JP2003523041A - 光ディスク用コンテナ、トレイ及びマガジン型再生装置 - Google Patents

光ディスク用コンテナ、トレイ及びマガジン型再生装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、光ディスク(25)用のコンテナ(1)と、このようなコンテナ(1)用のトレイ(5)と、このようなコンテナ(1)と共に使用されるように適合されたマガジン型再生装置(39)とに関する。比較的小さな空間内に多くのディスク(25)が収容される光ディスク(25)用のコンテナ(1)を提供することを本発明の目的とする。本発明によれば、コンテナ(1)は、摺動可能なトレイ(5)と、トレイ(5)を案内するための案内手段(10)と、カバー板(6)及び底板(2)とを備え、トレイ(5)の厚さは、カバー板(6)の厚さと底板(2)の厚さとの合計に実質的に等しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク用コンテナ、このコンテナ用のトレイ、及びこのコンテ
ナと併せて使用されるように適合されたマガジン型再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク用コンテナは、例えばUS−A−5,936,935、EP−A−
0 833 332、US−A−5,975,291、DE−A−197 58
211、又はUS−A−5,366,073から公知である。安定性の理由か
ら、これら公知のコンテナは、全て底板の厚さとカバー板の厚さとの合計が1つ
のトレイの厚さより大きいか、又は、トレイがそのコンテナから大きく取り出し
可能である場合は、トレイの厚さが底板の厚さとカバー板の厚さとの合計より大
きいものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、比較的狭い空間内に多くのディスクを収容することができる
光ディスク用コンテナを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、光ディスク用コンテナは、摺動可能なトレイと、トレイを案
内するための案内手段と、カバー板と、底板とを備えており、トレイの厚さはカ
バー板の厚さと底板の厚さとの合計に実質的に等しい。
【0005】 本発明によるコンテナは3つのトレイを備えることが好ましい。
【0006】 本発明によるコンテナの外形寸法は、標準的な宝石箱又は標準的なDVD格納
箱の外形寸法に実質的に等しい。従って、コンテナの高さは約10mm、奥行き
は約125mm、幅は約142mmである。各トレイの高さは約2.5mmであ
り、カバー板の厚さと底板の厚さとの合計も約2.5mmである。これは、現存
する収容手段に適合し、互換性の問題も起きないという利点を有する。
【0007】 本発明によるコンテナは付加物を収納するための開口を備えていることが好ま
しい。これにより、例えば収容される光ディスクの内容に関する小冊子などの情
報資料、それぞれのカバーシート、コンテナ内に収容されている光ディスクに関
するスマートカード、又は他の付加物をコンテナ内に収納できるという利点が得
られる。この開口部はスウィング扉により閉じられることが好ましい。また、好
ましくは、この開口部は、これを通して付加物にアクセスできるスロットからな
る。
【0008】 本発明によるコンテナの底板、カバー板及びトレイの外側表面における寸法は
、防塵を保証するように規定されていることが好ましい。これにより、公知のデ
ィスク格納装置と同様に、光ディスクが破壊されること又は再生機能が低下する
ことから守られる。
【0009】 本発明によるコンテナは、再生のために両側面が開いていることが好ましい。
これにより、トレイが両側面からアクセス可能となるのでアクセス性向上という
利点が得られる。
【0010】 本発明によるコンテナは、トレイの挿入及び取り出しのために一方の側面が開
いており、これとは反対側の他方の側面が部分的に閉じている。これにより、2
つの対向する側面開口を有するコンテナと比較して機械的な安定性が増大すると
いう利点が得られる。一方、部分的に開いていることは、トレイを手動的に又は
自動的に押し出すために、トレイの収容状態をチェックするためなどに使用され
るという利点を与える。
【0011】 本発明によるコンテナは、コンテナ内のロック位置にトレイをロックするため
の解放可能なロック手段を備えていることが好ましい。これにより、意図せずに
開いたりディスクを失うという危険なしに、コンテナを運んだり又はコンテナの
他の操作を行うことが可能となる。
【0012】 本発明によれば、コンテナはロック手段を解放するための開口を備えている。
これにより、例えば、再生装置内において又はユーザのアクセスのために必要と
される時にアクセスが可能となるという利点が得られる。
【0013】 コンテナが少なくとも1つの方向決定(orientation)溝を備えて
いることが好ましい。これにより、再生装置に対してコンテナの正しい方向決め
が行えると共に、コンテナの意図しない誤った挿入を防止することができる。
【0014】 方向決定溝がコンテナのエッジ近傍に設けられることが望ましい。これにより
、方向決定溝を介してトレイの一部分にアクセスすることが可能となる。即ち、
例えば、トレイを押し出したり引き出したりす、又はトレイが挿入されているか
否かをチェックすることが可能となる。
【0015】 好ましくは、コンテナが識別領域を備えている。これにより、コンテナ及びそ
の内容をすばやく識別できる。
【0016】 コンテナは規定された厚さの支持領域を備えていることが好ましい。支持領域
は、カバー板及び底板の少なくとも3個所に配置されていることが好ましい。支
持領域は定められた厚さのものであり、高さの許容範囲を低減するために本発明
による幾つかのコンテナが積み重ねられている場合に協働するものである。第1
の好ましい実施形態によれば、支持領域は、カバー板から上方へ及び底板から下
方へ延びるわずかな突起によって構成される。第2の好ましい実施形態によれば
、支持領域は、カバー板と底板とのどちらか一方の上にある突起と、その他方の
板上のわずかな凹部によって構成される。この場合、突起は十分な接触を確保す
るために、凹部よりわずかに大きい。
【0017】 好ましい実施形態によれば、コンテナは、2つ又はそれ以上のコンテナを互い
に結合するための結合手段を備えている。これにより、安定した空間を節約した
コンテナの収容及び移動が可能となる利点が得られる。
【0018】 結合手段が、クリップ、ヒンジ、ピン及び磁石の内の1つであることが好まし
い。
【0019】 本発明によるコンテナは、読取り書込み保護手段を備えているることが好まし
い。これにより、書込み可能なディスクの場合に、ユーザがどのディスクを書込
み禁止にすべきかを選択できる。
【0020】 好ましくは、カバー板及び底板の少なくとも1つが透明な材料で形成されてい
る。これにより、コンテナ内に収容さているディスクが収容されているかどうか
、及びそのディスクのタイプは何かを容易に調べることができる。
【0021】 他の有利な変更態様によれば、カバー板及び底板の少なくとも1つがラベル用
領域を備えている。これにより、コンテナにラベルを貼ることができるという利
点が得られる。このラベル用領域は、好ましくは、コンテナの厚さを増大させる
ことなくその上にラベルを貼り付ける凹部により構成される。好ましくは、ラベ
ル領域の表面とラベルは、このラベルが適切にラベル領域に貼られ、かつこのラ
ベル領域上に微片を残さずに及び問題を起こすことなくラベル領域から除去でき
るようなものとなっている。
【0022】 本発明によるコンテナは、平面形状が矩形であり、第1及び第2の基線を有し
ている。第1の基線は第2の基線より短く、第1の基線はコンテナ内に収容され
る最大のディスクの直径よりも5%未満の範囲で大きい。第2の基線はコンテナ
内に収容される最大のディスクの直径よりも20%未満の範囲で大きい。コンテ
ナは第1の基線の方向に延びており第2の基線の外側端に配置されている側壁を
有している。コンテナは側壁間に配置されており第2の基線に沿って延びている
開口を有している。この開口はコンテナ内に収容されているトレイの側面によっ
て閉じられている。トレイの側面と、側壁の表面と、底板及びカバー板の端面と
は実質的に同一平面を形成している。
【0023】 本発明によるコンテナは、コンテナ内に収容されている全てのトレイをロック
及びロック解除するための第1のロック手段と、他のトレイとは独立して各単一
のトレイをロック及びロック解除するための第2のロック手段とを備えている。
これにより、ユーザがトレイにアクセスしたい場合、アクセスすべきトレイを決
めてロック解除できるという利点が得られる。安全上の理由から、第1及び第2
のロック手段は、トレイを解放するために同時に作動する必要がある。これは、
偶発的にロック手段の1つを作動させることによって意図せずにトレイを解放し
てしまうことを防止する。
【0024】 コンテナは、再生装置をトレイに関してセンタリングするためのセンタリング
要素を備えていることが好ましい。これにより、再生装置とコンテナとの正しい
相対的方向を保証するべく、センタリング化要素、例えば、好ましくは円錐形状
の穴と再生装置の各部とが協働するという利点が得られる。
【0025】 本発明による、光ディスク用コンテナのためのトレイは、コンテナのカバー板
の厚さと底板の厚さとの合計に実質上等しい厚さを有しており、グリップ穴と、
光ディスクをその外側リムの下面において支持するための支持領域と、光ディス
クの半径方向の外側の領域までアクセス可能とするための支持領域内の開口と、
断面内において半径方向の内側端から半径方向の外側端に向かって立ち上がる支
持領域の上面と、コンテナ内でトレイを案内するための案内手段と、方向決定穴
