JP2003524960A - ハイブリッド形のgsm/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化 - Google Patents

ハイブリッド形のgsm/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化

Info

Publication number
JP2003524960A
JP2003524960A JP2001552659A JP2001552659A JP2003524960A JP 2003524960 A JP2003524960 A JP 2003524960A JP 2001552659 A JP2001552659 A JP 2001552659A JP 2001552659 A JP2001552659 A JP 2001552659A JP 2003524960 A JP2003524960 A JP 2003524960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gsm
cdma
base station
mobile station
handover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001552659A
Other languages
English (en)
Inventor
グリーリ、フランセスコ
ジャイン、アビナシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2003524960A publication Critical patent/JP2003524960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • H04W36/144Reselecting a network or an air interface over a different radio air interface technology
    • H04W36/1443Reselecting a network or an air interface over a different radio air interface technology between licensed networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • H04W56/002Mutual synchronization
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0066Transmission or use of information for re-establishing the radio link of control information between different types of networks in order to establish a new radio link in the target network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/00835Determination of neighbour cell lists
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/00837Determination of triggering parameters for hand-off

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 移動無線遠隔通信システムは、第1のエアーインターフェイスにしたがって動作する第1のタイプの基地局(30)と、第2のエアーインターフェイスにしたがって動作する第2のタイプの基地局(36)とを含む。方法および装置は、システム内で第1のタイプの第1の基地局(30)から第2のタイプの第2の基地局へ移動局(40)へハンドオーバするために提供される。通信リンクは、移動局(40)と第1の基地局(30)の間の第1のエアーインターフェイス上に設定される。データは、第1の基地局との通信リンクを実質的に中断せずに、移動局(40)が第2のエアーインターフェイス上で第2の基地局(36)から受信した信号に応答して、移動局(40)から受信される。移動局(40)は、移動局(40)から受信したデータに応答して、第1の基地局(30)から第2の基地局(36)へハンドオーバされる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、概ね無線遠隔通信システム、とくに高度なセルラ電話ネットワーク
に関する。 【0002】 【従来の技術】 世界中の多くの国のセルラ電話ネットワークでは、Global System for Mobile
(GSM)の遠隔通信が使用されている。GSMはネットワークサービスの便
利な有効範囲および標準を提供している。既存のGSMネットワークは時分割多
重アクセス(time-division multiple access, TDMA)方式のディジタル通信技
術に基づいている。TDMAを応用したセルラネットワークでは、各移動加入者
ユニットは、所与の時間に単一の基地局のみと通信する。加入者が1つのセルか
ら別のセルへ移動するとき、“ハンドオーバ(hand over, HO)”が行われ、T
DMA方式では、加入者が通信している基地局は、その加入者とのリンクを中断
して、新しい基地局が引き継ぐ。 【0003】 符号分割多重アクセス(code-division multiple access, CDMA)は、向上し
たディジタル通信技術であり、TDMAよりも無線バンド幅をより効率的に使用
でき、さらに加えてセルラ電話の加入者と基地局との間のリンクはより確実で、
フェージングしない。主要なCDMAの規格は、米国電気通信工業会(Telecomm
unications Industry Association, TIA)によって公布された、IS−95であ
る。この規格は、“ソフトなハンドオーバ(soft handover)”(または“ハン
ドオフ(handoff)”)の機能を提供していて、1つのセルから別のセルへ移動
するとき、加入者ユニットは一時的に2以上の基地局と同時に接触する。このソ
フトなハンドオーバは、符号分割方法によって可能になり、ハードなハンドオー
バでは頻繁に発生する接続損失の可能性を低減する。 【0004】 ここでは参考文献として取上げているPCT特許出願第PCT/US96/20764号には
、CDMAエアーインタフェイス(すなわち、基本無線周波数(RF)通信プロ
トコル)を使用して、GSMのネットワークサービスおよびプロトコルを実行す
る無線通信システムについて記載している。このシステムを使用して、既存のG
SMネットワークのTDMA基地局(base stations, BSS)と加入者ユニットの
少なくとも一部は、対応するCDMAの装置によって置換または補足される。こ
のCDMAのBSSは、標準のGSMのA−インターフェイスを介してGSMの
移動スイッチングセンタ(mobile switching center, MSC)と通信するようにさ
れている。したがってGSMのネットワークサービスのコアが維持され、TDM
AからCDMAへの切替えはユーザにトランスペアレントである。 【0005】 GSMとCDMAの両者の要素を取り入れた、ハイブリッド形セルラ通信ネッ
トワークも、PCT特許発行第WO 95/24771号および第WO 96/21999号、並びにTs
cha、他による文献(“A Subscriber Signaling Gateway between CDMA Mobile
Station and GSM Mobile Switching Center”, in Proceedings of the 2nd Int
ernational Conference on Universal Personal Communications, Ottawa (1993
), pp.181-185)に記載されており、これらはここでは参考文献として取り上げ
ている。これらの発行は何れも、このようなハイブリッド形ネットワークにおい
てどのように異なる基地局間で加入者ユニットを効率的にハンドオーバを行うか
についての特定の問題を取扱っていない。 【0006】 同じく参考文献としてここで取り上げているPCT特許出願第PCT/US97/00926
号も、ハイブリッドGSM/CDMAの遠隔通信システムにおけるCDMAのB
SSとTDMAのBSSとのシステム間のハンドオーバ方法について記載してい
る。GSM/TDMAのBSSは、CDMA技術にしたがってパイロットビーコ
ン信号を発生する。電話呼中に、加入者ユニットは、パイロット信号を検出して
、信号が検出されたことを基地局へ知らせる。次に加入者ユニットは、呼を中断
せずに、CDMAのBSSからTDMAのBSSへハンドオーバされる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、混在のTDMA/CDMAのセルラ通信ネットワークにおい
て使用するための方法および装置を提供することである。 【0008】 本発明の別の目的は、通信を中断せずに、TDMAとCDMAの基地局間で加
入者ユニットのハンドオーバを可能にする改良された方法および装置を提供する
ことである。 【0009】 本発明の好ましい実施形態では、混在のGSM/CDMAのセルラ通信システ
ムは、TDMAの基地局とCDMAの基地局の両者を含み、これらは移動スイッ
チングセンタ(mobile switching center, MSC)によって共同で制御される。こ
のタイプのシステムは、上述のPCT特許出願において概ね記載されており、こ
こでは参考文献として取り上げている。このシステム内の加入者ユニットは、こ
こでは移動局(mobile station, MS)とも呼ばれており、TDMAとCDMAの
エアーインタフェイス間で適切にスイッチングし、一方で好ましくは、両者のタ
イプのインターフェイス上でGSMのネットワークのプロトコルを使用すること
によって、両者のタイプの基地局と通信することができる。本発明の好ましい実
施形態の特徴は、通信システムが、CDMAのBSSに加えて、既存のGSM/
TDMAのインフラストラクチャに基づいていて、それ以外は既存のインフラス
トラクチャを実質的に変更していないことである。 【0010】 ハンドオーバが行われるときを判断するために、一方のタイプ(CDMAまた
はTDMA)の現在の基地局と通信しているMSは、他方のタイプ(それぞれ、
TDMAまたはCDMA)の基地局である別の基地局から発信されたRF信号を
監視する。現在の基地局とMSとの間のメッセージのシーケンスによって、MS
は、MSが新しい基地局に関する適切な同期化情報を獲得し、この情報について
現在の基地局へ報告することができる。システムはこの情報を使用して、MSが
新しい基地局とのエアーインタフェイスを設定できるようにし、このとき、MS
とネットワークとの間の通信を実質的に中断せずにハンドオーバが行われる。 【0011】 この特許出願の文脈において、基地局間のこのようなハンドオーバは、“移動
支援のハンドオーバ(mobile-assisted handover)”と呼ばれている。移動支援
のハンドオーバは、この技術において使用されているGSMおよびCDMAのシ
ステムにおいて使用され、移動局は、隣り合うセルへハンドオーバされる前にそ
のセル内の基地局トランシーバから受信される信号の強度について測定して、報
告する。しかしながら、これまで提案されていたハイブリッドのGSM/CDM
Aシステムにおいて、移動局は所与の時間においてCDMAおよびTDMAの両
者ではなく、何れか(あるいは上述のPCT特許出願第PCT/US97/00926号に記載
されているような、TDMAの基地局と関係するCDMAのビーコン)から信号
を受信でき、したがってこのタイプの支援を行うことができないと考えられる。
本発明の原理にしたがって移動支援のハンドオーバを提供することによって、こ
れまで可能であったよりも、より円滑で確実にハンドオーバを行うことができる
。 【0012】 本発明の好ましい実施形態では、MSは、このユニットが通信している基地局
から受信した命令にしたがって、電話呼の途中でTDMAとCDMAとの間で動
作をスイッチする。ハンドオーバが行われる前に、MSはTDMAの基地局とC
DMAの基地局とから信号を受信し、MSが受信している信号に関して基地局へ
報告する。こうして報告された情報は基地局制御装置(base station controlle
r, BSC)へ報告され、BSCはこれを使用して、ハンドオーバを開始する。MS
は単一の無線トランシーバを含んでおり、したがって所与の瞬間に、MSはTD
MAおよびCDMAの両者ではなく、何れかの基地局と通信することができる。
(しかしながらIS−95の原理にしたがって、既に記載したように、このユニ
ットは一度に2以上のCDMAの基地局と通信することができる。)各GSM/
TDMAの基地局は自身の同期化クロックをもち、このTDMAの基地局と通信
中のMSはこのユニットと同期し、一方でCDMAの基地局は相互に実時間に同
期することに注意すべきである。したがって、MSは、TDMAの基地局とCD
MAの基地局との間でスイッチングする度に、電話呼を実質的に中断せずに、適
切なクロック信号を獲得して、その動作を同期させる。 【0013】 いくつかの好ましい実施形態では、MSは、このユニットがGSM/TDMA
の基地局へハンドオーバされると判断されるとき、CDMAの基地局と通信して
いる。MSのトランシーバによるCDMAの伝送は、通常はGSMの標準にした
がって、このユニットがGSMの隣合う基地局の走査を行っている間、一時的に
中断されて、TDMAの基地局を獲得して、同期する。CDMAの伝送は、通常
は20ミリ秒長の単一のフレームの間中断されて、IS−95の標準にしたがっ
てアイドル状態の時間スロットを生成する。TDMAの基地局が識別されて、適
切なメッセージが交換された後で、基地局間のトラヒックチャンネルが開かれ、
MSはTDMAの基地局へスイッチされ、一方でMSによって行われている電話
呼の中断は実質的に極小化される。 【0014】 これらの好ましい実施形態以外の実施形態では、MSは、このユニットがCD
MAの基地局へハンドオーバされると判断されるとき、MSは、TDMAの基地
局と通信している。CDMAの基地局と同期するために、好ましくはTDMAの
基地局から正確な時刻を受信することによって時刻を獲得し、このときGSMネ
ットワークには時刻を生成して同報通信するのに必要な装置が備えられている。
ネットワークは、GSMの標準にしたがって、セル同報通信システム(cell bro
adcast system, CBS)を含み、CBSを使用して、例えばグローバルポジショニ
ングシステム(Global Positioning System, GPS)によって与えられるか、また
はCDMAの基地局から送られた時刻を受信し、それをネットワークを介してM
Sへ同報通信することが好ましい。その代わりに、MSはTDMAの受信を一時
的に中断して、CDMAの基地局の時刻を獲得して、それと同期をとる。したが
ってこのやり方でTDMAの時間スロットが失われることによって信号の一定の
劣化が発生するが、TDMAからCDMAへの移動支援のハンドオーバは、これ
まで可能であったよりも、全体的により確実になり、MSのユーザは妨害され難
くなる。 【0015】 TDMAおよびCDMAで使用する単一のトランシーバをもつMSを参照して
好ましい実施形態をここに記載したが、本発明の原理は他のタイプの加入者ユニ
ットおよびシステムのハードウエア、とくに、別個か、または一部のみが一体構
成にされているTDMAおよびCDMAのトランシーバをもつ加入者ユニットを
使用して、同様に応用できることが分かるであろう。 【0016】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、第1のエアーインターフェイスにし
たがって動作する第1のタイプの基地局と、第2のエアーインターフェイスにし
たがって動作する第2のタイプの基地局とを含む移動無線遠隔通信システムにお
いて、システム内で第1のタイプの第1の基地局から第2のタイプの第2の基地
局へ移動局をハンドオーバする方法であって、 移動局と第1の基地局との間の第1のエアーインターフェイス上で通信リン
クを設定することと、 第1の基地局との通信リンクを実質的に中断せずに、第2のエアーインター
フェイス上で第2の基地局から移動局によって受信される信号に応答して移動局
からデータを受信することと、 移動局から受信したデータに応答して第1の基地局から第2の基地局へ移動
局をハンドオーバすることとを含む方法を提供する。 【0017】 データを受信することには、信号強度の測定値を受信することを含み、移動局
をハンドオーバすることには、第1の基地局と第2の基地局とからの信号強度の
測定値を比較することと、比較に応答して移動局をハンドオーバすることとを含
むことが好ましい。データを受信することには、重み付け係数を信号強度の測定
値に適用することを含み、重み付け係数を適用することには、システム内のネッ
トワークの状態にしたがって係数を変化させることを含むことが好ましい。重み
付け係数を適用することには、通信リンク上の重み付け係数を移動局へ送って、
重み付け係数を測定値に適用することを含むことがさらに好ましい。 【0018】 データを受信することには、移動局が第2のエアーインターフェイス上で受信
した信号をデコーディングすることに基づいて第2の移動局の識別を受信するこ
とを含むことが好ましい。 【0019】 好ましい実施形態では、システム内の第2のタイプの移動局の周波数のリスト
を第1の基地局か移動局へ送って、移動局がリスト内の周波数の信号を受信しよ
うとする。 【0020】 移動局のハンドオーバには、第1の基地局からのハンドオーバコマンドを送信
することを含むことが好ましい。好ましい実施形態では、移動局のハンドオーバ
には、ハンドオーバコマンドに応答して第2のエアーインターフェイス上で最初
の送信を送ることを含み、この方法には、第2のエアーインターフェイス上で最
初の送信を受信するのに失敗したとき、第1のエアーインターフェイス上で通信
リンクを再び獲得することを含む。 【0021】 ハンドオーバコマンドの送信には、第1のエアーインターフェイス上で第2の
エアーインターフェイスに関係するパラメータを要約した(encapsulate)コマ
ンド(command, CMD)を送ることを含むことが好ましい。コマンドを送信するこ
とには、IS−95の標準にしたがって規定されたパラメータを要約したGSM
の標準にしたがってコマンドを送信することを含み、要約されたパラメータには
IS−95の長いコードを含むことが最も好ましい。 【0022】 信号に応答して通信リンクを設定して、データを受信することには、リンクを
設定して、移動局内の単一のRFトランシーバを使用して移動局において信号を
受信することを含むことが好ましい。 【0023】 好ましい実施形態では、第1および第2のエアーインターフェイスの一方はT
DMAインターフェイスを含み、他方のインターフェイスはCDMAインターフ
ェイスを含み、TDMAのインターフェイスはGSMインターフェイスを含むこ
とが好ましく、CDMAのインターフェイスはGSMのネットワークのメッセー
ジを伝達するように構成されている。CDMAのインターフェイスはIS−95
の標準に基づいていることが好ましい。 【0024】 通信リンクを設定することには、単一の無線資源管理プロトコル層を使用して
、第1のエアーインターフェイスを管理することを含み、移動局をハンドオーバ
することには、単一の無線資源管理プロトコル層を使用して、第2のエアーイン
ターフェイスを管理することを含むことが好ましい。 【0025】 移動局からデータを受信することには、第1のエアーインターフェイスによっ
てサービスされる第1の領域と、第2のエアーインターフェイスによってサービ
スされる第2の領域との間の重複領域を画定することと、移動局が重複領域内に
あるときに、移動局をトリガして、データを受信することとを含むことがさらに
好ましい。 【0026】 好ましい実施形態では、第1のエアーインターフェイスはCDMAのインター
フェイスを含み、第2のエアーインターフェイスはGSM/TDMAのインター
フェイスを含み、移動局からデータを受信することには、移動局をゲートして、
CDMAの通信リンクを中断し、GSM/TDMAの信号を受信してデコードす
ることを含む。移動局をゲートすることには、IS−95のフレームの継続期間
中にCDMAの通信を中断することを含み、データを受信することには、移動局
によって信号のGSMの周波数の補正および同期チャンネルのデコーディングに
基づいて第2の基地局の識別を受信することを含むことが好ましい。 【0027】 別の好ましい実施形態では、第1のエアーインターフェイスはGSM/TDM
Aのインターフェイスを含み、第2のエアーインターフェイスはCDMAのイン
ターフェイスを含み、移動局からデータを受信することには、移動局を制御して
、通信リンクを中断して、CDMA信号を受信してデコードすることを含む。 【0028】 データを受信することには、GSM/TDMAのインターフェイスを介して時
刻情報を伝達することを含むことが好ましい。時刻情報を伝達することには、G
SMのセル同報通信サービスを使用してシステムを介して時刻情報を同報通信す
ることを含み、時刻情報を同報通信することには、システム内の第1のタイプの
基地局と通信しているトランシーバから時刻および関係するGSMのフレーム番
号を受信することを含むことがさらに好ましい。移動局はCDMA信号の同期チ
ャンネルをデコードして、時刻または日付を求めることが好ましい。 【0029】 その代わりに、またはさらに加えて、データを受信することには、GSMのセ
ル同報通信サービスメッセージを移動局へ伝達して、移動局が第2のタイプの基
地局から信号のサーチを開始することを含む。GSMのセル同報通信サービスメ
ッセージを移動局へ伝達することには、移動局が専用のモードで動作していると
きに、移動局によって受信されるようにメッセージを伝達することを含むことが
好ましい。 【0030】 移動局からデータを受信することには、移動局によってデコードされるCDM
Aのパイロットビームの識別を受信することを含むことが好ましい。この方法に
は、GSMの基地局として第2の基地局をマップして、ハンドオーバを制御する
ことを含むことが好ましい。 【0031】 移動局を制御することには、移動局を制御して、第1のTDMAの時間スロッ
ト中にCDMA信号を受信して、次のTDMAの時間スロット中に信号をデコー
ドして、一方でTDMAのインターフェイス上で基地局と通信して、基地局によ
って受信されるデータを生成することが好ましい。 【0032】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、GSMの無線遠隔通信システム内の
基地局へ時刻情報を伝達するための方法であって、 時刻情報をシステムへ入力することと、 システム上で情報を移動局へ同報通信することとを含む方法をさらに提供す
る。 【0033】 GSMの無線遠隔通信システムはセル同報通信システムを含み、時刻情報を同
報通信することには、セル同報通信システム上で情報を同報通信することを含む
ことが好ましい。時刻情報を同報通信することには、移動局が専用のモードで動
作しているときに、移動局によって受信されるようにメッセージを同報通信する
ことを含むことが好ましい。 【0034】 時刻情報を同報通信することには、システムと通信しているトランシーバから
時刻および関係するGSMのフレーム番号を受信することを含み、この方法には
、時刻情報を使用して、移動局をCDMAの送信信号に同期させることを含む。 【0035】 好ましい実施形態では、この方法は、システム内の複数の基地局へ時刻情報を
送信することに応答して、移動局の位置を判断することを含む。 【0036】 時刻を入力することには、時刻情報をもつトランシーバからセル同報通信セン
タへデータ呼を開くことを含むことが好ましく、データ呼を開くことには、GP
Sデバイスから時刻情報を受信することを含むことが好ましい。その代わりに、
データ呼を開くことには、GSMシステムと関係するCDMAのセルから時刻情
報を受信することを含む。 【0037】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、第1の基地局のサブシステムと第2
の基地局のサブシステムとを含むGSMの無線遠隔通信システムにおいて、これ
らのサブシステムの少なくとも一方はCDMAのエアーインターフェイスにした
がって動作し、第1の基地局のサブシステムから第2の基地局のサブシステムへ
移動局をハンドオーバする方法であって、 CDMAのエアーインターフェイスにしたがってGSM/TDMAのサブシ
ステムとして動作する第1および第2のサブシステムの少なくとも一方をマップ
することと、 移動局と第1の基地局のサブシステムとの間に通信リンクを設定して、移動
局が第1の基地局のサブシステムから第1の信号を受信することと、 第1の基地局のサブシステムとの通信リンクを実質的に中断せずに、第2の
基地局のサブシステムから移動局によって受信される第2の信号に応答して移動
局からデータを受信することと、 実質的に、第1および第2の基地局のサブシステムの両者がGSM/TDM
Aのサブシステムであるかのように、第1の信号と第2の信号の強度を比較する
ことと、 信号の強度の比較に応答して第1の基地局のサブシステムから第2の基地局
のサブシステムへ移動局をハンドオーバすることとを含む方法をさらに提供する
。 【0038】 CDMAのエアーインターフェイスにしたがって動作するサブシステムの少な
くとも一方をマップすることには、GSMの周波数および位置をサブシステムに
割り当てることを含むことが好ましい。 【0039】 通信リンクを設定することおよび移動局をハンドオーバすることが、GSMの
A−インターフェイスを介してシステム内の第1および第2のサブシステムと移
動スイッチングセンタとの間でメッセージを伝達することを含むことがさらに好
ましい。第1の基地局のサブシステムと第2の基地局のサブシステムの両者はC
DMAのエアーインターフェイスにしたがって動作し、移動局をハンドオーバす
ることには、A−インターフェイスのプロトコルに実質的に違反せずに、A−イ
ンターフェイスを介して新しいIS−95の長いコードを伝達することを含むこ
とが好ましい。 【0040】 移動局からデータを受信することには、重み付け係数を第2の信号へ適用する
ことを含み、信号の強度を比較することには、重み付けされた信号を比較するこ
とを含み、重み付け係数を適用することには、重み付け係数を移動局へ伝達し、
移動局が重み付け係数を第2の信号へ適用することを含むことが好ましい。重み
付け係数を適用することには、システム内のネットワークの状態にしたがって係
数を変化させることを含むことが好ましい。 【0041】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、移動遠隔通信システムにおいて使用
するための無線通信装置であって、 第1のエアーインターフェイスにしたがって第1の信号を送受信する第1の
タイプの基地局と、 第2のエアーインターフェイスにしたがって第2の信号を送受信する第2の
タイプの基地局と、 移動局であって、第1のエアーインターフェイス上で第1のタイプの基地局
との通信リンクを維持する一方で、第2のタイプの基地局から第2のエアーイン
ターフェイス上で第2の信号を受信し、かつ第2の信号に応答して第1のタイプ
の基地局へデータを送信し、送信されたデータに応答して移動局が第1の基地局
から第2の基地局へハンドオーバされる移動局とを含む無線通信装置をさらに提
供する。 【0042】 移動局によって送られるデータには、信号強度の測定値を含み、第1の信号と
第2の信号の信号強度の比較に応答して移動局がハンドオーバされることが好ま
しい。 【0043】 信号強度の測定値に重み付け係数が適用され、重み付け係数がシステム内のネ
ットワークの状態にしたがって変化することが好ましい。重み付け係数が通信リ
ンク上で移動局へ送られ、移動局が重み付け係数を測定値へ適用することが好ま
しい。 【0044】 移動局が第2の信号をデコードして、第2のタイプの基地局の識別を判断する
ことがさらに好ましい。 【0045】 第1のタイプの基地局が、システム内の第2のタイプの基地局の周波数のリス
トを移動局へ送って、移動局がリスト内の周波数で第2の信号を受信しようとす
ることが好ましい。 【0046】 第1のタイプの基地局がハンドオーバのコマンドを移動局へ送って、移動局が
第1の基地局から第2の基地局へハンドオーバされることが好ましい。好ましい
実施形態では、最初の送信はハンドオーバのコマンドに応答して第2のエアーイ
ンターフェイス上で送られ、第2のエアーインターフェイス上の最初の送信が正
常に受信されないときは、移動局は第1のエアーインターフェイス上で通信リン
クを再び獲得する。 【0047】 ハンドオーバコマンドは、第2のエアーインターフェイスに関係するパラメー
タを要約していることが好ましい。実質的にGSMの標準にしたがうコマンドは
、IS−95の標準にしたがって規定されるパラメータを要約し、要約されたパ
ラメータはIS−95の長いコードを含むことが最も好ましい。 【0048】 移動局は、第1のタイプの基地局と第2のタイプの基地局の両者と通信する単
一のRFトランシーバを含むことがさらに好ましい。 【0049】 好ましい実施形態において、第1および第2のエアーインターフェイスの一方
はTDMAのインターフェイスを含み、他方のインターフェイスはCDMAイン
ターフェイスを含み、TDMAのインターフェイスはGSMインターフェイスを
含むことが好ましく、CDMAインターフェイスはGSMネットワークメッセー
ジを伝達するように構成されている。CDMAインターフェイスはIS−95の
標準に基づいていることが好ましい。移動局は単一の無線資源管理プロトコル層
を使用して、第1および第2のエアーインターフェイスの両者を管理することが
さらに好ましい。 【0050】 第1のエアーインターフェイスによってサービスされる第1の領域と第2のエ
アーインターフェイスによってサービスされる第2の領域との間の重複領域内に
移動局があるとき、基地局は、第2のエアーインターフェイス上で第2の信号を
受信するように移動局をトリガすることが好ましい。 【0051】 好ましい実施形態では、第1のエアーインターフェイスはCDMAのインター
フェイスを含み、第2のエアーインターフェイスはGSM/TDMAのインター
フェイスを含み、第1のタイプの基地局は移動局をゲートして、通信リンクを中
断し、GSM信号を受信して、デコードする。 【0052】 移動局は、IS−95のフレームの継続期間の間リンクを中断することが好ま
しい。 【0053】 移動局は、第2の信号を処理して、GSMの周波数補正および同期チャンネル
の信号をデコードすることがさらに好ましい。 【0054】 別の好ましい実施形態では、第1のエアーインターフェイスはGSM/TDM
Aのインターフェイスを含み、第2のエアーインターフェイスはCDMAのイン
ターフェイスを含み、第1のタイプの基地局は移動局を制御して、通信リンクを
