JP2003522701A - 高速変動型フィーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、直列に並べられた複数の物体を連続的に選別し、供給してそれらの物体を特定の方向に向けるための変動型選別供給装置を提供する。装置は概ね円筒形の形状と内壁を有する中空受け入れ部材を含む。この受け入れ部材は雑多な方向を有する複数の物体を受け入れるための一端に隣接した取入口となっており、他端には正しい方向に向けられた物体を直列構成で連続的に送り出す取出口を設けている。この装置はさらに上記受け入れ部材と芯出しされた概ね円筒形の内部部材を有している。この内部部材は中空受け入れ部材から間隔を置いて配置され、正しい方向に向けられた物体を受け入れて連続的に送り出すための外壁を有している。この円筒形内部部材の上部部分は、中空受け入れ部材の内壁方向に傾斜している。内部部材と中空受け入れ部材の少なくとも１つはそれら物体を連続的に取出口から送り出すための供給方向で相互に対して回転し、また、詰まった物体を取り除くために所定の間隔で上記供給方向とは反対の方向で相互に回転する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 発明の分野 本発明は複数の物体を選別、供給するための方法及び装置に関するものであり
、 より具体的には、特定の方向に向いた菓子類を高速で並列構成で包装するために
連続的に選別、供給するための装置に関するものである。

【０００２】 関係する背景技術 多くの菓子類、スナック食品、及びその他の食品はいろいろな香り、あるいは
いろいろな色分けで同時に包装されることが多い。これらのグループは単一のイ
ンライン列、つまり一般的に先行技術で「スティックパック」と呼ばれる方式で
包装されることが多い。スティックパックで配置されたこうした菓子の一例はＳ
ｔａｒｂｕｒｓｔ（登録商標）フルーツ・キャンディである。他のタイプの菓子
類、特にチョコレートなどブロック状の形状を有するものもスティックパックで
包装される。

【０００３】 スティックパックを包装するための既存の技術は過剰な量の工場床面積と複雑
な装置を必要とする。もう１つの問題は、既存の装置で菓子類を選別する速度が
まったく遅いことである。加えて、菓子類がその装置内で詰まってしまうのを防
ぐために、その装置を物理的にモニタリングしなければならないことである。詰
まりが起きると、その装置の作動を停止して、オペレータはその詰まった菓子を
手作業で除かねばならない。これらの問題は菓子類製造包装工程を経済的に不満
足なものにしてしまう。

【０００４】 発明の概要 従って、本発明は詰まった菓子類を取り除くために人の介入を必要とせず、ず
っと小さなスペースで正しい方向に向けられた物体を高速で提供するための装置
と包装を提供するものである。

【０００５】 従って、本発明の目的は、デザインが単純で、多くのスペースを必要とせず、
そして高速で作動する高速選別供給装置を提供することである。

【０００６】 本発明の別の目的は、低コストの選別供給装置を提供することである。

【０００７】 本発明の別の目的は、特定の方向に向いた複数の物体を選別供給するための選
別供給装置を提供することである。

【０００８】 本発明の別の目的は、個々のレーンの異なった香りや色の複数の菓子類を１つ
のスティックパックに選別供給する選別供給装置を提供することである。

【０００９】 本発明のさらに別の目的は、同じ寸法の種々の物体を選別、供給するための選
別供給装置を提供することである。

【００１０】 本発明の１つの形態では、一列に、特定の方向に向けられて配置された複数の
物体を連続的に供給するための装置は、概ね円筒形の形状を有し、さらに内壁と
、一端に雑多な方向を向いた複数の物体を受け入れるための取入口と、他端に正
しい方向に向けられた複数の物体を一列で連続的に供給するための取出口とを有
する中空受け入れ部材を備えている。この装置はさらに、全体的に円筒形で、上
記中空受け入れ部材と芯出しされた内部部材を備えている。この内部部材は正し
い方向に向けられた物体を受け入れて連続的に送り出すのに適合したスペースを
形成するように上記中空受け入れ部材の内壁から間隔を置いて配置された外壁を
有している。円筒形内部部材の上部部分は上記中空部材の上記内壁の方向に傾斜
している。少なくとも、上記概ね円筒形の内部部材と中空受け入れ部材の１つは
上記取出口から物体を連続的に送り出すために供給方向で相互に対して回転する
。さらに、上記内部部材と受け入れ部材の少なくとも１つは、詰まった物体を取
り除くために所定の間隔で所定の期間、供給方向とは反対の方向で相互に対して
回転する。

