JP4579015B2 - Msc間ハンドオフ後の繰り返し可能なハンドバックの試みのための方法および装置 - Google Patents

Msc間ハンドオフ後の繰り返し可能なハンドバックの試みのための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、アクティブなコール中における移動交換局(MSC)間ハンドオフ後の繰り返し可能なハンドバックの試みのための方法および装置に関する。先行するハンドバックが成功しなかった場合、方法および装置は、別のハンドバックの試みを準備し、ハンドバックが求められる場合、コールを再びハンドバックしようと試みる。
本発明は、MSC間ハンドオフ後にハンドバックを試みる技術を特に対象とし、この技術に特に関連して説明されるが、本発明は、他の分野および用途においても有用性を有する可能性があることを理解されたい。例えば、本発明は、ハンドオフの完了後、それに続く目標とソースの間におけるトランクの分断が関わるあらゆるタイプのハンドオフに関連して使用されることが可能である。
背景として、ハンドオフとハンドオーバは、同義であり、移動局(MS)との通信を第1の基地局(BS)から、異なるMSC内にある可能性がある別のBSに移す無線技術における操作を指す。MSC間ハンドオフ後、MSとの通信が第1のMSCに戻されることをもたらす状況が生じる可能性がある。これは、前のハンドオフに続くため、ハンドバックまたはハンドオフ・バックと呼ばれる。このため、本明細書で使用するハンドオフとハンドオーバは、同一の意味を有し、互いに区別なく使用されることが可能である。同様に、ハンドバックとハンドオフ・バックは、同一の意味を有し、互いに区別なく使用されることが可能である。さらに、ハンドバックは、前のハンドオフに続くあるタイプのハンドオフであるため、ハンドバックは、ハンドオフまたはハンドオーバと呼ばれることも可能である。
ベンダ間ハンドオフ(すなわち、ハード・ハンドオフ)は、2つの異なるベンダのMSC間でANSI−41メッセージを使用する。また、ベンダが、ベンダ独自のMSC間のハンドオフ(すなわち、ベンダ内ハンドオフ)のためにANSI−41メッセージを使用することも可能である。例えば、MSC AからMSC Bへの、所与のハンドオフ後、モバイル・ユーザが、MSC Aの区域に移動して戻る可能性がある。これにより、MSC A(前のハンドオフのソース)がその時点でハンドバックの試みの目標である、ハンドバックの試みが要求される状況が生じる。ハンドバックが成功した後、MSC B上のリソース(ハンドバックの試みのソース)が、除去される。ハンドオフまたはハンドバックの試みが失敗した場合、MSは、候補周波数探索報告メッセージをソース・セル(すなわち、BS)に戻す。ハンドオフ完了メッセージの代わりに候補周波数探索報告メッセージを受信すると、ソースBSは、中止メッセージをソースMSCに通信する。このメッセージは、失敗したハンドオフまたはハンドバックの試みを中止するようにソースMSCに命令する。しかし、現在、その段階においてソースMSCから目標MSCへのハンドバックの試みの失敗を通信する手段は、全く存在しない。このため、ソースMSCが、ハンドバックの試みを中止するように目標MSCに命令する手段は、全く存在しない。ハンドバックの試みは、ハンドバックの試みが完了する前に、目標側でハンドバックの試みに関連するタイマが満了して初めて、目標MSCによって中止される。
(ハンドオフおよび)ハンドバックの試みは、ソース・セルとMSの間の信号が弱い場合に行われることに留意することが重要である。このため、次の(ハンドオフまたは)ハンドバックの試みは、失敗した試みのすぐ後に行うことができることが望ましく、さもなければ、コールがドロップされる可能性がある。他方、前の失敗した試みからの目標側の割り振られたリソースが除去される前に、または除去されようとしているときに、次の(ハンドオフまたは)ハンドバックを試みることは、望ましくない。その区域内で多数のMSによる多数の同時の(ハンドオフまたは)ハンドバックの試みが存在する可能性が高いため、除去に先立って次の(ハンドオフまたは)ハンドバックを試みるいずれの戦略も、目標側でリソースを混乱させる可能性がある。
以上のシナリオに関連する1つの問題は、MSが他方のMSCにおける目標セル(すなわち、BS)に再び同調するのに失敗したという理由で、ソースMSCが目標MSCにハンドバックの試みを中止するように告げるために、目標MSCと通信するためのANSI−41メッセージが現在のところ、全く存在しないことである。別の問題は、既存のANSI−41 FacilitiesReleaseメッセージは、ソースMSCと目標MSCの間のベンダ間トランクが、受信側(目標)MSCによって解放されることを暗示する必須のInterMSCCircuitIDパラメータを含むため、上記の目的で使用できないことである。しかし、失敗したハンドバックから戻るケースでは、そのトランクを維持し、目標MSC上のリソースを解放することだけが望まれる。
本発明は、前述した問題、およびその他の問題を解決する、無線遠隔通信システムにおけるMSに対するアクティブなコール中のMSC間ハンドオフ後の新規の改良されたハンドバックプロセスを企図する。
無線遠隔通信システムにおけるMSに対するアクティブなコール中の第1のMSCから第2のMSCへのMSC間ハンドオフ後の、ハンドバック・プロセスを提供する方法および装置を提供する。