中断し、CDMA信号を受信して、デコードする。 【0055】 第1のタイプの基地局は、GSM/TDMAのインターフェイスを介して移動
局へ時刻情報を伝達することが好ましい。装置はGSMのセル同報通信センタを
含み、GSMのセル同報通信センタは、GSMのセル同報通信サービスを使用し
てシステムを介して移動局へ時刻情報を伝達し、GSMのセル同報通信センタは
、システム内の第1のタイプの基地局と通信しているトランシーバから時刻情報
および関係するGSMフレーム番号を受信することが好ましい。 【0056】 その代わりに、またはそれに加えて、移動局は、同期チャンネルのCDMA信
号をデコードして、時刻を求める。 【0057】 GSMのセル同報通信センタは、セル同報通信サービスメッセージを移動局へ
伝達して、移動局は第2の信号についてのサーチを開始し、移動局は専用モード
で動作している一方で、セル同報通信サービスメッセージを受信することが好ま
しい。 【0058】 その代わりに、またはそれに加えて、移動局はCDMA信号を処理して、CD
MAのパイロットビームを識別する。 【0059】 移動局は、第1のTDMAの時間スロット中にCDMAの信号を受信し、次の
TDMAの時間スロット中に信号を処理して、一方でTDMAのインターフェイ
ス上で基地局と通信して、基地局へ送信するためのデータを生成することが好ま
しい。 【0060】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、セル同報通信センタを含むGSMの
無線遠隔通信システムにおいて時刻情報を移動局へ伝達する装置であって、GS
Mのセル同報通信システムを使用して、移動局へ情報を同報通信する装置をさら
に提供する。 【0061】 装置は、システムと通信しているトランシーバを含み、時刻および関係するG
SMのフレーム番号をセル同報通信センタへ送信し、トランシーバはシステムを
介してセル同報通信センタへのデータ呼を開き、時刻およびそれに関係するフレ
ーム番号を伝達することが好ましい。 【0062】 移動局は、時刻情報を使用して、CDMAの送信信号に同期することが好まし
い。 【0063】 移動局は、専用モードで動作している一方で、セル同報通信システムから情報
を受信することがさらに好ましい。 【0064】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、無線遠隔通信システムにおいて通信
制御装置へ時刻情報を入力するための装置であって、 クロックソースから時刻情報を受信するクロック信号受信機と、 クロック信号受信機から時刻情報を受信し、システムを介して通信制御装置へ
のデータ呼を開いて、通信制御装置へ情報を伝達することを含む無線トランシー
バを含む装置をさらに提供する。 【0065】 通信制御装置は、GSMのセル同報通信センタを含み、無線トランシーバはシ
ステム内の基地局からGSMのフレーム番号を受信して、セル同報通信センタへ
時刻情報と一緒にフレーム番号を伝達することが好ましい。 【0066】 クロック信号受信機はCDMAの通信セルから時刻情報を受信する無線受信機
を含み、無線トランシーバは無線受信機を含むことが好ましい。 【0067】 その代わりに、クロック信号受信機はGPSデバイスを含む。 【0068】 さらに加えて、本発明の好ましい実施形態にしたがって、GSMの遠隔通信シ
ステムにおける移動無線遠隔通信のための装置であって、 移動局と、 第1および第2の信号を移動局へ送る第1および第2の基地局のサブシステ
ムであって、第1および第2の基地局のサブシステムの少なくとも一方がCDM
A信号であり、第1および第2の基地局のサブシステムの両者がGSMのシステ
ム内でGSMの基地局のサブシステムとしてマップされる第1および第2の基地
局のサブシステムとを含み、 実質的に、第1および第2の基地局のサブシステムがGSM/TDMAのエ
アーインターフェイスにしたがって動作されたように、移動局によって受信され
た第1および第2の信号の強度の比較に応答して、移動局が第1および第2のサ
ブシステムからハンドオーバされる装置が提供される。 【0069】 CDMA信号を送信するサブシステムは、GSMの周波数とシステム内の位置
とを割り当てられることが好ましい。メッセージは、システム内の第1および第
2のサブシステムと移動スイッチングセンタとの間をGSMのA−インターフェ
イスを介して伝達され、第1および第2の信号の両者はCDMA信号を含むこと
がさらに好ましい。新しいIS−95のロングコードは第2のサブシステムから
A−インターフェイスを介して第1のサブシステムへ伝達され、A−インターフ
ェイスのプロトコルに実質的に違反せずに、移動局をハンドオーバすることが好
ましい。 【0070】 移動局は、信号強度が比較される前に、重み付け係数を第2の信号へ適用する
ことが好ましい。 【0071】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、CDMAおよびTDMAの基地局を
含む無線遠隔通信システムにおいて使用するための移動局であって、 CDMAの基地局およびTDMAの基地局と通信する単一の移動無線トラン
シーバと、 移動トランシーバによって送信される信号をコード化して、それによって受
信した信号をデコードするモデムユニットであって、信号をCDMAの基地局と
通信するためにCDMA用にコード化し、TDMAの基地局と通信するためにT
DMA用にコード化するモデムユニットとを含む移動局をさらに提供する。 【0072】 モデムユニットは、GSMの無線インターフェイス層プロトコルにしたがって
信号をコード化することが好ましい。 【0073】 移動局は、移動局と、CDMAの基地局およびTDMAの基地局の一方との間
に存在する通信リンクを実質的に中断せずに、CDMAの基地局およびTDMA
の基地局の他方から信号を受信して、処理することがさらに好ましい。 【0074】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、セル同報通信サービスを含むGSM
無線遠隔通信システムにおいて専用モードで動作する複数の移動局へメッセージ
を伝達する方法であって、 セル同報通信サービスにおいてメッセージを移動局へ同報通信することと、 移動局の専用モードの動作を実質的に終了せずに、移動局においてメッセー
ジを受信することとを含む方法をさらに提供する。 【0075】 メッセージを同報通信することには、時刻情報を送ること、またはその代わり
に、あるいはそれに加えて、サーチトリガメッセージを同報通信することを含む
ことが好ましい。 【0076】 さらに加えて、本発明の好ましい実施形態にしたがって、GSM遠隔通信シス
テムにおける移動無線遠隔通信のための装置であって、 セル同報通信システム上でメッセージを同報通信するセル同報通信センタと
、 専用のモード通信を実質的に終了せずに、専用モードで通信している一方で
メッセージを受信する移動局とを含む装置を提供する。 【0077】 セル同報通信センタは時刻情報、またはその代わりに、あるいはそれに加えて
サーチトリガメッセージを同報通信することが好ましい。 【0078】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、CDMAの基地局とTDMAの基地
局とを含む無線遠隔通信システムにおいて使用するための移動局であって、 CDMAの基地局とTDMAの基地局と通信する、少なくとも1つの移動無
線トランシーバと、 少なくとも1つのトランシーバによって送信され、通信プロトコルスタック
にしたがって受信される信号を処理するモデムユニットであって、信号はCDM
Aの基地局と通信するためにCDMA用にコード化され、TDMAの基地局と通
信するためにTDMA用にコード化され、スタックはCDMAの基地局とTDM
Aの基地局の両者との通信を制御する単一の無線資源管理プロトコル層を含むモ
デムユニットとを含む移動局をさらに提供する。 【0079】 無線資源管理プロトコル層は、GSM無線インターフェイス層3RRのサブレ
イヤの機能のほぼ全てを実行することが好ましい。 【0080】 無線資源管理プロトコル層は、一方の基地局から他方の基地局への移動局のハ
ンドオーバを制御することがさらに好ましい。 【0081】 さらに加えて、本発明の好ましい実施形態にしたがって、基地局のサブシステ
ムを含むGSMの移動無線遠隔通信システムにおいて、基地局のサブシステムの
少なくとも一部がCDMAのエアーインターフェイスにしたがって動作し、シス
テム内の移動局と基地局のサブシステムとの通信を制御するための方法であって
、 CDMAのエアーインターフェイス上で、移動局と基地局のサブシステムの
一方との間で信号を送受信することと、 GSMの無線インターフェイス層3RRのサブレイヤの機能のほぼ全てを実
行する無線資源管理通信プロトコル層を使用して送信および受信を制御すること
とを含む方法を提供する。 【0082】 システムはTDMAのエアーインターフェイスにしたがって動作する基地局の
サブシステムをさらに含み、方法は、 TDMAのエアーインターフェイス上で、移動局と基地局のサブシステムの
一方との間で信号を送信および受信することと、 送信および受信を制御することが、単一の無線資源管理通信プロトコル層を
使用して、CDMAとTDMAのエアーインターフェイス上で信号の送信および
受信を制御することをさらに含むことが好ましい。 【0083】 方法は、TDMAの基地局とCDMAの基地局との間で移動局をハンドオーバ
することを含み、ハンドオーバが無線資源管理通信プロトコル層によって制御さ
れることがさらに好ましい。 【0084】 本発明は、次に示す本発明の好ましい実施形態の詳細な説明を、添付の図面と
一緒に参照することによって、より十分に理解されるであろう。 【0085】 【発明の実施の形態】 ハイブリッドのGSM/CDMAシステムの動作の概要 ここで図1を参照すると、図1は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、
ハイブリッドのGSM/CDMAのセルラ通信システム20の模式的なブロックダ
イヤグラムである。システム20は、既に記載したように、GSMの通信標準に基
づいて、公衆陸上移動ネットワーク(public land mobile network, PLMN)22を
中心に構築されている。このようなネットワークのインフラストラクチャは既に
存在していて、多くの国において一般的に使用されており、本発明は、既存のイ
ンフラストラクチャに対して大幅な変更を必要とせずに、このようなネットワー
クと関連してCDMAサービスを漸進的に取り入れることができるといった長所
をもつ。PLMN22は、移動サービススイッチングセンタ(mobile-services sw
itching center, MSC)24を(図1には分かり易くするために1つのみのMSC
が示されているが)少なくとも1つ、または事に依ると多数含んでおり、MSC
は地理的領域内でネットワークの動作を制御する。他の機能の中でもとくに、M
SC24は、加入者ユニットの位置登録、および基地局間の加入者ユニットのハン
ドオーバ、さらに加えて公衆交換電話ネットワーク(public switched telephon
e network, PSTN)および/またはパケットデータネットワーク(packet data n
etwork, PDN)48へPLMN22をリンクすることに責務を負っている。PLMN
はさらに、ネットワーク管理センタ(network management center, NMC)26およ
びセル同報通信センタ(cell broadcast center, CBC)28とを含む。これらの機
能については別途記載する。 【0086】 システム20は複数の移動局(mobile station, MS)40を含み、MS40は無線電
波リンク(wireless radio frequency(RF) link)上で複数の基地局のサブシス
テム(base station subsystem, BSS)30および32を介してPLMN22と許容セ
ルラ通信周波数において通信する。MS40は加入者ユニットとしても知られてお
り、実質的に標準のGSMのTDMAのシグナリングプロトコルを使用するGS
MのBSS30と、別途記載するCDMAを応用した通信方法を使用するCDMA
のBSS32との両者と通信することができる。さらに加えて、標準のGSMのシ
ステムにおいて、移動局は通常はアイドルモードのときのみCBC28から同報通
信を受信することができるが、MS40は、呼中にBSS30を介してこのような同
報通信を受信することができ、これについては別途記載することにする。分かり
易くするために、図1にはMS40、GSMのBSS30、およびCDMAのBSS
32がそれぞれ1つのみ示されているが、実際には、システム20は通常はこれらの
各システムの素子を複数含んでいることが分かるであろう。 【0087】 GSMのBSS30とCDMAのBSS32との両者は、MSC24と通信し、これ
によって制御される。GSMのBSS30とMSC24との間の通信は、実質的にG
SMの標準にしたがっている。CDMAのBSS32はIS−95のCDMAの標
準に関連して変更され、GSMの標準にしたがうPLMN22、とくにMSC24と
GSM標準のA−インターフェイスを介して通信し、これについては図4aおよ
び4bを参照して別途記載する。BSS32は、CBC28とも通信し、電波にのっ
て同報通信されるメッセージを受信し、電波による動作およびメンテナンスセン
タ(radio operation and maintenance center, OMC-R)38を含む。OMC−R
は、好ましくはGSMの12.XXシリーズの仕様(ここでは参考文献として取
り上げている)に基づく情報モデルを使用して、GSM−標準のQ3のインター
フェイス上でNMC26と通信する。選択的に、BSS32は、欧州電気通信標準化
協会(European Telecommunications Standards Institute, ETSI)によって提
案されている、一般パケットデータサービス(general packet data service, GP
RS)50へリンクしてもよい。その代わりに、またはそれに加えて、BSS32はパ
ケットデータを直接にPSTN/PDN48へ送信するために、好ましくはそこを
通るインターネットへのリンクと接続されていてもよい(しかしながら、簡単に
するために、図1にはこのような接続は示されていない)。 【0088】 CDMAのBSS32とMS40との間の通信は、CDMAの“エアーインターフ
ェイス”に基づいており、CDMAの“エアーインターフェイス”は通常はCD
MA通信のためのIS−95の標準にしたがっていることが好ましい。BSS32
は基地局制御装置(base station controller, BSC)34を中心に構築されていて
、BSC34は多数の基地局トランシーバ(base station transceiver, BTS)36
を制御して、これと通信する。MS40が個々のによってサービスされる地理的領
域またはセル内にあるとき、各BTSはMS40との間でRF信号を送受信する。
電話呼中に、MSがCDMAのBTS36のセルを一方から他方へ移動するとき、
CDMAの技術において知られているように、BTS間で“ソフトなハンドオー
バ”(またはハンドオフ(handoff))が行われる。 【0089】 しかしながらシステム20のサービス領域には、CDMAの有効範囲をもたない
(すなわち、システム20のサービス領域内にCDMAのBTS36がない)か、ま
たは有効範囲が弱いあるいは輻輳しているものもある。MS40が電話呼中にこの
ような領域内に移動するとき、MSは呼を中断せずに、CDMAのBTSから、
GSMのBSS30と関係するBTSへハンドオーバされる。同様に、MS40が、
呼中にGSMのBSS30のみによってサービスされる領域からCDMAのBTS
36のセルへ移動するとき、MSはGSMからCDMAのBSSへハンドオーバさ
れることが好ましい。CDMAからGSM/TDMAのサービスへ、およびGS
M/TDMAからCDMAのサービスへ、並びにCDMAのBSS32の一方から
他方へこのようなハンドオーバを実行する方法については別途記載する。このよ
うな方法、および図1に示したシステム20のアーキテクチャによって、MS40は
、システム20によってサービスされる、TDMAの領域内でサービスを損わずに
、CDMAのサービスが行われている領域内で、CDMAのサービスの恩恵を受
けることができる。高レベルのGSMのネットワークプロトコルがシステム全体
で確認され、より低いレベルのRFのエアーインターフェイスのみが移行中に変
えられるので、CDMAの領域とTDMAの領域との間の移行はMS40のユーザ
には実質的にトランスペアレントである。 【0090】 図2は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、MS40とBSS30および32
との間の通信プロトコルのスタックを模式的に示すブロックダイヤグラムである
。MS40は、GSMのUmインターフェイス上でGSMのBSS30と通信し、G
SMのUmインターフェイスは標準のTDMAのエアーインターフェイスに基づ
いているので、MS40に適応するために、BSS30またはGSMのレイヤ1およ
びレイヤ2の標準のインターフェイスプロトコルの変更は実質的に必要ない。M
S40は、ある特定の変更を行ったCDMAのIS−95のエアーインターフェイ
スに基づいて、CDMAのUmインターフェイス上でCDMAのBSS32と通信
する。この技術において知られている加入者ユニットは、GSMのUmインター
フェイスまたはCDMAのUmインターフェイスの両者ではなく、何れか一方に
おいて動作することができる。 【0091】 これらのインターフェイスの両者を維持するために、MS40はモバイル装置(
mobile equipment, ME)42を含み(図1参照)、ME42は、2つの無線トランシ
ーバ、すなわちTDMAの動作のために構成された無線トランシーバおよびCD
MAの動作のために構成された無線トランシーバか、またはTDMAとCDMA
との間で動的にスイッチできる単一のトランシーバの何れかを含まなければなら
ない。MEはモバイル端末(mobile termination, MT)を含み、MTは、音声ま
たはデータ、あるいはこの両者の入出力のための端末装置(terminal equipment
, TE)46を支援している。さらに加えて、MS40は、GSMの標準にしたがって
、加入者識別モジュール(subscriber identity modules, SIM)44を含む。 【0092】 図3は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、MS40がME42内に単一の
無線トランシーバを含んでいることを示す模式的なブロックダイヤグラムである
。MS40はモデムユニット59を中心に構築されていて、モデムユニット59はTD
MAとCDMAの両者の信号を生成して処理することができるDSPのコア60を
含んでいる。コア60はASICデバイスを含み、ASICデバイスはGSMのタ
イミング論理64およびGSMのハードウエアのアクセラレータ(GSM hardware a
ccelerator, GSM HW加速部(GSM HW ACCELERATION))(またはDSP)62
によって支援されるスタンドアローン形のCDMAの送信/受信処理部と、さら
に加えてSIMのためのポート44とを含む。コア60は入力を受け取り、出力をT
E46へ送る。この場合に、TE46はオーディオマイクロフォンおよびスピーカと
して表わされており、コア60は、この技術において知られているように、D/A
およびA/Dの変換と、さらに加えて可聴信号に対するボコーディング機能を行
う。GSMまたはCDMAのボコーディングは、MS40がGSMのBSS30また
はCDMAのBSS32と接触しているか、否かに依存して適用される。コア60は
、さらに加えて、またはその代わりに、ファックスデバイスのような、ディジタ
ルデータの入力/出力を行うTE46と協働するように構成されていてもよい。 【0093】 コア60は、TDMAまたはCDMAの何れかのフォーマットのディジタルデー
タを混在信号出力デバイス66へ出力する。デバイス66は、RF送信機68へ入力す
るために、データを処理して、アナログのベースバンドの形態に変換する。送受
切換え器70はアンテナを介してGSMまたはCDMAの基地局へ生成されたRF
信号を適切に伝達する。基地局から受信された信号は、送受切換え器70によって
RF受信機72および混在信号入力デバイス74を介して、ベースバンドの変換およ
びAGC機能を行って、コア60へ送られる。送信機68、受信機72、および混在信
号デバイス66および74はコア60によって制御されることが好ましい。 【0094】 MS40によるRFの送信および受信は、既存のGSM装置、とくにBSS30と
の互換性のために、GSMの900または1800メガヘルツのバンド内におけ
る周波数で行われることが好ましい。MS40が図3に示した単一のトランシーバ
のみを含み、GSMのバンドで動作すると仮定すると、システム20におけるCD
MAシステムもこの周波数範囲内で動作するように適切に構成されなければなら
ない。 【0095】 図2を参照すると、MS40が物理的に1つのトランシーバを含んでいても、2
つのトランシーバを含んでいても、MS40は、向かい合っているGSMのBSS
30およびCDMAのBSS32のそれぞれと動作するために、プロトコルスタック
内の2つのインターフェイスのレイヤ1および2を支援しなければならない。M
S40とCDMAのBSS32との間のCDMAのエアーインターフェイスは、標準
のIS−95のプロトコル上で動作するCDMAのレイヤ1と、IS−95の動
作を変更して、GSMのネットワークサービスの必要に適応するGSM−CDM
Aのレイヤ2とを含む。GSM−CDMAのレイヤ2は、メッセージの順序付け
、優先順位、および断片化、並びに通信の中断および再開のような機能を含んで
おり、これは通常はCDMAのIS−95ではなく、標準のGSMのレイヤ2に
よって支援される。向かい合っているGSMのBSS30、エアーインターフェイ
スのレイヤ1および2は、実質的に変更せずに、GSMの標準にしたがっている
。 【0096】 標準のGSMのプロトコルは、第3の無線インターフェイスのレイヤ(third
Radio Interface Layer, RIL3)を含んでおり、RIL3は、GSMのレイヤ1
およびレイヤ2の上にあって、3つのサブレイヤを含んでいる。これらの3つの
RIL3のサブレイヤの中の最も下のサブレイヤは、無線資源(Radio Resource
, RR)管理層であり、上に位置する移動管理(Mobile Management, MM)および
接続管理(Connection Management, CM)のサブレイヤを支援している。GSM
のBSS30内のRIL3のサブレイヤは、GSM標準に対して実質的に変更され
ず、同様にGSMのMMおよびCMのサブレイヤもMS40において実質的に変更
されずに維持される。CMのサブレイヤは呼の処理のためにシグナリング、GS
Mの補足的なサービス、およびショートメッセージサービス(short message se
rvice, SMS)を支援する。MMのサブレイヤは、MS40の位置付け、認証、およ
び暗号化キーの管理のために要求されるシグナリングを支援する。 【0097】 MMおよびCMのサブレイヤを支援するために、GSM−CDMAのRRのサ
ブレイヤは、MS40およびBSS32のプロトコルスタックに取り入れられている
。GSM−CDMAのRRのサブレイヤは、無線資源の管理、並びにMS40とB
SS30および32との間の無線リンクの維持を行っており、MS40のプロトコルス
タック内の2つのGSMとCDMAの下位のレイヤ(レイヤ1および2)の存在
に“気付いている”。GSM−CDMAのRRのサブレイヤは、MSスタック内
の適切な下位のレイヤを呼出し、通信しているBSSから受取る指令に依存して
、GSMのUmのインターフェイス上のBSS30の標準のRIL3−RRのサブ
レイヤか、またはCDMAのUmのインターフェイス上のBSS32のGSM−C
DMAのRRのサブレイヤの何れかと通信する。MMおよびCMのサブレイヤは
、BSS32によって処理されないが、下に位置するCDMAのエアーインターフ
ェイスレイヤに実質的にトランスペアレントなやり方で処理するために、MS40
とMSC24との間を中継される。MSのスタック内のRRのサブレイヤも、レイ
ヤ1と2とにおいて規定されている対応するエアーインターフェイス間のハンド
オーバを制御し、MSC24とBSSとからの指令のもとで、ハンドオーバのため
のセルの選択を支援する。 【0098】 いずれのエアーインターフェイスが使用されているかに関わらず、GSM−C
DMAのRRのサブレイヤは、その上に位置する標準のGSMのRIL3−MM
およびCMのサブレイヤを支援する。RRのサブレイヤは、GSMの仕様の04
.07および04.08(ここでは参考文献として取り上げている)によって規
定される完全な無線資源管理機能を提供することが好ましい。“RR”のレイヤ
自体は、CDMAのIS−95標準によって規定されないが、ここに記載されて
いるGSM−CDMAのRRのサブレイヤも同様に、完全なIS−95の無線資
源機能を保持している。 【0099】 GSMの標準にしたがって、RRのサブレイヤの機能は、アイドルモードの動
作と専用モードのサービス(すなわち、通話中に行われるサービス)とを含む。
RRのサブレイヤのアイドルモードの動作には、GSMとCDMAのセル間、並
びにCDMAのセルの対とGSMのセルの対との間における自動的なセル選択お
よびアイドル状態のハンドオーバを含み、セル変更の表示はGSMの標準によっ
て特定される。アイドルモード中にRRのサブレイヤは、GSMおよびCDMA
の標準によって特定される同報通信のチャンネル処理、およびRR接続の設定も
行う。 【0100】 専用モードでは、RRのサブレイヤは次のサービス、すなわち、 ・ルート設定サービス、サービス要求、メッセージの転送、およびGSMの標準
によって特定される実質的に全ての他の機能と、 ・別途記載するハードなハンドオーバ、およびCDMA−対−CDMAのソフト
なおよび“よりソフトな”ハンドオーバを含む専用チャンネルの変更(すなわち
、ハンドオーバ)と、 ・伝送モード、チャンネルのタイプ、およびコーディング/デコーディング/ト
ランスコーディングモードを含むRRチャンネルのためのモード設定と、 ・IS−95の仕様に基づくMSパラメータの管理と、 ・GSMの仕様に基づくMSの階級値の管理とを行う。 【0101】 当業者には、RRのサブレイヤの上述の特徴は、要約書のみによって記載され
ており、追加詳細および特徴は発行されたGSMおよびCDMAの仕様に基づい
て追加されることが分かるであろう。 【0102】 図4aは、本発明の好ましい実施形態にしたがうMS40と、CDMAのBSS
32と、GSMのMSC24との間のシグナリングインターフェイスにおいて使用さ
れるプロトコルスタックを模式的に示したブロックダイヤグラムである。これら
のインターフェイスは、CDMAのエアーインターフェイス上でMS40がGSM
のMSC24と通信できるようにしている。これらのインターフェイスの動作、と
くにこれらのインターフェイスを通るメッセージの流れは、上述の特許出願第PC
T/US96/20764号により詳しく記載されており、ここではこれを参考文献として取
り上げている。MS40がGSMのBSS30とMSC24と通信しているとき、プロ
トコルスタックは、実質的に変更せずにGSM標準にしたがっている。 【0103】 既に記載したように、MS40はCDMAのUmのインターフェイス上でCDM
AのBSS32と信号を交換し、MSとBSSのプロトコルスタックは、GSM−
CDMAのRRのサブレイヤおよびレイヤ2とを含むように変更される。図4a
には、中継層が、BSS32のプロトコルスタック内に明らかに示されており、中
継層がは、MS40とMSC24との間のRIL3−CMおよびMMのシグナリング
をBSS32によってあまり処理せずに伝達する。Umのインターフェイス内に含
まれている他のレイヤについては、図2を参照して既に記載した。 【0104】 CDMAのBSS32は、標準の、実質的に変更されていないGSMのA−イン
ターフェイス上でGSMのMSC24と通信する。このインターフェイスは、この
技術において知られているように、好ましくはGSMの08.08の標準にした
がって、GSMのSS7およびBSSのアプリケーションパート(BSS Applicat
ion Part, BSSAP)のプロトコルに基づいている。BSSAPはMSC24とBS
S32との間の手続きを支援し、この手続きは単一の呼および資源管理に関係する
情報の解釈および処理、並びにMSC24とMS40との間の呼の制御および移動性
の管理メッセージの転送を必要とする。BSS32は、MSC24へ送るために、B
SSとMS40との間で交換されるCDMAのレイヤ1、GSM−CDMAのレイ
ヤ2、およびRRのプロトコルを適切なSS7およびBSSAPのプロトコルへ
、またはこの逆に変換する。 【0105】 CDMAのBSC34は標準のA−インターフェイスを使用してGSMのMSC
24と通信するので、CDMAのBSS32をGSMのシステム20へ追加できるよう
にするために、コアのGSMのMSCを変更する必要は実質的にない。さらに加
えて、GSM/TDMAのBSS30とCDMAのBSS32の両者はA−インター
フェイス上で実質的に同じやり方でMSC24と通信するので、MSC24はこれら
の間の識別において相違があることを認識する必要はない。BSS32のBTS36
と関係するセルはGSM/TDMAのセルと実質的に同じやり方でMSC24によ
ってマップされ、GSMの標準にしたがって、GSMの絶対無線周波数のチャン
ネル番号(absolute radio frequency channel number, ARFCN)および基地局識
別コード(base station identity code, BSIC)の値を割り当てられる。MSC
24の観点から、GSMのBSS30とCDMAのBSS32との間、またはさらに2
つの異なるCDMAのBSS間におけるハンドオーバは、従来のGSM/TDM
Aを応用したシステムにおける2つのGSMのBSS間のハンドオーバと相違し
ない。CDMAセルのBSICは、システム20内において従来のGSMセルと区
別できるように割り当てられる。 【0106】 図4bは、本発明の好ましい実施形態にしたがって、MS40とMSC24との間
でCDMAのBSS32を介して音声データを伝達することに関係するプロトコル
スタックを模式的に示すブロックダイヤグラムである。MS40とBSS32との間
の音声データはCDMAのボコーダによって符号化およびデコードされ、CDM
Aのボコーダにはこの技術において知られている標準のIS−95のボコーダの
プロトコルを含んでもよい。BSS32はCDMAのレイヤ1をGSMのE1のT
DMA信号へ変換し、A−インターフェイスの標準要件にしたがって、CDMA
のボコード(vocode)されたデータをPCMのA−法圧伸音声データ(A-law co
mpanded voice data)へ変換する。したがってMS40がGSM/TDMAモード