とを備えている。案内手段は、トレイがコンテナ内に挿入される際のトレイの向
きのフェイルセーフ手段を形成するために非対称形態で設けられている。好まし
くは、案内手段が、コンテナの側壁の案内レールと協働する突起である。方向決
定又はセンタリング穴は、スキャニング装置内のトレイの正しい方向についての
DVD−RAM基準又は他の基準によって与えられるものと同様のものである。
【0026】 本発明による光ディスク用コンテナのためのトレイは、光ディスクの外側リム
の下面において光ディスクを支持するための支持領域と、その外側リムの上面に
おいて光ディスクを保持するための解放可能なディスク保持部とを備えている。
これにより、トレイが逆さまの状態でマガジンから取り出される場合にも、ディ
スクがトレイに保持されるという利点が得られる。ディスク保持部がない場合、
コンテナからトレイを取外す際に、ユーザはディスクがトレイから落ちないよう
に慎重に取り扱わねばならない。本発明によれば、トレイがコンテナから取り出
され又はコンテナへ挿入される際に、ディスクが落下する危険を伴わずに、水平
方向、上下逆方向、垂直方向又は他の方向などのトレイの方向決定が可能となる
。支持領域は、その上面においてディスクを支持することももちろん可能であり
、その下面はディスク保持部によって保持されている。単一の支持部によって、
ディスクを充分に保持することができる。しかしながら、これらがより小さくか
つ安定性又は強度が低い材料によって安価に形成される場合には、少なくとも2
つのディスク保持部を有することが好ましい。さらに好ましくは、トレイ及びデ
ィスク保持部の安定性をできるだけ高く保つために、矩形形状のトレイの4つの
エッジ領域に4つのディスク保持部が配置される。
【0027】 本発明によるトレイは、スウィング運動、即ちトレイの面から離れる運動、又
は回転運動、即ちトレイの面内で運動を行うディスク保持部を備えている。これ
により、トレイの固定及び運動用のスペースが少なくてすみ、従って直線運動を
行う場合に比較してトレイの安定性を高くできる。このようなディスク保持部は
、円形のディスクを収容するための円形の凹部を有する、矩形形状のトレイのエ
ッジ領域に容易に形成することができる。
【0028】 ディスク保持部は、例えばバネ要素又はスナップ要素などの位置固定手段と共
に適用されることが好ましい。これは、ディスク支持部をその解放位置及び/又
は保持位置において固定するための簡単な方法である。
【0029】 ディスク保持部が、第1の作動手段によって作動する第1の作動面と、第2の
作動手段によって作動する第2の作動面とを有することが有利である。各作動面
は、例えば異なる自動作動装置のごときそれぞれの作動手段、又は手動作動及び
自動作動に対して最適化されている。手動作動は、例えばトレイに対してディス
クの挿入、取り外し又は交換を行うためにこのトレイをコンテナから取り外す時
に生じる。自動作動は、ディスクを再生するため若しくは自動的にディスクを交
換するためにディスクを回転可能とするべく、又は再生後にトレイをコンテナへ
返すためにトレイにディスクを添付するべく、ディスクを解放する場合に例えば
生じる。
【0030】 ディスク保持部が、ディスク解放位置において作動せしめられる第1の作動エ
ッジと、ディスク保持位置において作動せしめられる第2の作動エッジとを有す
ることが好ましい。好ましくは、これらの作動エッジが、ディスク保持部の押し
操作を容易に行わせる第1の作動面の一部である。
【0031】 本発明によれば、ディスク保持部は、トレイに回転可能に結合する2つのアー
ムを備えている。これらのアームの1つがディスク保持領域を有しており、各ア
ームが作動エッジを有している。作動エッジが、アームの回転軸から離れたアー
ムの一部に設けられることが好ましい。より小径のディスク用のトレイの場合、
1つのアームは半径方向のより内側に到達するべくより長くなるように設計され
、作動エッジは通常径のディスクに対するものと同様の位置に設けられる。これ
により、相互運用性が増大する。
【0032】 本発明による他の光ディスク用コンテナのためのトレイは、トレイの厚さがコ
ンテナのカバー板の厚さと底板の厚さとの合計に実質的に等しく、トレイが、垂
直に延びる側壁によって囲まれたベースプレートを備えており、これら側壁のう
ちの2つが、コンテナ内でトレイを案内するための案内手段と、トレイが非ディ
スク保持用トレイであることを識別するための識別開口とを備えている。このタ
イプのトレイは、コンテナ内に収容されるディスクの1つに関する小冊子又は他
の付加物を内蔵することができる。このトレイはコンテナのカバー板の直下の、
他のトレイより上に配置される。これにより、トレイのカバー板、側壁及び底板
によって規定される内部(volume)は光ディスクから完全に離隔され、こ
の内部に収納される物は、これら物によって機械的な影響を受けることがない。
【0033】 本発明によるディスク収容コンテナのトレイ用のアダプタは、トレイ内に適合
する外形と、グリップ穴と、外側リムの下面において光ディスクを支持するため
の内部支持領域とを備えており、外部支持領域がトレイの支持領域によって支持
されるようになされている。支持領域の上面が断面内において半径方向の内側端
から半径方向の外側端に向かって立ち上がっている。支持領域内の開口がディス
クの半径方向の外側領域にアクセス可能となっており、アダプタが非対称形状と
なっている。アダプタが非対称形状であることにより、トレイへそのアダプタが
意図しない方向で挿入されることが防止される。アダプタは、小径のディスクを
コンテナ内に収容するために用いる。
【0034】 本発明によるアダプタは上述のディスク保持部を備えることが好ましい。
【0035】 本発明によるマガジン型再生装置及び/又は記録装置は、光ピックアップユニ
ットと、少なくとも1つのコンテナを収容するためのマガジントレイとを備えて
おり、マガジントレイが、方向決定リブと、単一のトレイをコンテナから取り出
すため及びトレイを光ピックアップユニットのトレイ受け部へ移動させるための
スライダとを備えており、スライダと光ピックアップユニットとが単一の垂直可
動ユニットを形成している。これにより、本発明によるコンテナを使用すること
ができる利点、これらの寸法が小さいため、大容量マガジン型装置が非常に小さ
な寸法で形成されるという利点が得られる。
【0036】 光ピックアップユニットが、単一のディスク又はカートリッジを受けるための
引き出しを備えていることが好ましい。この引き出しがコンテナからトレイを受
けられることにも適合する。これにより、この単一の引き出しが、それらの独立
したパッケージとは関係なく異なるタイプの記録媒体に対して使用できるという
利点が得られる。
【0037】 本発明によれば、マガジン型再生装置は、押し要素及び押し引き要素を有する
、又は押し引き要素のみを有するスライダを備えている。これらの要素は、コン
テナからトレイを引き出しへ移動するのに、及びトレイを引き出しからコンテナ
へ移動するのに使用される。
【0038】 押し引き要素が、引きノーズを有しており、トレイの案内要素によって接触位
置へ案内される引きレバーを備えていることが有利である。これにより、トレイ
の信頼できる動きが保証される。引きレバーは、例えばカムによって案内される
。本発明の他の実施態様によれば、引きレバーは、バネによって予め応力が加え
られており、かつ、隣り合う要素と接触するように、このバネによって力が印加
されている引きノーズによって案内される。一方、バネ力に対抗して引きレバー
を動かすために、例えば、ノーズと隣り合う要素との協働も行われる。
【0039】 押し引き要素は、さらに押しノーズを備えている。これにより、トレイをコン
テナ内の休止位置に戻すための押し動作を容易にする。
【0040】 押し要素が、押し手段と結合していることが好ましい。これにより、誤った調
整が行われそれにより妨害が生じた場合に、押し要素がスライダと独立して動か
されるのでこのような妨害は生じない。この押し要素は押し手段によって押し動
作を行う。押し手段は、例えばバネである。
【0041】 押し要素が、この押し要素の動きを検知するためのセンサを備えていることが
好ましい。このセンサは光バリアであることが好ましい。
【0042】 押し要素が、マガジンの要素との接触を検知するためのセンサをさらに備えて
いることが好ましい。このセンサは圧力センサでもよい。両センサにより、可動
トレイの利用可能性及び他の状況をチェックすることが可能となり、装置の制御
が安全かつ容易となる。
【0043】 マガジン型再生装置の方向決定リブ及び引きノーズが、マガジン型再生装置内
にあるコンテナの方向決定溝に及んでいることが有利である。これにより、引き
ノーズはその方向決定溝内を自由に摺動することができ、動くための追加の空間
を設ける必要がない。
【0044】 引き出しのトレイ受け部が、垂直方向のトレイ位置を調節するための案内スロ
ットを備えていることが有利である。これにより、引出しから出し入れする際の
トレイの正確な位置付けが可能となる。
【0045】 トレイ受け部が、ディスク動作位置から離れた位置においてトレイを保持する
ためのトレイ保持部を備えていることが有利である。ここで及び本明細書を通し
て、動作位置は、ディスクの再生用のみならず記録用の位置も意味する。動作位
置は、ディスクが実際に再生され又は記録されることがない場合においても、引
き出し上に位置いていることをも意味する。動作位置から離れた位置にあるトレ
イを保持することは、ピックアップ、駆動モータ等の動作手段とトレイとの間の
いかなる望ましくない干渉を防ぐことになる。
【0046】 これは装置を組み立てるために使用される部品の選択の自由度を増大させる。
トレイ保持部は、クリップ又はスナップ結合、磁力又は他の適切な固定機能を利
