JP2947136B2 - 光増幅器 - Google Patents

光増幅器

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    • H01S5/50Amplifier structures not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信や光情報処
理に用いられる光増幅器に関し、特に増幅された信号光
のレベルを高精度に一定に保つことのできる光増幅器に
関する。
【0001】
【従来の技術】従来、光信号を直接増幅する光増幅器と
して、コア内部に希土類元素をドープした光ファイバを
増幅媒体として使用する光ファイバ増幅器や半導体内部
での誘導放出現象を利用した半導体増幅器が知られてい
る。
【0002】これらの光増幅器を光伝送装置などに使用
する場合、システムの伝送レベルを一定に維持し伝送特
性を安定化させるためには、光増幅器から出力される光
信号の光出力を一定に維持する必要がある。このため、
例えば、現在実用化が進められている光ファイバ増幅器
では、図5に示すように、その光出力部60に光分岐器
23を配置し、光出力の一部を分岐して受光器33で受
光し、電気出力に変換してレベルを測定する。そして、
このレベルにより、励起光源の励起光の出力を制御し
て、光ファイバ増幅器の利得を制御して光出力が一定に
なるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単純に
光出力のレベルを測定し帰還制御する従来の光増幅器で
は、たとえ高精度に光出力レベルを測定し、正確に光増
幅器の利得を設定したとしても、光出力を一定に維持す
ることは困難である。本発明は、まず上記問題点の所在
を明らかにするとともに、この原因を究明し、適切な手
段を講じることにより、上記問題を解決するものであ
る。
【0004】光ファイバ増幅器あるいは半導体増幅器の
光増幅媒体は、いずれも増幅された信号光を出力すると
同時に、光増幅媒体内部で発生する自然放出光も出力し
てしまう。このため、従来の光ファイバ増幅器のよう
に、単に、増幅された光をそのまま受光器により受光し
て、帰還制御するという構成では、自然放出光の影響を
受け、精度よく出力光レベルを一定に保つことは困難で
ある。すなわち、増幅された光に含まれる自然放出光の
量が変化した場合、本来一定に保たれるべき信号光のレ
ベルがこの変化により不要な帰還制御を受けてしまうか
らである。
【0005】特に、光増幅器が内蔵された中継器を多段
に接続して超長距離を伝送する光海底伝送システムなど
では、中継器を経るごとに自然放出光による影響が積算
されることになるので、上記問題が顕著になる。
【0006】本発明は、上述の従来の光増幅器が抱える
問題点を解決し、光増幅器の光出力を高精度に一定に維
持することができる光増幅器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光増幅器は、光
増幅部で増幅され出力された光の一部を分岐してをその
ままレベル測定して帰還制御するのではなく、増幅され
た光から自然放出光を除去した状態、すなわち純粋に信
号光に係る部分のみを抽出し、このレベルに基づいて帰
還制御し、光増幅部の利得を制御している。
【0008】より具体的な構成は、光増幅器の出力側
に、光増幅器から出力される出力光の一部を分岐させる
第1の光分岐器および分岐された光のレベルを測定する
第1の受光器に加え、第2の光分岐器および第2の受光
器を新たに配置する。第2の受光器と第2の受光器の間
には、特定波長の光のみを透過させるバンド透過フィル
タを配置し、特定波長の光のみのレベルが測定されるよ
うにする。第1の受光器で測定された出力光と第2の受
光器で測定された特定波長の光のレベルの差分を減算処
理により算出し、この結果をもとに光増幅器の利得を制
御する。
【0009】ここで、バンド透過フィルタは、光出力の
うち自然放出光を除去するために設けられている。すな
わち、バンド透過フィルタは、入力信号光の中心波長を
含まないでその近傍のみの光を透過させるよう透過帯域
が設定されたものが用いられる。そして、減算手段は、
第1の分岐光から自然放出光を除去するように、特定波
長光の光出力にあらかじめ定められた定数を乗じた値を
第1の分岐光の光出力から減じる。このようにすること
により、第2の分岐光のレベルにあらかじめ設定された