で動作していても、BSS32とMS40との間のデータがCDMA方式で符号化さ
れることとは実質的に関係なく、MSC24はMS40との間でBSS32を介して音
声データを送受信する。 【0107】 CDMAからTDMAへの基地局のハンドオーバ 図5は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、システム20を詳細に示す模
式的なブロックダイヤグラムであり、CDMAのBSS32からGSMのBSS30
へのMS40の移動支援のハンドオーバ方法を理解するのに有益である。図1とは
異なり、ここではBSS30が詳しく示されており、BSC77と複数のBTS78お
よび80とを含んでいる。図5には、BSS32と関係するBTSの1つ、ここでは
BTS76から、BSS30のBTS78へのハンドオーバが示されている。BSS32
は、図1を参照して記載したように、GSM−CDMAのBSC34およびBTS
36も含んでいる。 【0108】 このようなハンドオーバが望ましい位置にMS40があると判断されるとき、C
DMAのBTS76からTDMAのBTS78へのハンドオーバは、BSS32によっ
て開始されることが好ましい。この情況は、BTS76から受信される信号が弱い
ときか、またはMS40がCDMAの有効範囲の縁端部に到達していることが分か
っているときか、またはCDMAチャンネル上のトラヒックが多いときに生じる
。その代わりに、BSS32はMS40に、BTS78(または他のGSMのBTS)
から信号を求めるように、そうするための特定の圧力とは無関係にときどき命令
してもよい。 【0109】 図6は信号の流れを模式的に示すダイヤグラムであり、本発明の好ましい実施
形態にしたがって、図5のハンドオーバプロセスにおけるMS40と、BSS30、
32と、MSC24との間で伝達される信号を示す。BSC34はMS40に命令して、
隣り合うGSMのBTSに対するゲート式のサーチを開始し、MS40はBTS76
との通信を短い期間の間中断して、TDMA信号をサーチして受信する。MS40
はIS−95標準で動作し、IS−95標準では、CDMAの送信を20ミリ秒
の時間期間の間アイドル状態にし、この時間期間の間CDMAの音声通信を実質
的に中断せずにGSMのTDMAの近隣の走査を行うことができることが好まし
い。20ミリ秒のフレーム中のMS40による送信は、IS−95の標準によって
セクション6.6.6.2.8によって規定されている活動化/非活動化機構を
使用して中断されることが最も好ましい。その代わりに、このようなアイドル状
態の期間は、他のCDMA標準のもとでも同様に取り入れることができる。また
その代わりに、既に記載したように、MS40は、この目的のために同時に使用で
きる別個のTDMAとCDMAのトランシーバを含んでもよい。 【0110】 BSC34は、BTS78および80と関係するような、隣り合うGSMのTDMA
のセルの周波数のリストをMS40に与えることが好ましい。MS40はリスト上の
セルの周波数のみでサーチするので、このようなリストは、BTS78をサーチし
て、見付けるのに必要な時間を低減するのに有益である。リストは、MS40が1
つのセルから別のセルへ移動するときに更新され、TDMAとCDMAの基地局
間のハンドオーバ中は維持される。 【0111】 MS40は、BTS78の周波数で信号を受信するとき、GSMの周波数補正(fr
equency correction, FCCH)および同期化(synchronization, SCH)のチャンネ
ルの信号をデコードすることを試みる。このデコーディングを完了するには、ゲ
ーティングされたCDMAのアイドル状態の期間のいくつかを費やす。デコーデ
ィングに成功すると、MS40は、TDMA信号の電力レベルを判断して、それを
GSMのセルの識別と一緒にBSS32へ報告する。電力レベルを判断するために
、MS40は1期間における信号電力の平均をとって、MSの移動およびチャンネ
ルのフェーディングの影響を低減することが好ましい。TDMAの電力レベルの
判断および報告は、MS40がコマンドを受信した後で、継続的に反復されること
が好ましい。 【0112】 GSMの標準にしたがって、MS40によって監視される各セルの電力レベルは
、少なくとも5秒ごとに判断され、対応するSCHは少なくとも30秒ごとにデ
コードされる。電力レベルは、セルの全てについてBSS32によって与えられる
隣り合うセルのリスト上で判断される。MSはSCHをデコードし、最良の信号
を送出したセルのみの電力レベルを報告することが好ましい。上述のセルからM
Sによって受信された信号についての最後の報告または他の変更の後で、判断さ
れた電力レベルが変更されているときのみ、MSはBSS32に報告することが最
も好ましい。 【0113】 この情報に基づいて、BSSはハンドオーバが行われるか、否かおよびハンド
オーバが行われるときを判断する。BSS32は、適切なときに、MSC24へのハ
ンドオーバ要求を開始する。MSCはGSMのBSS30へハンドオーバ要求を伝
達し、GSMのBSS30は要求に肯定応答する。次にGSMのBSS30はRRの
ハンドオーバコマンドをMSC24およびCDMAのBSS32を介してMS40へ伝
達し、BSS30とMSとの間で新しいトラヒックチャンネル(traffic channel,
TCH)が開かれる。この時点でハンドオーバは完了し、MS40はBTS78へ切換
えられる。実質的にGSMのメッセージング標準にしたがってハンドオーバの成
功がMSC24へ報告され、次に、MSCは適切な“クリア”コマンドをCDMA
のBSS32へ発行し、CDMAのBSS32は“クリア完了”メッセージで応答す
る。 【0114】 新しいトラヒックチャンネルは、受諾されたGSMのハンドオーバ方法にした
がって、非同期のハンドオーバモードで開かれ、GSMのBSS30はこのような
ハンドオーバを受諾するように構成されていることが好ましい。MS40は、ハン
ドオーバコマンドによって示されているように、GSMのBSS30の主要な専用
制御チャンネル(dedicated control channel, DCCH)上でハンドオーバアクセ
スバーストでRRのハンドオーバコマンドに応答することが好ましい。次にMS
は待機して、GSM標準の04.08において規定されているように、TCH上
でBSS30から適切な物理的情報メッセージを受信し、ハンドオーバを完了する
。IS−95標準のT3124のタイマにしたがって、物理的な情報が所定の時
間期間内、好ましくは320ミリ秒以内で受信されないときは、MSはCDMA
のBSS32への接続を再開することを試みる。 【0115】 GSMのBTS78からの信号がCDMAのBTS76の信号よりも強くなるたび
に、ハンドオーバを開始する決定をすることができるが、別の基準が適用される
ことが好ましい。例えば、CDMAチャンネルは通常GSMチャンネルよりも、
よりよい送信品質を与えるので、GSM信号が所定の重み付け係数だけCDMA
信号よりも強いときのみ、ハンドオーバが開始されることが好ましい。係数はシ
ステム20において予めプログラムされているか、またはMS40のユーザによって
設定されてもよい。係数は、MSの地理的位置およびシステム内のCDMAおよ
びTDMAのチャンネル上の相対的なトラヒック量のパラメータに応答して、動
的に調整されてもよい。 【0116】 図7および8は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、TDMAのセルの
電力をデコードして監視するためにMS40によってそれぞれ使用されるIS−9
5Bフレーム81および87の構造を模式的に示すブロックダイヤグラムである。監
視フレーム81および87は、480ミリ秒内の1つのみの監視フレームの繰返し数
で、正規のCDMA通信フレーム82によって割込まれる。IS−95B標準では
、監視フレームは20ミリ秒または40ミリ秒の監視期間をもつことができる。
所望であれば、より長い継続期間を使用してもよい。より短い(20ミリ秒)の
フレームを選択すると、MS40とBSS32との間で同時に実行されるCDMAの
呼においてデータを損失する可能性は低減するが、1周期のデコーディングおよ
び監視を完了するのに必要な時間長は増加する。 【0117】 図7は、監視フレーム81を示しており、監視フレーム81を使用して、目的とす
る特定のTDMAのセルにおけるFCCHおよびSCHを獲得する。最初の時間
間隔83において、MS40は、通常は、適切な位相ロックループ(phase-locked l
oop, PLL)をTDMAのセルの周波数に調節することによって、受信機の周波数
を調節する。次の時間間隔84では、MSは、通常は自動利得制御(automatic ga
in control, AGC)を使用して、TDMAセルから受信した信号に対する受信機
の利得を調節する。PLLおよびAGCを調節する適切な方法は、この技術にお
いてよく知られている。時間間隔83および84は、各継続期間において約1ミリ秒
であることが好ましい。続いて、フレーム81の全継続期間が20ミリ秒であるか
、または40ミリ秒であるかに依存して約15または35ミリ秒の間、既に記載
したように、獲得したCDMAセルのFCCHおよびSCHがデコードされる。
次のCDMAフレーム82の準備において、MS40は周波数を以前の(CDMA)
の設定に再び調節して、最後の時間間隔86においてCDMAのBTS76と再び同
期させる。 【0118】 図8は、目的とするTDMAセルの電力レベルを測定するのに使用される監視
フレーム87を示している。このような各セルにおいて、MS40の周波数は、既に
記載したように、最初の時間間隔83に調節される。セルの電力レベルは、対応す
るエネルギ測定の時間間隔88の間に判断され、時間間隔88は約1.4ミリ秒の継
続期間をもつことが好ましい。図8に示した例では、フレーム87の継続期間には
20ミリ秒が採用されており、この電力レベルではこのフレーム中に7つの異な
るセルを判断することができる。その代わりに、40ミリ秒のフレームが使用さ
れるときは、このフレーム中に15までの異なるセルの電力レベルが判断される
。 【0119】 図示されていない代わりの実施形態では、1つの監視フレームは2以上の部分
に分割され、一方の部分はFCCHおよびSCHを獲得するためのフレームであ
り、他方はエネルギを測定するためのフレームである。さらに別の実施形態は、
IS−95またはIS−95QのCDMA標準に基づいていてもよい。 【0120】 図9、10、11、および12は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、
図5および6に示したハンドオーバを実行することに関係する動作を、状態機械
の形態で模式的に示したフローチャートである。図9および10は、MS40の状
態を示しており、図11および12はGSM−CDMAのBSS32の状態を示し
ている。図9ないし12において、実線は、既に記載したIS−95のゲーティ
ングを使用して実行されるプロセスを表わしており、MSの受信はCDMAとT
DMAの間でスイッチする。点線は、MSがCDMA/TDMAで同時に動作で
きるときに可能な交互の状態の遷移を示しており、通常は(図3に示した単一の
トランシーバのMSとは異なり)MSは2つの無線トランシーバをもつことが必
要である。GSM−TDMAのBSS30の状態については、GSM標準に実質的
にしたがっており、これはこの技術において知られているので、記載していない
。 【0121】 ハンドオーバプロセスの途中でMS40とBSS30とBSS32との間で伝達され
る一定のメッセージは、図中のBSS32およびMS40の関連する状態を接続する
線に沿って示されている。これらのメッセージは、標準のIS−95またはGS
Mメッセージの一般的な形態をとり、変更されるか、または補足されるか、ある
いはこの両者が適切に行われて、ハイブリッドのGSM−CDMAシステム20に
おいて伝達される必要のある追加の情報を伝えることが好ましい。一定の例示的
なメッセージおよびメッセージのフォーマットが本明細書に記載されているが、
当業者には明らかなように、関連するIS−95およびGSM標準の制約内で、
メッセージフィールドの実質的に適切な割り当てを使用することができる。 【0122】 ハンドオーバプロセスの始めに、MS40はMSの状態100およびBSSの状態1
30においてCDMAのトラヒックチャンネル(traffic channel, TCH)上でBS
S32と通信する。BSSは、ゲーティングパラメータを含むゲーティングコマン
ドのサーチを発行し、状態134でゲーティングの完了を待つ。MS40は状態102に
おいてパラメータを検査する。MSがパラメータを支援するように構成されてい
ないときは、MSはゲーティング拒絶メッセージを発行する。パラメータが支援
されているときは、MSはゲーティング完了メッセージを発行し、IS−95の
ゲーティング状態104に入る。ゲーティング停止コマンドが受信されるときは、
MS40は状態100に戻る。 【0123】 ゲーティング完了メッセージが受信されると、BSS32はIS−95のゲーテ
ィング状態136に入り、MS40に命令して、隣り合うセルの監視を始める。(既
に記載したように、MSがCDMA/TDMAの動作を同時にできるとき、この
場合はMSは状態100から直接に状態106に入り、ゲーティング状態104および136
は必要ない。)次にBSSは状態132に入り、監視が完了するのを待つ。MSは
状態106において監視コマンドのパラメータを検査する。MS40は、コマンド監
視パラメータを支援することを確認すると、GSM監視状態108に入り、既に記
載したように、隣り合うセルの信号強度を定期的にデコードして、判断する。同
様に、隣り合うセルの監視し始めたことについての確認をMSから受信すると、
BSS32は各GSM監視状態138に入る。 【0124】 MS40は、隣り合うセルを監視し、パイロット強度測定メッセージ(pilot st
rength measurement message, PSMM)の形態でBSS32の結果を報告し続ける。
ハンドオーバトリガ状態が設定されるとき、すなわちBSS32からMS40によっ
て受信される信号が隣り合うセルの1つよりも十分に弱いとき、BSSはMSC
24に、ハンドオーバが要求され、待機状態140に入ることを示す。GSM標準に
したがってGSMタイマT7によって判断されることが好ましいハンドオーバコ
マンドが、所定の期間内に受信されないときは、BSSは状態138に戻る。ハン
ドオーバコマンドがMSCから受信されるときは、BSS32はRIL3−RRの
ハンドオーバコマンドをMS40へ送り、別の待機状態142に入り、ここでBSS3
2はMSからのコマンドについてのレイヤ2(Layer 2, L2)の肯定応答(acknow
ledgment, ACK)を待つ。BSS32は状態138においてもハンドオーバコマンドを
MSへ受信し、この場合にBSS32はRIL3−RRのハンドオーバコマンドを
MS40へ送って、状態142に入ることに注意すべきである。 【0125】 MS40は、RIL3−RRのハンドオーバコマンドを受信すると、状態110に
おいてハンドオーバコマンドのパラメータを検査する。MS40は、ハンドオーバ
コマンドのパラメータを支援するとき、L2の肯定応答をBSS32へ送って、C
DMAの中断状態112に入る。パラメータが支援されないときは、MS40はハン
ドオーバ失敗メッセージを発行し、状態108へ戻る。この場合か、または肯定応
答が、好ましくはGSMのタイマT8によって判断される所定の時間期間内に受
信されないときは、BSS32はハンドオーバ失敗メッセージをMSC24へ送って
、状態138に戻る。 【0126】 パラメータが支援され、ハンドオーバコマンドが、MSをGSM−TDMAの
BSS30へハンドオーバすることを示していると仮定すると、MSはハンドオー
バアクセスメッセージを送って、状態120においてBSS30からの物理的な情報
を待つ。(ハンドオーバコマンドが、MSを別のCDMAのBSSへハンドオー
バすると指定しているときは、図19および20を参照して別途記載するように、
MSは状態114に入る。)その間にBSS32は状態144において“クリア”のコマ
ンドを待ち、一方で“クリア要求”メッセージをMSC24へ定期的に送る。 【0127】 物理的な情報が受信されると、ハンドオーバは正常に完了し、MS40はGSM
のトラヒックチャンネル通信状態124へ入る。BSS32はクリアコマンドを受信
すると、状態148に入り、ここでBSS32はMS40との通信チャンネルに割り振
られた無線資源(air resource)を解放し、“クリア完了”メッセージを送る。
BSSはSCCP解放状態150に入り、ここでBSSはMSC24と通信するのに
使用される呼資源を解放し、次に終了状態152においてMS40との接続を終了す
る。 【0128】 しかしながら、MS40が、GSMのT3124のタイマが切れることによって
与えられる特定の時間期間内で物理的な情報を受信しないときは、MSは状態12
2に入り、ここでMSはCDMAのBSS32を再び獲得して、状態100へ戻ること
を試みる。ハンドオーバ失敗メッセージがBSS32へ発行されると、BSS32は
対応するCDMA再獲得状態146に入る。再獲得に失敗すると、BSS32はクリ
ア要求を発行し、状態144へ戻り、BSS32はここから、既に記載したように、
状態152へ最終的に抜けることができる。MSはアイドル状態126に変わる。 【0129】 TDMAからCDMAへの基地局のハンドオーバ 図13は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、システム内の関連するG
SMのBSCおよびBTSへ時刻を与えることに関係するシステム20(図1参照
)における信号の流れを示した模式的なブロックダイヤグラムである。時刻はG
SM標準によって要求されていないので、通常はシステム20内のGSMのBSS
はこの情報について知らされない。一方で、信号の識別およびデコーディング、
およびセル間のソフトなハンドオーバには、CDMAの基地局が同期することが
必要であるので、IS−95の標準には、このようなCDMAの基地局が同期す
ることが要求される。したがって、TDMAのBTS78からCDMA76へのMS
40の移動支援のハンドオーバには(これは図5に示されているが、ハンドオーバ
の矢印は反対である)、システム20によって時刻が与えられることが必要である
。 【0130】 図13の方法では、PLTN22の標準の部分であるCBC28を使用することに
よって、MSC24またはGSMのBSS30またはBTS78および80におけるハー
ドウエアまたはソフトウエアを変更する必要なく、システム20に時刻を与え、シ
ステム上で時刻を同報通信することができる。普通は、CBC28はGSMのイン
ターフェイス標準03.41および03.49にしたがってセル同報通信サービ
ス(cell broadcast service, CBS)を提供し、システム20内の規定されていな
い地理的領域に対して否定応答された一般的な短いメッセージを同報通信するこ
とができる。メッセージは、スタンドバイモード、またはアイドルモードにおい
て、すなわちMSが電話呼に関係していないときにMS40によって受信される。
しかしながら時刻情報を与えるために、MS40が、GSM標準によって規定され
ているようにアイドルモードであるときだけでなく、MSが(呼自体からデータ
を失う犠牲を払う可能性があるが)専用モード、すなわち電話呼中であるときも
、MS40はCBSメッセージを受信できることが好ましい。CBSを使用して、
時刻情報をMS40へ与えることが、とくに、図3に示したように、MSが1台の
みの無線送信機および受信機を含むときは望ましく、2台の無線機が使用されて
いて、一方がCDMA用に使用されていて、他方がTDMA用に使用されている
ときは、CDMAの無線機は時刻を受信し、TDMAの無線機は電話呼を受信す
るのに使用される。 【0131】 本発明の好ましい実施形態では、CBSのメッセージは、図6を参照して既に
記載したように、MS40によって隣り合うセルについてサーチを開始するのにも
使用される。 【0132】 グローバルポジショニングシステム(global positioning system, GPS)の受
信機161を装備した特定のMS160は、時刻を必要としているシステム20のGPS
/TDMAのセル内に位置付けられている。図13では、MS160は受信機161か
ら時刻を受信し、GSM標準にしたがってBTS78によって送られる同期信号に
基づいて、並行するTDMAのフレーム番号の識別と時刻とを関係付ける。その
代わりに、MS160はCDMAのBSSから時刻を受信するように構成されてい
てもよく、この場合はGPS受信機161は必要ない。MS160はBTS78、BSC
77、MSC24、およびPSTN/PDN48を介してCBC28へデータ呼を開き、
CBCへ現在の時刻およびフレーム番号についてのセルの識別および対応を送る
。その代わりに、MS160はGSMのSMSを使用するといった他の適切な方法
によって情報を伝達してもよい。次にCBC28はCBS上でこの情報をセルへ送
り、MS40はGSM/TDMAのモードで動作しているときでも時刻を受信する
。したがって、MS40がCDMAのBTS76へハンドオーバされるときでも、C
DMAのBTSから同期/時刻情報を獲得する必要はなく、ハンドオーバをより
迅速で円滑に進めることができる。 【0133】 時刻をシステム20に取り入れると、CDMAのハンドオーバへ接続しなくても
、システムのGSMの部分自体において有益である。例えば、MS40が異なるG
SMのBTS78および80へ時刻を送ることができ、MSからBTSの各々へのタ
イミング遅延を測定して、MSの位置を判断するのに使用することができる。 【0134】 図14は、ネットワーク20におけるGSM/TDMAのセル162とCDMAの
セル164とを重ね合せた模式的なマップであり、本発明の実施形態にしたがって
、GSMのBTS78からCDMAのBTS76への移動支援のハンドオーバの態様
を示している。システム20のオペレータは、MS40が図14に示したセル1−5
の何れかの中に位置しているとき、TDMA/CDMAのハンドオーバが行われ
ることが分かるであろう。したがって、CBC28は、これらのセルにおいて全て
のデュアルモードの(GSM/CDMA)のMSへCBSメッセージを同報通信
し、CBSメッセージには次の情報および指令、すなわち、 ・CDMA信号についてサーチを開始する(サーチトリガ)MS、 ・重なり合っていて、かつ隣り合っているセルにおけるCDMAのBTSの周波
数、 ・GSMのMSC24にしたがう、CDMAのセル94のGSMのマッピング、 ・時刻を供給するのに他の方法も使用できるが、好ましくはMS90から求められ
る現在のTDMAのフレーム番号で時刻を識別すること、および、 ・オプションとして、既に記載したように、TDMAの信号と比較するためにC
DMAの信号強度を逓倍する係数を含む。 【0135】 セル6ないし10ではこのようなメッセージを同報通信する必要はない。さら
に、デュアルモードのMSのみがこのメッセージを受信して、解釈するようにプ
ログラムされていて、一方で普通のGSM/TDMAのMSはそれを無視するこ
とが分かるであろう。従来技術において提案されているハイブリッドのGSM/
CDMAシステムとは異なり、CBSメッセージはデュアルモードのMSをトリ
ガして、イネーブルして、CDMAのBSSの1つへハンドオーバするのを助け
るために、情報を集めて、GSMのBSS30およびMSC24へ供給する。 【0136】 図15は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、BTS78からBTS76へ
移動支援のハンドオーバと関係するシステム20における信号の流れを示すブロッ
クダイヤグラムである。既に図13を参照して記載したように、ハンドオーバは
、サーチのトリガおよび他の情報の送信で始まる。サーチのトリガは、MS40は
GSMのセル1ないし5の1つの中にあるとき(図14参照)、または他の予め
プログラムされた状態に応答して、BTS78によって定期的に送られる。 【0137】 トリガを受信するとき、MS40はBTS78でTDMAのトラヒックをオフにス
イッチし、短い期間の間、好ましくは約5ミリ秒の間、受信機を適切なCDMA
の周波数へ同調させる。次に、MSは、BTS78との通信を再開した後で、MS
が受信したCDMA信号をデコードして、MSが、例えばBTS76から受信した
、BTSのパイロットビームを識別することを試みる。既に記載したように、C
DMAのBTS76は、それがGSM−TDMAのBTSであるかのように、シス
テム20内にマップされる。したがってMS40は、(上述の関連するCDMA/T
DMAの重み付けによって選択的に逓倍される)BTS76から受信した信号の電
力を示す報告メッセージを、BTS76のGSMシステムのマップ識別と一緒に、
GSMのBTS78へ送信する。GSMのBSS30とMSC24の観点から、この場
合にMS40によって送信されるメッセージと、普通のGSMの近隣の走査の結果
として送られるメッセージとは実質的な相違しない。 【0138】 この測定および報告プロセスは、MS40をBTS76へハンドオーバするとBS
S30が判断するまで行われる。この点において、BSS30は、ハンドオーバが要
求されていることを示すMSC24へメッセージを伝達する。MSC24はBSS32
へハンドオーバ要求を送り、BSS32はMSC24を介してBSS30へ肯定応答を
送る。BSS32はハードウエアおよびソフトウエアの資源を、MS40で開かれる
通信トラヒックチャンネルへ割り振り、ナルのデータをMSへ送り始め、チャン
ネルを開く。GSMのBSS30はハンドオーバコマンド、好ましくはRIL3−
RRのコマンドをMS40へ送り、このコマンドはCDMAのBTS76でCDMA
の通信チャンネルを開くために必要とされるIS−95のパラメータを要約して
いる。このようなメッセージ内に含まれているパラメータは、図20および21
aないしdを参照して別途記載される。次に新しいトラヒックチャンネルが開か
れ、ハンドオーバを完了し、BSS30は古いTDMAのトラヒックチャンネルを
解放する。 【0139】 上述のプロセスでは、高速度、高信頼性、かつ呼中のハンドオーバが行われて
いる間のサービスの中断を最低限にするといった条件で、GSM/TDMAのB
SS30からCDMAのBSS32へ移動支援のハンドオーバを行うことができる。
このハンドオーバのために、システム20内のGSMのセルは時刻情報を受信し、
CDMAのセルは、ハードウエアの犠牲を最低限にして、かつ既存のGSMシス
テムの素子を再びプログラムする必要を実質的になくして、GSMのシステムへ
マップされる。 【0140】 同様のTDMA−CDMAのハンドオーバのプロセスは、GSMのBSS30に
おいて時刻情報がなくても実行することができる。この場合に、MS40がBTS
76と関係するパイロットチャンネル信号を獲得した後で、MS40はBTSのCD
MAの同期化チャンネルに同調してデコードし、時刻を求めなければならない。
この処理には約480ミリ秒かかり、呼中の音声サービスに顕著であるが、それ
でも許容可能な割込みが生成される。さらにその代わりに、同様のハンドオーバ
プロセスは、2つのトランシーバをもつMSを使用して行うことができ、既に記
載したように、この2つのトランシーバの一方はTDMA用であり、他方はCD
MA用である。 【0141】 図16、17、および18は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、図1
5に示されたハンドオーバを行う際のMS40およびBSS32の動作を状態機械の
形態で模式的に示したフローチャートである。図16および17はMS40を示し
ており、図18はBSS32を示している。BSS30は、この技術において知られ
ているように、実質的にGSM標準にしたがって動作する。 【0142】 MS40は初期状態170から始まり、ここではMSはGSMのトラヒックチャン
ネル(traffic channel, TCH)上でBSSと関係する一定のセルにおいてBSS
30と通信している。MSが新しいセルへ移動するとき、MSは状態172に入り、
ここではMSはCBC28からメッセージを受信して、読取る。(例えば、この領
域内にはCDMAのBSSがないために)CDMAのBSSへの可能なハンドオ
ーバのためにMS40を準備するCBCメッセージがないとき、MSはGSMのT
CHの状態174へ戻り、ここからMSは別のGSM−TDMAのBSSへハンド
オーバされる。 【0143】 MS40は適切なCBCメッセージによって促されるとき、オーバーレイ状態17
6に入り、ここでMS40は上述のように時刻を獲得し、パイロット強度測定メッ
セージ(pilot strength measurement messages, PSMM)をBSS30へ送る。標
準のGSM−TDMAの動作では、通常は120ミリ秒ごとに使用可能な6ミリ
秒のフリーの時間スロットがある。これらのフリーの時間スロットの間、MS40
はTDMAの送信を中断して、BSS32と関係するような隣り合うGSM−CD
MAのセルのパイロットビームをサーチする。パイロットビームがないときは、
MSは状態180へ進み、ここでMS40は周波数を調節して、適切なGSMの周波
数補正チャンネル(frequency correction channel, FCCH)を探索する試行をす
る。その代わりに、パイロットビームが見付かったときは、MSは状態182に入
り、ここでMS40は要求に応じて周波数を調節し、CDMA信号の強度を測定す
る。次のスロット中に、MS40は、現在のGSM−TDMAのトラヒックチャン
ネル上で通信している一方で、CDMAのパイロットビームをデコードして、パ
イロットビームが関係しているセルを識別することを試みる。その結果はBSS
30へ報告される。 【0144】 既に記載したように、MS40によって報告される結果に基づいて、適切なとき
に、MSC24はハンドオーバ要求をBSS32へ伝達する。BSSは準備状態190
に入り、ここでBSSは資源を割り振り、長いコードを割り当て、ハンドオーバ
の準備においてSCCPをMSCと接続する。適切な肯定応答メッセージをMS
Cへ送った後で、BSS32は状態191に入り、ここでBSS32はナルの順方向の
トラヒックフレームをMS40へ送り、MSから逆トラヒックを受信するのを待つ
。しかしながらBSSは、資源の割り振りに失敗すると、ハンドオーバの失敗を
報告して、終了状態197へ進む。 【0145】 BSS32から肯定応答メッセージ内に要約されたパラメータに基づいて、RI
L3−RRのハンドオーバコマンドのメッセージはGSM−TDMAのBSS30
からMS40へ送られ、BSS32と関係するGSM−CDMAの宛先セルを識別し
、必要なハンドオーバパラメータを伝達する。MS40は状態183に入り、ここで
MSはハンドオーバパラメータが支援されていることを確認し、確認に成功する
と、状態184においてGSM−TDMAの動作を中断する。(確認に失敗すると
、MSは失敗を報告して、状態176へ戻る。)次にMSは状態185に入り、ここで
はMSは所定数、好ましくはBSS32からIS−95のカウンタN11によっ
て判断された数の“適切な”フレームを受信するのを待つ。適切なフレームが受