用するかもしれない。
【0047】 トレイ受け部が、トレイのある位置からディスクを解放するためのディスク解
放ピンを備えていることが好ましい。
【0048】 トレイ受け部が、トレイからディスクを解放するべく、1つ又は数個のディス
ク解放ピンを回動させながら動かすために1つのディスク解放ピンを作動させる
ディスク解放リングを備えていることが有利である。
【0049】 本発明によるマガジン型再生装置は、第2のスライダ手段と、第2の光ピック
アップ手段とを備えており、第2のスライダ手段が第2の光ピックアップユニッ
ト手段へトレイを移動させる又は第2の光ピックアップユニット手段からトレイ
を取外すように配置されていることが好ましい。これにより、2つの独立したス
キャニング装置が、コンテナの単一の積み重ね、即ち単一のマガジンに対して独
立してアクセスすることが可能となる。
【0050】 コンテナの識別領域から読み取り又はこの識別領域へ書込みをするための手段
を備えていることが好ましい。これにより、内容情報若しくはユーザが定義した
情報又は他の役立つ情報がコンテナ内に収納され、また、コンテナからアクセス
されるという利点が得られる。
【0051】 本発明によるマガジン型再生装置が、読み出した情報を記憶及び保持するため
の手段を備えていることが有利である。
【0052】 マガジン型再生装置が、さらに、コンテナに対して固有の識別符号を生成し、
割り当てる手段を備えていることが好ましい。これにより、特定のコンテナとそ
れらの各内容を識別することができる。
【0053】 光ピックアップユニットが、光ディスクの上部及び下部に同時にアクセスする
ための2つの光スキャナを備えていることが好ましい。これにより、アクセス速
度が速くなり、両面型ディスクを反転させることなく読み取り又は書込みするこ
とが可能となる。
【0054】 本発明によるマガジン型再生装置が、再生装置内に収容されているコンテナを
見ることを可能にする透明な窓を備えていることが好ましい。この窓が、装置の
マガジントレイの前面の壁に設けられていることが有利である。これにより、マ
ガジントレイ内に収容されているコンテナのラベル領域が直接的にこの窓を通し
て見ることができるので、装置のユーザがマガジントレイの内容を容易に確認す
ることができるという利点が得られる。
【0055】 再生装置のトレイ移動機構の押し要素が、スライダと協働するための第1の脚
とトレイと協働するための第2の脚を備えており、この第2の脚がトレイの実質
上の中央領域においてこのトレイと接触するよう配置されていることが有利であ
る。これにより、トレイがその中央領域において押され、トレイが傾く可能性が
減少するという利点が得られる。さらに、第2の脚が、コンテナへ挿入された際
に、実際に外へ移動されたトレイの下のトレイに収容されているディスクの固定
手段として機能するという利点も得られる。振動又は他の機械的妨害が与えられ
た場合に、ディスクがそれぞれのトレイの休止位置にしっかりと保持される。
【0056】 本発明のさらなる利点は、添付図と以下の好ましい実施形態の記述とから理解
されであろう。しかしながら、本発明は、これらの実施形態によって制限するも
のではない。当業者の範囲内の種々の変更態様も本発明に含まれるものである。
【0057】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるコンテナ1の斜視図を示す。コンテナ1は底板2と、間に
トレイ(複数)5を配置した側壁3及び4と、カバー板6とからなる。カバー板
6はその上部外表面に矩形の凹部7を有しており、凹部7内には円形の透明な窓
8が配置されている。円形の透明な窓8は、矩形の凹部7と同じ材料で構成され
ていることが好ましい。ただし、窓8の表面は滑らかであるが、凹部7の表面は
粗くなっており、これにより、透明又は不透明が得られている。透明な窓8を通
して、上側のトレイ5の内容をチェックすることが容易となる。
【0058】 図1のコンテナ1の高さHは、奥行きD及び幅Wよりもかなり小さい。底板2
又はカバー板6の寸法によって、矩形の第1の基線Dと、第2の基線Wとが与え
られる。図1の実施形態において、高さHはH=10mm、奥行きDはD=12
5mm、幅WはW=142mmである。これらの寸法は通常の光ディスクコンテ
ナの寸法と同一であり、宝石箱とも呼ばれている。しかしながら、本発明による
コンテナ1は、通常のコンテナでは1つのディスクであるのに対し、3つのディ
スク25を収容することができる。コンテナ1の前面側から見えるように、底板
2の高さ及びカバー板6の高さは、各トレイ5の高さの半分である。これは、2
つの同一のコンテナを互いに積み重ねた場合、隣接する底板2及びカバー板6を
共に加えた高さが1つのトレイ5の高さとなるので、2つのトレイ5間の距離は
常に1つのトレイ5の高さの整数倍になることを意味する。さらに、トレイ5の
前面は平面であり、底板2、カバー板6並びに側壁3及び4の前面とともに、実
質的に平坦な前表面を形成していることが分かる。
【0059】 トレイ5は、上側端部に突起9を有し、突起9は側壁3及び4上の案内溝10
に案内される。コンテナ1の左側の側壁3には識別領域11が配置されており、
図においては数個の電気接点12を備えている。電気接点に代えて、光学的に識
別できる記号、例えばバーコードや他の非接触型の識別手段を配置してもよい。
さらに、各トレイ5の読取り又は書込み保護を手動で設定するための3つのディ
ップスイッチ14からなる読取り書込み保護手段13が設けられている。側壁3
は、他方の側壁に対応部を有しておらず非対称的に配置されている方向(位置)
決定(orientation)溝15をさらに備えており、この方向決定溝1
5を利用することによりコンテナ1の正しい方向決定が可能となる。側壁3のみ
ならず側壁4にも存在する解放溝16は、1つ又は数個のトレイ5をコンテナ1
から外部に取り出し可能に解放するべくアクセス可能となっている。高さHが規
定値に限りなく近くなるよう制御される支持領域17が示されているが、この高
さは使用されている縮尺においては見ることはできない。不定状態を創らないた
めに3つの支持領域17が存在する。コンテナ1は、さらに、2つ以上のコンテ
ナ1を単一部品に一体的に連結するために連結手段が取り付けられるコネクタ開
口18を備えている。
【0060】 方向決定溝(穴)19は、側壁3及び4の前端にあり、真中のトレイ5の高さ
に配置されている。方向決定溝19は、再生装置に対するコンテナ1の正しい方
向を保証するために使用される。
【0061】 図2は部分的に開放した状態のコンテナ1の斜視図である。本明細書において
、同一の要素は同一の参照番号にて記載され、異なる機能又は追加の情報がある
場合のみ参照される。カバー板6は、図2においては取り外されており、図示さ
れていない。同様にトレイ5の最上部のトレイは取り外された状態で、その他の
トレイとは別に示されている。同図では、案内溝10は、より明瞭に示されてい
る。 側壁3及び4の遠い側の端部には、解放可能なロック手段20がそれぞれ配置さ
れている。これらロック手段20は、トレイ5の各穴23と共に動作する第1の
ノーズ22と、解放溝16において外側からアクセス可能な第2のノーズとを有
する回動可能なレバー21からなる。同図には、3つのトレイ5の全てを同時に
解放又はロックするための側壁4内の単一のレバー21が示されている。他方の
側壁3には、互いに積み重ねられた3つのレバー21が存在しており、これらの
レバー21の1つを選択すると、解放される特定のトレイを選択することが可能
となる。目視可能な両トレイには、光記録媒体25が収容されている。取り外さ
れ分離されたトレイ5には、突起9と、案内溝10に案内される穴23とが明瞭
に示されている。穴23を有する突起9は、トレイ5がそのロック位置に挿入さ
れた際にレバー21を動かすために、立上りエッジ26を備えている。人間の手
の指によってディスク25をアクセス可能とするために、グリップ穴27がトレ
イ5内に配置されている。方向決定穴28が、再生装置においてトレイ5を正確
に位置付けるために、トレイ5内に設けられている。
【0062】 図1Aは図1のAA線に沿った部分断面図である。底板2上の右手側には、案
内溝(複数)10を有する側壁4が配置されている。案内溝10内を、トレイ5
の突起9が案内される。突起9は、トレイ5の上部に設けられており、外側に延
長されている。トレイ5の下部には、支持領域29がトレイ5の円形の凹部に関
連して半径方向の内側に広がっている。円形の凹部はディスク25を収容する。
図示のように、支持領域29の厚さは、非常に小さくかつ半径方向の内側に向か
って減少している。これにより、光記録媒体25は、その外側のエッジにおいて
のみ支持されることとなる。支持領域29は、上面のみならず下面も傾斜してい
ることが好ましい。これは、コンテナが上下逆さとなった場合にも、トレイ5に
収容されているディスク25が、隣接するトレイ5の支持領域29の傾斜した下
面によって支持されるという利点を与えるものである。同様に、カバー板6の内
側部分は、図1Aに誇張して示されている傾斜した円形領域85を備えている。
この傾斜した円形領域85も、コンテナ1が上下逆となった時にディスクを支持
する機能を有する。
【0063】 図3は本発明によるアダプタ及びトレイを示す。トレイ5内にアダプタ30が
配置される。このアダプタの外側表面は、グリップ穴27をも含めてトレイ5の
開口に正確に適合するように形成される。従って、アダプタ30は、半径方向の
外側に拡がるノーズ31を備えている。アダプタは、さらに、その半径方向の内
側部分にグリップ穴32を備えており、その下端に、その半径方向の外側端から
内側端に向かって厚さが減少している支持領域33を備えている。これら支持領
域33は、完全な円を形成していない。支持領域33上に収容されているディス
