JP2003524159A - 刺込み電極を備える測定装置 - Google Patents

刺込み電極を備える測定装置

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JP2003524159A
JP2003524159A JP2001556305A JP2001556305A JP2003524159A JP 2003524159 A JP2003524159 A JP 2003524159A JP 2001556305 A JP2001556305 A JP 2001556305A JP 2001556305 A JP2001556305 A JP 2001556305A JP 2003524159 A JP2003524159 A JP 2003524159A
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デル,アンドリアス
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テスト ゲー.エム.ベー.ハー ウント コンパニー
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Abstract

(57)【要約】 測定対象物(40)に刺込むための長尺状の第1の電極(2)と、この第1の電極(2)を少なくとも部分的に包囲する外装(4)とを備える、特に食料品のpH値を測定するための測定装置。軸方向に対して垂直な横方向荷重が生じたときに第1の電極(2)の破損を防ぐために、第1の電極(2)が旋回可能に支承されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、測定対象物に刺込むための長尺状の第1の電極と、この第1の電極
を少なくとも部分的に包囲する外装とを備える測定装置に関する。
【0002】 このような種類の測定装置は、たとえば肉などの食料品のpH値を測定するの
に用いられる。通常、第1の電極と外装の間に室が形成されており、この室の中
に、たとえばゲルで構成された第2の電極が格納されている。両方の電極は、各
電極の間に侵入した測定対象物の液体のpH値を判定するために、評価回路につ
ながれている。
【0003】 測定を行うために、大きな力をかけて測定装置を第1の電極で測定対象物に刺
込むが、これは第1の電極の著しい機械的負荷につながる。pH測定をするため
の第1の電極は、通常、ガラスでできているか、または外装として軟質ガラスを
有しており、軸方向に、すなわち刺込み方向に強い負荷をかけることが可能であ
る。この第1の電極は、ガラスの脆性のため、軸方向に対して垂直方向へはわず
かにしか負荷可能でなく、このことは、この方向に負荷が生じた場合、たとえば
刺込みのときや抜取りのときに測定装置が傾いた場合、破損につながる恐れがあ
る。
【0004】 この問題を回避するために、ガラス電極ないしガラス電極を包囲するゲルが、
ガラス外装と、これに続く金属スリーブまたはプラスチックスリーブとで包囲さ
れた測定装置が提供されている。それにより、軸方向に対して垂直なガラス電極
の耐荷重性はいくらか向上するものの、ガラス電極に直接的に伝わる外装の撓曲
がわずかに生じただけで、第1の電極および/またはゲルを包囲するガラススリ
ーブの破損につながってしまう。
【0005】 そのうえ、ガラスとプラスチックからなる二重の外装は、ゾンデ先端部の領域
で直径が増大する結果となり、そのため、測定をすると測定対象物に大きな穴が
あいてしまう。
【0006】 本発明の課題は、軸方向に対して垂直な負荷に対して頑丈な第1の電極を備え
る測定装置を提供することである。 この課題は、請求項1の構成要件に基づく装置によって解決される。 それによれば、測定装置の長尺状の第1の電極が旋回可能に支承されており、
そのようにして、軸に対して垂直な負荷が生じたときに一定の角度までその負荷
から退避することができ、それによって、特にガラス電極として構成された第1
の電極の破損を防止することができる。
【0007】 本発明の有利な実施形態は従属請求項の対象となっている。
【0008】 側方で負荷が生じたときに第1の電極の旋回を可能にするためには、外装も、
電極軸に対して垂直な方向に、第1の電極の旋回運動に追随することが必要であ
る。そのために外装は、特に柔軟な材料ないし脆くない材料、たとえば柔軟なプ
ラスチックでできている。本発明の一つの実施形態では、外装の直径が収容装置
の領域で、ないしガラス電極の「仮想的な転心」の領域で増大していることによ
って、外装の曲げ挙動が改善される。仮想的な転心とは、第1の電極の点であっ
て、その点を中心として第1の電極が枢着結合に基づいて収容装置の中で旋回可
能となる点のことであり、つまりこの点は、第1の電極が旋回したときに位置を
変えない。本発明による第1の電極の場合、第2の電極を形成するゲルの回りに
