JP2003527956A - 液体の表面層を分離する装置 - Google Patents

液体の表面層を分離する装置

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JP2003527956A JP2001568849A JP2001568849A JP2003527956A JP 2003527956 A JP2003527956 A JP 2003527956A JP 2001568849 A JP2001568849 A JP 2001568849A JP 2001568849 A JP2001568849 A JP 2001568849A JP 2003527956 A JP2003527956 A JP 2003527956A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、液体中に浸漬された容器(6)によって液体の表面層を分離する装置に関する。この容器は、底部(7)と、この底部に連結されており、長さが可変である壁部材(8)と、壁部材に連結されており、開口を介して容器内の空間(10)に連通している分離部材(9)とを含んでいる。分離部材のオーバーフロー部(11)は、表面層の自由液面よりも下に位置しており、液体が流れるのを可能にしている。排出導管(4)は、液体を排出するために、その空間から延びている。分離部材に連結された浮き部材(15)は、容器の外側の液体上に浮き、分離部材に対して壁部材を伸ばす方向に持ち上げ力をかける。浸漬部材(16)は、分離部材に連結されており、オーバーフロー部よりも下に位置している。浸漬部材(16)は、ある質量を有しており、オーバーフロー部が自由液面よりも下に位置するように下向きの力をかけ、浸漬部材が部分的に液体中に位置し、オーバーフロー部が自由液面よりも上に位置するような量の液体で空間が満たされたときに液体圧力による持ち上げ力をかける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景および従来技術 本発明は、液体中に浸漬されるようになっている容器を含んでおり、底部と、
容器が液体中に浸漬されたときに実質的に垂直に延びる中心軸を有し、下側の端
部で底部に連結されており、中心軸に沿って長さが可変である壁部材と、壁部材
の上側の端部に連結され、容器に形成された空間に連通する開口と、液体を自由
液面を有する表面層から分離している間、この液面の少なくとも下方にこの液面
に隣接して位置し、かつ表面層からの液体をオーバーフロー部から溢れさせて開
口を通して、ある体積の分離された液体が収集される空間内に流し込むように構
成されているオーバーフロー部とを有している分離部材とを有し、空間の、分離
中に液体が満たされる部分から延び、液体を空間から排出するように構成された
排出導管と、分離部材に連結され、容器の外側に位置する液体上に浮き、分離部
材に対して壁部材を伸ばす方向に持ち上げ力をかけるように構成された浮き部材
とをさらに含んでいる、液体の表面層を分離する装置に関する。
【0002】 比較的重い液体から比較的軽い液体を分離する必要が多くの様々な場合にある
。たとえば、産業で使用され、油のような比較的軽い不純物を浄化する必要のあ
る、水、洗浄液、あるいは切削液などの種々の液体がこれに当てはまる。これら
の場合、浄化すべき液体は、収集タンクなどの中に位置することが最も多い。し
たがって、比較的軽い油不純物は、比較的重い液体の表面上に広い範囲にわたっ
て浮かぶ。このような油不純物が収集タンク内に収集されることを許せば、含ま
れている液体の侵食、バクテリアの集合および成長、およびかびの形成による健
康上の問題を引き起こす。さらに、浄化されない切削液は再利用できないので、
環境および経済の両面で問題になる。このような必要が生じる他の分野としては
、海または湖における、排出された油および表面上に浮く同様の不純物の除去と
、トランス油で汚染された水の浄化とがあり得る。
【0003】 米国特許第3633749号明細書は、表面層を分離する、冒頭に定義したよ
うな装置を開示している。この公知の装置の壁部材は、下側の外側シリンダと、
下側のシリンダ内で部分的に変位可能な上側の内側シリンダとを有している。2
つのシリンダは、この変位を可能にする密閉された可撓性の膜によって互いに連
結されている。米国特許第3633749号明細書によれば、膜に対する外側か
らの圧力と内側からの圧力との圧力差を利用して内側シリンダに持ち上げ力がか