本発明の一態様では、無線遠隔通信システムにおけるMSに対するアクティブなコール中の第1のMSCから第2のMSCへのMSC間ハンドオフ後の、ハンドバック・プロセスを提供する方法が提供される。コールは、MSC間ハンドオフの結果、MSC間トランクを介して第1のMSCから第2のMSCに転送される。一実施形態では、方法は、a)MSが第1のMSCに関連する地理的区域内に移動したことに応答して、第2のMSCから第1のMSCへのMSC間ハンドバックの試みを開始すること、b)MSにコールを転送するために第1のMSC、および第1のMSCに関連する第1のBSにおいてリソースをセットアップすること、c)第1のBSと通信しようと試みることにより、MSC間ハンドバックの試みを開始するようにMSに指示するコマンドをMSに送信すること、d)第1のBSに対するMSC間ハンドバックの試みが失敗したことを示すメッセージをMSから受信すること、e)MSにコールを転送するために第1のMSCおよび第1のBSにおいてセットアップされたリソースを除去すること、およびf)第1のMSCおよび第1のBSが別のMSC間ハンドバックの試みを行う準備ができていることを示すメッセージを、第2のMSCに関連する第2のBSに送信することを含む。
別の実施形態では、方法は、a)MSが第1のMSCに関連する地理的区域内に移動したことに応答して、第2のMSCから第1のMSCへの第1のMSC間ハンドバックの試みを開始すること、b)MSにコールを転送するために第1のMSC、および第1のMSCに関連する第1のBSにおいてリソースをセットアップすること、c)第1のBSと通信するように試みることにより、第1のMSC間ハンドバックの試みを開始するようにMSに指示するコマンドをMSに送信すること、d)第1のBSに対する第1のMSC間ハンドバックの試みが失敗したことを示すメッセージをMSから受信すること、e)MSにコールを転送するために第1のMSCおよび第1のBSにおいてセットアップされたリソースを除去するように第1のMSCに命令するメッセージを、第2のMSCから第1のMSCに送信すること、f)MSにコールを転送するために第1のMSCにおいてセットアップされたリソースを除去し、MSにコールを転送するために第1のBSにおいてセットアップされたリソースを除去するように第1のBSに命令するメッセージを、第1のMSCから第1のBSに送信すること、g)MSにコールを転送するために第1のBSにおいてセットアップされたリソースを除去し、MSにコールを転送するために第1のBSにおいてセットアップされたリソースが除去されたことを第1のMSCに知らせるメッセージを、第1のBSから第1のMSCに送信すること、h)MSにコールを転送するために第1のMSCおよび第1のBSにおいてセットアップされたリソースが除去されたことを第2のMSCに知らせるメッセージを、第1のMSCから第2のMSCに送信すること、i)第1のMSCおよび第1のBSが別のMSC間ハンドバックの試みを行う準備ができていることを示すメッセージを、第2のMSCから、第2のMSCに関連する第2のBSに送信すること、j)工程a)ないし工程c)を繰り返すことにより、第2のMSC間ハンドバックの試みを開始すること、k)第1のBSに対する第2のMSC間ハンドバックの試みが完了したことを示すメッセージをMSから受信すること、l)MSにコールを転送するために第2のMSCおよび第2のBSにおいて使用されたリソースを除去すること、およびm)第1のMSCから第2のMSCにコールを転送するために使用されたMSC間トランクを分断することを含む。
本発明の別の態様では、MSに対するアクティブなコール中の第1のMSCから第2のMSCへのMSC間ハンドオフ後の、ハンドバック・プロセスを提供する無線遠隔通信システムが提供される。コールは、MSC間ハンドオフの結果、MSC間トランクを介して第1のMSCから第2のMSCに転送される。一実施形態では、システムは、MSが第1のMSCに関連する地理的区域内に移動したことに応答して、第2のMSCから第1のMSCへのMSC間ハンドバックの試みを開始するための手段と、MSにコールを転送するために第1のMSC、および第1のMSCに関連する第1のBSにおいてリソースをセットアップするための手段と、第1のBSと通信しようと試みることにより、MSC間ハンドバックの試みを開始するようにMSに指示するコマンドをMSに送信するための手段と、第1のBSに対するMSC間ハンドバックの試みが失敗したことを示すメッセージをMSから受信するための手段と、MSにコールを転送するために第1のMSCおよび第1のBSにおいてセットアップされたリソースを除去するための手段と、第1のMSCおよび第1のBSが別のMSC間ハンドバックの試みを行う準備ができていることを示すメッセージを、第2のMSCに関連する第2のBSに送信するための手段とを含む。
本発明の応用可能性のさらなる範囲は、以下に提示する詳細な説明から明白となろう。ただし、詳細な説明および具体的な実施例は、本発明の好ましい実施形態を示してはいるが、本発明の趣旨および範囲の中で様々な変更形態および改変形態が当業者に明白となるため、例示として提供しているに過ぎないことを理解されたい。
本発明は、デバイスの様々な部分の構成、配置、および組み合わせ、ならびに方法の工程に存し、企図される目的は、以下により完全に記載し、特許請求の範囲で具体的に指摘し、添付の図面で例示するとおり達せられる。
