波長従属フィルタリングし、 (d)実質的にフィルタされない放射を第1経路に沿って伝播し、 (e)上記第1及び第2経路を経て伝送される放射に対応する信号(J1,J2)を
    検出手段(370,380)において発生し、そして (f)上記信号(J1,J2)を使用して上記発生手段(310,320)を制御して出力放射
    の電力及び波長を安定化する、 という段階を備えた方法。
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