けられる。
【0004】 国際特許出願第97/30821号明細書は、容器の空間内に配置され容器内
の液体上に浮く浮体を含む、表面層を分離する他の装置を開示している。容器内
の液位が上昇すると、浮体は、容器の蛇腹状の壁を伸ばし、容器内への液体の流
れを堰き止める。米国特許第5693218号明細書は、容器内の液体上に浮い
ている浮体によって表面層を分離する同様の装置を開示している。
【0005】 これらの種類の分離装置は、要求される条件がそれぞれ異なる様々な分野で頻
繁に使用されている。多くの場合、分離装置は、直径の小さい既存の穴を通して
比較的軽い不純物から浄化すべき液体用のタンクまたはトレイに浸漬できる必要
がある。したがって、タンクの深さおよびタンク内の自由液面の位置は広い範囲
内で変動する。このため、このような分離装置は、小さい外径を有し、かつ壁部
材を備え、この壁部材の中心軸に沿った長さが、多くの場合、最小の長さが最大
の長さの数分の一だけになるように大幅に変化することが望ましい。
【0006】 浮き部材が主として容器の外側の液体上に浮くように構成されているか、それ
とも容器の内側の液体上に浮くように構成されているかとは無関係に、浮き部材
は、壁部材の長さが最大であり、壁部材から分離部材への下向きの浸漬力が最大
になったときに、オーバーフロー部が自由液面よりも上に位置し、したがって、
液体が表面層から容器の空間内へ流れるのを遮るように必要に応じて分離部材を
持ち上げるのに十分であるような大きな力によって、分離部材を持ち上げ、かつ
壁部材を伸ばすことができるような寸法を有する必要がある。同時に、分離装置
は、空間内の液位が一定の液位よりも低くなったときにオーバーフロー部が自由
液面よりも上に位置するほど持ち上げられないように構成されている必要がある
。 発明の概要 本発明の目的は、液体の表面層の安定した確実な分離と収集を可能にし、複数
の分野で使用することのできる装置を提供することである。さらに、本発明の目
的は、空間内に収集された液体が、例えば汲出しによって排出されることによる
流れに自動的に適応する分離を行うことである。
【0007】 この目的は、空間内に設けられ、分離部材に連結され、オーバーフロー部から
下に一定の垂直距離だけ離れて位置する浸漬部材をさらに有しており、浸漬部材
は、一定の質量を有し、分離部材を、オーバーフロー部が自由液面よりも下に位
置するようになる程度に、浮き部材からの持ち上げ力の作用に対抗して容器を取
り囲む液体内に押し下げることができるようなオーダーの力である下向きの力を
分離部材にかけるように構成されており、さらに浸漬部材は、浸漬部材と分離部
材が、空間が浸漬部材の一部が液体中に位置するような量の液体で満たされたと
きに浸漬部材の最も低い点よりも上に位置する液体から浸漬部材に作用する液体
の圧力による持ち上げ方向の力の影響を受けるように構成されていることを特徴
とする、冒頭で定義した装置によって達成される。このように、オーバーフロー
部は、浸漬部材のこの部分が空間内の液体中に位置するときに自由液面よりも上
に位置する。
【0008】 浸漬部材を有する装置をこのように構成することにより、分離部材に強力に作
用し、浸漬部材が部分的に液体中に位置する程に多くの液体で容器内の空間が満
たされると直ぐに顕著に弱くなる下向きの浸漬力が装置に与えられる。これによ
り、この装置は、液体の表面層を非常に安定した確実な方法で分離し収集する。
このようにして、本発明により、様々な種類の液体および様々な程度の汚染を有
する液体に使用できる一般的な装置が得られる。さらに、この装置は、表面層を
分離する必要のある液体用の様々な種類のタンクに使用することができる。浸漬
部材により、この装置は、このようなタンク内の様々な液位に自動的に適合する
ことができる。
【0009】 本発明の一態様によれば、排出導管は、底部に連結され、底部の近くに液体排
出用の入口を有している。容器は、液体が存在するタンク内に設けられるように
なっており、底部および/または排出導管は、一定の深さでタンクに連結されて
いてもよい。このようにして、底部および/または排出導管が、装置の使用時に
タンクに対して所定の静止位置をとれるようにすることが可能である。
【0010】 本発明の他の態様によれば、浸漬部材は、下から中心軸に沿って大きくなる半
径方向断面積を有している。このようにして、容器の空間内の液体から浸漬部材
に作用する持ち上げ力は、液位が浸漬部材の最も低い点よりも上に連続的に上昇