一般に、本発明の一態様は、失敗したハンドバックの試みの後にハンドバックが成功する可能性を高める。これは、ハンドバックの試みを繰り返すことに関連するメッセージングに対応するようにANSI−41標準を拡張することにつながる。ハンドバックの試みは、メッセージ・タイプおよびメッセージ交換を使用して、ハンドバックに関与する2つのMSC間で割り振られたMSC間トランク、またはベンダ間トランクを維持しながら、ハンドバック目標側でリソースを部分的に除去する必要性を伝えることにより、繰り返されることが可能である。これにより、ソースMSCおよびソースBS(すなわち、セル)が、いつリソースが除去され、いつ別のハンドバックの試みが開始されることが可能であるかを知ることが可能になる。
ベンダ間ハンドオフは、異なるベンダに関連する2つのMSC間におけるハード・ハンドオフに関連するANSI−41メッセージを使用する。ときとして、同一のベンダのMSC群が、MSC間ハンドオフのためにANSI−41メッセージを使用する。本発明に関連するメッセージングは、1)目標MSCが、失敗した、または中止された前のハンドバックの試みのために割り当てられたリソースを除去する一方で、コールのために2つのMSC間のMSC間トランク(これは、例えば、MSC AからMSC Bへの前のハンドオフ中に確立されたトランクである)を維持すること、および2)リソース除去が終わった後、ソースMSCにリターン結果・メッセージを送信し、これにより、ソースMSCがいつ次のハンドバックの試みを開始することができるかを示すことをもたらす、ソースMSC(MSC B)と目標MSC(MSC A)の間におけるメッセージおよび交換を含む。
例えば、現在、いずれのANSI−41メッセージも、失敗したANSI−41ハンドバックの試み中に、目標側に割り振られたLucent Technologies 5Eフレーム・セレクタの除去を促すことができない。このため、MSが候補周波数探索報告メッセージをソース・セル(すなわち、BS B)に送信し、その後、ソース・セルがハンドバックの試みを中止するメッセージをソースMSCに送信し、現在のハンドバックの試みが失敗したこと、および無線コールが保存されていることを示した場合、ソースMSCは、現在のハンドバックの試みのために目標MSC上で割り振られた5Eフレーム・セレクタを解放するように目標MSCに求める手段を全く有さない。したがって、現行では、ハンドバックのために割り振られたリソースは、MSが「現れない」ことに起因して、そのセル上でタイムアウトが生じた後(例えば、4.8秒後)、目標セル(すなわち、BS A)から目標MSCにシャットダウン・メッセージが送信されて初めて、目標MSC上でドロップされる。本発明では、目標セルがタイムアウトになるのを目標MSCが待たなくてもいいように、ソースMSCから目標MSCにメッセージが提供される。目標MSCは、通知を受けてリソースを除去し、目標セルにも同じことをするようメッセージを送信する。目標MSCおよび目標セルにおけるリソースが除去されると、目標MSCは、別のハンドバックの試みを行う準備ができていることを示すリターン結果・メッセージをソースMSCに送信する。ソースMSCは、その情報をソース・セルに転送することができる。
現在、追加のメッセージングなしでは、ソースMSCは、ハンドバック要求を即時に処理すべきか、または目標側でリソースが除去されるのを待つべきかが分からない。さらに、追加のメッセージングは、目標側とのチャネル上でMSに対してハンドバックの試みの成功が確認されるまで、2つのMSC間におけるベンダ間トランク、またはMSC間トランクが維持されることを可能にする。さもなければ、コールが最初にMSC AからハンドオフされたMSC B上でコールを維持する必要があるので、ベンダ間トランクまたはMSC間トランクが解放された場合、コールは、ドロップされる。追加のメッセージングは、失敗した試みからのすべてのリソースが除去された直後に別のハンドバックの試みを可能にする妥当な通信プロトコルを提供することにより、システムがリソースを節約することを可能にする。また、これは、コールに関連するモバイル・ユーザおよびサービス・プロバイダには喜ばしい、ハンドオフ成功率の上昇、およびコール・ドロップ率の低下ももたらす。
次に、本発明の好ましい実施形態を例示する目的でだけ示し、本発明を限定することを目的としていない図面を参照すると、図1が、本発明による全体的な好ましい遠隔通信システムの図を提示している。図1に示すとおり、遠隔通信システム10は、第1のMSC(MSC1)12、第1のBS(BS1)14、MS16、第2のBS(BS2)18、および第2のMSC(MSC2)20を含む。第1のMSC12および第2のMSC20は、MSC間ハンドオフ・モデル22を含む。MSC間ハンドオフ・モデル22は、ハンドオフ部分24およびハンドバック部分26を含む。第1のBS14は、第1のセル(セル1)28内に位置し、図に六角形で表された第1の地理的区域に関連する。同様に、第2のBS18は、第2のセル(セル2)30内に位置する。第1のBS14は、第1のMSC12と通信し、第2のBSは、第2のMSC20と通信する。MS16は、第1のBS14によるサービスを受ける地理的区域内に示されている。MS16は、MS16の地理的位置に依存して、BSの1つまたは複数と無線通信している。第1のMSC12と第2のMSC20は、メッセージング・チャネル32を使用して通信する。遠隔通信システム10は、第1のMSC12と第2のMSC20の間にMSC間トランク34も含む。
