JP2003527544A - ねじ又はねじ締付け用のナットもしくはワッシャの形態をした連結部材及びそのねじ締付け方法 - Google Patents

ねじ又はねじ締付け用のナットもしくはワッシャの形態をした連結部材及びそのねじ締付け方法

Info

Publication number
JP2003527544A
JP2003527544A JP2001553542A JP2001553542A JP2003527544A JP 2003527544 A JP2003527544 A JP 2003527544A JP 2001553542 A JP2001553542 A JP 2001553542A JP 2001553542 A JP2001553542 A JP 2001553542A JP 2003527544 A JP2003527544 A JP 2003527544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
tightening
connecting member
annular
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001553542A
Other languages
English (en)
Inventor
フォルカー・シャッツ
Original Assignee
シャッツ・アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シャッツ・アクチェンゲゼルシャフト filed Critical シャッツ・アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2003527544A publication Critical patent/JP2003527544A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B39/00Locking of screws, bolts or nuts
    • F16B39/22Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening
    • F16B39/28Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening by special members on, or shape of, the nut or bolt
    • F16B39/282Locking by means of special shape of work-engaging surfaces, e.g. notched or toothed nuts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B31/00Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts
    • F16B31/02Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts for indicating the attainment of a particular tensile load or limiting tensile load
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/24Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for determining value of torque or twisting moment for tightening a nut or other member which is similarly stressed
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/24Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for determining value of torque or twisting moment for tightening a nut or other member which is similarly stressed
    • G01L5/243Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for determining value of torque or twisting moment for tightening a nut or other member which is similarly stressed using washers

Abstract

(57)【要約】 ねじ又はねじ締付け用のナット又はワッシャの形態をした連結部材は、その支え面に、少なくとも1つの突起11及び更に半径方向外方に配置された少なくとも1つの表面領域17を有する。上記突起の高さ及び断面は、当該ねじ連結部材を締付けた際、上記突起が弾性変形又は塑性変形して予め定められた圧縮応力に到達すると同時に、半径方向外方に配置された領域17が係合することとなるように寸法決めされる。上記ねじ連結部材は、通常どおり、予め定められた締付けトルクで締付けられると、本発明では上記締付けトルクに対応する圧縮応力の許容差の範囲が低減する。上記突起が十分に変形して半径方向外方に配置された領域との係合を生じる、トルク対回転角の変化率の変化が、当該締付け操作を終了する判断基準として採用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ねじ締付け用のねじ締付け用のねじ、ナット又はワッシャ等の形態
をした連結素子に関する。この連結素子は、連結される構造部分の対応する対抗
面を支えるようにした環状係合又は支え面を有する。また、本発明は、上記連結
素子を含むねじ連結素子のねじ締付け方法に関する。
【0002】 (背景技術) 最近の製品設計において、ねじ締付けにおいて予め定められた最小限の圧縮応
力をもってねじ締付けされるように当該ねじ締め部材に特別の方法で高応力をも
ってねじ締付けすることが重要とされる。この圧縮応力が最小値以下であると、
このねじ締付けでは十分に応力が掛けられ又は負荷されず、緩みを生じることと