信されると、MSは、ハンドオーバコマンドメッセージ内のNUM PREAMBLEパラメ
ータによって特定されている多数のプリアンブルフレーム(すなわち、トラヒッ
クチャンネルを設定するのに使用される短いダミーフレーム)をBSSへ送り、
サービスオプション調節フレーム186に入る。BSS32はプリアンブルフレーム
を検出し、CDMAのトラヒックチャンネルが設定されたことをMSCへ報告し
、その後でBSSは状態192へ入り、ここでMS40はハンドオーバの完了を待つ
。 【0146】 MS40およびBSS32が通信を設定できないときは、BSS32へのハンドオー
バは打ち切られ、MS40およびBSS32はさらに前の状態へ戻る。MS40は状態
188においてGSMのBSS30を再び獲得することを試行し、これが成功すると
、GSMのTCH状態170へ戻る。再獲得に失敗すると、MSはアイドル状態189
へ進む。何れの場合においても、BSS32はクリアコマンドを受信し、状態193
においてBSS32がMS40へ割り振った全ての資源を解放し、その後でBSS32
は終了状態197へ進む。 【0147】 しかしながらハンドオーバが正常に完了すると仮定すると、BSS32は、MS
40の状態186に対応するサービスオプション調節状態194に入る。サービス要求が
BSS32によって発行され、BSSは待機状態195においてMS40からサービス
応答を待つ。サービス応答が受信されると、MS40およびBSS32はそれぞれの
CDMAのトラヒックチャンネル(traffic channel, TCH)の状態187および196
へ入り、呼はCDMAチャンネル上で正常に継続する。 【0148】 CDMA基地局からCDMA基地局へのハンドオーバ 図19は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、システム20内の2つの異
なるCDMAのBSS201と203との間のハンドオーバを模式的に示したブロック
ダイヤグラムである。BSS201は、BSC202と複数のBTS206および208を含
み、BSS203はBSC204と複数のBTS210および212を含む。BSS201およ
び203は、BSS32(図1に示され、かつ既に記載されている)に実質的に類似
していて交換可能であり、GSMのA−インターフェイスを介してGSMのMS
C24と通信する。図19において、MS40は、MSC24の制御のもとでのBTS
208からBTS210へのハンドオーバの途中に示されている。ハンドオーバは2つ
のCDMAのBSSの間で行われるが、システムの観点から、これは2つのGS
MのBSS間のハンドオーバであり、BTS208と210とはそれぞれGSMのセル
としてMSC24によってマップされる。 【0149】 図20は、本発明の好ましい実施形態にしたがって、ハンドオーバの途中にお
ける図19に示したシステム20の素子間の信号の流れを示す模式的なダイヤグラ
ムである。ハンドオーバを開始する前に、BSS201はサーチトリガをMS40へ
発行し、実質的に既に記載したように、MS40は、好ましくはIS−95のゲー
ティングを使用して、隣り合うセルのCDMAの送信周波数をサーチする。MS
40が、BTS208よりも高い電力レベルでBTS210から信号を受信していること
をBSS201へ報告するときに、ハンドオーバがトリガされる。 【0150】 MS40から報告を受信すると、BSS201はハンドオーバ要求メッセージをM
SC24へ送って、ハンドオーバのために要求される新しいセルの割り当てとして
BTS210のGSMのセルの識別を特定する。メッセージは通常はGSM標準に
したがっている。MSとBSSとの間のCDMAのデータ通信レートは、IS−
95標準にしたがって、8キロビット/秒(レート設定1)または14.4キロ
ビット/秒(レート設定2)の何れかであり、このデータは、このメッセージ内
でそれぞれGSMのハーフレートおよびフルレートのトラヒックチャンネルとし
てIS−95のデータレートを示すことによって伝達されることが好ましい。G
SMのトラヒックチャンネルがBSS203へ伝達されるとき、BSSはレートを
解釈して、適切なIS−95のデータレートを選択する。 【0151】 MSC24はBSS203へハンドオーバ要求を送り、BSS203はRIL3−RR
のハンドオーバコマンドメッセージを要約した肯定応答をMSCへ送ることによ
って応答し、これはBSS201へ送られる。したがって、BSS201と203との間
で送られるメッセージの全てはA−インターフェイスの要求にしたがい、IS−
95と関係するCDMAのパラメータは、CDMAからGSMへのフルレートの
ボコーダにおいて対応するGSMパラメータ、例えばボコーダのタイプ13Kの
QCELPの識別にマップされる。ハンドオーバの要求、肯定応答、およびコマ
ンドは、実質的に変更せずにMSC24によって送られる。 【0152】 ハンドオーバコマンドを受信した後で、古いBSS201はRRのハンドオーバ
コマンドメッセージをMS40へ送り、MS40は新しいBSS203へハンドオーバ
する。MS40へのメッセージには、IS−95標準にしたがって、ハンドオーバ
に必要なCDMAのパラメータが要約されており、次にこのパラメータを例示的
に示す。 ・新しい長いコードであって、共通の有効範囲において使用される新しい長いコ
ードのマスク値が互いに可能な限り離れていて、この有効範囲内にある2つのM
Sが同じマスクをもたないようなやり方で、新しい長いコードは使用可能な数の
プールからBSS203によって割り振られることが好ましい。長いコードのマス
クの割り振りについての例示的な方式は、図21aないし21dを参照して別途
記載される。標準のIS−95のセルラシステムにおいて、MSの長いコードの
マスクは固定され、ハンドオーバの途中において新しいBSへ伝達されるが、G
SMの標準では、長いコードのマスクを新しいBS203へ伝達するのに使用でき
るメッセージが与えられない。したがってBS203が新しい長いコードのマスク
を割り振って、別途記載されているように、好ましくはRRのハンドオーバコマ
ンドにおいて、BS201を介してMS40へ送られることが必要である。 ・公称の電力レベルパラメータであって、好ましくは、IS−95の標準によっ
て特定されるような、NOM PWRおよびNOM PWR EXTであり、開ループ電力推定にお
いてMS40によって使用される補正係数を与え、これによってMSがBS203へ
送られる信号の電力レベルを設定する公称の電力レベルパラメータ。 ・フレームのオフセットであって、好ましくは1.25ミリ秒のステップにおい
て、システム20のシステムのタイミングに関連して、MS40との間で送受信され
る順方向および逆方向のトラヒックチャンネルの遅延を示すパラメータ。フレー
ムのオフセットはハンドオーバコマンドメッセージにおいてBSS201からBS
S203へ送られる。遅延が取り入れられる時間を示すために、オプションのACTIV
E TIMEパラメータをさらに含んでもよい。 ・コードチャンネルであって、同様にBSS201からBSS203へ送られて、IS
−95標準にしたがって、BSS203からMS40へ順方向のトラヒックチャンネ
ルをコード化するのに使用されるウオルシュ関数を示すコードチャンネル。 ・レイヤ2の肯定応答の番号付けであって、好ましくは、ハンドオーバコマンド
メッセージ内で特定される時間において、MS40内のプロトコルレイヤ2による
肯定応答の処理をリセットするのにBSSによって使用されるレイヤ2の肯定応
答の番号付け。 ・順方向トラヒックチャンネルの電力制御パラメータであって、順方向チャンネ
ルエラー統計を報告するために、MS40によって行われるTOT FRAMESおよびBSD FRAMESのカウントをリセットするためにBSSによって使用される順方向トラヒ
ックチャンネルの電力制御パラメータ。 ・プリアンブル数であって、図17を参照して既に記載したように、MSがN1
の適切なフレームを受信した後で、MS40によってBSS203へ送られるプ
リアンブルフレームの数を示すプリアンブル数。 ・セルの新しいバンドクラス(周波数範囲)および(この範囲内の)周波数であ
って、MS40が現在割り当てられているBSS203と関係するセルの新しいバン
ドクラス(周波数範囲)および(この範囲内の)周波数。 【0153】 上述で挙げたパラメータは、網羅的ではなく、ハンドオーバのコマンドメッセ
ージにおいて伝達される情報の単なる代表的なサンプルであることを意図されて
いる。メッセージ内には同様に他のIS−95のパラメータも含まれていてもよ
い。より一般的に、当業者は、上述のハンドオーバコマンドによって例示された
方法であって、システム20内のエアーインターフェイスの一方(GSM/TDM
AまたはCDMA)の上で送られるメッセージ内で、エアーインターフェイスの
他方と関係するデータを伝達する方法が、他のタイプのメッセージおよびデータ
を伝達するための同様のやり方においてどのように使用できるかが分かるであろ
う。 【0154】 RRのハンドオーバコマンドがMS40へ送られた後で、BSS203とMS40と
の間で新しいトラヒックチャンネルが設定される。チャンネルを設定するために
、BSS203はトラヒックチャンネルのフレームをMS40へ送り、MS40は、ハ
ンドオーバコマンドメッセージによって特定される適切な数のプリアンブルフレ
ームで応答する。次にハンドオーバの成功は、実質的にGSMのメッセージング
標準にしたがって、MSC24へ報告され、その後でMSCは適切な“クリア”コ
マンドを古いBSS201へ送り、BSSは“クリア完了”メッセージで応答する
。 【0155】 図21aないし21dは、本発明の好ましい実施形態にしたがって、図19に
示されているハンドオーバと関連して、BSS203によって割り振られている4
2−ビットの長いコードのマスクを模式的に示すブロックダイヤグラムである。
図21aはアクセスチャンネルにおいて使用するためのマスク220を示しており
、図21bはページングチャンネルにおいて使用するためのマスク222を示して
おり、図21cは基本の(順方向および逆方向の)トラヒックチャンネルにおい
て使用するためのマスク224を示しており、図21dは補足的な(順方向および
逆方向の)トラヒックチャンネルにおいて使用するためのマスク226を示してい
る。このような補足チャンネルは、例えば、IS−95B標準によって特定され
るような、マルチチャンネルの中程度のデータレート(multi-channel medium d
ata rate, MDR)において使用される。 【0156】 アクセスチャンネルマスク220は、アクセスチャンネル番号(access channel
number, ACN)228、ページングチャンネル番号(paging channel number, PCN)23
0、BSS203の基地局識別番号(base station identification number(ID), BA
SE ID)232、およびパイロットビームのオフセット(pilot beam offset, PILOT PN)234を含むことが好ましく、これらの全ては実質的にIS−95の仕様にした
がって割り当てられている。ページングチャンネル番号およびパイロットビーム
のオフセットは、ページングチャンネルのマスク222内に同様に含まれている。 【0157】 トラヒックチャンネルマスク224および226は、公開されている(open)長いコ
ードのマスクのフォーマットを表わしている。トラヒックチャンネルマスク224
および226は、基地局ID232と、BSS203へ割り当てられたプールから選択さ
れるユニークな16ビットの番号236とを含むことが好ましい。プール番号236は
、既に記載されているように、2つのMSが同じ長いロングコードのマスクをも
つことができるように割り当てられている。呼の安全性をより高めるために、マ
スク224および226の代わりに、専用の(private)長いコードのマスクを使用して
もよい。GSMの暗号化コードKcを使用するこのようなマスクの生成について
は、例えば1998年10月21日に出願された特許出願(“Encryption Support in a
Hybrid GSM/CDMA Network”)に記載されていて、この特許出願は、本特許出願
の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。 【0158】 図19に示されているハンドオーバを実行する際のBSS201およびBSS203
の動作は、それぞれ図11、12、および18によって示した動作に実質的に類
似した状態機械によって模式的に表した。このハンドオーバにおけるMS40の動
作は、BSS201とのCDMAの通信が中断される状態112までは、図9および1
0に示されている動作に非常に似ている。MS40がCDMAのBSS203と新し
いトラヒックチャンネルを設定しているとき、MS40は、図17に示されている
状態185、186、および187に相当する状態114、116、および118を通る。MS40が
、状態114であるときに、新しいトラヒックチャンネルを獲得するのに失敗する
場合、MS40は状態122を進み、ここではMS40は古いBSS201を再び獲得する
ことを試みる。 【0159】 既に記載した方法は、主として、MSC24の制御下における2つの異なるBS
S201と203との間のハードなハンドオーバに関係する。システム20はさらに、I
S−95標準にしたがって、図19に示されているように、単一のBSCと関係
するBTS、例えばBTS206および208間におけるMS40のソフトなハンドオー
バも可能にしていることが好ましい。選択的に、MSC204とはほぼ無関係の接
続(図示されていない)によって、BSC202がBSC204へ適切にリンクされる
ことが好ましいとき、BTS208からBTS210へのソフトなBSS間のハンドオ
ーバを行うこともできる。このような場合に、BSS203は、ハンドオーバが行
われ、MS40の新しい位置が適切に登録されたことをMSC24に知らせる。 【0160】 GSMシステムから送られている電力量の測定を試みるときに存在する問題の
1つは、GSMシステムのタイミングを判断しなければならないことである。例
えば、第三世代のCDMAシステム、すなわち一般的には“3G”システムとし
て知られているシステムに与えられているようなCDMAのマルチキャリア(Mu
lticarrier, MC)のエアーインターフェイスを使用して、システムからGSMシ
ステムのようなGSMシステムへハンドオーバするのを試みるとき、電力測定が
行われて、報告される前に、GSMシステムのタイミングを判断しなければなら
ない。その1つの理由は、GSMにおいて使用されている周波数再使用方式によ
って、測定を行うMSが、基地局識別コード(Base Station Identity Code, BS
IC)が送られる時間中に、同期チャンネル(Synchronization Channel)を読み
取れることが必要であるからである。このようなBSICは、(約46ミリ秒ご
とに)だいたい10のGSMフレームを送られる。GSMの工業標準要件にした
がって、MSは、測定された各GSM信号について、測定された平均電力レベル
(measured average power level, RXLEV)と一緒に、BSICへ報告しなけれ
ばならない。タイミングを判断する方法の1例として、MCの基地局(MC base
station, MC-BS)からMS40へ情報、例えば同期化チャンネルがGSM−BSS
によって送られる瞬間をユニークに識別するGSMのフレーム番号を供給するこ
とによってタイミングを判断することができる。1つのGSM−BSS内の特定
の時間において有効なフレーム番号は、同じシステムの他のGSM−BSSにお
いて有効である番号と同じではないことに注意すべきである。これは、GSMの
MSがTDMAのアイドル期間に隣り合うセルを監視できるようにするために意
図的に行われている。したがって、GSMのフレーム番号は各GSM−BSSに
おいて常に異なる。 【0161】 現在開示している方法および装置の1つの実施形態にしたがって、与えられる
情報には、 (1)CDMAの時間、 (2)サーチされるGSMチャンネルの数の指標、 (3)受信した信号強度の閾値、および、 (4)サーチされる各チャンネルに関連する情報を含む。 【0162】 開示している方法および装置の1つの実施形態において、各チャンネルに関連
する情報は、 (1)サーチされるチャンネルを含む周波数バンド、 (2)(GSM通信システムに関係する工業標準において規定されている“AF
RCN”のような)サーチされるチャンネルの周波数、 (3)(GSM通信システムに関係する工業標準において規定されている基地局
識別コード(Base Station Identification Code, BSIC)のような)チャンネル
と関係する識別コード、 (4)識別されたCDMAの時間において送られる(GSM通信システムに関係
する工業標準によって規定されているGSMのフレーム番号のような)フレーム
番号、および、 (5)識別されたCDMA時間において送られるフレームの特定の部分を含む。 【0163】 開示されている方法および装置の代わりの実施形態において、ネットワークの
カラーコードを識別するBSICの最初の3ビットは、サーチされるチャンネル
の全てへ1回送られる。 【0164】 ハンドオーバを行うことができる適切な候補の局があるか、否かを判断するの
に必要な時間量を低減するのに、この情報がどのように使用されるかについて次
に記載する。 【0165】 図22は、ハンドオーバを行うのに有益であるか、否かをMC−BS1501が判
断したいときに行われるプロセスを示すフローチャートを示している。図22に
示されていて、別途記載されるプロセスは、MSへの通信を現在支援している信
号が弱すぎるといった判断に応答して、または他のトリガイベントにおいて実行
されることに注意すべきである。 【0166】 プロセスでは最初に、候補周波数サーチ要求メッセージ1503がMC−BS1501
からMS1505へ送られる。開示されている方法および装置の1つの実施形態にお
いて、候補周波数サーチ要求メッセージは、表1ないし3に示されているフィー
ルドを含む次に示す形式をもつ。 【0167】 表1 フィールド 長さ(ビット) USE TIME 1 ACTION TIME 6 RESERVRD 1 4 CFSRM SEQ 2 SEARCH TYPE 2 SEARCH PERIOD 4 SEARCH MODE 4 MODE SPECIFIC LEN 8 モード特定フィールド(Mode-specific-fields) 8×MODE SPECIFIC LEN
ALIGN TIMING 1 SEARCH OFFSET 0または6。 【0168】 この実施形態にしたがって、示されているフィールドの各々は、CDMA20
00のシステムに対する工業基準によって規定される。しかしながら、開示され
ている方法および装置の1つの実施形態では、追加のサーチモードが規定されて
いる。この追加のサーチモード要求では、GSMチャンネルをサーチする。 【0169】 サーチモードフィールドがGSMチャンネルについてサーチを要求するとき、
次のフィールドが送られる。 【0170】 表2 フィールド 長さ(ビット) SF TOTAL EC THRESH 5 SF TOTAL EC IO THRESH 5 GSM RXLEV THRESH 6 N COL CODE 0または3BSIC VRRIF REQ GSM T REF INCL 1 CDMA TIME 0または6 NYM GSM CHAN 6 次の組のフィールドは、サーチされる各チャンネルごとに1回反復される: GSM FREQ BAND 3 ARFCN 10 BSIC VERIF REQ 1 GSM FRAME 0または19 GSM FRAME FRACT 0または19。 【0171】 表2に示したフィールドは、次のように規定される。 【0172】 SF TOTAL EC THRESH Serving Frequency total pilot E threshold(供給
周波数の全パイロットEの閾値) 移動局が、GSMの周波数の定期的なサーチの手続きにおいて供給周波数の活
動状態の組(Serving Frequency Active Set)の中のパイロットの全Eの測定
値を使用しないとき、基地局はこのフィールドを‘11111’にセットするか
、さもなければ基地局はこのフィールドを、 [(10×log10(total ec thresh)+120)/2]
に設定する。なお、total ec threshは次の規則によって規定さ
れる。すなわち供給周波数の活動状態の組におけるパイロットの全Eがtot
al ec threshよりも大きいときは、移動局はGSMの周波数を訪問
しない。 【0173】 SF TOTAL EC IO THRESH Serving Frequency total pilot E/I thresho
ld(供給周波数の全パイロットE/Iの閾値) 移動局が、GSMの周波数の定期的なサーチ手続きにおける供給周波数の活動
状態の組においてパイロットの全E/Iの測定値を使用しないとき、基地局
はこのフィールドを‘11111’に設定するか、さもなければ基地局はこのフ
ィールドを、 [−20×log10(total ec io thresh)] に設定する。なお、total ec io threshは次の規則によって
規定される。すなわち、供給周波数の活動状態の組におけるパイロットの全E /Iがtotal ec io threshよりも大きいときは、移動局は
GSMの周波数を訪問しない。 【0174】 GSM RXLEV THRESH GSM RXLEV Threshold(GSM RXLEVの閾値) 移動局は、基地局が報告することを許可される最低のGSM RXLEVにこ
のフィールドを設定する。GSM RXLEVは、GSM05.08のセクショ
ン8.1.4に規定されている。 【0175】 GSM T REF INCL GSM Time Reference Included(含まれているGSMの時間
基準) このフィールドは、GSMの時間基準がこのメッセージ内に含まれているか、
否かを示している; GSMの時間基準がこのメッセージ内で特定されているときは、基地局はこの
フィールドを‘1’にセットする。さもなければ、基地局はこのフィールドを‘
0’にセットする。 【0176】 CDMA TIME MS−BSがMSにサーチすることを要求するGSM−BSSの各々によって
送られるフレーム番号およびフレーム部分を、MS−BSが認識するCDMA時
間における選択された点; GSM T REF INCLが‘1’にセットされるとき、GSM FRAMEが参照される基地局
は80ミリ秒の単位で(64を法とする)CDMAのシステム時間にこのフィー
ルドを設定する。USE TIMEフィールドが‘0’に設定されたときは、基地局はこ
のフィールドを省く。 【0177】 NUM GSM CHAN Number of Frequency band(GSMチャンネルの数) 基地局はこのフィールドを、サーチするGSMのARFCNの数に設定する。 【0178】 GSM FREQ BAND GSM Frequency band(GSMの周波数バンド)。 【0179】 開示している方法および装置の1つの実施形態にしたがって、個々のGSMの
周波数バンドを示すために送られる値を次に示す。 【0180】 表3GSM周波数バンド(二値) GSM周波数バンド 000 P-GSM 900 001 E-GSM 900 010 R-GSM 900 011 DCS 1800 100 PCS 1900。 【0181】 AFRCN Absolute Radio Frequency Channel Number(絶対無線
周波数チャンネル番号) 基地局は、このフィールドを絶対無線周波数チャンネル番号に設定して、GS
M05.05のセクション2において特定されているようにサーチする。 【0182】 BSIC VERIF REQ Base transceiver Station Identity Code verificatio
n required(基地局トランシーバ識別コードの確認要求) 基地局トランシーバ識別コードの確認が対応するAFRCNに対して要求され
るとき、基地局はこのフィールドを‘1’に設定する。さもなければ基地局はこ
れを‘0’に設定する。 【0183】 BSIC Base transceiver Station Identity Code(基地局トラ
ンシーバ識別コード) BSIC VERIF REQが1に設定されるとき、基地局はこのフィールドを、GSMチ
ャンネルの基地局トランシーバ識別コードに設定して、GSM03.03のセク
ション4.3.2において特定されているようにサーチする。BSIC VERIF REQフ
ィールドが‘0’に設定されるときは、基地局はこのフィールドを省く。 【0184】 GSM FRAME GSM Frame(GSMのフレーム) 関係するCDMAの時間フィールドで識別される時間において関係するチャン
ネル上で送られるフレームのGSMのフレーム番号; GSM T REF INCLが‘1’に設定されるときは、GSM05.02のセクション
3.3.2.2において特定されているように、基地局は、GSMの目標の基地
局においてCDMA TIMEによって特定されている時間において有効なGSMのフレ
ーム番号へこのフィールドを設定する。GSM T REF INCLのフィールドが‘0’に
設定されるときは、基地局はこのフィールドを省く。 【0185】 GSM FRAME FRACT GSM Frame Fraction(GSMのフレーム部分) 関係するCDMAの時間フィールドにおいて識別される時間において関係する
チャンネル上で送られるGSMのフレーム部分; GSM T REF INCLが‘1’に設定されるときは、基地局は、GSMの目標の基地
局において0ないし(2^9−1)の範囲でCDMA TIMEによって特定される時間
において有効なGSMフレームの1/2^9の数へこのフィールドを設定する。
GSMのフレームの継続期間は24/5200秒としてGSM05.02のセク
ション4.3.1において特定されている。GSM T REF INCLのフィールドが‘0
’に設定されるときは、基地局はこのフィールドを省く。 【0186】 候補周波数サーチ要求メッセージ1503を受信するとき、MS1505は、MS1505
に要求される時間量を推定して、要求されるサーチを実行することが好ましい。
推定は、よく知られたやり方で行うことができる。推定は、候補周波数サーチ応
答メッセージ1507においてMS−BCへ送られる。 【0187】 開示されている方法および装置の1つの実施形態にしたがって、MS−BC15
01は、サーチを行うか、否か、およびサーチを行うときは、どのようにサーチを
行うかを判断することによって候補周波数サーチ応答メッセージ1507に応答する
。例えば、1つの実施形態では、MC−BS1501は候補周波数サーチ制御メッセ
ージを送り、このメッセージにおいてMS1505が(制御メッセージ内で特定され
ている)所定の開始時間においてサーチを始めるか、およびサーチを1回行うか
、継続的に行うか、または定期的に行うかを示す。 【0188】 MS1505は、受信した情報に基づいてサーチを行うことによって制御メッセー
ジに応答する。MS1505は、GSMフレームの識別された部分が送られたときを
識別するために与えられるタイミング情報(すなわち、CDMAの時間フィール
ドに与えられた値)を使用して、MS−BS1501がMS1505にサーチすることを
要求した各GSM信号をサーチするときを判断する。 【0189】 MS1505は、GSM信号がBSICのような識別情報を送信するときのみ、各
GSMをサーチすることが好ましい。次にMS1505は、信号品質を測定し、さら
にMS1505がサーチすることを要求したチャンネルと関係するBSICとBSI
Cとを比較することができる。整合するとき、MS1505は、MSがサーチするこ
とを要求されたチャンネル上で送られる信号の品質(例えば、信号の電力量、信
号対雑音比、または信号品質の他の測定)を報告する。 【0190】 MS1505は、MS1505がサーチすることを要求された各チャンネル上を送られ
る信号の品質を判断するとき、MS1505は候補周波数サーチ報告メッセージ1511
を作成する。次に候補周波数サーチ報告メッセージ1511はMS1505からMC−B
S1501へ送られる。制御メッセージの内容に依存して、MS1505は報告メッセー
ジ1511を繰返し送ることができる。 【0191】 MS−BS1501は、ハンドオーバの状態が準備が整っていると判断すると、メ
ッセージ1513をGSM−BSS1515へ送って、ハンドオーバを受諾するようにG
SM−BSS1515を準備する。GSM−BS1515へメッセージを送るのに使用さ
れる1つの方法では、標準のGSMのハンドオーバメッセージ内に情報を要約す
る。ハンドオーバメッセージは、CDMAのタイミングに対してGSMのタイミ
ングに相当なずれ(drift)がある場合に同期チャンネルを見付けるときに関す
るタイミング情報を含むことができる。このようなメッセージはこの技術におい
て知られており、したがって本明細書では簡潔にするために記載しない。 【0192】 GSM−BSS1515がハンドオーバ準備メッセージ1513を受信すると、MC−
MAPのGSMのハンドオーバコマンドメッセージ1517は従来のGSMの形式で
MS1505へ送られる。MS1505およびGSM−BSSは本質的に従来のやり方で
システムの獲得およびアクセスメッセージ1519を交換する。MS1505はハンドオ
ーバ完了メッセージ1521をGSM−BSS1515へ与える。GSM−BSS1515お
よびMC−BS1501はハンドオーバ完了メッセージ1523を交換する。 【0193】 当業者には、MS1505が、GSM−BSS1515から送られた信号を迅速に識別
するとき、MS1505が、関心のある他のGSM−BSS1515によって送られる信
号を監視するときを判断することができる。さらに、候補の周波数サーチ要求メ
ッセージ1503は、MS1505がサーチすることを要求されている各チャンネルに関
する情報を含むので、これらのチャンネルの各々に関係する信号は、いくつかの
時間スロット(各時間スロットの継続期間は、0.5ミリ秒のみである)におい
てサーチを達成できる。したがって、現在開示されている方法および装置では、
MS1505がCDMA信号を受信してからあまり長い時間をかけずに(合計で数ミ
リ秒のみで)、MS1505はハンドオーバの候補をサーチすることができる。 【0194】 上述の実施形態ではGSMシステムを参照したが、現在開示されている方法お
よび装置は、適切に規定された時間スロット中に情報が送られるTDMAシステ
ムに同様に応用されることに注意すべきである。 【0195】 これまで特定のハイブリッドのGSM/CDMAシステムに関して好ましい実
施形態を記載してきたが、本発明の原理は他のハイブリッドの通信システムにお
ける移動支援のハンドオーバを実行にも同様に応用できることが分かるであろう
。さらに加えて、好ましい実施形態はTDMAを応用した通信技術とCDMAを
応用した通信基準とを参照したが、当業者には、上述の方法および原理がさらに
、データのコード化および信号変調における他の方法に関しても使用できること
が分かるであろう。本発明の技術的範囲は、上述の完全なシステムおよび通信プ