例えば、MS16に対するコールは、MS16が第1のセル28内に位置している場合、第1のMSC12によって扱われる。MS16が第2のセル30に移動した場合、第1のBS14が、ハンドオフ要求を第1のMSC12に通信する。第1のMSC12内のMSC間ハンドオフ・モデル22のハンドオフ部分24が、ハンドオフ要求を処理し、第1のMSC12は、ハンドオフのためのリソース要求を第2のMSC20に通信する。このハンドオフに関して、第1のMSC12および第1のBS14がソース側であり、第2のMSC20および第2のBS18が目標側である。第2のMSC20内のMSC間ハンドオフ・モデル22のハンドオフ部分24が、リソース要求を処理し、そのコールを扱うリソースをセットアップし、リソース要求を第2のBS18に中継する。ハンドオフのためのリソースをセットアップした後、第2のBS18および第2のMSC20はそれぞれ、リソースがセットアップされたことを確認するリターン・メッセージを提供する。
この時点で、そのコールを扱うMSC間トランク34、およびその他のリソースが、目標側を介してセットアップされる。第1のMSC12が、ハンドオフ・コマンドを第1のBS14に通信し、BS14は、そのハンドオフ・コマンドをMS16に中継する。ハンドオフ・コマンドを受信した後、MS16は、第2のBS18と通信しようと試みる。MS16が、第2のBS18と通信することに成功した後、第2のBS18は、ハンドオフ完了メッセージを第2のMSC20に通信する。この時点で、ハンドオフは成功であり、第2のMSC20は、MS16に対するコールのために割り振られたリソースを第1のBS14を介して解放するように、第1のMSC12にメッセージを通信する。第1のMSC12は、割り振られたリソースを除去するように第1のBS14にメッセージを通信する。この時点で、ハンドオフは、完了である。
MS16が移動して第1のセル28に戻った場合、第2のBS18は、ハンドバック要求を第2のMSC20に通信する。第2のMSC20内のMSC間ハンドオフ・モデル22のハンドバック部分26が、ハンドバック要求を処理し、第2のMSC20は、ハンドバックのためのリソース要求を第1のMSC12に通信する。このハンドバックに関して、第2のMSC20および第2のBS18がソース側であり、第1のMSC12および第1のBS14が目標側である。第1のMSC12内のMSC間ハンドオフ・モデル22のハンドバック部分26が、リソース要求を処理し、そのコールを扱うリソースをセットアップし、リソース要求を第1のBS14に中継する。ハンドバックのためのリソースをセットアップした後、第1のBS14および第1のMSC12はそれぞれ、リソースがセットアップされたことを確認するリターン・メッセージを提供する。
この時点で、コールを扱うリソースが、目標側を介してセットアップされ、MSC間トランク34が維持される。第2のMSC20が、ハンドバック・コマンドを第2のBS18に通信し、BS18が、そのハンドバック・コマンドをMS16に中継する。ハンドバック・コマンドを受信した後、MS16は、第1のBS14と通信しようと試みる。MS16が第1のBS14と通信することに成功した後、第1のBS14は、ハンドバック完了メッセージを第1のMSC12に通信する。この時点で、ハンドオフは成功であり、第1のMSC12は、MS16に対するコールのために割り振られたリソースを第2のBS18を介して解放するように、第2のMSC20にメッセージを通信する。第2のMSC20は、割り振られたリソースを除去するように第2のBS18にメッセージを通信する。第2のBS18および第2のMSC20はそれぞれ、割り振られたリソースが除去されたことを確認するリターン・メッセージを提供する。この時点で、ハンドバックは、完了であり、MSC間トランク34が分断される。
何らかの理由で、MS16が、ハンドバック・コマンドを受信した後に第1のBS14と通信することができない場合、MSは、候補周波数探索報告(CFSR)メッセージを第2のBS18に通信する。第2のBS18は、CFSRメッセージを第2のMSC20に中継する。第2のMSC20内のMSC間ハンドオフ・モデル22のハンドバック部分26が、現在のハンドバックの試みの中止としてそのCFSRメッセージを扱い、第2のMSC20は、ハンドバックのために割り振られたリソースを第1のBS14を介して除去するように、第1のMSC12にメッセージを通信する。第1のMSC12内のMSC間ハンドオフ・モデル22のハンドバック部分26が、そのリソース除去要求を処理し、ハンドバックのために割り振られたリソースを除去し、リソース除去要求を第1のBS14に中継する。ハンドバックのために割り振られたリソースを除去した後、第1のBS14および第1のMSC12はそれぞれ、リソースが除去されたことを確認するリターン・メッセージを提供する。この時点で、システムは、次のハンドバックの試みを行う準備ができており、第2のMSC20は、次回ハンドバック試行準備済みメッセージを第2のBS18に通信する。MS16が、依然、第1のセル28内に位置している場合、第2のBS18が、第2のハンドバック要求を第2のMSC20に通信し、前述したハンドバック・プロセスが繰り返される。ハンドバック・プロセスは、コールが依然としてアクティブであり、MS16が第2のBS18の通信範囲内に入っている限り、同一の形で複数回、繰り返されることが可能である。