するにつれて増大する。
【0011】 本発明の他の態様によれば、浸漬部材は実質的に一定の質量を有している。こ
のような浸漬部材は信頼できる機能を有する。質量は、容器が空のときにオーバ
ーフロー部が自由液面よりも下に位置する程の大きな下向きの力を、浸漬部材が
分離部材にかけるようなオーダーの質量である。
【0012】 本発明の他の態様によれば、浸漬部材は、上向きに開口しており、液体の一部
を受け入れるように構成された第1のポケットを含んでいる。そのポケットを素
早く満たせるように、容器は、液体の前記部分が第1のポケットに流入できるよ
うにする通路を含んでいてもよい。
【0013】 本発明の他の態様によれば、分離部材は、上記部材によって形成され、中心軸
の周りを延びている。このようにして、装置は容易に製造することが可能である
。したがって、上記部材は第1のポケットを形成するために曲がった形状になっ
ていてもよく、通路は、上記部材を通る少なくとも1つの穴を含んでいてもよい
【0014】 本発明の他の態様によれば、浮き部材は実質的に一定の質量を有する浮体を含
んでいる。浮き部材は、下向きに開口し、容器が液体中に浸漬されたときに気体
用の密閉された空間を形成するように構成された第2のポケットを含んでいても
よい。したがって、上記部材は第2のポケットを形成するために形状になってい
てもよい。
【0015】 本発明の他の態様によれば、浸漬部材は、中心軸に対して少なくとも部分的に
浮き部材よりも軸方向下側に設けられている。さらに、浸漬部材は、中心軸に対
して少なくとも部分的に浮き部材の半径方向内側に設けられていてもよい。
【0016】 本発明の他の態様によれば、容器は、中心軸に対して外側に延びるフランジ状
の部材を含んでおり、フランジ状の部材の内側の部分が浸漬部材の下側部分に連
結され、壁部材はフランジ状の部材の外側の部分に連結されている。浮き部材は
、フランジ状の部材のほぼ真上に位置していてもよい。
【0017】 これにより、空間内にフランジ状の部材よりも上に位置する液体は、フランジ
状の部材にも作用し、それにより、持ち上げ力が分離部材にも作用する。したが
って、浸漬部材の浸漬力は、浸漬部材が空間内の液位よりも下に位置するほど多
くの液体で容器内の空間が満たされると直ぐに比較的顕著に弱くなる。
【0018】 本発明の目的は、独立請求項16に定義された方法によっても達成される。
【0019】 次に、一例として説明する実施形態により、添付の図面を参照しながら、本発
明について詳しく説明する。 発明の様々な実施形態の詳細な説明 図1は、液体を受け入れて収納するように構成されたタンク空間2を形成する
タンク1を示している。タンク1は、たとえば、旋盤、フライス盤、または任意
の多作業機械などの任意の工作機械から切削液を受け入れるように構成されてい
てもよい。使用済みの切削液は、切削液よりも密度が低く、したがって、タンク
空間2内の液体の表面層に収集される不要な物質、たとえば油を含む。したがっ
て、切削液を再利用できるようにこの表面層を分離することが望ましい。図1は
、タンク空間2の液体の表面層を分離するこのような装置3を示している。分離
された表面層は、排出導管4を介して、表面層の様々な成分を分離できるように
表面層をさらに処理することができる遠心分離機5に搬送される。
【0020】 分離装置3は、タンク1内の液体中に浸漬された容器6を含んでいる。容器6
は、タンク1の底部に当接するかまたは連結されている底板7の形の底部を含ん
でいる。さらに、容器6は、容器6が液体中に浸漬されたときにほぼ垂直に延び
る中心軸xを有する壁部材8を含んでいる。円筒を形成している壁部材8は、壁
部材8の下方の端部で壁部材8の周囲全体にわたって底板7に連結されている。
さらに、壁部材8は、中心軸xの方向に長さが可変であり、開示された例では蛇
腹のように構成されている。壁部材8を他の方法で構成してもよく、たとえば、
伸縮自在の壁部材として構成してもよいことに留意されたい。さらに、容器6は
、壁部材8の上方の端部に円筒状の壁部材8の周囲全体にわたって連結された環
状の分離部材9を含んでいる。したがって、容器6は内側の空間10を形成し、
円筒状の分離部材9は、容器6の内側の空間10用の開口でもある開口を形成し
ている。分離部材9はオーバーフロー部11を有しており、自由液面を有する表
面層からの液体は、オーバーフロー部11から溢れて表面層から開口を通って内
側の空間10内に流れ込む。このようにして、表面層からのある体積の分離され