ロセスだけでなく、種々の革新的なこれらのシステムの素子およびプロセス、並
びにその組み合わせおよび副次的な組み合わせも含む。 【0196】 したがって上述の好ましい実施形態は例示的に記載したものであり、本発明の
技術的範囲の全ては特許請求項のみによって制限されることが分かるであろう。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、ハイブリッドのGSM/CDMAセ
ルラ通信システムを示す模式的なブロックダイヤグラム。 【図2】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図1のシステム内の移動局と基地局
のサブシステムとの間の通信プロトコルを示す模式的なブロックダイヤグラム。 【図3】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、ハイブリッドのGSM/CDMAの
移動局を示す模式的なブロックダイヤグラム。 【図4】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図1のシステムの素子間の通信プロ
トコルのスタックを示す模式的なブロックダイヤグラム(図4aおよび4b)。 【図5】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図1のシステム内のCDMAの基地
局からGSMの基地局への移動局のハンドオーバを示す模式的なブロックダイヤ
グラム。 【図6】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図5のハンドオーバに関係する信号
の流れを示す模式的なブロックダイヤグラム 【図7】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図5のハンドオーバを実行する際に
移動局によって使用される通信フレームを模式的に示すブロックダイヤグラム。 【図8】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図5のハンドオーバを実行する際
に移動局によって使用される通信フレームを模式的に示すブロックダイヤグラム
。 【図9】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図5のハンドオーバを実行する際の
移動局の動作を模式的に示すフローチャート。 【図10】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図5のハンドオーバを実行する際の
移動局の動作を模式的に示すフローチャート。 【図11】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図5のハンドオーバを実行する際の
CDMAの基地局の動作を模式的に示すフローチャート。 【図12】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図5のハンドオーバを実行する際の
CDMAの基地局の動作を模式的に示すフローチャート。 【図13】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図1のシステムにおいて時刻情報を
供給することに関係する信号の流れを示す模式的なブロックダイヤグラム。 【図14】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、GSMの基地局からCDMAの基地
局へ移動局をハンドオーバするための方法を理解するのに便利な、ハイブリッド
のGSM/CDMAのセルラ通信システムにおけるセルを模式的に示す図。 【図15】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、GSMの基地局からCDMAの基地
局への移動局のハンドオーバと関係する信号の流れを示す模式的なブロックダイ
ヤグラム。 【図16】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図14のハンドオーバを実行する際
の移動局の動作を模式的に示すフローチャート。 【図17】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図14のハンドオーバを実行する際
の移動局の動作を模式的に示すフローチャート。 【図18】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図14のハンドオーバを実行する際
のCDMA移動局の動作を模式的に示すフローチャート。 【図19】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、ハイブリッドのGSM/CDMAの
セルラ通信システムにおけるCDMAの基地局間の移動局のハンドオーバを示す
模式的なブロックダイヤグラム。 【図20】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図19のハンドオーバに関係する信
号の流れを模式的に示す図。 【図21】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、図19のハンドオーバに関連して割
り振られたCDMAのロングコードを示す模式的なブロックダイヤグラム(図2
1aないし21d)。 【図22】 開示されている方法および装置にしたがって実行されるハンドオーバ手続きを
示すフローチャート。
【手続補正書】 【提出日】平成14年8月20日(2002.8.20) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正の内容】 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1のエアーインターフェイスにしたがって動作する第1の
タイプの基地局と、第2のエアーインターフェイスにしたがって動作する第2の
タイプの基地局とを含む移動無線遠隔通信システムにおいて、システム内で第1
のタイプの第1の基地局から第2のタイプの第2の基地局へ移動局をハンドオー
バする方法であって、 移動局と第1の基地局との間の第1のエアーインターフェイス上で通信リン
クを設定することと、 第1の基地局との通信リンクを実質的に中断せずに、第2のエアーインター
フェイス上で第2の基地局から移動局によって受信される信号に応答して移動局
からデータを受信することと、 移動局から受信したデータに応答して第1の基地局から第2の基地局へ移動
局をハンドオーバすることとを含む方法。 【請求項2】 データを受信することには、信号強度の測定値を受信するこ
とを含み、移動局をハンドオーバすることには、第1の基地局と第2の基地局と
からの信号強度の測定値を比較することと、比較に応答して移動局をハンドオー
バすることとを含む請求項1記載のシステム。 【請求項3】 データを受信することには、重み付け係数を信号強度の測定
値に適用することを含む請求項2記載の方法。 【請求項4】 重み付け係数を適用することには、システム内のネットワー
クの状態にしたがって係数を変化させることか、または通信リンク上で重み付け
係数を移動局へ送って、重み付け係数を測定値に適用すること、あるいはこの両
者を含む請求項3記載の方法。 【請求項5】 データを受信することには、移動局が第2のエアーインター
フェイス上で受信した信号をデコーディングすることに基づいて第2の移動局の
識別を受信することを含む請求項1ないし4の何れか1項記載の方法。 【請求項6】 システム内の第2のタイプの基地局の周波数のリストを第1
の基地局から移動局へ送って、移動局がリスト内の周波数で信号を受信しようと
する請求項1記載の方法。 【請求項7】 移動局のハンドオーバには、第1の基地局からハンドオーバ
コマンドを送信することを含む請求項1ないし6の何れか1項記載の方法。 【請求項8】 信号に応答して通信リンクを設定して、データを受信するこ
とには、リンクを設定して、移動局内の単一のRFトランシーバを使用して移動
局において信号を受信することを含む請求項1ないし7の何れか1項記載の方法
。 【請求項9】 第1および第2のエアーインターフェイスの一方はTDMA
インターフェイスを含み、他方のインターフェイスはCDMAのインターフェイ
スを含む請求項1ないし8の何れか1項記載の方法。 【請求項10】 TDMAのインターフェイスはGSMのインターフェイス
を含み、CDMAのインターフェイスはGSMのネットワークのメッセージを伝
達するように構成されている請求項9記載の方法。 【請求項11】 CDMAのインターフェイスはIS−95の標準に基づい
ている請求項9記載の方法。 【請求項12】 通信リンクを設定することには、単一の無線資源管理プロ
トコル層を使用して、第1のエアーインターフェイスを管理することを含み、移
動局をハンドオーバすることには、単一の無線資源管理プロトコル層を使用して
、第2のエアーインターフェイスを管理することを含む請求項1ないし11の何
れか1項記載の方法。 【請求項13】 移動局からデータを受信することには、第1のエアーイン
ターフェイスによってサービスされる第1の領域と、第2のエアーインターフェ
イスによってサービスされる第2の領域との間の重複領域を画定することと、移
動局が重複領域内にあるときに、移動局をトリガして、データを受信することと
を含む請求項1ないし12の何れか1項記載の方法。 【請求項14】 第1のエアーインターフェイスはCDMAのインターフェ
イスを含み、第2のエアーインターフェイスはGSM/TDMAのインターフェ
イスを含み、移動局からデータを受信することには、移動局をゲートして、CD
MAの通信リンクを中断し、GSM/TDMAの信号を受信してデコードするこ
とを含む請求項1ないし13の何れか1項記載の方法。 【請求項15】 移動局をゲートすることには、IS−95のフレームの継
続期間中にCDMAの通信を中断することを含む請求項14記載の方法。 【請求項16】 データを受信することには、GSMの周波数補正および同
期のチャンネルの信号の移動局によるデコーディングに基づいて第2の基地局の
識別を受信することを含む請求項14または15記載の方法。 【請求項17】 第1のエアーインターフェイスはGSM/TDMAのイン
ターフェイスを含み、第2のエアーインターフェイスはCDMAのインターフェ
イスを含み、移動局からデータを受信することには、移動局を制御して、通信リ
ンクを中断して、CDMA信号を受信してデコードすることを含む請求項1ない
し16の何れか1項記載の方法。 【請求項18】 データを受信することには、GSM/TDMAのインター
フェイスを介して時刻情報を伝達することを含む請求項17記載の方法。 【請求項19】 時刻情報を伝達することには、GSMのセル同報通信サー
ビスを使用してシステムを介して時刻情報を同報通信することを含む請求項18
記載の方法。 【請求項20】 時刻情報を同報通信することには、システム内の第1のタ
イプの基地局と通信しているトランシーバから時刻および関係するGSMのフレ
ーム番号を受信することを含む請求項19記載の方法。 【請求項21】 移動局が同期チャンネルのCDMA信号をデコードして、
時刻または日付を求める請求項18記載の方法。 【請求項22】 データを受信することには、GSMのセル同報通信サービ
スメッセージを移動局へ伝達して、移動局が第2のタイプの基地局からの信号の
サーチを開始することを含む請求項17記載か、または請求項17に依存すると
きに請求項18ないし21の何れか1項記載の方法。 【請求項23】 GSMのセル同報通信サービスメッセージを移動局へ伝達
することには、移動局が専用のモードで動作している一方で、移動局によって受
信されるようにメッセージを伝達することを含む請求項22記載の方法。 【請求項24】 移動局からデータを受信することには、移動局によってデ
コードされるCDMAのパイロットビームの識別を受信することを含む請求項1
7記載か、または請求項17に依存するときに請求項18ないし23の何れか1
項記載の方法。 【請求項25】 GSMの基地局として第2の基地局をマップして、ハンド
オーバを制御することを含む請求項17記載か、または請求項17に依存すると
きに請求項18ないし24の何れか1項記載の方法。 【請求項26】 移動局を制御することには、第1のTDMAの時間スロッ
ト中にCDMAの信号を受信して、次のTDMAの時間スロット中に信号をデコ
ードし、一方でTDMAのインターフェイス上で基地局と通信して、基地局によ
って受信されるデータを生成するように移動局を制御することを含む請求項17
記載か、または請求項17に依存するときに請求項18ないし25の何れか1項
記載の方法。 【請求項27】 GSMの無線遠隔通信システム内の移動局へ時刻情報を伝
達するための方法であって、 時刻情報をシステムへ入力することと、 システム上で情報を移動局へ同報通信することとを含む方法。 【請求項28】 GSMの無線遠隔通信システムはセル同報通信システムを
含み、時刻情報を同報通信することには、セル同報通信システム上で情報を同報
通信することを含む請求項27記載の方法。 【請求項29】 時刻情報を同報通信することには、移動局が専用のモード
で動作しているときに、移動局によって受信されるようにメッセージを同報通信
すること、またはシステムと通信しているトランシーバから時刻および関係する
GSMのフレーム番号を受信すること、あるいはこの両者を含む請求項28記載
の方法。 【請求項30】 時刻情報を使用して、移動局をCDMAの送信信号に同期
させることを含む請求項29記載の方法。 【請求項31】 システム内の複数の基地局へ時刻情報を送信することに応
答して、移動局の位置を判断することを含む請求項27記載か、または請求項2
7に依存するとき請求項28ないし30の何れか1項記載の方法。 【請求項32】 時刻を入力することには、時刻情報をもつトランシーバか
らセル同報通信センタへデータ呼を開くことを含む請求項27記載か、または請
求項27に依存するとき請求項28ないし31の何れか1項記載の方法。 【請求項33】 データ呼を開くことには、GPSデバイス、またはGSM
システムと関係するCDMAのセル、あるいはこの両者から時刻情報を受信する
ことを含む請求項32記載の方法。 【請求項34】 第1の基地局のサブシステムと第2の基地局のサブシステ
ムとを含むGSMの移動無線遠隔通信システムにおいて、これらのサブシステム
の少なくとも一方はCDMAのエアーインターフェイスにしたがって動作し、第
1の基地局のサブシステムから第2の基地局のサブシステムへシステム内で移動
局をハンドオーバする方法であって、 CDMAのエアーインターフェイスにしたがってGSM/TDMAのサブシ
ステムとして動作する第1および第2のサブシステムの少なくとも一方をマップ
することと、 移動局と第1の基地局のサブシステムとの間に通信リンクを設定して、移動
局が第1の基地局のサブシステムから第1の信号を受信することと、 第1の基地局のサブシステムとの通信リンクを実質的に中断せずに、第2の
基地局のサブシステムから移動局によって受信される第2の信号に応答して移動
局からデータを受信することと、 実質的に、第1および第2の基地局のサブシステムの両者がGSM/TDM
Aのサブシステムであるかのように、第1の信号と第2の信号の強度を比較する
ことと、 信号の強度の比較に応答して第1の基地局のサブシステムから第2の基地局
のサブシステムへ移動局をハンドオーバすることとを含む方法。 【請求項35】 CDMAのエアーインターフェイスにしたがって動作する
サブシステムの少なくとも一方をマップすることには、GSMの周波数および位
置をサブシステムに割り当てることを含む請求項34記載の方法。 【請求項36】 通信リンクを設定することと移動局をハンドオーバするこ
ととが、GSMのA−インターフェイスを介してシステム内の第1および第2の
サブシステムと移動スイッチングセンタとの間でメッセージを伝達することを含
む請求項34または35記載の方法。 【請求項37】 第1の基地局のサブシステムと第2の基地局のサブシステ
ムの両者はCDMAのエアーインターフェイスにしたがって動作する請求項36
記載の方法。 【請求項38】 移動局をハンドオーバすることには、A−インターフェイ
スのプロトコルに実質的に違反せずに、A−インターフェイスを介して新しいI
S−95の長いコードを伝達することを含む請求項37記載の方法。 【請求項39】 移動遠隔通信システムにおいて使用するための無線通信装
置であって、 第1のエアーインターフェイスにしたがって第1の信号を送受信する第1の
タイプの基地局と、 第2のエアーインターフェイスにしたがって第2の信号を送受信する第2の
タイプの基地局と、 移動局であって、第1のエアーインターフェイス上で第1のタイプの基地局
との通信リンクを維持する一方で、第2のタイプの基地局から第2のエアーイン
ターフェイス上で第2の信号を受信し、かつ第2の信号に応答して第1のタイプ
の基地局へデータを送信し、送信されたデータに応答して第1の基地局から第2
の基地局へハンドオーバされる移動局とを含む無線通信装置。 【請求項40】 移動局によって送られるデータは、信号強度の測定値を含
み、第1の信号と第2の信号との信号強度の比較に応答して移動局がハンドオー
バされる請求項39記載の装置。 【請求項41】 重み付け係数が信号強度の測定値に適用される請求項40
記載の装置。 【請求項42】 重み付け係数が、システム内のネットワークの状態にした
がって変化するか、または通信リンク上で移動局へ送られ、移動局が重み付け係
数を測定値へ適用するか、あるいはこの両者である請求項41記載の装置。 【請求項43】 移動局が第2の信号をデコードして、第2のタイプの基地
局の識別を判断するように構成されている請求項39記載か、または請求項39
に依存するときに請求項40ないし42の何れか1項記載の装置。 【請求項44】 第1のタイプの基地局が、システム内の第2のタイプの基
地局の周波数のリストを移動局へ送って、移動局がリスト内の周波数で第2の信
号を受信しようとする請求項39記載か、または請求項39に依存するときに請
求項40ないし43の何れか1項記載の装置。 【請求項45】 第1のタイプの基地局がハンドオーバのコマンドを移動局
へ送るように構成されていて、移動局が第1の基地局から第2の基地局へハンド
オーバされる請求項39記載か、または請求項39に依存するときに請求項40
ないし44の何れか1項記載の装置。 【請求項46】 移動局が、第1のタイプの基地局と第2のタイプの基地局
の両者と通信する単一のRFトランシーバを含む請求項39記載か、または請求
項39に依存するときに請求項40ないし45の何れか1項記載の装置。 【請求項47】 第1および第2のエアーインターフェイスの一方がTDM
Aのインターフェイスを含み、他方のインターフェイスがCDMAのインターフ
ェイスを含む請求項39記載か、または請求項39に依存するときに請求項40
ないし46の何れか1項記載の装置。 【請求項48】 TDMAのインターフェイスがGSMのインターフェイス
を含み、CDMAのインターフェイスがGSMのネットワークのメッセージを伝
達するように構成されている請求項47記載の装置。 【請求項49】 CDMAのインターフェイスがIS−95の標準に基づい
ている請求項47または48記載の装置。 【請求項50】 移動局が単一の無線資源管理プロトコル層を使用して、第
1および第2のエアーインターフェイスの両者を管理する請求項47記載か、ま
たは請求項47に依存するときに請求項48または49記載の装置。 【請求項51】 第1のエアーインターフェイスによってサービスされる第
1の領域と第2のエアーインターフェイスによってサービスされる第2の領域と
の間の重複領域内に移動局があるとき、移動局が第2のエアーインターフェイス
上で第2の信号を受信するように、何れかの基地局が構成されている請求項39
記載か、または請求項39に依存するときに請求項40ないし50の何れか1項
記載の装置。 【請求項52】 第1のエアーインターフェイスがCDMAのインターフェ
イスを含み、第2のエアーインターフェイスがGSM/TDMAのインターフェ
イスを含み、第1のタイプの基地局が移動局をゲートして、通信リンクを中断し
、GSM信号を受信してデコードする請求項39記載か、または請求項39に依
存するときに請求項40ないし51の何れか1項記載の装置。 【請求項53】 移動局が、IS−95のフレームの継続期間の間リンクを
中断するように構成されているか、または第2の信号を処理して、GSMの周波
数補正および同期の信号のチャンネルをデコードする請求項52記載の装置。 【請求項54】 第1のエアーインターフェイスがGSM/TDMAのイン
ターフェイスを含み、第2のエアーインターフェイスがCDMAのインターフェ
イスを含み、第1のタイプの基地局が移動局を制御して、通信リンクを中断し、
CDMA信号を受信してデコードする請求項39記載か、請求項39に依存する
ときに請求項40ないし53の何れか1項記載の装置。 【請求項55】 第1のタイプの基地局が、GSM/TDMAのインターフ
ェイスを介して移動局へ時刻情報を伝達する請求項54記載の装置。 【請求項56】 GSMのセル同報通信センタを含み、GSMのセル同報通
信センタは、GSMのセル同報通信サービスを使用してシステムを介して移動局
へ時刻情報を伝達する請求項55記載の装置。 【請求項57】 GSMのセル同報通信センタが、システム内の第1のタイ
プの基地局と通信しているトランシーバから時刻情報および関係するGSMのフ
レーム番号を受信する請求項56記載の装置。 【請求項58】 移動局が、同期チャンネルのCDMA信号をデコードして
、時刻を求めるように構成されている請求項55記載か、請求項55に依存する
ときに請求項56または57記載の装置。 【請求項59】 GSMのセル同報通信センタを含み、GSMのセル同報通
信センタが、セル同報通信サービスメッセージを移動局へ伝達して、移動局が第
2の信号についてのサーチを開始する請求項54記載か、請求項54に依存する
ときに請求項55ないし58の何れか1項記載の装置。 【請求項60】 移動局が、専用モードで動作している一方で、セル同報通
信サービスメッセージを受信する請求項57記載の装置。 【請求項61】 移動局が、CDMA信号を処理して、CDMAのパイロッ
トビームを識別する請求項54記載か、請求項54に依存するときに請求項55
ないし60の何れか1項記載の装置。 【請求項62】 移動局は、第1のTDMAの時間スロット中にCDMAの
信号を受信し、次のTDMAの時間スロット中に信号を処理して、一方でTDM
Aのインターフェイス上で基地局と通信して、基地局へ送信するためのデータを
生成する請求項54記載か、請求項54に依存するときに請求項55ないし61
の何れか1項記載の装置。 【請求項63】 セル同報通信センタを含むGSMの無線遠隔通信システム
において時刻情報を移動局へ伝達する装置であって、GSMのセル同報通信シス
テムを使用して、移動局へ情報を同報通信する装置。 【請求項64】 システムと通信するトランシーバを含み、時刻および関係
するGSMのフレーム番号をセル同報通信センタへ送る請求項63記載の装置。 【請求項65】 トランシーバはシステムを介してセル同報通信センタへデ
ータ呼を開き、時刻およびそれに関係するフレーム番号を伝達する請求項64記
載の装置。 【請求項66】 移動局は、時刻情報を使用して、CDMAの送信信号に同
期する請求項63記載か、請求項63に依存するときに請求項64ないし65の
何れか1項記載の装置。 【請求項67】 移動局は、専用モードで動作している一方で、セル同報通
信システムから情報を受信する請求項63記載か、請求項63に依存するときに
請求項64ないし66の何れか1項記載の装置。 【請求項68】 無線遠隔通信システムにおいて通信制御装置へ時刻情報を
入力するための装置であって、 クロックソースから時刻情報を受信するクロック信号受信機と、 クロック信号受信機から時刻情報を受信し、システムを介して通信制御装置
へのデータ呼を開いて、通信制御装置へ情報を伝達する無線トランシーバとを含
む装置。 【請求項69】 通信制御装置が、GSMのセル同報通信センタを含む請求
項68記載の装置。 【請求項70】 無線トランシーバがシステム内の基地局からGSMのフレ
ーム番号を受信して、セル同報通信センタへ時刻情報と一緒にフレーム番号を伝
達する請求項69記載の装置。 【請求項71】 クロック信号受信機が無線受信機を含み、無線受信機がC
DMAの通信セルから時刻情報を受信する請求項68記載か、請求項68に依存
するときに請求項69ないし70の何れか1項記載の装置。 【請求項72】 無線トランシーバが無線受信機を含む請求項71記載の装
置。 【請求項73】 クロック信号受信機がGPSデバイスを含む請求項68記
載か、請求項68に依存するときに請求項69ないし72の何れか1項記載の装
置。 【請求項74】 CDMAおよびTDMAの基地局を含む無線遠隔通信シス
テムにおいて使用するための移動局であって、 CDMAの基地局およびTDMAの基地局と通信する単一の移動無線トラン
シーバと、 移動トランシーバによって送信される信号をコード化して、かつ移動トラン
シーバによって受信される信号をデコードするモデムユニットであって、CDM
Aの基地局と通信するために信号をCDMA用にコード化するモデムユニットと
、 移動局のユーザがモデムユニットと通信するための端末装置とを含む移動局
。 【請求項75】 モデムユニットが、GSMの無線インターフェイス層プロ
トコルにしたがって信号をコード化する請求項74記載の移動局。 【請求項76】 第1のエアーインターフェイスにしたがって動作する第1
のタイプの基地局と、第2のエアーインターフェイスにしたがって動作する第2
のタイプの基地局とを含む移動無線遠隔通信システムにおいて、システム内で第
1のタイプの第1の基地局から第2のタイプの第2の基地局へ移動局をハンドオ
ーバする装置であって、 移動局と第1の基地局との間の第1のエアーインターフェイス上で通信リン
クを設定する手段と、 第1の基地局との通信リンクを実質的に中断せずに、第2のエアーインター
フェイス上で第2の基地局から移動局によって受信される信号に応答して移動局
からデータを受信する手段と、 移動局から受信したデータに応答して第1の基地局から第2の基地局へ移動
局をハンドオーバする手段とを含む装置。 【請求項77】 データを受信する手段は、信号強度の測定値を受信する手
段を含み、移動局をハンドオーバする手段は、第1の基地局と第2の基地局とか
らの信号強度の測定値を比較し、比較に応答して移動局をハンドオーバする手段
を含む請求項76記載の装置。 【請求項78】 データを受信する手段には、重み付け係数を信号強度の測
定値に適用する手段を含む請求項77記載の装置。 【請求項79】 重み付け係数を適用することには、システム内のネットワ
ークの状態にしたがって係数を変化させる手段か、または通信リンク上で重み付
け係数を移動局へ送って、重み付け係数を測定値に適用する手段、あるいはこの
両者を含む請求項78記載の装置。 【請求項80】 CDMAの基地局とTDMAの基地局との間のハンドオー
バの候補をサーチする方法であって、 a)1)特定のTDMAの基地局によって送信される情報のフレームに関係
する値と、 2)フレームの一部分と関係する値と、 3)フレームとフレームの一部分とが特定のTDMAの基地局によって
送られたときを示す値とを含む候補のサーチ要求メッセージを受信するステップ
と、 b)受信した候補のサーチ要求メッセージ内に含まれている情報から、ハン
ドオーバの潜在的な候補を識別するのに費やされる時間量を低減するために情報
を送信するときを判断するステップとを含む方法。 【請求項81】 CDMAの基地局とTDMAの基地局とのハンドオーバの
候補をサーチする装置であって、 a)1)特定のTDMAの基地局によって送信される情報のフレームに関係
する値と、 2)フレームの一部分と関係する値と、 3)フレームとフレームの一部分とが特定のTDMAの基地局によって
送られたときを示す値とを含む候補のサーチ要求メッセージを受信する手段と、 b)受信した候補のサーチ要求メッセージ内に含まれている情報から、ハン
ドオーバの潜在的な候補を識別するのに費やされる時間量を低減するために情報
を送信するときを判断する手段とを含む装置。 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0019 【補正方法】変更 【補正の内容】 【0019】 好ましい実施形態では、システム内の第2のタイプの基地局の周波数のリスト
を第1の基地局か移動局へ送って、移動局がリスト内の周波数の信号を受信しよ
うとする。 【手続補正3】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0032 【補正方法】変更 【補正の内容】 【0032】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、GSMの無線遠隔通信システム内の 移動 局へ時刻情報を伝達するための方法であって、 時刻情報をシステムへ入力することと、 システム上で情報を移動局へ同報通信することとを含む方法をさらに提供す
る。 【手続補正4】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0037 【補正方法】変更 【補正の内容】 【0037】 本発明の好ましい実施形態にしたがって、第1の基地局のサブシステムと第2
の基地局のサブシステムとを含むGSMの移動無線遠隔通信システムにおいて、
これらのサブシステムの少なくとも一方はCDMAのエアーインターフェイスに
したがって動作し、第1の基地局のサブシステムから第2の基地局のサブシステ
ムへシステム内で移動局をハンドオーバする方法であって、 CDMAのエアーインターフェイスにしたがってGSM/TDMAのサブシ
ステムとして動作する第1および第2のサブシステムの少なくとも一方をマップ
することと、 移動局と第1の基地局のサブシステムとの間に通信リンクを設定して、移動
局が第1の基地局のサブシステムから第1の信号を受信することと、 第1の基地局のサブシステムとの通信リンクを実質的に中断せずに、第2の
基地局のサブシステムから移動局によって受信される第2の信号に応答して移動
局からデータを受信することと、 実質的に、第1および第2の基地局のサブシステムの両者がGSM/TDM
Aのサブシステムであるかのように、第1の信号と第2の信号の強度を比較する
ことと、 信号の強度の比較に応答して第1の基地局のサブシステムから第2の基地局
のサブシステムへ移動局をハンドオーバすることとを含む方法をさらに提供する
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ジャイン、アビナシュ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92126 サン・ディエゴ、カミニト・アル バレス 11143 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31 5K028 BB06 CC02 CC05 HH00 KK01 KK12 MM05 5K067 AA22 AA41 CC04 CC10 DD57 EE02 EE10 EE16 EE24 HH01 HH21 JJ35 JJ36 JJ39