なる。一方、上記圧縮応力が所定の最大値を超えないようにしなければならず、
さもないと、当該ねじ締付けは過負荷となり、尚早に疲労したり又は破壊される
こととなる。したがって、ねじ締付け時に及ぼされる圧縮応力の許容範囲は出来
る限り狭いものとしなければない。
【0003】 圧縮応力又は初期応力は直接測定することができない。それに代えて、一般に
、ねじ連結部材をねじ締めする際に生起するトルクが測定される。上記トルクと
圧縮応力間の関係は、他の諸事項のうち、当該ねじとそれにより固定される構造
部分間の摩擦関係に依存し、その重要な部分がねじ頭又はナットの支え面と固定
される構造部分の対応する対向面間の摩擦によって果たされる。摩擦係数μによ
って表される、係合又は支え面と対向面間の摩擦特性は、実際上、例えば両面の
潤滑状態に応じてかなりのバラツキを蒙る。実際上、生じる大きな許容差は、実
測締付けトルクと関連するねじ連結部材の圧縮応力の大きな許容差をもたらすこ
ととなる。
【0004】 図面の第5図に対し注意すべき点を説明する。これは、2つの異なった代表的
な摩擦係数値μ=0.160(直線A)と摩擦係数値μ=0.08(直線B)に
関し、横軸に沿ってプロットされた締め付けトルクと縦軸に沿ってプロットされ
た圧縮応力間の関係をグラフで示すものである。座標軸に沿って目盛られた数値
は、ねじ山サイズM10を有するねじ連結部材についての代表的なものである。
摩擦係数μ=0.16とされる場合、締付けトルクMが増大するにつれて圧縮応
力Fは直線Aに沿って線形に増大して予め定められた締付けトルク値Mに到達
し、該圧縮応力Fは推奨最小値F1、例えば、15kN(キロニュートン)に到
達する。一方、摩擦係数μ=0.08とされる場合、締付けトルクMが増大する
につれて、圧縮応力Fは直線Bに沿って上昇する。何故ならば、締付けトルクM
の一部分のみが当該摩擦に抵抗し得るからである。上記と同様の締付けトルクM
の予め定められた値Mには、圧縮応力が、例えば、F2=30kNに到達した
ときである。したがって、このような摩擦係数μの許容差によって所定の締付け
トルクMに対して達成される圧縮応力の許容差ΔFを大きくすることができる
。図5の実施例において、許容差ΔF=15kNは最小圧縮応力F1の100%
に相当する。そのような大きな許容差とすることにより、圧縮応力F2の上限値
を、当該タイプのボルト又はねじに対し推奨される最大圧縮応力よりも大きなも
のとされる。これは、最小圧縮応力F1に対し必要とされるよりも大きな荷重に
耐え得るねじを使用することが必要となる。
【0005】 (本発明の解決しようとする課題) 本発明は、ねじ連結部材、特に、ボルトもしくはねじ又はナットもしくはワッ
シャを含む、連結素子の形態上の問題に基づいてなされたものであって、所定の
締付けトルクに対し達成されるねじ連結部材の圧縮応力の摩擦-依存許容差を縮
小しようとするものである。さらに、本発明の目的とすることは、現存の摩擦係
数とは実質的に無関係に定められた最小圧縮応力に対しねじ連結部材の締付けを
許容する、そのようなねじ連結部材用の組立て方法を提供することにある。
【0006】 DE-3741510A1は、ボルトもしくはねじ又は支え面に少なくとも1
つの環状突起が形成されたナットもしくはワッシャの形態とされる自動ロック連
結素子を開示している。この環状突起は対向面に食い込むようにしたもので、そ
れによりねじ頭、ナット又はワッシャを固定して当該ねじ連結部材の緩みを確実
に防止するようにしたものである。同様の目的で、DE-3641836A1に
より知られている自動ロック連結素子は、その係合面又は支え面上の突起と、格
子状パターン形態の凹部により構成され、これらの凹部を対向面に押し付けて当
該固定素子をロックして緩み方向への回転を防止するようにしたものである。
【0007】 本発明の課題解決手段は請求項1の技術的事項を特徴とするものである。その
従属項は本発明を更に改良した有利なものである。
【0008】 本発明の課題解決手段は、摩擦状態の変化に基くものであって、そのような変
化は、少なくとも1つの突起において、当該ねじ連結部材に対し予め定められた
最小圧縮応力に到達したときに生じ、上記突起が変形し、当該支え面における上
記突起の半径方向外方に配置された領域が対向面と係合することとなる。この結
果支え面における対向面と摩擦接触する領域の有効半径が急激に増大することと
なる。本発明は、上記突起の断面領域及びその段差の高さを慎重に寸法決めして
、予め定められた当該ねじ連結部材の最小圧縮応力に到達した際、上記突起が精
確に所定量変形するとともに上記支え面における上記突起より半径方向外方に配
置された領域に荷重するようにしたものである。
【0009】 (本発明の好ましい実施例の形態) 以下に、本発明を、実施例を示す添付図面とともに説明する。 図1に示されるボルト又はねじ1は、6辺形のねじ頭3を有するつば付ねじと
され、該ねじ頭3は、半径方向に突出するつば又はフランジ5により拡張される
とともにねじ山部分9を具備したボルト軸部7と接合される。Dsはボルト軸部
7の直径を示し、該直径寸法はねじ山部分9のねじの谷径と同等寸法とされる。
【0010】 ねじ頭3又はそのつば部5の下面に係合又は支え面があり、該支え面は、通常
のボルト又はねじにおいて、平面とされる。図1に示されるねじにおいて、ボル
ト軸部7に近い支え面に環状突起11が形成され、半径方向内方及び外方にそれ
ぞれ内環状溝部13及び外環状溝部15が形成されている。外環状溝部15は、
支え面における更に半径方向外方に配置される環状外領域17から当該環状突起
11を分離している。本実施例において、環状突起11は、内径Di及び外径D
aの方形状断面を有する。環状突起11の内径Diは、好ましくは、ねじ山部分
9の外径と同等又はそれよりも若干大きい寸法とされる。外径Daは、環状領域
(Da−Di)π/4がボルト軸部7の断面積Dsπ/4より大きくされ
ず、好ましくは、それ以下の大きさに選定される。環状突起11は、支え面にお
ける環状外領域17と比べ、図1における右側部にhを付して示される(高さの
)段差を有する。この段差hは、図1においては誇張して示される。実際上、該
段差hは約0.01mmのオーダ又はそれ以下の大きさとされる。
【0011】 ねじ又はボルト1が構造部分に堅固にねじ締付けされると、環状突起11の端
面は該構造部分の対向面に押付けられる。このとき、該ねじを更に締付けるには
、環状突起11の真下の摩擦力を上回るようにする必要がある。該摩擦力は、(
