JP2003524121A - ボールねじ - Google Patents

ボールねじ

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JP2003524121A
JP2003524121A JP2001545748A JP2001545748A JP2003524121A JP 2003524121 A JP2003524121 A JP 2003524121A JP 2001545748 A JP2001545748 A JP 2001545748A JP 2001545748 A JP2001545748 A JP 2001545748A JP 2003524121 A JP2003524121 A JP 2003524121A
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ball screw
ring
spindle
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ツェアニッケル アレクサンダー
フライシュハウアー ロルフ
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IHO Holding GmbH and Co KG
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INA Schaeffler KG
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • F16H25/2214Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls
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Abstract

(57)【要約】 ボールねじであって、スピンドル(1)と、スピンドルを取り囲むナット(3)と、ナット(3)とスピンドル(1)との間に配置された複数の球(4)とが設けられており、これらの球(4)が、スピンドル(1)に形成された第1のねじ転動軌道(2)と第1のねじ転動軌道(2)に対応する第2のねじ転動軌道(7,12)とに転動可能に配置されており、第2のねじ転動軌道が、ナット(3)の内側に配置されたリングに形成されており、ナット(3)内に存在するリングそれぞれの第2のねじ転動軌道(7,12)が、第1および第2のねじ転動軌道(2,7,12)の共通の螺旋部の出口から螺旋部の入口に球(4)を戻し案内するための変向領域を備えている。本発明によれば、ナット(3,15)に配置されたリングに、端面でそれぞれ1つの第2のねじ転動軌道(7,12)が形成されている。隣接する2つのリングの第2のねじ転動軌道(7,12)が、スピンドル(1,18)の第1のねじ転動軌道(2)と共に、球(4)のための無端の循環通路を制限している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、ボールねじであって、スピンドルと、スピンドルを取り囲むナット
と、ナットとスピンドルとの間に配置された複数の球とが設けられており、これ
らの球が、スピンドルに形成された第1のねじ転動軌道と第1のねじ転動軌道に
対応する第2のねじ転動軌道とに転動可能に配置されており、第2のねじ転動軌
道が、ナットの内側に配置されたリングに形成されており、ナット内に存在する
リングのそれぞれの第2のねじ転動軌道が、第1および第2のねじ転動軌道の共
通の螺旋部の出口から該螺旋部の入口に球を戻し案内するための変向領域を備え
ている形式のものに関する。
【0002】 背景技術 ボールねじは、回転運動を並進運動に変換するのに役立ち、かつたとえば車両
において、ステアリングコラム調節、スロットルバルブ調節、ギヤシフトまたは
電動ドアロックに使用される。冒頭で述べたような形式のボールねじは、ドイツ
連邦共和国特許出願公開第3323345号明細書から公知であり、ここでは1
つのナット本体に2つのプロフィールリングが相並んで配置されている。これら
のプロフィールリングはそれぞれ2部分から製作されており、この場合1つのリ
ングには、それぞれ両方のプロフィール部分が端部側で互いに突き合わせ接続さ
れている。両方のプロフィールリング部分の、戻し通路を形成する2つの区分の
間にはギャップが存在する。したがってこの構成では複雑な輪郭が生じる。両方
のプロフィールリングは、鋳造または射出成形によって、ナット本体に固定され
ている。