第1のMSC12、第1のBS14、MS16、第2のBS18、第2のMSC20、MSC間ハンドオフ・モデル22、ハンドオフ部分24、およびハンドバック部分26の1つまたは複数を含め、遠隔通信システム10に関して前述した様々な動作は、ハードウェアで、ソフトウェアで、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装することができる。
図1に関連して前述した典型的なハンドバック動作は、ハンドバックが、先行するハンドオフの起点であったのと同一のBSに対して行われるシナリオを提供する。MSCは、通常、そのMSCが担当する特定の地理的区域を定義する複数のセル内に位置する複数のBSを制御することがよく知られている。このため、BS2は、MSC1内の任意の基地局を表すBS1に対してハンドバックが試みられる前に、コールが最終的にハンドオフされるMSC2内の任意の基地局を表す。したがって、前述したハンドバック動作は、MSC2からMSC1へのMSC間ハンドバックが存在する任意のハンドバック・シナリオにも同様に適用される。これは、各ハンドバックの試みに個々に適用される。例えば、第1のハンドバックの試みが、MSC1によって制御されるBS Xに対するものであり、繰り返されたハンドバックの試みは、MSC1によって制御されるBS Yに対するものであることが可能である。
図2を参照すると、MSC間ハンドオフが実行された工程52で、MSC間ハンドオフ後の繰り返し可能なハンドバック・プロセスを提供するための方法50が開始する。例えば、MSが、BS1によってカバーされ、MSC1によるサービスを受ける地理的区域内に位置していたために、MSに対するコールが、MSC1によって扱われる。その後、MSは、BS2によってカバーされ、MSC2によるサービスを受ける地理的区域に移動し、これにより、MSC間ハンドオフが要求され、コールが、MSC1とMSC2の間のMSC間トランクを介して「転送される(routed)」。次に、プロセスは、BS1へのハンドバックがいつ要求されるかを判定する(工程54)。MSがBS1によってカバーされる地理的区域に移動して戻った場合、ハンドバックが要求され、プロセスは、工程56に進み、戻らなかった場合、プロセスは、工程54に留まる。工程56で、プロセスは、BS2からBS1へのMSC間ハンドバックを開始する。このハンドバックの試みに関して、BS2およびMSC2がソース側であり、BS1およびMSC1が目標側である。次に、ハンドバックの試みを扱うためのリソースが、目標側でセットアップされる(工程58)。工程60で、プロセスは、ハンドバック・コマンドをMSに送る。次に、プロセスは、ハンドバック・コマンドに応答するMSからのリターン・メッセージが、ハンドバックの試みが失敗したこと、またはハンドバックの試みが完了したことを示すかどうかを判定する(工程62)。
ハンドバックの試みが失敗した場合、工程64で、プロセスは、ハンドバックの試みのために割り振られた目標側のリソースの除去を開始する。次に、プロセスは、目標側の割り振られたリソースの除去が完了した時点を特定する(工程66)。リソース除去が完了すると、工程68で、プロセスは、ソース側を介して次回ハンドバック試行準備済みメッセージを送る。コールが依然としてアクティブであり、MSがBS2の通信範囲内にある場合、プロセスは、工程54に戻る。MSが、BS1によってカバーされる地理的区域内に依然として位置している場合、ハンドバック・プロセスが、繰り返される。目標リソースが、ハンドバックの試みが失敗した後に除去されている間に、MSは、MSC2のサービスエリア内の別のBSへの、MSC2によるソフト・ハンドオフを必要とする可能性がある地理的区域内に移動する可能性があることに留意されたい。本明細書で説明するハンドバック・プロセスは、MSC2が、要求されるこれらのタイプのハンドオフを直接的に実行することに限定するものではない。MSC2は、ハンドバック・プロセス中に別のタイプのハンドオフを開始した場合、任意の適切な順序正しい形で、ハンドバック・プロセスを終了し、除去することができる。
工程62で、ハンドバックが完了した(すなわち、MSが、BS1と通信することができる)場合、プロセスは、コールのために使用されたソース・リソースを除去し、MSC間トランクを分断する(工程70)。工程72で、ハンドバック・プロセスは終りである。
以上の方法50における様々な方法は、第1のMSC12(図1)、第1のBS14(図1)、MS16(図1)、第2のBS18(図1)、第2のMSC20(図1)、MSC間ハンドオフ・モデル22(図1)、ハンドオフ部分24(図1)、およびハンドバック部分26(図1)を含む、遠隔通信システム10(図1)内部のハードウェアで、ソフトウェアで、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装することができる。より具体的には、工程52、56、58、62、64、66、および70は、少なくとも部分的に第1のMSC12(図1)内部のハードウェアで、ソフトウェアで、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装することができる。より具体的には、工程52、58、62、64、および66は、少なくとも部分的に第1のBS14(図1)内部のハードウェアで、ソフトウェアで、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装することができる。