た液体が内側の空間10内に収集される。
【0021】 さらに、分離装置3は、上述の排出導管4を含んでおり、この排出導管4を介
して、分離された液体を、開示されていないポンプ部材によって内側の空間10
から遠心分離機5に汲み出すことが可能である。排出導管4は、底板7の近くに
位置する入口12を有している。開示した例では、排出導管4は底板7に連結さ
れ固定されている。したがって、分離部材9は、壁部材8の長さが可変であるこ
とによって、底板7に対して上向きおよび下向きに変位することができる。した
がって、分離部材9は排出導管4に対して変位し、また、分離部材9は、排出導
管4の、容器6に導入される部分4’上に滑り可能に設けられており、スポーク
14を介して分離部材9に完全に連結されている案内リング13を含んでいる。
したがって、底板7と排出導管4は、タンク1に対して固定されている。しかし
ながら、排出導管4はタンク1に対して固定されていると常に考えてよく、分離
部材9だけでなく底板7も排出導管4に対して垂直方向に移動させることができ
る。
【0022】 分離部材3は、浮き部材15と浸漬部材16も含んでいる。浮き部材15は、
容器6の外側に存在する液体上に浮き、分離部材9に持ち上げ力をかけるように
構成されており、すなわち、浮き部材15は壁部材8を伸ばそうとする。浸漬部
材16は、一定の質量を有しており、分離部材9に下向きの力をかけるように構
成されている。この下向きの力は、浮き部材15からの持ち上げ力の作用に対抗
して、容器6を取り囲む液体中に分離部材9を押し下げることができるようなオ
ーダーの力である。より詳しくは、浸漬部材16の質量は、浸漬部材16が、オ
ーバーフロー部11が自由液面よりも下に位置するほど下方に分離部材9を押し
下げることができるようなオーダーの力である。それにより、表面層からの液体
は、この空間10が分離された液体で満たされるように容器6の内側の空間10
内に流れ込む。内側の空間10内の液位が浸漬部材16に達すると、浸漬部材1
6に作用する、内側の空間10内の液体からの液体圧力によって、分離部材9に
持ち上げ方向に力がかけられる。浸漬部材16は、この持ち上げ力が、浸漬部材
16の全体がその液位よりも下に位置する前にオーバーフロー部11が自由液面
よりも上に位置するようなオーダーの力になるような寸法になっている。したが
って、浸漬部材16は、容器7が空であるか、または少量の分離された液体しか
含んでいないときに、オーバーフロー部11を下向きに自由液面よりも下に変位
させると共に、浸漬部材16が浮き部材15の垂直高さの近くの垂直高さに位置
しているために、容器7が分離された液体でほぼ満たされたときに、オーバーフ
ロー部11を上向きに自由液面よりも上に変位させるように働く。
【0023】 図1に開示した実施形態では、分離部材9、浮き部材15、および浸漬部材1
6は、たとえば圧縮成形や押出成形による、金属、プラスチック、ゴム、または
他の任意の適切な材料からなる曲がった形状の、すなわち成形された比較的薄い
部材17で構成されている。部材17は、上向きに開口した第1のポケット18
と、下向きに開口した第2のポケット19とを形成するように構成されている。
第1のポケット18は浸漬部材16を形成し、第2のポケット19は浮き部材1
5を形成している。第1のポケット18、すなわち浸漬部材16は、第1の実施
形態では、第2のポケット19、すなわち浮き部材15の半径方向内側に位置し
ている。さらに、第1の実施形態では、第1のポケット18、すなわち浸漬部材
16は、第2のポケット19、すなわち浮き部材15よりもいくらか下に位置し
ている。したがって、容器6が水中に浸漬されると、下向きに開口している第2
のポケット19は、浮き部材15の浮体として機能するガスクッションを密閉す
る。浸漬部材16に十分な質量を与えるために穴20の形の1つまたはいくつか
の通路が設けられており、これらの通路は、容器6を取り囲む液体が穴20を通
って第1のポケット18に流れ込み、第1のポケット18が液体で満たされるよ
うに働くことができるように、部材17を通って延びている。それにより、浸漬
部材16の質量が大きくなり、浸漬部材16は、上述の下向きの力を分離部材に
かけることができる。図1に開示した実施形態では、表面層からの液体はオーバ
ーフロー部11を越えて第1のポケット18内に流れ込む。第1のポケット18
が満たされると、第1のポケット18内の液体は部材17の端縁部17aを越え