【0003】 米国特許第3009367号明細書には、手間のかかる形式で組み付ける必要
のある極めて多くの個々の構成部材から成るボールねじが記載されている。この
場合切削加工および非切削加工で製作される個々の構成部材の費用のかかる組み
合わせが存在し、その結果このボールねじはおそらく極めて高価なものである。
【0004】 発明の開示 したがって本発明の課題は、冒頭で述べたような形式のボールねじを改良して
、高い作用効率を有していて、簡単に製作可能でかつ簡単に組付および組み外し
のできるものを提供することである。しかもそのような送り装置では、僅かな摩
擦で球のスムーズな変向を実現するのが望まれている。
【0005】 この課題を解決するための本発明の装置によれば、ナットに配置されたリング
に、それぞれ1つの第2のねじ転動軌道の端面が形成されており、隣接する2つ
のリングの第2のねじ転動軌道が、スピンドルの第1のねじ転動軌道と共に、球
のための無端の循環通路を制限している。本発明の解決手段によれば、ボールね
じのために僅かな構成部材しか使用されず、これによって非切削加工に基づいて
安価に製作することができる。特にナットは、非切削加工で製作された壁の薄い
スリーブとして形成することができる。ナットは、縁曲げされた、スリーブを閉
鎖しかつボールねじの遊び調節もしくはプレロード(予荷重)をもたらすスリー
ブ縁部を備えることができる。ナットは、リングとして作用する、ねじ転動軌道
を有するスリーブ縁部を備えることができ、この場合ナットの内側で、ねじ転動
軌道を有する挿入リングが、リング状のスリーブ縁部にナット軸方向で隣接配置
されている。有利な実施形態では、ボールねじは、非切削加工で成形された、組
み込まれた第2の走行軌道部分を有する、非切削加工で製作されたスリーブと、
別の第2の走行軌道部分を有する、非切削加工で製作された挿入リングと、球と
、第1の走行軌道部分を有する、同様に非切削加工で製作されたスピンドルとか
ら形成されている。
【0006】 ボールねじ伝動装置の1実施形態では、スリーブへの挿入リングの挿入と、こ
れに続く縁曲げ過程とによって、ナットが完成される。縁曲げされたスリーブ縁
部と挿入リングとの間にばねエレメントを配置することができ、これによって球
集合体に所定のプレロードをかけることができ、かつ転がり軸受として形成され
たボールねじを遊びなく形成することができる。ばねエレメントは、弾性変形可
能な材料から成るリングから形成することができる。
【0007】 ナットに挿入されたリングは、変向保持器として形成することができ、この変
向保持器は両方の端面で、変向領域を有するねじ転動軌道を備えている。変向保
持器は、ナットの内側で、ねじ転動軌道を有する挿入リングにナット軸方向で隣
接配置することができる。この場合変向保持器の別の軸方向端部を、ナットの内
側で、ナットの、ねじ転動軌道を有するスリーブ縁部に隣接配置することもでき
る。
【0008】 そのようなボールねじ伝動装置は、球のための無端の単に2つの循環通路を備
えている。ナットの内側で、変向保持器は、挿入リングと挿入リングとは反対側
のスリーブ縁部との間に配置されており、かつねじ転動軌道の変向領域で球のス
ムーズな変向を生ぜしめる。スリーブとして形成されたナットのスリーブ縁部の
1つを介して、ボールねじは遊び調節可能である。このスリーブ縁部の領域には
、遊びのないガイドのために、ばねを挿入することもできる。調節可能なスリー
ブ縁部もしくはばねを用いると、製作誤差に無関係な構造が得られる。
【0009】 実施例の説明 本発明の実施例を図示し、以下に詳しく説明する。
【0010】 本発明の、図1から図4に基づくボールねじは、スピンドル1に配置されてお
り、このスピンドル1は外周面でねじ転動軌道2を備えている。スリーブ状のナ
ット3は同心的にスピンドル1を取り囲み、かつ球4を受容しており、球4はス
ピンドル1のねじ転動軌道2で転動することができる。球4は、ナット3内で、
無端の2つの循環路に転動可能に保持されている。このためにナット3に挿入さ
れた挿入リング5が役立ち、この挿入リング5はナット3のスリーブ縁部6にナ
ット軸方向で支持されている。挿入リング5は、スリーブ縁部6とは反対側の端
面で、球4のためのねじ転動軌道7を備えている。ナット3の内側で、挿入リン
グ5に軸方向で変向保持器8が続いており、この変向保持器8は、挿入リング5
に向いた端面でねじ転動軌道9を備えている。挿入リング5のねじ転動軌道7と
変向保持器8のねじ転動軌道9とは、これらがスピンドル1のねじ転動軌道2と
共に、球4のための無端の通路を制限するように、配置されている。