ねじ山部分9に生じる摩擦力に加えて)摩擦係数μ及び環状突起11の平均直径
(Da−Di)に依存する。ねじを更に締付けると、環状突起11は軸方向に弾
性変形し、おそらくは、最終的に塑性変形し、よって該環状突起の高さが減少す
る。環状突起11の形状寸法、即ち、その幅寸法、段差h高さ寸法及び内環状溝
部13及び外環状溝部15の深さ寸法により定まる当該突起の全長が選定され、
当該ねじ1の材質と組み合わせて、予め定められた圧縮応力(プレストレス)に
到達したとき、段差hが消滅するとともに当該環状突起11の端面が支え面にお
ける環状外領域11と面一状となるようにされる。このとき、支え面における環
状外領域17は、また、上記構造部分の対向面と接触することとなり、更にねじ
締付けするには、環状外領域17と構造部分の対向面間の摩擦力を上回る必要が
あり、該摩擦力は摩擦係数μ及びDmをもって示される環状外領域17の平均外
径に依存する。この平均外径Dmは、環状突起11の平均直径よりも適当に大き
くして、予め定められた圧縮応力にて段差hが消滅するようにすることにより、
当該ねじ頭3の支え面と構造部分の対向面間の全域にわたって摩擦力が急激に増
大することとなる。
【0012】 このようにして奏される作用効果は、図5に対応する図6とともに明らかにさ
れる。該図6は、2種類の摩擦係数μ=0.16(直線A’)及びμ=0.08
(直線B’)について締付けトルクMと圧縮応力F間の関係を示す。摩擦係数μ
=0.16である場合、締付けトルクMが増大する際、当該ねじに生じる圧縮応
力F1は直線A’にしたがって増大するとともに、予め定められた値Mとなる
と、F1値は、図5におけるように、例えば15kNとなる。摩擦係数μ=0.
08であると、圧縮応力は、締付けトルクMが上昇カーブB’に応じて増大する
につれて、圧縮応力FvがトルクM1に対応する点Xに到達するまで増大し、該
X点で環状突起11は、段差h(図1)が消滅するようになるまで変形される。
このとき、支え面における環状外領域17は、上記構造部分の対向面と摩擦接触
することとなり、前述したように、該摩擦接触により摩擦抵抗又は抵抗トルクが
急激に増大する。その結果、上記X点より前方で該X点から、即ち、図5におけ
るカーブB’よりもより平坦状となる。締付けトルクMが予め定められた値M に到達すると、当該圧縮応力F’2は、カーブB’にしたがって図5における値
F2よりもかなり小さい値、例えば、24kNとなる。摩擦係数μ=0.16と
μ=0.08との差異に基き、締付けトルクMaと関連する許容差ΔF’は、図
5に示されるように従来公知のねじに対する許容差ΔFよりもかなり小さく、例
えば、図6に対応する実施例においては、圧縮応力F1の許容差下限の60%に
過ぎない。
【0013】 図5及び図6から明らかなように、上記数値はそれらに限定されるものではな
く、M10のねじに対する代表的な数値である。各ねじのタイプ及びねじのサイ
ズに対し、圧縮応力が規定され、即ち、規格により推奨されている。品番8.8
、M10のねじに対し、圧縮応力の最小値は15kN(キロニュートン)とされ
、その最大値は25kNとされる。標準ねじに対し、図5に拠れば、最小圧縮応
力15kNに十分に到達できる締付けトルクMにより、より大きな30kNの
圧縮応力F2にも到達することができる。何故ならば、圧縮応力F2の大きな許
容差ΔFが許容又は推奨最大締付けトルク25kNよりも大きいからである。し
たがって、強度が大きい又は大型のねじ、例えば、M12のねじを使用しなけれ
ばならない。一方、本発明により製造されたねじを用いれば、締付けトルクM と関連する許容差ΔF’は僅か15kN〜24kNとされ、したがって、推奨最
大締付けトルク25kNを超えることとはならない。したがって、品番8.8、
M10のねじは安全性に関し何らの障害もなく採用することができる。
【0014】 図1に示されるねじがM10ねじであると、好ましくは、つぎのような形状寸
法とされる: ボルト軸部の直径Ds = 10mm 環状突起11の内径Di = 11mm 外径Ds = 14mm 内環状溝部13及び外環状溝部15 の深さ及び幅 = 1mm 支え面の環状外領域17の平均外径= 20mm ねじ頭のつば部5の外径= 25mm
【0015】 支え面における環状外領域17を超える環状突起11の高さhは下式から算定
することができる。 h=h・Fv・4/(D −D )・E・π ここで、hは溝部13、15の底面から測った環状突起11の軸方向におけ
る全長、Fは段差hが消滅する際の圧縮応力、Eは当該ねじの材料の弾性係数
、D、Dは、それぞれ、環状突起11の外径、内径である。代表的な数値を
代入して計算した一例では、h=0.01mmであった。
【0016】 環状突起11の段差hが変形して消滅する際の圧縮応力Fは、好ましくは、
当該本発明の特殊タイプのねじに必要とされる最小圧縮応力F1と少なくとも略
同等とされる。圧縮応力Fが推奨最小圧縮応力F1と相違すると、その場合、
図6において、カーブB’の傾斜が変化する点Xは、最小圧縮応力F1の真下の
位置又はその上方位置に存在することとなる。
【0017】 本発明により設けられる変形可能な突起は、必ずしも、ボルト頭又はねじ頭の
係合又は支え面に配置する必要がなく、当該ねじ頭と協働する対向面に設けるよ
うにしてもよい。しかしながら、一般に、当該ねじ手段により固定される構造部
分にそのような変形可能な突起を設けることは相応しくない。一方、本発明によ
れば、ねじ頭と固定しようとする構造部分間に配置されたワッシャに突起を設け
ることが可能でありかつそのほうが有利である。そのような実施例が図2に示さ
れる。ワッシャ27は、例えば、6角形に形成されたねじ頭23と、それにより
固定される構造部分25間に配置される。上面がねじ頭23と対面するワッシャ
は環状突起29を含み、該環状突起29はねじ頭23の平坦状下面と圧接すると
ともに図1に示されるねじの環状突起11と同様の部分として作用する。突起2
9は、好ましくは、ワッシャ27の半径方向内周縁の真ぐ近くに配列され、予め
定められた圧縮応力に到達した後、当該突起29が適当に変形して該ワッシャ2
7における半径方向の更に外方に配置された領域31がねじ頭23の下面と係合
又は摩擦接触することとなる。図1を参照して説明したと同様の考察が環状突起
29の形状寸法の決定に適用される。
【0018】 本発明は、図1及び図2に示される、単一の環状突起を有する実施例のものに
限定されるものではない。例えば、半径方向外方に漸次低減する段差を具備した