て内側の空間10内に流れ落ちる。端縁部17aは、オーバーフロー部11より
も垂直方向下側に位置している。
【0024】 図2に示した第2の実施形態は、第1のポケット18、すなわち浸漬部材16
が、第1のポケット19、すなわち浮き部材15のほぼ真下に設けられているこ
とだけが、第1の実施形態と異なっている。実質的に同じ機能を有する部材は、
開示した全ての実施形態において同じ参照符号が付されていることに留意された
い。図2〜5に開示した実施形態では、これらの図では遠心分離機5または他の
任意の浄化装置が省略されている。
【0025】 図3に示した第3の実施形態は、一定の質量を有する浸漬部材16を含んでい
る。この場合、浸漬部材16は、たとえば金属やプラスチックなどの固体材料で
製造されていてもよい。
【0026】 図4に示した第4の実施形態では、浮き部材15は、むしろ、例えば多孔性の
プラスチック等の任意の軽量材料で製造されていてもよい中実の浮体のように構
成されている。
【0027】 第3および第4の実施形態では、浸漬部材16は、中心軸xに沿って下から徐
々に大きくなる半径方向断面積をさらに有している。それにより、浸漬部材16
に作用する、容器の空間内の液体からの持ち上げ力は、液位が浸漬部材16の最
も低い点から連続的に上昇するにつれて大きくなる。
【0028】 図5に示した第5の実施形態では、フランジ状の環状部材2が部材17の下側
部分に連結されている。フランジ状の部材22は、中心軸xに対してほぼ半径方
向外側に延びており、部材17はフランジ状の部材22の内側の部分に連結され
、壁部材8はフランジ状の部材22の半径方向外側の部分に連結されている。浮
き部材15は、フランジ状の部材22のほぼ真上に位置している。
【0029】 第3、第4、および第5の実施形態において、案内リング13およびスポーク
14は、これらの要素は分離装置3の機能には必要でないことを示すために省略
されている。
【0030】 オーバーフロー部11は、図1〜3および図5のように丸められた縁部のよう
い構成してもよいし、図4のように比較的鋭い縁部のように構成してもよい。オ
ーバーフロー部11は、ほぼ半径方向内側に内側の空間10へ開口の方へ延び、
したがって、表面層からの液体用の流路を形成するスロット(不図示)を含んで
いてもよい。
【0031】 このことは、空間10への流入を安定に規制することができ、空間内の液位を
ほぼ一定のレベルに維持できることを意味する。
【0032】 伸長可能な蛇腹状の壁要素8は、底板7および浸漬部材16に接着されていて
もよいし、溶着されていてもよい。あるいは、壁要素8は、場合によっては縁部
またはフランジを覆って底板7と浸漬部材16のそれぞれの外側に嵌め込まれて
もよい。
【0033】 本発明は、開示された実施形態に限られず、特許請求の範囲の範囲内で変形し
、改良することが可能である。
【0034】 たとえば、本発明は、使用済みの切削液の表面層を分離することに限られず、
任意の液体の表面層を分離するのに用いることができる。容器6を浸漬すべき液
体はタンク内に取り囲まれている必要はなく、本発明はたとえば、海または湖に
浮かぶ廃油を含む表面層を分離することに用いることが可能である。
【0035】 浸漬部材16は交換可能な大きくない錘を第1のポケット16に受け入れるこ
とが可能な構成であるので、この装置は、たとえば液体の密度に関する、様々な
条件に適合することもできる。このような錘は、たとえば、リングの形であって
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態による液体の表面層を分離する装置の断面図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態による装置の断面図である。
【図3】 本発明の第3の実施形態による装置の断面図である。
【図4】 本発明の第4の実施形態による装置の断面図である。
【図5】 本発明の第5の実施形態による装置の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体中に浸漬されるようになっている容器(6)を含んでお
    り、 底部(7)と、 前記容器(6)が前記液体中に浸漬されたときに実質的に垂直に延びる中心軸
    (x)を有し、下側の端部で前記底部(7)に連結されており、前記中心軸(x
    )に沿って長さが可変である壁部材(8)と、 前記壁部材(8)の上側の端部に連結され、前記容器(6)に形成された空間