安定化のためのガラス外装が必要ない。
【0009】 第1の電極の旋回可能な支承は、特に、第1の電極を一方の端部で収容する収
容装置によって行われる。この収容装置はそのために、特に、第1の電極を収容
する切欠きを有しており、この切欠きの底面領域は、第1の電極の一方の軸方向
端部のための軸受部を形成している。第1の電極を側方で支承するために、本発
明の一つの実施形態では、第1の電極を取り囲む環状部材が、第1の電極と切欠
きの側面との間に配置される。たとえばエラストマー、特にシリコンなどの柔軟
な材料でできているのが好ましいこの環状部材は、切欠きに差し込まれている端
部でガラス電極を切欠きの側壁に対して支持し、それにより、側方の負荷が存在
していないときに第1の電極を、切欠きの側面に対して実質的に平行な休止位置
で保持する。側方の負荷が生じると、柔軟な環状部材によって第1の電極の側方
の旋回運動が可能になり、それによって第1の電極の破損を防止する。
【0010】 環状部材は、本発明の一実施形態では、切欠きの開口部の領域で第1の電極を
包囲して側面に対して支持するOリングのように、実質的に円形の断面を備える
ように構成される。リングの下側では、第1の電極と切欠きの側面との間に、ガ
ラス電極の端部の側方運動を可能にするエアギャップが形成される。
【0011】 本発明のさらに別の実施形態では、環状部材が実質的にスリーブ状に構成され
るとともに、切欠きに差し込まれている端部区域で第1の電極を部分的または全
面的に包囲する。第1の電極の旋回運動は、軸に対して垂直な負荷が生じたとき
、スリーブの弾性的な変形によって可能となる。
【0012】 本発明のさらに別の実施形態では、実質的に円錐台の形状をもつ切欠きが設け
られ、切欠きの下側端部が最小の直径を有するとともに、第1の電極の軸方向端
部のための軸受部を形成している。切欠きの中での第1の電極の側方の支持部は
、この実施形態では設けられていない。収容部のテーパ状の形状により、横方向
荷重が解消された後に第1の電極が初期位置へ「センタリング」される。このと
き側方の安定性は、実質的に、第1の電極を少なくとも1つの部位で包囲する外
装によって引き受けられる。切欠きに差し込まれている端部における第1の電極
の側方の旋回運動は、上方に向かって増大する切欠きの直径によって可能となる
【0013】 さらに別の実施形態では、球継手によって第1の電極を支承することが意図さ
れ、第1の電極は、特に、両方の継手半体のうちの一方の収容部に接着される。
【0014】 さらに、柔軟なシャフトの収容部の中で、第1の電極を特に接着によって固定
することが意図される。
【0015】 次に、図面を参照しながら実施例で本発明を詳しく説明する。 各図面では、特に断りのない限り、同一の符号は同じ意義をもつ同一の部分を
表している。
【0016】 図1は、本発明による測定装置の一部を側方からの断面図で示している。この
測定装置は、実質的に円筒形をした長尺状の第1の電極2と、第1の電極2を少
なくとも部分的に包囲する外装4とを有している。第1の電極2は特にガラスで
できており、またはガラスでできた外装を有しており、測定対象物のpH値を測
定するときに測定装置の電極としての役目をする。本実施例では、第1の電極2
と外装4の間に室が形成されており、この室の中に、特にゲルとして構成された
第2の電極3が配置されている。
【0017】 測定を行うには、一例として図8に図示しているように、測定装置を前側領域
で、通常は食料品である測定対象物に刺込み、このとき測定対象物の液体が、こ
こには詳しくは図示しない適当な手段によって、たとえばダイヤフラムによって
、第1の電極2と第2の電極3の間の領域に達する。測定対象物への刺込を容易
にするために、第1の電極2は前側端部に切込み先端を有している。
【0018】 測定装置の詳しくは図示しない区域には、ここには詳しくは説明しないので図
示も省略する処理・表示装置が含まれている。両方の電極2,3は、測定値を判
定して表示するための処理装置に電気的に接続されている。
【0019】 第1の電極2は、図1に示す実施形態では、旋回可能に支承されている。その
ために一方では、第1の電極2の刺込み先端と反対を向いている方の端部10の
領域に、収容装置6が設けられている。また他方では外装4は、第1の電極2の
旋回運動を可能にする柔軟な材料でできている。図1に示す収容装置の詳細図が
図2に示されている。
【0020】 ガラスでできている刺込み電極は、軸方向には優れた耐荷重性があるが、横方
向荷重が生じると、つまり軸方向に対して垂直に負荷が生じると、容易に破損し
やすい。収容装置6による端部での旋回可能な支承12と、柔軟な外装4とによ
って、第1の電極2は、たとえば測定対象物に刺込むときや測定対象物から抜き
取るときに測定装置が「傾く」ことによって横方向荷重が生じたとき、その横方
