JP3468444B2 - 割箸の整列搬送装置 - Google Patents

割箸の整列搬送装置

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JP3468444B2 JP16821096A JP16821096A JP3468444B2 JP 3468444 B2 JP3468444 B2 JP 3468444B2 JP 16821096 A JP16821096 A JP 16821096A JP 16821096 A JP16821096 A JP 16821096A JP 3468444 B2 JP3468444 B2 JP 3468444B2
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泰孝 菅
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茨木精機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、多数の割箸を平行
かつ直列状態で包装するために、無造作な状態の割箸を
平行状に整えて包装機に供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭58−48248号公報には、ホ
ッパー内に無造作に格納されているアイスクリームスプ
ーンを、バケットコンベヤのような、ベルト表面の平行
状の爪で次々と引っかけて取り出す装置が示され、一方
実公昭49−34451号公報には、図6に示すよう
に、ガイド5に積み重ねたアイスクリームスプーン6
を、ロータ7の表面の平行状の爪8で掻き出す装置を開
示している。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】前記装置に共通するこ
とは、静止状態のアイスクリームスプーンを、高速回転
するベルトまたはロータで掻き出すものであるため、ス
プーンとベルトまたはロータとの間にはかなりのスピー
ドの差があり、このためベルトまたはロータの回転数を
無制限に上げることができず、1秒間に3本程度のスプ
ーンを拾うのが限界である。
【0004】特に図6において、多数のスプーンを格納
したホッパー8のくびれ部分9では、スプーンがひしめ
き合うので、外部からの例えば振動のような力の干渉
で、このひしめき合いを崩してスプーンをガイド5に誘
導しなければならず、このため包装能率には低レベルで
の限界がある。
【0005】しかも、スプーンとは異なり割箸は、両端
に太さの差があり、また形状もスプーンよりも細く長い
から、その縺れの度合いは必然的に大きい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、秒間当りの包
装能率を上げることを目的としたもので、外側に向けて
仕切り部材を等間隔で設けたエンドレス連係体と、前記
エンドレス連係体を支えるホイルを駆動し前記各仕切り
部材をエンドレス連係体と同体で水平軌道に沿って移動
させる原動機と、前記エンドレス連係体の水平軌道の上
域で且つ該エンドレス連係体の進行方向に向け直列に設
けた複数のホッパーと、前記各ホッパーに格納した多数
の割箸に加わる衝撃で各割箸のひしめきを崩し且つ前記
各仕切り部材の移動に調子を合わせ前記各ホッパーから
各仕切り部材の間に割箸を一膳づつ抜け落ちなく放出す
る供給手段と、前記エンドレス連係体末端における仕切
り部材のUターン部分から下方向に向けて設けた割箸の
滑り板と、前記滑り板を滑落しようとする各割箸を等間
隔で支える可変ストッパーを当該滑り板に沿って移動さ
せる回転コンベヤとにより構成する。
【0007】等間隔で多数の仕切り部材を設けたエンド
レス連係体は一方向に移動し、このエンドレス連係体の
移動に調子を合わせ、複数のホッパーは各仕切り部材の
間に割箸を一膳づつ抜け落ちなく放出する。
【0008】各仕切り部材の間に放出され且つ搬送され
る割箸は、前記エンドレス連係体の末端で各仕切り部材
がUターンすると同時に滑り板の上に解放されて滑り板
を滑落しようとするが、この滑り板に対向する回転コン
ベヤに等間隔に設けた可変ストッパーに受け止められ、
該可変ストッパーと一体に滑り板に沿って移送される。
【0009】各ホッパーから放出される時間当りの割箸
の数は、それ以上どうしても増やすことができない限界
があるが、エンドレス連係体の移動方向に向けて複数の
ホッパーを直列で、しかもこれらホッパーを、各仕切り
部材の間に割箸を一膳づつ抜け落ちなく放出できるよう
な配置で設けたから、ホッパーの設置数だけ割箸の包装
能率をアップできる。
【0010】
【実施例】帯状のベルトまたはチェン等によって形成し
たエンドレス連係体10は、その外側の面に多数の仕切
り部材11を等間隔に設け、面積の制約上図においては
片方のホイル12のみしか図示していないが、前記エン
ドレス連係体10を2個のホイルでもって水平状に支持
