JP2003527861A5

JP2003527861A5 -

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Publication number: JP2003527861A5
Application number: JP2001569367A
Authority: JP
Filing date: 2001-03-08
Publication date: 2008-05-01

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】配列番号：２のアミノ酸配列を含む、抗組織因子（抗ＴＦ）抗体。
【請求項２】配列番号：４のアミノ酸配列を含む、抗組織因子（抗ＴＦ）抗体。
【請求項３】配列番号：５のアミノ酸配列を含む、抗組織因子（抗ＴＦ）抗体。
【請求項４】配列番号：６のアミノ酸配列を含む、抗組織因子（抗ＴＦ）抗体。
【請求項５】配列番号：２のアミノ酸配列を含む、抗組織因子（抗ＴＦ）抗体重鎖可変ドメイン。
【請求項６】配列番号：４のアミノ酸配列を含む、抗組織因子（抗ＴＦ）軽鎖可変ドメイン。
【請求項７】配列番号：５のアミノ酸配列を含む、抗組織因子（抗ＴＦ）重鎖可変ドメイン。
【請求項８】配列番号：６のアミノ酸配列を含む、抗組織因子（抗ＴＦ）軽鎖可変ドメイン。
【請求項９】重鎖可変ドメイン及び軽鎖可変ドメインを含むヒト化抗組織因子（抗ＴＦ）抗体であって、重鎖可変ドメインがＧＦＮＩＫＥＹＹＭＨ（配列番号：７）の配列を有する超可変領域ＣＤＲ-Ｈ１、ＬＩＤＰＥＱＧＮＴＩＹＤＰＫＦＱＤ（配列番号：８）の配列を有するＣＤＲ-Ｈ２及びＤＴＡＡＹＦＤＹ（配列番号：９）の配列を有するＣＤＲ-Ｈ３である抗体。
【請求項１０】前記超可変領域が、ヒトフレームワーク領域に提供される、請求項９のヒト化抗ＴＦ抗体。
【請求項１１】配列番号：２の重鎖可変ドメインを含む、請求項１０のヒト化抗ＴＦ抗体。
【請求項１２】前記軽鎖可変ドメインが、ＲＡＳＲＤＩＫＳＹＬＮ（配列番号：１０）の配列を有する超可変領域ＣＤＲ-Ｌ１、ＹＡＴＳＬＡＥ（配列番号：１１）の配列を有するＣＤＲ-Ｌ２及びＬＱＨＧＥＳＰＷＴ（配列番号：１２）の配列を有するＣＤＲ-Ｌ３を含む、請求項９のヒト化抗ＴＦ抗体。
【請求項１３】前記超可変領域が、ヒトフレームワーク領域に提供される、請求項１２のヒト化抗ＴＦ抗体。
【請求項１４】配列番号：４の軽鎖可変ドメインを含む、請求項９のヒト化抗ＴＦ抗体。
【請求項１５】Ｄ３Ｈ４４又は５Ｇ６抗体と本質的に同一の超可変領域を含む抗ＴＦ抗体。
【請求項１６】請求項１５に記載の抗ＴＦ抗体であって、前記抗体は重鎖可変ドメイン及び軽鎖可変ドメインを含み、前記重鎖ドメインはＧＦＮＩＫＥＹＹＭＨ（配列番号：７）の配列を有する超可変領域ＣＤＲ-Ｈ１、ＬＩＤＰＥＱＧＮＴＩＹＤＰＫＦＱＤ（配列番号：８）の配列を有するＣＤＲ-Ｈ２及びＤＴＡＡＹＦＤＹ（配列番号：９）の配列を有するＣＤＲ-Ｈ３を含み、前記軽鎖可変ドメインはＲＡＳＲＤＩＫＳＹＬＮ（配列番号：１０）の配列を有する超可変領域ＣＤＲ-Ｌ１、ＹＡＴＳＬＡＥ（配列番号：１１）の配列を有するＣＤＲ-Ｌ２及びＬＱＨＧＥＳＰＷＴ（配列番号：１２）の配列を有するＣＤＲ-Ｌ３を含む、抗体。