定数を乗じることにより、擬制された自然放出光のレベ
ルを算出し、この値を第1の分岐光レベルから減じるこ
とにより、純粋な増幅信号光のみをレベルを算定するこ
とができる。
【0010】このような構成の採用により、自然放出光
の影響を除去された状態で帰還制御が行われるので、高
精度に光出力を一定に維持することができるようにな
る。
【0011】上述した構成では、増幅された信号光がそ
のまま分岐されて第1の受光器でレベル測定されてい
る。これに対して、第1の受光器の前にも特定波長のみ
を透過させるバンド透過フィルタを配置することによ
り、より精度よく利得制御することも可能である。すな
わち、第1の分岐光に対しては、入力信号光の中心波長
を含んでその近傍領域を透過させ、一方、第2の分岐光
に対しては、入力信号光の中心波長を含まないで、その
近傍の光のみを透過させるようにする。
【0012】このような構成にすることにより、減算処
理を行う際に、第1の分岐光は中心波長近傍の自然放出
光のみが含まれることになり、第2の分岐光レベルから
減算処理されるべき自然放出光のレベルの擬制がより精
度よくなされることになる。このため、増幅された信号
光のみのレベルが、全波長帯域から自然放出光を除去す
るよりも高精度で算定されるので、光増幅部の利得制御
もより制御よく行うことができるようになる。
【0013】なお、光増幅器の具体的な利得の制御は、
光ファイバ増幅器であれば、励起光源への注入電流の制
御により、また、半導体光増幅器であれば、半導体素子
への注入電流の制御により行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の光増幅器を図面を
参照して、詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の光増幅器の一実施例を示
す構成図である。本発明の光増幅器は、入力された光を
直接光増幅する光増幅部10、光増幅部10の出力側に
配置される光分岐器21、光分岐器21で分岐された光
を受光してそのレベルを測定する受光器31を備えてい
る。
【0016】さらに、本発明の光増幅器では、光分岐器
22を備えており、光分岐器21と同様、出力光の一部
を分岐する。そして、受光器32により分岐された出力
光のレベルを受光器32により測定する。ここで、光分
岐器22と受光器32の間には、あらかじめ定められた
特定の波長の光のみを透過させるバンド透過フィルタ4
2が配置されている。
【0017】次に、本発明の光増幅器の動作原理を図2
を用いて説明する。図2(a)は本発明の光増幅器に入
力される信号光のスペクトラムを示している。
【0018】図2に示される実施例では、中心波長が1
550nm、20dB抑圧幅が0.5nmである。この
信号光が光増幅部10により増幅されると、光増幅部1
0からは、図2(b)に示されるように、増幅された信
号光と、光増幅器内部で発生する自然放出光とが加算さ
れて出力される。なお、以下の説明上、増幅された光の
うち純粋に信号光にかかる部分の光、すなわち本実施例
でいえば波長1550nmの光(図2(b)におけるハ
ッチングが施された部分)を「増幅信号光」、自然放出
光を含めた光、すなわち上記増幅信号光を含め光増幅部
10から出力される全部の光(図2(b)におけるハッ
チングが施された部分と曲線で示された部分の両方)
増幅光ということとし、以下区別して用いる。
【0019】増幅光の一部は、光分岐器21で分岐さ
れ、図2(b)と同じ波長成分を有する光の総光出力が
受光器31で測定される。すなわち、受光器31で測定
される全光出力Ptは、増幅された信号光成分Psと自
然放出光Patとの和であり、次式で示される。
【0020】
【0021】一方、光分岐器31と受光器32との間に
は、透過中心波長1552nm、20dB抑圧幅1.5
nm、信号光波長1550nmでの抑圧量30dB以上
のバンド透過フィルタ42が挿入されている。増幅さ
れ、分岐された信号光は、透過フィルタ42を透過する
ことにより、図2(c)に示されるようなスペクトラム
を有する光となり、受光器32では、信号光成分をほと
んど含まない自然放出光の光出力にほぼ比例した光出力
レベルが測定されることになる。
【0022】すなわち、受光器32で測定される自然放
出光の光出力をPapとすれば、受光器31で測定され
る全光出力に含まれた自然放出光総光出力Patは、適
当な比例係数αを用いて、次式により近似的に示され
る。
【0023】