ク25の半径方向の外側エリアへ、当該開口34を通して下側からアクセス可能
とするための開口34が設けられている。同図には示されていないが、同様の開
口がトレイ5の支持領域29にも設けられている。アダプタ30は、より小さい
直径の光記録媒体25を収容可能とするために、トレイ5に対して挿入及び取外
し可能となっている。
【0064】 図4は本発明によるコンテナ1の底面図である。底板2は、約0.1mmの深
さの矩形の凹部35を備えている。凹部35はその上にラベルを貼るために使用
されることが好ましい。凹部の深さに対してラベルの厚さが小さいことにより、
コンテナ1の厚さが付加的に増加されることはない。側壁4には、同様に、その
上にラベルを貼ることに適した凹部36が設けられている。この場合においても
、ラベルがその上に貼られた際にコンテナ1の大きさが増大しないように、ラベ
ルの厚さは、凹部36の深さより小さい。凹部36にラベルが貼られることの利
点は、コンテナ1を数個積み重ねた場合にもラベルが見えることである。この例
では、積み重ねた状態の最下部のコンテナ1の凹部35だけを見ることができる
が、積み重ねた状態のコンテナ1の全ての凹部36を見ることができるため、全
てのラベルがここに配置されている。凹部36の大きさを増大させるために、解
放溝16を側壁4の端部近くに移動させてもよい。トレイ5の外側表面及びトレ
イ5を取り囲む部品の寸法は、トレイ5とこれらを取囲む部品との間の開口間隔
がごく小さくなるように規定される。これにより、障害を起こすかもしれないチ
リや他の微粒子がコンテナ1にほとんど入り込まなくなる。
【0065】 図5は図4のコンテナの上面図である。図4のコンテナ1との相違点は、2つ
のトレイ5のみを有しており、最上部のトレイ5の代わりに付加的な物を格納す
るための開口80を備えていることにある。例えば、トレイ5内に収納されてい
る光ディスク25に関する情報を含む小冊子(Booklet)が、カバー板6
と付加された閉め切り層81との間に容易に格納され開口80を介して容易にア
クセスされ得る。開口80が図示されていない最下部のトレイ5の位置に配置さ
れることも好ましい。これにより、格納された物、例えば小冊子を底板2を通し
て見ることができるという利点が得られる。いずれにせよ、この構成では、収容
されているディスク25を窓8を通して目視することが、格納された物によって
妨げられない。
【0066】 図6は本発明による大型コンテナを示している。このコンテナ1´の構成は、
図1のコンテナの場合と同様である。底板2上に、高さHが図1のものよりかな
り大きい側壁3及び4が配置されている。従って、より多数のトレイ5が側壁3
及び4間に積み重ねられている。この例では31個のトレイ5が積み重ねられて
いる。カバー板6は、既に述べたものと同様のものである。方向決定溝15及び
解放溝16は側壁の全高に渡って形成されているが、識別領域11は図1のコン
テナ1用のものと同様な大きさに保たれている。穴36は、トレイ5のロック及
び解放を可能にするレバー21の回転軸を固定するために使用される。
【0067】 図7は本発明によるマガジン型再生装置及び/又は記録装置を示している。マ
ガジン型再生装置39は、光ピックアップユニット40と、引き出し41と、マ
ガジントレイ42と、トレイ移動機構43とを備えている。
【0068】 光ピックアップユニット40は、各々が光ピックアップ45を備えている2つ
のメカデッキ44と、それぞれの電気モータ46と、当業者に公知の光学読取り
/書込み装置のメカデッキ44上に通常は設けられる他の部品とからなっている
。引き出し41は、引き出された状態で示されており、この状態で光記録媒体2
5を手動にて挿入又は取り出し可能である。光記録媒体25は、トレイ受け部4
7でもある引き出し41のディスク受け部に入った状態で示されている。トレイ
受け部47にトレイ5を挿入するため及びトレイ受け部47からトレイ5を取り
出すために、引き出し41は案内スロット48を備えている。トレイ5は、案内
スロット48を通って引き出し41に挿入され又は引き出し41から取り出され
るであろう。
【0069】 マガジントレイ42は、前壁50及び後壁51が設けられたベース板49を有
している。前壁50及び後壁51間には、幾つかのコンテナ1が互いに積み重ね
られている。前壁50及び後壁51は、その積み重ねにコンテナ1を案内するた
めの案内リブ52を備えている。後壁51は、さらに、コンテナ1を誤った向き
、例えば逆の向きにて挿入できないようにするための方向決定リブ53を備えて
いる。前壁50は、ユーザが、積み重なったコンテナ1を、特にコンテナ1の凹
部36に貼られているラベルを、直接的に見ることができるように透明窓54を
備えている。
【0070】 トレイ移動機構43は、スライダ45と、押し要素56と、モータ57とを備
えている。トレイ移動機構43のさらなる要素及び作用効果については後述する
。制御ユニット58は、本装置の種々の部品の動作を制御するため、並びに、積
み重なったコンテナ1の情報及びコンテナ1内に収容されたディスクの情報、さ
らには異なるコンテナ1に割り当てられる固有の符号を生成する手段についての
情報を記憶し保持するために設けられている。
【0071】 図8は図7のマガジン型再生装置の左側部分を示している。同図において、引
き出し41には、光記録媒体25が内部に収容されているカートリッジ59が挿
入されている。カートリッジ59は例えばDVD−RAM標準によるカートリッ
ジである。
【0072】 図9は図8のものと同様なマガジン型再生装置39の左側部分を示しており、
この場合、引き出し41には、本発明によるトレイ5が挿入されている。トレイ
5は、案内スロット48を通して引き出し41内に挿入された。このトレイは、
手動にて引き出し41から取り出されないように案内溝(図示なし)によってこ
の引き出し41内に案内される。トレイ5上に担持されたディスクを取り出すこ
と及び挿入することは可能である。同図には、半径方向の内側に拡がる支持領域
29が示されている。引き出し41の底には、下方から光記録媒体25にアクセ
スすることを可能とするためのアクセス穴60が設けられている。このアクセス
は、例えば、そのディスク25の位置を固定し回転させるための機械的アクセス
である。このアクセスは、ディスク上に記憶されているデータを走査し又は新し
いデータをディスク上に書込むためにアクセス穴60を通してディスク25へ光
ビームを導くための光学的アクセスでもある。図に示すように、アクセス穴60
の領域内には支持領域29は存在せず、従って、ディスク25の最も外側の領域
についてもアクセス可能となる。トレイ5の方向決定穴28は、図8のカートリ
ッジ59の方向決定穴61と同じ位置にあり、これによって、トレイ5、即ちト
レイ5に保持されるディスク25の正確な位置が、カートリッジ59の正確な位
置を固定するのと同一の手段によって固定される。
【0073】 図10は図7のマガジン型再生装置の右側部分を、コンテナの位置を変えて示
している。マガジントレイ42は、ユーザがコンテナ1にアクセスできる外側位
置にある状態で示されている。この位置において、1つ又は幾つかのコンテナ1
が取り出され、1つ又は幾つかの新しいコンテナ1が追加されるかもしれない。
同図においては、各々が3つのディスクを内蔵するコンテナ1が示されている。
しかしながら、例えば7つのトレイを有するコンテナ、15個のトレイを有する
コンテナ、31個のトレイを有するコンテナ等のより大型のコンテナをマガジン
トレイに積み重ねることも可能である。従って、このようなコンテナ1の積み重
ねは、同様の記憶容量の既に公知のディスクマガジンよりもさらに小型のディス
クマガジンを構成する。
【0074】 図11は2つの光ピックアップユニット40を有するマガジン型再生装置を示
している。同図の右手側にマガジントレイ42の右側及び左側に配置される2つ
の光ピックアップユニット40を有する再生装置39の上面図が示されている。
見やすくするために、トレイ移動機構は同図には示されていない。同図の左手側
にAA線に沿った断面図が示されている。同図には、2つのメカデッキ44を示
されている。同図において右側に示されている下側のメカデッキはディスクモー
タ62を備えており、上側のメカデッキはディスクモータ62の代わりにクラン
プ手段63を備えている。ディスクモータ62及びクランプ手段63は、ディス
ク25を回転させる及び固定させるために用いられる。方向決定ピン64は、引
き出し41に対するメカデッキ44の正確な方向決めのために、さらに、提供さ
れているならば、カートリッジ59又はトレイ5を引き出し41のトレイ受け部
47内に配置させるために用いられる。
【0075】 図12はマガジン型再生装置のコンテナ1及びトレイアクセス機構を示してい
る。モータ57は歯車65を駆動し、歯車65はスライダ55の歯付きラック6
6に係合している。スライダ55は、左側に、トレイ5をコンテナ1内の休止位
置へ押し込むための押しノーズ67を備えている。スライダ55の他方の端は、
押し要素68に接触している。押し要素68はU字形に形成されており、その一
方の脚がスライダ55と接触しており、他方の脚がトレイ5の近傍に位置してい
る。この他方の脚には、押し要素68がトレイ、底板2、カバー板6又は他の部
分と接触しているかどうかを検知するための圧力センサ69が設けられている。
押し要素68は、さらに、バネで概略的に示されている押し手段70によってあ
らかじめ押圧されている。動きセンサ71は、光バリアとして概略的に示されて
いる。押し要素68が動くと光のパスが遮断され、動きセンサ71は押し要素6
8が休止位置から移動したことを検出する。スライダ55の左側には、軸73に
関して回動可能な引きレバー72が設けられている。引きレバー72は、その右