【００１１】 本発明の別の形態では、複数の異なった物体を特定の方向で、そして並列に供
給するための装置は上に述べたようなフィーダを複数含んでおり、それらのフィ
ーダがそれぞれ１つのタイプの、正しい方向に向けられた物体を連続的に送り出
すようになっている。この形態による装置は複数の輸送コンベアを有しており、
それぞれ一端が上記フィーダの取出口の１つに配置され、特定のタイプの正しい
方向に向けられた物体を上記フィーダ装置の１つから引き離す方向に送るように
なっている。上記輸送コンベアは横方向に並べて配置され、スティックパックで
包装するための正しい方向に向けられた複数の物体を提供する。

【００１２】 本発明のさらに別の形態では、複数の物体を連続的に揃える方法は雑多な方向
に向いた複数の物体を概ね円筒形の中空受け入れ部材の内壁と全体的に円筒形の
内部部材の外壁の間に送り出すステップを有してなる。上記内部部材の外壁は正
しい方向に向けられた物体を受け入れるのに適したスペースを形成するために上
記中空受け入れ部材の内壁からは間隔を置いて配置されている。この方法は上記
内部部材と受け入れ部材の少なくとも１つを供給方法で相互に対して回転させ、
そして、上記受け入れ部材と内部部材の少なくとも１つを所定の間隔で、所定の
期間供給方向とは反対の方向で相互に回転させるステップを有してなる。

【００１３】 本発明の特徴の１つは、その装置が装置内で詰まってしまった菓子類を取り除
くことができる点である。これは選別装置の逆方向への回転、あるいは回転変動
によって達成され、これによって詰まった菓子類が緩み、選別できる位置に配置
できるようにする。その結果、オペレータはもはや詰まった菓子類を手作業で固
定させたりする必要はないし、それを行うために装置の作動を停止する必要もな
い。

【００１４】 上に述べた、そしてその他の本発明の目的と利点は、以下の添付図面と、その
説明からさらに明らかになるであろう。

【００１５】 本明細書に組み込まれ、その一部を形成する添付の図面は、本発明の種々の実
施形態を示しており、上に述べた本発明の全体的説明、及び以下の詳細な説明と
合わせて、本発明の原理の説明のためのものである。

【００１６】 実施形態の詳細な説明 図１〜５で、本発明による１つの例示的な供給選別装置２が示されており、そ
れぞれ対応する円錐形アセンブリ６を含む開口部を有するシリンダー４ａが長方
形に配列された円錐形ブロック４が設けられている。各円錐形アセンブリ６は対
応するシリンダー４ａ内で回転して、各シリンダー上に配置された供給ホッパー
１０から雑多な方向で受け取られた菓子類を一定の、ゆっくりした速度で選別、
供給する。図示されているシリンダーは上記円錐形ブロックと芯だしされている
が、本発明はこうした構成だけに限定されるものではない。

【００１７】 各円錐形アセンブリ６はそれぞれほぼ同じ直径を有する円錐体８とスペーサ１
２、及びベース１４を有している。円錐体８、スペーサ１２、ベース１４は円錐
形キャップ２５ａと六角頭ボルト２５ｂで固定されている。ベース１４は円錐体
８及びスペーサ１２よりやや小さな直径を有しており、スペーサ１２の底面に形
成された凹部１２ａに圧着される。複数のブラシ３２の端部は円錐体８の底部に
固定されており、スペーサ１２に見られる対応する溝１２ｂと、そして円錐形ベ
ース１４の上部部分に設けられた対応する溝１４ｂ内部にはめ込まれる。

【００１８】 ベース１４の周りと溝１４ａのすぐ下側にガイド・アーム１３ａを有する円錐
リング１３が巻かれている。円錐リング１３は円錐形アセンブリが回転するのに
対して円筒形開口部内で固定されたままであるので、回転する円錐形アセンブリ
から送り出される菓子類は円錐形ブロックの底部のシリンダーの底面に設けられ
た取出口から誘導される。