【0024】上述の式(1)、式(2)から、増幅され
た信号光の光出力は、受光器31および受光器32で測
定される光出力PtおよびPapを用いて、次式より近
似的に計算される。
【0025】
【0026】すなわち、受光器31と受光器32の出力
を演算増幅器50により式(3)に従って減算処理する
ことにより、増幅信号光の光出力のみに比例したモニタ
信号を得ることができ、このモニタ信号が一定になるよ
うに光増幅部10の利得制御を行えば、精度の高い増幅
信号光のレベルの制御を行うことができる。
【0027】なお、上述した比例係数αは、光増幅部1
0に信号光を入力しない状態で式(3)の演算結果がゼ
ロとなるように、あらかじめ設定しておけばよい。
【0028】次に、本発明の光増幅器の他の実施例につ
いて、図3および図4を参照して説明する。図3は、本
発明の光増幅器の他の実施例を示す構成図である。ま
た、図4は、本発明の光増幅器の他の実施例における光
のスペクトラムを示す図である。
【0029】図3に示される本発明の光増幅器の他の実
施例においては、図1に示される実施例と比較して、第
1の分岐器21と第1の受光器31の間にも第1のバン
ド透過フィルタ41が配置されている点で相違する。他
の構成については、図1に示されるものと同一である。
【0030】本実施例では、第1の光分岐器21で分岐
された増幅光に対して、増幅信号光の中心波長を含む中
心波長近傍のみの光を透過させるようにし、この光を受
光器31で受光して光出力測定している。すなわち、図
1に示される実施例が増幅された信号光に対するすべて
の波長帯域の光の光出力レベルを測定していたのに対し
て、本実施例では、あらかじめ中心波長から離れた波長
領域の自然放出光はバンド透過フィルタ41で除去し、
中心波長近傍にある増幅光のみを抽出しておく。そし
て、中心波長近傍の増幅光から、第2の受光器32で測
定され擬制された自然放出光の光出力レベルを減算処理
するようにしている。
【0031】このようにすることにより、第2の受光器
32で測定された光出力レベルから実際に含まれる自然
放出光と等価な光出力レベルを算出する場合の精度の向
上を図ることができる。
【0032】図4は、このことをより模式的に示すため
の増幅光のスペクトラムを示す図である。図4(a)
は、図2(a)と同様、入力信号光のスペクトラムを示
している。図4(b)は、光増幅部10によって増幅さ
れた増幅光のスペクトラムを示している。図4(c)
は、第1の光分岐器21によって分岐され、さらにバン
ド透過フィルタ41を透過後の光のスペクトラムを示し
ている。ここでは、信号光の中心波長1550nmに対
して、20dB抑圧幅が±5nmの波長帯域にある光の
みを透過させるバンド透過フィルタが用いられている。
【0033】一方、図4(d)は、第2の光分岐器22
で分岐され、第2のバンド透過フィルタ42を透過した
後の光のスペクトラムを示している。なお、第2のバン
ド透過フィルタ42は、図1に示される実施例と同様の
ものが用いられている。
【0034】図4(d)において、実線で示される中心
波長近傍の光より算出される光出力レベルから、一点左
線で示される信号光の中心波長を含むスペクトラムの
幅光に含まれる自然放出光の光出力レベルが算出され
る。そして、実際に測定された増幅光の光出力レベルか
上記方法によって算出された自然放出光の光出力レベ
ルが演算増幅器50で減算処理される。なお、本実施例
においても、減算処理の際の比例係数αの設定は、最初
に示した実施例と同様、光増幅部10に信号光を入力し
ない状態で式(3)の演算結果がゼロとなるようにすれ
ばよい。
【0035】この結果、図4(b)あるいは(c)に示
されるハッチングされた部分の純粋な増幅信号光のみの
光出力レベルが算定され、これをもとに帰還制御するた
めのモニタ信号が光増幅部10に送出される。このモニ
タ信号は、常に、信号光の中心波長を含むスペクトラム
の光とその近傍のみのスペクトラムの光の双方を測定し
減算処理して得られるので、たとえ増幅光に含まれる自
然放出光が変動しても、この影響を非常に受けにくい。
したがって、自然放出光の変動に影響されることなく、
精度よく増幅された信号光の光出力レベルを抽出し、こ
のレベルに基づいて帰還制御することが可能になり、安
定した光増幅伝送システムを実現することができるよう
になる。
【0036】なお、本発明の光増幅器の実施の形態を示
す図1および図3においては、光増幅部の詳細について