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 CDMAの基地局とTDMAの基地局の間のハンドオーバの
    候補をサーチする方法であって、 a)1)特定のTDMAの基地局によって送られる情報のフレームに関係する
    値と、 2)フレームの一部と関係する値と、 3)フレームおよびフレームの一部分が特定のTDMAの基地局によって送
    られた時を示す値とを含む候補のサーチ要求メッセージを受信するステップと、 b)受信した候補のサーチ要求メッセージ内に含まれる情報から、ハンドオー
    バの潜在的な候補を識別するのにかかる時間量を低減するために情報が送られる
    ときを判断するステップとを含む方法。
JP2001552659A 2000-01-07 2001-01-08 ハイブリッド形のgsm/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化 Pending JP2003524960A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/479,414 US6438117B1 (en) 2000-01-07 2000-01-07 Base station synchronization for handover in a hybrid GSM/CDMA network
US09/479,414 2000-01-07
PCT/US2001/000574 WO2001052567A2 (en) 2000-01-07 2001-01-08 Base station synchronization for handover in a hybrid gsm/cdma network

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011097482A Division JP5677887B2 (ja) 2000-01-07 2011-04-25 ハイブリッド形のgsm/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003524960A true JP2003524960A (ja) 2003-08-19

Family

ID=23903903

Family Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001552659A Pending JP2003524960A (ja) 2000-01-07 2001-01-08 ハイブリッド形のgsm/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化
JP2011097482A Expired - Lifetime JP5677887B2 (ja) 2000-01-07 2011-04-25 ハイブリッド形のgsm/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化
JP2012221471A Withdrawn JP2013051700A (ja) 2000-01-07 2012-10-03 ハイブリッド形のgsm/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化
JP2014169697A Expired - Lifetime JP5944447B2 (ja) 2000-01-07 2014-08-22 ハイブリッド形のgsm(登録商標)/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化