【００１９】 ４つの凹型ボルト１５ａによって、真空ディスク１５がベース１４に固定され
ており、空気が通り抜けるための複数の穴１５ｂを含んでいる。作動中、真空ポ
ンプ（図示せず）が円錐形ブロックの開放端部から上記空気抜き穴を通じて下方
に空気を引き出すので、上記円錐形アセンブリの上部からシリンダー４ａを通じ
て底部に菓子類が誘導される。この空気の流れはそこに存在している小片を取り
除くことでシリンダーの清掃にも役立つ。

【００２０】 円錐体８、スペーサ１２、及びベース１４は円錐形シャフト２５上に配置され
ている。この円錐形シャフト２５は滑らかな回転と作動を可能にするためのベア
リング１６及び２８と、ベアリング・スペーサ２６を備えている。このアセンブ
リ全体はロック座金２６ａとロック・ナット２６ｂにハウジング１７に固定され
ている。座金２４ａとボルト２４ｂによって各シャフトの底部に固定されたタイ
ミング・プーリー２４は、モーター３８によって駆動されるタイミング・ベルト
２４ｃを受け入れる。

【００２１】 菓子類は上記シリンダー内で回転する円錐形アセンブリの作用によって高速で
選別される。この回転で、物体が最終的には以下のような方法でスティックパッ
ク構成にするために特定の正しい方向に向けられる。雑多な方向に向いた物体は
シリンダーの取入口内に送り込まれ、円錐形アセンブリの上部部分から円錐形ア
センブリとシリンダーの間のスペースに落ち込む。このスペースは正しい方向に
向けられた菓子を受け取れるようになっており、上記菓子の幅よりすこし大きい
。これらの菓子類はシリンダー底部内に下降を続ける間、シリンダーの周りでブ
ラシ３２と触れ合う。菓子がシリンダーの底部に最終的に着くと、それらは取出
口から送り出すために特定の位置構成で配置される。この箇所で、ブラシはそれ
らの菓子をシリンダー底部から取出口を通じて外に送り出す。

【００２２】 菓子類の方向揃えに役立つ回転動作が上記円錐形アセンブリあるいはシリンダ
ーの少なくとも１つを相互に対して回転させることによって達成されることは、
当業者には理解できるであろう。

【００２３】 従って、ホッパーから送られる雑多な方向に向いた物体がそれぞれのシリンダ
ーの底部に着くまでの間に、それらは正しい方向に向けられ、各シリンダーの下
部に接して配置されている取出口でそのシリンダーの底部から並んで送り出され
る。

【００２４】 各取出口の近くに、選別され、正しい方向に向いて並べられた物体を円錐形ブ
ロックから引き離す方向に輸送する輸送レーン３４の開始部分がある。最初に、
物体は上記取出口から送り出されて、シリンダー内部での円錐形アセンブリの回
転によってブラシ３２で上記輸送レーン３４上に送り込まれる。しかしながら、
物体が輸送レーンに入ると、すべての輸送レーンの下側に配置された共通コンベ
ア３６が各レーンに対する底部サポートとして機能すると同時に、その動きを伝
えて、各レーンを通じて物体を最終的には包装機器まで駆動する。

【００２５】 輸送レーン３４は、図に示すように円錐形ブロックから相互に平行に、一定の
角度を持って延びるようにすることもできる。その場合、すべてのレーンは円錐
形ブロックに対して平行な方向に向けることができ、従って、個々の物体は、（
例えばスティックパックなど）、平行な位置関係で圧縮された形のグループを形
成するための装置に送り込むことができる。

【００２６】 タイミング・ベルトが、上記円錐形アセンブリの下部に配置されているタイミ
ング・プーリーのすべてを包んでおり、またモーターに取り付けられたプーリー
を包んでいる。しかしながら、当業者であれば、円錐ブロックのシリンダー内で
上記円錐形アセンブリを回転させるための他の方法も利用できることは容易に理
解できるであろう。例えば、各円錐形アセンブリを１つのモータで回転させるこ
ともできるし、複数の円錐形アセンブリを１つのモータで作動させるように歯車
やベルトで連動させてもよい。