端部に、引きレバ−72は引きノーズ74を備えている。引きレバー72は、ス
ライダ55が動く際に、同図には示されておらずその下側に設けられたカム75
と協働し、この引きレバー72の回動位置を変化させる。
【0076】 図13は、トレイ解放過程における図12のトレイアクセス機構を示している
。同図に示すように、モータ57及び歯車65によって駆動されることによって
、スライダ55は左側に移動している。これにより押し要素68は、押し手段7
0によって押圧され、その一方の脚がコンテナ1内へ入った状態となる。押し要
素68は、トレイ5に接触した後、このトレイ5を部分的にコンテナ1の外に押
出す。この動きの間、トレイ5は、押しノーズ67の近傍に位置するか又は押し
ノーズ67に接触している。スライダ55が左側に動くことにより、そのカム7
5(図示されていない)が作動して引きレバー72が軸73に関して回動する。
この動きの最後に、引きノーズ74がトレイ5の突起9に接触する。以後、トレ
イ5の外側へのさらなる移動は、引きノーズ74が突起9を引くことによってな
され、これによりトレイ5はコンテナ1の外へ取り出される。
【0077】 図14は、トレイ5がコンテナ1から完全に取り出された状態であるトレイ解
放位置にあるトレイアクセス機構を示している。押し要素68は、スライダ55
がその最も端の位置に到達したいるにもかかわらず、コンテナ1と接触している
位置に休止している。回動して動作位置から外れていたメカデッキ44は、トレ
イ5及びディスク25にアクセスして動作位置とすることができるように、ディ
スク25に向かって移動せしめられる。これにより、光記録媒体25が正確に位
置するべく方向決定ピン64が方向決定穴28と協働するように位置せしめられ
、ディスクモータ及びクランプ手段63がディスク25に接触する。ディスク2
5がアクセスされトレイ5がコンテナ1へ戻された後、メカデッキ44は再びデ
ィスク25から外され、内側への移動が開始されるかもしれない。即ち、スライ
ダ55は歯車65により右方向へ動かされる。これにより押しノーズ67がトレ
イ5を押し、このトレイ5はコンテナ1方向に案内スロット48を通って、マガ
ジントレイ42の案内レール内で案内される。従って、案内スロット48の断面
形状は、トレイ5をコンテナ1の開口に正確に入れるために、トレイ5に対して
正確に垂直に位置するようになされている。トレイ5は、ロック手段20が固定
を行う最終位置に到達するまで、コンテナ1にさらに押し込まれる。トレイ5が
図12に対応する最終位置に到達する前に、引きレバーは、引きノーズ74がト
レイに非接触状態となる休止位置まで再び回動させられ、押し要素68もまたそ
の休止位置に押し戻される。
【0078】 トレイがコンテナ1内に存在せずアクセスがそれぞれの位置で行われる場合、
圧力センサ69は接触を検知しない。しかしながら、動きセンサ71は押し要素
68の動きを検知するであろう。この場合、制御ユニット58はスライダ55の
外方向への動きを止め、休止位置へ戻す。トレイが存在しない場合は、スライダ
55をさらに動かす必要はないためである。
【0079】 ある特定のトレイにアクセスするために、同期して移動するように互いに結合
されたトレイ移動機構43及び光ピックアップユニット40は、その特定のトレ
イの位置へ到達するために上下に動かされる。通常、トレイは所定距離だけ互い
に離隔して設けられており、従って、トレイ移動機構のステップ状の動きは、あ
るトレイ5への正しい方向決め可能とする。しかしながら、方向決定溝19は、
トレイ移動機構43を正しく動かしてトレイ5に対して正しい方向決めを行うこ
とを保証する。
【0080】 本発明の利点は、コンテナ1がマガジントレイ42の一体的な部分であり、光
ディスク25がコンテナ1から装置39の動作位置へ自動的に移動可能であるこ
とにある。本発明のさらなる利点は、店舗におけるパッケージングがマガジン型
装置39のパッケージングと同じであるため、余分な無駄が生じないことである
。コンテナ1を除いて、付加的なパッケージングが必要となることはない。この
コンテナ1は、公知の宝石箱と比較できる程、小さな寸法を有しかつ相対的に大
きな記憶容量を有する。
【0081】 図15は付加的な物を収納するためのトレイ76を示している。コンテナ1の
側壁3及び4と協働するこのトレイの側端は前述したディスク担持トレイ5の場
合と同一である。このトレイ76の相違点は、付加的な物、好ましくはコンテナ
1の他のトレイ5に収容されている1つ又は幾つかのディスクに関する小冊子、
を収納するための矩形の空間をその上に有するほぼ完全に閉じた底板77を有す
ることである。この開いた空間は側壁78に囲まれており、底板77の厚さは側
壁78の高さの約1/4〜1/2である。切り欠き部(穴)79は、押し要素6
8を受け入れるために設けられている。トレイ76は、トレイ移動機構43によ
ってアクセスされても、ディスク25を保持していないので、コンテナの外へ動
かされるべきではない。押し要素68は、切り欠き部79に入っても、トレイ7
6に接触することはない。この場合、動きセンサ71が押し要素68の動きを教
えるが、圧力センサ69は接触したこと示さない。従って、制御ユニット58は
、動作位置へ移動させるべきトレイがないと知る。それゆえ、トレイ移動機構4
3は停止して、休止位置へ戻される。
【0082】 図16は、異なるタイプの押し要素82を上面から見た図である。この押し要
素82は、スライダ55と協働する第1の脚83と、トレイ5と協働する第2の
脚84及び84´とを備えている。第2の脚84及び84´は、トレイ5のほぼ
中間領域においてこのトレイ5に接触することができるように、第1の脚83か
ら離隔して配置されている。このように、そのトレイ5のの中央領域が押される
ことにより、外部に押し出された際に、トレイ5が傾く可能性が減少する。さら
なる利点は、第2の脚84及び84´が、トレイ5を外部に押し出すためにコン
テナ1へ挿入された際に、実際に外部に動かされたトレイ5の下に配置されてト
レイ5に収容されているディスク25の固定手段として働く点にある。これによ
り、再生装置39の振動又は他の機械的な障害が生じた場合であっても、ディス
ク25は各トレイ5上の休止位置に確実に保持される。図示されているように、
第2の脚84は丸い形状を有していることが好ましい。これにより、第2の脚8
4は、トレイ5が収容されており、トレイ5の全幅を有する覆われていない開口
に入る。この異なる実施形態においては、図において点線で示されているように
、脚84´は、前述の押し要素68の脚に類似して小さい幅を有する。
【0083】 図17は、本発明による他のタイプのマガジン型再生装置について、当業者に
説明する必要のない多数の部分の図示を省略した斜視図である。図18に関連し
てより詳細に記述したコンテナ1が使用される。真中と下側のトレイ5はコンテ
ナ1内に位置しているが、上側のトレイ5はコンテナ1から取り出されて再生装
置のトレイ受け部47内に位置している。レール111上を摺動可能なスライダ
55は、トレイ5を押してコンテナ1内へ戻すための押し要素56としての押し
ノーズ112と、トレイ5を引いてコンテナ1の外部へ出すための引きノーズ1
13とを有する押し引き要素89を備えている。これら押しノーズ112及び引
きノーズ113は、トレイ5のフック87と協働する。ディスク25は、同図で
は、トレイ5から既に解放され、光ピックアップユニット40に装着されている
。図示されているように、ディスク25はトレイ5の下側にある。即ち、トレイ
5が開いてディスクを下方向へ解放している。ディスク解放ピン95は、上方か
らトレイ5に接近し、スウィング型ディスク保持部108を下方向に振り動かす
ようにこれらディスク保持部と協働する。ディスク解放ピン95は、また、図示
されていない外方向へ広がる突起により、ディスク保持部108の保持突起92
と協働する。従って、ディスク解放ピン95は、この場合、再生を行うためにデ
ィスク25からトレイ5を遠ざけるためのトレイ保持部としても動作する。同図
では、ディスク保持部108が下方に向いた状態で示されている。以後の図では
、異なるタイプの解放ピン及びディスク保持部が示されている。これらの図では
、ディスク25を上方に取外すためのディスク保持部91及び108の開口部を
示しているが、下方に開口部を要する装置に対してももちろん使用可能である。
ディスク保持部91及び108でディスク固定を行うことにより、横方向の開口
を有する装置でも使用可能である。方向決定リブ53は、コンテナ1の方向決定
溝15内に係合している。これにより、装置内のコンテナ1の正しい方向決めが
保証される。さらに、方向決定リブ53は、垂直方向に広がる凹部114を有し
ており、スライダ55がコンテナ1内に位置している場合に、引きノーズ113
が凹部114を通って垂直方向に動く。これにより、コンテナ1内の他のトレイ
5又はマガジン内に積み重ねられた他のコンテナへアクセスすることができる。
トレイ5は、ステップ状の突起115を備えている。このステップ状突起115
は、図18に示されているコンテナ1の後壁90に部分的に接触しており、トレ
イ5がコンテナ1へ完全に挿入されている場合に後壁90間の空間内に部分的に
係合する。ステップ状突起115は、従って、ストッパ機能と、防塵機能と、ト
レイ挿入指示及びトレイ取出し動作を可能にする機能とを有している。
【0084】 図18は、本発明による異なるタイプのコンテナを示す斜視図である。このコ
ンテナの大部分は、上述した、特に図1に関連して述べたものに類似しており、
従ってここでは詳細に述べない。方向決定溝15は、コンテナの前面エッジ86
の近傍に配置されている。側壁3は、底板2及びカバー板6間に空間が存在する
ようにこの前面エッジ86までは延長されていない。この空間内へトレイ5のフ
ック87が広がる。フック87は、コンテナ1からトレイ5を取外すための押し