は示されていないが、具体的な光増幅部として光ファイ
バ増幅器、半導体光増幅器のどちらでも適用可能なこと
は言うまでもない。光ファイバ増幅器の場合であれば、
利得制御は励起光源となる半導体レーザダイオードへの
注入電流の制御により行うことができる。また、半導体
光増幅器であれば、半導体素子への注入電流により容易
に利得制御を行うことができる。
【0037】また、本発明の光増幅器で用いられている
狭波長帯域のバンド透過フィルタは、誘電帯多層膜から
なる干渉膜フィルタやフレーティング型フィルタによっ
て構成することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光増幅器
は、光増幅部によって増幅された光出力に対して、自然
放出光と本来の増幅されるべき信号光の総量による光出
力と、自然放出光のみの光出力の両者を測定する。そし
て、これら両者の差分を減算処理によって求め、これを
もとに光増幅部の利得を制御しているので、自然放出光
の変動による影響を除去して、精度の高い光増幅制御を
行い、増幅された光出力のレベルを高精度に一定に維持
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光増幅器の一実施例を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の光増幅器における各部での光のスペク
トラムを示す図である。
【図3】本発明の光増幅器の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図4】本発明の光増幅器の他の実施例における光のス
ペクトラムを示す図である。
【図5】従来の光増幅器の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 光増幅部 21 第1の光分岐器 22 第2の光分岐器 23 光分岐器 31 第1の受光器 32 第2の受光器 33 受光器 41 第1のバンド透過フィルタ 42 第2のバンド透過フィルタ 50 演算増幅器 60 光増幅部

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導放出現象を利用して入力された入力
    信号光を直接増幅して増幅された信号光(以下「増幅信
    号光」という。)と自然放出光とを含む増幅光を出力
    る光増幅手段と、 前記増幅光の全光出力レベルを測定する全光出力測定手
    段と、 前記増幅光から自然放出光のみを抽出して自然放出光総
    光出力レベルを測定する自然放出光総光出力レベル測定
    手段と、 前記全光出力レベルから前記自然放出光総光出力レベル
    を減算して増幅信号光レベルを算出する増幅信号光算出
    手段と、 前記増幅信号光レベルにより、前記増幅信号光の光出力
    レベルを一定に保つように前記光増幅手段の利得を制御
    する利得制御手段とを備えていることを特徴とする光増
    幅器。
  2. 【請求項2】 誘導放出現象を利用して入力された入力
    信号光を直接増幅して増幅信号光と自然放出光とを含む
    増幅光出力する光増幅手段と、 前記増幅光の一部を分岐させて第1の分岐光を出力する
    第1の光分岐手段と、 前記第1の分岐光を第1の電気信号に変換して出力する
    第1の受光手段と、 前記増幅光の一部を分岐させて第2の分岐光を出力する
    第2の光分岐手段と、 前記第2の分岐光のあらかじめ定められた特定波長帯域
    の光のみを透過させ、特定波長光を出力する第2の光透
    過フィルタ手段と、 前記特定波長光を第2の電気信号に変換して出力する第
    2の受光手段と、 前記第1の電気信号と第2の電気信号を減算処理して差
    分信号を出力をする演算増幅手段と、 前記差分信号により、前記増幅信号光光出力レベルを
    一定に保つように前記光増幅手段の利得を制御する利得
    制御手段とを備えていることを特徴とする光増幅器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光増幅器において、 前記特定波長帯域は、前記入力信号光の中心波長を含ま
    ないで、その近傍に設定されていることを特徴とする光
    増幅器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光増幅器において、 前記減算手段は、前記第1の分岐光から自然放出光を除