複数の環状突起を設けるようにすることができる。図3は、そのような具体的な
実施例を示す。図示されるつば付きねじ又はボルトのねじ頭33は、その下面に
、内環状突起35、更に半径方向外方に配置された環状突起37及び当該支え面
における半径方向の最外側部に配置された最外側環状領域39を具備した支え面
を有する。これらの領域は、図示されるように、環状溝部を介して分離されてい
る。内環状突起35は外環状突起39を超える高さ(段差)h1を有し、該段差
h1は、例えば、中央環状突起37の高さh2の2倍の大きさとされる。当該ね
じを緊く締付けた際、内環状突起35は構造部分、即ち、ワッシャの平坦状対向
面と圧接し、その後、圧縮応力及び内環状突起35の変形を増大することにより
、外環状突起37が上記対向面と圧接するとともに、更に圧縮応力を増大するこ
とにより、最外側環状領域39が最終的に上記対向面と圧接することとなる。そ
の結果、図1及び図6を参照して前述したように、摩擦抵抗の急激な増大が生じ
、圧縮応力の許容差ΔF(図5)を更に低減化することができる。
【0019】 本発明に係る変形可能な突起は、必ずしも、環状突起とする必要性がない。非
環状の、例えば、4辺形のベース領域を有する突起とか、円環状セグメント形態
の突起を有するものであってもよい。いずれの場合にあっても、これらの突起は
できる限り、支え面における半径方向内方に配置するようにして、当該突起を適
当に変形させた後、支え面における半径方向に更に外方に配置された領域が対向
面と係合するようにされる。
【0020】 ねじの縦軸断面に見られる単一又は複数の突起の外形(プロファイル)は、図
1、図2及び図3の実施例におけるように、必ずしも4辺形とする必要がない。
又、突起は、円形、三角形又は台形等の断面又は外形を有するものとすることが
できる。特に好ましい外形を有する実施例が図4に示される。図4に示されるね
じのねじ頭41の下面に、端面45を備えた突起43を有する係合又は支え面が
形成され、該端面45は直径平面ではなく半径方向外方に傾斜して又は円錐状に
延びる。ねじの締付けにあたり、まず、突起43が半径方向内方の縁部で構造部
分の外面と接触する。また、突起43を包囲する環状外領域47がべべル面を有
し、即ち、円錐台形状とされ、このべべル面は半径方向内方に傾斜し、まず、半
径方向外方縁部が対向面と接触する。これにより、図1及び図6を参照して上述
したような効果が強化される。
【0021】 前述した全ての実施例において適用し得るような更に別の本発明の特徴は、突
起11の端面及び係合面における半径方向の更に外方に位置する領域17が相違
した摩擦特性を有する領域により形成されたことにあり、突起11の摩擦係数μ
が当該支え面の外領域の摩擦係数μよりも実質的に小さくされる。これにより、
本発明により所望される効果、即ち、ねじ連結部材の締付けにおいて予め定めら
れた圧縮応力に到達した際、摩擦抵抗が急激に増大する効果がより一段と強化さ
れる。突起11の端面と支え面における外領域間の種々の摩擦特性が当該技術分
野の専門家にとって容易な所要の表面処理手段により達成することができる。例
えば、突起11の端面が研磨されるとか、及び/又は、低摩擦コーティングを付
着するとか、及び/又は、突起11の下面に選定した潤滑剤を塗布することであ
る。それに代えて又はそれに加えて、支え面の外領域17が粗面化されるとか、
及び/又は、摩擦−増進コーティングを付着することであってもよい。
【0022】 以下に、図7を参照して上述した型式の連結素子が含まれるねじ手段を締付け
るための本発明の方法を説明する。図7は、ねじ連結手段の締付け時における、
トルクMの回転角ψに対する従属関係を示す。カーブAは、所定の摩擦係数μ1
についてのトルク−回転角グラフの代表的なプロフィールを示す。カーブBは、
低摩擦係数μ2についての上記と同様の代表的なプロフィールを示す。支え面に
ねじ頭を載置したときに対応する、急峻な又は不規則な初期部分に後続して、カ
ーブA、カーブBは、それぞれ、当該ねじ締付けにおける弾性圧縮応力が線形的
に増大する増大部分を含む。線形部分の終端に平坦状部分が後続し、該平坦状部
分は、ねじ連結部材の塑性変形のためにトルク増分の減少化を示している。カー
ブA、カーブBにおける直線部分内では、その傾き、即ち、トルク増分の対応回
転角に対する比率が増大し、いわゆる、変化率ΔM/Δψが一定値とされる。当
該ねじ締付け操作中、例えば、トルクセンサ及び回転角ピクアップを具備したね
じディバイスにより連続的に検出するとともに、この検出結果を使用してねじ締
め付け操作を制御(ドイツ国公開公報DE−2751885号)するとか又はね
じ締付け欠陥を検出(ヨーロッパ特許公報EP−0587653 B1)するこ
とが知られている。
【0023】 以上、説明したように、本発明のねじ連結部材によれば、予め定められた圧縮
応力に到達した時(例えば、図6における点X)、当該ねじ連結部材を更にねじ
締付けすることに抗して急激な摩擦抵抗の増大が生じる。その結果、トルクと回
転角間の関係もまた変化する。例えば、図7に示されるように、摩擦係数μ2=
0.08に対応するカーブBが図6におけるカーブB’と同等であるとすると、
点XでトルクM1に到達し、その点Xで突起11の段差h(図1)が消滅すると
ともに環状外領域17が摩擦係合することとなる。このようにして生じる摩擦抵
抗の急激な増大により、図7において、一点鎖線のカーブB’により示されるよ
うに、トルク増分の回転角に対する急激な変化がもたらされることとなる。した
がって、摩擦係数μ1=0.16に対するトルク−回転角のグラフAの傾斜もま
た、トルクMに到達した時点、即ち、点Yにおいて、図7において一点鎖線の
カーブA’により示されるように、急激に変動する。このようにして、点X及び
点Yで変化率ΔM/Δψの急激な変化が生じる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、ねじ締付け操作は、当該ねじ締付け時、変化率ΔM/Δψが
連続して測定され、変化率ΔM/Δψの急激な変化が生じたとき、当該ねじ連結
部材のねじ締付けを終了するようにして行われる。このようにして、図7から明
らかなように、ねじ連結部材の締付けは、図6に示されるように、正確に、最小
圧縮応力F1に対応するM又はMのトルク値をもって完了することができる
。このようにして、摩擦係数のバラツキに関係なく、所定の最小圧縮応力でもっ