より具体的には、工程52、54、60、62、および68は、少なくとも部分的にMS16(図1)内部のハードウェアで、ソフトウェアで、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装することができる。より具体的には、工程52、54、60、62、68、および70は、少なくとも部分的に第2のBS18(図1)内部のハードウェアで、ソフトウェアで、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装することができる。より具体的には、工程52、54、56、60、62、64、68、および70は、少なくとも部分的に第2のMSC20(図1)内部のハードウェアで、ソフトウェアで、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装することができる。より具体的には、工程52、54、56、58、60、62、64、66、68、および70は、少なくとも部分的にMSC間ハンドオフ・モデル22(図1)内部のハードウェアで、ソフトウェアで、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装することができる。より具体的には、工程52は、少なくとも部分的にハンドオフ部分24(図1)内部のハードウェアで、ソフトウェアで、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装することができる。より具体的には、工程54、56、58、60、62、64、66、68、および70は、少なくとも部分的にハンドバック部分26(図1)内部のハードウェアで、ソフトウェアで、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装することができる。
図1の場合と同様に、図2に関連して前述した典型的なハンドバック動作は、ハンドバックが、先行するハンドオフの起点であったのと同一のBSに対して行われるシナリオを提供する。この場合も、前述したハンドバック動作は、代替として、MSC1によって制御される、BS2に対して隣接するセルに関連する任意のBSに対して行われることが可能であるものと理解される。したがって、前述したハンドバック動作は、MSC2からMSC1へのMSC間ハンドバックが存在する任意のハンドバック・シナリオにも同様に適用される。これは、各ハンドバックの試みに個々に適用される。
図3および図4を参照すると、典型的なコール・フローの図が、MSC間ハンドオフ後に繰り返し可能なハンドバックの試みを提供するための方法の別の図を提供している。コール・フローは、ハンドオフの試みの成功(線a〜o)の後に、ハンドバックの試みの失敗(線p〜aa)が続く典型的なシナリオを示す。このシナリオでは、ハンドバックの試みが繰り返され、第2回の試み(線ab〜ao)で成功する。
コール・フローは、線aで始まり、MS16に対するコールが、トランクを介してMSC1 12およびBS1 14を経由させられる。線bで、MSが、BS2 18によってカバーされる地理的区域内に移動して、BS1が、ハンドオフ要求メッセージをMSC1に送信する。これに応答して、MSC1は、施設指示2呼び出しメッセージ(facilities directive 2 invoke massage)をMSC2 20に送信する(線c)。線dで、MSC2は、ハンドオフのためのリソースを割り振り、ハンドオフ要件メッセージをBS2に送信する。これに応答して、BS2は、ハンドオフのためのリソースを割り振り、BS2リソースが割り振られたことを示すハンドオフ要件応答をMSC2に送信する(線e)。線fで、MSC2は、BS2リソースおよびMSC2リソースが割り振られたことを示す施設指示2リターン結果(facilities directive 2 return result)をMSC1に送信する。これに応答して、MSC1は、ハンドオフ指示コマンドをBS1に送信し、このコマンドがMSに中継される(線g)。線hで、MSが、BS2と通信しようと試み、タイムアウトの後、BS2との通信の成功が推定され、BS1が、ハンドオフ指示応答をMSC1に送信する。この時点で、コールは、MSC2およびBS2、ならびにMSC1およびBS1経由でMSに転送され、MSC間トランクが、コールをMSC1とMSC2の間で転送する(線i)。
線jで、MSとの通信の成功に基づき、BS2は、ハンドオフ完了メッセージをMSC2に送信する。これに応答して、MSC2は、モバイル・オン・チャネル・メッセージをMSC1に送信する(線k)。線lで、MSC1は、コールに前に割り振られたリソースを除去し、コールのために割り振られたBS1リソースを除去するようにBS1に除去要求を送信する。これに応答して、BS1は、割り振られたリソースを除去し、割り振られたBS1リソースが除去されたことを示す除去要求応答をMSC1に送信する(線m)。この時点で、コールは、MSC2およびBS2経由でMSに転送され、MSC間トランクが、MSC1とMSC2の間でコールを転送する(線o)。