引き要素89の引きノーズ113と確実に協働するようにするために、わずかに
傾いた面88を有している。本実施形態のコンテナ1は、マガジン又は他の収納
装置内にコンテナ1を正しく方向決めするために、側壁3及び4に方向決定溝1
9を備えている。方向決定溝19及び連結開口18は、例えばマガジン型再生装
置内又はそのような装置内へコンテナ1を移動させるために、このコンテナ1を
とらえる又はつかむためにも使用されるかもしれない。コンテナ1の他の開口や
凹部、例えば方向決定溝15、も使用されるかもしれない。コンテナ1は、図に
て見える側にある、コンテナ1の背面を少なくとも部分的に閉じる後壁90を備
えている。このように、コンテナ1はトレイ5の取外し及び挿入のための開口を
前面側にのみ有しており、これと反対側、即ち背面側は部分的に閉じている。後
壁90は、コンテナ1のより高い安定性を保証する。本実施形態として記載され
ており本願明細書の他の実施形態では示されていない多くの特徴点は、他の実施
形態に効果的に併合されることについて及びその逆についても理解されるべきで
ある。
【0085】 図19は、保持位置にある、即ちディスク25が解放されずに保持されている
回転型ディスク保持部91を有するトレイ5の斜視図を示している。ディスク保
持部91の保持突起92は、ディスク25の外側リム93の上側に半径方向の内
側に向かって広がっており、ディスク保持領域となっている。ディスク25の外
側リム93の下側は、同図では見えないトレイ5の支持領域29によって支持さ
れている。ディスク保持部91は、第1の作動面である側部作動面94を有して
いる。この側部作動面94は、第1の作動手段であるディスク解放ピン95と協
働する。ディスク解放ピン95は、マガジン型再生装置のディスク解放リング9
6の一部分である。図示されている実施形態において、ディスク解放リング96
はトレイ保持部97の下側に配置されており、そのトレイ保持部97の貫通穴9
8内をディスク解放ピン95が延びている。ピン95は、トレイ5と接触する際
に、保持位置又は解放位置にある保持部91から離れているように、穴98の中
央に位置している。保持部91は、ピン95が穴98の中央位置にあれば、開口
105が常に自由にピン95を受け取るようには設計されている。同図において
は、トレイ5とトレイ保持部97とが未だ接触していない。この位置関係はトレ
イ5がコンテナから既に取り出されてトレイ受け部47にあるが、トレイ保持部
97には未だ接触していない状況に対応する。ディスク保持部91は、さらに、
第2の作動面でなる上部作動面99を有している。上部作動面99は、トレイ5
からディスク25を解放する又はトレイ5にディスク25を固定するために、例
えばユーザの指を使用などによって手動で動作させることが可能である。ディス
ク保持部91は、互いに堅固に結合されているか又は一体化されており、かつ概
略的に図示されている軸107に関して回転可能な2つのアーム100及び10
1を備えている。上部作動面99により、ディスク保持部91はある角度だけ回
動することができる。トレイ5の周辺部の寸法は、ディスク保持部91の回動の
終端位置において、ディスク保持部91の望まない動きが摩擦により阻止される
ように設計される。位置固定手段は、この場合、摩擦力である。変更態様として
は、図示されていないが、スナップ連結器又は他の適切な連結器が設けられるか
もしれない。ディスク解放ピン95による作動のために、アーム100は作動エ
ッジ103を備えており、及びアーム101は作動エッジ102備えている。
【0086】 図20は、保持位置にあるディスク保持部91を有する図19のトレイ5の斜
視図である。トレイ5及びトレイ保持部97は接触しており、ピン104は、ト
レイ保持部97に対するトレイ5の正しい位置決め及び固定を提供している。デ
ィスク解放ピン95は、トレイ5及びディスク25間の開口105を通っている
。ディスク解放ピン95は、アーム101に従って第1の作動エッジ102に接
触している。ディスク25の解放は、ディスク解放リング96の回動を開始する
ことによって開始されるかもしれない。即ち、ディスク解放ピン95は、反時計
方向に動き始め、作動エッジ103に接触し、そして図21に示す終端位置に到
達するまでディスク保持部91の回動が始まる。
【0087】 図21はディスク解放位置にあるディスク保持部91を有する図20のトレイ
5を示している。トレイ保持部97は、トレイ5をディスク25の動作位置から
移動させている。簡略化のために、ディスク25は、クランプ手段、ピックアッ
プ手段等を示すことなしにこの位置で示されている。この離れた位置において、
トレイ5の支持領域29を見ることができる。回転型ディスク保持部91は、デ
ィスク25の半径方向に開いている。
【0088】 図22は、小径ディスク25用のトレイ5を図21に示したものと同様な状態
で示している。回転型ディスク保持部91´は、軸107´に関して回転可能に
配置されている。この回転型ディスク保持部91´は、短い第1のアーム100
´と、それより長い第2のアーム101´とを有している。ピン95は作動エッ
ジ103´に接触しており、作動エッジ102´は保持部91´をその保持位置
に移動させるために作動せしめられる。
【0089】 図23は、小径ディスク25用のアダプタを有するトレイ5を示している。ア
ダプタ106は、トレイ5において通常のディスク25のように保持及び解放さ
れる。アダプタ106自体は、トレイ5用として前述したディスク保持部と同様
に設計されるディスク保持部91´´を備えている。ディスク保持部91´´は
、図示されておらず半径方向内側に配置されており、ピン95と同様なディスク
解放ピンによって作動する。
【0090】 図24は、ディスク解放位置にあるスウィング型ディスク保持部108を有す
るトレイ5を示している。2つのスウィング型ディスク保持部108は、それら
の保持突起92が相対的に大きな角度で拡がっているために、ディスク25を充
分に保持することができる。ディスク保持部108は、スナップ留め金具によっ
てそれおぞれの位置において保持されている。変更態様においては、ディスク保
持部108を保持位置にさせるために、バネ機能が備えられる。バネは、位置固
定手段としてバネ凹部109内に設けられるかもしれない。ディスク保持部10
8が開いた状態に有効に保持されるなら、図示されているような開いた位置を得
ることが可能である。
【0091】 図25は、ディスク25の軸方向に開いているやや異なるタイプのスウィング
型ディスク保持部108´を有するトレイ5を示している。4つのディスク保持
部108´が備えられている。これらディスク保持部108´は、バネ板110
によって保持位置となっており、トレイ保持部97上に配置されたディスク解放
ピン95によって開いた位置に保持されている。これらのピン95はトレイ保持
部97に固定されており、独立した動きは不要である。ユーザがディスク25を
手動にて解放したい場合は、スウィング型保持部108´を開いた位置にするべ
くディスクの外側リム93が保持突起92に当たるようにディスク25の内側の
穴にアクセスするべきである。
【0092】 本発明は、ディスクを高密度で収容でき、ディスクが意図せずに落下すること
を防止しながらディスクにアクセスでき、マガジン再生装置の寸法を減少でき、
さらに、マガジン及びトレイのロード及びアンロード機構を多数の与えられたタ
イプのディスクドライブにその寸法上の特性と無関係に付加できる汎用性のある
ディスクコンテナ及びマガジン型再生装置システムを提供するものである。本発
明によれば、高さが非常に低く、幅及び深さが小さい寸法を有しており、しかも
信頼性、安定性、迅速性及びユーザの扱い易さを与えるコンテナ及びトレイの要
素が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコンテナの斜視図である。
【図1A】 コンテナの一部の断面図である。
【図2】 部分的に開いた状態のコンテナの斜視図である。
【図3】 本発明によるアダプタ及びトレイの斜視図である。
【図4】 本発明のコンテナの下面を示す斜視図である。
【図5】 本発明のコンテナの上面を示す斜視図である。
【図6】 本発明による大型コンテナを示す斜視図である。
【図7】 本発明によるマガジン型再生装置を示す斜視図である。
【図8】 カートリッジをロードしたマガジン型再生装置を示す斜視図である。
【図9】 トレイをロードしたマガジン型再生装置を示す斜視図である。
【図10】 コンテナの変更位置でのマガジン型再生装置を示す斜視図である。
【図11】 2つの光ピックアップを有するマガジン型再生装置を示す図である。
【図12】 マガジン再生装置のトレイアクセス機構を示す斜視図である。
【図13】 トレイの解放過程におけるトレイのアクセス機構を示す斜視図である。
【図14】 解放されたトレイ位置でのトレイアクセス機構を示す斜視図である。
【図15】 異なるタイプのトレイを示す斜視図である。
【図16】 異なるタイプの押し要素を示す図である。
【図17】 本発明によるマガジン型再生装置を示す斜視図である。
【図18】 異なるタイプのコンテナを示す斜視図である。
【図19】 固定状態のディスク保持部を有するトレイを示す斜視図である。
【図20】 保持位置でのディスク保持部を有するトレイを示す斜視図である。
【図21】 解放状態のディスク保持部を有するトレイを示す斜視図である。
【図22】 小径ディスク用のトレイを示す斜視図である。
【図23】 小径ディスク用のアダプタを有するトレイを示す斜視図である。
【図24】 スウィング型ディスク保持部を有するトレイを示す斜視図である。