て上記ねじ連結部材のねじ締付けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るねじ又はボルトの側面図であって、その一部縦断面
を示す。
【図2】 本発明に係る、ワッシャを具備したねじ連結部材の部分断面図で
ある。
【図3】 本発明の変形例におけるねじ頭の部分断面図である。
【図4】 本発明の更に別の変形例におけるねじ頭の部分断面図である。
【図5】 先行技術に係るねじの締付けトルクと圧縮応力間の関係を説明す
るグラフである。
【図6】 本発明に係るねじの図5に対応するグラフである。
【図7】 本発明に係る組立方法を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
1 ボルト又はねじ 3 ねじ頭 5 つば部又はフランジ 7 ボルト軸部(シャンク) 9 ねじ山部分 11 環状突起 13 内環状溝部 15 外環状溝部 17 環状外領域 21 本発明変形例のねじ 23 ねじ頭 27 ワッシャ 29 突起 33 ねじ頭 35 内環状突起 37 外環状突起 39 最外側環状領域 41 ねじ頭 43 突起 45 (突起の)端面 47 環状外領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 43/00 F16B 43/00 Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ又はねじ締付け用のナットもしくはワッシャの形態をし
    た連結部材であって、該連結部材は、対応する対向面と係合する角支え面と、該
    角支え面に配置された少なくとも1つの突起(11)とを含み、 上記突起(11)が上記支え面において当該突起(11)の半径方向外方に配
    置された外領域(17)に対し予め定められた高さ寸法の段差hを有し、上記突
    起(11)の高さ及び領域の形状寸法を決定し、当該ねじ連結部材のねじ締付け
    時、予め定められた当該ねじ連結部材の圧縮応力に到達したとき、上記対向面と
    係合する上記突起(11)が変形するとともにその高さ寸法が減少して上記支え
    面における半径方向外方に配置された外領域(17)が上記対向面と係合するよ
    うにしたことを特徴とする、連結部材。
  2. 【請求項2】 突起(11)が環状とされる、請求項1に記載の連結部材。
  3. 【請求項3】 突起(11)が溝部(13、15)により画定され、該溝部
    の深さ寸法が上記突起(11)の軸方向の高さ寸法を定めている、請求項1又は
    請求項2に記載の連結部材。
  4. 【請求項4】 相異なる高さ寸法を有する、複数の突起(35、37)が設
    けられた、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の連結部材。
  5. 【請求項5】 各突起の端面が傾斜面とされ、これらの突起の高さ寸法が半
    径方向の最内側の高さ寸法が最大となるようにした、請求項1〜請求項4のいず
    れかに記載の連結部材。
  6. 【請求項6】 環状突起の半径方向外方に横たわる支え面における環状外領
    域(47)が半径方向の最外側縁において最大高さ寸法を有する、請求項1〜請
    求項5のいずれかに記載の連結部材。
  7. 【請求項7】 当該連結素子における軸垂直な断面から見た単一の又は全て
    の環状突起の断面積が当該ねじ連結素子のねじ又はボルトのボルト軸部の断面積
    より大きくされた、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の連結部材。
  8. 【請求項8】 環状突起(11)の端面及び該環状突起(11)の半径方向
    外方に横たわる支え面における外領域(17)が相異った摩擦特性を有し、上記
    環状突起(11)の下方の対向面における摩擦が半径方向外方に配置された上記
    外領域(17)の下方の対向面における摩擦よりもかなり劣るようにした、請求
    項1〜請求項7のいずれかに記載の連結部材。
  9. 【請求項9】 連結素子がねじとされ、該ねじ頭の下面に環状突起が設けら
    れた、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の連結部材。
  10. 【請求項10】 連結素子がワッシャとされ、環状突起が上記ワッシャの当
    該組立ねじ連結素子のねじ頭と対面する面に設けられた、請求項1〜請求項9の
    いずれかに記載の連結部材。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれかに記載のねじ、ナット又
    はワッシャの形態とされる連結素子を含む、連結部材。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のねじ連結部材をねじ締付けするにあた
    り、 当該ねじ連結部材のねじ締付け時に、締付けトルク(M)及び回転角(ψ)を
    連続して測定するとともに微分変化率(ΔM/Δψ)を算出し、 当該ねじ締付け中に上記微分変化率(ΔM/Δψ)の急激な増大が検出された
    時点で当該ねじ締付け操作を終了するようにした、ねじ締付け方法。
JP2001553542A 2000-01-18 2001-01-17 ねじ又はねじ締付け用のナットもしくはワッシャの形態をした連結部材及びそのねじ締付け方法 Pending JP2003527544A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10001857.2 2000-01-18
DE10001857A DE10001857A1 (de) 2000-01-18 2000-01-18 Verbindungselement in Form einer Schraube, Mutter oder Scheibe für eine Schraubverbindung, sowie Verfahren zu deren Festziehen
PCT/EP2001/000504 WO2001053707A1 (de) 2000-01-18 2001-01-17 Verbindungselement in form einer schraube, mutter oder scheibe für eine schraubverbindung, sowie verfahren zu deren festziehen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003527544A true JP2003527544A (ja) 2003-09-16