Family Applications After (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011097482A Expired - Lifetime JP5677887B2 (ja) 2000-01-07 2011-04-25 ハイブリッド形のgsm/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化
JP2012221471A Withdrawn JP2013051700A (ja) 2000-01-07 2012-10-03 ハイブリッド形のgsm/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化
JP2014169697A Expired - Lifetime JP5944447B2 (ja) 2000-01-07 2014-08-22 ハイブリッド形のgsm(登録商標)/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化

Country Status (25)

Country Link
US (2) US6438117B1 (ja)
EP (3) EP1729537B1 (ja)
JP (4) JP2003524960A (ja)
KR (3) KR100918931B1 (ja)
CN (4) CN100525532C (ja)
AR (1) AR030548A1 (ja)
AT (2) ATE367066T1 (ja)
AU (1) AU779740B2 (ja)
BR (2) BRPI0107464B1 (ja)
CA (3) CA2850221C (ja)
CZ (1) CZ20022370A3 (ja)
DE (2) DE60129300T2 (ja)
ES (1) ES2331584T3 (ja)
HK (1) HK1053222B (ja)
HU (1) HUP0400478A2 (ja)
IL (7) IL150472A0 (ja)
MX (1) MXPA02006626A (ja)
MY (1) MY134756A (ja)
NO (1) NO327360B1 (ja)
NZ (1) NZ535358A (ja)
RU (5) RU2323544C2 (ja)
TW (1) TW538645B (ja)
UA (1) UA74353C2 (ja)
WO (1) WO2001052567A2 (ja)
ZA (1) ZA200205061B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005512451A (ja) * 2001-12-07 2005-04-28 クゥアルコム・インコーポレイテッド ハイブリッド通信ネットワークにおけるハンドオフ
JP2005260953A (ja) * 2004-03-08 2005-09-22 Lucent Technol Inc Msc間ハンドオフ後の繰り返し可能なハンドバックの試みのための方法および装置
JP2005304046A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Lucent Technol Inc 公開ロング・コード・マスクを生成する方法

Families Citing this family (234)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9700854D0 (en) * 1997-01-16 1997-03-05 Scient Generics Ltd Sub-audible acoustic data transmission mechanism
KR100254517B1 (ko) * 1997-12-29 2000-05-01 서정욱 코드분할다중방식 기지국용 주기형 비콘신호 발생장치
EP1610579B1 (en) * 1998-04-23 2008-05-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Receiver applied in a mobile radio communication system for observing frequencies of another system
US6360100B1 (en) 1998-09-22 2002-03-19 Qualcomm Incorporated Method for robust handoff in wireless communication system
DE19856401A1 (de) * 1998-12-07 2000-06-15 Siemens Ag Verfahren zur Datenübertragung in einem Mobilfunksystem, Mobilstation und Basisstation
GB9917985D0 (en) 1999-07-30 1999-09-29 Scient Generics Ltd Acoustic communication system
US6704581B1 (en) * 1999-11-13 2004-03-09 Hyundai Electronics Industry Co. Mobile telecommunication system and method for performing handoff between asynchronous base station and synchronous base station
US6879568B1 (en) * 1999-12-20 2005-04-12 Cisco Technology, Inc. Quick layer-3 message multiplexing
US6594493B1 (en) * 2000-02-09 2003-07-15 Lucent Technologies Inc. Paging arrangement for wireless communications
FI20000675A (fi) * 2000-03-22 2001-09-23 Nokia Mobile Phones Ltd Parannettu menetelmä ja järjestely solunvaihdon hallitsemiseksi ja solukkojärjestelmän päätelaite
US7010300B1 (en) 2000-06-15 2006-03-07 Sprint Spectrum L.P. Method and system for intersystem wireless communications session hand-off
US6970719B1 (en) 2000-06-15 2005-11-29 Sprint Spectrum L.P. Private wireless network integrated with public wireless network
US6647261B1 (en) * 2000-07-20 2003-11-11 Koninklijke Philips Electronics N.V. Idle handoff method taking into account critical system jobs
FR2812507B1 (fr) * 2000-07-31 2003-01-31 Cit Alcatel Procede de transmission de donnees en temps reel et reseau de telecommunication mettant en oeuvre ce procede
FI110736B (fi) * 2000-08-01 2003-03-14 Nokia Corp Datansiirtomenetelmä, tilaajapäätelaite ja GPRS/EDGE-radioliityntäverkko
US6760599B1 (en) * 2000-09-29 2004-07-06 Arraycomm, Inc. Method and apparatus for selecting a base station
JP3948403B2 (ja) * 2000-10-17 2007-07-25 株式会社デンソー 遠距離通信システムのための順方向リンクベース救済チャンネル方法および装置
US7187930B2 (en) * 2000-11-28 2007-03-06 Denso Corporation Retry limits for connection rescue procedures in telecommunication systems
AU2211102A (en) * 2000-11-30 2002-06-11 Scient Generics Ltd Acoustic communication system
EP2288121A3 (en) * 2000-11-30 2011-06-22 Intrasonics S.A.R.L. Telecommunications apparatus operable to interact with an audio transmission
US7843878B2 (en) * 2000-12-04 2010-11-30 Ericsson Ab Method and apparatus to control handoff between different wireless systems
US7006821B2 (en) * 2000-12-04 2006-02-28 Denso Corporation Method and apparatus for dynamically determining a mobile station's active set during a connection rescue procedure
WO2002056667A2 (en) * 2000-12-05 2002-07-25 Denso Corporation Minimum interference multiple-access method and system for connection rescue
US6708031B2 (en) * 2000-12-05 2004-03-16 Nokia Corporation Session or handoff methods in wireless networks
US7079511B2 (en) * 2000-12-06 2006-07-18 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for handoff of a wireless packet data services connection
FR2818485B1 (fr) * 2000-12-18 2003-03-28 Eads Defence & Security Ntwk Procede d'allocation de ressources radio, station de base pour sa mise en oeuvre et systeme l'incorporant
US6996391B2 (en) 2000-12-20 2006-02-07 Denso Corporation Forward-link rescue synchronization method and apparatus
US7010319B2 (en) * 2001-01-19 2006-03-07 Denso Corporation Open-loop power control enhancement for blind rescue channel operation
US6836471B2 (en) * 2001-02-02 2004-12-28 Nokia Mobile Phones Ltd. Method and system for inter-operator handover between WCDMA and GSM
US7304964B2 (en) * 2001-02-20 2007-12-04 Nokia Corporation Facilitating synchronization of communication stations in a radio communication system
US20030119548A1 (en) * 2001-02-26 2003-06-26 Jahangir Mohammed Method for extending the coverage area of a licensed wireless communications system using an unlicensed wireless communications system
US7308263B2 (en) 2001-02-26 2007-12-11 Kineto Wireless, Inc. Apparatus for supporting the handover of a telecommunication session between a licensed wireless system and an unlicensed wireless system
US7706336B2 (en) * 2001-02-28 2010-04-27 Motorola, Inc. Mobile station architectures for circuit and packet modes and methods therefor
KR100398991B1 (ko) * 2001-03-26 2003-09-19 주식회사 케이티프리텔 지에스엠 서비스 가입자에 대한 씨디엠에이 서비스 지역에서의 로밍 서비스가 가능한 씨디엠에이 단말기 및 그 cdma 단말기에서의 로밍 서비스 방법
US8238912B2 (en) * 2001-05-31 2012-08-07 Ipr Licensing, Inc. Non-intrusive detection of enhanced capabilities at existing cellsites in a wireless data communication system
KR100513002B1 (ko) * 2001-08-13 2005-09-05 삼성전자주식회사 이동통신시스템의 기지국 시스템에서 역방향 기본채널의 게이팅을 지원하기 위한 방법
ES2743319T3 (es) 2001-08-14 2020-02-18 Qualcomm Inc Procedimiento y aparato para la conectividad de redes inalámbricas
US6975877B1 (en) * 2001-10-17 2005-12-13 Cisco Technology, Inc. System and method for synchronizing clock dividers in a wireless network
US7346032B2 (en) * 2001-12-07 2008-03-18 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for effecting handoff between different cellular communications systems
US7016326B2 (en) * 2001-12-07 2006-03-21 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for effecting handoff between different cellular communications systems
WO2003061168A1 (en) * 2001-12-21 2003-07-24 Spatial Wireless, Inc. Method and system to send sms messages in a hybrid network
AU2002363907A1 (en) 2001-12-24 2003-07-30 Scientific Generics Limited Captioning system
US6725058B2 (en) * 2001-12-26 2004-04-20 Nokia Corporation Intersystem handover
US20030133425A1 (en) * 2002-01-17 2003-07-17 Dhinakar Radhakrishnan System and method for using CDMA mobile with GSM core infrastructure
US7236475B2 (en) 2002-02-06 2007-06-26 Ntt Docomo, Inc. Using subnet relations to conserve power in a wireless communication device
WO2003073773A2 (en) * 2002-02-27 2003-09-04 Spatial Communication Technologies, Inc. Mobile handoff between hybrid networks
CN1200590C (zh) * 2002-03-01 2005-05-04 华为技术有限公司 一种实现gsm与cdma网络信令互通的方法
US8417294B2 (en) * 2002-03-27 2013-04-09 Alcatel Lucent Method and system for providing data services in a hybrid network
US20030212798A1 (en) * 2002-04-17 2003-11-13 Anders Furuskar Method of multi-service allocation in multi-access systems
BRPI0309697A2 (pt) 2002-05-03 2016-08-09 Coco Communications Corp método e aparelho para conexões persistentes a um dispositivo através da utilização de múltiplas conexões de rede física e transferência de conexão entre múltiplas bandas, modos e redes.
CN100531458C (zh) * 2002-05-13 2009-08-19 三星电子株式会社 执行无线接入技术间测量的方法
US8023449B2 (en) * 2002-05-23 2011-09-20 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method of data preservation and minimizing reduction in data throughput in the event of a cell change
US6879600B1 (en) * 2002-06-03 2005-04-12 Sprint Spectrum, L.P. Method and system for intersystem wireless communication session arbitration
KR100566208B1 (ko) * 2002-06-14 2006-03-29 삼성전자주식회사 부호분할다중접속 이동통신시스템에서 멀티캐스트 멀티미디어 방송 서비스 데이터를 소프트 컴바이닝하는 방법 및 장치
GB2390777B (en) * 2002-06-26 2004-05-05 Motorola Inc Method system and apparatus for mobile communications
US7047036B2 (en) 2002-07-02 2006-05-16 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for handoff between a wireless local area network (WLAN) and a universal mobile telecommunication system (UMTS)
US20050215245A1 (en) * 2002-07-12 2005-09-29 Lu Tian Method and system for the use of different wireless technologies within a hybrid switch protocol stack
US7376091B1 (en) 2002-07-22 2008-05-20 Sprint Spectrum L.P. Wireless bridge for interfacing an 802.11 network with a cellular network
WO2004012344A2 (en) * 2002-07-31 2004-02-05 Interdigital Technology Corporation High-speed localized data exchange
ITMI20021724A1 (it) * 2002-08-01 2004-02-02 Siemens Mobile Comm Spa Controllore per stazioni radio base gsm e 3g in una core
US6993333B2 (en) * 2003-10-16 2006-01-31 Flarion Technologies, Inc. Methods and apparatus of improving inter-sector and/or inter-cell handoffs in a multi-carrier wireless communications system
US7565145B2 (en) 2002-10-18 2009-07-21 Kineto Wireless, Inc. Handover messaging in an unlicensed mobile access telecommunications system
US7634269B2 (en) 2002-10-18 2009-12-15 Kineto Wireless, Inc. Apparatus and method for extending the coverage area of a licensed wireless communication system using an unlicensed wireless communication system
US7136638B2 (en) * 2002-10-25 2006-11-14 Nokia Corporation Method and system for analyzing a network environment and network parameters
US7626958B2 (en) * 2002-12-05 2009-12-01 The Boeing Company Serial port multiplexing protocol
US7269429B2 (en) * 2002-12-05 2007-09-11 The Boeing Company Communications protocol for mobile device
US7310533B2 (en) * 2002-12-05 2007-12-18 The Boeing Company Programmable messages for communication system having one-button user interface
KR100810332B1 (ko) * 2002-12-05 2008-03-04 삼성전자주식회사 서로 다른 이동통신시스템들 사이의 핸드오버 장치 및 방법
JP3864136B2 (ja) * 2002-12-10 2006-12-27 京セラ株式会社 無線通信端末及び制御方法
JP2004207840A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Nec Corp 無線リソース管理方法及びそれに用いる管理装置、基地局及び端末
US7613160B2 (en) * 2002-12-24 2009-11-03 Intel Corporation Method and apparatus to establish communication with wireless communication networks
KR100425077B1 (ko) * 2002-12-30 2004-03-31 에스케이 텔레콤주식회사 1xEV-DO 트래픽 상태 중 1X 시스템의 검색 시간을제한하여 호 접속 해제를 방지하는 방법 및 시스템
CN101505459A (zh) * 2003-01-13 2009-08-12 北京三星通信技术研究有限公司 解决处于rrc连接模式ue移动的方法
CN1286342C (zh) * 2003-01-30 2006-11-22 华为技术有限公司 一种全球移动通信网络和码分多址网络共用基站的方法
US7668541B2 (en) 2003-01-31 2010-02-23 Qualcomm Incorporated Enhanced techniques for using core based nodes for state transfer
US6862446B2 (en) * 2003-01-31 2005-03-01 Flarion Technologies, Inc. Methods and apparatus for the utilization of core based nodes for state transfer
US8037188B2 (en) 2003-02-12 2011-10-11 Qualcomm Incorporated Soft handoff across different networks assisted by an end-to-end application protocol
US7277710B1 (en) 2003-03-18 2007-10-02 Sprint Spectrum L.P. Method for determining availability of a radio network
EP1467584A1 (en) * 2003-04-11 2004-10-13 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and apparatus for wireless intersystem handover
US7496069B2 (en) * 2003-04-11 2009-02-24 Motorola, Inc. Method and apparatus for public long code mask handoff management
KR101003440B1 (ko) * 2003-04-23 2010-12-28 텔레콤 이탈리아 소시에떼 퍼 아찌오니 멀티 캐리어 패킷 데이터 전송을 구비한 무선전화 네트워크
MXPA05011771A (es) * 2003-05-01 2006-02-17 Lg Electronics Inc Sistema y metodo para generar una mascara de codigo largo publico en un sistema de comunicaciones movil.
US7561556B2 (en) 2003-05-01 2009-07-14 Lg Electronics Inc. System and method for generating a public long code mask in a mobile communications system
US20050259001A1 (en) * 2003-05-23 2005-11-24 Gines Sanchez Gomez Extended global radiolocalization system
CN1788513B (zh) * 2003-06-13 2010-05-05 诺基亚公司 用于控制蜂窝终端的切换的方法、系统、网络实体和最终用户终端
US7251490B2 (en) * 2003-06-18 2007-07-31 Qualcomm Incorporated System and method for GSM hard handoff
JP2005020477A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Hitachi Ltd 通信端末及び通信システム
US7200397B1 (en) 2003-07-29 2007-04-03 Sprint Spectrum L.P. Method and system for determining availability of a radio network
US7330732B2 (en) * 2003-08-07 2008-02-12 Qualcomm Incorporated Scheduling neighbor cell measurements for multiple wireless communication systems
CN1820522A (zh) * 2003-08-29 2006-08-16 三菱电机株式会社 移动台及通信系统
KR100937419B1 (ko) * 2003-10-02 2010-01-18 엘지전자 주식회사 이동 통신 시스템에서 망 요소간 방송 또는 멀티캐스트서비스 연결 방법
US7853215B2 (en) * 2003-10-10 2010-12-14 Motorola, Inc. Communication circuit and method for selecting a reference link
US7768977B2 (en) * 2003-11-04 2010-08-03 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Establishing a communication link by selectively powering a transceiver based on a communication request received by another transceiver
ATE470324T1 (de) * 2003-11-12 2010-06-15 Interdigital Tech Corp System für autonomen anwendungsserver-zugriff üebr verschiedene arten von zugriffstechnologienetzwerken hinweg
TWI441532B (zh) * 2003-11-13 2014-06-11 Interdigital Tech Corp 有利於系統間交接之方法及系統
US7133670B1 (en) 2003-12-29 2006-11-07 Sprint Spectrum L.P. Roaming agreement application and database for carrying out roaming between private and public wireless networks
KR100718007B1 (ko) * 2004-01-06 2007-05-14 에스케이 텔레콤주식회사 비동기 이동통신 시스템과 동기 이동통신 시스템간의핸드오버 방법
US20050165434A1 (en) * 2004-01-26 2005-07-28 Breton Group Ltd. Surgical instrument for single entry portal
SE0400163D0 (sv) 2004-01-28 2004-01-28 Ericsson Telefon Ab L M Method and systems of radio communications
US8768322B2 (en) * 2004-02-13 2014-07-01 Sprint Spectrum L.P. Method and system for triggering events in a radio network
DE102004008760B4 (de) * 2004-02-23 2010-07-29 O2 (Germany) Gmbh & Co. Ohg Vorrichtung zum Umwandeln von UMTS-Signalen
EP1575324A1 (en) * 2004-03-10 2005-09-14 France Telecom A new blind handover technique
CN102685825B (zh) 2004-03-12 2016-01-20 美商内数位科技公司 在wtru中实施的用于切换无线技术的方法及设备
JP2005269394A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Nec Corp 移動体通信端末装置、ネットワーク装置、移動体通信システム及び方法
US7994933B2 (en) 2004-03-30 2011-08-09 Itron, Inc. Frequency shift compensation, such as for use in a wireless utility meter reading environment
JP4345596B2 (ja) * 2004-04-22 2009-10-14 セイコーエプソン株式会社 無線通信ネットワークシステムにおける接続認証
US8041385B2 (en) * 2004-05-14 2011-10-18 Kineto Wireless, Inc. Power management mechanism for unlicensed wireless communication systems
US7489930B2 (en) * 2004-05-28 2009-02-10 Motorola, Inc. Apparatus and method for multimode terminals
JP2005354126A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線通信端末、無線基地局及び無線通信システム
KR100893860B1 (ko) 2004-06-10 2009-04-20 엘지전자 주식회사 광대역 무선 접속 시스템에 적용되는 핸드오버 수행 방법및 핸드오버 실패시 통신 재개 방법
TWM259411U (en) * 2004-06-11 2005-03-11 Quanta Comp Inc Automatic sliding mechanism
KR100639325B1 (ko) 2004-06-24 2006-10-30 엘지전자 주식회사 복수개의 모뎀을 구비한 무선단말기 및 핸드오버 방법
KR101000682B1 (ko) 2004-08-13 2010-12-10 엘지전자 주식회사 이동통신시스템에서의 rrc연결 설정방법
US7940746B2 (en) 2004-08-24 2011-05-10 Comcast Cable Holdings, Llc Method and system for locating a voice over internet protocol (VoIP) device connected to a network
US7260399B1 (en) 2004-08-30 2007-08-21 Sprint Spectrum L.P. Method and system for asymmetric handoff of wireless communication sessions
US7453856B2 (en) * 2004-09-03 2008-11-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method, apparatus, and communications interface for sending and receiving data blocks associated with different multiple access techniques
US10009814B1 (en) 2004-09-03 2018-06-26 Sprint Spectrum L.P. Multi-mode mobile station and method of changing its network connectivity using a network acknowledgement
US7593365B1 (en) 2004-11-03 2009-09-22 Sprint Spectrum L.P. Method and system for triggering events in a wireless network
KR100594436B1 (ko) * 2004-11-15 2006-07-03 엘지전자 주식회사 이중모드 이동통신단말기의 접속제어 방법
US8320326B2 (en) * 2004-11-22 2012-11-27 Motorola Mobility Llc Method and system for inter-technology active handoff of a hybrid communication device
US20060109818A1 (en) * 2004-11-22 2006-05-25 Shreesha Ramanna Method and system for inter-technology active handoff of a hybrid communication device
ATE379900T1 (de) * 2004-12-09 2007-12-15 Research In Motion Ltd VORRICHTUNG UND VERFAHREN FÜR ZWEI ODER MEHRERE ßDELIVERY TRAFFIC INDICATION MESSAGE (DTIM)ß PERIODEN IN DRAHTLOSEN NETZEN
ATE521205T1 (de) * 2004-12-22 2011-09-15 Ericsson Telefon Ab L M Verteilte picozellen-mobilität
WO2006073212A1 (en) * 2005-01-05 2006-07-13 Sk Telecom Co., Ltd. Dual band/dual mode mobile communication terminal and control method thereof
US8005032B2 (en) * 2005-01-21 2011-08-23 Research In Motion Limited Maintaining delivery traffic indication message (DTIM) periods on a per-wireless client device basis
US7593417B2 (en) 2005-01-21 2009-09-22 Research In Motion Limited Handling broadcast and multicast traffic as unicast traffic in a wireless network
US7848305B2 (en) 2005-02-03 2010-12-07 Qualcomm Incorporated Techniques for accessing a wireless communication system with tune-away capability
JP2006279577A (ja) 2005-03-29 2006-10-12 Fujitsu Ltd デュアルモード通信方法およびデュアルモード通信端末
US8364185B2 (en) * 2005-04-18 2013-01-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for synchronizing a clock for an adjacent network to a clock for an overlay network
KR101151075B1 (ko) * 2005-04-19 2012-06-01 삼성전자주식회사 핑퐁 현상을 방지할 수 있도록 하는 듀얼모드 단말기에서의 로밍 방법 및 이를 위한 듀얼모드 단말기
US8190155B2 (en) 2005-05-11 2012-05-29 Interdigital Technology Corporation Method and system for reselecting an access point
US20060276190A1 (en) * 2005-05-19 2006-12-07 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for implementing a handoff between radio access networks deployed under different radio access technologies
JP5158399B2 (ja) * 2005-05-31 2013-03-06 京セラ株式会社 無線通信端末、基地局、ハンドオフ制御方法、および基地局制御方法
KR101203845B1 (ko) * 2005-07-05 2012-11-21 엘지전자 주식회사 이동단말의 자원 관리가 가능한 매개체 무관 핸드오버를위한 메시지 송수신방법
US8553643B2 (en) * 2005-07-19 2013-10-08 Qualcomm Incorporated Inter-system handover using legacy interface
US7620399B2 (en) * 2005-08-04 2009-11-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for performing handover between multiple modes using a single wireless receiver
US7515575B1 (en) 2005-08-26 2009-04-07 Kineto Wireless, Inc. Intelligent access point scanning with self-learning capability
US8509799B2 (en) 2005-09-19 2013-08-13 Qualcomm Incorporated Provision of QoS treatment based upon multiple requests
US9736752B2 (en) 2005-12-22 2017-08-15 Qualcomm Incorporated Communications methods and apparatus using physical attachment point identifiers which support dual communications links
US9066344B2 (en) 2005-09-19 2015-06-23 Qualcomm Incorporated State synchronization of access routers
US9078084B2 (en) 2005-12-22 2015-07-07 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for end node assisted neighbor discovery
US8983468B2 (en) 2005-12-22 2015-03-17 Qualcomm Incorporated Communications methods and apparatus using physical attachment point identifiers
US8982835B2 (en) 2005-09-19 2015-03-17 Qualcomm Incorporated Provision of a move indication to a resource requester
US8982778B2 (en) 2005-09-19 2015-03-17 Qualcomm Incorporated Packet routing in a wireless communications environment
US20080020751A1 (en) * 2005-09-27 2008-01-24 Qualcomm Incorporated Channel monitoring methods in a wireless broadcast system
US9554319B2 (en) * 2005-09-27 2017-01-24 Qualcomm Incorporated Channel handoff methods in wireless broadcast systems
US7706288B2 (en) * 2005-09-27 2010-04-27 Qualcomm Incorporated RF channel switching in broadcast OFDM systems
EP1788748B1 (de) * 2005-11-18 2009-02-11 Nokia Siemens Networks Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Betrieb einer Vorrichtung in einem Funkzugangsnetz eines Funkkommunikationssystems sowie Funkzugangsnetz und Vorrichtung
US7945263B2 (en) * 2005-11-29 2011-05-17 Treble Investments Limited Liability Company Mobile station handover for base stations with adaptive antenna system
KR100713492B1 (ko) * 2005-12-26 2007-04-30 삼성전자주식회사 멀티모드 단말기에서의 효율적인 핸드오버망 획득 방법 및이를 위한 멀티모드 단말기
KR100713493B1 (ko) * 2005-12-26 2007-04-30 삼성전자주식회사 멀티모드 단말기에서 핸드오버 시 전류 소모를 최소화하는방법 및 이를 위한 단말기
US20070161374A1 (en) * 2006-01-11 2007-07-12 Airnet Communications Corporation Co-channel handover in a cellular network
US8060098B2 (en) * 2006-01-13 2011-11-15 Research In Motion Limited Handover methods and apparatus for mobile communication devices
KR101285886B1 (ko) * 2006-01-25 2013-07-11 엘지전자 주식회사 서버로의 보고 방법 및 그 단말
US9083355B2 (en) 2006-02-24 2015-07-14 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for end node assisted neighbor discovery
US20070224988A1 (en) * 2006-03-24 2007-09-27 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for performing a handover procedure between a 3gpp lte network and an alternative wireless network
US9036510B1 (en) 2006-03-30 2015-05-19 Sprint Spectrum L.P. Method and system for setting up a conference with a mobile station via another mobile station
US7720021B1 (en) 2006-03-30 2010-05-18 Sprint Spectrum L.P. Method and system for setting up a call to a mobile station via another mobile station
US8818389B2 (en) * 2006-07-26 2014-08-26 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods for determining connection quality metrics
US9839005B2 (en) * 2006-08-02 2017-12-05 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for mobile terminal-based radio resource management and wireless network optimization
US8194578B2 (en) * 2006-10-15 2012-06-05 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for transmitting/receiving multicast/broadcast signal in a communication system
JP5290511B2 (ja) * 2006-11-29 2013-09-18 京セラ株式会社 無線通信端末および無線通信端末におけるハンドオフ方法
US9532399B2 (en) * 2006-11-30 2016-12-27 Kyocera Corporation Apparatus, system and method for managing wireless local area network service to a multi-mode portable communication device
US7969930B2 (en) * 2006-11-30 2011-06-28 Kyocera Corporation Apparatus, system and method for managing wireless local area network service based on a location of a multi-mode portable communication device
US8102825B2 (en) 2006-11-30 2012-01-24 Kyocera Corporation Detection of a multi-mode portable communication device at a mesh network
US7978667B2 (en) * 2006-11-30 2011-07-12 Kyocera Corporation Management of WLAN and WWAN communication services to a multi-mode wireless communication device
JP5018068B2 (ja) * 2006-12-20 2012-09-05 日本電気株式会社 移動通信システム、ハンドオーバ制御方法、無線基地局、移動局及びプログラム
US7769380B2 (en) * 2006-12-20 2010-08-03 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Method for reducing the rate of registration in CDMA-based mobile networks
CN101267246A (zh) * 2007-03-16 2008-09-17 华为技术有限公司 一种多网络共覆盖情况下的寻呼方法、装置及系统
US9516580B2 (en) * 2007-03-19 2016-12-06 Texas Instruments Incorporated Enabling down link reception of system and control information from intra-frequency neighbors without gaps in the serving cell in evolved-UTRA systems
US9155008B2 (en) 2007-03-26 2015-10-06 Qualcomm Incorporated Apparatus and method of performing a handoff in a communication network
US8103285B2 (en) * 2007-04-19 2012-01-24 Kyocera Corporation Apparatus, system and method for determining a geographical location of a portable communication device
JP5194114B2 (ja) * 2007-05-11 2013-05-08 株式会社東芝 メディア独立ハンドオーバのためのデータ型符号化
JP4956281B2 (ja) * 2007-05-29 2012-06-20 キヤノン株式会社 無線通信装置およびその制御方法
US8830818B2 (en) 2007-06-07 2014-09-09 Qualcomm Incorporated Forward handover under radio link failure
US9094173B2 (en) 2007-06-25 2015-07-28 Qualcomm Incorporated Recovery from handoff error due to false detection of handoff completion signal at access terminal
JP5127324B2 (ja) * 2007-07-03 2013-01-23 オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド ファンモータ速度制御回路、ファン装置、電子機器
US7826340B2 (en) * 2007-08-24 2010-11-02 Kyocera Corporation Hierarchical modulation reverse link interface node providing multiple service levels
US8780857B2 (en) * 2007-10-09 2014-07-15 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for mobility support between network domains
JP5106994B2 (ja) * 2007-11-08 2012-12-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信方法、無線制御装置及び無線基地局
US8305991B1 (en) * 2007-11-14 2012-11-06 Sprint Spectrum L.P. Method and system for sector switching during packet transmission
GB2455068B (en) * 2007-11-16 2010-07-28 Motorola Inc A base station for a cellular communication system and a method of operation therefor
CN101489288B (zh) 2008-01-16 2011-04-20 华为技术有限公司 演进分组网络中电路域业务的处理方法、系统及相关设备
BRPI0908462B1 (pt) * 2008-02-04 2020-10-20 Snaptrack, Inc. sistema de comunicação móvel, dispositivo de estação base, dispositivo de estação móvel, e método de comunicação móvel
US20090215400A1 (en) * 2008-02-26 2009-08-27 Henry Chang Pilot signal transmission management
US8233433B2 (en) 2008-02-26 2012-07-31 Kyocera Corporation Apparatus, system and method for initiating WLAN service using beacon signals
JP2009231976A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Nec Corp 異なる無線アクセス方式間のハンドオーバ方法および無線通信システム
CN101562834B (zh) * 2008-04-16 2014-04-09 三星电子株式会社 支持宏基站到家用基站切换的方法和系统
US8098630B2 (en) * 2008-05-09 2012-01-17 Research In Motion Limited Scanning methods and apparatus for system acquisition
CN101583166B (zh) * 2008-05-16 2011-08-10 上海华为技术有限公司 空口切换方法及数据传输方法及通讯系统以及相关设备
GB2460306B (en) 2008-05-29 2013-02-13 Intrasonics Sarl Data embedding system
US8559298B2 (en) * 2008-06-30 2013-10-15 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for automatic handover optimization
GB2463074B (en) * 2008-09-02 2010-12-22 Ip Access Ltd Communication unit and method for selective frequency synchronisation in a cellular communication network
US20100105394A1 (en) * 2008-10-29 2010-04-29 Qualcomm Incorporated Methods and systems for selective data communications for multi-mode devices
US8135403B1 (en) 2008-11-06 2012-03-13 Sprint Spectrum L.P. Method and apparatus for providing a pilot beacon on behalf of one or more base stations
KR101152955B1 (ko) * 2008-11-12 2012-06-08 한국전자통신연구원 반송파 구성원간의 핸드오버 장치 및 방법
CN101466172B (zh) * 2008-12-25 2011-02-23 中兴通讯股份有限公司 一种实现wcdma系统与gsm系统兼容的方法和装置
US20100165970A1 (en) * 2008-12-25 2010-07-01 Via Telecom, Inc. Apparatus and method for fast synchronization in a dual mode system
US8886201B2 (en) * 2008-12-29 2014-11-11 Zte (Usa) Inc. Virtual groups for femto-cell hand-in
JP2010166532A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Toshiba Corp 移動無線端末装置および基地局探索方法
US8428038B1 (en) * 2009-02-13 2013-04-23 U.S. Department Of Energy Communication devices for network-hopping communications and methods of network-hopping communications
US8081624B2 (en) * 2009-02-13 2011-12-20 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Communication devices for network-hopping communications and methods of network-hopping communications
US8165577B2 (en) * 2009-03-19 2012-04-24 Kyocera Corporation Pilot signal transmission management
US20100279714A1 (en) * 2009-05-01 2010-11-04 Qualcomm Incorporated Methods and systems for cdma evdo paging interval alignment with an overlaid wimax network
EP2252109A1 (en) * 2009-05-15 2010-11-17 ST-NXP Wireless France Method and apparatus for performing inter radio access technology radio measurements
JP5397009B2 (ja) * 2009-05-18 2014-01-22 富士通株式会社 無線通信装置、無線通信プログラムおよび無線通信方法
CN101932052B (zh) * 2009-06-23 2016-08-24 华为技术有限公司 一种切换方法、用户终端及网络侧设备
WO2011005061A2 (ko) * 2009-07-10 2011-01-13 한국전자통신연구원 무선 통신 시스템에서 핸드오버 수행 방법
JP5547284B2 (ja) 2009-07-10 2014-07-09 エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュート 無線通信システムにおけるハンドオーバの実行方法
US8213396B1 (en) 2009-07-15 2012-07-03 Sprint Spectrum L.P. Methods and systems for disabling paging to a wireless communication device
CN101964965B (zh) 2009-07-23 2013-01-09 华为技术有限公司 语音呼叫回退到电路交换域的方法、装置及系统
JP5454123B2 (ja) * 2009-12-16 2014-03-26 ソニー株式会社 ハンドオーバのための方法、端末装置及び無線通信システム
US8768384B1 (en) 2010-02-10 2014-07-01 Sprint Spectrum L.P. Methods and devices for efficient use of multiple paging channels
US8615241B2 (en) 2010-04-09 2013-12-24 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for facilitating robust forward handover in long term evolution (LTE) communication systems
JP5270045B2 (ja) * 2010-11-10 2013-08-21 パナソニック株式会社 無線通信システムおよび無線通信装置
CN102568480A (zh) * 2010-12-27 2012-07-11 深圳富泰宏精密工业有限公司 双模手机语音传输系统
US8787262B2 (en) * 2011-07-15 2014-07-22 Qualcomm Incorporated Receiving cell broadcast (CB) messages
WO2013015726A1 (en) 2011-07-22 2013-01-31 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Transferring a user equipment to a radio access network with a different radio access technology
US8830971B1 (en) 2011-07-26 2014-09-09 Sprint Spectrum L.P. Control of maximum number of concurrent local device connections for a mobile hotspot
US8670425B1 (en) 2011-08-09 2014-03-11 Sprint Spectrum L.P. Use of past duration of stay as trigger to scan for wireless coverage
WO2013035968A1 (ko) * 2011-09-07 2013-03-14 엘지전자 주식회사 무선 근거리 네트워크에서 서비스 또는 액티비티를 제공하기 위한 무선 송수신 유닛
US9307489B2 (en) * 2012-02-20 2016-04-05 Apple Inc. Methods and apparatus for preferred data traffic (application) mode
CN104380779B (zh) * 2012-06-05 2019-04-09 索尼公司 通信控制设备、基站、终端设备以及通信控制方法
US9173108B2 (en) * 2013-01-31 2015-10-27 Qualcomm Incorporated Parallel inter-radio access technology (IRAT) measurement in a communication system
US9763141B1 (en) 2014-01-21 2017-09-12 Sprint Spectrum L.P. Controlling handoff and channel assignment parameters based on device type
US9351278B1 (en) 2014-01-21 2016-05-24 Sprint Spectrum L.P. Controlling wireless paging parameters based on device type prevalence
US10075888B2 (en) 2014-09-25 2018-09-11 Qualcomm Incorporated Service-specific air-interface selection
CN105578572B (zh) * 2015-04-30 2019-02-01 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 一种降低功耗的方法及终端
US10455466B2 (en) * 2015-12-31 2019-10-22 Huawei Technologies Co., Ltd. Handover method and device in ultra-dense network
CN109076439B (zh) 2016-04-21 2021-02-12 瑞典爱立信有限公司 用于管理小区标识的方法、网络节点、设备和计算机可读介质
CN110023358B (zh) * 2016-12-07 2022-07-08 Dic株式会社 VaRTM成型用树脂组合物、成型材料、成型品和成型品的制造方法
US11101970B2 (en) * 2018-05-25 2021-08-24 Solid, Inc. Repeater and operating method thereof
FR3085098A1 (fr) * 2018-08-16 2020-02-21 Orange Procede de handover et station de base associee
CN111107620B (zh) * 2018-10-25 2023-02-21 中兴通讯股份有限公司 基准定时的确定方法及装置、存储介质和电子装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996023369A1 (en) * 1995-01-28 1996-08-01 Motorola Limited Communications system and a method therefor
WO1997031503A1 (en) * 1996-02-23 1997-08-28 Qualcomm Incorporated Coexisting gsm and cdma wireless telecommunications networks