【００２７】 輸送コンベア３６の動きは別個のモータ４０によって達成される。コンベアは
種々のプーリーとテンショナーの間を曲がりくねって動き、ベルトが輸送レーン
内に置かれた菓子類を支承、輸送するのに十分な張力を持つようにしている。

【００２８】 動作中、一定の回数で、ホッパーから供給される菓子類は上記円錐体の下部あ
るいは円錐形アセンブリとシリンダー壁の間にくっついてしまう。シリンダー内
でこれらくっついた菓子類の位置を再調整するために、装置の相対的回転を１つ
の方向の回転と反対の方向への回転の間で、所定の間隔で所定の期間、逆転、あ
るいは切り換える。回転を逆転させるとくっついた菓子が別の方向に向けられ、
それによって選別と装置からの送り出しがより簡単になる。

【００２９】 逆回転させるための時間的間隔と期間は選別される特定の物体による。これら
の時間は通常は試行錯誤を通じて決められる。

【００３０】 しかしながら、逆回転させる時間的間隔とそれに関連した期間は、菓子類が円
錐形アセンブリと円錐形ブロックの間で詰まっているかどうかを調べるために、
円筒形開口部あるいは取出口内部の電子的あるいは機械的センサーを配置するこ
とによっても決めることができる。

【００３１】 例えば、センサーが詰まった状態が存在していることを示した場合、駆動モー
タはそのセンサーが詰まった状態がもはや存在しないことを示すまで一定期間回
転方向を逆転させるように信号を送る。詰まった状態が存在しないことが示され
た時点で、再び供給方向への回転が再開される。

【００３２】 各円錐形アセンブリ及び／又はシリンダーは前にも述べたように、センサーに
よって詰まり状態が検出されたら個別に逆転させることが可能なように、個別の
駆動モータを備えていてもよい。その方法では、一連のフィーダ全部ではなく、
個々のフィーダが逆転することになる。

【００３３】 本発明は、コスト効率を高めるために、１つのモータにすべてのフィーダ１６
がモータに接続された状態で示されている。従って、選別、供給される菓子類の
ために所定の間隔と期間逆転させることで、すべての円錐形アセンブリ１６が停
止され、同じ時点で同じ期限逆転される。

【００３４】 １６−フィーダ構成はそれぞれ、１６、８、４及び２個の菓子で構成される１
、２、４あるいは８個のスティックパックを形成することができる。

【００３５】 従って、本発明による装置と方法を用いて、異なった香り、あるいは色の特定
のタイプの菓子を選別して平行な位置関係でまとめて１つのスティックパックに
組み合わせることができる。

【００３６】 なお、当業者であれば、本発明の教示を異なったサイズと形状を有する物体、
及び機械のナットなど非食品物体の混合、圧縮するのにも利用できることは容易
に理解できるであろう。

【００３７】 本発明を種々の実施形態で図示し、さらにそれらの実施形態について詳細に説
明したが、いかなる意味でも添付の特許請求の範囲をそれら具体的事例に限定す
ることは意図していない。さらなる利点及び修正も当業者には容易に想起される
であろう。従って、本発明はその広い形態においては上に述べた具体的詳細、代
表的な装置と方法、そして実施例に限定されるものではない。従って、出願者の
一般的創作的概念の精神や範囲から逸脱せずにそうした詳細な具体例の変更は可
能であろう。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明による、異なった香り／色の複数の菓子類を選別するための供給選別装
置の斜視図

【図２】 図１に示す供給選別装置の平面図

【図３】 図１に示す供給選別装置の側面図

【図４】 本発明による、１つの香り／色の菓子を選別するための個別供給選別装置の側
面断面図

【図５】 本発明による供給選別装置の内部のかみあいを示す展開図

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ， ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 レナート，デニス アメリカ合衆国 テキサス州 76705 ウ ェイコー テイラー オークス 624 (72)発明者 ブラック，ジョニー アメリカ合衆国 テキサス州 76705 ウ ェイコー ラドル ロード 781 (72)発明者 ブリンカーハフ，テリー アメリカ合衆国 テキサス州 76712 ウ ェイコー パイオニア ドライヴ 9500 Ｆターム(参考） 3F080 AA01 BA01 BB01 BF17 CC04 CC28 CE01 DA17