【0011】 挿入リング5とは反対側の端部で、変向保持器8は同様に端面側のねじ転動軌
道10を備えている。そこで変向保持器8はスリーブ縁部11によって軸方向で
ナット3に保持されており、このナット3は同様にねじ転動軌道12を備えてお
り、この場合変向保持器8のねじ転動軌道10とスリーブ縁部11のねじ転動軌
道12とは、これらがスピンドル1のねじ転動軌道12と共に、球4のための別
の無端の循環通路を形成するように、配置されている。
【0012】 変向保持器8のねじ転動軌道9,10は周の一部で変向領域13を備えている
。球4は、スピンドル1のねじ転動軌道2の螺旋部の終端で、各変向領域13を
介して戻され、この螺旋部の始端に到達する。
【0013】 本発明の、図5に示されたボールねじは、図1のものと同様にスピンドル1に
配置されており、このスピンドル1は外周面でねじ転動軌道2を備えている。ス
リーブ状のナット3は同心的にスピンドル1を取り囲み、かつ球4を受容してお
り、球4はスピンドル1のねじ転動軌道2で転動することができる。球4は、ナ
ット3内で、無端の1つの循環路に転動可能に保持されている。このためにナッ
ト3に挿入された挿入リング5が役立ち、この挿入リング5は軸方向でナット3
のスリーブ縁部6にナット軸方向で支持することができる。挿入リング5は、ス
リーブ縁部6とは反対側の端面で、球4のためのねじ転動軌道7を備えている。
挿入リング5は、ナット3の内側で、ナット3の別のスリーブ縁部11に軸方向
で支持されており、このスリーブ縁部11は挿入リングと同様にねじ転動軌道1
2を備えている。挿入リング5のねじ転動軌道7とスリーブ縁部11のねじ転動
軌道12とは、これらがスピンドル1のねじ転動軌道2と共に、球4のための無
端の循環通路を形成するように、配置されている。挿入リング5は周の一部で変
更領域を備えている。球4は、スピンドル1のねじ転動軌道2の螺旋部の終端で
、変向領域を介して戻され、この螺旋部の始端に到達する。ここでは挿入リング
5と、ナット3のスリーブ縁部6,11との間に、ギャップが設けられている。
【0014】 挿入リング5を挿入したあとで、ナット3がスリーブ縁部11とは反対側の軸
方向端部で縁曲げされる前に、スリーブ縁部6を形成するために、追加的にナッ
ト3にばねエレメント14を挿入することができる。スリーブ縁部6とばねエレ
メント14とは、共にボールねじにおける所定のプレロード(予荷重)を生ぜし
めるのに役立つ。
【0015】 図6〜図9に示された実施例では、ナット15に、ねじ転動軌道7を備えたそ
れぞれ2つの挿入リング16,17が配置されており、これらの挿入リングは、
圧刻加工されたディスクとして構成することができ、かつ所属のスピンドル18
のねじ転動軌道2と共に、球4のための無端の循環通路を形成している。このた
めに各挿入リングは支持領域19と変向領域20とを備えている。
【0016】 図6に基づくボールねじでは、ナット15を閉鎖する縁曲げされたスリーブ縁
部6が直接挿入リング17に接触しており、これに対して図9では、スリーブ縁
部6と挿入リング17との間に、ボールねじにプレロードを加えるために、弾性
材料から成るリング状のばねエレメント21が配置されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボールねじの1実施例の縦断面図である。
【図2】 ボールねじの変向保持器を外周面からみた図である。
【図3】 変向保持器を端面側からみた図である。
【図4】 図3のIV−IV線に沿った、変向保持器の縦断面図である。
【図5】 ボールねじの変化実施例の縦断面図である。
【図6】 ボールねじの別の実施例を、部分的に縦断面図でかつ部分的に側面図で示す図
である。
【図7】 図6のボールねじの挿入リングを部分的に縦断面図でかつ部分的に側面図で示
す図である。
【図8】 図7の挿入リングを端面側からみた図である。
【図9】 追加的に挿入されたばねエレメントを備えた、図6と同様のボールねじを示す
図である。
【符号の説明】
1 スピンドル、 2 ねじ転動軌道、 3 ナット、 4 球、 5 挿入
リング、 6 スリーブ縁部、 7 ねじ転動軌道、 8 変向保持器、 9
ねじ転動軌道、 10 ねじ転動軌道、 11 スリーブ縁部、 12 ねじ転
動軌道、 13 変向領域、 14 ばねエレメント、 15 ナット、 16
挿入リング、 17 挿入リング、 18 スピンドル、 19 支持領域、
20 変向領域、 21 ばねエレメント