    (10)に連通する開口と、液体を自由液面を有する表面層から分離している間
    、この液面の少なくとも下方にこの液面に隣接して位置し、かつ前記表面層から
    の液体をオーバーフロー部(11)から溢れさせて前記開口を通して、ある体積
    の分離された液体が収集される前記空間(10)内に流し込むように構成されて
    いるオーバーフロー部(11)とを有している分離部材(9)とを有し、 前記空間(10)の、分離中に液体が満たされる部分から延び、液体を前記空
    間(10)から排出するように構成された排出導管(4)と、前記分離部材(9
    )に連結され、前記容器(6)の外側に位置する液体上に浮き、前記分離部材(
    9)に対して前記壁部材(8)を伸ばす方向に持ち上げ力をかけるように構成さ
    れた浮き部材(15)とをさらに含んでいる、液体の表面層を分離する装置にお
    いて、 該装置は、前記空間(10)内に設けられ、前記分離部材(9)に連結され、
    前記オーバーフロー部(11)から下に一定の垂直距離だけ離れて位置する浸漬
    部材(16)をさらに有しており、該浸漬部材(16)は、一定の質量を有し、
    前記分離部材(9)を、前記オーバーフロー部(11)が前記自由液面よりも下
    に位置するようになる程度に、前記浮き部材(15)からの持ち上げ力の作用に
    対抗して前記容器(6)を取り囲む前記液体内に押し下げることができるような
    オーダーの力である下向きの力を前記分離部材(9)にかけるように構成されて
    おり、さらに前記浸漬部材(16)は、前記浸漬部材(16)と前記分離部材(
    9)が、前記空間(10)が前記浸漬部材(16)の一部が液体中に位置するよ
    うな量の液体で満たされたときに前記浸漬部材(16)の最も低い点よりも上に
    位置する前記液体から前記浸漬部材(16)に作用する前記液体の圧力による持
    ち上げ方向の力の影響を受けるように構成されていることを特徴とする、液体の
    表面層を分離する装置。
  2. 【請求項2】 前記排出導管(4)は、前記底部(7)に連結され、前記底
    部(7)の近くに前記液体排出用の入口(12)を有していることを特徴とする
    、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記容器(6)は、前記液体が存在するタンク(1)内に設
    けられるようになっており、前記底部(7)および/または前記排出導管(4)
    は、一定の深さのところで前記タンク(1)に連結されていることを特徴とする
    、請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記浸漬部材(16)は、下から前記中心軸(x)に沿って
    大きくなる半径方向断面積を有していることを特徴とする、請求項1から3のい
    ずれか1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記浸漬部材(16)は実質的に一定の質量を有しているこ
    とを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記浸漬部材(16)は、上向きに開口しており、前記液体
    の一部を受け入れるように構成された第1のポケット(18)を含んでいること
    を特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記容器(6)は、前記液体の前記部分が前記第1のポケッ
    ト(18)に流入できるようにする通路(20)を含んでいることを特徴とする
    、請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記分離部材(9)は、部材(17)によって形成され、前
    記中心軸(x)の周りを延びていることを特徴とする、請求項1から7のいずれ
    か1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記通路(20)は、前記部材(17)を通る少なくとも1
    つの穴を含んでいることを特徴とする、請求項7および8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記浮き部材(15)は実質的に一定の質量を有する浮体