    去するように、前記特定波長光の光出力にあらかじめ定
    められた定数を乗じた値を前記第1の分岐光の光出力か
    ら減じる手段を含むことを特徴とする光増幅器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光増幅器において、 前記光増幅手段は、増幅用光ファイバと前記増幅用光フ
    ァイバに励起光を入力する励起光源を含む光ファイバ増
    幅器であることを特徴とする光増幅器。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光増幅器において、 前記利得制御手段は、前記励起光源への注入電流を制御
    する制御手段を備えていることを特徴とする光増幅器。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の光増幅器において、 前記光増幅手段は、半導体光増幅器であることを特徴と
    する光増幅器。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の光増幅器において、 前記利得制御手段は、前記半導体増幅器への注入電流を
    制御する制御手段を備えていることを特徴とする光増幅
    器。
  9. 【請求項9】 誘導放出現象を利用して入力された入力
    信号光を直接増幅して増幅信号光と自然放出光とを含む
    増幅光出力する光増幅手段と、 前記増幅光の一部を分岐させて第1の分岐光を出力する
    第1の光分岐手段と、 前記第1の分岐光のあらかじめ定められた特定波長帯域
    の光のみを透過させ、第1の特定波長光を出力する第1
    の光透過フィルタ手段と、 前記増幅光の一部を分岐させて第2の分岐光を出力する
    第2の光分岐手段と、 前記第2の分岐光のあらかじめ定められた特定波長帯域
    の光のみを透過させ、第2の特定波長光を出力する第2
    の光透過フィルタ手段と、 前記特定波長光を第2の電気信号に変換して出力する第
    2の受光手段と、 前記第1の電気信号と第2の電気信号を減算処理して差
    分信号を出力をする演算増幅手段と、 前記差分信号により、前記増幅信号光光出力レベルを
    一定に保つように前記光増幅手段の利得を制御する利得
    制御手段とを備えていることを特徴とする光増幅器。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の光増幅器において、 前記第1の特定波長帯域は、前記入力信号光の中心波長
    を含む近傍領域に設定され、 前記第2の特定波長帯域は、前記入力信号光の中心波長
    を含まないで、その近傍に設定されていることを特徴と
    する光増幅器。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の光増幅器において、 前記減算手段は、前記第1の分岐光から自然放出光を除
    去するように、前記特定波長光の光出力にあらかじめ定
    められた定数を乗じた値を前記第1の分岐光の光出力か
    ら減じる手段を含むことを特徴とする光増幅器。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の光増幅器において、 前記光増幅手段は、増幅用光ファイバと前記増幅用光フ
    ァイバに励起光を入力する励起光源を含む光ファイバ増
    幅器であることを特徴とする光増幅器。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の光増幅器において、 前記利得制御手段は、前記励起光源への注入電流を制御
    する制御手段を備えていることを特徴とする光増幅器。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の光増幅器において、 前記光増幅手段は、半導体光増幅器であることを特徴と
    する光増幅器。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の光増幅器において、 前記利得制御手段は、前記半導体増幅器への注入電流を
    制御する制御手段を備えていることを特徴とする光増幅
    器。
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