している。
【0011】電動モータにより形成した原動機13の軸
14と、前記ホイル12の軸15とをチエン16を介し
て連係しているので、前記原動機13の駆動力でホイル
12を逆時計方向に回転すると、各仕切り部材11はエ
ンドレス連係体10と一体に移動を始める。
【0012】エンドレス連係体10の上部に直列に設け
た複数のホッパーのうち、第1のホッパー17は、その
役割分担1の符号間隔で、また第2ホッパー18は同じ
く役割分担2の符号間隔でそれぞれ割箸19を放出する
ので、各仕切り部材11の間に割箸19を一膳づつ抜け
落ちなく供給できる。なお3基のホッパーを使用する場
合も図1に習い、エンドレス連係体10のスピード、
まり各仕切り部材11の通過間隔に合せて各ホッパーか
らの放出タイミングを合せる。結果としてホッパーの設
置数だけエンドレス連係体のスピードはアップし、割箸
の搬送能率は向上する。
【0013】図2に示すように、前記各ホッパー17に
おける割箸格納部には2枚のシュート21,22により
V字形の底面を形成し、偏心カム23の回転で一側のシ
ュート21を、その傾斜方向に沿って往復動させ、上部
に乱雑に積み重なった割箸19を整合する。
【0014】また、前記シュート21と対向するよう
に、蝶板24を軸として回転可能な揺動板25を設け、
片26に加わる動力で、該揺動板25の下端の天井案内
板を、前記シュート21の動きとは反する方向に往復動
させ、割箸の整合効果をアップさせる。
【0015】シュート21の一部を欠除し、該シュート
と面一でその欠除部分に設置したコンベヤベルト27
は、その回転により割箸19の下降を助成する。該コン
ベヤベルト27の上部に割箸の通過間隙を余した状態で
設けた星車28は、軸29の動力で逆時計方向に回転
し、ひしめく割箸19を解きほぐし、コンベヤベルト2
7と、その上部の天井案内板30との間の出口通路31
での割箸の通過を助ける。
【0016】前記星車の駆動軸29に回転自在に支持し
たV字形の第1可動ストッパー32及び、コンベヤベル
ト27の支持ホイルの軸33に回転自在に支持した第2
可動ストッパー34は、それぞれリンク35,36の押
し引きによって、出口通路31において割箸19の動き
を制御する。
【0017】軸37の駆動力で回転するカム38で、軸
39を支点とするレバー40は押され、スプリング41
の反力は、前記レバー40を引き戻す作用を繰り返す
が、図3のごとく、第1可動ストッパー32が後続の割
箸をプレート42上に押えているとき、第2可動ストッ
パー34は先頭の割箸19を解放し、図4のごとく第2
可動ストッパー34がベルト27上に突き出るとき、第
1可動ストッパー32は先頭の割箸の通過を許容するの
で、割箸は一定の時間間隔で送り出される。
【0018】前記両可動ストッパー32、34は、図1
における原動機13の動力によって動かされ、エンドレ
ス連係体11の送りピッチと密接な関係が保たれてい
る。つまり、図1のようにエンドレス連係体10に対し
2基のホッパー17、18を設置した場合は、可動スト
ツパー34は、仕切り部材11の間の間隙を1つ飛びご
とに作動し、仮に3基のホッパーを設置した場合は、同
間隙を2つ飛びごとに作動する。
【0019】図1及び図5に示すように、エンドレス連
係体10の末端で各仕切り部材11がUターンする部分
から下方向に向け滑り板45を設け、割箸19を滑落さ
せるようにしているが、該滑り板45に対向する回転コ
ンベヤ46に多数の可変ストッパー47を等間隔に設け
ている。
【0020】エンドレス連係体の支持ホイルの軸15に
固定した歯車48に対し、回転コンベヤ46のホイル軸
49に固定した歯車50を噛み合わせ、エンドレス連係
体10よりも回転コンベヤ46をやや減速させ、仕切り
部材11よりも各可変ストッパー47のピッチを小さく
するので、可変ストッパー47に受け止められて下降す
る割箸は、爪車51の週面に形成した溝の中に次々と送
られ、爪車51と同心円のガイドプレート52に沿って
運ばれた後、包装フイルムの間に直列かつ平行状に収容
される。
【0021】原動機13の軸14に固定した円板55の
周縁に添い設けるパルス発生器56は、仕切り部材11
のピツチと同ピツチで前記円板に形成した欠除部57の
影響で制御器58にパルス信号を発信する。
【0022】エンドレス連係体10の水平軌道で、投光
器59から光り信号を受けるセンサー60は、移送中の
割箸19aのイメージをイメージ比較手段である装置6
1に入力するが、発信器56からパルス信号が装置61
に送られている時間ごとに、記憶装置62に格納されて
いるイメージデータと比較され、例えば図のごとく割箸
19aが横立ちしたり、または抜け落ちたりしている場
合は、両対比イメージに相違が生じるので、制御器58
からの信号63で原動機13を停止し、包装不良を未然
に防止する。
【0023】滑り板45はベルトのような回転するもの
を含めて滑り板と定義する。また図5のごとくエンドレ