Family

ID=7627842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001553542A Pending JP2003527544A (ja) 2000-01-18 2001-01-17 ねじ又はねじ締付け用のナットもしくはワッシャの形態をした連結部材及びそのねじ締付け方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20030039527A1 (ja)
EP (1) EP1248913A1 (ja)
JP (1) JP2003527544A (ja)
KR (1) KR20020077383A (ja)
CN (1) CN1395659A (ja)
DE (1) DE10001857A1 (ja)
WO (1) WO2001053707A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5137045B1 (ja) * 2012-04-10 2013-02-06 株式会社ユニオン精密 連結部材及び連結構造
KR101345438B1 (ko) * 2012-05-04 2013-12-27 허형석 복합 패널 조립식 물탱크
JP2020180571A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 株式会社デンソー 直流モータ
WO2021224979A1 (ja) * 2020-05-08 2021-11-11 ボルトエンジニア株式会社 ワッシャ
JP2021532318A (ja) * 2018-08-02 2021-11-25 アキュメント インテレクチュアル プロパティーズ エルエルシー 低軸方向力封止システム

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10217284B4 (de) * 2002-04-12 2005-06-30 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung zur Kontrolle von Schraubverbindungen
US6932044B1 (en) 2004-02-26 2005-08-23 General Fasteners Company Windage tray with improved captured nut
DE102005021868A1 (de) * 2005-05-11 2006-12-07 Zf Friedrichshafen Ag Variatorverschraubung
DE102005057665B3 (de) * 2005-12-01 2007-08-09 Jörg Hohmann Mutter für hochbelastete Schrauben und Bolzen
JP4127289B2 (ja) * 2006-04-21 2008-07-30 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の始動装置
GB2442482A (en) * 2006-10-05 2008-04-09 Robert Morrison Pre-determined torque-nut
WO2008040977A1 (en) * 2006-10-05 2008-04-10 Robert Morrison Threaded fastener with predetermined torque
US20080166200A1 (en) * 2007-01-10 2008-07-10 Mccoy Bolt Works, Inc. Device for establishing desired minimum preload condition obtained in a fastener shank
EP2136119B2 (de) * 2008-06-17 2018-09-12 TI Automotive (Heidelberg) GmbH Rohranschlusseinrichtung für den Anschluss von Rohrleitungen
DE102008041411A1 (de) * 2008-08-21 2010-06-10 Hilti Aktiengesellschaft Schraube mit Dichtscheibenanordnung
DE202008011371U1 (de) 2008-08-26 2008-10-23 Acument Gmbh & Co. Ohg Beilagscheibe, Schraube oder Mutter mit erhöhtem Reibbeiwert
JP5645193B2 (ja) * 2008-10-22 2014-12-24 アトラス・コプコ・インダストリアル・テクニーク・アクチボラグ 固定された締め具の検査工具及び検査方法
US9057397B2 (en) * 2010-09-22 2015-06-16 Mcgard Llc Chrome-plated fastener with organic coating
CN102176329B (zh) * 2011-01-28 2013-01-16 清华大学 一种核主泵用螺栓松动监测装置及其监测方法
JP5533776B2 (ja) * 2011-04-26 2014-06-25 日本精工株式会社 一対のフランジ部とフランジ付き六角ボルト組合せ体
CN102322983B (zh) * 2011-08-05 2013-01-23 中国水利水电科学研究院机电所 一种螺栓紧固状态监测装置及其监测方法
DE102011113426A1 (de) * 2011-09-15 2013-03-21 Neumayer Tekfor Holding Gmbh Mutter
CN102542118B (zh) * 2012-01-09 2013-12-04 中联重科股份有限公司 设计及优化实际装配体的方法及装置
DE102012100228A1 (de) 2012-01-12 2013-07-18 Kamax Holding Gmbh & Co. Kg Schraube mit einer Kopfauflagefläche mit Schmiermitteltaschen