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月31日(2001.10.31)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】 技術分野 本発明は、ボールねじであって、スピンドルと、スピンドルを取り囲むナット
と、ナットとスピンドルとの間に配置された複数の球とが設けられており、これ
らの)が、スピンドルに形成された第1のねじ転動軌道と第1のねじ転動軌道に
対応する第2のねじ転動軌道とに転動可能に配置されており、第2のねじ転動軌
道が、ナットの内側に配置されたリングに形成されており、ナット内に存在する
リングのそれぞれの第2のねじ転動軌道が、第1および第2のねじ転動軌道の共
通の螺旋部の出口から螺旋部の入口に球を戻し案内するための変向領域を備えて
おり、ナットに配置されたリングに、端面でそれぞれ1つの第2のねじ転動軌道
の端面が形成されており、隣接する2つのリングの第2のねじ転動軌道が、スピ
ンドルの第1のねじ転動軌道と共に、球のための無端の循環通路を制限している
形式のものに関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】 背景技術 ボールねじは、回転運動を並進運動に変換するのに役立ち、かつたとえば車両
において、ステアリングコラム調節、スロットルバルブ調節、ギヤシフトまたは
電動ドアロックに使用される。ドイツ連邦共和国特許出願公開第3323345
号明細書からボールねじが公知であり、ここでは1つのナット本体に2つのプロ
フィールリングが相並んで配置されている。これらのプロフィールリングはそれ
ぞれ2部分から製作されており、この場合1つのリングには、それぞれ両方のプ
ロフィール部分が端部側で互いに突き合わせ接続されている。両方のプロフィー
ルリング部分の、戻し通路を形成する2つの区分の間にはギャップが存在する。
したがってこの構成では複雑な輪郭が生じる。両方のプロフィールリングは、鋳
造または射出成形によって、ナット本体に固定されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】 米国特許第2924113号明細書から、冒頭で述べたような形式のボールね
じが公知であり、ここではナットケーシングに2つのリングが配置されており、
これらのリングはそれぞれ複数の部分から組み立てられている。各リングは外側
のディスクと内側のディスクと半径方向フランジと環状の壁とから形成されてい
る。これらの構成部分は、ナットケーシングと共に閉鎖された室を形成しており
、この室はゴムで充填されている。米国特許第3009367号明細書には、手
間のかかる形式で組み付ける必要のある極めて多くの個々の構成部材から成るボ
ールねじが記載されている。この場合切削加工および非切削加工で製作される個
々の構成部材の費用のかかる組み合わせが存在し、その結果このボールねじはお
そらく極めて高価なものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】 この課題を解決するための本発明の装置によれば、ナットに配置されたリング
の1つが、変向保持器として形成されており、変向保持器が、両方の端面で、変
向領域を有する第2のねじ転動軌道を備えている。 本発明に基づく別の提案によれば、ナットが、リングとして作用する、ねじ転
動軌道を有するスリーブ縁部を備えており、ナットの内側で、ねじ転動軌道を有
する挿入リングが、リング状のスリーブ縁部にナット軸方向で隣接配置されてい
る。 本発明に基づくさらに別の提案によれば、ナットが、非切削加工で製作された
壁の薄いスリーブであり、このナットは、縁曲げされた、スリーブを閉鎖しかつ
ボールねじの遊び調節もしくはボールねじのプレロードをもたらすスリーブ縁部
を備えており、ナット内に配置されたリングが、圧刻加工された2つのディスク
として形成された挿入リングである。 本発明の実施形態によれば、ボールねじのために僅かな個々の部材しか使用さ
れず、これらの個々の部材は非切削加工によって安価に製作することができる。
有利な実施形態では、ボールねじは、非切削加工で成形された、組み込まれた第
2の走行軌道部分を有する、非切削加工で製作されたスリーブと、別の第2の走
行軌道部分を有する、非切削加工で製作された挿入リングと、球と、第1の走行
軌道部分を有する、同様に非切削加工で製作されたスピンドルとから形成されて