【図25】 異なるタイプのスウィング型ディスク保持部を有するトレイを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 コンテナ 1´ 大型コンテナ 2、77 底板 3、4、78 側壁 5、76 トレイ 6 カバー板 7、35、36、114 凹部 8、 54 窓 9 突起 10 案内溝 11 識別領域 12 電気接点 13 読取り書込み保護手段 14 ディップスイッチ 15、19 方向決定溝 16 解放溝 17、29、33 支持領域 18 コネクタ開口 20 ロック手段 21 回動可能なレバー 22 第1のノーズ 23、36、98 穴 25 ディスク 26 立上りエッジ 27、32 グリップ穴 28、61 方向決定穴 30 アダプタ 31 ノーズ 34、80、105 開口 39 マガジン型再生装置 40 光ピックアップユニット 41 引き出し 42 マガジントレイ 43 トレイ移動機構 44 メカデッキ 45 光ピックアップ 46 電気モータ 47 トレイ受け部 48 案内スロット 49 ベースプレート 50 前壁 51、90 後壁 52 案内リブ 53 方向決定リブ 55 スライダ 56 押し要素 57 モータ 58 制御ユニット 59 カートリッジ 60 アクセス穴 62 ディスクモータ 63 クランプ手段 64 方向決定ピン 65 歯車 66 歯付きラック 67、112 押しノーズ 68、82 押し要素 69 圧力センサ 70 押し手段 72 引きレバー 73、107、107´ 軸 74、113 引きノーズ 75 カム 79 切り欠き 81 閉じた層 83 第1の脚 84、84´ 第2の脚 85 円形の領域 86 前面エッジ 87 フック 89 押し引き要素 91、91´、91´´ ディスク保持部 92 保持突起 93 外側リム 95 ディスク解放ピン 96 ディスク解放リング 97 トレイ保持部 99 上部作動面 100、100´、101、101´ アーム 102、102´、103、103´ 作動エッジ 104 ピン 106 アダプタ 108、108´ スウィング型ディスク保持部 109 バネ凹部 110 バネ板 111 レール 115 ステップ状突起
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年1月25日(2002.1.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AU, BA,BB,BG,BR,CA,CN,CR,CU,C Z,DM,DZ,EE,GD,GE,HR,HU,ID ,IL,IN,IS,JP,KP,KR,LC,LK, LR,LV,MA,MG,MK,MN,MX,NO,N Z,PL,RO,SG,SI,SK,TT,UA,US ,UZ,VN,YU,ZA (72)発明者 プラテ ハンス−ヨアヒム ドイツ連邦共和国, 30966 ヘミンゲン, ケーニヒスベルゲル ヴェーク 22番地 (72)発明者 シェフレル ヴィルフリート ドイツ連邦共和国, 78166 ドナウエシ ンゲン, アウフ シャルメン 23番地 (72)発明者 バイエル ビリー ヴェスリー アメリカ合衆国, インディアナ 46033, カーメル, アロー ウッド ドライブ 1075番地 Fターム(参考) 3E036 AA13 CA01 FA01 FB10 5D072 AB22 BB20 BB29 BB37 BE05 BH05 CA20 EB14

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動可能なトレイ(5)と、該トレイ(5)を案内する案内
    手段(10)と、カバー板(6)と、底板(2)とを備えており、前記トレイ(
    5)の厚さが前記カバー板(6)の厚さと前記底板(2)の厚さとの合計に実質
    的に等しいことを特徴とする光ディスク用コンテナ。
  2. 【請求項2】 3つのトレイ(5)を備えていることを特徴とする請求項1
    に記載のコンテナ。
  3. 【請求項3】 コンテナ(1)の外形寸法が、標準的な宝石箱又は標準的な
    DVD格納箱の外形寸法に実質的に等しいことを特徴とする請求項1又は2に記
    載のコンテナ。
  4. 【請求項4】 付加物を収納するための開口を備えていることを特徴とする
    請求項1から3のいずれか1項に記載のコンテナ。
  5. 【請求項5】 底板(2)、カバー板(6)及びトレイ(5)の外側表面に
    おける寸法は、防塵を保証するように規定されていることを特徴とする請求項1
    から4のいずれか1項に記載のコンテナ。
  6. 【請求項6】 再生のために両側面が開いていることを特徴とする請求項1
    から5のいずれか1項に記載のコンテナ。
  7. 【請求項7】 トレイの挿入及び取り出しのために一方の側面が開いており
    、他方の側面が部分的に閉じていることを特徴とする請求項1から6のいずれか
    1項に記載のコンテナ。
  8. 【請求項8】 コンテナ(1)内のロック位置に、前記トレイ(5)をロッ
    クするための解放可能なロック手段(21)を備えていることを特徴とする請求
    項1から7のいずれか1項に記載のコンテナ。
  9. 【請求項9】 前記ロック手段(21)を解放するための開口(16)を備
    えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のコンテナ。
  10. 【請求項10】 方向決定溝(15)を備えていることを特徴とする請求項
    1から9のいずれか1項に記載のコンテナ。
  11. 【請求項11】 識別領域(11)を備えていることを特徴とする請求項1
    から10のいずれか1項に記載のコンテナ。
  12. 【請求項12】 規定された厚さの支持領域(17)を備えていることを特
    徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の光ディスク用コンテナ。
  13. 【請求項13】 2つ以上の前記コンテナ(1)を互いに結合するための結
    合手段(18)を備えていることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項
    に記載のコンテナ。
  14. 【請求項14】 前記結合手段(1)が、クリップ、ヒンジ、ピン及び磁石
    の内の1つであることを特徴とする請求項13に記載のコンテナ。
  15. 【請求項15】 読取り書込み保護手段(14)を備えていることを特徴と
    する請求項1から14のいずれか1項に記載のコンテナ。
  16. 【請求項16】 カバー板(6)及び底板(2)の少なくとも1つが透明な
    材料で形成されていることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載
    のコンテナ。
  17. 【請求項17】 カバー板(6)及び底板(2)の少なくとも1つがラベル
    用領域(35)を備えていることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項
    に記載のコンテナ。
  18. 【請求項18】 平面形状が矩形であり、第1及び第2の基線(D、W)を
    有しており、該第1の基線(D)は該第2の基線(W)より短く、該第1の基線
    (D)はコンテナ(1)内に収容される最大のディスク(25)の直径よりも5
    %未満の範囲で大きく、前記第2の基線(W)はコンテナ(1)内に収容される
    最大のディスク(25)の直径よりも20%未満の範囲で大きく、コンテナ(1
    )は前記第1の基線(D)の方向に延びており前記第2の基線(W)の外側端に
    配置されている側壁(3、4)を有しており、コンテナ(1)は該側壁(3、4
    )間に配置されており前記第2の基線(W)に沿って延びている開口を有してお
    り、該開口はコンテナ(1)内に収容されているトレイ(5)の側面によって閉
    じられており、該トレイ(5)の該側面と、前記側壁(3,4)の表面と、前記
    底板(2)及び前記カバー板(6)の端面とは実質的に同一平面を形成している
    ことを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載のコンテナ。
  19. 【請求項19】 コンテナ(1)内に収容されている全てのトレイ(5)を
    ロック及びロック解除するための第1のロック手段(21)が設けられており、
    第2のロック手段(21)が他のトレイ(5)とは独立して各単一のトレイ(5
    )をロック及びロック解除するために設けられていることを特徴とする請求項1
    から18のいずれか1項に記載のコンテナ。
  20. 【請求項20】 再生装置をトレイ(5)に関してセンタリングするための
    センタリング要素(19)を備えていることを特徴とする請求項1から19のい
    ずれか1項に記載のコンテナ。
  21. 【請求項21】 光ディスク(25)用コンテナ(1)のためのトレイ(5
    )であって、該トレイ(5)の厚さが該コンテナのカバー板(6)の厚さと底板
    (2)の厚さとの合計に実質上等しく、前記トレイ(5)は、グリップ穴(27
    )と、光ディスク(25)をその外側リムの下面において支持するための支持領
    域(29)と、光ディスク(25)の半径方向の外側の領域までアクセス可能と
    するための該支持領域(29)内の開口と、断面内において半径方向の内側端か
    ら半径方向の外側端に向かって立ち上がる該支持領域(29)の上面と、コンテ
    ナ(1)内でトレイ(5)を案内するための案内手段(9)と、方向決定穴(2
    8)とを備えていることを特徴とするトレイ。
  22. 【請求項22】 好ましくは請求項20に記載の、光ディスク(25)用コ