Claims (19)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 特定の方向を向いて直列に配置された複数の物体を連続的に
   選別し、供給するための装置であって、 ａ： 概ね円筒形の形状と内壁を有する中空受け入れ部材であって、雑多な方
   向を向いた複数の物体を受け入れるために一端に近い位置に設けられた取入口と
   、直列に配置され正しい方向に向けられた物体を連続的に送り出すための取出口
   とを有するほぼ閉鎖された端部を有する部材、および ｂ： 前記中空受け入れ部材内で芯出しされた概ね円筒形の内部部材であって
   、前記中空受け入れ部材の前記内壁から間隔を置いて配置された、正しい方向に
   向けられた物体を受け入れて連続的に供給するために適合された間隔を規定する
   ために外壁を有する部材、 を備え、 前記外壁の上部部分が前記中空受け入れ部材の前記内壁に向けて傾斜しており
   、前記内部部材と前記中空部材の少なくとも１つが供給方向で相互に対して回転
   し、前記物体を前記取出口から連続的に送り出し、さらに前記概ね円筒形の部材
   及び前記中空受け入れ部材が所定の間隔で前記供給方向に対して反対方向にも回
   転することを特徴とする装置。
2. 【請求項２】 前記内部部材および前記中空受け入れ部材の内の少なくとも
   １つが、物体が前記供給装置内で詰まった場合に、前記供給方向とは反対の方向
   に相互に対して回転することを特徴とする請求項１記載の装置。
3. 【請求項３】 前記内部部材および前記中空受け入れ部材の内の少なくとも
   １つが、前記所定の間隔で所定の期間だけ前記供給方向とは反対の方向で相互に
   対して回転することを特徴とする請求項１記載の装置。
4. 【請求項４】 前記内部部材および前記中空受け入れ部材の内の少なくとも
   １つが、物体が前記供給装置内で詰まった場合に、前記供給方向とは反対の方向
   に相互に対して回転することを特徴とする請求項３記載の装置。
5. 【請求項５】 前記内部円筒形部材の前記外壁上に配置されたスウィープ部
   材をさらに備えることを特徴とする請求項１記載の装置。
6. 【請求項６】 複数の穴がその上に設けられた円板であって、前記中空受け
   入れ部材の前記取入口から該円板を介して空気が流れるようにするために前記受
   け入れ部材および前記円筒形内部部材の下側に配置された円板をさらに備えるこ
   とを特徴とする請求項１記載の装置。
7. 【請求項７】 正しい方向に向けられた物体を前記フィーダから引き離すよ
   うに前記受け入れ部材の取出口のところに配置された輸送コンベアをさらに備え
   ることを特徴とする請求項１記載の装置。
8. 【請求項８】 前記受け入れ部材あるいは内側部材に取り付けられ、前記フ
   ィーダが前記供給装置を回転させるためのモータによって駆動されるタイミング
   ・ベルトを介して複数のフィーダとリンクされるようにするタイミング・プーリ
   ーをさらに備えることを特徴とする請求項１記載の装置。
9. 【請求項９】 特定の方向に向けられ、並列に配置された複数の物体を供給
   するための装置であって、 ａ： 直列に配置され正しい方向に向けられた物体を連続的に選別し、供給す
   るための複数のフィーダであって、各フィーダが、 １： 概ね円筒形の形状と内壁を有する中空受け入れ部材で、雑多な方向を
   向いた複数の物体を受け入れるために一端に近い位置に設けられた取入口と、直
   列に配置され、正しい方向に向けられた物体を連続的に供給する取出口とを有す
   るほぼ閉鎖された端部とを有する部材、および ２： 前記中空受け入れ部材内で芯出しされた概ね円筒形の内部部材であっ
   て、前記中空受け入れ部材の前記内壁から間隔を置いて配置され、正しい方向に
   向けられた物体を受け入れて連続的に供給するために間隔を決めるために外壁を
   有し、前記外壁の上部部分が前記中空受け入れ部材の前記内壁に向けて傾斜して