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5440561A (en) * 1991-09-30 1995-08-08 Motorola, Inc. Method for establishing frame synchronization within a TDMA communication system
RU2107992C1 (ru) * 1992-09-23 1998-03-27 Сименс АГ Способ переключения мобильных абонентов в мобильной радиосети
US5570349A (en) * 1994-06-07 1996-10-29 Stanford Telecommunications, Inc. Wireless direct sequence spread spectrum digital cellular telephone system
FI98332C (fi) 1994-03-01 1997-05-26 Nokia Telecommunications Oy Tiedonsiirtomenetelmä, tukiasemalaitteisto sekä liikkuva asema
US5614914A (en) * 1994-09-06 1997-03-25 Interdigital Technology Corporation Wireless telephone distribution system with time and space diversity transmission for determining receiver location
US5697055A (en) * 1994-10-16 1997-12-09 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for handoff between different cellular communications systems
US5664004A (en) 1995-01-13 1997-09-02 Nokia Telecommunications Oy Support of multiplicity of radio interfaces over an interface between a base station system and a mobile switch
CA2194787A1 (en) * 1995-05-26 1996-11-28 Christine Karen Ioriatti Method and apparatus for optimizing and testing a communication system
US5778024A (en) * 1996-02-01 1998-07-07 Qualcomm Incorporated Dual-mode communications processor
US5793757A (en) * 1996-02-13 1998-08-11 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Telecommunication network having time orthogonal wideband and narrowband sytems
US5872774A (en) * 1997-09-19 1999-02-16 Qualcomm Incorporated Mobile station assisted timing synchronization in a CDMA communication system
US6526039B1 (en) * 1998-02-12 2003-02-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method and system for facilitating timing of base stations in an asynchronous CDMA mobile communications system
JP3822997B2 (ja) * 1998-03-19 2006-09-20 株式会社日立製作所 放送情報配信システム
US6181943B1 (en) * 1998-03-30 2001-01-30 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for inter-frequency hand-off in wireless communication systems
JPH11289278A (ja) * 1998-04-01 1999-10-19 Toshiba Corp 携帯無線端末装置
EP1610579B1 (en) * 1998-04-23 2008-05-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Receiver applied in a mobile radio communication system for observing frequencies of another system
FR2778055B1 (fr) * 1998-04-28 2000-05-26 Alsthom Cge Alcatel Procede de transmission dans un reseau radiotelephonique umts,permettant de preparer un saut vers une cellule gsm pendant une communication dans une cellule umts
WO1999057849A2 (en) * 1998-05-07 1999-11-11 Qualcomm Incorporated Method for coordinating base station transmission with mobile station scanning times
JP2947279B1 (ja) * 1998-07-31 1999-09-13 日本電気株式会社 スペクトラム拡散通信システム、及びスペクトラム拡散通信システムにおけるハンドオーバー方法
US6590881B1 (en) * 1998-12-04 2003-07-08 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for providing wireless communication system synchronization
EP1155589A1 (en) * 1999-02-26 2001-11-21 QUALCOMM Incorporated Method and system for handoff between an asynchronous cdma base station and a synchronous cdma base station

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996023369A1 (en) * 1995-01-28 1996-08-01 Motorola Limited Communications system and a method therefor
WO1997031503A1 (en) * 1996-02-23 1997-08-28 Qualcomm Incorporated Coexisting gsm and cdma wireless telecommunications networks

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005512451A (ja) * 2001-12-07 2005-04-28 クゥアルコム・インコーポレイテッド ハイブリッド通信ネットワークにおけるハンドオフ
JP2005260953A (ja) * 2004-03-08 2005-09-22 Lucent Technol Inc Msc間ハンドオフ後の繰り返し可能なハンドバックの試みのための方法および装置
JP4579015B2 (ja) * 2004-03-08 2010-11-10 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド Msc間ハンドオフ後の繰り返し可能なハンドバックの試みのための方法および装置
JP2005304046A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Lucent Technol Inc 公開ロング・コード・マスクを生成する方法
JP4718226B2 (ja) * 2004-04-14 2011-07-06 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド 公開ロング・コード・マスクを生成する方法

Also Published As

Publication number Publication date
RU2007143485A (ru) 2009-05-27
CA2396770A1 (en) 2001-07-19
BRPI0107464B1 (pt) 2016-08-23
ES2331584T3 (es) 2010-01-08
JP5677887B2 (ja) 2015-02-25
TW538645B (en) 2003-06-21
UA74353C2 (uk) 2005-12-15
US6965585B2 (en) 2005-11-15
KR20020064987A (ko) 2002-08-10
NO20023272D0 (no) 2002-07-05
ATE367066T1 (de) 2007-08-15
CN103220732B (zh) 2015-10-07
RU2006101380A (ru) 2007-08-10
CA2850221C (en) 2016-03-01
MXPA02006626A (es) 2002-10-23
IL187060A0 (en) 2008-02-09
US20030002525A1 (en) 2003-01-02
EP2187688A2 (en) 2010-05-19
CN100525532C (zh) 2009-08-05
RU2002125354A (ru) 2004-03-27
CN103220732A (zh) 2013-07-24
CN102111837B (zh) 2017-05-24
CA2711787C (en) 2016-02-23
HUP0400478A2 (en) 2004-05-28
KR20070103490A (ko) 2007-10-23
KR100919146B1 (ko) 2009-09-28
AU779740B2 (en) 2005-02-10
CZ20022370A3 (cs) 2003-03-12
IL150472A0 (en) 2002-12-01
AR030548A1 (es) 2003-08-27
HK1053222B (zh) 2010-04-30
JP5944447B2 (ja) 2016-07-05
JP2015015739A (ja) 2015-01-22
CN101588611A (zh) 2009-11-25
HK1053222A1 (en) 2003-10-10
KR20070103489A (ko) 2007-10-23
AU2635701A (en) 2001-07-24
IL150472A (en) 2008-07-08
ATE444664T1 (de) 2009-10-15
IL187062A (en) 2010-04-15
RU2005135629A (ru) 2007-05-27
EP1729537A1 (en) 2006-12-06
EP1729537B1 (en) 2009-09-30
DE60129300D1 (de) 2007-08-23
BR122014026903B1 (pt) 2017-03-14
NO20023272L (no) 2002-09-05
BR0107464A (pt) 2004-11-03
WO2001052567A3 (en) 2002-01-17
CA2396770C (en) 2012-10-23
EP1254577A2 (en) 2002-11-06
DE60129300T2 (de) 2008-03-20
MY134756A (en) 2007-12-31
RU2520576C2 (ru) 2014-06-27
EP1254577B1 (en) 2007-07-11
IL187063A (en) 2010-04-15
IL187061A0 (en) 2008-02-09
IL187062A0 (en) 2008-02-09
IL187061A (en) 2010-06-16
CA2850221A1 (en) 2001-07-19
JP2013051700A (ja) 2013-03-14
NZ535358A (en) 2005-07-29
US6438117B1 (en) 2002-08-20
IL187063A0 (en) 2008-02-09
JP2011229152A (ja) 2011-11-10
IL187066A (en) 2009-08-03
RU2323544C2 (ru) 2008-04-27
KR100919143B1 (ko) 2009-09-28
NO327360B1 (no) 2009-06-15
CN1416658A (zh) 2003-05-07
IL187066A0 (en) 2008-02-09
ZA200205061B (en) 2003-09-25
EP2187688A3 (en) 2010-08-25
CA2711787A1 (en) 2001-07-19
RU2304363C2 (ru) 2007-08-10
CN102111837A (zh) 2011-06-29
DE60140089D1 (de) 2009-11-12
KR100918931B1 (ko) 2009-09-28
RU2002120993A (ru) 2004-02-20
WO2001052567A2 (en) 2001-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5944447B2 (ja) ハイブリッド形のgsm(登録商標)/cdmaネットワークにおけるハンドオーバのための基地局の同期化
RU2292665C2 (ru) Межсистемная передача обслуживания между базовыми станциями
AU2001240108A1 (en) Intersystem base station handover
KR100667399B1 (ko) 혼성 gsm/cdma 네트워크에서의 기지국 핸드오버

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110224

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110303

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110324

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111026

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111028

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111102

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111107

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120327