【請求項１７】請求項１５に記載の抗ＴＦ抗体であって、前記抗体は重鎖可変ドメイン及び軽鎖可変ドメインを含み、前記重鎖ドメインはＧＹＴＦＴＥＹＮＭＤ（配列番号：５の第２６位から第３５位）の配列を有する超可変領域ＣＤＲ−Ｈ１、ＤＩＮＰＮＮＧＮＴＩＹＮＱＫＦＫＧ（配列番号：５の第５０位から第６６位）の配列を有するＣＤＲ−Ｈ２及びＤＨＤＹＹＦＤＦ（配列番号：５の第９９位から第１０６位）の配列を有するＣＤＲ−Ｈ３を含み、前記軽鎖可変ドメインはＬＡＳＱＴＩＤＴＷＬＡ（配列番号：６の第２４位から第３４位）の配列を有する超可変領域ＣＤＲ-Ｌ１、ＡＡＴＳＬＡＤ（配列番号：６の第５０位から第５５位）の配列を有するＣＤＲ-Ｌ２及びＱＱＰＹＳＳＰＹＴ（配列番号：６の第８９位から第９７位）の配列を有するＣＤＲ-Ｌ３を含む、抗体。
【請求項１８】前記超可変領域が、ヒトフレームワーク領域に提供される、請求項１５ないし１７の何れか１項に記載の抗ＴＦ抗体。
【請求項１９】ＧＦＮＩＫＥＹＹＭＨ（配列番号：７）の配列を有する超可変領域ＣＤＲ-Ｈ１、ＬＩＤＰＥＱＧＮＴＩＹＤＰＫＦＱＤ（配列番号：８）の配列を有するＣＤＲ-Ｈ２及びＤＴＡＡＹＦＤＹ（配列番号：９）の配列を有するＣＤＲ-Ｈ３を含むヒト化抗体重鎖可変ドメイン、又はＲＡＳＲＤＩＫＳＹＬＮ（配列番号：１０）の配列を有する超可変領域ＣＤＲ-Ｌ１、ＹＡＴＳＬＡＥ（配列番号：１１）の配列を有するＣＤＲ-Ｌ２及びＬＱＨＧＥＳＰＷＴ（配列番号：１２）の配列を有するＣＤＲ-Ｌ３を含むヒト化抗体軽鎖可変ドメインをコードする配列を含む単離された核酸分子。
【請求項２０】配列番号：２又は５の抗ＴＦ抗体重鎖可変ドメインをコードする配列を含む単離された核酸。
【請求項２１】配列番号：４又は６の抗ＴＦ抗体軽鎖可変ドメインをコードする配列を含む単離された核酸。
【請求項２２】請求項１ないし４及び請求項９ないし１８の何れか１項に記載の抗体、又は請求項５ないし８の何れか１項に記載の可変ドメインをコードする配列を含む単離された核酸。
【請求項２３】請求項１９ないし２２の何れか１項に記載の核酸を含み、発現する能力のあるベクター。
【請求項２４】請求項２３のベクターで形質転換した組み換え宿主細胞。
【請求項２５】組み換え宿主細胞で、請求項１ないし４及び請求項９ないし１８の何れか１項に記載の抗体をコードする核酸を発現させることを含む、抗体を製造する方法。
【請求項２６】組み換え宿主細胞で、抗体をコードする請求項１９ないし２１の何れか１項に記載の核酸を発現させることを含む、抗体を製造する方法。
【請求項２７】抗体の重鎖及び軽鎖をコードする核酸分子が、前記組み換え宿主細胞に共発現される請求項２５又は２６の方法。
【請求項２８】請求項２５ないし２７の何れか１項に記載の方法により製造された抗体。
【請求項２９】請求項１ないし４、請求項９ないし１８及び請求項２８の何れか１項に記載の抗体を、製薬的に許容可能な担体との混合物中に含む組成物。
【請求項３０】前記抗体が、抗ヒトＴＦ（抗ｈＴＦ）抗体である請求項２９の組成物。
【請求項３１】前記抗体が、ヒト化されている請求項２９の組成物。
【請求項３２】請求項１ないし４、請求項９ないし１８及び請求項２８の何れか１項に記載の抗組織因子（抗ＴＦ）抗体の有効量を含む、ＴＦ-ＦＶＩＩａ関連疾患又は障害の予防又は治療のための医薬。
【請求項３３】前記障害が、血栓症及び凝固障害である請求項３２の医薬。
【請求項３４】前記障害が：深部脈管血栓症、動脈血栓症、発作、腫瘍転移、血栓溶解、動脈硬化症及び血管形成術後の再狭窄、急性および慢性の徴候、例えば炎症、敗血症ショック、毒血症、低血圧、成人呼吸困難症候群（ＡＲＤＳ）、及び汎発性血管内血液凝固（ＤＩＣ）からなる群から選択される請求項３３の医薬。