線pで、MSが、BS1によってカバーされる地理的区域内に移動して、BS2が、ハンドバック要求をMSC2に送信する。これに応答して、MSC2は、ハンドオフ・バック2呼び出しメッセージをMSC1に送信する(線q)。線rで、MSC1は、ハンドバックのためのリソースを割り振り、ハンドバック要件メッセージをBS1に送信する。これに応答して、BS1は、ハンドバックのためのリソースを割り振り、BS1リソースが割り振られたことを示すハンドバック要件応答をMSC1に送信する(線S)。線tで、MSC1は、BS1リソースおよびMSC1リソースが割り振られたことを示すハンドオフ・バック2リターン結果をMSC2に送信する。これに応答して、MSC2は、ハンドバック指示コマンドをBS2に送信し、このコマンドが、MSに中継される(線u)。線vで、MSが、BS1と通信しようと試み、BS1と通信することができず、候補周波数探索報告(CFSR)メッセージをBS2に送信し、このメッセージが、MSC2に中継される。これに応答して、MSC2は、現在のハンドバックを中止し、ハンドバックのために割り振られたリソースを除去するようにローカル除去呼び出しメッセージをMSC1に送信する(線W)。線xで、MSC1は、割り振られたリソースを除去し、ハンドバックのために割り振られたBS1リソースを除去するようにローカル除去要求メッセージをBS1に送信する。これに応答して、BS1は、割り振られたリソースを除去し、BS1リソースが除去されたことを示すローカル除去要求応答をMSC1に送信する(線y)。線zで、MSC1は、BS1リソースおよびMSC1リソースが除去されたことを示すローカル除去リターン結果をMSC2に送信する。これに応答して、MSC2は、次回ハンドバック試行準備済みメッセージをBS2に送信する。
線abで、MSが、依然として、BS1によってカバーされる地理的区域内にあり、BS2が、別のハンドバック要求をMSC2に送信する。これに応答して、MSC2は、ハンドオフ・バック2呼び出しメッセージをMSC1に送信する(線ac)。線adで、MSC1が、ハンドバックのためのリソースを割り振り、ハンドバック要件メッセージをBS1に送信する。これに応答して、BS1は、ハンドバックのためのリソースを割り振り、BS1リソースが割り振られたことを示すハンドバック要件応答をMSC1に送信する(線ae)。線afで、MSC1は、BS1リソースおよびMSC1リソースが割り振られたことを示すハンドオフ・バック2リターン結果をMSC2に送信する。これに応答して、MSC2は、ハンドバック指示コマンドをBS2に送信し、このコマンドが、MSに中継される(線ag)。線ahで、MSが、BS1と通信しようと試み、タイムアウトの後、BS1との通信が成功したと推定され、BS2が、ハンドバック指示応答をMSC2に送信する。この時点で、コールは、MSC1およびBS1、ならびにMSC2およびBS2経由でMSに転送され、MSC間トランクは、そのままである(線ai)。
線ajで、MSとの通信の成功に基づき、BS1が、ハンドバック完了メッセージをMSC1に送信する。これに応答して、MSC1は、施設開放呼び出しメッセージをMSC2に送信する(線ak)。線alで、MSC2は、コールに前に割り振られたリソースを除去し、コールのために割り振られたBS2リソースを除去するように除去要求をBS2に送信する。これに応答して、BS2は、割り振られたリソースを除去し、割り振られたBS2リソースが除去されたことを示す除去要求応答をMSC2に送信する(線am)。線anで、MSC2が、コールに割り振られたリソースMSCリソースおよびBSリソースが除去されたことを示す施設開放リターン結果を送信する。この時点で、コールは、MSC1およびBS1経由でMSに転送され、MSC間トランクは、分断される。
図1の場合と同様に、図3および図4に関連して前述した典型的なハンドバック動作は、ハンドバックが、先行するハンドオフの起点であったのと同一のBSに対して行われるシナリオを提供する。この場合も、前述したハンドバック動作は、代替として、MSC1によって制御され、BS2に対して隣接するセルに関連する任意のBSに対して行われることが可能であるものと理解される。したがって、前述したハンドバック動作は、MSC2からMSC1へのMSC間ハンドバックが存在する任意のハンドバック・シナリオにも同様に適用される。これは、各ハンドバックの試みに個々に適用される。
以上の説明は、単に本発明の特定の実施形態の開示を提供しており、本発明を特定の実施形態に限定することを目的とするものではない。このため、本発明は、前述した実施形態だけに限定されない。むしろ、当業者は、本発明の範囲に含まれる代替の実施形態を考案することができるものと認識される。
MSC間ハンドオフ後の繰り返し可能なハンドバックの試みを組み込んだ遠隔通信システムの実施形態を示すブロック図である。 MSC間ハンドオフ後に繰り返し可能なハンドバックの試みを提供するための方法の実施形態を示す流れ図である。 MSC間ハンドオフ後に繰り返し可能なハンドバックの試みを提供するための方法を示すコール・フローの図である。 MSC間ハンドオフ後に繰り返し可能なハンドバックの試みを提供するための方法を示すコール・フローの図である。

Claims (10)

  1. 無線遠隔通信システムにおけるMSに対するアクティブなコール中の第1のMSCから第2のMSCへのMSC間ハンドオフ後の、ハンドバック・プロセスを提供するための方法であって、
    a)前記MSが前記第1のMSCに関連する地理的区域内に移動したことに応答して、前記第2のMSCから前記第1のMSCへのMSC間ハンドバックの試みを開始する工程と、
    b)前記MSに前記コールを転送するために前記第1のMSC、および前記第1のMSCに関連する第1のBSにおいてリソースをセットアップする工程と、
    c)前記第1のBSと通信しようと試みることにより、前記MSC間ハンドバックの試みを開始するように前記MSに指示するコマンドを前記MSに送信する工程と、