向荷重から退避することができる。この場合の旋回可能な支承は、第1の電極2
の側方安定性を高めるのではなく、本発明による測定装置では、横方向荷重が生
じたときに旋回を可能にするにすぎない。
【0021】 収容装置6は切欠き8を有しており、その中に第1の電極2の端部区域が収容
されており、切欠き8の底面領域16は、第1の電極2の軸方向端部12のため
の軸受部を形成しており、それによって軸方向の力Fに対してゾンデを支持して
いる。切欠き8の底面16は、本実施例では、接続回線を挿通するための開口部
18を有しており、この開口部18の直径はゾンデ2の直径よりも小さくなって
いる。接続回線は、切欠きの側方に設けた溝や、その他の適当なやり方によって
第1の電極2に供給されていてもよい。
【0022】 第1の電極2は、図2の実施例ではOリングのように構成されている環状部材
12Aによって、切欠き8の側面14に対して支持されている。リング12は、
特に、たとえばシリコン、NBRなどのエラストマーでできている。リング12
Aは、切欠き8の開口部のやや下側の領域で第1の電極を支持している。リング
12Aの下側には、第1の電極2と側面14との間にエアギャップが形成されて
おり、このエアギャップは、図2bに示しているように、ゾンデ2に横方向荷重
が生じたとき、リング12Aの下側にあるゾンデ2の端部10の側方運動を可能
にする。このときゾンデ2は仮想的な転心20を中心として旋回し、この転心は
、図示した例では、第1の電極2が旋回したときに位置を変えずに維持する第1
の電極2の軸の一点である。リング12Aの弾性が良好で、外装4の弾性が良好
ならば、ゾンデの旋回運動は、ゾンデ2が切欠き8の側面14ないし上側エッジ
の2つの点に当接したときに終了する。リング12Aの弾性と外装4の弾性とは
、破損の危険性を防ぐために第1の電極2が切欠き8のエッジに至るまで旋回可
能ではないように、かつ、第1の電極の旋回領域が外装4の構成によってのみ規
定され、もしくは少なくとも外装4の構成によってほぼ規定されるように、相互
調節されるのが好ましい。
【0023】 第1の電極2は、外装4の少なくとも1つの部位22で外装4でしっかりと包
囲されており、それによって外装4は第1の電極2を案内するとともに、第1の
電極の旋回可能な支承に貢献している。第1の電極2とともに旋回運動を行うの
を可能にするために、外装4は柔軟な材料、たとえばプラスチックでできている
のが好ましい。外装4の仮想的な転心は、第1の電極2の仮想的な転心20と一
致するのが理想的である。外装4の転心は、外装の幾何学形状によって規定され
る。図1に示す実施形態では、収容装置6の領域ないし第1の電極2の仮想的な
転心20の領域で、外装4の内径と外径を増大させることが意図されている。そ
のために外装4は、この領域で円錐台状に構成されるのが好ましい。
【0024】 図3は、第1の電極2を旋回可能に支承するための収容装置6の別の実施例を
示している。この収容装置6は、中にゾンデ2の端部区域が収容されている切欠
き8を有しており、切欠き8の底面16が、軸方向力Fに対して支持するための
軸受部を形成している。側方の支持をするために、端部区域の領域でゾンデ2を
包囲するスリーブのように構成された環状部材12Bが設けられており、この環
状部材は、ゾンデ2と切欠き8の側面との間に差し込まれている。スリーブ12
Bは柔軟な材料、特にエラストマーで構成されており、図3bに示しているよう
に、第1の電極2に横方向荷重がかかると弾性的に変形し、それによって第1の
電極2の旋回運動を可能にする。
【0025】 第1の電極2の旋回にとって重要な外装4の弾性は、第1の電極2の横方向の
耐荷重性に合わせて調節されている。たとえば取扱性を良くするためには、ゾン
デ2の破損の危険性がまだ心配されない少ない横方向荷重がかかっただけで、ゾ
ンデ2が側方へ退避してしまって測定対象物への挿入が困難になってしまうほど
、外装4を弾性的にしないのが望ましい。
【0026】 収容装置6のさらに別の実施形態が図4に示されている。この収容装置6aは
円錐台状の切欠き24を有しており、その下側の、最小の直径を有している端部
が、軸方向力Fに対するゾンデ2のための軸受部を形成している。収容装置6a
によるゾンデ2の側方の支持は、この実施形態では意図されていない。切欠き2
4のテーパ状の形状により、横方向荷重が解消されると第1の電極は初期位置に
「センタリング」される。側方安定性は、この実施形態では、ゾンデ2を図1に
示す部位22で包囲する外装4によって保証されている。ゾンデに横方向荷重が
かかると、円錐台状の切欠き24がゾンデ2の旋回を可能にする。第1の電極を
保持している外装4は、切込み電極の支承部の一部である。切欠き24の底面に
おける切欠き24の最小の直径は、第1の電極2の直径と同じか、またはこれよ
りわずかに大きいのが好ましく、それによって、ゾンデ2が切欠き24の底面で