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),AE,A G,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG ,BR,BY,BZ,CA,CH,CN,CR,CU, CZ,DE,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,M D,MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールねじであって、スピンドル(1,18)と、該スピン
    ドルを取り囲むナット(3,15)と、該ナット(3,15)と前記スピンドル
    (1,18)との間に配置された複数の球(4)とが設けられており、これらの
    球(4)が、前記スピンドル(1,18)に形成された第1のねじ転動軌道(2
    )と該第1のねじ転動軌道(2)に対応する第2のねじ転動軌道(7,9,10
    ,12)とに転動可能に配置されており、第2のねじ転動軌道(7,9,10,
    12)が、前記ナット(3,15)の内側に配置されたリングに形成されており
    、前記ナット(3,15)内に存在するリングのそれぞれの第2のねじ転動軌道
    (7,9,10,12)が、第1および第2のねじ転動軌道(2,7,9,10
    ,12)の共通の螺旋部の出口から該螺旋部の入口に球(4)を戻し案内するた
    めの変向領域(13,20)を備えている形式のものにおいて、 前記ナット(3,15)に配置されたリングに、端面でそれぞれ1つの第2の
    ねじ転動軌道(7,9,10,12)が形成されており、隣接する2つのリング
    の第2のねじ転動軌道(7,7、もしくは7,9、もしくは7,12、もしくは
    10,12)が、前記スピンドル(1,18)の第1のねじ転動軌道(2)と共
    に、球(4)のための無端の循環通路を制限していることを特徴とする、ボール
    ねじ。
  2. 【請求項2】 前記ナット(3)に配置されたリングが、変向保持器(8)
    として形成されており、該変向保持器(8)が、両方の端面で、変向領域(13
    )を有する第2のねじ転動軌道(9,10)を備えている、請求項1記載のボー
    ルねじ。
  3. 【請求項3】 前記変向保持器(8)が、前記ナット(3)の内側で、第2
    のねじ転動軌道(7)を有する挿入リング(5)にナット軸方向で隣接配置され
    ている、請求項2記載のボールねじ。
  4. 【請求項4】 前記変向保持器(8)が、前記ナット(3)の内側で、該ナ
    ット(3)の、第2のねじ転動軌道(12)を有するスリーブ縁部(11)にナ
    ット軸方向で隣接配置されている、請求項2記載のボールねじ。
  5. 【請求項5】 前記ナット(3)が、リングとして作用する、第2のねじ転
    動軌道(12)を有するスリーブ縁部(11)を備えており、前記ナット(3)
    の内側で、第2のねじ転動軌道(7)を有する挿入リング(5)が、リング状の
    前記スリーブ縁部(11)にナット軸方向で隣接配置されている、請求項1記載
    のボールねじ。
  6. 【請求項6】 前記ナット(3,15)が、非切削加工で製作された壁の薄
    いスリーブである、請求項1記載のボールねじ。
  7. 【請求項7】 前記ナット(3,15)が、縁曲げされた、スリーブを閉鎖
    しかつボールねじの遊び調節もしくはボールねじのプレロードをもたらすスリー
    ブ縁部(6)を備えている、請求項6記載のボールねじ。
  8. 【請求項8】 前記ナット(3,15)内で、縁曲げされた前記スリーブ縁
    部(6)と挿入リング(5,17)との間にばねエレメント(14,21)が配
    置されている、請求項7記載のボールねじ。
  9. 【請求項9】 前記ばねエレメント(14,21)が、弾性変形可能な材料
    から成るリングとして形成されている、請求項8記載のボールねじ。
JP2001545748A 1999-12-17 2000-11-15 ボールねじ Pending JP2003524121A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

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DE1999160938 DE19960938A1 (de) 1999-12-17 1999-12-17 Kugelgewindetrieb
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