US20130206513A1 (en) * 2012-02-14 2013-08-15 Carterpillar Inc. Linkage pin assembly
CN102661305A (zh) * 2012-04-28 2012-09-12 奇瑞汽车股份有限公司 一种防松螺母
CN102744557A (zh) * 2012-06-27 2012-10-24 武汉亚普汽车塑料件有限公司 汽车油箱螺母盖装配方法
USD717408S1 (en) 2012-07-19 2014-11-11 Homewerks Worldwide, LLC Plumbing fastener
USD715902S1 (en) 2012-07-19 2014-10-21 Homewerks Worldwide, LLC Plumbing fastener
FR3000197A1 (fr) * 2012-12-20 2014-06-27 Airbus Operations Sas Procede de controle d'un assemblage et dispositif associe
USD704543S1 (en) * 2013-01-07 2014-05-13 Weber Maschinenbau Gmbh Breidenbach Nut and seal
TWI495800B (zh) * 2013-03-06 2015-08-11 Kabo Tool Co A screw with a locking force
USD713715S1 (en) * 2013-08-08 2014-09-23 Neoperl Gmbh Coupling nut
JP6521585B2 (ja) * 2014-07-30 2019-05-29 キヤノン株式会社 駆動伝達装置および記録装置
DE102014220797A1 (de) 2014-10-14 2016-04-14 Johnson Controls Gmbh Verbindungsanordnung, Fahrzeugsitz mit Verbindungsanordnung, Verfahren zum Herstellen einer Verbindungsanordnung
CN105587737A (zh) * 2016-03-01 2016-05-18 成都亨通兆业精密机械有限公司 一种可不依赖于弹性垫圈的机械零件连接件
CN105626655A (zh) * 2016-03-01 2016-06-01 成都亨通兆业精密机械有限公司 一种机械零件连接件
CN105526227A (zh) * 2016-03-01 2016-04-27 成都亨通兆业精密机械有限公司 一种预应力螺栓
CN105587738A (zh) * 2016-03-01 2016-05-18 成都亨通兆业精密机械有限公司 一种具有防松功能的螺帽
CN105605075A (zh) * 2016-03-01 2016-05-25 成都亨通兆业精密机械有限公司 一种在震动下具有自防松功能的螺栓
CN105526234A (zh) * 2016-03-01 2016-04-27 成都亨通兆业精密机械有限公司 一种具有防松功能且便于拧紧的螺帽
FR3051905B1 (fr) * 2016-05-26 2018-06-01 Centre Technique Des Industries Mecaniques Capteur pour mesurer une force de serrage appliquee sur un organe d'assemblage a vis
CN106226061B (zh) * 2016-08-30 2019-06-18 四川航天川南火工技术有限公司 一种固体小火箭扭矩加载过程密封圈压缩量在线检测方法
CN108327472A (zh) * 2018-01-29 2018-07-27 吉利汽车研究院(宁波)有限公司 一种悬架衬套防松动防断轴结构
USD859973S1 (en) * 2018-03-14 2019-09-17 Gard Specialists Co., Inc. Thread repair insert with teeth
CN112334740B (zh) * 2018-07-06 2024-04-09 日立安斯泰莫株式会社 物理量检测装置
US20200166068A1 (en) * 2018-11-26 2020-05-28 VAF Industries, LLC Torque limiting nut and application thereof
USD918704S1 (en) * 2019-02-11 2021-05-11 Otto Ganter Gmbh & Co. Kg Normteilefabrik Bolt
USD932293S1 (en) * 2019-02-20 2021-10-05 Polyplas International Pty Ltd. End fitting for a rod stiffening component
USD907475S1 (en) * 2019-02-28 2021-01-12 Robert Williams Bolt head protector
USD880284S1 (en) * 2019-03-11 2020-04-07 Swagelok Company Face seal fitting nut
CN110174250B (zh) * 2019-04-22 2022-07-19 力试(上海)科学仪器有限公司 一种轴力静扭复合装置
CN110332202A (zh) * 2019-07-03 2019-10-15 浙江瑞博汽车部件有限公司 自控紧固力螺钉
CN110500350B (zh) * 2019-08-23 2021-06-01 上海泛胜紧固技术有限公司 一种螺栓连接副自动控制预载荷的施工方法
USD959257S1 (en) * 2020-02-07 2022-08-02 Norgas Metering Technologies, Inc. Thread insert
USD956546S1 (en) * 2020-02-28 2022-07-05 Barrco, Inc. Slot nut
FR3115080B1 (fr) * 2020-10-14 2023-11-17 Centre Techn Ind Mecanique Entretoise de friction