    d)前記第1のBSに対する前記MSC間ハンドバックの試みが失敗したことを示すメッセージを前記MSから受信する工程と、
    e)前記MSに前記コールを転送するために前記第1のMSCおよび前記第1のBSにおいてセットアップされた前記リソースを除去する工程と、
    f)前記第1のMSCおよび前記第1のBSが別のMSC間ハンドバックの試みを行う準備ができていることを示すメッセージを、前記第2のMSCに関連する第2のBSに送信する工程とを含み、前記コールが、前記MSC間ハンドオフの結果、MSC間トランクを介して前記第1のMSCから前記第2のMSCに転送される方法。
  2. g)工程a)ないしc)を繰り返すことによって次のMSC間ハンドバックの試みを開始する工程と、
    h)前記第1のBSに対する前記次のMSC間ハンドバックの試みが完了したことを示すメッセージを前記第1のBSから受信する工程と、
    i)前記MSに前記コールを転送するために前記第2のMSCおよび前記第2のBSにおいて使用された前記リソースを除去する工程と、
    j)前記第1のMSCから前記第2のMSCに前記コールを転送するために使用された前記MSC間トランクを分断する工程とをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 工程e)が、g)前記MSに前記コールを転送するために前記第1のMSCおよび前記第1のBSにおいてセットアップされた前記リソースを除去するように前記第1のMSCに命令するメッセージを、前記第2のMSCから前記第1のMSCに送信する工程をさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. ステップe)が、h)前記MSに前記コールを転送するために前記第1のMSCおよび前記第1のBSにおいてセットアップされた前記リソースが除去されたことを前記第2のMSCに知らせるメッセージを、前記第1のMSCから前記第2のMSCに送信する工程をさらに含む請求項3に記載の方法。
  5. 工程f)における前記メッセージが、工程h)において前記第2のMSCによって受信された前記メッセージに応答して、前記第2のMSCによって前記第2のBSに送信される請求項4に記載の方法。
  6. 工程e)が、h)前記MSに前記コールを転送するために前記第1のBSにおいてセットアップされた前記リソースを除去するように前記第1のBSに命令するメッセージを前記第1のMSCから前記第1のBSに送信する工程をさらに含む請求項3に記載の方法。
  7. 工程e)が、i)前記MSに前記コールを転送するために前記BSにおいてセットアップされた前記リソースが除去されたことを前記第1のMSCに知らせるメッセージを、前記第1のBSから前記第1のMSCに送信する工程をさらに含む請求項6に記載の方法。
  8. MSに対するアクティブなコール中の第1のMSCから第2のMSCへのMSC間ハンドオフ後の、ハンドバック・プロセスを提供する無線遠隔通信システムであって、
    前記MSが前記第1のMSCに関連する地理的区域内に移動したことに応答して、前記第2のMSCから前記第1のMSCへのMSC間ハンドバックの試みを開始するための手段と、
    前記MSに前記コールを転送するために前記第1のMSC、および前記第1のMSCに関連する第1のBSにおいてリソースをセットアップするための手段と、
    前記第1のBSと通信しようと試みることにより、前記MSC間ハンドバックの試みを開始するように前記MSに指示するコマンドを前記MSに送信するための手段と、
    前記第1のBSに対する前記MSC間ハンドバックの試みが失敗したことを示すメッセージを前記MSから受信するための手段と、
    前記MSに前記コールを転送するために前記第1のMSCおよび前記第1のBSにおいてセットアップされた前記リソースを除去するための手段と、
    前記第1のMSCおよび前記第1のBSが別のMSC間ハンドバックの試みを行う準備ができていることを示すメッセージを、前記第2のMSCに関連する第2のBSに送信するための手段とを含み、前記コールは、前記MSC間ハンドオフの結果、MSC間トランクを介して前記第1のMSCから前記第2のMSCに転送されるシステム。
  9. 前記MSが前記第1のMSCに関連する前記地理的区域内に留まっている間に、前記第2のBSから前記第1のBSへの次のMSC間ハンドバックの試みを開始するための手段と、
    前記第1のBSに対する前記次のMSC間ハンドバックの試みが完了したことを示すメッセージを前記第1のBSから受信するための手段と、
    前記MSに前記コールを転送するために前記第2のMSCおよび前記第2のBSにおいて使用された前記リソースを除去するための手段と、
    前記第1のMSCから前記第2のMSCに前記コールを転送するために使用された前記MSC間トランクを分断するための手段とをさらに含む請求項8に記載のシステム。
  10. 前記MSに前記コールを転送するために前記第1のMSCおよび前記第1のBSにおいてセットアップされた前記リソースを除去するように前記第1のMSCに命令するメッセージを、前記第2のMSCから前記第1のMSCに送信するための手段をさらに含む請求項8に記載のシステム。
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