JP2003524693A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項１】 亀裂封止コーティングシステム用配合剤を表面に塗布することから成る亀裂封止コーティングシステムの形成方法であって、上記亀裂封止コーティング用配合剤は固形分含量３０重量％以上かつ溶媒含量１０重量％以下を有するイソシアネート非含有水性ポリウレタン分散液から成り；上記亀裂封止コーティングシステムが、１）建物表面上に施工されるプライマー、浮遊スクリード、カバー層、スプレーコーティング及び／又は封止層と、２）屋根コーティング又は屋根塗料と、３）地上および地下構築物の建築構造の封止層とから成る群より選択され；上記亀裂封止コーティング用配合剤は、個々に又は組み合わせて、ａ）駐車場および／または駐車ガレージの床表面コーティング、ｂ）橋脚および／または橋脚頂部封止層、ｃ）バルコニーコーティング、ｄ）セメント、金属、ビチューメン又はポリマー基礎部を有する平屋根、並びにその基礎部の封止層、ｅ）天候暴露された又は新規の発泡屋根上のＵＶ保護コーティング、ｆ）芝生下の建築構造封止層の何れかのシステム構造用の亀裂封止コーティングシステムとして使用され；且つ、二成分塗布の場合、ポリウレタン分散液系の配合剤が結着剤成分として使用され、後架橋に適した他の物質が硬化剤成分として使用されることを特徴とする亀裂封止コーティングシステムの形成方法。
【請求項２】 前記ポリウレタン分散液が、ａ）自己レべリング性プライマー、浮游スクリード及びカバーコーティング、ｂ）スプレーコーティング、ｃ）耐光性および／または着色プライマー又はカバー層又は封止層、ｄ）一成分着色または耐光性カバー層、ｅ）二成分無色または耐光性封止層、または、ｆ）二成分着色または耐光性封止層の結着剤として使用される請求項１に記載の方法。
【請求項３】 前記ポリウレタン分散液が、４０〜６０重量％の固形分含量を有する請求項１又は２に記載の方法。
【請求項４】 前記配合剤が、０．０５〜５０ｍｍの合計層厚で層状に被塗布面上に塗布される請求項１〜３の何れかに記載の方法。
【請求項５】 前記配合剤が、被塗布面上に１作業工程当たり０．１〜１０．０ｋｇ・ｍ^−２の量で使用される、請求項１〜４の何れかに記載の方法。
【請求項６】 前記配合剤が、２５〜９９重量％の水性ポリウレタン分散液を含有する請求項１〜５の何れかに記載の方法。
【請求項７】 前記配合剤が、１５〜５０重量％のポリウレタンポリマーを含有する請求項１〜６の何れかに記載の方法。
【請求項８】 前記配合剤が、配合剤の合計量に対し０．１〜５．０重量％の量でヒンダードアミン系のＵＶ安定剤を含有する請求項１〜７の何れかに記載の方法。
【請求項９】 二成分塗布の場合、後架橋に適した他の物質が水乳濁性ポリイソシアネート又は水乳濁性ポリアジリジンである請求項１〜８の何れかに記載の方法。
【請求項１０】 配合剤内で、ポリウレタン分散液が、水性ポリマー分散液、再分散可能ポリマーパウダー及び／又は非水性ポリマーと結合している請求項１〜９の何れかに記載の方法。
【請求項１１】 ポリウレタン分散液系の配合剤が、水性ポリマー分散液、再分散可能ポリマーパウダー、水性反応性樹脂、非水性ポリマー及び／又は非水性反応性樹脂系の配合剤と結合している請求項１〜１０の何れかに記載の方法。
【請求項１２】 固形分含量４０〜６０重量％を有する溶媒非含有ポリウレタンポリマー水素化物分散液が、水性ポリマー分散液として使用される請求項１０及び１１の何れかに記載の方法。
【請求項１３】 溶媒非含有または溶媒含有の一成分または二成分ポリウレタンが、非水性反応性樹脂として使用される請求項１１に記載の方法。
【請求項１４】 一成分または二成分ポリウレタンが、脂肪族または芳香族ポリウレタンプレポリマー系の物質であり、気中水分または脂肪族または芳香族アミンの存在下に硬化する請求項１３に記載の方法。
【請求項１５】 （メタ）アクリル酸およびその誘導体、及び／又はスチレン及びその誘導体、及び／又は更にエチレン性不飽和モノマー系のエマルジョンポリマーが、水性ポリマー分散液として使用される請求項１０及び１１に記載の方法。
【請求項１６】 建物表面がプライマー処理されている請求項１〜１５の何れかに記載の方法。
【請求項１７】 溶媒非含有または溶媒含有二成分エポキシド樹脂、一成分または二成分ポリウレタン、又は分散液系製品がプライマーとして使用される請求項１６に記載の方法。
【請求項１８】 脂肪族または芳香族アミンの存在下に硬化するビスフェノールＡジグリシドエーテル、ビスフェノールＦジグリシドエーテル及びその誘導体が、二成分エポキシド樹脂として使用される請求項１６に記載の方法。