ス連係体10のUターン部で割箸19が遠心力の影響わ
受けないように、割箸19の両端に例えばチエン65の
ような重しを作用させるのが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 側面図
【図2】 ホッパーの断面図
【図3】 前記ホッパーの装備部品の作動図
【図4】 同ホッパーの装備部品の作動図
【図5】 エンドレス連係体の末端部における正面図
【図6】 従来例の説明図
【符号の説明】
10…‥エンドレス連係体 11…‥仕切り部材 13
…‥原動機 17.18ホッパー 19…‥割箸 21
…‥シュート 27…‥コンベヤベルト 28…‥星車
30…‥天井案内板 31…‥出口通路 32…‥第
1可動ストッパー 34…‥第2可動ストッパー 45
…‥滑り板 46…‥回転コンベヤ 47…‥可変スト
ッパー 56…‥パルス発生器 58…‥制御器 60
…‥センサー 61…‥比較装置 62…‥記憶装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装機に対して多数の割箸を並列等間隔
    で供給する手段であつて、外側に向けて仕切り部材を等
    間隔で設けたエンドレス連係体と、前記エンドレス連係
    体を支えるホイルを駆動し前記各仕切り部材をエンドレ
    ス連係体と同体で水平軌道に沿って移動させる原動機
    と、前記エンドレス連係体の水平軌道の上域で且つ該エ
    ンドレス連係体の進行方向に向け直列に設けた複数の
    ッパーと、前記各ホッパーに格納した多数の割箸に加わ
    る衝撃で各割箸のひしめきを崩し且つ前記各仕切り部材
    の移動に調子を合せ前記各ホッパーから各仕切り部材の
    間に割箸を一膳つづ抜け落ちなく放出する供給手段と、
    前記エンドレス連係体末端における仕切り部材のUター
    ン部分から下方向に向けて設けた割箸の滑り板と、前記
    滑り板を滑落しようとする各割箸を等間隔で支える可変
    ストツパーを当該滑り板に沿って移動させる回転コンベ
    ヤとにより構成する割箸の整列装置。
  2. 【請求項2】 各仕切り部材の移動に調子を合せ各ホッ
    パーから各仕切り部材の間に割箸を一膳つづ抜け落ちな
    く放出する供給手段を、各ホッパーの割箸格納部におい
    て、その底面を形成する斜めシュートをその傾斜方向に
    沿って往復動させる一方、前記シュートの上に配置した
    天井案内板との間に割箸一膳が通過可能な斜めの出口通
    路を形成すると共に、この出口通路の領域内に前後して
    2個の動可動ストッパーを設け、一方の可動ストツパー
    が割箸の通行を規制しているとき、他方の可動ストッパ
    ーは割箸の通行規制を解除するように、両ストッパーの
    交互作用で仕切り部材の移動と同期的に割箸を放出する
    手段によって構成した請求項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 各仕切り部材の移動に調子を合せ各ホッ
    パーから各仕切り部材間に割り箸を一膳づつ抜け落ちな
    く放出する手段を、各ホッパーの格納部において、その
    底面の斜めシュートの面と面一にコンベヤベルトを、該
    コンベヤベルトの面が割箸の滑落を助ける方向に回転す
    るように設置すると共に、該コンベヤベルトの上部に割
    箸の通過間隙を余した状態に星車を設置し、前記ベルト
    コンベヤの回転に逆らう方向に該星車を回転させる手段
    と、前記星車の斜め後方に2個の可動ストッパーを前後
    して設け、一方の可動ストツパーが割箸の通行を規制し
    ているとき、他方の可動ストッパーは割箸の通行規制を
    解除するように、両ストッパーの交互作用で仕切り部材
    の移動と同期的に割箸を放出する手段及び、前記斜めシ
    ュートをその傾斜方向に往復動させる手段とにより構成
    する請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】エンドレス連係体によって運搬される各割
    り箸のイメージをセンサーで拾って制御器に入力し且つ
    該制御器に格納されている記憶データと対比するイメー
    ジ比較装置と、前記エンドレス連係体の原動機の軸に設
    けたパルス発生器で割り箸の搬送ピツチを割り出し且つ
    前記制御器に入力する照合設定手段と、前記パルス発生
    器によつて割り出した間歇的な照合時間のたびに、前記
    センサーによる検出イメージと記憶データの保管イメー
    ジとの間に相違が生じたとき、制御器から前記原動機に
    制御信号を発信する手段とを設けた請求項1又は2又は
    に記載の搬送装置。
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