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE914081C (de) * 1952-07-19 1955-03-28 Ludovicus Van Renswoude Schraubensicherung
DE1069955B (ja) * 1957-09-06
US3974685A (en) * 1974-09-19 1976-08-17 Standard Pressed Steel Co. Tightening system and method
SE423344B (sv) * 1976-11-22 1982-05-03 Atlas Copco Ab Forfarande och anordning for reglerad atdragning av skruvforband
GB8501896D0 (en) * 1985-01-25 1985-02-27 Clay Cross Co Plc Load-indicating device
DE3641836A1 (de) * 1986-12-08 1988-06-16 Scharwaechter Gmbh Co Kg Selbstsicherndes befestigungselement
DD256899A1 (de) * 1986-12-30 1988-05-25 Waelzlager Normteile Veb Selbstsicherndes verbindeelement
DE4118595C2 (de) * 1991-06-06 1996-05-15 Schatz Gmbh Prüfgerät zum Überprüfen der Qualität von Schraubverbindungen
US5667346A (en) * 1996-02-06 1997-09-16 F. Jonathan M. Turner Direct tension indicator washer

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5137045B1 (ja) * 2012-04-10 2013-02-06 株式会社ユニオン精密 連結部材及び連結構造
US8734074B2 (en) 2012-04-10 2014-05-27 Union Seimitsu Co., Ltd. Connecting member and connecting structure
KR101345438B1 (ko) * 2012-05-04 2013-12-27 허형석 복합 패널 조립식 물탱크
JP2021532318A (ja) * 2018-08-02 2021-11-25 アキュメント インテレクチュアル プロパティーズ エルエルシー 低軸方向力封止システム
JP2020180571A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 株式会社デンソー 直流モータ
WO2021224979A1 (ja) * 2020-05-08 2021-11-11 ボルトエンジニア株式会社 ワッシャ
WO2021225021A1 (ja) * 2020-05-08 2021-11-11 ボルトエンジニア株式会社 ワッシャ及び締結構造

Also Published As

Publication number Publication date
DE10001857A1 (de) 2001-07-19
CN1395659A (zh) 2003-02-05
EP1248913A1 (de) 2002-10-16
KR20020077383A (ko) 2002-10-11
WO2001053707A1 (de) 2001-07-26
US20030039527A1 (en) 2003-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003527544A (ja) ねじ又はねじ締付け用のナットもしくはワッシャの形態をした連結部材及びそのねじ締付け方法
US7857564B2 (en) Expansion dowel
JP3055694B2 (ja) 荷重表示ワッシャ
US5769581A (en) Direct tension indicating washers
US3605845A (en) Self-locking fastener
US5722808A (en) Threaded fastener system
US3543826A (en) Stiff nut
US6095733A (en) Threaded fastener with determinable clamp load
US8621742B1 (en) Ferrule lock nuts method
WO2012070505A1 (ja) ゆるみ防止ねじ部品
US4479747A (en) Preloaded locknut
US20090087280A1 (en) Reuseable lock nut device
KR20060041209A (ko) 탄성 조인트 요소 및 이를 채용한 패스너 어셈블리
EP1193408A1 (en) Screw member
EP0065344A1 (en) Screw threaded fastener
US4341497A (en) Prevailing torque bolt
US4291737A (en) Prevailing torque lock nut and method of forming same
JP2000504815A (ja) 予荷重表示ワッシャおよびそのようなワッシャを含む接合アセンブリ
US4824277A (en) Mounting device with a clamping sleeve
CN108779794B (zh) 一种紧固元件
KR20210037238A (ko) 풀림 방지 기능을 갖는 볼트
GB2041135A (en) Self-locking nut
US5340253A (en) Fastener with thread lock
GB1592275A (en) Self arresting threaded elements
US20200040935A1 (en) Low axial force sealing system

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050301