滑ることが防止される。切欠き24は円錐台とは異なる幾何学構成を有していて
もよく、たとえば図2や図3に示すように円筒の幾何学構成を有していてもよく
、このときには場合により、切欠きの底面でゾンデの軸方向端部が滑らないよう
にする措置を講じることになる。側方安定性は、この場合にも環状部材を省略し
て外装4によって保証されていてよい。
【0027】 図5は、第1の電極の旋回可能な支承がほぼ外装4によってのみ保証されてい
る、本発明による測定装置を断面図で示しており、この場合、第1の電極は先端
と反対を向いている方の端部で、他の保持手段をもたない非常に浅い切欠き26
に差し込まれており、この切欠きが、第1の電極のこの端部が測定装置の中心に
位置決めされることを保証している。 第1の電極2は先端の領域でしっかりと外装に包囲されており、エラストマー
シール材30が第1の電極2と外装4の間に配置されるのが好ましい。第1の電
極2に当接するこのシール材30は、第1の電極2がシール材30に対して相対
的にスライドするのを可能にし、それにより、第1の電極2が旋回したときに外
装の長さ補償を可能にする。
【0028】 図6は、第1の電極2を旋回可能に支承する装置の一部としての、さらに別の
収容装置6bを示している。この収容装置6bは、第1および第2の軸受半体7
a,7bを備える球軸受を有しており、第1の軸受半体7aは、第1の電極2の
一方の端部を収容するための切欠き26を有しており、この切欠きの中に第1の
電極の端部が特に接着剤60によって接着されている。図6aは球継手を休止位
置で示しており、図6bは第1の電極2の旋回した位置で球継手を示している。
【0029】 第1の電極2を旋回可能に支承する装置の一部としての、収容装置6cのさら
に別の実施形態が図7に示されている。この収容装置6cは、第1の電極が中で
特に接着剤30によって固定されている収容部28を備えるシャフトを有してい
る。このシャフトは直径が最小の領域9を有しており、横方向荷重が生じたとき
、この領域を中心としてシャフトが旋回可能である。
【0030】 図8は、測定で使用中の本発明よる測定装置の一部を側方断面図で示している
。測定装置は第1の電極2および外装の一部が測定対象物40に刺込まれており
、このとき、たとえば測定装置が測定対象物に斜めに刺込まれていて、これを真
直ぐに引き抜こうと試みることによって、あるいは第1の電極2の先端が測定対
象物40の中の硬い障害物から退避することによって、側方力Fによる横方向荷
重を受けている。柔軟な外装4はゾンデ2の旋回運動に追随し、このとき、ゾン
デ2が包囲されている外装の部位22では、第1の電極が外装4によってわずか
にスライド可能に支承されていることによって、長さ補償を行うことができる。
【0031】 本発明による測定装置は、従来技術に基づく測定装置に比べて外装しか有して
いないので、測定後に小さい穴しか測定対象物に残らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による測定装置の一部を断面図で示す側面図である。
【図2】 第1実施形態に基づく第1の電極を収容する収容装置を、第1の電極が偏向し
ていない位置(図2a)と偏向している位置(図2b)で示す詳細図である。
【図3】 第2実施形態に基づく第1の電極を収容する収容装置を、第1の電極が偏向し
ていない位置(図3a)と偏向している位置(図3b)で示す詳細図である。
【図4】 第3実施形態に基づく第1の電極を収容する収容装置を、第1の電極が偏向し
ていない位置(図4a)と偏向している位置(図4b)で示す詳細図である。
【図5】 第4実施形態に基づく第1の電極を収容する収容装置を、第1の電極が偏向し
ていない位置(図4a)と偏向している位置(図4b)で示す詳細図である。
【図6】 別の実施形態に基づく第1の電極を収容する収容装置を、第1の電極が偏向し
ていない位置(図6a)と偏向している位置(図6b)で示す詳細図である。
【図7】 本発明の別の実施形態に基づく第1の電極を収容する収容装置を示す詳細図で
ある。
【図8】 測定での使用中に、側方力によって負荷されたときの本発明の測定装置を示す
部分図である。
【符号の説明】
2 第1の電極 4 外装 6,6a,6b,6c 収容装置 7a,7b 継手半体 8 切欠き 9 断面積の狭い領域 10 ゾンデの軸方向端部 12A 環状部材 12B 環状部材 14 切欠きの側面 16 切欠きの底面 18 開口部 20 仮想的な転心 22 第1の電極を包囲している外装の部位 24 切欠き 26 切欠き 28 切欠き F 力

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物(40)に刺込むための長尺状の第1の電極(2
    )と、この第1の電極(2)を少なくとも部分的に包囲する外装(4)とを備え