    ンテナ(1)のためのトレイ(5)であって、外側リム(93)の下面において
    光ディスク(25)を支持するための支持領域(29)と、外側リム(93)の
    上面において光ディスク(25)を保持するための解放可能なディスク保持部(
    91、91´、91´´、108、108´)とを備えていることを特徴とする
    トレイ。
  23. 【請求項23】 前記ディスク保持部(91、91´、91´´、108、
    108´)が、スウィング運動及び回転運動のどちらか一方を行うために配置さ
    れていることを特徴とする請求項22に記載のトレイ。
  24. 【請求項24】 前記ディスク保持部(91、91´、91´´、108、
    108´)が、位置固定手段(109、110)と共に適用されることを特徴と
    する請求項21から23のいずれか1項に記載のトレイ。
  25. 【請求項25】 ディスク保持部(91、91´、91´´、108、10
    8´)が、第1の作動手段(95)によって作動する第1の作動面(94)と、
    第2の作動手段によって作動する第2の作動面(99)とを有していることを特
    徴とする請求項21から24のいずれか1項に記載のトレイ。
  26. 【請求項26】 ディスク保持部(91、91´、91´´、108、10
    8´)が、ディスク解放位置において作動せしめられる第1の作動エッジ(10
    2)と、ディスク保持位置において作動せしめられる第2の作動エッジ(103
    )とを有していることを特徴とする請求項21から25のいずれか1項に記載の
    トレイ。
  27. 【請求項27】 ディスク保持部(91、91´、91´´)がトレイ(5
    )に回転可能に結合する2つのアーム(100、101)を備えており、該アー
    ムの1つ(100)がディスク保持領域(92)を有しており、各アーム(10
    0、101)が作動エッジ(103、102)を有していることを特徴とする請
    求項21から26のいずれか1項に記載のトレイ。
  28. 【請求項28】 光ディスク(25)用コンテナ(1)のためのトレイ(5
    )であって、該トレイ(5)の厚さが該コンテナのカバー板(6)の厚さと底板
    (2)の厚さとの合計に実質的に等しく、該トレイ(5)が、垂直に延びる側壁
    (78)によって囲まれたベースプレート(77)を備えており、該側壁のうち
    の2つが、コンテナ(1)内でトレイ(76)を案内するための案内手段(9)
    と、該トレイ(76)が非ディスク保持用トレイであることを識別するための識
    別開口(79)とを備えていることを特徴とするトレイ。
  29. 【請求項29】 ディスク収容コンテナ(1)のトレイ(5)用のアダプタ
    であって、該トレイ(5)内に適合する外形と、グリップ穴(32)と、外側リ
    ムの下面において光ディスク(25)を支持するための内部支持領域(33)と
    を備えており、外部支持領域が前記トレイ(5)の支持領域(29)によって支
    持されるようになされており、該支持領域(29)の上面が断面内において半径
    方向の内側端から半径方向の外側端に向かって立ち上がっており、前記支持領域
    (33)内の開口(34)がディスクの半径方向の外側領域にアクセス可能とし
    、非対称形状となっていることを特徴とするアダプタ。
  30. 【請求項30】 請求項22から27のいずれか1項に記載のディスク保持
    部を備えていることを特徴とする好ましくは請求項29に記載のディスク収容コ
    ンテナ(1)のトレイ(5)用のアダプタ。
  31. 【請求項31】 光ピックアップユニット(40)と、少なくとも1つのコ
    ンテナ(1)を収容するためのマガジントレイ(42)とを備えており、該マガ
    ジントレイ(42)が、方向決定リブ(53)と、単一のトレイ(5)を該コン
    テナ(1)から取り出すため及び該トレイ(5)を前記光ピックアップユニット
    (40)のトレイ受け部(47)へ移動させるためのスライダ(55)とを備え
    ており、該スライダ(55)と該光ピックアップユニット(40)とが単一の垂
    直可動ユニットを形成していることを特徴とするマガジン型再生及び/又は記録
    装置。
  32. 【請求項32】 前記光ピックアップユニット(40)が、単一のディスク
    (25)と、カートリッジ(59)と、コンテナからのトレイ(5)とのうちの
    1つを受けるための引き出し(41)を備えていることを特徴とする請求項31
    に記載のマガジン型再生装置。
  33. 【請求項33】 前記スライダ(55)が、押し引き要素(89)を備えて
    いることを特徴とする請求項31又は32に記載のマガジン型再生装置。
  34. 【請求項34】 前記スライダ(55)が、押し要素(56)と、押し引き
    要素(67、72)とを備えていることを特徴とする請求項31又は32に記載
    のマガジン型再生装置。
  35. 【請求項35】 前記押し引き要素(67、72)が、引きノーズ(74)
    を有しておりトレイの案内要素(75)によって接触位置へ案内される引きレバ
    ー(72)を備えていることを特徴とする請求項34に記載のマガジン型再生装
    置。
  36. 【請求項36】 前記押し引き要素が、押しノーズ(67)を備えているこ
    とを特徴とする請求項34又は35に記載のマガジン型再生装置。
  37. 【請求項37】 前記押し要素(56)が、押し手段(70)に結合してい
    ることを特徴とする請求項34から36のいずれか1項に記載のマガジン型再生
    装置。
  38. 【請求項38】 前記押し要素(56)が、当該押し要素(56)の動きを
    検知するためのセンサ(71)を備えていることを特徴とする請求項34から3
    7のいずれか1項に記載のマガジン型再生装置。
  39. 【請求項39】 前記押し要素(56)が、前記コンテナ(1)の要素(2
    、5、6)への接触を検知するためのセンサ(69)を備えていることを特徴と
    する請求項34から38のいずれか1項に記載のマガジン型再生装置。
  40. 【請求項40】 前記方向決定リブ(53)及び引きノーズ(113)が、
    コンテナ(1)の方向決定溝(15)に及んでいることを特徴とする請求項31
    から39のいずれか1項に記載のマガジン型再生装置。
  41. 【請求項41】 前記トレイ受け部(47)が、垂直方向のトレイ位置を調
    整するための案内スロット(48)を備えていることを特徴とする請求項31か
    ら40のいずれか1項に記載のマガジン型再生装置。
  42. 【請求項42】 前記トレイ受け部(47)が、ディスク動作位置から離れ
    た位置においてトレイ(5)を保持するためのトレイ保持部(95、97)を備
    えていることを特徴とする請求項31から41のいずれか1項に記載のマガジン
    型再生装置。
  43. 【請求項43】 前記トレイ受け部(47)が、トレイ(5)の位置からデ
    ィスク(25)を解放するためのディスク解放ピン(95)を備えていることを
    特徴とする請求項31から42のいずれか1項に記載のマガジン型再生装置。
  44. 【請求項44】 前記トレイ受け部(47)が、ディスク解放ピン(95)
    を作動させるためのディスク解放リング(96)を備えていることを特徴とする
    請求項31から43のいずれか1項に記載のマガジン型再生装置。
  45. 【請求項45】 第2のスライダ手段(55)及び第2の光ピックアップ手
    段(40)を備えており、該第2のスライダ手段は該光ピックアップ手段へトレ
    イ(5)を移動させる又は該光ピックアップ手段からトレイを取外すために設け
    られていることを特徴とする請求項31から44のいずれか1項に記載のマガジ
    ン型再生装置。
  46. 【請求項46】 前記コンテナ(1)の識別領域(11)から読み取り又は
    該識別領域(11)へ書込みするための手段を備えていることを特徴とする請求
    項31から45のいずれか1項に記載のマガジン型再生装置。
  47. 【請求項47】 該読み出した情報を記憶及び保持するための手段(58)
    を備えていることを特徴とする請求項31から46のいずれか1項に記載のマガ
    ジン型再生装置。
  48. 【請求項48】 コンテナ(1)に対して固有の識別符号を生成し、割り当
    てる手段を備えていることを特徴とする請求項31から47のいずれか1項に記
    載のマガジン型再生装置。
  49. 【請求項49】 前記光ピックアップユニット(40)が、光ディスク(2
    5)の上部及び下部に同時にアクセスするための2つの光スキャナ(44)を備
    えていることを特徴とする請求項31から48のいずれか1項に記載のマガジン
    型再生装置。
  50. 【請求項50】 当該再生装置内に収容されているコンテナ(1)を見るこ
    とを可能にする透明な窓(54)を備えていることを特徴とする請求項31から
    49のいずれか1項に記載のマガジン型再生装置。
  51. 【請求項51】 前記押し要素(82)が、前記スライダ(55)と協働す
    るための第1の脚(83)と、前記トレイ(5)と協働するための第2の脚(8
    4、84´)とを備えており、該第2の脚(84、84´)が前記トレイ(5)
    の実質上の中央領域において前記トレイ(5)と接触するように配置されている
    ことを特徴とする請求項31から50のいずれか1項に記載のマガジン型再生装
    置。
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