    を含んでいることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記浮き部材(15)は、下向きに開口し、前記容器(6
    )が前記液体中に浸漬されたときに気体用の密閉された空間を形成するように構
    成された第2のポケット(19)を含んでいることを特徴とする、請求項1から
    9のいずれか1項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記部材(17)は前記第2のポケット(19)を形成す
    るために曲がった形状になっていることを特徴とする、請求項8および12に記
    載の装置。
  13. 【請求項13】 前記浸漬部材(16)は、少なくとも一部が前記中心軸(
    x)に対して前記浮き部材(15)よりも軸方向下側に設けられている、請求項
    1から12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記浸漬部材(16)は、少なくとも一部が前記中心軸(
    x)に対して前記浮き部材(15)の半径方向内側に設けられている、請求項1
    から13のいずれか1項に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記容器(16)は、前記中心軸(x)に対して外側に延
    びるフランジ状の部材(22)を含んでおり、該フランジ状の部材(22)の内
    側の部分が前記浸漬部材(16)の下側部分に連結され、前記壁部材(8)は前
    記フランジ状の部材(22)の外側の部分に連結されていることを特徴とする、
    請求項1から14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 【請求項16】 容器(6)は、底部(7)と、中心軸(x)に沿って長さ
    が可変であり、壁部材(8)の下側の端部で前記底部(7)に連結された壁部材
    (8)と、前記壁部材(8)の上側の端部に連結され、開口とオーバーフロー部
    (11)を有している分離部材(8)とを含んでおり、 装置は、前記分離部材(9)に連結された浮き部材(15)と前記分離部材に
    連結された浸漬部材(11)とを含んでおり、前記浸漬部材は、前記空間内に設
    けられ、前記中心軸(x)に沿って前記オーバーフロー部(11)から一定の距
    離に位置している、空間を形成する容器(6)によって液体の表面層を分離する
    方法であって、 前記中央軸(x)が実質的に垂直に延びるように前記容器(6)を前記液体中
    に浸漬するステップと、 前記容器(6)の外側に位置する前記液体上に浮き、前記分離部材(9)に対
    して前記壁部材(8)を伸ばす方向に持ち上げ力をかける前記浮き部材(15)
    によって、前記容器を前記液体中に浮かせ続けるステップと、 前記分離部材(9)を、前記浮き部材(15)からの持ち上げ力の作用に対抗
    して、前記オーバーフロー部(11)が前記表面層の自由液面よりも下に位置す
    るようになる程度に、前記容器(6)を取り囲む液体中に押し下げることができ
    るようなオーダーの下向きの力を前記分離部材にかける前記浸漬部材(16)に
    よって、前記容器(6)を前記液体中に押し下げるステップと、 ある体積の分離された液体が前記空間内に収集されるように、前記表面層から
    の液体を、前記オーバーフロー部(11)から溢れさせて前記開口を通して前記
    空間(10)に流すステップと、 前記空間(10)内に収集された前記液体を排出導管(4)を経て前記空間か
    ら排出し、かつ前記空間(10)内の、前記浸漬部材(16)の最も低い点より
    も上に位置する、前記液体から前記浸漬部材(16)に作用する前記液体の圧力
    による持ち上げ方向の力を前記浸漬部材(16)および前記分離部材(9)に与
    えることによって、前記分離部材(9)を、前記分離部材(16)が部分的にこ
    の液体中に位置するような量の液体で前記空間(10)が満たされたときに、前
    記オーバーフロー部(11)が前記自由液面よりも上に位置する程度に持ち上げ
    る、前記容器(6)を前記液体中の所望の高さに維持するステップとを有する、
    液体の表面層を分離する方法。
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