    る測定装置において、 第1の電極(2)が旋回可能に支承されていることを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項2】 第1の電極(2)が一方の端部で収容装置(6,6a,6b
    ,6c)によって旋回可能に支承されていることを特徴とする、請求項1に記載
    の測定装置。
  3. 【請求項3】 外装(4)が柔軟な材料、特に柔軟なプラスチックでできて
    いることを特徴とする、請求項1または2に記載の測定装置。
  4. 【請求項4】 第1の電極(2)と外装(4)の間に室が形成されており、
    この室の中に測定装置の第2の電極(3)が格納されていることを特徴とする、
    測定装置。
  5. 【請求項5】 外装(4)の直径が収容装置(6)の領域で増大しているこ
    とを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の測定装置。
  6. 【請求項6】 第1の電極(2)および/または第1の電極の外装がガラス
    でできていることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の測定装置。
  7. 【請求項7】 収容装置(6)が、第1の電極(2)を一方の端部で収容す
    る切欠き(8)を有しており、この切欠きが第1の電極(2)の軸方向端部(1
    0)のための軸受部を形成していることを特徴とする、前記請求項のいずれか1
    項に記載の測定装置。
  8. 【請求項8】 第1の電極(2)を側方で支承するために、第1の電極(2
    )を包囲する環状部材(12A;12B)が第1の電極(2)と切欠き(8)の
    側面(14)との間に配置されていることを特徴とする、請求項7に記載の測定
    装置。
  9. 【請求項9】 環状部材(12A)が実質的に円形の断面を有していること
    を特徴とする、請求項7に記載の測定装置。
  10. 【請求項10】 環状部材(12A)が切欠き(8)の開口部の領域に配置
    されていることを特徴とする、請求項9に記載の測定装置。
  11. 【請求項11】 環状部材(12B)がスリーブ状に構成されており、第1
    の電極(2)を、切欠き(8)に差し込まれている端部区域で少なくとも部分的
    に包囲していることを特徴とする、請求項8に記載の測定装置。
  12. 【請求項12】 環状部材(12A,12B)が柔軟な材料、特にエラスト
    マーでできていることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の測定装
    置。
  13. 【請求項13】 切欠き(8)が円錐台状に構成されており、最小の直径を
    もつ端部で、第1の電極(2)の軸方向端部(10)のための軸受部を形成して
    いることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の測定装置。
  14. 【請求項14】 外装(4)が少なくとも1つの部位(22)で第1の電極
    (2)をしっかり包囲していることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に
    記載の測定装置。
  15. 【請求項15】 外装(4)が前記部位(22)で第1の電極(2)に対し
    てスライド可能に配置されていることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項
    に記載の測定装置。
  16. 【請求項16】 外装(4)が第1の電極(2)に取外し可能に配置されて
    いることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の測定装置。
  17. 【請求項17】 収容装置(6b)が継手(7a、7b)を有していること
    を特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の測定装置。
  18. 【請求項18】 測定対象物(40)に切込むための長尺状の第1の電極(
    2)と、この第1の電極(2)を少なくとも部分的に包囲する外装(4)とを備
    える測定装置において、 外装(4)が柔軟な材料で構成されていることを特徴とする測定装置。
  19. 【請求項19】 請求項1から14までのいずれか1項に記載の測定装置の
    利用法において、食料品でpH値を測定するための利用法。
JP2001556305A 2000-02-02 2001-01-30 刺込み電極を備える測定装置 Pending JP2003524159A (ja)

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