   おり、前記内部部材および前記中空部材の内の少なくとも１つが供給方向で相互
   に対して回転し、前記物体を前記取出口から連続的に送り出し、さらに前記内部
   部材及び前記中空受け入れ部材が所定の間隔で前記供給方向に対して反対方向に
   も回転させる部材、 を備える複数のフィーダと、 ｂ： 前記フィーダの前記取出口の各々に配置され、特定の前記供給装置から
   正しい方向に向けられた物体を引き離すための端部を有する複数の輸送コンベア
   とを備え、 前記輸送コンベアが、並列に配置され、正しい方向に向けられた複数の物体を
   提供するために相互に横方向に並べて配置されていることを特徴とする装置。
10. 【請求項１０】 前記内部部材および対応する前記中空受け入れ部材の内の
    少なくとも１つが、前記所定の間隔で、所定の期間前に記供給方向とは反対の方
    向に相互に対して回転させられることを特徴とする請求項９記載の装置。
11. 【請求項１１】 前記各内部部材の前記外壁上に配置されたスウィープ部材
    をさらに備えることを特徴とする請求項９記載の装置。
12. 【請求項１２】 複数の穴がその上に設けられた円板であって、前記中空受
    け入れ部材の前記取入口から該円板を介して空気が流れるようにするために前記
    受け入れ部材および対応する前記円筒形の内部部材の下側に配置された円板をさ
    らに備えることを特徴とする請求項９記載の装置。
13. 【請求項１３】 前記受け入れ部材あるいは内側部材に取り付けられ、前記
    フィーダが前記供給装置を回転させるためのモータによって駆動されるタイミン
    グ・ベルトを介して複数のフィーダとリンクされるようにするタイミング・プー
    リーをさらに備えることを特徴とする請求項９記載の装置。
14. 【請求項１４】 直列に配置された複数の物体を連続的に選別し、供給し、
    選別された時に前記物体が特定の方向を向くようにする方法であって、 ａ： 概ね円筒形の形状を有する中空受け入れ部材の内壁と、正しい方向に向
    けられた物体を受け入れるために適合された間隔を規定するように前記中空受け
    入れ部材の前記内壁から間隔を置いて配置され、前記中空受け入れ部材に芯出し
    された概ね円筒形の内部部材の外壁との間で、雑多な方向に向いた物体を供給装
    置に受け入れるステップと、 ｂ： 前記中空受け入れ部材の底部から物体を選別し、供給するために、前記
    内部部材と前記受け入れ部材の少なくとも１つを相互に対して供給方向に回転さ
    せるステップと、 ｃ： 所定の間隔で、前記内部部材と前記受け入れ部材の少なくとも１つを、
    前記供給方向とは反対の方向に回転させるステップと、 を有してなることを特徴とする方法。
15. 【請求項１５】 前記回転ステップ中に、物体が前記フィーダ内で詰まった
    場合、前記受け入れ部材と前記内部部材の少なくとも１つが前記供給方向とは反
    対の方向で相互に対して回転されることを特徴とする請求項１４記載の方法。
16. 【請求項１６】 前記内部部材と前記中空受け入れ部材の少なくとも１つが
    所定の間隔で、所定の期間に、前記供給方向とは反対の方向で相互に対して回転
    させられることを特徴とする請求項１４記載の方法。
17. 【請求項１７】 前記円筒形の内部部材が該内部円筒形部材の前記外壁上に
    配置されたスウィープ部材を備えることを特徴とする請求項１４記載の方法。
18. 【請求項１８】 複数の穴がその上に設けられた円板であって、前記中空受
    け入れ部材の前記取入口から該円板を介して空気が流れるようにするために前記
    受け入れ部材および前記内部部材の下側に配置された円板をさらに備える請求項
    １４記載の方法。
19. 【請求項１９】 さらに、正しい方向に向けられた物体を前記フィーダから
    引き離すための、前記受け入れ部材の取出口に配置された輸送コンベアで前記フ
    ィーダから選別された物体を引き離すステップをさらに有してなることを特徴と
    する請求項１４記載の方法。